JP2013150297A - 無線通信システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】デジタル音声信号を第1の周波数で無線送信する第1の親局と、受信したデジタル音声信号を第1のアナログ音声信号に変換する第1の子局とを有する第1の無線通信システムと、第2のアナログ音声信号を第2の周波数で無線送信する第2の親局と、受信した第2のアナログ音声信号を音声出力する第2の子局とを有する第2の無線通信システムにおいて、第1の子局は、第2の親局と接続され、第1の親局から受信したデジタル音声信号を第1のアナログ音声信号に変換して第2の親局へ送信し、第2の親局は、受信した第1のアナログ音声信号を第2の子局へ無線送信し、第2の子局は、受信した第1のアナログ音声信号を音声出力するように構成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、上述したような従来の課題を解決するために為されたもので、異なる無線通信システムを接続して、一方の無線通信システムからの放送を他方の無線通信システムにおいて放送することができる無線通信システム、例えば、緊急災害時等において、市町村防災同報無線通信システムで行われる緊急放送に連動して、該緊急放送の内容を、地域振興無線通信システムにおいて放送することのできる無線通信システムを提供することを目的とする。
デジタル音声信号を生成し該生成したデジタル音声信号を第1の周波数で無線送信する第1の親局と、前記デジタル音声信号を受信し、該受信したデジタル音声信号を第1のアナログ音声信号に変換する第1の子局とを有する第1の無線通信システムと、
第2のアナログ音声信号を生成し該生成した第2のアナログ音声信号を第2の周波数で無線送信する第2の親局と、前記第2のアナログ音声信号を受信し、該受信した第2のアナログ音声信号を音声出力する第2の子局とを有する第2の無線通信システムとを含む無線通信システムであって、
前記第1の子局は、前記第2の親局と接続され、前記第1の親局から前記デジタル音声信号を受信すると、該受信したデジタル音声信号を前記第1のアナログ音声信号に変換して前記第2の親局へ送信し、
前記第2の親局は、前記第1の子局から前記第1のアナログ音声信号を受信すると、該受信した第1のアナログ音声信号を前記第2の子局へ無線送信し、
前記第2の子局は、前記第2の親局から前記第1のアナログ音声信号を受信すると、該受信した第1のアナログ音声信号を音声出力することを特徴とする無線通信システム。
本発明の第1実施形態の無線通信システムについて、図1を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態における無線通信システムの構成を示す図であり、市町村防災同報無線通信システムと地域振興無線通信システムとが統合され、連動するように構成された無線通信システムの構成例を示す図である。図1において、図5の市町村防災同報無線通信システムや図7の地域振興無線通信システムに示した従来例と同じ構成には同符号を付しており、既に説明したものについては適宜説明を省略する。
図1の無線通信システムにおいて、市町村防災同報無線通信システム(同報系設備)の親局装置10に、市町村防災同報無線通信システムの複数の屋外拡声子局20が、60MHz帯のデジタル無線周波数信号により無線接続されている。このデジタル無線周波数信号の構成は、図6で示したとおりである。図1では、屋外拡声子局20は2つ図示しているが、1つ、又は3つ以上とすることも可能である。
図2に示すように、第1実施形態の屋外拡声子局20は、子局無線部23、子局制御部21、子局記憶部22、子局増幅部25、トランペットスピーカ26等の各構成部を備える。子局無線部23は、親局装置10との間でアンテナ24を介してデジタル音声信号やデジタル制御信号を無線送受信するもので、親局装置10から受信したデジタル音声信号やデジタル制御信号を復調し、また親局装置10へ送信するデジタル制御信号を変調する。なお、親局装置10から受信する信号のフォーマットは、例えば図6に示すフォーマットである。
また、子局記憶部22は、当該屋外拡声子局20を特定する識別子である自局アドレスを記憶するが、当該屋外拡声子局20が接続された放送卓30が含まれる地域振興無線通信システムに属する子局のアドレスを記憶しないよう構成することも可能である。後述の変形例の場合は、当該屋外拡声子局20が接続された放送卓30が含まれる地域振興無線通信システムに属する子局のアドレスを記憶しなくてもよい。
図3に示すように、第1実施形態の放送卓30は、音声入力を受け付けるマイク33、音声出力を行うスピーカ34、操作者からの操作や各種入力を受付け、また、各種情報を表示する操作表示部35、放送卓制御部31、放送卓記憶部32等の各構成部を備え、無線装置39に有線で接続されている。放送卓30と無線装置39とから、地域振興無線通信システムの親局が構成される。
したがって、例えば地域振興無線通信システム内において、グループアドレスcをグループアドレスc1とグループアドレスc2に分けるように変更がなされた場合には、アドレス変換テーブルの地域システムのアドレス欄におけるグループアドレスa,b,cを、グループアドレスa,b,c1,c2に変更すればよい。この変更は、保守員等が保守ツールを放送卓制御部31に接続して、放送卓制御部31を介して放送卓記憶部32を書き替えることにより行うことができる。また、操作表示部35から操作者が行うことができるよう構成してもよい。
このように、アドレス変換テーブルを設けることで、市町村防災同報無線通信システムのアドレスを変更せずに地域振興無線通信システム内にてアドレス編成を変更することができ、地域振興無線通信システム内におけるグループ変更等の自由度が向上し、使い勝手がよくなる。
なお、放送卓制御部31は、アドレス変換する前に、制御信号(a)28に含まれる市町村防災同報無線通信システム用のアドレスにより、制御信号(a)28に配下の子局のアドレスが含まれているか否かをアドレス変換テーブルに基づいて判定する処理を行うようにすることもできる。
また、放送卓制御部31は、放送卓30や無線装置39で発生した障害情報を、制御信号(a)28を用いて、屋外拡声子局20を介して親局装置10へ送信し、親局装置10は、その表示部に障害情報を表示する。
操作者が操作表示部35の呼出ボタンを押下すると、無線装置39の電源をオン状態にするオン信号を含む制御信号(b)38が、放送卓制御部31から無線装置39へ出力され、無線装置39を電源オン状態にする。さらに、操作者が操作表示部35の戸別受信機選択ボタンにより戸別受信機50を選択した後、通報ボタンを押下すると、無線装置39を通報状態にする通報オン信号を含む制御信号(b)38が、放送卓制御部31から無線装置39へ出力され、無線装置39を通報状態にする。無線装置39が通報状態になった旨の通報状態信号を含む制御信号(b)38が、無線装置39から放送卓制御部31へ入力されると、無線装置39が通報状態になった旨の通報状態表示が操作表示部35に表示される。通報状態表示がなされると、操作者は、マイク33から音声入力を行う。マイク33から入力された音声信号は、アナログ音声信号(b)37として、戸別受信機選択のためのアドレス情報が含まれる制御信号(b)38とともに、無線装置39へ送信され、無線装置39から戸別受信機50へ無線送信される。
地域振興無線通信システムの放送卓制御部31は、市町村防災同報無線通信システムの屋外拡声子局20から、制御信号(a)28を受信すると、制御信号(a)28を解析して、制御信号(a)28に含まれる市町村防災同報無線通信システム用のアドレスを抽出し、次に、該抽出した市町村防災同報無線通信システム用のアドレスが、放送卓記憶部32に記憶したアドレス変換テーブルに存在するか否か、つまり、配下の子局に該当するアドレスであるか否かを判定する処理を行う。なお、放送卓制御部31は、アドレス変換テーブルを用いて、地域振興無線通信システム用のアドレスへ変換し、該変換したアドレスに、配下の子局のアドレス信号が含まれるか否かを判定してもよい。
上記アドレス変換テーブルを用いて配下の子局のアドレスが含まれていないと判定した場合は、放送卓制御部31は、制御信号(b)38とアナログ音声信号(b)37を無線装置39へ送信しない。
このようにして、地域振興無線通信システムの基地局設備では、市町村防災同報無線通信システムにおいて例えば図6の信号フォーマットで通信された信号を、市町村防災同報無線通信システムから受信し、例えば図8に示す自身のシステム内の信号フォーマットに変換してアドレス情報と音声信号を送信し、戸別受信機50から音声出力される。
上述の実施形態では、アドレス情報を含む制御信号と屋外拡声子局で変換され生成されたアナログ音声信号の、放送卓への送信の可否を、屋外拡声子局で判断するようにしたが、変形例として、アドレス情報を含む制御信号とアナログ音声信号とを、常に屋外拡声子局から放送卓へ送信し、放送卓から無線装置を介して戸別受信機へ送信することの可否を、放送卓で判断するように構成することも可能である。
子局制御部21は、上記抽出した親局装置10からのアドレス情報が自局宛のものである場合は、すなわち、親局装置10から受信したアドレス情報が、自局の個別アドレスを指定するもの、又は自局を含むグループアドレスを指定するもの、又は一斉アドレスである場合は、子局無線部23で受信したデジタル音声信号をアナログ音声信号へ変換し、子局増幅部25でアナログ音声信号を増幅させ、トランペットスピーカ26から拡声放送させる。また、これと並行して、親局装置10から受信したアドレス情報を含む制御信号を、制御信号(a)28として、放送卓30へ送信する。同時に、子局制御部21で変換され生成されたアナログ音声信号は、アナログ音声信号(a)27として、放送卓30へ出力される。
しかし、制御信号(a)28が地域振興無線通信システムに属する子局のアドレスを含まない場合は、放送卓30は、屋外拡声子局20からのアナログ音声信号(a)27を受信しても、無線装置39を介して、地域振興無線通信システムの戸別受信機50に対しアナログ音声信号を送信することはなく、戸別受信機50が音声放送することはない。
なお、制御信号(a)28が地域振興無線通信システムに属する子局のアドレスを含まない場合にも、放送卓30が、制御信号(b)38とアナログ音声信号(b)37とを、無線装置39へ送信するよう構成してもよい。このようにしても、戸別受信機50は自己のアドレスと一致した場合のみ音声出力するよう構成されているので、戸別受信機50から音声出力されることはない。
この場合、放送卓制御部31は、子局20から信号を受信すると、その信号の中のアドレス情報と、アドレス変換テーブルとに基づいて、配下の子局が含まれるか否かを判定する。そして、放送卓制御部31は、配下の子局が含まれると判定した場合には、音声コーデックによりデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、上述した実施例と同様に、変換したアドレス情報とアナログ音声信号とを無線装置39によって子局50へ送信する。一方、放送卓制御部31は、配下の子局が含まれないと判定した場合には、送信処理は行わない。
この場合、放送卓30の放送卓制御部31は、屋外拡声子局20から制御信号(a)28とアナログ音声信号(a)27を受信すると自動的に、即ち配下の子局が存在するか否かの判定処理を行わずに、アナログ音声信号(b)37と制御信号(b)38として無線装置39に送信して、戸別受信機50に対する放送を行う。
(1)デジタル音声信号を親局から子局へ送信し、子局でデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換して音声で報知する市町村防災同報無線通信システムと、アナログ音声信号を親局から子局へ送信し、子局でアナログ音声信号を音声で報知する地域振興無線通信システムとを連動させる際に、市町村防災同報無線通信システムの子局で変換したアナログ音声信号を、地域振興無線通信システムの親局へ入力するようにしたので、簡易な構成かつ低コストで、市町村防災同報無線通信システムからの緊急放送等を、地域振興無線通信システムにおいて放送することができる。
(2)地域振興無線通信システムの親局でアナログ音声信号を生成中に、市町村防災同報無線通信システムの子局で変換したアナログ音声信号が、地域振興無線通信システムの親局へ入力されると、該入力された市町村防災同報無線通信システムからのアナログ音声信号を優先処理するので、地域振興無線通信システムで放送中に、市町村防災同報無線通信システムからの放送を割り込みさせて放送することができる。
(3)地域振興無線通信システムの親局が、市町村防災同報無線通信システムの子局から受信した市町村防災同報無線通信システムのアドレス情報を、地域振興無線通信システムのアドレス情報に変換する変換テーブルを備えているので、市町村防災同報無線通信システムから受信した音声信号の宛先である放送対象の子局を、地域振興無線通信システムの複数の子局の中から選択することが容易となる。
(4)アドレス信号を含む制御信号とアナログ音声信号とを、常に屋外拡声子局から放送卓へ送信し、放送卓から無線装置を介して戸別受信機へ送信することの可否を、放送卓で判断するように構成した場合は、地域振興無線通信システムの子局のアドレス情報を屋外拡声子局が持たない構成が可能となるので、屋外拡声子局を含む市町村防災同報無線通信システムを大きく改造することなく、地域振興無線通信システムの放送卓の改造により、市町村防災同報無線通信システムと地域振興無線通信システムとを連動させることが可能となる。
また、上述の第1実施形態では、市町村防災同報無線通信システムの屋外拡声子局と地域振興無線通信システムの親局(放送卓)とを接続したが、音声報知機能を持つ屋外拡声子局でなく、音声報知機能を持たない子局と、地域振興無線通信システムの親局とを接続するように構成することも可能である。
次に、本発明の第2実施形態の無線通信システムの構成について、図9を参照しながら説明する。図9は、第2実施形態における無線通信システムの構成を示す図であり、デジタル移動無線システムと図7の地域振興無線通信システム(図9では地域放送システムと称す。)とが統合され、連動するように構成された無線通信システムの構成例を示す図である。つまり、第1実施形態の市町村防災同報無線通信システムに代えて、デジタル移動無線システムを用いた例である。図9において、図1の第1実施形態に示した構成と同じ構成には同符号を付しており、既に説明したものについては適宜説明を省略する。
図9の無線通信システムにおいて、デジタル移動無線システムの移動系基地局63に、デジタル移動無線システムの移動系屋外拡声子局70が、260MHz帯のデジタル無線周波数信号により無線接続されている。このデジタル無線周波数信号の構成は、例えば図6で示した構成と同様に、同期信号とデータ信号で構成されてもよい。データ信号には、当該デジタル移動無線システムを特定するための識別子や、通報内容であるデジタル音声信号と、このデジタル音声信号の通報先を特定するための識別子としてのアドレス信号とが含まれる。アドレス信号には、子局を個別に特定する個別アドレス信号と、複数の子局から構成されるグループを特定するグループアドレス信号と、全ての子局を特定する一斉アドレス信号とがある。
デジタル移動無線システムと連動するときの地域放送システムの動作は、第1実施形態における市町村防災同報無線通信システムと連動するときの地域振興無線通信システムの動作と同様である。
(1)デジタル音声信号を親局から子局へ送信し、子局でデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換して音声で報知するデジタル移動無線システムと、アナログ音声信号を親局から子局へ送信し、子局でアナログ音声信号を音声で報知する地域放送システムとを連動させる際に、デジタル移動無線システムの子局で変換したアナログ音声信号を、地域放送システムの親局へ入力するようにしたので、簡易な構成かつ低コストで、デジタル移動無線システムからの緊急通報等の同報放送を、地域放送システムにおいて放送することができる。
(2)地域放送システムの親局でアナログ音声信号を生成中に、デジタル移動無線システムの子局で変換したアナログ音声信号が、地域放送システムの親局へ入力されると、該入力されたデジタル移動無線システムからのアナログ音声信号を優先処理するので、地域放送システムで放送中に、デジタル移動無線システムからの放送を割り込みさせて放送することができる。
(3)地域放送システムの親局が、デジタル移動無線システムの子局から受信したデジタル移動無線システムのアドレス情報を、地域放送システムのアドレス情報に変換する変換テーブルを備えているので、デジタル移動無線システムから受信した音声信号の宛先である放送対象の子局を、地域放送システムの複数の子局の中から選択することが容易となる。
(4)アドレス信号を含む制御信号とアナログ音声信号とを、常に屋外拡声子局から放送卓へ送信し、放送卓から無線装置を介して戸別受信機へ送信することの可否を、放送卓で判断するように構成した場合は、地域放送システムの子局のアドレス情報を屋外拡声子局が持たない構成が可能となるので、屋外拡声子局を含むデジタル移動無線システムを大きく改造することなく、地域放送システムの放送卓の改造により、デジタル移動無線システムと地域放送システムとを連動させることが可能となる。
また、本発明は、本発明に係る処理を実行するシステムとしてだけでなく、装置、方法として、或いは、このような方法やシステムを実現するためのプログラムや当該プログラムを記録する記録媒体などとして把握することができる。
また、本発明は、CPUがメモリに格納された制御プログラムを実行することにより制御する構成としてもよく、また、ハードウエア回路として構成してもよい。
第1の構成は、
デジタル音声信号を生成し該生成したデジタル音声信号を第1の周波数で無線送信する第1の親局と、前記デジタル音声信号を受信し、該受信したデジタル音声信号を第1のアナログ音声信号に変換する第1の子局とを有する第1の無線通信システムと、
第2のアナログ音声信号を生成し該生成した第2のアナログ音声信号を第2の周波数で無線送信する第2の親局と、前記第2のアナログ音声信号を受信し、該受信した第2のアナログ音声信号を音声出力する第2の子局とを有する第2の無線通信システムとを含む無線通信システムであって、
前記第1の子局は、前記第2の親局と接続され、前記第1の親局から前記デジタル音声信号を受信すると、該受信したデジタル音声信号を前記第1のアナログ音声信号に変換して前記第2の親局へ送信し、
前記第2の親局は、前記第1の子局から前記第1のアナログ音声信号を受信すると、該受信した第1のアナログ音声信号を前記第2の子局へ無線送信し、
前記第2の子局は、前記第2の親局から前記第1のアナログ音声信号を受信すると、該受信した第1のアナログ音声信号を音声出力することを特徴とする無線通信システム。
なお、上記第1の構成において、第1の子局は、第1のアナログ音声信号を音声出力する構成とすることもできる。
前記第2の親局は、該第2の親局で生成された第2のアナログ音声信号を前記第2の子局へ無線送信中において、前記第1の子局から前記第1のアナログ音声信号を受信すると、前記第2のアナログ音声信号の無線送信を中止し、前記第1の子局から受信した前記第1のアナログ音声信号を前記第2の子局へ無線送信することを特徴とする無線通信システム。
前記第1の親局は、前記デジタル音声信号とともに前記第1の子局又は/及び前記第2の子局を特定するための第1の識別子を無線送信し、
前記第1の子局は、前記第1の親局から前記デジタル音声信号と前記第1の識別子とを受信すると、該受信したデジタル音声信号を変換した第1のアナログ音声信号とともに前記第1の識別子を前記第2の親局へ送信し、
前記第2の親局は、前記第1の子局から前記第1のアナログ音声信号と前記第1の識別子を受信すると、該受信した前記第1の識別子に基づいて、前記受信した第1のアナログ音声信号を前記第2の子局へ無線送信するか否かを決定することを特徴とする無線通信システム。
なお、第1の識別子は、第1の子局を直接的に特定するが、第2の子局を間接的に特定する。つまり、第1の識別子は、アドレス変換テーブルを介して第2の子局を特定する。
前記第2の親局は、前記第1の無線通信システムで使用される前記第1の子局を特定するための前記第1の識別子を、前記第2の無線通信システムで使用される前記第2の子局を特定するための第2の識別子に変換する変換テーブルを備え、該変換テーブルで変換した第2の識別子に基づいて、前記受信した第1のアナログ音声信号を前記第2の子局へ無線送信するか否かを決定することを特徴とする無線通信システム。
前記第2の親局は、前記第1の無線通信システムで使用される前記第1の子局を特定するための前記第1の識別子を、前記第2の無線通信システムで使用される前記第2の子局を特定するための第2の識別子に変換する変換テーブルを備え、該変換テーブルで変換した第2の識別子とともに、前記受信した第1のアナログ音声信号を前記第2の子局へ無線送信することを特徴とする無線通信システム。
第1の親局が第1の子局に報知情報を無線送信し第1の子局が受信した報知情報を報知する第1の無線通信システムと、第2の親局が第2の子局に報知情報を無線送信し第2の子局が受信した報知情報を報知する第2の無線通信システムとを備えた無線通信システムであって、
前記第1の子局と前記第2の親局とが接続され、
前記第1の親局から前記第1の子局に送信された信号(報知情報を含む信号)に含まれるアドレス情報に前記第2の子局を示すアドレス情報が含まれるか否かを判定する判定手段を備え、
前記第2の親局は、前記判定手段により前記第2の子局を示すアドレス情報が含まれると判定された場合に、前記第1の子局から受信した報知情報を前記第2の子局に送信することを特徴とする無線通信システム。
前記第1の無線通信システムにおけるアドレス情報を前記第2の無線通信システムのアドレス情報に変換する変換手段を、前記第1の子局又は前記第2の親局に備え、
前記第2の親局は前記変換手段によって変換されたアドレス情報を用いて、前記第1の子局から受信した報知情報を前記第2の子局へ送信することを特徴とする無線通信システム。
前記第2の親局は、前記第1の子局から受信した報知情報を、前記第1の無線通信システムの信号フォーマットとは異なる前記第2の無線通信システムの信号フォーマットにより、前記第2の子局に送信することを特徴とする、無線通信システム。
第1の親局と第1の子局とが無線通信を行う第1の無線通信システムと、第2の親局と第2子局とが無線通信を行う第2の無線通信システムとを備えた無線通信システムであって、
前記第1の子局と前記第2の親局とが接続され、
前記第1の親局から前記第2の子局へ通報する際、前記第1の親局から無線送信されたデータを前記第1の子局が受信し、前記第1の子局は、受信したデータを、音声信号と前記第2の子局を特定するためのアドレス情報を含む制御信号とに分けて前記第2の親局に送信し、
前記第2の親局は、受信した前記制御信号に基づいて、前記第2の子局に対して前記音声信号を無線送信することを特徴とする、無線通信システム。
Claims (5)
- デジタル音声信号を生成し該生成したデジタル音声信号を第1の周波数で無線送信する第1の親局と、前記デジタル音声信号を受信し、該受信したデジタル音声信号を第1のアナログ音声信号に変換する第1の子局とを有する第1の無線通信システムと、
第2のアナログ音声信号を生成し該生成した第2のアナログ音声信号を第2の周波数で無線送信する第2の親局と、前記第2のアナログ音声信号を受信し、該受信した第2のアナログ音声信号を音声出力する第2の子局とを有する第2の無線通信システムとを含む無線通信システムであって、
前記第1の子局は、前記第2の親局と接続され、前記第1の親局から前記デジタル音声信号を受信すると、該受信したデジタル音声信号を前記第1のアナログ音声信号に変換して前記第2の親局へ送信し、
前記第2の親局は、前記第1の子局から前記第1のアナログ音声信号を受信すると、該受信した第1のアナログ音声信号を前記第2の子局へ無線送信し、
前記第2の子局は、前記第2の親局から前記第1のアナログ音声信号を受信すると、該受信した第1のアナログ音声信号を音声出力することを特徴とする無線通信システム。 - 請求項1に記載された無線通信システムであって、
前記第2の親局は、該第2の親局で生成された第2のアナログ音声信号を前記第2の子局へ無線送信中において、前記第1の子局から前記第1のアナログ音声信号を受信すると、前記第2のアナログ音声信号の無線送信を中止し、前記第1の子局から受信した前記第1のアナログ音声信号を前記第2の子局へ無線送信することを特徴とする無線通信システム。 - 請求項1又は請求項2に記載された無線通信システムであって、
前記第1の親局は、前記デジタル音声信号とともに前記第1の子局又は/及び前記第2の子局を特定するための第1の識別子を無線送信し、
前記第1の子局は、前記第1の親局から前記デジタル音声信号と前記第1の識別子とを受信すると、該受信したデジタル音声信号を変換した第1のアナログ音声信号とともに前記第1の識別子を前記第2の親局へ送信し、
前記第2の親局は、前記第1の子局から前記第1のアナログ音声信号と前記第1の識別子を受信すると、該受信した前記第1の識別子に基づいて、前記受信した第1のアナログ音声信号を前記第2の子局へ無線送信するか否かを決定することを特徴とする無線通信システム。 - 請求項3に記載された無線通信システムであって、
前記第2の親局は、前記第1の無線通信システムで使用される前記第1の識別子を、前記第2の無線通信システムで使用される前記第2の子局を特定するための第2の識別子に変換する変換テーブルを備え、該変換テーブルで変換した第2の識別子に基づいて、前記受信した第1のアナログ音声信号を前記第2の子局へ無線送信するか否かを決定することを特徴とする無線通信システム。 - 第1の親局が第1の子局に報知情報を無線送信し第1の子局が受信した報知情報を報知する第1の無線通信システムと、第2の親局が第2の子局に報知情報を無線送信し第2の子局が受信した報知情報を報知する第2の無線通信システムとを備えた無線通信システムであって、
前記第1の子局と前記第2の親局とが接続され、
前記第1の親局から前記第1の子局に送信された信号に含まれるアドレス情報に前記第2の子局を示すアドレス情報が含まれるか否かを判定する判定手段を備え、
前記第2の親局は、前記判定手段により前記第2の子局を示すアドレス情報が含まれると判定された場合に、前記第1の子局から受信した報知情報を前記第2の子局に送信することを特徴とする無線通信システム。
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