JP2013095210A - 電動車両用ハブ装置および電動自転車 - Google Patents
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Abstract
【課題】ハブケースの幅寸法を短縮でき、クラッチ付きハブ装置のハブケースや内歯歯車をクラッチ無しハブ装置に流用することが可能なハブ装置を提供する。
【解決手段】ハブケース8内に、電動機16と、内部回転部材17と、電動機16の回転速度を減速して内部回転部材17に伝達する減速装置19と、内部回転部材17の回転をハブケース8に伝達するが、ハブケース8の回転を内部回転部材17に伝達しないワンウェイクラッチ20とが収納され、内部回転部材17は内歯歯車26を有し、減速装置19は、電動機16により回転される太陽歯車25と、太陽歯車25と内歯歯車26とに歯合する遊星歯車27とを有し、ワンウェイクラッチ20は、内歯歯車26の外周部に設けられたラチェット爪31と、ハブケース8内に設けられたラチェットギア32とを有し、ラチェットギア32は内歯歯車26を径方向外側から取囲むように配置されている。
【選択図】図2
【解決手段】ハブケース8内に、電動機16と、内部回転部材17と、電動機16の回転速度を減速して内部回転部材17に伝達する減速装置19と、内部回転部材17の回転をハブケース8に伝達するが、ハブケース8の回転を内部回転部材17に伝達しないワンウェイクラッチ20とが収納され、内部回転部材17は内歯歯車26を有し、減速装置19は、電動機16により回転される太陽歯車25と、太陽歯車25と内歯歯車26とに歯合する遊星歯車27とを有し、ワンウェイクラッチ20は、内歯歯車26の外周部に設けられたラチェット爪31と、ハブケース8内に設けられたラチェットギア32とを有し、ラチェットギア32は内歯歯車26を径方向外側から取囲むように配置されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、ハブケース内にクラッチを備えた電動車両用ハブ装置とクラッチを備えていない電動車両用ハブ装置、および、このような電動車両用ハブ装置を備えた電動自転車に関する。
従来、この種の電動車両用ハブ装置としては、例えば図16に示すように、電動自転車に備えられるものがある。このハブ装置100は、前ホークの両ホーク足119に連結固定される左右一対の固定軸101,102と、片方の固定軸101に設けられた固定部材103と、前車輪(図示省略)の中心部に設けられ且つ固定部材103に対して回転自在なハブケース105とを有している。
ハブケース105内には、ハブケース105を回転させるモータ106と、ハブケース105と同軸心周りに回転自在な回転部材107と、モータ106の出力軸108の回転速度を減速して出力軸108の回転を回転部材107に伝達する減速装置109と、回転部材107の回転を回転部材107からハブケース105に伝達するが、ハブケース105の回転をハブケース105から回転部材107に伝達しないワンウェイクラッチ110とが収納されている。
減速装置109は、モータ106の出力軸108によって回転する太陽歯車111と、回転部材107に設けられた円環状の内歯歯車112と、太陽歯車111と内歯歯車112とに歯合する遊星歯車113とを有している。
ワンウェイクラッチ110は、爪支持リング114と、爪支持リング114に取付けられたラチェット爪115と、ハブケース105の内側に設けられた円環状のラチェットギア116とを有している。回転部材107は、内歯歯車112とは反対側の面に、外側方へ向って突出する外ねじ軸117を有している。爪支持リング114は外ねじ軸117に螺合されて回転部材107に取付けられている。ラチェット爪115は、回転部材107の回転をハブケース105に伝達する一方の回転方向においてラチェットギア116に係合し、上記一方の回転方向とは逆の回転方向においてラチェットギア116に係合しない。
尚、上記のような構成の電動車両用ハブ装置100については、下記特許文献1に記載されている。
また、上記図16に示すように、ワンウェイクラッチ110を備えた形式の電動車両用ハブ装置100(以下、クラッチ付きハブ装置100という)とは別に、図17に示すように、ワンウェイクラッチ110を備えていない形式の電動車両用ハブ装置121(以下、クラッチ無しハブ装置121という)がある。
また、上記図16に示すように、ワンウェイクラッチ110を備えた形式の電動車両用ハブ装置100(以下、クラッチ付きハブ装置100という)とは別に、図17に示すように、ワンウェイクラッチ110を備えていない形式の電動車両用ハブ装置121(以下、クラッチ無しハブ装置121という)がある。
このクラッチ無しハブ装置121では、内歯歯車123が複数のねじ124によってハブケース122の内側に連結固定されている。
しかしながら図16に示した従来のクラッチ付きハブ装置100では、内歯歯車112の位置とワンウェイクラッチ110の位置とが回転軸心118の方向においてずれているため、ハブケース105の左右幅寸法Dが増加し、電動車両用ハブ装置100が大型化するという問題がある。
また、従来においては、図16で示したクラッチ付きハブ装置100のハブケース105や内歯歯車112の形状および寸法と、図17で示したクラッチ無しハブ装置121のハブケース122や内歯歯車123の形状および寸法とが大幅に異なるため、図16で示したクラッチ付きハブ装置100のハブケース105や内歯歯車112を図17で示したクラッチ無しハブ装置121のハブケース122や内歯歯車123に流用することは困難であった。
本発明は、ハブケースの左右幅寸法を短縮することができ、また、クラッチ付きハブ装置のハブケースや内歯歯車をクラッチ無しハブ装置に流用することが可能な電動車両用ハブ装置および電動自転車を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本第1発明は、車輪の中心部に設けられて車輪と共に回転自在なハブケース内に、ハブケースを回転させる電動機と、ハブケースと同軸心周りに回転自在な内部回転部材と、電動機の出力軸の回転速度を減速して出力軸の回転を内部回転部材に伝達する減速装置と、内部回転部材の回転をハブケースに伝達するが、ハブケースの回転を内部回転部材に伝達しないワンウェイクラッチとが収納されているクラッチ付き電動車両用ハブ装置であって、
内部回転部材は円環状の内歯歯車を有し、
減速装置は、電動機の出力軸によって回転する太陽歯車と、太陽歯車と内歯歯車とに歯合する遊星歯車とを有し、
ワンウェイクラッチは、内歯歯車の外周部に設けられた第1の係合部材と、ハブケース内に設けられた第2の係合部材とを有し、
第2の係合部材は内歯歯車を径方向外側から取り囲むように配置され、
第1の係合部材は、内部回転部材の回転をハブケースに伝達する一方の回転方向において第2の係合部材に係合し、上記一方の回転方向とは逆の回転方向において第2の係合部材に係合しないものである。
内部回転部材は円環状の内歯歯車を有し、
減速装置は、電動機の出力軸によって回転する太陽歯車と、太陽歯車と内歯歯車とに歯合する遊星歯車とを有し、
ワンウェイクラッチは、内歯歯車の外周部に設けられた第1の係合部材と、ハブケース内に設けられた第2の係合部材とを有し、
第2の係合部材は内歯歯車を径方向外側から取り囲むように配置され、
第1の係合部材は、内部回転部材の回転をハブケースに伝達する一方の回転方向において第2の係合部材に係合し、上記一方の回転方向とは逆の回転方向において第2の係合部材に係合しないものである。
これによると、内歯歯車の位置とワンウェイクラッチの位置とが径方向において重なるため、内歯歯車とワンウェイクラッチとが回転軸心方向においてほぼ同位置に配置され、これにより、ハブケースの左右幅寸法を短縮することができる。また、クラッチ付きハブ装置のハブケースや内歯歯車をクラッチ無しハブ装置に流用することができる。
電動機が駆動すると、出力軸の回転は減速装置で減速されて内部回転部材に伝達され、内部回転部材が回転する。この際、ワンウェイクラッチの第1の係合部材が第2の係合部材に係合するため、内部回転部材とハブケースとの間がワンウェイクラッチを介して繋がり、内部回転部材の回転がワンウェイクラッチを介してハブケースに伝達され、ハブケースが回転し、これにより、電動機から出力された回転力が車輪に付与される。
また、電動機が停止した状態で車輪が回転している場合、車輪と一体にハブケースが回転し、ハブケースと一体にワンウェイクラッチの第2の係合部材も回転するが、この際、第1の係合部材は第2の係合部材に係合しないので、内部回転部材とハブケースとの間がワンウェイクラッチを介して分断され、ハブケースの回転は内部回転部材に伝達されない。これにより、内部回転部材が回転せず、電動機の出力軸に外部側から回転力が付与されることはない。したがって、電動機が停止した状態で電動車両が走行している際、ペダルの踏み込みが重くなることを防止することができる。
本第2発明におけるクラッチ付き電動車両用ハブ装置は、第1の係合部材はラチェット爪であり、
第2の係合部材は円環状のラチェットギアであるものである。
第2の係合部材は円環状のラチェットギアであるものである。
これによると、電動機が駆動すると、ワンウェイクラッチのラチェット爪がラチェットギアに係合する。
また、電動機が停止した状態で車輪が回転している場合、ハブケースと一体にワンウェイクラッチのラチェットギアも回転するが、この際、ラチェット爪はラチェットギアに係合しないので、内部回転部材とハブケースとの間がワンウェイクラッチを介して分断される。
また、電動機が停止した状態で車輪が回転している場合、ハブケースと一体にワンウェイクラッチのラチェットギアも回転するが、この際、ラチェット爪はラチェットギアに係合しないので、内部回転部材とハブケースとの間がワンウェイクラッチを介して分断される。
本第3発明におけるクラッチ付き電動車両用ハブ装置は、内部回転部材はギヤホルダーを有し、
内歯歯車がギヤホルダーに着脱自在に取付けられているものである。
内歯歯車がギヤホルダーに着脱自在に取付けられているものである。
本第4発明は、上記第1発明から第3発明のいずれか1項に記載のクラッチ付き電動車両用ハブ装置を備えたことを特徴とする電動自転車である。
本第5発明は、上記第1発明から第3発明のいずれか1項に記載のクラッチ付き電動車両用ハブ装置に使用される内歯歯車を流用したクラッチ無しの電動車両用ハブ装置であって、
内歯歯車は筒状の取付部材に嵌め込まれて連結固定され、
取付部材は、車輪の中心部に設けられて車輪と共に回転自在なハブケースの内側に取付けられて、ハブケースと一体に同軸心周りに回転自在であり、
ハブケース内に、ハブケースを回転させる電動機と、電動機の出力軸の回転速度を減速して出力軸の回転をハブケースに伝達する減速装置とが収納されており、
減速装置は、電動機の出力軸によって回転する太陽歯車と、太陽歯車と内歯歯車とに歯合する遊星歯車とを有しているものである。
本第5発明は、上記第1発明から第3発明のいずれか1項に記載のクラッチ付き電動車両用ハブ装置に使用される内歯歯車を流用したクラッチ無しの電動車両用ハブ装置であって、
内歯歯車は筒状の取付部材に嵌め込まれて連結固定され、
取付部材は、車輪の中心部に設けられて車輪と共に回転自在なハブケースの内側に取付けられて、ハブケースと一体に同軸心周りに回転自在であり、
ハブケース内に、ハブケースを回転させる電動機と、電動機の出力軸の回転速度を減速して出力軸の回転をハブケースに伝達する減速装置とが収納されており、
減速装置は、電動機の出力軸によって回転する太陽歯車と、太陽歯車と内歯歯車とに歯合する遊星歯車とを有しているものである。
これによると、クラッチ付き電動車両用ハブ装置に使用される内歯歯車を取付部材に嵌め込み、取付部材をハブケースの内側に取付ける。これにより、内歯歯車が取付部材を介してハブケースの内側に取付けられ、クラッチ付き電動車両用ハブ装置に使用される内歯歯車をクラッチ無しの電動車両用ハブ装置に流用することができる。
電動機が駆動すると、出力軸の回転は、太陽歯車から遊星歯車を介して内歯歯車に減速されて伝達され、さらに内歯歯車から取付部材を介してハブケースに伝えられる。これにより、ハブケースが回転し、電動機から出力された回転力が車輪に付与される。
本第6発明におけるクラッチ無しの電動車両用ハブ装置は、ハブケースは上記第1発明から第3発明のいずれか1項に記載のクラッチ付き電動車両用ハブ装置に使用されるハブケースを流用しているものである。
本第7発明は、上記第5発明又は第6発明に記載のクラッチ無しの電動車両用ハブ装置を備えたことを特徴とする電動自転車である。
以上のように本発明によると、ハブケースの左右幅寸法を短縮することができるため、電動車両用ハブ装置が小型化される。また、クラッチ付きハブ装置のハブケースや内歯歯車をクラッチ無しハブ装置に流用することができ、これにより、部品の種類数やコストを削減することができる。
以下、本発明における実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1に示すように、1は電動車両の一例である電動自転車であり、電動自転車1は前車輪2と後車輪44とペダル43等を備えており、前車輪2の中心部には電動車両用ハブ装置3が備えられている。図2に示すように、電動車両用ハブ装置3は、前ホーク4の両ホーク足4aに連結固定される左右一対の固定軸5,6と、左右いずれか一方の固定軸5に設けられた固定部材7と、固定部材7に対して回転自在なハブケース8とを有している。図3に示すように、ハブケース8は、一側面に開口部9aを有する円筒状のケース本体9と、ケース本体9に取付けられて開口部9aを閉じるケース蓋10とを有している。尚、図2に示すように、ケース本体9は一方の軸受部材11を介して回転自在に一方の固定軸5に支持され、ケース蓋10は他方の軸受部材12を介して回転自在に他方の固定軸6に支持されている。また、前車輪2の各スポーク13の内端はケース本体9の外周部に連結されている。
図1に示すように、1は電動車両の一例である電動自転車であり、電動自転車1は前車輪2と後車輪44とペダル43等を備えており、前車輪2の中心部には電動車両用ハブ装置3が備えられている。図2に示すように、電動車両用ハブ装置3は、前ホーク4の両ホーク足4aに連結固定される左右一対の固定軸5,6と、左右いずれか一方の固定軸5に設けられた固定部材7と、固定部材7に対して回転自在なハブケース8とを有している。図3に示すように、ハブケース8は、一側面に開口部9aを有する円筒状のケース本体9と、ケース本体9に取付けられて開口部9aを閉じるケース蓋10とを有している。尚、図2に示すように、ケース本体9は一方の軸受部材11を介して回転自在に一方の固定軸5に支持され、ケース蓋10は他方の軸受部材12を介して回転自在に他方の固定軸6に支持されている。また、前車輪2の各スポーク13の内端はケース本体9の外周部に連結されている。
ハブケース8内には、ハブケース8を軸心36周りに回転させる電動機16と、ハブケース8と同軸心周りに回転自在な内部回転部材17と、電動機16の出力軸18の回転速度を減速して出力軸18の回転を内部回転部材17に伝達する減速装置19と、内部回転部材17の回転を内部回転部材17からハブケース8に伝達するが、ハブケース8の回転をハブケース8から内部回転部材17に伝達しないワンウェイクラッチ20とが収納されている。
電動機16は、ハウジング21内にローター22とステーター23とを備えたブラシレスモータであり、ローター22に出力軸18を備えている。
図2,図4に示すように、内部回転部材17は、円環状の内歯歯車26と、中心部に貫通孔を有する円板状のギヤホルダー30とを有している。内歯歯車26は複数のねじ46によってギヤホルダー30に着脱自在に取付けられている。また、ギヤホルダー30は軸受部材29を介して回転自在に他方の固定軸6に支持されている。
図2,図4に示すように、内部回転部材17は、円環状の内歯歯車26と、中心部に貫通孔を有する円板状のギヤホルダー30とを有している。内歯歯車26は複数のねじ46によってギヤホルダー30に着脱自在に取付けられている。また、ギヤホルダー30は軸受部材29を介して回転自在に他方の固定軸6に支持されている。
減速装置19は、出力軸18によって回転する太陽歯車25と、太陽歯車25と内歯歯車26とに歯合する複数の遊星歯車27とを有している。太陽歯車25は出力軸18の先端部に形成されている。
遊星歯車27は、大径歯車部と小径歯車部とを有し、電動機16のハウジング21に設けられた支持枠28によって支持されている。遊星歯車27の大径歯車部が太陽歯車25に歯合し、遊星歯車27の小径歯車部が内歯歯車26に歯合している。尚、太陽歯車25の回転により、遊星歯車27は、定位置で自転はするが、太陽歯車25の周囲を公転はしない。
図2,図5,図6に示すように、ワンウェイクラッチ20は、内歯歯車26の外周部に設けられた複数のラチェット爪31(第1の係合部材の一例)と、ハブケース8内に設けられた円環状のラチェットギア32(第2の係合部材の一例)と、一箇所が切断されたリング状のスプリング33とを有している。図7に示すように、ラチェット爪31は、基端部に円弧状の膨み底部31aを有し、膨み底部31aから先端部わたって平坦底部31bを有している。また、ラチェット爪31には、膨み底部31aを除いて、爪31を左右に二分するスリット状の切欠部31cが形成されている。
図8,図9に示すように、内歯歯車26は、鉄製であり、外径Aを有している。内歯歯車26の外周面には爪取付部34と周溝部35とが形成されている。爪取付部34は、周方向において複数箇所に形成されており、図7に示すように、円弧状凹部34aと、円弧状凹部34aに連続する平坦凹部34bとを有している。ラチェット爪31は、平坦底部31bが平坦凹部34bに対向した状態で、膨み底部31aが爪取付部34の円弧状凹部34aに回動自在に嵌められている。
スプリング33は、内歯歯車26の周溝部35とラチェット爪31の切欠部31cとに嵌め込まれて、ラチェット爪31を内歯歯車26に締付けている。図4に示すように、スプリング33の締付けにより、ラチェット爪31の爪取付部34からの脱落が防止されると共に、ラチェット爪31の先端が起立する方向に付勢される。
図2,図3,図6,図10に示すように、ラチェットギア32は、リング体32aの内周面に歯列32bを有する部材であって、ケース蓋10の内側に複数のねじ37で締結されて取付けられており、内歯歯車26を径方向外側から取り囲むように配置されている。すなわち、図5に示すように、内歯歯車26は、ラチェットギア32の内側に、回転自在に挿入されている。また、リング体32aには、ねじ孔32cが周方向における複数箇所に貫通して形成されている。
図6に示すように、ラチェット爪31は、内部回転部材17の回転をハブケース8に伝達する一方の回転方向Bにおいてラチェットギア32の歯列32bに係合し、上記一方の回転方向Bとは逆の回転方向Cにおいてラチェットギア32の歯列32bに係合しない。
尚、図2に示すように、固定軸5,6と出力軸18とは同一軸心36上に配置されており、出力軸18と内部回転部材17とハブケース8とはそれぞれ、軸心36周りに回転する。
図3,図11に示すように、ケース蓋10はケース本体9の開口部9aに挿入される円筒状の挿入部10aを有している。挿入部10aの内周には嵌合部39が全周にわたり形成されており、ラチェットギア32は嵌合部39に嵌め込まれている。嵌合部39は、ラチェットギア32の外周面を受ける第1受け面39aと、軸心36の方向において対向するラチェットギア32の一端面を受ける第2受け面39bとを有している。尚、第1受け面39aと第2受け面39bとは直交している。
また、ケース蓋10の内側には、内外方に貫通した貫通孔40を備えた複数のリブ部41が内周面から径方向内側に突出している。ねじ37は、貫通孔40に挿通されて、ラチェットギア32のねじ孔32cに螺合されている。リブ部41は、端部に、ラチェットギア32の一端面を受ける第3受け面41aを有している。尚、第2受け面39bと第3受け面41aとは面一になるように形成されている。
以下、上記構成における作用を説明する。
図2に示すように、内歯歯車26の位置とワンウェイクラッチ20の位置とが径方向において重なるため、内歯歯車26とワンウェイクラッチ20とが軸心36の方向においてほぼ同位置に配置され、これにより、ハブケース8の左右幅寸法Dを短縮することができる。
図2に示すように、内歯歯車26の位置とワンウェイクラッチ20の位置とが径方向において重なるため、内歯歯車26とワンウェイクラッチ20とが軸心36の方向においてほぼ同位置に配置され、これにより、ハブケース8の左右幅寸法Dを短縮することができる。
また、図2,図3の仮想線で示すように、ラチェットギア32はケース蓋10の嵌合部39に嵌め込まれており、嵌合部39の第1受け面39aがラチェットギア32の外周面を受けているため、ラチェットギア32がケース蓋10に対して径方向へずれることはなく、ラチェットギア32の軸心とケース蓋10の軸心とを正確に合わせることができる。
さらに、嵌合部39の第2受け面39bとリブ部41の第3受け面41aとがラチェットギア32の一端面を受けているため、ケース蓋10に対してラチェットギア32が軸心36の方向へ傾いてしまうことはなく、ラチェットギア32をケース蓋10に精度良く取付けることができる。
自転車1を走行させている際、ペダル43に作用するトルクが所定値を超えると、電動機16が駆動して出力軸18が回転し、太陽歯車25と各遊星歯車27とが回転し、回転速度が減速された状態で、図6に示すように、内部回転部材17が一方の回転方向Bに回転する。
この際、ワンウェイクラッチ20のラチェット爪31がラチェットギア32の歯列32bに係合するため、内部回転部材17とハブケース8との間がワンウェイクラッチ20を介して繋がり、内部回転部材17の回転がワンウェイクラッチ20を介してハブケース8に伝達され、ハブケース8が一方の回転方向Bに回転し、これにより、電動機16から出力された回転力が前車輪2に付与される。
また、電動自転車1を走行させている際、前車輪2と後車輪44とが回転している状態で、ペダル43に作用するトルクが所定値以下となり、電動機16が停止した場合、前車輪2と一体にハブケース8が一方の回転方向Bに回転し、ハブケース8と一体にワンウェイクラッチ20のラチェットギア32も回転方向Bに回転するが、この際、ラチェット爪31がラチェットギア32の歯列32bに係合しないので、内部回転部材17とハブケース8との間がワンウェイクラッチ20を介して分断され、ハブケース8の回転は内部回転部材17に伝達されない。これにより、内部回転部材17が回転せず、電動機16の出力軸18に外部側から回転力が付与されることはない。したがって、電動機16が停止した状態で電動自転車1が走行している際、ペダル43の踏み込みが重くなることを防止することができる。
尚、上記図1〜図11に示した電動車両用ハブ装置3はワンウェイクラッチ20を備えたクラッチ付きハブ装置3である。
次に、ワンウェイクラッチ20を備えていないクラッチ無しハブ装置60の構成を、図12〜図15を参照しながら説明する。尚、先述したクラッチ付きハブ装置3と同一の部材については同じ番号を付記して説明を省略する。
次に、ワンウェイクラッチ20を備えていないクラッチ無しハブ装置60の構成を、図12〜図15を参照しながら説明する。尚、先述したクラッチ付きハブ装置3と同一の部材については同じ番号を付記して説明を省略する。
図13,図14に示すように、クラッチ無しハブ装置60の内歯歯車61は、クラッチ付きハブ装置3の内歯歯車26(図8参照)の外周面を切削加工して、外周面に、内歯歯車26の外径Aよりも小さい外径A1の嵌込部62を形成している。内歯歯車61の嵌込部62の外周面には、かしめ用の孔部63が周方向における複数箇所に形成されている。
図12,図13,図15に示すように、内歯歯車61は取付部材64を介してハブケース8のケース蓋10に取付けられている。取付部材64は、円筒部64aと、円筒部64aの一端から径方向外側に拡がる円板部64bとを有している。内歯歯車61の嵌込部62は取付部材64の円筒部64aに嵌め込まれており、円筒部64aを嵌込部62の孔部63とかしめる(コーキングする)ことによって、図12に示すように、内歯歯車61が取付部材64に連結固定される。また、円板部64bには、ねじ孔64cが周方向における複数箇所に貫通して形成されている。
図12に示すように、取付部材64の円板部64bは、ケース蓋10の嵌合部39に嵌め込まれている。尚、図13に示すように、取付部材64の円板部64bの外径はケース蓋10の嵌合部39の内径よりも小さく、取付部材64の円板部64bの外周面とケース蓋10の第1受け面39aとの間には、径方向において僅かな間隙が形成されており、嵌合部39に嵌め込まれた取付部材64は上記間隙分だけ径方向に変移可能である。
また、ねじ37は、ケース蓋10の貫通孔40に挿通され、取付部材64のねじ孔64cにねじ込まれている。取付部材64は、ねじ37によってケース蓋10の内側に連結固定され、ハブケース8と一体に同軸心周りに回転自在である。
尚、先述したクラッチ付きハブ装置3と同様に、図12に示すように、クラッチ無しハブ装置60のハブケース8内には、ハブケース8を回転させる電動機16と、電動機16の出力軸18の回転速度を減速して出力軸18の回転をハブケース8に伝達する減速装置19などが収納されており、減速装置19は、出力軸18によって回転する太陽歯車25と、太陽歯車25と内歯歯車61とに歯合する遊星歯車27とを有している。
以下、上記構成における作用を説明する。
図2で示したクラッチ付きハブ装置3のハブケース8(すなわちケース本体9とケース蓋10)を、そのまま、図12で示したクラッチ無しハブ装置60のハブケース8に流用することができる。
図2で示したクラッチ付きハブ装置3のハブケース8(すなわちケース本体9とケース蓋10)を、そのまま、図12で示したクラッチ無しハブ装置60のハブケース8に流用することができる。
また、図8で示したクラッチ付きハブ装置3の内歯歯車26の外周面を切削加工して、図13に示すように、嵌込部62を形成し、嵌込部62に孔部63を形成し、内歯歯車61の嵌込部62を取付部材64の円筒部64aに嵌め込み、円筒部64aを嵌込部62の孔部63とかしめることによって、図12に示すように、内歯歯車61が取付部材64に一体的に連結固定される。
その後、取付部材64の円板部64bをケース蓋10の嵌合部39に嵌め込み、ねじ37によって取付部材64をケース蓋10の内側に連結固定する。これにより、内歯歯車61が取付部材64を介してハブケース8の内側に取付けられるため、クラッチ付きハブ装置3の内歯歯車26(図8参照)をクラッチ無しハブ装置60の内歯歯車61(図13参照)として流用することができる。これにより、部品の種類数やコストを削減することができる。
尚、図12,図13の仮想線で示すように、取付部材64の円板部64bをケース蓋10の嵌合部39に嵌め込んだ際、径方向において僅かな間隙が円板部64bの外周面とケース蓋10の第1受け面39aとの間に形成されるため、取付部材64を上記間隙分だけ径方向に変移させて、内歯歯車61の軸心とケース蓋10の軸心とを正確に合わせることができる。
さらに、嵌合部39の第2受け面39bとリブ部41の第3受け面41aとが取付部材64の円板部64bを受けているため、取付部材64と一体に内歯歯車61がケース蓋10に対して軸心36の方向へ傾いてしまうことはなく、取付部材64を介して内歯歯車61をケース蓋10に精度良く取付けることができる。
電動機16が駆動して出力軸18が回転すると、太陽歯車25と各遊星歯車27とが回転し、回転速度が減速された状態で、回転力が遊星歯車27から内歯歯車61に伝達され、内歯歯車61と一体にハブケース8が回転し、これにより、電動機16から出力された回転力が前車輪2に付与される。
また、内歯歯車26,61は鉄製であるため、外部へ熱を放出し易く、放熱性が向上する。尚、内歯歯車26,61は鉄製以外の金属製であってもよい。
上記実施の形態では、図1に示すように、クラッチ付き電動車両用ハブ装置3又はクラッチ無し電動車両用ハブ装置60を前車輪2の中心部に設けたが、後車輪44の中心部に設けてもよい。
上記実施の形態では、図1に示すように、クラッチ付き電動車両用ハブ装置3又はクラッチ無し電動車両用ハブ装置60を前車輪2の中心部に設けたが、後車輪44の中心部に設けてもよい。
本発明は、電動車両の一例である電動自転車に備えられるハブ装置に適しているが、電動自転車以外に、例えば電動式の車椅子等に備えられるハブ装置に適用することも可能である。
1 電動自転車(電動車両)
2 前車輪
3 クラッチ付き電動車両用ハブ装置
8 ハブケース
16 電動機
17 内部回転部材
18 出力軸
19 減速装置
20 ワンウェイクラッチ
25 太陽歯車
26 内歯歯車
27 遊星歯車
30 ギヤホルダー
31 ラチェット爪(第1の係合部材)
32 ラチェットギア(第2の係合部材)
60 クラッチ無し電動車両用ハブ装置
61 内歯歯車
64 取付部材
B 一方の回転方向
C 逆の回転方向
2 前車輪
3 クラッチ付き電動車両用ハブ装置
8 ハブケース
16 電動機
17 内部回転部材
18 出力軸
19 減速装置
20 ワンウェイクラッチ
25 太陽歯車
26 内歯歯車
27 遊星歯車
30 ギヤホルダー
31 ラチェット爪(第1の係合部材)
32 ラチェットギア(第2の係合部材)
60 クラッチ無し電動車両用ハブ装置
61 内歯歯車
64 取付部材
B 一方の回転方向
C 逆の回転方向
Claims (7)
- 車輪の中心部に設けられて車輪と共に回転自在なハブケース内に、ハブケースを回転させる電動機と、ハブケースと同軸心周りに回転自在な内部回転部材と、電動機の出力軸の回転速度を減速して出力軸の回転を内部回転部材に伝達する減速装置と、内部回転部材の回転をハブケースに伝達するが、ハブケースの回転を内部回転部材に伝達しないワンウェイクラッチとが収納されているクラッチ付き電動車両用ハブ装置であって、
内部回転部材は円環状の内歯歯車を有し、
減速装置は、電動機の出力軸によって回転する太陽歯車と、太陽歯車と内歯歯車とに歯合する遊星歯車とを有し、
ワンウェイクラッチは、内歯歯車の外周部に設けられた第1の係合部材と、ハブケース内に設けられた第2の係合部材とを有し、
第2の係合部材は内歯歯車を径方向外側から取り囲むように配置され、
第1の係合部材は、内部回転部材の回転をハブケースに伝達する一方の回転方向において第2の係合部材に係合し、上記一方の回転方向とは逆の回転方向において第2の係合部材に係合しないことを特徴とするクラッチ付き電動車両用ハブ装置。 - 第1の係合部材はラチェット爪であり、
第2の係合部材は円環状のラチェットギアであることを特徴とする請求項1記載のクラッチ付き電動車両用ハブ装置。 - 内部回転部材はギヤホルダーを有し、
内歯歯車がギヤホルダーに着脱自在に取付けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のクラッチ付き電動車両用ハブ装置。 - 上記請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のクラッチ付き電動車両用ハブ装置を備えたことを特徴とする電動自転車。
- 上記請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のクラッチ付き電動車両用ハブ装置に使用される内歯歯車を流用したクラッチ無しの電動車両用ハブ装置であって、
内歯歯車は筒状の取付部材に嵌め込まれて連結固定され、
取付部材は、車輪の中心部に設けられて車輪と共に回転自在なハブケースの内側に取付けられて、ハブケースと一体に同軸心周りに回転自在であり、
ハブケース内に、ハブケースを回転させる電動機と、電動機の出力軸の回転速度を減速して出力軸の回転をハブケースに伝達する減速装置とが収納されており、
減速装置は、電動機の出力軸によって回転する太陽歯車と、太陽歯車と内歯歯車とに歯合する遊星歯車とを有していることを特徴とするクラッチ無しの電動車両用ハブ装置。 - ハブケースは上記請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のクラッチ付き電動車両用ハブ装置に使用されるハブケースを流用していることを特徴とする請求項5記載のクラッチ無しの電動車両用ハブ装置。
- 上記請求項5又は請求項6に記載のクラッチ無しの電動車両用ハブ装置を備えたことを特徴とする電動自転車。
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