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JP5084977B1 - 電動用ハブ装置および電動自転車 - Google Patents

電動用ハブ装置および電動自転車 Download PDF

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Abstract

電動用ハブ装置は、ハブ軸24,25に対して回転自在なハブ体26と、ハブ体26を回転させるモータ27とを有し、モータ27は、回転軸37を備えた回転体32と、回転体32を収容するハウジング34とを有し、回転軸37とハブ体26とは減速機構48を介して連動し、減速機構48は、回転軸37に形成された太陽歯車49と、ハブ体26内に設けられた円環状歯車50と、太陽歯車49と円環状歯車50とに歯合する回転自在な遊星歯車51とを有し、ハウジング34に、ハブ軸24,25の軸心方向Aにおいて内側に陥没する凹陥部45が形成され、太陽歯車49と円環状歯車50と遊星歯車51とが凹陥部45に入り込んでいる。
【選択図】図3

Description

本発明は、電動用ハブ装置、および電動用ハブ装置を備えた電動自転車に関する。
従来、この種の電動用ハブ装置としては、図9に示すように、固定用の左右一対のハブ軸81,82と、両ハブ軸81,82に対して回転自在なハブ体83と、ハブ体83を回転させるモータ84とを有するものがある。
モータ84はハブ体83内に設けられ、モータ84の回転軸86とハブ体83とは、ハブ体83内に設けられた減速機構87を介して連動している。減速機構87は、回転軸86に形成された太陽歯車88と、ハブ体83内に設けられた円環状歯車89と、太陽歯車88と円環状歯車89とに歯合する複数の遊星歯車90とを有している。
減速機構87は、ハブ軸81,82の軸心方向Aにおいて、モータ84に隣接して配置されている。
このような電動用ハブ装置93は電動自転車の前車輪94に設けられ、両ハブ軸81,82が前ホーク95の先端に連結されている。
これによると、モータ84が作動して回転軸86が回転することにより、太陽歯車88が回転し、各遊星歯車90が支軸92を中心に回転し、遊星歯車90の回転により円環状歯車89が回転し、円環状歯車89と一体にハブ体83が減速されてハブ軸81,82の軸心廻りに回転する。これにより、前車輪94がモータ84の補助動力によって回転駆動する。
この際、モータ84の回転軸86の回転速度は減速機構87によって減速されてハブ体83に伝えられるため、ハブ体83の回転速度はモータ84の回転速度よりも低速になるが、モータ84の回転軸86の回転駆動力よりも大きな回転駆動力でハブ体83を回転させることができる。
尚、上記のような電動用ハブ装置93は例えば下記特許文献1の日本国公開特許公報に記載されている。
特開2006−96059 特開2009−12627
しかしながら上記の従来形式では、図9に示すように、ハブ体83は内部に減速機構87を備えているため、軸心方向Aにおけるハブ体83の幅Wが拡大するといった問題がある。
また、別の電動用ハブ装置として、減速機構87を設けず、モータの回転を直接ハブ体に伝えるダイレクトドライブ方式の電動用ハブ装置がある。この方式の電動用ハブ装置では、大きな回転駆動力でハブ体を回転させるには、高出力のモータが必要となり、モータの外径が増大し、これに伴って、ハブ体の外径が増大するといった問題がある。
本発明は、ハブ体を小型化することが可能な電動用ハブ装置および電動自転車を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本第1発明は、固定用のハブ軸と、ハブ軸に対して回転自在なハブ体と、ハブ体を回転させるモータとを有する電動用ハブ装置であって、
モータはハブ体内に設けられ、
モータは、回転軸を備えた回転体と、回転体を収容するハウジングとを有し、
モータの回転軸とハブ体とはハブ体内に設けられた減速機構を介して連動し、
減速機構は、回転軸に形成された太陽歯車と、ハブ体内に設けられた円環状歯車と、太陽歯車と円環状歯車とに歯合する回転自在な遊星歯車とを有し、
ハウジングに、ハブ軸の軸心方向において内側に陥没する凹陥部が形成され、
太陽歯車と円環状歯車と遊星歯車とが凹陥部に入り込んでいるものである。
これによると、モータが作動して回転軸が回転することにより、太陽歯車と遊星歯車と円環状歯車とが回転し、円環状歯車の回転がハブ体に伝えられて、ハブ体が減速されてハブ軸の軸心廻りに回転する。
この際、モータの回転軸の回転速度は減速機構で減速されてハブ体に伝えられるため、小型のモータを用いて、ハブ体を大きな回転駆動力で回転させることができる。これにより、モータの外径の大型化を阻止することができ、ハブ体の外径の増大を抑制することができる。
また、太陽歯車と円環状歯車と遊星歯車とはモータのハウジングの凹陥部に入り込んでいるため、ハブ軸の軸心方向におけるハブ体の幅を縮小することができる。
本第2発明における電動用ハブ装置は、ハウジングの凹陥部に支持部材が取り付けられ、
遊星歯車は、凹陥部内において、ハウジングと支持部材とで回転自在に支持されているものである。
本第3発明における電動用ハブ装置は、円環状歯車は、支持部材の径方向外側に配置されており、軸受けを介して支持部材に回転自在に支持されているものである。
これによると、モータが作動して回転軸が回転することにより、太陽歯車と遊星歯車とが回転し、円環状歯車が軸受けを介して支持部材に支持された状態で回転し、円環状歯車の回転がハブ体に伝えられ、ハブ体が減速されてハブ軸の軸心廻りに回転する。
円環状歯車は、支持部材の径方向外側に配置されており、軸受けを介して支持部材に支持されているので、支持部材と円環状歯車とを足し合わせた寸法がハブ軸の軸心方向において縮小され、これに応じて、ハブ体の幅が縮小される。
本第4発明における電動用ハブ装置は、回転体は、円環形状のロータと、ロータを支持するロータホルダーとからなり、
ハウジング内にステータが収容され、
ハウジングの凹陥部がロータの内側へ入り込んでいるものである。
これによると、モータと減速機構とを足し合わせた寸法がハブ軸の軸心方向において縮小されるため、これに応じて、ハブ体の幅が縮小される。
本第5発明における電動用ハブ装置は、太陽歯車と遊星歯車と内歯歯車とは径方向における一直線上に配置されているものである。
これによると、ハブ体の幅がさらに縮小される。
本第6発明は、上記第1発明から第5発明のいずれか1項に記載の電動用ハブ装置を備えた電動自転車であって、
車輪に電動用ハブ装置が備えられているものである。
本第7発明における電動自転車は、フリーホイールが、ハブ体の一側外方において、ハブ軸に外嵌され、
フリーホイールは複数のスプロケットを有するものである。
これによると、ハブ体の幅を縮小することができるため、フリーホイールのスプロケットの枚数を増やすことができ、優れた多段変速機能を有する電動自転車が得られる。
以上のように本発明によると、ハブ体の外径の増大を抑制することができるとともに、軸心方向におけるハブ体の幅を縮小することができるため、ハブ体を小型軽量化することができる。
本発明の実施の形態における電動用ハブ装置を備えた電動自転車の側面図 同、電動自転車の後車輪の電動用ハブ装置部分の拡大側面図 同、電動用ハブ装置の断面図 同、電動用ハブ装置の一部拡大断面図 同、電動用ハブ装置のモータの斜視図 同、電動用ハブ装置の減速機構を軸心方向から見た図 同、電動用ハブ装置の内歯歯車と支持部材との断面図 同、電動用ハブ装置の内歯歯車と支持部材との分解斜視図 従来の電動用ハブ装置の断面図
以下、本発明における実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1に示すように、1は電動自転車であり、フレーム2と、フレーム2に設けられた前および後車輪3,4と、ペダル5と、チェーン6と、外装変速装置7等を有している。フレーム2はチェーンステー10とバックホーク11とを有し、チェーンステー10の後端には後づめ12(図2参照)が設けられており、後づめ12には溝が形成されている。また、外装変速装置7はリヤディレーラー14と多段のフリーホイール15とを有している。後車輪4は、電動用ハブ装置20と、複数本のスポーク21と、リム22と、タイヤ23とを有している。
図3に示すように、電動用ハブ装置20は、左右一対の固定用のハブ軸24,25と、両ハブ軸24,25に対して回転自在なハブ体26と、ハブ体26を回転させるモールドモータ27とを有している。
ハブ体26は、ハブ軸24,25の軸心方向Aにおける一端部に開口部29を有する円筒状の胴部材30と、胴部材30の他端部を閉じる円盤状のカバー部材31と、カバー部材31に連結された筒状のスリーブ43とを有している。尚、スリーブ43の外周は、先端部側が六角形状であり、基端部側が円形状である。
図3,図4に示すように、モールドモータ27は、ハブ体26の内部に配設されており、回転体32とステータ33とハウジング34とを有するブラシレスモータである。回転体32は、円環形状のロータ35と、ロータ35を支持するロータホルダー36とを有している。ロータホルダー36の中央部にはモールドモータ27の回転軸37が貫通している。回転軸37はロータホルダー36に一体的に備えられ、ロータ35とロータホルダー36と回転軸37とは一体に回転する。
回転体32とステータ33とはハウジング34内に収容されている。ステータ33は、ロータ35の外周を取り囲むように配置された円環状の部材であり、ハウジング34内に固定されている。尚、回転軸37は両ハブ軸24,25間に位置し、これら各軸24,25,37は同一軸心上に配置されている。
図3に示すように、ハブ体26の胴部材30の一端部は、軸受け41を介して、ハウジング34に回転自在に支持されている。また、一方のハブ軸24はハウジング34に固定されて設けられている。さらに、他方のハブ軸25は、スリーブ43に挿入されて、ハブ体26の外部から内部へ突入している。
図3〜図5に示すように、ハウジング34の中央部には、ハブ軸24,25の軸心方向Aにおいて内側に陥没する凹陥部45が形成されている。凹陥部45は、軸心方向Aから見て円形に陥没しており、ロータ35の内側へ入り込んでいる。尚、凹陥部45の外径はロータ35の内径よりも僅かに小さい。
図3,図4,図6に示すように、ハブ体26内には減速機構48が設けられ、モールドモータ27の回転軸37とハブ体26とは減速機構48を介して連動する。減速機構48は、回転軸37の端部に形成された太陽歯車49と、円環状の内歯歯車50(円環状歯車の一例)と、太陽歯車49と内歯歯車50とに歯合する回転自在な複数の遊星歯車51とを有している。
太陽歯車49は凹陥部45に入り込んでいる。
また、各遊星歯車51は、凹陥部45に入り込んでおり、ハウジング34と支持部材52とで回転自在に支持されている。すなわち、遊星歯車51は、歯車本体51aと、歯車本体51aに挿通される支軸51bとを有している。各歯車本体51aはそれぞれ、各支軸51bに一個ずつ、回転自在に支持されている。支軸51bの一端は凹陥部45の底部45aに支持され、支軸51bの他端は支持部材52で支持されている。
図4,図7,図8に示すように、支持部材52は、円筒状のボス部52aと、ボス部52aの周囲に設けられた複数の脚部52bとを有している。支持部材52は複数本のねじ53により凹陥部45の底部45aに連結固定されている。尚、支持部材52のボス部52aの内周とハブ体26のカバー部材31との間には軸受け54が設けられている。
尚、遊星歯車51は、支軸51bを中心に自転はするが、太陽歯車49の周囲を公転はしない。
内歯歯車50は、ハブ軸24,25の軸心を中心にして回転自在であって、支持部材52の径方向外側に配置されており、軸受け56を介して支持部材52に支持されている。内歯歯車50は、内周に複数の歯を形成した円筒体50aと、円筒体50aの一端から径方向外側へ突出する円環状の外側円板体50bと、円筒体50aの一端から径方向内側へ突出する円環状の内側円板体50cとを有している。内側円板体50cは複数のねじ55により円筒体50aに取付けられている。
尚、内側円板体50cは支持部材52のボス部52aに外嵌されており、軸受け56は内側円板体50cの内周部とボス部52aの外周部との間に介装されている。図4に示すように、内歯歯車50の円筒体50aはハウジング34の凹陥部45に入り込んでおり、遊星歯車51は太陽歯車49と円筒体50aの内周の歯とに歯合している。
また、太陽歯車49と遊星歯車51と内歯歯車50の円筒体50aとは径方向における一直線L上に配置されている。
図3,図4に示すように、ハブ体26の内部には、内歯歯車50の回転をハブ体26に伝達するがハブ体26の回転を内歯歯車50に伝達しない第1のワンウェイクラッチ58が設けられている。第1のワンウェイクラッチ58は、ラチェット式であり、円環状のラチェットギア59と、ラチェットギア59に係脱自在な複数のラチェット爪60とを有している。ラチェットギア59はねじ61によりハブ体26のカバー部材31の内側に取付けられている。また、ラチェット爪60は、内歯歯車50の外側円板体50bの外周部に設けられており、内歯歯車50がカバー部材31に対して一方向へ相対的に回転する場合、ラチェットギア59に噛み合い、内歯歯車50がカバー部材31に対して他方向へ相対的に回転する場合、ラチェットギア59から離脱する。
図3に示すように、フリーホイール15は、ハブ体26の一側外方において、他方のハブ軸25に回転自在に外嵌されている。フリーホイール15は、複数枚のスプロケット63を備えた円筒状のアウターボディ64と、アウターボディ64の内部に設けられた筒状のインナーボディ65と、アウターボディ64とインナーボディ65との間に設けられた第2のワンウェイクラッチ66とを有している。第2のワンウェイクラッチ66は、スプロケット63の回転をハブ体26に伝達するがハブ体26の回転をスプロケット63に伝達しない機能を備えている。
尚、筒状のインナーボディ65の外周は円形状であり、内周は六角形状に形成されている。インナーボディ65は、スリーブ43の先端部側すなわち六角形状に形成されている部分に外嵌されている。これにより、インナーボディ65とスリーブ43とは周方向(回転方向)において互いに係合している。
図2,図3に示すように、ハブ体26の外周部には、後車輪4の各スポーク21の先端が接続されている。両ハブ軸24,25はそれぞれ両チェーンステー10の後づめ12の溝に挿入されている。両ハブ軸24,25にそれぞれナット67を螺合することにより、電動用ハブ装置20と共に後車輪4が両チェーンステー10間に取り付けられる。
図1に示すように、電動自転車1には、モールドモータ27に電力を供給するバッテリー8と、ペダル5に作用する踏力を検出する検出装置17と、検出装置17で検出された踏力に応じてモールドモータ27の駆動を制御する制御装置18とが設けられている。
以下、上記構成における作用を説明する。
利用者が電動自転車1を走行させているとき、ペダル5に作用する踏力は、検出装置17により検出されると共に、チェーン6を介してフリーホイール15に伝達され、フリーホイール15が回転する。この際、図3に示すように、第2のワンウェイクラッチ66を介してアウターボディ64とインナーボディ65とが繋がり、フリーホイール15の回転はアウターボディ64から第2のワンウェイクラッチ66を介してインナーボディ65に伝達され、インナーボディ65とスリーブ43とカバー部材31と胴部材30とが一体的に回転し、これにより、ハブ体26が軸心68を中心に回転する。
この際、検出装置17で検出された踏力が閾値未満であると、制御装置18はモールドモータ27を停止する。この場合、ハブ体26と一体に第1のワンウェイクラッチ58のラチェットギア59が一方向に回転するが、ラチェット爪60がラチェットギア59から離脱するため、ハブ体26と内歯歯車50との間が第1のワンウェイクラッチ58によって切断される。これにより、ハブ体26の回転がモールドモータ27に伝達されるのを防止することができ、モールドモータ27は停止状態に保たれ、後車輪4はペダル7に作用する踏力のみによって回転駆動される。
また、検出装置17で検出された踏力が閾値以上になると、制御装置18はモールドモータ27を駆動する。これにより、ロータ35と共にロータホルダー36と回転軸37とが回転し、回転軸37の太陽歯車49が回転し、各遊星歯車51が回転し、遊星歯車51の回転により、内歯歯車50が軸受け56を介して支持部材52に支持された状態で回転する。
この際、ラチェット爪60がラチェットギア59に噛み合って、内歯歯車50とハブ体26との間が第1のワンウェイクラッチ58によって繋がり、内歯歯車50の回転がハブ体26に伝達される。これにより、後車輪4は、ペダル7に作用する踏力とこの踏力に応じて出力されるモールドモータ27の回転駆動力(補助動力)とによって、回転駆動される。
この際、モールドモータ27の回転軸37の回転速度は減速機構48で減速されてハブ体26に伝えられるため、小型のモールドモータ27を用いて、ハブ体26を大きな回転駆動力で回転させることができる。これにより、モールドモータ27の外径の大型化を阻止することができ、ハブ体26の外径の増大を抑制することができる。
また、図3〜図6に示すように、太陽歯車49と遊星歯車51と内歯歯車50の円筒体50aとはハウジング34の凹陥部45に入り込んでいるため、軸心方向Aにおけるハブ体26の幅Wを縮小することができる。
また、凹陥部45がロータ35の内側へ入り込んでいるため、モールドモータ27と減速機構48とを足し合わせた寸法が軸心方向Aにおいて縮小され、これに応じて、ハブ体26の幅Wがさらに縮小される。
また、図7に示すように、内歯歯車50は、支持部材52の径方向外側に配置されており、軸受け56を介して支持部材52に支持されているので、支持部材52と内歯歯車50とを足し合わせた寸法Bが軸心方向Aにおいて縮小され、これに応じて、ハブ体26の幅Wがさらに縮小される。
また、図4に示すように、太陽歯車49と遊星歯車51と内歯歯車50の円筒体50aとは径方向における一直線L上に配置されているので、ハブ体26の幅Wがさらに縮小される。
上記のようにハブ体26の幅Wを縮小することができるため、ハブ体26を小型軽量化することができると共に、フリーホイール15のスプロケット63の枚数を増やすことができ、優れた多段変速機能を有する電動自転車1が得られる。
また、ペダル5を漕がずに止めたままの状態で、下り坂を惰性で走行している場合、図3に示すように、後車輪4と共にハブ体26とインナーボディ65とが回転する。この際、第2のワンウェイクラッチ66を介してアウターボディ64とインナーボディ65とが切断されるため、インナーボディ65の回転はアウターボディ64に伝達されない。これにより、ハブ体26の回転がフリーホイール15のスプロケット63に伝達されず、チェーン6やペダル5が回転することはない。
上記実施の形態では、電動用ハブ装置20を、後車輪4に設けているが、前車輪3に設けてもよい。この場合、前車輪3がモールドモータ27により回転駆動される。
上記実施の形態では、モータ27の一例としてブラシレスモータを用いているが、ブラシレスモータ以外の形式のモータであってもよい。また、モールドモータ27に限定されることはなく、モールドモータ以外の形式のモータであってもよい。
上記実施の形態では、第1のワンウェイクラッチ58を設けたが、第1のワンウェイクラッチ58を設けなくてもよい。この場合、内歯歯車50はハブ体26のカバー部材31の内側に取付けられ、例えば電動自転車1が下り坂を惰性で走行している際、後車輪4の回転が減速機構48を介してモールドモータ27の回転軸37に伝達されるため、モールドモータ27の回転軸37が回転し、電力を回生することができる。

Claims (7)

  1. 固定用のハブ軸と、ハブ軸に対して回転自在なハブ体と、ハブ体を回転させるモータとを有する電動用ハブ装置であって、
    モータはハブ体内に設けられ、
    モータは、回転軸を備えた回転体と、回転体を収容するハウジングとを有し、
    モータの回転軸とハブ体とはハブ体内に設けられた減速機構を介して連動し、
    減速機構は、回転軸に形成された太陽歯車と、ハブ体内に設けられた円環状歯車と、太陽歯車と円環状歯車とに歯合する回転自在な遊星歯車とを有し、
    ハウジングに、ハブ軸の軸心方向において内側に陥没する凹陥部が形成され、
    太陽歯車と円環状歯車と遊星歯車とが凹陥部に入り込んでいることを特徴とする電動用ハブ装置。
  2. ハウジングの凹陥部に支持部材が取り付けられ、
    遊星歯車は、凹陥部内において、ハウジングと支持部材とで回転自在に支持されていることを特徴とする請求項1記載の電動用ハブ装置。
  3. 円環状歯車は、支持部材の径方向外側に配置されており、軸受けを介して支持部材に回転自在に支持されていることを特徴とする請求項2に記載の電動用ハブ装置。
  4. 回転体は、円環形状のロータと、ロータを支持するロータホルダーとからなり、
    ハウジング内にステータが収容され、
    ハウジングの凹陥部がロータの内側へ入り込んでいることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電動用ハブ装置。
  5. 太陽歯車と遊星歯車と内歯歯車とは径方向における一直線上に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電動用ハブ装置。
  6. 上記請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電動用ハブ装置を備えた電動自転車であって、
    車輪に電動用ハブ装置が備えられていることを特徴とする電動自転車。
  7. フリーホイールが、ハブ体の一側外方において、ハブ軸に外嵌され、
    フリーホイールは複数のスプロケットを有することを特徴とする請求項6記載の電動自転車。
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