JP2012215821A - 偏光板の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】偏光フィルム21の片面にアクリル系樹脂フィルム25を、他面に透明樹脂フィルム23を貼合して偏光板を製造する方法であって、(A)偏光フィルム21をアクリル系樹脂フィルム25と透明樹脂フィルム23とで挟むように搬送する原料フィルム搬送工程と、(B)アクリル系樹脂フィルム25の外側に接触して回転する第1の貼合ロール15と、透明樹脂フィルム23の外側に接触して回転する第2の貼合ロール16とで、フィルムの積層体を挟みながら貼合を行う貼合工程と、(C)接着剤を硬化させる硬化工程と、を備える。貼合工程(B)は、透明樹脂フィルム23側における搬送方向での収縮応力よりもアクリル系樹脂フィルム25側における搬送方向での収縮応力のほうが大きくなるように、両フィルムに張力を付与した状態で偏光フィルム21に貼合する。
【選択図】図1
Description
原料フィルム搬送工程(A)では、ロール状に巻かれた偏光フィルム21から長尺状の偏光フィルム21が繰り出される。所定の速度で送られてくる偏光フィルム21の片面には、同じくロール状に巻かれたアクリル系樹脂フィルム25から繰り出される長尺状のアクリル系樹脂フィルム25が供給される。一方、偏光フィルム21の他面には、同じくロール状に巻かれた透明樹脂フィルム23から繰り出される長尺状の透明樹脂フィルム23が供給される。
図示は省略するが、アクリル系樹脂フィルム25は、偏光フィルム21に貼合される面とは反対側にプロテクトフィルムが積層された状態で、原料フィルム搬送工程(A)に供することができる。プロテクトフィルムは、アクリル系樹脂フィルム25の表面を保護し、搬送及び貼合の確実さを高める役割を有している。また、プロテクトフィルムは剛性が高く、いわゆる「こし」があるため、アクリル系樹脂フィルム25やこれを備えた偏光板20に貼合することで、フィルムを保形してカールを抑制する効果もある。この場合、アクリル系樹脂フィルム25は、プロテクトフィルムを貼合するプロテクトフィルム貼合工程を経た後、原料フィルム搬送工程(A)に供される。なお、このプロテクトフィルム貼合工程(D)は、本発明において必須の工程ではなく、任意の工程である。
偏光フィルム21とアクリル系樹脂フィルム25との間の貼合、偏光フィルム21と透明樹脂フィルム23との間の貼合は、接着剤を介して行われる。接着剤は、原料フィルム搬送工程(A)中の任意の段階で、偏光フィルム21とアクリル系樹脂フィルム25との貼合面の少なくとも一方に、偏光フィルム21と透明樹脂フィルム23との貼合面の少なくとも一方にそれぞれ塗布することができる。図では、接着剤塗布装置12を用いてアクリル系樹脂フィルム25の貼合面に、接着剤塗布装置13を用いて透明樹脂フィルム23の貼合面に、それぞれ接着剤を塗布しているが、接着剤を塗布する面としてはこれに限定されない。例えば、アクリル系樹脂フィルム25や透明樹脂フィルム23ではなく偏光フィルム21の貼合面に接着剤を塗布してもよく、あるいはアクリル系樹脂フィルム25、透明樹脂フィルム23、偏光フィルム21のすべての貼合面に接着剤を塗布してもよい。
原料フィルム搬送工程(A)において、偏光フィルム21を挟むようにその両側から供給されるアクリル系樹脂フィルム25と透明樹脂フィルム23は、引き続く貼合工程(B)に供給される。この貼合工程(B)では、アクリル系樹脂フィルム25の外側に接触する第1の貼合ロール15と、透明樹脂フィルム23の外側に接触する第2の貼合ロール16により、これらのフィルムが貼合される。
(B−1)アクリル系樹脂フィルム25の外側に接触する第1の貼合ロール15の周速度に対する透明樹脂フィルム23の外側に接触する第2の貼合ロール16の周速度の比を1.0105以上、1.0414以下とする。
(B−2)透明樹脂フィルム23の単位断面積あたりの貼合前張力に対するアクリル系樹脂フィルム25の単位断面積あたりの貼合前張力の比を1以上とする。
以下、上記(B−1)及び(B−2)の実施形態について順に説明する。
本実施形態では、貼合工程(B)において、第1の貼合ロール15の周速度に対する第2の貼合ロール16の周速度の比が1.0105以上、1.0141以下となるように貼合を行う。この周速度の関係は、第1の貼合ロール15の周速度をR1、第2の貼合ロール16の周速度をR2として、以下の式(1)を満たすことを意味する。
1.0105≦R2/R1≦1.0141 (1)
本実施形態では、透明樹脂フィルム23の単位断面積あたりの貼合前張力に対する、アクリル系樹脂フィルム25の単位断面積あたりの貼合前張力の比が1以上となるように貼合を行う。すなわち、透明樹脂フィルム23よりもアクリル系樹脂フィルム25のほうにより大きな張力をかけた状態で貼合することで、アクリル系樹脂フィルム25のほうにより大きな収縮応力を発生させ、過度な逆カールを抑制している。ここで、貼合前張力は、貼合前のフィルムにフィルムの搬送方向に沿った方向に引っ張ることで付与することができる。具体的には、例えばロール状のアクリル系樹脂フィルム25を繰り出す繰出しロール(不図示)よりも、偏光板20をロール状に巻き取る巻取りロール(不図示)のほうが巻取り力が大きくなるように、両ロールの回転速度に差を持たせる方法が挙げられる。
単位断面積あたりの貼合前張力(N/mm2)=フィルムの貼合前張力(N)/フィルム幅方向の断面積(mm2) (2)
例えば、フィルムの貼合前張力が1000N、フィルム幅方向の断面積が2000mm2である場合、単位断面積あたりの貼合前張力は0.50(N/mm2)となる。
単位断面積あたりの貼合前張力の比=アクリル系樹脂フィルム25の単位断面積あたりの貼合前張力/透明樹脂フィルム23の単位断面積あたりの貼合前張力≧1 (3)
貼合工程(B)から搬送されてくるアクリル系樹脂フィルム25/接着剤(図示せず)/偏光フィルム21/接着剤(図示せず)/透明樹脂フィルム23の順で貼合された積層体は、硬化工程(C)において、上記の接着剤が硬化され、アクリル系樹脂フィルム25及び透明樹脂フィルム23がそれぞれ偏光フィルム21に接着されて、偏光板20となる。図では、貼合ロール15,16によって貼合された積層体が硬化装置18へ送り込まれ、そこで硬化処理が施されるようになっている。硬化処理は、接着剤の種類に応じて、活性エネルギー線の照射、加熱、乾燥などにより行うことができる。
次に、偏光板20について説明する。図4に示すように、偏光板20は、アクリル系樹脂フィルム25と、偏光フィルム21と、透明樹脂フィルム23と、がこの順で積層された層構成を備えている。以下、偏光板20を構成する各層について説明する。
偏光フィルム21は、自然光を直線偏光に変換する機能を有する部材である。偏光フィルム21としては、一軸延伸されたポリビニルアルコール系樹脂フィルムに二色性色素を吸着配向させたものを用いることができる。ポリビニルアルコール系樹脂としては、ポリ酢酸ビニル系樹脂をケン化したものを用いることができ、ポリ酢酸ビニル系樹脂としては、酢酸ビニルの単独重合体であるポリ酢酸ビニルのほか、酢酸ビニルとこれに共重合可能な他の単量体との共重合体などが例示される。酢酸ビニルに共重合可能な他の単量体としては、例えば、不飽和カルボン酸類、オレフィン類、ビニルエーテル類、不飽和スルホン酸類、アンモニウム基を有するアクリルアミド類などが挙げられる。
アクリル系樹脂フィルム25は、偏光フィルム21の表面の摩損防止や補強などの機能を有する部材であり、アクリル系樹脂から構成される。ここで、アクリル系樹脂とは、(メタ)アクリル系樹脂を意味し、アクリル系樹脂とメタクリル系樹脂の両方を含む概念である。以下、アクリル系樹脂について説明する。
アクリル系樹脂は、上述したように(メタ)アクリル系樹脂であり、アクリル酸エステルやメタクリル酸エステルの重合体を意味する。メタクリル酸エステルの重合体としては、例えば、メタクリル酸アルキルを主体とする重合体からなるものが好ましい。メタクリル酸アルキルの単量体組成は、全単量体の合計100重量%を基準として、メタクリル酸アルキルが、好ましくは70重量%以上、より好ましくは80重量%以上、更に好ましくは90重量%以上であり、かつメタクリル酸アルキルが99重量%以下である。なお、アクリル系樹脂としては、メタクリル酸アルキルの単独重合体であってもよいし、メタクリル酸アルキル50重量%以上とメタクリル酸アルキル以外の単量体50重量%以下との共重合体であってもよい。メタクリル酸アルキルとしては、通常、そのアルキル基の炭素数が1〜4のものが用いられ、中でもメタクリル酸メチルが好ましく用いられる。
柔軟性を向上させてハンドリング性を高めるため、アクリル系樹脂には、ゴム弾性体粒子を配合してもよい。ゴム弾性体粒子は、ゴム弾性体を含有する粒子であり、ゴム弾性体のみからなる粒子であってもよいし、ゴム弾性体の層を有する多層構造の粒子であってもよい。ゴム弾性体としては、例えば、オレフィン系弾性重合体、ジエン系弾性重合体、スチレン−ジエン系弾性共重合体、アクリル系弾性重合体が挙げられる。中でも、アクリル系樹脂フィルム25の表面硬度や耐光性、透明性の点から、アクリル系弾性重合体が好ましく用いられる。
透明樹脂フィルム23は、透明性に優れた樹脂で構成されるものが好ましい。このような樹脂として、例えば、ポリカーボネート系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、ポリスチレン系樹脂、(メタ)アクリレート系樹脂、環状オレフィン系樹脂やポリプロピレン系樹脂を包含するオレフィン系樹脂、ポリアリレート系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリアミド系樹脂、セルロース系樹脂などを挙げることができる。透明樹脂フィルム23は、延伸されていない未延伸フィルムであるか、又は一軸若しくは二軸延伸された延伸フィルムであることが好ましい。
Nz=(nx−nz)/(nx−ny) (4)
Ro=(nx−ny)×d (5)
Rth=〔(nx+ny)/2−nz〕×d (6)
Nz=Rth/Ro+0.5 (7)
偏光フィルム21とアクリル系樹脂フィルム25との貼合や、偏光フィルム21と透明樹脂フィルム23との貼合には、接着剤が用いられる。この接着剤は、活性エネルギー線の照射、加熱、乾燥などによって硬化し、偏光フィルム21とアクリル系樹脂フィルム25、偏光フィルム21と透明樹脂フィルム23を、実用に足る強度で接着できるものであればよい。具体的には、例えば以下のような接着剤組成物が挙げられる。
グリシジルエーテル系エポキシ化合物、脂環式エポキシ化合物、及びオキセタン化合物のようなカチオン重合性化合物に、光カチオン重合開始剤を配合してなるカチオン重合性の光硬化性接着剤組成物;
アクリル系化合物のようなラジカル重合性化合物に、光ラジカル重合開始剤を配合してなるラジカル重合性の光硬化性接着剤組成物;
上に示したカチオン重合性又はラジカル重合性の化合物に、熱重合開始剤、すなわち熱カチオン発生剤又は熱ラジカル発生剤を配合してなる熱硬化性接着剤組成物;
水溶性又は親水性の架橋性エポキシ化合物又はウレタン化合物に、必要に応じてポリビニルアルコール系樹脂のような反応性基を有する水溶性樹脂を配合した水溶液又は水分散液からなる水系接着剤組成物。
粘着剤層は、粘着性を有する層であり、偏光板20を液晶セル40に貼合するために用いられる。粘着剤層を形成する粘着剤としては、例えば、アクリル系ポリマー、シリコーン系ポリマー、ポリエステル、ポリウレタン、ポリエーテルなどをベースポリマーとするものが挙げられる。なかでも、アクリル系ポリマーをベースポリマーとするアクリル系粘着剤は、光学的な透明性に優れ、適度の濡れ性や凝集力を保持し、更に耐候性や耐熱性などに優れ、加熱や加湿の条件下でも、浮きや剥がれなどのセパレート問題が生じにくいため、好ましく用いられる。
アクリル系樹脂フィルム25のうち偏光フィルム21に貼合される面とは反対側の面には、プロテクトフィルムを積層することができる。プロテクトフィルムは、剥離可能なフィルムであり、アクリル系樹脂フィルム25の表面を損傷、摩損などから保護するための部材である。プロテクトフィルムは、透明樹脂からなる基材フィルムと、この基材フィルムの表面に積層された弱い接着性を有する粘着剤層と、により構成される。プロテクトフィルムは、偏光板20の使用時までアクリル系樹脂フィルム25に貼合されており、使用時においてはアクリル系樹脂フィルム25から剥離される。
基材フィルムは、透明樹脂からなるものであれば特に限定されない。このような透明樹脂としては、例えば、ポリメタクリル酸メチルに代表されるアクリル系樹脂、ポリプロピレンやポリエチレンに代表されるオレフィン系樹脂、ポリブチレンテフタレートやポリエチレンテフタレートに代表されるポリエステル系樹脂などが挙げられる。特に、透明性や均質性に優れ、なおかつこしが強く廉価であることから、ポリエチレンテレフタレートが好ましい。
粘着剤層としては、アクリル系粘着剤など、公知の再剥離用粘着剤を使用することができる。このうち特に、プロテクトフィルムのこしの強さの観点から、弾性率が高く硬さのあるアクリル系樹脂が好ましい。また、こしの強さの点からは、粘着剤層の厚みは厚いほうがよい。また、粘着剤層には、剥離時に静電気を発生させないため、帯電防止剤などが含有されていてもよい。
先に図4を参照して行った説明に準じた方法で、プロテクトフィルムが貼着されたアクリル系樹脂フィルム、偏光板、並びに粘着剤層付き偏光板(剥離フィルムが付いた状態、及び剥離フィルムを剥がした状態)のそれぞれについて、フィルムの凸となっている側を下に向けてカール量を測定した。アクリル系樹脂フィルム側が凸となる場合を正カール、凹となる場合を逆カールとする。
フィルムの引張弾性率は、JIS K 7161「プラスチック−引張特性の試験方法 第1部:通則」に規定された方法で、オートグラフ(型式「AG−1」、(株)島津製作所製)を用い、温度22℃、相対湿度53%の条件にて測定した。
(a)アクリル系樹脂フィルムの製造
(アクリル系樹脂とアクリル系弾性重合体粒子)
メタクリル酸メチル/アクリル酸メチルの重量比96/4の共重合体を、アクリル系樹脂とした。また、最内層が、メタクリル酸メチルに少量のメタクリル酸アリルを用いて重合された硬質の重合体、中間層が、アクリル酸ブチルを主成分とし、さらにスチレン及び少量のメタクリル酸アリルを用いて重合された軟質の弾性体、最外層が、メタクリル酸メチルに少量のアクリル酸エチルを用いて重合された硬質の重合体からなる3層構造の弾性体粒子であって、中間層である弾性体までの平均粒径が240nmのものを、アクリル系弾性重合体粒子とした。
上記のアクリル系樹脂と上記のアクリル系弾性重合体粒子が前者/後者=70/30の重量比で配合されているペレットを二軸押出機で溶融混練しつつ、アクリル系樹脂組成物のペレットとした。このペレットを65mmφの一軸押出機に投入し、設定温度275℃のT型ダイを介して押し出し、押し出されたフィルム状溶融樹脂の両面を、45℃に温度設定された鏡面を有する2本のポリシングロールで挟み込んで冷却し、アクリル系樹脂フィルムを作製した。
片面に弱粘着性のアクリル系粘着剤層が設けられた厚み60μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムを用意し、これをプロテクトフィルムとした。このポリエチレンテレフタレートフィルムは、長尺方向(MD)の引張弾性率が3,500MPaであった。これを、プロテクトフィルムの粘着剤層がアクリル系樹脂フィルムと重なるように、アクリル系樹脂フィルムとプロテクトフィルムをロールタイプラミネーターで貼合した。このとき、プロテクトフィルム貼着アクリル系樹脂フィルムから250mm×300mm切り出し、カールの測定を行った。このときのカール値は、最小値7.0mmで、最大値31.0mmであり、正カールであった。
ポリビニルアルコールにヨウ素が吸着配向している偏光フィルムの片面に、上記(b)で作製したプロテクトフィルム貼着アクリル系樹脂フィルムのアクリル系樹脂フィルム側を、偏光フィルムの他面には、日本ゼオン(株)から入手した環状オレフィン系樹脂の二軸延伸フィルムであって厚み50μmの「ゼオノアフィルム」(面内の位相差値Ro=55nm、厚み方向の位相差値Rth=124nm)をそれぞれ貼合して、偏光板を作製した。
上記(c)で得られた偏光板から400mm×700mmのサンプルを切り出し、25℃で1時間放置した。その後、プロテクトフィルムを剥がした状態で、そのカール量を前記の方法により測定したところ、環状オレフィン系樹脂フィルム側が凹となる逆カールであり、最大値−39.0mmであった。この結果を表1に示した。
実施例1の(c)において、周速度比R2/R1を1.0107とし、その他は実施例1と同様にして偏光板を作製した。得られた偏光板のカール量を(d)と同じ方法で測定したところ、環状オレフィン系樹脂フィルム側が凹となる逆カールであり、最大値−79.0mmであった。この結果を表1に示した。
実施例1の(c)において、単位断面積あたりの貼合前張力の比を1.1とし、その他は実施例1と同様にして偏光板を作製した。得られた偏光板のカール量を(d)と同じ方法で測定したところ、環状オレフィン系樹脂フィルム側が凹となる逆カールであり、最大値−4.0mmであった。この結果を表1に示した。
実施例1の(c)において、周速度比R2/R1を1.0098とし、その他は実施例1と同様にして偏光板を作製した。得られた偏光板のカール量を(d)と同じ方法で測定したところ、環状オレフィン系樹脂フィルム側が凹となる逆カールであり、最大値−107.0mmであった。この結果を表1に示した。
図5は、同じ貼合前張力の比で実験した実施例1,2と比較例1で得られた結果をプロットしたグラフである。カール量のマイナス(−)は逆カール、プラス(+)は正カールであることを示している。この図に示すとおり、周速度比R2/R1とカール量との間には相関関係があり、両者の関係はリニア(一次関数)の関係にあることが分かった。横軸xを周速度比、縦軸yをカール量としたとき、回帰直線は以下の式(8)で表される。また、このときの相関係数R2=0.9539であった。
y=44211x−44754 ・・・(8)
Claims (7)
- 二色性色素が吸着配向しているポリビニルアルコール系樹脂からなる偏光フィルムの片面に、接着剤を介してアクリル系樹脂フィルムを貼合し、前記偏光フィルムの他面には、接着剤を介して透明樹脂フィルムを貼合して偏光板を製造する方法であって、
(A)前記偏光フィルム、前記アクリル系樹脂フィルム及び前記透明樹脂フィルムをそれぞれ一定方向に、かつ前記偏光フィルムを前記アクリル系樹脂フィルムと前記透明樹脂フィルムとで挟むように搬送する原料フィルム搬送工程と、
(B)前記偏光フィルムの片面に前記アクリル系樹脂フィルムを、前記偏光フィルムの他面に前記透明樹脂フィルムを、それぞれ硬化性の接着剤を介して貼合し、そして、前記アクリル系樹脂フィルムの外側に接触し、その搬送方向に回転する第1の貼合ロールと、前記透明樹脂フィルムの外側に接触し、その搬送方向に回転する第2の貼合ロールとで、前記アクリル系樹脂フィルム/前記偏光フィルム/前記透明樹脂フィルムの積層体を挟みながら前記貼合を行う貼合工程と、
(C)貼合後、前記接着剤を硬化させて、前記アクリル系樹脂フィルムと前記偏光フィルム及び前記透明樹脂フィルムと前記偏光フィルムを接着させる硬化工程とを備え、
前記貼合工程(B)は、前記透明樹脂フィルム側における前記搬送方向での収縮応力よりも前記アクリル系樹脂フィルム側における前記搬送方向での収縮応力のほうが大きくなるように、前記透明樹脂フィルム及び前記アクリル系樹脂フィルムに張力を付与した状態で前記偏光フィルムに貼合することを特徴とする偏光板の製造方法。 - 前記貼合工程(B)は、前記アクリル系樹脂フィルムの外側に接触する第1の貼合ロールの周速度に対する前記透明樹脂フィルムの外側に接触する第2の貼合ロールの周速度の比が1.0105以上、1.0141以下となるように行うことを特徴とする請求項1に記載の偏光板の製造方法。
- 前記貼合工程(B)は、前記透明樹脂フィルムの単位断面積あたりの貼合前張力に対する前記アクリル系樹脂フィルムの単位断面積あたりの貼合前張力の比が1以上となるように行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の偏光板の製造方法。
- 前記アクリル系樹脂フィルムのうち前記偏光フィルムに貼合される面とは反対側の面にプロテクトフィルムを貼合するプロテクトフィルム貼合工程を更に備える、請求項1〜3のいずれかに記載の偏光板の製造方法。
- 前記透明樹脂フィルムは、延伸されていないフィルムであるか、又は一軸若しくは二軸延伸されたフィルムである、請求項1〜4のいずれかに記載の偏光板の製造方法。
- 前記原料フィルム搬送工程(A)の途中に、前記アクリル系樹脂フィルムの前記偏光フィルムへの貼合面に前記接着剤を塗布し、前記透明樹脂フィルムの前記偏光フィルムへの貼合面に前記接着剤を塗布する接着剤塗布工程を更に備える、請求項1〜5のいずれかに記載の偏光板の製造方法。
- 前記接着剤は、活性エネルギー線硬化樹脂を含有し、前記硬化工程(C)は活性エネルギー線の照射によって前記活性エネルギー線硬化樹脂を硬化することにより行われる、請求項1〜6のいずれかに記載の偏光板の製造方法。
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