JP2012245862A - 牽引台車 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の目的は、牽引車両により牽引されて狭い通路の角を曲がるのに好適な台車であって、構造の簡素化を図り、一般に市販されている台車に対しても適応が可能で、コストを抑え、修理と適用の容易さを改善した牽引台車を提供する。
【解決手段】荷台と、この荷台の前部を支持する左右一対の前輪と、荷台の後部を支持する左右一対の後輪と、荷台の前後に設けられた牽引接続部を有する台車であって、台車の前方牽引接続部に接続される二本一対の接続治具をX字状に接続し、台車1台で運搬する場合は接続治具を取り外し可能とした牽引台車。
【選択図】 図1
【解決手段】荷台と、この荷台の前部を支持する左右一対の前輪と、荷台の後部を支持する左右一対の後輪と、荷台の前後に設けられた牽引接続部を有する台車であって、台車の前方牽引接続部に接続される二本一対の接続治具をX字状に接続し、台車1台で運搬する場合は接続治具を取り外し可能とした牽引台車。
【選択図】 図1
Description
本発明は、荷物の運搬等に用いられ、単数の状態又は複数の台車が連結された状態で、手押しされる牽引台車又は牽引車両に牽引される牽引台車に関する。
〔特許文献1〕に記載のように、従来の台車においては、台車を複数連結した場合、各台車のタイヤが前方の台車の軌道に合わせるように、全車輪を回転自在にして内輪差を生じることがなく同一輪跡上を走行し、また手押し台車として使用する場合は、従来通り手前前輪を回転自在に、後輪を直進固定として使用できる方式が提案されていた。しかし、〔特許文献1〕に記載の従来の方法では、特殊な機構を持った専用の台車の購入が必要であり、台車のコストは一般の市販されている台車よりもコストが高く、使用時には台車を購入後に別途改造を行う必要があった。
本発明の目的は、牽引車両により牽引されて狭い通路の角を曲がるのに好適な台車であって、構造の簡素化を図り、一般に市販されている台車に対しても適応可能にして、コストを抑え、修理と適用の容易さを実現した牽引台車を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の牽引台車は、荷台と、該荷台の前部を支持する左右一対の前輪と、前記荷台の後部を支持する左右一対の後輪と、前記荷台の前後に設けられ台車を牽引する牽引接続部を有し、前記台車の前方牽引接続部に接続される二本一対の接続治具をX字状に接続し、該接続治具を取り外し可能としたものである。
本発明によれば、2台の台車を連結する場合、前方の接続部と前方の台車後部の接続部に対し、接続治具をX字状に交差させて接続することにより、内輪差を小さくし狭い通路でも通行できる利点がある。
本発明の一実施例を図1乃至図5を参照して説明する。図1乃至図3は、それぞれ本発明の実施例を示す台車の側面図,下面図,正面図である。
台車1は、長方形の枠状に形成された荷物を積載する荷台11と、この荷台11の上部の周囲に載設された荷物を環囲する柵12と、荷台11の前後に設けられ台車を牽引する台車牽引接続部21と、荷台11の下面の4隅に設けた左右一対の前輪31及び左右一対の後輪32を備えている。尚、図1及び図2においては、図面の右方向を前方、左方向を後方としている。
台車牽引接続部21は、L字型に曲げた板状の部材で構成されており、台車1の前後に固定される。台車牽引接続部21は、二本一対の接続治具41と接続するための台車牽引接続部ネジ穴22を有している。
接続治具41は板状の部材で構成されていて、その両端に接続用のネジ穴22を有しており、連結して運用しない場合は取り外せるようになっている。狭い通路においても台車同士が衝突することなく曲がることができ、かつ内輪差を小さくするために、台車1の幅をaとし、接続治具の長さをbとすると、数1の関係となるよう台車1の幅と接続治具41の長さを設定している。
〔数1〕
a=b ・・・・(1)
台車1の台車牽引接続部21に接続治具41を接続する場合は、図4に示すように、台車牽引接続部21と接続治具41を、スプリングワッシャー44を介してボルト43とナット46で締め付ける。台車1に接続された接続治具41について締め付け後も可動となるように、ナット46を2つ重ねるダブルナットにして締め付けを行う。
a=b ・・・・(1)
台車1の台車牽引接続部21に接続治具41を接続する場合は、図4に示すように、台車牽引接続部21と接続治具41を、スプリングワッシャー44を介してボルト43とナット46で締め付ける。台車1に接続された接続治具41について締め付け後も可動となるように、ナット46を2つ重ねるダブルナットにして締め付けを行う。
接続治具41をX字状に2本の部材を交差させて接続するため、同じボルト43,スプリングワッシャー44,ナット2個で締め付けを行うと部材同士が接触し動かすことができない。動かせるようにするために、交差させたときに上側の接続治具41と下側の接続治具41の間に隙間ができるようにする。
接続治具41の上側と下側の間に隙間を設けるため、下側の接続治具41と台車牽引接続部21とは、ボルト43,スプリングワッシャー44,接続治具41,台車牽引接続部21,ナット46を2つの並びで締め付けを行う。
上側の接続治具41と台車牽引接続部21を締め付ける場合、接続治具41の部材の厚さをt1とし、ワッシャー45の重ねた厚さをt2とすると、数2となるようにワッシャー45を複数枚重ねる。
〔数2〕
t1≦t2 ・・・・(2)
締め付けを行う順番は一番上をボルト43とし、以下、スプリングワッシャー44,接続治具41,ワッシャー45,牽引接続部,ナット46を2つ、の順番とする。
t1≦t2 ・・・・(2)
締め付けを行う順番は一番上をボルト43とし、以下、スプリングワッシャー44,接続治具41,ワッシャー45,牽引接続部,ナット46を2つ、の順番とする。
台車牽引接続部21の台車牽引接続部21のネジ穴22と、接続治具41の接続治具ネジ穴42を利用して、ボルト43,スプリングワッシャー44,ワッシャー45,ナット46で接続できる。
接続された台車1同士は、上述したように、台車牽引接続部21と接続治具41にて水平方向に接続されている。
前輪31は、一般にキャスターと呼ばれ、荷台11の下面にビスで固定されている軸受固定部35と、軸受固定部35の下部にその車輪の進行方向を回転自在に軸支するフォーク部34と、フォーク部34に回転自在に軸支された車輪33で構成されている。
後輪32も、一般にキャスターと呼ばれ、荷台11の下面にビスで固定されている軸受固定部35と、軸受固定部35に固定された車輪33で構成されている。
フォーク部34は、軸受固定部35の中心とずれた位置に車輪33を軸支しているので、台車1がある方向に移動した時、車輪33と床との摩擦抵抗によりその方向と反対方向にフォーク部34が回転され、車輪をその方向に向ける。
前輪31の両方に、その車輪の回転を止める機構(図示せず)を備えたキャスター、例えば(株)ナンシン製のSTC−150 CBC S−2を使用すれば、作業者がその機構を足で踏むことによりロックして台車1を定位置に容易に固定することができる。
図5は、台車1の左折時の様子を説明するための平面図である。牽引車両5は、電気モータにより駆動される三輪車である。牽引車両5の後部には、牽引車両接続治具51が設けられ、1台目の台車1の台車牽引接続部21と接続されている。
1台目の台車1の後部の台車牽引接続部21と、2台目の台車1の前部の台車牽引接続部21が接続治具41で接続され、以下同様に、2台目の台車1の後部の台車牽引接続部21と、3台目の台車1の前部の台車牽引接続部21が接続治具41で接続されている。
ここで、図5により、左折時の各車両の動きを説明する。牽引車両5が、T字路50を左折する場合、牽引車両5に牽引された先頭の台車1は、接続治具41により水平方向に曲がって牽引され、先頭の台車1の前輪31は左に転向するが、後輪32は固定されている。またこの時、台車1は左折するため牽引車両5に対して、進行方向に対して牽引車両5の左側後輪と、台車1の左側前輪31の距離は、牽引車両5の右側後輪32と台車1右側前輪31にくらべて狭くなっている。そのため、台車1の前輪31に対して、左側前輪31にかかる力が、右側前輪31よりも小さくなる。その結果、左側前輪31を中心として、接続治具41の長さを半径として台車1が半円を描く軌道で移動する。
この時の半円の半径は接続治具41の長さにより変化する。台車1が前後の台車1,牽引車両5に接触せずに回転することができる半円の半径は、台車1の横幅の同じ長さである。従って接続治具41は数1の関係を持った長さとしている。台車1の後輪32は固定されているためほぼ進行方向に直進する。前輪31で進行方向が定められ、後輪32はそれに沿って動くため、牽引車両5と台車1とがある程度以上の距離を保持し、牽引車両5よりも外側を回り、後輪は牽引車両5とほぼ同一の軌跡上を左折することができる。
先頭の台車1に続く複数の台車1も、先頭の台車1と同様に、ほぼ同一の軌跡上を回り込んで左折することができるため、台車1が、壁に接触したり、進路がふらついたりして、角を曲がることができなくなることを防止できる。
このように、牽引台車の構造の簡素化を図ることができ、市販されている台車でも台車牽引接続部21を取付けることにより容易にサービスを行うことができるので、サービス性を改善した台車を提供することができる。
1 台車
5 牽引車両
11 荷台
12 柵
21 台車牽引接続部
22 ネジ穴
31 前輪
32 後輪
33 車輪
34 フォーク部
35 軸受固定部
41 接続治具
42 接続治具ネジ穴
43 ボルト
44 スプリングワッシャー
45 ワッシャー
46 ナット
50 T字路
51 牽引車両接続治具
5 牽引車両
11 荷台
12 柵
21 台車牽引接続部
22 ネジ穴
31 前輪
32 後輪
33 車輪
34 フォーク部
35 軸受固定部
41 接続治具
42 接続治具ネジ穴
43 ボルト
44 スプリングワッシャー
45 ワッシャー
46 ナット
50 T字路
51 牽引車両接続治具
Claims (3)
- 荷台と、該荷台の前部を支持する左右一対の前輪と、前記荷台の後部を支持する左右一対の後輪と、前記荷台の前後に設けられる牽引接続部を有する台車であって、前記台車の前方牽引接続部に接続される二本一対の接続治具をX字状に接続し、該接続治具を取り外し可能とした牽引台車。
- 前記台車の前後部に設けられた接続部にボルトとナット,スプリングワッシャー及びワッシャーで連結することにより取り外し可能に前記接続治具を接続する請求項1に記載の牽引台車。
- 前記台車の幅をaとし、前記接続治具の長さをbとしたとき、a=bに設定した請求項1又は2に記載の牽引台車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011118605A JP2012245862A (ja) | 2011-05-27 | 2011-05-27 | 牽引台車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011118605A JP2012245862A (ja) | 2011-05-27 | 2011-05-27 | 牽引台車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012245862A true JP2012245862A (ja) | 2012-12-13 |
Family
ID=47466760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011118605A Withdrawn JP2012245862A (ja) | 2011-05-27 | 2011-05-27 | 牽引台車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012245862A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015081017A (ja) * | 2013-10-23 | 2015-04-27 | 株式会社日立産機システム | 自動搬送装置 |
CN115092232A (zh) * | 2022-08-25 | 2022-09-23 | 徐州汇杰环保科技有限公司 | 一种便于物料运输的贮存设备 |
KR102536380B1 (ko) * | 2022-11-01 | 2023-05-26 | 김광철 | 대차 운반차 |
-
2011
- 2011-05-27 JP JP2011118605A patent/JP2012245862A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20140805 |