JP2012122232A - 側溝用カッター装置及び側溝の改修方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】側溝の左右両側壁上部の蓋受面上を走行する車輪を有し該両側壁間を側溝の長さ方向に移動可能な台部と、該台部に装着した、円板刃を有するカッターを備え、該円板刃の外周部が前記台部側方に突出しており、台部を側溝の長さ方向に移動しながら側溝の側壁を長さ方向に沿って水平に切断するカッター装置を用いることで、側溝の側壁上部を容易に切断でき、側壁上面の見栄えの悪さを解消する側溝の改修が容易にできるようになる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、側溝の側壁を水平に長さ方向に沿って切断するための側溝用カッター装置であって、
側溝の左右両側壁上部の蓋受面上を走行する車輪を有し該両側壁間を側溝の長さ方向に移動可能な台部と、
該台部に装着した、円板刃を有するカッターを備え、
該円板刃の外周部が前記台部側方に突出しており、
前記台部を側溝の長さ方向に移動しながら側溝の側壁を長さ方向に沿って水平に切断することを特徴とする側溝用カッター装置である。
また本発明は、前記カッターが側溝の幅方向にスライド可能に装着されている請求項1に記載の側溝用カッター装置である。
また本発明は、前記カッターが水平方向に回動可能に装着されている請求項1に記載の側溝用カッター装置である。
また本発明は、側壁上部内側に凹設された蓋受部を有する側溝の改修方法であって、
該蓋受部は水平な蓋受面と、該蓋受面の外側に起立する起立壁を有し、
側溝から蓋を取り除いた後、請求項1〜3のいずれかに記載のカッター装置によって前記起立壁の全部又は一部を長さ方向に沿って切除し、該切除した部分を舗装材で補修することを特徴とする側溝の改修方法である。
また本発明は、前記舗装材がアスファルト舗装材である請求項4に記載の側溝の改修方法である。
図1は本発明の実施形態のカッター装置1の平面図、図2は図1におけるAA線矢視図、図3はカッター装置1の使用状態の説明図、図4は他の実施形態のカッター装置1Aの平面図、図5は図4におけるBB線矢視図、図6は他の実施形態のカッター装置1Bの平面図、図7はカッター装置1Bの側面図、図8〜図13は本発明側溝改修方法の実施態様の説明図、図14は定規プレート17の説明図、図15,16は他の実施態様の側溝改修方法の説明図である。
台部2は金属製の板状をなすもので、4隅には横板3aと縦板3bで逆L字状をなす腕部3が溶接固定され、その横板3aの下面に車輪4が設けられている。車輪4としては、例えば市販のキャスターを用いることができる。台部2の上面には樋状のレール6が溶接固定されている。
カッター5は、例えば、表面にダイヤモンド粉をコーティングした円板刃5bを有する市販品を用いることができる。カッター5は、その本体をレール6の中に挿入し、ボルト6aで固定して台部2上に装着されている。円板刃5bの外周部は台部2の側方に突出しており、カッター5をレール6に沿って側溝の幅方向に摺動することで、円板刃の突出量を調整できる。
車輪4は、図3に示されるように、側溝10の左右両側壁11上部の蓋受面12a上を走行する。
レール20は、例えば図17に示すように、2本のL形鋼のレール本体20aの両端部をL形鋼の繋ぎ材20bで溶接一体化したものを用いることができる。レールを用いることで、蓋受面12aが老朽化して凸凹になっていても、カッター装置を水平に移動させ、側溝の側壁を水平に切断することができる。
なお、カッター5を固定するボルト6aは必ずしも必要ではなく、ボルト6aを設けない場合は、切断に際して、手でカッター5をレール6に押し付けながら作業を行えばよい。
図8は、既存のコンクリート製側溝10の断面図で、側溝10は側壁11の上部内側に蓋受部が凹設されている。蓋受部は蓋受面12aと該蓋受面12aの外側に起立する起立壁12bからなり、断面L字状になっている。蓋受面12aの上にはコンクリート製の既存蓋13が装着されている。
新規蓋15は、鋳鉄製の蓋本体15aの下面両端に長さ方向に沿って嵩上げ材である角パイプ15bを固定したものである。角パイプ15bからは下方に向かってアンカー15c(鉄筋、ボルトなど)を突出させている。
図15は、図9の、前記カッター装置1又は1Aで起立壁12bの上部を切断除去した状態から、蓋受面12aの上にフレーム状の一次蓋18aを装着固定した状態である。
一次蓋及び二次蓋としては、前記特許文献4(特開2010−13817号公報)に開示されているものを用いることができる。
2 台部
3 腕部
3a 横板
3b 縦板
4 車輪
5 カッター
5a 本体
5b 円板刃
6 レール
6a ボルト
7 軸
8 軸受
10 側溝
11 側壁
12a 蓋受面
12b 起立壁
13 既存蓋
14 道路舗装
15 新規蓋
15a 蓋本体
15b 角パイプ
15c アンカー
16 アンカー穴
16a 接着剤
17 定規プレート
18a 一次蓋
18b 二次蓋
19 刃
19a フィン
20 レール
Claims (5)
- 側溝の側壁を水平に長さ方向に沿って切断するための側溝用カッター装置であって、
側溝の左右両側壁上部の蓋受面上を走行する車輪を有し該両側壁間を側溝の長さ方向に移動可能な台部と、
該台部に装着した、円板刃を有するカッターを備え、
該円板刃の外周部が前記台部側方に突出しており、
前記台部を側溝の長さ方向に移動しながら側溝の側壁を長さ方向に沿って水平に切断することを特徴とする側溝用カッター装置。 - 前記カッターが側溝の幅方向にスライド可能に装着されている請求項1に記載の側溝用カッター装置。
- 前記カッターが水平方向に回動可能に装着されている請求項1に記載の側溝用カッター装置。
- 側壁上部内側に凹設された蓋受部を有する側溝の改修方法であって、
該蓋受部は水平な蓋受面と、該蓋受面の外側に起立する起立壁を有し、
側溝から蓋を取り除いた後、請求項1〜3のいずれかに記載のカッター装置によって前記起立壁の全部又は一部を長さ方向に沿って切除し、該切除した部分を舗装材で補修することを特徴とする側溝の改修方法。 - 前記舗装材がアスファルト舗装材である請求項4に記載の側溝の改修方法。
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