JP2012039476A - 送受信装置および送受信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】信号の経路を選択することにより複数のフォーマットの信号に対応することができる送受信装置および送受信方法を提供する。
【解決手段】送受信装置200はHDMI受信部202、ビデオプロセッサ203、セレクタ205、マイコン206などを備える。リピータとしての送受信装置200はソースとしての送信装置100、シンクとしての受信装置300と接続されている。マイコン206は送信装置100からの映像信号のフォーマットを判定する。そして、映像信号のフォーマットがビデオプロセッサ203が対応しているフォーマットである場合には、ビデオプロセッサ203を経由する信号経路を選択し、映像信号のフォーマットがビデオプロセッサ203が対応してないフォーマットである場合には、ビデオプロセッサ203を経由しない信号経路を選択する。
【選択図】図1
【解決手段】送受信装置200はHDMI受信部202、ビデオプロセッサ203、セレクタ205、マイコン206などを備える。リピータとしての送受信装置200はソースとしての送信装置100、シンクとしての受信装置300と接続されている。マイコン206は送信装置100からの映像信号のフォーマットを判定する。そして、映像信号のフォーマットがビデオプロセッサ203が対応しているフォーマットである場合には、ビデオプロセッサ203を経由する信号経路を選択し、映像信号のフォーマットがビデオプロセッサ203が対応してないフォーマットである場合には、ビデオプロセッサ203を経由しない信号経路を選択する。
【選択図】図1
Description
この発明は、送受信装置および送受信方法に関し、詳しくは、信号の経路を選択することにより複数のフォーマットの信号に対応することができる送受信装置および送受信方法に関する。
近年、デジタルの映像信号や音声信号を扱うAV(Audio/Visual)機器が普及してきている。そして、それに伴い、デジタルの映像信号や音声信号を伝送するためのインターフェース、デジタルデータ伝送規格としてHDMI(High Definition Multimedia Interface)が普及しつつある。HDMIは、コンピュータとテレビジョン受像機を接続する標準規格であるDVI(Digital Video Interface)をベースとして、それにさらに音声伝送機能、制御信号伝送機能などを付加したものである。HDMIは主にテレビジョン受像機、Blu-ray(登録商標)ディスクプレーヤ、ハードディスクレコーダ、ゲーム機などにおいて広く採用されている。
HDMIでは、送信側をソース(Source)と称し、受信側をシンク(Sink)と称する。一本のケーブルでソースからシンクへ映像信号、音声信号、さらには制御信号を送信することができる。映像信号、音声信号の伝送はソースからシンクへの一方向である。HDMIに対応するソースとシンクとをHDMIケーブルを用いてリピータを介して接続することにより、高品質な映像と音声を楽しむことができるAVシステムを構築することができる。このAVシステムでは映像信号および音声信号を含むコンテンツ信号がリピータを介してソースからシンクへ送信される。
ソースとしては例えば、Blu-rayディスクプレーヤ、DVD(Digital Versatile Disc)プレーヤなどのディスク再生装置が挙げられる。また、シンクとしてはテレビジョン受像機、プロジェクタなどが挙げられる。
リピータは、HDMI送信部、HDMI受信部、映像処理部などを備える。リピータは、ソースから送信された映像信号および音声信号を含むコンテンツ信号をHDMI受信部により受信し、映像信号を映像処理部に出力する。そして、映像処理部によって、伝送中に生じた劣化の復元処理などの所定の処理を施す(特許文献1)。また、入力された映像信号に係る映像にGUI(Graphical User Interface)を合成する処理を行うものもある。映像処理部によって処理が施された映像信号はHDMI送信部によってコンテンツ信号に変換されて、シンクとしてのテレビジョン受像機などに送信されて最終的に映像として出力される。
リピータには、自身の状態、対応しているビデオフォーマット、音声フォーマットなどの性能についての情報、各種設定値などに関するデータであるEDID(Extended Display Identification Data)を保持するEDIDROMが設けられている。そして、HDMIにおけるDDC(Display Data Channel)と呼ばれる伝送チャンネルを介して、装置間において、EDIDROMに保持されているEDIDを読み出しが行われる。これにより、ソースはリピータ、シンクが対応している映像フォーマットを認識することができ、そのフォーマットに応じた映像信号を含むコンテンツ信号を送信することができる。
しかし、リピータにおいては、3Dなどのある特定の映像フォーマットにHDMI送信部およびHDMI受信部は対応しているが、映像処理部が対応していない場合がある。その場合、リピータ全体としては3Dは非対応となり、リピータのEDIDにはリピータが3Dに対応していると記述することはできない。
これによって、リピータを構成するHDMI受信部、HDMI送信部、さらにシンクが3Dに対応しているとしてもソースはリピータが3Dに対応していないと認識して3Dの映像信号を含むコンテンツ信号を送信しないという問題がある。また、ソースから3Dのコンテンツ信号が送信されたとしても、リピータの映像処理部は3Dの映像信号に対して処理を施すことができないため、シンクにおいて最終的に3Dの映像を出力することはできない。
したがって、この発明の目的は、信号の経路を選択することにより複数のフォーマットの信号に対応することができる送受信装置および送受信方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、第1の発明は、所定の伝送規格に対応するコンテンツ信号を受信し、コンテンツ信号に含まれる映像信号を復元して出力する受信手段と、受信手段から出力された映像信号に対して所定の処理を施す映像信号処理手段と、映像信号が映像信号処理手段を経由する経路と映像信号が映像信号処理手段を経由しない経路のいずれかを選択する選択手段と、選択手段により選択された信号経路を経由した映像信号を所定の伝送規格に対応するコンテンツ信号に変換して送信する送信手段とを備える送受信装置である。
第2の発明は、所定の伝送規格に対応するコンテンツ信号を受信し、コンテンツ信号に含まれる映像信号を復元して出力する受信ステップと、受信ステップにより出力された映像信号に対して映像信号処理手段により所定の処理を施す映像信号処理ステップと、映像信号が映像信号処理手段を経由する経路と映像信号が映像信号処理手段を経由しない経路のいずれかを選択する選択ステップと、選択ステップにより選択された信号経路を経由した映像信号を所定の伝送規格に対応するコンテンツ信号に変換して送信する送信ステップとを有する送受信方法である。
この発明によれば、入力される信号のフォーマットに基づいて送受信装置内部におけるその信号の経路を選択することにより、複数のフォーマットの信号に対応することが可能となる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
<1.実施の形態>
[1−1.送受信装置および送受信装置を含むAVシステムの構成]
[1−2.送受信装置におけるフォーマット判定処理および信号経路選択処理]
[1−3.HDCP認証処理]
<2.変形例>
<1.実施の形態>
[1−1.送受信装置および送受信装置を含むAVシステムの構成]
[1−2.送受信装置におけるフォーマット判定処理および信号経路選択処理]
[1−3.HDCP認証処理]
<2.変形例>
<1.実施の形態>
[1−1.送受信装置および送受信装置を含むAVシステムの構成]
図1は、この発明に係る送受信装置200を含むAVシステムの構成を示すブロック図である。AVシステムは、ソースとしての送信装置100と、シンクとしての受信装置300と、それらを中継するように設けてあるリピータとしての送受信装置200とから構成されている。
[1−1.送受信装置および送受信装置を含むAVシステムの構成]
図1は、この発明に係る送受信装置200を含むAVシステムの構成を示すブロック図である。AVシステムは、ソースとしての送信装置100と、シンクとしての受信装置300と、それらを中継するように設けてあるリピータとしての送受信装置200とから構成されている。
送信装置100と送受信装置200とが第1HDMIケーブル501により接続されている。また、送受信装置200と受信装置300とが第2HDMIケーブル502により接続されている。なお、図1においては、送信装置100、送受信装置200および受信装置300は、HDMI経由で信号を送受信して処理するための構成部分のみを抜き出して示されている。
ソースである送信装置100は、例えば、Blu-rayディスクプレーヤ、DVDプレーヤなどのディスク再生装置である。送信装置100は、ディスク再生部101、HDMI送信部102およびHDMI出力端子103を備えている。ディスク再生部101は、装填されたディスク状の記録メディアからコンテンツを構成する映像信号と音声信号の読み出し(再生)を行う。ディスク再生部101は、ディスクを回転させるための回転駆動部、ディスクに対しレーザ光を照射して信号の読み出しを行う光学ピックアップ、光学ピックアップに読み出された信号に対して所定の処理を施す映像信号処理部(いずれも図示せず。)などから構成されている。ディスク再生部101により読み出されたデジタルの映像信号と音声信号はHDMI送信部102に出力される。また、ディスク再生部101からHDMI送信部102に対してオーディオクロックが出力される。オーディオクロックは、HDMIにおいてACR(Audio Clock Regeneration)に用いられるものであり、ディスク再生部101によって読み出された音声信号に同期するものである。
HDMI送信部102は、入力された映像信号と音声信号とをTMDS(Transition Minimized Differential Signaling)にしたがった伝送信号に変換する。HDMIにおいては伝送方式としてTMDSシリアル伝送方式が用いられている。以下、映像信号と音声信号とがTMDSにしたがって変換されたコンテンツ信号をHDMI信号と称する。そして、そのHDMI信号をHDMI出力端子103に出力する。また、HDMI送信部102は送受信装置200のHDMI受信部202との間における認証処理を行う。認証処理の詳細については後述する。
HDMI出力端子103は、HDMI規格に対応する構造の雌プラグを備えるものであり、第1HDMIケーブル501の一方の雄プラグが接続されている。HDMI送信部102からHDMI出力端子103に出力されたHDMI信号は、HDMI出力端子103から第1HDMIケーブル501を介して送受信装置200に送信される。
HDMI信号を送信する際、送信装置100は、現在送信しているHDMI信号に含まれる映像信号および音声信号のフォーマットなどに関する情報を送信する。送信装置100は、送受信装置200に送信する映像信号のブランキング期間にその情報を挿入することで、その情報の送信を行う。映像信号、音声信号のフォーマットなどに関する情報は、例えば、HDMIのAVI(Auxiliary Video Information) InfoFrameパケット、Vendor Specific InfoFrameパケット、AudioInfoFrameパケットなどを用いて送信される。
なお、送信装置100は、Blu-rayディスクプレーヤ、DVDプレーヤに限られるものではない。ソースとしての送信装置100は、HDMIに対応し、映像信号および音声信号を含むコンテンツを出力することができる装置であればどのようなものであってもよい。ソースとなる装置としては例えば、ハードディスクレコーダ、パーソナルコンピュータ、ケーブルテレビのセットトップボックス、PlayStation(株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントの登録商標)3などのエンタテインメント装置などがある。
送受信装置200は、リピータとして機能するいわゆるアンプ装置である。送受信装置200は、HDMI入力端子201、HDMI受信部202、レジスタ202a、ビデオプロセッサ203、GUI格納部204、セレクタ205、マイコン206、HDMI送信部207、HDMI出力端子208、DSP(Digital Signal Processor)209、DAC(Digital Analog Converter)210、音声出力端子211、EDIDROM(Read Only Memory)212を備えるものである。送受信装置200には、音声出力端子211を介してスピーカ400が接続されている。
HDMI入力端子201は、HDMI規格に対応する構造の雌プラグを備えるものであり、第1HDMIケーブル501の他方の雄プラグが接続されている。送信装置100から送信されたHDMI信号はHDMI入力端子201を介して送受信装置200に入力される。HDMI入力端子210を介して入力されたHDMI信号はHDMI受信部202によって受信される。
HDMI受信部202は、受信したHDMI信号に含まれる映像信号と音声信号とを抽出して復元する。そして、HDMI受信部202は、復元した映像信号を出力する。また、HDMI受信部202は音声信号をHDMI送信部207およびDSP209に出力する。HDMI受信部202は特許請求の範囲における受信手段に相当するものである。レジスタ202aはHDMI信号に含まれるAVI infoframe、Vendor Specific InfoFrameなどの映像フォーマット判定に用いられる映像信号の属性情報が格納される記憶装置である。
ビデオプロセッサ203は、GUI格納部204に格納されているGUI用画像データを読みだして、入力された映像信号に係る映像に必要に応じてGUIを合成する処理などの所定の処理を施すものである。ビデオプロセッサ203は特許請求の範囲における映像信号処理手段に相当するものである。そして、ビデオプロセッサ203によって処理が施された映像信号はセレクタ205に出力される。本実施の形態においては、ビデオプロセッサ203は3Dの映像信号には対応していないものとする。
セレクタ205はマイコン206の制御に基づいて、映像信号がビデオプロセッサ203を経由する信号経路と、映像信号がビデオプロセッサ203を経由しない信号経路のいずれかを選択する。ビデオプロセッサ203を経由する信号経路が選択された場合には、映像信号はビデオプロセッサ203により処理が施される。ビデオプロセッサ203を経由しない信号経路が選択された場合には、映像信号にはビデオプロセッサ203による処理は施されない。
以下、ビデオプロセッサ203を経由する信号経路を第1バス、ビデオプロセッサ203を経由せずにHDMI受信部202とHDMI送信部207を直接つなぐ経路を第2バスと称する。セレクタ205は第1バスと第2バスの切り替えを行うものである。セレクタ205は特許請求の範囲における選択手段に相当するものである。
マイコン206は、例えばCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)から構成されている。ROMには、CPUにより読み込まれ動作されるプログラムなどが記憶されている。RAMは、CPUのワークメモリとして用いられる。CPUは、ROMに記憶されたプログラムに従い様々な処理を実行してコマンドの発行を行うことによって送受信装置200全体の制御を行う。
また、マイコン206は、所定のプログラムを実行することにより、映像信号のフォーマットの判定を行ない、その判定結果に基づいてセレクタ205に所定の制御信号を送信し、セレクタ205によるバスの切り替えを制御する。本実施の形態においては、マイコン206は映像信号のフォーマットが2Dか3Dかの判定を行い、2Dである場合には第1バスを選択し、3Dである場合には第2バスを選択するようにセレクタ205の制御を行う。マイコン206による映像フォーマットの判定の手法については後述する。マイコンは特許請求の範囲におけるフォーマット判定手段に相当するものである。また、詳しくは後述するが、マイコン206は、セレクタ205の切り替えに伴なうHDMI送信部207によるHDMI信号送信の停止、再開の制御も行う。
HDMI送信部207は、セレクタ205から出力された映像信号およびHDMI受信部202から出力された音声信号を再びHDMI信号に変換し、HDMI出力端子208に出力する。HDMI送信部207は特許請求の範囲における送信手段に相当するものである。そして、そのHDMI信号はHDMI出力端子208から第2HDMIケーブル502を介して受信装置300に送信される。
DSP209は、HDMI受信部202から出力された音声信号に対して所定の音声信号処理を施してDAC210に出力する。DAC210はDSP209から出力された音声信号に対してD/A変換を施してアナログ音声信号に変換する。そして、アナログ音声信号は音声出力端子211を介してスピーカ400に出力される。スピーカ400は入力されたアナログ音声信号を音声として出力するための音声出力手段である。スピーカ400から音声信号に応じた音声が出力されることによりユーザはディスクに収録されているコンテンツの音声を楽しむことができる。
EDIDROM212は、送受信装置200自身の状態、対応している映像フォーマット、音声フォーマット、3D対応の可否などの性能についての情報、各種設定値などに関するデータであるEDIDを記憶保持するものである。ソースである送信装置100はEDID内のVendor Specific Data Blockに記述されている3D対応の可否情報を参照することにより、送受信装置200が3Dに対応しているか否かを判定する。
受信装置300は、映像、画像を表示してユーザに提供するための表示手段である。例えば、テレビジョン受像機、プロジェクタ、パーソナルコンピュータなどである。受信装置300は、HDMI入力端子301、HDMI受信部302および表示部303を備える。HDMI入力端子301には、第2HDMIケーブル502の他方の雄プラグが接続されている。HDMI受信部302は、送受信装置200から第2HDMIケーブル502を介して送信されたHDMI信号を受信し、そのHDMI信号に含まれる映像信号を抽出して復元する。そして、その映像信号は表示部303に出力されることにより、最終的に映像として表示されてユーザに提供される。表示部303は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)、有機EL(Electro Luminescence)パネルなどの表示パネルである。本実施の形態におけるAVシステムはこのように構成されている。
図2は、HDMI規格による信号の送受信の概要を示す図である。HDMIにおける映像信号および音声信号を含むHDMI信号の伝送は、双方向ではなくソースであるHDMI送信部からシンクであるHDMI受信部への一方向である。HDMIにおいては、映像と映像の間のブランク期間を用いて音声信号が送信される。HDMI送信部はHDMIトランスミッタを備える。HDMIトランスミッタは、入力された映像信号、音声信号および制御信号を所定の構造に当て嵌めていくようにして伝送データを生成する。次に、そのようにして得られた伝送信号を、HDMI信号に変換する。そして、そのHDMI信号を伝送路である3つのTMDSチャンネル0、1、2を介してHDMI受信部へ送信する。
HDMIでは、ある垂直同期信号から次の垂直同期信号までの区間の内、水平帰線区間および垂直帰線区間を除いた区間である有効画像区間において、非圧縮の1画面分の画像の画素データに対応する差動信号が、TMDSチャンネル0、1、2を介して送信される。また、水平帰線区間または垂直帰線区間においては、音声信号、制御データなどに対応する差動信号が、TMDSチャンネル0、1、2を介して、HDMI受信部へ送信される。
TMDSチャンネル0、1、2における信号の伝送は、Video Data period、Data Island periodおよびControl periodの3つの区間に分けて行われる。Video Data periodは、ある垂直同期信号の立ち上がりから次の垂直同期信号の立ち上がりまでの区間である。画像データは、Video Data periodに配置されて伝送される。
Data Island periodは、Video Data periodを避けたブランキング期間に割り当てられている。Data Island periodには、音声信号および補助データ、AVI infoframe、Vendor Specific InfoFrameなどが配置されて伝送される。AVI infoframe、Vendor Specific InfoFrameの詳細は後述する。AVI infoframe、Vendor Specific InfoFrameは後述する映像フォーマットの判定に用いられる。
Control periodは、Data Island periodと同様にブランキング期間に割り当てられている。映像のタイミングを示すタイミング情報としての垂直同期信号(Vsync)および水平同期信号(Hsync)、DE(Data Enable)、制御パケットなどはControl periodに配置されて伝送される。
また、HDMIではTMDSチャンネルの他に、TMDSクロックチャンネルが設けられている。TMDSクロックチャンネルは、TMDSチャンネル0〜2により伝送する映像信号に同期するTMDSクロックを送信するための伝送チャンネルである。TMDSクロックチャンネルを介してTMDSクロックもHDMI送信部からHDMI受信部へと送信される。
シンクとしてのHDMI受信部はHDMIレシーバを備える。HDMIレシーバは、TMDSチャンネル0、1、2、およびTMDSチャンネルクロックを介してHDMI送信部から送信されてくるHDMI信号およびTMDSクロックを受信する。なお、HDMIレシーバはHDMI信号をTMDSクロックに同期して受信する。そして、TMDSチャンネル0、1、2により受信したHDMI信号から映像信号、音声信号および制御信号を抽出して、復元する。
そして、復元した映像信号を例えばビデオプロセッサに出力し、復元した音声信号を例えばDSPに出力する。また、制御信号についても抽出、復元して出力する。制御信号は、例えば、HDMI受信部を備える機器とHDMI送信部を備える機器間における制御に用いられる。このようにして、HDMIトランスミッタとHDMIレシーバによって、TMDSの規格にしたがって映像信号、音声信号および制御信号の送受信がなされる。
また、HDMI送信部とHDMI受信部間にはTMDSチャンネル0、1、2およびTMDSクロックチャンネルの他にDDC(Display Data Channel)と呼ばれる伝送チャンネルが設けられている。HDMIトランスミッタとHDMIレシーバとの間におけるHDMI信号およびTMDSクロックの送受信に併行して、HDMI送信部とHDMI受信部間では、DDCを介した通信も行われる。DDCは、EDIDROMに保持されているEDIDを読み出すために用いられる。DDCを介した通信により、HDMI受信部を備える機器の情報、各種設定値を読み出すことが可能になる。
また、HDMIでは、CEC(Consumer Electronics Control)による相互通信が可能となっている。CECを介した通信により、ソースとシンクとの間で、例えばリモートコントローラ操作などに応じたコマンドなどをはじめとする機器制御信号の双方向通信を行うことができる。
さらに、HDMIにおいては、HPD(Hot Plug Detect)と呼ばれる伝送チャンネルが設けられている。ソースはHPDを介して送受信されるHPD信号によってシンク機器の接続などを検出することができる。
[1−2.送受信装置におけるフォーマット判定処理および信号経路選択処理]
以下、本実施の形態において行われる処理について説明する。送信装置100からHDMIケーブル501を介して送受信装置200にHDMI信号が送信されると、送受信装置200のHDMI受信部202がそのHDMI信号を受信する。HDMI信号に含まれて伝送されるタイミング情報、AVI infoframe、Vendor Specific InfoFrameはHDMI受信部202が備えるレジスタ202aに格納される。そして、HDMI受信部202がHDMI信号を受信するとマイコン206はレジスタ202aに格納されたタイミング情報、AVI infoframe、Vendor Specific InfoFrameを読み取り、映像フォーマットの判定を行う。本実施の形態においては、映像フォーマットが2Dか3Dかの判定を行う。
以下、本実施の形態において行われる処理について説明する。送信装置100からHDMIケーブル501を介して送受信装置200にHDMI信号が送信されると、送受信装置200のHDMI受信部202がそのHDMI信号を受信する。HDMI信号に含まれて伝送されるタイミング情報、AVI infoframe、Vendor Specific InfoFrameはHDMI受信部202が備えるレジスタ202aに格納される。そして、HDMI受信部202がHDMI信号を受信するとマイコン206はレジスタ202aに格納されたタイミング情報、AVI infoframe、Vendor Specific InfoFrameを読み取り、映像フォーマットの判定を行う。本実施の形態においては、映像フォーマットが2Dか3Dかの判定を行う。
ここで、マイコン206によって行われる映像フォーマットの判定について説明する。まず、マイコン206はレジスタ202aに格納されているAVI infoframeパケットを読み出す。図3は、AVI infoframeパケットのデータ構造例を示すものである。HDMIでは、AVI infoframeパケットを用いて映像信号に関する情報をソースからシンクへと伝送する。AVI infoframeパケットには、例えば、伝送される映像信号の解像度情報、周波数情報、カラースペース情報、画像のアスペクト比などの情報が含まれている。
そのAVI infoframeパケットの第4バイトのVIC6からVIC0を参照することにより、映像信号のVideo Codeを判定することができる。図4はVideo Codeの例を示すものである。そして、Video Codeから、画像を描写する際の垂直方向のタイミングを規定するVsync(垂直同期信号)を参照し、そのVsyncに基づいて映像フォーマットが2Dか3Dかの判定を行う。
Vsyncに基づく判定は、3Dの方式がFrame Packing方式である場合において有効である。図5に3Dの各方式のフォーマットの詳細を示す。図5には3D方式の例としてFrame Packing方式、Side by Side方式およびTop and Bottom方式が示されている。Frame Packing方式とは、2つの画像(左目用画像と右目用画像)を2Dと同じ解像度で上下に並べて伝送する方式である。2Dの2倍の伝送レートを必要とするが、2Dと比較して解像度を落とすことなく映像信号を伝送することができる。左目用画像と右目用画像の間には、Active spaceと称される映像信号のない部分が存在する。
図6は、映像信号が720p/60Hzである場合における2Dと3D(Frame Packing)の構造を示す図である。図6Aは2Dであり、図6Bは3Dである。なお、図6Aの2Dと図6Bの3Dにおいては、3Dにおける水平方向のトータルピクセルは2Dにおける水平方向のトータルピクセルに等しい。また、3Dにおける垂直方向トータルラインは2Dにおける水平方向トータルラインの2倍である。さらに、3Dにおけるピクセルクロック周波数は、2Dにおけるピクセルクロック周波数の2倍である。
Vsync(垂直同期信号)は、図6Aに示す2Dにおいては、Vactive(line)+Vblank(line)=720+30=750、となる。一方、図6Bに示す3D(Frame Packing)においては、Vsync(垂直同期信号)は、Vactive(line)+Vact space(line) +Vactive(line) +Vblank(line)=720+30+720+30=1500、となる。
このように、2Dと3D(Frame Packing)においては、画像を描写する際の垂直方向のタイミングを規定するVsync(垂直同期信号)が異なっている。これは、上述したようにFrame Packing方式は、2つの画像データ(左目用画像データと右目用画像データ)を2Dと同じ解像度で上下に並べて伝送するからである。このようなタイミングの違いにより映像フォーマットが2Dであるか、Frame Packing方式の3Dであるかを判定することができる。
次に、Side by Side方式、Top and Bottom方式における判定について説明する。Side by Side方式とは図7に示すように、左目用画像と右目用画像をそれぞれ水平方向に1/2に間引くことにより横方向の解像度を半分にし、左目用画像と右目用画像とを横に並べて伝送する方式である。
Top and Bottom方式とは図8に示すように、左目用画像と右目用画像とをそれぞれ垂直方向に1/2に間引くことにより縦方向の解像度を半分にし、左目用画像と右目用画像を縦に並べて伝送する方式である。Side by Side方式、Top and Bottom方式は共に解像度が落とす代わりに、2Dと同じ伝送レートで3Dの映像信号を伝送することができる。
2Dと3DのSide by Side方式、3DのTop and Bottom方式のVICが同一である場合には、タイミングを規定するVsync(垂直同期信号)が同一となるため、上述したFrame Packing方式で用いた判定手法では映像フォーマットが2Dか3Dかの判定を行うことができない。そこで、さらにVendor Specific InfoFrameを用いることによって、3D方式がSide by Side方式またはTop and Bottom方式であっても2Dか3Dかの判定を行うことができる。
図9は、Vendor Specific InfoFrameパケットの構造例を示す図である。図9AはVendor Specific InfoFrameパケットヘッダーを示し、図9BはVendor Specific InfoFrameパケットコンテンツを示している。また、図9CはVendor Specific InfoFrameパケットの中の「HDMI Video Format」の詳細を示している。さらに、図9Dは、Vendor Specific InfoFrameパケットの中の「3D Structure」の詳細を示している。
映像フォーマットが2Dか3Dかの判定は、Vendor Specific InfoFrameパケットの中の第4バイトの「HDMI Video Format」を参照することにより行うことができる。具体的には、「HDMI Video Format」を示す第7ビットから第5ビットの値を参照することにより3Dフォーマットか否かを判定することができる。
図9Cの「HDMI Video Format」の詳細に示すように、「010」は映像信号が3Dフォーマットであることを示すものであるため、「HDMI Video Format」が「010」である場合には映像信号は3Dであると判定することができる。図9Cの「HDMI Video Format」の詳細からわかるように、「010」以外の「000」、「001」、「011〜111」は3Dフォーマットであることを示すものではない。したがって、「HDMI Video Format」を示す第7ビットから第5ビットの値が「000」、「001」、「011〜111」のいずれかである場合には、映像信号は3Dではないと判定する。
さらに、Vendor Specific InfoFrameパケットの第5バイトの「3D Structure」を参照することにより、3Dの方式の種別を判定することができる。図9Dに示す例では、値「0000」にFrame Packingが対応付けられている。「0110」にはTop and Bottomが対応付けられている。さらに、「1000」にはSide by Sideが対応付けられている。
したがって、Vendor Specific InfoFrameパケットの「3D Structure」の値が「0110」の場合にはTop and Bottom方式であると判定することができる。また、「3D Structure」の値が「1000」の場合にはSide by Side方式であると判定することができる。なお、図9Dに示す3D Structureの詳細においては、「0001〜0101」および「1001〜1111」には3D方式は対応付けられていないが、新たな3D方式がそれらの値に対応付けられた場合は、同様にしてその新たな3D方式も判定することができる。
また、その他の判定方法として、Vendor Specific InfoFrameパケットが伝送されてきたか否かを確認することにより2Dか3Dかを判定する方法もある。この方法では、Vendor Specific InfoFrameパケットがソースから伝送されてきておらず。レジスタ202aにVendor Specific InfoFrameパケットが格納されていない場合には2Dであると判定する。
また、映像信号が2Dであるにも関わらず、Vendor Specific InfoFrameパケットが伝送され、レジスタ202aに格納されている場合も考えられる。その場合は、Vendor Specific InfoFrameパケットのHDMI Video Formatの値が「000」である場合に映像信号が2Dであると判定することも可能である。図9Cに示すように「000」には「Vendor Specific InfoFrameパケット内にはadditional HDMI video formatがない」旨が対応付けられている。
このようにして、マイコン206はソースとしての送信装置100から送信された映像信号のフォーマットが2Dであるか3Dであるかを判定する。そして、2Dであると判定した場合には、ビデオプロセッサ203を経由する第1バスを選択するようにセレクタ205に対して所定の制御信号を送信する。そして、セレクタ205は第1バスを経由した映像信号をHDMI送信部207に出力する。
一方、マイコン206は映像信号のフォーマットが3Dであると判定した場合には、ビデオプロセッサ203を経由せずにHDMI受信部202とHDMI送信部207を直接つなぐ経路である第2バスを選択するようにセレクタ205に対して所定の制御信号を送信する。そして、セレクタ205は第2バスを経由した映像信号をHDMI送信部207に出力する。
そして、HDMI送信部207は、セレクタ205から出力された映像信号およびHDMI受信部202から出力された音声信号を再びHDMI信号に変換し、HDMI出力端子208に出力する。そして、HDMI信号はHDMI出力端子208から第2HDMIケーブル502を介して受信装置300に送信される。そして、最終的に受信装置300で映像が出力される。また、音声は受信装置300または/およびスピーカ400から出力される。
このようにして、送信装置100から送信されたHDMI信号に含まれる映像信号が3Dである場合には、3Dに対応していないビデオプロセッサ203を経由させない。これにより、ビデオプロセッサ203が3Dに対応していなくても、HDMI受信部202およびHDMI送信部207が3Dに対応していれば送受信装置200としては3Dに対応することが可能となる。
よって、送受信装置200のEDIDに3Dフォーマットを記述することができる。これにより、送信装置100は、HDMI信号送信の際に送受信装置200のEDIDを参照して送受信装置200は3Dフォーマットに対応していると判断し、3D映像信号を含むHDMI信号を送受信装置200に送信することができる。
[1−3.HDCP認証処理]
以下、本実施の形態におけるHDCP(High-bandwidth Digital Content Protection system)認証について説明する。上述したように、第1バスと第2バスを切り替えることは映像信号の切断が伴うため、不用意にバスの切り替えを行うとHDCP認証の失敗が引き起こされるおそれがある。HDCP認証が失敗すると画途切れなどが発生し、結果として映像の品質の低下を招くこととなる。そこで、本実施の形態では以下に説明する手順でHDCP認証を行うことにより映像の品質低下を防ぐことができる。
以下、本実施の形態におけるHDCP(High-bandwidth Digital Content Protection system)認証について説明する。上述したように、第1バスと第2バスを切り替えることは映像信号の切断が伴うため、不用意にバスの切り替えを行うとHDCP認証の失敗が引き起こされるおそれがある。HDCP認証が失敗すると画途切れなどが発生し、結果として映像の品質の低下を招くこととなる。そこで、本実施の形態では以下に説明する手順でHDCP認証を行うことにより映像の品質低下を防ぐことができる。
HDCP認証は、コンテンツを送信する送信側がコンテンツを受信する受信側を認証し、コンテンツを暗号化して送信することにより保護する規格である。HDCPでは、3段階の認証が行われ、それぞれ、第1認証、第2認証および第3認証と称されている。認証の結果、受信側が不正な機器でないと判断された場合、送信側が暗号化したコンテンツを受信側で復号化することが可能となる。HDCP認証は、DDCを介した通信を用いて行われる。
まず、図10を参照して、本実施の形態におけるHDCP認証の概要について説明する。なお、図10のブロック図は、HDMI信号およびそれに含まれる映像信号の流れ、さらにHDCP認証についての部分のみを抽出して記載されている。
図10Aに示すように、まず、リピータである送受信装置200のHDMI受信部202で送信装置100から送信された映像信号を含むHDMI信号を受信する。HDMI受信部202がHDMI信号を受信すると、マイコン206により映像信号の映像フォーマットの判定が行われる。そして、その判定結果に基づき、図10Bに示すようにバスの切り替えが行われる。
次に、図10Cに示すように、HDMI送信部207により受信装置300にHDMI信号が送信される。そして、図10Dに示すように、受信装置300へのHDMI信号送信開始後にHDCP認証が行われる。すなわち、送信装置100からHDCP認証を要求されても、受信装置300へのHDMI信号の送信を開始するまでHDCP認証は行われない。
このような順序に従わず、例えば、映像信号の映像フォーマットの判定およびバスの切り替えをHDCP認証後に行うと、HDCP認証後に映像信号の切断が発生し、HDCP認証の失敗が起こるおそれがある。これによって、画途切れ、ノイズなどが発生して映像の品質の低下してしまう。
次に、図11のシーケンス図を参照して、本実施の形態におけるHDCP認証の詳細について説明する。図11は、映像フォーマットが2Dであり、セレクタ205によりビデオプロセッサ203を経由する第1バスが選択された場合におけるシーケンス図である。シーケンス図中、太線はHDMI信号またはそれに含まれる映像信号の流れを示すものであり、細線はHDCP認証の処理を示すものである。
まず、送信装置100から送受信装置200のHDMI受信部202に対して、2Dフォーマットの映像信号を含むHDMI信号が送信される。HDMI受信部202がHDMI信号を受信すると、マイコン206により映像フォーマットの判定が行われる。図11においては映像フォーマットは2Dであるため、セレクタ205によりビデオプロセッサ203を経由する第1バスが選択される。また、送信装置100はHDCP認証の第1認証を要求する。ただし、上述したように、認証は受信装置300へのHDMI信号送信開始後に行われるため、この時点では第1認証は行われない。
次に、映像信号はビデオプロセッサ203でGUI合成処理などを施されてHDMI送信部207に出力される。そして、ビデオプロセッサ203により処理が施された映像信号は音声信号と共にHDMI送信部207により再びHDMI信号に変換されて、受信装置300に送信される。
そして、HDMI送信部207による受信装置300へのHDMI信号の送信開始後に第1認証が行われる。第1認証においてはまず、HDMI送信部207は、接続されている受信装置300のHDMI受信部302のレジスタから機器間認証に必要な認証情報を取得する。認証情報としては、HDCP規格により定められたKSV(Key Selection Vector)がある。そして、HDMI送信部207は、取得した認証情報が正当である場合には、受信装置300との認証は成功したと判断する。第1認証が成功した場合、次に、送受信装置200はFIFO READY BITを立ててシンクである受信装置300との第1認証が成功したことをソースである送信装置100に示す。一方、HDMI送信部207は、認証情報が不正である場合、または、認証情報を読み出すことができない場合には、受信装置300との認証が失敗したと判断する。
次に、第2認証が行われる。第2認証は、ソースである送信装置100にリピータが接続されている場合に必要とされる認証である。よって、第2認証に先立って送信装置100は、自身に接続されている機器がリピータであるか否かの判断を行う。接続されている機器がリピータであるか否かの判断は、例えば、接続されている機器からその機器がリピータであるか、シンクであるかを示す機器情報である「REPEATER」と呼ばれるビット列を読み出すことにより行われる。本実施の形態においてはソースである送信装置100にはリピータである送受信装置200が接続されているため、第2認証が行われる。
第2認証では、まず、送受信装置200はハッシュ関数を用いてリピータとしての認証情報であるKSV List、Bstatusと称されるビット列および秘密値からハッシュ値hを生成する。そして、送受信装置200は生成したハッシュ値hとKSVListを送信装置100のHDMI送信部102に送信する。次に、HDMI送信部102は、受信したハッシュ値hと、KSV Listのハッシュ値h’を計算する。そして算出したハッシュ値h’と受信したハッシュ値hとが一致していれば第2認証が成功したと判断する、一方、演算結果が一致しない場合は第2認証が失敗したと判断する。
次に第3認証が行われる。第3認証は映像データに基づく認証である。まず、送信装置100のHDMI送信部102と送受信装置200のHDMI受信部202はそれぞれ、認証用の鍵を算出する。HDMI送信部102およびHDMI受信部202は、「HDCP BlkCipher」におけるブロック暗号を用いてその鍵を算出する。算出された鍵はHDMI受信部202からHDMI送信部102へ送られる。
そして、HDMI送信部102はHDMI受信部202から受信した鍵と自身が算出した鍵を比較し、一致するか否かを判断すると共に、HDMI受信部202がHDMI信号を復号できるデバイスであるかどうかを判断する。この判断は約2秒ごとに行われる。そして、一致する場合には第3認証は成功したと判断され、一致しない場合には第3認証は失敗したと判断される。この第3認証は送受信装置200のHDMI送信部207と受信装置300のHDMI受信部302間においても行われる。以上のようにしてHDCP認証が行われる。
次に、図12のシーケンス図を参照して、映像フォーマットが3Dであり、セレクタ205によりビデオプロセッサ203を経由しない第2バスが選択された場合について説明する。シーケンス図中、太線は映像信号の流れを示すものであり、細線はHDCP認証の処理を示すものである。
まず、送信装置100から送受信装置200のHDMI受信部202に対して、3Dフォーマットの映像信号を含むHDMI信号が送信される。HDMI受信部202がそのHDMI信号を受信すると、マイコン206により映像フォーマットの判定が行われる。図12においては映像フォーマットは3Dであるため、セレクタ205によりビデオプロセッサ203を経由しない第2バスが選択される。また、送信装置100はHDCP認証の第1認証を要求する。ただし、上述したように認証は受信装置300へのHDMI信号送信開始後に行うため、この時点では第1認証は行われない。次に、映像信号はビデオプロセッサ203を経由せずにHDMI送信部207に出力される。そして、映像信号は音声信号と共にHDMI送信部207により再びHDMI信号に変換されて、受信装置300に送信される。
そして、HDMI信号の送信開始後に第1認証が行われる。第1認証は映像フォーマットが2Dの場合と同様である。第1認証が成功した場合、次に、送受信装置200はFIFO READY BITを立ててシンクである受信装置300との第1認証が成功したことをソースである送信装置100に示す。次に、第2認証が行われる。さらに第3認証が行われる。第2認証および第3認証も映像フォーマットが2Dの場合と同様である。以上のようにしてHDCP認証が行われる。
このように、送信装置100からHDCP認証を要求されても、バスの切り替えが完了し、映像信号を含むHDMI信号の受信装置300への送信が開始されるまではHDCP認証は行わない。そして、バスの切り替えおよびHDMI信号送信開始後にHDCP認証を行うようにする。これにより、HDCP認証後に映像信号の切断が発生してHDCP認証の失敗が起こることによる、画途切れ、ノイズなどの映像の品質低下を防止することができる。
なお、シンクである受信装置300へのHDMI信号の送信が行われている最中に、映像信号をビデオプロセッサ203を介する第1バスと介しない第2バスのどちらを経由させるかをユーザが選択できるようにしてもよい。その選択の入力は、送受信装置200に備え付けられたボタンなどの入力手段(図示せず。)、または送受信装置200付属のリモートコントローラ(図示せず。)などによって行われる。
その場合、HDMI信号の送受信が安定した状態で行われている最中にバスの切り替えが行われることとなる。そこで、以下に説明するようにバスの切り替えおよびHDCP認証を行うことにより、画途切れ時間を最小限にして映像の品質低下を抑えることができる。
まず、図13を参照して、安定状態におけるバス切り替えおよびHDCP認証の流れの概要について説明する。受信装置300へ安定した状態でHDMI信号が送信されている場合において、ユーザにより送受信装置200にバスの切り替え指示が入力されたら、図13Aに示すようにHDMI送信部207から受信装置300へのHDMI信号の送信を停止する。次に、図13Bに示すようにバスを第2バスから第1バスへ切替える。
次に図13Cに示すように、送受信装置200のHDMI送信部207から受信装置300へのHDMI信号の送信を再開する。そして、図13Dに示すように受信装置300と送受信装置200間でのみHDCP認証を行う。
次に、図14のシーケンス図を参照して、安定状態におけるバス切り替えおよびHDCP認証の流れの詳細について説明する。まず、図14Aに示すように、HDCPの第1乃至第3認証が正常に行われ、HDMI信号の送受信が安定した状態で行われている状態を前提とする。そして、ユーザにより送受信装置200にバスの切り替え指示が入力されると、図14Aに示すように、バスの切り替えを行う前に送受信装置200のHDMI送信部207から受信装置300へのHDMI信号の送信を停止する。
次に、図14Bに示すように第2バスから第1バスへとバスの切り替えを行う。なお、図14Bに示す第2バスから第1バスの切り替えは一例であり、第1バスから第2バスへ切替えることも当然可能である。そして、送受信装置200のHDMI送信部207から受信装置300へのHDMI信号の送信を再開する。
バスの切り替えを行う前に受信装置300へのHDMI信号の送信を停止したため、次に、送受信装置200と受信装置300間におけるHDCP認証のみを再び行う。まず、送受信装置200と受信装置300間で第1認証が行われる。この第1認証は受信装置300へのHDMI信号送信再開後に行われる。そして、第1認証成功後、第3認証が行われる。なお、ソースである送信装置100とリピータである送受信装置200間における第1認証および第2認証は行われない。したがって、送信装置100には影響を与えないため、EDIDの再読込やHDCP認証の全工程をやり直す必要がない。
このような手順でHDMI信号の送信およびHDCP再認証を行いない場合、例えば、バスが切り替えられたとき、送受信装置200と受信装置300間での認証を行うのではなく、送信装置100へのホットプラグのトグルを行う場合を考える。なお、トグルとはホットプラグ信号をLowにして所定の期間待機した後、再度、Highにする制御である。このようなホットプラグのトグルが行われると、送信装置100はトグルに反応して、EDIDの再読込、HDCP認証処理の全工程を再度行う。これにより、バスの切り替えが行われてから、受信装置300が映像を出力するまでの時間が長くなり、その結果、画途切れが長くなり、映像品質の低下を招くことになる。したがって、本実施の形態のように送信装置100へのホットプラグのトグルは行わず、送受信装置200と受信装置300間でのみ再認証を行うことによって、そのような映像の品質低下を抑制することができる。
上述した本実施の形態は、映像フォーマットが2Dである場合には、図15Aに示すように、2Dに対応するビデオプロセッサ203によりGUI合成処理が行われた映像信号を含むHDMI信号を送信する。図15においては、点線が各ブロック間の配線を示し、実線が映像信号またはそれを含むTMDS信号を示し、二重線がGUI画像信号またはGUI画像信号を変換したHDMI信号を示し、さらに太線がGUI合成処理が行われた映像信号またはそれを含むHDMI信号を示す。なお、図15においては、映像信号の流れの理解を容易にするため、音声信号に関する部分は省略している。
一方、映像フォーマットが3Dである場合には3D非対応であるビデオプロセッサ203を経由せずにHDMI信号を送信する。ビデオプロセッサ203を経由しないため、3DにおいてはGUIの表示は行われない。しかし、映像フォーマットが3Dである場合であってもGUIの表示が必要な場合も考えられる。その場合は、図15Bに示すように、HDMI受信部202からの映像信号の出力は行わず、GUI画像信号をHDMI送信部207によってHDMI信号に変換して受信装置300に送信する。
<2.変形例>
以上、この発明の一実施の形態について具体的に説明したが、この発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。図1に示すように、実施の形態においてはセレクタ205をビデオプロセッサ203の後段に設けたが、セレクタ205はビデオプロセッサ203の前段に設けてもよい。セレクタ205をビデオプロセッサ203の前段に設けた場合、映像信号のフォーマットにビデオプロセッサ203が対応している場合には映像信号をビデオプロセッサ203に出力し、ビデオプロセッサ203が非対応の場合には映像信号をビデオプロセッサ203に出力しないように選択を行う。
以上、この発明の一実施の形態について具体的に説明したが、この発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。図1に示すように、実施の形態においてはセレクタ205をビデオプロセッサ203の後段に設けたが、セレクタ205はビデオプロセッサ203の前段に設けてもよい。セレクタ205をビデオプロセッサ203の前段に設けた場合、映像信号のフォーマットにビデオプロセッサ203が対応している場合には映像信号をビデオプロセッサ203に出力し、ビデオプロセッサ203が非対応の場合には映像信号をビデオプロセッサ203に出力しないように選択を行う。
また、実施の形態では第1バスと第2バスの2つの信号経路を挙げて説明を行ったが、信号経路は2つに限られるものではない。映像フォーマットに対応しない信号処理部が複数ある場合には、その信号処理部の数に応じて信号経路を設けるようにするとよい。
100・・・送信装置
200・・・送受信装置
202・・・HDMI受信部
203・・・ビデオプロセッサ
205・・・セレクタ
207・・・HDMI送信部
206・・・マイコン
300・・・受信装置
200・・・送受信装置
202・・・HDMI受信部
203・・・ビデオプロセッサ
205・・・セレクタ
207・・・HDMI送信部
206・・・マイコン
300・・・受信装置
Claims (11)
- 所定の伝送規格に対応するコンテンツ信号を受信し、該コンテンツ信号に含まれる映像信号を復元して出力する受信手段と、
該受信手段から出力された前記映像信号に対して所定の処理を施す映像信号処理手段と、
前記映像信号が前記映像信号処理手段を経由する信号経路と前記映像信号が前記映像信号処理手段を経由しない信号経路のいずれかを選択する選択手段と、
該選択手段により選択された前記信号経路を経由した前記映像信号を前記所定の伝送規格に対応するコンテンツ信号に変換して送信する送信手段と
を備える送受信装置。 - 前記受信手段から出力された前記映像信号のフォーマットを判定するフォーマット判定手段をさらに備え、
前記選択手段は、前記映像信号処理手段が前記フォーマット判定手段により判定された前記映像信号のフォーマットに対応していない場合に前記映像信号が前記映像信号処理手段を経由しない前記信号経路を選択する請求項1に記載の送受信装置。 - 前記フォーマット判定手段は、前記映像信号のタイミングに基づいて前記映像信号のフォーマットの判定を行う請求項2に記載の送受信装置。
- 前記映像信号のタイミングは垂直同期信号に基づくものである請求項3に記載の送受信装置。
- 前記フォーマット判定手段は、前記映像信号の属性データに基づいて前記映像信号のフォーマットの判定を行う請求項2に記載の送受信装置。
- 前記映像信号の前記属性データはVendor Specific InfoFrameである請求項5に記載の送受信装置。
- 前記映像信号処理手段により行われる前記所定の処理は前記映像信号に係る映像にGUIを合成する処理である請求項1に記載の送受信装置。
- 前記所定の伝送規格はHDMIである請求項1に記載の送受信装置。
- 前記送信手段による前記コンテンツ信号の送信が開始される前に前記選択手段によって前記信号経路が切り替えられた場合、前記送信手段による前記コンテンツ信号の送信が開始された後に、接続されている送信装置および受信装置との認証処理が行われる請求項1に記載の送受信装置。
- 前記選択手段による前記信号経路の切り替えはユーザによる指示に基づいて行われ、
前記送信手段による前記コンテンツ信号の送信が開始された後に前記ユーザによる前記信号経路の切り替え指示が行われた場合、
前記選択手段は、前記送信手段による前記コンテンツ信号の送信を停止した後に、前記信号経路の切り替えを行い、
前記送信手段による前記コンテンツ信号の送信が再開された後に、接続されている受信装置との認証処理が行われる請求項1に記載の送受信装置。 - 所定の伝送規格に対応するコンテンツ信号を受信し、該コンテンツ信号に含まれる映像信号を復元して出力する受信ステップと、
該受信ステップにより出力された前記映像信号に対して映像信号処理手段により所定の処理を施す映像信号処理ステップと、
前記映像信号が前記映像信号処理手段を経由する経路と前記映像信号が前記映像信号処理手段を経由しない経路のいずれかを選択する選択ステップと、
該選択ステップにより選択された前記信号経路を経由した前記映像信号を前記所定の伝送規格に対応するコンテンツ信号に変換して送信する送信ステップと
を有する送受信方法。
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