JP2012083789A - 顕微鏡対物レンズ - Google Patents
顕微鏡対物レンズ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012083789A JP2012083789A JP2012016026A JP2012016026A JP2012083789A JP 2012083789 A JP2012083789 A JP 2012083789A JP 2012016026 A JP2012016026 A JP 2012016026A JP 2012016026 A JP2012016026 A JP 2012016026A JP 2012083789 A JP2012083789 A JP 2012083789A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- lens group
- cemented
- group
- object side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 13
- 230000005499 meniscus Effects 0.000 claims description 85
- 239000006059 cover glass Substances 0.000 abstract description 60
- 230000008859 change Effects 0.000 abstract description 21
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 abstract description 19
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 abstract description 13
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract 1
- 230000004075 alteration Effects 0.000 description 94
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 30
- 206010010071 Coma Diseases 0.000 description 11
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 2
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B21/00—Microscopes
- G02B21/02—Objectives
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Microscoopes, Condenser (AREA)
- Lenses (AREA)
Abstract
【解決手段】 正の第1レンズ群と、光軸に沿って移動可能な正の第2レンズ群と、少なくとも一つの接合レンズを有する第3レンズ群と、最も物体側の面が凸面の第4レンズ群とより構成され、下記条件満足する対物レンズで、補正環による移動機構を確保し、コンパクトで結像性能が良好になるようにした。
(1) 6<f2/f<16
(2) 0.2<f2/f3<1.2
(3) |R3|/|R4|>4
【選択図】 図1
Description
(2) 0.2<f2/f3<1.2
(3) |R3|/|R4|>4
ただし、f2は第2レンズ群の焦点距離、f3は第3レンズ群の焦点距離、fは対物レンズ全系の焦点距離、R3は第3レンズ群の最も像側の面の曲率半径、R4は第4レンズ群の最も物体側の面の曲率半径である。
(5) 1<f<5
ただし、f4は第4レンズ群の焦点距離である。
(7) 8<f<11
本発明の顕微鏡対物レンズにおいて、第1レンズ群が下記条件(8)を満足することが望ましい。
ただし、f1は第1レンズ群の焦点距離である。
また、前記本発明の対物レンズにおいて、第1レンズ群の最も物体側のレンズの屈折率N1を下記条件(10)を満足する範囲内にすることが望ましい。
前記顕微鏡対物レンズにおいて、第1レンズ群の物体側の面の曲率半径をR1、像側の面の曲率半径をR2とする時、下記条件(11)を満足することが好ましい。
前記本発明の対物レンズにおいて、第4レンズ群を凸レンズと凹レンズを接合した接合レンズを含む構成とし、凸レンズのアッベ数をν(4p)とする時、下記条件(12)を満足することが望ましい。
前記本発明の顕微鏡対物レンズにおいて、第3レンズ群と第4レンズ群の間の空気間隔をDとする時、下記条件(13)を満足することが好ましい。
尚、本発明の顕微鏡対物レンズは、以上述べた通りであるが、下記の通りのレンズ系も本発明の目的を達成し得る。
この条件(2)は、第2レンズ群と第3レンズ群における収斂させる屈折力の比を定めたもので、これにより第2レンズ群と第3レンズ群の収斂のバランスをとるようにしている。
この条件(3)より外れ|R3|/|R4|の値が4より小になると、第3レンズ群から第4レンズ群にかけて光線を十分に下げることができなくなり、十分な負の屈折力を得られず、ペッツバール和を適正な値にコントロールできなくなる。
(5) 1<f<5
条件(4)においてf4/fの値が上限値の−2より大になると、コマ収差が発生するため好ましくない。またf4/fの値が下限値の−10より小になると、この第4レンズ群の負の屈折力が小になり、ペッツバール和を適正な値に保つことができなくなる。
(7) 8<f<11
この場合も、f4’/fの値が条件(6)の上限値の−20より大になると、コマ収差が発生するため好ましくない。またf4’/fの値が下限値の−40より小になると、この第4レンズ群の負の屈折力が小になり、ペッツバール和を適正な値に保つことができなくなる。
この条件(8)は、第1レンズ群の屈折力を規定するもので、球面収差、コマ収差、色収差を補正し、また光線高をコントロールするための条件である。
この条件(9)において、H2/H3の値が上限値1より大になると、第2レンズ群の光線高が高くなりレンズの径が大になり、移動群のメカ機構のスペースがなくなる。
第1レンズ群の最も物体側のレンズの屈折率N1に関する条件で、球面収差、コマ収差を良好に補正するための条件である。この屈折率N1を大きな値にすることにより、このレンズの像側の面の曲率を緩くして球面収差、コマ収差の発生を防ぐことができる。N1の値の条件(10)の下限値の1.7より小になると、球面収差、コマ収差が発生し、後のレンズ群にて補正することが困難になる。
ただし、R1、R2は、夫々第1レンズ群の最も物体側のレンズの物体側の面の曲率半径および像側の面の曲率半径である。
上記条件(12)は、色収差を補正するためのもので、前記凸レンズのアッベ数ν(4p)が35より大になると、色収差が補正不足になる。
この空気間隔Dが上限値の3以上になって大になると、第3レンズ群にて高くなっている第4レンズ群のスペースが小になりすぎる。もしくは、第4レンズ群の負の屈折力を強くせざるを得なくなり、コマ収差が発生するため好ましくない。
上記データ中、r1 ,r2 ,・・・は各レンズ面の曲率半径、d1 ,d2 ,・・・は各レンズの肉厚および空気間隔、n1 ,n2 ,・・・ は各レンズの屈折率、ν1 ,ν2 ,・・・ は各レンズのアッベ数である。また、NAは開口数、WDは作動距離、βは倍率、fは全系の焦点距離、である。尚、上記値において長さの単位はmmである。
この実施例2は、図2に示すように、単体の両凸レンズ(r1〜r2)よりなる第1レンズ群G1と、物体側に凸面を向けた負のメニスカスレンズ(r3〜r4)と両凸レンズ(r4〜r5)を貼り合わせた接合レンズ(r3〜r5)とよりなる第2レンズ群G2と、両凸レンズ(r6〜r7)と像側に凸面を向けた負のメニスカスレンズ(r7〜r8)を貼り合わせた接合レンズ(r6〜r8)よりなる第3レンズ群G3と、両凸レンズ(r9〜r10)と両凹レンズ(r10〜r11)を貼り合わせた接合メニスカスレンズ(r9〜r11)と両凹レンズ(r12〜r13)と両凸レンズ(r13〜r14)とを貼り合わせた接合メニスカスレンズ(r12〜r14)からなる第4レンズ群G4とにて構成されたレンズ系である。
この実施例3は、図3に示すように、物体側より順に単体の両凸レンズ(r1〜r2)よりなる第1レンズ群G1と、物体側に凸面を向けた負のメニスカスレンズ(r3〜r4)と両凸レンズ(r4〜r5)を貼り合わせた接合レンズ(r3〜r5)よりなる第2レンズ群G2と、両凸レンズ(r6〜r7)と像側に凸面を向けた負のメニスカスレンズ(r7〜r8)を貼り合わせた接合レンズ(r6〜r8)よりなる第3レンズ群G3と、両凸レンズ(r9〜r10)と両凹レンズ(r10〜r11)を貼り合わせた接合メニスカスレンズ(r9〜r11)と物体側に凹面を向けた負のメニスカスレンズ(r12〜r13)と像側に凸面を向けた正のメニスカスレンズ(r13〜r14)とを貼り合わせた接合メニスカスレンズ(r12〜r14)からなる第4レンズ群G4とにて構成されたレンズ系である。
この実施例4は、図4に示すように、物体側より順に、像面側に凸面を向けた単体の正のメニスカスレンズ(r1〜r2)と両凸レンズ(r3〜r4)と像側に凸面を向けた負のメニスカスレンズ(r4〜r5)を貼り合わせた接合レンズ(r3〜r5)とよりなる第1レンズ群G1と、物体側に凸面を向けた負のメニスカスレンズ(r6〜r7)と両凸レンズ(r7〜r8)を貼り合わせた接合レンズ(r6〜r8)よりなる第2レンズ群G2と、両凹レンズ(r9〜r10)と両凸レンズ(r10〜r11)を貼り合わせた接合メニスカスレンズ(r9〜r11)と両凸レンズ(r12〜r13)と像側に凸面を向けた負のメニスカスレンズ(r13〜r14)とを貼り合わせた接合レンズ(r12〜r14)と両凸レンズ(r15〜r16)と像側に凸面を向けた負のメニスカスレンズ(r16〜r17)とを貼り合わせた接合レンズ(r15〜r17)よりなる第3レンズ群G3と、物体側に凸面を向けた正のメニスカスレンズ(r18〜r19)と像側と凹面を向けた負のメニスカスレンズ(r19〜r20)を貼り合わせた接合メニスカスレンズ(r18〜r20)と単体の両凹レンズ(r21〜r22)とよりなる第4レンズ群G4とにて構成されたレンズ系である。
この実施例5は、図5に示すように、物体側より順に、像面側に凸面を向けた単体の正のメニスカスレンズ(r1〜r2)と両凸レンズ(r3〜r4)と像側に凸面を向けた負のメニスカスレンズ(r4〜r5)を貼り合わせた接合レンズ(r3〜r5)とよりなる第1レンズ群G1と、物体側に凸面を向けた負のメニスカスレンズ(r6〜r7)と両凸レンズ(r7〜r8)を貼り合わせた接合レンズ(r6〜r8)よりなる第2レンズ群G2と、両凹レンズ(r9〜r10)と両凸レンズ(r10〜r11)を貼り合わせた接合メニスカスレンズ(r9〜r11)と両凸レンズ(r12〜r13)と像側に凸面を向けた負のメニスカスレンズ(r13〜r14)とを貼り合わせた接合レンズ(r12〜r14)と両凸レンズ(r15〜r16)と両凹レンズ(r16〜r17)とを貼り合わせた接合メニスカスレンズ(r15〜r17)よりなる第3レンズ群G3と、両凸レンズ(r18〜r19)と両凹レンズ(r19〜r20)を貼り合わせた接合メニスカスレンズ(r18〜r20)と単体の両凹レンズ(r21〜r22)とよりなる第4レンズ群G4とにて構成されたレンズ系である。
この実施例6は、図6に示すように、物体側より順に、像面側に凸面を向けた単体の正のメニスカスレンズ(r1〜r2)と両凸レンズ(r3〜r4)と像側に凸面を向けた負のメニスカスレンズ(r4〜r5)を貼り合わせた接合レンズ(r3〜r5)とよりなる第1レンズ群G1と、物体側に凸面を向けた負のメニスカスレンズ(r6〜r7)と両凸レンズ(r7〜r8)を貼り合わせた接合レンズ(r6〜r8)よりなる第2レンズ群G2と、両凹レンズ(r9〜r10)と両凸レンズ(r10〜r11)を貼り合わせた接合メニスカスレンズ(r9〜r11)と両凸レンズ(r12〜r13)と像側に凸面を向けた負のメニスカスレンズ(r13〜r14)とを貼り合わせた接合レンズ(r12〜r14)と両凸レンズ(r15〜r16)と像側に凸面を向けた負のメニスカスレンズ(r16〜r17)とを貼り合わせた接合レンズ(r15〜r17)よりなる第3レンズ群G3と、物体側に凸面を向けた正のメニスカスレンズ(r18〜r19)と像側に凹面を向けた負のメニスカスレンズ(r19〜r20)を貼り合わせた接合メニスカスレンズ(r18〜r20)と単体の両凹レンズ(r21〜r22)とよりなる第4レンズ群G4とにて構成されたレンズ系である。
実施例7のレンズ系は、物体側より順に、像面側に凸面を向けた単体の正のメニスカスレンズ(r1〜r2)と物体側に凸面を向けた負のメニスカスレンズ(r3〜r4)と両凸レンズ(r4〜r5)を貼り合わせた接合レンズ(r3〜r5)とよりなる第1レンズ群G1と、単体の両凸レンズ(r6〜r7)よりなる第2レンズ群G2と、両凹レンズ(r8〜r9)と両凸レンズ(r9〜r10)と像側に凸面を向けた負のメニスカスレンズ(r10〜r11)を貼り合わせた3枚の接合レンズ(r8〜r11)と単体の両凸レンズ(r12〜r13)と物体側に凸面を向けた負のメニスカスレンズ(r14〜r15)と両凸レンズ(r15〜r16)と像側に凸面を向けた負のメニスカスレンズ(r16〜r17)とを貼り合わせた3枚接合レンズ(r14〜r17)よりなる第3レンズ群G3と、物体側に凸面を向けた正のメニスカスレンズ(r18〜r19)と像側に凹面を向けた負のメニスカスレンズ(r19〜r20)を貼り合わせた接合メニスカスレンズ(r18〜r20)と両凸レンズ(r21〜r22)と両凹レンズ(r22〜r23)とを貼り合わせた接合メニスカスレンズ(r21〜r23)と単体の両凹レンズ(r24〜r25)とよりなる第4レンズ群G4とにて構成されたレンズ系である。
この実施例8のレンズ系は、物体側より順に、像面側に凸面を向けた単体の正のメニスカスレンズ(r1〜r2)と物体側に凸面を向けた負のメニスカスレンズ(r3〜r4)と両凸レンズ(r4〜r5)を貼り合わせた接合レンズ(r3〜r5)とよりなる第1レンズ群G1と、単体の両凸レンズ(r6〜r7)よりなる第2レンズ群G2と、両凸レンズ(r8〜r9)と像側に凸面を向けた負のメニスカスレンズ(r9〜r10)とを貼り合わせた接合レンズ(r8〜r10)と単体の両凸レンズ(r11〜r12)と物体側に凸面を向けた負のメニスカスレンズ(r13〜r14)と両凸レンズ(r14〜r15)と両凹レンズ(r15〜r16)とを貼り合わせた3枚接合レンズ(r13〜r16)よりなる第3レンズ群G3と、物体側に凸面を向けた正のメニスカスレンズ(r17〜r18)と像側に凹面を向けた負のメニスカスレンズ(r18〜r19)とを貼り合わせた接合メニスカスレンズ(r17〜r19)と両凸レンズ(r20〜r21)と両凹レンズ(r21〜r22)とを貼り合わせた接合メニスカスレンズ(r20〜r22)と物体側に凹面を向けた単体の負のメニスカスレンズ(r23〜r24)とよりなる第4レンズ群G4とにて構成された対物レンズである。
この実施例9は、物体側より順に、像面側に凸面を向けた単体の正のメニスカスレンズ(r1〜r2)と物体側に凸面を向けた負のメニスカスレンズ(r3〜r4)と両凸レンズ(r4〜r5)を貼り合わせた接合レンズ(r3〜r5)とよりなる第1レンズ群G1と、像側に凸面を向けた単体の正のメニスカスレンズ(r6〜r7)よりなる第2レンズ群G2と、物体側に凹面を向けた正のメニスカスレンズ(r8〜r9)と像側に凸面を向けた負のメニスカスレンズ(r9〜r10)とを貼り合わせた接合レンズ(r8〜r10)と単体の両凸レンズ(r11〜r12)と物体側に凸面を向けた負のメニスカスレンズ(r13〜r14)と両凸レンズ(r14〜r15)と両凹レンズ(r15〜r16)を貼り合わせた3枚接合レンズ(r13〜r16)よりなる第3レンズ群G3と、両凸レンズ(r17〜r18)と両凹レンズ(r18〜r19)を貼り合わせた接合メニスカスレンズ(r17〜r19)と両凸レンズ(r20〜r21)と両凹レンズ(r21〜r22)とを貼り合わせた接合メニスカスレンズ(r20〜r22)と物体側に凹面を向けた単体の負のメニスカスレンズ(r23〜r24)とよりなる第4レンズ群G4とにて構成されたレンズ系である。
ここで、R1 ,R2 ,・・・R6は結像レンズの各レンズ面の曲率半径、D1 ,D2 ,・・・D5 は結像レンズの各レンズの肉厚および空気間隔、N1 ,N2 ,N3 ,N4は結像レンズの各レンズの屈折率、V1 ,V2 ,V3 ,V4は結像レンズの各レンズのアッベ数、Fは結像レンズの焦点距離である。
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
G4 第4レンズ群
Claims (10)
- 物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有し光軸に沿って移動可能な第2レンズ群と、少なくとも一つの接合レンズ成分を含み全体として正の屈折力を有する第3レンズ群と、最も物体側の面が物体側に向けた凸面で全体として負の屈折力を有する第4レンズ群にて構成され、下記条件(1)、(2)、(3)を満足し、全系の焦点距離が下記(5)の範囲内で下記条件(4)を満足する顕微鏡対物レンズ。
(1) 6<f2/f<16
(2) 0.2<f2/f3<1.2
(3) |R3|/|R4|>4
(4) −4.643<f4/f<−2
(5) 1<f<5
ただし、f2は第2レンズ群の焦点距離、f3は第3レンズ群の焦点距離、fは対物レンズ全系の焦点距離、R3は第3レンズ群の最も像側の面の曲率半径、R4は第4レンズ群の最も物体側の面の曲率半径、f4は第4レンズ群の焦点距離である。 - 下記条件(8)を満足する請求項1の顕微鏡対物レンズ。
(8) 1<f1/f<5
ただし、f1は前記第1レンズ群の焦点距離である。 - 下記条件(9)を満足する請求項1又は2の顕微鏡対物レンズ。
(9) H2/H3<1
ただし、H2は第2レンズ群の最も高い光線高、H3は第3レンズ群の最も高い光線高である。 - 下記条件(10)を満足する請求項1、2又は3の顕微鏡対物レンズ。
(10) N1>1.7
ただし、N1は第1レンズ群の最も物体側のレンズの屈折率である。 - 下記条件(11)を満足する請求項1、2、3又は4の顕微鏡対物レンズ。
(11) |R1|/|R2|>1
ただし、R1、R2は夫々前記第1レンズ群の最も物体側のレンズの物体側の面および像側の面の曲率半径である。 - 前記第4レンズ群が凸レンズと凹レンズを接合した接合レンズを含み下記条件(12)を満足する請求項1、2、3、4又は5の顕微鏡対物レンズ。
(12) ν(4p)<35
ただし、ν(4p)は、前記第4レンズ群の接合レンズの凸レンズのアッベ数である。 - 下記条件(13)を満足する請求項1、2、3、4、5又は6の顕微鏡対物レンズ。
(13) 0<D<3
ただし、Dは第3レンズ群と第4レンズ群の光軸上の空気間隔(mm)である。 - 物体側より順に、像面側に凸面を向けた単体の正のメニスカスレンズと両凸レンズと像側に凸面を向けた負のメニスカスレンズを貼り合わせた接合レンズとよりなる前記第1レンズ群と、
物体側に凸面を向けた負のメニスカスレンズと両凸レンズを貼り合わせた接合レンズよりなる前記第2レンズ群と、
両凹レンズと両凸レンズを貼り合わせた接合メニスカスレンズと両凸レンズと像側に凸面を向けた負のメニスカスレンズとを貼り合わせた接合レンズと両凸レンズと像側に凸面を向けた負のメニスカスレンズとを貼り合わせた接合レンズよりなる前記第3レンズ群と、
物体側に凸面を向けた正のメニスカスレンズと像側と凹面を向けた負のメニスカスレンズを貼り合わせた接合メニスカスレンズと単体の両凹レンズとよりなる前記第4レンズ群とにて構成された請求項1、2、3、4、5、6又は7の顕微鏡対物レンズ。 - 物体側より順に、像面側に凸面を向けた単体の正のメニスカスレンズと両凸レンズと像側に凸面を向けた負のメニスカスレンズを貼り合わせた接合レンズとよりなる前記第1レンズ群と、
物体側に凸面を向けた負のメニスカスレンズと両凸レンズを貼り合わせた接合レンズよりなる前記第2レンズ群と、
両凹レンズと両凸レンズを貼り合わせた接合メニスカスレンズと両凸レンズと像側に凸面を向けた負のメニスカスレンズとを貼り合わせた接合レンズと両凸レンズと両凹レンズとを貼り合わせた接合メニスカスレンズよりなる前記第3レンズ群と、
両凸レンズと両凹レンズを貼り合わせた接合メニスカスレンズと単体の両凹レンズとよりなる前記第4レンズ群とにて構成された請求項1、2、3、4、5、6又は7の顕微鏡対物レンズ。 - 物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有し光軸に沿って移動可能な第2レンズ群と、少なくとも一つの接合レンズ成分を含み全体として正の屈折力を有する第3レンズ群と、最も物体側の面が物体側に向けた凸面で全体として負の屈折力を有する第4レンズ群にて構成され、下記条件(1)、(2)、(3)、(10)を満足し、全系の焦点距離が下記(5)の範囲内で下記条件(4)を満足する顕微鏡対物レンズ。
(1) 6<f2/f<16
(2) 0.2<f2/f3<1.2
(3) |R3|/|R4|>4
(4) −10<f4/f<−2
(5) 1<f<5
(10)N1>1.7
ただし、f2は第2レンズ群の焦点距離、f3は第3レンズ群の焦点距離、fは対物レンズ全系の焦点距離、R3は第3レンズ群の最も像側の面の曲率半径、R4は第4レンズ群の最も物体側の面の曲率半径、f4は第4レンズ群の焦点距離、N1は第1レンズ群の最も物体側のレンズの屈折率である。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012016026A JP5277324B2 (ja) | 2012-01-30 | 2012-01-30 | 顕微鏡対物レンズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012016026A JP5277324B2 (ja) | 2012-01-30 | 2012-01-30 | 顕微鏡対物レンズ |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006157151A Division JP4959230B2 (ja) | 2006-06-06 | 2006-06-06 | 顕微鏡対物レンズ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012083789A true JP2012083789A (ja) | 2012-04-26 |
JP5277324B2 JP5277324B2 (ja) | 2013-08-28 |
Family
ID=46242621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012016026A Active JP5277324B2 (ja) | 2012-01-30 | 2012-01-30 | 顕微鏡対物レンズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5277324B2 (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104267490A (zh) * | 2014-10-29 | 2015-01-07 | 南京康庄光电仪器有限公司 | 一种显微镜物镜 |
CN104360457A (zh) * | 2014-11-06 | 2015-02-18 | 中国科学院光电技术研究所 | 一种宽波段光纤-ccd耦合成像镜头 |
JP2017116845A (ja) * | 2015-12-25 | 2017-06-29 | オリンパス株式会社 | 顕微鏡対物レンズ |
CN107102428A (zh) * | 2017-05-26 | 2017-08-29 | 东莞市宇瞳光学科技股份有限公司 | 一种高清机器视觉镜头 |
CN108254911A (zh) * | 2018-01-25 | 2018-07-06 | 张佳 | 一种显微镜物镜 |
EP3557301A1 (en) * | 2018-04-19 | 2019-10-23 | Olympus Corporation | Dry objective |
CN110618521A (zh) * | 2019-09-30 | 2019-12-27 | 江西特莱斯光学有限公司 | 一种单反相机超薄镜头 |
CN111812814A (zh) * | 2020-09-08 | 2020-10-23 | 常州市瑞泰光电有限公司 | 摄像光学镜头 |
CN112415713A (zh) * | 2020-11-22 | 2021-02-26 | 福建福光天瞳光学有限公司 | 一种长焦距高均匀度视觉检测系统及其制造方法 |
CN113835209A (zh) * | 2021-11-19 | 2021-12-24 | 中导光电设备股份有限公司 | 一种大视场duv物镜 |
CN114002837A (zh) * | 2021-09-08 | 2022-02-01 | 南京康烨光学技术有限公司 | 一种显微镜物镜 |
CN114002817A (zh) * | 2021-11-09 | 2022-02-01 | 张家港中贺自动化科技有限公司 | 一种显微镜物镜 |
CN114740591A (zh) * | 2022-02-28 | 2022-07-12 | 江西晶超光学有限公司 | 光学系统、取像模组及电子设备 |
CN115079381A (zh) * | 2022-07-25 | 2022-09-20 | 江西联益光学有限公司 | Vr眼镜检测镜头 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61275813A (ja) * | 1985-05-31 | 1986-12-05 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | 高倍率顕微鏡対物レンズ |
JPH08114747A (ja) * | 1994-10-17 | 1996-05-07 | Olympus Optical Co Ltd | 顕微鏡対物レンズ |
JPH10142510A (ja) * | 1996-11-08 | 1998-05-29 | Nikon Corp | 顕微鏡対物レンズ |
JPH10142509A (ja) * | 1996-11-14 | 1998-05-29 | Nikon Corp | 顕微鏡対物レンズ |
JP2003015046A (ja) * | 2001-06-28 | 2003-01-15 | Nikon Corp | 液浸系顕微鏡対物レンズ |
JP2005266131A (ja) * | 2004-03-17 | 2005-09-29 | Nikon Corp | 液浸系顕微鏡対物レンズ |
-
2012
- 2012-01-30 JP JP2012016026A patent/JP5277324B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61275813A (ja) * | 1985-05-31 | 1986-12-05 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | 高倍率顕微鏡対物レンズ |
JPH08114747A (ja) * | 1994-10-17 | 1996-05-07 | Olympus Optical Co Ltd | 顕微鏡対物レンズ |
JPH10142510A (ja) * | 1996-11-08 | 1998-05-29 | Nikon Corp | 顕微鏡対物レンズ |
JPH10142509A (ja) * | 1996-11-14 | 1998-05-29 | Nikon Corp | 顕微鏡対物レンズ |
JP2003015046A (ja) * | 2001-06-28 | 2003-01-15 | Nikon Corp | 液浸系顕微鏡対物レンズ |
JP2005266131A (ja) * | 2004-03-17 | 2005-09-29 | Nikon Corp | 液浸系顕微鏡対物レンズ |
Cited By (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104267490A (zh) * | 2014-10-29 | 2015-01-07 | 南京康庄光电仪器有限公司 | 一种显微镜物镜 |
CN104267490B (zh) * | 2014-10-29 | 2016-08-24 | 南京康庄光电仪器有限公司 | 一种显微镜物镜 |
CN104360457A (zh) * | 2014-11-06 | 2015-02-18 | 中国科学院光电技术研究所 | 一种宽波段光纤-ccd耦合成像镜头 |
US10162160B2 (en) | 2015-12-25 | 2018-12-25 | Olympus Corporation | Microscope objective |
JP2017116845A (ja) * | 2015-12-25 | 2017-06-29 | オリンパス株式会社 | 顕微鏡対物レンズ |
CN107102428A (zh) * | 2017-05-26 | 2017-08-29 | 东莞市宇瞳光学科技股份有限公司 | 一种高清机器视觉镜头 |
CN107102428B (zh) * | 2017-05-26 | 2023-05-16 | 东莞市宇瞳光学科技股份有限公司 | 一种高清机器视觉镜头 |
CN108254911A (zh) * | 2018-01-25 | 2018-07-06 | 张佳 | 一种显微镜物镜 |
JP7134684B2 (ja) | 2018-04-19 | 2022-09-12 | 株式会社エビデント | 乾燥系対物レンズ |
EP3557301A1 (en) * | 2018-04-19 | 2019-10-23 | Olympus Corporation | Dry objective |
JP2019191266A (ja) * | 2018-04-19 | 2019-10-31 | オリンパス株式会社 | 乾燥系対物レンズ |
CN110618521A (zh) * | 2019-09-30 | 2019-12-27 | 江西特莱斯光学有限公司 | 一种单反相机超薄镜头 |
CN111812814A (zh) * | 2020-09-08 | 2020-10-23 | 常州市瑞泰光电有限公司 | 摄像光学镜头 |
CN111812814B (zh) * | 2020-09-08 | 2020-11-27 | 常州市瑞泰光电有限公司 | 摄像光学镜头 |
CN112415713A (zh) * | 2020-11-22 | 2021-02-26 | 福建福光天瞳光学有限公司 | 一种长焦距高均匀度视觉检测系统及其制造方法 |
CN112415713B (zh) * | 2020-11-22 | 2024-01-12 | 福建福光天瞳光学有限公司 | 一种长焦距高均匀度视觉检测系统及其制造方法 |
CN114002837A (zh) * | 2021-09-08 | 2022-02-01 | 南京康烨光学技术有限公司 | 一种显微镜物镜 |
CN114002837B (zh) * | 2021-09-08 | 2024-04-30 | 南京康烨光学技术有限公司 | 一种显微镜物镜 |
CN114002817A (zh) * | 2021-11-09 | 2022-02-01 | 张家港中贺自动化科技有限公司 | 一种显微镜物镜 |
CN114002817B (zh) * | 2021-11-09 | 2024-01-12 | 张家港中贺自动化科技有限公司 | 一种显微镜物镜 |
CN113835209A (zh) * | 2021-11-19 | 2021-12-24 | 中导光电设备股份有限公司 | 一种大视场duv物镜 |
CN113835209B (zh) * | 2021-11-19 | 2024-04-26 | 中导光电设备股份有限公司 | 一种大视场duv物镜 |
CN114740591A (zh) * | 2022-02-28 | 2022-07-12 | 江西晶超光学有限公司 | 光学系统、取像模组及电子设备 |
CN114740591B (zh) * | 2022-02-28 | 2023-09-08 | 江西晶超光学有限公司 | 光学系统、取像模组及电子设备 |
CN115079381A (zh) * | 2022-07-25 | 2022-09-20 | 江西联益光学有限公司 | Vr眼镜检测镜头 |
CN115079381B (zh) * | 2022-07-25 | 2022-11-01 | 江西联益光学有限公司 | Vr眼镜检测镜头 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5277324B2 (ja) | 2013-08-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5277324B2 (ja) | 顕微鏡対物レンズ | |
JP5885537B2 (ja) | 顕微鏡対物レンズ | |
JP6015333B2 (ja) | 大口径望遠レンズ系 | |
CN108333714A (zh) | 摄像镜头 | |
JP2005352060A (ja) | 小型の大口径広角レンズおよびこれを備えたカメラ | |
US20110063735A1 (en) | Immersion microscope objective lens | |
JP2015102758A (ja) | 液浸顕微鏡対物レンズ及びそれを用いた顕微鏡 | |
US7253972B2 (en) | Telephoto lens system | |
CN112424665B (zh) | 内窥镜光学系统 | |
JP2016051100A (ja) | インナーフォーカス式望遠レンズ | |
JP4959230B2 (ja) | 顕微鏡対物レンズ | |
JP2011008234A (ja) | 高変倍ズームレンズ系 | |
JPH0961708A (ja) | 標準レンズ系 | |
JP2007133071A (ja) | 液浸系の顕微鏡対物レンズ | |
JPH07104183A (ja) | 明るいトリプレットレンズ | |
JP4987417B2 (ja) | 長作動距離顕微鏡対物レンズ | |
JP4646551B2 (ja) | 顕微鏡用対物レンズ | |
CN209858838U (zh) | 长工作距平场复消色差显微物镜 | |
JP7171048B2 (ja) | 結像光学系 | |
JPH10333044A (ja) | 顕微鏡対物レンズ | |
JP2017215541A (ja) | 顕微鏡対物レンズ、及びそれを用いた顕微鏡結像光学系 | |
JP2011002545A (ja) | 接眼ズームレンズ及び光学機器 | |
JP5340771B2 (ja) | 両側テレセントリックのレンズ系を含むレンズシステム | |
JP2017116845A (ja) | 顕微鏡対物レンズ | |
JP2012083486A (ja) | 対物レンズ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130226 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130412 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20130412 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130507 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130520 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5277324 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |