JP2011236697A - パワーアシストドア - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ドアの移動を検知し、その移動方向にドアの移動をモータの動力で支援するパワーアシストドアであって、モータに流れる電流とドア移動速度変化とに基づいてモータへの給電量を調節する制御部101を備える。ここで制御部101は、速度変化が速度変化閾値の範囲内であるときは、少なくとも、モータへの給電量を維持する定常制御を行い、電流に関する電流閾値として、電流値に関して昇順に大きい第一電流値閾値と第二電流値閾値とを設定し、電流値が第一電流値閾値より小さいときは加速制御を行い、電流値が第二電流値閾値より大きいときは減速制御を行う。
【選択図】図1
Description
(6)第6の発明は、上記(3)において、前記制御部は、前記定常制御で一定時間経過したら前記減速制御へ移行する、ことを特徴とする。
本実施形態のパワーアシストドア100の電気的構成を図1に示す。この図1において、制御部101はCPUや各種プロセッサで構成されており、パワーアシストドア100の各部を制御する制御部である。
以下、図3の状態遷移図を参照し、パワーアシストドア100の動作を、停止モード、初動モード、定常モード、反転モード、加速モード、減速モードに分けて説明する。
まず、初期状態として、パワーアシストドア100においてドアDが停止しており、支援(パワーアシスト)もオフ状態であると仮定する(停止モードM0)。
以上の停止モードにおいて、操作者によりドアDを移動させる操作(図4(a)(a1))が発生すると、このドアDの移動に伴って移動検知部140から移動信号が制御部101に伝達される。
・オン条件(C1):
移動発生(V≠0またはΔV≠0)あり,
・初動完了条件(C2):
デューティが一定に達する,
・反転条件(C3):
移動方向反転あり,
・加速条件(C4):
I<Ith1,または、ΔI<ΔIth1,
・定常条件(C5)
ΔVth1<ΔV<ΔVth2,または、Ith1<I<Ith2,
・減速条件(C6):
Ts経過,もしくは、i>Ith2,または、ΔI>ΔIth2,
・停止条件(C7)
一定時間以上のV=0,または、一定時間以上のデューティ=0,
なお、以上の各条件における閾値については、図6−図8を参照して該当条件の説明の際に合わせて説明する。
そして、条件判断部1016は、モータ駆動信号のデューティが予め定められた第一定常値に達したことを検知すると、ドアDの移動が「初動完了条件」に合致すると判断し、判断結果をモード決定部1017に伝達する。
以上の定常モードにおいて、操作者によりドアDを移動方向に加速させる操作(図4(a)(a2))が発生すると、モータMの負荷が小さくなり、結果として、モータMを流れる電流が直前までより減少する。
・進行方向にドアを動かすのにモータの力が支配的なときは、モータの負荷が適度で、モータ電流は適度となる。
・進行方向にドアを動かすのに操作者の力が支配的なときは、モータの負荷が小さく、モータ電流は小さい。
・進行方向にドアを動かす操作者の動きを遅くしたとき、あるいは、止めようとする操作を加えた場合、ドアに抵抗が加わることによってモータの負荷が増加し、それに対応してモータ電流が増加する。
この後、以上の加速モードによるモータMの支援によってドアDが加速されたことにより、操作者が加速操作(図4(a)(a2))を緩めて通常の操作(図4(a)(a23))にすると、モータMの負荷減少状態が緩和され、モータMは通常の負荷で動作するようになり、電流値抽出部1013で抽出される電流値Iが直前の加速時減少状態(図4(d)(i2))から通常電流状態に戻る(図4(d)(i23))。同様に、操作者による通常操作(図4(a)(a23))によって、モータMの負荷減少状態が緩和され、電流変化抽出部1014で抽出される電流変化ΔIが直前の加速時減少状態(図4(e)(Δi2))から通常電流状態に戻る(図4(e)(Δi23))。
以上の定常モードにおいて、操作者によりドアDの移動操作の力を緩める操作、操作者によりドアDの移動を減速させようとする操作、あるいは、操作者によりドアDの移動を止めようとする操作のいずれかの操作(以下、この操作を「減速操作」と言う。図4(a)(a3))が発生すると、モータMの負荷が大きくなり、結果として、モータMを流れる電流が直前までより増大する。
この後、以上の減速モードによるモータMの支援によってドアDが減速されたことにより、操作者が減速操作(図4(a)(a3))を緩めて通常の操作(図4(a)(a34))にすると、モータMの負荷増大状態が緩和され、モータMは通常の負荷で動作するようになり、電流値抽出部1013で抽出される電流値Iが直前の減速時増加状態(図4(d)(i3))から通常電流状態に戻る(図4(d)(i34))。同様に、操作者による通常操作(図4(a)(a34))によって、モータMの負荷増大状態が緩和され、電流変化抽出部1014で抽出される電流変化ΔIが直前の減速時増大状態(図4(e)(Δi3))から通常電流状態に戻る(図4(e)(Δi34))。
以上の定常モードにおいて、操作者によりドアDの移動操作の力を変更する操作が一定時間以上発生しない場合であっても、予め定められた所定時間Tsが定常モードにおいて経過するか否かを、条件判断部1016が監視している。
なお、各モードにおいて、操作者によりドアDの移動方向を反転させる操作が発生するか否かを、条件判断部1016が監視している。
条件判断部1016は、以上の各制御モードにおいて停止条件(C7)に合致するか否かを監視しており、一定時間以上の速度V=0,または、一定時間以上のモータ駆動信号のデューティ=0,に合致した場合には、停止条件(図5(C7))に合致し、モータMへの支援を終了させる停止制御が必要と判断し、判断結果をモード決定部1017に伝達する。
なお、以上の説明で、定常モードから加速モードへの移行、定常モードから減速モードへの移行、を説明したが、操作者による操作の程度と条件判断部1016の判断結果によって、定常モードを経由せずに加速モードから減速モードへの移行、定常モードを経由せずに減速モードから加速モードへの移行、も可能である。
ところで、以上の条件判断部1016における条件判断の際に、電流値Iまたは電流変化ΔIによる加速条件(C4)と、速度変化ΔVによる定常条件(C5)とが、同時に合致することがあり得る。
・定常制御(M2)を、加速制御(M4)と減速制御(M6)とに対して優先させる定常優先モード,
・加速制御(M4)および減速制御(M6)を、定常制御(M2)に対して優先させる加減速優先モード,
のいずれかの優先モードを予め定めておく。
以上説明したパワーアシストドアは、図2に示した車両用に限らず、船舶や航空機などのパワーアシストドア、あるいは、建物の内外で使用されるパワーアシストドア等適宜の用途のパワーアシストドアであって良い。また、ドアは人の出入りに限らず荷物の出し入れ用のドアであって良い。
M モータ
100 パワーアシストドア
101 制御部
102 記憶部
104 センサ
106 スイッチ
110 駆動回路
120 電流検知部
130 駆動力伝達部
140 移動検知部
1011 速度抽出部
1012 速度変化抽出部
1013 電流抽出部
1014 電流変化抽出部
1016 条件判断部
1017 モード決定部
1018 調節部
Claims (7)
- ドアの移動を検知し、その移動方向にドアの移動をモータの動力で支援するパワーアシストドアであって、
前記モータに流れる電流と前記ドアの移動時の速度変化とに基づいて、前記モータへの給電量を調節する制御部を有する、
ことを特徴とするパワーアシストドア。 - 前記制御部は、前記速度変化に関して速度変化閾値を設定し、前記速度変化が前記速度変化閾値の範囲内であるときは、少なくとも、前記モータへの給電量を維持する定常制御を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載のパワーアシストドア。 - 前記制御部は、
前記電流に関する閾値として、減速閾値と加速閾値とを設定し、
前記電流と前記加速閾値とを比較して所定の第一の状態にあるときは前記モータへの給電量を増やして加速制御を行い、
前記電流と前記減速閾値とを比較して所定の第二の状態にあるときは前記モータへの給電量を減らして減速制御を行う、
ことを特徴とする請求項2に記載のパワーアシストドア。 - 前記制御部は、前記定常制御を、前記加速制御と前記減速制御とに対して優先させる、
ことを特徴とする請求項3に記載のパワーアシストドア。 - 前記制御部は、前記加速制御および前記減速制御を、前記定常制御に対して優先させる、
ことを特徴とする請求項3に記載のパワーアシストドア。 - 前記制御部は、前記定常制御で一定時間経過したら前記減速制御へ移行する、
ことを特徴とする請求項3に記載のパワーアシストドア。 - 前記制御部は、前記減速制御により前記モータへの給電量が0になった場合、前記支援を終了させる、
ことを特徴とする請求項6に記載のパワーアシストドア。
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---|---|---|---|
JP2010111009A JP2011236697A (ja) | 2010-05-13 | 2010-05-13 | パワーアシストドア |
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