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JP2011228212A - ボールロック式コネクタ - Google Patents

ボールロック式コネクタ Download PDF

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JP2011228212A JP2010099073A JP2010099073A JP2011228212A JP 2011228212 A JP2011228212 A JP 2011228212A JP 2010099073 A JP2010099073 A JP 2010099073A JP 2010099073 A JP2010099073 A JP 2010099073A JP 2011228212 A JP2011228212 A JP 2011228212A
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/627Snap or like fastening
    • H01R13/6276Snap or like fastening comprising one or more balls engaging in a hole or a groove

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

【課題】比較的細径の寸法を有し、かつスムーズな着脱が可能なコネクタを安価に実現する、新規なコネクタを提供する。
【解決手段】管状部材20には、外周面から内周面を貫通し、軸方向に長く伸びるボール収納孔23が形成されている。管状部材20の外側のインナースリーブ30とアウタースリーブ40は、それぞれ軸方向に可動に配置される。相手方コネクタ70を装着するとき、係合ボール11は、アウタースリーブ40の内側凸部41に押下されて管状部材20の内周面からその一部が内側に突出する第1の位置から、アウタースリーブ40の小径内周面42寄りで管状部材20の内周面からその一部が内側に突出しない第2の位置を経て第1の位置に移動する。相手方コネクタ70を離脱するとき、第1の位置から、アウタースリーブ40の別の小径内周面44寄りで管状部材20の内周面からその一部が内側に突出しない第3の位置を経て第1の位置に移動する。
【選択図】図1

Description

本発明はコネクタに関し、特に、相手方コネクタへの装着及び離脱を簡単に行うことができる、ボールロック式のコネクタに関するものである。
コネクタと相手方コネクタとを結合状態にロックする構造を備えたボールロック式コネクタは、既に知られている(例えば、以下に説明する特許文献1(特開平9−92395号公報))。
特許文献1に開示された従来のコネクタは、コネクタハウジングに設けられた筒形嵌合部に、その内外両周面に開口して形成されたボール支持孔と、ボール支持孔内に径方向への変位可能に、且つ、相手側コネクタと対応する周面側への脱抜を不能に収容され、筒形嵌合部の周面への突出部分が相手側コネクタに係合することによりコネクタ同士を嵌合状態にロックするロックボールと、相手側コネクタとの係合可能状態にあるロックボールに対して相手側コネクタと反対側から当接する係合位置と、ロックボールの相手コネクタからの離脱を許容する退避位置との間で径方向への弾性変位可能な弾性係合部材と、弾性係合部材の退避位置への弾性撓みを規制可能な撓み規制部材とを備えて構成されている。
特許文献1が開示するコネクタにおいては、筒状嵌合部の外周には、筒状のロック動作部材が軸方向の移動可能に嵌装されている。そして、このロック動作部材には、その前端縁における複数のボール支持孔と対応する位置から前方へ突出するように、複数片の弾性係合部材が一体に形成されている。
特開平9−92395号公報
特許文献1が開示するコネクタにおいては、弾性係合部材が係合位置にあるとき、撓み規制部材の規制部により外周側へ変位するのを規制された弾性係合部材が、外周側からロックボールを押圧するよう構成されている。また、同コネクタにおいては、弾性係合部材が待避位置にあるとき、撓み規制部材の許容部により外周側へ弾性変位し、ボール支持孔内にロックボールを待避させるよう構成されている。したがって、外周側からボールを押圧するための弾性係合部材を、撓み規制部材とロックボールとの間に介在させる構造によって、コネクタの径方向の寸法が比較的大きくなってしまうという問題がある。
また、特許文献1が開示するコネクタにおいては、係合位置と待避位置との間で、弾性係合部材が前後に移動し、また、径方向に変位することが問題なく行われるような、特殊な形状の弾性係合部材を、特別に設計しなければならない。さらに、特殊な形状の弾性係合部材を、ロック動作部材に一体に形成せしめるための特別な製造プロセスが一般に必要となる。加えて、ロック動作部材の前端縁から前方へ突出する弾性係合部材が、コネクタの着脱動作の繰り返しによって容易に折損したり、変形したりしないよう、その材料選定、構造設計、及び強度設計を慎重に行うことが必要である。したがって、特許文献1が開示する従来技術によっては、安価なコネクタを実現することが困難である。
したがって、本発明は、上記した従来技術の問題点を解決し、比較的細径の寸法を有し、かつスムーズな着脱が可能なコネクタを安価に実現する、新規なコネクタを提供する目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明に係るコネクタは、相手方コネクタに着脱可能に結合されるコネクタにおいて、管状部材であって、その外周面から内周面を貫通し、軸方向に長く伸びる、少なくとも1つのボール収納孔が形成された管状部材と、前記管状部材の外周面上に、軸方向に可動に配置されるインナースリーブと、前記インナースリーブの外側に、軸方向に可動に配置されるアウタースリーブであって、第1の内周面と第2の内周面との間に設けられる凸部を有するアウタースリーブと、前記管状部材のボール収納孔内に、軸方向及び径方向に可動に収容される係合ボールであって、相手方コネクタを装着するときに、アウタースリーブの凸部に押下されて管状部材の内周面からその一部が内側に突出する、ボール収納孔の軸方向一端面寄りの第1の位置から、アウタースリーブの第1の内周面寄りで管状部材の内周面からその一部が内側に突出しない、ボール収納孔の軸方向他端面寄りの第2の位置を経て第1の位置に移動し、相手方コネクタを離脱するときには、第1の位置から、アウタースリーブの第2の内周面寄りで管状部材の内周面からその一部が内側に突出しない、ボール収納孔の軸方向一端面寄りの第3の位置を経て第1の位置に移動する係合ボールとを備え、相手方コネクタが装着されてコネクタに結合されたとき、第1の位置に位置する係合ボールの一部が、管状部材の内周面から内側に突出して相手方コネクタの外周面に形成される係合凹部と係合し、かつ係合ボールが、インナースリーブからの押圧力によりボール収納孔の軸方向一端側に保持されることを特徴とする。
本発明に係るコネクタの好ましい実施の形態において、前記インナースリーブが、相手方コネクタを装着するときに係合ボールに接する先端側の傾斜面と、管状部材の外周面に設けられる圧縮バネからの押圧力を受ける後端面とを有するよう構成しても良い。
また、本発明に係るコネクタの好ましい実施の形態において、前記インナースリーブが、先端側に位置する小径の第1の外周面と、後端側に位置する大径の第2の外周面とを有し、前記アウタースリーブがさらに、アウタースリーブの小径の第1の内周面に隣接する大径の第3の内周面を有し、インナースリーブの小径の第1の外周面及び大径の第2の外周面が、アウタースリーブの小径の第1の内周面及び大径の第2の内周面にそれぞれ対応し、相手方コネクタの挿入筒部が管状部材に装着されるとき、管状部材とアウタースリーブに対して、インナースリーブが圧縮バネを圧縮する方向に移動し、相手方コネクタの挿入筒部が管状部材から離脱されるとき、管状部材に対して、アウタースリーブとインナースリーブが一緒に圧縮バネを圧縮する方向に移動するよう構成しても良い。
本発明に係るコネクタは、基本的に、少なくとも1つのボール収納孔が形成された管状部材と、管状部材の外側に軸方向に可動に配置される、比較的複雑でない形状のインナースリーブ及びアウタースリーブとの組み合わせによって、相手方コネクタとの所望のボールロック機構を提供することができるので、従来技術に比較してより細径の寸法を有し、かつスムーズな着脱が可能なコネクタを実現することができる。また、これら管状部材、インナースリーブ及びアウタースリーブは、複雑な製造プロセスを必要としないので、安価にコネクタを実現することができる。
本発明の好ましい実施の形態において、インナースリーブが、相手方コネクタを装着するときに係合ボールに接する先端側の傾斜面と、管状部材の外周面に設けられる圧縮バネからの押圧力を受ける後端面とを有するよう構成した場合、コネクタのアウタースリーブの外周面を指先で握った状態で相手方コネクタに向けて相対移動させる操作に応じて、係合ボールを、コネクタ内部の第1の位置から第2の位置を経て再び第1の位置に至る移動を確実に行わせることができ、もって、コネクタ同士の安定した装着動作を確保することができる。しかも、係合ボールが第1の位置に至ったとき(つまり相手方コネクタの係合凹部と係合し、コネクタ同士のロック状態が確立されたとき)、係合ボールがその位置に確実に保持されるので、コネクタの管状部材が離脱方向に強く引っ張られても、コネクタが相手方コネクタから容易に抜けることがない。
本発明の好ましい実施の形態において、インナースリーブが、先端側に位置する小径の第1の外周面と、後端側に位置する大径の第2の外周面とを有し、アウタースリーブがさらに、アウタースリーブの小径の第1の内周面に隣接する大径の第3の内周面を有し、インナースリーブの小径の第1の外周面及び大径の第2の外周面が、アウタースリーブの小径の第1の内周面及び大径の第2の内周面にそれぞれ対応し、相手方コネクタの挿入筒部が管状部材に装着されるとき、管状部材とアウタースリーブに対して、インナースリーブが圧縮バネを圧縮する方向に移動し、相手方コネクタの挿入筒部が管状部材から離脱されるとき、管状部材に対して、アウタースリーブとインナースリーブが一緒に圧縮バネを圧縮する方向に移動するよう構成した場合、コネクタのアウタースリーブの外周面を指先で握った状態で相手方コネクタから離すよう相対移動させる操作に応じて、係合ボールを、コネクタ内部の第1の位置から第3の位置への移動を確実に行わせることができ、コネクタ同士の安定した離脱動作を確保することができる。
上記した本発明の目的および利点並びに他の目的および利点は、以下の実施の形態の説明を通じてより明確に理解される。もっとも、以下に記述する実施の形態は例示であって、本発明はこれに限定されるものではない。
相手方コネクタとの結合状態にあるときの本発明のコネクタの一例の断面図である。 相手方コネクタとの結合状態にあるときの部分拡大断面図である。 装着操作時における第1の状態の断面図である。 装着操作時における第2の状態の断面図である。 装着操作時における第3の状態の断面図である。 装着操作時における第4の状態の断面図である。 離脱操作時における第1の状態の断面図である。 離脱操作時における第2の状態の断面図である。
以下、本発明に係るコネクタの好ましい実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、相手方コネクタとの結合状態にある、本発明を適用したコネクタの一例の断面図、図2は、相手方コネクタとの結合状態にあるときの部分拡大断面図、図3は、装着操作時における第1の状態の断面図、図4は、装着操作時における第2の状態の断面図、図5は、装着操作時における第3の状態の断面図、図6は、装着操作時における第4の状態の断面図、図7は、離脱操作時における第1の状態の断面図、図8は、離脱操作時における第2の状態の断面図である。
以下に説明する本実施の形態に係るコネクタは、中心コンタクト及びオスコンタクトを内蔵する筒状部材から構成されるプラグに本発明を適用した例である。したがって、そのコネクタに着脱可能に結合される相手方コネクタは、メスコンタクトを内蔵する筒状部材から構成されるレセプタクルが適するが、レセプタクルに着脱可能な電気プラグは一例であって、本発明はこれに限定されるものではない。
図1を参照して、コネクタ10は、管状部材20、インナースリーブ30、及びアウタースリーブ40を有している。管状部材20は、内周面21と第1の外周面22と有し、また、第1の外周面22から内周面21を貫通し、軸方向に長く伸びる3つのボール収納孔23が、周方向に等間隔に(120°ごと)に形成されている(したがって、図1の断面図は、コネクタ10の中心軸を通る1つの平面の断面図ではなく、その中心軸を通りかつ120°の角度で交差する2つの平面の断面を展開した図に相当することに留意されたい。以下、図2から図8の断面図において同じ。)。管状部材20の先端側には、第2の外周面25と阻止壁26とが外周側に形成された受入筒部24が設けられている。また、管状部材20の後端側外周には、ネジ溝が形成された螺合面27と、第1の外周面22と、第1の外周面22と螺合面27との間の第3の外周面28を有する。さらに、管状部材20の内部には、先端側に中心コンタクトを有するオスコンタクト112と、外部コンタクト113を有する。オスコンタクト112は、絶縁スペーサ114の中心を軸方向に貫通し、その絶縁スペーサ114の外周面が、管状部材20のコンタクト支持面29に適合することにより、管状部材20、及びその管状部材20のコンタクト支持面29に適合する外部コンタクト113に対して、オスコンタクト112を電気絶縁的に支持している。
ボール収納孔23には、係合ボール11が収容される。ボール収納孔23の径方向の開口幅は、管状部材20の内周面21において係合ボール11の直径よりも小さく、第1の外周面22において係合ボール11の直径とほぼ同じであるか、わずかに大きい。このため、ボール収納孔23内で、係合ボール11が径方向内側に押下された状態にあるとき、係合ボール11の一部が管状部材20の内周面21から内側に突出する。ボール収納孔23の軸方向長さは、係合ボールの直径よりも当然大きいが、その長さは、後述するアウタースリーブ40に形成された内側凸部41の長手方向幅を考慮して適宜決定することができる。
ボール収納孔23に収容される係合ボール11は、後述する相手方コネクタ70の装着操作または離脱操作に応じて、インナースリーブ30が、あるいはインナースリーブ30とアウタースリーブ40が一緒に軸方向に移動することによって、ボール収納孔23内を軸方向及び径方向に動く。かかる係合ボール11の動きの詳細については後述する。
インナースリーブ30は、内周面31と、互いに隣接する小径外周面32と大径外周面33とを有する。なお、小径外周面32と大径外周面33とで外径を異ならせたのは、インナースリーブ30が、段差付きの外周面を有するようにするため(この段差は、後述するように、アウタースリーブ40がインナースリーブ30に対して軸方向後方に相対的にスライドするとき、アウタースリーブ40の内周面が有する段差と係合し、反対向きにスライドするとき、この係合が解除されるものである)であり、したがって、この外径の差を必要以上に大きくする必要はない。インナースリーブ30の先端部34には、内側に傾斜する傾斜面35を有し、先端部34と反対側には後端面36を有する。
アウタースリーブ40は、内側凸部41と、内側凸部41よりも後端側に位置する小径内周面42(「小径の第1の内周面」に相当)、内側凸部41よりも先端側に位置する小径内周面44(「第2の内周面」に相当)、及び小径内周面42に隣接する大径内周面43(「大径の第3の内周面」に相当)と、外周面45を有する。お互いに隣接する小径内周面42と大径内周面43とにより、アウタースリーブ40が段差付きの内周面を有するようにされている。この段差は、インナースリーブ30の外周面が有する小径外周面32と大径外周面33とによる段差に対向する。また、アウタースリーブ40の後端側において、外周面45上には、ユーザが指先でしっかり握ること、あるいはユーザが専用ジグを適用して操作することを助けるグリップ加工46が設けられている。また、アウタースリーブ40の後端側において、アウタースリーブ40の大径内径面43と管状部材20の螺合面27との間には、環状の固定部材50が設けられている。固定部材50の内周面側の螺合面51を管状部材20の螺合面27と係合させることにより、固定部材50は管状部材20に固定され、他方、かかる固定された固定部材50の外周面52は、アウタースリーブ40の大径内径面43に対向する。アウタースリーブ40の大径内径面43と管状部材20の第3の外周面28との間の間隙60には、圧縮バネ61が圧縮状態に収納される。圧縮バネ61の後端は固定部材50の支持面53に対向しており、圧縮バネ61の先端はインナースリーブ30の後端面36に対向する。したがって、圧縮バネ46は、管状部材20の外周面上に配置されたインナースリーブ30に対して、直接、そして、インナースリーブ30の外側に配置されかつインナースリーブ30と上記段差により係合されているアウタースリーブ40に対して、インナースリーブ30を介して間接的に、軸方向に沿って前方の弾性力を作用する。なお、アウタースリーブ40の先端側の先端面47は、管状部材20の受入筒部24の外周側にある阻止壁26に接して対向している。
相手方コネクタ70は、本実施の形態においてはレセプタクルであるが、従来の構造と格別の相違はない。すなわち、管状部材71は、コネクタ10の受入筒部24に適合する外径寸法と長さを有する、先端側に延びる挿入筒部72を有する。管状部材71の内部には、メスコンタクト121を有する。メスコンタクト121は、絶縁スペーサ122の中心を軸方向に貫通し、その絶縁スペーサ122の外周面が、管状部材71のコンタクト支持面77に適合することにより、管状部材71に対して、メスコンタクト121を電気絶縁的に支持している。相手方コネクタ70をコネクタ10に装着したとき、メスコンタクト121の中空部が、コネクタ10が有する中心コンタクト111を受け入れて適合するように、挿入筒部72の内周面73が、コネクタ10が有する外部コンタクト113の外周面に適合するよう設計されている。
他方、相手方コネクタ70の挿入筒部72の外周面74には、係合凹部75が形成されている。この係合凹部75は、例えば、外周面74に環状に形成された浅いU字溝であるが、それに限定しない。コネクタ10に内蔵された係合ボール11が、図2に拡大図示するような位置(後述する「第1の位置」)に位置するとき、ボール収納孔23内に収納されている係合ボール11の一部が、コネクタ10の管状部材20の内周面21から内側に突出し、これが相手方コネクタ70の係合凹部75と係合する。この係合により、相手方コネクタ70とコネクタ10との間のロックされた結合が確立される。相手方コネクタ70がコネクタ10に装着されてこれらが結合関係にあるときの拡大断面を、図2に示している。図2において、23aはボール収納孔23の前方端を、23bはボール収納孔23の後方端を、それぞれ示している。相手方コネクタ70がコネクタ10に装着されてこれらが結合関係にあるとき(そして、後述するように、相手方コネクタ70がコネクタ10から離脱されて分離された関係にあるとき、あるいは、相手方コネクタ70の挿入筒部72の先端部がボール収納孔23に届いていない状態のとき)、係合ボール11は、インナースリーブ30の傾斜面35によって斜め前方内側に押され、かつアウタースリーブ40の内側凸部41により内側に押されることにより、ボール収納孔23の前方端23aに対向している。係合ボール11のこの位置を、以下、「第1の位置」と呼ぶことがある。
次に、図3以下を参照して、本実施の形態に係るコネクタの動作を説明する。ここでは、ユーザが、プラグであるコネクタ10のアウタースリーブ40を指先で握って、あるいはアウタースリーブ40に専用のジグを適用して、レセプタクルである相手方コネクタ70に対して装着する操作をする例、及び相手方コネクタ70から離脱する操作をする例について述べる。
まず、図3から図6を参照して、本実施の形態に係るコネクタ10を相手方コネクタ70に対して装着する操作をする例を説明する。コネクタ10を相手方コネクタ70に差し込んだ状態を示す図3において、コネクタ10の受入筒部24に押し込まれている、相手方コネクタ70の挿入筒部72の先端部が、コネクタ10のボール収納孔23の内側に突出する係合ボール11に届くと、挿入筒部72の先端部は、第1の位置にある係合ボール11を、インナースリーブ30を介して伝達される圧縮バネ61の弾性力に抗して、管状部材20の軸方向後方に押し始める。挿入筒部72の先端部が、受入筒部24内に押し込まれるにつれて、係合ボール11は、ボール収納孔23の後方端23bに向けて、ボール収納孔23内を軸方向に移動してゆく。そして、図4に示すように、係合ボール11がボール収納孔23の後方端23bに対向する位置に達する。なお、係合ボール11がこの位置にあるとき、インナースリーブ30は、ボール収納孔23の軸方向長さに対応する距離だけ、軸方向後方に後退する。このインナースリーブ30の後退に合わせて、インナースリーブ30の小径外周面32に対向して隠れていたアウタースリーブ40の小径内周面42が、インナースリーブ30の先端部34とアウタースリーブ40の内側凸部41との間に現れることにより、係合ボール11が径方向外側に移動するのに十分な空間が確保される。
挿入筒部72の先端部が、受入筒部24内にさらに押し込まれると、図4に示す位置にある係合ボール11は、図5に示すように、ボール収納孔23の後方端23bにより、軸方向後方への移動が阻止される一方、インナースリーブ30の傾斜面35を押してインナースリーブ30をさらに軸方向後方に後退させながら、ボール収納孔23内を径方向外側に移動する。係合ボール11のこの位置を、以下、「第2の位置」と呼ぶことがある。なお、係合ボール11が第2の位置にあるとき、係合ボール11の一部は、もはや管状部材20の内周面21から内側に突出しない。上記のとおり、インナースリーブ30の先端部34とアウタースリーブ40の内側凸部41との間に小径内周面42が現れたときに空間が確保されるが、本実施の形態において、この空間の径方向の幅(管状部材20の内周面21すなわち挿入筒部72の外周面74から、アウタースリーブ30の小径内周面42との幅)が、係合ボール11の直径よりもわずかに大きいように設計されているからである。
係合ボール11が図5に示す第2の位置にあるとき、係合ボール11の一部が管状部材20の内周面21から内側に突出しない状態にあるため、圧縮バネ61の弾性力がインナースリーブ30を介してその傾斜面35の押圧力として係合ボール11に作用し、これにより係合ボール11が軸方向前方(先端側)に押し戻される。そして、挿入筒部72の先端部が、受入筒部24内にさらに押し込まれると、係合ボール11は、ボール収納孔23の前方端23aに向けて、ボール収納孔23内でかつ挿入筒部72の先端部の外周面21上を、管状部材20の軸方向前方に向けて移動する。そして、図6に示すように、挿入筒部72の係合凹部75が、ボール収納孔23の前方端23a側で完全に現れる状態まで、挿入筒部72の先端部が押し込まれると、インナースリーブ30の傾斜面35からの押圧力が係合ボール11に作用し、係合ボール11が斜め内側に移動する。そして、係合ボール11は、ボール収納孔23の前方端23aに対向する位置で、挿入筒部72の係合凹部75と係合する。このとき、係合ボール11は、インナースリーブ30の傾斜面35からの押圧力により、ボール収納孔23の前方端23a側に保持される。
図6に示す係合ボール11の位置は、コネクタ10に関しては図3に示す「第1の位置」と同様であるが、図6においては特に、係合ボール11が相手方コネクタ70の挿入筒部72に形成された係合凹部75と係合している。図6に示す、コネクタ10と相手方コネクタ70との結合状態において、第1の位置にある係合ボール11は、アウタースリーブ40の内側凸部41により径方向内側に押下されており、インナースリーブ30の傾斜面35によりボール収納孔23の前方端23a側へ押圧されており、ボール収納孔23内を径方向にも軸方向にも動くことができないため、係合ボール11と挿入筒部72の係合凹部75との係合がロックされる。
以上のようにして、コネクタ10を相手方コネクタ70に対して装着する操作を完了すると、結合状態とされたコネクタ10の管状部材20、または相手方コネクタ70の管状部材71をお互いに離脱する方向に引っ張っても(例えば、コネクタ10が電気ケーブル(図示せず)の一端に取り付けられており、このケーブル(図示せず)が強く引っ張られることによりコネクタ10の管状部材20の後端が強く引っ張られても)、ロックが解除されず、両コネクタの結合関係が保たれるという、所望のロック機構が実現される。なお、相手方コネクタ70が装着されてコネクタ10との結合状態が確立されるまでの間、アウタースリーブ40は、ユーザの指または専用のジグから伝達される外力により軸方向前方に押されることになるので、その内側に配置されるインナースリーブ30が、上述したように管状部材20に対して軸方向に相対的に前後移動しても、管状部材20の外側の阻止壁26とアウタースリーブ40の先端面47との対向関係は、互いに接した状態に維持される。
次に、図7及び図8を参照して、上記したようなロックを解除して、コネクタ10を相手方コネクタ70から離脱する操作をする例について述べる。ユーザは、コネクタ10のアウタースリーブ40を指先で握って、あるいはアウタースリーブ40に専用のジグを適用して、管状部材20に対して、相対的にアウタースリーブ40を軸方向後方に移動(スライド)させる。これはちょうど、アウタースリーブ40を指先で、あるいは専用のジグで離脱方向に引っ張る操作に相当する。このようにアウタースリーブ40を移動させるとき、アウタースリーブ40の小径内周面42と大径内周面43とによる段差が、インナースリーブ30の小径外周面32と大径外周面33とによる段差に係合して、インナースリーブ30を軸方向後方に移動させるので、アウタースリーブ40を指先で、あるいは専用のジグで離脱方向に引っ張る操作は、インナースリーブ30の後端面36を通して圧縮バネ61をその弾性力に抗して圧縮するに十分な大きさの外力を加えることをユーザに要求する。そして、かかる引っ張り操作を受けて、図7に示すように、係合ボール11を押下していたアウタースリーブ40の内側凸部41が後方に移動し、かつ、受入筒部24の外側の第2の外周面25に対向して隠れていたアウタースリーブ40の小径内周面44が、係合ボール11の径方向外側に現れることにより、係合ボール11が径方向外側に移動するのに十分な空間が確保される。
アウタースリーブ40を離脱方向にさらに引っ張ると、図7に示す位置にある係合ボール11は、図5に示すように、ボール収納孔23の前方端23aに押されて軸方向後方へ移動しようとするが、相手方コネクタ70の挿入筒部72に形成された係合凹部75のエッジ76が、この移動に抗するように作用する。こうして、係合ボール11には、係合凹部75のエッジ76から径方向外側向きで軸方向斜め前方の力も加わるため、結果として、係合ボール11は、ボール収納孔23内を径方向外側に移動する。係合ボール11のこの位置を、以下、「第3の位置」と呼ぶことがある。そして、係合ボール11が第3の位置にあるとき、係合ボール11の一部は、もはや管状部材20の内周面21から内側に突出しておらず、相手方コネクタ70の係合凹部75との係合も解かれる(ロック解除状態)。上記のとおり、アウタースリーブ40の小径内周面44が、係合ボール11の径方向外側に現れることにより、係合ボール11が径方向外側に移動するのに十分な空間が確保されるが、本実施の形態において、この空間の径方向の幅(管状部材20の内周面21すなわち挿入筒部72の外周面74から、アウタースリーブ30の小径内周面44との幅)が、係合ボール11の直径よりもわずかに大きいように設計されているからである。
係合ボール11がこの第3の位置にあるとき、係合ボール11の一部が管状部材20の内周面21から内側に突出しない状態(ロック解除状態)にあるため、アウタースリーブ40を離脱方向にさらに引っ張って、コネクタ10の受入筒部24を、相手方コネクタ70の挿入筒部72から引き抜くことができる。そして、挿入筒部72が引き抜かれ、離脱状態とされると、圧縮バネ61の弾性力によりアウタースリーブ40とインナースリーブ30が、管状部材20に対して相対的に前方に押圧される。このとき、図8に示すように、インナースリーブ30の内側凸部41からの押下力とインナースリーブ30の傾斜面35からの押圧力が係合ボール11に作用し、第3の位置にある係合ボール11が径方向内側に移動する。この位置にある係合ボール11は、インナースリーブ30の傾斜面35からの押圧力により、ボール収納孔23の前方端23a側に保持される。図8に示す係合ボール11の位置は、コネクタ10に関しては図3に示す「第1の位置」と同様である。すなわち、コネクタ10を相手方コネクタ70から離脱すると、係合ボール11は、装着前の第1の位置に復帰する。
以上要するに、本発明によれば、基本的に、ボール収納孔23が形成された管状部材20と、管状部材20の外側に軸方向に可動に配置される、比較的複雑でない形状のインナースリーブ30及びアウタースリーブ40との組み合わせによって、相手方コネクタ70との所望のボールロック機構を提供することができるので、従来技術に比較してより細径の寸法を有するコネクタ10を実現することができるという利点がある。かかる利点は、伝送線路を使用して信号や電力を伝送する様々な装置(放送機器、映像・音響機器、信号送信端末、信号受信端末、中継装置など)の入力端あるいは出力端に、極めて多数のコネクタを高密度で配置するような場合に、極めて有利に働く。また、本発明によれば、インナースリーブ及びアウタースリーブは、複雑な製造プロセスを必要としないので、安価にコネクタを実現することができるという利点があり、多数のコネクタを使用する場合のコスト低減に大きく寄与する。
上記した実施形態の説明において、コネクタの筒状部材及び相手方コネクタの筒状部材に、それぞれ、オスコンタクトとそれを受け入れるメスコンタクトが収容された、電気コネクタに本発明を適用する例を説明したが、これらは一例であって、本発明はこれらに限定されるものではない。本発明は、光伝達部材(例えば、光ファイバその他のライトガイド)を包含する光コネクタ、液体や気体などの流体応用機器や日用品用のコネクタ、例えば、空調機器コネクタや水圧機器コネクタなどに適用することができることはいうまでもない。
本発明は、信号または電力を伝送する電気コネクタ、光信号を伝送する光コネクタ、液体や気体などの流体を輸送する流体応用機器や日用品用のコネクタなどに広く適用することができる。
10 コネクタ(プラグ)
11 係合ボール
20 管状部材
21 内周面
22 第1の外周面
23 ボール収納孔
23a 前方端
23b 後方端
24 受入筒部
25 第2の外周面
26 阻止壁
27 螺合面
28 第3の外周面
29 コンタクト支持面
30 インナースリーブ
31 内周面
32 小径外周面(第1の外周面)
33 大径外周面(第2の外周面)
34 先端部
35 傾斜面
36 後端面
40 アウタースリーブ
41 内側凸部
42 小径内周面(第1の内周面)
43 大径内周面(第3の内周面)
44 小径内周面(第2の内周面)
45 外周面
46 グリップ加工
47 先端面
50 固定部材
51 螺合面
52 外周面
53 支持面
60 空隙
61 圧縮バネ
70 相手方コネクタ(レセプタクル)
71 管状部材
72 挿入筒部
73 内周面
74 外周面
75 係合凹部
76 エッジ
77 コンタクト支持面
111 中心コンタクト
112 オスコンタクト
113 外部コンタクト
114 絶縁スペーサ
121 メスコンタクト
122 絶縁スペーサ

Claims (3)

  1. 相手方コネクタに着脱可能に結合されるコネクタにおいて、
    管状部材であって、その外周面から内周面を貫通し、軸方向に長く伸びる、少なくとも1つのボール収納孔が形成された管状部材と、
    前記管状部材の外周面上に、軸方向に可動に配置されるインナースリーブと、
    前記インナースリーブの外側に、軸方向に可動に配置されるアウタースリーブであって、第1の内周面と第2の内周面との間に設けられる凸部を有するアウタースリーブと、
    前記管状部材のボール収納孔内に、軸方向及び径方向に可動に収容される係合ボールであって、相手方コネクタを装着するときには、アウタースリーブの凸部に押下されて管状部材の内周面からその一部が内側に突出する、ボール収納孔の軸方向一端面寄りの第1の位置から、アウタースリーブの第1の内周面寄りで管状部材の内周面からその一部が内側に突出しない、ボール収納孔の軸方向他端面寄りの第2の位置を経て第1の位置に移動し、相手方コネクタを離脱するときには、第1の位置から、アウタースリーブの第2の内周面寄りで管状部材の内周面からその一部が内側に突出しない、ボール収納孔の軸方向一端面寄りの第3の位置を経て第1の位置に移動する係合ボールと
    を備え、
    相手方コネクタが装着されてコネクタに結合されたとき、第1の位置に位置する係合ボールの一部が、管状部材の内周面から内側に突出して相手方コネクタの外周面に形成される係合凹部と係合し、かつ係合ボールが、インナースリーブからの押圧力によりボール収納孔の軸方向一端側に保持されることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記インナースリーブが、相手方コネクタを装着するときに係合ボールに接する先端側の傾斜面と、管状部材の外周面に設けられる圧縮バネからの押圧力を受ける後端面とを有することを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記インナースリーブが、先端側に位置する小径の第1の外周面と、後端側に位置する大径の第2の外周面とを有し、前記アウタースリーブがさらに、アウタースリーブの小径の第1の内周面に隣接する大径の第3の内周面を有し、
    インナースリーブの小径の第1の外周面及び大径の第2の外周面が、アウタースリーブの小径の第1の内周面及び大径の第2の内周面にそれぞれ対応し、
    相手方コネクタの挿入筒部が管状部材に装着されるとき、管状部材とアウタースリーブに対して、インナースリーブが圧縮バネを圧縮する方向に移動し、相手方コネクタの挿入筒部が管状部材から離脱されるとき、管状部材に対して、アウタースリーブとインナースリーブが一緒に圧縮バネを圧縮する方向に移動することを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
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