JP2011206453A - 遊技システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】遊技球の投入を条件に所定の抽選契機成立に伴って当落を抽選する遊技機メイン基板53と、前記抽選の結果を当該結果に応じて決定された演出パターンの表示演出を伴って遊技機液晶表示器16に表示する演出用サブ基板51とを有するパチンコ機2と、前記パチンコ機2に通信可能に接続され、価値媒体の価値に基づいて前記遊技球を貸し出す遊技球貸出装置63と、を備えた遊技システム7において、前記パチンコ機2の演出用サブ基板51は、前記遊技機液晶表示器16に表示している演出パターンを示す表示演出データを前記遊技球貸出装置63に出力する出力部51Bを有し、前記遊技球貸出装置63は、前記出力部51Bから入力される表示演出データに基づいて、前記表示演出に連動した表示をする液晶表示部72を備える構成とした。
【選択図】図3
Description
しかしながら、遊技機からは、大当たり発生を通知する大当たり信号等が出力されているものの、信号の種類は限られており、遊技機の遊技演出に連動した周辺機器の動きとしては、大当たり発生時や所定の遊技状態時にランプを点灯したり音声を出力する程度が限界であった。
遊技演出に係るデータを外部に出力する遊技機としては、例えば遊技者が成立させた遊技演出のデータを、メモリカード等の外部記録媒体に記録し、遊技者が自宅でも演出を楽しめるようにした遊技機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、遊技機の堅牢性を維持しつつ、遊技演出に係るデータを取得し当該遊技演出に合わせて表示を切り替える等の表示制御を可能にした遊技システムを提供することを目的とする。
図1は、本実施形態に係る遊技場システム1の全体構成を示す図である。
遊技場システム1は、遊技球を遊技媒体に使用するパチンコ機2を設置した遊技場に設けられるシステムであり、複数台のパチンコ機2及びCR(Card Reader)ユニット(遊技球貸出装置)3と、精算機4と、管理コンピュータ群5とを備え、CRユニット3、精算機4及び管理コンピュータ群5のそれぞれが通信ネットワーク6に互いに通信可能に接続されている。
パチンコ機2は、遊技球を遊技媒体に使用する遊技機である。このパチンコ機2は、遊技者が、価値媒体たるプリペイド媒体22を購入、或いは、プリペイド媒体22に現金をチャージし、該プリペイド媒体22の残価値を代償として遊技球を借りて遊技する、いわゆるCR機と呼ばれる遊技機であり、パチンコ機2と、当該パチンコ機2と通信可能に接続され、プリペイド媒体22を読み取る上記CRユニット3とを備えて遊技システム7が構成され、パチンコ機2は、CRユニット3との通信により所定条件が満足された事を条件に遊技球を発射可能に構成されている。
パチンコ機本体10の正面には、遊技球の貸出操作用の玉貸ボタン38A、プリペイド媒体22の返却(遊技終了の指示)操作用の遊技終了ボタン38B、遊技機液晶表示器16での表示演出時などに操作入力するプッシュボタン38C等の各種操作ボタンが設けられている。
またパチンコ機本体10の右下には、遊技球を遊技盤8の遊技領域に1発ずつ所定の時間間隔で発射する遊技球発射ハンドル17が設けられている。遊技球発射ハンドル17の操作に伴って発射された遊技球が始動口11を通過したことを契機にパチンコ機2は特賞の当落抽選を行うとともに、遊技機液晶表示器16に図柄を後述する表示演出を伴って変動表示し、停止図柄により当落抽選結果を遊技者に通知する。また当選時には、パチンコ機2は、大入賞口13を開放して遊技球が入賞し易い状態とすることで遊技者に持玉を増やす機会を与える。
タッチ液晶モジュール20は、パチンコ機本体10の台枠に組み込まれたタッチ操作可能な表示ユニットであり、後に詳述するが、CRユニット3の操作部及び表示部として機能する。
CRユニット3は、紙幣挿入口39に紙幣が挿入された場合、管理コンピュータ群5と通信して紙幣の額面に応じた価値をプリペイド媒体22に付与する処理を行う。具体的には、CRユニット3は、プリペイド媒体22として会員カード22Bが挿入されている場合には、会員カード22Bの残価値を管理する管理コンピュータ群5に対し、会員カード22Bの識別情報に投入金額分の価値を付与する旨を通知する。これにより、会員カード22Bへのプリペイド残高のチャージが行われる。また、会員カード22Bが挿入されていない場合には、CRユニット3は、新規にICコイン22Aを発行するとともに、ICコイン22Aの残価値を管理する管理コンピュータ群5に対し、このICコイン22Aの識別情報に投入金額分の価値を付与する旨を通知する。これにより、会員カード22Bを持たない遊技者に、プリペイド媒体22としてのICコイン22Aが新規に発行される。
精算機4は、プリペイド媒体22の残価値を精算する装置であり、この精算機4には、ICコイン22Aのコイン投入口26及び会員カード22Bのカード挿入口27が設けられている。精算機4は、プリペイド媒体22が投入された場合、残価値を上記管理コンピュータ群5に問い合わせ、残価値に応じた金額を払い出す。精算機4は、金額払出完了後に、その旨を管理コンピュータ群5に通知し、管理コンピュータ群5が、そのプリペイド媒体22の残価値として記録している値をクリアすることで精算が完了する。
ホールコンピュータ40は、各パチンコ機2での差玉数やエラー状況、大当たり回数等の遊技情報を中枢的に管理するコンピュータであり、パチンコ機2の遊技情報をCRユニット3から通信ネットワーク6を介して取得して管理する。
プリペイド媒体22の残価値は、CRユニット3でのチャージによって増加し、また玉貸によって減少し、プリペイドシステム管理コンピュータ42は、これらチャージ及び玉貸しに応じて残価値を更新する。すなわち、CRユニット3が残価値をプリペイド媒体22にチャージした場合には、プリペイドシステム管理コンピュータ42は、チャージされた残価値を識別情報とともに取得して残価値を加算更新する。玉貸ボタン38Aの操作に応じてCRユニット3が玉貸を行った場合には、プリペイドシステム管理コンピュータ42は、かかる玉貸の代償価値をプリペイド媒体22の識別情報とともに取得して残価値を減算更新する。
このプリペイドシステム管理コンピュータ42には、上述した精算機4が通信ネットワーク6を介して接続されており、精算機4は、プリペイド媒体22が投入された場合には、精算機4がプリペイド媒体22の残価値をプリペイドシステム管理コンピュータ42に問い合わせて、残価値に応じた金額払い出し等の精算を行う。
なお、管理コンピュータ群5が、管理目的に応じて上記の他のコンピュータを備えても良いし、幾つかのコンピュータ或いはサーバの機能を1台のコンピュータ或いはサーバで構成しても良いことは勿論である。
パチンコ機2は、図2に示すように、主基板に分類される遊技機メイン基板53及び払出制御基板54と、主基板に対する周辺基板である演出用サブ基板51及び発射制御基板52とを備えている。主基板は、当落抽選及び遊技球の獲得に影響を及ぼし、又は及ぼすおそれがある機能を有する回路を実装した基板である。
遊技機メイン基板53は、入賞に伴う賞球の払出指示や特賞の当落を抽選する回路を備えた基板である。具体的には、パチンコ機2は、始動口11、入賞口12及び大入賞口13のそれぞれに遊技球の入賞を検知する入賞検知センサ55を備え、検知信号が遊技機メイン基板53に出力される。遊技機メイン基板53は、始動口11、入賞口12及び大入賞口13ごとに賞球数を対応付けて記憶する入賞口別賞球数記憶部53Aを備え、入賞口への入賞が検知されるごとに、当該入賞口に応じた数の賞球の払い出しを指示する賞球払出指示信号を払出制御基板54に出力し、また遊技盤8に賞球数別に設けた賞球通知灯56を点灯する。
すなわち、払出制御基板54は、遊技者が発射可能な遊技球の残数(以下、「発射可能玉数」と言う)を記憶する遊技機管理発射可能玉数記憶部54Aを備え、発射可能玉数が「ゼロ」でない事を条件に、遊技球の発射を許可する発射許可信号を後述する発射制御基板52に出力する。払出制御基板54は、CRユニット3から貸出指示信号が入力された場合、所定貸玉個数の遊技球数の投入に代えて、当該所定貸玉個数分を発射可能玉数に加算する。
なお、アウト玉検知センサ57及びファウル玉検知センサ58の出力を遊技機メイン基板53に入力し、当該遊技機メイン基板53から払出制御基板54に出力する構成としても良い。
上記発射制御基板52は、発射許可信号が払出制御基板54から入力されている事を条件に、遊技球発射ハンドル17の操作に応じて遊技球を遊技領域に向けて発射するとともに、遊技球の発射が可能か否かを示す発射状態信号を払出制御基板54に出力する。
遊技演出について、遊技機液晶表示器16での表示演出を例にして説明すると、遊技機液晶表示器16では、図柄表示部59の図柄変動に合わせて図柄(装飾図柄とも呼ばれる)を変動表示し、また大当たり発生時には大当たり遊技の進行に合わせて画像を表示するなどして表示演出を行う。図柄の変動開始から大当たり発生までの間に行われる代表的な表示演出としては、予告演出及びリーチ演出があり大当たり発生時には大当たり演出が行われる。予告演出とは、リーチや大当たりなどの特定の状態に至るまでの前兆となる演出を指し、またリーチ演出とは、主に大当たりの前段階に発生する演出である。これら予告演出及びリーチ演出のそれぞれには、複数種類の演出パターンが予め用意されている。例えばリーチ演出においては、いわゆる複数種類のノーマルリーチや複数種類のスーパーリーチが予め容易され、リーチ演出実行時には、いずれか1のリーチ演出パターンが用いられる。そして、予告演出及びリーチ演出ごとに、演出パターンを適宜選択して組み合わせることで、図柄変動中の単調さを緩和させている。
演出用サブ基板51は、各表示演出に用いる画像データを記憶する演出データ記憶部51Aを備え、遊技機メイン基板53の演出指示信号及び演出の進行に合わせて画像データを演出データ記憶部51Aから順次読み出し、この画像データに基づく画像信号を遊技機液晶表示器16に出力して、遊技機液晶表示器16に表示させる。
外部端子板61は、大当たり発生を示す大当たり信号、図柄表示部59での図柄の変動停止を示す図柄停止信号、賞球数を示す賞球信号、アウト玉検知を示すアウト玉信号、ファウル玉検知を示すファウル玉信号等の各種信号をパチンコ機2から周辺機器に出力するための端子板である。周辺機器にあっては、大当たり信号及び図柄変動停止信号を取得することで、大当たり発生や大当たり発生回数、図柄変動回数を特定でき、また、アウト玉信号、ファウル玉信号及び賞球信号に基づいて、払出制御基板54とは別に差玉を求めることができる。本実施形態では、外部端子板61がCRユニット3に接続されており、当該CRユニット3は、払出制御基板54とは別に、差玉に基づいて持玉数を管理している。
タッチ液晶モジュール20は、CRユニット3により制御されて当該CRユニット3の表示部及び操作部として機能する。すなわち、CRユニット3が遊技球貸出装置の装置本体に相当し、タッチ液晶モジュール20が遊技球貸出装置の表示部及び操作部に相当し、これらによって遊技球貸出装置63が構成される。
CRユニット3は、メイン基板80と、ICコイン22Aを読み書きするコインR/W81と、会員カード22Bを読み書きするカードR/W82と、ワンセグ放送(ワンセグ:携帯電話・移動体端末向けの1セグメント部分受信サービス)を受信してタッチ液晶モジュール20に表示するワンセグ受信回路83と、例えば携帯電話機等の赤外線通信対応機器との間で赤外線通信してデータを送受する赤外線通信回路84と、パチンコ機2側とデータ送受可能に接続される遊技機側外部入出力接続基板85と、通信ネットワーク6及びデータ表示器28とデータ送受可能に接続されるホール側外部入出力接続基板86とを備えている。
詳述すると、メイン制御汎用CPU87は、キャッシュメモリを備え、当該キャッシュメモリを用いて、プリペイド残価値記憶部88、貸出装置管理持玉数記憶部89、再プレイ可能玉数記憶部90、及び遊技機管理残玉数記憶部91として機能する。
プリペイド残価値記憶部88は、プリペイド媒体22の残価値を記憶するものであり、プリペイド媒体22の投入時、或いは発行時にプリペイドシステム管理コンピュータ42から取得した残価値を初期値として記憶し、玉貸操作に伴って残価値を減算更新し、またチャージ操作に伴って加算更新する。
貸出装置管理持玉数記憶部89は、CRユニット3がパチンコ機2から受信した各種信号に基づいて遊技者の持玉数(以下、「貸出装置管理持玉数」と言う)を算出し記憶するものである。すなわち、CRユニット3は、遊技球の貸出操作や貯玉、持玉の払出操作ごとに、貸出玉数又は払出玉数を貸出装置管理持玉数に加算し、またアウト玉信号に基づいて貸出装置管理持玉数を減算更新し、さらにファウル玉信号及び賞球信号に基づいて貸出装置管理持玉数を加算更新する。この貸出装置管理持玉数は、図2に示すように、タッチ液晶モジュール20にリアルタイムに表示される。
さらに操作表示制御基板73は、液晶表示部72を中枢的に制御する操作表示制御部78と、操作表示制御部78の制御にしたがって液晶パネル70を駆動する液晶駆動部76と、タッチパネル71のタッチ操作を検出して操作表示制御部78に出力するタッチパネル駆動部77とを備えている。
この図に示すように、表示演出キャプチャモードにおいては、表示画面95に、表示演出画像Pと、キャプチャボタン96A、破棄ボタン96B、送信ボタン96C、モード終了ボタン96D、及びリーチ信頼度表示欄96Eが表示される。
表示演出画像Pは、遊技機液晶表示器16に表示されている画像と同じ画像であり、上記液晶画像スルー信号に基づいて表示される。キャプチャボタン96Aは表示演出画像Pのキャプチャを指示するタッチ操作ボタンであり、破棄ボタン96Bはキャプチャ画像の破棄を指示するタッチ操作ボタンであり、送信ボタン96Cはキャプチャ画像を赤外線通信回路84により送信することを指示するタッチ操作ボタンであり、また、モード終了ボタン96Dは表示演出キャプチャモードの終了を指示するタッチ操作ボタンである。
また、表示演出キャプチャモードにおいて、操作表示制御部78が過去にキャプチャしたキャプチャ画像(バッファメモリに蓄積されているキャプチャ画像)を表示画面95に一覧表示し、赤外線通信により送信する画像を遊技者が選択する構成としても良い。また、赤外線通信に限らず、CRユニット3に非接触ICカードと通信する非接触IC通信回路を設け、遊技者が所持する非接触ICカードに送信する構成としても良い。また、遊技場システム1に、インターネット通信可能なサーバコンピュータを設け、当該サーバコンピュータを介してCRユニット3がキャプチャ画像を、予め設定された電子メールアドレス(例えば会員登録時に設定された遊技者の電子メールアドレス)に、電子メールに添付して送信する構成としても良い。
さらに、遊技場側が複数のリーチ演出を予め選定しておき、これらのリーチ演出のキャプチャ画像の取得数に応じて遊技場側が遊技者に特典(例えば、パチンコ機2のプレミアム演出時の画像や動画を所定のサーバからダウンロードできる等)を与える、といったサービスも考え得る。
特に、本実施形態では、液晶表示部72の表示画面95の中に、表示演出画像Pとキャプチャボタン96Aとが同時に表示されているため、遊技機液晶表示器16を見なくとも、液晶表示部72に映し出されている表示演出画像Pを見ながら所望の瞬間の表示演出画像Pを、近くに表示されているキャプチャボタン96Aを操作して簡単にキャプチャすることができる。
遊技データサーバ99には、図5に示すように、リーチ演出の演出パターンごとに、出現回数、そのリーチ演出で大当たりが発生した大当たり発生回数、大当たり発生回数を出現回数で除して得られる大当たり期待値の統計値を記録するリーチ統計テーブル98が記憶されており、演出パターンと大当たり期待値とを対応付けて記憶する記憶手段として機能する。遊技データサーバ99は、各CRユニット3からリーチ演出の演出パターン及び大当たり発生の有無を取得するごとに、リーチ統計テーブル98を更新する。これにより、遊技場内の各パチンコ機2での遊技結果に基づいて演出パターンごとに大当たり期待値が算出される。また、顧客管理サーバ41にあっては、上記リーチ統計テーブル98が会員カード22Bの識別情報ごとに設けられており、遊技データサーバ99と同様に、各CRユニット3からリーチ演出の演出パターン及び大当たり発生の有無を取得するごとにリーチ統計テーブル98を更新し、演出パターンの大当たり期待値を会員個人ごとに集計する。
これにより、遊技者は、自身が成立した演出パターンの大当たり実績を把握でき、また他者との対比において客観的に評価することができる。
すなわち、本実施形態によれば、パチンコ機2の演出用サブ基板51が、遊技機液晶表示器16に表示している演出パターンを示す表示演出データを、遊技球貸出装置63のタッチ液晶モジュール20に出力する構成としたため、表示演出データの外部出力に伴い遊技機メイン基板53に信号のフィードバックが生じる事が無く、当該遊技機メイン基板53の堅牢性が維持される。
この構成により、遊技者は、自身が成立させたリーチ演出を簡単にキャプチャしコレクションすることができる。このとき、表示演出画像Pの出力は、遊技球貸出装置63から行われるため、表示演出画像Pの出力に際し、パチンコ機2と遊技者所有の機器との間で直接通信が行われることがないため、堅牢性が維持できる。
この構成によれば、演出用サブ基板51から周辺機器である遊技球貸出装置63に信号出力するに際し、出力信号がパチンコ機2の外を経由させずに遊技球貸出装置63に直接入力することができ、演出用サブ基板51と遊技球貸出装置63との通信ラインに対する不正を防止することができる。
すなわち、封入球式のパチンコ機2では、封入されている遊技球数は所定個数(例えば25個)に決まっており、また外部からは補充できないため、遊技球の循環経路内で玉詰まり等が発生すると、遊技球が実際には発射されずに遊技機管理残玉数だけが減算され続ける事態が生じ得る。そこで、遊技機管理残玉数の管理上限値を、封入された遊技球数と同程度とし、管理上限値を超えた分は、CRユニット3で持玉として管理する構成とすることで、球詰まり発生時などには、管理上限値の発射動作が行われた時点で遊技球の発射が禁止されるため、遊技球が実際には発射されずに遊技機管理残玉数だけが減算され続ける、といった事態を防止できる。
払出制御基板54で管理する遊技機管理残玉数が持玉に移行する頻度が増えることで、CRユニット3が管理している貸出装置管理持玉数とのずれを抑えることができる。
2 パチンコ機(遊技機)
3 CRユニット(遊技球貸出装置本体)
4 精算機
5 管理コンピュータ群
7 遊技システム
10 パチンコ機本体
16 遊技機液晶表示器(表示器)
20 タッチ液晶モジュール(表示部、操作部)
22 プリペイド媒体(価値媒体)
22A ICコイン
22B 会員カード
40 ホールコンピュータ
41 顧客管理サーバ
42 プリペイドシステム管理コンピュータ
43 持玉管理サーバ
51 演出用サブ基板
51A 演出データ記憶部
51B 出力部
53 遊技機メイン基板
62 貸出装置接続基板
63 遊技球貸出装置(遊技媒体貸出装置)
70 液晶パネル
71 タッチパネル
72 液晶表示部
73 操作表示制御基板
78 操作表示制御部
84 赤外線通信回路
88 プリペイド残価値記憶部
89 貸出装置管理持玉数記憶部
90 再プレイ可能玉数記憶部
91 遊技機管理残玉数記憶部
92 表示演出連動制御部
95 表示画面
96E リーチ信頼度表示欄
98 リーチ統計テーブル
99 遊技データサーバ(記憶手段)
P 表示演出画像
Se 表示演出信号(表示演出データ)
Claims (5)
- 遊技媒体の投入を条件に所定の抽選契機成立に伴って当落を抽選するメイン基板と、前記抽選の結果を当該抽選の結果に応じて決定された演出パターンの表示演出を伴って表示器に表示するサブ基板とを有する遊技機と、
前記遊技機に通信可能に接続され、価値媒体の価値に基づいて前記遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出装置と、
を備えた遊技システムにおいて、
前記遊技機のサブ基板は、前記表示器に表示している演出パターンを示す表示演出データを前記遊技媒体貸出装置に出力する出力部を有し、
前記遊技媒体貸出装置は、前記出力部から入力される表示演出データに基づいて、前記表示演出に連動した表示をする表示部を備えることを特徴とする遊技システム。 - 前記表示演出データは、前記表示器に出力している画像データを含み、
前記遊技媒体貸出装置は、操作部を備え、前記表示演出データに基づいて前記表示器に出力されている画像を前記表示部に表示するとともに前記表示部に表示している前記画像を前記操作部の操作に応じてキャプチャして出力することを特徴とする請求項1に記載の遊技システム。 - 前記演出パターンと前記当選の期待値とを対応付けて記憶する記憶手段を備え、
前記遊技媒体貸出装置は、前記出力部から入力される表示演出データに基づいて前記表示器で行われている演出パターンを特定し、当該演出パターンの当選の期待値を前記記憶手段から取得して前記表示部に表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技システム。 - 前記記憶手段は、前記演出パターンの出現時の当選期待値を遊技者ごとに集計して記憶し、
前記遊技媒体貸出装置は、遊技者を特定する特定手段を備え、当該遊技者の前記演出パターンの当選期待値を前記記憶手段から取得して前記表示部に表示することを特徴とする請求項3に記載の遊技システム。 - 前記遊技媒体貸出装置の表示部を、前記遊技機に設け、前記遊技機のサブ基板の出力部の信号を前記表示部に入力し、当該表示部から前記遊技機の外に設けた前記遊技媒体貸出装置の装置本体に出力したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の遊技システム。
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