JP2011159925A - Method of manufacturing semiconductor device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、半導体装置の製造方法に関し、例えば、絶縁膜内に導電層が形成された半導体装置の製造方法に関する。 The present invention relates to a method for manufacturing a semiconductor device, for example, a method for manufacturing a semiconductor device in which a conductive layer is formed in an insulating film.
半導体装置の製造工程においては、絶縁膜の上面を平坦化するため絶縁膜を研磨することがある。絶縁膜には導電層が埋め込まれた接続孔が設けられる。絶縁膜上には配線層が形成され、配線層は接続孔と接続される。これにより、配線層と、絶縁膜下の配線またはトランジスタ等と、が電気的に接続される。 In the manufacturing process of a semiconductor device, the insulating film may be polished in order to planarize the upper surface of the insulating film. The insulating film is provided with a connection hole in which a conductive layer is embedded. A wiring layer is formed on the insulating film, and the wiring layer is connected to the connection hole. Thereby, the wiring layer and the wiring under the insulating film or the transistor are electrically connected.
TiN膜を硫酸を用いエッチングすることが知られている(例えば、特許文献1)。 It is known to etch a TiN film using sulfuric acid (for example, Patent Document 1).
絶縁膜の上面を研磨する際に、絶縁膜の上面にスクラッチが形成されることがある。絶縁膜内の接続孔内に導電層を形成する際に、スクラッチ内に導電層が残存することがある。これにより、スクラッチ内の導電層を介し絶縁膜上の配線層間が電気的にショートするという課題がある。 When polishing the upper surface of the insulating film, a scratch may be formed on the upper surface of the insulating film. When the conductive layer is formed in the connection hole in the insulating film, the conductive layer may remain in the scratch. Thereby, there is a problem that the wiring layer on the insulating film is electrically short-circuited through the conductive layer in the scratch.
本半導体装置の製造方法は、絶縁膜の表面に形成されたスクラッチに起因する電気的なショートを抑制することを目的とする。 An object of the manufacturing method of the semiconductor device is to suppress an electrical short circuit due to a scratch formed on the surface of an insulating film.
例えば、半導体基板上に第1絶縁膜を形成する工程と、前記第1絶縁膜の上面を研磨する工程と、研磨された前記第1絶縁膜に接続孔を形成する工程と、前記接続孔の内面および前記第1絶縁膜上に前記第1導電層を形成する工程と、前記接続孔内の前記第1導電層上に第2導電層を形成する工程と、前記第1絶縁膜上の前記第1導電層を研磨し前記第1絶縁膜の上面を露出させる工程と、前記第2導電層のエッチングレートより前記第1導電層のエッチングレートが大きいエッチャントを用い、前記接続孔内上部の前記第1導電層をエッチングする工程と、前記絶縁膜上に配線層を形成する工程と、を含む半導体装置の製造方法を用いる。 For example, a step of forming a first insulating film on a semiconductor substrate, a step of polishing an upper surface of the first insulating film, a step of forming a connection hole in the polished first insulating film, Forming a first conductive layer on an inner surface and the first insulating film; forming a second conductive layer on the first conductive layer in the connection hole; and Polishing the first conductive layer to expose the upper surface of the first insulating film; and using an etchant having an etching rate of the first conductive layer larger than the etching rate of the second conductive layer; A method of manufacturing a semiconductor device is used, which includes a step of etching the first conductive layer and a step of forming a wiring layer on the insulating film.
本半導体装置の製造方法によれば、絶縁膜の表面にスクラッチが形成された場合であっても、スクラッチに起因する電気的なショートを抑制することができる。 According to the method for manufacturing a semiconductor device, even when a scratch is formed on the surface of the insulating film, an electrical short circuit due to the scratch can be suppressed.
以下に、図面を参照に実施例について説明する。 Embodiments will be described below with reference to the drawings.
まず、比較例について説明する。図1(A)から図2は、比較例に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。図1(A)を参照し、例えばSi半導体基板10上に絶縁膜として、例えば主に酸化シリコンを含む第1層間絶縁膜20(第1絶縁膜)を形成する。第1層間絶縁膜20は、例えばCVD(Chemical Vapor Deposition)法を用い形成される。なお、第1層間絶縁膜20は、他の絶縁膜等を介し半導体基板10上に形成されていてもよい。第1層間絶縁膜20の上面を平坦化するため、例えばCMP(Chemical Mechanical Polish)法を用い第1層間絶縁膜20の上面を研磨する。この際、第1層間絶縁膜20の上面にスクラッチ80(傷)が入ることがある。このスクラッチ80は形状や大きさは多様であるが、例えば上面から視た幅が数10nmであり長さが数100nmである。
First, a comparative example will be described. 1A to 2 are cross-sectional views illustrating a method for manufacturing a semiconductor device according to a comparative example. Referring to FIG. 1A, for example, a first interlayer insulating film 20 (first insulating film) mainly including silicon oxide is formed as an insulating film on, for example, a
図1(B)を参照し、第1層間絶縁膜20を貫通する接続孔30を形成する。接続孔30の内面および第1層間絶縁膜20上に、第1導電層として例えば第1中間層32を形成する。第1中間層32は、例えば主にTiを含んでおり、CVD法を用い形成する。このとき、スクラッチ80内にも第1中間層32が形成される。接続孔30内の第1中間層32内および第1層間絶縁膜20上の第1中間層32上に第2導電層として例えば接続金属層34を形成する。接続金属層34は、第1中間層32内の接続孔30を埋め込むように形成される。接続金属層34は例えば主にWを含んでおり、CVD法を用い形成する。第1中間層32は、接続金属層34と第1層間絶縁膜20との密着層としての機能を備えていてもよい。
Referring to FIG. 1B, a
図1(C)を参照し、第1層間絶縁膜20上の接続金属層34および第1中間層32をCMP法を用い研磨し、第1層間絶縁膜20の上面を露出させる。スクラッチ80内には第1中間層32aが残存している。
Referring to FIG. 1C, the
図2を参照し、第1層間絶縁膜20上に、例えば主に酸化シリコンを含む第2層間絶縁膜40(第2絶縁膜)を形成する。第2層間絶縁膜40を貫通する配線溝を形成する。貫通孔内に配線層50を形成する。これにより、第1層間絶縁膜20上に接続孔30内の接続金属層34が接続する配線層50が形成される。
Referring to FIG. 2, a second interlayer insulating film 40 (second insulating film) mainly including, for example, silicon oxide is formed on the first
図3は、配線層50、接続孔30およびスクラッチ80の平面図である。図3のように、第1層間絶縁膜20上にスクラッチ80が形成され、スクラッチ80内に第1中間層32aが残存すると、配線層50が、第1層間絶縁膜20上に形成された他の配線層50と、第1中間層32aを介して電気的にショートしてしまう。以下にこのような課題を解決する実施例1について説明する。
FIG. 3 is a plan view of the
図4(A)および図4(B)は、実施例1に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。図4(A)のように、比較例の図1(C)の後、第1中間層32をエッチングする。このとき、接続金属層34および第1層間絶縁膜20より第1中間層32のエッチングレートが大きいエッチャントを用いる。これにより、接続孔30内上部の第1中間層32がエッチングされる。これにより、接続孔30上部には空洞36が形成される。スクラッチ80が形成されている場合は、スクラッチ80内の少なくとも上部の第1中間層32aがエッチングされる。図4(A)では、スクラッチ80内の下部に第1中間層32bが残存している場合を図示している。
4A and 4B are cross-sectional views illustrating the method for manufacturing the semiconductor device according to the first embodiment. As shown in FIG. 4A, after the comparative example of FIG. 1C, the first
図4(B)を参照し、第1層間絶縁膜20上に第2層間絶縁膜40および配線層50を形成する。実施例1によれば、図4(A)において、スクラッチ80内の少なくとも上部の第1中間層32aが除去される。よって、スクラッチ80内の第1中間層32bを介した配線層50間の電気的ショートを抑制することができる。また、図4(A)において、接続金属層34のエッチングレートは第1中間層32aのエッチングレートより低いため、接続金属層34の上面の後退量は第1中間層32aの上面の後退量よりも小さい。そのため、図4(B)において、配線層50を形成する際の段差被覆性が悪い場合であっても、接続金属層34と配線層50との接続不良や拡散防止膜の形成不全を抑制することができる。
Referring to FIG. 4B, a second
図1(B)のように、第1中間層32をCVD法を用い形成する場合、CVD法はカバレッジ特性が良いため、スクラッチ80内に第1中間層32が形成され易い。配線層50同士のリークを抑えるためには、図4(A)のように、スクラッチ80内の少なくとも上部の第1中間層32bを除去することが好ましい。
When the first
実施例2は、実施例1の具体的な例である。図5(A)から図9(C)は、実施例2に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。図5(A)を参照し、半導体基板10にトランジスタ70が形成されている。トランジスタ70において、Si半導体基板10のP型ウエル内にSTI(Shallow Trench Isolation)法を用い形成された素子分離絶縁膜11が形成されている。素子分離絶縁膜11間にN型にドープされたソース領域12aおよびドレイン領域12bが形成されている。ソース領域12aおよびドレイン領域12bの表面は、例えばCoシリサイド等の金属シリサイド層16が形成されている。ソース領域12aとドレイン領域12bとの間のチャネル上には、ゲート酸化膜18およびゲート電極13が形成されている。ゲート電極13は例えばポリシリコンを含む。ゲート電極13上は、例えばCoシリサイド等の金属シリサイド層17が形成されている。ゲート電極13の両側には、例えば酸化シリコン等の絶縁膜の側壁14が形成されている。
The second embodiment is a specific example of the first embodiment. FIG. 5A to FIG. 9C are cross-sectional views illustrating the method for manufacturing the semiconductor device according to the second embodiment. Referring to FIG. 5A, a
図5(B)を参照し、半導体基板10およびトランジスタ70上に、エッチングストッパ膜22として、例えば窒化シリコン膜を形成する。エッチングストッパ膜22は、例えばN2、NH3およびSi2Hを原料ガスとして用いCVD法で形成する。エッチングストッパ膜22の膜厚は、例えば80nmである。エッチングストッパ膜22上に主に酸化シリコンを含む第1層間絶縁膜20を形成する。第1層間絶縁膜20はCVD法を用い形成する。成膜条件としては、例えば、原料ガスSiH4、O2、H2およびPH3の流量をそれぞれ108、235、100および30sccmとする。圧力および成長温度をそれぞれ0.15MPaおよび490℃とする。成長膜厚は例えば720nmとする。半導体基板10上面にはトランジスタ70等に起因した凹凸が形成されている。例えば、ゲート電極13による凸部の高さは約100nmである。このため、第1層間絶縁膜20の上面にも凹凸が形成される。
Referring to FIG. 5B, a silicon nitride film, for example, is formed as the
図5(C)を参照し、第1層間絶縁膜20の上面を平坦化するため、第1層間絶縁膜20をCMP法を用い研磨する。研磨には、例えばシリカ系スラリーと純水とを1:1の体積比率で混合した研磨剤を用いる。回転数は例えば50〜60rpm、圧力は3〜9psiとする。第1層間絶縁膜20の研磨後の膜厚は、エッチングストッパ膜22と合わせて例えば400〜500nmである。この研磨の際に、第1層間絶縁膜20の上面にスクラッチ80が発生することがある。実施例1と同様に、スクラッチ80の幅は、例えば数10nm、長さは数100nmである。
Referring to FIG. 5C, in order to planarize the upper surface of the first
図6(A)を参照し、第1層間絶縁膜20上にフォトレジスト60を形成する。フォトレジスト60に開口61を形成する。図6(B)を参照し、フォトレジスト60をマスクに、第1層間絶縁膜20をエッチングする。エッチャントガスとして、例えばCF4、C4F6等フッ素系ガスを用いる。O2等のガスを混合させてもよい。このエッチングでは、エッチングストッパ膜22のエッチングレートは、第1層間絶縁膜20のエッチングレートよりも小さい。エッチングストッパ膜22のエッチングには、例えばCH3FとO2等のエッチャントガスを用いる。これにより、第1層間絶縁膜20およびエッチングストッパ膜22を貫通する接続孔30が形成される。接続孔30は、ソース領域12aまたはドレイン領域12b上の金属シリサイド層16、ゲート電極13上の金属シリサイド層17上に形成される。エッチングストッパ膜22を用いることにより、金属シリサイド層17がオーバーエッチングされることを抑制できる。フォトレジスト60をアッシング法を用い除去する。接続孔30の径は、例えば100nm程度である。
Referring to FIG. 6A, a
図6(C)を参照し、接続孔30の内面および第1層間絶縁膜20の上面に、例えばCVD法を用い第1中間層32を形成する。第1中間層32は、例えば膜厚が10〜20nmのTi膜、または下から膜厚が5〜15nmのTi膜、膜厚が5〜15nmのTiN膜の積層膜である。Ti膜の形成には、例えばTiCl4を原料ガスとして用いる。TiN膜の形成には、例えば、TiCl4と、NH4またはN2とを原料ガスとして用いる。CVD法による成膜はカバレッジが良いため、アスペクト比の大きい接続孔30の内面にも第1中間層32を形成することができる。またスクラッチ80が存在する場合には、スクラッチ80の内面にも第1中間層32aが形成されてしまう。
6C, the first
図7(A)を参照し、接続孔30内の第1中間層32の内面および第1層間絶縁膜20上の第1中間層32上に接続金属層34を形成する。接続金属層34は、例えばWを主に含み、例えば原料ガスとしてWF6ガスを用いCVD法で形成する。このとき、スクラッチ80の幅によっては、スクラッチ80内にも接続金属層34が形成される場合もある。
With reference to FIG. 7A, a
図7(B)を参照し、第1層間絶縁膜20上の第1中間層32および接続金属層34を除去するため、接続金属層34および第1中間層32をCMP法を用い研磨する。研磨には、例えばシリカ系スラリーと純水とを1:3で混合した研磨剤を用いる。回転数は例えば約100rpm、圧力は3.3〜5psiとする。研磨の後処理として、常温にてアンモニア水処理する。その後、アンモニア水でブラシ処理する。これらの処理により、ゴミを除去する。さらに、希フッ酸処理を行う。この処理により、金属系のゴミや研磨に用いたスラリーを除去する。
With reference to FIG. 7B, in order to remove the first
図7(C)を参照し、接続金属層34および第1層間絶縁膜20に対し、第1中間層32を選択的にエッチングする。例えば、50℃から80℃、ここでは70℃の希硫酸を用い10分エッチングする。これにより、Tiがエッチングされる。接続金属層34および第1層間絶縁膜20は、Ti膜に比べてエッチング量が小さい。このため、接続孔30内の上部に第1中間層32がエッチングされた空洞36が形成される。また、スクラッチ80の第1中間層32aが除去される。スクラッチ80内の第1中間層32aは全て除去される場合もあるが、図7(C)のように、下部に一部の第1中間層36bが残存することもある。
Referring to FIG. 7C, the first
第1中間層32がTiを主に含む場合、Tiは一般的な酸に溶けやすい。ただし、硝酸、熱濃硫酸および熱濃過塩素酸を用いるとTiが不動態を形成し、Tiのエッチングレートが小さくなる。一方、接続金属層34がWを主に含む場合、Wは難溶解性物質であり、室温では、塩酸、硝酸、希硫酸および過塩素酸等によるエッチングレートはTi膜に比べると小さい。第1層間絶縁膜20が酸化シリコンを主に含む場合、酸化シリコンは、フッ酸系の薬液に溶解する。以上より、Wおよび酸化シリコンに対しTiを選択的にエッチングするためには、硫酸、塩酸および希過塩素酸をエッチャントとして用いることが好ましい。また、硫酸、塩酸および希過塩素酸に過酸化水素を添加してもよい。例えば、硫酸と過酸化水素との体積混合比が4:1程度のエッチャントを用いることができる。
When the first
Tiを主に含む第1中間層32をドライエッチング法を用いエッチングする場合、塩素系のガスを用いることができる。例えば、Cl2、BCl3およびCHF3およびArの流量比がそれぞれ100、380、310および80sccmであり、圧力が6mTorrの条件を用いることができる。このように、接続金属層34および第1層間絶縁膜20より第1中間層32のエッチングレートが大きければ、ドライエッチング法を用いてもよい。
When the first
第1中間層32のエッチング量は、接続孔30の側面の第1中間層32が完全になくならない程度(例えば300nm以下)が好ましい。また、図8(C)における配線溝56の形成の際に第1層間絶縁膜20の上部が除去される量より大きい(例えば40nm以上)ことが好ましい。
The etching amount of the first
なお、図7(B)において、スクラッチ80の幅が比較的大きく、スクラッチ80内に接続金属層34が残存する場合がある。この場合でも、図7(C)において、第1中間層32bをエッチングすることにより、スクラッチ80内の接続金属層34はリフトオフにより除去できる。
In FIG. 7B, the width of the
図8(A)を参照し、第1層間絶縁膜20上にCVD法を用い、エッチングストッパ膜42、第2層間絶縁膜40およびハードマスク膜44を形成する。エッチングストッパ膜42は、例えば主にSiCを含み、膜厚は例えば30nmである。第2層間絶縁膜40、は例えば主にSiOCを含み、膜厚は例えば130nmである。ハードマスク膜44は、例えば主にSiO2を含み、膜厚は例えば100nmである。なお、本実施例において、エッチングストッパ膜42およびハードマスク膜44は必須ではない。
Referring to FIG. 8A, an
図8(B)を参照し、ハードマスク膜44上にフォトレジスト62を形成する。フォトレジスト62に開口63を形成する。図8(C)を参照し、フォトレジスト62をマスクに、ハードマスク膜44をエッチングする。アッシング法を用いフォトレジスト62を除去する。ハードマスク膜44をマスクに第2層間絶縁膜40をエッチングする。このエッチングでは、エッチングストッパ膜42はエッチングされない。ハードマスク膜44、第2層間絶縁膜40およびエッチングストッパ膜42のエッチングには、例えばCF4、C4F6、COおよびO2等から適宜選択したエッチングガスを用いることができる。これにより、ハードマスク膜44、第2層間絶縁膜40およびエッチングストッパ膜42を貫通し、第1導電層34を露出させる配線溝56が形成される。配線溝56の幅は、例えば120nmである。
Referring to FIG. 8B, a
図9(A)を参照し、配線溝56の内面およびハードマスク膜44の上面に、第3導電層として、例えばスパッタ法を用い第2中間層52を形成する。第2中間層52は、例えば主にTaを含む。第2中間層52上にメッキのシード層として、例えばスパッタ法を用い主にCuを含む膜を形成してもよい。スパッタ膜はCVD膜に比べカバレッジが悪いため、第2中間層52はスクラッチ80内には形成され難い。
Referring to FIG. 9A, a second
図9(B)を参照し、配線溝56内の第2中間層52内面および第2層間絶縁膜40上の第2中間層52上にメッキ法を用い配線金属層54を形成する。配線金属層54は、例えば主にCuを含む銅層である。図9(C)を参照し、第2層間絶縁膜40上の配線金属層54および第2中間層52をCMP法を用い研磨する。これにより、配線溝56内に接続金属層34と接続する配線層50が形成される。配線層50は、第2中間層52と配線金属層54とから形成される。第2中間層52は、例えば配線金属層54内の材料(例えばCu)が第2層間絶縁膜40内に拡散することを抑制するバリア層(拡散防止膜)としての機能を備えていてもよい。また、配線金属層54と第2層間絶縁膜40との密着層としての機能を備えていてもよい。
Referring to FIG. 9B, a
実施例2によれば、図6(C)のように、第1中間層32をCVD法を用い形成するため、スクラッチ80内に第1中間層32が形成され易い。一方、図9(A)のように、第2中間層52はスパッタ法を用い形成する。スパッタ法ではカバレッジ特性が悪いため、例えば、図7(C)において、スクラッチ80の奥に第1中間層32bが残存した場合であっても、第1中間層32bに接触するように第2中間層52が形成されることを抑制できる。よって、配線層50間の短絡をより抑制することができる。
According to the second embodiment, as shown in FIG. 6C, the first
本実施例において第1中間層32のエッチングレートよりも接続金属層34のエッチングレートが低いエッチャントを使用する理由は、接続孔30の内部に形成された接続金属層34の上面がエッチングされて後退する量を抑えるためである。接続金属層34の上面がエッチングされて後退すると、第2中間層52がスパッタ法などのカバレッジ特性が悪い堆積方法を用いた場合などに、第2中間層52が接続孔30内に十分に形成されないことがある。第2中間層52が配線金属層54に対する拡散防止膜である場合、第2中間層52が接続孔30内に十分に形成されないと、配線金属層54の金属原子が層間絶縁膜20内に拡散することがある。
In this embodiment, the etchant having a lower etching rate of the
トランジスタ70上に形成する層間絶縁膜20に形成される接続孔30は小さくアスペクト比は小さくなる。一方、配線層50を形成するための配線溝56は線状でありアスペクト比も大きい。よって、トランジスタ70に接続するための接続孔30内への第1中間層32の形成はカバレッジ特性の良いCVD法が用いられることが好ましい。一方、配線溝56内への第2中間層52の形成にはスパッタ法が用いられることが好ましい。
The
以上、発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。 The preferred embodiments of the present invention have been described in detail above. However, the present invention is not limited to the specific embodiments, and various modifications and changes can be made within the scope of the gist of the present invention described in the claims. It can be changed.
10 半導体基板
20 第1層間絶縁膜
30 接続孔
32 第1中間層
34 接続金属層
40 第2層間絶縁膜
50 配線層
52 第2中間層
54 配線金属層
DESCRIPTION OF
Claims (7)
前記第1絶縁膜の上面を研磨する工程と、
研磨された前記第1絶縁膜に接続孔を形成する工程と、
前記接続孔の内面および前記第1絶縁膜上に前記第1導電層を形成する工程と、
前記接続孔内の前記第1導電層上に第2導電層を形成する工程と、
前記第1絶縁膜上の前記第1導電層を研磨し前記第1絶縁膜の上面を露出させる工程と、
前記第2導電層のエッチングレートより前記第1導電層のエッチングレートが大きいエッチャントを用い、前記接続孔内上部の前記第1導電層をエッチングする工程と、
前記絶縁膜上に配線層を形成する工程と、
を含む半導体装置の製造方法。 Forming a first insulating film on the semiconductor substrate;
Polishing an upper surface of the first insulating film;
Forming a connection hole in the polished first insulating film;
Forming the first conductive layer on the inner surface of the connection hole and the first insulating film;
Forming a second conductive layer on the first conductive layer in the connection hole;
Polishing the first conductive layer on the first insulating film to expose an upper surface of the first insulating film;
Etching the first conductive layer in the upper part of the connection hole using an etchant having an etching rate of the first conductive layer larger than that of the second conductive layer;
Forming a wiring layer on the insulating film;
A method of manufacturing a semiconductor device including:
前記第2絶縁膜に、前記第1導電層を露出させる配線溝を形成する工程と、
前記配線溝内に、スパッタ法を用い第3導電層を形成する工程を含む請求項1または2記載の半導体装置の製造方法。 After the step of etching the first conductive layer, forming a second insulating film on the first insulating film;
Forming a wiring groove exposing the first conductive layer in the second insulating film;
The method of manufacturing a semiconductor device according to claim 1, further comprising a step of forming a third conductive layer in the wiring trench using a sputtering method.
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