JP2011037836A - 塩、酸発生剤、重合体及びフォトレジスト組成物 - Google Patents
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Abstract
Description
〔1〕式(I−P)で表される塩。
[式(I−P)中、
Q1及びQ2は、互いに独立に、フッ素原子又は炭素数1〜6のペルフルオロアルキル基を表す。
X1は、単結合又は置換基を有していてもよい炭素数1〜17の飽和炭化水素基を表し、該飽和炭化水素基に含まれるメチレン基は酸素原子又はカルボニル基で置換されていてもよい。
Y1は、直鎖状又は分岐状の炭素数1〜36の脂肪族炭化水素基、炭素数3〜36の脂環式炭化水素基あるいは炭素数6〜36の芳香族炭化水素基を表し、該脂肪族炭化水素基、脂環式炭化水素基及び芳香族炭化水素基は、置換基を有していてもよく、該脂肪族炭化水素基、脂環式炭化水素基及び芳香族炭化水素基に含まれるメチレン基は、酸素原子又はカルボニル基で置換されていてもよい。
R1は、水素原子、水酸基、シアノ基又は炭素数1〜6のアルキル基を表す。
X3は、*−O−又は*−O−CH2−CO−O−を表す。
*は−CO−との結合手を表す。
P22、P23及びP24は、互いに独立に、ハロゲン原子又は置換基を表すか、隣接する2つが結合して環を形成していてもよい。
x22及びx24は、互いに独立に、0〜5の整数を表す。
x23は、0〜4の整数を表す。]
〔3〕X1が、−CO−O−[CH2]h−(hは、0〜10の整数を表す)である〔1〕又は〔2〕記載の塩。
〔4〕Y1が式(Y1)又は式(Y2)で表される基である〔1〕〜〔3〕のいずれか記載の塩。
[式(Y1)及び式(Y2)中、
環に含まれる水素原子は、ハロゲン原子、水酸基、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のアルコキシ基、炭素数6〜12のアリール基、炭素数7〜12のアラルキル基、グリシジルオキシ基又は炭素数2〜4のアシル基で置換されていてもよく、環に含まれるメチレン基は、カルボニル基又は酸素原子で置換されていてもよい。
*は、X1との結合手を表す。]
〔5〕X3が、酸素原子である〔1〕〜〔4〕のいずれか記載の塩。
〔7〕上記〔1〕〜〔5〕のいずれか記載の塩に由来する繰り返し単位を有する重合体。
〔8〕さらに、アルカリ水溶液に不溶又は難溶であり、かつ酸の作用によりアルカリ水溶液で溶解し得るモノマーから導かれる繰り返し単位を有する〔7〕記載の重合体。
〔9〕上記〔6〕記載の酸発生剤を含むフォトレジスト組成物。
〔10〕〔7〕又は〔8〕記載の重合体を含有するフォトレジスト組成物。
〔11〕上記〔6〕記載の酸発生剤及び〔7〕又は〔8〕記載の重合体を含有するフォトレジスト組成物。
〔12〕酸発生剤及び樹脂を含み、
樹脂が酸発生剤の有効成分に由来する繰り返し単位を含むフォトレジスト組成物。
〔13〕さらに塩基性化合物を含有する〔9〕〜〔12〕のいずれか記載のフォトレジスト組成物。
(2)塗布後の組成物から溶剤を除去して組成物層を形成する工程、
(3)組成物層に露光機を用いて露光する工程、
(4)露光後の組成物層を加熱する工程、
(5)加熱後の組成物層を、現像装置を用いて現像する工程を含むパターン形成方法。
[式(I−P)中、
Q1及びQ2は、互いに独立に、フッ素原子又は炭素数1〜6のペルフルオロアルキル基を表す。
X1は、単結合又は置換基を有していてもよい炭素数1〜17の飽和炭化水素基を表し、該飽和炭化水素基に含まれるメチレン基は酸素原子又はカルボニル基で置換されていてもよい。
Y1は、直鎖状又は分岐状の炭素数1〜36の脂肪族炭化水素基、炭素数3〜36の脂環式炭化水素基あるいは炭素数6〜36の芳香族炭化水素基を表し、該脂肪族炭化水素基、脂環式炭化水素基及び芳香族炭化水素基は、置換基を有していてもよく、該脂肪族炭化水素基、脂環式炭化水素基及び芳香族炭化水素基に含まれるメチレン基は、酸素原子又はカルボニル基で置換されていてもよい。
R1は、水素原子、水酸基、シアノ基又は炭素数1〜6のアルキル基を表す。
X3は、*−O−又は*−O−CH2−CO−O−を表す。
*は−CO−との結合手を表す。
P22、P23及びP24は、互いに独立に、ハロゲン原子又は置換基を表すか、隣接する2つが結合して環を形成していてもよい。
x22及びx24は、互いに独立に、0〜5の整数を表す。
x23は、0〜4の整数を表す。]
さらに、「(メタ)アクリル」とは、「CH2=CH−CO−」又は「CH2=C(CH3)−CO−」の構造を有する少なくとも1種を意味する。同様に「(メタ)アクリレート」及び「(メタ)アクリル酸」とは、それぞれ「アクリレート及びメタクリレートの少なくとも1種」並びに「アクリル酸及びメタクリル酸の少なくとも1種」を意味する。
アルキレン基としては、例えば、メチレン基、ジメチレン基、トリメチレン基、テトラメチレン基、ペンタメチレン基、ヘキサメチレン基、ヘプタメチレン基、オクタメチレン基、ノナメチレン基、デカメチレン基、ウンデカメチレン基、ドデカメチレン基、トリデカメチレン基、テトラデカメチレン基、ペンタデカメチレン基、ヘキサデカメチレン基、ヘプタデカメチレン基、エチレン基、プロピレン基、イソプロピレン基、sec−ブチレン基及びtert−ブチレン基などが挙げられる。
[式(X1−A)〜式(X1−C)中、
X1A及びX1Bは、それぞれ独立に、置換基を有していてもよい炭素数1〜6のアルキレン基を表す。ただし、式(X1−A)〜式(X1−C)で表される基の炭素数は1〜17である。]
脂肪族炭化水素基としては、例えば、メチル基、ジメチル基、トリメチル基、テトラメチル基、ペンタメチル基、ヘキサメチル基、ヘプタメチル基、オクタメチル基、ノナメチル基、デカメチル基、ウンデカメチル基、ドデカメチル基、トリデカメチル基、テトラデカメチル基、ペンタデカメチル基、ヘキサデカメチル基、ヘプタデカメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、ヘプチル基、2−エチルヘキシル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基などの直鎖状又は分岐状のアルキル基が挙げられる。
アシル基としては、アセチル、プロピオニル、ブチリル等が挙げられる。
[式(X1−1)中、
Xa1は、単結合又は置換基を有していてもよい炭素数1〜15の飽和炭化水素基を表し、該飽和炭化水素基に含まれるメチレン基は酸素原子又はカルボニル基で置換されていてもよい。
*は、−C(Q1)(Q2)−との結合手を表す。]
Xa1における置換基は、X1における置換基と同様のものが挙げられる。
飽和炭化水素基としては、脂肪族炭化水素及び脂環式炭化水素等が挙げられ、具体的には、アルキル基、シクロアルキル基等が挙げられる。
X1としては、より好ましくは、−CO−O−[CH2]h−(hは、0〜10の整数を表す)で表される基が挙げられる。
Y1は、置換基を有してもよい炭素数3〜36の脂環式炭化水素基が適している。
Q1、Q2及びY1は、式(I)における定義と同じである。
X10、X11及びX12は、互いに独立に、単結合あるいは直鎖状又は分岐状の炭素数1〜15のアルキレン基を表す。]
[式(Y0)中、
環W’は、炭素数3〜36の脂環式炭化水素基を表し、該脂環式炭化水素基に含まれるメチレン基は、酸素原子又はカルボニル基で置換されていてもよい。
Rbは、互いに独立に、ハロゲン原子、水酸基、直鎖状又は分岐状の炭素数1〜12の脂肪族炭化水素基、炭素数6〜20の芳香族炭化水素基、炭素数7〜21のアラルキル基、炭素数1〜12のアルコキシ基、グリシジルオキシ基あるいは炭素数2〜4のアシル基を表す。
xは、0〜8の整数を表す。xが2以上の場合、複数のRbは、同一でも異なってもよい。
Raは、水素原子あるいは直鎖状又は分岐状の炭素数1〜6の炭化水素基を表すか、環W’に含まれる炭素原子と互いに結合して環を形成していてもよい。]
環としては、芳香族又は非芳香族の炭化水素環又は複素環等が挙げられる。これらは、さらに組み合わされて多環縮合環を形成してもよい。
環W’として、式(W1)〜式(W25)などが挙げられる。なかでも、式(W12)、式(W13)で表される基などが好ましい。
[式(Y1)及び式(Y2)中、
環に含まれる水素原子は、ハロゲン原子、水酸基、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のアルコキシ基、炭素数6〜12のアリール基、炭素数7〜12のアラルキル基、グリシジルオキシ基又は炭素数2〜4のアシル基で置換されていてもよく、環に含まれるメチレン基は、カルボニル基又は酸素原子で置換されていてもよい。
*は、X1との結合手を表す。]
式(IA)中、環W’に含まれる水素原子が炭化水素基のみで置換された(該炭化水素基に含まれるメチレン基は酸素原子で置換されていてもよい。)アニオンとしては、例えば、下記のもの等が挙げられる。
式(IB)中、環W’に含まれる水素原子が置換されていないか又は炭化水素基のみで置換された(環W’に含まれるメチレン基は酸素原子で置換されていてもよい。)アニオンとしては、例えば、下記のもの等が挙げられる。
式(IC)中、環W’に含まれる水素原子が置換されていないか又は炭化水素基のみで置換された(環W’に含まれるメチレン基は酸素原子で置換されていてもよい。)アニオンとしては、例えば、下記のもの等が挙げられる。
式(ID)中、環W’に含まれる水素原子が置換されていないか又は炭化水素基のみで置換された(環W’に含まれるメチレン基は酸素原子で置換されていてもよい。)アニオンとしては、例えば、下記のもの等が挙げられる。
このような環としては、例えば、ベンゼン環、ナフタレン環、アントラセン環、フェナントレン環、フルオレン環、トリフェニレン環、ナフタセン環、ビフェニル環、ピロール環、フラン環、チオフェン環、イミダゾール環、オキサゾール環、チアゾール環、ピリジン環、ピラジン環、ピリミジン環、ピリダジン環、インドリジン環、インドール環、ベンゾフラン環、ベンゾチオフェン環、イソベンゾフラン環、キノリジン環、キノリン環、フタラジン環、ナフチリジン環、キノキサリン環、キノキサゾリン環、イソキノリン環、カルバゾール環、フェナントリジン環、アクリジン環、フェナントロリン環、チアントレン環、クロメン環、キサンテン環、フェノキサチイン環、フェノチアジン環、フェナジン環などが挙げられる。
最も好ましくは、水酸基、アルキル基、ハロゲン原子、アルコキシ基である。
[式中、P22、P23、P24、x22、x23、x24、R1及びX3は、上記と同じ意味を表す。Xはハロゲン原子を表す。]
式(PP−B)で表される化合物としては、メタクリロイルクロリド等が挙げられる。
アルカリとしては、N-メチルピロリジンが挙げられる。
ここで、非プロトン性溶媒中とは、例えば、ジクロロエタン、トルエン、エチルベンゼン、モノクロロベンゼン、アセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド等が挙げられる。
M+は、Li+、Na+、K+又はAg+を表す。
Z1−は、F−、Cl−、Br−、I−、BF4 −、AsF6 −、SbF6 −、PF6 −又はClO4 −を表す。]
[式中、Q1、Q2、X10及びY1は上記と同じ意味を表す。]
エステル化反応は、通常、酸触媒として、p−トルエンスルホン酸などの有機酸又は硫酸等の無機酸を添加してもよい。
さらに、前記のエステル化反応においては、脱水剤を添加してもよい。
脱水剤として、例えば、ジシクロヘキシルカルボジイミド、1−アルキル−2−ハロピリジニウム塩、1,1−カルボニルジイミダゾール、ビス(2−オキソ−3−オキサゾリジニル)ホスフィン酸塩化物、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩、ジ−2−ピリジル炭酸塩、ジ−2−ピリジルチオノ炭酸塩、4−(ジメチルアミノ)ピリジン存在下での6−メチル−2−ニトロ安息香酸無水物等が挙げられる 酸触媒を用いたエステル化反応は、ディーンスターク装置を用いるなどして、脱水しながら実施すると、反応時間が短縮化される傾向があることから好ましい。
前記の反応において、触媒として、アミン化合物を添加してもよい。
脱酸剤としては、トリエチルアミン、ピリジン等の有機塩基又は水酸化ナトリウム、炭酸カリウム、水素化ナトリウム等の無機塩基が挙げられる。
用いる脱酸剤の量は、酸ハライド1モルに対して、溶媒に相当する量でもよく、通常、0.001〜5モル程度、好ましくは1〜3モル程度である。
エステル化反応においては、通常、上記と同様の酸触媒が添加される。
さらに、このエステル化反応では、上述したように脱水剤を添加してもよい。
前記反応においては、通常は、酸触媒が用いられる。
さらに、前記反応においては、上述した脱水剤を添加してもよい。
酸触媒を用いた反応は、ディーンスターク装置を用いるなどして、脱水しながら実施すると、反応時間が短縮化される傾向があることから好ましい。
前記の反応は、上述した不活性溶媒中で行われる。また前記の反応は、−70〜200℃程度の温度範囲、好ましくは、−50〜150℃程度の温度範囲で攪拌して行われる。また、上述したような脱酸剤を用いることが適している。
用いる塩基の量は、式(17)で表されるアルコール1モルに対して、溶媒に相当する量でもよく、通常、0.001〜5モル程度で、好ましくは1〜3モル程度である。
前記の反応は、脱酸剤を用いることが適している。
脱酸剤を用いる場合、その量は、式(18)で表される化合物1モルに対して、溶媒に相当する量でもよく、通常、0.001〜5モル程度で、好ましくは1〜3モル程度である。
式(I−P)で表される塩は、酸発生剤として使用する時、単独でも複数種を同時に用いてもよい。また、本発明の酸発生剤は、さらに、式(I−P)で表される塩以外の公知の塩、式(I−P)で表される塩に含まれるカチオン及び公知のアニオンからなる塩、並びに式(I−P)で表される塩に含まれるアニオン及び公知のカチオンからなる塩等を含んでいてもよい。
式(I−P)で表される塩に由来する繰り返し単位を有する重合体は、後述する当該分野で公知の方法によって製造することができる。
式(I−P)で表される塩を含むフォトレジスト組成物では、さらに、樹脂を含有することが好ましい。式(I−P)で示される塩は、酸発生剤として用いられ、露光により生じた酸は、樹脂中の基であって酸に不安定な基に対して触媒的に作用して開裂させ、樹脂はアルカリ水溶液に可溶なものとなる。このようなフォトレジスト組成物は、化学増幅型ポジ型フォトレジスト組成物として好適である。
式(I−P)で表される塩に由来する繰り返し単位を含む重合体を含有するフォトレジスト組成物では、さらに、酸発生剤を含有することが好ましい。
いずれのフォトレジスト組成物においても、当該分野、特に、フォトレジストの分野において公知の酸発生剤及び/又は樹脂を併用してもよい。また、これらの成分の他に、さらに後述する塩基性化合物を含有することが好ましい。
ここで、4級炭素原子とは、水素原子以外の置換基と結合していて水素とは結合していない炭素原子を意味し、酸に不安定な基としては、−COO−の酸素原子に結合する炭素原子が3つの炭素原子と結合した4級炭素原子であることが好ましい。
式(I−P)で表される塩に由来する単位を有する樹脂の場合には、この塩及び酸に不安定な基とオレフィン性二重結合とを有するモノマーを重合して製造することができる。
かかるモノマーとしては、酸に不安定な基として、2−アルキル−2−アダマンチル基、1−(1−アダマンチル)−1−アルキルアルキル基などのような脂環式構造などの嵩高い基を含むモノマーが、得られるレジストの解像度が優れる傾向があることから好ましい。
具体的には、アクリル酸やメタクリル酸のような遊離のカルボン酸基を有するモノマーに由来する構造単位、無水マレイン酸や無水イタコン酸のような脂肪族不飽和ジカルボン酸無水物に由来する構造単位、2−ノルボルネンに由来する構造単位、(メタ)アクリロニトリルに由来する構造単位、酸素原子に隣接する炭素原子が2級炭素原子または3級炭素原子のアルキルエステルや1−アダマンチルエステルである(メタ)アクリル酸エステル類に由来する構造単位、p−又はm−ヒドロキシスチレンなどのスチレン系モノマーに由来する構造単位、ラクトン環がアルキル基で置換されていてもよい(メタ)アクリロイロキシ−γ−ブチロラクトンに由来する構造単位などを挙げることができる。尚、1−アダマンチルエステルは、酸素原子に隣接する炭素原子が4級炭素原子であるが、酸に安定な基であり、1−アダマンチルエステルには水酸基などが結合していてもよい。
R5及びR6が基−COOUである場合は、カルボキシル基がエステル基となったものであり、Uに相当するアルコール残基としては、例えば、置換されていてもよい炭素数1〜8程度のアルキル基、2−オキソオキソラン−3−又は−4−イル基などを挙げることができる。ここで、該アルキル基は、水酸基や脂環式炭化水素残基などが置換基として結合していてもよい。
R5及びR6がアルキル基である場合の具体例としては、メチル基、エチル基、プロピル基などが挙げられ、水酸基が結合したアルキル基の具体例としては、ヒドロキシメチル基、2−ヒドロキシエチル基などが挙げられる。
2−ノルボルネン、
2−ヒドロキシ−5−ノルボルネン、
5−ノルボルネン−2−カルボン酸、
5−ノルボルネン−2−カルボン酸メチル、
5−ノルボルネン−2−カルボン酸2−ヒドロキシ−1−エチル、
5−ノルボルネン−2−メタノール、
5−ノルボルネン−2,3−ジカルボン酸無水物。
る構造単位を含有してもよい。
Rb’は、水素原子、メチル基又はトリフルオロメチル基を表す。
ARは、炭素数1〜30の直鎖状、分岐状又は環状の炭化水素基を表し、該炭化水素基に含まれる水素原子の少なくとも1個以上がフッ素原子に置換されている。該炭化水素基に含まれるメチレン基は、酸素原子、硫黄原子又は−N(Rc)−で置換されていてもよく、該炭化水素基に含まれる水素原子は、水酸基あるいは直鎖状又は分岐状の炭素数1〜6の脂肪族炭化水素基で置換されていてもよい。]
を挙げることができる。
酸2−アルキル−2−アダマンチル、アクリル酸2−アルキル−2−アダマンチルメタク
リル酸1−(1−アダマンチル)−1−アルキルアルキル、アクリル酸2−アルキル−2
−アダマンチルメタアクリル酸1−(1−アダマンチル)−1−アルキルアルキルに由来
する構造単位を含む場合は、該構造単位が樹脂を構成する全構造単位のうち15モル%以
上となると、樹脂が脂環基を有するために頑丈な構造となり、与えるレジストのドライエ
ッチング耐性の面で有利である。
ン酸無水物をモノマーとする場合には、これらは付加重合しにくい傾向があるので、この
点を考慮し、これらは過剰に使用することが好ましい。
が異なるモノマーを併用してもよいし、酸に不安定な基が同じでもオレフィン性二重結合
が異なるモノマーを併用してもよいし、酸に不安定な基とオレフィン性二重結合との組合
わせが異なるモノマーを併用してもよい。
さらに、該アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、又はアルコキシ基上の水素原子の少なくとも1個は、それぞれ独立に、ヒドロキシル基、アミノ基、又は1〜6個程度の炭素原子を有するアルコキシ基で置換されていてもよい。該アミノ基上の水素原子の少なくとも1個は、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基で置換されていてもよい。
さらに、該アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、又はアルコキシ基上の水素原子の少なくとも1個は、それぞれ独立に、ヒドロキシル基、アミノ基、又は1〜6個程度の炭素原子を有するアルコキシ基で置換されていてもよい。該アミノ基上の水素原子の少なくとも1個は、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基で置換されていてもよい。
また、R11〜R20において、直鎖構造と分岐構造の両方をとり得るものについては、そのいずれでもよい。
芳香環としては、芳香族炭化水素(アリール又はアラルキル等)、芳香族複素環等が挙げられるが、好ましくは、芳香族炭化水素である。
また、化学増幅型フォトレジスト組成物としてクエンチャーである塩基性化合物を用いる場合は、フォトレジスト組成物の全固形分量を基準に、0.01〜1重量%程度の範囲で含有するのが好ましい。
フォトレジスト組成物としては、さらに、必要に応じて、増感剤、溶解抑止剤、他の樹脂、界面活性剤、安定剤、染料など、各種の添加物を少量含有することもできる。
(1)上述した本発明のフォトレジスト組成物を基板上に塗布する工程、
(2)塗布後の組成物から溶剤を除去して組成物層を形成する工程、
(3)組成物層に露光機を用いて露光する工程、
(4)露光後の組成物層を加熱する工程、
(5)加熱後の組成物層を、現像装置を用いて現像する工程を含む。
加熱後の組成物層を、現像装置を用いて、通常、アルカリ現像液を利用して現像する。ここで用いられるアルカリ現像液は、この分野で用いられる各種のアルカリ性水溶液であればよい。例えば、テトラメチルアンモニウムヒドロキシドや(2−ヒドロキシエチル)トリメチルアンモニウムヒドロキシド(通称コリン)の水溶液等が挙げられる。
現像後には、超純水でリンスし、基板及びパターン上に残った水を除去することが好ましい。
実施例及び比較例中、含有量及び使用量を表す%及び部は、特記ないかぎり質量基準である。
また、重量平均分子量は、ポリスチレンを標準品として、ゲルパーミュエーションクロマトグラフィー(東ソー株式会社製HLC−8120GPC型、カラムは”TSKgel Multipore HXL−M”3本、溶媒はテトラヒドロフラン)により求めた値である。
溶離液:テトラヒドロフラン
流量:1.0mL/min
検出器:RI検出器
カラム温度:40℃
注入量:100μl
分子量標準:標準ポリスチレン(東ソー社製)
MS(ESI(−)Spectrum):M− 339.1
1H−NMR(ジメチルスルホキシド−d6、内部標準物質テトラメチルシラン):δ(ppm)1.35−1.80(m,12H)、2.01(s,3H)、2.10(m,2H)、3.85(s,2H)、4.42(s,1H)、5.98(s,1H)、6.32(m,1H)、7.60−7.68(m,2H)、7.70−7.90(m,12H)
MS(ESI(−)Spectrum):M− 323.0
1H−NMR(ジメチルスルホキシド−d6、内部標準物質テトラメチルシラン):δ(ppm)1.83(d,2H)、2.00(m,5H)、2.29−2.32(m,7H)、2.53(s,2H)、5.98(s,1H)、6.32(m,1H)、7.60−7.68(m,2H)、7.70−7.90(m,12H)
化合物(I−2−a)5.91部、N−メチルピロリジン1.28部及びN,N’−ジメチルホルムアミド30.0部を仕込み、攪拌下、メタクリロイルクロリド3.12部を添加し30℃で2時間攪拌した。得られた混合物にクロロホルム30.0部及びイオン交換水30.0部を仕込み、分液して有機層を回収した。回収された有機層に、飽和重曹水30.0部を仕込み、分液して有機層を回収した。回収された有機層に、飽和塩化アンモニウム水溶液30.0部を添加して洗浄し、分液して有機層を回収した。さらに、回収された有機層に、イオン交換水30.0部を仕込み、分液して有機層を回収した。回収された有機層を濃縮し、酢酸エチル15部を加えて攪拌し、上澄液を除去した。得られた残渣にtert−ブチルメチルエーテル15部を加えて攪拌し、上澄液を除去した。得られた残渣をクロロホルムに溶解し、濃縮して燈色オイル状物として、化合物(I−3)1.79部を得た。化合物(I−3)をA3とした。
MS(ESI(−)Spectrum):M− 311.0
1H−NMR(ジメチルスルホキシド−d6、内部標準物質テトラメチルシラン):δ(ppm)1.57−1.67(m,2H)、1.91−2.06(m,5H)、2.53(m,2H)、3.21(m,1H)、4.51(m,1H)、4.62(s,1H)、5.98(s,1H)、6.32(m,1H)、7.60−7.68(m,2H)、7.70−7.90(m,12H)
化合物(I−1−a)7.04部及びN,N’−ジメチルホルムアミド20.00部を仕込み、攪拌下、ピリジン1.43部を仕込み、40℃に昇温した。さらに、クロロアセチルクロリド2.55部及びN,N’−ジメチルホルムアミド10.00部の混合溶液を1時間かけて滴下した。滴下後、40℃で5時間攪拌し、23℃に冷却した。得られた反応マスにクロロホルム40部及びイオン交換水10部を仕込み、分液して有機層を回収した。回収された有機層に、飽和重曹水20部を仕込み、分液して有機層を回収した。回収された有機層に、飽和塩化アンモニウム水溶液20部を添加して洗浄し、分液して有機層を回収した。さらに、回収された有機層に、イオン交換水20部を仕込み、分液して有機層を回収した。回収された有機層を濃縮し、酢酸エチル10部を加えて攪拌し、上澄液を除去した。得られた残渣にtert−ブチルメチルエーテル10部を加えて攪拌し、上澄液を除去した。得られた残渣をクロロホルムに溶解し、濃縮して、化合物(I−4−a)4.68部を得た。
MS(ESI(−)Spectrum):M− 339.1
リチウムアルミニウムハイドライド10.4部及びテトラヒドロフラン120部を仕込み23℃で30分間攪拌した。次いで、式(I−5−a)で表される化合物62.2部をテトラヒドロフラン900部に溶かした溶液を氷冷下で滴下し、23℃で5時間攪拌した。反応マスに酢酸エチル50.0部、6N塩酸50.00部を添加、攪拌し、分液を行った。有機層を濃縮した後、カラム(メルク シリカゲル60−200メッシュ 展開溶媒:クロロホルム/メタノール=5/1)分取することにより、式(I−5−b)で表される化合物を84.7g(純度60%)を得た。
また、式(I−5−c)で表される化合物4.5部、テトラヒドロフラン90部を添加し、室温で30分間攪拌し溶解した。この溶液にカルボニルジイミダゾール3.77部、無水THF45部の混合溶液を室温で滴下し、23℃で4時間攪拌した。得られた反応溶液を、(I−5−b)7.87部(純度60%)、無水テトラヒドロフラン50部の混合中に、54℃〜60℃で30分間で滴下した。反応溶液を65℃で18時間加熱し、冷却後、ろ過した。得られたろ液を濃縮し、濃縮物をカラム(メルク シリカゲル60−200メッシュ 展開溶媒:クロロホルム/メタノール=5/1)分取することにより、式(I−5−d)で表される化合物4.97部を得た。
MS(ESI(−)Spectrum):M− 337.1
モノマーA、モノマーB及びモノマーCを、モル比50:25:25の割合で仕込み、次いで、全モノマーの合計質量に対して、1.5質量倍のジオキサンを加えた。得られた混合物に、開始剤としてアゾビスイソブチロニトリルとアゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)とを全モノマーの合計モル数に対して、それぞれ、1mol%と3mol%との割合で添加し、これを77℃で約5時間加熱した。その後、反応液を、大量のメタノールと水との混合溶媒に注いで沈殿させる操作を3回行なうことにより精製し、重量平均分子量が約8.0×103の共重合体を収率60%で得た。この共重合体を樹脂B1とした。
化合物(I−1)及び化合物(I−1)の1.5質量倍のジオキサンを加えた。得られた混合物に、開始剤としてアゾビスイソブチロニトリルとアゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)とを化合物(I−1)のモル数に対して、それぞれ、1mol%と3mol%との割合で添加し、これを77℃で約5時間加熱した。その後、反応液を、大量のメタノールと水との混合溶媒に注いで沈殿させる操作を3回行なうことにより精製し、重量平均分子量が約6.2×103の共重合体を収率59%で得た。この共重合体を樹脂B2とした。
化合物(I−2)及び化合物(I−2)の1.5質量倍のジオキサンを加えた。得られた混合物に、開始剤としてアゾビスイソブチロニトリルとアゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)とを化合物(I−2)のモル数に対して、それぞれ、1mol%と3mol%との割合で添加し、これを77℃で約5時間加熱した。その後、反応液を、大量のメタノールと水との混合溶媒に注いで沈殿させる操作を3回行なうことにより精製し、重量平均分子量が約6.9×103の共重合体を収率62%で得た。この共重合体を樹脂B3とした。
モノマーA、モノマーB、モノマーC及び化合物(I−1)を、モル比40:25:25:10の割合で仕込み、次いで、全モノマーの合計質量に対して、1.5質量倍のジオキサンを加えた。得られた混合物に、開始剤としてアゾビスイソブチロニトリルとアゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)とを全モノマーの合計モル数に対して、それぞれ、1mol%と3mol%との割合で添加し、これを77℃で約5時間加熱した。その後、反応液を、大量のメタノールと水との混合溶媒に注いで沈殿させる操作を3回行なうことにより精製し、重量平均分子量が約6.9×103の共重合体を収率62%で得た。この共重合体を樹脂B4とした。
モノマーA、モノマーB、モノマーC及び化合物(I−2)を、モル比40:25:25:10の割合で仕込み、次いで、全モノマーの合計質量に対して、1.5質量倍のジオキサンを加えた。得られた混合物に、開始剤としてアゾビスイソブチロニトリルとアゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)とを全モノマーの合計モル数に対して、それぞれ、1mol%と3mol%との割合で添加し、これを75℃で約5時間加熱した。その後、反応液を、大量のメタノールと水との混合溶媒に注いで沈殿させる操作を3回行なうことにより精製し、重量平均分子量が約6.8×103の共重合体を収率65%で得た。この共重合体を樹脂B5とした。
モノマーA、モノマーB、モノマーC及び化合物(I−3)を、モル比40:25:25:10の割合で仕込み、次いで、全モノマーの合計質量に対して、1.5質量倍のジオキサンを加えた。得られた混合物に、開始剤としてアゾビスイソブチロニトリルとアゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)とを全モノマーの合計モル数に対して、それぞれ、1mol%と3mol%との割合で添加し、これを75℃で約5時間加熱した。その後、反応液を、大量のメタノールと水との混合溶媒に注いで沈殿させる操作を3回行なうことにより精製し、重量平均分子量が約7.0×103の共重合体を収率48%で得た。この共重合体を樹脂B6とした。
モノマーA、モノマーB、モノマーC及び化合物(I−4)を、モル比40:25:25:10の割合で仕込み、次いで、全モノマーの合計質量に対して、1.5質量倍のジオキサンを加えた。得られた混合物に、開始剤としてアゾビスイソブチロニトリルとアゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)とを全モノマーの合計モル数に対して、それぞれ、1mol%と3mol%との割合で添加し、これを75℃で約5時間加熱した。その後、反応液を、大量のメタノールと水との混合溶媒に注いで沈殿させる操作を3回行なうことにより精製し、重量平均分子量が約7.6×103の共重合体を収率75%で得た。この共重合体を樹脂B7とした。
モノマーA、モノマーB、モノマーC及び化合物(I−5)を、モル比40:25:25:10の割合で仕込み、次いで、全モノマーの合計質量に対して、1.5質量倍のジオキサンを加えた。得られた混合物に、開始剤としてアゾビスイソブチロニトリルとアゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)とを全モノマーの合計モル数に対して、それぞれ、1mol%と3mol%との割合で添加し、これを75℃で約5時間加熱した。その後、反応液を、大量のメタノールと水との混合溶媒に注いで沈殿させる操作を3回行なうことにより精製し、重量平均分子量が約6.6×103の共重合体を収率57%で得た。この共重合体を樹脂B8とした。
表1に示すように、以下の各成分を混合して溶解することにより得られた混合物を孔径0.2μmのフッ素樹脂製フィルタで濾過することにより、化学増幅型フォトレジスト組成物を調製した。
クエンチャーQ1:2,6−ジイソプロピルアニリン
クエンチャーQ2:テトラブチルアンモニウムヒドロキシド
E1:
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート 400部
プロピレングリコールモノメチルエーテル 100部
γ−ブチロラクトン 5部
E2:
プロピレングリコールモノメチルエーテル 248.5部
2−ヘプタノン 20.0部
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート 20.0部
γ−ブチロラクトン 20.0部
6インチのシリコンウェハを、ダイレクトホットプレート上にて、ヘキサメチルジシラザンを用いて90℃で60秒処理した上で、実施例14及び比較例1のレジスト組成物を乾燥後の膜厚が0.06μmとなるようにスピンコートした。レジスト組成物塗布後は、ダイレクトホットプレート上にて、表1のPB欄に示す温度で60秒間プリベークした。こうしてレジスト膜を形成したそれぞれのウェハに、電子線描画機〔(株)日立製作所製の「HL−800D 50keV」を用い、露光量を段階的に変化させてラインアンドスペースパターンを露光した。露光後は、ホットプレート上にて表1のPEB欄に示す温度で60秒間ポストエキスポジャーベークを行い、さらに2.38重量%テトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液で60秒間のパドル現像を行った。
各レジスト膜において、100nmのラインアンドスペースパターンが1:1となる露光量を表示した。
シリコンウェハに、有機反射防止膜用組成物(ARC−29;日産化学(株)製)を塗布して、205℃、60秒の条件でベークすることによって、厚さ78nmの有機反射防止膜を形成した。次いで、前記の有機反射防止膜の上に、実施例15〜28のフォトレジスト組成物を乾燥後の膜厚が85nmとなるようにスピンコートした。組成物塗布後、得られたシリコンウェハをダイレクトホットプレート上にて、表1のPB欄に示す温度で60秒間プリベークした。このようにしてフォトレジスト組成物の膜が形成されたシリコンウェハに、ArFエキシマステッパ〔FPA5000−AS3;(株)キャノン製、NA=0.75、2/3Annular〕用いて、露光量を段階的に変化させてラインアンドスペースパターンを露光した。
露光後は、ホットプレート上にて表1のPEB欄に示す温度で60秒間ポストエキスポジャーベークを行い、さらに2.38重量%テトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液で60秒間のパドル現像を行った。
Claims (14)
- 式(I−P)で表される塩。
[式(I−P)中、
Q1及びQ2は、互いに独立に、フッ素原子又は炭素数1〜6のペルフルオロアルキル基を表す。
X1は、単結合又は置換基を有していてもよい炭素数1〜17の飽和炭化水素基を表し、該飽和炭化水素基に含まれるメチレン基は酸素原子又はカルボニル基で置換されていてもよい。
Y1は、直鎖状又は分岐状の炭素数1〜36の脂肪族炭化水素基、炭素数3〜36の脂環式炭化水素基あるいは炭素数6〜36の芳香族炭化水素基を表し、該脂肪族炭化水素基、脂環式炭化水素基及び芳香族炭化水素基は、置換基を有していてもよく、該脂肪族炭化水素基、脂環式炭化水素基及び芳香族炭化水素基に含まれるメチレン基は、酸素原子又はカルボニル基で置換されていてもよい。
R1は、水素原子、水酸基、シアノ基又は炭素数1〜6のアルキル基を表す。
X3は、*−O−又は*−O−CH2−CO−O−を表す。
*は−CO−との結合手を表す。
P22、P23及びP24は、互いに独立に、ハロゲン原子又は置換基を表すか、隣接する2つが結合して環を形成していてもよい。
x22及びx24は、互いに独立に、0〜5の整数を表す。
x23は、0〜4の整数を表す。] - Q1及びQ2が、フッ素原子である請求項1記載の塩。
- X1が、−CO−O−[CH2]h−(hは、0〜10の整数を表す)である請求項1又は2記載の塩。
- X3が、酸素原子である請求項1〜4のいずれか記載の塩。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の塩を有効成分として含有する酸発生剤。
- 請求項1〜5のいずれか記載の塩に由来する繰り返し単位を有する重合体。
- さらに、アルカリ水溶液に不溶又は難溶であり、かつ酸の作用によりアルカリ水溶液で溶解し得るモノマーから導かれる繰り返し単位を有する請求項7記載の重合体。
- 請求項6記載の酸発生剤を含むフォトレジスト組成物。
- 請求項7又は8記載の重合体を含有するフォトレジスト組成物。
- 請求項6記載の酸発生剤及び請求項7又は8記載の重合体を含有するフォトレジスト組成物。
- 酸発生剤及び樹脂を含み、
樹脂が酸発生剤の有効成分に由来する繰り返し単位を含むフォトレジスト組成物。 - さらに塩基性化合物を含有する請求項9〜12のいずれか記載のフォトレジスト組成物。
- (1)請求項9〜13のいずれか記載のフォトレジスト組成物を基板上に塗布する工程、
(2)塗布後の組成物から溶剤を除去して組成物層を形成する工程、
(3)組成物層に露光機を用いて露光する工程、
(4)露光後の組成物層を加熱する工程、
(5)加熱後の組成物層を、現像装置を用いて現像する工程を含むパターン形成方法。
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JP5746836B2 (ja) | 2015-07-08 |
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