JP2010192556A - 金属用研磨液、および化学的機械的研磨方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】半導体デバイス製造工程における化学的機械的研磨に用いられ、以下(A)〜(D)を含む金属用研磨液:
(A)下記一般式(1)で表される化合物、
(X1)n−L 一般式(1)
(一般式(1)中、X1は、少なくとも一つの窒素原子を含有するヘテロ環を含む基を表し、nは2以上の整数で、Lは二価以上の連結基を表す。ただし、n個のX1はそれぞれ同じでも異なっていても良い。)
(B)1,2,3,4−テトラゾール、5−アミノ−1,2,3,4−テトラゾール、5−メチル−1,2,3,4−テトラゾール、1,2,3−トリアゾール、4−アミノ−1,2,3−トリアゾール、4,5−ジアミノ−1,2,3−トリアゾール、1,2,4−トリアゾール、3−アミノ−1,2,4−トリアゾール、3,5−ジアミノ−1,2,4−トリアゾールおよびベンゾトリアゾールから選択される少なくとも一つの化合物、
(C)酸化剤、および
(D)有機酸。
【選択図】なし
Description
このCMPは層間絶縁膜等の被加工膜の表面平坦化、プラグ形成、埋め込み金属配線の形成等を行う場合に必須の技術であり、この技術を用いて、基板の平滑化や配線形成時の余分な金属薄膜の除去を行っている(例えば、特許文献1、2参照)。
CMPに用いる金属用研磨溶液は、一般には、砥粒(例えばアルミナ、シリカ)と酸化剤(例えば過酸化水素)とが含まれる。基本的なメカニズムは、酸化剤によって金属表面を酸化し、その酸化皮膜を砥粒で除去することで研磨していると考えられており、その方法は、例えば、非特許文献1に記載されている。
しかしながら、このような固体砥粒を含む金属用研磨液を用いてCMPを行うと、研磨傷(スクラッチ)、研磨面全体が必要以上に研磨される現象(シニング)、研磨金属面が皿状にたわむ現象(ディッシング)、金属配線間の絶縁体が必要以上に研磨されたうえ、配線金属面が皿状にたわむ現象(エロージョン)などが発生することがある。
この弊害を抑止する手段として、例えば特許文献3および4には、1,2,3−ベンゾトリアゾールや2−アミノチアゾールを研磨液に含ませることが効果的であるとの記載がある。
即ち、本発明の目的は、被研磨体(ウエハ)を研磨する際に、高い研磨速度と低ディッシングとの両立を可能とする金属用研磨液、およびそれを用いた化学的機械的研磨方法を提供することにある。
本発明の金属用研磨液およびそれを用いた研磨方法は、以下の通りである。
(A)下記一般式(1)で表される化合物
(X1)n−L 一般式(1)
(一般式(1)中、X1は、少なくとも一つの窒素原子を含有するヘテロ環を含む基を表し、nは2以上の整数、Lは二価以上の連結基を表す。ただし、n個のX1はそれぞれ同じであっても異なっていても良い。)
(B)1,2,3,4−テトラゾール、5−アミノ−1,2,3,4−テトラゾール、5−メチル−1,2,3,4−テトラゾール、1,2,3−トリアゾール、4−アミノ−1,2,3−トリアゾール、4,5−ジアミノ−1,2,3−トリアゾール、1,2,4−トリアゾール、3−アミノ−1,2,4−トリアゾール、3,5−ジアミノ−1,2,4−トリアゾールおよびベンゾトリアゾールから選択される少なくとも一つの化合物
(C)酸化剤、および、
(D)有機酸
<2>前記一般式(1)中、Lで表される連結基が、ウレイド基、アミド基およびエーテル基、からなる群から選ばれる少なくとも1つの基を含有することを特徴とする<1>に記載の金属用研磨液。
<3>前記一般式(1)中、X1で表されるヘテロ環が、テトラゾール、1,2,4−トリアゾール、1,2,3−トリアゾール、もしくは、ベンゾトリアゾールであることを特徴とする<1>または<2>のいずれかに記載の金属用研磨液。
<4>下記一般式(2)で表される界面活性剤をさらに含有することを特徴とする請求項<1>〜<3>のいずれかに記載の金属用研磨液。
R2−Ar−O−Ar−SO3 -M+ 一般式(2)
(一般式(2)中、R2は、炭素数8〜20の直鎖または分岐のアルキル基を表し、Arは、アリール基を表し、M+は、水素イオン、アルカリ金属イオン、またはアンモニウムを表す。)
<5>さらにコロイダルシリカを含有することを特徴とする<1>〜<4>のいずれかに記載の金属用研磨液。
<6>前記コロイダルシリカが、一次粒子径20〜40nm、且つ、平均会合度が2以下のコロイダルシリカであることを特徴とする<5>に記載の金属用研磨液。
<7>前記有機酸が、アミノ酸であることを特徴とする<1>〜<6>のいずれかに記載の金属用研磨液。
<8>研磨パッドを載置する研磨定盤を回転させ、<1>〜<7>のいずれかに記載の金属用研磨液を研磨パッドに供給し、被研磨体の被研磨面を該研磨パッドに接触させつつ相対運動させて被研摩体を研磨することを特徴とする化学的機械的研磨方法。
<9>前記被研磨体が銅または銅合金の配線および・または電極を有する基板である<8>に記載の化学的機械的研磨方法。
<10><9>に記載の化学的機械的研磨方法で製造された銅または銅合金の配線および・または電極を有する基板。
また、本発明の化学的機械的研磨方法によれば、研磨速度を高くし、基盤の表面のディッシング現象を抑制することができる。
本発明の金属用研磨液について以下に説明する。
本発明の金属用研磨液は、半導体デバイス製造工程における化学的機械的研磨に用いられ、下記一般式(1)で表される化合物、特定のテトラゾールまたはトリアゾール、酸化剤および有機酸を含有することを特徴とする金属用研磨液である。
本発明の金属用研磨液は、構成する各成分については以下に詳述するが、それぞれの成分は1種のみを用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明の金属用研磨液は、下記一般式(1)で表される化合物を含有する。
(X1)n−L 一般式(1)
(一般式(1)中、X1は、少なくとも一つの窒素原子を含有するヘテロ環を表し、nは2以上の整数で、2〜6が好ましく、Lは二価以上の連結基を表す。ただし、n個のX1はそれぞれ同じであっても異なっていても良い。)
この化合物は、半導体デバイス製造工程における化学的機械的研磨剤の添加剤として有用である。1種のみを用いてもよく、2種以上を併用してもよい。特に、CMPにおける不動態膜形成剤として有用である。
上記一般式(1)中、X1で表される含窒素ヘテロ環としては、例えば、ピラン環、イミダゾール環、ピラゾール環、チアゾール環、イソチアゾール環、オキサゾール環、イソオキサゾール環、ピリジン環、ピラジン環、ピリミジン環、ピリダジン環、ピロリジン環、ピラゾリジン環、イミダゾリジン環、イソオキサゾリジン環、イソチアゾリジン環、ピペリジン環、ピペラジン環、モルホリン環、チオモルホリン環、インドリン環、イソインドリン環、ピリンジン環、インドリジン環、インドール環、インダゾール環、プリン環、キノリジン環、イソキノリン環、キノリン環、ナフチリジン環、フタラジン環、キノキサリン環、キナゾリン環、シンノリン環、プテリジン環、アクリジン環、ペリミジン環、フェナントロリン環、カルバゾール環、カルボリン環、フェナジン環、アンチリジン環、チアジアゾール環、オキサジアゾール環、トリアジン環、1,2,3−トリアゾール環、1,2,4−トリアゾール環、テトラゾール環、ベンゾイミダゾール環、ベンゾオキサゾール環、ベンゾチアゾール環、ベンゾチアジアゾール環、ベンゾフロキサン環、ナフトイミダゾール環、ベンゾトリアゾール環、テトラアザインデン環等が挙げられる。
また、n個のX1はそれぞれ同じであっても異なっていても良く、nの個数は2〜6が好ましい。
また、連結基は、これらの基が二つ以上連結してなる二価以上の連結基でも良く、一般式(1)中のLは、可能な限り更に置換基を有することができる。
X3−A1 + B1−R1−B2 + A2−X4 → X3−L−X4 式(4)
(式(4)中、X3およびX4は、例えば、テトラゾール、1,2,4−トリアゾール、1,2,3−トリアゾール、もしくは、ベンゾトリアゾールを表し、R1は単結合、炭化水素基、ヘテロ環基またはこれらの組合せを示し、A1、A2はそれぞれ独立にB1、B2と反応して、ウレイド基、チオウレイド基、アミド基、エステル基、スルホンアミド基、スルホンウレイド基、エーテル基、アミノ基、スルホ基を形成することができる官能基を示し、Lは、ウレイド基、チオウレイド基、アミド基、エステル基、スルホンアミド基、スルホンウレイド基、ヒドロキシ基、エーテル基、アミノ基、カルボキシ基、スルホ基、および、ヘテロ環基からなる群から選ばれる少なくとも一つの基が含有されている二価の連結基を表す。ただし、X3およびX4は同じであっても異なっていても良く、A1およびA2は同じであっても異なっていても良く、B1およびB2は同じであっても異なっていても良い。)
nが3以上である場合も、R1に3以上のBが結合した化合物を用いて、3以上のX3−A1 等の化合物と反応させれば同様に製造することが出来る。
B1、B2としては、例えば、アミノ基、カルボキシ基、チオカルボキシ基、ヒドロキシ基、スルホ基、−NH−CO−O−R、−NH−CS−O−R、−NH−CO−NH−NH2、−NH−CO−NH−OH、−CO−O−R、−CO−O−CO−R、−CO−O−SO2−R、−CO−Cl、−CO−NH−CO−O−R、−N=C=O、−N=C=S、−OCN、−SCN、−O−CO−OR等が挙げられる。
−NH−CO−O−、−NH−CS−O−、−CO−O−、−CO−NH−CO−O−、−O−CO−Oに結合しているRは炭化水素基であり、Rとしての炭化水素基は特に制限されない。例えば、メチル基、エチル基、n−ブチル基等のようなアルキル基;フェニル基のような芳香族基が挙げられる。
A1、A2とB1、B2との組合せとしては、例えば、A1、A2がアミノ基でありB1、B2が−NH−CO−O−R、−N=C=O、−CO−O−R、−CO−O−CO−R、もしくは、−CO−Cl、であるもの、A1、A2が−NH−CO−O−RでありB1、B2がアミノ基、ヒドロキシ基であるもの等が挙げられる。
M−2中、nは1〜12の整数である。
M−4中、nは1〜12の整数である。
M−5中、nは1〜12の整数である。
なお、M−1〜M−16は、L−1〜L−16に対応しており、L−1〜L−16を製造する際に使用することができる。
M−17はI−8を製造する際に使用することができる。同様に、M−18はI−15を、M−19はI−19を、M−20はI−33を、M−21はI−37を、M−22はI−38を、M−23はI−39を、M−24はI−18を製造する際に使用することができる。
M−25は、I−53,I−56を、M−26は、I−47,I−50,I−55を、M−27は、I−49,I−61を製造する際に使用することができる。
M−28は、I−48,I−51を、
M−29は、I−52,I−54,I−57を、
M−30は、I−65,I−66を、
M−31は、I−58,I−59,I−60を、
M−32は、I−67,I−68,I−69を、
M−33は、I−70,I−71,I−72を、
M−34は、I−73,I−74を、
M−35は、I−62,I−63,I−64を、それぞれ製造する際に使用することができる。
X3−A1、A2−X4とB1−R1−B2との反応には、例えば、酸(ルイス酸を含む)、塩基(ルイス塩基を含む)のような触媒や、ジシクロヘキシルカルボジイミドのような縮合剤を使用することができる。
また、X3−A1、A2−X4とB1−R1−B2との反応後に、例えば加水分解反応などにより、置換基を変換させてもよい。
本発明の化合物を半導体デバイス製造工程における化学的機械的研磨に用いられる金属用研磨液に含有させることによって、金属用研磨液を被研磨体(ウエハ)を研磨する際に高い研磨速度と低ディッシングとを両立させることが可能なものとすることができる。
以上のような範囲にあると、研磨速度が高くかつディッシングを抑制するので好ましい。
本発明の金属用研磨液は酸化剤を含有する。本発明において酸化剤は、研磨対象の金属を酸化できる化合物であれば特に制限されない。
酸化剤としては、例えば、過酸化水素、過酸化物、硝酸塩、ヨウ素酸塩、過ヨウ素酸塩、次亜塩素酸塩、亜塩素酸塩、塩素酸塩、過塩素酸塩、過硫酸塩、重クロム酸塩、過マンガン酸塩、オゾン水および銀(II)塩、鉄(III)塩が挙げられる。
中でも、研磨速度とディッシングに優れるという観点から、過酸化水素が好ましい。
本発明の金属用研磨液は、有機酸を含有する。ここでいう有機酸は、金属を酸化するための酸化剤とは構造が異なる化合物である。
有機酸としては、水溶性のものが望ましく、例えば、アミノ酸やそれ以外の酸が挙げられる。中でも水溶性に優れるという観点から、アミノ酸が好ましい。
本発明の金属用研磨液は研磨効果に優れるという観点から、さらに砥粒を含有することが好ましい。
好ましい砥粒としては、例えば、シリカ(沈降シリカ、フュームドシリカ、コロイダルシリカ、合成シリカ)、セリア、アルミナ、チタニア、ジルコニア、ゲルマニア、酸化マンガン、炭化ケイ素、ポリスチレン、ポリアクリル、ポリテレフタレートなどが挙げられる。
特に、コロイダルシリカを用いると、本発明の顕著な効果である、被研磨体(ウエハ)を研磨する際に、高い研磨速度と低ディッシングとをより効果的に両立させることができ、好ましい。
また、被研磨体(ウエハ)を研磨する際に、高い研磨速度と低ディッシングとをより効果的に両立させることができるという観点から、コロイダルシリカの一次粒子径が20nm〜30nmであるのがより好ましい。
本発明における粒子の一次粒子径とは動的光散乱法から得られた粒度分布において求められる平均粒子径を表す。
なお、二次粒子径は電子顕微鏡等で測定することができる。
R2−Ar−O−Ar−SO3 -M+ 一般式(2)
(一般式(2)中、R2は、炭素数8〜20の直鎖または分岐のアルキル基を表し、Arは、アリール基を表し、M+は、水素イオン、アルカリ金属イオン、またはアンモニウムを表す。)
このアルキル基としては、炭素数10〜20であるものが好ましく、炭素数12〜20であるものがより好ましい。なお、R2で表されるアルキル基は、直鎖、および分岐のいずれであってもよいが、直鎖であるものが好ましい。
R2で表されるアルキル基としては、例えば、具体的には、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシル基、ノナデシル基、エイコシル基が挙げられる。
中でも、ディッシング現象をより抑制できるという観点から、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、オクタデシル基、ノナデシル基、エイコシル基が好ましい。
中でも、ディッシング現象をより抑制できるという観点から、フェニル基が好ましい。
なお、一般式(2)中に存在する複数のArは、同じであっても異なっていてもよく、同じものであることが好ましい。
導入可能な置換基としては、特に限定されないが、スクラッチに優れるという観点から、アルキル基、スルホ基が好ましい。
M+で表されるアルカリ金属イオンとしては、ナトリウムイオン、カリウムイオンが好ましく、ナトリウムイオンがより好ましい。
また、M+で表されるアンモニウム(NH4 +)には、アンモニウムの水素原子をアルキル基で置換したものも含まれる。例えば、メチルアンモニウム、エチルアンモニウム等が挙げられる。
M+としては、より好ましくは、水素イオン、またはアンモニウムであり、特に、水素イオンが好ましい。
なお、上記のような混合物である場合、アルキルジフェニルエーテルモノスルホン酸が混合物中10モル%以上含まれることが好ましく、より好ましくは30モル%以上含まれ、更に好ましくは50モル%以上含まれる。
陽イオン界面活性剤としては、例えば、脂肪族アミン塩、脂肪族4級アンモニウム塩、塩化ベンザルコニウム塩、塩化ベンゼトニウム、ピリジニウム塩、イミダゾリニウム塩が挙げられる。
両性界面活性剤としては、例えば、カルボキシベタイン型、アミノカルボン酸塩、イミダゾリニウムベタイン、レシチン、アルキルアミンオキサイドが挙げられる。
非イオン界面活性剤としては、例えば、エーテル型、エーテルエステル型、エステル型、含窒素型が挙げられる。
また、フッ素系界面活性剤も用いることもできる。
上記例示化合物の中でも、スクラッチと研磨速度に優れるという観点から、シクロヘキサノール、ポリアクリル酸アンモニウム塩、ポリビニルアルコール、コハク酸アミド、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマーがより好ましい。
本発明の金属用研磨液は、更に他の成分を含有してもよく、例えば、pH調整剤、キレート剤のような添加剤を挙げることができる。
本発明の金属用研磨液は、所定のpHとすべく、酸剤、アルカリ剤、または緩衝剤を添加されることが好ましい。
酸剤としては、無機酸が用いられ、この無機酸としては、硫酸、硝酸、ホウ酸、燐酸などが挙げられる。中でも硫酸が好ましい。
アルカリ剤および緩衝剤としては、例えば、アンモニア、水酸化アンモニウムおよびテトラメチルアンモニウムハイドロキサイドなどの有機水酸化アンモニウム、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミンなどのようなアルカノールアミン類などの非金属アルカリ剤、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウムなどのアルカリ金属水酸化物、炭酸ナトリウムなどの炭酸塩、リン酸三ナトリウムなどのリン酸塩、ホウ酸塩、四ホウ酸塩、ヒドロキシ安息香酸塩などを挙げることができる。
特に好ましいアルカリ剤としては、水酸化アンモニウム、水酸化カリウム、水酸化リチウムおよびテトラメチルアンモニウムハイドロキサイドである。
本発明に係る金属用研磨液は、混入する多価金属イオンなどの悪影響を低減させるために、必要に応じてキレート剤(即ち、硬水軟化剤)を含有していてもよい。
キレート剤としては、例えば、カルシウムやマグネシウムの沈澱防止剤である汎用の硬水軟化剤やその類縁化合物を用いることができ、必要に応じてこれらを2種以上併用してもよい。
キレート剤の添加量は混入する多価金属イオンなどの金属イオンを封鎖するのに充分な量であればよく、例えば、研磨に使用する際の金属用研磨液の1L中、0.0003mol〜0.07molになるように添加することが好ましい。
また、本発明の金属用研磨液を、酸化剤を含有する構成成分(X)と、他の構成成分(Y)とに分けて製造することもできる。
本発明の化学的機械的研磨方法は、本発明の金属用研磨液を研磨定盤上の研磨パッドに供給し、該研磨定盤を回転させることで、該研磨パッドを前記被研磨体の被研磨面と接触させつつ相対運動させて研磨することを特徴とする。
以下、本発明の化学的機械的研磨方法について詳細に説明する。
まず、本発明の研磨方法を実施できる装置について説明する。
本発明に適用可能な研磨装置としては、被研磨面を有する被研磨体(半導体基板等)を保持するホルダーと、研磨パッドを貼り付けた(回転数が変更可能なモータ等を取り付けてある)研磨定盤と、を備える一般的な研磨装置が使用でき、例えば、FREX300(荏原製作所)を用いることができる。
本発明の研磨方法では、研磨圧力、即ち、被研磨面と前記研磨パッドとの接触圧力が3000〜25000Paで研磨を行うことが好ましく、6500〜14000Paで研磨を行うことがより好ましい。
本発明の研磨方法では、研磨定盤の回転数が50〜200rpmで研磨を行うことが好ましく、60〜150rpmで研磨を行うことがより好ましい。
本発明では対象金属を研磨する間、研磨定盤上の研磨パッドに金属用研磨液をポンプ等で連続的に供給する。この供給量に制限はないが、研磨パッドの表面が常に金属用研磨液で覆われていることが好ましい。
本発明の研磨方法には、金属用研磨液として、濃縮された金属用研磨液に水または水溶液を加え希釈したものを用いることもできる。希釈方法としては、例えば、濃縮された金属用研磨液を供給する配管と、水または水溶液を供給する配管とを途中で合流させて混合し、希釈された金属用研磨液を研磨パッドに供給する方法などを挙げることができる。その場合の混合は、圧力を付した状態で狭い通路を通して液同士を衝突混合する方法、配管中にガラス管などの充填物を詰め液体の流れを分流分離、合流させることを繰り返し行う方法、配管中に動力で回転する羽根を設ける方法など、通常に行われている方法を用いることができる。
更に、1つの容器に、所定量の濃縮された金属用研磨液と水または水溶液を入れて混合し、所定の濃度に希釈した後に、その混合液を研磨パッドに供給する方法も、本発明に適用することができる。
また、これらを使用する際に水または水溶液で構成成分(I)と構成成分(II)を希釈して使用するのが好ましい態様の1つとして挙げられる。この場合、構成成分(I)と構成成分(II)と水または水溶液とをそれぞれ供給する3つの配管が必要であり、3つの配管を研磨パッドに供給する1つの配管に結合し、その配管内で混合してもよく、2つの配管を結合してから他の1つの配管を結合して混合してもよい。例えば、溶解しにくい添加剤を含む構成成分と他の構成成分を混合し、混合経路を長くして溶解時間を確保してから、更に水または水溶液の配管を結合することで金属用研磨液を供給することも可能である。
本発明の研磨方法において、金属用研磨液の研磨定盤上への供給量は50〜500ml/minとすることが好ましく、100〜300ml/minであることがより好ましい。
本発明の研磨方法において用いられる研磨パッドは、特に制限はなく、無発泡構造パッドでも発泡構造パッドでもよい。前者はプラスチック板のように硬質の合成樹脂バルク材をパッドに用いるものである。また、後者は更に独立発泡体(乾式発泡系)、連続発泡体(湿式発泡系)、2層複合体(積層系)の3つがあり、特には2層複合体(積層系)が好ましい。発泡は、均一でも不均一でもよい。
本発明の研磨方法において用いられる被研磨体は、銅または銅合金からなる配線および・または電極を持つ基板(ウエハ)であることが好ましい。配線、または電極金属材料としては、銅合金の中でも銀を含有する銅合金が適している。銅合金に含有される銀含量は、10質量%以下、更には1質量%以下で優れた効果を発揮し、0.00001〜0.1質量%の範囲である銅合金において最も優れた効果を発揮する。電極の形態はシリコン貫通電極であってもよい。
本発明の研磨方法において使用される被研磨体は、例えば、DRAMデバイス系では、ハーフピッチで、好ましくは0.15μm以下、より好ましくは0.10μm以下、更に好ましくは0.08μm以下の配線を有することが好ましい。
一方、MPUデバイス系では、好ましくは0.12μm以下、より好ましくは0.09μm以下、更に好ましくは0.07μm以下の配線を有することが好ましい。
このような配線を有する被研磨体に対して、本発明に使用される金属用研磨液は特に優れた効果を発揮する。
本発明の研磨方法に使用される被研磨体において、銅配線と絶縁膜(層間絶縁膜を含む)との間には、銅の拡散を防ぐためのバリア層が設けられる。このバリア層を構成するバリア金属材料としては、低抵抗のメタル材料、例えば、TiN、TiW、Ta、TaN、W、WNが好ましく、中でもTa、TaNが特に好ましい。
下記表に示す研磨液を調製し、研磨試験および評価を行った。なお、以下の化合物の番号は、上述の一般式(1)で表される化合物の例示化合物の番号に対応している。
下記組成を混合し、各金属用研磨液を調製した。
・一般式(1)で表される化合物(表に記載)
・1,2,3-または1,2,4-トリアゾール化合物(表に記載)
・有機酸:表に示す化合物・・・0.26mol/kg
・砥粒:コロイダルシリカ(一次粒子径:25nm,会合度2) 1g/kg
・界面活性剤:表に示す化合物・・・0.01g/kg
・酸化剤:過酸化水素 10g/kg
純水を加えて全量を1000kgとし、また、アンモニア水で調整してpH7.0とした。
以下の条件で研磨を行い、研磨速度およびディッシングの評価を行った。
・研磨装置:Reflexion(アプライド・マテリアルズ社製)
・被研磨体(ウエハ):
(1)研磨速度算出用;シリコン基板上に厚み1.5μmのCu膜を形成した直径300mmのブランケットウエハ
(2)ディッシング評価用;直径300mmの銅配線ウエハ(パターンウエハ)
(マスクパターン754CMP(ATDF社))
・研磨パッド:IC1010(ロデール社製)
・研磨条件;
研磨圧力(被研磨面と前記研磨パッドとの接触圧力):7000Pa
研磨液供給速度:200ml/min
研磨定盤回転数:110rpm
研磨ヘッド回転数:100rpm・研磨方法;本研磨試験では、第一研磨工程、第二研磨工程から成る研磨方法で前記(2)のパターンウエハを研磨した。
第一研磨工程:銅または銅合金からなる導体膜を残膜2000Åまで研磨する工程
第二研磨工程:非配線部の銅が完全に研磨されるまでの時間に加え、更にその時間の25%分だけ余分に研磨する工程
(評価方法)
研磨速度の算出:前記(1)のブランケットウエハを60秒間研磨し、ウエハ面上の均等間隔の49箇所に対し、研磨前後での金属膜厚を電気抵抗値から換算して求め、それらを研磨時間で割って求めた値の平均値を研磨速度とした。
Claims (10)
- 化学的機械的研磨に用いられ、以下(A)〜(D)を含む金属用研磨液:
(A)下記一般式(1)で表される化合物、
(X1)n−L 一般式(1)
(一般式(1)中、X1は、少なくとも一つの窒素原子を含有するヘテロ環を含む基を表し、nは2以上の整数で、Lは二価以上の連結基を表す。ただし、n個のX1はそれぞれ同じでも異なっていても良い。)
(B)1,2,3,4−テトラゾール、5−アミノ−1,2,3,4−テトラゾール、5−メチル−1,2,3,4−テトラゾール、1,2,3−トリアゾール、4−アミノ−1,2,3−トリアゾール、4,5−ジアミノ−1,2,3−トリアゾール、1,2,4−トリアゾール、3−アミノ−1,2,4−トリアゾール、3,5−ジアミノ−1,2,4−トリアゾールおよびベンゾトリアゾールから選択される少なくとも一つの化合物、
(C)酸化剤、および
(D)有機酸。 - 前記一般式(1)中、Lで表される連結基が、ウレイド基、アミド基およびエーテル基、からなる群から選ばれる少なくとも1つの基を含有することを特徴とする請求項1に記載の金属用研磨液。
- 前記一般式(1)中、X1で表されるヘテロ環が、テトラゾール、1,2,4−トリアゾール、1,2,3−トリアゾール、もしくは、ベンゾトリアゾールであることを特徴とする請求項1または2に記載の金属用研磨液。
- 下記一般式(2)で表される界面活性剤をさらに含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の金属用研磨液:
R2−Ar−O−Ar−SO3 -M+ 一般式(2)
(一般式(2)中、R2は、炭素数8〜20の直鎖または分岐のアルキル基を表し、Arは、アリール基を表し、M+は、水素イオン、アルカリ金属イオン、またはアンモニウムを表す。) - さらにコロイダルシリカを含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の金属用研磨液。
- 前記コロイダルシリカが、一次粒子径20〜40nm、且つ、平均会合度が2以下のコロイダルシリカであることを特徴とする請求項5に記載の金属用研磨液。
- 前記有機酸が、アミノ酸であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の金属用研磨液。
- 研磨パッドを載置する研磨定盤を回転させ、請求項1〜7のいずれかに記載の金属用研磨液を研磨パッドに供給し、被研磨体の被研磨面を該研磨パッドに接触させつつ相対運動させて被研磨体を研磨することを特徴とする化学的機械的研磨方法。
- 前記被研磨体が銅または銅合金の配線および・または電極を有する基板である請求項8に記載の化学的機械的研磨方法。
- 請求項9に記載の化学的機械的研磨方法で製造された銅または銅合金の配線および・または電極を有する基板。
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