JP2010149783A - ハイブリッド車両の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エンジンEngとモータ/ジェネレータMGとを断続する第1クラッチCL1を有するパラレルハイブリッド車両において、「EVモード」による走行中、車両の目標駆動トルクTd*がクランキング要求判定閾値Td_th_Aより大きくなったら、第1クラッチCL1を締結してエンジンEngをクランキングし、かつ、クランキング後に目標駆動トルクTd*が前記クランキング要求判定閾値Td_th_Aより大きい値であるエンジン始動要求判定閾値Td_th_Bより大きくなったら、エンジンEngを始動する。
【選択図】図1
Description
前記ハイブリッド車両の制御装置において、前記エンジン始動制御手段は、車両の目標駆動トルクがクランキング要求判定閾値より大きくなったら、前記第1クラッチを締結して前記エンジンをクランキングし、かつ、クランキング後に目標駆動トルクが前記クランキング要求判定閾値より大きい値であるエンジン始動要求判定閾値より大きくなったら、前記エンジンを始動する。
すなわち、エンジンのクランキングと始動のタイミングを決めるクランキング要求判定閾値とエンジン始動要求判定閾値を独立に設定している。このため、エンジンのクランキング後にモータが単独で目標駆動トルクを実現できるケース、つまり、クランキング後に目標駆動トルクがエンジン始動要求判定閾値以下に保たれているケースでは、エンジンを始動しない。
この結果、電気自動車走行モードでの走行中にエンジン始動要求があった場合、エンジンの始動回数を抑制することができる。
図1は、実施例1の制御装置が適用されたパラレルハイブリッド車両(ハイブリッド車両の一例)を示す全体システム図である。以下、図1に基づいて、駆動系および制御系の構成を説明する。
なお、第2クラッチCL2としては、図1に示すように、独立のクラッチをモータ/ジェネレータMGと自動変速機ATの間の位置に設定する以外に、自動変速機ATの各変速段にて締結される摩擦締結要素として用いられるクラッチやブレーキを流用しても良い。また、自動変速機ATと左右駆動輪LT,RTの間の位置に設定しても良い。
まず、第1クラッチCL1のスリップ回転数(エンジン回転数ωeと第2クラッチ入力回転数ωCL2iの差分の絶対値)からスリップフラグfslipCL1を以下のように演算する。
1)|ωe−ωCL2i|<ωslip_CL1_thが所定時間続いた場合
fslipCL1=0(締結) (1)
2)|ωe−ωCL2i|≧ωslip_CL1_thの場合
fslipCL1=1(非締結) (2)
ただし、
ωslip_CL1_th:第1クラッチ締結判定閾値
である。
次に、第2クラッチCL2のスリップ回転数(第2クラッチ入力回転数ωCL2iと出力回転数ωCL2oの差分の絶対値)からスリップフラグfslipCL2を以下のように演算する。
1)|ωCL2i−ωCL2o|>ωslip_CL2_thが所定時間続いた場合
fslipCL2=1(非締結) (3)
2)|ωCL2i−ωCL2o|≦ωslip_CL2_thの場合
fslipCL2=0(締結) (4)
ただし、
ωslip_CL2_th:第2クラッチ締結判定閾値
である。
第1クラッチCL1のスリップフラグfslipCL1とエンジン回転数ωeからクランキング完了フラグfcrank_finを以下のように演算する。
1)fslipCL1=0かつωe≧ωe_idleの場合
fcrank_fin=1(クランキング完了) (5)
2)上記以外の場合
fcrank_fin=0(クランキング未完了) (6)
ただし、
ωe_idle:アイドル可能判定閾値
である。
Td_th_A=Tm_max−Tcrank (7)
ただし、
Tm_max:最大モータトルク
Tcrank:エンジンEngのクランキングに最低限必要なトルク
次に図5に示すマップに基づき、アクセル開度の単位時間当たりの変化量ΔApoとバッテリー充電量SOCからエンジン始動要求判定閾値Td_th_Bを演算する。演算したらステップS602へ進む。
ここで、エンジン始動要求判定閾値Td_th_Bは、図5のマップ特性に示すように、クランキング要求判定閾値Td_th_A以上で、(Tm_max−TCL1_on)以下の値であり、アクセル開度の単位時間当たりの変化量ΔApoが大きいほど小さな値とする。また、バッテリー充電量SOCが高いほど大きな値とする。なお、TCL1_onは、第1クラッチCL1の締結トルクである。
1)EVモードの場合
Te*=0 (8)
2)準EVモードの場合
Te*=0 (9)
3)HEVモードの場合
ωe<ωe_fireの場合
Te*=0 (10)
ωe≧ωe_fireの場合
Te*=Td*−Tm_max (11)
ただし、
ωe_fire:エンジン始動可能判定閾値
である。
まず、以下に基づき第2クラッチCL2のスリップ回転数目標値ωCL2_slp *を演算する。
1)Modedrive *=0(EVモード)の場合
ωCL2_slp *=ωCL2_slp_EV (12)
ただし、
ωCL2_slp_EV:EVモード用スリップ回転数(第2クラッチCL2の耐久性やモータ回転数制御性能などから総合的に判断する固定値)
2)Modedrive *≠0(EVモード以外)かつfcrank_fin=1(クランキング完了)の場合
ωCL2_slp *=fCL2_slp_CL1OP(ω0,Apo) (13)
ここで、fCL2_slp_CL1OP()は、第2クラッチ出力回転数計測値ω0とアクセル開度Apoを入力とした関数である。実際には、例えば、図10(a)に示すようなマップによって設定する。このようにすることで、所望のロックアップ回転数(スリップが0になる出力回転数)をアクセル開度に応じて設定することができる。
3)Modedrive *≠0(EVモード以外)かつfcrank_fin=0(クランキング未完了)の場合
ωCL2_slp *=fCL2_slp_CL1OP(ω0,Apo)+fCL2_Δωslp(Tm_crank) (14)
ここで、fCL2_Δωslp()は、クランキングのためのスリップ回転数増加量を演算する関数であり、クランキング配分モータトルクTm_crank(最大出力可能モータトルクTm_maxと第2クラッチトルク容量指令値TCL2_base *の差分)を入力とする。実際には、例えば、図10(b)に示すようなマップを用いることにより、クランキング配分モータトルクが低下した場合には、目標第2クラッチスリップ回転数を高め(増加量を多く)に設定する。これにより、第1クラッチCL1からの外乱を完全に打ち消すことができず回転数が低下しても急な締結を防止でき、その結果、加速度変動を生じることなくクランキングできる。
次に、スリップ回転数目標値ωCL2_slp *と第2クラッチCL2の出力回転数ωCL2oから、
ωCL2i *=ωCL2_slp *+ωo (15)
の式に基つぎ入力回転数目標値ωCL2i *を演算する。
1)Modedrive *=0(EVモード)の場合
Tm*=Td* (16)
2)Modedrive *=1(準EVモード)の場合
Tm*=Td*+TCL1_on (17)
ただし、
TCL1_on:エンジンフリクショントルク(予め設定)
3)Modedrive *=2(HEVモード)の場合
Tm*=Td*+TCL1_on−Te * (18)
以上のように演算する。
Tm*={(KPms+KIm)/s}・(ωCL2i *−ωCL2i) (19)
ただし、
KPm:モータ制御用比例ゲイン
KIm:モータ制御用積分ゲイン
s:微分演算子
である。
ただし、
Tm_z1 *:モータトルク指令値の前回値
ΔTm_slp:締結→スリップ移行時トルク容量変化率(アクセル開度Apoが大きいほど大きく設定する)
である。
1)ModeCL1 *=0(開放モード)の場合
TCL1 *=0 (21)
2)ModeCL1 *=1(スリップモード)の場合
TCL1 *=Tcrank (22)
3)ModeCL1 *=2(締結モード)の場合
TCL1 *=TCL1_max (23)
ただし、
TCL1_max:第1クラッチ最大トルク容量
である。
1)fcrank_fin=0(クランキング未完了)の場合
TCL2_base *=min(Td_th_A,Td*)(24)
ただし、
min(A,B):AとBの内、小さい方の値を出力
Td_th_A:クランキング要求判定閾値
2)fcrank_fin=1(クランキング完了)の場合
TCL2_base *=Td* (25)
とする。
i)TCL2_z1 *<TCL2_maxの場合
TCL2 *=TCL2_z1 *+ΔTCL2_LU (26)
ii)TCL2_z1 *≧TCL2_maxの場合
TCL2 *=TCL2_max (27)
ただし、
TCL2_max:第2クラッチ最大トルク容量
ΔTCL2_LU:スリップ→締結移行時のトルク容量変化率
TCL2_z1 *:第2クラッチトルク容量指令値の前回値
である。
まず、はじめに下式に示す位相補償フィルタGFF(s)に基づき、基本第2クラッチトルク容量指令値TCL2_base *に位相補償を施し、第2クラッチCL2のF/Fトルク容量指令値TCL2_FFを演算する。実際の演算は、タスティン近似等で離散化して得られた漸化式を用いて演算する。
TCL2_FF/TCL2_base *=GFF(s)=(τCL2・s+1)/(τCL2_ref・s+1) (28)
ただし、
τCL2:第2クラッチモデル時定数
τCL2_ref:第2クラッチ制御用規範応答時定数
である。
1)Modedrive *=0(EVモード)の場合
TCL2_t=TCL2_base * (29)
2)Modedrive *≠0(EVモード以外)かつfcrank_fin=1(クランキング完了)の場合
TCL2_t=TCL2_base *+TCL1_on−Te* (30)
3)Modedrive *≠0(EVモード以外)かつfcrank_fin=0(クランキング未完了)の場合
TCL2_t=TCL1 *+TCL2_base * (31)
の式により演算する。
(TCL2_ref/TCL2_t)=GCL2_REF(s)=1/(TCL2_ref・s+1) (32)
の式により演算する。
TCL2_FB={(KPCL2s+KICL2)/s}×(TCL2_ref−Tm*) (33)
ただし、
KPCL2:第2クラッチ制御用比例ゲイン
KICL2:第2クラッチ制御用積分ゲイン
の式により演算する。
ここで、Tine_estは、イナーシャトルク推定値であり、例えば、入力回転数変化量(微分値)に入力軸周りの慣性モーメント(第1クラッチが締結状態か非締結状態かで可変)を乗算して求める。
そして、第2クラッチCL2のF/Fトルク容量指令値TCL2_FFとF/Bトルク容量指令値TCL2_FBを加算し、最終的なスリップ制御用の第2クラッチ容量指令値TCL2 *を演算する。
ただし、
TCL2_z1 *:第2クラッチトルク容量指令値の前回値
ΔTCL2_slp:締結→スリップ移行時トルク容量変化率
である。
TCL2 *=0 (36)
の式に基づいて演算する。
まず、はじめに、ストローク指令値から、下式に示すような規範応答伝達特性と後述する油圧補正後の制御対象伝達特性の逆系からなる位相補償フィルタを用いてF/F油圧指令値PCL1_FFを演算する。
(PCL1_FF)/(xsCL1 *)=GCL1_FF(s)={(Ms2+Cs+KCL1_ref)ω2 CL1_ref}/{s2+2ζCL1_refωCL1_refs+ω2 CL1_ref} (37)
となる。
ただし、
C:第1クラッチ機構部粘性係数
KCL1_ref:油圧補正後の制御対象バネ定数
ζCL1_ref:第1クラッチ規範応答減衰係数
ωCL1_ref:第1クラッチ規範応答固有振動数
M:クラッチ質量
である。
(xsCL1_ref)/(xsCL1 *)=GCL1_ref(s)=(ω2 CL1_ref)/(s2+2ζCL1_refωCL1_refs+ω2 CL1_ref) (38)
となる。
(PCL1_FB)/(xsCL1_err)=GCL1_FB(s)=(KPgain_CL1・s+KIgain_CL1+KDgain_CL1・s2)/s (39)
となる。
ただし、
KPgain_CL1:比例ゲイン
KIgain_CL1:積分ゲイン
KDgain_CL1:微分ゲイン
である。そして、最後にF/F油圧指令値PCL1_FFとF/B油圧指令値PCL1_FBを加算し、油圧指令値PCL1 *とする。
ストローク計測値xsCL1から、図14に示す特性に基づき作成したマップを用いて演算した第1クラッチ油圧推定値PCL1_estと規範バネ特性を用いて演算した反力規範値PCL1_refとの差分から、油圧補正値PCL1_hoseiを演算する。
ただし、
fxCL1-p():油圧−ストローク特性を示す関数
である。
以上より演算した油圧補正値PCL1_hoseiと油圧指令値PCL1 *から最終油圧指令値PCL1_comを演算する。
の式により演算する。
まず、「比較例におけるエンジン始動制御の課題」の説明を行い、続いて、実施例1のハイブリッド車両の制御装置における作用を、「エンジン始動回数抑制作用」、「アクセル操作に対応するエンジン始動回数抑制作用」、「バッテリー充電量に対応するエンジン始動回数抑制作用」に分けて説明する。
図17は、比較例において「EVモード」からエンジン始動中を経過して「HEVモード」にモード遷移する場合のアクセル開度・目標駆動トルク・モータ回転数・CL2出力回転数・エンジン回転数・第2クラッチトルク容量・第1クラッチトルク容量・モータトルク・エンジントルクの各特性を示すタイムチャートである。以下、図17を用いてエンジン始動制御作用を説明する。
図18は、比較例での目標駆動トルクに対するクランキング開始条件と実施例1での目標駆動トルクに対するクランキング開始条件およびエンジン始動条件を示す条件比較図である。図19は、実施例1において「EVモード」からクランキング中を経過して「準EVモード」にモード遷移する場合のアクセル開度・目標駆動トルク・モータ回転数・CL2出力回転数・エンジン回転数・第2クラッチトルク容量・第1クラッチトルク容量・モータトルク・エンジントルクの各特性を示すタイムチャートである。以下、図18および図19を用いエンジン始動回数抑制作用を説明する。
このように、エンジンEngのクランキングと始動のタイミングを独立に設定することで、クランキング(図19:t3’の時点)後にモータ/ジェネレータMGが単独で目標駆動トルクTd*を実現できるケースではエンジン始動しないため、エンジンEngの始動回数を抑制することができる。つまり、エンジン始動時にNOx対策で燃料を多く使う場合でも、エンジン始動回数が少なくなるため、燃費の悪化を抑制できる。
このため、エンジンEngのクランキングを行なうタイミングは、図18に示すように、比較例と同じタイミングであり、かつ、モータ/ジェネレータMGの単独走行が不能であると判断した場合は、比較例と同様に、エンジンEngを始動し、「HEVモード」に移行してエンジンEngとモータ/ジェネレータMGで走行するため、運転性を損なうことはない。また、所定値Aを0とした場合(エンジンEngを常時連れ回した場合)と比べ、エンジンEngを連れ回すためのロスが小さくなる。
仮に目標駆動トルクがEV可能最大トルク(最大モータトルクとエンジンフリクショントルクの差分)以上になる場合、目標駆動トルクが所定値Bを超えてEV可能最大トルクになるまでの時間が、エンジン始動時間より短いと、EV可能最大トルクより大きくなった直後にエンジン始動が間に合わずに目標駆動トルクを実現できない可能性がある。
これに対し、所定値BをA<B<(最大モータトルクとエンジンフリクショントルクの差分)に設定したことで、最大モータトルク(=EV可能最大トルク)に達する前にエンジン始動を完了し、目標駆動トルクTd*を実現することができる。
図20は、実施例1のポイント1での目標駆動トルクに対するクランキング開始条件およびエンジン始動条件と実施例1のポイント2での目標駆動トルクに対するクランキング開始条件およびエンジン始動条件を示す条件比較図である。以下、図20を用いアクセル操作に対応するエンジン始動回数抑制作用を説明する。
図21は、実施例1のポイント1での目標駆動トルクに対するクランキング開始条件およびエンジン始動条件と実施例1のポイント3での目標駆動トルクに対するクランキング開始条件およびエンジン始動条件を示す条件比較図である。以下、図21を用いバッテリー充電量に対応するエンジン始動回数抑制作用を説明する。
実施例1のパラレルハイブリッド車両の制御装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
CL1 第1クラッチ
MG モータ/ジェネレータ(モータ)
CL2 第2クラッチ
AT 自動変速機
FG ファイナルギヤ
LT 左駆動輪
RT 右駆動輪
6 第2クラッチ入力回転数センサ
7 第2クラッチ出力回転数センサ
8 高電圧インバータ
9 高電圧バッテリー
10 アクセルポジションセンサ
11 エンジン回転数センサ
12 クラッチ油温センサ
13 ストローク位置センサ
14 統合コントローラ
15 変速機コントローラ
16 クラッチコントローラ
17 エンジンコントローラ
18 モータコントローラ
19 バッテリーコントローラ
20 ブレーキセンサ
Claims (5)
- エンジンとモータとを断続する第1クラッチを有し、
前記モータの動力のみで走行する電気自動車走行モードによる走行中、エンジン始動要求があると、前記第1クラッチを接続し、前記モータをエンジン始動モータとして前記エンジンを始動するエンジン始動制御手段を備えたハイブリッド車両の制御装置において、
前記エンジン始動制御手段は、車両の目標駆動トルクがクランキング要求判定閾値より大きくなったら、前記第1クラッチを締結して前記エンジンをクランキングし、かつ、クランキング後に目標駆動トルクが前記クランキング要求判定閾値より大きい値であるエンジン始動要求判定閾値より大きくなったら、前記エンジンを始動することを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。 - 請求項1に記載されたハイブリッド車両の制御装置において、
前記エンジン始動制御手段は、前記クランキング要求判定閾値を、0から最大モータトルクとクランキングトルクの差分以下の値に設定したことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。 - 請求項1または請求項2に記載されたハイブリッド車両の制御装置において、
前記エンジン始動制御手段は、前記エンジン始動要求判定閾値を、前記クランキング要求判定閾値より大きく、最大モータトルクとエンジンフリクショントルクの差分より小さい値に設定したことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。 - 請求項1から請求項3の何れか1項に記載されたハイブリッド車両の制御装置において、
前記エンジン始動制御手段は、アクセル開度変化量が小さいほど、前記エンジン始動要求判定閾値を大きくし、最大モータトルクとエンジンフリクショントルクの差分に近づける設定としたことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。 - 請求項3または請求項4に記載されたハイブリッド車両の制御装置において、
前記エンジン始動制御手段は、バッテリー充電量が低いほど、前記エンジン始動要求判定閾値を小さくし、前記クランキング要求判定閾値に近づける設定としたことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
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