JP2010017855A - 塗膜転写具 - Google Patents
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Abstract
【課題】
塗膜転写具の塗膜転写テープを詰め替える時に、交換カセット単体では収納されている転写テープが弛まず外れることもなく、交換カセットを本体に装着するまで繰り出しリールの回転が阻止されていて、交換カセットの装着が終了すると回転阻止手段が解除される塗膜転写具を提供すること。
【解決手段】
塗膜を基材上に形成された塗膜転写テープを繰り出す繰り出しリールと、塗膜を被転写体に押圧して転写する転写ヘッドと、転写後の基材を巻き取る巻取りリールと両リールを連動させる連動機構からなる塗膜転写具において、回転阻止手段が設けられた繰り出しリールと巻取りリールとを備えた交換カセットが連動機構を備えた本体に着脱可能であり、交換カセットを本体に装着することにより回転阻止手段が解除される。
【選択図】図1
塗膜転写具の塗膜転写テープを詰め替える時に、交換カセット単体では収納されている転写テープが弛まず外れることもなく、交換カセットを本体に装着するまで繰り出しリールの回転が阻止されていて、交換カセットの装着が終了すると回転阻止手段が解除される塗膜転写具を提供すること。
【解決手段】
塗膜を基材上に形成された塗膜転写テープを繰り出す繰り出しリールと、塗膜を被転写体に押圧して転写する転写ヘッドと、転写後の基材を巻き取る巻取りリールと両リールを連動させる連動機構からなる塗膜転写具において、回転阻止手段が設けられた繰り出しリールと巻取りリールとを備えた交換カセットが連動機構を備えた本体に着脱可能であり、交換カセットを本体に装着することにより回転阻止手段が解除される。
【選択図】図1
Description
本発明は、塗膜を被転写体に押圧転写する交換式の塗膜転写具に関する。
従来の塗膜転写具は、塗膜転写テープを使い切り、新たな塗膜転写テープを詰め替える場合、特許文献1のように使用済みの繰り出しコアと巻取りコアとを本体の繰り出し駆動軸と巻取り駆動軸とから取り外し、支持体に保持された新たな繰り出しコアと巻取りコアを本体の両駆動軸に装着して転写テープの詰め替えを行っていた。また、特許文献2のように塗膜転写テープを繰り出す繰り出しリールと巻取りリールとが収納されている交換カセットを本体の両駆動軸に装着して転写テープの詰め替えを行っていた。
実用新案登録第2576922号公報
特公平8−586号公報
しかし、従来の塗膜転写具において、塗膜転写テープを詰め替える時には、支持体に保持された繰り出しリールと巻取りリールとを両駆動軸に装着する際に、支持体を両リールから取り外す必要がある。その場合、支持体と繰り出しリールとの取り外しがうまく行かず、繰り出しリールが駆動軸から浮き上がって回転して転写テープの巻回が緩んで弛んでしまったり、また、繰り出しリールが駆動軸にスムーズに装着されず誤って取り落として転写テープがリールから外れてしまうという問題がある。
また、繰り出しリールと巻取りリールとが収納されている交換カセットの繰り出しリールには回転防止機構が設けられておらず、交換カセットの移動時の振動や落下による衝撃で繰り出しリールが回転して転写テープが弛むなどの問題もある。
また、繰り出しリールと巻取りリールとが収納されている交換カセットの繰り出しリールには回転防止機構が設けられておらず、交換カセットの移動時の振動や落下による衝撃で繰り出しリールが回転して転写テープが弛むなどの問題もある。
本発明は、上記の点に鑑み、転写テープの弛みや外れをなくすことができ、交換カセットを本体に装着するまで繰り出しリールの回転が阻止され、交換カセットの装着が終了すると回転阻止手段が解除されて塗膜転写具が使用できるようにすることを目的とする。
本発明は、塗膜を基材上に形成された塗膜転写テープを繰り出す繰り出しリールと、前記塗膜を被転写体に押圧して転写する転写ヘッドと、転写後の基材を巻き取る巻取りリールと両リールを連動させる連動機構からなる塗膜転写具において、回転阻止手段が設けられた前記繰り出しリールと前記巻取りリールとを備えた交換カセットが前記連動機構を備えた本体に着脱可能であり、前記交換カセットを本体に装着することにより前期回転阻止手段が解除されることを特徴とする塗膜転写具によって、前記の課題を解決した。
本発明によれば、交換カセットを本体に装着するまで繰り出しリールの回転が阻止されていて、交換カセットの装着が終了すると回転阻止手段が解除されるので、装着中に繰り出しリールが回転して転写テープが緩んだりリールから外れたりすることがない。従って、繰り出しリールの回転を気にすることなく交換カセットを本体に装着するだけで転写テープの詰め替えができるという効果がある。
本発明の実施形態を図面にもとづいて説明する。
図1は、交換カセットの内部構造を示した図で、(a)は交換カセットを本体に装着していない時の図、(b)は交換カセットを本体に装着して繰り出しリールの回転阻止手段が解除されたときの部分図、図2は、実線で示した本体に装着した交換カセットの外形のみを一点鎖線で示した図である。
本発明の塗膜転写具1は、本体2に交換カセット3(図1(a)を裏返した状態の交換カセット)が着脱可能に装着されたものである。その状態を図2に表示する。
図1は、交換カセットの内部構造を示した図で、(a)は交換カセットを本体に装着していない時の図、(b)は交換カセットを本体に装着して繰り出しリールの回転阻止手段が解除されたときの部分図、図2は、実線で示した本体に装着した交換カセットの外形のみを一点鎖線で示した図である。
本発明の塗膜転写具1は、本体2に交換カセット3(図1(a)を裏返した状態の交換カセット)が着脱可能に装着されたものである。その状態を図2に表示する。
交換カセット3には、塗膜を基材上に形成された塗膜転写テープを繰り出す繰り出しリール4と、前記塗膜を被転写体に押圧して転写する転写ヘッド6と、転写後の基材を巻き取る巻取りリール5とが交換カセット3の上壁板と下壁板との間に挟持されていて、両リール4、5は上下の壁板間で回転自在に支持され、転写ヘッド6は交換カセット3の周囲を覆う側壁の一部が開口した位置に転写ヘッド6の先端を交換カセット3の外に突出した状態で下壁板内面に固定されている。繰り出しリール4には同リール外周に設けられたラチェット歯10に交換カセット3の下壁板内面に設けられた弾性を有する爪部材11が噛み合い回転阻止手段9を構成している。
本体2に装着しない状態の交換カセット3単体では、常に繰り出しリール4の回転阻止手段9の繰り出しリール外周のラチェット歯10に爪部材11が噛み合い繰り出しリール4の回転を阻止している。図示はしないが、巻取りリール5の逆転を防止するため、巻取りリール5上面の弾性を有した爪と交換カセット3の上壁板内面の環状ラックとが噛み合いラチェット機構を構成して巻取りリール5の戻り方向の回転を阻止する逆転防止機構が設けられているので、塗膜転写テープは弛むことがない。
本体2には、繰り出しリール4と巻取りリール5とが着脱可能である繰り出し用駆動軸7と巻取り用駆動軸8とが本体2の下壁板内面に垂直に備えられ、両駆動軸7、8を連動回転させるベルト14も備えられていて、繰り出しコア4の外周に形成されたラチェット歯10と交換カセット3の下壁板内面に設けられた爪部材11との噛み合いを外すための解除リブ12も本体2の下壁板内面に垂直に突き出ている。
繰り出しリール4の内周面に形成されて中心方向に向いた突起8箇所の内、4箇所が繰り出し用駆動軸7の4箇所の突起と係合し、また、巻取りリール5の内周面に形成されて中心方向に向いた突起8箇所の内、4箇所の突起が巻取り用駆動軸8の4箇所の突起と係合して両リールと両駆動軸とが滑ることなく回転する。
塗膜転写テープの使用を終了し、新たな塗膜転写テープに詰め替える場合、先ず使用を終了した交換カセット3を本体2から取り外し、新たな交換カセット3を本体2に装着すると、自動的に繰り出しリール4と巻取りリール5が繰り出し用駆動軸7と巻取り用駆動軸8に取り付けられ、同時に本体2に設けられている傾斜面を有する解除リブ12が、交換カセット3の下壁板内面の爪部材11横のスリット部13に挿入され、爪部材11を傾斜面でラチェット歯10との噛み合せを外す方向に移動させて爪部材11をラチェット歯10から外し、繰り出しリール4が回転自在となり塗膜転写テープの詰め替えが終了する。
繰り出しリール4の回転阻止手段9を解除する機構は、傾斜面形状のリブに限らず、円錐形状の突起でもよく、電磁気力を使用するものであってもよい。また、傾斜面の勾配は本体側が先端側よりも緩くして変化を付け、交換カセット3を本体2に装着し始めには傾斜面で爪部材11を徐々にラチェット歯10との噛み合いを少なくして行き、本体2に完全に装着終了直前に噛み合いが完全に外れるようにすると、交換カセット3単体では繰り出しリール4の回転を阻止し、交換カセット3を本体2に装着しようとしている間は回転がまだ阻止されており、装着終了直前に回転阻止手段9が解除されることになる。
繰り出しリールと巻取りリールとの連動機構は、ベルトに限らず歯車や両リールが直接接触して自由に回転できれば良い。
連動機構は繰り出し用駆動軸と巻取り用駆動軸の両駆動軸が備えられていても、繰り出し用駆動軸のみで巻取り用駆動軸は巻取りリールに挿入され、本体側の繰り出し駆動軸と単に歯車で連動されていてもよい。
転写テープは、修正テープ、粘着テープ、装飾テープ、マーカーテープであってもよい。
転写ヘッドは、ヘラ形状でもローラ形状でもよいし、交換カセットに設けず本体側に設けてもよい。
交換カセットは、上下一対の壁板でなく、上壁板のみで繰り出しリールと巻取りリールとを回転自在に支持してもよい。
本体は、ヒンジ等で連結された蓋が形成されていても、蓋がなく交換カセットを装着することで蓋を兼用する構成でもよい。
連動機構は繰り出し用駆動軸と巻取り用駆動軸の両駆動軸が備えられていても、繰り出し用駆動軸のみで巻取り用駆動軸は巻取りリールに挿入され、本体側の繰り出し駆動軸と単に歯車で連動されていてもよい。
転写テープは、修正テープ、粘着テープ、装飾テープ、マーカーテープであってもよい。
転写ヘッドは、ヘラ形状でもローラ形状でもよいし、交換カセットに設けず本体側に設けてもよい。
交換カセットは、上下一対の壁板でなく、上壁板のみで繰り出しリールと巻取りリールとを回転自在に支持してもよい。
本体は、ヒンジ等で連結された蓋が形成されていても、蓋がなく交換カセットを装着することで蓋を兼用する構成でもよい。
1塗膜転写具
2本体
3交換カセット
4繰り出しリール
5巻取りリール
6転写ヘッド
7繰り出し用駆動軸
8巻取り用駆動軸
9回転阻止手段
10ラチェット歯
11爪部材
12解除リブ
13スリット部
14ベルト
2本体
3交換カセット
4繰り出しリール
5巻取りリール
6転写ヘッド
7繰り出し用駆動軸
8巻取り用駆動軸
9回転阻止手段
10ラチェット歯
11爪部材
12解除リブ
13スリット部
14ベルト
Claims (2)
- 塗膜を基材上に形成された塗膜転写テープを繰り出す繰り出しリールと、前記塗膜を被転写体に押圧して転写する転写ヘッドと、転写後の基材を巻き取る巻取りリールと両リールを連動させる連動機構からなる塗膜転写具において、
回転阻止手段が設けられた前記繰り出しリールと前記巻取りリールとを備えた交換カセットが前記連動機構を備えた本体に着脱可能であり、前記交換カセットを本体に装着することにより前期回転阻止手段が解除されることを特徴とする塗膜転写具。 - 前記回転阻止手段が繰り出しリールに形成されたラチェット歯に交換カセット壁面に形成された弾性を有する爪部材が噛み合うことからなる請求項1記載の塗膜転写具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008177541A JP2010017855A (ja) | 2008-07-08 | 2008-07-08 | 塗膜転写具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008177541A JP2010017855A (ja) | 2008-07-08 | 2008-07-08 | 塗膜転写具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010017855A true JP2010017855A (ja) | 2010-01-28 |
Family
ID=41703222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008177541A Pending JP2010017855A (ja) | 2008-07-08 | 2008-07-08 | 塗膜転写具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010017855A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8397784B2 (en) | 2010-08-31 | 2013-03-19 | Sanford, L.P. | Correction tape dispenser with variable clutch mechanism |
US8578999B2 (en) | 2010-12-29 | 2013-11-12 | Sanford, L.P. | Variable clutch mechanism and correction tape dispenser with variable clutch mechanism |
WO2014042206A1 (ja) | 2012-09-13 | 2014-03-20 | コクヨS&T株式会社 | 転写具及び転写具のリフィル |
US8746313B2 (en) | 2010-12-29 | 2014-06-10 | Sanford, L.P. | Correction tape re-tensioning mechanism and correction tape dispenser comprising same |
US8746316B2 (en) | 2011-12-30 | 2014-06-10 | Sanford, L.P. | Variable clutch mechanism and correction tape dispenser with variable clutch mechanism |
-
2008
- 2008-07-08 JP JP2008177541A patent/JP2010017855A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8397784B2 (en) | 2010-08-31 | 2013-03-19 | Sanford, L.P. | Correction tape dispenser with variable clutch mechanism |
US8578999B2 (en) | 2010-12-29 | 2013-11-12 | Sanford, L.P. | Variable clutch mechanism and correction tape dispenser with variable clutch mechanism |
US8746313B2 (en) | 2010-12-29 | 2014-06-10 | Sanford, L.P. | Correction tape re-tensioning mechanism and correction tape dispenser comprising same |
US8746316B2 (en) | 2011-12-30 | 2014-06-10 | Sanford, L.P. | Variable clutch mechanism and correction tape dispenser with variable clutch mechanism |
WO2014042206A1 (ja) | 2012-09-13 | 2014-03-20 | コクヨS&T株式会社 | 転写具及び転写具のリフィル |
JP2014054806A (ja) * | 2012-09-13 | 2014-03-27 | Kokuyo S&T Co Ltd | 転写具及び転写具のリフィル |
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