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JP2010006280A - 自動二輪車 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンとオイルクーラとを接続する配管を短くすることができ、マスの集中化を図ることができる自動二輪車を提供する。
【解決手段】車体フレーム11に支持されるエンジン50と、ヘッドパイプ12からシリンダブロック53の前方を通って下方に延びるダウンチューブ17と、エンジン50内を循環するオイルを冷却するオイルクーラ70と、を備え、オイルクーラ70は、ダウンチューブ17に取り付けられ、車両側面視において、ダウンチューブ17と、エンジン50のシリンダブロック53及びシリンダヘッド54の少なくとも一方との間に配置される。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動二輪車に関し、特に、自動二輪車のオイルクーラの配置構造に関する。
従来の自動二輪車としては、エンジン内を循環するオイルを冷却するオイルクーラを、エンジンの前方に配置されるダウンチューブに取り付けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3525535号公報
ところで、上記した特許文献1に記載の自動二輪車では、車両側面視において、オイルクーラとダウンチューブが重なるように、オイルクーラをダウンチューブに沿わせるように配置するため、エンジンとオイルクーラとを接続する配管が長くなってしまうと共に、オイルクーラが車両前後方向で車体中心から離れてしまうので、マスの集中化を図ることができなかった。
本発明は、上記した課題に鑑みてなされたもので、その目的は、エンジンとオイルクーラとを接続する配管を短くすることができ、マスの集中化を図ることができる自動二輪車を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、車体フレームに支持されるエンジンと、車体フレームの一部を構成し、前輪を操向自在に支持するヘッドパイプと、車体フレームの一部を構成し、ヘッドパイプからエンジンのシリンダブロックの前方を通って下方に延びるダウンチューブと、エンジン内を循環するオイルを冷却するオイルクーラと、を備え、オイルクーラがダウンチューブに取り付けられる自動二輪車において、オイルクーラは、車両側面視において、ダウンチューブと、エンジンのシリンダブロック及びシリンダヘッドの少なくとも一方との間に配置されることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の構成に加えて、オイルクーラは、車両正面視において、オイルクーラと、シリンダブロック及びシリンダヘッドの少なくとも一方との間に隙間ができるように、シリンダブロック及びシリンダヘッドの少なくとも一方よりも車幅方向外側に配置されることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明の構成に加えて、シリンダヘッドの前面から車両前方に延出された後、下方へ屈曲して車両後方へ延びる排気管を更に備え、ダウンチューブを挟んで、車幅方向一方側に排気管が配置され、車幅方向他方側にオイルクーラが配置されることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、エンジンとオイルクーラの上部とを接続し、エンジン側からオイルクーラ側にオイルを流入させるオイル流入管と、エンジンとオイルクーラの下部とを接続し、オイルクーラ側からエンジン側にオイルを流出させるオイル流出管と、を更に備え、オイル流出管は、オイルクーラの側部に沿うようにオイルクーラの下部から上方に延出された後、オイルクーラの上部で屈曲して下方に延びるように配管され、屈曲部がダウンチューブを挟んで排気管の他方側に配置されることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明の構成に加えて、オイル流出管のオイルクーラの側部に沿うようにオイルクーラの下部から上方に延出する部分が、車両正面視において、オイルクーラと、シリンダブロック及びシリンダヘッドの少なくとも一方との間の隙間に配管されることを特徴とする。
請求項1に記載の自動二輪車によれば、オイルクーラは、車両側面視において、ダウンチューブと、エンジンのシリンダブロック及びシリンダヘッドの少なくとも一方との間に配置されるため、ダウンチューブと、シリンダブロック及びシリンダヘッドの少なくとも一方との間の隙間を有効に利用して、オイルクーラをエンジンに近づけて配置することができる。これにより、エンジンとオイルクーラとを接続する配管を短くすることができ、また、オイルクーラを車両前後方向で車体中心に近づけることができるので、マスの集中化を図ることができる。
請求項2に記載の自動二輪車によれば、オイルクーラは、車両正面視において、オイルクーラと、シリンダブロック及びシリンダヘッドの少なくとも一方との間に隙間ができるように、シリンダブロック及びシリンダヘッドの少なくとも一方よりも車幅方向外側に配置されるため、車両正面視において、オイルクーラとシリンダブロック及びシリンダヘッドが重なることはない。これにより、オイルクーラで暖められた走行風(冷却風)が、シリンダブロック及びシリンダヘッドに流れて行き難くすることができ、また、走行風の抜けも良くなるので、エンジン及びオイルクーラの冷却性を向上することができる。
請求項3に記載の自動二輪車によれば、シリンダヘッドの前面から車両前方に延出された後、下方へ屈曲して車両後方へ延びる排気管を備え、ダウンチューブを挟んで、車幅方向一方側に排気管が配置され、車幅方向他方側にオイルクーラが配置されるため、エンジンに近づけて配置されることにより排気管に近づいてしまうオイルクーラが、ダウンチューブを挟んで排気管の他方側に配置される。これにより、オイルクーラが排気管の熱の影響を受け難くなるので、オイルクーラの冷却性を向上することができる。
請求項4に記載の自動二輪車によれば、エンジンとオイルクーラの上部とを接続し、エンジン側からオイルクーラ側にオイルを流入させるオイル流入管と、エンジンとオイルクーラの下部とを接続し、オイルクーラ側からエンジン側にオイルを流出させるオイル流出管と、を備え、オイル流出管は、オイルクーラの側部に沿うようにオイルクーラの下部から上方に延出された後、オイルクーラの上部で屈曲して下方に延びるように配管され、屈曲部がダウンチューブを挟んで排気管の他方側に配置されるため、オイル流出管の屈曲部が排気管から離れて配置される。これにより、オイル流出管が排気管の熱の影響を受け難くなるので、排気管の熱によるオイルの温度上昇を抑えることができる。また、長期間車両を停車した際に、オイルクーラから流出するオイルの量を低減することができる。
請求項5に記載の自動二輪車によれば、オイル流出管のオイルクーラの側部に沿うようにオイルクーラの下部から上方に延出する部分が、車両正面視において、オイルクーラと、シリンダブロック及びシリンダヘッドの少なくとも一方との間の隙間に配管されるため、走行風の抜けが良好な位置にオイル流出管の一部が配置される。これにより、オイルクーラから流出したオイルを更に冷却することができる。
以下、本発明に係る自動二輪車の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとし、以下の説明において、前後、左右、上下は、運転者から見た方向に従い、図面に車両の前方をFr、後方をRr、左側をL、右側をR、上方をU、下方をD、として示す。
図1及び図2に示すように、本実施形態の自動二輪車10は、車体フレーム11を、前端に設けられるヘッドパイプ12と、ヘッドパイプ12から後方そして後方且つ下方に延び、エンジン50の上方を通るメインフレーム13と、メインフレーム13の後端部に連結されるピボットプレート14と、メインフレーム13の中間部に連結され後方且つ上方に延びる左右一対のシートフレーム15と、ピボットプレート14に連結され後方且つ上方に延び、その後端部がシートフレーム15の後端部と連結される左右一対のサブフレーム16と、ヘッドパイプ12から後方且つ下方に延び、エンジン50の前方を通るダウンチューブ17と、から構成し、メインフレーム13、ピボットプレート14、及びダウンチューブ17に、エンジン50及びエンジン50の後部に一体的に設けられる変速機51が取り付けられる。
また、自動二輪車10は、ヘッドパイプ12に操向自在に支持されるフロントフォーク21と、フロントフォーク21の下端部に回転可能に支持される前輪WFと、フロントフォーク21の上端部に取り付けられる操舵用のハンドル22と、ピボットプレート14に揺動可能に支持されるスイングアーム23と、スイングアーム23の後端部に回転可能に支持される後輪WRと、スイングアーム23とシートフレーム15側とに連結されるクッションユニット24と、ヘッドパイプ12に前部ステー25を介して取り付けられるヘッドライト26及びメータ27と、ヘッドライト26にナンバープレートステー28を介して取り付けられるフロントナンバープレート29と、フロントフォーク21の上部を左右に連結するトップブリッジ30及びボトムブリッジ31と、トップブリッジ30に取り付けられるイグニッションスイッチ32と、メインフレーム13上に固定される燃料タンク33と、を備える。
なお、図1中の符号34はウィンドスクリーン、35はフロントカウル、36はアンダーカウル、37はサイドカウル、38はリヤカウル、39はバックミラー、40はフロントウィンカ、41はテールライト装置、42はフロントフェンダ、43はリヤフェンダ、44はシート、45はグラブレール、46はリヤナンバープレート、47はメインステップ、48はピリオンステップ、49はメインスタンドである。
エンジン50は、図3〜図5に示すように、単気筒エンジンであって、その外殻は、主に、クランクケース52と、クランクケース52の前方上端部に取り付けられるシリンダブロック53と、シリンダブロック53の上端部に取り付けられるシリンダヘッド54と、シリンダヘッド54の上部開口を覆うシリンダヘッドカバー55と、クランクケース52の左側面の開口を覆うACG(発電機)カバー56と、クランクケース52の右側面の開口を覆うクラッチカバー57と、によって構成される。
また、図3〜図6に示すように、シリンダヘッド54の後部壁に形成される不図示の吸気ポートには、吸気管61を介してスロットルボディ62が接続され、このスロットルボディ62の上流端には、接続管63を介してエアクリーナ64が接続される。また、シリンダヘッド54の前部壁に形成される不図示の排気ポートには、排気管65を介してマフラー66が接続される。また、本実施形態の排気管65は、シリンダヘッド54の前面から車両前方に延出された後、下方へ屈曲して車両後方へ延びるように形成される。
また、エンジン50は、図3〜図6に示すように、エンジン50内を循環するオイルを冷却するオイルクーラ70と、エンジン50とオイルクーラ70の上部に形成されるオイル流入部70aとを接続し、エンジン50側からオイルクーラ70側にオイルを流入させるオイル流入管71と、エンジン50とオイルクーラ70の下部に形成されるオイル流出部70bとを接続し、オイルクーラ70側からエンジン50側にオイルを流出させるオイル流出管72と、エンジン50内を循環するオイルの温度を測定する油温センサ73と、を備える。
そして、本実施形態では、図3〜図5に示すように、オイルクーラ70は、ダウンチューブ17の左側に接合されるオイルクーラステー17aに、防振部材81,81を介してボルト82,82により固定されており、車両側面視において、ダウンチューブ17とシリンダブロック53及びシリンダヘッド54との間に配置される。また、ステー17aには、車両前後方向に貫通する開口部17bが形成される。これにより、走行風(冷却風)が開口部17bを通り抜けるので、走行風の抜けを良好にすることができる。
また、本実施形態では、オイルクーラ70は、車両正面視において、オイルクーラ70とシリンダブロック53及びシリンダヘッド54との間に隙間ができるように、シリンダブロック53及びシリンダヘッド54よりも車幅方向外側に配置される。
また、本実施形態では、ダウンチューブ17を挟んで、車幅方向右側に排気管65が配置され、車幅方向左側にオイルクーラ70が配置される。
また、本実施形態では、オイル流出管72は、オイルクーラ70の右側部に沿うようにオイルクーラ70のオイル流出部70bから上方に延出された後、オイルクーラ70のオイル流入部70a近傍で屈曲して下方に延びるように配管され、このオイル流出管72の屈曲部72aは、ダウンチューブ17を挟んで排気管65の他方側(車幅方向左側)に配置される。
また、本実施形態では、オイル流出管72のオイルクーラ70の右側部に沿うようにオイルクーラ70のオイル流出部70bから上方に延出する部分である直線部72bは、車両正面視において、オイルクーラ70とシリンダブロック53及びシリンダヘッド54との間の隙間に配管される。
また、本実施形態では、図1及び図2に示すように、オイルクーラ70は、車両前後方向において、燃料タンク33と重なる位置に配置されると共に、燃料タンク33の底部33aより下方に設けられる。これにより、オイルクーラ70を車体中心に近づけるために、オイルクーラ70を車両前後方向で燃料タンク33と重なる位置に配置しながらも、オイルクーラ70が燃料タンク33の底部33aより下方に設けられるので、燃料タンク33の容量の減少が防止される。
また、本実施形態では、図2に示すように、オイルクーラ70は、車両正面視において、前輪WFよりも車幅方向外側に配置される。これにより、車両正面視において、オイルクーラ70と前輪WFが重ならないので、オイルクーラ70に走行風が当りやすくなり、オイルクーラ70の冷却性が向上される。
また、図1及び図2に示すように、フロントカウル35の前面には、フロントカウル35内に走行風を導入する左右一対のエアダクト35a,35aが形成され、前部ステー25には、フロントカウル35内に配置される左右一対のホーン90,90が取り付けられる。そして、ホーン90は、エアダクト35aの開口と車両正面視においてオーバーラップするように配置される。これにより、エアダクト35aを利用して、ホーン90の発音を効率よく外部に出すことが可能となる。
また、図6及び図7に示すように、メインフレーム13の後部には、スロットルボディ62の燃料噴射弁62aに燃料を供給する燃料ポンプ91が取り付けられており、この燃料ポンプ91は、その長手方向中間部に取り付けられる燃料ポンプホルダ92を、メインフレーム13の左側部に設けられるポンプ支持ブラケット13aに、ボルト83,83で締結することにより固定される。また、燃料ポンプ91と燃料噴射弁62aとの間は燃料供給ホース93により接続される。
そして、燃料ポンプ91は、車両平面視において、メインフレーム13を挟んでスロットルボディ62の他方側(車幅方向左側)、且つスロットルボディ62よりも下方側に配置される。これにより、燃料ポンプ91の配置位置が上方及び外方に制限を受け難くなるので、燃料ポンプ91の配置の自由度及び設計の自由度を向上することが可能となる。
また、図1に示すように、車体フレーム11は、その下方が開放されている。これにより、エンジン50を車体フレーム11に組み付けるときは、エンジン50の上方から車体フレーム11を下ろして組み付けることになるので、オイルクーラ70をダウンチューブ17とシリンダブロック53及びシリンダヘッド54との間に配置すると、エンジン50にオイルクーラ70を取り付けた状態での車体フレーム11へのエンジン50の組み付けが容易になる。
さらに、本実施形態では、図2及び図4に示すように、ダウンチューブ17の上部に、ダウンチューブ17から左右方向に延出され、フロントカウル35を固定するためのフロントカウルステー94が取り付けられ、ダウンチューブ17の下部に、ダウンチューブ17から左右方向に延出され、アンダーカウル36を固定するためのアンダーカウルステー95が取り付けられており、これらフロントカウルステー94とアンダーカウルステー95との間にオイルクーラ70が配置される。これにより、車両正面視において、オイルクーラ70とフロントカウルステー94及びアンダーカウルステー95が重なることはないので、オイルクーラ70に走行風が当たりやすくなり、オイルクーラ70の冷却性が向上される。
以上説明したように、本実施形態の自動二輪車10によれば、オイルクーラ70は、車両側面視において、ダウンチューブ17と、エンジン50のシリンダブロック53及びシリンダヘッド54との間に配置されるため、ダウンチューブ17と、シリンダブロック53及びシリンダヘッド54との間の隙間を有効に利用して、オイルクーラ70をエンジン50に近づけて配置することができる。これにより、エンジン50とオイルクーラ70とを接続するオイル流入管71及びオイル流出管72を短くすることができる。また、オイルクーラ70を車両前後方向で車体中心に近づけることができるので、マスの集中化を図ることができる。また、オイルクーラ70がエンジン50の近くに配置されるので、車体フレーム11へのエンジン50の組み付けを容易にすることができる。
また、本実施形態の自動二輪車10によれば、オイルクーラ70は、車両正面視において、オイルクーラ70と、シリンダブロック53及びシリンダヘッド54との間に隙間ができるように、シリンダブロック53及びシリンダヘッド54よりも車幅方向外側に配置されるため、車両正面視において、オイルクーラ70とシリンダブロック53及びシリンダヘッド54が重なることはない。これにより、オイルクーラ70で暖められた走行風が、シリンダブロック53及びシリンダヘッド54に流れて行き難くすることができ、また、走行風の抜けも良くなるので、エンジン50及びオイルクーラ70の冷却性を向上することができる。
また、本実施形態の自動二輪車10によれば、ダウンチューブ17を挟んで、車幅方向一方側に排気管65が配置され、車幅方向他方側にオイルクーラ70が配置されるため、エンジン50に近づけて配置されることにより排気管65に近づいてしまうオイルクーラ70が、ダウンチューブ17を挟んで排気管65の他方側に配置される。これにより、オイルクーラ70が排気管65の熱の影響を受け難くなるので、オイルクーラ70の冷却性を向上することができる。
また、本実施形態の自動二輪車10によれば、オイル流出管72は、オイルクーラ70の側部に沿うようにオイルクーラ70の下部から上方に延出された後、オイルクーラ70の上部で屈曲して下方に延びるように配管され、その屈曲部72aがダウンチューブ17を挟んで排気管65の他方側に配置されるため、オイル流出管72の屈曲部72aが排気管65から離れて配置される。これにより、オイル流出管72が排気管65の熱の影響を受け難くなるので、排気管65の熱によるオイルの温度上昇を抑えることができる。また、長期間車両を停車した際に、オイルクーラ70から流出するオイルの量を低減することができる。
また、本実施形態の自動二輪車10によれば、オイル流出管72のオイルクーラ70の側部に沿うようにオイルクーラ70の下部から上方に延出する部分である直線部72bが、車両正面視において、オイルクーラ70と、シリンダブロック53及びシリンダヘッド54との間の隙間に配管されるため、走行風の抜けが良好な位置にオイル流出管72の直線部72bが配置される。これにより、オイルクーラ70から流出したオイルを更に冷却することができる。
本発明に係る自動二輪車の一実施形態を説明するための左側面図である。 図1に示す自動二輪車の正面図である。 図1に示すエンジン及びオイルクーラの周辺の拡大側面図である。 図1に示すエンジン及びオイルクーラの周辺の拡大正面図である。 図1に示すエンジン及びオイルクーラの周辺の拡大斜視図である。 図1に示すスロットルボディ及び燃料ポンプの周辺の拡大側面図である。 図1に示すスロットルボディ及び燃料ポンプの周辺の拡大平面図である。
符号の説明
10 自動二輪車
11 車体フレーム
12 ヘッドパイプ
13 メインフレーム
17 ダウンチューブ
50 エンジン
51 変速機
52 クランクケース
53 シリンダブロック
54 シリンダヘッド
61 吸気管
62 スロットルボディ
63 接続管
64 エアクリーナ
65 排気管
66 マフラー
70 オイルクーラ
70a オイル流入部
70b オイル流出部
71 オイル流入管(配管)
72 オイル流出管(配管)
72a 屈曲部
72b 直線部

Claims (5)

  1. 車体フレームに支持されるエンジンと、
    前記車体フレームの一部を構成し、前輪を操向自在に支持するヘッドパイプと、
    前記車体フレームの一部を構成し、前記ヘッドパイプから前記エンジンのシリンダブロックの前方を通って下方に延びるダウンチューブと、
    前記エンジン内を循環するオイルを冷却するオイルクーラと、を備え、
    前記オイルクーラが前記ダウンチューブに取り付けられる自動二輪車において、
    前記オイルクーラは、車両側面視において、前記ダウンチューブと、前記エンジンのシリンダブロック及びシリンダヘッドの少なくとも一方との間に配置されることを特徴とする自動二輪車。
  2. 前記オイルクーラは、車両正面視において、前記オイルクーラと、前記シリンダブロック及び前記シリンダヘッドの少なくとも一方との間に隙間ができるように、
    前記シリンダブロック及び前記シリンダヘッドの少なくとも一方よりも車幅方向外側に配置されることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車。
  3. 前記シリンダヘッドの前面から車両前方に延出された後、下方へ屈曲して車両後方へ延びる排気管を更に備え、
    前記ダウンチューブを挟んで、車幅方向一方側に前記排気管が配置され、車幅方向他方側に前記オイルクーラが配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動二輪車。
  4. 前記エンジンと前記オイルクーラの上部とを接続し、前記エンジン側から前記オイルクーラ側にオイルを流入させるオイル流入管と、
    前記エンジンと前記オイルクーラの下部とを接続し、前記オイルクーラ側から前記エンジン側にオイルを流出させるオイル流出管と、を更に備え、
    前記オイル流出管は、前記オイルクーラの側部に沿うように前記オイルクーラの下部から上方に延出された後、前記オイルクーラの上部で屈曲して下方に延びるように配管され、
    前記屈曲部が前記ダウンチューブを挟んで前記排気管の他方側に配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の自動二輪車。
  5. 前記オイル流出管の前記オイルクーラの側部に沿うように前記オイルクーラの下部から上方に延出する部分が、車両正面視において、前記オイルクーラと、前記シリンダブロック及び前記シリンダヘッドの少なくとも一方との間の隙間に配管されることを特徴とする請求項4に記載の自動二輪車。
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