JP2013159183A - 鞍乗型車両 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】自動二輪車に、ヘッドパイプ12と、このヘッドパイプ12から車両後方へ延びているメインフレーム13L、13Rと、このメインフレーム13L、13Rの下方に設けられクランクケース及びこのクランクケースから上方に延びているシリンダ部を有するエンジン30とを備える。クランクケースは、車幅方向中心軸92から車幅方向一方の側に偏って配置され、エンジン内を循環するオイルを冷やすオイルクーラ55は、クランクケースの前方にて、車幅方向中心軸92から車幅方向他方の側に偏って配置される。
【選択図】図4
Description
図1に示すように、自動二輪車10は、ステアリングシャフト11を回動自在に支持するヘッドパイプ12と、このヘッドパイプ12から車両後方へ延びているメインフレーム13L、13R(図手前側の符号13Lのみ示す。)と、メインフレーム13L、13Rの後端部に接続され下方に延びてピボット軸14を支えるピボットフレーム15L、15R(図手前側の符号15Lのみ示す。)と、このピボットフレーム15L、15Rに車幅方向に延びる補強用のクロスフレーム16と、ピボットフレーム15L、15Rの上部から車両後方へ延びて運転者が座るシート17を支えるシートレール18L、18R(図手前側の符号18Lのみ示す。)と、このシートレール18L、18Rの下方にてシートレール18L、18Rの後部とピボットフレーム15L、15Rの間に渡されるサブレール19L、19R(図手前側の符号19Lのみ示す。)と、メインフレーム13L、13Rの下方に設けられメインフレーム13L、13Rとピボットフレーム15L、15Rとに懸架されるエンジン30と、メインフレーム13L、13Rに支持されシート17の前方で且つエンジン30の上方位置する燃料タンク31とを備えている。車体フレーム20は、ヘッドパイプ12とメインフレーム13L、13Rとピボットフレーム15L、15Rとクロスフレーム16とを主要素とする。
図2に示すように、エンジン30のシリンダ部53の前方に、ラジエータ54が配置され、このシリンダ部53の下方にオイルクーラ55が配置される。ラジエータ54の上端は、メインフレーム13L、13Rに取付けられ、ラジエータ54の下端は、エンジン30のクランクケース52に取付けられる。オイルクーラ55は、エンジン30のクランクケース52に取付けられる。シリンダ部53の前方に、外気を導入しエンジン30へ供給する吸気ボックス61が配置され、シリンダ部53の後部に、排気管62が接続される。
図3に示すように、エンジン30は、単気筒4サイクルエンジンであって、クランク軸51を収納するクランク収納部63と、このクランク収納部63の下部に設けられオイル溜まり65をもつオイルパン部66と、クランクケース52から後方に延びており変速用のギヤ列が収納されるミッション部67と、クランクケース52から上方に延びているシリンダ部53と、シリンダ部53に接続される吸気手段71及び排気手段72とを主要素とする。クランクケース52に、クランク収納部63と、オイルパン部66とが備えられている。
オイルパン部66に、オイルクーラ55へオイルを送るオイルポンプ94が取付けられ、このオイルポンプ94の車両外方位置にてオイルパン部66に、オイルポンプ94からオイルクーラ55へオイルを流す出力用の第1管継手97が接続され、この第1管継手97にオイルクーラ55へ延びる第1オイル配管101が接続される。オイルパン部66に、オイルクーラ55で冷却したオイルをオイルパン部66に戻す第2管継手98が接続され、この第2管継手98に第2オイル配管102が接続される。第1管継手97と第2管継手98とは一体化された管継手99とされ、オイルパン部66に取付けられる。一体化された管継手99としたので、管継手99の着脱時間が半減され、管継手99のメンテナンス性が高まる。
図4に示すように、エンジン30の前方に、エンジン30に流れる冷却水を冷やすラジエータ54が配置される。ラジエータ54の下方に、オイルクーラ55が配置される。ラジエータ54にオイルクーラ55が遮られることはないため、オイルクーラ55の冷却性能が損なわれる心配はない。
オイルポンプ94とオイルクーラ55とを結ぶオイル配管100の一方(第1オイル配管101)は、オイルパン部66より上方位置に配索されている。オイル配管100の一方(第1オイル配管101)を流れオイルクーラ55へ向かう高温のオイルはオイルパン部66の上方を流れる。このオイルの熱がオイルパン部66に伝わることは好ましくない。そこで、オイルパン部66より上方位置に第1オイル配管101が配索される。一方、オイルクーラ55から戻りとなる他方のオイル配管(第2オイル配管102)には、冷却済みのオイルが流れるため、オイルパン部66を横切っても差し支えない。加熱されたオイルをオイルパン部66の上方に流し、オイルクーラ55で冷却済みのオイルをオイルパン部66を横切るようにして流すことで、効率的にオイルを冷却することができる。
図7に示すように、クランクケース52は、シリンダ軸91から車幅方向一方の側(左側)に偏って配置され、エンジン30内を循環するオイルを冷やすオイルクーラ55は、シリンダ軸91から車幅方向他方の側(右側)に偏って配置されている。同様に、エンジン30は、クランクケース52の下部にオイルパン部66を備え、このオイルパン部66がシリンダ軸91から車幅方向一方の側(左側)に偏って配置され、オイルクーラ55は、オイルパン部66に対しシリンダ軸91から車幅方向他方の側(右側)に配置される。
図7にて、クランクケース52は、車幅方向中心から一方の側(左側)に偏って配置され、オイルクーラ55は、車幅方向中心から他方の側(右側)に偏って配置される。クランクケースが配置される左側と反対側の右側にオイルクーラ55が偏って配置されるので、車両正面視で、オイルクーラ55とクランクケース52とが重なる部分が減る。加えて、車幅方向一方の側(左側)にてクランクケース52の下部に、オイルを溜めるオイルパン部66が配置され、オイルパン部66に対し車幅方向他方の側(右側)にオイルクーラ55が配置される。オイルクーラ55はオイルパン部66と反対側に設けられる。
Claims (7)
- ステアリングシャフト(11)を回動自在に支持するヘッドパイプ(12)と、このヘッドパイプ(12)から車両後方へ延びているメインフレーム(13L、13R)と、このメインフレーム(13L、13R)の下方に設けられクランクケース(52)及びこのクランクケース(52)から上方に延びているシリンダ部(53)を有するエンジン(30)とを備えた鞍乗型車両において、
前記クランクケース(52)は、車幅方向中心軸(92)から車幅方向一方の側に偏って配置され、
前記エンジン(30)内を循環するオイルを冷やすオイルクーラ(55)は、前記クランクケース(52)の前方にて、前記車幅方向中心軸(92)から車幅方向他方の側に偏って配置されることを特徴とする鞍乗型車両。 - 前記クランクケース(52)は、クランク軸(51)を収納するクランク収納部(63)と、このクランク収納部(63)の下部に設けられるオイルパン部(66)とを備え、このオイルパン部(66)が前記車幅方向中心軸(92)から車幅方向一方の側に偏って配置され、
前記オイルクーラ(55)は、前記オイルパン部(66)に対し前記車幅方向中心軸(92)から車幅方向他方の側に配置されることを特徴とする請求項1記載の鞍乗型車両。 - 前記オイルパン部(66)に、前記オイルクーラ(55)へオイルを送るオイルポンプ(94)が備えられ、このオイルポンプ(94)と前記オイルクーラ(55)とを結ぶオイル配管(101)は、前記オイルパン部(66)より上方位置に配索されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の鞍乗型車両。
- 前記シリンダ部(53)の後部に、排気ポート(82)が備えられ、この排気ポート(82)に排気管(62)が接続され、この排気管(62)は、前記排気ポート(82)から前記クランクケース(52)の側方へ延び、このクランクケース(52)の側方から下方に延びた後車両後方へ延びることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の鞍乗型車両。
- 前記エンジン(30)に流れる冷却水を冷やすラジエータ(54)は、前記エンジン(30)の前方に配置され、
前記オイルクーラ(55)は、前記ラジエータ(54)の下方に配置されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の鞍乗型車両。 - 前記エンジン(30)の前方及び側方がカウリング(40)で覆われ、
このカウリング(40)に、前記オイルクーラ(55)へ走行風を導く開口(41)が形成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の鞍乗型車両。 - 前記オイルクーラ(55)は、車両正面視で略矩形状を呈し、下部が車幅方向中心軸(92)に接近し、上部が前記車幅方向中心軸(92)から離れるように、鉛直線(90)に対して傾斜していることを特徴とする請求項6記載の鞍乗型車両。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104760641A (zh) * | 2015-03-11 | 2015-07-08 | 天津金轮自行车集团有限公司 | 自行车锅架 |
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2012
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