JP2010070107A - ウインドスクリーン取付構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】工具を用いることなく,かつ,ウインドスクリーンを取り外すことなくウインドスクリーンの取付位置を変更できるようにする。
【解決手段】ウインドスクリーン14をスライド可能に案内するガイド20と,ウインドスクリーン14のスライド方向Sに連なってウインドスクリーン14に設けられた位置決め穴31,32,33と,ウインドスクリーン14がスライドする際の位置決め穴31,32,33の軌道Oに対して出没可能に,車体側に設けられ,位置決め穴31,32,33のうちのいずれか一つと係合することでウインドスクリーン14を位置決めする位置決め部材40とを備えている。
【選択図】図2
【解決手段】ウインドスクリーン14をスライド可能に案内するガイド20と,ウインドスクリーン14のスライド方向Sに連なってウインドスクリーン14に設けられた位置決め穴31,32,33と,ウインドスクリーン14がスライドする際の位置決め穴31,32,33の軌道Oに対して出没可能に,車体側に設けられ,位置決め穴31,32,33のうちのいずれか一つと係合することでウインドスクリーン14を位置決めする位置決め部材40とを備えている。
【選択図】図2
Description
本発明は,ウインドスクリーン取付構造に関する。主として自動二輪車等において,簡単な構造でウインドスクリーンの取付位置を変更できるようにしたウインドスクリーン取付構造に関するものである。
従来,ウインドスクリーンの取付位置を変更できるようにしたウインドスクリーン取付構造として,例えば特許文献1に見られるように,ウインドスクリーン支持ステー(35)のスクリーン支持部(41)へスクリーン支持ブラケット(52)を設け,その上に略Z字状をなす角度調整ステー(60)の下側取付部(61)を取付け,上側取付部(63)にウインドスクリーン(34)を取付け,下側取付部(61)と上側取付部(63)の各取付面を非平行とし,角度調整ステー(60)を上下反転させることでウインドスクリーン(34)の取付角度及び取付位置を変化させるようにしたものが知られている。
特開2006−096294号公報
上述した従来のウインドスクリーン取付構造では,ウインドスクリーン(34)の取付位置を変更する際,角度調整ステー(60)を上下反転させてからスクリーン(34)および支持ブラケット(52)へ固定し直す必要がある。
したがって,ウインドスクリーンの位置変更のためには工具を用いたスクリーン等の取り外し作業と取付作業とが必要である。
このため,上述した従来技術では,ウインドスクリーンの取付位置変更に作業時間がかかるとともに,ウインドスクリーンの固定不良(締め付け不良等)が生じることがあるという課題があった。
本発明の目的は,上記課題を解決し,工具を用いることなく,かつ,ウインドスクリーンを取り外すことなくウインドスクリーンの取付位置を変更できるウインドスクリーン取付構造を提供することにある。
したがって,ウインドスクリーンの位置変更のためには工具を用いたスクリーン等の取り外し作業と取付作業とが必要である。
このため,上述した従来技術では,ウインドスクリーンの取付位置変更に作業時間がかかるとともに,ウインドスクリーンの固定不良(締め付け不良等)が生じることがあるという課題があった。
本発明の目的は,上記課題を解決し,工具を用いることなく,かつ,ウインドスクリーンを取り外すことなくウインドスクリーンの取付位置を変更できるウインドスクリーン取付構造を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明のウインドスクリーン取付構造は,車体の前部にウインドスクリーンを備え,そのウインドスクリーンの取付位置を変更可能としたものにおいて,
前記ウインドスクリーンをスライド可能に案内するガイドと,
前記ウインドスクリーンのスライド方向に連なって該ウインドスクリーンに設けられた複数の位置決め穴と,
前記ウインドスクリーンがスライドする際の前記位置決め穴の軌道に対して出没可能に,車体側に設けられ,前記複数の位置決め穴のうちのいずれか一つと係合することでウインドスクリーンを位置決めする位置決め部材と,
を備えたことを特徴とする
このウインドスクリーン取付構造によれば,位置決め部材をウインドスクリーンの位置決め穴から後退させて位置決め穴に対する係合を解除し,ウインドスクリーンをガイドに案内させてスライドさせた後,位置決め部材をウインドスクリーンの複数の位置決め穴のうちのいずれかに選択的に係合させることにより,ウインドスクリーンの取付位置を変更することができる。
したがって,このウインドスクリーン取付構造によれば,工具を用いることなく,かつ,ウインドスクリーンを取り外すことなくウインドスクリーンの取付位置を変更することができる。
望ましくは,前記ガイドは前記ウインドスクリーンを,その表裏両側から挟むようにして案内するガイドとし,前記位置決め部材は前記ガイドに取り付ける。
このように構成すると,ガイドでウインドスクリーンを良好に案内できると同時に,ガイド以外に位置決め部材用の取付部材を設ける必要がなくなる。
さらに望ましくは,前記ガイドは前記ウインドスクリーンの表面側に配置される表面側ガイドと,ウインドスクリーンの裏面側に配置される裏面側ガイドと,これら表面側ガイドと裏面側ガイドとを連結する連結部とを有し,
前記ウインドスクリーンは,前記複数の位置決め穴同士を連結し,かつ,ウインドスクリーンに対する前記連結部の相対移動を許す連結穴を有し,
前記位置決め部材は,前記位置決め穴と係合可能な大径部と,この大径部を前記表面側ガイドと裏面側ガイドとに跨って支持する小径部とを有し,この小径部の通過を前記連結穴が許す構成とする。
このように構成すると,ウインドスクリーンを,その縁部以外でスライド可能に支持することが可能になると同時に,位置決め部材を両端支持で強固に取り付けることができる。
前記ウインドスクリーンをスライド可能に案内するガイドと,
前記ウインドスクリーンのスライド方向に連なって該ウインドスクリーンに設けられた複数の位置決め穴と,
前記ウインドスクリーンがスライドする際の前記位置決め穴の軌道に対して出没可能に,車体側に設けられ,前記複数の位置決め穴のうちのいずれか一つと係合することでウインドスクリーンを位置決めする位置決め部材と,
を備えたことを特徴とする
このウインドスクリーン取付構造によれば,位置決め部材をウインドスクリーンの位置決め穴から後退させて位置決め穴に対する係合を解除し,ウインドスクリーンをガイドに案内させてスライドさせた後,位置決め部材をウインドスクリーンの複数の位置決め穴のうちのいずれかに選択的に係合させることにより,ウインドスクリーンの取付位置を変更することができる。
したがって,このウインドスクリーン取付構造によれば,工具を用いることなく,かつ,ウインドスクリーンを取り外すことなくウインドスクリーンの取付位置を変更することができる。
望ましくは,前記ガイドは前記ウインドスクリーンを,その表裏両側から挟むようにして案内するガイドとし,前記位置決め部材は前記ガイドに取り付ける。
このように構成すると,ガイドでウインドスクリーンを良好に案内できると同時に,ガイド以外に位置決め部材用の取付部材を設ける必要がなくなる。
さらに望ましくは,前記ガイドは前記ウインドスクリーンの表面側に配置される表面側ガイドと,ウインドスクリーンの裏面側に配置される裏面側ガイドと,これら表面側ガイドと裏面側ガイドとを連結する連結部とを有し,
前記ウインドスクリーンは,前記複数の位置決め穴同士を連結し,かつ,ウインドスクリーンに対する前記連結部の相対移動を許す連結穴を有し,
前記位置決め部材は,前記位置決め穴と係合可能な大径部と,この大径部を前記表面側ガイドと裏面側ガイドとに跨って支持する小径部とを有し,この小径部の通過を前記連結穴が許す構成とする。
このように構成すると,ウインドスクリーンを,その縁部以外でスライド可能に支持することが可能になると同時に,位置決め部材を両端支持で強固に取り付けることができる。
以下,本発明に係るウインドスクリーン取付構造の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明に係るウインドスクリーン取付構造の一実施の形態を用いた自動二輪車の一例を示す側面図である。
この自動二輪車は,前輪1を支持する左右一対のフロントフォーク2の上部をヘッドパイプ3へ連結し,ハンドル4にて操縦可能である。
ヘッドパイプ3はメインフレーム5の前端に取付けられている。メインフレーム5はヘッドパイプ3から後方へ左右一対で延び,それぞれの後端部にピボットプレート6が取付けられている。ピボットプレート6の間に横架されるピボット軸7にはリヤスイングアーム8が揺動自在に支持され,リヤスイングアーム8の後端に後輪9が支持されている。メインフレーム5にエンジン10が搭載されており,エンジン10で後輪9が駆動される。
図1は本発明に係るウインドスクリーン取付構造の一実施の形態を用いた自動二輪車の一例を示す側面図である。
この自動二輪車は,前輪1を支持する左右一対のフロントフォーク2の上部をヘッドパイプ3へ連結し,ハンドル4にて操縦可能である。
ヘッドパイプ3はメインフレーム5の前端に取付けられている。メインフレーム5はヘッドパイプ3から後方へ左右一対で延び,それぞれの後端部にピボットプレート6が取付けられている。ピボットプレート6の間に横架されるピボット軸7にはリヤスイングアーム8が揺動自在に支持され,リヤスイングアーム8の後端に後輪9が支持されている。メインフレーム5にエンジン10が搭載されており,エンジン10で後輪9が駆動される。
車体の前部はフロントカウル11で覆われ,その前部11aはヘッドパイプ3の前方部にてヘッドライト12を覆っている。前部11aの上方にはウインドスクリーン14が配置されている。ウインドスクリーン14は,支持ステー15に取り付けられている。支持ステー15は,カウル11を取り付けるためのステーでもあり,ヘッドパイプ3から前方へ突出するステー16に取付けられている。
ウインドスクリーン14はフロントカウル11と別体であり,支持ステー15の上部に対して,次に説明する取付構造にて取付位置が変更可能に取り付けられている。
ウインドスクリーン14はフロントカウル11と別体であり,支持ステー15の上部に対して,次に説明する取付構造にて取付位置が変更可能に取り付けられている。
図2(a)はウインドスクリーンの取付構造の要部を示す部分省略分解斜視図,図2(b)は裏面側ガイド及びその関連部品(図2(a)における矢印(b)部分)を抽出して描いた斜視図,図3(a)はウインドスクリーンの拡大斜視図,図3(b)は位置決め穴の拡大図,図4(a)(b)(c)(d)はそれぞれウインドスクリーンの取付構造を示す断面図であり作動説明図でもある。
これらの図に示すように,このウインドスクリーンの取付構造は,ウインドスクリーン14をスライド可能に案内するガイド20と,ウインドスクリーン14のスライド方向Sに連なってウインドスクリーン14に設けられた複数(この実施の形態では3つ)の位置決め穴31,32,33と,ウインドスクリーン14がスライドする際の位置決め穴31,32,33の軌道O(図2及び図4参照)に対して出没可能に,車体側に設けられ,複数の位置決め穴31,32,33のうちのいずれか一つと係合することでウインドスクリーン14を位置決めする位置決め部材40とを備えている。
ガイド20,位置決め穴31,32,33,位置決め部材40は,それぞれ左右一対設けられている。
これらの図に示すように,このウインドスクリーンの取付構造は,ウインドスクリーン14をスライド可能に案内するガイド20と,ウインドスクリーン14のスライド方向Sに連なってウインドスクリーン14に設けられた複数(この実施の形態では3つ)の位置決め穴31,32,33と,ウインドスクリーン14がスライドする際の位置決め穴31,32,33の軌道O(図2及び図4参照)に対して出没可能に,車体側に設けられ,複数の位置決め穴31,32,33のうちのいずれか一つと係合することでウインドスクリーン14を位置決めする位置決め部材40とを備えている。
ガイド20,位置決め穴31,32,33,位置決め部材40は,それぞれ左右一対設けられている。
ガイド20はウインドスクリーン14を,その表裏両側から挟むようにして案内するガイドであり,ウインドスクリーン14の表面側に配置される表面側ガイド21と,ウインドスクリーン14の裏面側に配置される裏面側ガイド22と,これら表面側ガイド21と裏面側ガイド22とを連結する連結部23とを有している。
連結部23は,表面側ガイド21と一体のロッドで構成されており,先端部に雄ネジ(図示せず)が設けられている。
一方,裏面側ガイド22には,連結部23を挿通するための挿通穴22aが設けられている。
連結部23と挿通穴22aはウインドスクリーン14のスライド方向Sに沿ってそれぞれ一対設けられている。
表面側ガイド21と裏面側ガイド22は,表面側ガイド21と一体の連結部23を裏面側ガイド22の挿通穴22aに挿通し,連結部23の先端にナット24を結合することによって連結される。
裏面側ガイド22には,脚部22bが設けられており,この脚部22bによって,裏面側ガイド22は支持ステー15(図1参照)上に固定されている。
連結部23は,表面側ガイド21と一体のロッドで構成されており,先端部に雄ネジ(図示せず)が設けられている。
一方,裏面側ガイド22には,連結部23を挿通するための挿通穴22aが設けられている。
連結部23と挿通穴22aはウインドスクリーン14のスライド方向Sに沿ってそれぞれ一対設けられている。
表面側ガイド21と裏面側ガイド22は,表面側ガイド21と一体の連結部23を裏面側ガイド22の挿通穴22aに挿通し,連結部23の先端にナット24を結合することによって連結される。
裏面側ガイド22には,脚部22bが設けられており,この脚部22bによって,裏面側ガイド22は支持ステー15(図1参照)上に固定されている。
図3(b)に示すように,ウインドスクリーン14は,複数の位置決め穴同士を連結し,かつ,ウインドスクリーン14に対するガイド20における連結部23の相対移動を許す連結穴34a〜34dを有している。連結穴34a〜34dのうち,中央よりの連結穴34b,34cは,後述する位置決め部材40の小径部42の通過を許すための連結穴でもある。
図2,図4に示すように,位置決め部材40は,ガイド20に取り付けてある。位置決め部材40は,位置決め穴(31,32,33)と係合可能な大径部41と,この大径部41を表面側ガイド21と裏面側ガイド22とに跨って支持する小径部42,43とを有している。
図4(a)に示すように,表面側ガイド21には,位置決め部材40の先端側小径部42を支持する支持穴21cが設けられており,裏面側ガイド22には,位置決め部材40の根本側小径部43を支持する支持穴22cが設けられている。
裏面側ガイド22には,位置決め部材40の大径部41を受け入れるための円柱状の凹部22dが設けられている。
根本側小径部43には圧縮バネ44が装着され,この圧縮バネ44は裏面側ガイド22の凹部22dに収納される。
根本側小径部43の下端には雄ネジ43aが設けられており,この雄ネジ43aに摘み45が結合される。
図4(a)に示すように,表面側ガイド21には,位置決め部材40の先端側小径部42を支持する支持穴21cが設けられており,裏面側ガイド22には,位置決め部材40の根本側小径部43を支持する支持穴22cが設けられている。
裏面側ガイド22には,位置決め部材40の大径部41を受け入れるための円柱状の凹部22dが設けられている。
根本側小径部43には圧縮バネ44が装着され,この圧縮バネ44は裏面側ガイド22の凹部22dに収納される。
根本側小径部43の下端には雄ネジ43aが設けられており,この雄ネジ43aに摘み45が結合される。
位置決め部材40は,小径部42,43が支持穴21c,22cで両端支持状態で支持され,小径部42,43が支持穴21c,22c中をスライドし得る範囲内で大径部41が位置決め穴(31,32,33)の軌道Oに対して出没可能である。すなわち,大径部41はその軸線方向にスライド可能であるが,通常は圧縮バネ44によって,位置決め穴(31,32,33)との係合方向へ付勢されており,摘み45を引くことによって位置決め穴(31,32,33)との係合が解除できるようになっている。
なお,図4においては,各部材の関係を分かりやすくするために,表面側ガイド21と裏面側ガイド22の間の間隔Cを大きく描いてあるが,実際には,間隔Cはウインドスクリーン14をスライドさせることができる間隔であればよい。
なお,図4においては,各部材の関係を分かりやすくするために,表面側ガイド21と裏面側ガイド22の間の間隔Cを大きく描いてあるが,実際には,間隔Cはウインドスクリーン14をスライドさせることができる間隔であればよい。
ウインドスクリーン14は,図4(b)に示すように,操作者が摘み45を引いて位置決め部材40と位置決め穴(31,32,33)との係合を解除し,ウインドスクリーン14を手でもって位置決め穴(31,32,33)の並び方向(矢印S方向)へスライドさせることにより,所望の位置に調整可能である。
すなわち,位置決め部材40と位置決め穴との係合を解除した状態で,図4(c)に示すようにウインドスクリーン14を上後方へ引き上げた後,位置決め部材40を仮想線で示すように位置決め穴31に係合させることで,ウインドスクリーン14を上後方位置に固定することができる。あるいは,位置決め部材40と位置決め穴との係合を解除した状態で,図4(d)に示すようにウインドスクリーン14を下前方へ押し下げた後,位置決め部材40を仮想線で示すように位置決め穴33に係合させることで,ウインドスクリーン14を下前方位置に固定することができる。同様に,図4(a)に示すように,位置決め部材40を位置決め穴32に係合させることで,ウインドスクリーン14を中間位置に固定することもできる。
なお,位置決め部材40は左右一対あることから,上記の作業は片方ずつ行うこととなる。
ただし,摘み45を連結して片方の手で2つの摘み45すなわち2つの位置決め部材40を同時に操作できるようにすれば,片手で位置決め部材40と位置決め穴(31,32,33)との係合を解除して,もう片方の手でウインドスクリーン14を矢印S方向に一度にスライドさせることがきる。
すなわち,位置決め部材40と位置決め穴との係合を解除した状態で,図4(c)に示すようにウインドスクリーン14を上後方へ引き上げた後,位置決め部材40を仮想線で示すように位置決め穴31に係合させることで,ウインドスクリーン14を上後方位置に固定することができる。あるいは,位置決め部材40と位置決め穴との係合を解除した状態で,図4(d)に示すようにウインドスクリーン14を下前方へ押し下げた後,位置決め部材40を仮想線で示すように位置決め穴33に係合させることで,ウインドスクリーン14を下前方位置に固定することができる。同様に,図4(a)に示すように,位置決め部材40を位置決め穴32に係合させることで,ウインドスクリーン14を中間位置に固定することもできる。
なお,位置決め部材40は左右一対あることから,上記の作業は片方ずつ行うこととなる。
ただし,摘み45を連結して片方の手で2つの摘み45すなわち2つの位置決め部材40を同時に操作できるようにすれば,片手で位置決め部材40と位置決め穴(31,32,33)との係合を解除して,もう片方の手でウインドスクリーン14を矢印S方向に一度にスライドさせることがきる。
以上のようなウインドスクリーン取付構造によれば次のような作用効果が得られる。
位置決め部材40をウインドスクリーン14の位置決め穴(31,32,33)から後退させて位置決め穴に対する係合を解除し,ウインドスクリーン14をガイド20に案内させてスライドさせた後,位置決め部材40をウインドスクリーン14の複数の位置決め穴(31,32,33)のうちのいずれかに選択的に係合させることにより,ウインドスクリーン14の取付位置を変更することができる。
したがって,このウインドスクリーン取付構造によれば,工具を用いることなく,かつ,ウインドスクリーン14を取り外すことなくウインドスクリーン14の取付位置を変更することができる。
ガイド20はウインドスクリーン14を,その表裏両側から挟むようにして案内するガイドとし,位置決め部材40はガイド20に取り付けてあるので,ガイド20でウインドスクリーン14を良好に案内できると同時に,ガイド20以外に位置決め部材40用の取付部材を設ける必要がなくなる。
ガイド20はウインドスクリーン14の表面側に配置される表面側ガイド21と,ウインドスクリーン14の裏面側に配置される裏面側ガイド22と,これら表面側ガイド21と裏面側ガイド22とを連結する連結部23とを有し,ウインドスクリーン14は,複数の位置決め穴(31,32,33)同士を連結し,かつ,ウインドスクリーン14に対する連結部23の相対移動を許す連結穴34a〜dを有し,位置決め部材40は,位置決め穴と係合可能な大径部41と,この大径部41を表面側ガイド21と裏面側ガイド22とに跨って支持する小径部42,43とを有し,この小径部の通過を連結穴34b,34cが許す構成としてあるので,ウインドスクリーン14を,その縁部以外でスライド可能に支持することが可能になると同時に,位置決め部材40を両端支持で強固に取り付けることができる。
位置決め部材40をウインドスクリーン14の位置決め穴(31,32,33)から後退させて位置決め穴に対する係合を解除し,ウインドスクリーン14をガイド20に案内させてスライドさせた後,位置決め部材40をウインドスクリーン14の複数の位置決め穴(31,32,33)のうちのいずれかに選択的に係合させることにより,ウインドスクリーン14の取付位置を変更することができる。
したがって,このウインドスクリーン取付構造によれば,工具を用いることなく,かつ,ウインドスクリーン14を取り外すことなくウインドスクリーン14の取付位置を変更することができる。
ガイド20はウインドスクリーン14を,その表裏両側から挟むようにして案内するガイドとし,位置決め部材40はガイド20に取り付けてあるので,ガイド20でウインドスクリーン14を良好に案内できると同時に,ガイド20以外に位置決め部材40用の取付部材を設ける必要がなくなる。
ガイド20はウインドスクリーン14の表面側に配置される表面側ガイド21と,ウインドスクリーン14の裏面側に配置される裏面側ガイド22と,これら表面側ガイド21と裏面側ガイド22とを連結する連結部23とを有し,ウインドスクリーン14は,複数の位置決め穴(31,32,33)同士を連結し,かつ,ウインドスクリーン14に対する連結部23の相対移動を許す連結穴34a〜dを有し,位置決め部材40は,位置決め穴と係合可能な大径部41と,この大径部41を表面側ガイド21と裏面側ガイド22とに跨って支持する小径部42,43とを有し,この小径部の通過を連結穴34b,34cが許す構成としてあるので,ウインドスクリーン14を,その縁部以外でスライド可能に支持することが可能になると同時に,位置決め部材40を両端支持で強固に取り付けることができる。
以上,本発明の実施の形態について説明したが,本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく,本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
例えば,表面側ガイド21と裏面側ガイド22は表裏逆に配置することもできる。すなわち,圧縮バネ44及び摘み45がウインドスクリーン14の表面側に位置するように構成することもできる。
また,図4において,表面側ガイド21の支持穴21cを貫通孔とし,小径部42の先端に摘み45を取り付けて,摘み45を押すことで大径部41と位置決め穴(31,32,33)との係合を解除するように構成することもできる。
例えば,表面側ガイド21と裏面側ガイド22は表裏逆に配置することもできる。すなわち,圧縮バネ44及び摘み45がウインドスクリーン14の表面側に位置するように構成することもできる。
また,図4において,表面側ガイド21の支持穴21cを貫通孔とし,小径部42の先端に摘み45を取り付けて,摘み45を押すことで大径部41と位置決め穴(31,32,33)との係合を解除するように構成することもできる。
14 ウインドスクリーン
20 ガイド
21 表面側ガイド
22 裏面側ガイド
23 連結部
31,32,33 位置決め穴
34a〜d 連結穴
40 位置決め部材
41 大径部
42,43 小径部
20 ガイド
21 表面側ガイド
22 裏面側ガイド
23 連結部
31,32,33 位置決め穴
34a〜d 連結穴
40 位置決め部材
41 大径部
42,43 小径部
Claims (3)
- 車体の前部にウインドスクリーンを備え,そのウインドスクリーンの取付位置を変更可能としたものにおいて,
前記ウインドスクリーンをスライド可能に案内するガイドと,
前記ウインドスクリーンのスライド方向に連なって該ウインドスクリーンに設けられた複数の位置決め穴と,
前記ウインドスクリーンがスライドする際の前記位置決め穴の軌道に対して出没可能に,車体側に設けられ,前記複数の位置決め穴のうちのいずれか一つと係合することでウインドスクリーンを位置決めする位置決め部材と,
を備えたことを特徴とするウインドスクリーン取付構造。 - 前記ガイドは前記ウインドスクリーンを,その表裏両側から挟むようにして案内するガイドとし,前記位置決め部材は前記ガイドに取り付けたことを特徴とする請求項1記載のウインドスクリーン取付構造。
- 前記ガイドは前記ウインドスクリーンの表面側に配置される表面側ガイドと,ウインドスクリーンの裏面側に配置される裏面側ガイドと,これら表面側ガイドと裏面側ガイドとを連結する連結部とを有し,
前記ウインドスクリーンは,前記複数の位置決め穴同士を連結し,かつ,ウインドスクリーンに対する前記連結部の相対移動を許す連結穴を有し,
前記位置決め部材は,前記位置決め穴と係合可能な大径部と,この大径部を前記表面側ガイドと裏面側ガイドとに跨って支持する小径部とを有し,この小径部の通過を前記連結穴が許すことを特徴とする請求項2記載のウインドスクリーン取付構造。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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