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JP2009205906A - コネクタ - Google Patents

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JP2009205906A
JP2009205906A JP2008046136A JP2008046136A JP2009205906A JP 2009205906 A JP2009205906 A JP 2009205906A JP 2008046136 A JP2008046136 A JP 2008046136A JP 2008046136 A JP2008046136 A JP 2008046136A JP 2009205906 A JP2009205906 A JP 2009205906A
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JP
Japan
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terminal
lance
engagement
passive
accommodating chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP2008046136A
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English (en)
Inventor
Etsuro Suzuki
悦郎 鈴木
Yoshikatsu Murakami
良勝 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2008046136A priority Critical patent/JP2009205906A/ja
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Abstract

【課題】専用の端子引抜き用抜き治具を廃止して抜き治具の管理を容易にする。
【解決手段】係合部41を具備する端子金具40と、端子金具40が収容される端子収容室11と、可撓性を有するランス21と、ランス21に端子収容室11内へ突出する係止部22とを備え、係合部41が係止部22に係合し、端子金具40が端子収容室11内に保持されるコネクタ1に、ランス21の係止部22の背面側に、端子挿入方向に対して斜めに形成された受動部23と、端子収容室11の対向する両側壁13に、長孔形状に、且つ一端側に受動部23が突出するように形成される係合解除孔31とを設け、係合解除孔31の他端側に挿入した棒材60を一端側へスライドさせ、棒材60で受動部23を押して、ランス21を撓み変形させ、係止部22と係合部41の係合を解除する。
【選択図】図4

Description

本発明は、コネクタハウジングに組付けられた端子を抜き治具を用いて抜取ることができるコネクタに関する。
この種の従来のコネクタとして、例えば、特許文献1に開示されたものが知られている。図5に示すように、コネクタハウジング110の前面に設けられた抜き治具穴131に抜き治具160を挿入し、抜き治具160の先端部の斜面でランス121を撓ませて、端子140とランス121との係合を解除し、端子140をコネクタハウジング110から抜取ることが、従来から行なわれている。そして、このようなコネクタ101では、抜き治具160を挿入する際に、抜き治具160の向きを間違えると、端子140やランス121が損傷、または破損するおそれがあった。そこで、特許文献1では、図6に示すように、抜き治具160の断面形状を複雑にして、所定の向きでなくては、抜き治具160を抜き治具穴131に挿入できないように構成し、端子140やランス121の損傷、および破損を防止している。
特開2001−167832号公報
しかしながら、前記従来のコネクタ101では、抜き治具穴131の断面形状に対応した専用の抜き治具を全て用意しなければならず、抜き治具の管理が煩雑であった。また、端子と可撓ランスとの係合が強固で、抜き治具を挿入しても可撓ランスを撓ませて、端子との係合を解除できない場合、抜き治具をさらに押込むことで、ランスが破損し、端子を引抜くことができなくなるおそれがあった。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、専用の抜き治具を廃止して抜き治具の管理を容易にするとともに、ランス、および端子を破損、損傷することなく確実に端子を引抜くことができるコネクタを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、係合部を具備し、電線の一端に配置される端子金具と、該端子金具が収容される端子収容室と、該端子収容室を形成する壁に可撓性を有するランスと、該ランスに該端子収容室内へ突出する係止部とを備え、該端子収容室の背面側から該端子金具を挿入した際に、該係合部が該係止部に係合し、該端子金具が該端子収容室内に保持されるコネクタであって、前記ランスの前記係止部後方の背面側に、端子挿入方向に対して斜めに形成された受動部と、前記端子収容室の対向する両側壁に、長孔形状に、且つ一端側に該受動部が突出するように形成される係合解除孔とを備え、該係合解除孔の他端側に挿入した棒材を一端側へスライドさせることで、該棒材が該受動部を押して、該ランスが撓み変形し、該係止部と前記係合部の係合が解除されることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載のコネクタにおいて、複数の前記端子収容室が隣接配置され、これら端子収容室の全てを貫通するように前記係合解除孔が前記側壁に形成されたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1、または請求項2記載のコネクタにおいて、前記受動部の前記係止部と連接する受動前端部が、端子挿入方向に対して平行に形成されたことを特徴とする。
以上説明したように、請求項1の発明によれば、係止部と係合部との係合を解除するために使用される棒材は、断面形状を問わず、係合解除孔に挿入可能な径を備えていれば抜き治具として使用できるため、汎用性が高く、抜き治具の管理を容易にできる。
また、係止部と係合部との係合を解除する際に、ランスに対して引張る方向に力が加わるため、係止部と係合部との係合が強固であっても、ランスが座屈することなく確実に係合を解除することができる。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、係合解除孔が端子収容室の全てを貫通するように形成されているので、複数の端子金具を一斉に引抜くことができる。
請求項3の発明によれば、請求項1、請求項2の発明の効果に加え、受動部の受動前端部が端子挿入方向に対して平行に形成されているので、端子金具の係合部とランスの係止部との係合が解除され、ランスが端子収容室の外側へ撓み変形した際に、受動前端部が端子挿入方向に対して斜めに位置する。これにより、係合部と係止部との係合が解除された時点で、端子金具が受動前端部に乗り上げているので、棒材を引抜いても端子金具を端子収容室から引抜くことができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図4は本発明の一実施形態を示し、図1はコネクタハウジングに抜き治具を挿入した状態を示す斜視図、図2は図1のA−A線に沿った断面図、図3はコネクタハウジングに挿入した抜き治具を解除操作した状態を示す斜視図、図4は図3のB−B線に沿った断面図である。なお、本願発明のコネクタは、互いに嵌合する一対のコネクタハウジングから構成されるが、端子金具の形状が異なるのみで、本願発明のコネクタハウジングにおける構成は同一であるため、一方(雌側)のコネクタハウジングを用いて説明する。
本願コネクタ1の一方のコネクタハウジング10は、図1に示すように、6列2段の端子収容室11が形成されている。各端子収容室11のそれぞれには、端子金具40が電線50の一端に接続された状態で収容されている。
端子収容室11は、図2に示すように、コネクタハウジング10の前面側10aに設けられた端子接続孔15と、背面側10bに設けられた端子挿入孔14とを連通するように形成されている。端子収容室11は断面矩形形状に形成され、端子収容室11を形成する底壁12には、ランス21が形成されている。
ランス21は、可撓性を有するとともに、端子収容室11内に突出する段部からなる係止部22を備えている。また、ランス21は、係止部22の背面側に受動部23を備えている。受動部23は、コネクタハウジング10の前後方向X(端子挿入方向)に対して斜めになるように形成されている。また、受動部23の係止部22と連接する受動前端部24は、コネクタハウジング10の前後方向X(端子挿入方向)に対して平行に形成され、ランス21が端子収容室11の外側へ撓み変形した際に、受動前端部24がコネクタハウジング10の前後方向X(端子挿入方向)に対して斜めに位置するように意図されている。
係合解除孔31は、端子収容室11を形成しつつ、対向する両側壁13に形成されているが、6つの端子収容室11が隣接配置されているため、これら端子収容室11の全てを貫通するように形成されている。また、各係合解除孔31は、前後方向Xに沿った直線上の長孔形状を備えており、孔の下側縁部32が端子収容室11の底壁12表面に接しつつ、前端側にランス21の受動部23が突出するように配置されている。
抜き治具として使用される棒材60は、係合解除孔31に挿入可能な断面円形で、且つコネクタハウジング10を貫通するに充分な長さとを備え、ランス21の弾性力に抗するに充分な剛性を有する素材から形成されている。
次に、コネクタハウジング10への端子金具40の組付け手順を簡単に説明する。
まず、雌側の端子金具40の先端をコネクタハウジング10の端子挿入孔14に挿入する。端子金具40を端子収容室11に挿入すると、端子金具40の先端部42が受動部23に当接するが、さらに端子金具40を端子収容室11に挿入する。すると、受動部23が斜面になっているので、係止部22と受動部23が端子収容室11の外側へ押出されつつ、ランス21が撓む。これにより、端子金具40が端子収容室11の最奥部まで挿入される。
端子金具40が、端子収容室11の最奥部まで挿入されると、ランス21と係止部22は当初の位置に弾性復帰する。これにより、端子金具40の係合部41と、ランス21の係止部22とが係合し、端子金具40が端子収容室11内に保持される。
上記と同様の組付け手順で、図示しない雄側のコネクタハウジングに雄側の端子金具を組付ける。そして、雌雄のコネクタハウジングを嵌合すると、端子挿入孔14から端子収容室11へ雌側の端子金具40が挿入され、端子接続孔15から雄側の端子(図示せず)が挿入されて、雄側の端子と雌側の端子金具40が電気的に接続される。
次に、コネクタハウジング10から端子金具40を引抜く手順を簡単に説明する。
まず、抜き治具としての棒材60を係合解除孔31の後端側へ挿入し、コネクタハウジング10を貫通させる。コネクタハウジング10を貫通したまま、棒材60を前端側へスライドさせて、棒材60で受動部23を押す。すると、係止部22と受動部23が端子収容室11の外へ押出されつつ、ランス21が撓む。係止部22が端子収容室11の外側へ押出されることで、係止部22と係合部41との係合が解除される。係止部22と係合部41との係合が解除されると、受動前端部24がコネクタハウジング10の前後方向X(端子挿入方向)に対して斜めに位置しているため、係止部22と係合部41との係合が解除された状態で端子金具40をコネクタハウジング10の背面側へ引張ると、端子金具40により受動部23が端子収容室11の外へ押出され、端子金具40がランス21とともに後方へ移動する。そして、棒材60が係合解除孔31の後端側へ移動したところで、棒材60を係合解除孔31から引抜く。この位置では、端子金具40はランス21と係合可能な位置よりも後方へ移動しているので、棒材60が無くてもランス21と再度係合することはなく、端子金具40が端子収容室11から引抜かれる。
上記構成のコネクタ1では、係止部22と係合部41との係合を解除するために使用される棒材60は、断面形状を問わず、係合解除孔31に挿入可能な径を備えていれば抜き治具として使用できるため、汎用性が高く、抜き治具の管理を容易にできる。
また、係止部22と係合部41との係合を解除する際に、ランス21に対してX方向に対し直交する方向に力が加わるため、係止部22と係合部41との係合が強固であっても、ランス21が座屈することなく確実に係合を解除することができる。
係合解除孔31が端子収容室11の全てを貫通するように形成されているので、複数の端子金具40を一斉に引抜くことができる。
受動部23の受動前端部24が端子挿入方向Xに対して平行に形成されているので、端子金具40の係合部41とランス21の係止部22との係合が解除され、ランス21が端子収容室11の外側へ撓み変形した際に、受動前端部24が端子挿入方向Xに対して斜めに位置する。これにより、係合部41と係止部22との係合が解除された時点で、端子金具40が受動前端部24に乗り上げているので、棒材60を引抜いても端子金具40を端子収容室11から引抜くことができる。
なお、本実施形態では、雌側のコネクタハウジング10についてのみ説明したが、雄側のコネクタハウジング(図示せず)に係合解除孔を形成しても同様の作用効果が得られる。
また、既に完成しているコネクタについても、雌雄のコネクタハウジングのそれぞれに、係合解除孔を形成することで、同様の作用効果が得られるため、高い汎用性を備えているとともに、低コストで充分な作用効果が得られる。
本発明の一実施形態を示し、コネクタハウジングに抜き治具を挿入した状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、図1のA−A線に沿った断面図である。 本発明の一実施形態を示し、コネクタハウジングに挿入した抜き治具を解除操作した状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、図3のB−B線に沿った断面図である。 従来例のコネクタハウジングの断面図である。 従来例のコネクタハウジング正面の要部拡大図である。
符号の説明
1…コネクタ
11…端子収容室
12…底壁(壁)
13…側壁(壁)
21…ランス
22…係止部
23…受動部
24…受動前端部
31…係合解除孔
40…端子金具
41…係合部
60…棒材
X…前後方向(端子挿入方向)

Claims (3)

  1. 係合部を具備し、電線の一端に配置される端子金具と、該端子金具が収容される端子収容室と、該端子収容室を形成する壁に可撓性を有するランスと、該ランスに該端子収容室内へ突出する係止部とを備え、
    該端子収容室の背面側から該端子金具を挿入した際に、該係合部が該係止部に係合し、該端子金具が該端子収容室内に保持されるコネクタであって、
    前記ランスの前記係止部の背面側に、端子挿入方向に対して斜めに形成された受動部と、
    前記端子収容室の対向する両側壁に、長孔形状に、且つ一端側に該受動部が突出するように形成される係合解除孔とを備え、
    該係合解除孔の他端側に挿入した棒材を一端側へスライドさせることで、該棒材が該受動部を押して、該ランスが撓み変形し、該係止部と前記係合部の係合が解除されることを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1記載のコネクタにおいて、
    複数の前記端子収容室が隣接配置され、
    これら端子収容室の全てを貫通するように前記係合解除孔が前記側壁に形成されたことを特徴とするコネクタ。
  3. 請求項1、または請求項2記載のコネクタにおいて、
    前記受動部の前記係止部と連接する受動前端部が、端子挿入方向に対して平行に形成されたことを特徴とするコネクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104241920A (zh) * 2013-06-14 2014-12-24 矢崎总业株式会社 连接器
JP2018088382A (ja) * 2016-11-30 2018-06-07 株式会社Subaru コネクタ

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