JP2009299983A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】乾燥運転において、空調対象者に対して不快感を与えにくくすることができる空気調和機の提供。
【解決手段】空気調和機100は、室内ファン6と、室内熱交換器5とを内部に収納する室内機1を有し、室内熱交換器5を吸熱器として機能させる冷房運転と、冷房運転の後に室内機1の内部を乾燥させるための内部クリーン運転とを少なくとも行う空気調和機であって、冷房運転の運転制御を行う通常運転制御部62と、内部クリーン運転の運転制御を行う内部クリーン運転制御部63とを備える。また、内部クリーン運転制御部63は、室内ファン6を所定風量で稼働させる状態である強送風状態、室内ファン6を前記所定風量よりも小さい風量で稼働させる状態である弱送風状態、室内熱交換器5を放熱器として機能させる状態である第1暖房状態の順に状態を切り換える。
【選択図】図5
【解決手段】空気調和機100は、室内ファン6と、室内熱交換器5とを内部に収納する室内機1を有し、室内熱交換器5を吸熱器として機能させる冷房運転と、冷房運転の後に室内機1の内部を乾燥させるための内部クリーン運転とを少なくとも行う空気調和機であって、冷房運転の運転制御を行う通常運転制御部62と、内部クリーン運転の運転制御を行う内部クリーン運転制御部63とを備える。また、内部クリーン運転制御部63は、室内ファン6を所定風量で稼働させる状態である強送風状態、室内ファン6を前記所定風量よりも小さい風量で稼働させる状態である弱送風状態、室内熱交換器5を放熱器として機能させる状態である第1暖房状態の順に状態を切り換える。
【選択図】図5
Description
本発明は、室内機内部を乾燥する機能を有する空気調和機に関する。
従来より、空気調和機において冷房運転または除湿運転(以下、冷房運転という)が行われると、室内機内部が高温高湿状態となり、カビや細菌が繁殖しやすい環境となることが知られている。
そこで、近年では、冷房運転が行われた後、室内機内部を乾燥させるための乾燥運転が行われる空気調和機がある。
例えば、冷房運転が行われた後に、室内熱交換器に付着した水分を除去するための水切り運転(送風運転および断続的な暖房運転)が行われ、その後乾燥運転として暖房運転が行われる空気調和機がある(特許文献1参照)。この空気調和機では、乾燥運転の前に水切り運転を行うことによって、室内機内部の水分を除去することができる。このため、この空気調和機では、室内機内部の湿度を更に低下させることができる。これによって、室内機内部におけるカビや細菌の繁殖を抑制している。
特開平11−211184号公報
ところで、この空気調和機では、水切り運転および乾燥運転において、室内機内部から室内に弱風量で空気が吹き出されている。このため、水切り運転または乾燥運転において、室内機内部から室内への空気の吹き出しが長時間続くことによって、空調対象者に対して不快感を与えるおそれがある。
そこで、本発明の課題は、乾燥運転において、空調対象者に対して不快感を与えにくくすることができる空気調和機を提供することにある。
第1発明に係る空気調和機は、送風機と、室内熱交換器とを内部に収納する室内機を有し、室内熱交換器を吸熱器として機能させる冷房運転と、冷房運転の後に室内機の内部を乾燥させるための乾燥運転とを少なくとも行う空気調和機であって、通常運転制御部と、乾燥運転制御部とを備える。通常運転制御部は、冷房運転の運転制御を行う。乾燥運転制御部は、乾燥運転の運転制御を行う。また、乾燥運転制御部は、強送風状態、弱送風状態、第1暖房状態の順に状態を切り換える。強送風状態とは、送風機を所定風量で稼働させる状態である。弱送風状態とは、送風機を前記所定風量よりも小さい風量で稼働させる状態である。第1暖房状態とは、室内熱交換器を放熱器として機能させる状態である。
第1発明に係る空気調和機では、乾燥運転において、強送風状態、弱送風状態、第1暖房状態の順に状態が切り換えられている。強送風状態では、室内機内部に存在する水分を吹き飛ばすことができる。このため、室内機内部の水分を短時間で除去することができる。
また、弱送風状態では、室内機内部の温度を室内の温度に近づけることができる。さらに、第1暖房状態では、強送風状態において吹き飛ばすことができなかった室内機内部の水分を除去することができる。このため、第1暖房状態において、室内機内部の温度の急激な上昇を抑えることができる。したがって、第1暖房状態における室内機内部からの湯気の発生を抑えることができる。さらに、乾燥運転が行われた後に室内機内部の温度が再び下がることによる結露の発生を抑えることができる。
これによって、乾燥運転において、空調対象者に対して不快感を与えにくくすることができる。
なお、ここでいう所定風量とは、冷房運転時の風量と同等の風量でもよく、冷房運転時の風量よりも大きい風量でもよい。
第2発明に係る空気調和機は、第1発明の空気調和機であって、乾燥運転制御部は、第1暖房状態に切り換える以前に、送風機の稼働および室内機の機能を第1所定時間停止させる第1停止状態に状態を切り換える。第1停止状態では、室内熱交換器を含む室内機内部に収納されている各種機器の水分が滴下し難い部分において、水分を滴下させやすくすることができる。
これによって、室内機内部の水分を除去することができる。
第3発明に係る空気調和機は、第2発明の空気調和機であって、乾燥運転制御部は、強送風状態、第1停止状態、弱送風状態の順に状態を切り換える。このため、強送風状態において吹き飛ばすことができなかった室内機内部の水分の滴下を、第1停止状態において促すことができる。
これによって、室内機内部の水分を更に除去することができる。
第4発明に係る空気調和機は、第3発明の空気調和機であって、乾燥運転制御部は、弱送風状態、第2停止状態、第1暖房状態の順に状態を切り換える。第2停止状態とは、送風機の稼働、および、室内熱交換器の機能を第2所定時間停止させる状態である。
第4発明に係る空気調和機では、弱送風状態から、第2停止状態、第1暖房状態に状態が切り換えられている。このため、強送風状態、第1停止状態、および、弱送風状態において除去することができなかった室内機内部の水分の滴下を、第2停止状態において促すことができる。また、第1暖房状態において、室内機内部の水分を更に除去することができる。
これによって、室内機内部の水分を更に除去することができる。
第5発明に係る空気調和機は、第2発明から第4発明のいずれかの空気調和機であって、乾燥運転制御部は、第1暖房状態から、第3停止状態に状態を更に切り換える。第3停止状態とは、送風機の稼働および室内熱交換器の機能を、第1所定時間よりも長い第3所定時間停止させる状態のことである。
第5発明に係る空気調和機では、第1暖房状態から第3停止状態に状態が切り換わる。このため、第1暖房状態において高温となった室内熱交換器から室内機内部に、第3所定時間、放熱および放湿が行われる。
これによって、より多くの水分を室内熱交換器から脱離させることができる。
第6発明に係る空気調和機は、第5発明に係る空気調和機であって、乾燥運転制御部は、第3停止状態から、第1送風状態、第4停止状態の順に状態を更に切り換える。第4停止状態とは、送風機の稼働および室内熱交換器の機能を第4所定時間停止させる状態のことである。このため、第1送風状態において室内機内部の水分を更に除去することができる。また、第4停止状態において、室内機内部に存在する水分の滴下を更に促すことができる。
これによって、室内機内部の水分を更に除去することができる。
なお、ここでいう第1送風状態とは、強送風状態または弱送風状態と同様の状態でもよく、強送風状態または弱送風状態とは異なる状態でもよい。
第7発明に係る空気調和機は、第6発明の空気調和機であって、乾燥運転制御部は、第4停止状態から、第2暖房状態に更に切り換える。第2暖房状態とは、送風機を稼働させ、かつ、室内熱交換器を放熱器として機能させる状態である。
第7発明に係る空気調和機では、乾燥運転において、送風機を稼働させ、かつ、室内熱交換器を放熱器として機能させる第2暖房状態に切り換わる。このため、室内機内部の湿度を急激に下げることができる。
これによって、カビや細菌の繁殖を効率よく抑制することができる。
第1発明に係る空気調和機では、乾燥運転において、空調対象者に対して不快感を与えにくくすることができる。
第2発明に係る空気調和機では、室内機内部の水分を除去することができる。
第3発明に係る空気調和機では、室内機内部の水分を更に除去することができる。
第4発明に係る空気調和機では、室内機内部の水分を更に除去することができる。
第5発明に係る空気調和機では、より多くの水分を室内熱交換器から脱離させることができる。
第6発明に係る空気調和機では、室内機内部の水分を更に除去することができる。
第7発明に係る空気調和機では、カビや細菌の繁殖を効率よく抑制することができる。
<空気調和機の概略>
本発明の一実施形態に係る空気調和機100の概略冷媒回路を図1に示す。この空気調和機100は、室内機1と室外機20とから構成されており、冷房運転、除湿運転、および、暖房運転等を含む通常運転の他に内部クリーン運転(乾燥運転に相当)を行うことができる。なお、内部クリーン運転とは、室内機1内部を乾燥させるために後述する室内ファン6や室内熱交換器5の水分を除去する運転であり、室内熱交換器5に付着している水分を吹き飛ばしたり、または、室内熱交換器5に付着している水分を滴下させたり、室内機1内部の水分を蒸発させたりして行われる運転である。また、本実施形態では、内部クリーン運転は、室内熱交換器5に付着している水分を吹き飛ばすための強送風状態F1,F3と、室内熱交換器5に付着している水分を滴下させるための停止状態St1,St2,St4,St5と、室内機1内部の水分を蒸発させるための暖房状態(第1暖房状態に相当)H1およびドライショック状態(第2暖房状態に相当)D1とが組み合わされることによって行われている。
本発明の一実施形態に係る空気調和機100の概略冷媒回路を図1に示す。この空気調和機100は、室内機1と室外機20とから構成されており、冷房運転、除湿運転、および、暖房運転等を含む通常運転の他に内部クリーン運転(乾燥運転に相当)を行うことができる。なお、内部クリーン運転とは、室内機1内部を乾燥させるために後述する室内ファン6や室内熱交換器5の水分を除去する運転であり、室内熱交換器5に付着している水分を吹き飛ばしたり、または、室内熱交換器5に付着している水分を滴下させたり、室内機1内部の水分を蒸発させたりして行われる運転である。また、本実施形態では、内部クリーン運転は、室内熱交換器5に付着している水分を吹き飛ばすための強送風状態F1,F3と、室内熱交換器5に付着している水分を滴下させるための停止状態St1,St2,St4,St5と、室内機1内部の水分を蒸発させるための暖房状態(第1暖房状態に相当)H1およびドライショック状態(第2暖房状態に相当)D1とが組み合わされることによって行われている。
室内機1内には、室内ファン6および室内熱交換器5等が配置されている。また、室外機20内には、圧縮機24、室外ファン22、室外熱交換器21、四路切換弁23および膨張弁25等が収容されている。さらに、空気調和機100は、室内機1内および室外機20内に収容されている各種機器の制御を行う制御部60(図4参照)を備えており、これら各種機器の制御を行うことによって、上記の運転を行うことができる。
以下に、室内機1および制御部60について説明する。
<室内機の構成>
室内機1は、図2および図3に示すように、室内機本体10と化粧パネル11とを有している。室内機本体10は、図3に示すように、天井の開口Oを臨むように天井裏空間に配置される。また、化粧パネル11は、開口Oを挟んで後述する室内機本体10の吸い込み側流路12aおよび吹き出し側流路12bに対向するように室内機本体10に装着されている。以下に、室内機本体10および化粧パネル11について説明する。
室内機1は、図2および図3に示すように、室内機本体10と化粧パネル11とを有している。室内機本体10は、図3に示すように、天井の開口Oを臨むように天井裏空間に配置される。また、化粧パネル11は、開口Oを挟んで後述する室内機本体10の吸い込み側流路12aおよび吹き出し側流路12bに対向するように室内機本体10に装着されている。以下に、室内機本体10および化粧パネル11について説明する。
室内機本体10は、図2および図3に示すように、室内機ケーシング2を有している。また、室内機ケーシング2は、図3に示すように、略直方体形状であり、下面が開口した箱状の形態を有している。さらに、室内機ケーシング2には、上述の室内ファン6、室内熱交換器5等が収容されている。
室内ファン6は、円筒形状に構成され、周面には回転軸方向に羽根が設けられている。室内ファン6は、回転駆動することによって、回転軸と交わる方向に空気流を生成する。このため、室内ファン6は、室内の空気を室内機1内に吸い込ませるとともに、室内熱交換器5との間で熱交換を行った後の空気を室内に吹き出させる。
室内熱交換器5は、長手方向両端で複数回折り返されてなる伝熱管と、伝熱管から挿通される複数のフィンとからなり、接触する空気との間で熱交換を行う。また、室内熱交換器5は、暖房運転時には放熱器として機能し、冷房運転時には吸熱器として機能する。
このように、室内機ケーシング2内には、吸い込まれた室内の空気が、室内熱交換器5との間で熱交換を行い、再び室内吹き出されるまでの空気流路が形成されている。また、この空気流路は、室内から吸い込まれた空気が室内熱交換器5に至るまでの流路部分である吸い込み側流路12aと、室内熱交換器5から室内ファン6を介して再び室内に吹き出されるまでの流路部分である吹き出し側流路12bとから構成されている。
また、化粧パネル11は、平面視において、室内機ケーシング2の天面よりも大きな略直方体形状の部材である。また、化粧パネル11には、図2および図3に示すように、空気取込口3と空気吹出口4とが形成されている。
空気取込口3は、室内機本体10の吸い込み側流路12aに一致する位置に配置される略長方形状の開口である。室内の空気は、室内ファン6によって空気取込口3から室内機ケーシング2の内側に取り込まれる。また、空気取込口3には空気取込口3を覆うことが可能なパネル13が設けられている。パネル13は、パネル駆動モータ(図示せず)によって回転されることで、空気取込口3を遮蔽または開放することができる。
空気吹出口4は、室内機本体10の吹き出し側流路12bに一致する位置に配置される略長方形状の開口である。また、また、空気吹出口4近傍には、空気吹出口4を覆うようにフラップ8が設けられている。フラップ8は、フラップモータ8a(図4参照)によって回転軸を中心に回転されることで、空気吹出口4を遮蔽または開放することができる。また、フラップ8は、空気吹出口4から室内に吹き出される空気の吹き出し方向を変更することができる。
<制御部>
制御部60は、図4に示すように、通信部61、室内ファン6、室内熱交換器5、フラップモータ8a、圧縮機24、室外ファン22、室外熱交換器21、四路切換弁23および膨張弁25等の各種機器と接続されている。また、制御部60は、通信制御部61aを備えている。通信制御部61aは、通信部61が受信したリモコン50から送信される運転開始や運転停止等の制御信号を取得する。また、リモコン50は、ユーザが空気調和機100を遠隔操作するための装置あって、ユーザからの指示を受け付けて赤外線等の無線手段により制御指令を通信部61に送信する。
制御部60は、図4に示すように、通信部61、室内ファン6、室内熱交換器5、フラップモータ8a、圧縮機24、室外ファン22、室外熱交換器21、四路切換弁23および膨張弁25等の各種機器と接続されている。また、制御部60は、通信制御部61aを備えている。通信制御部61aは、通信部61が受信したリモコン50から送信される運転開始や運転停止等の制御信号を取得する。また、リモコン50は、ユーザが空気調和機100を遠隔操作するための装置あって、ユーザからの指示を受け付けて赤外線等の無線手段により制御指令を通信部61に送信する。
さらに、制御部60は、通常運転制御部62と、内部クリーン運転制御部63とを備えている。通常運転制御部62は、各種機器の動作制御を行うことで、空気調和機100において冷房運転、暖房運転および除湿運転等を含む通常運転が行われるように、前記運転の運転制御を行う。例えば、ユーザからリモコン50を介して冷房運転開始の制御指令を通信部61が受信した場合、通信制御部61aは通信部61が受信した制御指令を制御信号として取得する。そして、通信制御部61aが取得した制御信号に基づいて、通常運転制御部62は、圧縮機24等の各種機器の動作制御を行うことによって、冷房運転に応じた運転制御を行う。これによって、空気調和機100において冷房運転が行われる。なお、このとき、室内熱交換器5は、上述のように吸熱器として機能している。
また、内部クリーン運転制御部63は、各種機器の動作制御を行うことで、空気調和機100において内部クリーン運転が行われるように、内部クリーン運転の運転制御を行う。なお、本実施形態では、内部クリーン運転は、冷房運転または除湿運転が行われた後に、自動的に行われる。
また、内部クリーン運転制御部63は、室内ファン6の回転数を制御する風量調節部64を有している。風量調節部64は、室内ファン6の回転を制御することによって、内部クリーン運転において室内機1内から室内に吹き出される空気の風量を調整する。
さらに、内部クリーン運転制御部63は、図5に示すように、内部クリーン運転において、強送風状態F1,F3と、弱送風状態F2,F4と、暖房状態H1と、停止状態St1,St2,St3,St4,St5と、ドライショック状態D1とを切り換える。
強送風状態F1,F3では、内部クリーン運転制御部63が、フラップ8の傾斜角度が所定の角度(例えば、10度)となるように、フラップモータ8aの動作制御を行う。また、強送風状態F1,F3では、風量調節部64が、通常運転時に室内ファン6によって生成される風量よりも大きい風量となるように、室内ファン6の回転を制御する。なお、ここでいう所定の角度とは、空気吹出口4から吹き出される空気がユーザに直接当たらない風向となるような角度である。
弱送風状態F2,F4では、内部クリーン運転制御部63が、フラップ8の傾斜角度が所定の角度(例えば、10度)となるように、フラップモータ8aの動作制御を行う。また、弱送風状態F2,F4では、風量調節部64が、通常運転時に室内ファン6によって生成される風量よりも小さい風量となるように、室内ファン6の回転を制御する。なお、ここでいう所定の角度とは、空気吹出口4から吹き出される空気がユーザに直接当たらない風向となるような角度である。
暖房状態H1では、内部クリーン運転制御部63は、フラップ8が空気吹出口4を遮蔽している状態となるように、フラップモータ8aを制御する。また、内部クリーン運転制御部63は、圧縮機24等の各種機器を制御することによって、冷媒回路に冷媒を循環させる。なお、このとき、室内熱交換器5は放熱器として機能している。また、暖房状態H1では、内部クリーン運転制御部63によって室内ファン6の動作制御は行われず、室内ファン6は回転していない状態となっている。
停止状態St1,St2,St3,St4,St5では、内部クリーン運転制御部63は、フラップ8が空気吹出口4を遮蔽している状態となるように、フラップモータ8aを制御する。また、内部クリーン運転制御部63は、駆動している各種機器の駆動を停止させる。なお、停止状態St1,St2,St3,St4,St5は、10秒以上継続される。
ドライショック状態D1では、内部クリーン運転制御部63は、フラップ8の傾斜角度が所定の角度(例えば、10度)となるように、フラップモータ8aの動作制御を行う。また、内部クリーン運転制御部63は、圧縮機24等の各種機器を制御することによって、冷媒回路に冷媒を循環させる。なお、このとき、室内熱交換器5は放熱器として機能している。さらに、風量調節部64は、室内ファン6が所定の風量となるように、室内ファン6の回転を制御する。また、本実施形態では、ドライショック状態D1におけるフラップ8の傾斜角度と強送風状態F1,F3および弱送風状態F2,F4におけるフラップ8の傾斜角度とは、同一の角度であるが、これに限定されず、それぞれの状態におけるフラップ8の傾斜角度は異なっていてもよい。
<内部クリーン運転制御部の制御動作>
以下に、内部クリーン運転制御部63の制御動作について説明する。なお、以下には、空気調和機100において冷房運転が行われている場合を例として説明する。
以下に、内部クリーン運転制御部63の制御動作について説明する。なお、以下には、空気調和機100において冷房運転が行われている場合を例として説明する。
通信制御部61aが通信部61を介してリモコン50等から冷房運転の運転停止の制御信号を取得した場合、通常運転制御部62は各種機器を制御することで、空気調和機100において冷房運転を停止させる。空気調和機100において冷房運転が停止すると、内部クリーン運転制御部63は、各種機器を制御することで、空気調和機100において内部クリーン運転を開始させる。まず、内部クリーン運転制御部63は、フラップモータ8aを駆動させるとともに室内ファン6を駆動させることで、冷房運転が停止した状態から強送風状態F1に切り換える。そして、内部クリーン運転が開始されてから所定時間(例えば、30秒)が経過すると、内部クリーン運転制御部63は、強送風状態F1から停止状態St1に状態を切り換える。そして、強送風状態F1から停止状態St1に状態が切り換わった時から所定時間(例えば、30秒)が経過すると、内部クリーン運転制御部63は、停止状態St1から弱送風状態F2に状態を切り換える。また、停止状態St1から弱送風状態F2に切り換わった時から所定時間(例えば、10分)が経過すると、内部クリーン運転制御部63は、弱送風状態F2から停止状態St2に状態を切り換える。そして、弱送風状態F2から停止状態St2に状態が切り換わった時から所定時間(例えば、30秒)が経過すると、内部クリーン運転制御部63は、停止状態St2から暖房状態H1に状態を切り換える。また、停止状態St2から暖房状態H1に状態が切り換わった時から所定時間(例えば、2分)が経過すると、内部クリーン運転制御部63は、暖房状態H1から停止状態St3に状態を切り換える。さらに、暖房状態H1から停止状態St3に状態が切り換わった時から所定時間(例えば、10分)が経過すると、内部クリーン運転制御部63は、停止状態St3から強送風状態F3に状態を切り換える。そして、停止状態St3から強送風状態F3に状態を切り換えた時から所定時間(例えば、30秒)が経過すると、内部クリーン運転制御部63は、強送風状態F3から停止状態St4に状態を切り換える。また、強送風状態F3から停止状態St4に状態を切り換えてから所定時間(例えば、30秒)が経過すると、内部クリーン運転制御部63は、停止状態St4から弱送風状態F4に状態を切り換える。そして、停止状態St4から弱送風状態F4に状態が切り換わった時から所定時間(例えば、13分)が経過すると、内部クリーン運転制御部63は、弱送風状態F4から停止状態St5に状態を切り換える。弱送風状態F4から停止状態St5に状態が切り換わった時から所定時間(例えば、30秒)が経過すると、内部クリーン運転制御部63は、停止状態St5からドライショック状態D1に状態を切り換える。そして、停止状態St5からドライショック状態D1に状態が切り換わった時から所定時間(例えば、1分)が経過すると、内部クリーン運転制御部63は、各種機器を制御することによって、空気調和機における内部クリーン運転を停止させる。
なお、本実施形態では、内部クリーン運転制御部63によって、強送風状態F1,F3と、弱送風状態F2,F4と、暖房状態H1と、停止状態St1,St2,St3,St4,St5と、ドライショック状態D1とが、上述した順に切り換えられているが、室内ファン6や室内熱交換器5の水分を除去することができるのであれば、これらの状態が任意に組み合わせた順に切り換えられてもよい。
<特徴>
(1)
従来より、空気調和機において冷房運転が行われると、室内機内部が高温高湿状態となり、カビや細菌が繁殖しやすい環境となることが知られている。
(1)
従来より、空気調和機において冷房運転が行われると、室内機内部が高温高湿状態となり、カビや細菌が繁殖しやすい環境となることが知られている。
そこで、近年では、冷房運転が行われた後、室内機内部を乾燥させるための乾燥運転が行われる空気調和機がある。例えば、特開平11−211184号公報に開示されている空気調和機では、冷房運転が行われた後に、室内熱交換器に付着した水分を除去するための水切り運転(送風運転および断続的な暖房運転)が行われ、その後乾燥運転として暖房運転が行われている。この空気調和機では、乾燥運転の前に水切り運転を行うことによって、室内機内部の水分を除去することができる。このため、この空気調和機では、室内機内部の湿度を更に低下させることができる。これによって、室内機内部におけるカビや細菌の繁殖を抑制することができる。
ところで、この空気調和機では、水切り運転および乾燥運転において、室内機内部から室内に弱風量で空気が吹き出されている。このため、水切り運転または乾燥運転において、室内機内部から室内への空気の吹き出しが長時間続くことによって、空調対象者に対して不快感を与えるおそれがある。
そこで、上記実施形態では、乾燥運転に相当する内部クリーン運転において、内部クリーン運転制御部63は、強送風状態F1、弱送風状態F2、暖房状態H1の順に状態が切り換えられている。強送風状態F1では、室内機1内部に存在する水分を吹き飛ばすことができる。このため、内部クリーン運転において、強送風状態がない場合と比較して、室内機1内部の水分を短時間で除去することができる。
また、弱送風状態F2では、室内機1内部の温度を室内の温度に近づけることができる。さらに、暖房状態H1では、強送風状態F1において吹き飛ばすことができなかった室内機1内部の水分を除去することができる。このため、暖房状態H1において、室内機1内部の温度の急激な上昇を抑えることができる。したがって、暖房状態H1における室内機内部からの湯気の発生を抑えることができる。さらに、内部クリーン運転が行われた後に、室内機1内部の温度が再び低下することによる結露の発生を抑えることができる。
これによって、内部クリーン運転において、空調対象者に対して不快感を与えにくくすることができている。
(2)
上記実施形態では、内部クリーン運転において、内部クリーン運転制御部63は、停止状態St1,St2,St4,St5に状態を切り換える。停止状態では、室内熱交換器5等の室内機1内部に収納されている各種機器の水分が滴下しにくい部分において、水分を滴下させやすくすることができる。
上記実施形態では、内部クリーン運転において、内部クリーン運転制御部63は、停止状態St1,St2,St4,St5に状態を切り換える。停止状態では、室内熱交換器5等の室内機1内部に収納されている各種機器の水分が滴下しにくい部分において、水分を滴下させやすくすることができる。
これによって、室内機1内部の水分を除去することができている。
(3)
上記実施形態では、内部クリーン運転において、内部クリーン運転制御部63は、強送風状態F1、停止状態St1、弱送風状態F2の順に状態を切り換える。このため、強送風状態F1において吹き飛ばすことができなかった室内機1内部の水分の滴下を、停止状態St1において促すことができる。
上記実施形態では、内部クリーン運転において、内部クリーン運転制御部63は、強送風状態F1、停止状態St1、弱送風状態F2の順に状態を切り換える。このため、強送風状態F1において吹き飛ばすことができなかった室内機1内部の水分の滴下を、停止状態St1において促すことができる。
これによって、室内機1内部の水分を更に除去することができている。
(4)
上記実施形態では、内部クリーン運転制御部63は、弱送風状態F2、暖房状態H1、停止状態St2の順に状態を切り換える。このため、強送風状態F1、停止状態St1および弱送風状態F2において除去することができなかった室内機1内部の水分の滴下を、停止状態St2において促すことができる。また、暖房状態H1において、室内機1内部の水分を除去することができる。
上記実施形態では、内部クリーン運転制御部63は、弱送風状態F2、暖房状態H1、停止状態St2の順に状態を切り換える。このため、強送風状態F1、停止状態St1および弱送風状態F2において除去することができなかった室内機1内部の水分の滴下を、停止状態St2において促すことができる。また、暖房状態H1において、室内機1内部の水分を除去することができる。
これによって、室内機1内部の水分を更に除去することができている。
(5)
上記実施形態では、内部クリーン運転制御部63は、暖房状態H1から停止状態St3に状態を切り換える。このため、暖房状態H1において高温となった室内熱交換器5から室内機1内部に放熱および放湿が行われる。
上記実施形態では、内部クリーン運転制御部63は、暖房状態H1から停止状態St3に状態を切り換える。このため、暖房状態H1において高温となった室内熱交換器5から室内機1内部に放熱および放湿が行われる。
これによって、より多くの水分を室内熱交換器5から脱離させることができている。
(6)
上記実施形態では、内部クリーン運転制御部63は、停止状態St3から、強送風状態F3、停止状態St4、弱送風状態F4、停止状態St5の順に状態を切り換える。このため、強送風状態F3、および、弱送風状態F4において、室内機1内部に存在する水分を更に除去することができる。また、停止状態St4、および、停止状態St5において、室内機1内部に存在する水分の滴下を更に促すことができる。
上記実施形態では、内部クリーン運転制御部63は、停止状態St3から、強送風状態F3、停止状態St4、弱送風状態F4、停止状態St5の順に状態を切り換える。このため、強送風状態F3、および、弱送風状態F4において、室内機1内部に存在する水分を更に除去することができる。また、停止状態St4、および、停止状態St5において、室内機1内部に存在する水分の滴下を更に促すことができる。
これによって、室内機1内部の水分を更に除去することができている。
(7)
上記実施形態では、内部クリーン運転制御部63は、停止状態St5から、ドライショック状態D1に状態を切り換える。このため、室内機1内部の湿度を急激に下げることができる。
上記実施形態では、内部クリーン運転制御部63は、停止状態St5から、ドライショック状態D1に状態を切り換える。このため、室内機1内部の湿度を急激に下げることができる。
これによって、カビや細菌の繁殖を効率よく抑制することができている。
<変形例>
(A)
上記実施形態では、内部クリーン運転において、暖房状態H1が所定時間(上記実施形態では、2分間)継続された後に、暖房状態H1から停止状態St3に状態が切り換えられている。
(A)
上記実施形態では、内部クリーン運転において、暖房状態H1が所定時間(上記実施形態では、2分間)継続された後に、暖房状態H1から停止状態St3に状態が切り換えられている。
これに代えて、室内熱交換器の温度が所定温度に到達した場合に、暖房状態から停止状態に切り換えられてもよい。
これによって、室内機内部が必要以上に高温になるおそれを減らすことができる。
(B)
上記実施形態では、内部クリーン運転は、冷房運転または除湿運転が行われた後に、自動的に行われている。
上記実施形態では、内部クリーン運転は、冷房運転または除湿運転が行われた後に、自動的に行われている。
これに代えて、冷房運転または除湿運転が行われた後に自動的に内部クリーン運転が開始されるか否かを、ユーザが選択することができるようにしてもよい。
このような空気調和機の例として、「自動運転設定」スイッチがリモコンに設けられている空気調和機について説明する。なお、この「自動運転設定」スイッチは、空気調和機において冷房運転または除湿運転が行われた後に、自動的に内部クリーン運転を開始するか否かをユーザが設定するためのスイッチである。このため、この空気調和機では、ユーザによって「自動運転設定」スイッチが押されている場合には、内部クリーン運転制御部によって、空気調和機において冷房運転または除湿運転の運転停止後に内部クリーン運転が開始されるように、各種機器の制御が行われる。また、ユーザによって「自動運転設定」スイッチが押されていない場合には、内部クリーン運転制御部による各種機器の制御は行われず、通常運転制御部によって各種機器が制御されることで、冷房運転または除湿運転が停止される。このため、冷房運転後または除湿運転後に、自動的に内部クリーン運転が開始されるか否かをユーザの好みに応じて設定することができる。
これによって、ユーザの快適性を向上させることができる。
また、このような空気調和機では、ユーザによって「自動運転設定」スイッチが押されていない場合では、内部クリーン運転が自動的に開始されないため、室内機内部の湿度が上昇し、カビや細菌が繁殖してしまうおそれがある。このため、内部クリーン運転が必要な場合には内部クリーン運転が必要な旨が報知されるように、報知部が設けられてもよい。また、報知部からは、内部クリーン運転が実行されている場合には、内部クリーン運転が行われている旨が報知されてもよい。
これによって、内部クリーン運転が実行されていること、または、内部クリーン運転が必要なことをユーザに認識させやすくすることができる。
本発明は、乾燥運転において、空調対象者に対して不快感を与えにくくすることができるため、空気調和機への適用が有効である。
1 室内機
5 室内熱交換器
6 室内ファン(送風ファン)
62 通常運転制御部
63 内部クリーン運転制御部(乾燥運転制御部)
100 空気調和機
D1 ドライショック状態(第2暖房状態)
F1 強送風状態
F2 弱送風状態
F3 強送風状態(第1送風状態)
F4 弱送風状態(第1送風状態)
H1 暖房状態(第1暖房状態)
St1 停止状態(第1停止状態)
St2 停止状態(第2停止状態)
St3 停止状態(第3停止状態)
St4,St5 停止状態(第4停止状態)
5 室内熱交換器
6 室内ファン(送風ファン)
62 通常運転制御部
63 内部クリーン運転制御部(乾燥運転制御部)
100 空気調和機
D1 ドライショック状態(第2暖房状態)
F1 強送風状態
F2 弱送風状態
F3 強送風状態(第1送風状態)
F4 弱送風状態(第1送風状態)
H1 暖房状態(第1暖房状態)
St1 停止状態(第1停止状態)
St2 停止状態(第2停止状態)
St3 停止状態(第3停止状態)
St4,St5 停止状態(第4停止状態)
Claims (7)
- 送風機(6)と室内熱交換器(5)とを内部に収納する室内機(1)を有し、前記室内熱交換器を吸熱器として機能させる冷房運転と、前記冷房運転の後に前記室内機の内部を乾燥させるための乾燥運転とを少なくとも行う空気調和機であって、
前記冷房運転の運転制御を行う通常運転制御部(62)と、
前記乾燥運転の運転制御を行う乾燥運転制御部(63)と、を備え、
前記乾燥運転制御部は、前記送風機を所定風量で稼働させる強送風状態(F1)、前記送風機を前記所定風量よりも小さい風量で稼働させる弱送風状態(F2)、前記室内熱交換器を放熱器として機能させる第1暖房状態(H1)の順に状態を切り換える、
空気調和機(100)。 - 前記乾燥運転制御部は、前記第1暖房状態に切り換える以前に、前記送風機の稼働および前記室内熱交換器の機能を第1所定時間停止させる第1停止状態(St1)に状態を切り換える、
請求項1に記載の空気調和機。 - 前記乾燥運転制御部は、前記強送風状態、前記第1停止状態、前記弱送風状態の順に状態を切り換える、
請求項2に記載の空気調和機。 - 前記乾燥運転制御部は、前記弱送風状態、前記送風機の稼働および前記室内熱交換器の機能を第2所定時間停止させる第2停止状態(St2)、前記第1暖房状態の順に状態を切り換える、
請求項3に記載の空気調和機。 - 前記乾燥運転制御部は、前記第1暖房状態から、前記送風機の稼働および前記室内熱交換器の機能を前記第1所定時間よりも長い第3所定時間停止させる第3停止状態(St3)に状態を更に切り換える、
請求項2から4のいずれかに記載の空気調和機。 - 前記乾燥運転制御部は、前記第3停止状態から、第1送風状態(F3,F4)、前記送風機の稼働および前記室内熱交換器の機能を第4停止時間停止させる第4停止状態(St4,St5)の順に状態を更に切り換える、
請求項5に記載の空気調和機。 - 前記乾燥運転制御部は、前記第4停止状態から、前記送風機を稼働させ、かつ、前記室内熱交換器を放熱器として機能させる第2暖房状態(D1)に更に切り換える、
請求項6に記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008154405A JP2009299983A (ja) | 2008-06-12 | 2008-06-12 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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JP2009299983A true JP2009299983A (ja) | 2009-12-24 |
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ID=41547070
Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2009299983A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018169079A (ja) * | 2017-03-29 | 2018-11-01 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和機 |
CN113587397A (zh) * | 2020-04-30 | 2021-11-02 | 大金工业株式会社 | 空调系统控制方法 |
JPWO2021221151A1 (ja) * | 2020-04-30 | 2021-11-04 |
-
2008
- 2008-06-12 JP JP2008154405A patent/JP2009299983A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPWO2021221151A1 (ja) * | 2020-04-30 | 2021-11-04 | ||
WO2021221151A1 (ja) | 2020-04-30 | 2021-11-04 | ダイキン工業株式会社 | 空調システムの制御方法 |
AU2021263240B2 (en) * | 2020-04-30 | 2023-01-19 | Daikin Industries, Ltd. | Air conditioning system control method |
JP7248940B2 (ja) | 2020-04-30 | 2023-03-30 | ダイキン工業株式会社 | 空調システムの制御方法 |
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