JP2009263370A - 抗菌活性を有する6−o−置換ケトリド - Google Patents
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Abstract
Description
ここで、Xは、下記(1)〜(4)から選択され;
(1)=O、
(2)=N−OH、
(3)=N−O−R1、ここで、R1は、
(a)非置換C1−C12−アルキル、
(b)アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(c)置換アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(d)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(e)置換ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(f)C3−C12−シクロアルキル、および
(g)−Si−(R2)(R3)(R4)、ここで、R2、R3およびR4は各々独立してC1−C12−アルキルおよびアリールから選択される;
よりなる群から選択され;および
(4)=N−O−C(R5)(R6)−O−R1、ここで、R1は前記定義に同じであって、R5およびR6は各々独立して、
(a)水素、
(b)非置換C1−C12−アルキル、
(c)アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(d)置換アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(e)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、および
(f)置換ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル
よりなる群から選択され;あるいは、R5およびR6はそれらが結合した原子と一緒になってC3−C12−シクロアルキル環を形成し;
あるいは、
YおよびZのうち一方は水素であって、他方は、
(1)水素、
(2)ヒドロキシ、
(3)保護されたヒドロキシ、および
(4)NR7R8、ここで、R7およびR8は独立して水素およびC1−C6アルキルよりなる群から選択され、あるいはR7およびR8はそれらが結合している原子と一緒になって3−ないし7−員環を形成し、該環が5−ないし7−員環である場合、該環は任意に−O−、−NH−、−N(C1−C6アルキル−)−、−N(アリール)−、−N(アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(ヘテロアリール)−、−N(ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、および−S−または−S(O)n−よりなる群から選択されるヘテロ機能を含有していてもよく;
よりなる群から選択され;
Raは水素またはヒドロキシ;
Rbはヒドロキシ、−O−C(O)−NH2および−O−C(O)−イミダゾリルよりなる群から選択され;
Rcは水素またはヒドロキシ保護基;
Lはメチレンまたはカルボニル、但し、Lがメチレンである場合、Tは−O−、
Tは−O−、−NH−および−N(W−Rd)−よりなる群から選択され、ここで、
Wは、存在しないか、あるいは−O−、−NH−CO−、−N=CH−および−NH−よりなる群から選択され;および
Rdは、
(1)水素、
(2)任意に以下の群から選択される1以上の置換基で置換されていてもよいC1−C6−アルキル、
(a)アリール、
(b)置換アリール、
(c)ヘテロアリール、
(d)置換ヘテロアリール、
(e)ヒドロキシ、
(f)C1−C6−アルコキシ、
(g)NR7R8、ここで、R7およびR8は前記定義に同じ、および
(h)−CH2−M−R9
ここで、Mは、
(i)−C(O)−NH−、
(ii)−NH−C(O)−、
(iii)−NH−、
(iv)−N=、
(v)−N(CH3)−、
(vi)−NH−C(O)−O−、
(vii)−NH−C(O)−NH−、
(viii)−O−C(O)−NH−、
(ix)−O−C(O)−O−、
(x)−O−、
(xi)−S(O)n−、ここで、nは0、1または2、
(xii)−C(O)−O−、
(xiii)−O−C(O)−、および
(xiv)−C(O)−
よりなる群から選択され、
R9は、
(i)任意に、以下の群から選択されていてもよいC1−C6アルキル、
(aa)アリール、
(bb)置換アリール、
(cc)ヘテロアリール、および
(dd)置換ヘテロアリール、
(ii)アリール、
(iii)置換アリール、
(iv)ヘテロアリール、
(v)置換ヘテロアリール、および
(vi)ヘテロシクロアルキル
よりなる群から選択され、
(3)C3−C7−シクロアルキル、
(4)アリール、
(5)置換アリール、
(6)ヘテロアリール、および
(7)置換ヘテロアリール
よりなる群から選択され、
Rは、
(1)任意に以下の群から選択される部位で置換されたメチル、
(a)CN、
(b)F、
(c)−CO2R10、ここで、R10はC1−C3−アルキルまたはアリール置換C1−C3−アルキル、またはヘテロアリール置換C1−C3−アルキル、
(d)S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(e)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(f)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は独立して水素、C1−C3−アルキル、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリールで置換されたC1−C3−アルキルよりなる群から選択され、
(g)アリール、
(h)置換アリール、
(i)ヘテロアリール、および
(j)置換ヘテロアリール、
(2)C2−C10−アルキル、
(3)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC2−C10−アルキル、
(a)ハロゲン、
(b)ヒドロキシ、
(c)C1−C3−アルコキシ、
(d)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、
(e)オキソ、
(f)−N3、
(g)−CHO、
(h)O−SO2−(置換C1−C6−アルキル)、
(i)−NR13R14、ここで、R13およびR14は以下の群から選択され、
(i)水素、
(ii)C1−C12−アルキル、
(iii)置換C1−C12−アルキル、
(iv)C1−C12−アルケニル、
(v)置換C1−C12−アルケニル、
(vi)C1−C12−アルキニル、
(vii)置換C1−C12−アルキニル、
(viii)アリール、
(ix)C3−C8−シクロアルキル、
(x)置換C3−C8−シクロアルキル、
(xi)置換アリール、
(xii)ヘテロシクロアルキル、
(xiii)置換ヘテロシクロアルキル、
(xiv)アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(xv)置換アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(xvi)ヘテロシクロアルキル置換されたC1−C12−アルキル、
(xvii)置換ヘテロシクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xviii)C3−C8−シクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xix)置換C3−C8−シクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xx)ヘテロアリール、
(xxi)置換ヘテロアリール
(xxii)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、および
(xxiii)置換ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、あるいは
R13およびR14はそれらが結合している原子と一緒になって3−10員ヘテロシクロアルキル環を形成し、該環は、独立して以下の群から選択される1以上の置換基で置換されていてもよく、
(i)ハロゲン、
(ii)ヒドロキシ、
(iii)C1−C3−アルコキシ、
(iv)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、
(v)オキソ、
(vi)C1−C3−アルキル、
(vii)ハロ−C1−C3−アルキル、および
(viii)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルキル、
(j)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(k)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(l)=N−O−R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(m)−C≡N、
(n)O−S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(o)アリール、
(p)置換アリール、
(q)ヘテロアリール、
(r)置換ヘテロアリール、
(s)C3−C8−シクロアルキル、
(t)置換C3−C8−シクロアルキル、
(u)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル置換、
(v)ヘテロシクロアルキル、
(w)置換ヘテロシクロアルキル、
(x)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(y)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(z)=N−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(aa)=N−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(bb)=N−NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、および
(cc)=N−NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(4)以下の群から選択される部位で置換されたC3−アルケニル、
(a)ハロゲン、
(b)−CHO、
(c)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(d)−C(O)−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(e)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(f)−C≡N、
(g)アリール、
(h)置換アリール、
(i)ヘテロアリール、
(j)置換ヘテロアリール、
(k)C3−C7−シクロアルキル、
及び、
(l)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(5)C4−C10−アルケニル、
(6)以下の群から選択される1つ以上の置換基で置換されたC4−C10−アルケニル、
(a)ハロゲン、
(b)C1−C3−アルコキシ、
(c)オキソ、
(d)−CHO,
(e)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(f)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(g)−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(h)=N−O−R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(i)−C≡N、
(j)O−S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(k)アリール、
(l)置換アリール、
(m)ヘテロアリール、
(n)置換ヘテロアリール、
(o)C3−C7−シクロアルキル、
(p)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(q)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(r)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(s)=N−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(t)=N−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(u)=N−NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、および
(v)=N−NHC(O)R11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(7)C3−C10−アルキニル、および
(8)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC3−C10−アルキニル、
(a)トリアルキルシリル、
(b)アリール、
(c)置換アリール、
(d)ヘテロアリール、および
(e)置換ヘテロアリール
よりなる群から選択され、および
A、B、DおよびEは、A、B、DおよびEのうち少なくとも2つは水素であるという条件下で、独立して以下の群から選択され、
(a)水素、
(b)任意に以下の群から選択された1以上で置換されたC1−C6アルキル、
(i)アリール、
(ii)置換アリール、
(iii)ヘテロアリール、
(iv)置換ヘテロアリール、
(v)ヘテロシクロアルキル、
(vi)ヒドロキシ、
(vii)C1−C6−アルコキシ、
(viii)Br、Cl、FまたはIよりなるハロゲン;および
(vx)NR7R8、ここで、R7およびR8は前記定義に同じ、
(c)C3−C7−シクロアルキル
(d)アリール、
(e)置換アリール、
(f)ヘテロアリール、
(g)置換ヘテロアリール、
(h)ヘテロシクロアルキル、および
(i)−M−R9でさらに置換された上記オプション(b)から選択される基、ここで、MおよびR9は前記定義に同じ;または
AB、AD、AE、BD、BEまたはDEよりなる置換基のいずれか1つの対はそれらが結合している原子または原子群と一緒になって、任意に−O−、−NH−、−N(C1−C6−アルキル−)−、−N(アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N−(置換−アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)、−N−(置換−ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、−S−またはnが1または2である−S(O)n−、−C(O)−NH−、R12が前記定義に同じである−C(O)−NR12−、−NH−C(O)−、R12が前記定義に同じである−NR12−C(O)−、および−C(=NH)−NH−よりなる群から選択れるヘテロ機能を含有していてもよい3−ないし7−員環を形成する]
よりなる群から選択される化合物又は医薬上許容されるその塩、エステル、及びプロドラッグを提供する。
本発明の1つの具体例は、式II:
式(VIII)の化合物:XはO、Rはアリル;
式(VIII)の化合物:XはNOH、Rはアリル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rはプロピル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CHO;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=NOH;
式(VIII)の化合物:XはNOH、Rは−CH2CH=NOH;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CN;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2NH2;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2NHCH2フェニル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2NHCH2CH2−フェニル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2NHCH(CO2CH3)CH2−フェニル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2NHCH2−(4−ピリジル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2NHCH2−(4−キノリル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CH−フェニル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2CH2−フェニル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CH−(4−メトキシフェニル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CH−(4−クロロフェニル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2CH2OH;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2C(O)OH;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2NHCH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2NHCH2OH;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2N(CH3)2;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2(1−モルホリニル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2C(O)NH2;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2NHC(O)NH2;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2NHC(O)CH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2F;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2OCH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CH(CH3)2;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2CH(CH3)CH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2OCH2CH2OCH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2SCH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−シクロプロピル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2OCH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2F;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2−シクロプロピル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2CHO;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−C(O)CH2CH2CH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2−(4−ニトロフェニル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2−(4−クロロフェニル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2−(4−メトキシフェニル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2−(4−シアノフェニル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CHC(O)OCH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CHC(O)OCH2CH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CHCH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CHCH2CH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CHCH2CH2CH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CHSO2−フェニル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2C≡C−Si(CH3)3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2C≡CCH2CH2CH2CH2CH2CH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2C≡CCH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2−(2−ピリジル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2−(3−ピリジル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2−(4−ピリジル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2−(4−キノリル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2NO2;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2C(O)OCH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2C(O)−フェニル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2C(O)CH2CH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2Cl;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2S(O)2−フェニル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CHBr;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CH−(4−キノリル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2CH2−(4−キノリル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CH−(5−キノリル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2CH2−(5−キノリル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CH−(4−ベンゾオキサゾリル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CH−(7−ベンゾイミダゾリル);
式(VIII)の化合物:XはO、RはCH2−(3−ヨードフェニル);
式(VIII)の化合物:XはO、RはCH2−(2−ナフチル);
式(VIII)の化合物:XはO、RはCH2−CH=CH−(4−フルオロフェニル);および
式(VIII)の化合物:XはO、RはCH2−CH(OH)−CN。
式(VIII)の化合物:XはO、Rはアリル、
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CH−フェニル;および
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル)
よりなる群から選択される。
(a)式:
を有する化合物を非プロトン性溶媒中の塩基で処理し、続いて、アルキル化剤で処理して式:
を有する化合物を得、
(b)2’および4”−ヒドロキシ基を脱保護して式:
式(III)の化合物:Rcはアセチル、LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH2;
式(III)の化合物:Rcはアセチル、LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
式(III)の化合物:Rcはベンゾイル、LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
式(III)の化合物:Rcはプロパノイル、LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);および
式(III)の化合物:Rcはエチルスクシノイル、LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
よりなる群から選択される。
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=CH2;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=CH−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH2CH2−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=CH−(4−クロロフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH2CH3;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH2NH2;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=NOH;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH2CH2OH;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2F;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH2−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH2−(4−ピリジル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH2−(4−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH2(OH)CN;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH(C(O)OCH3)CH2−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CN;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=CH−(4−メトキシフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=CH−(4−フルオロフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=CH−(8−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH2NHCH2−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2−(4−ピリジル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2−(4−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=CH−(4−ピリジル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH2CH2−(4−ピリジル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=CH−(4−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH2CH2−(4−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=CH−(5−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH2CH2−(5−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=CH−(4−ベンゾオキサゾリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=CH−(4−ベンズイミダゾリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH2;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2CH3;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2NH2;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=NOH;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2CH2OH;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2F;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2−(4−ピリジル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH(OH)CN;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2−(4−キノリル)、
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH(C(O)OCH3)CH2−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CN;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(4−クロロフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(4−フルオロフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2CH2−(4−メトキシフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(4−メトキシフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−クロロ−6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2NHCH2CH2−(2−クロロフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−(4−ピリジル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−(4−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(4−ピリジル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2CH2−(4−ピリジル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−フルオロ−6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2CH2−(4−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−シアノ−6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2CH2−(5−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(4−ベンゾオキサゾリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(4−ベンズイミダゾリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−メトキシ−6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−(2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはN(CH3)、Rは−CH2CH=CH2;
式(IX)の化合物:LはCO、TはN(CH3)、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはN(CH2CH2N(CH3)2)、Rは−CH2CH=CH2;
式(IX)の化合物:LはCO、TはN(CH2CH2N(CH3)2)、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはN(CH2CH=CH2)、Rは−CH2CH=CH2;
式(IX)の化合物:LはCO、TはN(CH2CH=CH−(3−キノリル))、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−ピリジル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(4−イソキノリニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3,4−メチレンジオキシフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(8−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(5−インドリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−クロロ−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3,4−エチレンジオキシフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−ニトロフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−ニトロキノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(5−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(2−メチル−6−キノリル);
式(III)の化合物:LはCO、TはNH、Rcはアセチル、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(5−イソキノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(7−ニトロ−6−キノキサリニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−アミノ−3−キノリニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(1,8−ナフチリジン−3−イル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−(アセチルアミノ)−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−カルバゾリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(5−ベンズイミダゾリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−ヒドロキシ−2−(N−(2−メトキシフェニル)アミド)−7−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−キノキサリニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−ヒドロキシ−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−メトキシ−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(5−ニトロ−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(8−ニトロ−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(2−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(4−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(4−カルボキシル−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−フルオロ−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−メトキシカルボニル−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−アミノカルボニル−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−シアノ−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−ブロモ−6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2C(O)H;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2NHCH2フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2NHCH2CH2フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2NHCH2CH2CH2フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2NHCH2CH2CH2CH2フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2NHCH2CH2CH2(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2NHCH2(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2NHCH2(6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=NO(フェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=NOCH2(フェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=NOCH2(4−NO2−フェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=NOCH2(4−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=NOCH2(2−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=NOCH2(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=NOCH2−(6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=NOCH2−(1−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=NOCH2−(2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2NHOCH2−(フェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2NHOCH2−(4−NO2−フェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2C(O)−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2C(O)−(4−F−フェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=NNHC(O)フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2CH2−(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−(2−(3−キノリル)シクロプロピル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−H;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−(6−ニトロ−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−ナフチル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−(2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−(6−メトキシ−2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−(6−クロロ−2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−(6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−(2−メトキシ−6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−(5−(N−(2−ピリジル)アミノ)カルボニル)フラニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−(1−フェニルエテニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−Br;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH(OH)−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH(OH)CH2OH;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNHNH2、Rは−CH2CH=CH2;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNHNH2、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNHNH2、Rは−CH2CH2CH2−(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−ナフチル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(3−(2−フラニル)−6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(8−クロロ−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(4−クロロ−2−トリフルオロメチル−6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(9−フルオレノン−2−イル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(6−ベンゾイル−2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(7−メトキシ−2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(3−フェニル−6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(3−(2−ピリジル)−6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(3−(2−チオフェニル)−6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(4−メチルナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(6−β−D−ガラクトピラノシル−2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(7−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(4−フルオロナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(3−ビフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(5−ニトロナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(4−ピロリルフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(6−メトキシ−2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(3,5−ジクロロフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2−(3−ヨードフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2−(3−(2−フラニル)フェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(6−ヒドロキシ−2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(6−(2−ブロモメトキシ)−2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(6−(2−テトラゾリル)エトキシ−2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−ナフチル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−(2−フェニルエテニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−CH=CH−(5−(3−イソオキサゾリル)−2−チオフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−CH=CH−(1,3−ジメチル−2,4−ジオキソ−5−ピリミジニル);および
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−CH=CH−(5−(2−ピリジル)アミノカルボニル−2−フラニル)。
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=CH2;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=CH−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH2;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはN(CH3)、Rは−CH2CH=CH2;
式(IX)の化合物:LはCO、TはN(CH3)、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはN(CH2CH2N(CH3)2)、Rは−CH2CH=CH2;
式(IX)の化合物:LはCO、TはN(CH2CH2N(CH3)2)、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−ピリジル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(4−イソキノリニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3,4−メチレンジオキシフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(8−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−ニトロキノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(5−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−アミノ−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(1,8−ナフチリジン−3−イル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−(アセチルアミノ)−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−キノキサリニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−ヒドロキシ−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−メトキシ−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(5−ニトロ−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(8−ニトロ−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(2−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(4−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(4−カルボキシル−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−フルオロ−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−メトキシカルボニル−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−アミノカルボニル−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−シアノ−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−ブロモ−6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2CH2−(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−(2−(3−キノリル)シクロプロピル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−H;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−(6−ニトロ−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−ナフチル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−(2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−(6−メトキシ−2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−(6−クロロ−2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−(6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはN(NH2)、Rは−CH2CH=CH2;
式(IX)の化合物:LはCO、TはN(NH2)、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはN(NH2)、Rは−CH2CH2CH2−(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−ナフチル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(3−(2−ピリジル)−6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(7−キノリル);および
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−CH=CH−(5−(3−イソオキサゾリル)−2−チオフェニル)。
(a)式:
(b)工程(a)からの化合物を、アンモニア、Re−NH2、ヒドラジン、置換ヒドラジン、ヒドロキシルアミン、および置換ヒドロキシルアミンよりなる群から選択される試薬で処理して、式:
を有する化合物を得、
(c)任意に、ReがHである工程(b)からの化合物を、Rdが前記定義に同じである式Rd−ハロゲンを有するアルキル化剤で処理して、ReがW−Rdであり、Wが存在しなく、Rdが前記定義に同じである工程(b)で示した式の化合物を得、
(d)任意に、ReがW−RdであってWが−NH−であってRdがHである工程(b)からの化合物を、Rdが前記定義に同じであるRd−ハロゲンよりなる群から選択されるアルキル化剤で処理して、ReがW−Rdであり、Wが−NH−であってRdが前記定義に同じである工程(b)で示した式を有する化合物を得、
(e)任意に、ReがW−RdであってWが−NH−であり、RdがHである工程(b)からの化合物を、Rd−C(CO)−ハロゲンまたは(Rd−C(CO)−O)2よりなる群から選択されるアシル化剤で処理してReがW−Rdであり、Wが−NH−CO−であってRdが前記定義に同じである化合物を得、
(f)任意に、ReがW−Rdであり、Wが−NH−であってRdがHである工程(b)からの化合物をRdが前記定義に同じである式Rd−CHOを有するアルデヒドで処理してReがW−Rdであり、Wが−N=CH−であってRdが上記定義に同じである化合物を得;
(g)酸での加水分解によってクラジノース部位を除去して、式:
Rは、
(1)以下の群から選択される部位で置換されたメチル、
(a)CN、
(b)F、
(c)−CO2R10、ここで、R10はC1−C3−アルキルまたはアリール置換C1−C3−アルキル、またはヘテロアリール置換C1−C3−アルキル、
(d)S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であってR10は前記定義に同じであり、
(e)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じであり、
(f)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は独立して水素、C1−C3−アルキル、又は、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリールで置換されたC1−C3−アルキル、
(g)アリール、
(h)置換アリール、
(i)ヘテロアリール、および
(j)置換ヘテロアリール、
(2) C2−C10−アルキル、
(3)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC2−C10−アルキル、
(a)ハロゲン、
(b)ヒドロキシ、
(c)C1−C3−アルコキシ、
(d)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、
(e)オキソ、
(f)−N3、
(g)−CHO、
(h)O−SO2−(置換C1−C6−アルキル)
(i)−NR13R14、ここで、R13およびR14は以下の群から選択され:
(i)水素、
(ii)C1−C12−アルキル、
(iii)置換C1−C12−アルキル、
(iv)C1−C12−アルキル、
(v)置換C1−C12−アルキル、
(vi)C1−C12−アルキニル、
(vii)置換C1−C12−アルキニル、
(viii)アリール、
(ix)C3−C8−シクロアルキル、
(x)置換C3−C8−シクロアルキル、
(xi)置換アリール、
(xii)ヘテロシクロアルキル、
(xiii)置換ヘテロシクロアルキル、
(xiv)アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(xv)置換アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(xvi)ヘテロシクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xvii)置換ヘテロシクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xviii)C3−C8−シクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル
(xix)置換C3−C8−シクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル
(xx)ヘテロアリール、
(xxi)置換ヘテロアリール、
(xxii)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、および
(xxiii)置換ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
あるいは、
R13およびR14はそれらが結合している原子と一緒になって3−10員ヘテロシクロアルキル環を形成し、これは以下の群から独立して選択される1以上の置換基で置換されていてもよく、
(i)ハロゲン、
(ii)ヒドロキシ、
(iii)C1−C3−アルコキシ、
(iv)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、
(v)オキソ、
(vi)C1−C3−アルキル、
(vii)ハロ−C1−C3−アルキル、および
(viii)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルキル、
(j)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(k)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(l)=N−O−R10、ここでR10は前記定義に同じ、
(m)−C≡N、
(n)O−S(O)nR10、ここでnは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(o)アリール、
(p)置換アリール、
(q)ヘテロアリール、
(r)置換ヘテロアリール、
(s)C3−C8−シクロアルキル、
(t)置換C3−C8−シクロアルキル、
(u)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(v)ヘテロシクロアルキル、
(w)置換ヘテロシクロアルキル、
(x)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(y)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(z)=N−NR13R14、ここでR13およびR14は前記定義に同じ、
(aa)=N−R9、ここでR9は前記定義に同じ、
(bb)=N−NHC(O)R10、ここでR10は前記定義に同じ、および
(cc)=N−NHC(O)NR11R12、ここでR11およびR12は前記定義に同じ、
(4)以下の群から選択される部位で置換されたC3−アルケニル:
(a)ハロゲン、
(b)−CHO、
(c)−CO2R10、ここでR10は前記定義に同じ、
(d)−C(O)−R9、ここでR9は前記定義に同じ、
(e)−C(O)NR11R12、ここでR11およびR12は前記定義に同じ、
(f)−C≡N、
(g)アリール、
(h)置換アリール、
(i)ヘテロアリール、
(j)置換ヘテロアリール、
(k)C3−C7−シクロアルキル、および
(l)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(5)C4−C10−アルケニル、
(6)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC4−C10−アルケニル、
(a)ハロゲン、
(b)C1−C3−アルコキシ、
(c)オキソ、
(d)−CHO、
(e)−CO2R10、ここでR10は前記定義に同じ、
(f)−C(O)NR11R12、ここでR11およびR12は前記定義に同じ、
(g)−NR13R14、ここでR13およびR14は前記定義に同じ、
(h)=N−O−R10、ここでR10は前記定義に同じ、
(i)−C≡N、
(j)O−S(O)nR10、ここでnは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(k)アリール、
(l)置換アリール、
(m)ヘテロアリール、
(n)置換ヘテロアリール、
(o)C3−C7−シクロアルキル、
(p)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(q)NHC(O)R10、ここでR10は前記定義に同じ、
(r)NHC(O)NR11R12、ここでR11およびR12は前記定義に同じ、
(s)=N−NR13R14、ここでR13およびR14は前記定義に同じ、
(t)=N−R9、ここでR9は前記定義に同じ、
(u)=N−NHC(O)R10、ここでR10は前記定義に同じ、および
(v)=N−NHC(O)NR11R12、ここでR11およびR12は前記定義に同じ、
(7)C3−C10−アルキニル、および
(8)以下の群から選択された1以上で置換されたC3−C10−アルキニル:
(a)トリアルキルシリル、
(b)アリール、
(c)置換アリール、
(d)ヘテロアリール、および
(e)置換ヘテロアリール、
よりなる群から選択され;
ReはHまたはW−Rd、ここで、Wは存在しないか、又は−O−、−NH−CO−、−N=CH−および−NH−よりなる群から選択され、Rdは以下の群から選択され、
(1)水素、
(2)任意に以下の群から選択される1以上で置換されていてもよいC1−C6−アルキル:
(a)アリール、
(b)置換アリール、
(c)ヘテロアリール、
(d)置換ヘテロアリール、
(e)ヒドロキシ、
(f)C1−C6−アルコキシ、
(g)NR7R8、ここでR7およびR8は独立して水素およびC1−C6アルキルから選択され、あるいはR7およびR8はそれらが結合している窒素と一緒になって3−7員環を形成し、該環が5−ないし7−員である場合、任意に、−O−、−NH−、−N(C1−C6−アルキル−)−、−N(アリール)−、−N(アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(ヘテロアリール)−、−N(ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)、および−S−またはnが1または2である−S(O)n−よりなる群から選択されるヘテロ機能を含有していてもよく、および
(h)−CH2−M−R9、
ここで、Mは以下の群から選択され、
(i)−C(O)−NH−、
(ii)−NH−C(O)−、
(iii)−NH−、
(iv)−N=、
(v)−N(CH3)−、
(vi)−NH−C(O)−O−、
(vii)−NH−C(O)−NH−、
(viii)−O−C(O)−NH−、
(ix)−O−C(O)−O−、
(x)−O−、
(xi)−S(O)n−、ここでnは0、1または2、
(xii)−C(O)−O−、
(xiii)−O−C(O)−、および
(xiv)−C(O)−、および
R9は以下の群から選択され:
(i)任意に以下の群から選択される置換基で置換されていてもよいC1−C6−アルキル、
(aa)アリール、
(bb)置換−アリール、
(cc)ヘテロアリール、および
(dd)置換−ヘテロアリール、
(ii)アリール、
(iii)置換−アリール、
(iv)ヘテロアリール、
(v)置換−ヘテロアリール、および
(vi)ヘテロシクロアルキル、
(3)C3−C7−シクロアルキル、
(4)アリール、
(5)置換−アリール、
(6)ヘテロアリール、および
(7)置換−ヘテロアリール]
を有する6−O−置換マクロライド化合物の製法である。
(a)式:
(b)R10が前記定義に同じである式NH2−O−R10を有するヒドロキシルアミン化合物で工程(a)からの化合物を処理し、次いで、
(c)任意に脱保護し、所望の化合物を単離することを含む式:
を有する化合物の製法である。
(a)式:
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rはアリル;
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH2CH3;
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH2NH2;
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH=NOH;
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH2CH2OH;
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2F;
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CN;
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH(OH)CN;
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2−フェニル;
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2−(4−ピリジル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2−(4−キノリル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH=CH−(4−ピリジル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH=CH−(4−クロロフェニル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH=CH−(4−フルオロフェニル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH=CH−(4−メトキシフェニル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH2CH2−フェニル;
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH=CH−(4−ピリジル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH2CH2−(4−ピリジル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH=CH−(4−キノリル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH2CH2−(4−キノリル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH=CH−(5−キノリル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH2CH2−(5−キノリル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH=CH−(4−ベンゾオキサゾリル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH=CH−(4−ベンズイミダゾリル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH=CH−(8−キノリル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH2NHCH2−フェニル;
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH2NHCH2−(4−ピリジル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH2NHCH2−(4−キノリル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH2NHCH(CH2−フェニル)C(O)OCH3;
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH2NHCH2CH2−(2−クロロ−フェニル);
式(VII)の化合物:A、BおよびEはH、Dはベンジル、Rはアリル;
式(VII)の化合物:Aはベンジル、B、DおよびEはH、Rはアリル;
式(VII)の化合物:AおよびEはフェニル、BおよびDはH、Rはアリル;
式(VII)の化合物:Aはメチル、B、DおよびEはH、Rはアリル;
式(VII)の化合物:AおよびDはメチル、BおよびEはH、Rはアリル;
式(VII)の化合物:AおよびEは一緒になって−CH2CH2CH2−、BおよびDはH、Rはアリル;
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリニル);および
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは3−(3−キノリル)プロピル。
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rはアリル;
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリニル);および
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH2CH2−(3−キノリル)。
(a)式:
(c)工程(b)の化合物を式:
(d)工程(c)の化合物をテトラヒドロフラン中のトリフェニルホスフィンおよびジフェニルホスホリルアジドおよびジエチルアゾジカルボキシレートで処理して、YがN3である類似の化合物を得、脱保護基を除去してYがN3であってRcがHである類似の化合物を得、
(e)工程(d)の化合物をトリフェニルホスフィン−水、触媒と共に水素、水素化ホウ素ナトリウム、および水素化ジアルキルアルミニウムよりなる群から選択される還元剤で処理して式:
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH2CH3;
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH=CH;
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH=CH−フェニル;
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH2CH2−フェニル;
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH=NOH;
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH2NH2;
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH2NHCH2−フェニル;
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH2NHCH2−(4−ピリジル);
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH2NHCH2−(4−キノリル);
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH(OH)CN;
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH2NHCH(CO2CH3)CH2−フェニル;
式(VI)の化合物:Rは−CH2CN;
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH=CH−(4−メトキシフェニル);
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH=CH−(4−クロロフェニル);
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH=CH−(4−フルオロフェニル);
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH=CH−(8−キノリル);および
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH2NHCH2CH2−(2−クロロフェニル)。
(a)式:
を有する化合物を、
(1)無水条件下でのアルキル金属水素化物およびホスゲン、ジホスゲンおよびトリホスゲンから選択されるホスゲン試薬、続いての水性塩基触媒脱カルボキシル化、および
(2)ピリジン中のメタンスルホン酸無水物との反応、続いてのアミン塩基での処理、
から選択される試薬組合せで処理して、Rbがヒドロキシである式Vの化合物を得、
(b)任意に、Rbがヒドロキシである工程(b)の式Vの化合物をアルカリ金属水素化物塩基およびカルボニルジイミダゾールで処理して、Rbが−O−C(O)−イミダゾリルである式Vの化合物を得、
(c)任意に、Rbが−O−C(O)−イミダゾリルである工程(a)の式Vの化合物をアミンで処理して、Rbが−O−C(O)−NH2である式Vの化合物を得、次いで、
(d)任意に、脱保護し、所望の化合物を単離することを含む式:
本明細書および添付の請求の範囲を通じて使用されるごとく、以下の用語は特定の意味を有する。
本発明の代表的な化合物を、以下のごとくにイン・ビトロにて抗菌活性につき検定した:10mLの滅菌ブレインハートインフュージョン(BHI)寒天(Difco 0418−01−5)と混合したテスト化合物の順次水性希釈物を含有する12のペトリ皿を調製した。各プレートを、Steersレプリケーターブロックを用い、32までの異なる微生物の1:100(またはマクロコッカス(Microccocus)およびストレプトコッカス(Streptococcus)のごとき遅く増殖する株については1:10)を接種した。接種したプレートを、35−37℃で20ないし24時間インキュベートした。加えて、テスト化合物を含有しないBHI寒天を用い、対照プレートを調製し、各テストの開始時および終了時にインキュベートした。
本発明の医薬組成物は、1以上の医薬上許容される担体と共に処方した治療上有効量の本発明の化合物を含む。本明細書で用いる「医薬上許容される担体」という用語は、いずれのタイプの非毒性、不活性固体、半固体または液体の充填剤、希釈剤、カプセル化剤物質または処方添加剤も意味する。医薬上許容される担体として供することができる物質のいくつかの例は、ラクトース、グルコースおよびスクロースのごとき糖;コーン澱粉およびジャガイモ澱粉のごとき澱粉;ナトリウムカルボキシメチルセルロース、エチルセルロースおよびセルロースアセテートのごときセルロースおよびその誘導体;粉末化トラガカント;麦芽;ゼラチン;タルク;カカオバターおよび坐薬ワックスのごとき賦形剤;ピーナツ油、綿実油のような油;サンフラワー油;ごま油;オリーブ油;トウモロコシ油および大豆油;プロピレングリコールのごときグリコール;オレイン酸エチルおよびラウリル酸エチルのごときエステル;寒天;水酸化マグネシウムおよび水酸化アルミニウムのごとき緩衝剤;アルギン酸;無パイロジェン水;等張生理食塩水;リンゲル溶液;エチルアルコール、およびリン酸緩衝溶液、ならびにラウリル硫酸ナトリウムおよびステアリン酸マグネシウムのごとき他の非毒性適合滑沢剤であり、ならびに着色剤、放出剤、コーティング剤、甘味剤、フレーバー剤および香味剤、防腐剤および抗酸化剤を処方者の判断に従って組成物に存在させることもできる。本発明の医薬組成物は、ヒトおよび他の動物に、経口、直腸、非経口、くも膜内、膣内、腹腔内、(粉末、軟膏または点眼剤によるごとき)局所、口腔内、または経口もしくは鼻孔スプレイとして投与することができる。
以下の反応図式および実施例の記載で使用した略語は:アゾビスイソブチロニトリルに対するAIBN;水素化トリブチルスズに対するBu3SnH;カルボニルジイミダゾールに対するCDI;1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エンに対するDBU;ジエチルアゾジカルボキシレートに対するDEAD;ジメチルホルムアミドに対するDMF;ジメチルスルホキシドに対するDMSO;ジフェニルホスホリルアジドに対するDPPA;トリエチルアミンに対するEt3N;酢酸エチルに対するEtOAc;ジエチルエーテルに対するEt2O;エタノールに対するEtOH;酢酸に対するHOAc;メタノールMeOH;ナトリウムビス(トリメチルシリル)アミドに対するNaN(TMS)2;N−メチルモルホリンN−オキシドに対するNMMO;トリエチルアミンに対するTEA;テトラヒドロフランに対するTHF;およびトリフェニルホスフィンに対するTPPである。
本発明の化合物および製法は、本発明の化合物が調製できる方法を説明する以下の反応図式I−VI(該反応図式を記載するテキストに続いて見出される)との関連でよりよく理解されるであろう。本発明の化合物は、後記代表的な方法によって調製される。群A、B、D、E、W、X、Y、Z、Ra、Rb、RcおよびRdは後記で特に断りのない限り前記定義に同じである。
式(VIII)の化合物:XはO、Rはアリル
工程1a:反応図式1aからの化合物4:VはN−O−(1−イソプロポキシシクロヘキシル)、Rはアリル、R p はトリメチルシリル
5mLのDMSOおよび5mLのTHF中の米国特許第4,990,602号の方法により調製した2’,4”−ビス−O−トリメチルシリルエリスロマイシンA 9−[O−(1−イソプロポキシシクロヘキシル)オキシム(1.032g、1.00ミリモル)の0℃溶液に新たに蒸留した臭化アリル(0.73mL、2.00ミリモル)を添加した。ほぼ5分後、5mLのDMSOおよび5mLのTHF中のカリウムtert−ブトキシド(1M 2.0mL、2.0mL)の溶液を4時間にわたって滴下した。反応混合物を酢酸エチルに取り、水およびブラインで洗浄した。有機相を真空中で濃縮して所望の化合物(1.062g)を白色フォームとして得た。
17mLのアセトニトリルおよび5mLの水中の工程1aから得られた化合物(1.7g)の溶液に雰囲気温度で9mLの酢酸を添加した。雰囲気温度で数時間後、反応混合物を200mLのトルエンで希釈し、真空中で濃縮した。得られた残渣は未反応出発物質を含有することが判明し、従って、さらにアセトニトリル(15mL)、水(70mL)およびHOAc(2mL)を添加した。2時間後、さらに1mLのHOAcのアリコートを添加した。ほぼさらに3時間後、反応混合物をフリーザー中一晩置いた。反応混合物を雰囲気温度まで加温し、200mLのトルエンで希釈し、真空中で濃縮した。残渣をトルエンで2回追跡し、一定重量(1.524g)まで乾燥した。
16mLの1:1エタノール−水中の工程1bから得られた化合物(1.225g)をNaHSO3(700mg)およびギ酸(141μL)で処理し、86℃で2.5時間撹拌した。反応混合物を雰囲気温度まで加温し、5−6mLの水で希釈し、1N NaOHでpH9−10まで塩基性化し、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(2×)で洗浄し、MgSO4上で乾燥し、濾過し、真空中で濃縮した。粗製物質を、1%水酸化アンモニウムを含有する塩化メチレン中の1%MeOHで溶出するカラムクロマトグラフィーによって精製して、686mg(57%)の標記化合物を得た。13C NMR(CDCl3)δ219.3(C−9)、174.8(C−1)、135.5(C−17)、116.3(C−18)、101.9(C−1’),95.9(C−1”),79.7(C−5),78.8(C−6),78.5(C−3),74.1(C−12),72.4(C−3”),70.6(C−11),68.1(C−5’),65.5(C−16),65.1(C2’),49.0(C−3”O−CH3),45.0(C−2),44.1(C−8),39.7(NMe2),37.9(C−4),37.9(C−10),34.6(C−2”),28.4(C−4’),21.0,20.6(C−3”CH3,C−6’CH3),20.8(C−14),18.3(C−6”),18.1(C−8CH3),15.7,15.6(C−2 CH3,C−6 CH3),11.9(C−10 CH3),10.1(C−15),8.9(C−4 CH3)、MS(FAB)+ m/e774(M+H)+,812(M+K)+
エタノール(25mL)および水(75mL)中の工程1cで調製した化合物(7.73g、10.0ミリモル)の懸濁液に、10分間にわたって水性1M HCl(18mL)を添加した。反応混合物を雰囲気温度で9時間撹拌し、次いで、冷蔵庫の中に一晩放置した。水性2M NaOH(9mL、18ミリモル)の結果、白色沈殿が形成された。混合物を水で希釈し、濾過した。固体を水で洗浄し、真空化で乾燥してデスクラジノシル化合物7(3.11g)を得た。
ジクロロメタン(20mL)中の工程1dの生成物(2.49g,4.05ミリモル)の溶液に安息香酸無水物(98%、1.46g、6.48ミリモル)およびトリエチルアミン(0.90mL、6.48ミリモル)を添加し、白色懸濁液を雰囲気温度で26時間撹拌した。水性5%炭酸ナトリウムを添加し、混合物を20分間撹拌した。混合物をジクロロメタンで抽出した。有機相を水性5%炭酸水素ナトリウムおよびブラインで洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、真空中で濃縮して白色フォームを得た。シリカゲル上のクロマトグラフィー(30%アセトン−ヘキサン)により標記化合物(2.46g)を白色固体を得た。
式(II)の化合物、R a はOH、R c はベンゾイルと同一
ジクロロメタン(20mL)中のN−クロロスクシンイミド(0.68g、5.07ミリモル)のN2下−10℃の溶液に、5分間にわたってジメチルスルホキシド(0.43mL、5.92ミリモル)を添加した。得られた白色スラリーを−10℃で20分間撹拌し、次いで、ジクロロメタン(20mL)中の工程1eから得られた化合物(2.43g、3.38ミリモル)を添加し、反応混合物を−10ないし−5℃で30分間撹拌した。トリエチルアミン(0.47mL、3.38ミリモル)を5分間にわたって滴下し、反応混合物を0℃で30分間撹拌した。反応混合物をジクロロメタンで抽出した。有機相を水性5%炭酸水素ナトリウムで2回およびブライン1回で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、真空中で濃縮して白色フォームを得た。シリカゲル上のクロマトグラフィー(30%アラトン−ヘキサン)により標記化合物(2.27g)を白色フォームとして得た。
メタノール(20mL)中の工程1fから得られた化合物(719mg、1.0ミリモル)の溶液を6時間還流下で撹拌した。反応混合物を真空中で濃縮し、残渣をシリカゲル上のクロマトグラフィー(95:5:0.5ジクロロメタン−メタノール−アンモニア)によって精製して、標記化合物(577mg)を白色フォームとして得た。13C NMR(CDCl3)δ219.2(C−9),206.0(C−3),169.8(C−1),135.3,117.5,102.8,78.4,78.0,75.9,74.4,70.3,69.5,69.0,65.9,64.6,50.6,45.4,45.1,40.2,38.6,37.8,31.6,28.4,21.8,21.3,20.3,18.1,16.5,14.7,12.8,12.3,10.6、MS(FAB)+ m/e614(M+H)+
式(VIII)の化合物:XはNOH、Rはアリル
エタノール中の実施例1から得られた化合物(122mg、0.2ミリモル)の溶液にヒドロキシルアミン塩酸塩(76mg、1.1ミリモル)およびトリエチルアミン(56μL、0.4ミリモリ)を添加し、反応混合物を80℃で一晩撹拌した。反応混合物を濃縮し、残渣を酢酸エチルに取った。有機相を水性5%炭酸水素ナトリウムおよびブラインで洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、真空中で濃縮した。シリカゲル上のクロマトグラフィー(95:5:0.5ジクロロメタン−メタノール−アンモニア)によりEオキシム(42mg)およびZオキシム(38mg)を白色フォームとして得た。13C NMR(CDCl3)δ206.3(C−3),170.1(C−9),169.8(C−1),136.1,116.5,102.7,78.6,78.2,75.5,74.1,70.3,70.2,69.4,65.9,64.7,50.6,45.2,4.2,37.3,33.1,28.4,25.4,21.9,21.3,20.3,18.6,16.5,14.9,14.7,12.8,10.7、MS(FAB)+ m/e629(M+H)+
式(VIII)の化合物:XはO、Rはプロピル
エタノール中の実施例1から得られた化合物(122mg、0.2ミリモル)の溶液を窒素でフラッシュし、炭素上の10%パラジウム(20mg)を添加した。次いで、混合物を水素でフラッシュし、反応混合物を正の水素圧下で一晩撹拌した。反応混合物を濾過し、真空中で濃縮してガラス状物を得た。シリカゲル上のクロマトグラフィー(95:5:0.5ジクロロメタン−メタノール−アンモニア)により標記化合物を白色固体として得た。13C NMR(CDCl3)δ220.2(C−9),206.5(C−3),169.9(C−1),102.7,78.1,77.7,75.7,74.1,70.3,69.4,65.9,64.5,50.6,45.4,44.7,40.2,38.8,37.5,28.4,22.3,21.9,21.3,20.3,18.3,16.5,14.9,14.7,12.4,10.6,10.2、MS(FAB)+m/e616(M+H)+
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH 2 CHO
工程4a:式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH 2 CHO N−オキシド
実施例1から得られた化合物(2.45g、4.0ミリモル)のジクロロメタン(100mL)中の−78℃溶液に45分間オゾンを通した。次いで、反応混合物を10分間窒素でフラッシュした。硫化ジメチル(1.46mL、20ミリモル)を−78℃で添加し、反応混合物を0℃で30分間撹拌した。反応混合物を真空中で濃縮して白色フォーム(2.78g)が得られ、これをさらに精製することなく使用した。
所望の化合物は、工程4aから得られた化合物(2.78g、4.0ミリモル)およびトリフェニルホスフィン(2.62g、10.0ミリモル)のTHF(40mL)中溶液を55℃で2.5時間加熱することによって調製した。反応混合物を真空中で濃縮して白色フォームを得た。シリカゲル上のクロマトグラフィー(1:1アセトン−ヘキサン、次いで75:25:0.5アセトン−ヘキサン−トリエチルアミン)により、所望の化合物(1.29g)を白色固体として得た。MS(FAB)+ m/e616(M+H)+
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH 2 CH=NOH
実施例4で調製した化合物(46mg、0.08ミリモル)のメタノール(5mL)中溶液に、トリエチルアミン(31μL、0.225ミリモル)およびヒドロキシルアミン塩酸塩(7.7mg、0.112ミリモル)を添加し、反応混合物を雰囲気温度で6時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチル中に取り、水性5%炭酸水素ナトリウムおよびブラインで洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、真空中で濃縮して清澄なガラス状物を得た。シリカゲル上のクロマトグラフィー(95:5:0.5ジクロロメタン−メタノール−アンモニア)により、標記化合物(29mg)を白色固体として得た。MS(FAB)+ m/e631(M+H)+
式(VIII)の化合物:XはNOH、Rは−CH 2 CH=NOH
実施例5に記載したクロマトグラフィーから標記化合物(7.0mg)を得た。MS(FAB)+ m/e631(M+H)+、MS(FAB)+ m/e645(M+H)+
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH 2 CN
THF(5mL)中の実施例5で調製した化合物(168mg、0.267ミリモル)の窒素下溶液に、ジイソプロピルカルボジイミド(83μL、0.534ミリモル)およびCuCl(2.7mg、0.027ミリモル)を添加し、反応混合物を雰囲気温度で一晩撹拌した。反応混合物を酢酸エチル中に取り、水性5%炭酸水素ナトリウムおよびブラインで洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、真空中で濃縮して清澄なガラス状物を得た。シリカゲル上のクロマトグラフィー(95:5:0.5ジクロロメタン−メタノール−アンモニア)により、標記化合物(63mg)を白色固体として得た。13C NMR(CDCl3)δ219.5(C−9),205.6(C−3),169.9(C−1),103.4,81.3,78.2,77.4,77.1,74.0,70.2,69.7,69.1,65.9,51.1,48.6,46.7,44.3,40.2,38.0,37.6,28.2,23.5,21.2,19.7,17.8,16.1,14.4,11.9,10.5,10.5、MS(FAB)+ m/e613(M+H)+
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH 2 CH 2 NH 2
実施例4で調製した化合物(170mg、0.276ミリモル)のメタノール(10mL)中溶液に酢酸アンモニウム(212mg、2.76ミリモル)を添加し、混合物を0℃に冷却した。シアノホウ水素化ナトリウム(34mg、0.553ミリモル)を添加し、反応混合物を0℃で30時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチル中に取り、水性5%炭酸水素ナトリウム、水性2%トリ(ヒドロキシメチル)アミノメタン、およびブラインで洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、真空中で濃縮した。シリカゲル上のクロマトグラフィー(90:10:0.5ジクロロメタン−メタノール−アンモニア)により標記化合物(90mg)を白色固体として得た。13C NMR(CDCl3)δ217.0(C−9),206.3(C−3),170.6(C−1),102.7,78.9,78.5,75.1,74.9,70.3,69.4,67.8,65.9,63.1,50.8,45.8,44.9,41.7,40.3,38.8,38.2,28.4,22.2,21.3,20.7,19.2,16.6,14.9,12.8,12.4,19.9 MS(FAB)+ m/e617(M+H)+
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH 2 CH 2 NHCH 2 −フェニル
実施例4で調製した化合物(121.3mg、0.200ミリモル)のメタノール(10mL)中0℃溶液に、酢酸(114μL、2.00ミリモル)およびベンジルアミン(218μL、2.00ミリモル)を添加し、混合物を10分間撹拌した。シアノホウ水素化ナトリウム(24.8mg、0.400ミリモル)を添加し、反応混合物を16時間撹拌した。次いで、さらにシアノホウ水素化ナトリウム(24.8mg、0.400ミリモル)を添加し、撹拌を5時間継続した。反応混合物を酢酸エチル中に取り、水性5%炭酸ナトリウム、水性2%トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタンおよびブラインで洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、真空中で濃縮した。シリカゲル上のクロマトグラフィー(95:5:0.5ジクロロメタン−メタノール−アンモニア)、続いて第2のクロマトグラフィー(50:50:0.5アセトン−ヘキサン−トリエチルアミン)により標記化合物(82mg)を白色フォームとして得た。13C NMR(CDCl3)δ216.6(C−9),206.3(C−3),170.5(C−1),139.0,128.6,128.3,126.9,102.4,78.9,78.4,75.1,74.8,70.2,69.4,67.8,65.9,61.7,53.2,50.7,48.2,45.6,44.8,40.2,38.8,38.0,28.3,21.9,21.3,20.6,18.8,16.6,14.6,12.6,12.3,10.7、MS(FAB)+ m/e707(M+H)+
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH 2 CH 2 NHCH 2 CH 2 −フェニル
実施例4で調製した化合物(121.3mg、0.200ミリモル)のメタノール(10mL)中0℃溶液に、酢酸(114μL、2.00ミリモル)およびフェネチルアミン(218μL、2.00ミリモル)を添加し、混合物を10分間撹拌した。シアノホウ水素化ナトリウム(24.8mg、0.400ミリモル)および反応混合物を16時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチル中に取り、水性5%炭酸ナトリウム、水性2%トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタンおよびブラインで洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、真空中で濃縮した。シリカゲル上のクロマトグラフィー(90:10:0.5ジクロロメタン−メタノール−アンモニア)により標記化合物(60.1mg)を白色フォームとして得た。MS(FAB)+ m/e721(M+H)+
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH 2 CH 2 NHCH(CO 2 CH 3 )CH 2 −フェニル
実施例4で調製した化合物(121.3mg、0.200ミリモル)のメタノール(10mL)中0℃溶液に、L−フェニルアラニンメチルエステル塩酸塩(129mg、0.600ミリモル)を添加し、混合物を10分間撹拌した。シアノホウ水素化ナトリウム(24.8mg、0.400ミリモル)および反応混合物を22時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチル中に取り、水性5%炭酸ナトリウム、水性2%トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタンおよびブラインで洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、真空中で濃縮した。シリカゲル上のクロマトグラフィー(95:5:0.5ジクロロメタン−メタノール−アンモニア)により標記化合物(60.1mg)を白色フォームとして得た。13C NMR(CDCl3)δ217.8(C−9),206.4(C−3),170.5(C−1),170.4,137.5,129.4,128.2,126.4,102.4,78.7,78.4,75.2,74.9,70.2,69.4,68.5,65.9,63.1,61.6,51.4,50.7,47.1,45.5,4.7,40.2,39.2,38.4,28.4,21.8,21.2,20.6,18.7,16.6,14.7,12.6,12.2,10.7 MS(FAB)+m/e779(M+H)+
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH 2 CH 2 NHCH 2 −(4−ピリジル)
フェネチルアミンの代わりに4−アミノメチルピリジンで置き換える以外は、実施例10の方法に従って所望の化合物を調製した。13C NMR(CDCl3)δ218.7(C−9),206.2(C−3),170.6(C−1),149.7,148.2,123.3,102.5,78.9,78.4,75.0,74.9,70.2,69.5,68.4,65.9,61.7,52.4,50.7,48.7,45.7,44.8,40.2,39.2,38.5,38.2,28.4,21.8,21.3,20.6,18.7,16.6,14.6,12.6,12.2,10.7、MS(FAB)+m/e708(M+H)+
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH 2 CH 2 NHCH 2 −(4−キノリル)
メタノール(2mL)中の実施例8で調製した化合物(90mg,0.15ミリモル)の溶液に4−キノリンカルボキシアルデヒド(23mg、0.15ミリモル)、酢酸(8.6μL、0.15ミリモル)およびシアノホウ水素化ナトリウム(9.4mg、0.15ミリモル)を添加し、反応混合物を15時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチル中に取り、水性5%炭酸ナトリウム、水性2%トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタンおよびブラインで洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、真空中で濃縮した。シリカゲル上のクロマトグラフィー(90:10:0.5ジクロロメタン−メタノール−アンモニア)により標記化合物(32mg)を灰色がかった白色フォームとして得た。MS(FAB)+ m/e758(M+H)+
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH 2 CH=CH−フェニル
工程14a:反応図式2からの化合物9:XはO、Rは−CH 2 CH=CH−フェニル、Rpはベンゾイル
アセトニトリル(5mL)中の実施例1工程6から調製した化合物(717mg、1.00ミリモル)、酢酸パラジウム(II)(22mg、0.100ミリモル)およびトリフェニルホスフィン(52mg、0.200ミリモル)の窒素下溶液に、ヨードベンゼン(220μL、2.00ミリモル)およびトリエチルアミン(280μL、2.00ミリモル)を添加し、混合物を−78℃まで冷却し、脱気し、密封した。次いで、反応混合物を0.5時間で60℃まで加温し、80℃で12時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチル中に取り、水性5%炭酸水素ナトリウムで2回、水性2%トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタンで1回、およびブラインで1回洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、真空中で濃縮した。シリカゲル上のクロマトグラフィー(95:5:0.5ジクロロメタン−メタノール−アンモニア)により標記化合物(721mg)を灰色がかった白色フォームとして得た。
工程14aで調製した化合物の脱保護は実施例1工程gの手法に従ってメタノール中で加熱することによって達成された。13C NMR(CDCl3)δ219.4(C−9),206.0(C−3),169.8(C−1),137.0,132.6,128.3,127.3,126.7,126.6,102.7,78.4,78.2,75.9,74.3,70.3,69.5,69.1,65.9,64.2,50.6,45.4,40.2,38.7,37.7,28.3,21.9,21.2,20.3,18.1,16.5,14.6,13.0,12.3,108、MS(FAB)+ m/e690(M+H)+
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH 2 CH 2 CH 2 −フェニル
メタノール中の実施例14で調製した化合物(170mg、0.247ミリモル)の溶液を窒素でフラッシュした。炭素上の10%パラジウム(50mg)を添加し、混合物を水素でフラッシュし、正の水素圧下で18時間撹拌した。反応混合物をセライトを通して濾過し、濾過ケーキをジクロロメタンですすいだ。濾液を真空中で濃縮して無色ガラス状物を得た。該ガラス状物をエーテルに取り、ヘキサンを添加し、溶媒を真空中で除去して標記化合物(67mg)を白色固体として得た。13C NMR(CDCl3)δ220.2(C−9),206.5(C−3),170.0(C−1),142.3,128.4,128.1,125.4,102.6,78.2,78.0,75.6,74.2,70.3,69.5,69.4,65.9,62.1,50.6,45.4,44.6,40.2,38.8,37.5,32.1,30.3,28.4,21.9,21.3,20.2,18.4,16.5,14.9,12.4,10.6、MS(FAB)+ m/e692(M+H)+
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH 2 CH=CH−(4−メトキシフェニル)
ヨードベンゼンに代えて4−ヨードアニソールで置き換える以外は実施例14の方法に従って所望の化合物を調製した。MS(FAB)+ m/e720(M+H)+
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH 2 CH=CH−(4−クロロフェニル)
ヨードベンゼンに代えて1−クロロ−4−ヨードベンゼンで置き換える以外は実施例14の方法に従って所望の化合物を調製した。13C NMR(CDCl3)δ219.6(C−9),206.0(C−3),169.8(C−1),139.6,135.5,131.3,128.5,127.9,127.3,102.7,78.4,78.2,75,9,74.2,70.3,69.5,69.2,65.9,64.1,50.6,45.4,45.3,38.6,37.6,28.4,21.8,21.2,20.3,18.0,16.5,14.6,13.0,12.2,10.8、MS(FAB)+ m/e724(M+H)+
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH 2 CH=CH−(3−キノリル)
工程18a:反応図式2からの化合物9:XはO、Rは−CH 2 CH=CH−(3−キノリル)、Rpはベンゾイル
アセトニトリル(2mL)中の実施例1工程fで調製した化合物(1.80g、0.25ミリモル)、酢酸パラジウム(II)(11mg、0.05ミリモル)およびトリ−o−トリルホスフィン(30mg、0.10ミリモル)および3−ブロモキノリン(68μL、0.5ミリモル)の混合物を−78℃まで冷却し、脱気し、密封した。次いで、反応混合物を2時間で50℃まで加温し、80℃で16時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチルに取り、水性5%炭酸ナトリウム、2%水性トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタンおよびブラインで洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、真空中で濃縮した。シリカゲル上のクロマトグラフィー(98:2ジクロロメタン−メタノール)により標記化合物(186mg)を灰色がかった白色フォームとして得た。MS(FAB)+ m/e845(M+H)+
工程18aで調製した化合物の脱保護は、実施例1工程gの手法に従ってメタノール中で加熱することによって達成された。13C NMR(CDCl3)δ219.7(C−9),205.9(C−3),169.8(C−1),152.1,150.0,147.5,140.2,132.6,130.0,129.2,129.1,128.8,128.1,127.9,126.5,102.8,78.5,78.2,75.9,74.2,70.2,69.4,69.2,65.9,64.1,50.6,45.4,45.3,40.2,38.7,37.6,28.4,21.8,21.2,20.3,18.0,16.5,14.6,13.0,12.2,10.8、MS(FAB)+ m/e741(M+H)+
これまでの実施例および反応図式で記載した手法ならびに合成有機化学分野で知られた方法を用い、XがOである以下の式VIIIの化合物を調製できる。以下の表に記載したR置換基を有するこれらの化合物は以下の式のものである。
19 Rは−CH2CH2CH2OH
20 Rは−CH2C(O)OH
21 Rは−CH2CH2NHCH3
22 Rは−CH2CH2NHCH2OH
23 Rは−CH2CH2N(CH3)2
24 Rは−CH2CH2(1−モルホリニル)
25 Rは−CH2C(O)NH2
26 Rは−CH2NHC(O)NH2
27 Rは−CH2NHC(O)CH3
28 Rは−CH2F
29 Rは−CH2CH2OCH3
30 Rは−CH2CH3
31 Rは−CH2CH=CH(CH3)2
32 Rは−CH2CH2CH(CH3)CH3
33 Rは−CH2CH2OCH2CH2OCH3
34 Rは−CH2SCH3
35 Rは−シクロプロピル
36 Rは−CH2OCH3
37 Rは−CH2CH2F
38 Rは−CH2−シクロプロピル
39 Rは−CH2CH2CHO
40 Rは−C(O)CH2CH2CH3
41 Rは−CH2−(4−ニトロフェニル)
42 Rは−CH2−(4−クロロフェニル)
43 Rは−CH2−(4−メトキシフェニル)
44 Rは−CH2−(4−シアノフェニル)
45 Rは−CH2CH=CHC(O)OCH3
46 Rは−CH2CH=CHC(O)OCH2CH3
47 Rは−CH2CH=CHCH3
48 Rは−CH2CH=CHCH2CH3
49 Rは−CH2CH=CHCH2CH2CH3
50 Rは−CH2CH=CHSO2−フェニル
51 Rは−CH2C≡C−Si(CH3)3
52 Rは−CH2C≡CCH2CH2CH2CH2CH2CH3
53 Rは−CH2C≡CCH3
54 Rは−CH2−(2−ピリジル)
55 Rは−CH2−(3−ピリジル)
56 Rは−CH2−(4−ピリジル)
57 Rは−CH2−(4−キノリル)
58 Rは−CH2NO2
59 Rは−CH2C(O)OCH3
60 Rは−CH2C(O)−フェニル
61 Rは−CH2C(O)CH2CH3
62 Rは−CH2Cl
63 Rは−CH2S(O)2−フェニル
64 Rは−CH2CH=CHBr
65 Rは−CH2CH=CH−(4−キノリル)
66 Rは−CH2CH2CH2−(4−キノリル)
67 Rは−CH2CH=CH−(5−キノリル)
68 Rは−CH2CH2CH2−(5−キノリル)
69 Rは−CH2CH=CH−(4−ベンゾオキサゾリル)
70 Rは−CH2CH=CH−(7−ベンズイミダゾリル)
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH 2 CH=CH 2
工程71a:反応図式2からの化合物10;Rは−CH 2 CH=CH 2 、R p はベンゾイル
実施例1工程fで調製した化合物(3.58g、5.00ミリモル)のTHF(60mL)中窒素下−35℃溶液にナトリウムヘキサメチレンジシラジド(THF中1.0M、5.5mL、5.5ミリモル)を添加し、得られた白色懸濁液を30分間撹拌した。THF(40mL)中のカルボニルジイミダゾール(4.05g、25ミリモル)の溶液を−35℃で20分間にわたって滴下し、次いで、冷却浴を取り除き、反応混合物を30分間撹拌した。反応混合物を酢酸エチル中に取り、水性5%炭酸水素ナトリウムおよびブラインで洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、真空中で濃縮した。シリカゲル上の
クロマトグラフィー(30%アセトン−ヘキサン)により標記化合物(2.6g)を白色フォームとして得た。MS(FAB)+ m/e744(M+H)+
工程71aで調製した化合物の脱保護は、実施例1工程gの手法に従いメタノール中で加熱することによって達成した。13C NMR(CDCl3)δ212.1(C−9),205.0(C−3),168.9(C−1),153.8,134.4,118.4,103.1,84.7,80.5,78.7,77.1,76.9,70.3,69.5,65.9,64.8,50.8,46.5,44.1,40.2,38.8,38.1,28.4,22.7,21.2,20.5,18.3,14.5,13.6,12.6,10.6、MS(FAB)+ m/e640(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH 2 CH=CH−フェニル
工程72a:反応図式2からの化合物10:Rは−CH 2 CH=CH−フェニル、R p はベンゾイル
THF(5mL)中の実施例14工程aで調製した化合物(150mg、0.20ミリモル)の溶液を−35℃まで冷却し、窒素でフラッシュした。リチウムヘキサメチルシラジド(THF中1.0M、0.22mL、0.22ミリモル)を−35℃で2分間にわたって添加した。反応混合物を−35℃で10分間撹拌し、次いで、THF(3mL)中のカルボニルジイミダゾール(162mg、1.00ミリモル)の溶液を2分間にわたって滴下した。冷却浴を取り除き、反応混合物を30分間撹拌した。反応混合物を0℃まで冷却し、水性0.5M KH2PO4を添加した。混合物を酢酸エチルで抽出し、有機相をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、真空中で濃縮した。シリカゲル上のクロマトグラフィー(30%アセトン−ヘキサン)により標記化合物(87mg)を白色固体として得た。MS(FAB)+ m/e820(M+H)+
工程72aで調製した化合物の脱保護は、実施例1工程gの手法に従ってメタノール中で加熱することによって達成した。13C NMR(CDCl3)212.4(C−9),205.2(C−3),168.3(C−1),153.3,136.4,134.9,128.3,127.6,127.0,124.7,103.2,84.5,80.8,78.7,78.0,70.3,69.6,65.9,64.5,50.9,46.9,44.4,40.2,39.1,37.8,28.3,23.0,21.2,20.4,18.1,14.8,14.4,13.7,12.6,10.8、MS(FAB)+ m/e716(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH 2 CH 2 CH 2 −フェニル
工程73a:反応図式1bからの化合物8:Rは−CH 2 CH 2 CH 2 −フェニル、R p はベンゾイル
所望の化合物は、実施例1工程eの手法に従って安息香酸無水物と実施例15の化合物とを反応させることによって調製した。
THF(5mL)中の工程73aで調製した化合物(104mg、0.13ミリモル)の溶液を−35℃まで冷却し、窒素でフラッシュした。ナトリウムヘキサメチルジシラジド(THF中1.0M、0.16mL、0.16ミリモル)を−35℃で1分間にわたって添加した。反応混合物を−35℃で10分間撹拌し、次いで、THF(3mL)中のカルボニルジイミダゾール(105mg、0.65ミリモル)の溶液を1分間にわたって滴下した。冷却浴を取り除き、反応混合物を30分間撹拌した。反応混合物を酢酸エチルで抽出し、有機相を水性5%炭酸水素ナトリウムおよびブラインで洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、真空中で濃縮した無色ガラス状物を得た。シリカゲル上のクロマトグラフィー(30%アセトン−ヘキサン)により標記化合物(63mg)を白色固体として得た。MS(FAB)+ m/e822(M+H)+
工程73bで調製した化合物の脱保護は、実施例1工程gの手法に従ってメタノール中で加熱することによって達成した。13C NMR(CDCl3)δ211.8(C−9),205.1(C−3),169.6(C−1),153.6,141.9,128.5,128.1,125.5,102.7,84.6,80.5,78.3,76.0,70.2,69.5,65.9,62.4,50.7,45.5,44.5,40.2,38.6,37.9,31.9,30.4,28.4,2.6,21.2,20.3,18.5,14.6,13.4,13.3,12.6,10.4、MS(FAB)+ m/e718(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH 2 CH=CH−(4−クロロフェニル)
工程74a:反応図式1bからの化合物10:Rは−CH 2 CH=CH−(4−クロロフェニル)、R p はベンゾイル
THF(5mL)中の実施例17におけるごとくに調製した式10の化合物(Rは−CH2CH=CH−(4−クロロフェニル)、Rpはベンゾイル)の溶液を−35℃まで冷却し、窒素でフラッシュした。リチウムヘキサメチルジシラジド(THF中1.0M、0.22mL、0.22ミリモル)を−35℃において2分間にわたって添加した。反応混合物を−35℃で10分間撹拌し、次いで、THF(3mL)中のカルボニルジイミダゾール(105mg、0.65ミリモル)の溶液を2分間にわたって滴下した。冷却浴を取り除き、反応混合物を30分間撹拌した。混合物を酢酸エチルで抽出し、有機相を水性5%炭酸水素ナトリウムおよびブラインで洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、真空中で濃縮して無色ガラス状物(219mg)が得られ、これをさらに精製することなく使用した。MS(FAB)+ m/e854(M+H)+
工程74aで調製した化合物の脱保護は、実施例1工程gの手法に従ってメタノール中で加熱することによって達成された。13C NMR(CDCl3)δ212.4(C−9),205.1(C−3),168.6(C−1),153.3,135.0,133.5,133.2,128.5,128.3,125.5,103.2,84.5,80.7,78.8,78.0,70.3,69.6,66.0,64.3,50.9,46.9,44.4,40.2,39.1,37.8,37.8,28.4,23.0,21.2,20.4,18.1,14.8,14.4,13.6,12.6,10.7、MS(FAB)+ m/e750(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH 2 CH=CH−(3−キノリル)
実施例71工程aおよびbの手法を用い、実施例18におけるごとくに調製した式10の化合物(Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル)、Rpはベンゾイル)を標記化合物に変換した。13C NMR(CDCl3)δ212.4(C−9),205.2(C−3),168.7(C−1),153.4,150.3,147.6,132.7,131.1,129.6,129.0,128.9,128.4,128.1,127.7,126.6,103.2,84.5,80.6,78.9,77.5,77.0,70.3,69.6,65.9,64.3,50.9,46.9,44.5,40.3,39.0,37.8,28.4,22.8,21.2,20.4,18.1,14.7,14.4,13.5,12.6,10.6、MS(FAB)+ m/e767(M+H)+
76 Rは−CH2CH2CH3
77 Rは−CH2CH2NH2
78 Rは−CH2CH=NOH
79 Rは−CH2CH2CH2OH
80 Rは−CH2F
81 Rは−CH2CH2−フェニル
82 Rは−CH2CH2−(4−ピリジル)
83 Rは−CH2CH2−(4−キノリル)
84 Rは−CH2CH(OH)CN
85 Rは−CH(C(O)OCH3)CH2−フェニル
86 Rは−CH2CN
87 Rは−CH2CH=CH−(4−メトキシフェニル)
88 Rは−CH2CH=CH−(4−フルオロフェニル)
89 Rは−CH2CH=CH−(8−キノリル)
90 Rは−CH2CH2NHCH2−フェニル
91 Rは−CH2−フェニル
92 Rは−CH2−(4−ピリジル)
93 Rは−CH2−(4−キノリル)
94 Rは−CH2CH=CH−(4−ピリジル)
95 Rは−CH2CH2CH2−(4−ピリジル)
96 Rは−CH2CH=CH−(4−キノリル)
97 Rは−CH2CH2CH2−(4−キノリル)
98 Rは−CH2CH=CH−(5−キノリル)
99 Rは−CH2CH2CH2−(5−キノリル)
100 Rは−CH2CH=CH−(4−ベンゾオキサゾリル)
101 Rは−CH2CH=CH−(4−ベンゾイミダゾリル)
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 CH=CH 2
工程102a:反応図式2からの化合物11:Rは−CH 2 CH=CH 2 、R p はベンゾイル
ベンゼン(100mL)中の実施例71工程aにおけるごとくに調製した化合物10(Rは−CH2CH=CH2、Rpはベンゾイル)(2.59g、3.48ミリモル)の溶液に、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エン(DBU、5.0mL、34ミリモル)を添加した。反応混合物を窒素でフラッシュし、80℃まで加温し、3.5時間撹拌した。反応混合物を0℃まで冷却し、水性0.5M NaH2PO4(100mL)を添加した。混合物を酢酸エチルで2回抽出し、合わせた有機層をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、真空中で濃縮して白色フォームを得た。シリカゲル上のクロマトグラフィー(30%アセトン−ヘキサン)により標記化合物(1.74g)を白色固体として得た。MS(FAB)+ m/e700(M+H)+
工程102aにおいて調製した化合物(1.74g、2.49ミリモル)のTHF(30mL)中溶液を−10℃まで冷却し、窒素でフラッシュした。水素化ナトリウム(鉱油中80%、150mg、5.00ミリモル)を添加し、反応混合物を10分間撹拌した。THF(20mL)中のカルボニルジイミダゾール(1.22g、7.50ミリモル)の溶液を−10℃にて10分間にわたって添加した。冷却浴を取り除き、反応混合物を1時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチルで抽出し、有機相を水性5%炭酸水素ナトリウムおよびブラインで洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、真空中で濃縮して白色フォームを得た。シリカゲル上のクロマトグラフィー(30%アセトン−ヘキサン)により標記化合物(1.58g)を白色固体として得た。MS(FAB)+794(M+H)+
工程102bで調製した化合物(1.19g、1.5ミリモル)をTHF(2mL)およびアセトニトリル(20mL)に溶解させ、溶液を窒素でフラッシュした。水性水酸化アンモニウム(28%、21mL)を添加し、反応混合物を窒素下で24時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチルで抽出し、有機相を水性5%炭酸水素ナトリウムおよびブラインで洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、真空中で濃縮して白色フォームを得た。シリカゲル上のクロマトグラフィー(30%アセトン−ヘキサン)により標記化合物(0.56g)を白色固体として得た。MS(FAB)+ m/e743(M+H)+
標記化合物は、実施例1工程gの手法に従ってメタノール中で加熱することによって工程102cで調製した化合物の脱保護によって調製した。13C NMR(CDCl3)δ216.9(C−9),205.3(C=3),169.5(C−1),158.0,134.4,18.2,102.8,83.7,78.4,77.1,76.1,70.2,69.5,64.7,57.8,50.8,45.9,45.1,40.2,38.9,37.3,28.3,22.6,21.2,20.2,18.1,14.5,13.8,13.7,10.6、MS(FAB)+m/e639(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 CH=CH−フェニル
所望の化合物は、そこで使用された実施例1工程fの化合物の代わりに実施例102工程cで調製した化合物(反応図式4の化合物18、ここでRはアリルであってRpはベンゾイル)で置き換える以外は実施例18の手法を用いて調製した。13C NMR(CDCl3)δ217.1(C−9),205.3(C−3),169.5(C−1),157.4,136.5,133.7,128.6,127.8,126.5,125.4,102.9,83.4,78.4,77.7,76.4,70.3,69.5,65.9,64.3,58.2,50.9,46.3,45.1,40.2,39.1,37.3,31.5,28.3,22.8,21.2,20.3,18.1,14.4,14.2,13.7,10.8、MS(FAB)+ m/e715(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 CH=CH−(3−キノリル)
所望の化合物は、そこで使用された実施例1工程fの化合物の代わりに実施例102工程cで調製した化合物(反応図式4の化合物18、ここでRはアリルであってRpはベンゾイル)で置き換える以外は実施例18の手法を用いて調製した。13C NMR(CDCl3)δ217.4(C−9),205.3(C−3),169.6(C−1),157.7,149.7,147.6,132.5,129.9,129.6,129.2,129.1,128.6,128.1,126.7,102.9,83.5,78.8,77.5,76.5,70.2,69.5,65.9,64.3,58.2,50.9,46.3,45.1,40.2,39.1,37.4,28.2,22.6,21.2,30.2,18.1,14.4,13.7,10.7、MS(FAB)+m/e766(M+H)+
これまでの実施例および反応図式に記載した手法および合成有機化学分野で知られた方法を用い、LがCOであってTがNHである式IXの以下の化合物を調製することができる。以下の表に記載したR置換基を有するこれらの化合物は以下の式のものである。
105 Rは−CH2CH2CH3
106 Rは−CH2CH2NH2
107 Rは−CH2CH=NOH
108 Rは−CH2CH2CH2OH
109 Rは−CH2F
110 Rは−CH2CH2NHCH2−フェニル
111 Rは−CH2CH2NHCH2−(4−ピリジル)
112 Rは−CH2CH2NHCH2−(4−キノリル)
113 Rは−CH2CH(OH)CN
114 Rは−CH(C(O)OCH3)CH2−フェニル
115 Rは−CH2CN
116 Rは−CH2CH=CH−(4−クロロフェニル)
117 Rは−CH2CH=CH−(4−フルオロフェニル)
118 Rは−CH2CH=CH−(4−メトキシフェニル)
119 Rは−CH2CH2CH2−(4−エトキシフェニル)
120 Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル)
121 Rは−CH2CH2NHCH2CH2−(2−クロロフェニル)
122 Rは−CH2−フェニル
123 Rは−CH2−(4−ピリジル)
124 Rは−CH2−(4−キノリル)
125 Rは−CH2CH=CH−(4−ピリジル)
126 Rは−CH2CH2CH2−(4−ピリジル)
127 Rは−CH2CH=CH−(4−キノリル)
128 Rは−CH2CH2CH2−(4−キノリル)
129 Rは−CH2CH=CH−(5−キノリル)
130 Rは−CH2CH2CH2−(5−キノリル)
131 Rは−CH2CH=CH−(4−ベンゾオキサゾリル)
132 Rは−CH2CH=CH−(4−ベンズイミダゾリル)
133 Rは−CH2CH=CH−(8−キノリル)
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rはアリル
工程134a:式14の化合物(反応図式3a):A、B、DおよびEはH、Rはアリル、Rpはベンゾイル
アセトニトリル中の実施例102工程bにおけるごとくに調製した式12の化合物(Rはアリル、Rpはベンゾイル、385mg、0.485ミリモル)の窒素下溶液にエチレンジアミン(291mg、4.85ミリモル)を添加し、反応混合物を67時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチルで抽出し、有機相を水性5%炭酸水素ナトリウムおよびブラインで洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、真空中で濃縮して標記化合物(401mg)が無色油として得られ、これをさらに精製することなく使用した。
工程134aで調製した粗製油をメタノール(5mL)に溶解させ、酢酸(60μl)を添加し、反応混合物を雰囲気温度で15時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチルで抽出し、有機相を水性5%炭酸水素ナトリウムおよびブラインで洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、真空中で濃縮してわずかに黄色のガラス状物(347mg)を得た。シリカゲル上のクロマトグラフィー(95:5:0.5ジクロロメタン−メタノール−アンモニア)により標記化合物(126mg)を白色フォームとして得た。MS m/e664(M+H)+
135 Rは−CH2CH2CH3
136 Rは−CH2CH2NH2
137 Rは−CH2CH=NOH
138 Rは−CH2CH2CH2OH
139 Rは−CH2F
140 Rは−CH2CN
141 Rは−CH2CH(OH)CN
142 Rは−CH2−フェニル
143 Rは−CH2−(4−ピリジル)
144 Rは−CH2−(4−キノリル)
145 Rは−CH2CH=CH−(4−ピリジル)
146 Rは−CH2CH=CH−(4−クロロフェニル)
147 Rは−CH2CH=CH−(4−フルオロフェニル)
148 Rは−CH2CH=CH−(4−メトキシフェニル)
149 Rは−CH2CH2CH2−フェニル
150 Rは−CH2CH=CH−(4−ピリジル)
151 Rは−CH2CH2CH2−(4−ピリジル)
152 Rは−CH2CH=CH−(4−キノリル)
153 Rは−CH2CH2CH2−(4−キノリル)
154 Rは−CH2CH=CH−(5−キノリル)
155 Rは−CH2CH2CH2−(5−キノリル)
156 Rは−CH2CH=CH−(4−ベンゾオキサゾリル)
157 Rは−CH2CH=CH−(4−ベンズイミダゾリル)
158 Rは−CH2CH=CH−(8−キノリル)
159 Rは−CH2CH2NHCH2−フェニル
160 Rは−CH2CH2NHCH2−(4−ピリジル)
161 Rは−CH2CH2NHCH2−(4−キノリル)
162 Rは−CH2CH2NHCH(CH2−フェニル)C(O)OCH3
163 Rは−CH2CH2NHCH2CH2−(2−クロロフェニル)
式(VII)の化合物:A、BおよびEはH、Dはベンジル、Rはアリル
工程164a:2−(R)−(BOC−アミノ)−3−フェニル−1−プロパノール
0℃に保持した20mLの塩化メチレン中のジ−t−ブチルジカルボネートの5.2g(23.8ミリモル)試料に(R)−2−アミノ−3−フェニル−1−プロパノール(3.0g、19.8ミリモル、Aldrich)を添加し、反応混合物を室温で1.5時間撹拌した。溶媒を除去し、残渣を高真空下で乾燥し、直接次の工程に取った。
工程164aからの物質を20mLの塩化メチレンおよび5mLのTHFに溶解させ、溶液を0℃まで冷却した。トリエチルアミン(4.1mL、29.4ミリモル)を添加し、次いで、塩化メタンスルホニル(1.9mL、24.5ミリモル)をゆっくりと添加した。混合物を室温で45分間撹拌し、次いで、真空下で溶媒を除去した。残渣を酢酸エチルに溶解し、溶液をブラインで洗浄し、乾燥し(N2SO4)、濾過した。溶媒を真空下で除去して標記化合物6.38gを得た。MSm/z(M+H)+;330、MS m/e(M+NH4)+:347
前記工程164bからの化合物(6.36g、193ミリモル)を25mLのDMFに溶解させ、2.5g(38ミリモル)のNaN3を添加した。反応混合物を62℃で24時間撹拌した。溶液を室温まで冷却し、次いで、酢酸エチルで抽出した。有機抽出物を水およびブラインで洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、濾過した。溶媒を除去し、真空下で除去して標記化合物4.34gを得た。MS m/z(M+H)+:277、MS m/z(M+NH4)+:294
工程164cからの化合物(4.3g、15.6ミリモル)を30mLのエタノール中4N HClに溶解させ、反応混合物を室温で1.5時間撹拌した。溶媒をストリップし、エーテルで追跡した。残渣を水に溶解させ、NaClを添加し、混合物をエチルエーテルで抽出し、これを捨てた。水性層をK2CO3でpH12に調整し、NaClで飽和させ、CHCl3で抽出した。有機抽出物をブラインで洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、濾過した。溶媒を真空下で除去して2.17gの標記化合物を得た。MS m/z(MLH)+:177、MS m/z(M+NH4)+:194
工程164dからの化合物の試料(1.2g、6.8ミリモル)を室温で1.2gの10%Pd/Cで21.5時間水素化した(4気圧)。混合物を濾過して触媒を除去し、溶媒を除去して標記化合物(1.055g)を得た。MS m/z(M+H)+:151、MS m/z(M+NH4)+:168
所望の化合物は、水性アセトニトリル中の実施例102工程bにおけるごとくに調製した化合物(これは、反応図式3aからの化合物12である、ここで、Rはアリル、Rpはベンゾイル)および前記工程164eにおけるごとくに調製した1,2−(R)−ジアミノ−3−フェニルプロパンの溶液を、出発物質の全てを実質的に消費するのに十分な時間撹拌することによって調製する。
標記化合物は、実施例1工程gの手法に従ってメタノール中で加熱することによって工程164fにおけるごとくに調製した化合物の脱保護により調製する。
所望の化合物はエタノール−酢酸中の工程164gにおけるごとくに調製した化合物の溶液を加熱することによって調製する。
式(VII)の化合物:Aはベンジル、B、DおよびEはH、Rはアリル
工程165a:反応図式3bからの化合物16:Aはベンジル、B、DおよびEはH、YはOH、Rはアリル、R p はベンゾイル
所望の化合物は、1,2−(R)−ジアミノ−3−フェニルプロパンの代わりに(S)−2−アミノ−3−フェニル−1−プロパノール(Aldrich Chemical Co.)で置き換える以外は実施例164工程fの方法に従って調製する。
所望の化合物は、工程165aの化合物のTHF中溶液をトリフェニルホスフィン、ジエチルアゾジカルボキシレート、およびジフェニルホスホリルアジドで処理することによって調製する。
所望の化合物は、実施例1工程gの手法に従ってメタノール中で加熱することによって工程165bにおけるごとくに調製した化合物の脱保護により調製する。
所望の化合物は、工程165dの生成物およびトリフェニルホスフィンのTHF中溶液を還流することによって調製する。
所望の化合物は、エタノール−酢酸中の工程165dにおけるごとくに調製した化合物の溶液を加熱することによって調製する。
式(VII)の化合物:AおよびEはフェニル、BおよびDはH、Rはアリル
所望の化合物は、1,2−(R)−3−フェニルプロパンの代わりに1,2−ジフェニル−1,2−エチレンジアミン(Aldrich Chemical Co.)で置き換える以外は実施例164の方法に従って調製する。
式(VII)の化合物:Aはメチル、B、DおよびEはH、Rはアリル
所望の化合物は、(S)−2−アミノ−3−フェニル−1−プロパノールの代わりに(S)−2−アミノ−1−プロパノール(Aldrich Chemical Co.)で置き換える以外は実施例165の方法に従って調製する。
式(VII)の化合物:AおよびDはメチル、BおよびEはH、Rはアリル
工程168a:メソ−2,3−ビス(メタンスルホニルオキシ)ブタン
メソ−2,3−ブタンジオール(10g、111ミリモル、Aldrich)およびトリエチルアミン(92.8mL、666ミリモル)の試料を塩化メチレンに溶解させた。溶液を−78℃まで冷却し、塩化メタンスルホニル(25.8mL、333ミリモル)を滴下した。沈殿が形成された。混合物をさらなる塩化メチレンで希釈し、混合物を−78℃で20分間および0℃で2時間撹拌した。反応混合物を室温まで加温し、さらなる溶媒で希釈し、H2O、水性NaHCO3および水性NaClで洗浄した。有機溶液をMgSO4上で乾燥し、溶媒を除去して化合物(25.01g)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ4.91(q,2H),3.10(s,6H),1.45(d,6H)
工程168a(25g)からの化合物の試料を250mLのDMFに溶解させ、NaN3(40g)を添加した。混合物を85℃で24時間激しく撹拌し、次いで、室温まで冷却した。混合物を800mLのエーテルで希釈し、H2O、水性NaHCO3および水性NaClで洗浄し、MgSO4上で乾燥した。溶液を濾過し、濃縮して標記化合物(13.00g)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ3.50(m,2H),1.30(d,6H)
工程168bからの化合物の試料(13.0g、125ミリモル)をエタノールに溶解させ、4気圧にて室温で10%Pd/C上で20時間水素化した。濾過によって触媒を除去し、溶媒を真空下で除去して標記化合物を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ2.70(m,2H),1.45(br,4H),1.05(d,6H)
MS(m/z):89(M+H)+
所望の化合物は、その1,2−(R)−ジアミノ−3−フェニルプロパンに代えて工程168cにおけるごとくに調製したメソ−2,3−ブタンジアミンで置き換える以外は実施例164工程c−hの方法に従って調製する。
式(VII)の化合物:AおよびEは一緒になって−CH 2 CH 2 CH 2 −、BおよびDはH、Rはアリル
所望の化合物は、メソ−2,3−ブタンジオールに代えて1,2−シクロペンタンジオール(Aldrich Chemical Co.)で置き換える以外は実施例168の方法に従って調製する。
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH 2 CH=CH−(3−キノリル)
所望の化合物は、実施例18の方法に従って、3−ブロモキノリンを実施例134の生成物とカップリングさせることによって調製した。MS(FAB)+ m/e791(M+H)+
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH 2 CH 2 CH 2 −(3−キノリル)
窒素でフラッシュしたメタノール(10mL)中の実施例170からの化合物の試料(110mg)に10% Pd/C(50mg)を添加し、混合物を1気圧の水素下、室温で16時間撹拌した。混合物を濾過し、濃縮し、残渣を、95:5:0.5ないし90:10:0.5ジクロロメタン/メタノール/ジメチルアミンで溶出するシリカゲル上のクロマシグラフィーによって
精製して標記化合物(106mg)を得た。高分解能MS m/e(M+H)+ C44H64N4O9として 計算値:793.4752、実測値:793.4766
式(VIII)の化合物:XはO、RはCH 2 −(3−ヨードフェニル)
工程1fの臭化アリルの代わりに臭化3−ヨードベンジルで置き換える以外は実施例1の手法に従い、標記化合物を調製した。MS(FAB)+ m/e949(M+H)+
式(VIII)の化合物:XはO、RはCH 2 −(2−ナフチル)
工程1aの臭化アリルの代わりに臭化(2−ナフチル)メチルで、および工程1eの安息香酸無水物の代わりに無水酢酸で置き換える以外は実施例1の手法に従って、標記化合物を調製した。MS(FAB)+ m/e714(M+H)+;C40H59NO10として 計算値:C,67.30;H,8.33;N,1.96;実測値:C,66.91;H,8.29;N,1.64
式(VIII)の化合物:XはO、RはCH 2 −CH=CH−(4−フルオロフェニル)
工程14aのヨードベンゼンの代わりに4−フルオロ−1−ヨードベンゼンで置き換える以外は実施例172の手法に従って、標記化合物を調製した。
式(VIII)の化合物:XはO、RはCH 2 −CH(OH)−CN
実施例8の粗生成物の反応混合物からクロマトグラフィー分離することによって標記化合物を得た。MS(FAB)+m/e643(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 −(2−ナフチル)
工程176a:反応図式1aからの化合物6:Rは−CH 2 −(2−ナフチル)
工程1aの臭化アリルの代わりに臭化(2−ニフチル)メチルで置き換える以外は実施例1工程a−cの手法により、標記化合物を調製した。MS(FAB)+ m/e874(M+H)+
その実施例の安息香酸無水物に代わりに無水酢酸で置き換える以外は実施例1工程eの手法に従って工程176aからの化合物(2.0g)を処理した。MS(FAB)+ m/e958(M+H)+
実施例102工程bの手法に従って、工程176bの化合物(500mg)をNaHおよびカルボニルジイミダゾールで処理して標記化合物(58mg)を得た。MS(FAB)+ m/e1034(M+H)+
実施例102工程cの手法に従って、工程176cの化合物(58mg)をアセトニトリル中のアンモニアで処理した。MS(FAB)+ m/e983(M+H)+
実施例1工程1d、1fおよび1gの手法に従って、工程176dの化合物を処理して標記化合物を得た。MS(FAB)+ m/e739(M+H)+
式(III)の化合物:R c はアセチル、LはCO、TはNH、Rは−CH 2 CH=CH 2
工程177a:反応図式1cからの化合物6A:Rは−CH2CH=CH2、Rpはアセチル
ジクロロメタン(20mL)中の実施例1工程cからの化合物の試料(405.2g、528ミリモル)にジメチルアミノピリジン(0.488g、4ミリモル)および無水酢酸(3.39mL、36ミリモル)を添加し、混合物を室温で3時間撹拌した。混合物を塩化メチレンで希釈し、次いで、5%水性炭酸水素ナトリウムおよびブラインで洗浄し、Na2SO4上で乾燥した。残渣を乾燥し、アセトニトリルから再結晶して標記化合物(491g)を得た。MS m/e857(M+H)+
−40℃まで冷却し、窒素でフラッシュした乾燥THF(500mL)中の工程177aからの化合物の試料(85.8g、100ミリモル)にナトリウムビス(トリメチルシリル)アミド(125mL、125ミリモル)を20分間にわたって添加し、混合物を−40℃で40分間撹拌した。この混合物に、−40℃で窒素下、THF/DMF(800mL)中のカルボニルジイミダゾール(3.65g、22.56ミリモル)の溶液を30分間にわたって添加し、混合物を−20℃で30分間撹拌した。混合物を室温で27時間撹拌し、次いで、酢酸エチルで希釈した。混合物を5%炭酸水素ナトリウムおよびブラインで洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、濃縮して標記化合物(124g)が得られ、これを次の工程に直接取った。
工程177bからの化合物(124g)を9:1アセトニトリル/THF(1100mL)に溶解させ、水酸化アンモニウム(28%、200mL)を添加し、混合物を窒素下、室温で8日間撹拌した。溶媒を除去し、残渣を酢酸エチルに溶解させた。この溶液を5%炭酸水素ナトリウムおよびブラインで洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、濃縮して標記化合物を得た。MS(FAB)+ m/e882(M+H)+
エタノール(200mL)に懸濁させ、水(400mL)で希釈した工程177cからの化合物の試料(69.0g、78.2ミリモル)にHCl(0.972N、400mL)を20分間にわたって滴下した。混合物を4時間撹拌し、さらにHClを20分間にわたって添加した(4N、100mL)。混合物を18時間撹拌し、0℃まで冷却し、次いでNaOH(4N、200mL)を30分間にわたってほぼpH9まで添加した。標記化合物は濾過によって単離した(35.56g)。
ジクロロメタン(80mL)中のN−クロロスクシンイミド(2.37g、17.8ミリモル)の窒素下−10℃溶液に、ジメチルスルフィド(1.52mL、20.8ミリモル)を5分間にわたって添加した。得られた白色スラリーを−10℃で10分間撹拌し、ジクロロメタン(60mL)中の工程177dからの化合物(8.10g、11.9ミリモル)の溶液を添加し、反応混合物を−10ないし−5℃で10分間にわたって撹拌した。トリエチルアミン(1.99mL、14.3ミリモル)を10分間にわたって滴下し、反応混合物を0℃で1時間撹拌した。反応混合物をジクロロメタンで抽出した。有機相水性5%炭酸水素ナトリウムおよびブラインで洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、真空中で濃縮して白色フォームを得た。(50:50:0.5アセトン/ヘキサン/水酸化アンモニウムで溶出する)シリカゲル上のクロマトグラフィーにより標記化合物(8.27g)を白色フォームとして得た。元素分析 C35H56N2O11として 計算値:C,61.75;H,8.29;N,4.11 実測値:C,62.25;H,8.50;N,4.28
式(IX)の化合物(IX):LはCO、TはNH、Rは−CH 2 CH=CH−(3−キノリル)の代替合成法
工程178a:(式(III)の化合物;Rcはアセチル、LはCO、TはNH、Rは−CH 2 CH=CH−(3−キノリル)
アセトニトリル(400mL)中の実施例177からの化合物(46.36g、68.2ミリモル)、酢酸パラジウム(II)(3.055g、13.6ミリモル)およびトリ−O−トルリルホスフィン(8.268g、27.2ミリモル)の混合物を窒素でフラッシュした。この溶液に3−ブロモキノリン(18.45mL、136ミリモル)およびトリエチルアミン(18.92mL、13.6ミリモル)をシリンジを介して添加した。反応混合物を50℃で1時間加熱し、90℃で4日間撹拌した。反応混合物を酢酸エチル中に取り、水性5%炭酸水素ナトリウムおよびブラインで洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、真空中で濃縮した。(50:50:0.5アセトン/ヘキサン/水酸化アンモニウムで溶出する)シリカゲル上のクロマトグラフィーにより標記化合物(46.56g)を白色フォームとして得た。MS m/e808(M+H)+
工程178aで調製した化合物の試料(42.43g)の脱保護は、実施例1の手法に従ってメタノール中で一晩撹拌して標記生成物(32.95g)を得ることによって達成した。MS m/e766(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはN(CH 3 )、Rは−CH 2 CH=CH 2
工程179a:反応図式4からの化合物18:R * はメチル、Rは−CH 2 CH=CH 2 、R p はベンゾイル
実施例102工程102b(反応図式3aからの化合物(12):Rは−CH2CH=CH2、Rpはベンゾイル、320mg、0.4ミリモル)の試料をアセトニトリル(10mL)に溶解させ、溶液を窒素でフラッシュした。水性メチルアミン(40%、0.344mL)を添加し、反応混合物を窒素下で4日間撹拌した。反応混合物を酢酸エチルで抽出し、有機相を水性5%炭酸水素ナトリウムおよびブラインで洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、真空中で濃縮して白色フォームを得た。シリカゲル上のクロマトグラフィー(30%アセトン−ヘキサン)により標記化合物(277mg)を白色固体として得た。MS m/e757(M+H)+
工程179aで調製した化合物の試料(110mg)の脱保護は、実施例1工程gの手法に従ってメタノール中で一晩撹拌して標記化合物(48mg)を得ることによって達成された。元素分析 C34H56N2O10として 計算値:C,62.56;H,8.65;N,4.29 実測値:C,62.23;H,8.72;N,4.13
式(IX)の化合物:LはCO、TはN(CH 3 )、Rは−CH 2 CH=CH−(3−キノリル)
(実施例177からの)そこの出発物質化合物に代えて実施例179の化合物で置き換える以外は実施例178の手法に従って、標記化合物を調製した。
式(IX)の化合物:LはCO、TはN(CH 2 CH 2 N(CH 3 ) 2 )、Rは−CH 2 CH=CH 2
工程181a:反応図式4からの化合物18:R * は2−(ジメチルアミノ)エチル、Rは−CH 2 CH=CH 2 、R p はベンゾイル
そのメチルアミンに代えてN,N−ジメチルエチレンジアミンで置き換える以外は実施例179の手法に従って、標記化合物を調製した(285mg)、MS m/e 814(M+H)+
工程181aで調製した化合物の試料(110mg)の脱保護は、実施例1工程gの手法に従ってメタノール中で一晩加熱して標記生成物(28mg)を得ることによって達成された。
式(IX)の化合物:LはCO、TはN(CH 2 CH 2 N(CH 3 ) 2 )、Rは−CH 2 CH=CH−(3−キノリル)
(実施例177からの)そこの出発物質化合物に代えて実施例181工程aの化合物(162mg)で置き換える以外は実施例178の手法に従い、標記化合物を調製した(33.4mg)。
式(IX)の化合物:LはCO、TはN(CH 2 CH=CH 2 )、Rは−CH 2 CH=CH 2
工程183a:反応図式4からの化合物18:R * は−CH 2 CH=CH 2 、Rは−CH 2 CH=CH 2 、R p はベンゾイル
このメチルアミンの代わりにアリルアミンで置き換える以外は実施例179の手法に従って、標記化合物を調製した。
工程183aで調製した化合物の試料(78mg)の脱保護は、実施例1工程gの手法に従ってメタノール中で一晩加熱して標記生成物(33mg)を得ることによって達成された。
式(IX)の化合物:LはCO、TはN(CH 2 CH=CH−(3−キノリル))、Rは−CH 2 CH=CH−(3−キノリル)
(実施例177からの)そこの出発物質に代えて実施例183工程aの化合物で置き換える以外は実施例178の手法により、標記化合物を調製した。H.Res.M.S. C54H69N4O10として 計算値:933.5014、実測値:933.5052
実施例178の3−ブロモキノリンに代えて以下の試薬で置き換える以外は実施例178の手法に従って、以下の表に示す化合物185−219を調製した。R置換基として以下の表に記載したLがCOであって、TがOである式IXのこれらの化合物は以下の式のものである。
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 C(O)H
CH2Cl2(200mL)に溶解させた実施例102の化合物(14.0g)を窒素雰囲気下で−78℃まで冷却した。次いで、オゾンを青色が消えなくなるまで溶液に通気した。次いで、反応を無色になるまでN2でパージし、ジメチルスルフィド(14mL)を添加し、反応混合物を0℃まで加温した。90分間撹拌した後、反応混合物を減圧下で濃縮して明黄色フォームを得た。この物質をTHF(300mL)に溶解させ、還流下でトリフェニルホスフィン(8g)で6時間処理し、次いで、反応混合物を減圧下で濃縮した。(1:1アセトン/ヘキサンないし3:1アセトン/ヘキサン(0.5%TEA含有))により灰色がかった白色フォームとして生成物(6.6g)を得た。MS(CI) m/e 641(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 CH 2 NHCH 2 フェニル
実施例220からの化合物(120mg、0.187ミリモ
ル)およびベンジルアミン(40μL、0.366ミリモル、2等量)を3mLの乾燥ジクロロメタンに溶解させた。モレキュラーシーブ(4Å)を添加し、反応を一晩撹拌した。次いで、反応を濾過し、減圧下で濃縮した。得られたイミンをMeOH(5mL)に溶解させ、触媒量の炭素上10%Pdを添加し、反応を1気圧のH2圧力下で迅速に20時間撹拌した。次いで、混合物をセライトパッドを通して濾過し、溶液を減圧下で濃縮した。クロマトグラフィー(SiO2、5%MeOH/ジクロロメタン(0.2%NH4OH含有))により所望の物質(84mg)を白色固体として得た。13C NMR(CDCl3)δ218.3,205.6,170.3,157.9,140.2,128.2,126.8,102.4,83.5,78.2,76.9,75.1,70.1,69.5,65.9,62.0,58.4,53.8,50.6,48.2,45.3,44.8,40.1,39.0,37.4,28.2,22.4,21.2,20.6,18.3,14.6,13.6,13.5,12.7,10.3、MS(CI) m/e 732(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 CH 2 NHCH 2 CH 2 フェニル
実施例221に記載した手法を用い、実施例220(108mg、0.169ミリモル)およびフェネチルアミン(42μL、0.344ミリモル、2等量)の化合物から標記化合物を調製した。クロマトグラフィー(SiO2、5%MeOH/ジクロロメタン(0.5%NH4OH含有))により所望の物質(82mg)を白色固体として得た。13C NMR(CDCl3)δ218.1,205.5,170.3,158.0,140.2,128.8,128.2,125.8,102.4,83.6,78.3,76.9,75.1,70.1,69.5,65.9,61.9,58.3,51.5,50.6,48.8,45.2,44.9,40.1,38.9,37.4,36.5,28.2,22.4,21.2,20.6,18.3,14.6,13.6,13.4,12.8,10.3、MS(CI) m/e 746(M+H)+ 元素分析 C40H63N3O10 実測値:C,64.26,H 8.47,N 5.43
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 CH 2 NHCH 2 CH 2 CH 2 −フェニル
実施例221につき記載した手法を用い、実施例220の化合物(100mg、0.156ミリモル)および3−フェニル−1−プロピルアミン(40μL、0.282ミリモル、1.8等量)から標記化合物を調製した。クロマトグラフィー(SiO2、5%MeOH/ジクロロメタン(0.5%NH4OH含有))により所望の物質(45mg)を白色固体として得た。13C NMR(CDCl3)δ218.6,205.7,170.4,158.1,142.3,128.4,128.2,125.6,102.4,83.7,78.3,77.0,75.2,70.2,69.5,62.0,58.4,50.6,49.2,49.0,45.3,44.9,40.2,39.0,37.5,33.7,31.7,28.2,22.4,21.2,20.7,18.3,14.6,13.6,13.5,2.8,10.3、MS(CI)m/e 760(M+H)+ C41H65N3O10として
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 CH 2 NHCH 2 CH 2 CH 2 CH 2 フェニル
実施例221に記載された手法を用い、実施例220の化合物(170mg、0.266ミリモル)および4−フェニル−1−ブチルアミン(68μL、0.431ミリモル、1.6等量)から標記化合物を調製した。クロマトグラフィー(SiO2、5%MeOH/ジクロロメタン(0.2%NH4OH含有))により所望の物質(87mg)を白色固体として得た。13C NMR(CDCl3)δ218.6,205.6,170.4,158.1,142.6,128.4,128.1,125.5,102.4,83.7,78.3,77.0,75.2,70.2,69.5,61.9,58.4,50.6,50.0,49.0,45.3,44.9,40.2,39.0,37.5,35.8,29.7,29.1,28.2,22.4,21.2,20.7,18.3,14.6,13.6,13.5,12.7,10.3、MS(CI)m/e 774(M+H)+ 元素分析 C42H57N3O10として 実測値 C 64.80,H 8.63,N 5.35
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 CH 2 NHCH 2 CH 2 CH 2 −(3−キノリル)
実施例220からの化合物(135mg、0.211ミリモル)および3−(3−キノリル)−1−プロピルアミン(70mg、0.376ミリモル、1.8等量)を4mLの乾燥ジクロロメタンに溶解させた。モレキュラーシーブ(4Å)を添加し、反応を一晩撹拌した。次いで、反応を濾過し、減圧下で濃縮した。得られたイミンをMeOH(5mL)に溶解させ、NaCNBH3(約100mg)および十分なAcOHで処理して、ブロモクレゾール指示薬を緑色から黄色に変色させた。4時間撹拌した後、反応混合物を飽和NaHCO3に注ぎ、ジクロロメタンに抽出した。有機生成物を飽和NaHCO3、H2Oおよびブラインで洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、減圧下で濃縮した。クロマトグラフィー(SiO2、5%MeOH/ジクロロメタン(0.5%NH4Cl含有)ないし10%MeOH/ジクロロメタン(1%NH4OH含有))により所望の物質(71mg)を白色固体として得た。13C NMR(CDCl3)δ218.8,205.7,170.5,152.2,146.8,135.0,134.2,129.1,128.4,128.2,127.4,126.4,102.5,83.8,78.4,77.2,75.2,70.2,69.6,65.9,62.0,58.4,50.7,49.5,49.1,45.4,44.9,40.2,39.1,37.6,31.4,30.9,28.3,22.6,21.3,20.7,18.3,14.7,13.6,13.5,12.8,10.3,MS(CI) m/e 811(M+H)+、元素分析C44H66N4O10として 実測値 C 65.50,H 8.51,N 6.66
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 CH 2 NHCH 2 (3−キノリル)
実施例225につき記載した手法を用い、実施例220の化合物(150mg、0.234ミリモル)および3−(アミノメチル)キノリン(100mg、0.633ミリモリ)から標記化合物を調製した。クロマトグラフィー(SiO2、5%MeOH/ジクロロメタン(0.5%NH4OH含有))により所望の物質(82mg)を白色固体として得た。13C NMR(CDCl3)δ218.8,205.5,170.4,15831,151.6,147.3,134.5,133.0,129.0,128.7,12.8.0,127.6,126.3,102.4,83.7,78.3,76.9,75.1,70.1,69.4,65.8,61.8,58.4,51.3,50.5,48.5,45.3,44.8,40.1,39.0,37.4,28.2,22.3,21.2,20.6,18.2,14.6,13.6,13.4,12.7,10.2,MS(CI)m/e783(M+H)+ 元素分析C42H62N4O10として 実測値 C 64.32,H 8.01,N 7.11
該3−(アミノメチル)キノリン試薬は以下のごとくに調製した。
キノリン3−カルボキシアルデヒド(1.0g、6.37ミリモル)を20mLのEtOHに溶解させ、NaBH4(70mg)で処理した。1時間撹拌した後、反応混合液を十分な1N NaOHで処理し、溶液を塩基化した。溶液を2mLの1N HClで処理し、10分間撹拌した後、反応混合物をEt2Oで抽出し、有機部分を水およびブラインで洗浄した。有機部分をNa2SO4上で乾燥し、減圧下で濃縮して標記化合物を得た。MS(CI) m/e 160(M+H)+
3−(ヒドロキシメチル)キノリン(0.36g、2.26ミリモル)およびトリフェニルホスフィン(621mg、2.37ミリモル、1.05等量)を10mLの乾燥THFに溶解させ、続いて0℃まで冷却した。反応混合物をジフェニルホスホリルアジド(570μL、2.63ミリモル、1.16等量)で処理し、続いてジエチルアゾジカルボキシレート(405μL、2.57ミリモル、1.14等量)を滴下した。反応混合物を室温まで一晩で加温した。次いで、反応混合物を減圧下で濃縮した。クロマトグラフィー(SiO2、2:1ヘキサン/EtOAc)により所望の物質(350mg)を無色油として得た。MS(CI) m/e 185(M+H)+
3−(アジドメチル)キノリン(250mg、1.36ミリモル)およびトリフェニルホスフィン(880mg、2.26ミリモル、2.5等量)を10mLのTHFに溶解させた。反応混合物を0.5mLの水で処理し、6時間還流した。反応混合物を冷却し、Et2Oおよび1N HClの間に分配した。次いで、水性部分を塩基性となるまで1N NaOHで処理し、EtOAcに抽出した。有機部分をNa2SO4上で乾燥し、減圧下で濃縮して標記化合物(104mg)を茶色油を得た。MS(CI)m/e 159(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 CH 2 NHCH 2 (6−キノリル)
実施例221につき記載した手法を用い、実施例220の化合物(116mg、0.181ミリモル)および3−(アミノメチル)キノリン(40mg、0.25ミリモル、1.4等量)から標記化合物を調製した。クロマトグラフィー(SiO2、5%MeOH/ジクロロメタン(0.5%NH4OH含有))により所望の物質(62mg)を白色固体を得た。13C NMR(CDCl3)δ 218.7,205.6,170.4,158.1,149.8,147.8,138.9,136.0,130.3,129.4,128.3,126.2,121.0,102.5,83.7,78.4,77.0,75.2,70.2,69.5,65.9,62.1,58.5,53.7,50.6,48.6,45.4,44.9,40.2,39.1,37.5,28.3,22.4,21.3,20.7,18.3,14.7,13.7,13.5,12.8,10.3,MS(CI)m/e 783(M+H)+ 元素分析C42H62N4O10として
該6−(アミノメチル)キノリンは以下のごとくに調製した。
0℃でN2下、キノリン6−カルボン酸(1.73g、10.0ミリモル)を40mLのTHFに溶解させ、N−エチルモルホリン(1.3mL、10.2ミリモル、1.02等量)で処理し、続いてクロロギ酸エチル(1.1mL、11.5ミリモル、1.15等量)を滴下した。15分間撹拌した後、溶液を濾過し、得られた塩をさらなるTHFですすいだ。次いで、濾液を水(50mL)中のNaBH4(760mg、20ミリモル)の迅速に撹拌する溶液に添加した。20分後、反応混合物を飽和NH4Cl溶液でクエンチし、EtOAc(2×50mL)で抽出した。有機部分をブラインで洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、減圧下で濃縮した。クロマトグラフィー(SiO2、1:3ヘキサン/EtOAc)により所望の物質(1.03g)を無色油として得た。MS(CI)m/e160(M+H)+
6−(ヒドロキシメチル)キノリン(0.51g、3.21ミリモル)およびトリフェニルホスフィン(880mg、3.3ミリモル、1.05等量)を15mLの乾燥THFに溶解させ、続いて0℃まで冷却した。反応混合物をジフェニルホスホリルアジド(0.81mL、3.74ミリモル、1.16等量)で処理し、続いてさらにジエチルアゾジカルボキシレート(0.57mL、3.62ミリモル、1.13等量)を滴下した。反応混合物を室温まで一晩で加温し、次いで、減圧下で濃縮した。クロマトグラフィー(SiO2、30%EtOAc/ヘキサン)により所望の物質(320mg)を無色油として得た。MS(CI)m/e 185(M+H)+
6−(アジドメチル)キノリン(320mg)およびトリフェニルホスフィン(880mg)を7mLのTHFに溶解させた。反応混合物を0.5mLの水で処理し、7時間還流した。反応混合物を冷却し、Et2Oおよび1N HClの間に分配した。次いで、水性部分をNa2SO4上で乾燥し、減圧下で濃縮して標記化合物(70mg)を茶色油として得た。MS(CI)m/e159(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 CH=NO(フェニル)
実施例220からの化合物(200mg、0.313ミリモル)およびO−フェニルヒドロキシルHCl(138mg、0.948ミリモル、3.0等量)を4mLのMeOHに溶解させた。トリエチルアミン(118μL、0.847ミリモル、2.7等量)を添加し、反応を3時間還流した。反応を冷却し、飽和NaHCO3溶液でクエンチした。反応混合物をジクロロメタン(2×25mL)で抽出し、合わせた有機部分を水およびブラインで洗浄した。有機部分をNa2SO4上で乾燥し、減圧下で濃縮した。クロマトグラフィー(SiO2、5%MeOH/ジクロロメタン(0.2% NH4OH含有))により所望の物質(150mg、オキシム異性体の3:2混合物)をスミレ色固体として得た。13C NMR(CDCl3)δ218.1,217.4,205.0,169.9,169.8,159.1,159.1,157.9,157.6,152.9,150.8,129.1,129.0,122.2,122.1,114.8,114.6,103.2,103.1,83.5,83.4,79.8,79.6,77.1,77.0,76.9,70.2,69.6,65.8,60.3,58.1,58.0,50.9,50.9,46.6,46.6,44.8,44.7,40.1,38.7,38.5,37.4,37.4,37.4,28.2,22.2,22.1,21.1,21.1,20.5,20.1,18.0,17.9,14.6,14.5,14.5,14.4,13.5,13.5,10.4,10.2、MS(CI) m/e732(M+H)+ 元素分析C38H57N3O11として 実測値C 62.30,H 7.76,N 5.74
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 CH=NOCH 2 (フェニル)
実施例228につき記載した手法を用い、実施例220からの化合物(201mg、0.314ミリモル)およびO−ベンジルヒドロキシルアミン・HCl(150mg、0.940ミリモル、3.0等量)から標記化合物を調製した。クロマトグラフィー(SiO2、5%MeOH/ジクロロメタン(0.2% NH4OH含有))により所望の物質(170mg、オキシム異性体の2:1混合物)を白色固体として得た。13C NMR(CDCl3)δ218.1,217.2,205.1,170.0,169.8,158.0,157.9,150.5,147.8,138.1,137.8,128.4,128.0,127.8,103.3,103.3,83.7,83.7,79.7,79.6,79.5,77.5,77.3,77.0,76.9,76.1,76.0,70.4,69.7,66.0,60.5,58.2,58.2,58.1,58.0,51.0,46.8,46.5,45.0,44.9,40.3,38.9,38.7,37.6,28.4,22.5,22.4,21.3,20.6,20.2,18.2,18.1,14.8,14.7,14.6,14.4,13.7,13.7,10.6,10.5、MS(CI)m/e 746(M+H)+ 元素分析 C39H59N3O11として 実測値C 62.89,H 8.04,N 5.42
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 CH=NOCH 2 (4−NO 2 −フェニル)
実施例228につき記載した手法を用い、実施例220(200mg、0.313ミリモル)およびO−(4−ニトロベンジル)ヒドロキシルアミン−HCl(192mg、0.938ミリモル、3.0等量)から標記化合物を調製した。クロマトグラフィー(SiO2、5%MeOH/ジクロロメタン(0.2% NH4OH含有))により所望の物質(184mg、オキシム異性体の2:1混合物)を白色固体として得た。13C NMR(CDCl3)δ218.2,217.3,205.0,169.9,169.7,157.8,151.2,148.7,147.4,145.7,145.5,128.4,128.1,123.6,123.5,103.2,83.6,83.5,79.6,79.4,77.1,76.9,76.8,74.5,74.3,70.2,70.2,69.6,65.8,60.2,58.0,57.9,57.8,51.0,50.9,46.8,46.6,44.9,44.7,40.2,38.7,38.5,37.5,37.4,28.2,22.4,22.2,21.2,21.2,20.5,20.1,18.1,17.9,14.8,14.5,14.4,13.5,10.5,10.3、MS(CI)m/e791 (M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 CH=NOCH 2 (4−キノリル)
実施例220からの化合物(200mg、0.313ミリモル)およびO−(4−キノリル)メチルヒドロキシルアミン(200mg、0.86ミリモル、2.7等量)を4mLのMeOHに溶解させた。触媒pTSA・H2Oを添加し、反応を2時間還流下で撹拌した。反応を冷却し、飽和NaHCO3溶液でクエンチした。反応混合物をジクロロメタン(2×25mL)で抽出し、合わせた有機部分を水およびブラインで洗浄した有機部分をNa2SO4上で乾燥し、減圧下で濃縮した。クロマトグラフィー(SiO2、5%MeOH/ジクロロメタン(0.2%NH4OH含有))により所望の物質(226mg、オキシム異性体の2:1混合物)を白色固体として得た。13C NMR(CDCl3)δ218.1,217.3,205.0,205.0,170.0,169.8,158.0,157.9,151.3,150.3,148.7,148.0,143.2,143.2,130.1,130.0,129.1,129.1,126.7,126.2,126.2,123.4,123.3,119.9,119.6,103.2,83.6,83.7,79.7,79.5,77.4,77.2,77.1,77.0,76.9,72.6,72.3,70.3,69.6,65.8,60.3,58.1,58.0,57.9,51.0,50.9,46.8,46.6,44.9,44.8,40.2,38.8,38.5,37.5,37.5,28.2,22.4,22.2,21.2,21.2,20.5,20.2,18.1,18.0,14.9,14.6,14.5,13.6,13.6,10.6,10.3、MS(CI)m/e 797(M+H)+ 元素分析 C42H60N4O11として 実測値 C 63.46,H 7.80,N 6.87
該O−(4−キノリル)メチルヒドロキシルアミン試薬は以下のごとくに調製した。
4−(ヒドロキシメチル)キノリン(1.20g、7.55ミリモル)、トリフェニルホスフィン(2.27g、8.66ミリモル、1.14等量)およびN−ヒドロキシフタルイミド(1.42g、8.71ミリモル、1.15等量)を40mLの乾燥THFに溶解させた。次いで、ジエチルアゾジカルボキシレート(1.44mL、9.15ミリモル、1.2等量)を滴下し、反応を一晩撹拌した。次いで、反応混合物を50mLのEt2Oで希釈し、濾過した。得られた固体をジクロロメタンに溶解させ、1N NaOH、水およびブラインで洗浄した。有機部分をNa2SO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮して標記化合物(2.03g)をフワフワした白色固体として得た。MS(CI)m/e 305(M+H)+
N−(4−キノリル)メトキシフタルイミド(2.00g)を95%EtOHに溶解させ、ヒドラジン(0.30mL)を添加した。反応混合物を3時間撹拌し、次いで、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、次いで、少量のジクロロメタンに取った。次いで、少量の残存するフタルヒドラジドを濾過によって除去した。濾液を減圧下で濃縮して標記化合物(1.44g)を黄色油として得た。MS(CI)m/e175(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 CH=NOCH 2 (2−キノリル)
実施例231につき記載した手法を用い、実施例220(206mg、0.322ミリモル)およびO−(2−キノリル)メチルヒドロキシルアミン(120mg、0.681ミリモル、2.1等量)から標記化合物を調製した。クロマトグラフィー(SiO2、5%MeOH/ジクロロメタン(0.2%NH4OH含有))により所望の物質(185mg、オキシム異性体の3:1混合物)を白色固体として得た。13C NMR(CDCl3)δ217.9,217.2,204.9,204.9,169.9,169.8,159.0,158.9,157.8,151.0,148.7,147.6,136.5,129.3,129.2,129.0,127.5,126.1,126.0,119.8,119.6,103.1,83.5,79.6,79.4,77.3,77.0,76.9,76.9,76.8,76.7,70.2,69.5,65.8,60.4,58.0,50.9,46.5,46.4,44.8,44.7,40.1,38.7,38.5,37.4,37.4,28.2,22.3,22.2,21.2,21.2,21.1,20.5,20.1,18.1,18.0,14.5,14.4,14.3,13.5,10.4,10.3,MS(CI)m/e797(M+H)+
該O−(2−キノリル)メチルヒドロキシルアミン試薬は以下のごとくに調製した。
2−(ヒドロキシメチル)キノリン(1.20g、7.55ミリモル)、トリフェニルホスフィン(1.00g、6.29ミリモル、1.05等量)およびN−ヒドロキシフタルイミド(1.08g、6.63ミリモル、1.05等量)を25mLの乾燥THFに溶解させた。次いで、ジエチルアゾジカルボキシレート(1.09mL、6.93ミリモル、1.10等量)を滴下し、反応を一晩撹拌した。反応混合物を濾過して白色固体を得た。濾液を濃縮し、第2収量の物質は、Et2Oでトリチュレートすることによって得た。これを元の固体と合わせ、EtOHから再結晶させて所望の生成物(1.53g)をフワフワした白色固体として得た。MS(CI)m/e 305(M+H)+
N−(2−キノリル)メトキシフタルイミド(1.53g)を95%EtOHに懸濁させ、ヒドラジン(0.30mL)を添加した。反応混合物を5時間撹拌し、次いで、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、次いで、少量のジクロロメタンに取った。次いで、少量の残存するフタルヒドラジドを濾過によって除去した。濾液を減圧下で除去して標記化合物(0.91g)を黄色油として得た。MS(CI)m/e175(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 CH=NOCH 2 (3−キノリル)
実施例231に記載された手法を用い、実施例220の化合物(250mg、0.391ミリモル)およびO−(3−キノリル)メチルヒドロキシルアミン(160mg、0.909ミリモル、2.3等量)から標記化合物を調製した。クロマトグラフィー(SiO2、5%MeOH/ジクロロメタン(0.2% NH4OH含有))により所望の物質(202mg、オキシム異性体の2:1混合物)を白色固体として得た。13C NMR(CDCl3)δ217.9,217.1,205.0,169.9,169.7,157.9,157.8,151.0,150.9,150.8,148.4,147.8,135.4,135.2,130.6,130.5,129.3,129.2,128.0,127.9,127.9,126.6,126.5,103.2,83.6,83.5,79.5,79.4,77.2,76.9,76.7,73.7,73.4,70.3,69.6,65.6,60.3,58.1,57.9,51.0,50.9,46.7,46.4,44.9,44.7,40.2,38.8,38.6,37.5,28.2,22.4,22.2,21.2,20.4,20.1,18.1,18.0,14.7,14.6,14.4,14.3,13.6,13.5,10.5,10.3、MS(CI)m/e 797(M+H)+、元素分析C42H60N4O11として 実測値 C 63.00 H 7.56 N 6.79
該O−(3−キノリル)メチルヒドロキシルアミン試薬は以下のごとくに調製した。
3−(ヒドロキシメチル)キノリン(400mg、2.52ミリモル)、トリフェニルホスフィン(692mg、2.64ミリモル、1.05等量)およびN−ヒドロキシアタルイミド(430mg、2.64ミリモル、1.05等量)を10mLの乾燥THFに溶解させた。次いで、ジエチルアゾジカルボキシレート(0.44mL、2.80ミリモル、1.11等量)を滴下し、反応を一晩撹拌した。反応混合物をフリーザー中に2時間入れ、次いで、濾過して所望の生成物(0.69g)をフワフワした白色固体として得た。MS(CI)m/e305 (M+H)+
N−(3−キノリル)メトキシフタルイミド(0.69g)を95% EtOHに溶解させ、ヒドラジン(0.10mL)を添加した。反応混合物を一晩撹拌し、次いで、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、次いで、少量のジクロロメタンに取った。次いで、少量の残存するフタルヒドラジドを濾過によって除去した。濾液を減圧下で濃縮して標記化合物(0.42g)を黄色油として得た。MS(CI)m/e175(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 CH=NOCH 2 (6−キノリル)
実施例231につき記載した手法を用い、実施例220の化合物(120mg、0.186ミリモル)およびO−(6−キノリル)メチルヒドロキシルアミン(92mg、0.529ミリモル、2.8等量)から標記化合物を調製した。クロマトグラフィー(SiO2、5%MeOH/ジクロロメタン(0.2%NH4OH含有))により所望の物質(89mg、オキシム異性体の3:1混合物)を白色固体として得た。13C NMR(CDCl3)δ217.9,217.1,204.9,169.8,169.6,157.8,157.7.7,150.6,150.1,148.0,147.8,136.1,136.1,129.6,129.4,129.3,128.0,126.6,126.3,121.0,103.0,83.5,83.4,79.4,79.3,77.4,77.0,76.8,76.7,76.6,75.5,75.3,70.1,69.5,69.5,65.7,60.2,58.0,57.9,57.8,50.8,46.6,46.3,44.8,44.6,40.1,38.6,38.4,37.3,28.1,22.3,22.1,21.1,20.4,20.0,18.0,17.8,14.7,14.5,14.3,13.4,10.4,10.2、MS(CI)m/e797(M+H)+ 元素分析C42H60N4O11として 実測値C 63.02 H 7.60 N 6.69
該O−(6−キノリル)メチルヒドロキシルアミン試薬は以下のごとくに調製した。
6−(ヒドロキシメチル)キノリン(520mg、3.27ミリモル)、トリフェニルホスフィン(900mg、3.44ミリモル、1.05等量)およびN−ヒドロキシフタルイミド(560mg、3.43ミリモル、1.05等量)を25mLの乾燥THFに溶解させた。ジエチルアゾジカルボキシレート(574μL、3.63ミリモル、1.11等量)を次いで滴下し、反応を一晩撹拌した。反応混合物を濾過して白色固体を得た。濾液を濃縮し、第2収量の物質はEt2Oでトリチュレートすることによって得た。これを元の固体と合わせ、EtOHから再結晶して所望の生成物(782mg)をフワフワした白色固体として得た。MS(CI)m/e305(M+H)+
N−(2−キノリル)メトキシフタルイミド(782mg)を95%EtOHに懸濁させ、ヒドラジン(0.15mL)を添加した。反応混合物を一晩撹拌し、次いで、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、次いで、少量のジクロロメタンに取った。次いで、少量の残存するフタルヒドラジドを濾過によって除去した。濾液を減圧下で濃縮して標記化合物(480mg)で黄色油として得た。MS(CI)m/e175(M+H)+
式(IX)の化合物;LはCO、TはNH、Rは−CH 2 CH=NOCH 2 (1−ナフチル)
実施例231に先ニ記載した手法を用い、実施例220の化合物(117mg、0.183ミリモル)およびO−(1−ナフチル)メチルヒドロキシルアミン(80mg、0.462ミリモル、2.5等量)から標記化合物を調製した。クロマトグラフィー(SiO2、5%MeOH/ジクロロメタン(0.1%NH4OH含有))により所望の物質(112mg、オキシム異性体の2:1混合物)を白色固体として得た。13C NMR(CDCl3)δ217.8,217.0,205.0,169.9,169.7,157.9,157.8,150.3,147.7,133.7,133.1,131.8,128.7,128.6,128.4,127.1,126.8,126.2,125.6,125.3,124.1,103.1,103.1,83.6,79.5,79.3,77.2,77.0,76.9,74.7,74.3,70.3,69.6,65.9,58.1,58.0,51.0,50.9,46.6,46.3,44.9,44.8,40.2,38.8,38.6,37.5,28.3,22.4,22.3,21.2,20.5,20.0,14.6,14.5,14.1,13.6,10.5,10.3、MS(CI)m/e796 (M+H)+ 元素分析C43H61N3O11 実測値C 64.91 H 7.80 N 5.06
該O−(1−ナフチル)メチルヒドロキシルアミン試薬は以下のごとくに調製した。
1−(ヒドロキシメチル)キノリン(1.00g、6.33ミリモル)、トリフェニルホスフィン(1.73g、6.60ミリモル、1.04等量)およびN−ヒドロキシフタルイミド(1.08g、6.63ミリモル、1.05等量)を25mLの乾燥THFに溶解させた。ジエチルアゾジカルボキシレート(1.09mL、6.93ミリモル、1.09等量)を次いで滴下し、反応を一晩撹拌した。反応混合物を25mLのEt2Oで希釈し、フリーザー中の2時間入れた。次いで、反応混合物を濾過して白色固体を得た。EtOHから再結晶して所望の生成物(1.21g)を白色固体として得た。MS(CI)m/e321(M+NH4)+
N−(1−ナフチル)メトキシフタルイミド(1.21g)を95%EtOHに懸濁させ、ヒドラジン(0.20mL)を添加した。反応混合物を一晩撹拌し、次いで、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、次いで、少量のジクロロメタンに取った。次いで、少量の残存するフタルヒドラジドを濾過によって除去した。濾液を減圧下で濃縮して標記化合物(480mg)を無色油として得た。MS(CI)m/e174(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 CH=NOCH 2 (2−ナフチル)
実施例231に記載した手法を用い、実施例220の化合物(122mg、0.191ミリモル)およびO−(2−ナフチル)メチルヒドロキシルアミン(62mg、0.358ミリモル、1.9等量)から標記化合物を調製した。クロマトグラフィー(SiO2、5%MeOH/ジクロロメタン(0.1%NH4OH含有))により所望の物質(100mg、オキシム異性体の3:1混合物)を白色固体として得た。13C NMR(CDCl3)δ217.8,217.0,204.9,169.8,169.6,157.8,157.7,150.3,147.8,135.4,135.1,133.2,132.9,128.0,127.9,127.9,127.5,127.0,126.7,126.1,125.8,125.7,125.7,125.6,103.1,83.5,83.5,79.4,79.3,77.1,76.9,76.8,76.1,75.9,70.2,69.5,65.8,60.3,58.0,57.9,57.9,50.9,46.6,46.3,44.8,44.7,40.1,38.7,38.5,37.4,28.1,22.3,22.1,21.1,20.4,20.0,18.0,17.9,14.6,14.5,14.4,14.2,13.5,10.4,10.2、MS(CI)m/e796 (M+H)+ 元素分析C43H61N3O11 実測値C 64.59 H 7.72 N 5.14
該O−(2−ナフチル)メチルヒドロキシルアミン試薬は以下のごとくに調製した。
2−(ヒドロキシメチル)キノリン(1.00g、6.33ミリモル)、トリフェニルホスフィン(1.73g、6.60ミリモル、1.04等量)およびN−ヒドロキシフタルイミド(1.08g、6.63ミリモル、1.05等量)を25mLの乾燥THFに溶解させた。ジエチルアゾジカルボキシレート(1.09mL、6.93ミリモル、1.09等量)を次いで滴下し、反応を一晩撹拌した。反応混合物をフリーザー中に2時間入れ、次いで、濾過し、Et2Oですすいで生成物(1.38g)を白色固体として得た。MS(CI)m/e321(M+NH4)+
N−(2−ナフチル)メトキシフタルイミド(1.38g)を95%EtOHに懸濁させ、ヒドラジン(0.25mL)を添加した。反応混合物を一晩撹拌し、次いで、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、次いで、少量のジクロロメタンに取った。次いで、少量の残存するフタルヒドラジドを濾過によって除去した。濾液を減圧下で濃縮して標記化合物(821mg)を無色油として得た。MS(CI)m/e174(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 CH 2 NHOCH 2 (フェニル)
実施例229からの化合物(120mg、0.161ミリモル)をMeOH(5mL)に溶解させ、NaCBH3(約120mg)およびブロモクレゾールグリーン指示薬を青色から黄色に変えるのに十分なAcOHで処理した。20時間撹拌した後、反応混合物を飽和NaHCO3溶液に注ぎ、ジクロロメタンで抽出した。有機部分を飽和NaHCO3、水およびブラインで洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、減圧下で濃縮した。クロマトグラフィー(SiO2、5%MeOH/ジクロロメタン(0.2%NH4OH含有))により所望の物質(51mg)を白色固体として得た。13C NMR(CDCl3)δ219.0,205.7,170.5,157.8,138.3,128.1,127.5,102.5,83.6,78.6,77.0,75.6,75.2,70.2,69.5,66.0,58.8,58.3,51.4,50.7,45.3,45.0,40.2,39.1,37.7,28.3,22.4,21.3,20.7,18.2,14.7,13.7,13.5,12.8,10.3,MS(CI)m/e 748(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 CH 2 NHOCH 2 (4−NO 2 −フェニル)
実施例230からの化合物(64mg)をMeOH(3mL)に溶解させ、NaCBH3(約100mg)およびメチルオレンジ指示薬を赤色に変えるのに十分なAcOHで処理した。20時間撹拌した後、反応混合物を飽和NaHCO3溶液に注ぎ、ジクロロメタンに抽出した。有機部分を水およびブラインで洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、減圧下で濃縮した。クロマトグラフィー(SiO2、5%MeOH/ジクロロメタン(0.2%NH4OH含有))により所望の物質(35mg)を白色固体として得た。13C NMR(CDCl3)δ219.5,205.5,170.5,157.8,147.2,146.8,128.3,123.4,102.4,83.6,78.6,75.8,75.0,74.3,70.1,69.5,65.8,58.4,58.1,51.3,50.6,45.3,45.0,40.1,38.9,37.7,28.2,22.2,21.2,20.7,18.1,14.6,13.5,13.3,12.8,10.2,MS(CI)m/e 793(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 C(O)−フェニル
工程239a:式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 C(OH)−フェニル
実施例220の化合物(550mg、0.87ミリモル)を16mLの乾燥THFに溶解させ、窒素下で0℃まで冷却した。次いで、臭化フェニルマグネシウム(Et2O中3.0M、3.0mL、6.0ミリモル、6.9等量)をシリンジを介して滴下した。反応を50分間撹拌し、次いで、飽和NH4Clの添加によってクエンチした。反応混合物をEtOAcで抽出し、有機部分を水およびブラインで洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、減圧下で濃縮した。クロマトグラフィー(SiO2、5%MeOH/ジクロロメタン(0.2%NH4OH含有))により所望の物質(295mg)を白色固体として得た。MS(CI)m/e 719(M+H)+
工程239b:式(18、反応図式4)の化合物:R * はH、R p はAc、Rは−CH 2 C(OH)−フェニル
前記工程からの化合物(180mg、0.250ミリモル)を5mLの乾燥ジクロロメタンに溶解させ、無水酢酸(25μL、0.269ミリモル、1.08等量)で処理した。一晩撹拌した後、次いで、反応を飽和NaHCO3溶液の添加によってクエンチした。反応混合物をジクロロメタンで抽出し、有機部分をブラインで洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、減圧下で濃縮して所望の物質(160mg)を白色固体として得た。MS(CI) m/e 761(M+H)+
窒素雰囲気下、4mLのジクロロメタン中の塩化オキサリル(145mL、1.32ミリモル、9等量)の冷却(−78℃)溶液にDMSO(145μL、2.04ミリモル、14等量)を添加した。前記工程からの化合物(113mg、0.149ミリモル)を2mLのジクロロメタンに溶解させ、カニューレを通じて、15分間にわたって反応に添加した。1時間撹拌した後、Et3N(0.37mL、2.65ミリモル、18等量)を反応混合物に添加し、温度をゆっくりと−20℃まで上昇させた。5%KH2PO4の添加によってクエンチし、ジクロロメタンで抽出した。有機部分を5%KH2PO4、水およびブラインで洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、減圧下で濃縮した。クロマトグラフィー(SiO2、1:1アセチン/ヘキサン)により所望の物質(42mg)を白色粉末として得た。MS(CI)m/e759(M+H)+
前記工程からの化合物を5mLのMeOHに溶解させ、一晩撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して標記化合物(38mg)を白色固体として得た。13C NMR(CDCl3)δ215.4,206.1,194.4,169.6,157.7,135.5,133.0,128.5,127.6,103.0,83.8,79.6,77.1,77.1,70.2,69.5,65.9,65.4,57.6,50.9,46.0,44.6,40.2,38.9,37.9,28.4,22.4,21.3,20.2,18.9,14.9,13.9,13.7,13.6,10.5,MS(CI)717(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 C(O)−(4−F−フェニル)
実施例239の反応系列を用い、実施例220および臭化4−フルオロフェニルマグネシウムの化合物から標記化合物を調製した。13C NMR(CDCl3)δ215.3,206.0,192.8,169.6,165.7,157.7,131.5,130.2,115.6,103.1,83.8,79.7,77.3,76.8,70.3,69.6,65.8,65.1,57.6,50.9,46.0,44.6,40.2,38.8,37.8,28.3,22.4,21.3,20.2,18.8,14.8,13.9,13.7,13.5,10.4,MS(CI)m/e735 (M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 CH=NNHC(O)フェニル
実施例220の化合物(100mg、0.156ミリモル)および安息香酸ヒドラジド(50mg、0.370ミリモル、2.4等量)を3mLの乾燥ジクロロメタンに溶解させた。モレキュラーシーブ(4Å)を添加し、反応を一晩撹拌した。混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。クロマトグラフィー(SiO2、5%MeOH/ジクロロメタン(0.2%NH4OH含有))により所望の物質(29mg)を白色固体として得た。13C NMR(CDCl3)δ216.9,204.2,169.6,164.3,159.0,148.8,133.4,131.2,128.0,127.7,103.2,83.9,79.6,77.6,76.5,70.1,69.5,,65.7,62.7,57.8,50.8,46.9,44.4,40.0,38.4,37.3,28.1,21.9,21.1,20.7,17.8,15.0,14.2,13.3,13.1,10.1 MS(CI)m/e 759(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 CH 2 CH 2 (3−キノリル)
30mLのメタノールおよび15mLの酢酸エチル中の実施例104からの化合物(230mg)および10%Pd/C(50mg)の混合物を窒素でフラッシュし、1気圧の水素圧下で22時間撹拌した。混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮した、シリカゲル上のクロマトグラフィー(5%MeOH/ジクロロメタン(0.5%NH4OH含有))により所望の物質(175mg)を白色固体として得た。C42H65N3O10として計算値:C,65.35;H,8.49;N,5.44 実測値:C,65.73;H,8.77;N,5.17
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 (2−(3−キノリル)シクロプロピル)
0℃にて窒素下、エーテル中のジアゾメタンの溶液(0.64M、3.12mL、2.00ミリモル)に、ジクロロメタン(5.0mL)中の実施例104からの化合物(153mg、0.200ミリモル)の溶液を添加した。少量(2mg)の酢酸パラジウムを添加し、混合物をさらに1時間撹拌した。ジアゾメタン(3mL)の他の部分を添加し、混合物を更に1時間攪拌した。溶媒を蒸発させ、残渣をシリカゲル上のクロマトグラフィー(5%MeOH/ジクロロメタン(0.5%NH4OH含有))により標記化合物(100mg)を白色固体として得た。元素分析 C43H61N3O10として 計算値:C,66.22;H,7.88;N,5.39 実測値C,66.05;H,8.08;N,5.02
式(III)の化合物:R c はプロパノイル、LはCO、TはNH、Rは−CH 2 CH=CH−(3−キノリル)
ジクロロメタン中の実施例104からの化合物(152mg)の溶液に無水プロピオン酸(52μL)およびトリエチルアミン(56μL)を添加し、混合物を室温で24時間撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈し、これを5%NaHCO3溶液およびブラインで洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲル上のクロマトグラフィー(1:1アセトン/ヘキサン)に付して標記化合物(119mg)を白色フォームとして得た。元素分析 C45H63N3O11として 計算値C,65.75;H,7.72;N,5.11 実測値C,65.67;H,7.92;N,4.77
式(III)の化合物:R c はエチルスクシノイル、LはCO、TはNH、Rは−CH 2 CH=CH(3−キノリル)
0℃のジクロロメタン(10mL)中の実施例104からの化合物(153mg、0.200ミリモル)の溶液に塩化エチルスクシニル(29μL)およびトリエチルアミン(56μL)を添加し、混合物を酢酸エチルで希釈し、これを5%NaHCO3溶液およびブラインで洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲル上のクロマトグラフィー(1:1アセトン/ヘキサン)に付して標記化合物(110mg)を白色フォームとして得た。元素分析 C48H67N3O13・H2Oとして 計算値C,63.21;H,7.63;N,4.61 実測値C,63.08;H,7.50;N,4.20
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 C≡C−H
工程246a:反応図式1aからの化合物4:VはN−O−(1−イソプロポキシシクロヘキシル)、Rは−CH 2 −C≡C−H、R p はトリメチルシリル
THF(200mL)中の2’,4”−ビス−O−トリメチルシリルエリスロマイシンA 9−[O−(1−イソプロポキシシクロヘキシル)オキシム(100g、96.9ミリモル、米国特許第4,990,602号の方法によって調製)の窒素下溶液に無水DMSO(200mL)を添加し、混合物を0℃まで冷却した。この溶液に窒素雰囲気下で臭化プロパルギル(27mL、240ミリモル、トルエン中80重量%)を添加し、続いて無水DMSO(300mL)中の乾燥KOH(13.6g、246ミリモル)の溶液を25分間にわたって添加し、混合物を0℃で1時間激しく撹拌した。さらなるKOH(10.9g、190ミリモル)および臭化プロパルギル(21mL、190ミリモル)を添加し、混合物をN2下で0℃にて1.5時間撹拌した。KOHおよび臭化プロパルギルのこの添加を1.5時間間隔でさらに3回反復した。次いで、混合物を酢酸エチルで抽出し、有機相を水およびブラインで洗浄し、乾燥した(MgSO4)。真空下での溶媒の除去により粗製粉末(108g)が得られ、これを次の工程に直接取った。
CH3CN(300mL)中の工程246aからの化合物(108g)に水(150mL)および酢酸(氷酢酸、200mL)を添加し、混合物を室温で20時間撹拌した。次いで、40℃で真空下にて溶媒を除去し、残渣をEtOAc中に取り、順次5%Na2CO3およびブラインで洗浄した。次いで、有機相をMgSO4上で乾燥し、濾過し、濃縮して標記化合物(74g)が茶色フォームとして得られ、これを次の工程で直接使用した。
工程246bからの化合物(74g)をエタノール(550mL)に溶解させ、水(550mL)で希釈した。この溶液に亜硝酸ナトリウム(33g、0.48モル)を添加し、反応混合物を室温で15分間撹拌した。次ぎに、雰囲気温度で4M HCl(125mL、0.48モル)を15分間にわたって添加し、混合物を70℃まで2時間で加熱し、次いで、室温まで冷却した。混合物を酢酸エチルで抽出し、有機相を5%Na2CO3およびブラインで洗浄し、次いで、MgSO4上で乾燥し、濾過し、濃縮した。粗製生成物を、0.5%水酸化アンモニウムを含有する1%メタノール/ジクロロメタンで溶出するシリカゲル上のクロマトグラフィーによって精製した。化合物をアセトニトリルから結晶化させて標記化合物(27g)を得た。
無水ジクロロメタン(100mL)中の工程246cからの化合物19グラム(246ミリモル)の溶液に4−ジメチルアミノピリジン(105mg)およびトリエチルアミン(7.16mL、52ミリモル)を添加した。混合物を冷水浴中で約15℃まで冷却し、無水酢酸(5.5ミリリットル、59ミリモル)を5分間にわたって添加した。15℃で5分間撹拌した後、冷水浴を取り除き、反応を雰囲気温度で4時間撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈し、順次5%水性炭酸ナトリウム(2回)、水(2回)およびブラインで洗浄した。有機抽出物を硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、真空中で濃縮した。高真空で一定重量まで乾燥して、標記化合物(21g)を得た。
THF(128mL)およびジメチルスルホキシド(48mL)中の工程246d(21g、24.5ミリモル)からの化合物の0℃溶液に1,1’−カルボニルジイミダゾール(14.3g、88.3ミリモル)を添加した。5分間撹拌した後、水素化ナトリウム(鉱油中60%分散、1.3g、32.5ミリモル)を窒素雰囲気下で1時間にわたって何回かで添加した。滴下完了後、冷却浴を取り除き、混合物を雰囲気温度で3.5時間撹拌した。反応を0℃まで再冷却し、酢酸エチル(〜400m)で希釈し、5%水性炭酸水素ナトリウム(50mL)でクエンチした。有機層を順次水およびブラインで洗浄し、次いで、硫酸マグネシウム上で乾燥した。溶液を濾過し、濾液を真空中で濃縮し、一定重量まで乾燥して標記化合物(23g)が得られ、これを直接次の工程に取った。
アセトニトリル中の工程246eからの化合物(23g、24ミリモル)を含有する圧力容器を−78℃まで冷却した。等容量の液体アンモニア(250ミリリットル)を反応容器に凝縮し、次いで、これを密封し、撹拌しつつ雰囲気温度まで加温した。20時間後、反応を−78℃まで再冷却し、圧力容器を開け、反応を撹拌しつつ雰囲気温度まで加温した。全ての液体アンモニアが蒸発した後、アセトニトリルを真空中で除去し、残渣を一定重量まで乾燥して標記化合物(21g)を得た。
1:1エタノール/水中の工程246f(21g)からの化合物の0℃懸濁液に4M塩酸(125mL)を10分間にわたって添加した。冷却浴を取り除いた後、反応溶液を雰囲気温度で26時間撹拌した。混合物を水で希釈し、0℃まで冷却し、2N水酸化ナトリウムでpH10まで塩基性とした。次いで、混合物を酢酸エチル(400mL)で抽出し、有機層をブラインで洗浄した。有機抽出物を硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、真空中で濃縮した。一定重量まで乾燥して、18gの粗製生成物が得られ、これを酢酸エチル/ヘキサンから結晶化させて純粋な標記化合物(8.5g)を得た。
ジクロロメタン(100mL)中のN−クロロスクシンイミド(2.3g、0.017モル)の−10℃溶液に硫化メチル(1.47mL、0.021モル)を5分間にわたって添加した。反応を−10℃で10分間撹拌した。ジクロロメタン(100mL)中の工程246gからの化合物(8.3g、0.012モル)の溶液を次いで30分間にわたって添加し、混合物を−10℃で25分間撹拌した。トリエチルアミン(1.6mL、0.021モル)を5分間にわたって添加し、反応を−10℃で50分間撹拌した。次いで、反応を5%水性炭酸水素ナトリウム(50mL)でクエンチし、ジクロロメタン(300mL)で抽出した。有機層を5%水性炭酸水素ナトリウムで洗浄し、続いてブラインで洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、真空中で濃縮した。粗製生成物を、順次30%アセトン/ヘキサン、続いて50%アセトン/ヘキサンで溶出するカラムクロマトグラフィーにてシリカゲル上で精製して標記化合物(7.35g)を得た。
工程246hからの化合物の試料(72mg)をメタノール(8mL)に溶解させ、雰囲気温度で18時間撹拌した。真空下で濃縮し、真空下で一定重量まで乾燥した後、純粋な標記化合物65mgが得られた。高分解能FAB MS:(M+H)+につき計算したm/e:C33H53N2O11=637.3700 実測値m/e=637.3718
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 −C≡C−(3−キノリル)
工程247a:反応図式1cからの化合物6E:Rは−CH 2 −C≡C−(3−キノリル)
撹拌棒を備えた圧力チューブに、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)(6.2mg)、脱気したトリエチルアミン(2.5mL)、脱気したN,N−ジメチルホルムアミド(0.5mL)、次いで3−ブロモキノリン(93μL)および工程246hからの化合物の試料(300mg)、および最後にヨウ化銅(II)(0.84mg)を添加した。窒素雰囲気下で反応を密封し、60℃まで2時間で加熱した。室温まで冷却した後、反応を1:1エーテル/酢酸エチルで希釈し、水およびブラインで3回洗浄した。有機抽出物を硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、真空中で濃縮した。高真空で乾燥して、374ミリグラムの粗生成物を得た。30%アセトン/ヘキサンを用いるシリカゲルクロマトグラフィーで該粗生成物を精製して標記化合物(280mg、78%)を得た。MS(APCI)+ m/e 806(M+H)+
工程247a(270mg)からの化合物をメタノールに溶解させ、雰囲気温度で18時間撹拌した。真空中で濃縮し、高真空下で一定重量まで乾燥した後、260mgの粗生成物を得た。98:1:1ジクロロメタン/メタノール/水酸化アンモニウムで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーでの精製により、221mgの標記化合物を得た。高分解能FAB MS:(M+H)+につき計算したm/e:C42H58N3O10=764.4122 観測値m/e=764.4121
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 −C≡C−(6−ニトロ−3−キノリル)
3−ブロモキノリンに代えて6−ニトロ−3−ブロモキノリンで置き換える以外は実施例247の手法に従い、標記化合物を調製した。高分解能FAB MS:(M+H)+につき計算したm/e:C42H57N4O12=809.3973 観測値m/e=809.3966
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 −C≡C−フェニル
3−ブロモキノリンの代わりにヨードベンゼンで置き換える以外は実施例247の手法に従った。高分解能FAB MS:(M+H)+につき計算したm/e:C39H57N2O10=713.4013 観測値m/e=713.3998
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 −C≡C−ナフチル
3−ブロモキノリンの代わりに1−ヨードナフタレンで置き換える以外は実施例247の手法に従った。高分解能FAB MS:(M+H)+につき計算したm/e:C43H59N2O10=763.4170 観測値m/e=763.4161
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 −C≡C−(2−ナフチル)
3−ブロモキノリンの代わりに2−ブロモナフタレンで置き換える以外は実施例247の手法に従った。高分解能FAB MS:(M+H)+につき計算したm/e:C43H59N2O10=763.4170 観測値m/e=763.4150
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 −C≡C−(6−メトキシ−2−ナフチル)
3−ブロモキノリンの代わりに6−メトキシ−2−ブロモナフタレンで置き換える以外は実施例247の手法に従った。高分解能FAB MS:(M+H)+につき計算したm/e:C44H61N2O11=793.4275 観測値m/e=793.4256
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 −C≡C−(6−クロロ−2−ナフチル)
3−ブロモキノリンの代わりに6−クロロ−3−ブロモキノリンで置き換える以外は実施例247の手法に従った。高分解能FAB MS:(M+H)+につき計算したm/e:C42H57N3O10Cl=798.3732 実測値m/e=798.3743
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 −C≡C−(6−キノリル)
3−ブロモキノリンの代わりに6−ブロモキノリンで置き換える以外は実施例247の手法に従った。高分解能FAB MS:(M+H)+につき計算したm/e:C42H58N3O10=764.4122 実測値m/e=764.4116
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 −C≡C−(2−メチル−6−キノリル)
3−ブロモキノリンの代わりに6−ブロモ−2−メチルキノリンで置き換える以外は実施例247の手法に従った。高分解能FAB MS:(M+H)+につき計算したm/e:C43H60N3O10=778.4279 観測値m/e=778.4282
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 −C≡C−(5−(N−(2−ピリジル)アミノ)カルボニル)フラニル)
3−ブロモキノリンの代わりに5−ブロモ−フラン−2−カルボン酸ピリジン−2−イルアミドで置き換える以外は実施例247の手法に従った。MS(FAB)+:(M+H)+@m/e823
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 −C≡C−(1−フェニルエテニル)
3−ブロモキノリンの代わりにアルファ−ブロモスチレンで置き換える以外は実施例247の手法に従った。MS(ESI)m/e739(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 −C≡C−Br
工程258a:反応図式1cからの化合物6E:Rは−CH 2 −C≡C−Br
アセトン(1mL)中の実施例246工程hの化合物(100mg)の窒素下溶液に雰囲気温度にて酢酸(8.4マイクロリットル)を添加した。アセトン1mL中のN−ブロモスクシンイミド(39mg)および硝酸銀(2.5mg)を含有する第2の溶液を調製し、次いで、窒素下、室温で10分間撹拌し、0℃まで冷却した。次いで、第1の溶液を一度に第2の溶液に添加し、冷却浴を取り除き、得られた反応混合物を窒素下で室温にて2時間撹拌した。次いで、反応を酢酸エチルで希釈し、飽和水性炭酸水素ナトリウムを添加し、混合物を室温で一晩撹拌した。有機相を分離し、ブラインで洗浄し、乾燥した(MgSO4)。溶媒を除去し、残渣を、40%アセトン/ヘキサンで溶出するシリカゲル上のクロマトグラフィーによって精製して標記化合物(50mg、46%)を得た。
工程258aからの化合物の試料(35mg)をメタノール(2mL)に溶解させ、雰囲気温度で16時間撹拌した。溶媒を除去し、残渣を、5:94:1メタノール/ジクロロメタン/1% NH4OHで溶出するシリカゲル上のクロマトグラフィーによって精製して標記化合物(32mg、26%)を得た。MS(ESI)m/e715(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 −(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)
工程259a:反応図式1cからの化合物6D:Rは−CH 2 CH(OH)CH 2 OH−OH、R p はアセチル
室温のTHF(25mL)中の実施例176工程dからの化合物(5.0g、7.32ミリモル、反応図式1cからの化合物6D、Rは−CH2CH=CH2、Rpはアセチル)およびN−メチルモルホリンNオキシド(1.7g、14.5ミリモル)にOsO4(水中4%、0.090mL、0.0147ミリモル)を添加し、混合物を24時間撹拌した。反応物を重亜硫酸ナトリウム(1.5g)および水(10mL)でクエンチし、溶媒を真空下で除去した。残渣を酢酸エチルに溶解させ、これを水性炭酸水素ナトリウム、水およびブラインで洗浄し、乾燥した(Na2SO4)。溶媒を除去して標記化合物(3.17g)を得た。
トルエン(7mL)中の工程259aからの化合物の試料(500mg、0.70ミリモル)および2,2−ジメトキシプロパン(0.26mL、2.1ミリモル)にp−トルエンスルホン酸(160mg、0.84ミリモル)を添加し、混合物を55℃で3日間撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈し、この溶液を10%炭酸ナトリウム溶液、水およびブラインで洗浄した。有機相を乾燥し(Na2SO4)、溶媒を除去して粗生成物が得られ、これを2:97:1メタノール/クロロホルム/水酸化アンモニウムで溶出するシリカゲル上のクロマトグラフィーによって精製して標記化合物(363mg)を得た。
工程259b(356mg、0.47mmol)からの化合物の試料を実施例1、工程fに従って、クロロスクシンイミド及びジメチルスルフィドで酸化して、標記化合物(371mg)を得た。
室温にて、工程259cからの化合物の試料(100mg、0.13ミリモル)をメタノール(4mL)中で一晩撹拌した。溶媒を除去し、残渣を、0.9:98:1メタノール/クロロホルム/水酸化アンモニウムで溶出するシリカゲル上のクロマトグラフィーによって精製して標記化合物(87mg)を得た。MS m/e713(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 CH(OH)CH 2 OH
実施例259からの化合物の試料(100mg、0.13ミリモル)を、4:1THF/水(2.5mL)中のp−トルエンスルホン酸(35mg、0.18ミリモル)と共に還流下で3時間撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈し、この溶液を10%炭酸ナトリウム溶液、水およびブラインで洗浄した。有機相を乾燥し(Na2SO4)、溶媒を除去して粗生成物が得られ、これを、2:97:1メタノール/クロロホルム/水酸化アンモニウムで溶出するシリカゲル上のクロマトグラフィーによって精製して標記化合物(61mg)を得た。MS m/e689(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 CH(OH)−フェニル
窒素下、0℃の乾燥THF(16mL)中の実施例220からの化合物の試料(250mg、0.87ミリモル)にエーテル中の臭化フェニルマグネシウム(3.0M、2.0mL、6.0ミリモル)の溶液を滴下した。混合物を約1時間撹拌し、反応を飽和塩化アンモニウム溶液でクエンチした。混合物を酢酸エチルで抽出し、この溶液を水およびブラインで洗浄し、乾燥した(Na2SO4)。溶媒を除去し、残渣を、10:90:0.5メタノール/ジクロロメタン/水酸化アンモニウムで溶出するシリカゲル上のクロマトグラフィーによって精製して標記化合物(235mg)を2つの異性体として得た。異性体A:MS m/e719(M+H)+ 異性体B:MS m/e719(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはN(NH 2 )、Rは−CH 2 CH=CH 2
9:1アセトニトリル/水(10mL)中の実施例102工程bからの化合物の試料(793mg、1.0ミリモル)にヒドラジン(85%水性溶液、0.50mL、10.0ミリモル)を添加し、混合物を窒素化で室温にて4日間撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈し、有機相を水およびブラインで洗浄し、乾燥した(Na2SO4)。溶媒を除去し、残渣を、5:95:0.5メタノール/ジクロロメタン/水酸化アンモニウムで溶出するシリカゲル上のクロマトグラフィーによって精製して標記化合物(91mg)を得た。MS m/e654(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはN(NH 2 )、Rは−CH 2 CH=CH−(3−キノリル)
実施例177からの化合物に代えて実施例262からの化合物で置き換える以外は実施例178の手法により、標記化合物を調製した。MS m/e781(M+H)+。高分解能FAB MS:C42H59N3O10の(M+H)+についての計算m/e:781.4176;実測値:781.4188
式(IX)の化合物:LはCO、TはN(NH 2 )、Rは−CH 2 CH 2 CH 2 −(3−キノリル)
実施例3からの化合物に代えて実施例262からの化合物で置き換える以外は実施例3の手法に従って、標記化合物を調製した。MS m/e768(M+H)+。高分解能FAB MS:C42H61N3O10の(M+H)+についての計算m/e:768.4435;実測値:768.4437
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH 2 、Rは−CH 2 CH=CH−ナフチル
実施例178の3−ブロモキノリンに代えて1−ブロモナフタレンで置き換える以外は実施例178の手法に従って、標記化合物を調製した。MS m/e764(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH 2 、Rは−CH 2 CH=CH−(3−(2−フラニル)−6−キノリル)
乾燥トルエン中の実施例219の化合物の2’−アセチル化誘導体の試料(実施例177、工程aの手法によってアセチル化)(177mg、0.200ミリモル)、−(2−トリブチルスタニル)フラン(78μL、0.200ミリモル)およびPd(トリフェニルホスフィン)4(23mg、0.020ミリモル)の混合物を、60℃ないし90℃にて、密封チューブ中で20時間撹拌した。次いで、混合物を酢酸エチルで希釈し、これを水性5%炭酸水素ナトリウムおよびブラインで洗浄し、乾燥した(Na2SO4)。溶媒を除去し、残渣を、1:1アセトン/ヘキサンで溶出するシリカゲル上のクロマトグラフィーによって精製してアセチル化された標記化合物を得た。この物質をメタノールと共に48時間撹拌し、溶媒を除去した。残渣を、95:5:0.5ジクロロメタン/メタノール/ジメチルアミンで溶出するシリカゲル上のクロマトグラフィーによって精製して標記化合物(102mg)を得た。MS m/e832(M+H)+。高分解能FAB MS:C46H61N3O11の(M+H)+についての計算m/e:832.4384:実測値:832.4384
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH 2 、Rは−CH 2 CH=CH−(8−クロロ−3−キノリル)
実施例178の3−ブロモキノリンの代わりに8−クロロ−3−ブロモキノリンで置き換える以外は実施例178の手法に従って、標記化合物を調製した。MS m/e800(M+H)+。高分解能FAB MS:C42H58ClN3O10の(M+H)+についての計算m/e:800.3889;実測値:800.3890
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH 2 、Rは−CH 2 CH=CH−(4−クロロ−2−トリフルオロメチル−6−キノリル)
実施例178の3−ブロモキノリンの代わりに6−ブロモ−4−クロロ−2−トリフルオロメチルキノリンで置き換える以外は実施例178の手法に従って、標記化合物を調製した。MS m/e868(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH 2 、Rは−CH 2 CH=CH−(2−フルオレニル)
実施例178の3−ブロモキノリンの代わりに2−ブロモフルオレンで置き換える以外は実施例178の手法に従って、標記化合物を調製した。MS m/e803(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH 2 、Rは−CH 2 CH=CH−(9−フルオレノン−2−イル)
実施例178の3−ブロモキノリンの代わりに2−ヨード−9−フルオレノンで置き換える以外は実施例178の手法に従って、標記化合物を調製した。MS m/e817(M+H)+ 元素分析 C46H60N2O11として C,67.63;H,7.40;N,3.43 実測値 C,68.11;H,8.08;N,3.21
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH 2 、Rは−CH 2 CH=CH−(6−ベンゾイル−2−ナフチル)
実施例178の3−ブロモキノリンの代わりに6−ベンゾイル−2−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)ナフタレン(トリフルオロメチルスネホン酸無水物との反応によって6−ベンゾイル−2−ナフトールから調製)で置き換える以外は実施例178の手法に従って、標記化合物を調製した。
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH 2 、Rは−CH 2 CH=CH−(7−メトキシ−2−ナフチル)
実施例178の3−ブロモキノリンに代わりに7−メトキシ−2−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)ナフタレン(トリフルオロメチルスルホン酸無水物との反応によって7−メトキシ−2−ナフトールから調製)で置き換える以外は実施例178の手法に従って、標記化合物を調製した。MS m/e795(M+H)+ 元素分析C44H62N2O11・0.5H2Oとして 計算値:C,65.73;H,7.90;N,3.48 実測値:C,65.62;H,8.06;N,3.49
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH 2 、Rは−CH 2 CH=CH−(3−フェニル−6−キノリル)
ジオキサン(2mL)中の実施例219の化合物の2’−アセチル化誘導体の試料(実施例177工程aの手法によってアセチル化)(177mg、0.200ミリモル)、Pd(トリフェニルホスフィン)4(11.5mg、0.010ミリモル)、CuBr(1.43mg)および(トリブチルスタニル)ベンゼン(78.3μL)の混合物を100℃にて密封チューブ中で15時間加熱した。次いで、混合物を酢酸エチルで希釈し、これを水性5%炭酸ナトリウムおよびブラインで洗浄し、乾燥した(Na2SO4)。溶媒を除去し、残渣を、シリカゲル上のクロマトグラフィーによって精製してアセチル化化合物(77mg)を得た。残渣をシリカゲル上のクロマトグラフィーによって精製して標記化合物(54.2mg)を得た。MS m/e842(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH 2 、Rは−CH 2 CH=CH−(3−(2−ピリジル)−6−キノリル)
実施例273の2−(トリブチルスタニル)フランの代わりに2−(トリブチルスタニル)ピリジンで置き換える以外は実施例273の手法に従って標記化合物を調製した。MS m/e841(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH 2 、Rは−CH 2 CH=CH−(2−(2−チオフェニル)−6−キノリル)
実施例273の2−(トリブチルスタニル)フランの代わりに2−(トリブチルスタニル)チオフェンで置き換える以外は実施例273の手法に従って、標記化合物を調製した。MS m/e848(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH 2 、Rは−CH 2 CH=CH−(4−メチルナフチル)
実施例177の2’−アセチル化化合物の代わりに実施例102工程cの2’−ベンゾイル化化合物で置き換える以外は実施例178の手法に従って、標記化合物を調製した。MS m/e779(M+H)+。高分解能FAB MS:C44H62N2O10の(M+H)+についての計算m/e:779.4483;実測値:779.4495
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH 2 、Rは−CH 2 CH=CH−(6−β−D−ガラクトピラノシル−2−ナフチル)
実施例177の2’−アセチル化化合物の代わりに実施例102工程cの2’−ベンゾイル化化合物で置き換える以外は実施例178の手法に従って、標記化合物を調製した。MS m/e776(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH 2 、Rは−CH 2 CH=CH−(7−キノリル)
実施例177の2’−アセチル化化合物の代わりに実施例102工程cの2’−ベンゾイル化化合物で置き換え、実施例178の3−ブロモキノリンの代わりに7−(トリフルオロメチルスルホニル)キノリンで置き換える以外は実施例178の手法に従って、標記化合物を調製した。MS m/e766(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH 2 、Rは−CH 2 CH=CH−(4−フルオロナフチル)
実施例177の2’−アセチル化化合物の代わりに実施例102工程cの2’−ベンゾイル化化合物で置き換え、実施例178の3−ブロモキノリンの代わりに1−ブロモ−4−フルオロナフタレンで置き換える以外は実施例178の手法に従って、標記化合物を調製した。MS m/e783(M+H)+。高分解能FAB MS:C43H59FN2O10の(M+H)+についての計算m/e:783.4227;実測値:783.4223
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH 2 、Rは−CH 2 CH=CH−(3−ビフェニル)
実施例177の2’−アセチル化化合物の代わりに実施例102工程cの2’−ベンゾイル化化合物で置き換え、実施例178の3−ブロモキノリンの代わりに3−ブロモビフェニルで置き換える以外は実施例178の手法に従って、標記化合物を調製した。MS m/e791(M+H)+。高分解能FAB MS:C45H63N2O10の(M+H)+についての計算m/e:791.4483;実測値:791.4492
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH 2 、Rは−CH 2 CH=CH−(5−ニトロナフチル)
実施例177の2’−アセチル化化合物の代わりに実施例102工程cの2’−ベンゾイル化化合物で置き換え、実施例178の3−ブロモキノリンの代わりに1−ブロモ−5−ニトロナフタレンで置き換える以外は実施例178の手法に従って、標記化合物を調製した。
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH 2 、Rは−CH 2 CH=CH−(4−ピロリルフェニル)
実施例177の2’−アセチル化化合物の代わりに実施例102工程cの2’−ベンゾイル化化合物で置き換え、実施例178の3−ブロモキノリンの代わりに1−(4−ヨードフェニル)ピロールで置き換える以外は実施例178の手法に従って、標記化合物を調製した。MS m/e780(M+H)+。高分解能FAB MS:C43H61N3O10の(M+H)+についての計算m/e:780.4430;実測値:780.4424
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH 2 、Rは−CH 2 CH=CH−(6−メトキシ−2−ナフチル)
実施例177の2’−アセチル化化合物の代わりに実施例102工程cの2’−ベンゾイル化化合物で置き換え、実施例178の3−ブロモキノリンの代わりに2−ブロモ−6−メトキシナフタレンで置き換える以外は実施例178の手法に従って、標記化合物を調製した。MS m/e795(M+H)+。高分解能FAB MS:C44H62N2O10の(M+H)+についての計算m/e:795.4426;実測値:795.4426
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH 2 、Rは−CH 2 CH=CH−(3,5−ジクロロフェニル)
実施例177の2’−アセチル化化合物の代わりに実施例102工程cの2’−ベンゾイル化化合物で置き換え、実施例178の3−ブロモキノリンの代わりに1,3−ジクロロ−5−ヨードベンゼンで置き換える以外は実施例178の手法に従って、標記化合物を調製した。MS m/e783(M+H)+。高分解能FAB MS:C39H57Cl2N2O10の(M+H)+についての計算m/e:783.3390;実測値:783.3392
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH 2 、Rは−CH 2 −(3−ヨードフェニル)
実施例1工程aの臭化アリルの代わりに臭化3−ヨードベンジルで置き換えてRが3−ヨードフェニルメチルであってRpがベンゾイルである反応図式1bからの化合物9を調製し、次いで、実施例102の手法に従ってその化合物を処理する以外は実施例1工程a−fの手法に従って、標記化合物を調製した。MS m/e815(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH 2 、Rは−CH 2 −(3−(2−フラニル)フェニル)
実施例265からの化合物に代わりに実施例285の化合物で置き換える以外は実施例266の手法に従って、標記化合物を調製した。MS m/e689(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH 2 、Rは−CH 2 CH=CH−(6−ヒドロキシ−2−ナフチル)
実施例177の2’−アセチル化化合物の代わりに実施例102工程cの2’−ベンゾイル化化合物で置き換え、実施例178の3−ブロモキノリンの代わりに6−ブロモ−2−ナフトールで置き換える以外は実施例178の手法に従って、標記化合物を調製した。MS m/e781(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH 2 、Rは−CH 2 CH=CH−(6−(2−ブロモエトキシ)−2−ナフチル)
実施例178の3−ブロモキノリンの代わりに6−ブロモ−2−(2−ブロモエトキシ)ナフタレンで置き換える以外は実施例178の手法に従って、標記化合物を調製した。MS m/e887(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH 2 、Rは−CH 2 CH=CH−(6−(2−テトラビリル)エトキシ−2−ナフチル)
アセトニトリル(4mL)中の実施例288からの化合物の試料(371mg、0.4ミリモル)にテトラゾール(138mg、2ミリモル)およびトリエチルアミン(0.556mL、4ミリモル)を添加し、混合物を窒素下で60℃にて一晩加熱した。揮発物を真空下で除去し、残渣を酢酸エチルに溶解させた。この溶液を5%炭酸水素ナトリウムおよびブラインで洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、濃縮した。残渣を、97:3:0.5ジクロロメタン/メタノール/水酸化アンモニウムで溶出するシリカゲル上のクロマトグラフィーによって精製した。この生成物を室温でメタノール中にて2日間撹拌し、次いで、生成物を、99:1:0.5ジクロロメタン/メタノール/水酸化アンモニウムで溶出するシリカゲル上のクロマトグラフィーによって生成した。MS m/e 877(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH 2 、Rは−CH 2 CH=CH−ナフチル
実施例178の3−ブロモキノリンの代わりに1−ブロモナフタレンで置き換える以外は実施例178の手法に従って、標記化合物を調製した。MS m/exxx(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 −C≡C−(2−フェニルエテニル)
3−ブロモキノリンの代わりにベータ−ブロモスチレンで置き換える以外は実施例247の手法に従って、標記化合物を調製した。MS(ESI) m/e739(M+H)+
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 CH=CH−(5−(3−イソオキサゾリル)−2−チオフェニル)
工程292a:R BB がOHである反応図式7からの化合物37
−10℃の11.8mL(11.8ミリモル)ボラン−THF−錯体 (テトラヒドロフラン中1モラー溶液)に2−メチル−2−ブテン(2.7mL、24ミリモル)を添加した。反応を0℃で2時間撹拌し、次いで、10mLのテトラヒドロフラン中の実施例246工程hからの化合物(反応図式1cからの化合物6E:Rpはアセチル、Rは−CH2−C≡C−H、2g、2.95ミリモル)を含有する別々に調製した溶液を一度に添加した。反応を0℃で1時間撹拌し、雰囲気温度まで加温した。3時間後、反応を0℃まで再冷却し、5%水性炭酸ナトリウムを添加した。混合物を酢酸エチルで抽出し、有機層をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥した。濃縮し、真空中で乾燥して3.6グラムの粗生成物が得られ、これを、アセトン/ヘキサン(1:1)で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーで精製して標記化合物(0.85g、40%)を得た。
撹拌棒を備えた圧力チューブに100mg(0.138ミリモル)の工程292aから得られた化合物、炭酸カリウム(42mg、0.3ミリモル)、2−ブロモ−5−(イソオキサゾール−3−イル)チオフェン(48mg、0.21ミリモル)、酢酸パラジウム(II)(0.15mg、0.7ミリモル)、0.75mLアセトンおよび0.75mL水を添加した。2回の凍結−ポンプ−融解サイクルを行って反応を脱気した。次いで、反応チューブを窒素下にシールし、65℃で2時間加熱した。混合物を酢酸エチルで希釈し、順次、水およびブラインで洗浄した。有機抽出物を硫酸マグネシウム上で乾燥し、真空中で濃縮し、高真空で一定重量まで乾燥して140mgの粗生成物を得た。
工程292bから得られた化合物(140mg)を5mLのメタノールに溶解させ、溶液を雰囲気温度で20時間撹拌した。溶液を真空中で濃縮し、一定重量まで乾燥した。粗生成物を、98:1:1ジクロロメタン/メタノール/水酸化アンモニウムで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーで精製して34mgの標記化合物を得た。高分解能FAB MS:(M+H)+についての計算m/e:C40H58N3O11Sとして:788.3792 観測値:788.3809
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 CH=CH−(1,3−ジメチル−2,4−ジオキソ−5−ピリミジニル)
2−ブロモ−5−(イソオキサゾリル−3−イル)チオフェンの代わりに5−ブロモ−1,3−ジメチルウラシルで置き換える以外は実施例292の手法に従って、標記化合物を調製した。
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH 2 CH=CH−(5−(2−ピリジル)アミノカルボニル−2−フラニル)
2−ブロモ−5−(イソオキサゾール−3−イル)チオフェンの代わりに5−ブロモ−フラン−2−カルボン酸ピリジン−2−イル−アミドで置き換える以外は実施例292の手法に従って、標記化合物を調製した。MS(ESI)+:(M+H)+@m/e825
Claims (10)
- 下記:
ここで、Xは、以下の(1)〜(4)からなる群から選択され:
(1)=O、
(2)=N−OH、
(3)=N−O−R1、ここで、R1は、下記(a)〜(g)からなる群から選択され:
(a)非置換C1−C12−アルキル、
(b)アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(c)置換アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(d)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(e)置換ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(f)C3−C12−シクロアルキル、および
(g)−Si−(R2)(R3)(R4)、ここで、R2、R3およびR4は各々独立してC1−C12−アルキルおよびアリールから選択され;
;および
(4)=N−O−C(R5)(R6)−O−R1、ここで、R5およびR6は各々独立して、
(a)水素、
(b)非置換C1−C12−アルキル、
(c)アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(d)置換アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(e)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、および
(f)置換ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル
よりなる群から選択され;あるいは、R5およびR6はそれらが結合した原子と一緒になってC3−C12−シクロアルキル環を形成し;
あるいは、YおよびZのうち一方は水素であって、他方は、下記(1)〜(4)からなる群から選択され:
(1)水素、
(2)ヒドロキシ、
(3)保護されたヒドロキシ、および
(4)−NR7R8、ここで、R7およびR8は独立して水素およびC1−C6アルキルよりなる群から選択され、あるいはR7およびR8はそれらが結合している窒素原子と一緒になって3−ないし7−員環を形成し、該環が5−ないし7−員環である場合、該環は所望により−O−、−NH−、−N(C1−C6アルキル−)−、−N(アリール)−、−N(アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(ヘテロアリール)−、−N(ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、−S−およびnが1または2である−S(O)n−よりなる群から選択されるヘテロ官能基を含有していてもよく;
Raは水素またはヒドロキシであり;
Rcは水素またはヒドロキシ保護基であり;
Rは、下記(1)〜(7)からなる群から選択される:
(1)以下の群から選択される部位で置換されたメチル、
(a)−C≡N、
(b)−F、
(c)−CO2R10、ここで、R10はアリール置換C1−C3−アルキル、またはヘテロアリール置換C1−C3−アルキル、
(d)S(O)nR10、
(e)アリール、
(f)置換アリール、
(g)ヘテロアリール、および
(h)置換ヘテロアリール、
(2)以下の群から選択される1置換基で置換されたC2−C10−アルキル、
(a)ハロゲン、
(b)ヒドロキシ、
(c)C1−C3−アルコキシ、
(d)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、
(e)−N3、
(f)−O−SO2−(置換C1−C6−アルキル)、
(g)−NR13R14、ここで、R13およびR14は以下の群から選択され、
(i)水素、
(ii)C1−C12−アルキル、
(iii)置換C1−C12−アルキル、
(iv)C3−C12−アルケニル、
(v)置換C3−C12−アルケニル、
(vi)C3−C12−アルキニル、
(vii)置換C3−C12−アルキニル、
(viii)アリール、
(ix)C3−C8−シクロアルキル、
(x)置換C3−C8−シクロアルキル、
(xi)置換アリール、
(xii)ヘテロシクロアルキル、
(xiii)置換ヘテロシクロアルキル、
(xiv)アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(xv)置換アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(xvi)ヘテロシクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xvii)置換ヘテロシクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xviii)C3−C8−シクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xix)置換C3−C8−シクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xx)ヘテロアリール、
(xxi)置換ヘテロアリール
(xxii)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、および
(xxiii)置換ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、あるいは
R13およびR14はそれらが結合している原子と一緒になって3−10員ヘテロシクロアルキル環を形成し、該環は、以下の群から選択される1置換基で置換されていてもよく、
(i)ハロゲン、
(ii)ヒドロキシ、
(iii)C1−C3−アルコキシ、
(iv)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、
(v)オキソ、
(vi)C1−C3−アルキル、
(vii)ハロ−C1−C3−アルキル、および
(viii)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルキル、
(h)−CO2R10、
(i)=N−O−R10、
(j)−C≡N、
(k)−O−S(O)nR10、
(l)アリール、
(m)置換アリール、
(n)ヘテロアリール、
(o)置換ヘテロアリール、
(p)置換C3−C8−シクロアルキル、
(q)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(r)ヘテロシクロアルキル、および
(s)置換ヘテロシクロアルキル、
(3)以下の群から選択される部位で置換されたC3−アルケニル、
(a)ハロゲン、
(b)−CHO、
(c)−CO2R10、
(d)−C(O)−R9、
(e)−C(O)NR11R12、
(f)−C≡N、
(g)アリール、
(h)置換アリール、
(i)ヘテロアリール、
(j)置換ヘテロアリール、
(k)C3−C7−シクロアルキル、および
(l)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル
(4)C4−C10−アルケニル、
(5)以下の群から選択される1置換基で置換されたC4−C10−アルケニル、
(a)ハロゲン、
(b)C1−C3−アルコキシ、
(c)オキソ、
(d)−CHO、
(e)−CO2R10、
(f)−C(O)NR11R12、
(g)−NR13R14、
(h)=N−O−R10、
(i)−C≡N、
(j)−O−S(O)nR10、
(k)アリール、
(l)置換アリール、
(m)ヘテロアリール、
(n)置換ヘテロアリール、
(o)C3−C7−シクロアルキル、
(p)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(q)−NHC(O)R10、
(r)−NHC(O)NR11R12、
(s)=N−NR13R14、
(t)=N−R9、
(u)=N−NHC(O)R10、および
(v)=N−NHC(O)R11R12、
(6)C3−C10−アルキニル、および
(7)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC3−C10−アルキニル、
(a)トリアルキルシリル、
(b)アリール、
(c)置換アリール、
(d)ヘテロアリール、および
(e)置換ヘテロアリール]
の化合物、またはその医薬上許容される塩。 - 医薬上許容される担体と組み合わせて治療上有効量の請求項1記載の化合物を含む医薬組成物。
- 細菌感染を制御するための医薬の製造における請求項1に記載の化合物の使用。
- Raが−OHであり、Rcがベンゾイルであって、Rがアリルである請求項4記載の化合物。
- Raがヒドロキシであって、Rcが水素である請求項4記載の化合物。
- 式(VIII)の化合物:XはO、Rはアリル;
式(VIII)の化合物:XはNOH、Rはアリル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2C≡N;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2NH2;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2NHCH2−フェニル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2NHCH2CH2−フェニル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2NHCH2−(4−ピリジル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2NHCH2−(4−キノリル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CH−フェニル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2CH2−フェニル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CH−(4−メトキシフェニル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CH−(4−クロロフェニル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2CH2OH;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2NHCH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2NHCH2OH;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2N(CH3)2;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2(1−モルホリニル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2F;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2OCH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CH(CH3)2;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2OCH2CH2OCH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2SCH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2F;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2−(4−ニトロフェニル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2−(4−クロロフェニル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2−(4−メトキシフェニル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2−(4−シアノフェニル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CHC(O)OCH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CHC(O)OCH2CH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CHCH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CHCH2CH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CHCH2CH2CH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2C≡C−Si(CH3)3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2C≡CCH2CH2CH2CH2CH2CH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2C≡CCH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2−(2−ピリジル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2−(3−ピリジル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2−(4−ピリジル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2−(4−キノリル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2C(O)OCH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2S(O)2−フェニル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CH−(4−キノリル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2CH2−(4−キノリル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CH−(5−キノリル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2CH2−(5−キノリル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CH−(4−ベンゾオキサゾリル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CH−(7−ベンゾイミダゾリル);
式(VIII)の化合物:XはO、RはCH2−(3−ヨードフェニル);
式(VIII)の化合物:XはO、RはCH2−(2−ナフチル);および
式(VIII)の化合物:XはO、RはCH2−CH=CH−(4−フルオロフェニル);
よりなる群から選択される請求項7記載の化合物。 - 式:
ここで、Xは、以下の(1)〜(4)からなる群から選択され:
(1)=O、
(2)=N−OH、
(3)=N−O−R1、ここで、R1は、以下の(a)〜(g)からなる群から選択され:
(a)非置換C1−C12−アルキル、
(b)アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(c)置換アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(d)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(e)置換ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(f)C3−C12−シクロアルキル、および
(g)−Si−(R2)(R3)(R4)、ここで、R2、R3およびR4は各々独立してC1−C12−アルキルおよびアリールから選択され;
;および
(4)=N−O−C(R5)(R6)−O−R1、ここで、R5およびR6は各々独立して、下記(a)〜(f)からなる群から選択され:
(a)水素、
(b)非置換C1−C12−アルキル、
(c)アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(d)置換アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(e)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、および
(f)置換ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル;
あるいは、
R5およびR6はそれらが結合した原子と一緒になってC3−C12−シクロアルキル環を形成し;
あるいは、YおよびZのうち一方は水素であって、他方は、以下の(1)〜(4)からなる群から選択され:
(1)水素、
(2)ヒドロキシ、
(3)保護されたヒドロキシ、および
(4)−NR7R8、ここで、R7およびR8は独立して水素およびC1−C6アルキルよりなる群から選択され、あるいはR7およびR8はそれらが結合している窒素原子と一緒になって3−ないし7−員環を形成し、該環が5−ないし7−員環である場合、該環は所望により−O−、−NH−、−N(C1−C6−アルキル−)−、−N(アリール)−、−N(アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(ヘテロアリール)−、−N(ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、−S−およびnが1または2である−S(O)n−よりなる群から選択されるヘテロ機能を含有していてもよく;
Raは水素またはヒドロキシであり;
Rcは水素またはヒドロキシ保護基であり;
Rは、下記(1)〜(7)からなる群から選択される:
(1)以下の群から選択される部位で置換されたメチル、
(a)−C≡N、
(b)−F、
(c)−CO2R10、ここで、R10はアリール置換C1−C3−アルキル、またはヘテロアリール置換C1−C3−アルキル、
(d)S(O)nR10、ここで、nは0、1または2
(e)アリール、
(f)置換アリール、
(g)ヘテロアリール、および
(h)置換ヘテロアリール、
(2)以下の群から選択される1置換基で置換されたC2−C10−アルキル、
(a)ハロゲン、
(b)ヒドロキシ、
(c)C1−C3−アルコキシ、
(d)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、
(e)−N3、
(f)−O−SO2−(置換C1−C6−アルキル)、
(g)−NR13R14、ここで、R13およびR14は以下の群から選択され、
(i)水素、
(ii)C1−C12−アルキル、
(iii)置換C1−C12−アルキル、
(iv)C3−C12−アルケニル、
(v)置換C3−C12−アルケニル、
(vi)C3−C12−アルキニル、
(vii)置換C3−C12−アルキニル、
(viii)アリール、
(ix)C3−C8−シクロアルキル、
(x)置換C3−C8−シクロアルキル、
(xi)置換アリール、
(xii)ヘテロシクロアルキル、
(xiii)置換ヘテロシクロアルキル、
(xiv)アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(xv)置換アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(xvi)ヘテロシクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xvii)置換ヘテロシクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xviii)C3−C8−シクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xix)置換C3−C8−シクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xx)ヘテロアリール、
(xxi)置換ヘテロアリール
(xxii)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、および
(xxiii)置換ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、あるいは
R13およびR14はそれらが結合している原子と一緒になって3−10員ヘテロシクロアルキル環を形成し、該環は、以下の群から選択される1置換基で置換されていてもよく、
(i)ハロゲン、
(ii)ヒドロキシ、
(iii)C1−C3−アルコキシ、
(iv)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、
(v)オキソ、
(vi)C1−C3−アルキル、
(vii)ハロ−C1−C3−アルキル、および
(viii)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルキル、
(h)−CO2R10、
(i)=N−O−R10、
(j)−C≡N、
(k)−O−S(O)nR10、
(l)アリール、
(m)置換アリール、
(n)ヘテロアリール、
(o)置換ヘテロアリール、
(p)置換C3−C8−シクロアルキル、
(q)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(r)ヘテロシクロアルキル、および
(s)置換ヘテロシクロアルキル、
(3)以下の群から選択される部位で置換されたC3−アルケニル、
(a)ハロゲン、
(b)−CHO、
(c)−CO2R10、
(d)−C(O)−R9、
(e)−C(O)NR11R12、
(f)−C≡N、
(g)アリール、
(h)置換アリール、
(i)ヘテロアリール、
(j)置換ヘテロアリール、
(k)C3−C7−シクロアルキル、および
(l)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル
(4)C4−C10−アルケニル、
(5)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC4−C10−アルケニル、
(a)ハロゲン、
(b)C1−C3−アルコキシ、
(c)オキソ、
(d)−CHO、
(e)−CO2R10、
(f)−C(O)NR11R12、
(g)−NR13R14、
(h)=N−O−R10、
(i)−C≡N、
(j)−O−S(O)nR10、
(k)アリール、
(l)置換アリール、
(m)ヘテロアリール、
(n)置換ヘテロアリール、
(o)C3−C7−シクロアルキル、
(p)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(q)−NHC(O)R10、
(r)−NHC(O)NR11R12、
(s)=N−NR13R14、、
(t)=N−R9、
(u)=N−NHC(O)R10、および
(v)=N−NHC(O)NR11R12、
(6)C3−C10−アルキニル、および
(7)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC3−C10−アルキニル、
(a)トリアルキルシリル、
(b)アリール、
(c)置換アリール、
(d)ヘテロアリール、および
(e)置換ヘテロアリール]
の6−O−置換マクロライド化合物の製法であって、
(a)式:
[式中、Rpはヒドロキシ保護基であって、Vは=N−O−R1または=N−O−C(R5)(R6)−O−R1、]
の化合物を非プロトン性溶媒中の塩基で処理し、続いて、アルキル化剤で処理して式:
(b)2’−および4”−ヒドロキシ基を脱保護して式:
(c)適当な溶媒中、酸の存在下で脱オキシム化して式:
(d)酸での加水分解によってクラジノース部位を除去し、ヒドロキシ−保護試薬での処理によって2’−ヒドロキシル基を保護して、式:
(e)該3−ヒドロキシ基を酸化し、所望により2’−ヒドロキシル基を脱保護し、次いで所望の化合物を単離することを含んでなる方法。 - 工程(a)において、該塩基が水酸化カリウム、水酸化セシウム、水酸化テトラアルキルアンモニウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム、カリウムイソプロポキシド、カリウムtert−ブトキシドおよびカリウムイソブトキシドよりなる群から選択され、該アルキル化剤が臭化アリル、臭化プロパルギル、臭化ベンジル、臭化2−フルオロエチル、臭化4−ニトロベンジル、臭化4−クロロベンジル、臭化4−メトキシベンジル、α−ブロモ−p−トルニトリル、臭化シンナミル、メチル4−ブロモクロトネート、臭化クロチル、1−ブロモ−2−ペンテン、3−ブロモ−1−プロペニルフェニルスルホン、3−ブロモ−1−トリメチルシリル−1−プロピン、3−ブロモ−2−オクチン、1−ブロモ−2−ブチン、塩化2−ピコリル、塩化3−ピコリル、塩化4−ピコリル、4−ブロモメチルキノリン、ブロモアセトニトリル、エピクロロヒドリン、ブロモフルオロメタン、ブロモ酢酸メチル、塩化メトキシメチル、1−ブロモ−2−ブタノン、ブロモクロロメタン、1,3−ジブロモ−1−プロペン、アリルO−トシレート、および3−フェニルプロピル−O−トリフルオロメタンスルホネートよりなる群から選択され、該反応は約−15℃ないし約50℃の温度にて、0.5時間ないし10日間行い;工程(b)において、脱保護は水およびアセトニトリル中で酢酸によって達成され、および工程(c)において、脱オキシム化剤は、亜硝酸ナトリウムおよび亜硝酸カリウムよりなる群から選択される酸の存在下における無機亜硝酸塩、または亜硫酸水素ナトリウム、ピロ硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、ヒドロ亜硫酸ナトリウム、メタ重亜鉛酸ナトリウム、ジチオン酸ナトリウム、チオ硫酸カリウム及びメタ重亜硫酸カリウムよりなる群から選択される無機硫黄酸化物化合物であり、該溶媒は水、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、トリメチルシラノールから選択されるかまたはその1種以上の混合液であり、工程(d)において、該ヒドロキシ保護剤はトリアルキルシリルハライド、アシルアンヒドリドおよびアシルハライドよりなる群から選択され、工程(e)において、該酸化剤はN−クロロスクシンイミド−ジメチルスルフィドおよびカルボジイミド−ジメチルスルホキシドよりなる群から選択され、脱保護はメタノール中で撹拌することによって行われる請求項9記載の製法。
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