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JP2009262680A - モールの取付け構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンドキャップの損傷を招くことなく、モールの端部をエンドキャップとともに車体側の被装着部材から容易に取り外すことのできるモールの取付け構造を提供する。
【解決手段】ウエストモール2の前端部に取り付けられるエンドキャップ10に係合突起31を設ける。ドアアウタパネルのフランジ3aに、係合突起31が係合される係止孔38を形成する。エンドキャップ10の係合突起31に、ウエストモール2の後端側に向かってフランジ3aから離反する方向に傾斜するテーパ面36を形成する。
【選択図】図12

Description

この発明は、車両のドアウエスト部に取り付けられる長尺なモールの取付け構造に関するものである。
長尺なモールを車両のドアウエスト部に取り付ける取付け構造として、モールの端部に装着される樹脂製のエンドキャップに係合突起を設ける一方で、ドアウエスト部の取付けフランジに係止孔を形成し、モールにエンドキャップを取り付けた状態で、エンドキャップの係合突起を取付けフランジの係止孔に嵌合することによってモールをドアウエスト部に固定するものが知られている。
実用新案登録第2593725号公報
しかし、この従来のモールの取付け構造は、モールを取付けフランジに上方から被着するときに、エンドキャップの係合突起が撓み、係合突起が係止孔位置に来たとき形状復帰して係止孔内に嵌合されるものであるため、一度係合突起が係止孔に係合されると、手や道具によって係合突起を押し戻さなければエンドキャップを取付けフランジから外すことが難しい。このため、モールの端部が手や道具を差し込むことのできない狭いスペースに配置される場合には、メンテナンス時等にはモールを引っ張ってエンドキャップと取付けフランジの係合を解除せざるを得なくなるが、強引にモールを引っ張った場合にモールに損傷を生じることが懸念される。
そこで、この発明は、エンドキャップの損傷を招くことなく、モールの端部をエンドキャップとともに車体側の被装着部材から容易に取り外すことのできるモールの取付け構造を提供しようとするものである。
上記の課題を解決する請求項1に記載の発明は、長尺なモール(例えば、後述の実施形態におけるウエストモール2)の端部にエンドキャップ(例えば、後述の実施形態におけるエンドキャップ10)を取付け、前記モールをこのエンドキャップを介して車体側の被装着部材(例えば、後述の実施形態におけるフランジ3a)に取り付けるモールの取付け構造であって、前記エンドキャップに係合突起(例えば、後述の実施形態における係合突起31)を設ける一方で、前記被装着部材に前記係合突起が係合される係止孔(例えば、後述の実施形態における係止孔38)を形成し、前記モールの一端部に取り付けられる前記エンドキャップの係合突起に、前記係止孔に係合された状態で、前記モールの他端部側に向かって前記被装着部材から離反する方向に傾斜するテーパ面(例えば、後述の実施形態におけるテーパ面36)を形成したことを特徴とする。
車体側の被装着部材に取り付けられたモールの一端部をエンドキャップとともに被装着部材から取り外す場合には、モールを介して一端側のエンドキャップを他端側に向けて引っ張る。こうして、エンドキャップを他端側に向けて引っ張ると、係合突起のテーパ面が係止孔の端縁上を摺動し、係合突起と係止孔の係合が次第に解除される。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のモールの取付け構造において、前記係合突起は、付根部側が弾性的に撓み変形可能な爪状片から成ることを特徴とする。
モールを被装着部材から取り外す場合に、エンドキャップを他端側に向けて引っ張ると、係合突起上のテーパ面が係止孔の端縁上を摺動しつつ係合突起の付根部側が弾性的に撓み変形する。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のモールの取付け構造において、前記係合突起は、前記被装着部材に前記モールが取り付けられた状態で、前記係止孔の内壁に前記モールの長手方向に沿って当接する変位規制面(例えば、後述の実施形態における変位規制面37)が設けられるとともに、この変位規制面の前記モールの他端側に隣接して前記テーパ面が設けられていることを特徴とする。
これにより、モールが被装着部材に取付けられた状態においては、係合突起の変位規制面が係止孔の内壁にモールの長手方向に沿って当接し、モールの長手方向と略直交する方向の変位が規制される。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のモールの取付け構造において、前記テーパ面は、前記モールの一端側のエンドキャップのみに形成されていることを特徴とする。
これにより、モールの他端側のエンドキャップはモールの長手方向に引っ張っても被装着部材から外れにくくなる。
請求項1に記載の発明によれば、モールを介して一端側のエンドキャップを他端側に向けて引っ張ったときに、係合突起に設けられたテーパ面が係止孔の端縁上を摺動して係合突起と係止孔の係合が容易に解除されるため、エンドキャップの損傷を招くことなく、モールの端部をエンドキャップとともに車体側の被装着部材から容易に取り外すことができる
請求項2に記載の発明によれば、係合突起が、付根部側での弾性的な撓み変形が可能な爪状片によって構成されているため、エンドキャップをモール他端側に向けて引っ張ったときにおける係合突起と係止孔の係合の解除をより容易にすることができる。
請求項3に記載の発明によれば、係合突起の変位規制面が係止孔の内壁にモールの長手方向に沿って当接することで、モールの長手方向と略直交する方向の変位を規制できるため、モールを被装着部材に取り突けた状態でのエンドキャップとモールの端末部の安定保持が可能になる。
請求項4に記載の発明によれば、モールの一端側のエンドキャップのみにテーパ面が形成されているため、モールを被装着部材に取り付けた状態でのモール全体の保持強度を高めることができる。
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明において、「前」「後」については、特別に断らない限り、車両進行に対しての前方と後方を意味すものとする。また、図中矢印F,Rは、それぞれ車両の前方と後方を指すものとする。
図1は、車両のフロントドア1の骨格部を車室内側から見た斜視図であり、図2は、フロントドア1のドアウエスト部に取り付けられるウエストモール2(モール)の斜視図である。
フロントドア1は、ドアアウタパネル3とドアインナパネル4が接合されたドア本体5の上部にドアサッシュ6が一体に取り付けられている。ドアサッシュ6の前部側寄りには、窓枠内を前後に仕切るサブサッシュ7が接合され、ドアサッシュ6の前部領域とサブサッシュ7に囲まれた小さい略台形状の領域に、嵌め殺しのクォータガラス(図示せず)が固定設置されるとともに、ドアサッシュ6の後部領域とサブサッシュ7に囲まれた大きい略台形状の領域にサイドドアガラス(図示せず)が昇降自在に配置されるようになっている。サイドドアガラスは、ドア本体5内の昇降機構(図示せず)に支持され、昇降機構の作動によって上下に昇降作動する。
ドアアウタパネル3とドアインナパネル4の各上縁部にはフランジ3a,4aが設けられ、これらのフランジ3a,4a間にクォータガラスとサイドドアガラスが配置されるようになっている。そして、ドアアウタパネル3のフランジ3aには、上方側から図2に示す長尺なウエストモール2が被着されるようになっている。なお、この実施形態の場合、ドアアウタパネル3のフランジ3aがこの発明における被装着部材を構成している。
ウエストモール2は、内部に芯金が埋設されたゴム弾性体によって全体がほぼ断面略U字状に形成され、U字の開口側がフランジ3aに被着されるようになっている。そして、ウエストモール2の車内側の側部には、クォータガラスとサイドドアガラスの車外側面にそれぞれ密接するシールリップ8,9が延設されている。また、ウエストモール2の前端部と後端部には樹脂製のエンドキャップ10,11がそれぞれ嵌着固定され、ウエストモール2の各端面の開口が閉塞されている。
図3〜図6は、エンドキャップ11が取り付けられたウエストモール2の後端部を示すものである。
後端側のエンドキャップ11は、ウエストモール2の後端面に突き当てられてその端面を覆うベースプレート12と、ベースプレート12に延設されウエストモール2の断面内に差し込まれる差込片13とを備え、差込片13の先端部寄りに、エンドキャップ11をフランジ3aの後端部に固定するための係止クリップ14が一体に形成されている。なお、ウエストモール2の車体後方側の縁部は車室内側の壁の一部が切り欠かれ、その切欠き部15を通して係止クリップ14と差込片13の一部が車室内側に露出するようになっている。
差込片13は、ウエストモール2のU字形状の底部に嵌合される基壁16が長手方向に連続して延出し、フランジ3aの車外側面に当接する支持壁17a,17b,17cが基壁16に連設されている。基壁16の長手方向の先端部寄りの一部には、基壁16から車室内方向に膨出する膨出部18が突設され、その膨出部18と中央の支持壁17bとが係止壁19によって連結されている。また、基壁16のうちの中央の支持壁17bの長手方向両側位置には、支持壁17a,17b,17cと略平行に延出する一対のステー20,21が延設され、これらのステー20,21の先端部と中央部が連結壁22,23によって相互に連結されている。そして、先端部の連結壁22には相反方向に延出する係止爪24と操作爪25が一体に形成され、連結壁22の捩じれに応じて両爪24,25が連動して回動するようになっている。なお、係止爪24は支持壁17bの付根部方向に向かって斜めに傾斜し、係止爪24と支持壁17a,17b,17cの間にフランジ3aを挿入し得るようになっている。
一方、ドアアウタパネル3は、サイドドアガラスに沿って上方に立ち上がるフランジ3aの付根部に車外側に屈曲する屈曲部26が設けられ、フランジ3aの車体後方側の端部の近傍には、上方側に開口する切欠き部27が設けられている。この切欠き部27は、エンドキャップ11がウエストモール2に取り付けられた状態でフランジ3aに上方から被着されたときに、エンドキャップ11の係止壁19が幅方向で係合されるようになっている。このとき、エンドキャップ11の係止爪24はフランジ3aの付根部側の屈曲部26に係合する。
なお、前述の係止クリップ14は、係止壁19と係止爪24等によって構成されている。
図7〜図12は、エンドキャップ10が取り付けられたウエストモール2の前端部を示すものである。なお、図7中28は、クォータガラスの下端を支持するためにドアアウタパネル3とドアインナパネル4のフランジ3a,4aに結合されたチャンネル部材である。
前端側のエンドキャップ10は、ウエストモール2の前端面に突き当てられてその端面を覆うベースプレート29と、ベースプレート29に延設されウエストモール2の断面内に差し込まれる差込片30とを備え、差込片30の先端部寄りに、エンドキャップ10をフランジ3aの前端部に固定するための係合突起31が一体に形成されている。なお、ウエストモール2の車体前方側の縁部は車室内の壁の一部が切り欠かれ、その切欠き部32を通して係合突起31と差込片30の一部が車室内側に露出するようになっている。また、図中40は、差込片30とは別にベースプレート29に延設され、フランジ3aの車室内側面に当接する支持壁である。
差込片30は、ウエストモール2のU字形状の底部に嵌合される基壁33と、フランジ3aの車外側面に当接する支持壁34が長手方向に連続して延出しており、支持壁34の後端部の近傍に、開口側が上方に向く略コ字状の切欠き部35が形成され、その切欠き部35の内側に係合突起31が設けられている。係合突起31は、支持壁34の一般面に対して車室内側に斜め上方に突出した爪状片によって構成されている。係合突起31は爪状片の付根部側を支点として弾性的な撓み変形が可能となっている。
また、係合突起31は基本形状が直方体状に形成され、その基本形状の直方体のうちの、車体後方側で、かつ車室内側に向く上部コーナーが斜めに切除され、そこにテーパ面36が形成されている。また、係合突起31の頂部は偏平に形成され、その頂部面が後述する変位規制面37を構成するようになっている。
これに対し、ドアアウタパネル3のフランジ3aの車体前方側の端部の近傍には、略方形状の係止孔38が形成されている。この係止孔38は、エンドキャップ10がウエストモール2に取り付けられた状態でフランジ3aに上方側から被着されるときに、エンドキャップ10の係合突起31が車外側から嵌合されるようになっている。このとき、係合突起31の頂部の変位規制面37は係止孔38の上部側の内面にモール長手方向に沿って当接する。
なお、図1に示すように、ドア本体5の前側のサッシュ結合部の周囲は狭い袋状構造とされており、インナパネル4側からのエンドキャップ10の脱着作業は不可能となっている。これに対し、ドア本体5の後側のサッシュ結合部の周囲は比較的に広い中空構造とされ、ドアインナパネル4に設けられた開口部41を通してのエンドキャップ11の脱着作業が可能となっている。
実際に、ウエストモール2をドアアウタパネル3のフランジ3aに取り付ける場合には、ウエストモール2の前後の端部に予めエンドキャップ10,11を嵌着固定しておき、ウエストモール2の断面略U字状部分をフランジ3aに対して上方側から係合させる。
このとき、後端側のエンドキャップ11では、支持壁17a,17b,17cと係止爪24の間にフランジ3aを入れて上方側から押し込む。これにより、係止爪24は、フランジ3aに押圧されて弾性変形しつつフランジ3a上を摺動し、エンドキャップ11が設定量押し込まれたところでフランジ3aの基端で弾性復帰して屈曲部26に係合される。また、このとき、フランジ3aの切欠き部27にはエンドキャップ11の係止壁19が係合される。したがって、ウエストモール2の後端部は、エンドキャップ11の係止クリップ14の機能によってフランジ3aに位置決め状態で固定される。
また、前端側のエンドキャップ10では、支持壁34と40の間にフランジ3aを入れて上方側から押し込む。これにより、支持壁34に突設された係合突起31は、付根部側を支点に撓み変形しつつフランジ3a上を摺動し、エンドキャップ10が設定量押し込まれたところで係止孔38内で形状復帰し、その係止孔38に嵌合される。このとき、係合突起31は、頂部の変位規制面37が係止孔38の上部側の内面に長手方向に沿って当接する。したがって、ウエストモール2の前端部はエンドキャップ10を介してフランジ3aの所定位置に位置決め状態で固定される。
一方、ウエストモール2をドアアウタパネル3から取り外す場合には、最初に、作業者がドアインナパネル4の開口部41からドアアウタパネル3のフランジ3aの後端部方向に手を入れ、エンドキャップ11の係止クリップ14を構成する操作爪25を上方に押し上げつつ、エンドキャップ11全体を上方に押し上げる。これにより、係止クリップ14の係止爪24がドアアウタパネル3の屈曲部26から外れ、エンドキャップ11がウエストモール2の後端部とともにフランジ3aから取り外される。
この後、ドアアウタパネル3のフランジ3aの上方側から作業者がウエストモール2を引き外す。このとき、作業者はウエストモール2を後端部側から順次引き外し、最後にウエストモール2の前端部を上部後方側に向かって引っ張る。これにより、前端側のエンドキャップ10の係合突起31のテーパ面36がフランジ3aの係止孔38の端縁に当接し、係合突起31がテーパ面36で係止孔38の端縁上を滑りつつ、付根部を支点として弾性的に撓み変形する。この結果、係合突起31と係止孔38の係合が外れ、ウエストモール2がフランジ3aから完全に取り外される。
以上のように、このウエストモール2の取付け構造においては、前端側のエンドキャップ10に上部後端にテーパ面36を有する係合突起31が設けられ、この係合突起31がフランジ3aの係止孔38内に係合されるようになっているため、ウエストモール2の取り外し時に、ウエストモール2を上部後方側に引っ張ってテーパ面36を係止孔38の端縁上で滑らすことで、エンドキャップ10とフランジ3aの係合を容易に解除することができる。したがって、この取付け構造を採用した場合、ドアアウタパネル3の上部前端方向に手や道具を差し入れるスペース的な余裕がないときであっても、エンドキャップ10の損傷を招くことなく、ウエストモール2の前端部をエンドキャップ10とともにフランジ3aから容易に取り外すことができる。
また、この実施形態の場合、エンドキャップ10の係合突起31が付根部を支点に撓み変形が可能な爪形状に形成されているため、ウエストモール2を上部後方側に引っ張ったときにおける係合突起31と係止孔38の解除がより容易になるという利点がある。
さらに、この実施形態においては、エンドキャップ10の係合突起31の頂部に変位規制面37が設けられ、テーパ面36がその変位規制面37のウエストモール2の後端側に隣接して設けられているため、ウエストモール2の取り外し時におけるテーパ面36と係止孔38の端縁との摺動を阻害することなく、ウエストモール2の前端部の上方変位を規制し、ウエストモール2の前端部をフランジ3a上の設定位置に安定的に保持させることができる。
また、この実施形態の場合、テーパ面36を有する係合突起31をフランジ3a側の係止孔38に係合させるのは前端側のエンドキャップ10だけであり、後端側のエンドキャップ11は係止クリップ14でフランジ3aに強固に固定されるようになっているため、ウエストモール2をフランジ3aに取り付けた状態でのウエストモール2全体の保持強度を高めることができるという利点がある。
なお、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
この発明の一実施形態を示すものであり、フロントドアの骨格部を車室内側から見た斜視図。 同実施形態を示すモールの斜視図。 同実施形態を示す図2のA部に対応する車体取付け前の状態の斜視図。 同実施形態を示す図2のA部に対応する車体取付け状態の斜視図。 同実施形態を示す図3のB−B断面に対応する断面図。 同実施形態を示す図3のC−C断面に対応する断面図。 同実施形態を示す図1のD部に対応する斜視図。 同実施形態を示す図2のE部に対応する斜視図。 同実施形態を示す図8のF矢視図。 同実施形態を示す図8のG−G断面に対応する断面図。 同実施形態を示す図8のH−H断面に対応する断面図。 同実施形態を示す図8のI部の車体取付け状態での斜視図。
符号の説明
2…ウエストモール(モール)
3a…フランジ(被装着部材)
10…エンドキャップ
31…係合突起
36…テーパ面
37…変位規制面
38…係止孔

Claims (4)

  1. 長尺なモールの端部にエンドキャップを取付け、前記モールをこのエンドキャップを介して車体側の被装着部材に取り付けるモールの取付け構造であって、
    前記エンドキャップに係合突起を設ける一方で、前記被装着部材に前記係合突起が係合される係止孔を形成し、
    前記モールの一端部に取り付けられる前記エンドキャップの係合突起に、前記係止孔に係合された状態で、前記モールの他端部側に向かって前記被装着部材から離反する方向に傾斜するテーパ面を形成したことを特徴とするモールの取付け構造。
  2. 前記係合突起は、付根部側が弾性的に撓み変形可能な爪状片から成ることを特徴とする請求項1に記載のモールの取付け構造。
  3. 前記係合突起は、前記被装着部材に前記モールが取り付けられた状態で、前記係止孔の内壁に前記モールの長手方向に沿って当接する変位規制面が設けられるとともに、この変位規制面の前記モールの他端側に隣接して前記テーパ面が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のモールの取付け構造。
  4. 前記テーパ面は、前記モールの一端側のエンドキャップのみに形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のモールの取付け構造。
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