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JP2009262411A - 加工装置及び加工装置コンテンツ表示プログラム - Google Patents

加工装置及び加工装置コンテンツ表示プログラム Download PDF

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JP2009262411A JP2008114835A JP2008114835A JP2009262411A JP 2009262411 A JP2009262411 A JP 2009262411A JP 2008114835 A JP2008114835 A JP 2008114835A JP 2008114835 A JP2008114835 A JP 2008114835A JP 2009262411 A JP2009262411 A JP 2009262411A
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Abstract

【課題】“加工装置に関する情報が格納された記憶媒体若しくは記憶装置”として汎用性のある記憶媒体若しくは記憶装置から必要な情報を選別して表示することができるようにした加工装置の提供、また、ユーザが加工装置とは直接関係の無い外部で作成した情報を加工装置の動作条件などに合わせて表示させることができるようにした加工装置の提供。
【解決手段】複数の文書ファイルが格納されている外部メモリ(記憶媒体)に、各文書ファイルと機種選択コード(機種識別情報)と成形条件との対応付け情報も格納しておくことにより、文書の表示要求があった際には、機種選択コードに対応する文書ファイルを自動判別する(ステップ403)、又は、成形条件(加工装置の動作条件)に対応する文書ファイルを自動判別して(ステップ703)、これを表示する(ステップ405)。
【選択図】図7

Description

本発明は加工装置に関し、特に文書若しくは画像若しくは映像などのコンテンツ(当該加工装置に関する情報であり、例えば操作マニュアル)を表示することができる加工装置に関する。
例えば射出成形機などの、物品を生成・加工するための加工装置では、モニタなどの表示部を設けることにより、当該表示部に各種の情報を表示可能にしているものが存在している。このような加工装置における情報表示に関する技術が特許文献1〜3などによって開示されている。
特開2002−86530号公報 特開2006−289911号公報 特許第3781718号公報
上記各特許文献で開示されている技術は、何れも、各装置固有の情報のみを当該装置で保持していることにより、表示部に当該情報を表示するものに関するものである。従って、複数種類の各装置にそれぞれ対応する情報が複数格納されていることにより、“加工装置に関する情報が格納された記憶媒体若しくは記憶装置”として汎用性のある記憶媒体若しくは記憶装置から必要な情報を選別して表示することができるようなものではなかった。また、ユーザが当該装置とは直接関係の無い外部で作成した情報を、加工装置の動作条件などに合わせて表示させることができるようなものでもなかった。
本発明は上述した点に鑑み、“加工装置に関する情報が格納された記憶媒体若しくは記憶装置”として汎用性のある記憶媒体若しくは記憶装置から必要な情報を選別して表示することができるようにした加工装置を提供すること、また、ユーザが加工装置とは直接関係の無い外部で作成した情報を加工装置の動作条件などに合わせて表示させることができるようにした加工装置を提供することを目的とする。
本発明に関する第1の加工装置は、制御部と、記憶部と、表示部と、入力部と、を備える加工装置であって、前記記憶部に機種を特定するための情報である機種識別情報が格納され、前記記憶部若しくは当該加工装置に着脱可能な記憶媒体に複数の文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルが格納されており、当該各ファイルと前記機種識別情報とを対応付けておくことにより、前記入力部に対するファイル表示要求があった場合には、前記機種識別情報に対応するファイルの有無を判別し、当該判別の結果対応するファイルがあった場合には、当該ファイルに基づく文書若しくは画像若しくは映像を前記表示部に画面表示することを特徴とする。
上記構成によれば、機種を特定するための情報である機種識別情報と、文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルとが対応付けされているため、自己(加工装置)に対応していないファイル等の多数のファイルが格納されている記憶部若しくは記憶媒体の中から自己に対応するファイルを判別して取得しこれを表示することができる。
本発明に関する第2の加工装置は、上記第1の加工装置であって、前記機種識別情報と前記ファイルとを対応付けた機種別対応付テーブルを前記記憶部若しくは前記記憶媒体に備えることにより、前記各ファイルと機種識別情報との対応付けを行うことを特徴とする、又は、前記機種識別情報と前記ファイルのファイル名の一部若しくは全部に共通した文字列を使用することにより、前記各ファイルと機種識別情報との対応付けを行うことを特徴とする。
上記構成によれば、機種識別情報と文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルとの対応付けが、機種識別情報と各ファイルとを対応付けた機種別対応付テーブルによって、若しくは、機種識別情報とファイルのファイル名の一部若しくは全部に共通した文字列を使用することによって行われる。
本発明に関する第3の加工装置は、制御部と、記憶部と、表示部と、入力部と、加工部と、を備える加工装置であって、前記記憶部若しくは当該加工装置に着脱可能な記憶媒体に、前記加工部の動作を制御するための条件となる加工条件ファイルと、複数の文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルとが格納されており、前記加工条件ファイルに基づいた設定が装置にされている際に、前記文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルの何れかを特定した表示要求が前記入力部に対してあった場合に、当該加工条件ファイルと文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルとを対応づけて当該対応付け情報を記憶することを特徴とする。
上記構成によれば、加工条件が装置に設定されている際に、文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルの何れかを特定した表示要求が前記入力部に対してあった場合には、加工条件の設定を定める加工条件ファイルと文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルとの対応付け情報が記憶される。なお、「文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルの何れかを特定した表示要求」とは、例えばファイル名の指定等によるファイルの特定をした表示要求である。
本発明に関する第4の加工装置は、上記第3の加工装置であって、前記記憶部に装置を特定するための情報である装置識別情報が格納され、前記複数の文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルが前記着脱可能な記憶媒体に格納されており、前記加工条件ファイルに基づいた設定が装置にされている際に、前記文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルの何れかを特定した表示要求があった場合に、当該文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルに、前記加工条件ファイル及び前記装置識別情報を対応づけて当該対応付け情報を前記記憶媒体に記憶することを特徴とする。
上記構成によれば、加工条件が装置に設定されている際に、文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルの何れかを特定した表示要求が前記入力部に対してあった場合には、加工条件の設定を定める加工条件ファイル及び装置識別情報と、文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルとの対応付け情報が記憶される。
本発明に関する第5の加工装置は、上記第3又は第4の加工装置であって、前記加工条件ファイルに基づいた設定が装置にされている際に、前記入力部に対する関連ファイル表示要求があった場合には、前記加工条件ファイルに対応する文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルの有無を判別し、当該判別の結果対応するファイルがあった場合には、当該ファイルに基づく文書若しくは画像若しくは映像を前記表示部に画面表示することを特徴とする、又は、前記加工条件ファイルに基づいた設定が装置にされている際に、前記入力部に対する関連ファイル表示要求があった場合には、前記加工条件ファイル及び前記装置識別情報に対応する文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルの有無を判別し、当該判別の結果対応するファイルがあった場合には、当該ファイルに基づく文書若しくは画像若しくは映像を前記表示部に画面表示することを特徴とする。
上記構成によれば、加工条件が装置に設定されている際に、関連ファイル表示要求があった場合には、加工条件の設定を定める加工条件ファイルに対応するファイルの有無が判別され、対応するファイルがあった場合には当該ファイルに基づく文書若しくは画像若しくは映像の表示処理が行われる。なお、「関連ファイル表示要求」とは現在設定されている加工条件(及び当該装置)に関連のあるファイルの表示要求であり、ファイル名等によるファイルの特定をすることなく行われる表示要求である。
本発明に関する第6の加工装置は、上記第1又は第2又は第5の加工装置であって、前記文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルに種別情報を対応付けておくことにより、種別を特定した前記ファイル表示要求があった場合には、当該要求に対応するファイルの有無を判別し、当該判別の結果対応するファイルがあった場合には、当該ファイルに基づく文書若しくは画像若しくは映像を前記表示部に画面表示することを特徴とする。
上記構成によれば、ファイルの種別を特定したファイル表示要求に対して、これに対応する種別のファイルの表示処理が行われる。
本発明に関する第1の加工装置コンテンツ表示プログラムは、制御部と、記憶部と、表示部と、入力部と、を備える加工装置であって、前記記憶部に機種を特定するための情報である機種識別情報が格納され、前記記憶部若しくは当該加工装置に着脱可能な記憶媒体に複数の文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルが格納されており、当該各ファイルと前記機種識別情報との対応付けがなされた加工装置に、前記入力部に対するファイル表示要求があった場合に、前記機種識別情報に対応するファイルの有無を判別するステップと、当該判別の結果対応するファイルがあった場合に当該ファイルに基づく文書若しくは画像若しくは映像を前記表示部に画面表示するステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明に関する第2の加工装置コンテンツ表示プログラムは、制御部と、記憶部と、表示部と、入力部と、加工部と、を備える加工装置であって、前記記憶部若しくは当該加工装置に着脱可能な記憶媒体に、前記加工部の動作を制御するための条件となる加工条件ファイルと、複数の文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルとが格納されている加工装置に、前記加工条件ファイルに基づいた設定が装置にされている際に前記文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルの何れかを特定した表示要求が前記入力部に対してあるか否かを判別するステップと、当該要求があった場合に当該加工条件ファイルと文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルとを対応づけて当該対応付け情報を記憶するステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明に関する第3の加工装置コンテンツ表示プログラムは、上記第2の加工装置コンテンツ表示プログラムであって、前記記憶部に装置を特定するための情報である装置識別情報が格納され、前記複数の文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルが前記着脱可能な記憶媒体に格納されており、前記加工条件ファイルに基づいた設定が装置にされている際に前記文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルの何れかの表示要求が前記入力部に対してあるか否かを判別するステップと、当該要求があった場合に当該文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルに前記加工条件ファイル及び前記装置識別情報を対応づけて当該対応付け情報を前記記憶媒体に記憶するステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明に関する第4の加工装置コンテンツ表示プログラムは、上記第2又は第3の加工装置コンテンツ表示プログラムであって、前記加工条件ファイルに基づいた設定が装置にされている際に前記入力部に対する関連ファイル表示要求があるか否かを判別するステップと、当該要求があった場合に前記加工条件ファイルに対応する文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルの有無を判別するステップと、当該判別の結果対応するファイルがあった場合には当該ファイルに基づく文書若しくは画像若しくは映像を前記表示部に画面表示するステップと、を実行させることを特徴とする、又は、前記加工条件ファイルに基づいた設定が装置にされている際に前記入力部に対する関連ファイル表示要求があるか否かを判別するステップと、当該要求があった場合に前記加工条件ファイル及び前記装置識別情報に対応する文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルの有無を判別するステップと、当該判別の結果対応するファイルがあった場合には当該ファイルに基づく文書若しくは画像若しくは映像を前記表示部に画面表示するステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明に関する第5の加工装置コンテンツ表示プログラムは、上記第1又は第4の加工装置コンテンツ表示プログラムであって、前記文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルに種別情報を対応付けておくことにより、種別を特定した前記ファイル表示要求があった場合には、当該要求に対応するファイルの有無を判別するステップと、当該判別の結果対応するファイルがあった場合に当該ファイルに基づく文書若しくは画像若しくは映像を前記表示部に画面表示するステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明に関する第1の加工装置によれば、自己に対応していないファイル等の多数のファイルが格納されている記憶部若しくは記憶媒体の中から自己に対応するファイルを判別して取得しこれを表示することができる。従って、例えば、“各機種に対応した複数のマニュアルが格納されている記憶媒体(即ち複数の機種に対して汎用的に使用できるもの)”の中から、自己に対応するマニュアルを判別して取得・表示することができるため、利便性などに優れるものである。
本発明に関する第3の加工装置によれば、加工条件が装置に設定されている際に、文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルの何れかを特定した表示要求が前記入力部に対してあった場合には、当該加工条件の設定を定める加工条件ファイルと文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルとの対応付け情報が記憶される。従って、例えば、外部で作成された情報(特定の加工処理に対応する注意事項を手書きした書面を電子化した文書ファイルなど)が記録された記録媒体を装置に接続し、加工処理の実行中に当該加工処理に関する情報(記録媒体にある文書ファイル)を画面表示することにより、当該加工処理の動作を条件づける加工条件ファイルと文書ファイルとが対応付けられて記憶されるため、次回以降は、わざわざ文書ファイルを特定しなくとも、実行中の加工処理に対応する文書ファイルを装置によって自動的に判別させることが可能となり、利便性に優れる。
本発明に関する第4の加工装置によれば、加工条件が装置に設定されている際に、文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルの何れかを特定した表示要求が前記入力部に対してあった場合には、当該加工条件の設定を定める加工条件ファイル及び装置識別情報と、文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルとの対応付け情報が記憶媒体に記憶される。従って、例えば、外部で作成された情報(文書ファイルなど)が記録された記録媒体を装置に接続し、加工処理の実行中に当該加工処理に関する情報(記録媒体にある文書ファイル)を画面表示することにより、当該加工処理の動作を条件づける加工条件ファイル及び装置識別情報と文書ファイルとが対応付けられて記憶媒体に記憶されるため、当該記憶媒体を複数の装置間で共用化して使用しても、それぞれの装置に対応する文書ファイルを装置によって自動的に判別させることが可能となり、利便性に優れる。
以下、本発明の具体的実施例について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施態様は、本発明を具体化する際の一形態であって、本発明をその範囲内に限定するためのものではない。
図1は加工装置の具体例としての射出成形機の本発明に関する部分の構成の概略を示すブロック図である。
図1を参照しつつ本実施例の射出成形機1の概略を説明する。射出成形機1は、機械的な動作により物品の成形を行う成形機構部10と、成形機構部10の動作の制御などを行うマイコン部20と、ユーザに対する出力インターフェースである表示部30とユーザからの入力を受ける入力インターフェースである入力部40が兼用されたタッチパネルと、外部メモリ等を接続するための端子である入出力端子部50等を備える。
成形機構部10は、射出ユニット11と型締めユニット12とに大別され、型締めユニット12は主に金型121の開閉を行うものであり、射出ユニット11は樹脂材料(ペレット)を加熱溶融し、当該溶融樹脂を金型121のキャビティ内に射出するものである。各ユニットには、各駆動部の動力となるサーボモータが複数備えられており、各サーボモータにはエンコーダが備えられることで、各モータの動作状況をフィードバックしつつ動作の制御が行われるものである。
マイコン20には、各モータやエンコーダへの信号の入出力が行われる各駆動部入出力部21と、当該各駆動部入出力部21から入出力される信号の制御(即ち各駆動部の制御)などを行う各駆動部制御部22と、成形条件などが格納される記憶部23と、装置全体の制御などを行う制御部24と、表示部30の制御などを行う表示処理部25と、入力部40からの信号の判別などを行う入力処理部26と、入出力端子部50から入出力される信号の処理などを行う外部メモリ入出力処理部27と、などを備える。
図2は本実施例の射出成形機1が有する各種情報であって、主に本発明に関する情報がどのようなものであるかを示した概念ブロック図である。
記憶部23(内部メモリ)には、成形条件ファイル(請求項における加工条件ファイルに相当)が複数記憶されている。成形条件ファイルとは、成形機構部10(請求項における加工部に相当)の動作条件を定める各種設定値を保存するものである。図9(b)は動作条件を表示している表示画面例であるが、このような、例えば「バンパー」という製品を成形するための各設定値を保存したものが成形条件ファイルである。なお、成形条件ファイルは入出力端子部50に接続される外部メモリ70に記憶されるものであってもよい。射出成形機1によって製品を成形する際には、このような成形条件ファイルの何れか(取り付けられている金型121に適合する成形条件ファイル)が選択されることで共有メモリ(例えば制御部24内のレジスタ)に当該成形条件ファイルに基づく成形条件が設定され、当該条件に基づいて各駆動部制御部22が成形機構部10を制御することにより製品の成形が行われるものである。図9(a)は成形条件ファイルを選択する際の画面例を示している。当該画面で成形条件ファイルを選択することでこれに基づく設定がなされた図9(b)の画面へ移行したり、成形条件ファイルを選択して削除する操作などが行われるものである。
記憶部23の不揮発性メモリ部分には機種選択コードが設定されている。本実施例における機種選択コードとは、装置として同一とみなせるものに対して割当てられる情報である。本実施例では機種コードというものも存在し、これは装置の機種ごとに割当てられる情報となる。例えば、機種としては同一(即ち機種コードも同一となる)であっても、装置としては細かい部分で仕様の相違がある場合もあり、そのような仕様の相違に応じて機種選択コードが割当てられるものである。本実施例では機種コードを4桁の数値情報とし、機種選択コードは機種コードにさらに4桁の数値を付加した8桁の数値情報としている。なお、請求項における“機種識別情報”はここで例示している機種コード又は機種選択コードの何れかに限定されるものではない。「細かい部分での仕様の相違」も見方によっては機種の違いとみなすことができるものであり、要は「何をもって同一機種とみなすか」に応じて定められる概念である。
入出力端子部50に接続される外部メモリ70には、成形条件ファイルの他に、文書ファイルである操作マニュアルファイルと取扱説明書ファイルとサービスマニュアルファイルとが格納されている。これら各文書ファイルは複数機種分の文書が格納されている(即ち、ある特定の機種の装置にとっては全く関係のない文書が含まれている場合があるものである)。これらの各文書ファイルとそれぞれが対応している機種との関連づけをした機種別対応付テーブルも外部メモリ70に格納されている。図3は、当該機種別対応付テーブル300の一例を示した図である。当該テーブルでは、各文書のファイル名と機種選択コード及び機種コードとの対応付けがなされており、且つ、各文書ファイルの種別(操作マニュアルか取扱説明書かサービスマニュアルかの種別。さらには日本語・英語などの言語別に分けてもよい)の対応付けも行われているものである。
次に、以上の構成を有する射出成形機1の本発明に関する処理動作について説明する。図4は、本実施例の射出成形機1の本発明に関する処理動作(文書の表示処理)の概略を示したフローチャートである。
図4の処理は、文書の表示要求があった場合に実行される処理であり、文書の表示要求とは、入力部40に対するユーザからの指示である。図5(a)には表示部30に表示されるメニュー画面の一例を示した。文書の表示要求は、例えば当該メニュー画面における「OPERATION MANUAL」のボタン(図中の2列8行目)が選択されることによるものである。
ステップ401では、入出力端子部50に外部メモリ70が接続されているか否かを判別し、これが無かった場合にはステップ406へと移行してエラー表示をして処理(文書の表示処理)を終了する。本実施例では、各文書ファイルは外部メモリ70に格納されているものを前提としているため、外部メモリ70が接続されていない場合にはその他の処理判断をするまでもなく、文書の表示ができない旨のエラー表示を行って処理を終了するものである。
ステップ401の判別の結果外部メモリ70が接続されていた場合には、ステップ402へと移行して、表示要求があったのが操作マニュアルか取扱説明書かサービスマニュアルかの種別情報を取得する。本実施例では文書の種別ごとにボタンがあるものを想定しているため、選択されたボタンが何であるかを判別することで判断する(「OPERATION MANUAL」ボタンが選択された場合には操作マニュアル)。
続くステップ403とステップ404では、機種別対応付テーブル300を参照して、記憶部23に格納されている機種選択コードとステップ402で取得した種別情報とに基づいてこれらに対応する文書ファイルを判別する処理と、当該文書ファイルの有無を判別する処理を行う。
該当する文書ファイルが外部メモリ70に無かった場合には、ステップ406へと移行してエラー表示を行い、該当する文書ファイルがあった場合には、ステップ405へと移行して当該文書ファイルの画面表示処理を行って処理を終了する。図5(b)には文書ファイルが表示された状態の画面例を示した。ここでは別ウインドウでビューワ(文書閲覧ソフト)を起動して文書を表示するものを例としている。なお、ステップ404における判別で、該当するファイルが複数あった場合には、これらのファイル名のリストを表示する等してユーザに選択させた後に(若しくはファイルの更新日時やバージョンが最も新しいものを自動的に選択して)ステップ405の文書表示処理へ移行するようなものであってもよい。
以上のごとく、本実施例の射出成形機によれば、自己に対応しないファイル等の多数のファイルが格納されている外部メモリの中から自己に対応するファイルを自動的に判別して取得し、これを表示することができる。従って、例えば、“各機種に対応した複数のマニュアルが格納されている記憶媒体(即ち複数の機種に対して汎用的に使用できるもの)”の中から、自己に対応するマニュアルを判別して取得・表示することができるため、利便性に優れるものである。
なお、本実施例では、各文書ファイルと機種選択コード(又は機種コード)との対応付けを、テーブルによって行うものを例として説明したが、両者の対応付けをファイル名の一部若しくは全部に共通した文字列を使用することによって行うもの(或いは文書ファイルのヘッダ情報として当該情報を持たせるようなもの等)であっても良い。即ち、例えば、機種選択コードを文書ファイルのファイル名に含ませることにより、当該文書ファイルがどの機種に対応するファイルであるかを判別可能とするものである。このようにした場合には、機種別対応付けテーブルは不要とすることができる。この点は各文書ファイルの種別の対応付けにおいても同様である。
図6は本実施例の射出成形機が有する各種情報であって、主に本発明に関する情報がどのようなものであるかを示した概念ブロック図である。基本的に実施例1(図2)と同様の構成であるが、本実施例では、外部メモリに成形品製作指示ファイルも格納されている。なお、射出成形機の構成は実施例1と同様であるため、必要な場合には図1などを参照しつつ説明を行う。
成形品製作指示ファイルとは、ユーザが作成した文書ファイルであり、例えば特定の製品を成形する場合の注意事項を記載した文書などである。ユーザは例えば手書きした文書を電子化すること等によって作成した成形品製作指示ファイルに、成形条件ファイルとの対応付けができるようなファイル名をつけているものとする。本実施例では、成形条件ファイルにおいて製品名や機種選択コードなどを含んだ形式でファイル名が付けられており(図8に成形条件ファイルのファイル名の一例を示した)、成形品製作指示ファイルにおいても同様のファイル名(拡張子のみが違うこととなる)を使用するものを例としている。
図7は本実施例の射出成形機の本発明に関する処理動作(文書の表示処理)の概略を示したフローチャートである。実施例1(図4)と同様の処理概念となるものについては同一の符号を使用し、ここでの説明を省略若しくは簡略化する。
本実施例では、サービスマニュアルなどの表示要求の他に、関連文書の表示要求という指示もあり、当該指示は「関連する資料(文書)がある場合にはこれを表示しろ」という指示となる。よって、ステップ402の文書種別の取得処理における取得対象の中には「関連文書」が含まれ、続くステップ701では、表示要求が関連文書の表示要求であるか否かの判別を行う。当該判別の結果、関連文書ではなかった場合(即ち、操作マニュアルか取扱説明書かサービスマニュアルであった場合)、には以降実施例1(図4)と同様の処理(ステップ403〜ステップ406)となる。
一方、関連文書の表示要求であった場合には、ステップ702へと移行して、装置に成形条件が設定(成形条件ファイルに基づく設定)されているか否かを判別する。装置に成形条件が設定されている状態(即ち、例えば成形処理の実行中など)であった場合には、ステップ703へと移行して、当該設定されている成形条件についての情報(例えば成形条件ファイルのファイル名)を取得し、当該条件に対応する成形品製作指示ファイルがあるか否かを判別する。本実施例の場合には、成形条件ファイルと同一のファイル名の成形品製作指示ファイルがあるか否かを判別することとなる。該当する成形品製作指示ファイルがあった場合には、当該文書を画面表示する処理を実行し(ステップ703→ステップ404→ステップ405)、該当する成形品製作指示ファイルが無かった場合にはエラー表示をして処理を終了する(ステップ703→ステップ404→ステップ406)。図10には成形品製作指示ファイルの文書が表示された状態の表示画面の一例を示した。
ステップ702における判別の結果、装置に成形条件が設定されていない状態であった場合には、ステップ403・404へと移行して、成形品製作指示ファイルの中に機種選択コードに該当するファイル(本実施例の場合にはファイル名の中に該当する機種選択コードが含まれているファイル)があるか否かを判別する処理を実行し、以降、ファイルの有無に応じてエラー表示(ステップ406)若しくは文書表示(ステップ405)処理を実行する。実施例1でも触れたように、該当するファイルが複数ある場合には、リスト表示によって何れのファイルを表示させる(or表示させない)のかをユーザに選択させる等してもよい。
以上のごとく、本実施例の射出成形機によれば、例えば、外部で作成されたファイル(特定の成形処理に対応する注意事項を記載した文書ファイルなど)が記録された記録媒体を装置に接続し、成形処理の実行中に、「指示書参照」などの該当ボタンをワンタッチするのみで、当該実行中の成形処理に対応する文書ファイルを画面表示させる(装置によって自動的に対象ファイルを判別・表示させる)ことが可能となる。即ち、作業内容に関する文書を参照しようとする作業者は、外部メモリ内に多数存在するファイルうちのどれが該当するファイルなのであるかを知らなくても、装置が自動的に該当ファイルを判別・表示してくれるため、利便性に優れるものである。
なお、本実施例では、成形品製作指示ファイルのファイル名に成形条件ファイルとの対応付けができるようなファイル名を用いるものを例として説明したが、成形品製作指示ファイルと成形条件ファイルとの対応付けをテーブルによって行うようなものであってもよい。当該テーブルはユーザが成形品製作指示ファイルを作成した際に、ユーザが生成・更新するものであってもよいし、以下で示すような処理によって自動的に成形品製作指示ファイルと成形条件ファイルとの対応付けがなされるようなものであってもよい。
図11は、ユーザによって表示させるファイル(成形品製作指示ファイル)の指定をした文書表示要求があった場合に実行される処理の概略を示したフローチャートである。例えば、外部メモリ70の中の成形品製作指示ファイルを一覧表示させ、その中の何れかが選択されたような場合(ファイルを指定した表示要求があった際)に実行される処理となる。なお、実施例1(図4)と同様の処理概念となるものについては同一の符号を使用している。
外部メモリ70に該当ファイル(表示要求で指定されたファイル)があるか否かを判別して、これが無かった場合にはエラー表示をして処理を終了する(ステップ401→ステップ404→ステップ406)。該当ファイルがあった場合には当該ファイル(文書)の表示処理を行う(ステップ401→ステップ404→ステップ405)。
当該ファイルの表示処理を行った際には、ステップ1101において装置に成形条件が設定されているか否かを判別する(図7のステップ702と同様の処理)。
装置に成形条件が設定されている状態(即ち、例えば成形処理の実行中など)であった場合には、ステップ1102へと移行して、当該設定されている成形条件についての情報(例えば成形条件ファイルのファイル名)を取得し、これと機種選択コードと画面表示したファイル(成形品製作指示ファイル)とを対応付けてテーブルに格納する。図12には当該テーブルである“文書−成形条件対応付けテーブル”の一例を示した。なお、ステップ1102の処理(対応付けの格納)を行う前に、ユーザに対応付け情報の登録の可否を確認するような処理としてもよい。
このような処理により、例えばAという製品の成形処理中に、Xという文書(例えばA製品成形に関する作業メモ)を指定した表示要求がされた場合には、AとXの対応付けが自動的になされてテーブルに保存されるため、次回以降は、図7の処理によって装置によって自動的に該当ファイルの判別・表示を行うようにすることができる(わざわざ文書ファイルを特定しなくとも、実行中の加工処理に対応する文書ファイルを装置によって自動的に判別させることが可能となる)。
なお、成形条件と文書ファイルの対応付けだけでなく、機種選択コードとの対応付けもしているため、図7のステップ703の処理において、機種選択コードの適合の有無も判別することで、成形条件及び機種選択コードに適合した文書ファイル(成形品製作指示ファイル)を選択し、表示させることが可能となる。本実施例では、成形条件のファイル名の中に機種選択コードが用いられていることからもわかるように、成形条件が、異なる機種選択コードの装置において共通して使用されることはないため、成形条件に対応する文書ファイルは即ち機種選択コードに対応する文書ファイルであるということができ、わざわざ成形条件の他に機種選択コードと対応付ける必要はないとも言える。しかし、加工装置の種類によっては、異なる装置間において共通して使用される成形条件ファイルというものも存在し得るものであり、一方、成形品製作指示ファイルは特定の装置においてのみ必要な操作注意事項のようなものである場合がある。よって、成形条件と装置識別情報と文書ファイルとの対応付け情報を保持しておくことにより、適切な情報を判別して表示させることができるようになるものである。
このように、装置固有の情報(操作注意事項など)は、これを適切に判別できるように装置識別情報と対応付けておく必要がある。請求項における“装置識別情報”とは上記説明の趣旨からも明らかなように、実施例で例示した機種選択コードや機種コードの何れかに限定されるようなものではなく、「何をもって同一装置とみなすか(文書ファイルを共通に適用できる装置の範囲)」に応じて定められる概念である。例えば、装置の仕様の細かい違いに応じて割当てられる識別情報(仕様の全てが同一である場合には同一の情報)とするもの(本実施例の機種選択コードに相当)であってもよいし、仕様上は全て同一であっても装置それぞれのクセのようなものがあるため結局“装置として同一”とはみなせないような場合には、各装置ごとに割当てられるようなもの(例えば装置のシリアルナンバー)であってもよい。また、本実施例のような射出成形機である場合には、金型を特定する情報をもって“装置識別情報”とするようなものであってもよい。
なお、実施例中では、画面表示させるファイルの例として主に文書ファイルを用いて説明したが、画像ファイルや映像ファイルなどであっても構わない。(画像、映像であっても上記説明した処理概念に沿って適用できる。)
また、実施例中では、各種文書ファイルが外部メモリのみに存在するものとして説明したが、装置内の記憶部に文書ファイルが格納されているものであっても別に構わない。この場合、装置内に当該装置とは直接関係の無い文書が格納され得ることとなり、その面では無駄が生じるとも言えるが、装置の製造時に複数機種間において画一的な部品(記憶部にインストールする情報等)を使用できる(製造や管理のコストを低減し得る)というメリットがある。各種テーブル(対応付け情報)の格納場所についても外部メモリであっても装置内の記憶部であっても構わない(ただし、各種文書ファイルが格納されている場所と同じ場所に記憶されている方が都合がいい場合が多い)。また、外部メモリとは、装置に直接着脱可能な記憶媒体に限られるものではなく、例えば、装置がネットワークに接続されているような場合には、当該ネットワークに接続される記憶装置やサーバなどであってもよい。
射出成形機の概略を示すブロック図 射出成形機が有する各種情報のうち本発明に関する情報を示した概念ブロック図 機種別対応付テーブルの一例を示す図 射出成形機の本発明に関する処理動作の概略を示したフローチャート 表示画面の一例を示す図 実施例2の射出成形機が有する各種情報のうち本発明に関する情報を示した概念ブロック図 実施例2の射出成形機の本発明に関する処理動作の概略を示したフローチャート 成形条件ファイルのファイル名の一例 別の表示画面の一例を示す図 別の表示画面の一例を示す図 「指定文書表示処理」の処理動作の概略を示したフローチャート 文書−成形条件応付テーブルの一例を示す図
符号の説明
1 射出成形機(加工装置)
10 成形機構部(加工部)
23 記憶部
24 制御部
30 表示部
40 入力部
70 外部メモリ(記憶媒体)
300 機種別対応付テーブル

Claims (11)

  1. 制御部と、記憶部と、表示部と、入力部と、を備える加工装置であって、前記記憶部に機種を特定するための情報である機種識別情報が格納され、前記記憶部若しくは当該加工装置に着脱可能な記憶媒体に複数の文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルが格納されており、当該各ファイルと前記機種識別情報とを対応付けておくことにより、前記入力部に対するファイル表示要求があった場合には、前記機種識別情報に対応するファイルの有無を判別し、当該判別の結果対応するファイルがあった場合には、当該ファイルに基づく文書若しくは画像若しくは映像を前記表示部に画面表示することを特徴とする加工装置。
  2. 前記機種識別情報と前記ファイルとを対応付けた機種別対応付テーブルを前記記憶部若しくは前記記憶媒体に備えることにより、前記各ファイルと機種識別情報との対応付けを行うことを特徴とする、又は、前記機種識別情報と前記ファイルのファイル名の一部若しくは全部に共通した文字列を使用することにより、前記各ファイルと機種識別情報との対応付けを行うことを特徴とする請求項1記載の加工装置。
  3. 制御部と、記憶部と、表示部と、入力部と、加工部と、を備える加工装置であって、前記記憶部若しくは当該加工装置に着脱可能な記憶媒体に、前記加工部の動作を制御するための条件となる加工条件ファイルと、複数の文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルとが格納されており、
    前記加工条件ファイルに基づいた設定が装置にされている際に、前記文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルの何れかを特定した表示要求が前記入力部に対してあった場合に、当該加工条件ファイルと文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルとを対応づけて当該対応付け情報を記憶することを特徴とする加工装置。
  4. 前記記憶部に装置を特定するための情報である装置識別情報が格納され、前記複数の文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルが前記着脱可能な記憶媒体に格納されており、前記加工条件ファイルに基づいた設定が装置にされている際に、前記文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルの何れかを特定した表示要求があった場合に、当該文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルに、前記加工条件ファイル及び前記装置識別情報を対応づけて当該対応付け情報を前記記憶媒体に記憶することを特徴とする請求項3記載の加工装置。
  5. 前記加工条件ファイルに基づいた設定が装置にされている際に、前記入力部に対する関連ファイル表示要求があった場合には、前記加工条件ファイルに対応する文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルの有無を判別し、当該判別の結果対応するファイルがあった場合には、当該ファイルに基づく文書若しくは画像若しくは映像を前記表示部に画面表示することを特徴とする、
    又は、
    前記加工条件ファイルに基づいた設定が装置にされている際に、前記入力部に対する関連ファイル表示要求があった場合には、前記加工条件ファイル及び前記装置識別情報に対応する文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルの有無を判別し、当該判別の結果対応するファイルがあった場合には、当該ファイルに基づく文書若しくは画像若しくは映像を前記表示部に画面表示することを特徴とする、
    請求項3又は請求項4に記載の加工装置。
  6. 前記文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルに種別情報を対応付けておくことにより、種別を特定した前記ファイル表示要求があった場合には、当該要求に対応するファイルの有無を判別し、当該判別の結果対応するファイルがあった場合には、当該ファイルに基づく文書若しくは画像若しくは映像を前記表示部に画面表示することを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項5に記載の加工装置。
  7. 制御部と、記憶部と、表示部と、入力部と、を備える加工装置であって、前記記憶部に機種を特定するための情報である機種識別情報が格納され、前記記憶部若しくは当該加工装置に着脱可能な記憶媒体に複数の文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルが格納されており、当該各ファイルと前記機種識別情報との対応付けがなされた加工装置に、前記入力部に対するファイル表示要求があった場合に、前記機種識別情報に対応するファイルの有無を判別するステップと、当該判別の結果対応するファイルがあった場合に当該ファイルに基づく文書若しくは画像若しくは映像を前記表示部に画面表示するステップと、を実行させることを特徴とする加工装置コンテンツ表示プログラム。
  8. 制御部と、記憶部と、表示部と、入力部と、加工部と、を備える加工装置であって、前記記憶部若しくは当該加工装置に着脱可能な記憶媒体に、前記加工部の動作を制御するための条件となる加工条件ファイルと、複数の文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルとが格納されている加工装置に、前記加工条件ファイルに基づいた設定が装置にされている際に前記文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルの何れかを特定した表示要求が前記入力部に対してあるか否かを判別するステップと、当該要求があった場合に当該加工条件ファイルと文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルとを対応づけて当該対応付け情報を記憶するステップと、を実行させることを特徴とする加工装置コンテンツ表示プログラム。
  9. 前記記憶部に装置を特定するための情報である装置識別情報が格納され、前記複数の文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルが前記着脱可能な記憶媒体に格納されており、前記加工条件ファイルに基づいた設定が装置にされている際に前記文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルの何れかの表示要求が前記入力部に対してあるか否かを判別するステップと、当該要求があった場合に当該文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルに前記加工条件ファイル及び前記装置識別情報を対応づけて当該対応付け情報を前記記憶媒体に記憶するステップと、を実行させることを特徴とする請求項8記載の加工装置コンテンツ表示プログラム。
  10. 前記加工条件ファイルに基づいた設定が装置にされている際に前記入力部に対する関連ファイル表示要求があるか否かを判別するステップと、当該要求があった場合に前記加工条件ファイルに対応する文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルの有無を判別するステップと、当該判別の結果対応するファイルがあった場合には当該ファイルに基づく文書若しくは画像若しくは映像を前記表示部に画面表示するステップと、を実行させることを特徴とする、又は、前記加工条件ファイルに基づいた設定が装置にされている際に前記入力部に対する関連ファイル表示要求があるか否かを判別するステップと、当該要求があった場合に前記加工条件ファイル及び前記装置識別情報に対応する文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルの有無を判別するステップと、当該判別の結果対応するファイルがあった場合には当該ファイルに基づく文書若しくは画像若しくは映像を前記表示部に画面表示するステップと、を実行させることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の加工装置コンテンツ表示プログラム。
  11. 前記文書ファイル若しくは画像ファイル若しくは映像ファイルに種別情報を対応付けておくことにより、種別を特定した前記ファイル表示要求があった場合には、当該要求に対応するファイルの有無を判別するステップと、当該判別の結果対応するファイルがあった場合に当該ファイルに基づく文書若しくは画像若しくは映像を前記表示部に画面表示するステップと、を実行させることを特徴とする請求項7又は請求項10に記載の加工装置コンテンツ表示プログラム。
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