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JP2009012388A - 流体噴射装置 - Google Patents

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JP2009012388A
JP2009012388A JP2007178622A JP2007178622A JP2009012388A JP 2009012388 A JP2009012388 A JP 2009012388A JP 2007178622 A JP2007178622 A JP 2007178622A JP 2007178622 A JP2007178622 A JP 2007178622A JP 2009012388 A JP2009012388 A JP 2009012388A
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Yusuke Hirasawa
雄輔 平澤
Nobuaki Okazawa
宣昭 岡沢
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Seiko Epson Corp
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Abstract

【課題】噴射ヘッドのノズルから流体を吸引する場合においてノズル形成面上で流体が混合することを防止し、流体の混合に起因する不具合を解消した、流体噴射装置を提供する。
【解決手段】複数のノズルが形成されたノズル形成面を有するとともにノズルから流体を噴射する噴射ヘッドと、噴射ヘッドに当接した状態で吸引した流体を回収する流体回収機構40とを備える流体噴射装置である。流体回収機構40は、流体に対し撥液性を示すとともにノズル形成面に対向配置される多孔質部材65と、多孔質部材65を保持するキャップ部材43とを有している。多孔質部材65におけるノズル形成面の対向側と反対の面は、キャップ部材43との間に中空部63を構成している。このキャップ部材43には、流体を吸引する吸引手段42に接続されるとともに中空部63に連通する吸引口67が形成される。
【選択図】図5

Description

本発明は、流体噴射装置に関するものである。
流体噴射装置として、記録ヘッド(噴射ヘッド)に形成されたノズルより記録媒体にインク(流体)を噴射するインクジェット式記録装置が知られている。流体噴射装置においては、乾燥等によるノズルの噴射特性の悪化を抑制するために、従来から、ノズルを囲うように記録ヘッドに当接されるキャップ部材を備えるキャッピング装置が設けられている。
また、流体噴射装置においては、ノズルの噴射特性の維持又は回復を目的として、上記キャップ部材を記録ヘッドに当接し、キャッピング状態とすることで形成される閉空間を減圧し、ノズルからインクの強制吸引を行っている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−268299号公報
上記従来技術においてはインクの強制吸引時にノズル形成面上でインクの混色が生じる可能性がある。ところで、インク吸引後はノズル内部が負圧状態となる。そのため、ノズル形成面上に混色したインクが付着していると、ノズル内に混色インクが引き込まれてしまい、ノズルから所望の色のインクを噴射できなくなる可能性がある。この場合、印字品質を回復させるために、各ノズルからインクを噴射させる、所謂フラッシング処理を行う必要があり、インクの消費量が増加してしまう。
特に記録ヘッドがラインヘッドである場合には、ノズル数が多いことから印字品位が低下してしまうおそれが増大する。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、噴射ヘッドのノズルから流体を吸引する場合においてノズル形成面上で流体が混合することを防止し、流体の混合に起因する不具合を解消した、流体噴射装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の流体噴射装置は、複数のノズル開口が形成されたノズル形成面を有するとともに前記ノズル開口から流体を噴射する噴射ヘッドと、該噴射ヘッドに当接した状態で吸引した前記流体を回収する流体回収機構とを備える流体噴射装置において、前記流体回収機構は、前記流体に対し撥液性を示すとともに前記ノズル形成面に対向配置される多孔質部材と、該多孔質部材を保持するキャップ部材とを有し、前記多孔質部材における前記ノズル形成面の対向側と反対の面は、前記キャップ部材との間に中空部を構成しており、該キャップ部材には、前記流体を吸引する吸引手段に接続されるとともに前記中空部に連通する吸引口が形成されることを特徴とする。
本発明の流体噴射装置によれば、吸引動作時には中空部内が吸引手段により負圧状態となるため、流体は多孔質部材内の孔内を中空部に向かって下方(鉛直方向)に引かれることとなる。このとき、多孔質部材は流体に対して撥液性を示すため、多孔質部材に接触した流体は横方向に濡れ拡がることなく、中空部に向かって吸引される。よって、ノズル形成面近傍において隣接するノズル開口から吸引された流体同士は互いが混じり合うことがない。よって、吸引処理後に流体回収機構を噴射ヘッドから離間させた際にノズル形成面近傍の流体がノズル内に引き込まれた場合でも、ノズル内に混合流体が入り込むことを防止できる。
したがって、本発明によれば、噴射ヘッドのノズル開口から流体を吸引する場合においても、ノズル内に混合流体が入り込むことによる印字品質を回復するためのフラッシング処理を不要とすることで流体が無駄に消費されるのを防止できる。
また、上記流体噴射装置においては、前記多孔質部材を構成する多孔質パターンのパターン幅が、前記ノズル形成面に形成される前記ノズル開口のノズルピッチよりも小さいのが好ましい。なお、ノズルピッチとは各ノズル開口が配置される間隔である。
この構成によれば、各ノズルから吸引された流体はそれぞれ異なる多孔質パターンの孔内を通って下方に吸引されるようになる。よって隣接するノズル間においても流体が交じり合うのを確実に防止できる。
また、上記流体噴射装置においては、前記多孔質部材は前記流体によって膨潤しない材料から構成されるのが好ましい。
この構成によれば、ノズル形成面側に対向配置される多孔質部材は膨潤することでノズル形成面に接触することがないので、ノズル形成面にごみを付着させる、或いは傷付けるといった不具合を防止できる。
さらに、前記多孔質部材は金属メッシュフィルタ、金属綾畳フィルタ、又はセラミックフィルタから構成されるのがより好ましい。
このような材料を用いて多孔質部材を形成すれば、上述したような前記流体に対し撥液性を示すとともに膨潤されない特性を良好に得ることができる。
また、上記流体噴射装置においては、前記ノズル形成面に対する前記流体の接触角をθとし、前記ノズル形成面に形成された前記ノズル開口のノズルピッチをWとし、前記噴射ヘッドに前記流体回収機構が当接された際の前記多孔質部材と前記ノズル形成面との距離をhとしたとき、h ≦ W(1−cosθ)/(2sinθ)の関係を満たすのが好ましい。
この構成によれば、吸引動作によって隣接するノズルからノズル形成面上に引き出された流体は流体回収機構によって確実に吸収されるようになる。よって、ノズル形成面上にて流体が交じり合ってしまうのを確実に防止できる。
また、上記流体噴射装置においては、前記噴射ヘッドがラインヘッドであるのが好ましい。
ラインヘッドはノズル数が多く、ノズルの乾燥が生じる可能性が高まる。そこで、本発明を採用すれば、上述したようなキャップ部材を備えることでラインヘッドにおいても安定した噴射特性を得ることができる。
(第一実施形態)
以下、本発明に係る流体噴射装置の実施形態について、図を参照して説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更している。本実施形態では、本発明に係る流体噴射装置として、インクジェット式プリンタを例示する。
図1は、本実施形態のインクジェット式プリンタ(以下、インクジェットプリンタ100という)の概略構成図、図2は、ラインヘッド周辺の要部平面図、図3は、ラインヘッドのノズル形成面を示す平面図である。
本実施形態においてインクジェットプリンタ100は、図1及び図2に示すように、記録紙12への記録を行う記録部10と、記録部10のメンテナンス処理を行うメンテナンス部11とを備える。
(記録部)
記録部10は、インク滴を噴射して流体噴射対象物である記録紙12に画像形成するラインヘッド13(噴射ヘッド)と、記録紙12を搬送する記録紙搬送機構14と、ラインヘッド13に供給するインク(流体)を貯留したインク貯留部15とを備えて構成されている。
記録紙搬送機構14は、紙送りモータ(不図示)やこの紙送りモータによって回転駆動される紙送りローラ(プラテン)4等から構成され、記録(印字・印刷)動作に連動させて、記録紙12をラインヘッド13に対向するように順次送り出す。
インク貯留部15は、プリンタ本体16の一側に配置され、不図示のインク供給手段により後述のラインヘッド13へインクを供給する。このインク貯留部15は、インクジェットプリンタ100の各色(イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K1:染料系)、黒(K2:顔料系))に対応する色のインクを貯蔵するインクタンク15Y,15M,15C,15K1,15K2を有しており、インク供給手段を介してラインヘッド13と連通している。
ラインヘッド13は、インクジェットプリンタ100が対象とする最大サイズの記録紙12の少なくとも一辺を越える長さ(最大記録紙幅P)に亘ってノズルが多数配列されたライン型の記録ヘッドである。本実施形態においては、少なくとも各色(Y、M、C、K1、K2)に対応した5つの印字部5Y,5M,5C,5K1,5K2を備えている。各印字部5Y,5M,5C,5K1,5K2は、インク滴を噴射するためのノズル開口17を多数整列配置してなるノズル列(ノズル群)L(図3参照)をそれぞれ有しており、記録紙12の搬送方向に沿って順に配設されている。ノズル列Lは、ノズル開口17による1列のライン又はノズル開口17による複数列のラインであって、ノズル開口17の数やラインの数は適宜設定される。図3はノズル列Lの一実施例を示すものであり、ノズル開口17による複数列のラインを示している。ライン数を増やすことにより、一度に広範囲の記録が可能になるとともに、画像の解像度も高まる。
ラインヘッド13は、最大記録紙幅Pに対応する長さ方向を記録紙12の搬送方向と直交する方向に配置され、各ノズル列Lのノズル開口17からインク滴が記録紙12に噴射されることにより記録紙12に画像が記録される。
インク貯留部15とラインヘッド13とを連通するインク供給手段は、複数のインク供給流路を有しており、各インクタンク15Y,15M,15C,15K1,15K2から各印字部5Y,5M,5C,5K1,5K2へとインクが供給されるようになっている。
以下、図4を参照してラインヘッドの構成について詳述する。図4は、ラインヘッドの一部を示す断面図である。
ラインヘッド13は、ヘッド本体18と、振動板19、流路基板20、及びノズル基板21を含む流路形成ユニット22とを備えている。インクを噴射するノズル開口17はノズル基板21に形成され、ノズル基板21の下面がノズル形成面21Aとされている。流路形成ユニット22は、振動板19、流路基板20、及びノズル基板21を積層し、接着剤等で接合して一体にしたものである。
ラインヘッド13は、ヘッド本体18の内部に形成された収容空間23と、収容空間23に配置された駆動ユニット24とを備えている。駆動ユニット24は、例えば複数の圧電素子25と、圧電素子25の上端を支持する固定部材26と、駆動信号を圧電素子25に供給する柔軟なケーブル27とを備えている。圧電素子25は、複数のノズル開口17のそれぞれに対応するように設けられている。
また、ヘッド本体18の内部に形成され、インクタンクからインク供給流路を介して供給されたインクが流れる内部流路28と、振動板19、流路基板20、及びノズル基板21を含む流路形成ユニット22によって形成され、内部流路28と接続された共通インク室29と、流路形成ユニット22によって形成され、共通インク室29と接続されたインク供給口30と、流路形成ユニット22によって形成されてインク供給口30と接続された圧力室31とを備えている。圧力室31は、複数のノズル開口17に対応するように複数設けられている。複数のノズル開口17のそれぞれは、複数の圧力室31のそれぞれに接続されている。
ヘッド本体18は、合成樹脂で形成されている。振動板19は、例えばステンレス鋼等の金属製の支持板上に弾性フィルムをラミネート加工したものである。振動板19の圧力室に対応する部分には、圧電素子25の下端と接合される島部32が形成されている。振動板19の少なくとも一部は、圧電素子25の駆動に応じて弾性変形する。振動板19と内部流路28の下端近傍との間にはコンプライアンス部33が形成されている。
流路基板20は、内部流路28の下端とノズル開口17とを接続する共通インク室29、インク供給口30、及び圧力室31それぞれの空間を形成するための凹部を有する。本実施形態においては、流路基板20は、シリコンを異方性エッチングすることで形成されている。
ノズル基板21は、後述するように所定方向に所定間隔(ピッチ)で形成された複数のノズル開口17を有する。本実施形態のノズル基板21は、例えばステンレス鋼等の金属で形成された板状の部材である。
各インクタンクから各々のインク供給流路を介して供給されたインクは、内部流路28の上端に流入する。内部流路28の下端は、共通インク室29に接続されており、インクタンクからインク供給流路を介して内部流路28の上端に流入したインクは、内部流路28を流れた後、共通インク室29に供給される。共通インク室29に供給されたインクは、インク供給口30を介して、複数の圧力室31のそれぞれに分配されるように供給される。
ケーブル27を介して圧電素子25に駆動信号が入力されると、圧電素子25が伸縮する。これにより、振動板19が圧力室に接近する方向及び離れる方向に変形(移動)する。これにより、圧力室31の容積が変化し、インクを収容した圧力室31の圧力が変動する。この圧力の変動によって、ノズル開口17から、インクが噴射される。
このように、本実施形態の圧電素子25(駆動素子)は、ノズル開口17よりインクを噴射するために、入力される駆動信号に基づいて、ノズル開口17に接続された圧力室31(空間)の圧力を変動させる。そして、ノズル開口17から噴射されたインクによって記録紙12に所望の画像が形成される。
また、ラインヘッド13は、ラインヘッド移動機構70(図11参照)によって上下方向に移動可能とされている。
より詳細には、ラインヘッド13は、ラインヘッド移動機構70によって、印刷位置とメンテナンス位置との間において上下方向に移動可能とされている。
なお、印刷位置とは、ラインヘッド13のノズル開口17から記録紙12へインクを噴射することによって記録を行う位置であり、相対的にラインヘッド13が上方に移動された位置である。また、メンテナンス位置とは、以下に詳説するメンテナンス部11によってラインヘッド13のメンテナンス処理が行われる位置であり、相対的にラインヘッド13が可能に移動された位置である。
(メンテナンス部)
次に、メンテナンス部11の構成について詳述する。
メンテナンス部11は、図1に示したようにノズル開口17の乾燥防止又はノズル開口17近傍のインク粘度上昇を防止するキャッピング機構(流体回収機構)40と、キャッピング機構40に溜まったインクを強制吸引することで外部に排出するインク排出部41とを含めたキャッピングメンテナンス部42(図10参照)、インク排出部41によって排出されたインクを回収する廃インクタンク39等を備えている。
図5はキャッピング機構40の概略構成を示す図であり、図5はキャッピング機構40の概略構成を示す斜視図であり、図6はキャッピング機構40の短辺側における断面形状を示す図である。
キャッピング機構40は、図5,6に示されるように、インクに対し撥液性を示すとともにラインヘッド13のノズル形成面21Aに対向配置される多孔質部材65と、この多孔質部材65を保持し、樹脂等によりトレー形状に成型されたキャップ部材43とを含んで構成されている。
具体的にはキャップ部材43は周縁部43aが枠状に成型されており、内部に上記多孔質部材65を保持している。またキャップ部材43は周縁部43a上に形成されたシール部80を備えている。このシール部80は、キャップ部材43がノズル形成面21Aに当接した際にノズル開口17が形成された領域を囲むようになっている。
またシール部80は、例えばエラストマーから構成される。これ以外の形成材料としては押圧時にラインヘッド13の表面形状に倣って変形なものであれば適宜採用できる。
このようなキャップ部材43は、周縁部43a(シール部80)がノズル形成面21Aと当接することによってノズル形成面21Aとの間に閉空間を形成可能とされている。
上記多孔質部材65における前記ノズル形成面21Aの対向側(図5中+Z軸方向)と反対側(図5中−Z軸方向)の面は、キャップ部材43との間に中空部73を構成している。また、キャップ部材43には上記中空部73に連通するとともに、ノズル開口17からインクを吸引するための吸引ポンプ49(図10参照)を含むキャッピングメンテナンス部42に接続される吸引口67が形成されている。
このような構成に基づいて、キャッピング機構40はラインヘッド13のノズル開口17からインクを強制吸引し、ノズル開口17の噴射特性を維持あるいは回復させるメンテナンス処理を可能としている。
多孔質部材65は、ラインヘッド13のノズル開口17から噴射されるインクに対して撥液性を示すとともに、インクにより膨潤されないものである。このような多孔質部材65の具体的な構成材料としては、例えば金属メッシュフィルタ、金属綾畳フィルタ、又はセラミックメッシュフィルタ等を例示できる。なお、本実施形態に係る多孔質部材65は、金網メッシュフィルタから構成されている。
多孔質部材65はその表面にインクに対し撥液性を示す撥液処理コーティングが施されている。このコーティングとしては、例えばシランカップリング剤、フッ素系、無電解又は電解メッキ、シリコーン系撥水処理材等を例示できる。なお、多孔質部材65として上述の金属メッシュフィルタに代えて、予めインクに対して撥液性を示す多孔質材料、例えば発泡性シリコーンゴムを用いても良く、このようにすれば上述の撥液処理コーティングを無くすことができる。
多孔質部材65は、図7に示されるように多孔質パターンを有している。図7はラインヘッド13にキャップ部材43が当接された際におけるノズル開口17とメッシュパターンの関係を示す図である。具体的に本実施形態では、例えば格子状のメッシュパターンを有している。
多孔質部材65におけるメッシュパターンのメッシュ幅Mは、ラインヘッドの13のノズル形成面21Aに形成されるノズルピッチWよりも小さくなっている。すわわち、W>Mの関係を満たしている。なお、図7で示されるノズルピッチWとは、隣接するノズル列L間の間隔及び同一ノズル列Lの各ノズル開口17間の間隔に対応するものである。なお、上記関係(W>M)を満たしていれば、ノズル列Lの間隔と、同一ノズル列Lの各ノズル開口17の間隔とを異ならせても良い。
このようにメッシュ幅MがノズルピッチWよりも小さくなっていることで、所定のノズル開口17から強制吸引されたインクは隣接するノズル開口17から吸引されるインクに混じることがなく、したがってインクの吸引時に混色の発生を防止することができる。
図8はメンテナンス処理時(インク吸引時)におけるキャッピング機構40とラインヘッド13との位置関係を示す図である。
ここで、多孔質部材65とノズル形成面21Aとの距離が離れすぎてしまうと、ノズル開口17から吸引されたインクが多孔質部材65に接触する前にインク吸引時にあるノズル列Lのノズル開口17からノズル形成面21A上に濡れ拡がったインクと、隣接する他のノズル列Lのノズル開口17からノズル形成面21A上に濡れ拡がったインクとが交じり合うおそれがある。上述したように各ノズル列Lからはそれぞれ異なる色のインクが噴射されることからノズル形成面21A上でインクの混色が生じることとなる。
このようなインクの混色を防止する手段として、本実施形態に係るインクジェットプリンタ100では、図8に示されるようにラインヘッド13のノズル形成面21Aに対するインクの静的接触角をθとし、ラインヘッド13のノズル列LのピッチをWとし、ラインヘッド13にキャップ部材43が当接された際の多孔質部材65とノズル形成面21Aとの距離をhとし、後述の式10を規定している。
以下、この式10について説明する。
図9はノズル開口17からノズル形成面21A上にインクが引き出された状態を示し、ノズル形成面21Aと多孔質部材65との距離を規定する式10について説明するための図である。
図9(a)においてインクの表面を極座標で表すと、下式2,3が規定できる。
x=rcosθa (式2)
y=rsinθa (式3)
ここで、θa=90°−θで表されることから、上記式2、3は下式4,5によって規定される。
x=rsinθ (式4)
y=rcosθ (式5)
図9(b)に示されるように、ノズル列L間ピッチをWとすると、インク液滴の幅がW/2(ノズルピッチWの半分に相当)であればインクの混色が起こらない。つまり、ノズル形成面21Aと多孔質部材65との距離hは、液滴幅W/2のときの液滴高さ以下であればよい。
ここで、x=W/2を上記式4に代入し、rについて展開すると、下式6が得られる。
r=W/2sinθ (式6)
また、液滴高さをYinkとすると、下式7で規定される。
Yink=rcos90°−rcosθ (式7)
この式7を整理すると、下式8が得られる。
Yink=r(1−cosθ) (式8)
この式8に上記式6を代入すると、下式9が得られる。
Yink=W(1−cosθ)/(2sinθ) (式9)
この式9で示される液滴高さがノズル開口17から多孔質部材65までのギャップとなり、このギャップ以内であればノズル形成面21Aにおいてインクの混色が生じないこととなる。
したがって、ノズル形成面21Aにおいてインクの混色が生じないための条件である式10が規定される。
h ≦ W(1−cosθ)/(2sinθ) (式10)
本実施形態では、上述の式10を満たすようにラインヘッド13に対してキャップ部材43を当接させるようにしている。よって、吸引により隣接するノズル列L(ノズル開口17)からノズル形成面21A上に濡れ拡がったインク間には、図9に示したように隙間Sが生じたものとなる。よって、インクの吸引時にノズル形成面21A近傍でインクの混色が発生するのを防止することができる。
この構成により、キャッピングメンテナンス部42によりノズル開口17から強制吸引されたインクは多孔質部材65に流れ込むようになっている。吸引動作時には中空部73内が負圧状態となることから、インクは多孔質部材65内の孔内を中空部73に向かって下方(鉛直方向)に引かれる。よって、多孔質部材65に接触した流体は表面に付与された撥液性によって横方向に濡れ拡がることなく、中空部73に向かって下方に吸引されることで、異なるノズル列Lから吸引されたインク同士が交じり合うことで混色することが防止されたものとなる。
以下、図10を参照してインク排出部について詳述する。図10は、キャップ部材43に連結された吸引ポンプの構成を示す図である。
インク排出部41は、キャップ部材43に接続してキャップ部材43内に溜まったインクを排出するインク排出流路、キャップ部材43に溜まったインクをインク排出流路内に吸引するための吸引ポンプ(吸引手段)49等を備えている。
キャップ部材43の底壁には、キャップ部材43内に溜まったインクを排出する突出部46が下方に向かって突設されており、その内部には排出通路46aが形成されている。この排出通路46aの一端側はキャップ部材43を貫通しており、キャップ部材43の内部に設けられた中空部73に連通する吸引口67を構成している。
突出部46には、上記インク排出流路として機能する、可撓性材料等からなる排出チューブ47の一端側が接続されており、排出チューブ47の他端側が廃インクタンク39内に挿入されている。
なお、廃インクタンク39内には、多孔質部材からなる廃インク吸収材48が収容されており、この廃インク吸収材48により回収されたインクが吸収されるようになっている。
キャップ部材43と廃インクタンク39間には、チューブポンプ式の吸引ポンプ49が配設されている。吸引ポンプ49は、円筒状のケース50を有しており、このケース50内には平面視で円形状をなすポンプホイル51がケース50の軸心に設けられたホイル軸52を中心に回動可能に収容されている。そして、このケース50内に、排出チューブ47の中間部47aがケース50の内周壁50aに沿うようにして収容されている。
ポンプホイル51には、一対の外側に膨らむ円弧状をなすローラ案内溝53,54がホイル軸52を挟んで対向するように形成されている。各ローラ案内溝53,54は、一端がポンプホイル51の外周側に位置しており、他端がポンプホイル51の内周側に位置している。すなわち、両ローラ案内溝53,54は、それらの一端から他端に向かうほど、徐々にポンプホイル51の外周部から遠ざかるように延びている。
両ローラ案内溝53,54内には、押圧手段としての一対のローラ55,56が、それぞれ回動軸55a,56aを介して挿通支持されている。なお、両回動軸55a,56aは、それぞれ両ローラ案内溝53,54内を摺動自在になっている。
そして、ポンプホイル51を、正方向(矢印方向)に回動させると、両ローラ55,56が両ローラ案内溝53,54の一端側(ポンプホイル51の外周側)に移動し、排出チューブ47の中間部47aを上流側から下流側へ順次押し潰しながら(押圧しながら)回動するようになっている。この回動により、吸引ポンプ49より上流側の排出チューブ47の内部が減圧されるようになっている。
これにより、キャップ部材43の内部に溜まったインクは、ポンプホイル51の正方向の回動動作により、徐々に廃インクタンク39方向へ排出されるようになっている。
また、ポンプホイル51を逆方向(矢印方向とは反対方向)に回動させると、両ローラ55,56が両ローラ案内溝53,54の他端側(ポンプホイル51の内周側)に移動するようになっている。この移動により、両ローラ55,56がそれぞれ排出チューブ47の中間部47aに軽く接した状態となり、排出チューブ47の内部の減圧状態が解消されるようになっている。なお、ポンプホイル51は、記録紙搬送機構14の紙送りモータによって回転駆動されるようになっている。
図11は、インクジェットプリンタ100の電気的な構成を示すブロック図である。
本実施形態におけるインクジェットプリンタ100は、図11に示すように、インクジェットプリンタ100全体の動作を制御する制御装置60を備えている。制御装置60には、インクジェットプリンタ100の動作に関する各種情報を入力する入力装置61と、インクジェットプリンタ100の動作に関する各種情報を記憶した記憶装置62と、時間の計測を実行可能な計測装置63とが接続されている。また、制御装置60には、上述した記録紙搬送機構14、メンテナンス部11等が接続されている。また、インクジェットプリンタ100は、圧電素子25を含む駆動ユニット24に入力する駆動信号を発生する駆動信号発生器64を備えている。駆動信号発生器64は、制御装置60に接続されている。駆動信号発生器64には、ラインヘッド13の圧電素子25に入力する駆動パルスの電圧値の変化量を示すデータ、及び駆動パルスの電圧を変化させるタイミングを規定するタイミング信号が入力される。
(メンテナンス処理)
以下、本実施形態のインクジェットプリンタ100においてメンテナンス部11を用いてラインヘッド13に対するメンテナンス処理を行う場合について図12に示すフローチャート図を参照しながら説明する。
外部から印刷データが送信されると、制御装置60はドットパターンに対応した噴射データに展開してラインヘッド13に送信する。そして、ラインヘッド13では、受信した噴射データに基づき、記録(印字・印刷)処理、すなわち記録紙に対するインク滴の噴射を実行する(ステップS1)。
そして、予め設定されている時間が経過すると(ステップS2)、定期メンテナンス処理を開始する。本実施形態では、定期メンテナンス処理としてラインヘッド13からインクを強制吸引することでノズル開口17の噴射特性を維持あるいは回復させる処理を行う。
メンテナンス処理が開始すると、制御装置60はキャップ部材43がノズル形成面21Aに当接するまでラインヘッド13を下降させ、ノズル形成面21Aにシール部80を密着させ、ノズル形成面21Aとキャップ部材43との間に空間Kを形成する(ステップS3)。
続いて、制御装置60は吸引ポンプ49を駆動することによって、ノズル形成面21Aとキャップ部材43との間に形成される空間K(図10参照)を減圧状態とし、これによってノズル開口17を介してラインヘッド13の内部からインクを強制排出させる吸引動作を行う(ステップS4)。
この際、上述のようにキャップ部材43とノズル形成面21Aとの間に形成される空間Kが閉空間とされているため、吸引ポンプ49を駆動させることによって空間を良好に減圧させることができる。このため、ラインヘッド13内のインクをノズル開口17から良好に強制排出させることができる。
ところで、図13に示されるように、吸引ポンプ49の動作に伴って多孔質部材65とキャップ部材43との間に構成される中空部73は、内部が負圧状態となる。これにより、多孔質部材65上のインク2は中空部73全体によって下方(鉛直方向)に吸引されるようになる。このとき、多孔質部材65はインク2に対して撥液性を示すことから、多孔質部材65に接触したインク2は横方向に濡れ拡がることがなく、格子状のメッシュパターン(孔)内を通り、中空部73に向かって吸引される。したがって、ノズル形成面21Aの近傍において隣接するノズル列Lから吸引されたインク同士が混じりあうことが無く、混色が起こらない。
なお、本実施形態においては、上述した式10を満たすようにノズル形成面21Aと多孔質部材65との距離が設定されているので、吸引によって隣接するノズル列Lからノズル形成面21A上に拡がったインク2は混色することなく、多孔質部材65側に吸引されることとなる。
また、上記多孔質部材65は、上述したようにノズル開口17から吸引されたインク2の水分によって膨潤されない特性を有している。そのため、メンテナンス処理時に多孔質部材65の膨潤によるノズル形成面21Aへの接触が起こらないので、ノズル形成面21Aにゴミ等を付着させる、或いは傷を付けるといった不具合を防止できる。
中空部73内に吸引されたインク2は、中空部73に連通し、キャップ部材43の底面に形成された吸引口67を介してキャッピングメンテナンス部42の廃インクタンク39に排出される。
その後、制御装置は、吸引ポンプ49を逆駆動することによって、ノズル形成面21Aとキャップ部材43との間に形成されている空間Kを大気開放する(ステップS5)。吸引ポンプ49を逆駆動することによってノズル形成面21Aとキャップ部材43との間の空間に空気が流入し、空間が大気開放される。
そして、制御装置は、ラインヘッド13を上昇させることによって、ノズル形成面21Aからキャップ部材43を離間させる(ステップS6)。具体的には、制御装置は、ラインヘッド13を印刷位置まで移動させることによってノズル形成面21Aからキャップ部材43を離間させる。
ここで、インク吸引後、ノズル開口17の内部は依然として負圧状態となっている。そのため、ノズル形成面21A上に付着しているインク2がノズル開口17内に引き込まれる可能性がある。ノズル開口17内にてインク2の混色が生じると所望の色のインクを噴射できなくなる可能性がある。このような不具合を解消するためには、フラッシング処理によってノズル開口17内に引き込まれた混色インクを排出させる必要がある。
一方、本実施形態に係るインクジェットプリンタ100によれば、上述した式10を満たした状態にノズル形成面21Aと多孔質部材65との距離を設定するとともに、多孔質部材65を備えたことでノズル形成面21A近傍でのインク2の混色を防止しノズル開口17内に同色インクが引き込まれるようにしている。
したがって、インクの強制吸引処理に伴って、ノズル開口17内に混色インクが入り込むことがないので、印字品質を回復するためのフラッシング処理が不要となり、インクが無駄に消費されるのを防止できる。本発明は、特に本実施形態のような多数のノズル開口17を備えるラインヘッド13において大きな効果を得ることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもなく、上記各実施形態を組み合わせても良い。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態においては、ラインヘッド13をメンテナンス部11に対して昇降させることでメンテナンス処理を行ったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばラインヘッド13の待機位置までメンテナンス部11を移動させることでノズル形成面21Aとメンテナンス部11とを対向配置し、メンテナンス処理を行うようにしてもよい。
例えば、上記実施形態に係る説明では記録紙上に画像形成する場合について説明したが、ロール紙上に画像形成する場合にも本発明は適応可能である。図14に示すようにロール紙Rに印字を行う場合、ラインヘッド13の下側にメンテナンス部11を配置することが難しい。このような場合、ラインヘッド13の側方にメンテナンス部11を配置し、メンテナンス処理時にラインヘッド13を上昇させるとともに、ノズル形成面21Aを同図中矢印方向に回転させることでメンテナンス部11に対向させてメンテナンス処理を行うようにしてもよい。
また、本発明はノズル形成面21Aをそれぞれ対向配置させた2つのラインヘッド13間に記録紙を送ることで両面印刷を行うインクジェットプリンタについても適用可能である。このような場合、図15に示すように2つのラインヘッドの側方にメンテナンス部11をそれぞれ配置し、上述した両面印刷時と同様にメンテナンス処理時にラインヘッド13を移動させるとともに、ノズル形成面21Aを同図中矢印方向に回転させることでメンテナンス部11に対向させてメンテナンス処理を行うようにしてもよい。なお、メンテナンス部11を1つだけ設け、メンテナンス装置を昇降させることで2つのラインヘッド13に対しメンテナンス処理を行うようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、単一のラインヘッドを備え、当該ラインヘッドから全ての種類のインクが噴射される構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、インクの種類ごとにラインヘッドを設置する構成であっても良い。このような場合には、各ラインヘッドごとにメンテナンス部11が設置されることとなる。
また、本発明は、ラインヘッド方式のインクジェットプリンタに限られるものではなく、シリアル方式のインクジェットプリンタに適用することも可能である。
また、上記実施形態においては、インクジェット式記録装置がインクジェット式プリンタである場合を例にして説明したが、インクジェット式プリンタに限られず、複写機及びファクシミリ等の記録装置であってもよい。
また、上記実施形態では圧電素子25として積層型のものを用いたが、本発明はこれに限定されず、積層型以外の種類(例えば、モノモルフ、ユニモルフ、バイモルフ、ムーニー型、マルチムーニー型、シンバル型等)を用いてもよい。更に、駆動ユニット24としては上述した圧電素子25を用いたピエゾジェットタイプに限定されることなく、例えばサーマル方式を採用することもできる。その場合には印加時間を変化させることなどにより、流体吐出量を変化させることができる。
また、上述の各実施形態においては、流体噴射装置が、インク等の流体を噴射する流体噴射装置(流体噴射装置)である場合を例にして説明したが、本発明の流体噴射装置は、インク以外の他の流体を噴射したり吐出したりする流体噴射装置に適用することができる。流体噴射装置が噴射可能な流体は、液体、機能材料の粒子が分散又は溶解されている液状体、ジェル状の流状体、流体として流して噴射できる固体、及び粉体(トナー等)を含む。
また、流体噴射装置としては、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する流体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる流体を噴射する流体噴射装置であってもよい。
さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する流体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する流体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する流体噴射装置、ジェルを噴射する流状体噴射装置、トナーなどの粉体を例とする固体を噴射するトナージェット式記録装置であってもよい。そして、これらのうちいずれか一種の流体噴射装置に本発明を適用することができる。
インクジェットプリンタの概略構成図である。 ラインヘッド周辺の要部平面図である。 ラインヘッドのノズル形成面を示す平面図である。 ラインヘッドの一部を示す断面図である。 キャッピング機構の構成を示す斜視図である。 キャッピング機構の短辺側における断面形状を示す図である。 多孔質部材とノズルとの位置関係を示す断面構成図である。 メンテナンス時のキャッピング機構とヘッドとの位置関係を示す図である。 ノズル形成面と多孔質部材との位置関係を規定する説明図である。 インク排出部の構成を示す図である。 インクジェットプリンタの電気的な構成を示すブロック図である。 ラインヘッドに対するメンテナンス処理のフローチャート図である。 吸引動作時のインクの流れを説明するための図である。 インクジェットプリンタの変形例に係る構成を示す図である。 インクジェットプリンタの変形例に係る構成を示す図である。
符号の説明
M…メッシュ幅(パターン幅)、W…ノズルピッチ、13…ラインヘッド(噴射ヘッド)、17…ノズル、18…ヘッド本体(保持部材)、21…ノズル基板(ノズル形成部材)、21A…ノズル形成面、40…キャッピング機構(流体回収機構)、43…キャップ部材、65…多孔質部材、73…中空部、100…インクジェットプリンタ(流体噴射装置)

Claims (6)

  1. 複数のノズル開口が形成されたノズル形成面を有するとともに前記ノズル開口から流体を噴射する噴射ヘッドと、該噴射ヘッドに当接した状態で前記流体を回収する流体回収機構とを備える流体噴射装置において、
    前記流体回収機構は、前記流体に対し撥液性を示すとともに前記ノズル形成面に対向配置される多孔質部材と、該多孔質部材を保持するキャップ部材とを有し、
    前記多孔質部材における前記ノズル形成面の対向側と反対の面は、前記キャップ部材との間に中空部を構成しており、
    該キャップ部材には、前記流体を吸引する吸引手段に接続されるとともに前記中空部に連通する吸引口が形成されることを特徴とする流体噴射装置。
  2. 前記多孔質部材を構成する多孔質パターンのパターン幅が、前記ノズル形成面に形成される前記ノズル開口のノズルピッチよりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の流体噴射装置。
  3. 前記多孔質部材は前記流体によって膨潤しない材料から構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の流体噴射装置。
  4. 前記多孔質部材は金属メッシュフィルタ、金属綾畳フィルタ、又はセラミックフィルタから構成されることを特徴とする請求項3に記載の流体噴射装置。
  5. 前記ノズル形成面に対する前記流体の接触角をθとし、前記ノズル形成面に形成された前記ノズル開口のノズルピッチをWとし、前記噴射ヘッドに前記流体回収機構が当接された際の前記多孔質部材と前記ノズル形成面との距離をhとしたとき、
    h ≦ W(1−cosθ)/(2sinθ)
    の関係を満たすことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の流体噴射装置。
  6. 前記噴射ヘッドがラインヘッドであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の流体噴射装置。
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