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JP2009075478A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2009075478A
JP2009075478A JP2007246232A JP2007246232A JP2009075478A JP 2009075478 A JP2009075478 A JP 2009075478A JP 2007246232 A JP2007246232 A JP 2007246232A JP 2007246232 A JP2007246232 A JP 2007246232A JP 2009075478 A JP2009075478 A JP 2009075478A
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image forming
roller pair
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double
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Masahito Suzuki
雅人 鈴木
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Canon Inc
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Abstract

【課題】簡単な構成で、かつ低コストでシートの斜行を防ぐことのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】定着ユニット20に、反転ローラ対24および両面搬送コロ25aを設けた。また、両面搬送路41を形成する扉ユニット40を閉じたとき、位置決め部により、扉ユニット40に配置されている、定着ユニット20に配置されているローラ以外のローラである扉ユニット側の両面搬送ローラ25bの、定着ユニット20に配置されている両面搬送コロ25aに対する位置決めを行う。これによって、定着手段21、両面搬送ローラ対25及び反転ローラ対24の間のアライメントにズレを低減することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特にトナー像が定着されたシートを画像形成部に再度搬送するようにしたものに関する。
従来、プリンタ、複写機、FAX等の画像形成装置においては、シートの片面(第1面)に画像を形成するモードの他、片面に画像が形成されたシートの裏面(第2面)に画像を形成する両面モードを備えたものがある。
そして、このような画像形成装置では、シート反転機構を備え、両面モードの際には、画像形成部により片面に画像が形成されたシートの反対側の裏面に画像を形成するようシートを反転させ、画像形成部に再度搬送するようにしている。
図9は、このようなシート反転機構を備えた従来の画像形成装置の構成を示す図である。この画像形成装置において、シートに画像を形成する場合は、まずシート積載部である給紙カセット110に収納されたシートS1を給送ローラ111により給送する。この後、給送されたシートS1は、斜行補正機能を有するレジストローラ113、静電転写ベルト114を介してイエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの各トナー像を形成する画像形成部102a〜102dへと搬送され、シート上にトナー像が転写される。
次に、トナー像が転写されたシートSは、定着手段115に搬送され、定着手段115において加圧加熱されることにより、トナー像が定着され、この後、排紙・反転ローラ対116を経て排紙トレイ117へ排出される。
また、裏面にも画像を両面形成する両面モードが選択されている場合は、既述したように定着手段115において片面にトナー像を定着した後、シートS1は排紙・反転ローラ対116まで搬送される。次に、排紙・反転ローラ対116によって排紙トレイ117の方向へ排出されたシートS1は、シート全体が排紙トレイ117へ排出される前に、排紙・反転ローラ対116の反転により、シートS1の後端を先頭にして両面搬送路118へ搬送される。
次に、この両面搬送路118に設けられた搬送ローラ対119〜122により、シートS1はレジストローラ対113へ再び搬送され、このレジストローラ対113により斜行が補正された後、シートS1は静電転写ベルト114へ再給紙される。次に、シートS1は各色の画像形成部102a〜104dにおいて、裏面に画像が形成され、さらに定着手段115にてトナー像が定着された後、排紙・反転ローラ対116を経て排紙トレイ117へ排出される。
ところで、図9において、115Aは定着部であり、定着手段115は、この定着部115Aに取り付けられている。また、排紙・反転ローラ対116は、画像形成装置本体101に備え付けられており、両面搬送路118に設けられた両面搬送ローラ対119は開閉可能な不図示の扉に備え付けられている。
つまり、シートS1を搬送する定着手段115と、排紙・反転ローラ対116と、両面搬送ローラ対119は別々のユニットに備え付けられている。ここで、このように別々のユニットに備え付けられている場合、定着手段115、排紙・反転ローラ対116及び両面搬送ローラ対119との間には介在する部品点数が多くなる。そして、このように介在する部品点数が多くなると、定着手段115、排紙・反転ローラ対116、両面搬送ローラ対119のアライメントにズレが生じ、斜行が発生する要因となる。
なお、このような斜行を防ぐため、例えば両面搬送路118に設けられた両面搬送ローラ対119への駆動伝達を制御するクラッチ機構と、両面搬送ローラ対119の直前に設けられ、シートを検知するセンサとを備えた斜行補正部を設けるようにしたものがある。
この斜行補正部は、センサがシートを検知するまでは両面搬送ローラ対119の駆動を停止させ、センサがシートを検知すると、この後、一定時間経過後、クラッチ機構によって両面搬送ローラ対119を駆動させるようにしている。そして、このようにセンサがシートを検知した後、一定時間経過後、両面搬送ローラ対119を駆動させることにより、シートの斜行を補正することができる(特許文献1参照)。
また、斜行を防ぐため、これ以外にも、両面搬送ローラ対119にシャッタを配置したり、斜送ローラ対によりシートを斜送して基準ガイドに倣わせるようにしたりするものも提案されている。
特開2003−155146号公報
しかし、このような従来の画像形成装置において、両面搬送路にクラッチ機構やセンサを設けるようにした場合、構成が複雑となると共に、部品点数が増加し、コストアップの要因となる。なお、これは両面搬送路に斜送ローラやシャッタ機構を配置する場合も同様である。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で、かつ低コストでシートの斜行を防ぐことのできる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、トナー像を形成する画像形成部と、シートに転写された前記トナー像をシートに定着させる定着部材を有する定着部と、前記トナー像が定着されたシートを再度、前記画像形成部に搬送するための再搬送通路と、前記トナー像が定着されたシートを反転させて前記再搬送通路に搬送する正逆転可能な反転搬送ローラ対と、前記再搬送通路に設けられ、前記反転搬送ローラ対により反転して搬送されるシートを前記画像形成部に向けて搬送する搬送ローラ対と、を備えた画像形成装置において、画像形成装置本体に前記定着部が着脱自在に設けられ、前記反転搬送ローラ対を構成する少なくとも一方のローラ及び前記搬送ローラ対を構成する少なくとも一方のローラを前記定着部に配置することを特徴とするものである。
また、本発明は、トナー像を形成する画像形成部と、シートに転写された前記トナー像をシートに定着させる定着部材を有する定着部と、前記トナー像が定着されたシートを再度、前記画像形成部に搬送するための再搬送通路と、前記トナー像が定着されたシートを反転させて前記再搬送通路に搬送する正逆転可能な反転搬送ローラ対と、前記再搬送通路に設けられ、前記反転搬送ローラにより反転して搬送されるシートを前記画像形成部に向けて搬送する搬送ローラ対と、前記再搬送通路を形成し、かつ画像形成装置本体に開閉可能に設けられた扉部材を備えた画像形成装置において、前記反転搬送ローラ対を構成する少なくとも一方のローラ及び前記搬送ローラ対を構成する少なくとも一方のローラを前記定着部に配置し、前記反転搬送ローラ対及び前記搬送ローラ対を構成するローラのうちの前記定着部に配置されているローラ以外のローラを前記扉部材に配置し、前記扉部材を閉じたとき、前記定着部に配置されているローラに対する前記扉部材に配置されているローラの位置決めを行う位置決め部を備えたことを特徴とするものである。
本発明では、反転搬送ローラ対を構成する少なくとも一方のローラ及び搬送ローラ対を構成する少なくとも一方のローラを定着部に配置してある。よって、反転搬送ローラ対と搬送ローラ対とのアライメントにズレが生じることを簡単な構成で防ぐことができるので、シートの反転動作を行うときのシートの斜行を防ぐことができる。
また、搬送ローラ対のうちの扉部材に保持されているローラの、定着部に設けられたローラに対する位置決めを位置決め部によって行うことにより、簡単な構成で、かつ低コストでシートの斜行を防ぐことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の一例である電子写真方式のモノクロ画像形成装置の構成を示す図である。
図1において、1はモノクロ画像形成装置、1Aはモノクロ画像形成装置本体(以下、装置本体という)であり、この装置本体1Aには、トナー像を形成する画像形成部2が設けられている。なお、この画像形成部2は、感光ドラム3と、現像材(トナー)を備えた不図示の現像装置等を備えている。また、画像形成部2の側方には、不図示の画像データ入力部からの画像情報に基づき、これに対応したレーザを露光するレーザスキャナ4が設置されている。
そして、このような画像形成部2では、レーザスキャナ4からのレーザ露光により感光ドラム3の表面に形成された潜像を不図示の現像装置によって現像材を用いて現像することにより、感光ドラム3の表面にはトナー像が形成される。
10は装置本体1Aの下部に設けられたシート積載部である給紙カセット、16は感光ドラム3上に形成されたトナー像をシートSに転写する転写部である。20は転写部16によりシートSに形成されたトナー像を定着させる定着部材である加圧ローラ21aと定着スリーブ21bで構成される定着手段21を含む定着部を構成する定着ユニットである。この定着ユニット20は、装置本体1Aに対し、略水平、かつシート搬送方向に対して略垂直方向に着脱可能となっている。
30は、装置本体1Aの上面に設けられたシート積載手段である排紙トレイ、41は両面搬送路であり、シートSの裏面(第2面)に画像形成を行う場合には、片面(第1面)に画像形成された後のシートSを、この両面搬送路41へ搬送するようにしている。25は両面搬送路41に設けられた両面搬送ローラ対であり、この両面搬送ローラ対25は、両面搬送コロ25a及び両面搬送ローラ25bにより構成されている。
5はシート反転部であり、22はシート反転部5に設けられ、搬送経路を変更する両面反転フラッパ、24は正逆転可能な反転ローラ対24である。そして、シートの両面に画像を形成する両面印字の際は、両面反転フラッパ22の切換えにより、定着手段21で片面にトナー像が定着されたシートSが反転ローラ対24へ搬送され、この後、反転ローラ対24の反転により両面搬送路41へ搬送される。
次に、このように構成されたモノクロ画像形成装置1における画像形成動作について説明する。
画像形成動作が開始されると、給紙カセット10に所定枚数積載されたシートSは、給送ローラ11、分離ローラ12によって1枚ずつ分離されて送り出される。そして、給送ローラ11により送り出されたシートSは、レジストローラ対15に搬送され、このレジストローラ対15により、斜行が補正される。
次に、斜行が補正されたシートSは、この後、レジストローラ対15により、感光ドラム表面に形成されたトナー像をシート上へ転写する転写部16へ順次搬送され、転写部16にてトナー像が転写される。次に、トナー像が転写されたシートSは、定着手段21を構成する加圧ローラ21aと定着スリーブ21bにより加圧加熱されてトナー像が定着され、この後、シート搬送路31を通過し、排紙ローラ対23により排紙トレイ30へ排出される。
一方、両面印字の際は、不図示のソレノイドにより、図2に示すように両面反転フラッパ22が実線で示す位置から破線で示す位置に移動し、これに伴い定着手段21で片面にトナー像が定着されたシートSは、反転ローラ対24へ搬送される。そして、反転ローラ対24はシート後端が両面反転フラッパ22を通過した後、シート全体が排紙トレイ30へ搬送される前に反転し、これによりシートSは後端を先頭にして両面搬送路41に搬送される。
両面搬送路41に搬送されたシートSは、両面搬送路41に設けられ、反転ローラ対24により反転して搬送されるシートSを画像形成部2に向けて搬送する搬送ローラ対である両面搬送ローラ対25によって再給紙ローラ対14へ搬送される。そして、この再給紙ローラ対14により搬送されてシートSは給紙ローラ11より搬送される搬送路と合流し、この後、レジストローラ対15を経て転写部16へ搬送されることで裏面にトナー像が転写される。
次に、シートSは定着手段21において、裏面に転写されたトナー像が定着され、この後、両面反転フラッパ22の実線で示す位置への切換えにより、排紙ローラ対側へ搬送され、排紙トレイ30上に排出されて両面印字が完了となる。
ところで、図1及び図2において、40は装置本体1Aの側面に設けられた扉ユニットであり、この扉ユニット40は、矢印方向に開閉可能となっている。そして、この扉ユニット40に設けられた扉側ガイド部材42と、定着ユニット側に設けられた定着ユニット側ガイド部材29とにより再搬送通路である両面搬送路41が形成される。なお、本実施の形態において、図2に示すようにシート搬送路31及び反転搬送ローラである反転ローラ対24は定着ユニット内に配置されている。
図3は扉ユニット40が開いたときの装置本体上部の状態を、図4は扉ユニット40を閉じたときの装置本体上部の状態を示している。
ここで、図3に示すように、両面搬送ローラ対25を構成する両面搬送コロ(ローラ)25aは定着ユニット(装置本体)側に設けられ(配置され)ており、両面搬送ローラ25bは扉ユニット40に設けられ(配置され)ている。つまり、両面搬送ローラ対25を構成する両面搬送コロ25a及び両面搬送ローラ25bは、扉ユニット40の開閉に伴って離間可能となっている。
そして、扉ユニット40に設けられた両面搬送ローラ25bは、両端を保持部材である位置決め部材26により回転可能に保持されている。なお、この位置決め部材26は、扉ユニット40に形成されたスライド空間40aに、上下方向に遊びを有して定着ユニット側にスライド可能に保持されると共に、押圧バネ27により定着ユニット側に突出するようになっている。
このように構成することにより、扉部材である扉ユニット40が開放された状態のとき位置決め部材26は、上下方向に移動可能となる。そして、このように位置決め部材26を上下方向に移動可能とすることにより、後述するように扉ユニット40を閉じる際、位置決め部材26を移動させながら、両面搬送ローラ25bを、両面搬送コロ25aに当接する位置に移動させることができる。また、この位置決め部材26の先端部には、受入れ凹部26aが形成されている。
一方、定着ユニット20に設けられている両面搬送コロ25aは不図示の軸により回転可能となっており、また両面搬送コロ25aの両側には位置決め突起部28が突設されている。
そして、扉ユニット40を閉じると、図4に示すように位置決め部材26に形成された受入れ凹部26aと、定着ユニット20側の位置決め突起部28とが嵌合し、これにより両面搬送ローラ25bは、両面搬送コロ25aと当接した状態で位置決めされる。つまり、本実施の形態において、嵌合部である位置決め部材26と、被嵌合部である位置決め突起部28とにより、扉ユニット40を閉じたとき、扉ユニット側(扉部材側)のローラである両面搬送ローラ25bの位置決めを行う位置決め部が構成される。
なお、位置決め部材26は扉ユニット40に移動可能に保持されているので、位置決め突起部28と嵌合する際、位置決め突起部28との位置がずれている場合でも、位置決め部材26は移動しながら位置決め突起部28と嵌合するようになる。この結果、確実に位置決め部材26は位置決め突起部28と嵌合することができる。
ここで、このように位置決め部材26と位置決め突起部28とが嵌合した際、両面搬送ローラ25bと両面搬送コロ25aの軸中心は同じ高さ位置になるように構成されている。これにより、扉ユニット40を閉じることにより位置決め部材26が位置決め突起部28と嵌合すると、両面搬送ローラ25bの両面搬送コロ25aに対する位置が決定する。
そして、このように扉ユニット40を閉じると、両面搬送ローラ25bの両面搬送コロ25aに対する位置が決定されるようにすることにより、両面搬送ローラ対25の位置は定着ユニット20に決定される。また、扉ユニット40は図示しない位置決め手段により装置本体1Aに対する位置が決定する。
なお、扉ユニット40は、例えばジャムしたシートを処理するために開放される。そして、このように扉ユニット40が開放されると、扉側ガイド部材42が扉ユニット40と共に移動し、これに伴い両面搬送路41が開放される。また、両面搬送ローラ25bも扉ユニット40と共に移動し、両面搬送コロ25aから離間する。
そして、このように扉ユニット40を開くと両面搬送路41が開放されることにより、両面搬送路41におけるジャムシートの視認性が向上すると共に、両面搬送ローラ25bが両面搬送コロ25aから離間することにより、ジャム処理も容易に行うことができる。
ところで、既述したように両面搬送ローラ対25の位置は定着ユニット20に決定されると共に、既述したように定着手段21及び反転ローラ対24は定着ユニット20に設けられている。つまり、本実施の形態においては、定着手段21、反転ローラ対24及び両面搬送ローラ対25の位置が定着ユニット20内で決まる構成となっている。
そして、このように定着手段21、反転ローラ対24及び両面搬送ローラ対25の位置が定着ユニット内で決まるように構成することにより、搬送手段である定着手段21、反転ローラ対24及び両面搬送ローラ対25の位置関係の精度を向上させることができる。つまり、定着手段21、反転ローラ対24及び両面搬送ローラ対25のアライメントのズレを低減することができる。
この結果、シート反転前の定着手段21と反転ローラ対24、またシート反転後の反転ローラ対24と両面搬送ローラ対25の間で、アライメントのズレに起因する斜行を低減することができる。
このように、本実施の形態では、扉ユニット40を閉じたとき、位置決め部により、定着ユニット20に配置されている両面搬送コロ25aに対する両面搬送ローラ25bの位置決めを行うことができる。言い換えれば、扉ユニット40に配置されている、定着ユニット20に設けられているローラ以外のローラである扉ユニット側(ローラ保持部材側)の両面搬送ローラ25bの位置決めを、位置決め部を介して定着ユニット20によって行うことができる。
これにより、定着手段21、両面搬送ローラ対25及び反転ローラ対24の間のアライメントにズレを低減することができ、簡単な構成で、かつ低コストで両面搬送路41におけるシートSの斜行を防ぐことができる。
また、図2に示すように、転写部より定着手段21から排紙ローラ対23又は反転ローラ対24へ案内するシート搬送路31は、既述したように定着ユニット20内に設けられている。さらに、既述したように定着ユニット側ガイド部材29と共に両面搬送路41を構成する扉側ガイド部材42は、定着ユニット20により位置が決定される。これにより、シート搬送路31と両面搬送路41においても、精度良く位置を決定することができるようになり、この結果、シートの斜行を低減して搬送させることができる。
次に本発明の第2の実施の形態について説明する。
図5は、本実施の形態に係る画像形成装置の扉ユニットが開いた状態における定着ユニット及び両面搬送ローラ対の状態を示した図、図6は扉ユニットが閉じた状態を示す図である。なお、図5及び図6において、既述した図3及び図4と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
図5及び図6において、43は扉ユニット40に突設された支持部であり、両面搬送ローラ25bは、この支持部43に回転自在に支持(保持)されている。また、この支持部43の側面には嵌合部である位置決め突起部43aが突設されている。
44は、定着ユニット側に設けられた被嵌合部である位置決め部材であり、この位置決め部材44には、扉ユニット40の支持部43に突設されている位置決め突起部43aが嵌合する嵌合穴44aが形成されている。
そして、扉ユニット40を閉じると、図6に示すように支持部43に突設されている位置決め突起部43aが位置決め部材44の嵌合穴44aに嵌合し、これにより両面搬送ローラ25bは、両面搬送コロ25aと当接する。ここで、このように位置決め突起部43aが嵌合穴44aに嵌合した際、両面搬送ローラ25bと両面搬送コロ25aの軸中心は同じ高さ位置になるように構成されている。
これにより、扉ユニット40を閉じたとき、両面搬送ローラ25bの両面搬送コロ25aとの位置が決定する。即ち、両面搬送ローラ対25は定着ユニット20によって位置が決定される。つまり、本実施の形態においては、位置決め突起部43aと、位置決め部材44により、扉ユニット40を閉じたとき両面搬送ローラ25bの位置決めを行う位置決め部が構成される。
このように、本実施の形態においても、既述した第1の実施の形態と同じく、定着手段21と反転ローラ対24及び両面搬送ローラ対25が定着ユニット20内で位置が決まる構成となっている。この結果、定着手段21、反転ローラ対24及び両面搬送ローラ対25のアライメントのズレを低減することができ、アライメントのズレに起因する斜行を低減することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
図7は、本実施の形態に係る画像形成装置の一例である電子写真方式のモノクロ画像形成装置の構成を示す図である。なお、図7において、既述した図1と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
図7において、50は装置本体上部に設けられた原稿読み取り装置である。ここで、本実施の形態において、定着ユニット20は、装置本体1Aに着脱自在に設けられており、定着ユニット20を取り出す場合は、定着ユニット20を引き抜くようにしている。
なお、本実施の形態のように、定着ユニット20の上方に原稿読み取り装置50等が配置される場合、定着ユニット20を高さ方向に引き抜くように構成した場合、原稿読み取り装置50に干渉したり、作業スペースが少ないため交換が困難である。
このため、本実施の形態においては、図8に示すように、定着ユニット20を、略水平且つシート搬送方向に対して略垂直方向(図中矢印方向)に引き抜くように構成している。なお、定着ユニット20を略水平、且つシート幅方向と略平行な方向に着脱可能な構成としても良い。
ところで、本実施の形態においても、定着手段21、反転ローラ対24、両面搬送コロ25aは定着ユニット20に設けられており、また定着ユニット20は、装置本体1Aの不図示の枠体となる本体フレームに直接位置決めされる構成となっている。そして、このように定着ユニット20を本体フレームに直接位置決めすることにより、定着ユニット20を装置本体1Aに精度良く位置決めすることができる。
この結果、両面搬送ローラ対25と装置本体1Aに設けられている再給紙ローラ対14とのアライメントにズレが小さくなり、これに伴い両面搬送ローラ対25と再給紙ローラ対14における斜行も低減可能となる。
なお、これまでの説明では、反転ローラ対24を定着ユニット20に取り付けた場合について述べてきたが、反転ローラ対24の一方を、両面搬送ローラ25bと同様に扉ユニット40に設けるようにしても良い。つまり、定着ユニット20に反転搬送ローラ対24を構成する少なくとも一方のローラと、両面搬送ローラ対25を構成する少なくとも一方のローラを設けると共に、扉ユニット40に他のローラを設けるようにしても良い。
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の一例である電子写真方式のモノクロ画像形成装置の構成を示す図。 上記モノクロ画像形成装置に設けられたシート反転部の構成を示す図。 上記モノクロ画像形成装置における扉ユニットを開放したときの装置本体上部の状態を示す図。 上記モノクロ画像形成装置における扉ユニットを閉じたときの装置本体上部の状態を示す図。 本発明の第2の実施の形態に係るモノクロ画像形成装置における扉ユニットを開放したときの状態を示す図。 上記モノクロ画像形成装置における扉ユニットを閉じたときの状態を示す図。 本発明の第3の実施の形態に係る画像形成装置の一例である電子写真方式のモノクロ画像形成装置の構成を示す図。 上記モノクロ画像形成装置における定着ユニットの着脱の構成を示す図。 従来の画像形成装置の構成を示す図。
符号の説明
1 モノクロ画像形成装置
1A モノクロ画像形成装置本体
2 画像形成部
14 再給紙ローラ対
20 定着ユニット
21 定着手段
21a 加圧ローラ
21b 定着スリーブ
24 反転ローラ対
25 両面搬送ローラ対
25a 両面搬送コロ
25b 両面搬送ローラ
26 位置決め部材
26a 受入れ凹部
28 位置決め突起部
31 シート搬送路
40 扉ユニット
41 両面搬送路
43 支持部
43a 位置決め突起部
44 位置決め部材
44a 嵌合穴
50 原稿読み取り装置
S シート

Claims (5)

  1. トナー像を形成する画像形成部と、シートに転写された前記トナー像をシートに定着させる定着部材を有する定着部と、前記トナー像が定着されたシートを再度、前記画像形成部に搬送するための再搬送通路と、前記トナー像が定着されたシートを反転させて前記再搬送通路に搬送する正逆転可能な反転搬送ローラ対と、前記再搬送通路に設けられ、前記反転搬送ローラ対により反転して搬送されるシートを前記画像形成部に向けて搬送する搬送ローラ対と、を備えた画像形成装置において、
    画像形成装置本体に前記定着部が着脱自在に設けられ、前記反転搬送ローラ対を構成する少なくとも一方のローラ及び前記搬送ローラ対を構成する少なくとも一方のローラを前記定着部に配置することを特徴とする画像形成装置。
  2. トナー像を形成する画像形成部と、シートに転写された前記トナー像をシートに定着させる定着部材を有する定着部と、前記トナー像が定着されたシートを再度、前記画像形成部に搬送するための再搬送通路と、前記トナー像が定着されたシートを反転させて前記再搬送通路に搬送する正逆転可能な反転搬送ローラ対と、前記再搬送通路に設けられ、前記反転搬送ローラにより反転して搬送されるシートを前記画像形成部に向けて搬送する搬送ローラ対と、前記再搬送通路を形成し、かつ画像形成装置本体に開閉可能に設けられた扉部材を備えた画像形成装置において、
    前記反転搬送ローラ対を構成する少なくとも一方のローラ及び前記搬送ローラ対を構成する少なくとも一方のローラを前記定着部に配置し、
    前記反転搬送ローラ対及び前記搬送ローラ対を構成するローラのうちの前記定着部に配置されているローラ以外のローラを前記扉部材に配置し、
    前記扉部材を閉じたとき、前記定着部に配置されているローラに対する前記扉部材に配置されているローラの位置決めを行う位置決め部を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記位置決め部は、前記扉部材側のローラを保持する保持部材に形成された嵌合部と、前記定着部に形成され、前記嵌合部と嵌合する被嵌合部とから構成されることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記被嵌合部と嵌合する際、移動しながら前記被嵌合部と嵌合するよう前記嵌合部を前記扉部材に移動可能に保持することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記定着部を画像形成装置本体に着脱自在に設けたことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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