JP2009067328A - 自動車の車体構造 - Google Patents
自動車の車体構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009067328A JP2009067328A JP2007240264A JP2007240264A JP2009067328A JP 2009067328 A JP2009067328 A JP 2009067328A JP 2007240264 A JP2007240264 A JP 2007240264A JP 2007240264 A JP2007240264 A JP 2007240264A JP 2009067328 A JP2009067328 A JP 2009067328A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- gusset
- vehicle
- side rail
- reinforcement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
【課題】製造コストや車体重量を増加させることなく、側面衝突時にルーフリインフォースに作用する曲げ入力(曲げモーメント)を低減できる自動車の車体構造を提供する。
【解決手段】ルーフサイドレール30におけるガセット取付面が車両外側にいくにつれて下方へ下がった傾斜面で成り、ルーフセンターリインフォース22の端部におけるガセット取付面が水平状の面で成り、ガセット50が、傾斜面に固定される傾斜部51と傾斜部51の車幅方向内側に設けられ水平状の面に固定される水平部52とを備え、傾斜部51と水平部52とが水平部52より低い位置に設けられた段部53を介して連成されている。
【選択図】図1
【解決手段】ルーフサイドレール30におけるガセット取付面が車両外側にいくにつれて下方へ下がった傾斜面で成り、ルーフセンターリインフォース22の端部におけるガセット取付面が水平状の面で成り、ガセット50が、傾斜面に固定される傾斜部51と傾斜部51の車幅方向内側に設けられ水平状の面に固定される水平部52とを備え、傾斜部51と水平部52とが水平部52より低い位置に設けられた段部53を介して連成されている。
【選択図】図1
Description
本発明は自動車の車体構造に係り、とくにルーフセンターリインフォースを補強するガセットの構造に関するものである。
図6に従来の車両のルーフ100を表した斜視図を示す。ルーフ100を補強するためのルーフリインフォース110が、ルーフ100の車両前後方向における中間部で車幅方向へ延びるようにルーフパネル101の下側に配設されている。具体的には、ルーフリインフォース110は細長い板状部材であり、左右の側壁のセンターピラー120の上端間に亘って車幅方向に沿って水平状に延出している。図中の符号Frは車両前方を、Upは車両上方を、LHは車幅方向における左方を示す。
図7は図6のA−A線断面図である。ルーフリインフォース110の端部111にはガセット130が結合されている。このガセット130は、ルーフリインフォース110よりも車幅外側に配置されたルーフサイドレール140にも結合されている。
ルーフサイドレール140は、ルーフパネル101の左右の縁部101Aに固定され、この縁部101Aに沿ってそれぞれ車両前後方向に延びている。図の151はボディの外板パネルを構成するサイドメンバアウタパネルであり、152はセンターピラーリインフォースである。ルーフサイドレール140は、ルーフサイドレールアウタパネル141とルーフサイドレールインナパネル142とから成り、各パネルのフランジが接合されて閉断面Sが構成されている。
ルーフサイドレール140は、ルーフパネル101の左右の縁部101Aに固定され、この縁部101Aに沿ってそれぞれ車両前後方向に延びている。図の151はボディの外板パネルを構成するサイドメンバアウタパネルであり、152はセンターピラーリインフォースである。ルーフサイドレール140は、ルーフサイドレールアウタパネル141とルーフサイドレールインナパネル142とから成り、各パネルのフランジが接合されて閉断面Sが構成されている。
ガセット130は、ルーフサイドレール140の傾斜した面142Aに固定される傾斜部131と、この傾斜部131の上端から車幅方向へ向けて水平状に延出しルーフリインフォース110の端部111に固定される水平部132と、から構成されている。傾斜部131と水平部132とには、ボルト挿通用の穴131A,132Aが形成されており、これらの穴131A,132Aに対応した穴142B,111Aがルーフサイドレールインナパネル142とルーフリインフォース110の端部111にも形成されている。ナット152を穴に通したボルト151に螺合させることで、ガセット130がルーフサイドレール140とルーフリインフォース110とに固定される。
このようなガセット130は、ルーフリインフォース110を補強するだけでなく、他の車両が側面衝突した場合、その衝撃をセンターピラー120,ルーフサイドレール140からルーフリインフォース110へ伝達する役割を果たしている。
このようにルーフサイドレールとルーフリインフォースとの間で両者を繋ぐようにガセットを設けた自動車の車体構造が特許文献1に開示されている。
特開2005−59649号公報
ところで、図7に示す構造では、ガセット130がその両端部をボルト締結によってルーフサイドレール140とルーフリインフォース110とに結合されているため、側面衝突時にセンターピラー120側から伝達される力によってルーフリインフォース110には車幅方向の圧縮入力F1が作用する他に、ルーフリインフォースを曲げようとする曲げ入力F2、即ち曲げモーメントが作用する。特に、ルーフリインフォース110の曲げ入力F2による変形を低減させるためには、ルーフリインフォース110を厚くするなどの耐力の増強が考えられるが、製造コストや車体重量が増加するとの問題がある。
本発明は上記問題を解決するために創作されたものであり、製造コストや車体重量を増加させることなく、側面衝突時にルーフリインフォースに作用する曲げ入力を低減できる、自動車の車体構造を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明は、ルーフパネルにおける前後方向の中間部で車幅方向に延びたルーフセンターリインフォースと、ルーフパネルの左右の縁部に固定され、この縁部に沿ってそれぞれ車両前後方向に伸びたルーフサイドレールと、上記縁部の下側に設けられ、一端部がルーフサイドレールに固定され他端部がルーフセンターリインフォースの端部に固定されたガセットと、を備えた自動車の車体構造であって、ルーフサイドレールにおけるガセット取付面は車両外側にいくにつれて下がった傾斜面を成し、ルーフセンターリインフォースの端部におけるガセット取付面は水平面を成し、ガセットは、傾斜面に固定される傾斜部と、この傾斜部の車幅方向内側に設けられ水平面に固定される水平部と、を備え、傾斜部と水平部とが、水平部より低い位置に設けられた段部を介して連成されていることを特徴としている。
本発明の自動車の車体構造において、好ましくは、水平部に、断面凹型のビードが車幅方向に沿って筋状に形成されている。
本発明の自動車の車体構造において、好ましくは、水平部に、断面凹型のビードが車幅方向に沿って筋状に形成されている。
本発明によれば、他の車両が側面衝突した際、その衝撃がセンターピラー及びルーフサイドレールからガセットへ伝わると、その衝撃によって段部に応力が集中する。これにより、ガセットは、コーナー部を境に、傾斜部側が下方へ折れ曲がる。
このように、側面衝突時の衝撃によってガセットが折れ曲がるので、ルーフセンターリインフォースへ伝達する衝撃を低減できる。これにより、側面衝突時の衝撃によってルーフセンターリインフォースが曲がることを確実に防止できる。これにより、乗員の生存空間を確保できる。
このように、側面衝突時の衝撃によってガセットが折れ曲がるので、ルーフセンターリインフォースへ伝達する衝撃を低減できる。これにより、側面衝突時の衝撃によってルーフセンターリインフォースが曲がることを確実に防止できる。これにより、乗員の生存空間を確保できる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。図中の符号Upは車両上方を、LHは車幅方向における左方を示す。
本実施形態の車体構造1は、センターピラーとルーフサイドレールとが接合する部位周辺の構造に関するものである。図1は車体構造1を示す断面図であり、図6に示す車体を例にすると、車体の骨格を成すセンターピラーとルーフサイドレールとが接合する車両側部における上縁で車両の前後方向中間の領域α周辺の車幅方向に沿った鉛直断面を示している。
本実施形態の車体構造1は、センターピラーとルーフサイドレールとが接合する部位周辺の構造に関するものである。図1は車体構造1を示す断面図であり、図6に示す車体を例にすると、車体の骨格を成すセンターピラーとルーフサイドレールとが接合する車両側部における上縁で車両の前後方向中間の領域α周辺の車幅方向に沿った鉛直断面を示している。
車体構造1は、図1に示すように、ルーフパネル10における前後方向の中間部で車幅方向に延びたルーフセンターリインフォース20と、ルーフパネル10の左右の縁部11に固定され、縁部11に沿ってそれぞれ車両前後方向に伸びたルーフサイドレール30と、このルーフサイドレール30に上端部を連結されたセンターピラー40と、ルーフセンターリインフォース20の端部がルーフサイドレール30に近接する縁部11の下側で一端部がルーフサイドレール30に固定され他端部がルーフセンターリインフォース20の端部に固定されたガセット50と、を備えている。
ルーフパネル10は、車体上面の外壁を成すパネル部材である。このルーフパネル10の左右の縁部11には、下方へ垂下した壁部11Aと、この壁部11Aの下端から車幅方向外側へ水平状に突出したフランジ11Bと、が形成されている。
このルーフパネル10を補強するルーフセンターリインフォース20は、本実施形態では上下に間隔を置いて2つ設けられており、上側のルーフセンターリインフォース21は下側のルーフセンターリインフォース22よりも、車幅方向へ短く形成されている。
このルーフパネル10を補強するルーフセンターリインフォース20は、本実施形態では上下に間隔を置いて2つ設けられており、上側のルーフセンターリインフォース21は下側のルーフセンターリインフォース22よりも、車幅方向へ短く形成されている。
ルーフサイドレール30は、ルーフサイドレールアウタパネル31とルーフサイドレールインナパネル32とから成り、各パネル31,32のフランジ31A,31B,32A,32Bが接合されて閉断面Sが構成されている。具体的には、図1に示すように、ルーフサイドレールアウタパネル31は鉛直断面形状がハット型を成し、車幅方向外側であってやや上方へ向けて凸になるように車体に配設されている。また、ルーフサイドレールインナパネル32は、ルーフサイドレールアウタパネル31における二つのフランジ31A,31B間の開口を塞ぐよう、フランジ31A,31Bに掛け渡されてルーフサイドレールアウタパネルに接合されている。このルーフサイドレールインナパネル32は平板状のパネル部材であり、車両外側にいくにつれて下がるよう傾けて配設されている。
センターピラー40は、車体外側面を構成するサイドメンバアウタパネル41と、センターピラーインナパネル42と、センターピラーアウタリインフォース43と、から構成されている。
サイドメンバアウタパネル41の上端部にはフランジ41Aが形成されている。このフランジ41Aは、ルーフパネル10のフランジ11Bの下面に密着した上側のルーフセンターリインフォース21の端部21Aの下面に当てられる。さらに、このフランジ41Aの下面に、ルーフサイドレール30のフランジ31A,32Aが当てられている。これらのフランジ11B,21A,31A,32A,41Aはスポット溶接によって結合されている。
センターピラーインナパネル42の上端部のフランジ42Aは、ルーフサイドレール30の下側の二つのフランジ31B,32Bに挟持されている。これらのフランジ31B,32B,42Aはスポット溶接によって結合されている。
センターピラーアウタリインフォース43の上端部43Aは、ルーフサイドレールアウタパネル31のハット型断面の頂部を成す外側傾斜部31Cにスポット溶接によって結合されている。
センターピラーインナパネル42の上端部のフランジ42Aは、ルーフサイドレール30の下側の二つのフランジ31B,32Bに挟持されている。これらのフランジ31B,32B,42Aはスポット溶接によって結合されている。
センターピラーアウタリインフォース43の上端部43Aは、ルーフサイドレールアウタパネル31のハット型断面の頂部を成す外側傾斜部31Cにスポット溶接によって結合されている。
ガセット50は、図1に示すように、ルーフサイドレールインナパネル32の傾斜面に固定される傾斜部51と、この傾斜部51の車幅方向内側に設けられ、ルーフセンターリインフォース22の水平状の面に固定される水平部52と、を備えている。
さらに、本実施形態では、傾斜部51と水平部52とが、水平部52より低い位置に設けられた段部53を介して連成されていることを特徴としている。即ち、水平部52の車幅方向外側に段部53が設けられ、この段部53の車幅方向外側に傾斜部51が設けられている。
段部53は、傾斜部51の上端から車幅方向内側へ水平状に延出した棚部53Aと、この棚部53Aの車両内側の縁、即ち後述のコーナー部53Cから棚部53Aより高い位置に設けられる水平部52の車幅方向外側の縁までを連結する連結部53Bと、から構成されている。
このように、ガセット50は、一枚のパネル材からプレス等によって成形され、傾斜部51、水平部52、段部53は一体で構成される。
さらに、本実施形態では、傾斜部51と水平部52とが、水平部52より低い位置に設けられた段部53を介して連成されていることを特徴としている。即ち、水平部52の車幅方向外側に段部53が設けられ、この段部53の車幅方向外側に傾斜部51が設けられている。
段部53は、傾斜部51の上端から車幅方向内側へ水平状に延出した棚部53Aと、この棚部53Aの車両内側の縁、即ち後述のコーナー部53Cから棚部53Aより高い位置に設けられる水平部52の車幅方向外側の縁までを連結する連結部53Bと、から構成されている。
このように、ガセット50は、一枚のパネル材からプレス等によって成形され、傾斜部51、水平部52、段部53は一体で構成される。
ガセット50の傾斜部51と水平部52とには、ボルト挿通用の穴51A,52Aが形成されている。これらの穴51A,52Aに対応して、下側のルーフセンターリインフォース22とルーフサイドレールアウタパネル31とにも穴32C,22Aが形成されている。これらの穴32C,22Aに通したボルト91にナット92が螺合されて、ガセット50が車体に取り付けられている。
ガセット50が車体に取り付けられた状態で、ルーフパネル10のフランジ11Bの下方領域に、ガセット50の段部53、具体的には、段部53を構成する棚部53Aと連結部53Bとが成すコーナー部53Cが配設される。
また、ガセット50は、その車幅方向内側における水平部52を、ルーフサイドレール30及びサイドメンバアウタパネル41が結合されるルーフパネル10の縁部11の位置より車幅方向内側へ間隙Dを介して離れた位置で、下側のルーフセンターリインフォース22の端部に結合させて、車体に配設されている。
ガセット50が車体に取り付けられた状態で、ルーフパネル10のフランジ11Bの下方領域に、ガセット50の段部53、具体的には、段部53を構成する棚部53Aと連結部53Bとが成すコーナー部53Cが配設される。
また、ガセット50は、その車幅方向内側における水平部52を、ルーフサイドレール30及びサイドメンバアウタパネル41が結合されるルーフパネル10の縁部11の位置より車幅方向内側へ間隙Dを介して離れた位置で、下側のルーフセンターリインフォース22の端部に結合させて、車体に配設されている。
車体構造1は以上のように構成され、他の車両が側面衝突した際、その衝撃がセンターピラー40及びルーフサイドレール30からガセット50へ伝わると、その衝撃によって、段部53に応力が集中する。これにより、ガセット50はコーナー部53Cを境に傾斜部51側が下方へ折れ曲がる。
このように、側面衝突時の衝撃によってガセット50が折れ曲がるので、ルーフセンターリインフォース22へ伝達する衝撃を低減できる。これにより、側面衝突時の衝撃によってルーフセンターリインフォース22が曲がることを確実に防止できる。よって、乗員の生存空間を確保することができる。
図2は、本発明の実施例に係るガセット60を示す斜視図である。ガセット60は、一枚のパネル状部材を略L字状に折り曲げて形成されたベース部61と、このベース部61の縦壁部61Aの車両前後方向中間領域A1を車幅方向外側へ張り出して成る傾斜部61Bと、この傾斜部61Bの上端に形成した段部61Cと、この段部61Cの車幅方向内側で車幅方向に沿って筋状に形成されたビード部61Dと、から構成されている。
なお、ビード部61Dの幅W1は傾斜部及び段部の幅W2よりも狭く設定されており、このビード部61Dの両端に水平部61Eが形成されている。この水平部61Eには、ボルトを挿通させるための穴61Fが開設されている。傾斜部61Bにもボルト挿通用の穴61Gが形成されている。よって、これらの穴61F,61Gと、ルーフセンターリインフォース22及びルーフサイドレールインナパネル32に設けられた穴32C,22Aにボルト91が通され、ナット92が螺合されて、ガセット60は車体に取り付けられる。なお、ビード部61Dの底部61Hは、段部61Cよりも高い位置に形成されている。
なお、ビード部61Dの幅W1は傾斜部及び段部の幅W2よりも狭く設定されており、このビード部61Dの両端に水平部61Eが形成されている。この水平部61Eには、ボルトを挿通させるための穴61Fが開設されている。傾斜部61Bにもボルト挿通用の穴61Gが形成されている。よって、これらの穴61F,61Gと、ルーフセンターリインフォース22及びルーフサイドレールインナパネル32に設けられた穴32C,22Aにボルト91が通され、ナット92が螺合されて、ガセット60は車体に取り付けられる。なお、ビード部61Dの底部61Hは、段部61Cよりも高い位置に形成されている。
このように構成されたガセット60を備えた車両に、車両が側面衝突した場合には、図3に示すように、その衝撃によって、二点鎖線で示す衝突前のガセット60は実線で示すように、段部61Cの奥側のコーナー部61Jを中心に下方へ折れ曲がる。なお、図3では、ガセット60とルーフサイドレールインナパネル32とを表示し、他の構成部材の表示を省略している。
このようなガセット60によれば、図4に示すように、ルーフセンターリインフォース22に作用する曲げ入力、即ち曲げモーメントを約48%低減できる。なお、ガセット60が、ルーフセンターリインフォース22を車幅方向へ圧縮させようとする圧縮入力、即ちルーフセンターリインフォース22に作用する車幅方向に沿った荷重は図5に示すように従来のガセットと同様となり、圧縮入力によるルーフセンターリインフォース22の変形量を従来技術のガセットで確保されていた変形量と同等にすることができる。
このようなガセット60によれば、図4に示すように、ルーフセンターリインフォース22に作用する曲げ入力、即ち曲げモーメントを約48%低減できる。なお、ガセット60が、ルーフセンターリインフォース22を車幅方向へ圧縮させようとする圧縮入力、即ちルーフセンターリインフォース22に作用する車幅方向に沿った荷重は図5に示すように従来のガセットと同様となり、圧縮入力によるルーフセンターリインフォース22の変形量を従来技術のガセットで確保されていた変形量と同等にすることができる。
このように実施例に係るガセット60を備えた車体構造によれば、ルーフセンターリインフォース22の耐力を増加させずに、従来のガセットを備えた車体構造と同様の圧縮入力に対する効果を保持しつつ、ルーフセンターリインフォース22に作用する曲げ入力を低減できる。
また、実施例では、段部61Cの奥側にビード部61Dが備えられてガセット60の奥側領域が剛性高く形成されているため、側面衝突時の衝撃によってガセット60が段部61Cの奥側のコーナー部61Jを中心として容易に折れ曲がりやすく形成されている。
以上説明したが、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において様々な形態で実施をすることができる。
以上説明したが、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において様々な形態で実施をすることができる。
1 車体構造
A1 車両前後方向中間領域
W1 幅
W2 幅
10 ルーフパネル
11 縁部
11A 壁部
11B フランジ
20 ルーフセンターリインフォース
21 ルーフセンターリインフォース
21A 端部
22 ルーフセンターリインフォース
30 ルーフサイドレール
31 ルーフサイドレールアウタパネル
31 パネル
31A フランジ
31B フランジ
31C 外側傾斜部
32 ルーフサイドレールインナパネル
32C 穴
40 センターピラー
41 サイドメンバアウタパネル
41A フランジ
42 センターピラーインナパネル
42A フランジ
43 センターピラーアウタリインフォース
43A 上端部
50 ガセット
51 傾斜部
51A 穴
52 水平部
53 段部
53A 棚部
53B 連結部
53C コーナー部
60 ガセット
61 ベース部
61A 縦壁部
61B 傾斜部
61C 段部
61D ビード部
61E 水平部
61F 穴
61G 穴
61H 底部
61J コーナー部
91 ボルト
92 ナット
100 ルーフ
101 ルーフパネル
101A 縁部
110 ルーフリインフォース
111 端部
120 センターピラー
130 ガセット
131 傾斜部
131A 穴
132 水平部
140 ルーフサイドレール
141 ルーフサイドレールアウタパネル
142 ルーフサイドレールインナパネル
142A 面
142B 穴
151 ボルト
152 ナット
D 間隙
S 閉断面
A1 車両前後方向中間領域
W1 幅
W2 幅
10 ルーフパネル
11 縁部
11A 壁部
11B フランジ
20 ルーフセンターリインフォース
21 ルーフセンターリインフォース
21A 端部
22 ルーフセンターリインフォース
30 ルーフサイドレール
31 ルーフサイドレールアウタパネル
31 パネル
31A フランジ
31B フランジ
31C 外側傾斜部
32 ルーフサイドレールインナパネル
32C 穴
40 センターピラー
41 サイドメンバアウタパネル
41A フランジ
42 センターピラーインナパネル
42A フランジ
43 センターピラーアウタリインフォース
43A 上端部
50 ガセット
51 傾斜部
51A 穴
52 水平部
53 段部
53A 棚部
53B 連結部
53C コーナー部
60 ガセット
61 ベース部
61A 縦壁部
61B 傾斜部
61C 段部
61D ビード部
61E 水平部
61F 穴
61G 穴
61H 底部
61J コーナー部
91 ボルト
92 ナット
100 ルーフ
101 ルーフパネル
101A 縁部
110 ルーフリインフォース
111 端部
120 センターピラー
130 ガセット
131 傾斜部
131A 穴
132 水平部
140 ルーフサイドレール
141 ルーフサイドレールアウタパネル
142 ルーフサイドレールインナパネル
142A 面
142B 穴
151 ボルト
152 ナット
D 間隙
S 閉断面
Claims (2)
- ルーフパネルにおける前後方向の中間部で車幅方向に延びたルーフセンターリインフォースと、
上記ルーフパネルの左右の縁部に固定され、該縁部に沿ってそれぞれ車両前後方向に伸びたルーフサイドレールと、
上記縁部の下側に設けられ、一端部が上記ルーフサイドレールに固定され他端部が上記ルーフセンターリインフォースの端部に固定されたガセットと、を備えた自動車の車体構造であって、
上記ルーフサイドレールにおけるガセット取付面は車両外側にいくにつれて下がった傾斜面を成し、
上記ルーフセンターリインフォースの端部におけるガセット取付面は水平面をなし、
上記ガセットは、上記傾斜面に固定される傾斜部と、この傾斜部の車幅方向内側に設けられ上記水平面に固定される水平部と、を備え、
上記傾斜部と上記水平部とが、上記水平部より低い位置に設けられた段部を介して連成されていることを特徴とする、自動車の車体構造。 - 前記水平部に、断面凹型のビードが車幅方向に沿って形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の自動車の車体構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007240264A JP2009067328A (ja) | 2007-09-14 | 2007-09-14 | 自動車の車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007240264A JP2009067328A (ja) | 2007-09-14 | 2007-09-14 | 自動車の車体構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009067328A true JP2009067328A (ja) | 2009-04-02 |
Family
ID=40604030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007240264A Pending JP2009067328A (ja) | 2007-09-14 | 2007-09-14 | 自動車の車体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009067328A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010254225A (ja) * | 2009-04-28 | 2010-11-11 | Kanto Auto Works Ltd | 車体の側突変形抑制構造 |
JP2012071698A (ja) * | 2010-09-29 | 2012-04-12 | Mazda Motor Corp | ルーフサイドレール |
DE102013020442A1 (de) | 2012-12-26 | 2014-06-26 | Mazda Motor Corporation | Obere Fahrzeugkarosseriestruktur eines Fahrzeugs und Verfahren zum Bereitstellen derselben |
JP2014125039A (ja) * | 2012-12-26 | 2014-07-07 | Mazda Motor Corp | 車両の上部車体構造 |
WO2014185258A1 (ja) * | 2013-05-16 | 2014-11-20 | 本田技研工業株式会社 | 車体上部構造 |
CN107922008A (zh) * | 2015-08-17 | 2018-04-17 | 马自达汽车株式会社 | 车辆的车身结构 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001233243A (ja) * | 2000-02-22 | 2001-08-28 | Mitsubishi Automob Eng Co Ltd | 車両のルーフ構造 |
JP2003059649A (ja) * | 2001-08-13 | 2003-02-28 | Pioneer Electronic Corp | 静電誘導駆動型有機エレクトロルミネッセンス表示パネル |
JP2006192998A (ja) * | 2005-01-12 | 2006-07-27 | Toyota Motor Corp | 車体上部構造 |
JP2006193037A (ja) * | 2005-01-13 | 2006-07-27 | Toyota Motor Corp | 車体上部構造 |
-
2007
- 2007-09-14 JP JP2007240264A patent/JP2009067328A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001233243A (ja) * | 2000-02-22 | 2001-08-28 | Mitsubishi Automob Eng Co Ltd | 車両のルーフ構造 |
JP2003059649A (ja) * | 2001-08-13 | 2003-02-28 | Pioneer Electronic Corp | 静電誘導駆動型有機エレクトロルミネッセンス表示パネル |
JP2006192998A (ja) * | 2005-01-12 | 2006-07-27 | Toyota Motor Corp | 車体上部構造 |
JP2006193037A (ja) * | 2005-01-13 | 2006-07-27 | Toyota Motor Corp | 車体上部構造 |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010254225A (ja) * | 2009-04-28 | 2010-11-11 | Kanto Auto Works Ltd | 車体の側突変形抑制構造 |
JP2012071698A (ja) * | 2010-09-29 | 2012-04-12 | Mazda Motor Corp | ルーフサイドレール |
DE102013020442A1 (de) | 2012-12-26 | 2014-06-26 | Mazda Motor Corporation | Obere Fahrzeugkarosseriestruktur eines Fahrzeugs und Verfahren zum Bereitstellen derselben |
JP2014125040A (ja) * | 2012-12-26 | 2014-07-07 | Mazda Motor Corp | 車両の上部車体構造 |
JP2014125039A (ja) * | 2012-12-26 | 2014-07-07 | Mazda Motor Corp | 車両の上部車体構造 |
US9079618B2 (en) | 2012-12-26 | 2015-07-14 | Mazda Motor Corporation | Upper vehicle-body structure of vehicle |
DE102013020442B4 (de) | 2012-12-26 | 2019-05-29 | Mazda Motor Corporation | Karosseriestruktur für ein Kraftfahrzeug |
WO2014185258A1 (ja) * | 2013-05-16 | 2014-11-20 | 本田技研工業株式会社 | 車体上部構造 |
JP6022682B2 (ja) * | 2013-05-16 | 2016-11-09 | 本田技研工業株式会社 | 車体上部構造 |
CN107922008A (zh) * | 2015-08-17 | 2018-04-17 | 马自达汽车株式会社 | 车辆的车身结构 |
CN107922008B (zh) * | 2015-08-17 | 2021-03-30 | 马自达汽车株式会社 | 车辆的车身结构 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9908561B2 (en) | Rear body structure for automobiles | |
US9688311B2 (en) | Vehicle body front portion structure | |
US8011721B2 (en) | Vehicular side body structure | |
JP5927187B2 (ja) | 自動車の中柱補強体 | |
US20090146457A1 (en) | Vehicle body lower structure | |
JP5120409B2 (ja) | 車両用センターピラー | |
US8979173B2 (en) | Vehicle body floor structure for automobile | |
CN102632927B (zh) | 车体后部构造 | |
EP2471697A1 (en) | Upper vehicle body structure of automobile | |
JP2009120140A (ja) | 自動車のルーフ構造 | |
JP2009137467A (ja) | 自動車のピラー構造 | |
JP2009067328A (ja) | 自動車の車体構造 | |
JP2009214561A (ja) | 自動車の車体構造 | |
JP2008018735A (ja) | 車体後部構造 | |
JP4682561B2 (ja) | 車両の後部車体構造 | |
JP4682560B2 (ja) | 車両の後部車体構造 | |
CN108454702B (zh) | 车辆的侧部车体构造 | |
JP2018167665A (ja) | 車両用フード、車両用フードのインナパネルに装着されるストライカアッシー、および車両用フードの製造方法 | |
JP2003002236A (ja) | 自動車の車体上部構造 | |
JP2009061982A (ja) | バックドア開口部のボディ構造 | |
JP2014104836A (ja) | 車体側部構造 | |
JP6634068B2 (ja) | 車体前部構造 | |
JP2017144884A (ja) | キャブの後面部構造 | |
KR101982863B1 (ko) | 차량의 프런트루프레일과 프런트필러인너의 연결구조 및 방법 | |
JP2006193037A (ja) | 車体上部構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100330 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100406 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20100914 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |