JP6634068B2 - 車体前部構造 - Google Patents
車体前部構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6634068B2 JP6634068B2 JP2017249934A JP2017249934A JP6634068B2 JP 6634068 B2 JP6634068 B2 JP 6634068B2 JP 2017249934 A JP2017249934 A JP 2017249934A JP 2017249934 A JP2017249934 A JP 2017249934A JP 6634068 B2 JP6634068 B2 JP 6634068B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- wall portion
- vehicle
- side panel
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 54
- 239000003351 stiffener Substances 0.000 claims description 40
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 13
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
- B62D25/02—Side panels
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
- B62D25/04—Door pillars ; windshield pillars
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
- B62D25/08—Front or rear portions
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
フロントピラー2は、車室の前端部の左右隅部の一方(本実施形態では、右)において、上方へいくにしたがって後方へいくように斜めに延設されており、水平面において閉断面形状を呈する車体骨格部である。フロントピラー2は、車室前面に形成されてウィンドシールドが設けられる開口部4における、左右一対の縦枠部の一方(本実施形態では、右の縦枠部)を構成する。また、フロントピラー2は、車室側面に形成されてフロントサイドドアが開閉可能に設けられる開口部5における、前後一対の縦枠部の一方(前の縦枠部)を構成する。
ルーフサイドレール3は、フロントピラー2の上端部から後方へ延設されており、前額面(左右方向及び上下方向を含み、前後方向に直交する平面)において閉断面形状を呈する車体骨格部である。ルーフサイドレール3は、車室側面に形成されてフロントサイドドアが開閉可能に設けられる開口部5における上枠部を構成する。
サイドパネルアウタ10は、フロントピラー2の上部及びルーフサイドレール3の前部の車幅方向外部を構成する金属製部材である。サイドパネルアウタ10は、外壁部11と、外壁部11の一縁部から車両内方へ延設される第一の内延壁部12と、第一の内延壁部12の先端部から延設される第一のアウタフランジ13と、外壁部11の他縁部から車両内方へ延設される第二の内延壁部14と、第二の内延壁部14の先端部から延設される第二のアウタフランジ15と、を一体に備える。
サイドパネルインナ20は、フロントピラー2の上部及びルーフサイドレール3の前部の車幅方向内部を構成する金属製部材である。サイドパネルインナ20は、内壁部21と、内壁部21の一縁部から車両外方へ延設される第一の外延壁部22と、第一の外延壁部22の先端部から延設される第一のインナフランジ23と、内壁部21の他縁部から車両外方へ延設される第二の外延壁部24と、第二の外延壁部24の先端部から延設される第二のインナフランジ25と、を一体に備える。
スティフナ30は、サイドパネルアウタ10とサイドパネルインナ20との間に設けられる金属製部材である。スティフナ30は、サイドパネルアウタ10とサイドパネルインナ20とによって構成された閉断面を車幅方向に並ぶ2つの閉断面に区分けすることによって、フロントピラー2及びルーフサイドレール3の強度を向上するための部材である。スティフナ30の下端部(前端部)は、切欠部20aの下端部(前端部)よりも下方(前方)に配置されており、スティフナ30の後端部は、切欠部20aの後端部よりも後方であって切欠部10aの後端部と略同位置に配置されている。スティフナ30は、中壁部31と、中壁部31の一縁部から車両内方へ延設される第一の内延壁部32と、第一の内延壁部32の先端部から延設される第一のスティフナフランジ33と、中壁部31の他縁部から車両内方へ延設される第二の内延壁部34と、第二の内延壁部34の先端部から延設される第二のスティフナフランジ35と、を一体に備える。
補強部材40は、切欠部20aを塞ぐようにサイドパネルインナ20に設けられることによって、サイドパネルインナ20を補強する金属製部材である。車両の前突荷重に対して、補強部材40の剛性(すなわち、長手方向の圧縮に対する強度)は、サイドパネルインナ20の剛性よりも大きい。補強部材40は、内壁部41と、内壁部41の一縁部から車両外方へ延設される外延壁部42と、外延壁部42の先端部から延設される補強フランジ43と、を一体に備える。
図3に示すように、内装部材50は、フロントピラー2を車室内方から覆う樹脂製部材である。内装部材50は、車両外方に向けて開口する略U字形状を呈する本体部51と、本体部51の略U字形状内に設けられる台座部52と、を一体に備える。また、内装部材50は、台座部52に取り付けられるクリップ53を備える。
続いて、サイドパネルアウタ10、スティフナ30、サイドパネルインナ20及び補強部材40の接合構造について、前側から順に説明する。
内壁部41のフロントピラー2部位には、内装部材50が取り付けられる取付部41aが形成されている。取付部41aは、車両内方に突出してサイドパネルインナ20の内壁部21(凹部21a)から離間する凸部である。すなわち、補強部材40における取付部41a形成部位は、取付部41aが凹部21aから離間して凹部21aに接合されていないため、補強フランジ43のみがアウタフランジ13に接合された片持ち構造を呈する。内装部材50のクリップ53は、取付部41aに形成された孔部に車室内方から挿入され、当該孔部の周縁部に嵌合されている。ここで、取付部41aは、深絞り等によって、内壁部21(凹部21a)から車両内方に突出している。これは、スティフナ30の中壁部31又は第一の内延壁部32(スティフナ30が無い場合は、サイドパネルアウタ10の外壁部11又は第一の内延壁部12)との間にクリップ53のためのクリアランスを確保するためである。また、補強部材40に形成された取付部41aは、サイドパネルインナ20の内壁部21に深絞り等によって車両内方に突出する取付部を形成する場合と比較して、成形性を向上する。
したがって、車体前部構造1は、補強部材40によって、車両前突時に応力が集中するコーナー部Xの開口部5側のフランジを直接かつ効率的に補強することができる。また、車体前部構造1は、補強フランジ43が第一のインナフランジ23ではなく第一のアウタフランジ13に接合されるので、生産性を向上することができる。
したがって、車体前部構造1は、サイドパネルアウタ10及びサイドパネルインナ20によって構成される閉断面内にスティフナ30が設けられている場合において、4枚の部材が重なることを防止することができる。すなわち、車体前部構造1は、最大で3枚の部材が重なった部位で接合を行うこととなり、生産性を向上することができる。
したがって、車体前部構造1は、補強部材40の稜線L1によってコーナー部Wの曲げ変形を好適に抑制することができる。
したがって、車体前部構造1は、補強部材40に凹部を形成して当該補強部材40をサイドパネルインナ20の車両外方に接合する場合と比較して、補強部材40の幅方向寸法(フロントピラー2部位で前後方向、ルーフサイドレール3部位で上下方向)及びフロントピラー2及びルーフサイドレール3の車幅方向寸法を小さくすることができる。すなわち、車体前部構造1は、補強部材40を軽量化することができるとともに、車室空間を好適に確保することができる。
したがって、車体前部構造1は、サイドパネルインナ20に取付部を形成する場合と比較して、成形性を向上することができるとともに、内装部材50の組付剛性を向上することができる。
2 フロントピラー
3 ルーフサイドレール
5 開口部
10 サイドパネルアウタ
13 (第一の)アウタフランジ
20 サイドパネルインナ
20a 切欠部
21a 凹部
23 (第一の)インナフランジ
30 スティフナ
33 (第一の)スティフナフランジ
40 補強部材
41 内壁部
41a 取付部
42 内延壁部(補強フランジを基準とした場合、外延壁部)
43 補強フランジ
50 内装部材
L1 稜線
X コーナー部
Claims (4)
- サイドパネルアウタと、
前記サイドパネルアウタの車両内方に設けられるサイドパネルインナと、
前記サイドパネルインナを補強する補強部材と、
を備え、
前記サイドパネルアウタ及び前記サイドパネルインナは、車体側面に形成される開口部における前側の縦枠部であるフロントピラーと、前記開口部における上枠部であるルーフサイドレールと、を構成し、
前記サイドパネルアウタは、前記フロントピラーから前記ルーフサイドレールにわたって連続して前記開口部側に延設されるアウタフランジを備え、
前記サイドパネルインナは、前記アウタフランジに接合されるインナフランジを備え、
前記インナフランジには、前記フロントピラーから前記ルーフサイドレールにわたって連続する切欠部が形成されており、
前記補強部材は、
前記フロントピラーから前記ルーフサイドレールにわたって連続して延設されて前記切欠部を介して前記アウタフランジに接合される補強フランジと、
前記補強フランジから車両内方へ延設される内延壁部と、
前記内延壁部から前記補強フランジとは反対方向へ延設される内壁部と、
を備え、
前記サイドパネルインナは、前記切欠部の縁部において車両外方に凹む凹部を備え、
前記内壁部は、前記凹部の車両内側面に接合されている
ことを特徴とする車体前部構造。 - 前記内延壁部と前記内壁部との間の稜線は、前記フロントピラーから前記ルーフサイドレールにわたって連続する
ことを特徴とする請求項1に記載の車体前部構造。 - 前記サイドパネルアウタと前記サイドパネルインナとの間に設けられるスティフナを備え、
前記スティフナは、前記フロントピラーから前記ルーフサイドレールにわたって連続して前記開口部側に延設されるスティフナフランジを備え、
前記切欠部が形成された部位では、前記アウタフランジ、前記スティフナフランジ及び前記補強フランジが互いに接合されており、
前記切欠部が形成されていない部位では、前記アウタフランジ、前記スティフナフランジ及び前記インナフランジが互いに接合されている
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車体前部構造。 - 前記内壁部は、内装部材が取り付けられる取付部を備える
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の車体前部構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017249934A JP6634068B2 (ja) | 2017-12-26 | 2017-12-26 | 車体前部構造 |
CN201811591728.0A CN109987142B (zh) | 2017-12-26 | 2018-12-25 | 车身前部构造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017249934A JP6634068B2 (ja) | 2017-12-26 | 2017-12-26 | 車体前部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019116123A JP2019116123A (ja) | 2019-07-18 |
JP6634068B2 true JP6634068B2 (ja) | 2020-01-22 |
Family
ID=67129157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017249934A Expired - Fee Related JP6634068B2 (ja) | 2017-12-26 | 2017-12-26 | 車体前部構造 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6634068B2 (ja) |
CN (1) | CN109987142B (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7363459B2 (ja) * | 2019-12-20 | 2023-10-18 | マツダ株式会社 | 車両の車体構造 |
JP7401481B2 (ja) * | 2021-04-09 | 2023-12-19 | トヨタ自動車株式会社 | 車両 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3381456B2 (ja) * | 1995-05-23 | 2003-02-24 | 日産自動車株式会社 | 自動車用ピラーガーニッシュ支持構造 |
JP3716675B2 (ja) * | 1999-07-12 | 2005-11-16 | 日産自動車株式会社 | ピラー構造 |
KR100412906B1 (ko) * | 2002-02-06 | 2003-12-31 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 프런트필러패널어셈블리 구조 |
US8678484B2 (en) * | 2009-08-26 | 2014-03-25 | Honda Motor Co., Ltd. | Upper vehicle body structure of automobile |
EP3085605B1 (en) * | 2015-04-24 | 2018-11-21 | Volvo Car Corporation | Reinforcement structure |
-
2017
- 2017-12-26 JP JP2017249934A patent/JP6634068B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2018
- 2018-12-25 CN CN201811591728.0A patent/CN109987142B/zh active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019116123A (ja) | 2019-07-18 |
CN109987142B (zh) | 2021-09-21 |
CN109987142A (zh) | 2019-07-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5915814B2 (ja) | 自動車の車体側部構造 | |
JP6610576B2 (ja) | 車両骨格構造 | |
US20160031484A1 (en) | Front vehicle-body structure of vehicle | |
JP6507816B2 (ja) | 車両後部構造 | |
WO2015146902A1 (ja) | 車体側部構造 | |
WO2015146903A1 (ja) | 車体側部構造 | |
US9162711B2 (en) | Vehicle body side section structure | |
KR20150085089A (ko) | 차량용 후드 구조 | |
JP6181099B2 (ja) | 車体の後部構造 | |
JP7067334B2 (ja) | 車両後部構造 | |
JP6634068B2 (ja) | 車体前部構造 | |
JP2016107767A (ja) | 車両側部構造 | |
JP5848285B2 (ja) | 車両用ドア | |
JP6511076B2 (ja) | 車体構造 | |
JP2017001621A (ja) | 車両前部構造 | |
JP6237669B2 (ja) | 車両の上部車体構造 | |
CN109249884B (zh) | 车身结构 | |
US10501125B2 (en) | Vehicle body rear portion structure | |
JP6094364B2 (ja) | 車体前部構造 | |
JP2018039473A (ja) | 車体後部構造 | |
JP5515956B2 (ja) | 車両の上部車体構造 | |
JP6221164B2 (ja) | 車体構造 | |
JP6313808B2 (ja) | ドア構造 | |
JP6186755B2 (ja) | 車体構造 | |
JP4341558B2 (ja) | 車体構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180727 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190607 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190618 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190809 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191210 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191213 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6634068 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |