JP2009046137A - 運搬用木製パレット - Google Patents
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Abstract
【課題】運搬用木製パレットの軽量化および低コスト化を図る。
【解決手段】並列する複数の桁11と、この桁11とほぼ直交する方向に並列する複数の天板12および底板13とからなり、桁11を上下からの天板12と底板13とで挟み込み、固定して形成される運搬用木製パレット10において、天板12の下面に板長手方向に延びる補強リブ12aを連設し、底板13の上面に板長手方向に延びる補強リブ13aを連設し、桁11の上下面に板長手方向に並列する複数の嵌合溝11aを設け、天板12の補強リブ12aを桁11上面の嵌合溝11aにはめ込み、底板13の補強リブ13aを桁11下面の嵌合溝11aにはめ込んだのである。天板12と底板13はリブ12a、13aで補強されているため、その厚みを小さくでき、パレット10の軽量化および材料コストの低減が図られる。パレット10は間伐材から形成されているので、さらに低コストにでき、資源の有効利用にもなる。
【選択図】図1
【解決手段】並列する複数の桁11と、この桁11とほぼ直交する方向に並列する複数の天板12および底板13とからなり、桁11を上下からの天板12と底板13とで挟み込み、固定して形成される運搬用木製パレット10において、天板12の下面に板長手方向に延びる補強リブ12aを連設し、底板13の上面に板長手方向に延びる補強リブ13aを連設し、桁11の上下面に板長手方向に並列する複数の嵌合溝11aを設け、天板12の補強リブ12aを桁11上面の嵌合溝11aにはめ込み、底板13の補強リブ13aを桁11下面の嵌合溝11aにはめ込んだのである。天板12と底板13はリブ12a、13aで補強されているため、その厚みを小さくでき、パレット10の軽量化および材料コストの低減が図られる。パレット10は間伐材から形成されているので、さらに低コストにでき、資源の有効利用にもなる。
【選択図】図1
Description
この発明は、軽量の運搬用木製パレットに関し、また間伐材の有効利用を図った低コストの運搬用木製パレットに関する。
木製の運搬用パレットとして、図3のような、並列する複数の桁21と、この桁21とほぼ直交する方向に並列する複数の天板22および底板23とからなり、前記桁21を上下からの天板22と底板23とで挟み込み、交差部分を釘で固定して形成されたものが知られている(特許文献1参照)。
図示のように、パレット20の並列する桁21の間には、差込口24が形成されており、ここにフォークリフトのフォークを差し込むことで、天板22上に積載した運搬物とともにパレット20を運搬する。
図示のように、パレット20の並列する桁21の間には、差込口24が形成されており、ここにフォークリフトのフォークを差し込むことで、天板22上に積載した運搬物とともにパレット20を運搬する。
ところで、このような木製パレット20の天板22と底板23の強度を使用に耐えるものとするためには、木材は一般に曲げ強度が弱いので、その板厚を一定以上の大きさとする必要がある。
しかし、板厚が大きいと、それだけ天板22や底板23が重たくなるので、パレット20の軽量化を図ることができない。
そして、パレット20の重量が大きいと、輸送コストが嵩み、またフォークリフトで運搬する際にも落下等すると危険であるという不都合もある。
しかし、板厚が大きいと、それだけ天板22や底板23が重たくなるので、パレット20の軽量化を図ることができない。
そして、パレット20の重量が大きいと、輸送コストが嵩み、またフォークリフトで運搬する際にも落下等すると危険であるという不都合もある。
一方、パレットの低コスト化および資材の有効利用を図るため、その材料として間伐材を用いることも考えられる。
ところが、間伐材は曲げ強度が弱いため、そのままでパレットに用いても、実用に耐えなかった。
特開2001−328627号公報
ところが、間伐材は曲げ強度が弱いため、そのままでパレットに用いても、実用に耐えなかった。
そこで、この発明は、天板および底板の曲げ強度を上げることで、これらの板厚を小さくし、もって運搬用木製パレットの軽量化および低コスト化を図ることを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明の運搬用木製パレットにおいては、天板の下面に板長手方向に延びる補強リブを連設し、底板の上面に板長手方向に延びる補強リブを連設し、桁の上下面に板長手方向に並列する複数の嵌合溝を設け、天板の補強リブを桁上面の嵌合溝にはめ込み、底板の補強リブを桁下面の嵌合溝にはめ込んだのである。
このように、天板と底板に補強リブを連設したので、天板や底板の曲げ強度が向上する。
そのため、天板と底板の板厚を従来になく小さくでき、パレットの軽量化が図られる。
同様に、天板と底板の厚みを小さくして、用いる木材を減量できるため、パレットの材料コストを下げることもできる。
そのため、天板と底板の板厚を従来になく小さくでき、パレットの軽量化が図られる。
同様に、天板と底板の厚みを小さくして、用いる木材を減量できるため、パレットの材料コストを下げることもできる。
さらに、この補強リブは、貨物を積載する天板上面およびパレットが接地する底板下面には現れないため、パレット外面に段差が出来ず、使用時に邪魔になることはない。
また、天板および底板と桁とは、補強リブと嵌合溝とがはめ合わされた状態で固定されているため、従来の桁を単に上下から天板と底板で挟みこんで固定した場合に比べて構造的にも強くなっている。
また、補強リブと嵌合溝とのはめ合いにより、桁の倒れが防止されるため、桁の板厚も小さくすることが可能である。
また、天板および底板と桁とは、補強リブと嵌合溝とがはめ合わされた状態で固定されているため、従来の桁を単に上下から天板と底板で挟みこんで固定した場合に比べて構造的にも強くなっている。
また、補強リブと嵌合溝とのはめ合いにより、桁の倒れが防止されるため、桁の板厚も小さくすることが可能である。
さらにこの桁は、上桁と下桁とからなるものとし、これら上下桁をくの字型ヒンジで連結してもよい。
このようにすると、パレットの保管時には、運搬物や天板の重みでくの字型ヒンジが折れ曲がり、天板と底板が接近してパレットの高さが低くなるので省スペース化が図られる。
また使用時には、天板と底板の間にフォークリフトのフォークを差し込むと、フォークの厚みでくの字型ヒンジが伸び、天板と底板とが離反することで、パレットの奥までフォークを差し込むことができ、スムーズに運搬することができる。
このようにすると、パレットの保管時には、運搬物や天板の重みでくの字型ヒンジが折れ曲がり、天板と底板が接近してパレットの高さが低くなるので省スペース化が図られる。
また使用時には、天板と底板の間にフォークリフトのフォークを差し込むと、フォークの厚みでくの字型ヒンジが伸び、天板と底板とが離反することで、パレットの奥までフォークを差し込むことができ、スムーズに運搬することができる。
天板および底板および桁を、安価な間伐材から形成すると、さらに材料コストを抑えられることができ、また資源の有効利用も図られる。
ここで、間伐材は一般に品質、強度が劣り、大きな寸法が取れないため、本願のように補強リブで補強し、かつ寸法の小さな間伐材同士をリブを介して継ぎ足すことで、初めて実用に耐える天板や底板を形成することが可能となる。
ここで、間伐材は一般に品質、強度が劣り、大きな寸法が取れないため、本願のように補強リブで補強し、かつ寸法の小さな間伐材同士をリブを介して継ぎ足すことで、初めて実用に耐える天板や底板を形成することが可能となる。
天板と桁との交差部および上記底板と桁との交差部を、接着剤および釘によって固定するのが好ましい。
接着剤を用いることにより、固定に要する釘の量を減らすことができ、パーティクルボード等へと再生処理する際の釘の分別等が楽になる。
接着剤を用いることにより、固定に要する釘の量を減らすことができ、パーティクルボード等へと再生処理する際の釘の分別等が楽になる。
天板および底板の板厚(縦方向の厚み)は、軽量化を図りつつも、十分な曲げ強度を維持するためには、6mm〜30mmとするのが好ましく、さらには9mm〜12mmであるのがなお好ましい。
同様に、桁の板厚(横方向の厚み)は、軽量化を図りつつも、桁の倒れを防止するためには、15mm〜90mmとするのが好ましく、さらには15mm〜20mmとするのがなお好ましい。
パレットの重量は、軽量化とパレットの強度確保とのバランスから、5kg〜40kgとするのが好適であり、5kg〜10kgとするのがなお好適である。
天板および底板に板長手方向に延びる補強リブを設けたので、これらの板厚を小さくしてパレットの軽量化および低コスト化を図ることが可能となった。
図1に示す第一の実施形態の運搬用木製パレット10は、等間隔を置いて並列する3つの細長い桁11と、桁11の上方で桁11と直交する方向に等間隔をおいて並列する5つの細長い天板12と、桁11の下方で桁11と直行する方向に等間隔をおいて並列する5つの細長い底板13とからなる。
パレット10を使用する際には、天板12の上面に運搬物を積載し、桁11間に形成される差込口14に、フォークリフトのフォークを差し込むことで運搬を可能とする。
パレット10を使用する際には、天板12の上面に運搬物を積載し、桁11間に形成される差込口14に、フォークリフトのフォークを差し込むことで運搬を可能とする。
ここで桁11は、その板面が対向した状態で並列しており、天板12と底板13とは、天板12の板面と底板13の板面とが桁11を間に挟んで対向した状態で、それぞれ並列している。
これら、桁11と天板12と底板13とは、ヒノキ、マツ、スギなどの間伐材から形成されているため、通常の材木に比べて、材料コストは非常に安価になっており、資源の有効活用にもなる。
これら、桁11と天板12と底板13とは、ヒノキ、マツ、スギなどの間伐材から形成されているため、通常の材木に比べて、材料コストは非常に安価になっており、資源の有効活用にもなる。
図示のように、天板12の下面には、天板12の長さ方向に連続して延びる正四角柱状の補強リブ12aが連設されている。
この補強リブ12aは、中央の3つの天板12においては、下面の中央部に1つ連設され、両端の2つの天板12においては、下面の両側部に計2つ連設されている。
同様に、天板12と相似形の底板13の上面には、底板13の長さ方向に連続して延びる補強リブ12aと相似形の補強リブ13aが、中央の3つには上面の中央部に1つ、両端の2つには上面両側部に計2つそれぞれ連設されている。
以上からわかるように、天板12と底板13とは、同じ部材を天地逆にすることで用いられており、天板12と底板13とを個別に作製する必要がないので、手間がかからない。
この補強リブ12aは、中央の3つの天板12においては、下面の中央部に1つ連設され、両端の2つの天板12においては、下面の両側部に計2つ連設されている。
同様に、天板12と相似形の底板13の上面には、底板13の長さ方向に連続して延びる補強リブ12aと相似形の補強リブ13aが、中央の3つには上面の中央部に1つ、両端の2つには上面両側部に計2つそれぞれ連設されている。
以上からわかるように、天板12と底板13とは、同じ部材を天地逆にすることで用いられており、天板12と底板13とを個別に作製する必要がないので、手間がかからない。
ここで補強リブ12a、13aは、天板12や底板13の板面に接着剤で貼り合わせるなどして固定してもよく、天板12や底板13に長手方向の凹条を設け、ここに補強リブ12a、13aをはめ込むなどして固定してもよい。
なお、この天板12と底板13の厚みは、6mm〜30mm程度であり、幅は40mm〜140mm程度である。
なお、この天板12と底板13の厚みは、6mm〜30mm程度であり、幅は40mm〜140mm程度である。
図示のように、桁11の上面には、桁11の長さ方向にほぼ等間隔を置いて角孔状の嵌合溝11aが設けられており、桁11の下面にも、上面の嵌合溝11aと上下対称に嵌合溝11aが設けられている。
なお、この桁11の厚みは、15mm〜90mm程度であり、高さは30mm〜120mm程度である。
なお、この桁11の厚みは、15mm〜90mm程度であり、高さは30mm〜120mm程度である。
パレット10の組み立ては、桁11の上面に天板12の下面を合わせて、嵌合溝11aに補強リブ12aをはめ込み、桁11の下面に底板13の上面を合わせて、嵌合溝11aに補強リブ13aをはめ込み、桁11と天板12および底板13との交差部分で、接着剤および釘により固定することによる。
補強リブ12a、13aと嵌合溝11aとは、ほぼ補完形状をなしており、このようにはめ合わされた状態で固定されているため、パレット10は構造的に強いものとなっている。
補強リブ12a、13aと嵌合溝11aとは、ほぼ補完形状をなしており、このようにはめ合わされた状態で固定されているため、パレット10は構造的に強いものとなっている。
ここで両端の天板12、底板13の補強リブ12a、13aは、板の両側に設けられているため、パレット10を組み立てた際に、その一側のリブ12a、13aは、差込口14の開口縁を形成する。
そのため、差込口14の開口に段が形成されず、フォークが引っかからず、スムーズに差し込めるようになっている。
そのため、差込口14の開口に段が形成されず、フォークが引っかからず、スムーズに差し込めるようになっている。
このように、天板12と底板13とは補強リブ12a、13aで補強されているため、その曲げ強度が向上している。
また、溝11aとリブ12a、13aのはめ合わせにより、桁11の倒れも防止されている。
また、溝11aとリブ12a、13aのはめ合わせにより、桁11の倒れも防止されている。
このような補強リブ12a、13aで天板12と底板13を補強することにより、これらの曲げ強度が向上し、その板厚を従来のパレット20に比べて小さくすることができる。
また、桁11に嵌合溝11aを設け、これに補強リブ12a、13aをはめ込むことにより桁11の倒れも防止されるため、その板厚を従来のパレット20に比べて小さくすることができる。
したがってこのパレット10は、従来のパレット20に比べて、全体として非常な軽量化が図られることがわかる。
なお、本発明者が実験したところによると、重量が30kg前後の従来の木製パレット20と、ほぼ同寸法で強度も同程度の実施形態の間伐材を用いた木製パレット10は、重量10kg以下と、従来の1/3以下の重量となった。
また、桁11に嵌合溝11aを設け、これに補強リブ12a、13aをはめ込むことにより桁11の倒れも防止されるため、その板厚を従来のパレット20に比べて小さくすることができる。
したがってこのパレット10は、従来のパレット20に比べて、全体として非常な軽量化が図られることがわかる。
なお、本発明者が実験したところによると、重量が30kg前後の従来の木製パレット20と、ほぼ同寸法で強度も同程度の実施形態の間伐材を用いた木製パレット10は、重量10kg以下と、従来の1/3以下の重量となった。
図2に示す第二の実施形態のパレット10は、その桁11が上桁11bと下桁11cとの上下2部材に分割されており、これら上下桁11b、11cがヒンジ15の両端にそれぞれピン結合されている。
図示のように、ヒンジ15は、2つのロッドの端部同士をピン結合することで形成されており、これによりヒンジ15はその中途でくの字型に折れ曲がり可能となっている。
なお、上下桁11b、11cは、桁の倒れを防止するため、その板厚(横方向の厚み)が第一の実施形態の場合よりも大きくなっている。
図示のように、ヒンジ15は、2つのロッドの端部同士をピン結合することで形成されており、これによりヒンジ15はその中途でくの字型に折れ曲がり可能となっている。
なお、上下桁11b、11cは、桁の倒れを防止するため、その板厚(横方向の厚み)が第一の実施形態の場合よりも大きくなっている。
上記以外の構成や材質等については、第一の実施形態とほぼ同じである。
すなわち、天板12の下面および底板13の上面には、長さ方向に延びる補強リブ12a、13aが設けられて補強されており、これに対応して上桁11bの上面と下桁11cの下面にはほぼ補完形状をなす嵌合溝11aが設けられている。
そして、この嵌合溝11aに補強リブ12a、13aがはめ込まれ、天板12と上桁11b、底板13と下桁11cは、それぞれその交差部において接着剤および釘で固定されている。
すなわち、天板12の下面および底板13の上面には、長さ方向に延びる補強リブ12a、13aが設けられて補強されており、これに対応して上桁11bの上面と下桁11cの下面にはほぼ補完形状をなす嵌合溝11aが設けられている。
そして、この嵌合溝11aに補強リブ12a、13aがはめ込まれ、天板12と上桁11b、底板13と下桁11cは、それぞれその交差部において接着剤および釘で固定されている。
このような構成であるため、天板12と底板13とは、くの字型ヒンジ15の伸縮(折れ曲がりと伸び)により接近および離反可能となっている。
したがって、パレット10の保管時には、運搬物や天板12の重みでヒンジ15が自動的に折れ曲がって天板12と底板13とが接近し、これによりパレットの高さが低くなって省スペース化が図られる。
したがって、パレット10の保管時には、運搬物や天板12の重みでヒンジ15が自動的に折れ曲がって天板12と底板13とが接近し、これによりパレットの高さが低くなって省スペース化が図られる。
一方、パレット10のフォークリフトによる運搬時には、天板12と底板13との間にフォークを差し込むと、フォークの厚みでヒンジ15が伸びて、天板12と底板13とが自動的に離反するため、差込口14が大きくなってフォークを奥まで差し込むことができ、スムーズに運搬することができる。
なお、ヒンジ15は、上下桁11b、11cに直接取り付けられているため、別途取り付け用の部材を追加したり介在させたりする必要がなく、部品点数の増加が抑制され、構造が簡略化されている。
上記各実施形態では、強度等を考慮して補強リブ12a、13aを四角柱状としているが、形状はこれに限られず、例えば三角柱状、半円柱状としてもよい。
また、補強リブ12a、13aは、天板12、底板13の長さ方向に連続して延びるのが強度的にはもっとも好ましいが、長さ方向に断続的に形成してもよい。
桁11の嵌合溝11aの形状も実施形態に限定されないが、パレット10を構造的に強くするには、補強リブ12a、13aと補完形状をなすように適宜変更させるのがもっとも好ましい。
また、補強リブ12a、13aは、天板12、底板13の長さ方向に連続して延びるのが強度的にはもっとも好ましいが、長さ方向に断続的に形成してもよい。
桁11の嵌合溝11aの形状も実施形態に限定されないが、パレット10を構造的に強くするには、補強リブ12a、13aと補完形状をなすように適宜変更させるのがもっとも好ましい。
10 実施形態の運搬用木製パレット
11 桁
11a 嵌合溝
11b 上桁
11c 下桁
12 天板
12a 補強リブ
13 底板
13a 補強リブ
14 差込口
15 くの字型ヒンジ
20 従来の運搬用木製パレット
21 桁
22 天板
23 底板
24 差込口
11 桁
11a 嵌合溝
11b 上桁
11c 下桁
12 天板
12a 補強リブ
13 底板
13a 補強リブ
14 差込口
15 くの字型ヒンジ
20 従来の運搬用木製パレット
21 桁
22 天板
23 底板
24 差込口
Claims (7)
- 並列する複数の桁と、この桁とほぼ直交する方向に並列する複数の天板および底板とからなり、前記桁を上下からの天板と底板とで挟み込み、固定して形成される運搬用木製パレットにおいて、
前記天板の下面に板長手方向に延びる補強リブを連設し、前記底板の上面に板長手方向に延びる補強リブを連設し、桁の上下面に板長手方向に並列する複数の嵌合溝を設け、天板の補強リブを桁上面の嵌合溝にはめ込み、底板の補強リブを桁下面の嵌合溝にはめ込んだことを特徴とする運搬用木製パレット。 - 上記桁は、上桁と下桁とからなり、この上下桁をくの字型ヒンジで連結した請求項1に記載の運搬用木製パレット。
- 上記天板および底板および桁を、間伐材から形成した請求項1または2に記載の運搬用木製パレット。
- 上記天板と桁との交差部および上記底板と桁との交差部を、接着剤および釘によって固定した請求項1から3のいずれかに記載の運搬用木製パレット。
- 上記天板および底板の板厚を、6mm〜30mmとした請求項1から4のいずれかに記載の運搬用木製パレット。
- 上記桁の板厚を、15mm〜90mmとした請求項1から5のいずれかに記載の運搬用木製パレット。
- 重量が5kg〜40kgである請求項1から6のいずれかに記載の運搬用木製パレット。
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Cited By (3)
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---|---|---|---|---|
CN104528111A (zh) * | 2014-12-30 | 2015-04-22 | 天津金盛丰木制品有限公司 | 一种高强度托盘 |
CN105253427A (zh) * | 2015-09-17 | 2016-01-20 | 张家港市盛一包装有限公司 | 一种可拆卸式托盘 |
CN113788210A (zh) * | 2021-09-30 | 2021-12-14 | 中国国际海运集装箱(集团)股份有限公司 | 托盘 |
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2007
- 2007-08-17 JP JP2007212584A patent/JP2009046137A/ja active Pending
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CN104528111A (zh) * | 2014-12-30 | 2015-04-22 | 天津金盛丰木制品有限公司 | 一种高强度托盘 |
CN105253427A (zh) * | 2015-09-17 | 2016-01-20 | 张家港市盛一包装有限公司 | 一种可拆卸式托盘 |
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