JP2009042288A - 潤滑剤塗布装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 潤滑剤塗布装置5は、像担持体表面移動方向に対して、像担持体表面と、像担持体表面移動方向上流をクリーニング装置4と、下流を塗布部材5eと、枠体6aとに挟まれた領域を密閉し、かつ、像担持体表面移動方向に対して垂直な方向の前記潤滑剤塗布装置5の両端部を密閉する端部密閉部材6を有する。また、像担持体周辺を流れる気流が端部密閉部材6を有する側に流れている場合には、像担持体表面移動方向に対して垂直な方向の前記潤滑剤塗布装置5の片側端部を密閉する端部密閉部材6を有する。
【選択図】 図1
Description
感光体の寿命を決定する原因として、感光体の摩耗がある。これは、感光体の感光層の摩耗量が、ある一定量削れてしまうと、感光体の電気特性が変化してしまい、所定の作像プロセスが行えなくなってしまうためである。この摩耗は作像プロセスにおいて、感光体と他の作像ユニットが接触する部位全てで発生する。ただし、一番問題となるユニットは、感光体に残留するトナー粒子を力学的に除去するクリーニングブレードを備えたクリーニングユニットであり、他のユニットによる摩耗はあるものの、実質寿命に影響するほどではない。
この中でも特に、本発明は、感光体の表面摩擦係数を低減させる手段を検討している。
そのため、経時において像担持体の回転方向断面において、像担持体表面と、像担持体表面移動方向上流をクリーニング装置と、下流を塗布部材とに挟まれた領域には、クリーニング装置をすり抜けた像担持体上の付着物や、塗布できなかった潤滑剤等の微小な異物が堆積することになる。
そこで、上述の背景により本発明は考案されている。
本発明の潤滑剤塗布装置は、潤滑剤と、像担持体上の異物を除去するクリーニング装置より像担持体表面移動方向下流に設けられ、像担持体表面に潤滑剤を供給する潤滑剤供給部材と、潤滑剤供給部材より像担持体表面移動方向下流で像担持体に接触し、像担持体表面に供給された潤滑剤を像担持体表面に均一に塗りこむ塗布部材とを有する潤滑剤塗布装置において、前記潤滑剤塗布装置は、像担持体表面移動方向に対して、像担持体表面と、像担持体表面移動方向上流をクリーニング装置と、下流を塗布部材と、枠体とに挟まれた領域を密閉し、かつ、像担持体表面移動方向に対して垂直な方向の前記潤滑剤塗布装置の両端部を密閉する端部密閉部材を有することを特徴とする。
本発明の潤滑剤塗布装置によれば、潤滑剤塗布装置が密閉されていることから、像担持体の周辺の放熱、放電生成物排出等を目的とした気流の影響を受けずに、潤滑剤塗布装置からのトナー、潤滑剤などの異物飛散を防止することが可能である。それにより、異物飛散による本体内の汚染、異物飛散による本体内ユーザ操作部の汚染、異物飛散による機能部品汚染による画像への悪影響等、異物飛散による本体外汚染などを防止できる。
潤滑剤塗布装置の端部の一方に端部密閉部材を有し、像担持体周辺の気流が像担持体および潤滑剤塗布装置を有する側に流れている場合には、もう一方の潤滑剤塗布装置の端部は開放状態であって良い。潤滑剤塗布装置内の異物堆積量はクリーニング装置等異物堆積量に比べて非常に少ないため可能な構成であり、部品点数の削減、低コスト化、組立性向上が可能となる。
これにより像担持体の周辺の放熱、放電生成物排出を目的とした気流の影響を受けずに潤滑剤塗布装置からのトナー、潤滑剤などの異物飛散を防止することが可能である。それにより、異物飛散による本体内の汚染、異物飛散による本体内ユーザ操作部の汚染、異物飛散による機能部品汚染による画像への悪影響等、異物飛散による本体外汚染などを防止できる。
クリーニング装置端部についても、現像剤および異物飛散の防止は必要である。本発明の潤滑剤塗布装置によれば、潤滑剤塗布装置端部とクリーニング装置端部の密閉を一手段にて行えることから、部品数削減、低コスト化、組立性向上を図れる。
本発明の潤滑剤塗布装置によれば、像担持体表面に接触し容易に摺動する摺動部を有することで、像担持体の異常摩耗防止、傷防止、駆動負荷低減を行い、かつ、潤滑剤塗布装置からの異物飛散を防止することが可能となる。
本発明の潤滑剤塗布装置によれば、像担持体表面に接触し容易に摺動する摺動部の摺動面がフェルト、ブラシ等の繊維部材により構成されることにより、像担持体表面との摩擦力を大きく低減でき、特に像担持体の異常摩耗防止、傷防止、駆動負荷低減に効果を発揮する。また、像担持体との形状にある程度ならわせることが可能なため、高い部品精度・組立精度等を要することなく、端部密閉部材の密閉性の向上を図れる。かつ、潤滑剤塗布装置からの異物飛散を防止することが可能となる。
本発明の潤滑剤塗布装置によれば、像担持体表面に接触し容易に摺動する摺動部の摺動面の変形を容易とするスポンジ等の易変形部材を有することにより、像担持体の異常摩耗防止、傷防止、駆動負荷低減を行い、かつ、像担持体との形状に容易にならわせることが可能なため、高い部品精度・組立精度等を要することなく、端部密閉部材の密閉性の向上を図れる。
また、本発明の潤滑剤塗布装置では、像担持体表面に接触し容易に摺動する摺動部を有することで、像担持体の異常摩耗防止、傷防止、駆動負荷低減を行い、潤滑剤塗布装置の密閉性向上を図れる。
さらに、本発明の潤滑剤供給装置を搭載することにより、本発明のプロセスカートリッジおよび画像形成装置は、経時での潤滑剤塗布の安定化を図り、高画質化を可能にするとともに、プロセスカートリッジおよび画像形成装置の小型化と低コスト化を図ることができる。
図1に示すように、潤滑剤塗布装置5は軸方向に垂直な断面において密閉されておりまた図2に示すように、潤滑剤塗布装置5は端部においても密閉されている。
図1に示すように、潤滑剤塗布装置5は、像担持体上の異物を除去するクリーニング装置4より像担持体表面移動方向下流に設けられ、像担持体表面に潤滑剤5cを供給する潤滑剤供給部材5aと、潤滑剤供給部材5aより像担持体表面移動方向下流で像担持体1に接触し、像担持体表面に供給された潤滑剤5cを像担持体表面に均一に塗りこむ塗布部材5eとを有することで、像担持体1に対して安定した潤滑剤塗布を行うことができる。
潤滑剤供給部材5aには、ポリエステルの導電性ブラシを使用している。これは毛倒れがし難く、長期間安定して潤滑剤5cを供給できる。原糸の太さは280T/24F、密度は10万本/平方インチ、毛足長さは3mm、像担持体1である感光体ドラムへの食い込みは1mmであり、これは実験的に求めた最良の塗布条件になっている。
潤滑剤5cにはステアリン酸亜鉛を使用している。潤滑剤5cをブラシに加圧するのには加圧スプリング5d用いている。
密度に関しては、潤滑剤5cのブロックの密度を初期にブラシが接触する部分を0.8g/cm3
程度(25℃で測定、空気比較式比重計で測定)。8万枚コピー後にブラシが接触する部分を1.1g/cm3 程度になるよう、除変してブロックを作成する。密度が低い部分がブラシと接触している場合と、経時で密度の高い部分がブラシに接触している場合でかつ加圧力の減った状態を合わせると、像担持体1の摩擦係数は常時0.1近くをキープすることが実験的に確認できている。
潤滑剤5cのブロックの断面は10mm×10mmであるが、通常8万枚使用して約8mm消費される。その部分の密度を1.1g/cm3
程度とする。
これにより像担持体1の周辺の放熱、放電生成物排出を目的とした気流の影響を受けずに潤滑剤塗布装置5からのトナー、潤滑剤などの異物飛散を防止することが可能である。それにより、異物飛散による本体内の汚染、異物飛散による本体内ユーザ操作部の汚染、異物飛散による機能部品汚染による画像への悪影響等、異物飛散による本体外汚染などを防止できる。
クリーニング装置端部についても、現像剤および異物飛散の防止は必要である。本発明の潤滑剤塗布装置5によれば、潤滑剤塗布装置端部とクリーニング装置端部の密閉を一手段にて行えることから、部品数削減、低コスト化、組立性向上を図れる。
本発明の潤滑剤塗布装置5によれば、摺動部6bを有することで、像担持体1の異常摩耗防止、傷防止、駆動負荷低減を行い、かつ、潤滑剤塗布装置5からの異物飛散を防止することが可能となる。
本発明の潤滑剤塗布装置5によれば、摺動部6bの摺動面がフェルト、ブラシ等の繊維部材により構成されることにより、像担持体表面との摩擦力を大きく低減でき、特に像担持体1の異常摩耗防止、傷防止、駆動負荷低減に効果を発揮する。また、像担持体1との形状にある程度ならわせることが可能なため、高い部品精度・組立精度等を要することなく、端部密閉部材6の密閉性の向上を図れる。かつ、潤滑剤塗布装置5からの異物飛散を防止することが可能となる。
これにより、像担持体1の異常摩耗防止、傷防止、駆動負荷低減を行い、かつ、像担持体1との形状に容易にならわせることが可能なため、高い部品精度・組立精度等を要することなく、端部密閉部材6の密閉性の向上を図れる。
画像形成装置は、その内部の略中央に中間転写ベルト56を備えている。中間転写ベルト56は、ポリイミドやポリアミド等の耐熱性材料からなり中抵抗に調整された基体からなる無端状ベルトで、4つのローラ52、53、54、55に掛け回して支持され、図中矢印A方向に回転駆動される。中間転写ベルト56の下方にはイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色トナーに対応した4つの作像ユニットが中間転写ベルト56のベルト面に沿って並んでいる。
図1ないし3は、4つの作像ユニットのうち1つを拡大して示す図で、像担持体1であるドラム状の感光体の周囲に帯電装置2、現像装置3の現像ローラ3a、クリーニング装置4、潤滑剤塗布装置5の各ユニットが配設されている。
中間転写ベルト56を挟んで各感光体1と対向する位置には、感光体1上に形成されたトナー像を中間転写ベルト56上に一次転写する一次転写ローラ51がそれぞれ配置されている。一次転写ローラ51は、図示しない電源に接続されており、所定の電圧が印加される。
中間転写ベルト56の支持ローラ52で支持された部分の外側には、二次転写ローラ61が圧接されている。二次転写ローラ61は、図示しない電源に接続されており、所定の電圧が印加される。二次転写ローラ61と中間転写ベルト56との接触部が二次転写部であり中間転写ベルト56上のトナー像が転写紙に転写される。
中間転写ベルト56のローラ55で支持された部分の外側には、二次転写後の中間転写ベルト56の表面をクリーニングする中間転写ベルトクリーニング装置57が設けられている。
中間転写ベルト56より記録紙搬送方向下流側に配置された二次転写部の上方には、転写紙上のトナー像を転写紙に半永久的に定着させる定着装置70が備えられている。定着装置70は、内部にハロゲンヒータを有する加熱ローラ72及び定着ローラ73に巻き掛けられた無端の定着ベルト71と、定着ベルト71を介して定着ローラ73に対向、圧接して配置される加圧ローラ74とから構成されている。
画像形成装置の下部には、転写紙を設置し、二次転写部に向けて転写紙を送り出す給紙装置20が備えられている。
画像形成装置は、現像装置3でトナーを付着してトナー画像を形成した感光体1をさらに回転し、感光体1と中間転写ベルト56との間に搬送されてきた記録紙にトナー画像を転写させる。
中間転写ベルト56は、支持ローラ52、53、54、55に掛け渡されて図中の矢印方向Aに回転駆動し、記録紙を搬送して感光体上のトナー画像を記録紙に転写させるとともに、トナー画像の転写された記録紙を定着装置70に搬送する。そして定着装置70に搬送された記録紙を定着ローラ73と加圧ローラ74により加熱・加圧して、記録紙上のトナー画像を記録紙上に定着した後、排紙トレー上に排出する。
本発明では、摩擦係数低減のために潤滑剤塗布装置5を用いることを特徴としている。感光体1に潤滑剤5cを塗布して感光体表面の摩擦係数を低減すると、不要なトナー付着を防止でき、地肌汚れのない画像を得られる。潤滑剤5cの塗布および掻き取りが行われることにより感光体表面が常にリフレッシュされ、感光体寿命が延び、画像形成装置自体の寿命も長くなり、コストダウンできる。非画像部に付着するトナー量を減少させることができるのでトナーの有効活用、省資源化が達成できる、という利点が得られる。
図5は、オイラーベルト法説明図で、具体的な測定方法の例を示した。オイラーベルト法とは、紙と感光体との間の摩擦係数を測定する方法である。図5において、ベルト11は、30mm×250mmの中厚上質紙((株)リコー製#6200ペーパー(T目))の紙片とし、両端にフックを取り付け、一方に分銅13(例えば100g重の荷重)をかけ、もう一方にデジタルフォースゲージ10を設置し、感光体として円筒状の感光体1を用い、感光体支持台12で固定して、90°方向にそのデジタルフォースゲージ10を引っ張り、ベルト11が移動開始した時点の値Fを読み取り、下記の式(1)に代入して感光体表面摩擦係数μを算出した。
μ=ln(F/W)/(π/2) ・・・(1)
ただし、F:デジタルフォースゲージが示した値、W:荷重(この実験では、100g重)、π:円周率。
しかしながら、潤滑剤5cが感光体上に必要以上に付着すると滑り過ぎ、現像剤またはトナーの滑りを生じて、文字エッジがかすれた状態になる。この場合、一見解像度が向上したように見えるが、シャープ性が悪くなり、ハーフトーン画像についても均一性が希薄になり、がさついた画像となる。従って、感光体1の表面摩擦係数μは低ければ低いほど良いということにはならず、摩擦係数の好適範囲は0.4以下、更に好ましくは0.1〜0.3の範囲にあることが望ましく、0.1以下であると画像品質の低下が起こりやすくなる。これらのことから、潤滑剤5cの供給量は、感光体1の表面摩擦係数μを0.1〜0.3の範囲に維持できる量に設定することが望ましい。
固体タイプの潤滑剤5cとしては、オレイン酸鉛、オレイン酸亜鉛、オレイン酸銅、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸コバルト、ステアリン酸鉄、ステアリン酸銅、パルミチン酸亜鉛、パルミチン酸銅、リノレン酸亜鉛等の脂肪酸金属塩類、滑石(タルク)類、ポリテトラフルオロエチレン、ポリクロロトリフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン、ポリトリフルオロクロルエチレン、ジクロロジフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体、テトラフルオロエチレン−オキサフルオロポロピレン共重合体等のフッ素系樹脂、カルナウバワックスのような天然ワックスが挙げられる。
潤滑剤5cとしては上記の液体、半固体、固体状の物が市販されており、いずれも用いることができるが、取り扱いの簡便さを考慮すると固体が最も良い。固体の中でも粉体を用いると画像形成装置内で飛び散り易いため扱いにくい。よって粉体を固形化した固形潤滑剤が最も扱いやすく、感光体等の像担持体1に対する転移性も良く、画像形成に悪影響を及ぼすことがない。
2 帯電装置
2a 帯電ローラ
2b 帯電ローラクリーナ
3 現像装置
4a 現像ローラ
4 クリーニング装置
4a クリーニング手段(クリーニングブレード)
4b トナー排出部材(スクリュー)
5 潤滑剤塗布装置
5a 潤滑剤供給部材(ブラシ)
5b ブラシ軸
5c 潤滑剤(ステアリン酸亜鉛)
5d 加圧スプリング
5e 塗布部材
5f 入口シール
6 端部密閉部材
6a 枠体
6b 摺動部(摺動面にフェルト、その下にスポンジ)
6c 軸受
9 露光装置
10 デジタルフォースゲージ
11 ベルト
12 感光体支持台
13 分銅
20 給紙装置
21 給紙ローラ
51 一次転写ローラ
52,53,54,55 支持ローラ
56 中間転写ベルト
57 中間転写ベルトクリーニング装置
61 二次転写ローラ
70 定着装置
71 定着ベルト
72 加熱ローラ
73 定着ローラ
74 加圧ローラ
D 微小異物(トナー、ステアリン酸亜鉛粉末等)
Claims (9)
- 潤滑剤と、
像担持体上の異物を除去するクリーニング装置より像担持体表面移動方向下流に設けられ、像担持体表面に潤滑剤を供給する潤滑剤供給部材と、
潤滑剤供給部材より像担持体表面移動方向下流で像担持体に接触し、像担持体表面に供給された潤滑剤を像担持体表面に均一に塗りこむ塗布部材とを有する潤滑剤塗布装置において、
前記潤滑剤塗布装置は、
像担持体表面移動方向に対して、像担持体表面と、像担持体表面移動方向上流をクリーニング装置と、下流を塗布部材と、枠体とに挟まれた領域を密閉し、かつ、像担持体表面移動方向に対して垂直な方向の前記潤滑剤塗布装置の両端部を密閉する端部密閉部材を有する
ことを特徴とする潤滑剤塗布装置。 - 潤滑剤と、
像担持体上の異物を除去するクリーニング装置より像担持体表面移動方向下流に設けられ、像担持体表面に潤滑剤を供給する潤滑剤供給部材と、
潤滑剤供給部材より像担持体表面移動方向下流で像担持体に接触し、像担持体表面に供給された潤滑剤を像担持体表面に均一に塗りこむ塗布部材とを有する潤滑剤塗布装置において、
前記潤滑剤塗布装置は、
像担持体表面移動方向に対して、像担持体表面と、像担持体表面移動方向上流をクリーニング装置と、下流を塗布部材と、枠体とに挟まれた領域を密閉し、かつ、像担持体表面移動方向に対して垂直な方向の前記潤滑剤塗布装置の片側端部を密閉する端部密閉部材を有し、
かつ、像担持体周辺を流れる気流が端部密閉部材を有する側に流れている
ことを特徴とする潤滑剤塗布装置。 - 前記潤滑剤塗布装置は、
前記端部密閉部材が、クリーニング装置端部の密閉を兼ねている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の潤滑剤塗布装置。 - 前記潤滑剤塗布装置は、
前記端部密閉部材が、像担持体表面に接触し容易に摺動する摺動部を有する
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の潤滑剤塗布装置。 - 前記潤滑剤塗布装置は、
前記端部密閉部材が有する前記摺動部の摺動面が、繊維部材により構成される
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の潤滑剤塗布装置。 - 前記潤滑剤塗布装置は、
前記端部密閉部材が有する前記摺動部の摺動面が、摺動面の変形を容易とする変形部材により構成される
ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の潤滑剤塗布装置。 - 像担持体と、
帯電装置、現像装置、クリーニング装置、潤滑剤塗布装置のうち少なくとも一つを一体に構成し、
画像形成装置本体から着脱可能としたプロセスカ−トリッジにおいて、
前記プロセスカートリッジは、請求項1ないし6のいずれかに記載の潤滑剤塗布装置を備える
ことを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 像担持体と、
帯電装置と、現像装置と、クリーニング装置と、潤滑剤塗布装置とを備える画像形成装置において、
前記画像形成装置は、請求項1ないし6のいずれかに記載の潤滑剤塗布装置を備える
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記画像形成装置は、請求項7記載のプロセスカートリッジを備える
ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
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