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JP2008297947A - コモンレール端末のシール構造 - Google Patents

コモンレール端末のシール構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 軽量にしてコンパクトな構成部材によって、しかも比較的簡略な手段で、かつ本管レールに負荷をかけることのない、コモンレール端末のシール構造を提供する。
【解決手段】 軸心内部に高圧燃料を蓄圧するための流通路を有する厚肉管からなる本管レールの少なくとも一端部に、シール部材が接続され、前記高圧燃料が高圧ポンプを介して供給されると共に、噴射ノズルに分岐供給するコモンレールにおいて、前記本管レールの少なくとも一端部の外周面に、外周の一端部に係合壁が設けられた略円筒形状の保持用スリーブが螺合し、さらに該保持用スリーブに、外周の一端部に係合壁が設けられたナット状若しくはボルト状の押圧部材が螺合し、該押圧部材と前記本管レールの端末に形成されたシート面間に介在させたシール部材が、前記押圧部材の前記保持用スリーブとの螺合に伴う軸力によって前記シート面に押圧されて締結された構成となしたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、高圧ポンプによって加圧された燃料を蓄圧し、開閉弁を制御することによって加圧された高圧燃料を、噴射ノズルを介して燃焼室に供給するためのディーゼルエンジン内燃機関用のコモンレールに係り、より詳しくは該コモンレールに分岐枝管、供給管、めくら栓、圧力センサー、圧力調整弁、フローリミッタ等からなる配管部品、とりわけ前記コモンレールにおける本管レールの端末に、めくら栓等のシール部材を取付けるためのコモンレール端末のシール構造に関する。
ディーゼルエンジンから排出されるCO2 、粒状物質(PM)やNOxを低減することを目的として、従来から供給燃料の高圧化がはかられているが、近年地球温暖化防止対策など斯界における排気ガス規制がより一層強化され、斯かる規制をクリアするために燃焼室に供給される燃料の高圧化についてもさらに厳しい要求が課せられている。しかしながら、燃料の高圧化に伴って燃料噴射装置における燃料噴射ポンプと燃料噴射ノズル間における、噴射始期と噴射終期とのタイミングのコントロールが非常に困難となるために、燃料を予め高圧ポンプによって加圧し、得られた加圧燃料を蓄圧室において蓄圧し、噴射ノズルには機械的もしくは電気的に制御することのできる開閉弁を備えておき、高圧燃料の燃焼室への供給が該開閉弁の制御を伴って行う方式が採用され、この高圧燃料の蓄圧室となる厚肉管がコモンレールと呼ばれている。
このコモンレールにおける端末のシール構造としては、従来から部品点数を削減して製造コストの低減と同時に、その軽量化をはかることを目的とした端末のシール構造が、すでに数多く提案されている。例えば図9(a)に示すコモンレールの端末構造によれば、その内周面に燃料の蓄圧室となる流通路10−1が設けられた厚肉管からなる本管レール10の端末部分に絞り加工を施し、前記流通路10−1の端末部分の絞り部10−1aに連なって細径部10−1bを形成すると共に、該細径部10b−1の先端に外側に向かって円錐状に開口する受圧座面10−6を形成し、一方、前記本管レール10端末の外周部にはテーパー壁10−2に連なる小径部10−3を設け、該小径部10−3の外周に雄螺子10−4が形成されたコモンレールが開示され、該コモンレール端末のシール構造として、同図(b)に示すように前記本管レール10端末の端面10−5に形成された前記受圧座面10−6に、球形の鋼球からなるシール球40を当接し、同時に袋ナット30の内周部に形成された雌螺子30−1を、前記本管レール10の小径部10−3に形成された雄螺子10−4に螺合して、該袋ナット30の内周部に形成された垂直壁30−2による係圧に伴う締結によって閉塞する構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、図10(a)に示す他の従来例によるコモンレール端末のシール構造においては、本管レール10aの端末に、その内周面の流通路10a−1より大径の受圧座面10a−6と、該受圧座面10a−6に連なる雌螺子10a−9が設けられ、該受圧座面10a−6にシール部材40aが嵌合すると共に、雌螺子10a−9に螺合した押圧部材30aによって係圧され、さらに該押圧部材30aの雌螺子に図示しない圧力センサーが螺合されてシールするコモンレール端末のシール構造が示され、同図(b)のコモンレールにおいては、本管レール10b端末の内周面の流通路10b−1に、該流通路10b−1よりやや大径の受圧座面部10b−6が形成され、該受圧座面部10b−6に挿入された球形の鋼球からなるシール球40bを、前記受圧座面部10b−6に連なって形成された雌螺子10b−9に螺合した押圧部材30bによって係圧して、本管レール10bの端末をシールする構造がそれぞれ開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平9−317599号公報 特開平10−259772号公報
上記各従来例によるコモンレール端末の接続構造において、特許文献1に提案されたコモンレール端末のシール構造によれば、本管レール10の端末部に絞り加工を施すことによって小径部10−3を形成し、該小径部10−3に設けた雄螺子10−4に直接的に袋ナット30を螺合してシールする構造であるため、用いられる部品点数が必要最小限度まで省略され、しかも端末部分を小径とすることにより締着される袋ナット30を、可及的に小型化することができるところから、接続構造体としての軽量化と低コスト化が併せて実現できるという点において、所期の目的を達成している。また、特許文献2に開示されるそれぞれの接続構造においても、端末のシール構造自体は極めて簡略化されているところから、コスト面や軽量化の点においては特許文献1のシール構造同様、当時の技術水準においてはそれぞれ優れた成果が確認されている。
しかしながら、上記特許文献1および2に開示されたシール構造においては、本管レール端末の内周部に形成したシート面にシール部材を当接し、端末の螺子部に螺合した押圧部材の締め付けによって軸力を与えるか、カシメによって係圧してシールする構造であるため、本管レールに対して相当程度の締め付けトルクや衝撃を与えることとなる。ところが上記従来の本管レールにおいては、内径が10mm程度であってもその外径が20mm以上に設定されていて、肉厚鋼管としての強度が十分に確保されているが、軽量化に対する斯界の要望が一層の高まりを見せる現状においては、本管レールの外径を16mm以下の小径に設定する必要に迫られ、かかる本管レールにおいてはその内径とシール面を共に確保すると共に、本管レール端末には雄螺子もしくは雌螺子を形成することが必須の要件となり、管体そのものの内外径比に従来の数値0.3程度を確保するように受圧面積を設定すれば、シール部材に対する軸力が小さくなり、端末の螺子部に対する負荷が可及的に減少するが、締結方法に若干の不適切な部分があった場合においても、本管レールに対する捩れや取付け不良を来たし、その外表面にかじりなどの傷が生じ、それに由来して応力集中を招いて折損や破損に至ることが懸念されるなど、早急に解決を迫られる未解決な課題が残されていた。
本発明は、かかる従来技術に残された課題を解決することを初期の目的とするものであり、高圧燃料の蓄圧室となるコモンレール端末のシール構造において、本管レールに対して捩り力を加えることなく端末部のシールを可能とすることによって、本管レール本体および本管レールと一体または別体の構成部材に変形力が伝播されることがなく、締付けによる各部の寸法精度の変化、燃料噴射管やブラケットの変形を無くし、それによってもたらされる構成部材への応力の残留や外表面の損傷、取付け不具合やエンジン運転中の折損や破損等を未然に防止し得ると同時に、単にシール栓を取着するに止まらず、分岐管を接続することによって流路としても活用することが可能なコモンレール端末のシール構造を、安価にかつ振動や衝撃など過酷な条件に対しても十分に耐えることができる程度に、高度な信頼性を有した状態で提供しようとするものである。
上記課題を解決するための本発明によるコモンレール端末のシール構造は、軸心内部に高圧燃料を蓄圧するための流通路を有する厚肉管からなる本管レールの少なくとも一端部に、シール部材が接続され、前記高圧燃料が高圧ポンプを介して供給されると共に、噴射ノズルに分岐供給するコモンレールにおいて、前記本管レールの少なくとも一端部の外周面に、外周の一端部に係合壁が設けられた略円筒形状の保持用スリーブが螺合し、さらに該保持用スリーブに、外周の一端部に係合壁が設けられたナット状若しくはボルト状の押圧部材が螺合し、該押圧部材と前記本管レールの端末に形成されたシート面間に介在させたシール部材が、前記押圧部材の前記保持用スリーブとの螺合に伴う軸力によって前記シート面に押圧されて締結された構成となしたことを特徴的構成要件とするコモンレール端末のシール構造を要旨とするものである。
また、本発明による上記コモンレール端末のシール構造は、前記保持用スリーブ並びに押圧部材の外周の一端部に設けられる係合壁が、着脱用工具に係合可能な平行な2面を一対もしくは複数対有することを特徴とするものである。
さらに、本発明による上記コモンレール端末のシール構造は、前記保持用スリーブの外周の一端部に、雄螺子が設けられることを特徴とするものである。
本発明による上記コモンレール端末のシール構造はまた、前記保持用スリーブの内周の一端部に、雌螺子が設けられることを特徴とするものである。
本発明による上記コモンレール端末のシール構造はさらに、前記押圧部材が、その内側に押圧壁面を有する袋ナット状、もしくはその先端に押圧壁面を有する棒状あるいはボルト状に形成されることを特徴とするものである。
本発明による上記コモンレール端末のシール構造においては、前記押圧壁面が平坦面、円錐面、回転湾曲面のいずれかの形状に形成されていることを特徴とするものである。
また、本発明による上記コモンレール端末のシール構造においては、前記シール部材が球状、あるいは垂直の背面と略球形もしくは略円錐形の先端面を有する駒部材の、いずれかであることを特徴とするものである。
さらに、本発明による上記コモンレール端末のシール構造は、前記シール部材に代え、分岐接続体が接続されることを好ましい態様とするものである。
なお、本願発明による上記コモンレール端末のシール構造を構成する各部材の製造方法は、炭素鋼鋼材に対する鍛造、プレス成形加工、引抜き加工等に加え、肉厚の炭素鋼管や棒鋼材に対する機械的切削加工のいずれか、あるいはそれらの組合せによって製造することができるが、肉厚の炭素鋼鋼管からなる本管レールそのもの外径に比較して、強度的に許容される範囲内において極力大径になることを避け、構造体としてのトータルの軽量化を達成し得るべく配慮することが望ましい。従って前記保持用スリーブや押圧部材の係合壁も、それら部材の外径とほぼ同一の範囲内で形成して、コモンレール端末におけるそれらの接続構造が、より小型化されてレイアウト面での省スペース化に寄与すると同時に、コモンレール接続体としての軽量化を図る上でに大きく貢献している。
本発明に係るコモンレール端末のシール構造によれば、軸心内部に40〜250Mpaに達する高圧燃料を蓄圧するための流通路を有する厚肉管からなる本管レールの少なくとも一端部に、シール部材を接続して前記高圧燃料が、高圧ポンプからフィードパイプを介して供給されると同時に、燃料噴射管を介して噴射ノズルに分岐供給するコモンレールにおいて、前記本管レールの少なくとも一端部の外周面に雄螺子を設け、該雄螺子に内周面の少なくとも一端部に雌螺子を設け、外周の一端部に係合壁が設けられた略円筒形状の保持用スリーブを螺合させ、次いで該保持用スリーブを保持した状態で当該保持用スリーブに、外周の一端部に係合壁が設けられたナット状もしくはボルト状あるいは棒状の押圧部材を螺合させ、該押圧部材と前記本管レールの端末に形成されたシート面間に介在させたシール部材を、前記押圧部材の前記保持用スリーブとの螺合に伴う軸力によってシート面に押圧しながら締結することにより、本管レールに対して捩り力を加えることなく、強固な組付けが完了する。従って本管レールに対する締付けトルクに伴う捩れ現象を生ずることがなく、締付けによる各部の寸法精度の変化、燃料噴射管やブラケットの変形を無くし、それによってもたらされる構成部材への応力の残留や外表面の損傷、取付け不具合やエンジン運転中の折損や破損等も未然に防ぐことができる。
また、本発明によるコモンレール端末のシール構造は、単にシール栓を取着するに止まらず、本管レールの端末に、前記シール部材に代えてフィードパイプや燃料噴射管等の分岐管を接続することによって流路としても活用することが可能である。一方、本発明によるコモンレール端末のシール構造は、用いられる前記保持用スリーブおよび押圧部材の形状が、肉厚鋼管からなる本管レールの外径に対してやや大径の略円筒形状であり、鍛造、引抜き、プレス成形等に加えて機械的切削加工など、量産が容易な生産性の高い加工方法を任意に選択できるところから、その製造コストが大幅に削減できると同時に、それらの各部材が極めてコンパクトでかつ軽量であり、省スペース、省資源の見地においても大きく寄与し、振動や衝撃など過酷な条件に対しても十分に耐えることができ、その耐久性の面においても高度な信頼性を有するコモンレール端末のシール構造を、極めて安価に市場に提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について添付した図面並びに実施例に基づいて更に具体的に説明するが、本発明はこれによって拘束されるものではなく、本発明の主旨の範囲内で自由に設計変更が可能である。
図1は本発明に係る第1実施例によるコモンレール端末のシール構造を示す要部縦断側面図、図2は同実施例において組込まれる保持用スリーブ単体の2面図で、(a)はその縦断側面図、(b)はその正面図、図3は同実施例において組込まれる押圧部材単体の2面図で、(a)はその縦断側面図、(b)はその背面図、図4は本発明に係る第2実施例のコモンレール端末のシール構造を示す要部縦断側面図、図5は同実施例において組込まれる保持用スリーブ単体の2面図で、(a)はその縦断側面図、(b)はその背面図、図6は同実施例において組込まれる押圧部材単体の2面図で、(a)はその縦断側面図、(b)はその背面図、(c)は同実施例に用いられる他の押圧部材単体を示す背面図、図7は本発明に係る第4実施例によるコモンレール端末のシール構造を示す要部縦断側面図、図8は本発明に係る第5実施例によるコモンレール端末の接続構造を示す縦断側面図である。
本発明に係る第1実施例のコモンレール端末のシール構造は、図1に示すように軸心の内周部に高圧燃料の流通路1−1が形成された管外径が16mmの、圧力配管炭素鋼、高炭素鋼、TRIP鋼、合金鋼等からなる高抗張力の鋼管からなる厚肉鋼管製の本管レール1の端末において、その外周面に雄螺子1−2を、その内周面の前記流通路1−1の先端部分にシート面1−3をそれぞれ形成し、前記雄螺子1−2に、図2(a)に示すように内周面に雌螺子2−1が形成され、外周に段部2−2を隔ててその前方に雄螺子2−5が、その後方に6角形状の係合壁2−4が形成された略円筒状の保持用スリーブ2を螺合し、その後該保持用スリーブ2の雄螺子2−5に、図3(a)に示すように内周面に雌螺子3−1が形成され、外周部3−3の一端部に同図(b)に示すように係合壁3−4が形成された袋ナット形状(有底円筒状)の押圧部材3を、該押圧部材3の内部に形成された押圧壁3−2と、前記本管レール1端末の流通路1−1先端面に形成されたシート面1−3との間に、球形の鋼球からなるシール球4を当接しながら螺合して、本発明に基づく本実施例によるコモンレール端末のシール構造を得た。
この螺合による締結に際し、保持用スリーブ2に形成された前記係合壁2−4と、押圧部材3の外周の一端部に形成された前記係合壁3−4とに、それぞれスパナ等の着脱用工具を係合し、保持用スリーブ2の係合壁2−4に係合した工具を固定し、押圧部材3の係合壁3−4に係合した工具を回動させて締め付けることにより、本管レール1に対して捩り力を加えることなく、押圧部材3による軸力によって前記シール球4が、本管レール端末の前記シート面1−3と、袋ナット形状の前記押圧部材内側の押圧壁3−2とに強固に係圧され、コモンレール端末におけるシール構造が、健全な状態で保持される。すなわち、本管レール1に対して捩り力を加えることなく端末部のシールが可能となることによって、本管レール1および本管レール1と一体または別体の構成部材(図示せず)に変形力が伝播されることがなく、締付けによる各部の寸法精度の変化、燃料噴射管やブラケットの変形を無くし、それによってもたらされる構成部材への応力の残留や外表面の損傷、取付け不具合やエンジン運転中の折損や破損等を未然に防止し得ると同時に、振動や衝撃など過酷な条件に対しても十分に耐えることができる。
なお、本実施例において用いられる前記保持用スリーブ2および押圧部材3は、本実施例によっても明らかなように、その形状が本管レール1の外径に対してやや大径の円筒状形状であり、鍛造、引抜き、プレス成形等に加えて機械的切削加工など、量産が容易な生産性の高い加工方法を任意に選択できるところから、その製造コストが大幅に削減できると同時に、それらの各部材が極めてコンパクトでかつ軽量であり、省スペース、省資源の見地においても優れた効果が期待できる。
本発明に係る第2実施例のコモンレール端末のシール構造における保持用スリーブ2aは、図4、図5(a)に示すように内周面のほぼ中間部分に段部2a−2が設けられ、該段部2a−2に隔てられてその後方には、本管レール1端末の前記雄螺子1−2に螺合するための雌螺子2a−1が設けられ、該段部2a−2に隔てられる前方のそれよりやや大径の内周面にも雌螺子2a−5が形成され、外周面の円筒部2a−3を除いた一端部には、同図(b)に示すように6角のナット状の係合壁2a−4が形成され、予め本管レール1の端末に螺合によって一体に組込まれている。
一方、本実施例による押圧部材3aは、図4、図6(a)および(b)に示すように後方の外周壁の一端部に6角形状の係合壁3a−4が形成され、該係合壁3a−4に連なる前方に雄螺子3a−1が形成されたボルト状あるいは棒状の部材であって、その先端部には垂直の係合壁3a−2が形成されている。本実施例におけるコモンレール端末のシール構造は、本管レール1の流通路1−1先端のシート面に、実施例1で用いたものと実質的に同一のシール球4を当接しながら、予め本管レール1の端末に組込んだ前記保持用スリーブ2aの前方の雌螺子2a−5に、押圧部材3aを螺合してその先端に形成した押圧壁3a−2を、保持用スリーブ2aを固定した状態で押圧部材3aを回動させて本管レール1に捩り力を加えることなく前記シール球4に当接してその軸力によって締結し、図4に示すような本実施例によるコモンレール端末のシール構造を得ることができる。得られた本実施例によるコモンレール端末のシール構造は、実施例1と同様、本管レール1に対して捩り力を加えることなく端末部のシールが可能となることによって、本管レール1および本管レール1と一体または別体の構成部材(図示せず)に変形力が伝播されることがなく、締付けによる各部の寸法精度の変化、燃料噴射管やブラケットの変形を無くし、それによってもたらされる構成部材への応力の残留や外表面の損傷、取付け不具合やエンジン運転中の折損や破損等を未然に防止し得ると同時に、振動や衝撃など過酷な条件に対しても十分に耐えることができる。したがって、本実施例においても、その生産性並びにシール構造体としての信頼性において実施例1と同様の優れた効果が期待できる。
また、図6(c)に示す他の押圧部材3bは、後壁部3b−3に形成した凹状の係合穴3b−5に6角レンチに対応する内側への凹状の係合壁3b−4が形成されたもので、この押圧部材3bを用いて得られるコモンレール端末のシール構造の場合は、前記実施例2と同様、本管レール1に対して捩り力を加えることなく端末部のシールが可能となることによって、本管レール1および本管レール1と一体または別体の構成部材に変形力が伝播されることがなく、締付けによる各部の寸法精度の変化、燃料噴射管やブラケットの変形を無くし、それによってもたらされる構成部材への応力の残留や外表面の損傷、取付け不具合やエンジン運転中の折損や破損等を未然に防止し得ると同時に、振動や衝撃など過酷な条件に対しても十分に耐えることができることに加え、押圧部材3bに形成された凹状の係合壁3b−4が、構成部材の軽量化により一層寄与する。したがって、本実施例においても、その生産性並びにシール構造体としての信頼性において実施例1と同様の優れた効果が期待できる。
図7に示す本発明に係る第4実施例のコモンレール端末のシール構造は、上記各実施例において用いたシール球に代えて、本管レール1のシート面1−3に当接する先端部が円錐形状で、押圧部材3aの押圧壁3a−2に当接する後端面が平坦な砲弾形もしくは断面略台形のシール駒4aを、シール部材として用いた以外は上記実施例2と同様の構成を有するコモンレール端末のシール構造である。したがって、得られた本実施例によるコモンレール端末のシール構造においても、前記実施例2と同様、本管レール1に対して捩り力を加えることなく端末部のシールが可能となることによって、本管レール1および本管レール1と一体または別体の構成部材に変形力が伝播されることがなく、締付けによる各部の寸法精度の変化、燃料噴射管やブラケットの変形を無くし、それによってもたらされる構成部材への応力の残留や外表面の損傷、取付け不具合やエンジン運転中の折損や破損等を未然に防止し得ると同時に、振動や衝撃など過酷な条件に対しても十分に耐えることができる。したがって、本実施例においても、その生産性並びにシール構造体としての信頼性において実施例1と同様の優れた効果が期待できる。なお、押圧壁3−2、3a―2は平坦面を例示したが球面状、円錐状など種々の形状の凹面であってもよい。
図8に示す本発明に係る第5実施例は、本発明に係るコモンレール端末のシール構造における応用例として示すコモンレール端末の接続構造であり、本管レール1の端末のシール構造に代えて、分岐枝管に連なる継手部材6を接続することにより、コモンレール端末における接続構造を構成したものである。
すなわち、本実施例の具体的構成は、押圧部材3aや3bに代えて継手部材6を、シール球4に代えて接続部材5をそれぞれ用いて構成したもので、本管レール1の端末に組込まれた保持用スリーブ2aの雌螺子2a−5に、継手部材6の前方円筒部6−2に形成された雄螺子6−3を螺合して一体として組込むと共に、該前方円筒部6−2の内周面に形成された大径室6−4に、軸心に流路5−1が穿設され、その前後の両端面に円錐形の押圧座面5−2が設けられた接続部材5を嵌挿し、前方の押圧座面5−2を本管レール1先端のシート面1−3に、後方の押圧座面を5−2を継手部材6の小径室6−5の端面に設けられたシート面6−10にそれぞれ当接して、前記保持用スリーブ2aを固定した状態で継手部材6を回動させて本管レール1に捩り力を加えることなくその軸力によって締結されることにより、本管レールの流通路1−1から接続部材の流路5−1を経て継手部材6に至るルートが、高い機密性を維持した状態で強固に締結されたコモンレール端末の接続構造を得ることができる。なお、本実施例の継手部材6には同図に示すように、フランジ部6−1に隔てられる後方円筒部6−6に、さらにその下流側に接続される分岐枝管(図示を省略)用の雄螺子6−7が設けられ、その内周面には前記接続部材5の流路5−1に連なる小径室6−5と、該小径室6−5の下流側には外側に円錐形に開口する受圧座面6−8が設けられ、図示を省略する前記分岐枝管との接続に備えている。
この図8に示すコモンレール端末の接続構造の場合も、その生産性並びに接続構造体としての信頼性において、上記各実施例によるシール構造と同様の優れた効果が期待できる。
本発明に基づく上記各実施例において、保持用スリーブ2および2aの外周の一端部に設けられる係合壁2−4および2a−4、押圧部材3および3aの外周の一端部に設けられる係合壁3−4および3a−4、継手部材6のフランジ部6−1に設けられる係合壁6−9は、それぞれ6角のナット状に形成されているが、本発明においてはその形状を着脱用工具に係合が可能で、かつ構成部材としてのボリュウムがコンパクトで、軽量化の妨げとならない形状であれば例えば平行な2面とするなど、任意の形状に変更することを妨げるものではない。
本発明のコモンレール端末のシール構造は、軸心内部に40〜250Mpaに達する高圧燃料を蓄圧する本管レールの端末に予め円筒状部材からなる保持用スリーブを螺合によって一体に組込み、該保持用スリーブが組込まれた本管レール端末のシート面と押圧部材間にシール部材を介在させ、保持用スリーブと押圧部材のそれぞれに設けられた係合壁にスパナ等の着脱用工具を係合し、スリーブを固定し、押圧部材を回動して締め付けることにより、本管レールそれ自体に対して捩り力を加えることなく、本発明による本管レール端末のシール構造が得られる。
このように、本発明のコモンレール端末のシール構造は、本管レールそれ自体に対して捩り力を加えることなく、強固な組付けが完了するために、本管レールに対する捩れや締付けトルクを生ずることがなく、締付けによる寸法精度の変化や取付け不良を招いてその外表面にかじりなどの傷が生じ、それに由来して応力集中を招いて折損や破損に至るという懸念は未然に解消される。また、本発明によるコモンレール端末のシール構造は、単にシール栓を取着するに止まらず、本管レールの端末に、前記シール部材に代えて分岐管を接続することによって流路としても活用することが可能である。
一方、本発明によるコモンレール端末のシール構造は、用いられる前記保持用スリーブおよび押圧部材の形状が、肉厚鋼管からなる本管レールの外径に対してやや大径の略円筒形状であり、鍛造、引抜き、プレス成形等に加えて機械的切削加工など、量産が容易な生産性の高い加工方法を任意に選択できるところから、その製造コストを大幅に削減することができる。加えてそれらの各部材が極めてコンパクトでかつ軽量であり、省スペース、省資源の見地においても大きく寄与し、振動や衝撃など過酷な条件に対しても十分に耐えることができ、その耐久性の面においても高度な信頼性を有するコモンレール端末のシール構造を、極めて安価に市場に提供することができるところから、当該産業分野において幅広く採用されることが期待される。
本発明に係る第1実施例によるコモンレール端末のシール構造を示す要部縦断側面図である。 同実施例において組込まれる保持用スリーブ単体の2面図で、(a)はその縦断側面図、(b)はその正面図である。 同実施例において組込まれる押圧部材単体の2面図で、(a)はその縦断側面図、(b)はその背面図である。 本発明に係る第2実施例のコモンレール端末のシール構造を示す要部縦断側面図である。 同実施例において組込まれる保持用スリーブ単体の2面図で、(a)はその縦断側面図、(b)はその背面図である。 同実施例において組込まれる押圧部材単体の2面図で、(a)はその縦断側面図、(b)はその背面図、(c)は同実施例に用いられる他の押圧部材単体を示す背面図である。 本発明に係る第4実施例によるコモンレール端末のシール構造を示す要部縦断側面図である。 本発明に係る第5実施例によるコモンレール端末の接続構造を示す要部縦断側面図である。 従来例のコモンレール端末のシール構造を説明するための2面図で、(a)はシール構造を構築する前の本管レール端末の状態を示す要部拡大縦断側面図、(b)はシール構造を構築した後の本管レール端末の要部拡大縦断側面図である。 他の従来例におけるコモンレール端末のシール構造を示し、(a)、(b)はそれぞれその端末の要部拡大縦断側面図である。
符号の説明
1 本管レール
1−1 流通路
1−2 雄螺子 凸部
1−3、6−10 シート面
1−4 受圧座面
2、2a 保持用スリーブ
2−1、2a−1 雌螺子
2−2、2a−2 段部
2−3、2a−3 円筒部
2−4、2a−4 係合壁
2−5 雄螺子
2a−5 雌螺子
3、3a、3b 押圧部材
3−1 雌螺子
3a−1 雄螺子
3−2、3a−2 押圧壁
3−3 外周部
3a−3、3b−3 後壁部
3−4、3a−4、3b−4、6−9 係合壁
4 シール球
4a シール駒
5 接続部材
5−1 流路
5−2 押圧座面
6 継手部材
6−1 フランジ部
6−2 前方円筒部
6−3 雄螺子
6−4 大径室
6−5 小径室
6−6 後方円筒部
6−7 雄螺子
6−8 受圧座面

Claims (8)

  1. 軸心内部に高圧燃料を蓄圧するための流通路を有する厚肉管からなる本管レールの少なくとも一端部に、シール部材が接続され、前記高圧燃料が高圧ポンプを介して供給されると共に、噴射ノズルに分岐供給するコモンレールにおいて、前記本管レールの少なくとも一端部の外周面に、外周の一端部に係合壁が設けられた略円筒形状の保持用スリーブが螺合し、さらに該保持用スリーブに、外周の一端部に係合壁が設けられたナット状若しくはボルト状の押圧部材が螺合し、該押圧部材と前記本管レールの端末に形成されたシート面間に介在させたシール部材が、前記押圧部材の前記保持用スリーブとの螺合に伴う軸力によって前記シート面に押圧されて締結された構成となしたことを特徴とするコモンレール端末のシール構造。
  2. 前記保持用スリーブ並びに押圧部材の外周の一端部に設けられる係合壁が、着脱用工具に係合可能な平行な2面を一対もしくは複数対有することを特徴とする請求項1に記載のコモンレール端末のシール構造。
  3. 前記保持用スリーブの外周の一端部に、雄螺子が設けられることを特徴とする請求項1または2に記載のコモンレール端末のシール構造。
  4. 前記保持用スリーブの内周の一端部に、雌螺子が設けられることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のコモンレール端末のシール構造。
  5. 前記押圧部材が、その内側に押圧壁面を有する袋ナット状、もしくはその先端に押圧壁面を有する棒状あるいはボルト状に形成されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のコモンレール端末のシール構造。
  6. 前記押圧壁面が平坦面、円錐面、回転湾曲面のいずれかの形状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のコモンレール端末のシール構造。
  7. 前記シール部材が球状、あるいは垂直の背面と略球形もしくは略円錐形の先端面を有する駒部材の、いずれかであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のコモンレール端末のシール構造。
  8. 前記シール部材に代え、分岐接続体が接続されることを特徴とする請求項1または2に記載のコモンレール端末のシール構造。
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