JP2008279184A - ミシンの刺繍枠装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】刺繍枠への布の着脱を的確かつ容易に行うこと。
【解決手段】両端部51a,51b同士が対向するような枠状に形成された外枠51と、外枠の内側に嵌め込み可能となるように枠状に形成された内枠52と、を有し、被縫製物を内枠に張った状態で内枠と外枠の間に挟み込んで保持するミシンの刺繍枠装置5において、被縫製物を内枠とで挟み込んで保持する位置とその挟み込みから解放する位置との間で外枠の端部を移動可能とするように操作可能に設けられた操作部材53と、操作部材の操作により被縫製物を外枠と内枠とで挟み込んで保持した状態における外枠の両端部間の間隔を調節する間隔調節部材54と、を備える。
【選択図】図2
【解決手段】両端部51a,51b同士が対向するような枠状に形成された外枠51と、外枠の内側に嵌め込み可能となるように枠状に形成された内枠52と、を有し、被縫製物を内枠に張った状態で内枠と外枠の間に挟み込んで保持するミシンの刺繍枠装置5において、被縫製物を内枠とで挟み込んで保持する位置とその挟み込みから解放する位置との間で外枠の端部を移動可能とするように操作可能に設けられた操作部材53と、操作部材の操作により被縫製物を外枠と内枠とで挟み込んで保持した状態における外枠の両端部間の間隔を調節する間隔調節部材54と、を備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、ミシンの刺繍枠装置に関する。
刺繍枠により被縫製物である布を張った状態で保持し、刺繍枠を移動させることにより布に刺繍縫いを施すことができるミシンが知られている。
図6,7に示すように、刺繍枠100は、外枠101と内枠102を有しており、布103を外枠101と内枠103との間で挟み込んで布103を保持する。刺繍枠100により保持される布103の厚さは多様であるため、布103の厚さに合わせて外枠101を拡げたり、狭めたりすることで、調節を行っている(例えば、特許文献1参照。)。
刺繍枠100により布103の保持を行う方法としては、(1)事前に外枠101及び内枠102の状態を決定し、布103を強制的に挟み込ませる方法と、(2)内枠102に布103をセットし、その後、内枠102及び布103の外側から外枠101を嵌め込んで外枠101を徐々に締めていく方法と、がある。
実開平7−15793号公報
図6,7に示すように、刺繍枠100は、外枠101と内枠102を有しており、布103を外枠101と内枠103との間で挟み込んで布103を保持する。刺繍枠100により保持される布103の厚さは多様であるため、布103の厚さに合わせて外枠101を拡げたり、狭めたりすることで、調節を行っている(例えば、特許文献1参照。)。
刺繍枠100により布103の保持を行う方法としては、(1)事前に外枠101及び内枠102の状態を決定し、布103を強制的に挟み込ませる方法と、(2)内枠102に布103をセットし、その後、内枠102及び布103の外側から外枠101を嵌め込んで外枠101を徐々に締めていく方法と、がある。
しかし、上記(1)のように、布を強制的に挟み込ませる方法によれば、挟み込む際に布103がずれてしまうことがある。図7に示すように、布103には予め刺繍模様104を施す位置が決められているので、布103がずれてしまうと、刺繍模様104の位置もずれてしまうという問題があった。
また、上記(2)のように、外枠101を徐々に締めていく方法によれば、布103に対してどの程度外枠101を締め付ければよいかわからないという問題があった。外枠101の締め込みは、外枠101に設けられた調節ネジ105によって行うため、外枠101を締め付けていくに連れて大きな力が必要となる問題があった。
また、上記(2)のように、外枠101を徐々に締めていく方法によれば、布103に対してどの程度外枠101を締め付ければよいかわからないという問題があった。外枠101の締め込みは、外枠101に設けられた調節ネジ105によって行うため、外枠101を締め付けていくに連れて大きな力が必要となる問題があった。
そこで、本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、刺繍枠への被縫製物の着脱を的確かつ容易に行うことができるミシンの刺繍枠装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、両端部同士が対向するような枠状に形成された外枠と、前記外枠の内側に嵌め込み可能となるように枠状に形成された内枠と、を有し、被縫製物を前記内枠に張った状態で前記内枠と前記外枠の間に挟み込んで保持するミシンの刺繍枠装置において、
被縫製物を前記内枠とで挟み込んで保持する位置とその挟み込みから解放する位置との間で前記外枠の端部を移動可能とするように操作可能に設けられた操作部材と、
前記操作部材の操作により被縫製物を前記外枠と前記内枠とで挟み込んで保持した状態における前記外枠の両端部間の間隔を調節する間隔調節部材と、
を備えることを特徴とする。
被縫製物を前記内枠とで挟み込んで保持する位置とその挟み込みから解放する位置との間で前記外枠の端部を移動可能とするように操作可能に設けられた操作部材と、
前記操作部材の操作により被縫製物を前記外枠と前記内枠とで挟み込んで保持した状態における前記外枠の両端部間の間隔を調節する間隔調節部材と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のミシンの刺繍枠装置において、
前記外枠の両端部間に設けられ、各端部を互いに離間する方向に付勢する付勢部材を設けたことを特徴とする。
前記外枠の両端部間に設けられ、各端部を互いに離間する方向に付勢する付勢部材を設けたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のミシンの刺繍枠装置において、
前記外枠の両端部の接離の際の移動方向以外へのずれを防止するガイド機構を設けたことを特徴とする。
前記外枠の両端部の接離の際の移動方向以外へのずれを防止するガイド機構を設けたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、操作部材の操作により、被縫製物を外枠及び内枠で保持することができるとともに、外枠及び内枠による保持から解放することができる。ここで、間隔調節部材により被縫製物を外枠と内枠とで挟み込んで保持した状態における外枠の両端部間の間隔を調節することで、操作部材による外枠の締め付け量を調節することができる。すなわち、外枠の両端部間の間隔が短くなるように調節すれば、被縫製物の締め付け力を大きくすることができ、外枠の両端部間の間隔が長くなるように調節すれば、被縫製物の締め付け力を小さくすることができる。
これにより、操作部材により、刺繍枠への被縫製物の着脱を容易に行うことができる。また、被縫製物の厚さに対応させて間隔調節部材により外枠の締め付け力を調節することができるので、被縫製物の厚さが変化してもその被縫製物に対応した的確な強さで締め付けて保持することができる。
これにより、操作部材により、刺繍枠への被縫製物の着脱を容易に行うことができる。また、被縫製物の厚さに対応させて間隔調節部材により外枠の締め付け力を調節することができるので、被縫製物の厚さが変化してもその被縫製物に対応した的確な強さで締め付けて保持することができる。
請求項2に記載の発明によれば、操作部材で刺繍枠による被縫製物の保持を解除すると、付勢部材の付勢力により外枠の両端部は、互いに離間する方向に移動する。
これにより、操作部材の操作だけで、被縫製物を刺繍枠から取り外せる位置まで外枠を移動させることができ、ユーザによる外枠を拡げる動作を自動的に行うことができる。よって、ユーザの手間を省くことができる。
これにより、操作部材の操作だけで、被縫製物を刺繍枠から取り外せる位置まで外枠を移動させることができ、ユーザによる外枠を拡げる動作を自動的に行うことができる。よって、ユーザの手間を省くことができる。
請求項3に記載の発明によれば、ガイド機構は、外枠の両端部の接離の際の移動方向以外へのずれを防止するので、外枠を締め付けて被縫製物を保持する際に、外枠がずれた状態で被縫製物を締め付けることがなくなる。
これにより、外枠と内枠とで挟み込まれる被縫製物は、その挟み込まれる部分において均等な力で締め付けて保持することができる。
これにより、外枠と内枠とで挟み込まれる被縫製物は、その挟み込まれる部分において均等な力で締め付けて保持することができる。
以下、図面を参照して、ミシンの刺繍枠装置の最良の実施形態について詳細に説明する。
<ミシンの構成>
図1に示すように、ミシン1は、ミシンベッド11と、ミシンべッド11から上方に立ち上げられたミシン胴部12と、ミシン胴部12の上方からミシンベッド11に沿うように延設されたミシンアーム13と、を備えている。
ミシン1は、ミシンアーム13の先端側となるミシン頭部13a(図1におけるミシンアーム13の左端部)の下方において上下動可能に支持された縫い針21を有し、ミシン頭部13aの下部に設けられ、縫い針21を支持すると共に主軸モータの駆動により縫い針21を上下に駆動する針上下動機構2と、実用縫いを行う際に縫い針21を被縫製物としての布Cの送り方向と略直交する方向に振らせる針振り機構(図示略)と、ミシンベッド11上面に設けられた針板の下方に設けられ、実用縫いを行う際に所定のタイミングで針板から出没する送り歯により布Cを送る送り機構(図示略)と、縫い針21の下方に設けられ、布Cを針板の上面に沿うように張った状態で保持する刺繍枠装置5を針板の上面に沿って駆動させる枠駆動機構6と、ユーザによる操作入力がなされる操作パネル7と、縫い針21と共に針上下動機構2に支持され、刺繍縫いの際に縫い針21と共に上下動する布押さえ8と、を備えている。
<ミシンの構成>
図1に示すように、ミシン1は、ミシンベッド11と、ミシンべッド11から上方に立ち上げられたミシン胴部12と、ミシン胴部12の上方からミシンベッド11に沿うように延設されたミシンアーム13と、を備えている。
ミシン1は、ミシンアーム13の先端側となるミシン頭部13a(図1におけるミシンアーム13の左端部)の下方において上下動可能に支持された縫い針21を有し、ミシン頭部13aの下部に設けられ、縫い針21を支持すると共に主軸モータの駆動により縫い針21を上下に駆動する針上下動機構2と、実用縫いを行う際に縫い針21を被縫製物としての布Cの送り方向と略直交する方向に振らせる針振り機構(図示略)と、ミシンベッド11上面に設けられた針板の下方に設けられ、実用縫いを行う際に所定のタイミングで針板から出没する送り歯により布Cを送る送り機構(図示略)と、縫い針21の下方に設けられ、布Cを針板の上面に沿うように張った状態で保持する刺繍枠装置5を針板の上面に沿って駆動させる枠駆動機構6と、ユーザによる操作入力がなされる操作パネル7と、縫い針21と共に針上下動機構2に支持され、刺繍縫いの際に縫い針21と共に上下動する布押さえ8と、を備えている。
また、図1に示すミシンアーム13の左端のミシン頭部13aには、縫製の起動や停止を行うための起動/停止スイッチ(以下、S/Sスイッチと略称する)22と、返し縫いを行うために指示入力を行うための返し縫いスイッチ23と、縫製後の糸切りを指示入力するための糸切りスイッチ24と、縫製の速度を調整するためのスライドボリューム25とが、ミシン頭部13aの下方から順番に並んで設けられている。
なお、本実施形態では、縫い針21が上下動を行う方向をZ軸方向とし、刺繍枠装置50が枠駆動機構6により図1における左右方向に移動される方向(相互に直交する二方向の内の一方)をX軸方向とし、刺繍枠装置5が枠駆動機構6により図1における前後方向に移動される方向をY軸方向(相互に直交する二方向のうちの他方)として、以下の説明を行うこととする。
<刺繍枠装置>
図2〜図5に示すように、刺繍枠装置5は、外枠51と内枠52とを有して布Cを保持する刺繍枠50と、布Cを内枠52とで挟み込んで保持する位置とその挟み込みから解放する位置との間で外枠51の端部を移動可能とするように操作可能に設けられた操作部材53と、操作部材53の操作により布Cを外枠51と内枠52とで挟み込んで保持した状態における外枠51の両端部間の間隔を調節する間隔調節部材54と、を備えている。
図2〜図5に示すように、刺繍枠装置5は、外枠51と内枠52とを有して布Cを保持する刺繍枠50と、布Cを内枠52とで挟み込んで保持する位置とその挟み込みから解放する位置との間で外枠51の端部を移動可能とするように操作可能に設けられた操作部材53と、操作部材53の操作により布Cを外枠51と内枠52とで挟み込んで保持した状態における外枠51の両端部間の間隔を調節する間隔調節部材54と、を備えている。
(刺繍枠)
刺繍枠50は、略長方形状に形成されるとともに、一箇所で分断され、その両端部51a,51b同士が対向するような枠状に形成された外枠51と、この外枠51と同様に略長方形状に形成され、外枠51の内側に嵌め込み可能となるように枠状に形成された内枠52と、を備えている。刺繍枠50は、布Cが内枠52に張った状態で内枠52と外枠51の間に挟み込まれ、両枠51,52の内側に布Cの略長方形状の平面領域が形成されており、この平面領域が縫製可能領域M(図1参照)となっている。また、刺繍枠51は、大中小のように複数のサイズのものが選択的に装着可能であり、このような刺繍枠50のサイズごとに縫製可能領域Mが定まるようになっている。
外枠51は、間隔調節部材54により布Cの締め付けの度合いを調節することができるように形成され、その両端部51a,51bは、外側に屈曲するように形成されている。内枠52は、無端となるように形成されている。外枠51の両端部51a,51bには、溝51c,51d(図4,5参照)が形成され、この溝51c,51dには、ブラケット58が嵌め込まれている。
図3に示すように、ブラケット58は、側面視コ字状に形成されている。ブラケット58の端部には、一本の支軸59が両端部を連結するように設けられている。この支軸59には、操作部材53として機能する操作レバー53が回転自在に挿通されている。ブラケット58の屈曲部には、間隔調節部材54として機能する調節ネジ54が螺合されている。
刺繍枠50は、略長方形状に形成されるとともに、一箇所で分断され、その両端部51a,51b同士が対向するような枠状に形成された外枠51と、この外枠51と同様に略長方形状に形成され、外枠51の内側に嵌め込み可能となるように枠状に形成された内枠52と、を備えている。刺繍枠50は、布Cが内枠52に張った状態で内枠52と外枠51の間に挟み込まれ、両枠51,52の内側に布Cの略長方形状の平面領域が形成されており、この平面領域が縫製可能領域M(図1参照)となっている。また、刺繍枠51は、大中小のように複数のサイズのものが選択的に装着可能であり、このような刺繍枠50のサイズごとに縫製可能領域Mが定まるようになっている。
外枠51は、間隔調節部材54により布Cの締め付けの度合いを調節することができるように形成され、その両端部51a,51bは、外側に屈曲するように形成されている。内枠52は、無端となるように形成されている。外枠51の両端部51a,51bには、溝51c,51d(図4,5参照)が形成され、この溝51c,51dには、ブラケット58が嵌め込まれている。
図3に示すように、ブラケット58は、側面視コ字状に形成されている。ブラケット58の端部には、一本の支軸59が両端部を連結するように設けられている。この支軸59には、操作部材53として機能する操作レバー53が回転自在に挿通されている。ブラケット58の屈曲部には、間隔調節部材54として機能する調節ネジ54が螺合されている。
(操作部材)
図4,5に示すように、操作部材としての操作レバー53は、ユーザにより把持されて操作されるレバー部53aと、レバー部53aの回転位置により外枠51との当接位置が変化するように形成されたカム部53bと、を有している。
カム部53bは、回転中心となる支軸59から外周縁までの距離が変化するように形成されている。カム部53bは、布Cを内枠52とで締め付けて保持する際に、支軸59から外周縁までの距離が長い部分が外枠51の端部51aに当接し、布Cを保持から解放する際に、支軸59から外周縁までの距離が短い部分が外枠51の端部51aに当接する。ここで、カム部53bのうち、支軸59から外周縁までの距離が長い部分には、外枠51に面接触するように平面状のフラット部53cが形成されている。これは、布Cを保持した際にカム部53bのフラット部53cと外枠51との接触面積を増やすことで、外枠51と操作レバー53の摩擦を増やし、操作レバー53の戻り動作を防止するためである。一方、カム部53bのフラット部53c以外の部分は、外枠51に点接触するように曲面状に形成されている。これは、カム部53bと外枠51との接触面積を減らすことで、外枠51と操作レバー53の摩擦を減らし、操作レバー53の操作性を向上させるためである。また、カム部53bは、フラット部53cに近づくに連れて支軸59と外周縁との距離が長くなるように形成されている。
外枠51の両端部51a,51b間には、付勢部材としてのバネ55が設けられており、このバネ55は外枠51の互いの端部51a,51bから離間するように各端部51a,51bを付勢する。このバネ55の付勢力により、外枠51の一方の端部は、操作レバー53のカム部53bに常に当接している。
図4,5に示すように、操作部材としての操作レバー53は、ユーザにより把持されて操作されるレバー部53aと、レバー部53aの回転位置により外枠51との当接位置が変化するように形成されたカム部53bと、を有している。
カム部53bは、回転中心となる支軸59から外周縁までの距離が変化するように形成されている。カム部53bは、布Cを内枠52とで締め付けて保持する際に、支軸59から外周縁までの距離が長い部分が外枠51の端部51aに当接し、布Cを保持から解放する際に、支軸59から外周縁までの距離が短い部分が外枠51の端部51aに当接する。ここで、カム部53bのうち、支軸59から外周縁までの距離が長い部分には、外枠51に面接触するように平面状のフラット部53cが形成されている。これは、布Cを保持した際にカム部53bのフラット部53cと外枠51との接触面積を増やすことで、外枠51と操作レバー53の摩擦を増やし、操作レバー53の戻り動作を防止するためである。一方、カム部53bのフラット部53c以外の部分は、外枠51に点接触するように曲面状に形成されている。これは、カム部53bと外枠51との接触面積を減らすことで、外枠51と操作レバー53の摩擦を減らし、操作レバー53の操作性を向上させるためである。また、カム部53bは、フラット部53cに近づくに連れて支軸59と外周縁との距離が長くなるように形成されている。
外枠51の両端部51a,51b間には、付勢部材としてのバネ55が設けられており、このバネ55は外枠51の互いの端部51a,51bから離間するように各端部51a,51bを付勢する。このバネ55の付勢力により、外枠51の一方の端部は、操作レバー53のカム部53bに常に当接している。
(間隔調節部材)
図3〜図5に示すように、間隔調節部材としての調節ネジ54は、ブラケット58に螺合されており、その先端が外枠51の両端部のうち、操作レバー53に当接しない方の端部51bに当接している。調節ネジ54は、回転のみが自在とされており、調節ネジ54の回転により、調節ネジ54に螺合するブラケット58が外枠51の開閉方向(調節ネジ54の軸線方向、図3〜図5における左右方向)に移動する。このブラケット58の移動により、操作レバー53の位置も移動するので、操作レバー53と外枠51との当接位置が変わり、布Cの締め付けの強さを変えることができる。
図3〜図5に示すように、間隔調節部材としての調節ネジ54は、ブラケット58に螺合されており、その先端が外枠51の両端部のうち、操作レバー53に当接しない方の端部51bに当接している。調節ネジ54は、回転のみが自在とされており、調節ネジ54の回転により、調節ネジ54に螺合するブラケット58が外枠51の開閉方向(調節ネジ54の軸線方向、図3〜図5における左右方向)に移動する。このブラケット58の移動により、操作レバー53の位置も移動するので、操作レバー53と外枠51との当接位置が変わり、布Cの締め付けの強さを変えることができる。
(ガイド機構)
図4,5に示すように、ガイド機構56は、棒状に形成された突起56aと、この突起56aを収容可能に形成された収容孔56bと、を備えている。
突起56aは、外枠51の他端部51bに形成されるとともに、対向する外枠51の一端部51aに向けて直線状に延びるように形成されている。
収容孔56bは、外枠51の一端部51aに形成され、突起56aの一部が常に挿入された状態となっている。
図4,5に示すように、ガイド機構56は、棒状に形成された突起56aと、この突起56aを収容可能に形成された収容孔56bと、を備えている。
突起56aは、外枠51の他端部51bに形成されるとともに、対向する外枠51の一端部51aに向けて直線状に延びるように形成されている。
収容孔56bは、外枠51の一端部51aに形成され、突起56aの一部が常に挿入された状態となっている。
<枠駆動機構>
図1に示すように、枠駆動機構6は、ミシンベッド11の上面においてX軸方向に往復移動可能に支持されたキャリッジ61と、該キャリッジ61をX軸方向に駆動するX軸モータ(図示略)と、キャリッジ61にY軸方向に往復移動可能に支持された支持部62と、支持部62を介して刺繍枠50をY軸方向に駆動するY軸モータ(図示略)とを備えている。枠駆動機構6は、X軸モータの回転出力をキャリッジ61の直動方向の動力に変換可能に設けられ、更にY軸モータの回転出力を支持部62の直動方向の動力に変換可能に設けられている。つまり、枠移動機構6は、キャリッジ61の移動と支持部62の移動との協働により刺繍枠50をX−Y平面(縫い針21の上下動方向に直交する平面)に沿って自在に移動する。従って、刺繍枠50が移動するX−Y平面上のある位置は、互いに直交するX軸及びY軸で定められたXY座標系で表される。
図1に示すように、枠駆動機構6は、ミシンベッド11の上面においてX軸方向に往復移動可能に支持されたキャリッジ61と、該キャリッジ61をX軸方向に駆動するX軸モータ(図示略)と、キャリッジ61にY軸方向に往復移動可能に支持された支持部62と、支持部62を介して刺繍枠50をY軸方向に駆動するY軸モータ(図示略)とを備えている。枠駆動機構6は、X軸モータの回転出力をキャリッジ61の直動方向の動力に変換可能に設けられ、更にY軸モータの回転出力を支持部62の直動方向の動力に変換可能に設けられている。つまり、枠移動機構6は、キャリッジ61の移動と支持部62の移動との協働により刺繍枠50をX−Y平面(縫い針21の上下動方向に直交する平面)に沿って自在に移動する。従って、刺繍枠50が移動するX−Y平面上のある位置は、互いに直交するX軸及びY軸で定められたXY座標系で表される。
X軸モータとY軸モータは、いずれもステッピングモータであり、微小角度単位で駆動する回転角度を制御することが可能である。各モータの作動・停止のタイミングは、ミシンに内蔵されている制御装置によって制御される。また、各モータの回転速度は制御装置によって制御される。具体的には、縫い針21の1回の上下動当たりの各モータの回転角度が制御装置によって制御され、これにより刺繍枠50が各軸方向に移動し、縫い針21の相対的な針落ち位置が決まる。
また、支持部62には、刺繍枠センサ(図示略)が設けられている。刺繍枠センサは、支持部62に装着される刺繍枠50のサイズ(種類)を検出するものである。例えば、支持部62に最大サイズの刺繍枠50が装着された場合には、最大サイズを表す信号が刺繍枠センサから制御装置に出力されるようになっている。
また、支持部62には、刺繍枠センサ(図示略)が設けられている。刺繍枠センサは、支持部62に装着される刺繍枠50のサイズ(種類)を検出するものである。例えば、支持部62に最大サイズの刺繍枠50が装着された場合には、最大サイズを表す信号が刺繍枠センサから制御装置に出力されるようになっている。
<布の刺繍枠への着脱方法>
次に、布Cの刺繍枠50への着脱方法について説明する。
布Cを刺繍枠50に保持させる際には、操作レバー53を図4に示す状態にしておく。この状態においては、外枠51は内枠52に密着しているわけではなく、布Cを保持できる状態ではない。外枠51の一端部51aは、バネ55の付勢力により操作レバー53側に押されて移動し、操作レバー53に当接した位置で停止する。
この状態で、布Cを内枠52に張った状態でセットする。また、必要に応じて、布Cの厚さに合わせて外枠51の締め付け力を変えるため、調節ネジ54により、ブラケット58を移動させて操作レバー53の位置を移動させる。
布Cをセットした後、ユーザは、図5に示すように、操作レバー53のレバー部53aを把持して操作レバー53を、支軸59を回転中心として回転させる。
操作レバー53の回転により、カム部53bに形成されたフラット部53cが外枠51の一端部51aに当接し、外枠51の一端部51aの位置が決まる。ここで、カム部53bは、フラット部53cに向かうに連れて支軸59と外周縁との距離が長くなっているので、外枠51の一端部51aは、操作レバー53の回転とともに徐々に外枠51の他端部51bに接近するように移動する。この動作により、外枠51と内枠52とで布Cを締め付けて保持する。
次に、布Cの刺繍枠50への着脱方法について説明する。
布Cを刺繍枠50に保持させる際には、操作レバー53を図4に示す状態にしておく。この状態においては、外枠51は内枠52に密着しているわけではなく、布Cを保持できる状態ではない。外枠51の一端部51aは、バネ55の付勢力により操作レバー53側に押されて移動し、操作レバー53に当接した位置で停止する。
この状態で、布Cを内枠52に張った状態でセットする。また、必要に応じて、布Cの厚さに合わせて外枠51の締め付け力を変えるため、調節ネジ54により、ブラケット58を移動させて操作レバー53の位置を移動させる。
布Cをセットした後、ユーザは、図5に示すように、操作レバー53のレバー部53aを把持して操作レバー53を、支軸59を回転中心として回転させる。
操作レバー53の回転により、カム部53bに形成されたフラット部53cが外枠51の一端部51aに当接し、外枠51の一端部51aの位置が決まる。ここで、カム部53bは、フラット部53cに向かうに連れて支軸59と外周縁との距離が長くなっているので、外枠51の一端部51aは、操作レバー53の回転とともに徐々に外枠51の他端部51bに接近するように移動する。この動作により、外枠51と内枠52とで布Cを締め付けて保持する。
一方、布Cを刺繍枠50から取り外す際には、ユーザは、図4に示すように、操作レバー53のレバー部53aを把持して操作レバー53を、支軸59を回転中心として布Cを保持するときと逆方向に回転させる。
操作レバー53の回転により、カム部53bに形成されたフラット部53cが外枠51の一端部51aとの当接から外れ、バネ55の付勢力により外枠51の一端部51aはカム部53bの外周縁に追随して移動する。ここで、カム部53bは、フラット部53cから離れるに連れて支軸59と外周縁との距離が短くなっているので、外枠51の一端部51aは、操作レバー53の回転とともに徐々に外枠51の他端部51bから離間するように移動する。この動作により、外枠51と内枠52による布Cを締め付けを解放する。
操作レバー53の回転により、カム部53bに形成されたフラット部53cが外枠51の一端部51aとの当接から外れ、バネ55の付勢力により外枠51の一端部51aはカム部53bの外周縁に追随して移動する。ここで、カム部53bは、フラット部53cから離れるに連れて支軸59と外周縁との距離が短くなっているので、外枠51の一端部51aは、操作レバー53の回転とともに徐々に外枠51の他端部51bから離間するように移動する。この動作により、外枠51と内枠52による布Cを締め付けを解放する。
<作用・効果>
このように、ミシンの刺繍枠装置5によれば、ユーザによる操作レバー53の操作により、布Cを外枠51及び内枠52で保持することができるとともに、外枠51及び内枠52による保持から解放することができる。ここで、調節ネジ54により布Cを外枠51と内枠52とで挟み込んで保持した状態における外枠51の両端部51a,51b間の間隔を調節することで、操作レバー53による外枠51の締め付け量を調節することができる。すなわち、外枠51の両端部51a,51b間の間隔が短くなるように調節すれば、布Cの締め付け力を大きくすることができ、外枠51の両端部51a,51b間の間隔が長くなるように調節すれば、布Cの締め付け力を小さくすることができる。
これにより、操作レバー53により、刺繍枠50への布Cの着脱を容易に行うことができる。また、布Cの厚さに対応させて調節ネジ54により外枠51の締め付け力を調節することができるので、布Cの厚さが変化してもその布Cに対応した的確な強さで締め付けて保持することができる。そのため、ユーザは、布Cの保持力に気を遣う必要がなくなり、布Cを保持する際にどこまで締め付ければよいのかという不安から解放される。また、最初に調節ネジ54で調節しておけば、布厚が同じである限り、再度外枠51の締め付け量の調整を行う必要がなくなるので、作業性が向上する。
このように、ミシンの刺繍枠装置5によれば、ユーザによる操作レバー53の操作により、布Cを外枠51及び内枠52で保持することができるとともに、外枠51及び内枠52による保持から解放することができる。ここで、調節ネジ54により布Cを外枠51と内枠52とで挟み込んで保持した状態における外枠51の両端部51a,51b間の間隔を調節することで、操作レバー53による外枠51の締め付け量を調節することができる。すなわち、外枠51の両端部51a,51b間の間隔が短くなるように調節すれば、布Cの締め付け力を大きくすることができ、外枠51の両端部51a,51b間の間隔が長くなるように調節すれば、布Cの締め付け力を小さくすることができる。
これにより、操作レバー53により、刺繍枠50への布Cの着脱を容易に行うことができる。また、布Cの厚さに対応させて調節ネジ54により外枠51の締め付け力を調節することができるので、布Cの厚さが変化してもその布Cに対応した的確な強さで締め付けて保持することができる。そのため、ユーザは、布Cの保持力に気を遣う必要がなくなり、布Cを保持する際にどこまで締め付ければよいのかという不安から解放される。また、最初に調節ネジ54で調節しておけば、布厚が同じである限り、再度外枠51の締め付け量の調整を行う必要がなくなるので、作業性が向上する。
また、操作レバー53で刺繍枠50による布Cの保持を解除すると、バネ55の付勢力により外枠51の両端部51a,51bは、互いに離間する方向に移動する。
これにより、操作レバー53の操作だけで、布Cを刺繍枠50から取り外せる位置まで外枠51を移動させることができ、ユーザによる外枠51を拡げる動作を自動的に行うことができる。よって、ユーザの手間を省くことができる。
これにより、操作レバー53の操作だけで、布Cを刺繍枠50から取り外せる位置まで外枠51を移動させることができ、ユーザによる外枠51を拡げる動作を自動的に行うことができる。よって、ユーザの手間を省くことができる。
また、ガイド機構56は、外枠51の両端部51a,51bの接離の際の移動方向以外へのずれを防止するので、外枠51を締め付けて布Cを保持する際に、外枠51がずれた状態で布Cを締め付けることがなくなる。
これにより、外枠51と内枠52とで挟み込まれる布Cは、その挟み込まれる部分において均等な力で締め付けて保持することができる。
これにより、外枠51と内枠52とで挟み込まれる布Cは、その挟み込まれる部分において均等な力で締め付けて保持することができる。
<その他>
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではない。例えば、調節ネジ54に代えて外枠51とブラケット58との間に挿入可能なスペーサにより外枠51の両端部51a,51b間の間隔を調節するように構成してもよい。具体的には、コ字状に形成されたブラケット58の屈曲部分の内壁と外枠51の他端部51bとの間に厚さの異なるスペーサを差し込むことができるようにする。もちろん、同じ厚さのスペーサを複数準備しておき、スペーサを設ける数量で調節するようにしてもよい。そして、布厚が厚い場合にはスペーサが占める厚さを減らし、逆に薄い場合にはスペーサが占める厚さを増すとよい。
また、このようなスペーサに代えて、バネ55より強力な板バネを複数準備し、コ字状に形成されたブラケット58の屈曲部分の内壁と外枠51の他端部51bとの間に適切な板バネを設けることで調節するようにしてもよい。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではない。例えば、調節ネジ54に代えて外枠51とブラケット58との間に挿入可能なスペーサにより外枠51の両端部51a,51b間の間隔を調節するように構成してもよい。具体的には、コ字状に形成されたブラケット58の屈曲部分の内壁と外枠51の他端部51bとの間に厚さの異なるスペーサを差し込むことができるようにする。もちろん、同じ厚さのスペーサを複数準備しておき、スペーサを設ける数量で調節するようにしてもよい。そして、布厚が厚い場合にはスペーサが占める厚さを減らし、逆に薄い場合にはスペーサが占める厚さを増すとよい。
また、このようなスペーサに代えて、バネ55より強力な板バネを複数準備し、コ字状に形成されたブラケット58の屈曲部分の内壁と外枠51の他端部51bとの間に適切な板バネを設けることで調節するようにしてもよい。
5 刺繍枠装置
50 刺繍枠
51 外枠
51a 一端部
51b 他端部
52 内枠
53 操作レバー(操作部材)
54 調節ネジ(間隔調節部材)
55 バネ(付勢部材)
56 ガイド機構
C 布(被縫製物)
50 刺繍枠
51 外枠
51a 一端部
51b 他端部
52 内枠
53 操作レバー(操作部材)
54 調節ネジ(間隔調節部材)
55 バネ(付勢部材)
56 ガイド機構
C 布(被縫製物)
Claims (3)
- 両端部同士が対向するような枠状に形成された外枠と、前記外枠の内側に嵌め込み可能となるように枠状に形成された内枠と、を有し、被縫製物を前記内枠に張った状態で前記内枠と前記外枠の間に挟み込んで保持するミシンの刺繍枠装置において、
被縫製物を前記内枠とで挟み込んで保持する位置とその挟み込みから解放する位置との間で前記外枠の端部を移動可能とするように操作可能に設けられた操作部材と、
前記操作部材の操作により被縫製物を前記外枠と前記内枠とで挟み込んで保持した状態における前記外枠の両端部間の間隔を調節する間隔調節部材と、
を備えることを特徴とするミシンの刺繍枠装置。 - 前記外枠の両端部間に設けられ、各端部を互いに離間する方向に付勢する付勢部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載のミシンの刺繍枠装置。
- 前記外枠の両端部の接離の際の移動方向以外へのずれを防止するガイド機構を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のミシンの刺繍枠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007127977A JP2008279184A (ja) | 2007-05-14 | 2007-05-14 | ミシンの刺繍枠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007127977A JP2008279184A (ja) | 2007-05-14 | 2007-05-14 | ミシンの刺繍枠装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008279184A true JP2008279184A (ja) | 2008-11-20 |
Family
ID=40140500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007127977A Pending JP2008279184A (ja) | 2007-05-14 | 2007-05-14 | ミシンの刺繍枠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008279184A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101838015B1 (ko) | 2016-03-28 | 2018-03-13 | 석정호 | 자동차 시트 원단 고정용 지그 |
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JP2021004433A (ja) * | 2019-06-27 | 2021-01-14 | 蛇の目ミシン工業株式会社 | 刺しゅう枠 |
-
2007
- 2007-05-14 JP JP2007127977A patent/JP2008279184A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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