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JP2008106927A - 防振装置 - Google Patents

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JP2008106927A
JP2008106927A JP2007045658A JP2007045658A JP2008106927A JP 2008106927 A JP2008106927 A JP 2008106927A JP 2007045658 A JP2007045658 A JP 2007045658A JP 2007045658 A JP2007045658 A JP 2007045658A JP 2008106927 A JP2008106927 A JP 2008106927A
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Abstract

【課題】エアサスペンション装置のコンプレッサユニットを車体に支持するための防振装置において、防振性能と耐久性の両立を達成する。
【解決手段】コンプレッサユニットのブラケット10にアッパブッシュ20を取付け、車体のパネル部材にワッシャ21を介してロアブッシュ22を当接させる。アッパブッシュ20とロアブッシュ22との間にコイルばね23を介装し、これらにパイプ部材24を挿通させる。ボルトをパイプ部材24に挿通させて車体のパネル部材に螺着する。コンプレッサユニットをコイルばね23によって弾性的に浮動支持し、その振動をアッパブッシュ20の突起部30とパイプ部材24との摺動によって生じる摩擦力によって減衰する。振幅が大きい場合には、アッパブッシュ20の凸部27とロアブッシュ22の凸部31とが互いに当接して、衝撃を吸収しつつ振動を抑制する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、自動車のエアサスペンション装置の車高調整用コンプレッサユニットを車体に取付ける場合等において、コンプレッサ等の振動源から車体等の取付部への振動の伝達を抑制するための防振装置に関するものである。
自動車のサスペンション装置には、コンプレッサによってエアばねに圧縮空気を給排することにより、車高調整を行うことができるエアサスペンション装置がある。エアサスペンション装置においては、コンプレッサの作動時の振動が車体に伝達されないように防振装置が設けられている。エアサスペンション装置に設けられる従来の防振装置は、コンプレッサ等の振動源と車体との間にゴム又はコイルばねを介装することによって、コンプレッサ等の振動源から車体への振動の伝達を抑制するようにしている。例えば特許文献1には、ゴムによって振動の伝達を抑制する例が記載されている。
特開2004−60524号公報
しかしながら、上記従来の防振装置では次のような問題がある。ゴムを使用したものでは、柔らかいゴムを使用することにより、防振性能を高めることができるが、耐久性が低くなるため、実際には耐久性を考慮して固めのゴムを使用せざるを得ず、充分な防振性能が得られない。また、コンプレッサの始動時、停止時、負荷変動時等によって振幅が大きくなったとき、柔らかいゴムでは、充分な制振効果が得られない場合がある。一方、コイルばねを使用したものでは、高い防振性能及び耐久性を得ることができるが、コンプレッサ側の振動を減衰することができないため、コンプレッサ等に接続されるパイプ、ホース、電線等が常時振動の影響を受けて劣化しやすくなり、また、振動によってコンプレッサ等の機器にも悪影響が及ぶ虞があるという問題がある。
また、上記課題は、自動車に搭載されるブレーキに液圧を供給するポンプ、ブレーキ用倍力装置に負圧を供給する真空ポンプ、パワーステアリングに液圧を供給する油圧ポンプ等の車載用の流体ポンプを有する機器にも共通する課題である。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、防振性能が高く、かつ、耐久性に優れた防振装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1の発明に係る防振装置は、制振すべき第1部材と第2部材との間に介装される防振装置であって、前記第1部材に取付けられる弾性部材と、該弾性部材を介して前記第1部材と第2部材との間をばね性を持って支持する支持手段と、前記第1及び第2部材のそれぞれに取付けられて振動によって互いに摺動する一対の摩擦部材とを備えていることを特徴とする。
請求項2の発明に係る防振装置は、請求項1に記載の防振装置において、前記弾性部材を環状形状とし、前記第1部材側の摩擦部材は、前記弾性部材の内周部で構成し、第2部材の摩擦部材は、前記弾性部材の内周部に摺動可能に挿入され、前記第2部材に取り付けられる棒部材からなることを特徴とする。
請求項3の発明に係る防振装置は、請求項2に記載の防振装置において、前記弾性部材の内周には、前記棒部材と当接する軸方向に延びる突起部が複数形成されていることを特徴とする。
請求項4の発明に係る防振装置は、請求項2に記載の防振装置において、前記弾性部材の内周には、前記棒部材と当接する周方向に延びる突起部が形成されていることを特徴とする。
請求項5の発明に係る防振装置は、請求項1乃至4のいずれかに記載の防振装置において、前記弾性部材には、前記第2部材側と当接して、前記第1部材と第2部材との相対移動を規制する規制部が設けられていることを特徴とする。
請求項6の発明に係る防振装置は、請求項2乃至5のいずれかに記載の防振装置において、前記弾性部材の前記内周部の周囲に空隙を設け、前記内周部の軸の揺動性を高めたこと特徴とする。
請求項7の発明に係る防振装置は、請求項1乃至6のいずれかに記載の防振装置において、前記一対の摩擦部材の摺動部を覆うカバーが設けられていることを特徴とする。
請求項8の発明に係る防振装置は、請求項7に記載の防振装置において、前記カバーは、前記弾性部材に一体に形成されていることを特徴とする。
請求項9の発明に係る防振装置は、請求項7又は8に記載の防振装置において、前記カバーに連通口が設けられていることを特徴とする。
請求項10の発明に係る防振装置は、請求項9に記載の防振装置において、前記連通口を少なくとも2つ設け、一方の連通口には前記カバーの内部から外部への流通のみを許容する逆止弁が設けられ、他方の連通口には前記カバーの外部から内部への流通のみを許容する逆止弁が設けられていることを特徴とする。
請求項11の発明に係る防振装置は、請求項9又は10に記載の防振装置において、前記連通口を少なくとも2つ設け、該2つの連通口を防振装置を取付た状態で前記カバーの下端側と、該下端側の連通口より上方に設けたことを特徴とする。
請求項12の発明に係る防振装置は、請求項請求項2乃至11のいずれかに記載の防振装置において、前記棒部材には、該棒状部材を前記第2部材に固定するためのボルトが挿入される軸方に延びる貫通孔が設けられていることを特徴とする。
請求項13の発明に係る防振装置は、制振すべき第1部材と第2部材との間に介装される防振装置であって、前記第1部材に設けられた取付孔に嵌合して取付けられる筒状の弾性部材と、一端が前記第2部材側に固定され他端が前記弾性部材の内部に摩擦をもって摺動可能に挿入される棒部材と、前記棒状部材の一端側に固着された一端側フランジ部材と、前記棒部材の外周に一端が前記弾性部材と当接し、他端が前記一端側フランジ部材に当接して設けられ両部材を離間させる方向に作用するばねと、前記棒状部材に設けられたボルトの挿入用の貫通孔とからなることを特徴とする防振装置。
請求項14の発明に係る防振装置は、請求項1乃至13のいずれかに記載の防振装置において、前記第1部材が車載用流体ポンプの取付ブラケットであり、第2部材が自動車のボディであることを特徴とする。
請求項1の発明に係る防振装置によれば、支持手段によって第1及び第2部材を弾性的に支持して振動を吸収することができ、また、一対の摩擦部材の摺動によって生じる摩擦力によって振動を減衰することができる。さらに、弾性部材により、軸方向以外の振動に対しても防振効果を発揮できる。
請求項2の発明に係る防振装置によれば、弾性部材が摩擦部材となり、安価に簡単な構成で前記請求項1の効果を得ることができる。
請求項3の発明に係る防振装置によれば、突起部の形状により摩擦力の設定が可能となり、また、揺動方向の力が働いても、突起部間に逃げがあるので、摩擦力が高くなりすぎることを防止できる。
請求項4の発明に係る防振装置によれば、突起部の形状により摩擦力の設定が可能となり、さらに、軸方向の移動方向に応じて摩擦力を設定することも可能となる。
請求項5の発明に係る防振装置によれば、大きな振幅に対して弾性部材が第2部材側と当接することによって、過振を防止し、当接後は、弾性部材の弾性で振動を抑えることができる。
請求項6の発明に係る防振装置によれば、内周部の周囲に空隙により、揺動方向の力が働いても、揺動を効果的に吸収することができる。
請求項7の発明に係る防振装置によれば、カバーによって摩擦部材の摺動部に異物が侵入するのを防止することができ、異物による摺動摩擦の変動を防止することができる。また、異物による摺動部の劣化を防止して耐久性を向上させることができる。
請求項8の発明に係る防振装置によれば、カバーを弾性部材と一体化したことにより、部品点数を削減することができる。
請求項9の発明に係る防振装置によれば、カバーの内部に侵入した水分を排出することができる。
請求項10の発明に係る防振装置によれば、カバーの下端側の連通口からカバーの内部に侵入した水分を排出でき、その上方の連通口より空気を吸うことができ、一旦排出した水分をすぐに吸うことを防止できる。
請求項11の発明に係る防振装置によれば、カバーの内部と外部との間で空気を循環させて、カバーの内部を換気することができる。
請求項12の発明に係る防振装置によれば、第2部財側の摩擦部材としての機能と取付けのための機能を一の棒部材で構成できるので、部品点数を削減でき、小型化が可能である。
請求項13の発明に係る防振装置によれば、ばねによって第1及び第2部材を弾性的に支持して振動を吸収することができ、また、一対の摩擦部材の摺動によって生じる摩擦力によって振動を減衰することができる。さらに、弾性部材により、ばねの軸方向以外の振動に対しても防振効果を発揮できる。
請求項14の発明に係る防振装置によれば、自動車のボディに振動を伝えることを防止できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本発明の第1実施形態について、図1乃至図3を参照して説明する。
本実施形態に係る防振装置を適用した自動車のエアサスペンション装置について、図3を参照して説明する。図3に示すように、エアサスペンション装置1は、ばね上、ばね下間、すなわち、車輪を支持するサスペンションメンバと車体との間に介装されるエアサスペンション2と、エアサスペンション2に圧縮空気を給排するためのコンプレッサユニット3(第1部材)とを備えている。
エアサスペンション2は、エアばね4とショックアブソーバ5とを一体化したものである。エアばね4は、そのばね力によって車体を支持するサスペンションスプリングであり、コンプレッサユニット3によって圧縮エアを給排することにより、車高調整を行うことができる。また、ショックアブソーバ5は、ばね上、ばね下間の振動を減衰するものである。
コンプレッサユニット3は、コンプレッサ6と、コンプレッサ6を駆動するモータ7と、コンプレッサ6の吐出口に接続されて圧縮空気の水分を吸着するエアドライヤ16と、エアばね4の圧縮空気の給排を制御する給排制御バルブ8とを備えており、これらは一体に結合されている。コンプレッサユニット3には、3つのブラケット9が取付けられており、ブラケット9がボルト10によって防振装置11を介して車体側のパネル部材12(第2部材)に結合されている。
なお、ボルト10による結合は、パネル部材12に雌ねじを設けて螺着させてもよく、また、ナットを利用して結合させてもよい。
コンプレッサ6の吸込口は、可撓性の吸気チューブ13によってパネル部材12に取付けられた吸気フィルタ14に接続されている。モータ7には、給電用のリード線15が接続されており、リード線15は、クランプ18Aによってパネル部材12にクランプされている。エアドライヤ16は、可撓性のエアライン17によってエアサスペンション2のエアばね4に接続されており、エアライン17は、クランプ18Bによってパネル部材12にクランプされている。
次に、主に図1及び図2を参照して防振装置11について説明する。図1及び図2に示すように、防振装置11は、ブラケット9の取付孔19に嵌合するアッパブッシュ20(弾性部材)と、パネル部材12にワッシャ21を介して当接するロアブッシュ22と、アッパブッシュ20とロアブッシュ22との間に介装されたコイルばね23と、アッパブッシュ20及びロアブッシュ22に挿通され、ワッシャ21(一端側フランジ部材)に当接してボルト10によってパネル部材12に固定されるパイプ部材24(第2部材側摩擦部材、棒部材)とを備えている。
このパイプ部材24の内部は、本発明の貫通孔を形成しており、この貫通孔内にボルト10が挿入される。その際、ボルトの頭側に後述の第2実施形態に記載した大径のワッシャ36を設けることが望ましく、このワッシャによりアッパブッシュ20の移動範囲規制することができる。
またパイプ部材24は、ワッシャ21に溶接等で固着させてもよい。
アッパブッシュ20は、ゴム、合成樹脂等の軟質の弾性体からなる環状部材であり、外周部にブラケット9の取付孔19に嵌合する外周溝25が形成されている。アッパブッシュ20の上端側は、テーパ状に形成され、その上端面には環状溝26(空隙)が形成され、環状溝26の底部は、外周溝25の底部の近傍まで延ばされている。アッパブッシュ20の外周溝25の下端側は、テーパ状の上端側よりも大径で、その下端面には円筒状の凸部27が突出されている。凸部27(規制部)の外周部には、コイルばね23(支持手段)の上端部を嵌合させる環状のばね受溝28が形成されている。
アッパブッシュ20の開口部29の内周面には、軸方向に沿って延びる複数の突起部30(第1部材側摩擦部材)が形成されている。突起部30は、開口部29に挿通されたパイプ部材24に押付けられてパイプ部材24の摺動に対して摩擦力を付与する。突起部30は、開口部29の内周面に3箇所以上設けられ、好ましくは、奇数箇所に等間隔で設けることによってパイプ部材24を安定的に支持することができ、図示の例では等間隔で5箇所に設けられている。
ロアブッシュ22は、アッパブッシュ20と同様、ゴム、合成樹脂等の軟質の弾性体からなる環状部材であり、上端面にアッパブッシュ20の凸部27に対向する円筒状の凸部31が突出されている。凸部31の外周部には、コイルばね23の下端部を嵌合させる環状のばね受溝32が形成されている。
そして、アッパブッシュ20をブラケット10の開口部19に嵌合させ、ロアブッシュ22をワッシャ21を介してパネル部材12に当接させる。コイルばね23の上端部をアッパブッシュ20のばね受溝28に嵌合させ、下端部をロアブッシュ22のばね受溝32に嵌合させ、パイプ部材24をアッパブッシュ20及びロアブッシュ22に挿通させて一端部をワッシャ21に当接させる。この状態で、ボルト10をパイプ部材24に挿通させてパネル部材12に螺着することによって、コンプレッサユニット3がパネル部材12に取付けられる。このとき、通常はアッパブッシュ20の凸部27とロアブッシュ22の凸部31との間に隙間が形成され、また、パイプ部材24がアッパブッシュ20の上端面から突出してボルト10の頭部とアッパブッシュ20の上端面との間に隙間が形成されることにより、アッパブッシュ20がロアブッシュ22とボルト10の頭部との間で移動することができ、コイルばね23によって弾性的に浮動支持される。
以上のように構成した本実施形態の作用について次に説明する。
給排制御バルブ8を供給位置とし、モータ7によってコンプレッサ6を作動させてエアドライヤ7及びエアライン17を介してエアサスペンション2のエアばね4に圧縮空気を供給することによって車高を上昇させることができ、モータ7を停止して給排制御バルブ8を閉じてエアばね4を密閉することによって車高を維持することができ、また、給排制御バルブ8を排気位置に切換えてエアばね4から圧縮空気を排出することによって車高を低下させることができる。
防振装置11は、通常はコイルばね23によってコンプレッサユニット3を弾性的に浮動支持し、コイルばね23並びにアッパブッシュ20及びロアブッシュ22の弾性によってコンプレッサユニット3からパネル部材12への振動の伝達を抑制する。このとき、アッパブッシュ20の突起部30とパイプ部材24と摺動によって生じる摩擦力により振動を減衰することができる。このように、コイルばね23の弾性と、突起部30とパイプ部材24との摩擦によって振動の抑制及び減衰を行うことにより、アッパブッシュ20及びロアブッシュ22の耐久性を維持しつつ、防振性能を高めることができるので、防振性能と耐久性を両立させることができる。また、コンプレッサユニット3の振動を減衰することができるので、吸気チューブ13、リード線15及びエアライン17の振動による劣化を軽減して、これらの耐久性を高めることができる。
さらに、モータ7の始動時など回転力が発生し、ブラケット9が揺動する。このブラケット9が揺動した際には、アッパブッシュ20が弾性変形することにより揺動を吸収することができる。特に、本実施形態では、環状溝26が設けられているため、揺動性が高められている。また、この揺動の際にアッパブッシュ20とパイプ部材24に抉り力が発生するが、パイプ部材24は突起部30と接触しているため、突起部30の両側に逃げがあるので、摩擦力が大きくなり過ぎることが防止できる。
モータ7及びコンプレッサ6の始動時、停止時、負荷変動時等によってコンプレッサユニット1の振幅が過度に大きくなった場合には、弾性体であるアッパブッシュ20の凸部27とロアブッシュ22の凸部31とが互いに衝突することにより、衝撃を吸収しつつ、アッパブッシュ20の弾性により振動を抑えることができる。
そして、突起部30の数、形状、パイプ部材24の直径等を変更することによって突起部30とパイプ部材24と摩擦力(減衰力)を調整することができるので、防振装置11の防振特性を必要に応じて容易に調整することができる。
なお、上記実施形態では、本発明の第1部材をコンプレッサユニット3とし、第2部材をパネル部材12とした例を示したが、これに限らず、防振装置11を逆に取付けることにより、コンプレッサユニット3を第2部材に、パネル部材12を第1部材としてもよい。
また、本実施形態では、ロアブッシュ22を弾性体とした例を示したが、剛体であってもよい。
次に本発明の第2実施形態について図4乃至図7を参照して説明する。なお、上記第1実施形態に対して、同一の部分には同一の符号を付して異なる部分いついてのみ詳細に説明する。
図4に示すように、本実施形態に係る防振装置33では、アッパブッシュ20には、外周溝25の上部が筒状に上方へ延長されて、アッパブッシュ20のテーパ状の部分を覆うように薄肉のアッパカバー34(カバー)が一体に形成されている。アッパカバー34の上端部には、内周溝35が形成されており、パイプ部材24の上端部にボルト10によって取付けられたワッシャ36の外周部に内周溝35が嵌合されてアッパカバー34がワッシャ36に結合されている。アッパカバー34は、径方向外側に膨出するように湾曲されて可撓性を有しており、これにより、アッパブッシュ20がパイプ部材24に沿って摺動できるようにしている。アッパカバー34の下部には内部に水が侵入した場合に排水するための孔37が数箇所に設けられている。
また、アッパブッシュ20には、外周溝25の下部が筒状に下方へ延長されて、パイプ部材24及びロアブッシュ22を覆うように薄肉のロアカバー38(カバー)が一体に形成されている。ロアカバー38の下端部は、パイプ部材24の下端部に一体に形成されたワッシャ21の外周部に嵌合されて、ロアカバー38がワッシャ21に結合されている。ロアカバー38は、径方向外側に膨出するよう湾曲されて可撓性を有しており、これにより、アッパブッシュ20がパイプ部材24に沿って摺動できるようにしている。ロアカバー38の下端部には内部に水が侵入した場合に、これを排水するための排水口39(連通口)が数箇所に設けられている。
なお、本実施形態の防振装置33では、パイプ部材24の下端部にワッシャ21が一体に形成されており、ロアブッシュ22は、これらのパイプ部材24及びワッシャ21に取付けられている。
このように構成したことにより、アッパカバー34及びロアカバー38によって、アッパブッシュ20とパイプ部材24との摺動部を覆って、摺動部に異物が侵入するのを防止することができ、異物による摺動摩擦の変動を防止することができる。また、異物による摺動部の劣化を防止して耐久性を向上させることができる。
次に本実施形態の変形例について、図5乃至図7を参照して説明する。なお、図4に示すものに対して、同一の部分には同一の符号を付して異なる部分についてのみ詳細に説明する。
図5に示す変形例では、パイプ部材24の下端部のワッシャ21の下面外周縁部に凹部40が形成されており、ロアカバー38の先端部が凹部40に嵌合されてワッシャ21とパネル部材12との間で挟持されている。これにより、ロアカバー38をワッシャ21に確実に連結することができ、シール性を高めることができる。
また、排水口39の上部には、通気口39A(連通口)が設けられており、この通気口39Aにより呼吸できるようにしている。なお、排水口39からなるべく水を吸い込まないように、排水口39の合計面積より通気口39Aの合計通路面積を大きくなるように設定されている。
図6に示す変形例では、図5に示す変形例の構造に加えて、更に、ロアカバー38の上部の数箇所に通気口41(連通口)が設けられている。そして、排水口39及び通気口41には、それぞれ逆止弁42及び43が設けられている。排水口39の逆止弁42は、ロアカバー38の壁部の外側に当接して排水口39を開閉するリップ部を一体に形成したものであり、ロアカバー38の内部から外部への流通のみを許容する。また、通気口41の逆止弁43は、ロアカバー38の壁部の内側に当接して通気口41を開閉するリップ部を一体に形成したものであり、ロアカバー38の外部から内部への流通のみを許容する。
これにより、アッパブッシュ20がパイプ部材24に沿って移動したとき、ロアカバー38の内部の容積が変化することにより、空気が通気口41から吸込まれ、排水口39から排出されるので、ロアカバー38の内部と外部との間で空気を循環させて、ロアカバー38の内部を換気することができ、結露等を防止することができる。なお、同様に、アッパカバー34に、通気口及び逆止弁を設けてもよい。
図7に示す変形例では、アッパブッシュ20のコイルばね23の内周側に配置された凸部27の下端外周部が下方へ延長されて、パイプ部材24を覆うように薄肉のロアカバー44が一体に形成されている。ロアカバー44の下端部は、ロアブッシュ22の上端内周縁部とパイプ部材24の外周部との間に形成された環状溝45に嵌合されてロアブッシュ22に結合されている。ロアカバー44は、テーパ状に形成されて可撓性を有しており、これにより、アッパブッシュ20がパイプ部材24に沿って摺動できるようにしている。ロアカバー44の下端部には内部に水が侵入した場合に排水するための排水口(図示せず)が数箇所に設けられている。また、図6に示す変形例と同様、ロアカバー44に通気口及び逆止弁を設けてもよい。これにより、図4乃至図6に示す変形例と同様の作用、効果を奏することができる。
次に、図8に示す変形例では、第1実施形態のアッパブッシュ20の開口部29に形成された軸方向に沿って延びる複数の突起部30(第1部材側摩擦部材)に代えて、周方向の2つの突起部51とした例である。このアッパブッシュ50に設けられた突起部51は、先端が図中上側に向かって延びるリップ形状をしている。このようにリップ形状を変えることにより、第1部材と第2部材が接近する場合と離間する場合での摩擦力を変えることができる。なお、上記の周方向の突起部51は、円形となっているが、スパイラルに形成することにより、第1実施形態と変形例の両効果を享受でき、また、アッパブッシュを作成時に型から抜くことも容易である。
なお、上記各実施形態では、アッパブッシュの内周面そのまま摩擦部材とした例を示したが、内周面に他の部材を焼き付けて摩擦部材としてもよい。また、アッパブッシュの内周面を平坦面とし、棒部材としてのパイプ部材24の外周に凹凸をつけてもよい。
また、上記各実施形態では、本発明の支持部材として、コイルばね23を用いた例を示したが、これに限らず、円筒状のエラストマや皿ばね、空気ばね等、ばね性を有するものであれば、なんでもよい。但し、コイルばねは、やわらかいばね力で且つ耐久性もあり最も望ましい形態である。
また、上記実施形態では、本発明の防振装置をエアサスペンション用のコンプレッサユニットに用いた例を説明したが、これに限らず、自動車に搭載されるブレーキに液圧を供給するポンプユニットやブレーキ用倍力装置に負圧供給する真空ポンプユニット、パワーステアリングに液圧を供給する油圧ポンプユニット等の車載用の流体ポンプを有する機器に用いてもよい。
本発明の第1実施形態に係る防振装置を示す縦断面図である。 図1に示す防振装置の平面図である。 図1に示す防振装置を適用した自動車のエアサスペンション装置の構成を示す側面図である。 本発明の第2実施形態に係る防振装置を示す縦断面図である。 図4に示す防振装置の変形例を示す縦断面図である。 図4に示す防振装置の他の変形例を示す縦断面図である。 図4に示す防振装置の更に他の変形例を示す縦断面図である。 図1に示す第1実施形態のアッパブッシュの変形例を示す縦断面図である。
符号の説明
11 防振装置、3 コンプレッサユニット(第1部材)、12 パネル部材(第2部材)、20 アッパブッシュ(弾性部材)、22 ロアブッシュ(弾性部材)、23 コイルばね、24 パイプ部材(摩擦部材、棒部材)、25 凸部、30 突起部(摩擦部材)、31 凸部

Claims (14)

  1. 制振すべき第1部材と第2部材との間に介装される防振装置であって、前記第1部材に取付けられる弾性部材と、該弾性部材を介して前記第1部材と第2部材との間をばね性を持って支持する支持手段と、前記第1及び第2部材のそれぞれに取付けられて振動によって互いに摺動する一対の摩擦部材とを備えていることを特徴とする防振装置。
  2. 前記弾性部材を環状形状とし、前記第1部材側の摩擦部材は、前記弾性部材の内周部で構成し、第2部材の摩擦部材は、前記弾性部材の内周部に摺動可能に挿入され、前記第2部材に取り付けられる棒部材からなることを特徴とする請求項1に記載の防振装置。
  3. 前記弾性部材の内周には、前記棒部材と当接する軸方向に延びる突起部が複数形成されていることを特徴とする請求項2に記載の防振装置。
  4. 前記弾性部材の内周には、前記棒部材と当接する周方向に延びる突起部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の防振装置。
  5. 前記弾性部材には、前記第2部材側と当接して、前記第1部材と第2部材との相対移動を規制する規制部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の防振装置。
  6. 前記弾性部材の前記内周部の周囲に空隙を設け、前記内周部の軸の揺動性を高めたこと特徴とする請求項2乃至5いずれかに記載の防振装置。
  7. 前記一対の摩擦部材の摺動部を覆うカバーが設けられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の防振装置。
  8. 前記カバーは、前記弾性部材に一体に形成されていることを特徴とする請求項7に記載の防振装置。
  9. 前記カバーに連通口が設けられていることを特徴とする請求項7又は8に記載の防振装置。
  10. 前記連通口を少なくとも2つ設け、一方の連通口には前記カバーの内部から外部への流通のみを許容する逆止弁が設けられ、他方の連通口には前記カバーの外部から内部への流通のみを許容する逆止弁が設けられていることを特徴とする請求項9に記載の防振装置。
  11. 前記連通口を少なくとも2つ設け、該2つの連通口を防振装置を取付た状態で前記カバーの下端側と、該下端側の連通口より上方に設けたことを特徴とする請求項9又は10に記載の防振装置。
  12. 前記棒部材には、該棒状部材を前記第2部材に固定するためのボルトが挿入される軸方に延びる貫通孔が設けられていることを特徴とする請求項2乃至11のいずれかに記載の防振装置。
  13. 制振すべき第1部材と第2部材との間に介装される防振装置であって、前記第1部材に設けられた取付孔に嵌合して取付けられる筒状の弾性部材と、一端が前記第2部材側に固定され他端が前記弾性部材の内部に摩擦をもって摺動可能に挿入される棒部材と、該棒部材の他端側に設けられ、前記棒状部材の一端側に固着された一端側フランジ部材と、前記棒部材の外周に一端が前記弾性部材と当接し、他端が前記一端側フランジ部材に当接して設けられ両部材を離間させる方向に作用するばねと、前記棒状部材に設けられたボルトの挿入用の貫通孔とからなることを特徴とする防振装置。
  14. 前記第1部材が車載用流体ポンプの取付ブラケットであり、第2部材が自動車のボディであることを特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載の防振装置。
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