JP2007322747A - 表示パネル、及び表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】一つのパネル領域で全画面的に表示することと、分割した各パネル領域で独立した表示を行うことの切替を可能にする。
【解決手段】表示パネル11は、格子状に配列した画素12をデータ線D及びゲート線Gで接続し、画素12間のX方向における同一箇所で、各ゲート線Gにスイッチユニット13を設ける。スイッチユニット13は、全ゲート線Gの接続及び切断を切り替える複数の切断スイッチ14を含むと共に、各スイッチ14の切替を連動させる連動切替部15を設ける。表示パネル11を全パネル領域で使用する場合、スイッチユニット13の各切断スイッチ14を接続側にする。表示パネル11を独立した左右のパネル領域11A、11Bに分割する場合、スイッチユニット13の各切断スイッチ14を切断側に切り替える。
【選択図】図3
【解決手段】表示パネル11は、格子状に配列した画素12をデータ線D及びゲート線Gで接続し、画素12間のX方向における同一箇所で、各ゲート線Gにスイッチユニット13を設ける。スイッチユニット13は、全ゲート線Gの接続及び切断を切り替える複数の切断スイッチ14を含むと共に、各スイッチ14の切替を連動させる連動切替部15を設ける。表示パネル11を全パネル領域で使用する場合、スイッチユニット13の各切断スイッチ14を接続側にする。表示パネル11を独立した左右のパネル領域11A、11Bに分割する場合、スイッチユニット13の各切断スイッチ14を切断側に切り替える。
【選択図】図3
Description
本発明は、画面全体での映像表示と、全画面を区分けした領域ごとの映像表示が切替可能であると共に、区分けする領域の大きさを自由に変更可能にした表示パネル、及び表示装置に関する。
従来、複数の表示装置を組み合わせたマルチディスプレイ装置が存在し、このマルチディスプレイ装置は一つの映像の表示と、複数映像の表示を行えるようにしている(特許文献1、2参照)。一方、一つの表示パネルに複数の映像を表示可能にした表示装置が存在する。例えば、特許文献3では二つのソースドライブに対応させて一つの表示パネルを水平方向で二分割し、分割した領域ごとに別々の映像を同時に表示できるようにしている。
特開2004−226513号公報
特開2001−242435号公報
特開平9−62230号公報
昨今は、表示装置に用いられる表示パネルの画面サイズの大型化が進行すると共に、高画質ハイビジョン放送(HDTV)の開始等に伴い画面解像度も向上している。そのため、一つの表示パネルに複数映像を表示することは、画面サイズ及び解像度の点において実質的に充分対応可能になっている。このように複数映像が充分に表示可能な一つの表示パネルの構造と、上述した特許文献1、2等で示される複数の表示装置を組み合わせたマルチディスプレイ装置とを比較すると、マルチディスプレイ装置の方が構造的には複雑になると共に、映像の表示に対する明るさ制御、マルチ画面のつなぎ目処理等に対する処理が煩雑になると云う問題がある。
また、特許文献3の表示装置は、一つの表示パネルで左右に二つの映像を表示可能にしているが、単に一つの表示パネルを水平方向に二分割して表示する構成に留まるため、表示パネルを一つの画面領域として用いることと、一つの画面領域を分割した二つの画面領域として用いることを適宜切り替えられないと云う問題がある。さらに、特許文献3の表示装置は、一つの表示パネルを二つの画面領域として用いる場合でも、画面領域ごとに異なるリフレッシュレートで映像を表示できないと云う問題がある。さらにまた、特許文献3の表示装置は、表示パネルを分割する際の境界位置が固定であるため、表示する映像の解像度に応じて分割領域の大きさを変更できないと云う問題がある。
本発明は、斯かる問題に鑑みてなされたものであり、一つの表示パネルを全画面的に使用する場合と、区分けした複数領域で用いる場合とを自由に切り替えられる表示パネル及び表示装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、区分けした複数領域の大きさを自由に変更できる表示パネル及び表示装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、区分けした複数領域の大きさを自由に変更できる表示パネル及び表示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係る表示パネルは、水平方向及び垂直方向に配列した複数の画素を、水平方向に伸長する複数のゲート線及び垂直方向に伸長する複数のデータ線で接続した表示パネルにおいて、全パネル領域を複数のパネル領域に分割するように各画素の接続を切断する切断スイッチを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、各画素の接続を切断できる切断スイッチを設けたので、切断スイッチを作動させない場合は、一つの表示パネルを全画面的な表示用に使用可能となり、切断スイッチで各画素の接続を切断した場合は、一つの表示パネルを複数に分割して複数映像の表示用に使用可能になり、表示する映像の解像度及びサイズ等に応じて全画面表示と、分割画面表示を自由に切り替えられる。なお、本発明は、画素を配列した表示パネルを対象とし、具体的には液晶製の表示パネル、有機EL(Electro Luminescence)製の表示パネル等に適用可能となる。
また、本発明に係る表示パネルは、前記切断スイッチが、前記複数のゲート線の水平方向で同一となる箇所にそれぞれ設けてあることを特徴とする。
本発明にあっては、表示パネルの水平方向に伸長する複数のゲート線の水平方向における同一箇所に切断スイッチを設けるので、切断スイッチを設けた箇所がパネル領域を分割する際の境界になり、その境界で一つの表示パネルを左右のパネル領域に分割し、複数の映像を表示できる。特に本発明は、全パネル領域を左右に分割するので縦長の映像を複数表示する場合に好適となる。
本発明にあっては、表示パネルの水平方向に伸長する複数のゲート線の水平方向における同一箇所に切断スイッチを設けるので、切断スイッチを設けた箇所がパネル領域を分割する際の境界になり、その境界で一つの表示パネルを左右のパネル領域に分割し、複数の映像を表示できる。特に本発明は、全パネル領域を左右に分割するので縦長の映像を複数表示する場合に好適となる。
さらに、本発明に係る表示パネルは、前記切断スイッチが、水平方向の複数の同一箇所にそれぞれ設けてあることを特徴とする。
本発明にあっては、各ゲート線の水平方向で複数の同一箇所のそれぞれに切断スイッチを設けるので、切断する箇所の切断スイッチを切り替えることでパネル領域を分割する境界が移動するようになり、それに伴い左右に分割するパネル領域の大きさも、表示する映像の解像度に応じて変更可能になる。
本発明にあっては、各ゲート線の水平方向で複数の同一箇所のそれぞれに切断スイッチを設けるので、切断する箇所の切断スイッチを切り替えることでパネル領域を分割する境界が移動するようになり、それに伴い左右に分割するパネル領域の大きさも、表示する映像の解像度に応じて変更可能になる。
さらにまた、本発明に係る表示パネルは、前記切断スイッチが、水平方向の同一箇所で連動して複数のゲート線を切断するようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、複数のゲート線を連動して切断するので、パネル領域の左右分割処理を効率良く行って、左右に分割したパネル領域をスムーズに形成できる。
本発明にあっては、複数のゲート線を連動して切断するので、パネル領域の左右分割処理を効率良く行って、左右に分割したパネル領域をスムーズに形成できる。
また、本発明に係る表示パネルは、前記切断スイッチが、前記複数のデータ線の垂直方向で同一となる箇所に設けてあることを特徴とする。
本発明にあっては、表示パネルの垂直方向に伸長する複数のデータ線の垂直方向における同一箇所に切断スイッチを設けるので、切断スイッチを設けた箇所がパネル領域を上下に分割する際の境界になり、上下に分割した各パネル領域に複数の映像を表示できる。特に、本発明は、全パネル領域を上下に分割するので横長の映像を複数表示する場合に好適となる。また、データ線及びゲート線の両方に切断スイッチを設けた場合で各切断スイッチを切断側に切り替えると、垂直方向及び水平方向の境界を設けて、より多くのパネル領域を形成するように表示パネルを分割できる。
本発明にあっては、表示パネルの垂直方向に伸長する複数のデータ線の垂直方向における同一箇所に切断スイッチを設けるので、切断スイッチを設けた箇所がパネル領域を上下に分割する際の境界になり、上下に分割した各パネル領域に複数の映像を表示できる。特に、本発明は、全パネル領域を上下に分割するので横長の映像を複数表示する場合に好適となる。また、データ線及びゲート線の両方に切断スイッチを設けた場合で各切断スイッチを切断側に切り替えると、垂直方向及び水平方向の境界を設けて、より多くのパネル領域を形成するように表示パネルを分割できる。
さらに、本発明に係る表示パネルは、前記切断スイッチは、垂直方向の複数の同一箇所にそれぞれ設けてあることを特徴とする。
本発明にあっては、各データ線の垂直方向で複数の同一箇所のそれぞれに切断スイッチを設けるので、切断する箇所の切断スイッチを切り替えることでパネル領域を分割する境界が移動し、それに伴い上下に分割するパネル領域の大きさも、表示する映像の解像度に応じて変更できる。
本発明にあっては、各データ線の垂直方向で複数の同一箇所のそれぞれに切断スイッチを設けるので、切断する箇所の切断スイッチを切り替えることでパネル領域を分割する境界が移動し、それに伴い上下に分割するパネル領域の大きさも、表示する映像の解像度に応じて変更できる。
さらにまた、本発明に係る表示パネルは、前記切断スイッチは、垂直方向の同一箇所で連動して複数のデータ線を切断するようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、複数のデータ線を連動して切断するので、パネル領域を上下に分割する処理を効率良く行える。
本発明にあっては、複数のデータ線を連動して切断するので、パネル領域を上下に分割する処理を効率良く行える。
本発明に係る表示装置は、前記表示パネルと、前記切断スイッチの切断に対する切替の制御を行う切替制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、上述した表示パネルに設けられた切断スイッチの切替制御を行う切替制御手段を備えるので、表示パネルを複数のパネル領域に分割して映像表示を行うこと又は、表示パネルで全画面表示を行うことをスムーズに切り替えられるようになる。
また、本発明に係る表示装置は、前記切替制御手段の制御に応じて全パネル領域又は分割されたパネル領域へ走査信号を供給するゲートドライブ回路と、前記切替制御手段の制御に応じて全パネル領域又は分割されたパネル領域へデータ信号を供給するデータドライブ回路と、前記切替制御手段の制御に応じて前記ゲートドライブ回路及びデータドライブ回路にクロック信号を供給する信号制御部とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、表示パネルの状態(全画面的に使用する状態、又は分割されたパネル領域で使用する状態。以下同様)に応じて各信号(走査信号、データ信号、クロック信号)を供給するゲートドライブ回路、データドライブ回路、及び信号制御部を備えるので、表示パネルがいずれの状態であっても、映像のサイズ、解像度、及びリフレッシュレート等に合った良好な画質で映像の表示を行えるようになる。
例えば、表示パネルを左右のパネル領域に分割した場合、信号制御部は左右のパネル領域のそれぞれに表示される映像に応じたリフレッシュレートのクロック信号を供給し、ゲートドライブ回路は左右のパネル領域のそれぞれに表示される映像に応じた走査信号をクロック信号に応じた時期に供給し、データドライブ回路は、左右のパネル領域のそれぞれに表示される映像用のデータ信号をクロック信号に応じた時期に供給し、各パネル領域での映像にちらつき等の不具合の発生を防止することになる。
また、表示パネルを上下のパネル領域に分割した場合、信号制御部は上下のパネル領域のそれぞれに表示される映像に応じたリフレッシュレートのクロック信号を供給し、ゲートドライブ回路は上下のパネル領域のそれぞれに表示される映像に応じた走査信号をクロック信号に応じた時期に供給し、データドライブ回路は、上下のパネル領域のそれぞれに表示される映像用のデータ信号をクロック信号に応じた時期に供給し、各パネル領域での映像にちらつき等の不具合の発生を防止することになる。
本発明の表示装置には、各パネル領域に表示する映像(映像信号)をスムーズに取得できるようにするため、映像信号の入力を受け付ける複数の入力受付部を備えることが好ましい。また、この場合、各入力受付部を通じて各パネル領域で表示可能な解像度を出力する手段を設けることが、各パネル領域で適切に映像を表示するために好適である。さらにまた、全画面的な表示を良好に行うためには、入力受付部を通じて、表示パネルで表示可能な最大解像度を出力する手段を設けてもよい。なお、本発明の表示装置は、テレビジョン装置、コンピュータ用のディスプレイ装置、画素パネルを用いたプロジェクタ(フロントプロジェクション方式とリアプロジェクション方式の両方を含む)等が該当する。
本発明にあっては、各画素の接続を切断できる切断スイッチを設けたので、切断スイッチの作動に応じて一つの表示パネルを全画面的に表示することと、一つの表示パネルを複数に分割して複数映像を表示することを自由に切り替えられる。
本発明にあっては、複数のゲート線の水平方向における同一箇所に切断スイッチを設けるので、切断スイッチを境界にして一つの表示パネルを左右のパネル領域に分割でき、縦長の複数の映像を良好に表示できる。
また、本発明にあっては、水平方向における複数の同一箇所のそれぞれに切断スイッチを設けるので、左右に分割するパネル領域の大きさを自由に変更できる。
さらに、本発明にあっては、同一箇所で連動してゲート線を切断するので、パネル領域の効率的な分割処理を実現できる。
また、本発明にあっては、水平方向における複数の同一箇所のそれぞれに切断スイッチを設けるので、左右に分割するパネル領域の大きさを自由に変更できる。
さらに、本発明にあっては、同一箇所で連動してゲート線を切断するので、パネル領域の効率的な分割処理を実現できる。
本発明にあっては、垂直方向に伸長する複数のデータ線の垂直方向における同一箇所に切断スイッチを設けるので、切断スイッチを境界にして一つの表示パネルを上下に分割でき、複数の横長映像を良好に表示できる。
また、本発明にあっては、垂直方向における複数の同一箇所のそれぞれに切断スイッチを設けるので、上下に分割するパネル領域の大きさを自由に変更できる。
さらに、本発明にあっては、同一箇所で連動してデータ線を切断するので、全パネル領域を上下に分割する処理を効率的に行える。
また、本発明にあっては、垂直方向における複数の同一箇所のそれぞれに切断スイッチを設けるので、上下に分割するパネル領域の大きさを自由に変更できる。
さらに、本発明にあっては、同一箇所で連動してデータ線を切断するので、全パネル領域を上下に分割する処理を効率的に行える。
本発明にあっては、表示パネルに設けられた切断スイッチの切替制御を行う切替制御手段を備えるので、表示パネルの分割状態と、全画面状態とをスムーズに切り替えられる。
また、本発明にあっては、表示パネルの状態に応じて各信号をそれぞれ供給するゲートドライブ回路、データドライブ回路、及び信号制御部を備えるので、映像の仕様に応じた良好な表示処理を行える。
また、本発明にあっては、表示パネルの状態に応じて各信号をそれぞれ供給するゲートドライブ回路、データドライブ回路、及び信号制御部を備えるので、映像の仕様に応じた良好な表示処理を行える。
図1は、本発明の第1実施形態に係る表示装置1の外観を示している。第1実施形態の表示装置1は、いわゆる薄型テレビジョン装置に該当し、筐体1aの前面1bに本発明の液晶製の表示パネル11を配置して、図4(a)(b)に示す二つの映像表示と、図5に示す一つの映像表示を自由に切り替えられるようにしたことが特徴である。
図2は表示装置1の内部構成を示し、図3は表示装置1に使用される表示パネル11の構成を概略的に示したものである。表示パネル11は、水平方向(図中のX方向)及び垂直方向(図中のY方向)に多数の画素12を格子状に配列すると共に、各画素12をX方向に伸長する複数のゲート線G(アドレス線)、及びY方向に伸長する複数のデータ線D(ソース線)で接続している。
第1実施形態の表示パネル11は、X方向に1920個、Y方向に1200個の画素12を配置して、W−UXGA(Wide Ultra eXtended Graphics Array)の解像度を有している(図4(a)(b)参照)。また、表示パネル11は、X方向においてX=959に位置する画素12と、X=960に位置する画素12との間の箇所で全パネル領域を左右二つのパネル領域11A、11Bへ分割するように、スイッチユニット13を全ゲート線Gに設けている。
スイッチユニット13は、各画素12を水平方向に接続する各ゲート線Gを切断する複数の切断スイッチ14を有すると共に、連動切替部15を設けて各切断スイッチ14の切断作動の切替を連動して行える構成にしている。スイッチユニット13は通常、各切断スイッチ14を接続状態にしており、スイッチユニット13に設けられた信号端子部13aで切断指示信号を受け付けると、各切断スイッチ14を切断側へ切り替える作動を行う(図3は切断側へ切り替えられた状態を示す)。
スイッチユニット13の各切断スイッチ14が接続状態の場合、表示パネル11は一枚のパネル画面として機能し、全パネル領域に一つの映像を全画面的に表示することが可能になる(図5参照)。一方、スイッチユニット13の各切断スイッチ14が切断状態の場合、各ゲート線Gのスイッチユニット13を設けた箇所を境界として全パネル領域が左右に分割され、左側の左パネル領域11Aと、右側の右パネル領域11Bとを形成して左右二つの映像を表示可能にする(図4(a)(b)参照)。なお、スイッチユニット13の各切断スイッチ14は、連動して切替制御が電気的なスイッチング素子(パワー素子)を用いることが好ましい。
次に、上述した表示パネル11に接続される図2に示す各回路2、4、5等の説明を行う。表示装置1は、表示パネル11へデータ信号を供給するデータドライブ回路2、表示パネル11へ映像を書き替えるための走査信号(順次走査信号)を供給する第1及び第2ゲートドライブ回路4、5を具備し、さらにデータドライブ回路2及び各ゲートドライブ回路4、5へ各種信号を供給する信号制御部6を有する。また、表示装置1は、映像信号の切替を行う切替部7、放送番組の受信を行うチューナ8、外部の映像出力機器(例えば、HDDレコーダ、DVDプレーヤ等)を接続する第1及び第2インタフェース9A、9B、装置全体の制御を行うCPU10を有する。
データドライブ回路2は、表示パネル11の左パネル領域11Aにデータ信号を供給する第1回路部2a、及び右パネル領域11Bにデータ信号を供給する第2回路部2bを具備し、さらに表示パネル11のスイッチユニット13の信号端子部13aへ切断指示信号を出力可能な切替制御部2cを有する。切替制御部2cは、CPU10(切替制御手段に相当)の切断切替に係る制御に基づきスイッチユニット13へ切断指示信号を出力する。
データドライブ回路2の第1回路部2a及び第2回路部2bは、CPU10の制御に基づき信号制御部6から送られる各種信号による制御に基づいてデータ信号の供給に係る処理を行う。即ち、表示パネル11が1つのパネル領域として表示を行う場合、両回路部2a、2bは一つの回路部としてデータ信号の供給を行う一方、表示パネル11が左右パネル領域11A、11Bに分かれる場合、各回路部2a、2bは別々の独立した回路部としてデータ信号の供給を行っている。各回路部2a、2bは、データ信号の供給開始、供給間隔の時期(タイミング)を、信号制御部6から送られるX方向用の制御信号及びクロック信号に基づき特定している。
なお、第1及び第2回路部2a、2bが別々の独立した回路部として機能する場合、データドライブ回路部2は、信号制御部6から左パネル領域11A用のデータ信号、制御信号、及びクロック信号を受け付けると共に、右パネル領域11B用のデータ信号、制御信号、及びクロック信号を受け付ける。そのため、左右パネル領域11A、11Bで表示される映像のリフレッシュレートが異なる場合でも、本発明の表示装置1は、各映像のリフレッシュレートに応じたデータ信号の供給を行える仕様になっている。
第1ゲートドライブ回路4は、表示パネル11のスイッチユニット13の作動状況に関係なく、映像表示を行う場合は常に作動しており、表示する映像のフレーム書き替え用の走査信号を生成して表示パネル11へ供給(出力)する処理を行う。第1ゲートドライブ回路4は、走査信号の出力開始、出力間隔の時期(タイミング)を、CPU10の制御に基づき信号制御部6から送られるY方向用の制御信号及びクロック信号に基づき特定している。なお、表示パネル11が1つのパネル領域として表示を行う場合、第1ゲートドライブ回路4は、表示パネル11の全パネル領域に対する走査信号の供給を行う一方、表示パネル11が左右パネル領域11A、11Bに分かれる場合、第1ゲートドライブ回路4は左パネル領域11Aのみに走査信号を供給することになる。
第2ゲートドライブ回路5は、表示パネル11のスイッチユニット13の各切断スイッチ14が切断状況の場合に作動し、表示パネル11の右パネル領域11B用の走査信号を生成して供給(出力)する処理を行う。即ち、第2ゲートドライブ回路5は、信号制御部6から送られる制御信号に含まれる作動指示を受けると、作動を開始し、作動指示が途絶えると作動を停止するようになっており、信号制御部6からの制御信号及びクロック信号に基づいて走査信号の出力開始、出力間隔の時期(タイミング)を特定する。
このように表示パネル11が左右パネル領域11A、11Bに分割される場合、各ゲートドライブ回路4、5が、左右パネル領域11A、11Bごとに専用の処理を行うので、本発明の表示装置1は、各パネル領域11A、11Bで表示される映像に応じたリフレッシュレートで映像フレームの書き替えを行える仕様になっている。
また、信号制御部6は、第1内部回路6a及び第2内部回路6bを含んでおり、CPU10の制御に基づき表示パネル11の非分割、分割に応じて処理内容を切り替える。具体的には、表示パネル11が1つのパネル領域として表示を行う場合、信号制御部6は、第1内部回路6a及び第2内部回路6bが一つになって表示パネル11の全パネル領域用の信号制御を行い、データドライブ回路2へ、表示パネル11で表示する映像に係るデータ信号を供給すると共に、その映像に応じたX方向用のクロック信号及び制御信号を供給し、第1ゲートドライブ回路4に、表示パネル11で表示する映像に係るリフレッシュレートに対応したY方向用のクロック信号及び制御信号を供給する。
一方、表示パネル11が左右パネル領域11A、11Bに分かれる場合、信号制御部6は、CPU10の制御に基づきデータドライブ回路2の切替制御部2cへ切断指示信号を出力する制御指示を出す。さらに信号制御部6の第1及び第2内部回路6a、6bはそれぞれ独立して処理を行い、第1内部回路6aはデータドライブ回路2の第1回路部2aに対して左パネル領域11Aで表示する映像に係るデータ信号を供給すると共に、その映像に応じたX方向用のクロック信号及び制御信号を供給し、第1ゲートドライブ回路4に、左パネル領域11Aで表示する映像に係るリフレッシュレートに対応したY方向用のクロック信号及び制御信号を供給する。また、第2内部回路6bは、データドライブ回路2の第2回路部2bに対して右パネル領域11Bで表示する映像に係るデータ信号を供給すると共に、その映像に応じたX方向用のクロック信号及び制御信号を供給し、第2ゲートドライブ回路5に、右パネル領域11Bで表示する映像に係るリフレッシュレートに対応したY方向用のクロック信号及び作動指示を含む制御信号を供給する。
切替部7は、チューナ8、第1インタフェース19A、第2インタフェース19Bと接続されており、CPU10の制御に基づいてチューナ8、第1インタフェース19A、第2インタフェース19Bから一つ又は二つの映像信号を受け付けて、信号制御部6へ送る処理を行う。二つの映像信号を受け付けた場合、切替部7は表示パネル11の左右パネル領域11A、11Bのいずれの領域用の映像信号であるかを指定して信号制御部6へ映像信号を送っている。
また、第1インタフェース9Aは、外部の映像出力装置(第1実施形態ではHDDレコーダ)が接続される接続端子(入力受付部)に相当し、双方向で信号を送受できる規格(例えば、DVI(Digital Visual Interface)、HDMI(High
Definition Multimedia Interface)等)に対応している。そのため、第1インタフェース9Aは、HDDレコーダが出力する映像信号の入力を受け付けることに加えて、CPU10から第1インタフェース9Aを通じてHDDレコーダへ各種情報及び信号等を出力することも可能にすると共に、HDDレコーダから送られる各種情報及び信号等をCPU10へ伝える処理も行う。また、第2インタフェース9Bは、上述した第1インタフェース9Aと同等の構成であり、上記とは別の外部の映像出力装置(第1実施形態ではDVDプレーヤが該当)を接続している。
Definition Multimedia Interface)等)に対応している。そのため、第1インタフェース9Aは、HDDレコーダが出力する映像信号の入力を受け付けることに加えて、CPU10から第1インタフェース9Aを通じてHDDレコーダへ各種情報及び信号等を出力することも可能にすると共に、HDDレコーダから送られる各種情報及び信号等をCPU10へ伝える処理も行う。また、第2インタフェース9Bは、上述した第1インタフェース9Aと同等の構成であり、上記とは別の外部の映像出力装置(第1実施形態ではDVDプレーヤが該当)を接続している。
CPU10は、表示パネル11を一つのパネル領域として全画面的に映像を表示するための制御と、各パネル領域11A、11Bごとに別々の映像を表示するための制御等を行うものであり、ユーザからの各種操作指示を受け付ける操作部10aが接続されている。先ず、CPU10は、操作部10aでチューナ8、第1インタフェース9A、第2インタフェース9Bのいずれの映像を表示させる指示を受け付けたかを判断し、受け付けた指示内容に基づいて、指示された映像を表示するための制御を行う。
例えば、操作部10aでチューナ8、第1インタフェース9A、第2インタフェース9Bの中からいずれか一つの映像信号を表示する指示を受け付けた場合、CPU10は、指示対象の映像信号を受け取れるように切替部7の切替制御を行う。この場合、映像信号の取得先が、第1インタフェース9A又は第2インタフェース9Bのいずれかである場合、CPU10は、各インタフェース9A、9Bのいずれかを通じて、表示パネル11の最大解像度(第1実施形態では1920×1200)を出力する制御処理を行う。このような解像度を出力する制御を行うことで、外部のHDDレコーダ又はDVDプレーヤは、表示装置1で良好に表示できる解像度の数値を予め把握でき、出力する映像の解像度を調整できる場合は、解像度を把握した数値に調整して映像信号を出力することが可能となる。なお、外部のHDDレコーダ、DVDプレーヤ、及び内部のチューナ7が出力する映像信号には、その映像信号が規定する解像度及びリフレッシュレートを通知するソース情報も出力する仕様になっているものとする。
それから、CPU10は、選択された映像信号のソース情報に合致したX方向用とY方向用のクロック信号及び制御信号を生成する指示を信号制御部6へ送る。このようなCPU10の制御により、例えば、図5に示すUXGAサイズ(1600×1200)の映像E3を表示パネル11に全画面的に表示することが可能になる。
また、操作部10aでチューナ8、第1インタフェース9A、第2インタフェース9Bの中からいずれか二つの映像信号を表示する指示を受け付けた場合、CPU10は、指示対象の映像信号を受け取れるように切替部7の切替制御を行う。この場合も、映像信号の取得先が、第1インタフェース9A又は第2インタフェース9Bのいずれかである場合、CPU10は、各インタフェース9A、9Bのいずれかを通じて、表示パネル11の左右領域11A、11Bで表示可能な解像度(第1実施形態では960×1200)を出力する制御処理を行う。さらに、CPU10は信号制御部6を通じてデータドライブ回路2の切替制御部2cへ切断指示信号を出力する指示を出すと共に、第2ゲートドライブ回路5の作動を開始させる作動指示を、信号制御部6を通じて第2ゲートドライブ回路5へ送る制御を行う。このようなCPU10の制御により、表示パネル11は左右パネル領域11A、11Bに分割されて、各パネル領域11A、11Bで別個独立して映像を表示できる状態になる。
切替部7から信号制御部6へ二つの映像信号が送られると、信号制御部6で、左右パネル領域11A、11Bのそれぞれで映像を表示するための各種信号がデータドライブ回路2の第1回路部2a及び第2回路部2b、並びに第1ゲートドライブ回路4及び第2ゲートドライブ回路5へ送られる。その結果、例えば、図4(a)に示すように、表示パネル11の左右パネル領域11A、11Bに二つの映像(第1映像E1、第2映像E2)が、各映像E1、E2の解像度及びリフレッシュレートに応じて良好に表示される。
図4(a)の第1映像E1は、例えば、DVDプレーヤから出力される映像信号に基づいたものである。この映像信号の解像度がSVGAサイズ(800×600)、リフレッシュレートは80Hzである場合、CPU10の制御に基づいて、データドライブ回路2の第1回路部2aはSVGAサイズのデータ信号を左パネル領域11Aに供給すると共に、第1ゲートドライブ回路4は80Hzのリフレッシュレートで走査信号を左パネル領域11Aに供給して映像フレームを書き替えている。
図4(a)の第2映像E2は、例えば、チューナ8から出力される映像信号に基づいたものである。この映像信号の解像度がVGAサイズ(640×480)、リフレッシュレートが70Hzである場合、CPU10の制御に基づいて、データドライブ回路2の第2回路部2bはVGAサイズのデータ信号を右パネル領域11Bに供給すると共に、作動した第2ゲートドライブ回路5は70Hzのリフレッシュレートで走査信号を右パネル領域11Bに供給して映像フレームを書き替える。このような処理により、表示装置1は、一つの表示パネル11で、解像度及びリフレッシュレートが相異する二つの映像を忠実に同時表示することが可能になる。なお、図4(a)に示す二つの映像(第1映像E1、第2映像E2)の表示は一例であり、他の解像度の映像も勿論表示可能である。
また、図4(b)は、右パネル領域11Bの画素サイズ(X平方向の画素数960)を超えるXGAサイズ(1280×768)の第2映像E2′(例えば、HDDレコーダの出力映像)を右パネル領域11Bに表示した状態を示している。この場合、データドライブ回路2の第2回路部2bは、第2映像E2′の右パネル領域11Bで対応できる範囲のデータ信号(水平方向の960画素分のデータ信号)を供給する。また、表示装置1は、操作部10aで第2映像E2′のX方向に対するスクロール操作を受け付けた場合、CPU10は操作部10aで受け付けたスクロール操作量だけデータ信号の範囲をシフトする制御指示を第2回路部2bに出すことで、第2回路部2bはX方向にシフトした範囲のデータ信号を供給して、図4(b)では表示されない範囲をX方向にスクロール表示可能にしている。
なお、第1実施形態に係る表示装置1は、上述した形態に限定されるものではなく、種々の変形例が存在する。例えば、本発明の表示装置1は、テレビジョン装置ではなく、コンピュータ用のディスプレイ装置、又は画素を配列した表示パネルを有するプロジェクタに適用することも可能であり、このような場合は、切替部7にはチューナ8を省略して各インタフェース9A、9Bを接続した構成にすることが一般的である。なお、外部の映像出力装置を接続するインタフェースの数は3個以上にしてもよい。
また、表示パネル11の解像度を、上述したW−UXGA以外の解像度にすることも勿論可能であり、特に第1実施形態の表示パネル11は、左右に全パネル領域を分割することから、いわゆる横長タイプ(例えば横と縦のアスペクト比が16:9のタイプ)のものを適用することが好適である。さらに、表示パネル11のスイッチユニット13を設ける箇所(上記説明では、X=959とX=960の間)は自由に設定でき、全パネル領域を左右に均等分割する以外に、不均等に分割するようにスイッチユニット13の箇所を設定してもよい。
さらにまた、表示パネル11は液晶製以外にも、有機EL製にすることも可能である。また、表示する映像が一つである場合でも、表示対象となる映像の解像度が小さいときは、スイッチユニット13の各切断スイッチ14を切断側に作動させて、左右いずれか一方のパネル領域(例えば左パネル領域11A)に映像を表示してもよい。この場合、映像を表示しない側の各部(例えば、データドライブ回路2の第2回路部2b、信号制御部6の第2内部回路6b)の作動を停止して、表示装置1の消費電力を削減するような処理を行うことも可能であり、このような処理は、バックライトが不要な有機EL製の表示パネルを用いたときに、消費電力の削減量を大きくでき、好適である。
図6は、本発明の第2実施形態に係る表示装置21の構成を示すブロック図である。第2実施形態の表示装置21は、表示パネル31を上パネル領域31Aと下パネル領域31Bとに分割して、各パネル領域31A、31Bに別個の映像を表示可能にしたことが特徴である。
図7は、第2実施形態の表示パネル31の構成を概略的に示している。表示パネル31は、第1実施形態と同様の解像度(W−UXGA)であり、多数の画素32をX方向及びY方向に配列して、各画素32をゲート線G及びデータ線Dで接続している。表示パネル31が、第1実施形態と相異する点は、データ線Dにスイッチユニット33を設けている点であり、具体的には、Y=599に位置する画素32と、Y=600に位置する画素32との間の箇所で、全データ線Dにスイッチユニット33を設けている。
なお、スイッチユニット33の構成は基本的に第1実施形態と同様であり、スイッチユニット33は、各データ線Dを切断する複数の切断スイッチ34を、連動切替部35で連動可能にし、信号端子部33aで切断指示信号を受け付けると、各切断スイッチ34を切断側へ切り替わるようにしている(図7は切断状態を示す)。スイッチユニット33の各切断スイッチ34が接続状態の場合、表示パネル31は一枚のパネル画面として機能し、各切断スイッチ34が切断状態の場合、各データ線Dのスイッチユニット33を設けた箇所を境界として全パネル領域が上下に分割されて、上パネル領域31A及び下パネル領域31Bが形成される。
また、図6に示す表示装置1の第1データドライブ回路22は、表示パネル31のスイッチユニット33の作動状況に関係なく、映像表示を行う場合は常に作動し、表示する映像に応じたデータ信号の供給処理を行う。具体的には、表示パネル31が1つのパネル領域の場合、第1データドライブ回路22は、表示パネル21の全パネル領域に対してデータ信号の供給を行う一方、表示パネル31が上下パネル領域31A、31Bに分かれる場合、第データドライブ回路22は上パネル領域31Aのみにデータ信号を供給する。
第2データドライブ回路23は、第1実施形態の第2ゲートドライブ回路5と同様に、信号制御部26からの制御信号に含まれる作動指示に基づき作動し、表示パネル31の下パネル領域31B用のデータ信号を供給する処理を行う。
また、ゲートドライブ回路24は、第1実施形態のデータドライブ回路2と同等な内部構成になっており、表示パネル31の上パネル領域31Aに走査信号を供給する第1回路部24a、及び下パネル領域31Bに走査信号を供給する第2回路部24bを具備し、さらに表示パネル31のスイッチユニット33の信号端子部33aへ切断指示信号を出力可能な切替制御部24cを有する。
ゲートドライブ回路24の第1回路部24a及び第2回路部24bは、信号制御部26から送られる各種信号による制御に基づいて、表示する映像のフレーム書き替え用の走査信号を生成して表示パネル11へ供給(出力)する処理を行う。詳しくは、表示パネル31が1つのパネル領域として表示を行う場合、両回路部24a、24bは一つの回路部として走査信号の供給を行う一方、表示パネル31が上下パネル領域31A、31Bに分かれる場合、各回路部24a、24bは独立した回路部として走査信号の供給を行う。
また、信号制御部26は、基本的に第1実施形態と同様であり、第1内部回路26a及び第2内部回路26bを含み、表示パネル31が1つのパネル領域として表示を行う場合、両内部回路26a、26bが一つになって表示パネル31の全パネル領域用の信号制御を行う。具体的には、両内部回路26aは、第1データドライブ回路22へ、表示する映像に係るデータ信号を供給すると共に、その映像に応じたX方向用のクロック信号及び制御信号を供給し、ゲートドライブ回路4に、表示する映像に係るリフレッシュレートに対応したY方向用のクロック信号及び制御信号を供給する。
一方、表示パネル31が上下パネル領域31A、31Bに分かれる場合、信号制御部26は、CPU30の制御に基づきゲートドライブ回路24の切替制御部24cへ切断指示信号を出力する制御指示を出す。さらに信号制御部26の第1及び第2内部回路26a、26bはそれぞれ独立して処理を行い、第1内部回路26aは第1データドライブ回路22に対して上パネル領域31Aで表示する映像に係るデータ信号を供給すると共に、その映像に応じたX方向用のクロック信号及び制御信号を供給し、ゲートドライブ回路24の第1回路部24aに、上パネル領域31Aで表示する映像に係るリフレッシュレートに対応したY方向用のクロック信号及び制御信号を供給する。また、第2内部回路26bは、第2データドライブ回路23に対して下パネル領域31Bで表示する映像に係るデータ信号を供給すると共に、その映像に応じたX方向用のクロック信号及び作動指示を含む制御信号を供給し、ゲートドライブ回路24の第2回路部24bに、下パネル領域31Bで表示する映像に係るリフレッシュレートに対応したY方向用のクロック信号及び制御信号を供給する。
また、第2実施形態の表示装置21における切替部27、チューナ28、第1インタフェース29A、第2インタフェース29B、CPU30、及び操作部30aは第1実施形態と同等である。さらに、第2実施形態の表示装置21は、上述した以外は第1実施形態と同等の構成及び処理になっている。そのため、第2実施形態でも、全画面的な表示と、上下パネル領域31A、31Bで別個独立の表示を、スイッチユニット33の各切断スイッチ34の作動により切り替えることができ、特に上下パネル領域31A、31Bで映像を表示しても、その映像に応じた解像度及びリフレッシュレートで良好な画質の映像をそれぞれ表示できる。なお、第2実施形態の表示装置21は、横長の映像を二つ表示する場合に好適となる。また、第2実施形態においても、第1実施形態で述べた各種変形例の適用が可能である。
図8は、本発明の第3実施形態に係る表示装置41の構成を示すブロック図である。第3実施形態の表示装置41は、表示パネル51を左上パネル領域51A、右上パネル領域51B、左下パネル領域51C、及び右下パネル領域51Dと四分割して、各パネル領域51A〜51Dに別個の映像を表示可能にしたことが特徴である。
図9は、第3実施形態の表示パネル51の構成を概略的に示したものである。表示パネル51は、図3に示す第1実施形態の表示パネル11と、図7に示す第2実施形態の表示パネル31とを組み合わせたような形態になっている。即ち、表示パネル51は、X方向においてX=959に位置する画素52と、X=960に位置する画素52との間の箇所で、全ゲート線Gに左右分割用スイッチユニット53を設ける共に、Y=599に位置する画素52と、Y=600に位置する画素52との間の箇所で、全データ線Dに上下分割用スイッチユニット56を設けている。なお、表示装置51では、できるだけ解像度の大きい画素パネル(できればQXGA以上)を用いることが、様々な解像度の映像を良好に表示する点で好適である。
各スイッチユニット53、56の構成は、第1実施形態及び第2実施形態のスイッチユニット13、33と同等である。即ち、各スイッチユニット53、56は、複数の切断スイッチ54、57を、連動切替部55、58で連動可能にし、信号端子部53a、56aで切断指示信号を受け付けると、各切断スイッチ54、57を切断側へ切り替わるようにしている(図9は、各切断スイッチ54、57の切断状態を示す)。両スイッチユニット53、56の各切断スイッチ54、57が接続状態の場合、表示パネル51は一枚のパネル画面として機能する。また、左右分割用スイッチユニット53の各切断スイッチ54のみ切断状態の場合、表示パネル51は左右に分割され、上下分割用スイッチユニット56の各切断スイッチ57のみ切断状態の場合、表示パネル51は上下に分割される。さらに、両スイッチユニット53、56の各切断スイッチ54、57が切断状態の場合、表示パネル51は四分割される。
また、表示装置1の第1データドライブ回路42は、第1実施形態のデータドライブ回路2と同等の構成になっており、第1回路部42a及び第2回路部42bを有すると共に、左右分割用スイッチユニット53の信号端子部53aへ切断指示信号を出力可能な切替制御部42cを有する。第2データドライブ回路43は、第1データドライブ回路42と同等に第1回路部43a及び第2回路部43bを有するが、切替制御部は省略した構成になっている。なお、第2データドライブ回路43は、表示パネル51が上下に分割された場合に作動する。
また、第1ゲートドライブ回路44は、第2実施形態のゲートドライブ回路24と同等の構成になっており、第1回路部44a及び第2回路部44bを有すると共に、上下分割用スイッチユニット56の信号端子部56aへ切断指示信号を出力可能な切替制御部44cを有する。第2ゲートドライブ回路45は、第1ゲートドライブ回路44と同様に第1回路部45a及び第2回路部45bを有するが、切替制御部は省略している。なお、第2ゲートドライブ回路45は、表示パネル51が左右に分割された場合に作動する。
また、信号制御部46は、第1内部回路46a、第2内部回路46b、第3内部回路46c、及び第4内部回路46dを含んでおり、第1実施形態の信号制御部6及び第2実施形態の信号制御部26を組み合わせたような処理を行う。基本的に、第1内部回路46aは、表示パネル31の左上パネル領域51Aに対する表示処理が割り当てられており、以下、第2内部回路46bは右上パネル領域51B、第3内部回路46cは左下パネル領域51C、第4内部回路46dは右下パネル領域51Dの表示処理がそれぞれ割り当てられている。
そのため、表示パネル31が1つのパネル領域として表示を行う場合、全内部回路46a〜46dが一つの回路構成になって表示パネル51の全パネル領域用の信号制御を行う。具体的には、全内部回路46a〜46dは、第1データドライブ回路42へ、表示する映像に係るデータ信号を供給すると共に、その映像に応じたX方向用のクロック信号及び制御信号を供給し、第1ゲートドライブ回路44へ、表示する映像に係るリフレッシュレートに対応したY方向用のクロック信号及び制御信号を供給する。
また、表示パネル51が左右に分割される場合、信号制御部46は第1実施形態の信号制御部6と同等の処理を行う。詳しくは、信号制御部46の第1及び第3内部回路46a、46cが一つの回路構成になって、第1実施形態の第1内部回路6aと同等の処理を行うと共に、第2及び第4内部回路46b、46dが一つの回路構成になって、第1実施形態の第2内部回路6bと同等の処理を行う。
さらに、表示パネル51が上下に分割される場合、信号制御部46は第2実施形態の信号制御部26と同等の処理を行う。詳しくは、信号制御部46の第1及び第2内部回路46a、46bが一つの回路構成になって、第2実施形態の第1内部回路26aと同等の処理を行うと共に、第3及び第4内部回路46c、46dが一つの回路構成になって、第1実施形態の第2内部回路26bと同等の処理を行う。
さらにまた、表示パネル51が上下左右に四分割される場合、信号制御部46は、CPU50の制御に基づき第1データドライブ回路42の切替制御部42c及び第1ゲートドライブ回路44の切替制御部44cへ切断指示信号用の制御指示を出す。また、各内部回路46a〜46dは独立して処理を行い、第1及び第2内部回路46a、46bは、第1データドライブ回路42の第1回路部42a及び第2回路部42bに対して左上パネル領域51A及び右上パネル領域51Bで表示する映像に係るデータ信号を供給すると共に、その映像に応じたX方向用のクロック信号及び制御信号を供給する。さらに、第1及び第2内部回路46a、46bは、第1ゲートドライブ回路44の第1回路部44a及び第2ゲートドライブ回路45の第1回路部45aへ、左上パネル領域51A及び右上パネル領域51Bで表示する映像に係るリフレッシュレートに対応したY方向用のクロック信号及び制御信号を供給する。
また、第3及び第4内部回路46c、46dは、第2データドライブ回路43の第1回路部43a及び第2回路部43bに対して左下パネル領域51C及び右下パネル領域51Dで表示する映像に係るデータ信号を供給すると共に、その映像に応じたX方向用のクロック信号及び制御信号を供給する。さらに、第3及び第4内部回路46c、46dは、第1ゲートドライブ回路44の第2回路部44b及び第2ゲートドライブ回路45の第2回路部45bへ、左下パネル領域51C及び右下パネル領域51Dで表示する映像に係るリフレッシュレートに対応したY方向用のクロック信号及び制御信号を供給する。
また、第3実施形態の表示装置41における切替部47、チューナ48、第1インタフェース49A〜第4インタフェース49Dは、基本的に第1実施形態と同等であり、切替部47は、CPU50の制御に基づきチューナ48、第1インタフェース49A〜第4インタフェース49Dのそれぞれから供給される映像信号を、最小1つから最大同時に4つまで信号制御部46に送るようにしている。
CPU50が行う処理は、第1実施形態及び第2実施形態における処理内容をそれぞれ単独で行うときと、両実施形態を組み合わせて行うときがある。具体的にCPU50は、操作部50cで、各ソース(チューナ48、各インタフェース49A〜49D)の中からいずれか一つの映像信号を全画面的に表示することが設定操作されたとき、設定されたソースからの映像信号を信号制御部46へ送るように切替部47を制御する。
また、操作部50cで、表示パネル51を左右に分割して、各ソース(チューナ48、各インタフェース49A〜49D)の中からいずれか二つの映像信号を表示することが設定操作されたとき、CPU50は第1実施形態と同等の処理を行う。さらに、操作部50cで、表示パネル51を上下に分割して、各ソース(チューナ48、各インタフェース49A〜49D)の中からいずれか二つの映像信号を表示することが設定操作されたとき、CPU50は、第2実施形態と同等の処理を行う。さらにまた、操作部50cで、表示パネル51を上下左右に分割して、各ソース(チューナ48、各インタフェース49A〜49D)の中からいずれか四つの映像信号を表示することが設定操作されたとき、CPU50は、設定された四つのソースからの映像信号を信号制御部46へ送るように切替部47を制御すると共に、両スイッチユニット53、56の信号端子部53a、56aへ信号制御部46を通じて切断指示を送る制御を行う。
なお、第3実施形態の表示装置41は、上述した内容以外は第1実施形態及び第2実施形態と同等の構成及び処理になっている。そのため、第3実施形態の表示装置41は、表示パネル51で全画面的に映像を表示すること、上下左右のいずれに分割して映像を表示することが可能であり、分割表示の際でも、その映像に応じた解像度及びリフレッシュレートで良好な画質の映像を表示できる。また、第3実施形態においても、第1実施形態及び第2実施形態で述べた各種変形例の適用が可能である。
図10(a)は、第3実施形態の変形例の表示装置41′の要部を示している。変形例の表示装置41′は、表示パネル51′の左右分割スイッチユニット53′を、上下分割スイッチユニット56′で分割される上側のパネル領域のみに設けて、表示パネル51′を三分割するようにしたことが特徴である。左上パネル領域51A′、右上パネル領域51B′、及び下パネル領域51C′に三分割される構成の表示パネル51′に対応して、第1データドライブ回路42′及び第1ゲートドライブ回路44′は第1内部回路42a′、44a′、第2内部回路42b′、44b′、及び切替制御部42c′、44c′を有する。また、第2データドライブ回路43′は、第2実施形態の第2データドライブ回路23と同等の構成であり、下パネル領域51C′に対応して設けられる。なお、第2ゲートドライブ回路45′は、第1実施形態の第2ゲートドライブ回路5と構成的には同等であるが、右上パネル領域51B′のみに対応して設けられている。
また、図10(b)は、第3実施形態の別の変形例の表示装置41″における要部を示している。変形例の表示装置41″は、表示パネル51″の上下分割スイッチユニット56″を、左右分割スイッチユニット53″で分割される左側のパネル領域のみに設けて、表示パネル51″を三分割するようにしたことが特徴である。左上パネル領域51A″、右パネル領域51B″、及び左下パネル領域51C″に三分割される構成の表示パネル51″に対応して、第1データドライブ回路42″及び第1ゲートドライブ回路44″は第1内部回路42a″、44a″、第2内部回路42b″、44b″、及び切替制御部42c″、44c″を有する。また、第2データドライブ回路43″は左下パネル領域51C″に対応して設けられ、第2ゲートドライブ回路45″は右パネル領域51B″に対応して設けられている。
図11は、本発明の第4実施形態に係る表示装置60を示している。第4実施形態の表示装置60は、基本的な構成を図2に示す第1実施形態の表示装置1と同等であるが、表示パネル61を左右に分割する境界Kを左右に移動可能にしたことが特徴である。境界Kを可変にするため、表示パネル61は左右分割用のスイッチユニット63を複数設けると共に、データドライブ回路45の構成を第1実施形態と相異させている。
図12は、画素パネル61(解像度はW−UXGA)の一部の詳細を示している。画素パネル61は、格子状に配列された各画素62間のX方向における複数の同一箇所において、各ゲート線Gにスイッチユニット63を複数設けたことが特徴である。具体的には、表示パネル61の左端範囲(X=0〜319)及び右端範囲(X=1600〜1919)を除いた中間範囲(X=320〜1599)の各画素62の間にスイッチユニット63を設けている。
各スイッチユニット63の構成は第1実施形態と同様である。即ち、各スイッチユニット63は、複数の切断スイッチ64を、連動切替部64aで連動可能にし、信号端子部63aで切断指示信号を受け付けると、各切断スイッチ64を切断側へ切り替わるようにしている。なお、図12では、データ線Dnとデータ線Dn+1の間に位置するスイッチユニット63の各切断スイッチ64が切断状態になっており、他のスイッチユニット63の各切断スイッチ64は接続状態になっている。
また、図11のデータドライブ回路65は、表示パネル61のX方向の画素分に対応してデータ信号を供給できる構成になっており、第1回路部65a、第2回路部65b、及び切替制御部65cを有する。第4実施形態の第1回路部65a及び第2回路部65bは表示パネル61の分割範囲に応じて対応範囲を可変にしている。また、切替制御部65cは複数のスイッチユニット63の中から信号制御部66を通じてCPU60aにより指定されたスイッチユニット63の信号端子部63aへ切断指示信号を出力する。
CPU60aは、データドライブ回路65の切替制御部65cが上述したような処理を行うために、操作部60cの設定、又は第1インタフェース69A、第2インタフェース69B、チューナ60dからの映像信号に係るソース情報に基づいて、各映像を表示できるように分割箇所(境界Kの箇所)を特定する制御を行う。分割箇所を特定すると、CPU60cは、特定した分割箇所の指定を含む切断指示信号を、信号制御部66を通じてデータドライブ回路65の切替制御部65cへ送る。なお、表示装置60は、上述した箇所以外の他の箇所(切替部60b、チューナ60d、各インタフェース69A、69B)は第1実施形態と同様である。
図13は、XGAサイズの第1映像E4を表示パネル61の左パネル領域61Aに表示すると共に、SVGAサイズの第2映像E5を右パネル域61Bに表示した状態を示している。このような表示を行うために、CPU60aは、操作部60cの設定、又は各インタフェース69A、69B、チューナ60dからのソース情報に基づき、データドライブ回路65の各回路部65a、65cの対応範囲の境界をX方向の1023画素と1024画素の間に特定する制御を行うと共に、X方向の1023画素と1024画素の間に設けられたスイッチユニット63へ切断指示信号を送り、各切断スイッチ63aを切断側に切り替える制御を行っている。
このように第4実施形態の表示装置60は、ユーザの手動操作による設定、又は表示対象となる映像信号に含まれるソース情報による自動設定により、表示パネル61の分割範囲を自由に変更できるため、様々なサイズ(解像度)の映像を良好に表示できる。なお、第4実施形態の表示装置60においても、第1実施形態で述べた各種変形例の適用が可能である。
図14は、本発明の第5実施形態に係る表示装置70の要部を示している。第5実施形態の表示装置70は丁度、第4実施形態の表示装置60の表示パネル61を90度回転させたような構成にしており、表示パネル71を上下に分割する境界KをY方向に沿って移動可能にしたことが特徴である。
図15は、画素パネル71(解像度はUXGA)の一部の詳細を示している。画素パネル71は、格子状に配列された各画素72間のY方向における複数の同一箇所において、各データ線Dにスイッチユニット73を複数設けたことが特徴である。具体的には、表示パネル71の下端範囲(Y=0〜199)及び上端範囲(Y=1000〜1199)を除いた中間範囲(Y=200〜999)の各画素72の間にスイッチユニット73を設けている。なお、各スイッチユニット73は上述の各実施形態と同様の構成であり、複数の切断スイッチ74を、連動切替部74aで連動可能にし、信号端子部73aで切断指示信号を受け付けると、各切断スイッチ74が切断側へ切り替わる。図15では、ゲート線Gnとゲート線Gn+1の間に位置するスイッチユニット73の各切断スイッチ74のみが切断状態になっている。
また、図14の第1及び第2データドライブ回路75、76は、第2実施形態の第1及び第2データドライブ回路22、23と同等である。ゲートドライブ回路77は、第4実施形態の第1データドライブ回路65と同等な構成になっており、第1内部回路77a、第2内部回路77b、及び切替制御部77cを有している。そのため、CPU70aの制御に基づく切替制御部77cの処理により、境界Kの位置を可変し、特定される位置に設けられたスイッチユニット73の各切断スイッチ74を切断側に切り替えて表示パネル71を上パネル領域71A、下パネル領域71Bに分割できる。
なお、第5実施形態では、他の箇所(切替部70b、チューナ70d、操作部70c、各インタフェース79A、79B)及び処理等は、上述した各実施形態と同等であるため説明を省略する。また、第5実施形態の表示装置70も、上述の各実施形態で述べた各種変形例の適用が可能である。
図16は、本発明の第6実施形態に係る表示装置80を示している。表示装置80は丁度、第4実施形態の表示装置60及び第5実施形態の表示装置70を組み合わせたような構成になっており、表示パネル91を左右に分割する縦境界Ka、及び上下に分割する横境界Kbの位置を可変にして、四分割される各パネル領域91A〜91Dのサイズを自由に変更できるようにしたことが特徴である。
図17は、表示パネル91の要部を示している。表示パネル91は、図12に示す第4実施形態の表示パネル61と同様に、各画素92間のX方向における同一箇所において、各ゲート線Gn−2〜Gn+2に左右分割用スイッチユニット93を複数設けている。さらに、表示パネル91は、図17に示す第5実施形態の表示パネル71と同様に、各画素92間のY方向における同一箇所において、各データ線Dn−2〜Dn+2に上下分割用スイッチユニット96を複数設けている。
左右分割用スイッチユニット93は、各切断スイッチ94の切替を連動させる連動切替部95を設けているが、この連動切替部95にも、X方向で同一箇所に位置する各切断スイッチ94の連動(オン)と、非連動(オフ)とを切り替えられるように連動切断スイッチ95aを設けている。同様に、上下分割用スイッチユニット96も、各切断スイッチ97の切替連動用の連動切替部98に連動切断スイッチ98aを設けている。
左右分割用スイッチユニット93に含まれる切断スイッチ94及び連動切断スイッチ95aの切替は、矩形状の表示パネル91の上側(長辺の一辺側)に位置する第1データドライブ回路82及び下側(長辺の他辺側)に位置する第2データドライブ回路83からそれぞれ出力される切替指示信号により行われる。また、上下分割用スイッチユニット96に含まれる切断スイッチ97及び連動切断スイッチ98aの切替は、表示パネル91の左側(短辺の一辺側)に位置する第1ゲートドライブ回路84及び右側(短辺の他辺側)に位置する第2ゲートドライブ回路85からそれぞれ出力される切替指示信号により行われる。
なお、図17は、ゲート線Gnとゲート線Gn+1の間の上下分割用スイッチユニット96の切断スイッチ97が全て連動された状態(連動切断スイッチ98aの全てがオン)で切断されて、上下分割用の境界Kbが形成された状態を示す。また、図17は、ゲート線Gnとゲート線Gn+1の間で且つデータDnからデータ線Dn+2までの2個の連動切断スイッチ95aをオフ(非連動)にして、ゲート線Gnより上側で且つデータ線Dnとデータ線Dn+1の間の切断スイッチ94をオフにして、垂直境界Ka1を形成した状態を示す。さらに図17は、ゲート線Gn+1より下側で且つデータ線Dn+1とデータ線Dn+2の間の切断スイッチ94をオフにして垂直境界Kb2を形成した状態を示す。このような2本の垂直境界Ka1、Ka2及び1本の水平境界Kbにより表示パネル91には、計4個のパネル領域(91A〜91D)が形成されている。
また、図16に示す信号制御部86から各種信号が送られる第1及び第2データドライブ回路82、83は、図11に示す第4実施形態のデータドライブ回路65と同等であり、第1回路部82a、83a、第2回路部82b、83b、及び切替制御部82c、83cを有する。また、第1及び第2ゲートドライブ回路84、85は、図16に示す第5実施形態のゲートドライブ回路77と同等であり、第1回路部84a、85a、第2回路部84b、85b、及び切替制御部84c、85cを有する。
また、信号制御部86は、基本的には図8の第3実施形態における信号制御部46と同等の構成になっており、分割される表示パネル91の領域サイズに応じて各種信号をCPU90の制御に基づき適切に各回路82〜85へ供給するようになっている。また、信号制御部86は、表示パネル91の分割においては、第4及び第5実施形態と同様にCPU90の制御に基づき分割箇所の特定指示を含む切断指示信号を各回路82〜85へ出力している。表示装置80のその他の箇所(切替部87、チューナ88、各インタフェース89A〜89D、操作部90a)は、図8に示す第3実施形態に係る表示装置41と同等の構成になっており、また、制御処理的な内容については第4、5実施形態と同様にCPU90の制御に基づき表示パネル91の分割が行われる。
表示装置80は、CPU90が各回路82〜85へ制御を行うことで、表示パネル91の各パネル領域91A〜91Dのサイズを様々に変更できる。例えば、図18(a)に示すように、各パネル領域91A〜91Dを分ける1本の垂直境界Ka及び1本の水平境界Kbで各パネル領域91A〜91Dのサイズを可変にできる。また、図18(b)に示すように、連動切断スイッチ95aを適宜オフに切り替えることで、2本の垂直境界Ka1、Ka2及び1本の水平境界Kbで各パネル領域91A〜91Dのサイズを可変にでき、さらには、図18(c)に示すように、連動切断スイッチ98aを適宜オフに切り替えることで、1本の垂直境界Ka及び2本の水平境界Kb1、Kb2で各パネル領域91A〜91Dのサイズを可変にできる。
よって、第6実施形態の表示装置80は、表示対象の映像サイズに応じて各パネル領域91A〜91Dのサイズを柔軟に変更して、各画像の全範囲を表示することが可能になる。なお、第6実施形態においても、上述した各実施形態と同様な変形例の適用が可能である。また、表示パネル91の各スイッチユニット93、96は、図18(a)に示すように1本の垂直境界Ka及び1本の水平境界Kbのみで分割を行う場合は、各スイッチユニット93、96内の連動切断スイッチ95a、98aを省略した構成にすることも可能である。
1、21、41、60、70、80 表示装置
2、65 データドライブ回路
4、44、67、84 第1ゲートドライブ回路
5、45、68、85 第2ゲートドライブ回路
6、26、46、66、78、86 信号制御部
7、27、47、60b、70b、87 切替部
10、30、50、60a、70a、90 CPU
11、31、51、61、71、91 表示パネル
12、32、52、62、72、92 画素
22、42、75、82 第1データドライブ回路
23、43、76、83 第2データドライブ回路
24、77 ゲートドライブ回路
13、33、63、73 スイッチユニット
14、34、54、57、64、74、94、97 切断スイッチ
15、35、55、58、64a、74a、95、98 連動切替部
53、93 左右分割用スイッチユニット
56、96 上下分割用スイッチユニット
2、65 データドライブ回路
4、44、67、84 第1ゲートドライブ回路
5、45、68、85 第2ゲートドライブ回路
6、26、46、66、78、86 信号制御部
7、27、47、60b、70b、87 切替部
10、30、50、60a、70a、90 CPU
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12、32、52、62、72、92 画素
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23、43、76、83 第2データドライブ回路
24、77 ゲートドライブ回路
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14、34、54、57、64、74、94、97 切断スイッチ
15、35、55、58、64a、74a、95、98 連動切替部
53、93 左右分割用スイッチユニット
56、96 上下分割用スイッチユニット
Claims (9)
- 水平方向及び垂直方向に配列した複数の画素を、水平方向に伸長する複数のゲート線及び垂直方向に伸長する複数のデータ線で接続した表示パネルにおいて、
全パネル領域を複数のパネル領域に分割するように各画素の接続を切断する切断スイッチを備えることを特徴とする表示パネル。 - 前記切断スイッチは、前記複数のゲート線の水平方向で同一となる箇所に設けてある請求項1に記載の表示パネル。
- 前記切断スイッチは、水平方向の複数の同一箇所にそれぞれ設けてある請求項2に記載の表示パネル。
- 前記切断スイッチは、水平方向の同一箇所で連動して複数のゲート線を切断するようにしてある請求項2又は請求項3に記載の表示パネル。
- 前記切断スイッチは、前記複数のデータ線の垂直方向で同一となる箇所に設けてある請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載の表示パネル。
- 前記切断スイッチは、垂直方向の複数の同一箇所にそれぞれ設けてある請求項5に記載の表示パネル。
- 前記切断スイッチは、垂直方向の同一箇所で連動して複数のデータ線を切断するようにしてある請求項5又は請求項6に記載の表示パネル。
- 請求項1乃至請求項7のいずれか一つに記載の表示パネルと、
前記切断スイッチの切断に対する切替の制御を行う切替制御手段と
を備えることを特徴とする表示装置。 - 前記切替制御手段の制御に応じて全パネル領域又は分割されたパネル領域へ走査信号を供給するゲートドライブ回路と、
前記切替制御手段の制御に応じて全パネル領域又は分割されたパネル領域へデータ信号を供給するデータドライブ回路と、
前記切替制御手段の制御に応じて前記ゲートドライブ回路及びデータドライブ回路にクロック信号を供給する信号制御部と
を備える請求項8に記載の表示装置。
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