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JP2007233815A - 情報処理システムおよび情報処理装置の割当管理方法 - Google Patents

情報処理システムおよび情報処理装置の割当管理方法 Download PDF

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JP2007233815A JP2006056063A JP2006056063A JP2007233815A JP 2007233815 A JP2007233815 A JP 2007233815A JP 2006056063 A JP2006056063 A JP 2006056063A JP 2006056063 A JP2006056063 A JP 2006056063A JP 2007233815 A JP2007233815 A JP 2007233815A
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明久 永見
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大輔 横田
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信二 木村
Shinichi Hayashi
真一 林
Tomohisa Kohiyama
智久 小檜山
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Abstract

【課題】複数の情報処理装置を有する情報処理システムにおいて、情報処理装置の冗長を減らして情報処理装置を効率利用する。
【解決手段】ブレード管理サーバ3は、ユーザ操作端末2にブレードPC1を割り当てる場合、当該ユーザ操作端末2のユーザのハイバネーションファイルがユーザ情報保存サーバ4に保存されているならば、当該ブレードPC1に、ユーザ情報保存サーバ4にアクセスさせて、当該ユーザ情報保存サーバ4からハイバネーションファイルを取得させ、この取得したハイバネーションデータを用いてレジュームさせる。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の情報処理装置を有する情報処理システムに関し、特に、情報処理装置の操作端末への割当技術に関する。
特許文献1には、コンピュータネットワークの予備機器を管理する予備機器管理システムが開示されている。この予備機器管理システムは、予備機器維持管理プログラム、障害時予備機器手配プログラム、および予備機器保有数管理プログラムのうちの少なくとも1つを実行する複数のワークステーションと、予備機器に関する情報が格納された共通データベースを実行する共通データベースサーバとを備え、ワークステーション上で必要に応じて各プログラムが実行され、そのプログラムの動作により共通データベースに格納された予備機器に関する情報が検索・追加・削除されることによりコンピュータネットワークの予備機器を管理する。
特開2001-69145号公報
近年、いわゆるシンクライアントタイプの情報処理システムが注目されている。シンクライアントタイプの情報処理システムでは、手元にあるリモートマシンを用いて自宅や会社に置いてあるローカルマシンのデスクトップをリモート操作することで、ローカルマシンに搭載されている各種アプリケーションプログラムおよびデータを利用できる。ローカルマシンには、デスクトップPC(Personal Computer)の他に、ローカル接続された入出力装置(キーボード、マウスおよびディスプレイ)を持たないブレードPC(ブレードコンピュータ)が用いられる。
さて、このようなシンクライアントタイプの情報処理システムにおいて、ローカルマシンの予備機器の管理に上記特許文献1に記載の技術を利用することもできる。しかし、上記特許文献1に記載の技術は、ローカルマシンの予備機器の数(冗長)を減らして、ローカルマシンを効率的に利用することについて、考慮していない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、複数の情報処理装置を有する情報処理システムにおいて、情報処理装置の冗長を減らして情報処理装置を効率利用することを可能にするものである。
具体的には、本発明は、ユーザに情報処理装置を割り当てる場合、当該ユーザのハイバネーションデータがあるならば、当該情報処理装置に、当該ハイバネーションデータの格納先にアクセスさせて、当該格納先から当該ハイバネーションデータを取得させ、この取得したハイバネーションデータを用いてレジュームさせる。
例えば、本発明は、複数の情報処理装置および管理サーバを有する情報処理システムであって、
前記管理サーバは、
情報処理装置毎に、当該情報処理装置の動作状態、および当該情報処理装置が割り当てられているユーザのユーザIDを記憶する装置管理情報記憶手段と、
ハイバネーションデータ毎に、当該ハイバネーションデータの格納先、および当該ハイバネーションデータを作成した情報処理装置に割り当てられていたユーザのユーザIDを記憶するハイバネーション管理情報記憶手段と、
ユーザIDを含む割当要求に対して動作状態が稼動状態にない情報処理装置を割り当て、当該情報処理装置に対応付けられて前記装置管理情報記憶手段に記憶されている動作状態およびユーザIDを、稼動状態および当該割当要求に含まれているユーザIDに更新する割当管理手段と、
前記割当要求に対して前記割当管理部が割り当てた情報処理装置の宛先を、当該割当要求の送信元に通知する宛先通知手段と、
前記割当要求に対して前記割当管理部が割り当てた情報処置装置に、起動要求を送信する起動要求手段と、を有し、
前記情報処理装置は、
前記管理サーバから受信した起動要求に従い自情報処理装置を起動する起動手段と、
前記割当要求の送信元から操作情報を受信して、当該操作情報が示す操作内容に従って情報処理を行い、その結果を示す映像情報を当該割当要求の送信元に送信するリモート操作受付手段と、を有し、
前記起動要求手段は、
前記割当要求に含まれているユーザIDに対応付けられて前記ハイバネーション管理情報記憶手段にハイバネーションデータの格納先が記憶されている場合、当該格納先を前記起動要求の送信先に通知し、
前記起動手段は、
前記管理サーバからハイバネーションデータの格納先が通知された場合、当該格納先にアクセスしてハイバネーションデータを取得し、取得したハイバネーションデータを用いてレジュームする。
上記構成によれば、ユーザのハイバネーションデータがある場合、ユーザに割り当てる情報処理装置に、当該ハイバネーションデータの格納先にアクセスさせて、当該格納先から当該ハイバネーションデータを取得させ、この取得したハイバネーションデータを用いてレジュームさせる。このため、ユーザに割り当てられている情報処理装置が有効利用されていない場合、当該情報処理装置をハイバネーションさせて当該ユーザへの割り当てを解除した場合でも、当該ユーザに新たに割り当てる情報処理装置でハイバネーション前の状態を復元できる。したがって、有効利用されていない情報処理装置のユーザへの割り当てを解除して、別のユーザに割り当てることが可能となり、これにより、情報処理装置の冗長を減らして情報処理装置を効率利用することができる。
本発明によれば、情報処理装置の冗長な構成を減らして情報処理装置を効率的に利用することができる。
以下に本発明の実施の形態を説明する。
<第1実施形態>
図1は本発明の第1実施形態が適用されたリモートデスクトップシステム(シンクライアントタイプの情報処理システム)の概略構成例を示す図である。
図示するように、本実施形態のリモートデスクトップシステムは、複数のブレードPC(Personal Computer)1と、複数のリモート操作端末2と、ブレード管理サーバ3と、ユーザ情報保存サーバ4と、これらの各装置1〜4を相互接続するLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等のネットワーク5と、を有する。
ブレードPC1は、リモート操作端末2から送られてきた入力情報(入力装置の操作内容)を受信し処理すると共に、処理結果を示す映像情報(表示装置のデスクトップ画面)をリモート操作端末2に送信する。
図2はブレードPC1の概略構成例を示す図である。
図示するように、ブレードPC1は、CPU(Central Processing Unit)101と、CPU101のワークエリアとして機能するRAM(Random Access Memory)102と、ネットワーク5に接続するためのNIC(Network Interface Card)103と、HDD(Hard Disk Drive)104と、フラッシュROM(Read Only Memory)105と、デスクトップの映像情報を生成するビデオカード107と、mBMC(mini-Base board Management Controller)108と、これらの各部101〜108と接続するバスなどの内部通信線(バスという)BUSを中継するブリッジ109と、電源110と、を有する。
フラッシュROM105には、BIOS(Basic Input/Output System)1050が記憶されている。CPU101は、電源110の投入後、先ずフラッシュROM105にアクセスしてBIOS1050を実行することにより、ブレードPC1のシステム構成を認識する。
NIC103には、PXE(Preboot eXecutiuon Enviroment)機能を実現するためのPXEクライアント1030が搭載されている。PXEクライアント1030は、BIOS1050に従い、後述するブレード管理サーバ3にアクセスしてNBP(Network Bootstrap Program)を取得し、これをRAM102上にロードする。CPU101は、NBPを実行し、必要に応じてブレード管理サーバ3からハイバネーションファイルを入手し、これを後述するOS1041が起動時に参照するHDD104のハイバネーションファイル記憶エリアに書き込む。ハイバネーションファイル記憶エリアに他のハイバネーションファイルが記憶されているならば、これをユーザ情報保存サーバ4に格納(退避)させ、格納先(退避先)をブレード管理サーバ3に通知した後に、ハイバネーションファイル記憶エリアの記憶内容を入手したハイバネーションファイルに書き換える。それから、OS1041を起動する。なお、ハイバネーションファイルは、物理メモリ(RAM102)のイメージ、仮想メモリ(HDD104上に形成されたスワップファイル)のイメージ、およびCPU101のレジスタイメージを含む、レジュームに必要なデータで構成される。
HDD104には、OS(Operating System)1041と、リモートサーバプログラム1042と、複数のアプリケーションプログラム1043とが、少なくとも記憶されている。 OS1041は、CPU101がブレードPC1の各部102〜110を統括的に制御して、後述する各プログラム1042〜1043を実行するためのプログラムである。CPU101は、ブレード管理サーバ3から入手したNBPに従い、HDD104からOS1041をRAM102にロードして実行する。これにより、CPU101は、ブレードPC1の各部102〜110を統括的に制御する。なお、OS1041の起動に際し、HDD104上のハイバネーションファイル記憶エリアにハイバネーションファイルが格納されている場合、このハイバネーションファイルから物理メモリおよび仮想メモリのイメージを復元してレジュームする。
リモートサーバプログラム1042は、ブレードPC1のデスクトップをリモート操作端末2からリモート操作可能とするためのプログラムであり、例えばAT&Tケンブリッジ研究所で開発されたVNC(Virtual Network Computing)のサーバプログラムである。CPU101は、OS1041に従い、HDD104からリモートサーバプログラム1042をRAM102にロードして実行する。これにより、CPU101は、リモート操作端末2から送られてきた入力情報(キーボードおよびマウスの操作内容)を受信し処理すると共に、処理結果を示す映像情報(ディスプレイのデスクトップ画面)を、リモート操作端末2に送信する。
アプリケーションプログラム1043には、汎用のWebブラウザ、ワープロ、CAD、および表計算などのプログラムがある。CPU101は、OS1041に従い、リモートサーバプログラム1042を介してリモート操作端末2から受付けた指示に応答して、HDD104から所望のアプリケーションプログラム1043をRAM102にロードし実行する。そして、この実行結果が反映されたデスクトップ画面の映像情報をビデオカード107に生成させ、リモートサーバプログラム1042を介してリモート操作端末2へ送信する。
mBMC108は、ブレードPC1の電源110とは別に設けられた電源でNIC103を動作させる。そして、ブレード管理サーバ7からの制御命令に従い、電源110の電源供給をオンオフする。mBMC108は、ブレードPC1の電源110とは別に設けられた電源で動作するので、ブレードPC1の電源がオフの状態でも独立して動作することができる。
図3はブレードPC1の動作例を説明するための図である。
なお、このフローは、本来、CPU101、NIC103、およびmBMC108がプログラムに従って実行する。しかし、ここでは、説明を簡単にするために、mBMC108以外はプログラムを実行主体として、フローを説明する。
上述したように、mBMC108は、電源110の電源供給がオフしている場合、ブレードPC1の電源110とは別に設けられた電源でNIC103を動作させる。さて、この状態において、mBMC108は、NIC103を介してブレード管理サーバ7より電源オン命令を受信すると(S101でYES)、電源110の電源供給をオンにする。これにより、CPU101は、BIOS1050をRAM102にロードし実行する(S102)。BIOS1050は、ブレードPC1のシステム構成を認識し、NIC103のPXEクライアント103を起動する(S103)。
これを受けて、PXEクライアント103は、ブレード管理サーバ3にアクセスして、ブレード管理サーバ3からNBPを取得し、これをRAM102にロードして、CPU101に実行させる(S104)。
NBPは、自NBPでハイバネーションファイルの格納先が指定されているか否かを調べる(S105)。指定されていない場合(S105でNO)、S111に進む。一方、指定されている場合(S105でYES)、NIC103を介してハイバネーションファイルの格納先にアクセスし、ハイバネーションファイルを取得する(S106)。
それから、NBPは、ハイバネーションファイルを用いてレジュームするための記述がOS1041にあるか否かを確認する(S107)。ハイバネーションファイルを用いてレジュームするための記述がOS1041にない場合(S107でNO)、S110に進む。一方、ある場合(S107でYES)、OS1041に記述されているハイバネーションファイルの記憶エリアからハイバネーションファイルを読み出して、これをユーザ情報保存サーバ4内の自ブレードPC1に予め割り当てられている格納先にアップロードする(S108)。それから、NIC103を介してブレード管理サーバ3に、ハイバネーションファイルの格納先を通知し(S109)、S110に進む。
S110において、NBPは、S106で取得したハイバネーションファイルを用いてレジュームするための記述をOS1041に追加し、S111に進む。具体的には、ハイバネーションファイルを用いてレジュームするための記述がOS1041に既にある場合(S107でYES)、OS1041に記述されているハイバネーションファイルの記憶エリアに記憶されているハイバネーションファイルを、S106で取得したハイバネーションファイルに書き換える。ハイバネーションファイルを用いてレジュームするための記述がOS1041にない場合(S107でNO)、S106で取得したハイバネーションファイルの記憶エリアをOS1041に記述する。
S111において、NBPは、OS1041をRAM102にロードして実行する。OS1041は、起動に際して、ハイバネーションファイルの記憶エリアが自OS1041で指定されているならば、この記憶エリアに記憶されているハイバネーションファイルに格納されている物理メモリおよび仮想メモリのイメージを復元して、レジュームする。
次に、OS1041は、リモートサーバプログラム1042をRAM102にロードして、CPU101に実行させる(S101)。リモートサーバプログラム1042は、ブレード管理サーバ2からリモート操作端末2の通知を受信する。そして、自ブレードPC1を、ブレード管理サーバ3から通知されたリモート操作端末2をリモートマシンとするローカルマシンとして動作させる。
さて、OS1041は、リモートサーバプログラム1042を介してリモートマシンにログインされたならば(S113でYES)、NIC103を介してログインID(ユーザID)をブレード管理サーバ3に送信する。そして、ブレード管理サーバ3からユーザデータファイルの格納先を取得し(S114)、取得した格納先にあるユーザデータファイルをマウントする(S115)。ここで、ユーザデータとは、アプリケーションプログラム1043で利用可能なデータであって、ユーザが個人的に利用するデータ(例えば個人的に作成した文書データ)である。
また、OS1041は、リモートサーバプログラム1042を介してリモートマシンから操作情報を受信すると(S116でYES)、この操作情報をアクティブとなっている所定のアプリケーションプログラム1043に通知する。これを受けて、アプリケーションプログラム1043は、この操作情報が示す操作内容(キーボード操作およびマウス操作)に応じた処理を実行する(S117)。そして、処理結果を反映させたデスクトップ画面を表す映像情報をビデオカード107に生成させる。それから、OS1041は、この映像情報を、リモートサーバプログラム1042を介してリモートマシンへ送信する(S118)。
また、OS1041は、ブレードPC1のアイドル状態を監視し、このアイドル状態が所定時間(例えば30分)以上継続したか否かを判断する(S119)。ここで、アイドル状態とは、例えばCPU101の利用率が所定値(例えば10%)以下であり、且つ操作情報の受信待ち状態にある場合、つまり、ブレードPC1が割り当てられているユーザが当該ブレードPC1を利用していない状態をいう。
ブレードPC1のアイドル状態が所定時間以上継続した場合(S119でYES)、OS1041は、ハイバネーションに移行する旨をブレード管理サーバ3に通知し、それから、物理メモリおよび仮想メモリのイメージをハイバネーションファイルとしてHDD104に格納し、このハイバネーションファイルからレジュームできるように、このハイバネーションファイルの記憶エリアをOS1041に記述して、ハイバネーションする(S120)。なお、ここでは、ハイバネーションの移行条件として、ブレードPC1のアイドル状態が所定時間以上継続した場合を例にとり説明しているが、ハイバネーションの移行条件はこれに限定されない。また、このハイバネーションの移行条件は、外部から設定可能としてもよい。また、ハイバネーションとは、ハイバネーションファイル(データ)をHDD104などの不揮発性のメモリまたは記憶装置に格納し、必要な箇所以外の電源を切断する処理を指す。
また、OS1041は、リモートサーバプログラム1042を介してリモートマシンより電源オフ命令を受信すると(S121でYES)、シャットダウン(停止)する旨をブレード管理サーバ3に通知し、それからシャットダウンする(S122)。
図1に戻って説明を続ける。ブレード管理サーバ3は、ブレードPC1のリモート操作端末2への割当を管理する。
図4はブレード管理サーバ3の概略構成例を示す図である。
図示するように、ブレード管理サーバ3は、CPU301と、CPU301のワークエリアとして機能するRAM302と、ネットワーク5に接続するためのNIC303と、HDD304と、フラッシュROM305と、キーボードおよびマウスを接続するためのI/Oコネクタ306と、ディスプレイを接続するためのビデオカード307と、これらの各部301〜307と接続するバスBUSを中継するブリッジ308と、電源309と、を有する。
フラッシュROM305には、BIOS3050が記憶されている。CPU301は、電源309の投入後、先ずフラッシュROM305にアクセスしてBIOS3050を実行することにより、ブレード管理サーバ3のシステム構成を認識する。
HDD304には、OS3041、ブレード管理テーブル3042、ハイバネーション管理テーブル3043、ユーザデータ管理テーブル3044、および割当管理プログラム3045が、少なくとも記憶されている。
OS3041は、CPU301がブレード管理サーバ3の各部302〜309を統括的に制御して、後述するプログラム3045を実行するためのプログラムである。CPU301は、BIOS3050に従い、HDD304からOS3041をRAM302にロードして実行する。これにより、CPU301は、ブレード管理サーバ3の各部302〜309を統括的に制御する。
ブレード管理テーブル3042には、ブレードPC1毎に、当該ブレードPC1の管理情報が記憶される。図5はブレード管理テーブル3042の例を模式的に表した図である。図示するように、ブレードPC1毎にレコード30420が登録されている。レコード30420は、ブレードPC1のアドレス(IPアドレス)を登録するフィールド30421と、ブレードPC1の動作状態を登録するフィールド30422と、ブレードPC1が割当られているユーザの識別情報であるユーザIDを登録するフィールド30423と、を有する。動作状態には、稼動中であることを示す「稼動」、停止中であることを示す「シャットダウン」、およびハイバネーション(休止)状態にあることを示す「ハイバネーション」がある。ブレードPC1が稼動状態あるいは休止状態にある場合には、フィールド30423にユーザIDが登録され、ブレードPC1が停止状態にある場合は、フィールド30423にヌルデータ(null)が登録される。
ハイバネーション管理テーブル3043には、ハイバネーションファイル毎に、当該ハイバネーションファイルの管理情報が記憶される。図6はハイバネーション管理テーブル3043の例を模式的に表した図である。図示するように、ハイバネーションファイル毎にレコード30430が登録されている。レコード30430は、ブレードPC1がハイバネーションファイルを作成した際にこのブレードPC1にログインしていたユーザのユーザIDを登録するフィールド30431と、ハイバネーションファイルの格納先アドレス(パス)を登録するフィールド30432と、を有する。
ユーザデータ管理テーブル3044には、ユーザ毎に、当該ユーザのユーザデータファイルの管理情報が記憶される。図7はユーザデータ管理テーブル3044の例を模式的に表した図である。図示するように、ユーザ毎にレコード30440が登録されている。レコード30440は、ユーザのユーザIDを登録するフィールド30441と、ユーザデータファイルの格納先アドレス(パス)を登録するフィールド30442と、を有する。
割当管理プログラム3045は、リモート操作端末2に割当るブレードPC1を管理するためのプログラムである。割当管理プログラム3045は、ブレード管理テーブル3042を用いてリモート操作端末2に割当るブレードPC1を決定すると共に、ハイバネーション管理テーブル3043を用いてこのブレードPC1をレジュームするか否かを決定する。そして、これらの決定内容に従い、このブレードPC1の起動に用いるNBPを作成する。また、割当管理プログラム3045は、ユーザデータ管理テーブル3044を用いてこのブレードPC1にマウントさせるユーザデータファイルの格納先を特定する。また、割当管理プログラム3045は、ブレード管理テーブル3042、ハイバネーション管理テーブル3043、およびユーザデータ管理テーブル3044を更新する。
図8はブレード管理サーバ3の動作例を説明するための図である。
なお、このフローは、本来、CPU301がプログラムに従って実行する。しかし、ここでは、説明を簡単にするために、プログラムを実行主体として、フローを説明する。
割当管理プログラム3045は、NIC303を介してリモート操作端末2から割当要求を受信すると(S31でYES)、ブレードPC1をリモート操作端末2に割り当てる割当処理を行う(S32)。また、割当管理プログラム3045は、NIC303を介してブレードPC1からユーザデータファイルの問合せを受信すると(S33でYES)、このブレードPC1にログインしているユーザのユーザデータファイル格納先を通知するファイル格納先通知処理を行う(S34)。また、割当管理プログラム3045は、NIC703を介してブレードPC1から動作状態の変更通知を受信すると(S35でYES)、ブレード管理テーブル3042を更新するレコード更新処理を行う(S36)。
図9はブレード管理サーバ3の割当処理(図8のS32)の動作例を説明するための図である。
まず、割当管理プログラム3045は、ブレード管理テーブル3042を参照し、割当可能なブレードPC1が存在するか否かを確認する(S3201)。具体的には、フィールド30422の動作状態が「シャットダウン」あるいは「ハイバネーション」のレコード30420がブレード管理テーブル3042に登録されているか否かを確認する。このようなレコード30420が登録されている場合は(S3201でYES)、S3202に進む。一方、登録されていない場合は(S3201でNO)、現時点で割当可能なブレードPC1が存在しない旨のメッセージを割当要求の送信元であるリモート操作端末2に送信するなどの所定のエラー処理を行い(S3216)、このフローを終了する。
S3202において、割当管理プログラム3045は、ハイバネーション管理テーブル3043を参照し、割当要求の送信元のリモート操作端末2を使用するユーザのハイバネーションファイルが退避されているか否かを確認する。具体的には、割当要求に含まれているユーザIDがフィールド30431に登録されているレコード30430がブレード管理テーブル3042に存在するか否かを確認する。このようなレコード30430が登録されていない場合は、S3203に進む。一方、登録されている場合は、S3206に進む。
S3203において、割当管理プログラム3045は、通常起動用NBPを作成する。通常起動用NBPとは、起動対象のブレードPC1において、CPU101に、HDD104に格納されているOS1041を、何ら変更を加えることなくRAM102にロードして、実行させるように記述されたNBPである。なお、通常起動用NBPをその都度作成するのではなく、予め作成してメモリ等に格納しておくようにしてもよい。通常起動用NBPを用意できたならば、ブレード管理テーブル3042を参照し、割当要求に含まれているユーザIDを持つユーザに割り当てられているブレードPC1が存在するか否かを確認する(S3204)。具体的には、割当要求に含まれているユーザIDがフィールド30423に登録されているレコード30420が、ブレード管理テーブル3042に登録されている否かを確認する。そのようなレコード30420が登録されている場合(S3204でYES)、このレコード30420を選択し、このレコード30420のフィールド30421に登録されているアドレスを割当ブレードPC1のアドレスとして割当要求の送信元に通知すると共に、フィールド30422の動作状態を「稼動」に変更する(S3205)。それから、S3210に進む。
一方、そのようなレコード30420が登録されていない場合は(S3204でNO)、S3208に進む。
S3206において、割当管理プログラム3045は、レジューム起動用NBPを作成する。レジューム用NBPとは、起動対象のブレードPC1において、CPU101に、割当要求に含まれているユーザIDがフィールド30431に登録されているレコード30430のフィールド30432に登録されているハイバネーションファイル格納先からハイバネーションファイルを取得させ、この取得したハイバネーションファイルを用いてレジュームするようにOS1041を変更し、それからこのOS1041をロードして実行させるように記述されたNBPである。なお、所定のハイバネーションファイル格納先からハイバネーションファイルを取得させ、この取得したハイバネーションファイルを用いてレジュームするようにOSを変更し、それからこのOSをロードして実行させるように記述されたレジューム用NBPの雛型を予め作成してメモリ等に格納しておき、この雛型のハイバネーションファイル格納先を、割当要求に含まれているユーザIDがフィールド30431に登録されているレコード30430のフィールド30432に登録されているハイバネーションファイル格納先に変更することで、レジューム起動用NBPを作成するようにしてもよい。レジューム用NBPを用意できたならば、割当管理プログラム3045は、割当要求に含まれているユーザIDがフィールド30431に登録されているレコード30430を、ハイバネーション管理テーブル3043から削除する(S3207)。それから、S3208に進む。
S3208において、割当管理プログラム3045は、ブレード管理テーブル3042を参照し、割当可能なブレードPC1の動作状態を確認する。具体的には、フィールド30422の動作状態が「シャットダウン」のレコード30420がブレード管理テーブル3042に登録されているか否かを確認する。このようなレコード30420が登録されている場合はS3209に進む。一方、このようなレコード30420がない場合はS3212に進む。
S3209において、割当管理プログラム3045は、ブレード管理テーブル3042を参照し、フィールド30422の動作状態が「シャットダウン」のレコード30420を一つ選択する。そして、このレコード30420のフィールド30421に登録されているアドレスを割当ブレードPC1のアドレスとして割当要求の送信元に通知する。また、このレコード30420のフィールド30423に、割当要求に含まれているユーザIDを登録すると共に、フィールド30422の動作状態を「シャットダウン」から「稼動」に変更する。それから、S3210に進む。
S3210において、割当管理プログラム3045は、選択したレコード30420のフィールド30421に登録されているアドレスにより特定されるブレードPC1に対して、電源オン命令を送信する。そして、このブレードPC1からPXE要求を受信したならば、S3203あるいはS3206で作成したNBPを送信する(S3211)。
一方、S3212において、割当管理プログラム3045は、ブレード管理テーブル3042を参照し、フィールド30422の動作状態が「ハイバネーション」のレコード30420を一つ選択する。そして、このレコード30420のフィールド30421に登録されているアドレスを割当ブレードPC1のアドレスとして割当要求の送信元に通知する。また、このレコード30420のフィールド30423に登録されているユーザIDを、前ユーザIDとしてメモリ等に記憶し、それから割当要求に含まれているユーザIDに変更する。また、フィールド30422の動作状態を「ハイバネーション」から「稼動」に変更する。次に、このレコード30420のフィールド30421に登録されているアドレスにより特定されるブレードPC1に対して、電源オン命令を送信する(S3213)。そして、このブレードPC1からPXE要求を受信したならば、S3203あるいはS3206で作成したNBPを送信する(S3214)。それから、割当管理プログラム3045は、このブレードPC1からハイバネーションファイルの格納先が通知されるのを待つ。そして、ハイバネーション管理テーブル3043に新たなレコード30430を追加し、このレコード30430のフィールド30431に、S3212でメモリ等に記憶した前ユーザIDを登録すると共に、フィールド30432にこのブレードPC1から通知されたハイバネーションファイル格納先を登録する(S3215)。
図10はブレード管理サーバ3のファイル格納先通知処理(図8のS34)の動作例を説明するための図である。
まず、割当管理プログラム3045は、ユーザデータ管理テーブル3044を参照し、ユーザデータ問合せに含まれているユーザID(ログインID)がフィールド30441に登録されているレコード3440を検索する(S3401)。そして、検索したレコード3440のフィールド3442に登録されているユーザデータ格納先をユーザデータ問合せの送信元であるブレードPC1に通知する(S3402)。
図11はブレード管理サーバ3のレコード更新処理(図8のS36)の動作例を説明するための図である。
まず、割当管理プログラム3045は、動作状態の変更通知に示されている動作状態を確認する(S3601)。動作状態がシャットダウンならば動作状態の変更通知元のアドレスがフィールド30421に登録されているレコード30420をブレード管理テーブル3042から検索し、検索したレコード30420のフィールド30422に登録されている動作状態をシャットダウンに変更する(S3602)。それから、このレコード30420のフィールド20423に登録されているユーザIDを削除してヌル状態とする(S3603)。一方、動作状態がハイバネーションならば動作状態の変更通知元のアドレスがフィールド30421に登録されているレコード30420をブレード管理テーブル3042から検索し、検索したレコード30420のフィールド30422に登録されている動作状態をハイバネーションに変更する(S3604)。
図1に戻って説明を続ける。ユーザ情報保存サーバ4は、ユーザデータファイルおよびハイバネーションファイルを保存する。ユーザデータファイルは、ユーザ毎に予め定められた格納先に格納される。なお、各ユーザのユーザデータファイル格納先は、上述のユーザデータ管理テーブル3044によって管理される。また、ハイバネーションファイルは、ブレードPC1によって所定の格納先にアップロードされる。ユーザ情報保存サーバ4は、既存のファイルサーバを利用することが可能である。
リモート操作端末2は、自リモート操作端末2に入力された入力情報(入力装置の操作内容)をブレードPC1へ送信すると共に、このブレードPC1から映像情報(表示装置のデスクトップ画面)を受信し、これを自リモート操作端末2のディスプレイに表示する。なお、リモート操作端末2は、いわゆるHDDレスタイプのPCであり、プリンタ、外付けドライブ、外付けメモリ等をローカル接続およびネットワーク接続できないように構成されている。つまり、リモート操作端末2は、ブレードPC1にローカル接続あるいはネットワーク接続されているプリンタ、外付けドライブ、外付けメモリ等を使用できるように構成されている。このようにすることで、リモート操作端末2の盗難等による情報漏えいの可能性を低減している。
図12はリモート操作端末2の概略構成例を示す図である。
図示するように、リモート操作端末2は、CPU201と、CPU201のワークエリアとして機能するRAM202と、ネットワーク5に接続するためのNIC203と、フラッシュROM205と、キーボードおよびマウスを接続するためのI/Oコネクタ206と、ディスプレイを接続するためのビデオカード207と、これらの各部201〜207と接続するバスBUSを中継するブリッジ208と、電源209と、を有する。
フラッシュROM205には、BIOS2050、OS2051、リモートクライアントプログラム2052、および割当要求プログラム2053が、少なくとも記憶されている。
CPU201は、電源209の投入後、先ずフラッシュROM205にアクセスしてBIOS2050を実行することにより、リモート操作端末2のシステム構成を認識する。
OS2051は、CPU201がリモート操作端末2の各部202〜209を統括的に制御して、後述する各プログラム2052〜2053を実行するためのプログラムである。CPU201は、BIOS2050に従い、フラッシュROM205からOS2051をRAM202にロードして実行する。これにより、CPU201は、リモート操作端末2の各部202〜209を統括的に制御する。なお、本実施形態のOS2051には、組み込み型OS等のフラッシュROM205に格納可能な比較的サイズの小さいものが利用される。
リモートクライアントプログラム2052は、リモート操作端末2が遠隔からブレードPC1のデスクトップにアクセスするためのプログラムであり、例えばVNCのクライアント(ビューワ)プログラムである。CPU201は、OS2051に従い、フラッシュROM205からリモートクライアントプログラム2053をRAM202にロードして実行する。これにより、CPU201は、I/Oコネクタ206の入力情報(キーボードおよびマウスの操作内容)をブレードPC1に送信すると共に、当該ブレードPC1から送られてきた映像情報(ディスプレイのデスクトップ画面)をビデオカード207に接続されたディスプレイ(不図示)に出力する。
割当要求プログラム2054は、ブレード管理サーバ7に対して、ブレードPC1の接割当を要求するためのプログラムである。
図13はリモート操作端末2の動作例を説明するための図である。
なお、このフローは、本来、CPU201がプログラムに従って実行する。しかし、ここでは、説明を簡単にするために、プログラムを実行主体として、フローを説明する。
OS2051は、リモートクライアントプログラム2052および割当要求プログラム2053を起動する。割当要求プログラム2053は、ビデオカード207に接続されたディスプレイにユーザIDの入力フォームを表示させ、I/Oコネクタ206に接続されたキーボードおよびマウスを介してユーザからユーザIDの入力を受付ける。それから、受付けたユーザIDを含む割当要求を生成し、この割当要求をNIC203からブレード管理サーバ3へ送信する(S201)。
次に、割当要求プログラム2053は、ブレード管理サーバ3から自リモート操作端末2に割り当てられたブレードPC1のアドレスが送られてくるのを待つ(S202)。そして、ブレード管理サーバ3から受け取ったブレードPC1のアドレスをリモートクライアントプログラム2052に通知する。
次に、リモートクライアントプログラム2052は、所定時間(例えば90秒)経過するのを待ち、それから、割当要求プログラム2053から通知されたアドレスを持つブレードPC1のリモートサーバプログラム1042と連携して、ブレードPC1のリモート操作を開始する(S203)。
具体的には、I/Oコネクタ206に接続されたキーボードおよびマウスを介してユーザから操作を受付けると(S204でYES)、この操作情報をリモート操作対象のブレードPC1に送信する(S205)。そして、リモート操作対象のブレードPC1から映像情報(デスクトップ画面)を受信したならば(S206でYES)、これを表示する(S207)。なお、操作情報をリモート操作対象のブレードPC1に送信した後、所定時間を経過してもリモート操作対象のブレードPC1から応答がない場合は(S209でYES)、S201に戻る。また、S204でユーザから受け付けた操作が電源オフ命令の入力である場合(S208でYES)、このフローを終了する。
次に、上記構成のリモートデスクトップシステムの概略動作を説明する。
図14は、本発明の第1実施形態が適用されたリモートデスクトップシステム全体の概略動作例を示す図である。
まず、リモート操作端末2がブレード管理サーバ3に割当要求を送信する(S401、図13のS201)。ブレード管理サーバ3は、リモート操作端末2から割当要求を受信すると、このリモート操作端末2に割り当てるブレードPC1を選択し、選択したブレードPC1のアドレスをリモート操作端末2に送信する(S402、図8のS31、図9のS3205、S3209、S3212)。また、ブレード管理サーバ3は、選択したブレードPC1に電源オン命令を送信する(S403、図9のS3210、S3213)。
ブレードPC1は、ブレード管理サーバ3から電源オン命令を受信すると、起動してPXE要求をブレード管理サーバ3に送信する(S404、図3のS101〜S103)。ブレード管理サーバ3は、ブレードPC1からPXE要求を受信すると、NBP(通常起動用NBPあるいはレジューム用NBP)をブレードPC1に送信する(S405、図9のS3211、S3215)。
ブレードPC1は、ブレード管理サーバ3からNBPを取得すると、これを起動する。NBPが通常起動用NBPの場合は、OS1041を、変更を加えることなくそのまま起動する。この場合、OS1041でハイバネーションファイルが指定されていなければ通常起動し、指定されている場合はこのハイバネーションファイルを使ってレジュームする。
一方、NBPがレジューム用NBPの場合、ブレードPC1は、このNBPで指定されているハイバネーションファイルの格納先(ユーザ情報保存サーバ4)からハイバネーションファイルを取得し、このハイバネーションファイルを使ってレジュームするようにOS1041の記述を変更する(S406、図3のS106、S110)。この際、OS1041に、ハイバネーションファイルの格納先が記述されているならば、このハイバネーションファイルをユーザ情報保存サーバ4にアップロードして退避させる(S407、図3S108)。また、退避したハイバネーションファイルの格納先をブレード管理サーバ3に通知する(S408、図3のS109)。ブレード管理サーバ3は、この退避したハイバネーションファイルを、このブレードPC1に直前まで割り当てられていたユーザのユーザIDに対応付けてハイバネーション管理テーブル3043に登録する(図9のS3215)。次に、ブレードPC1は、OS1041を起動し、ユーザ情報保存サーバ4から取得したハイバネーションファイルを使ってレジュームする(S409、図3のS111)。
リモート操作端末2は、ブレード管理サーバ3からブレードPC1のアドレスを取得してから所定時間経過したならば(S410)、取得したアドレスを持つブレードPC1にリモートデスクトップ接続し(S411、図13のS203)、ブレードPC1のリモート操作を開始する。リモート操作端末2にリモートデスクトップ接続されたブレードPC1は、ユーザ情報保存サーバ4に格納されている当該リモート操作端末2のユーザのユーザデータファイルをマウントする(S412、図3のS115)。
さて、ブレードPC1は、所定時間アイドル状態が継続したならば(S413、図3のS119)、ハイバネーションして、ハイバネーションファイルを自ブレードPC1の所定のハイバネーションファイル記憶エリアに退避し、その旨をブレード管理サーバ3に通知する(S414、図3のS120)。
ところで、S409(図3のS111)において、何らかの理由でブレードPC1がリジュームに失敗した場合は、S411のデスクトップ接続が上手く行かない。その場合は(S420)、リモート操作端末2がブレード管理サーバ3に対してブレードPC1の再割当(代替ブレードPC1の割当要求)を行う(S421)。ブレード管理サーバ3は、再割当要求に従って、レジュームできなかったブレードPC1をシャットダウンさせ(S422)、他のブレードPC1を割当て、S402からの処理を繰り返す(S423)。
以上、本発明の第1実施形態について説明した。
本実施形態によれば、ユーザのハイバネーションファイルがある場合、ユーザに割り当てるブレードPC1に、当該ハイバネーションファイルの格納先(ユーザ情報保存サーバ4)にアクセスさせて、当該格納先から当該ハイバネーションファイルを取得させ、この取得したハイバネーションファイルを用いてレジュームさせる。このため、ユーザに割り当てられているブレードPC1が有効利用されていない場合、当該ブレードPC1をハイバネーションさせて当該ユーザへの割り当てを解除した場合でも、当該ユーザに新たに割り当てるブレードPC1でハイバネーション前の状態を復元できる。したがって、有効利用されていないブレードPC1のユーザへの割り当てを解除して、別のユーザに割り当てることが可能となり、これにより、ブレードPC1の冗長を減らしてブレードPC1を効率利用することができる。
<第2実施形態>
図15は本発明の第2実施形態が適用されたリモートデスクトップシステムの概略構成例を示す図である。
本実施形態のリモートデスクトップシステムが第1実施形態のリモートデスクトップと異なる点は、図示するように、ブレード管理サーバ3に代えてブレード管理サーバ3’を設けたこと、および、仮想マシンサーバ6を追加したことである。その他の構成は、第1実施形態のものと同様である。
仮想サーバ6は、複数の仮想マシンを稼動する。
図16は仮想マシンサーバ6の概略構成例を示す図である。
図示するように、仮想マシンサーバ6は、CPU601と、CPU601のワークエリアとして機能するRAM602と、ネットワーク5に接続するためのNIC603と、HDD604と、フラッシュROM605と、ディスプレイを接続するためのビデオカード607と、これらの各部601〜607と接続するバスBUSを中継するブリッジ608と、電源609と、を有する。
フラッシュROM605には、BIOS6050が記憶されている。CPU601は、電源609の投入後、先ずフラッシュROM605にアクセスしてBIOS6050を実行することにより、仮想マシンサーバ6のシステム構成を認識する。
HDD604には、OS6041、仮想マシンサーバプログラム6042、および複数の仮想マシンディスクイメージ6043〜6043が、少なくとも記憶されている。
OS6041は、CPU601が仮想マシンーバ6の各部602〜609を統括的に制御して、後述するプログラム6042を実行するためのプログラムである。CPU601は、BIOS6050に従い、HDD604からOS6041をRAM602にロードして実行する。これにより、CPU601は、仮想マシンサーバ6の各部602〜609を統括的に制御する。
仮想マシンサーバプログラム6042は、後述する仮想ディスクイメージ6043〜6043をマウントし、仮想ディスクイメージ内のOSおよびアプリケーションを実行することでコンピュータ(ブレードPC1)をエミュレートする。
仮想ディスクイメージ6043〜6043には、仮想マシンサーバプログラム6042がブレードPC1をエミュレートするための必要なソフトウエア(BIOS1050、OS1041、リモートサーバプログラム1042、およびアプリケーションプログラム1043)が記述されている(但し、PXEクライアントは除く)。なお、仮想マシンサーバプログラム6042が仮想ディスクイメージ6043〜6043をマウントし実行することでエミュレートされるコンピュータ(仮想マシン)のそれぞれには、アドレス(IPアドレス)が仮想的に割り当てられている。仮想マシンは、自身に割り当てられた仮想アドレスを用いて、NIC603を介してネットワーク5と通信する。
図17は仮想マシンサーバ6の動作例を説明するための図である。
なお、このフローは、本来、CPU601がプログラムに従って実行する。しかし、ここでは、説明を簡単にするために、プログラムを実行主体としてフローを説明する。
仮想マシンサーバプログラム6042は、NIC603を介してブレード管理サーバ3より、ある仮想マシンに割り当てられたアドレスを宛先とする電源オン命令を受信すると(S601でYES)、ブレード管理サーバ3にアクセスして、ブレード管理サーバ3からNBPを取得し、これを解析する(S602)。
仮想マシンサーバプログラム6042は、NBPでハイバネーションファイルの格納先が指定されているか否かを調べる(S603)。指定されていない場合(S603でNO)、電源オン命令の宛先アドレスが割り当てられている仮想マシンを実現するための仮想ディスクイメージ6043(但し1≦x≦n)をマウントして(S610)、S611に進む。一方、指定されている場合(S603でYES)、NIC603を介してハイバネーションファイルの格納先にアクセスし、ハイバネーションファイルを取得する(S604)。
次に、仮想マシンサーバプログラム6042は、電源オン命令の宛先アドレスが割り当てられている仮想マシンを実現するための仮想ディスクイメージ6043(但し1≦x≦n)をマウントし、これを解析する(S605)。
仮想マシンサーバプログラム6042は、マウントした仮想ディスクイメージ内のOSにハイバネーションファイルを用いてレジュームするための記述があるか否かを確認する(S606)。ハイバネーションファイルを用いてレジュームするための記述がない場合(S606でNO)、S609に進む。一方、ある場合(S606でYES)、仮想ディスクイメージ内のOSに記述されているハイバネーションファイルの記憶エリアからハイバネーションファイルを読み出して、これをユーザ情報保存サーバ4内の、電源オン命令の宛先アドレスが割り当てられている仮想マシンに予め割り当てられている格納先にアップロードする(S607)。それから、NIC103を介してブレード管理サーバ3に、ハイバネーションファイルの格納先を通知し(S608)、S609に進む。
S609において、仮想マシンサーバプログラム6042は、S604で取得したハイバネーションファイルを用いてレジュームするための記述を、マウントした仮想ディスクイメージ内のOSに追加し、S611に進む。具体的には、ハイバネーションファイルを用いてレジュームするための記述がOSに既にある場合(S606でYES)、OSに記述されているハイバネーションファイルの記憶エリアに記憶されているハイバネーションファイルを、S604で取得したハイバネーションファイルに書き換える。ハイバネーションファイルを用いてレジュームするための記述がOSにない場合(S606でNO)、S604で取得したハイバネーションファイルの記憶エリアをOSに記述する。
S611において、仮想マシンサーバプログラム6042は、マウントした仮想ディスクイメージ内のBIOSを実行し、これにより図3のS111〜S122を行ってブレードPC1をミュレートする。
図15に戻って説明を続ける。ブレード管理サーバ3’はブレードPC1および仮想マシンサーバ6によって提供される仮想マシンのリモート操作端末2への割当を管理する。
ブレード管理サーバ3’の構成は、HDD304に記憶されるブレード管理テーブル3042に代えてブレード管理テーブル3042’が用いられる点を除き、図4に示す第1の実施形態のブレード管理サーバ3と基本的に同様である。
ブレード管理テーブル3042’には、ブレードPC1および仮想マシンのそれぞれについて管理情報が記憶される。図18はブレード管理テーブル3042’の例を模式的に表した図である。図示するように、ローカルマシン毎にレコード30420'が登録されている。レコード30420’は、ローカルマシンのアドレス(IPアドレス)を登録するフィールド30421と、ローカルマシンの動作状態を登録するフィールド30422と、ローカルマシンが割当られているユーザの識別情報であるユーザIDを登録するフィールド30423と、ローカルマシンの装置種別(ブレードPC1か、それとも仮想マシンか)を登録するフィールド30424と、を有する。
ブレード管理サーバ3’の動作は、割当処理(図8のS32)を除き、第1実施形態のブレード管理サーバ3と同様である。
図19はブレード管理サーバ3’の動作例を示す図である。
割当管理プログラム3045は、ブレード管理テーブル3042’を参照し、割当可能なブレードPC1が存在するか否かを確認する(S3221)。具体的には、フィールド30422の動作状態が「シャットダウン」あるいは「ハイバネーション」であり、且つフィールド30424の装置種別が「ブレードPC」のレコード30420’がブレード管理テーブル3042’に登録されているか否かを確認する。
このようなレコード30420’が登録されている場合は(S3221でYES)、フィールド30424の装置種別が「仮想マシン」のレコード30420’をブレード管理テーブル3042’から削除する(S3222)。それから、図9に示す割当処理を実行する(S3224)。この際、図9において、ブレード管理テーブル3042をブレード管理テーブル3042’に、そして、レコード30420をレコード30420’に読み替える。
一方、このようなレコード30420’が登録されていない場合は(S3221でNO)、フィールド30424の装置種別が「ブレードPC」のレコード30420’をブレード管理テーブル3042’から削除する(S3223)。それから、図9に示す割当処理を実行する(S3224)。この際、図9において、ブレード管理テーブル3042をブレード管理テーブル3042’に、レコード30420をレコード30420’に、そして、ブレードPC1を仮想マシンに読み替える。
次に、上記構成のリモートデスクトップシステムの概略動作を説明する。
図20は、本発明の第2実施形態が適用されたリモートデスクトップシステム全体の概略動作例を示す図である。
まず、リモート操作端末2がブレード管理サーバ3’に割当要求を送信する(S451、図13のS201)。ブレード管理サーバ3’は、リモート操作端末2から割当要求を受信すると、このリモート操作端末2に割り当てるローカルマシンを選択する。この際、利用可能なブレードPC1がないならば、仮想マシンを選択し、選択した仮想マシンのアドレスをリモート操作端末2に送信する(S452、図19のS3223、図8のS31、図9のS3205、S3209、S3212)。また、ブレード管理サーバ3’は、選択した仮想マシンに電源オン命令を送信する(S453、図19のS3223、図9のS3210、S3213)。
仮想マシンサーバ6は、ブレード管理サーバ3’から仮想マシンの電源オン命令を受信すると、PXE要求をブレード管理サーバ3’に送信する(S454、図16のS601〜S602)。ブレード管理サーバ3’は、仮想マシンサーバ6からPXE要求を受信すると、NBP(通常起動用NBPあるいはレジューム用NBP)を仮想マシンサーバ6に送信する(S455、図19のS3223、図9のS3211、S3215)。
仮想マシンサーバ6は、ブレード管理サーバ3’からNBPを取得すると、これを解析する。NBPが通常起動用NBPの場合は、電源オン命令の対象仮想ディスクイメージをマウントし、このイメージ内のOSに変更を加えることなくそのまま起動する。この場合、OSでハイバネーションファイルが指定されていなければ通常起動し、指定されている場合はこのハイバネーションファイルを使ってレジュームする。
一方、NBPがレジューム用NBPの場合、このNBPで指定されているハイバネーションファイルの格納先(ユーザ情報保存サーバ4)からハイバネーションファイルを取得する(S456、図17のS605)。そして、電源オン命令の対象仮想ディスクイメージをマウントし、この対象仮想ディスクイメージ内のOSの記述を、取得したハイバネーションファイルを使ってレジュームするように変更する(S457、図17のS609)。この際、OSに、ハイバネーションファイルの格納先が記述されているならば、このハイバネーションファイルをユーザ情報保存サーバ4にアップロードして退避させる(S458、図17のS607)。また、退避したハイバネーションファイルの格納先をブレード管理サーバ3’に通知する(S459、図17のS608)。ブレード管理サーバ3’は、この退避したハイバネーションファイルを、この仮想マシンに直前まで割り当てられていたユーザのユーザIDに対応付けてハイバネーション管理テーブル3043に登録する(図19のS3223、図9のS3215)。次に、仮想マシンサーバ6は、マウントした対象仮想ディスクイメージ内のOSを起動し、ユーザ情報保存サーバ4から取得したハイバネーションファイルを使ってレジュームする(S460、図17のS611)。
リモート操作端末2は、ブレード管理サーバ3’から仮想マシンのアドレスを取得してから所定時間経過したならば(S461)、取得したアドレスを持つ仮想マシンにリモートデスクトップ接続し(S462、図13のS203)、仮想マシンのリモート操作を開始する。リモート操作端末2にリモートデスクトップ接続された仮想マシンは、ユーザ情報保存サーバ4に格納されている当該リモート操作端末2のユーザのユーザデータファイルをマウントする(S463、図3のS115)。
さて、仮想マシンは、所定時間アイドル状態が継続したならば(S464、図3のS119)、ハイバネーションし、その旨をブレード管理サーバ3に通知する(S465、図3のS120)。
なお、本実施形態でも、上記の第1実施形態と同様に、仮想マシンの起動時(仮想マシンサーバ6が仮想ディスクイメージをマウントしてBIOSを起動したとき)に、仮想マシンのNICに搭載されたPXEクライアントがNBPを取得し、このNBPに従い必要に応じてOSを修正して起動するようにしてもよい。
また、本実施形態では、リモート操作端末2の割当要求に対して、利用可能なブレードPC1(動作状態が「シャットダウン」または「ハイバネーション」のブレードPC1)がない場合に、このリモート操作端末2に仮想マシンを割り当てるようにしている。しかし、ユーザID毎に利用可能なローカルマシンの装置種別を予めメモリ等に記憶しておき、割当要求に含まれているユーザIDに対応付けられている装置種別に従い、ブレードPC1を割り当てるか、それとも仮想マシンを割り当てるかを決定するようにしてもよい。
本実施形態のレジューム処理において、ブレードPC1を割り当てたものの、当該ブレードPC1が何らかの理由でレジュームできなかった場合、ブレード管理サーバ3’は上記の第1実施形態で説明した再割当処理を、仮想マシンをも対象として行う。
以上、本発明の第2実施形態について説明した。
本実施形態によれば、上記の第1実施形態の効果に加え、ブレードPC1に空きがない場合でも、ユーザにローカルマシンを提供することができる。これにより、ユーザがローカルマシンにリモートデスクトップ接続できない事態が発生する可能性を低減できる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
例えば、上記の第1、2実施形態において、スペック等の違いによりブレードPC1を複数のグレードに分類すると共に、ユーザID毎に利用可能なブレードPC1のグレードを予めメモリ等に記憶しておき、割当要求に含まれているユーザIDに対応付けられているグレードのブレードPC1の中から、割り当てるブレードPC1を決定するようにしてもよい。
また、上記の第1、2実施形態では、PXEクライアントがNBPを取得し、このNBPがハイバネーションファイルを取得してOSを修正することにより、OSが所望のハイバネーションファイルでレジュームするようにしている。しかし、本発明はこれに限定されない。例えば、ブートローダをブレードPC1あるいは仮想マシン(仮想ディスクイメージ)にインストールしておき、起動時にブートローダがブレード管理サーバ3、3’に対してハイバネーションファイルの格納先を問合せ、格納先からハイバネーションファイルを入手して、このハイバネーションファイルを用いてレジュームするようにOSを修正してからOSを起動することで、OSが所望のハイバネーションファイルでレジュームするようにしてもよい。
また、上記の第1、2実施形態において、ブレード管理サーバ3、3’、ユーザ情報保存サーバ4、および仮想マシンサーバ6は、ブレードPC1と同様に、ブレードタイプのコンピュータであってもよい。また、ブレードPC1の代わりに、通常のタワー型のコンピュータを用いてもよい。
また、上記の実施形態において、ブレード管理サーバ3、3’、ユーザ情報保存サーバ6は、ブレードPCの1台を用いて構築してもよく、また、ユーザ情報保存サーバ6の機能をブレード管理サーバ3,3’が有することにして1台のサーバでブレード管理とユーザ情報保存の両方を行うことにしてもよい。また、ユーザ情報保存サーバ6は、複数の物理的な記憶装置を有するストレージシステムを使用してもよく、あるいは、NAS(Network Attached Storage)を使用してもよい。
また、上記の各実施形態において、各プログラムは、CD-ROM、DVD-ROM等の可搬型記憶媒体からコンピュータ(ブレードPC1、リモート操作端末2、ブレード管理サーバ3、仮想マシンサーバ6)にインストールされるものでもよい。あるいは、ディジタル信号、搬送波、ネットワーク等の通信媒体を介してコンピュータにダウンロードされてインストールされるものでもよい。また、上記の各実施形態を組み合わせることも可能である。
図1は本発明の第1実施形態が適用されたリモートデスクトップシステム(シンクライアントタイプの情報処理システム)の概略構成例を示す図である。 図2はブレードPC1の概略構成例を示す図である。 図3はブレードPC1の動作例を説明するための図である。 図4はブレード管理サーバ3の概略構成例を示す図である。 図5はブレード管理テーブル3042の例を模式的に表した図である。 図6はハイバネーション管理テーブル3043の例を模式的に表した図である。 図7はユーザデータ管理テーブル3044の例を模式的に表した図である。 図8はブレード管理サーバ3の動作例を説明するための図である。 図9はブレード管理サーバ3の割当処理(図8のS32)の動作例を説明するための図である。 図10はブレード管理サーバ3のファイル格納先通知処理(図8のS34)の動作例を説明するための図である。 図11はブレード管理サーバ3のレコード更新処理(図8のS36)の動作例を説明するための図である。 図12はリモート操作端末2の概略構成例を示す図である。 図13はリモート操作端末2の動作の一例を説明するための図である。 図14は本発明の第1実施形態が適用されたリモートデスクトップシステム全体の概略動作例を示す図である。 図15は本発明の第2実施形態が適用されたリモートデスクトップシステムの概略構成例を示す図である。 図16は仮想マシンサーバ6の概略構成例を示す図である。 図17は仮想マシンサーバ6の動作例を説明するための図である。 図18はブレード管理テーブル3042’の例を模式的に表した図である。 図19はブレード管理サーバ3’の動作例を示す図である。 図20は本発明の第2実施形態が適用されたリモートデスクトップシステム全体の概略動作例を示す図である。
符号の説明
1:ブレードPC、2:リモート操作端末、3、3’:ブレード管理サーバ、4:ユーザ情報保存サーバ、5…WAN、6…仮想マシンサーバ

Claims (16)

  1. 複数の情報処理装置および管理サーバを有する情報処理システムであって、
    前記管理サーバは、
    情報処理装置毎に、当該情報処理装置の動作状態、および当該情報処理装置が割り当てられているユーザのユーザIDを記憶する装置管理情報記憶手段と、
    ハイバネーションデータ毎に、当該ハイバネーションデータの格納先、および当該ハイバネーションデータを作成した情報処理装置に割り当てられていたユーザのユーザIDを記憶するハイバネーション管理情報記憶手段と、
    ユーザIDを含む割当要求に対して動作状態が稼動状態にない情報処理装置を割り当て、当該情報処理装置に対応付けられて前記装置管理情報記憶手段に記憶されている動作状態およびユーザIDを、稼動状態および当該割当要求に含まれているユーザIDに更新する割当管理手段と、
    前記割当要求に対して前記割当管理手段が割り当てた情報処理装置の宛先を、当該割当要求の送信元に通知する宛先通知手段と、
    前記割当要求に対して前記割当管理手段が割り当てた情報処置装置に、起動要求を送信する起動要求手段と、を有し、
    前記情報処理装置は、
    前記管理サーバから受信した起動要求に従い自情報処理装置を起動する起動手段と、
    前記割当要求の送信元から操作情報を受信して、当該操作情報が示す操作内容に従って情報処理を行い、その結果を示す映像情報を当該割当要求の送信元に送信するリモート操作受付手段と、を有し、
    前記起動要求手段は、
    前記割当要求に含まれているユーザIDに対応付けられて前記ハイバネーション管理情報記憶手段にハイバネーションデータの格納先が記憶されている場合、当該格納先を前記起動要求の送信先に通知し、
    前記起動手段は、
    前記管理サーバからハイバネーションデータの格納先が通知された場合、当該格納先にアクセスしてハイバネーションデータを取得し、取得したハイバネーションデータを用いてレジュームすること
    を特徴とする情報処理システム。
  2. 請求項1に記載の情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    アイドル状態が所定時間以上続いた場合に、ハイバネーションするハイバネーション手段をさらに有し、
    前記起動手段は、
    自情報処理装置にハイバネーションデータが保存されている場合、当該ハイバネーションデータを用いてレジュームすること
    を特徴とする情報処理システム。
  3. 請求項2に記載の情報処理装置であって、
    前記起動手段は、
    前記管理サーバからハイバネーションデータの格納先が通知された場合であって、且つ自情報処理装置にハイバネーションデータが保存されている場合、当該保存されているハイバネーションデータを、複数の情報処理装置がアクセス可能な位置に配置された記憶装置に格納させ、その格納先を前記管理サーバに通知してから、前記管理サーバから通知された格納先にアクセスしてハイバネーションデータを取得し、取得したハイバネーションデータを用いてレジュームし、
    前記起動要求手段は、
    前記起動要求の送信先からハイバネーションデータの格納先が通知された場合、当該格納先を前記割当管理手段に通知し、
    前記割当管理手段は、
    前記割当要求に対して割り当てる情報処理装置に対応付けられてユーザIDが前記装置管理情報記憶手段に記憶されていた場合、当該ユーザIDを前記起動要求手段から通知されるハイバネーションデータの格納先に対応付けて前記ハイバネーション管理情報記憶手段に記憶すること
    を特徴とする情報処理システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理システムであって、
    VM(Virtual Machine)サーバをさらに有し、
    前記割当管理手段は、
    ユーザIDを含む割当要求に対して前記VMサーバを所定の条件下で割り当て、
    前記宛先通知手段は、
    前記割当要求に対して前記割当管理部が前記VMサーバを割り当てた場合に、当該VMサーバの宛先を当該割当要求の送信元に通知し、
    前記起動要求手段は、
    前記割当要求に対して前記割当管理部が前記VMサーバを割り当てた場合に、当該VMサーバに前記割当要求の送信元を含む起動要求を送信し、
    前記VMサーバは、
    前記管理サーバから受信した起動要求に従いVMを起動すると共に、当該VMを前記起動要求に含まれている割当要求の送信元に対応付けるVM起動手段と、
    操作情報を当該操作情報の送信元に対応付けられているVMに入力すると共に、VMから出力される映像情報を前記操作情報の送信元に送信するVMリモート操作受付手段と、を有すること
    を特徴とする情報処理システム。
  5. 請求項4に記載の情報処理システムであって、
    前記VM起動手段は、
    前記管理サーバからハイバネーションデータの格納先が通知された場合、当該格納先にアクセスしてハイバネーションデータを取得し、取得したハイバネーションデータを用いてVMがレジュームするように、当該ハイバネーションデータを当該VMのディスクイメージに書き込むこと
    を特徴とする情報処理システム。
  6. 請求項4又は5に記載の情報システムであって、
    前記所定の条件とは、情報処理装置の動作状態がすべて稼動状態にあること
    を特徴とする情報処理システム。
  7. 請求項4又は5に記載の情報処理システムであって、
    前記所定の条件とは、前記割当要求に含まれているユーザIDにより特定されるランクが所定のランクであること
    を特徴とする情報処理システム。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の情報処理システムであって、
    前記装置管理情報記憶手段は、
    情報処理装置毎に、当該情報処理装置が属する性能グレートをさらに記憶しており、
    前記割当管理手段は、
    前記割当要求に対して当該割当要求に含まれているユーザIDにより特定される性能グレードの情報処理装置を割り当てること
    を特徴とする情報処理システム。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の情報処理システムであって、
    操作端末をさらに有し、
    前記操作端末は、
    ユーザIDを含む割当要求を前記管理サーバに送信して、前記管理サーバより操作対象の宛先を入手する宛先入手手段と、
    前記宛先入手手段により入手した宛先を持つ操作対象に対して自操作端末の入力装置に入力された操作情報を送信し、当該操作対象から映像情報を受信して、当該操作端末の表示装置に表示するリモート操作手段と、を有し、
    前記宛先入手手段は、
    前記リモート操作手段が操作対象に操作情報を送信してから所定時間内に当該操作対象から映像情報を受信しなかった場合に、前記管理サーバに前記割当要求を再度送信して、前記管理サーバより操作対象の宛先を入手すること
    を特徴とする情報処理システム。
  10. 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の情報処理システムであって、
    前記ハイバネーションデータは、当該ハイバネーションデータを作成した情報処理装置の物理メモリおよび仮想メモリのイメージを含むこと
    を特徴とする情報処理システム。
  11. 請求項1乃至10のいずれか一項に記載の管理サーバ。
  12. 請求項1乃至10のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  13. 請求項4乃至7のいずれか一項に記載のVMサーバ。
  14. コンピュータで読取可能なプログラムであって、
    前記プログラムは、前記コンピュータを、
    管理対象の情報処理装置毎に、当該情報処理装置の動作状態、および当該情報処理装置が割り当てられているユーザのユーザIDを記憶する装置管理情報記憶手段、
    ハイバネーションデータ毎に、当該ハイバネーションデータの格納先、および当該ハイバネーションデータを作成した情報処理装置に割り当てられていたユーザのユーザIDを記憶するハイバネーション管理情報記憶手段、
    ユーザIDを含む割当要求に対して動作状態が稼動状態にない情報処理装置を割り当て、当該情報処理装置に対応付けられて前記装置管理情報記憶手段に記憶されている動作状態およびユーザIDを、稼動状態および当該割当要求に含まれているユーザIDに更新する割当管理手段、
    前記割当要求に対して前記割当管理手段が割り当てた情報処理装置の宛先を、当該割当要求の送信元に通知する宛先通知手段、および
    前記割当要求に対して前記割当管理手段が割り当てた情報処置装置に、起動要求を送信する起動要求手段として機能させ、
    前記起動要求手段は、
    前記割当要求に含まれているユーザIDに対応付けられて前記ハイバネーション管理情報記憶手段にハイバネーションデータの格納先が記憶されている場合、当該格納先を前記起動要求の送信先に通知すること
    を特徴とするコンピュータで読取可能なプログラム。
  15. コンピュータで読取可能なプログラムであって、
    前記プログラムは、前記コンピュータを、
    当該コンピュータを管理する管理サーバから受信した起動要求に従い自コンピュータを起動する起動手段、および
    端末から操作情報を受信して、当該操作情報が示す操作内容に従って情報処理を行い、その結果を示す映像情報を当該端末に送信するリモート操作受付手段として機能させ、
    前記起動手段は、
    前記管理サーバからハイバネーションデータの格納先が通知された場合、当該格納先にアクセスしてハイバネーションデータを取得し、取得したハイバネーションデータを用いてレジュームすること
    を特徴とするコンピュータで読取可能なプログラム。
  16. 複数の情報処理装置および管理サーバを有する情報処理システムにおける情報処理装置の割当管理方法であって、
    前記管理サーバは、
    情報処理装置毎に、当該情報処理装置の動作状態、および当該情報処理装置が割り当てられているユーザのユーザIDを記憶する装置管理情報記憶手段と、
    ハイバネーションデータ毎に、当該ハイバネーションデータの格納先、および当該ハイバネーションデータを作成した情報処理装置に割り当てられていたユーザのユーザIDを記憶するハイバネーション管理情報記憶手段と、を有し、
    ユーザIDを含む割当要求に対して動作状態が稼動状態にない情報処理装置を割り当て、当該情報処理装置に対応付けられて前記装置管理情報記憶手段に記憶されている動作状態およびユーザIDを、稼動状態および当該割当要求に含まれているユーザIDに更新するステップと、
    前記割当要求に対して割り当てた情報処理装置の宛先を、当該割当要求の送信元に通知するステップと、
    前記割当要求に対して割り当てた情報処置装置に、起動要求を送信するステップと、を行い、
    前記情報処理装置は、
    前記管理サーバから受信した起動要求に従い自情報処理装置を起動するステップと、
    前記割当要求の送信元から操作情報を受信して、当該操作情報が示す操作内容に従って情報処理を行い、その結果を示す映像情報を当該割当要求の送信元に送信するステップと、を行い、
    前記起動要求を送信するステップは、
    前記割当要求に含まれているユーザIDに対応付けられて前記ハイバネーション管理情報記憶手段にハイバネーションデータの格納先が記憶されている場合、当該格納先を前記起動要求の送信先に通知し、
    前記起動するステップは、
    前記管理サーバからハイバネーションデータの格納先が通知された場合、当該格納先にアクセスしてハイバネーションデータを取得し、取得したハイバネーションデータを用いてレジュームすること
    を特徴とする情報処理装置の割当管理方法。

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