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JP2007287135A - 画像表示制御装置および画像表示制御装置用のプログラム - Google Patents

画像表示制御装置および画像表示制御装置用のプログラム Download PDF

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JP2007287135A JP2007045909A JP2007045909A JP2007287135A JP 2007287135 A JP2007287135 A JP 2007287135A JP 2007045909 A JP2007045909 A JP 2007045909A JP 2007045909 A JP2007045909 A JP 2007045909A JP 2007287135 A JP2007287135 A JP 2007287135A
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Akira Nagiyama
景 名木山
Nobutaka Tauchi
庸貴 田内
Keisuke Udo
敬祐 宇土
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Denso IT Laboratory Inc
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Denso Corp
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Abstract

【課題】従来にない新しい形態の画像を画像表示装置に表示させることのできる画像表示制御装置を提供することを目的とする。
【解決手段】
画像表示装置の表示画面内において、上位メニュー階層に属する複数の上位項目を第1の円周上に表示させると共に、当該上位メニュー階層の下位階層である下位メニュー階層に属する複数の下位メニュー項目を、第1の円周と同心でありかつ第1の円周よりも大きい第2の円周上に表示させ、また、操作装置に対するユーザの操作に基づいて、表示画面内で指し示されている指示部分を特定し、特定した指示部分に基づいて決まる1つの下位メニュー項目に対応する機能を実現するための処理を行う。そして、複数の下位項目のそれぞれは、複数の上位項目のうち当該下位項目が属する上位項目の位置に対応する位置に配置されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像表示制御装置および画像表示制御装置用のプログラムに関する。
従来、画像表示装置の表示画面内に複数の画像を表示させる装置が広く用いられている。例えば、ナビゲーション装置は、画像表示装置に地図、階層的メニュー等の各種画像を表示させるようになっている。また例えば、パーソナルコンピューターは、画像表示装置に、アイコン、ウィンドウ等の各種画像を表示させるようになっている。
本発明は、従来にない新しい形態の画像を画像表示装置に表示させることのできる画像表示制御装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の画像表示制御装置は、複数の上位画像を画像表示装置の表示画面内の複数の上位領域に表示させると共に、複数の下位画像を当該表示画面内の複数の下位領域に表示させ、また、操作装置に対するユーザの操作に基づいて、当該表示画面内で指し示されている指示部分を特定し、また、特定した指示部分に基づいて決まる下位画像に対応する機能を実現するための処理を行う。このとき、これら複数の下位領域は、当該表示画面中の一点から張る複数の上位角度範囲のいずれかに含まれる複数の下位角度範囲に1対1の対応で収まる複数の領域であり、これら複数の上位領域は、これら複数の上位角度範囲に1対1の対応で収まる複数の領域であり、さらにこれら複数の上位領域のそれぞれは、これら複数の下位領域のうち当該上位領域に対応する上位角度範囲に収まる複数の配下下位領域よりも当該一点に近い領域であり、さらに、複数の上位画像のそれぞれは、当該上位画像に対応する上位領域の配下下位領域に対応付けられた機能を代表的に表す画像である。
このような画像表示制御装置の制御により、画像表示装置は、表示画面中の一点の周りに上位画像を表示させ、さらにそれぞれの上位画像について、当該上位画像が代表的に表す機能に対応する下位画像群を、当該一点から見て当該上位画像と概ね同じ方向に、かつ当該一点から見て当該上位画像から遠い位置に表示する。したがって、ユーザは、このように表示された下位画像の機能を適宜呼び出すために表示画面中の一部を指定する操作を行う際に、目的とする機能のための下位画像を、上記の一点からその機能を代表的に表す上位画像の方向へ視線を移しながら探すことで、容易に目的の下位画像を見つけることができる。すなわち、当該上位画像が、当該下位画像の位置への道しるべとして機能する。
そして、ユーザがこの画像表示装置の操作に習熟していくと、画面中心から見てどの方向にどのような種類の機能があるかについての、いわゆる土地勘のような感覚を身につけることができ、より容易に目的の機能に対応する下位画像を見つけることができるようになる。
また、請求項2に記載のように、画像表示制御装置は、特定した指示部分の位置に基づく拡大率で、複数の上位画像および複数の下位画像のうち、当該位置の近傍にある一部を拡大表示させるようになっていてもよい。
またこのとき、拡大率は、請求項3に記載するように、指示部分の位置と当該一点との間の距離が長くなると大きくなるようになっていてもよい。下位画像は、それを配下とする上位画像よりも当該一点から遠い位置にあるので、このような画像表示制御装置の作動により、下位画像がより大きく拡大される傾向になる。また、下位画像は、それを配下とする上位画像のそれぞれに対応する1つの角度領域内に複数収まっているので、上位画像に比べて小さく表示される傾向がある。したがって、下位画像がより大きく拡大されることで、ユーザにとっての下位画像の視認性が向上する。
請求項4に記載したように、ユーザの操作に基づいて表示画面内で指し示される指示部分が、複数の部分領域に跨る場合、表示制御手段は、指示部分が跨る複数の部分領域を拡大表示させるようにしても良い。例えば、操作装置としてタッチパネルを用い、ユーザが表示画面をタッチしたとき、そのタッチ位置が指示部分として特定される場合、ユーザのタッチ位置は、所望の画像を表示する部分領域からずれる場合がある。このような場合、ユーザのタッチ操作に基づく指示部分からただ1つの画像(部分領域)を特定することはできないが、少なくとも指示部分が跨る複数の部分領域に表示される画像のいずれかを選択しようとしていたことは推測できる。そこで、指示部分が、複数の部分領域に跨る場合には、その複数の部分領域を拡大表示する。これにより、ユーザが所望の画像を選択するための操作を再度行なうときに、その選択操作を容易にすることができる。
また、請求項5に記載の発明のように、当該複数の上位画像および当該複数の下位画像を、それら画像の背景の画像と共に表示画面に表示させ、さらに、当該背景の画像の内容を、特定した指示部分の位置に基づいて制御するようになっていてもよい。このようになっていることで、ユーザにとって、特定した指示部分がどの位置なのかをより明確に把握できるようになる。
また、請求項6に記載のように、画像表示制御装置は、新たに実現可能となった追加機能を検出し、検出した追加機能に対応する追加画像を、当該複数の画像に追加して当該画像表示装置に表示させ、さらに、特定した指示部分に基づく画像が当該追加画像であるときに、当該追加機能を実現するための処理を行うようになっていてもよい。このようになっていることで、画像表示制御装置は、機能の新たな追加に対応して、その機能を実現するためのユーザ操作を受け付ける追加画像を新たに表示させることができる。
また、請求項7に記載のように、画像表示装置は、実現した機能の履歴を記憶媒体に記録するようになっていてもよい。その場合、画像表示制御装置は、複数の画像のそれぞれを表示させる際、当該画像に対応する機能に関して当該記憶媒体に記録された履歴に基づいて、当該機能が実現された回数が多いほど、より当該画像を強調した態様で表示させるようになっていてもよい。このようになっていることで、使用頻度が高い機能に対応する画像ほど目立つようになる。したがって、ユーザがこの画像表示装置の使用を継続すればするほど、使用頻度の高い機能に対応する画像を探し出すことが容易になる。
請求項8に記載したように、操作装置は、ユーザの手を用いた指示操作を受け付ける第1の操作装置と、ユーザの音声による指示操作を受け付ける第2の操作装置とを含み、機能実現処理手段は、ユーザの手を用いた指示操作によって実現された機能の履歴と、音声による指示操作によって実現された機能の履歴とを別々に記録し、表示制御手段は、第1の操作装置と第2の操作装置のいずれかによってユーザの指示操作がなされるとき、使用される操作装置に対応する履歴に基づいて、実現された回数の多い機能に対応する画像を強調した態様で複数の画像を表示させることが好ましい。
種々の機能に関して、ユーザの音声による指示操作によって、より簡易に、あるいは素早く実行されえる機能もあれば、ユーザの手を用いた指示操作の方が、ユーザにとって使い勝手が良い機能もありえる。このため、ユーザが第1の操作装置を用いるときと、第2の操作装置を用いるときとでは、使用頻度が高い機能に相違が生じることが考えられる。そこで、上述した構成を採用すれば、ユーザが使用しようとしている操作装置を用いたときの履歴に基づくことにより、ユーザの使用実績を正確に反映した画像強調表示を行なうことが可能になる。
あるいは、請求項9に記載したように、操作装置は、ユーザの手を用いた指示操作を受け付ける第1の操作装置と、ユーザの音声による指示操作を受け付ける第2の操作装置とを含み、機能実現処理手段は、ユーザの手を用いた指示操作によって実現された機能の履歴と、音声による指示操作によって実現された機能の履歴とを別々に記録し、表示制御手段は、別々に記録した履歴に基づいて、ユーザの手を用いた指示操作によって実現された回数の多い機能に対応する画像と、ユーザの音声による指示操作によって実現された回数の多い機能に対応する画像とを、異なる態様でそれぞれ強調して表示するようにしても良い。この場合、第1の操作装置と第2の操作装置を用いる際のメニュー画面を共通にしながら、それぞれの操作装置による使用頻度の高い機能に対応する画像を区別しつつ、ともに強調表示することができる。
また、請求項10に記載のように、画像表示制御装置は、指示部分に基づく上位画像に対応する機能を実現するための処理も行うようになっていてもよい。
また、請求項11に記載のように、複数の上位画像のそれぞれに対応する機能とは、当該上位画像に対応する上位領域の配下下位領域を、画像表示装置に拡大表示させる機能であってもよい。このようになっていることで、ユーザは、目的とする下位画像を探し出す際に、その下位画像の機能を代表的に表す上位画像に対応する機能を実現させるよう操作装置を操作することで、画像表示装置が当該下位画像およびその周囲を拡大表示する。このようになっていることで、ユーザは、より容易に目的とする機能に対応する下位画像を探し出すことができる。
また、請求項12に記載のように、画像表示制御装置は、特定した当該指示部分が当該一点より基準距離以内にある場合、複数の上位画像のうち最も当該指示部分に近い上位画像に対応する機能を実現し、当該指示部分が当該一点から当該基準距離より離れている場合、複数の下位画像のうち最も当該指示部分に近い下位画像に対応する機能を実現するようになっていてもよい。
また、請求項13に記載のように、これら複数の下位画像のうち、1つの特定下位画像は、文字列を構成するために、複数種類の文字を当該文字列に追加する機能に対応している場合、画像表示制御装置は、当該特定下位画像に対応する機能を実現することによりある中途文字列を構成し、さらに当該特定下位画像以外の下位画像に対応する機能を実現した後、特定した指示部分に基づいて特定下位画像を特定すると、文字を当該中途文字列に追加するようになっていてもよい。
このように、画像表示制御装置は、1つの文字列を文字単位で入力する機能の実行中に、他の機能を実行しても、それまで入力された中途文字列を保持し続け、その後文字列の入力を途中から再開することができる。なお、ここでいう文字は、数字および記号を包含する概念であり、文字列は、数字列および記号列を包含する概念である。
請求項14に記載したように、画像表示装置は、車両に搭載されるものであり、当該画像表示装置の表示画面に表示される複数の上位画像及び複数の下位画像の内、車両が走行中であるときに、ユーザによる指示操作が禁止される機能に対応する操作禁止画像が予め定められており、表示制御手段は、操作禁止画像に該当する画像の表示態様を、ユーザによる指示操作に応じて実現可能な機能に対応する操作許可画像とは異ならせるようにしても良い。これにより、ユーザは、車両が走行中であるとき、いずれの機能が操作できない機能であるかを認識することができる。
なお、表示態様を異ならせることには、請求項15に記載したように、操作禁止画像に該当する画像の表示を消去することを含む。操作禁止画像に対して、その画像に対応する機能を実現するための操作はできないのであるから、非表示としても良いためである。
請求項16に記載したように、操作装置として、ユーザの手を用いた指示操作を受け付ける第1の操作装置と、ユーザの音声による指示操作を受け付ける第2の操作装置とを含む場合、第1の操作装置が指示操作に用いられるときと、第2の操作装置が指示操作に用いられるときとでは、操作禁止画像が異なっていても良い。ユーザの手を用いた指示操作による場合には、例えば複数回の指示操作が必要となるため操作禁止画像とすべきであっても、音声による指示操作による場合には、ユーザが画面を注視する必要がないため、操作禁止画像としなくても良い場合もあるためである。
請求項17に記載したように、画像表示装置には、車両の周囲の様子を撮像する撮像手段からの画像を表示することが可能であって、操作装置として、ユーザの音声による指示操作を受け付ける第2の操作装置を備える場合、画像表示装置に撮像手段からの画像が表示されている間も、第2の操作装置によってユーザの指示操作は受け付けられ、指示部分特定手段は、上位画像及び下位画像の中で、ユーザの指示操作に該当する画像を特定し、機能実現処理手段は、特定された画像に対応する機能を実現するものであって、画像表示装置における撮像手段からの画像の表示が終了して、機能に対応付けられた複数画像の表示が行なわれるとき、前記画像表示装置には、その時点までの指示操作を反映した画面が表示されることが好ましい。音声による指示操作は、画像表示装置に、機能に対応付けられた複数の画像からなるメニュー画面が表示されていなくとも、受け付けることが可能なためである。
また、請求項18に記載の画像表示制御装置は、複数の上位画像を画像表示装置の表示画面内の複数の上位領域に表示させ、かつ複数の中位画像を表示画面内の複数の中位領域に表示させ、かつ複数の下位画像を表示画面内の複数の下位領域に表示させ、また、操作装置に対するユーザの操作に基づいて、表示画面内で指し示されている指示部分を特定し、また、これら複数の下位画像のうち、特定した指示部分に基づく下位画像に対応する機能を実現するための処理を行う。
そして、これら複数の下位領域は、表示画面中の一点を中心とする複数の上位角度範囲のいずれかに含まれる複数の中位角度範囲のいずれかに含まれる複数の下位角度範囲に1対1の対応で収まる複数の領域である。また、これら複数の中位領域は、これら複数の中位角度範囲に1対1の対応で収まる複数の領域であり、さらにこれら複数の中位領域のそれぞれは、これら複数の下位領域のうち当該中位領域に対応する中位角度範囲に収まる複数の配下下位領域よりも当該一点に近い領域であり、また、これら複数の上位領域は、これら複数の上位角度範囲に1対1の対応で収まる複数の領域であり、さらにこれら複数の上位領域のそれぞれは、これら複数の中位領域のうち当該上位領域に対応する上位角度範囲に収まる複数の配下中位領域よりも当該一点に近い領域であり、当該複数の中位画像のそれぞれは、当該中位画像に対応する中位領域の複数の配下下位領域に対応付けられた機能を代表的に表す画像であり、当該複数の上位画像のそれぞれは、当該上位画像に対応する上位領域の複数の配下中位領域のさらに複数の配下下位領域に対応付けられた機能を代表的に表す画像である。
このような画像表示制御装置の制御により、画像表示装置は、表示画面中の一点の周りに上位画像を表示させ、さらにそれぞれの上位画像について、複数の中位画像を、当該一点から見て当該上位画像と概ね同じ方向に、かつ当該一点から見て当該上位画像よりも遠い位置に表示する。さらにそれぞれの中位画像について、当該中位画像が代表的に表す機能に対応する下位画像群を、当該一点から見て当該中位画像と概ね同じ方向に、かつ当該一点から見て当該上位画像よりも遠い位置に表示する。そして、それぞれの上位画像は、当該一点からみて概ね同じ方向に位置する下位画像の機能を代表的に表している。したがって、ユーザは、このように表示された下位画像の機能を適宜呼び出すために表示画面中の一部を指定する操作を行う際に、目的とする機能のための下位画像を、上記の一点からその機能を代表的に表す上位画像の方向へ、そしてその上位画像の方向から、さらに具体的に目的とする機能を代表的に表す中位画像の方向へと、視線を移しながら探すことで、容易に目的の下位画像を見つけることができる。すなわち、当該上位画像および中位画像が、当該下位画像の位置への2段階の道しるべとして機能する。
そして、ユーザがこの画像表示装置の操作に習熟していくと、画面中心から見てどの方向にどのような種類の機能があるかについての、いわゆる土地勘のような感覚を身につけることができ、より容易に目的の機能に対応する下位画像を見つけることができるようになる。
また、請求項19に記載の発明は、複数のメニュー画像を画像表示装置の表示画面内の複数の部分領域に表示させる画像表示制御装置が、操作装置に対するユーザの操作に基づいて、表示画面内の指示部分というが第1の方法で指し示されていることを特定し、また、当該指示部分が第1の方法に続く第2の方法で指し示されていることを特定できる。そして、画像表示制御装置は、第2の方法で指示部分が特定されていることを検出したことに基づいて、複数のメニュー画像のうち、指示部分の位置に基づいて決まる1つのメニュー画像に対応する機能を実現するための処理を行う。また、画像表示制御装置は、第1の方法で当該指示部分が特定されていることを検出したことに基づいて、当該指示部分の位置に基づく拡大率で、複数のメニュー画像のうち、当該位置の近傍にある一部を拡大表示させる。
このようになっていることで、第1の方法に続いて第2の方法(例えば確定選択)で指し示された部分に対応するメニュー画像の機能を実現するための処理を行う画像表示装置が、第1の方法(例えばポインタ移動)で指し示された部分の位置に基づく拡大率で、メニュー画像を拡大する。したがって、メニュー画像の探索と、メニュー画像に対応する機能の実現のための操作とが、容易になる。
このような請求項19に記載の画像表示制御装置においては、請求項20に記載したように、第1の方法で指示部分が指し示されており、かつ指示部分が複数のメニュー画像に跨る場合、表示制御手段は、指示部分が跨る複数のメニュー画面を拡大表示させることが好ましい。これにより、指示部分が所望の画像を指し示すためのユーザ操作が容易になるためである。
また、請求項21に記載の発明は、複数のメニュー画像を、それらメニュー画像の背景画像と共に、画像表示装置の表示画面内の複数の部分領域に表示させる画像表示制御装置が、操作装置に対するユーザの操作に基づいて、表示画面内の指示部分が第1の方法で指し示されていることを特定し、また、当該指示部分が第1の方法に続く第2の方法で指し示されていることを特定する。また、画像表示制御装置は、第2の方法で当該指示部分が特定されていることを検出したことに基づいて、複数のメニュー画像のうち、当該指示部分の位置に基づいて決まる1つのメニュー画像に対応する機能を実現するための処理を行う。さらに画像表示制御装置は、当該指示部分が第1の方法で特定されていることを検出したことに基づいて、表示させる背景画像の内容を、当該1つのメニュー画像の機能に関連した内容に切り替える。このようになっていることで、ユーザは、指示部分に対応するメニュー画像の機能を、その機能が実現される前に容易に把握することができる。
また、請求項22に記載の画像表示制御装置は、複数の画像を画像表示装置の表示画面に表示させ、また、操作装置に対するユーザの操作に基づいて、表示画面内で指し示されている指示部分を特定し、複数の画像のうち、当該指示部分特定手段が特定した指示部分に基づく画像に対応する機能を実現するための処理を行う。さらにこの画像表示制御装置は、新たに実現可能となった追加機能を検出し、検出した追加機能に対応する追加画像を、当該複数の画像に追加して画像表示装置に表示させ、特定した指示部分に基づく画像が当該追加画像であるときに、当該追加機能を実現するための処理を行う。
このようになっていることで、画像表示制御装置は、機能の新たな追加に対応して、その機能を実現するためのユーザ操作を受け付ける追加画像を新たに表示させることができる。
また、請求項23に記載の画像表示制御装置は、複数の画像を画像表示装置の表示画面に表示させ、操作装置に対するユーザの操作に基づいて、当該表示画面内で指し示されている指示部分を特定し、複数の画像のうち、当該指示部分に基づく画像に対応する機能を実現するための処理を行い、さらに実現した機能の履歴を記憶媒体に記録する。そして画像表示制御装置は、複数の画像のそれぞれを表示させる際、当該画像に対応する機能に関して当該記憶媒体に記録された履歴に基づいて、当該機能が実現された頻度が高いほど、より当該画像を強調した態様で表示させるようになっている。このようになっていることで、使用頻度が高い機能に対応する画像ほど目立つようになる。したがって、ユーザがこの画像表示装置の使用を継続すればするほど、使い慣れた機能に対応する画像を探し出すことが容易になる。
上記請求項23の画像表示制御装置において、請求項24に記載したように、操作装置が、ユーザの手を用いた指示操作を受け付ける第1の操作装置と、ユーザの音声による指示操作を受け付ける第2の操作装置とを含み、機能実現処理手段は、ユーザの手を用いた指示操作によって実現された機能の履歴と、音声による指示操作によって実現された機能の履歴とを別々に記録し、表示制御手段は、第1の操作装置と第2の操作装置のいずれかによってユーザの指示操作がなされるとき、使用される操作装置に対応する履歴に基づいて、実現された頻度が高い機能に対応する画像を強調した態様で前記複数の画像をそれぞれ表示させることが好ましい。手を用いた指示操作と音声による指示操作では頻繁に利用する機能が異なる場合があるためである。
あるいは、請求項25に記載したように、別々に記録した履歴に基づいて、ユーザの手を用いた指示操作によって実現された回数の多い機能に対応する画像と、、ユーザの音声による指示操作によって実現された回数の多い機能に対応する画像とを、異なる態様でそれぞれ強調して表示するようにしても良い。
また、請求項26に記載の画像表示制御装置は、二次元座標面中に配置された複数の部分領域にそれぞれ対応する複数の画像を、当該複数の部分領域の配置に相似な配置で、画像表示装置に表示させ、また、操作装置に対するユーザの操作に基づいて、当該二次元座標面中で指し示されている指示部分を特定し、特定した指示部分に基づく部分領域に対応する機能を実現するための処理を行う。ここで、複数の部分領域のそれぞれは、当該二次元座標面中の一点から張る複数の上位角度範囲のそれぞれを分割してできる複数の下位角度範囲のいずれかに収まる下位領域である。さらに、画像表示制御装置は、これら複数の上位角度範囲のそれぞれについて、当該上位角度範囲に収まる領域であると共にこれら複数の下位領域のうち当該上位角度範囲に収まる複数の下位領域(すなわち配下下位領域)よりも当該一点に近い上位領域に、複数の配下下位領域に対応する機能を代表する画像を、画像表示装置に表示させる。
このような画像表示制御装置の制御により、画像表示装置は、表示画面面内荷上位画像を表示させ、さらにそれぞれの上位画像について、当該上位画像が代表的に表す機能に対応する下位画像群を、当該二次元座標面中の一点に対応する点(以下、参照点という)から見て当該上位画像と概ね同じ方向に、かつ当該参照点から見て当該上位画像よりも遠い位置に表示する。したがって、ユーザは、このように表示された下位画像の機能を適宜呼び出すために表示画面中の一部を指定する操作を行う際に、目的とする機能のための下位画像を、上記の参照点からその機能を代表的に表す上位画像の方向へ視線を移しながら探すことで、容易に目的の下位画像を見つけることができる。すなわち、当該上位画像が、当該下位画像の位置への道しるべとして機能する。
そして、ユーザがこの画像表示装置の操作に習熟していくと、画面中心から見てどの方向にどのような種類の機能があるかについての、いわゆる土地勘のような感覚を身につけることができ、より容易に目的の機能に対応する下位画像を見つけることができる。
また、請求項27に記載のように、画像表示制御装置は、表示画面内における、当該複数の下位領域および当該複数の上位領域の配置に対する当該複数の画像の配置の寸法比率を、特定した指示部分の位置に基づいて制御するようになっていてもよい。このようになっていることで、目的とする機能のための下位画像の探索が容易になる。
また、請求項28に記載の画像表示制御装置は、画像表示装置の表示画面内において、上位メニュー階層に属する複数の上位メニュー項目を第1の円周上に表示させると共に、当該上位メニュー階層の下位階層である下位メニュー階層に属する複数の下位メニュー項目を、第1の円周と同心でありかつ第1の円周よりも大きい第2の円周上に表示させ、また、操作装置に対するユーザの操作に基づいて、表示画面内で指し示されている指示部分を特定し、特定した指示部分に基づいて決まる1つの下位メニュー項目に対応する機能を実現するための処理を行う。そして、複数の下位メニュー項目のそれぞれの、第2の円周の中心からの方向が、複数の上位メニュー項目のうち当該下位メニュー項目が属する上位メニュー項目の当該中心からの方向に近くなるように、複数の上位メニュー項目および当該複数の下位メニュー項目が配置されている。
このような形態で、表示画面内で同心円状に上位メニュー項目および下位メニュー項目が配置されることで、ユーザは、このように表示された下位メニュー項目の機能を適宜呼び出すために、表示画面中の一部を指定する操作を行う際に、目的とする機能のための下位メニュー項目を、同心円の中心からその機能を包含する上位メニュー項目の方向へ、そしてその上位メニュー項目の方向から、さらに具体的に目的とする機能を代表的に表す下位メニュー項目視線を移しながら探すことで、容易に目的の下位画像を見つけることができる。すなわち、当該上位画像および中位画像が、当該下位画像の位置への2段階の道しるべとして機能する。
そして、ユーザがこの画像表示装置の操作に習熟していくと、画面中心から見てどの方向にどのような種類の機能があるかについての、いわゆる土地勘のような感覚を身につけることができ、より容易に目的の機能に対応する下位画像を見つけることができるようになる。
また、請求項29に記載の発明のように、画像を画像表示装置の表示画面内に表示させる画像表示制御装置は、操作装置に対するユーザの操作に基づいて、表示画面内で指し示されている指示部分を特定すし、その特定した指示部分の位置に基づく拡大率で、画像の指示部分およびその周囲を拡大表示させるようになっていてもよい。
請求項30に記載した画像表示制御装置は、操作装置に対するユーザの操作に基づいて、画像表示装置の表示画面内で指し示されている部分(以下、指示部分という)を特定する指示部分特定手段と、表示画面内において、上位メニュー階層に属する複数の項目(以下、それぞれ上位メニュー項目という)を、立体的に表示された多面体の各面に表示させるとともに、指示部分特定手段によって特定される指示部分が、いずれかの上位メニュー項目に対応するとき、多面体の形状を変化させて、その変化後の形状に、選択された上位メニュー項目の下位メニュー階層に属する複数の項目(以下、下位メニュー項目という)を表示させる表示制御手段と、複数の下位メニュー項目のうち、指示部分特定手段が特定した指示部分に基づいて決まる1つの下位メニュー項目に対応する機能を実現するための処理を行う機能実現処理手段とを備える。
このように、表示画面内に、まず上位メニュー項目のみを表示することで、ユーザは、各上位メニュー項目を視認しやすくなり、所望の機能を下位メニュー項目として含む上位メニュー項目を見つけやすくなる。さらに、指示部分特定手段によって特定される指示部分が、いずれかの上位メニュー項目に対応するときには、上位メニュー項目を各面に表示していた多面体の形状が変化し、その変化後の形状に、下位メニュー項目が表示されるので、ユーザはその表示の変化を楽しみつつ、下位メニュー項目が表示されたことを認識することができる。
請求項31に記載したように、表示制御手段は、多面体の内面が表示されるように、多面体を展開させることによって形状を変化させ、展開された多面体の各面に、下位メニュー項目を表示するようにしても良い。
この場合、請求項32に記載したように、多面体は立方体であって、当該立方体は第1の列と、当該第1の列の中央から延びる第2の列とに展開され、上位メニュー項目の下位階層には、中位メニュー階層に属する複数の項目(以下、中位メニュー項目という)が設定され、さらに、当該中位メニュー項目の下位階層には、下位メニュー階層に属する複数の下位メニュー項目が設定され、第1の列に、中位メニュー項目を表示し、第2の列に、第1の列の中央に表示された中位メニュー項目に属する下位メニュー項目を表示することが好ましい。
上述したように、上位メニュー項目の配下として、中位メニュー項目と下位メニュー項目の2階層のメニュー項目が設定される場合、立方体である多面体を第1列と第2列とに展開しつつ、第1の列に中位メニュー項目を表示し、第2の列に、第1の列の中央に表示された中位メニュー項目に属する下位メニュー項目を表示すると、中位メニュー項目と下位メニュー項目とに関して、階層関係をユーザにわかりやすく表示することができる。
なお、表示画面における指示部分が、第1の列の中央に表示された中位メニュー項目以外の中位メニュー項目に対応するとき、指示部分により選択された中位メニュー項目が第1の列の中央に位置するように、第1の列における中位メニュー項目の並び順が変化する。
請求項33に記載したように、表示制御手段は、第1列の中央に位置する中位メニュー項目に属する全ての下位メニュー項目を第2列に表示する全表示モードと、第1列の中央に位置する中位メニュー項目に属する下位メニュー項目の内、使用頻度の高い下位メニュー項目のみを表示する一部表示モードとを切り換えるように構成されることが好ましい。これにより、第1列の中央に位置する中位メニュー項目の配下となるすべての下位メニュー項目を確認することができたり、使用頻度の高い下位メニュー項目を探しているときには、それに絞った表示を行なわせることにより、所望の下位メニュー項目を探しやすくすることができる。
請求項34に記載したように、表示制御手段は、上位メニュー項目が表示された多面体とは異なる形状の別多面体へ表示を切り替えることにより、多面体の形状を変化させ、別多面体の各面に下位メニュー項目を表示するようにしても良い。これにより、ユーザは、多面体の形状から直感的にメニュー項目の階層の判別ができるようになる。この場合、請求項35に記載したように、表示制御手段が、上位メニュー項目を表示した多面体とは異なる形状の別多面体へ表示を切り替える際に、その多面体を展開させ、その内部から別多面体が現れるように表示を変化させると、その表示の変化の意外性等によって、エンターテイメント性を向上することができる。
また、請求項36に記載のように、請求項1に記載の画像表示制御装置の作動を実現させるためのプログラムとしても、本発明を捉えることができる。また、請求項37に記載のように、請求項18に記載の画像表示制御装置の作動を実現させるためのプログラムとしても、本発明を捉えることができる。また、請求項38に記載のように、請求項19に記載の画像表示制御装置の作動を実現させるためのプログラムとしても、本発明を捉えることができる。また、請求項39に記載のように、請求項20に記載の画像表示制御装置の作動を実現させるためのプログラムとしても、本発明を捉えることができる。また、請求項40に記載のように、請求項22に記載の画像表示制御装置の作動を実現させるためのプログラムとしても、本発明を捉えることができる。また、請求項41に記載のように、請求項23に記載の画像表示制御装置の作動を実現させるためのプログラムとしても、本発明を捉えることができる。また、請求項42に記載のように、請求項26に記載の画像表示制御装置の作動を実現させるためのプログラムとしても、本発明を捉えることができる。また、請求項43に記載のように、請求項28に記載の画像表示制御装置の作動を実現させるためのプログラムとしても、本発明を捉えることができる。また、請求項44に記載のように、請求項29に記載の画像表示制御装置の作動を実現させるためのプログラムとしても、本発明を捉えることができる。また、請求項45〜47に記載のように、請求項30、31及び34の各々に記載の画像表示制御装置の作動を実現させるためのプログラムとしても、本発明を捉えることができる。
以下、本発明の一実施形態について説明する。図1に、本実施形態に係る車両用ナビゲーション装置1のハードウェア構成を示す。この車両用ナビゲーション装置1は、チューナ10、位置検出器11、画像表示装置12、操作部13、スピーカ14、インターフェース部15、RAM16、ROM17、データ記憶部18、および制御回路(コンピュータの一例に相当する)19を有している。
チューナ10は、ユーザによって指定されたテレビ放送局またはラジオ放送局からの放送信号を無線受信し、その受信した信号を制御回路19に出力する装置である。
位置検出器11は、いずれも周知の図示しない地磁気センサ、ジャイロスコープ、車速センサ、およびGPS受信機等のセンサを有しており、これらセンサの各々の性質に基づいた、車両の現在位置や向きを特定するための情報を制御回路19に出力する。画像表示装置12は、制御回路19から出力された映像信号に基づいた映像をユーザに表示する。
操作部13は、ユーザの操作を受け付け、受け付けた操作に基づいた信号を制御回路19に出力する操作装置を複数有する。具体的には、操作部13は、スティック型入力装置13a、タッチパッド13b、タッチパネル13c、およびメカニカルスイッチ13dを有している。
スティック型入力装置13aは、棒状のつまみ部を有し、このつまみ部をユーザが前後左右の4方向(または前後左右の4方向に前後左右の中間の4方向を加えた8方向)のいずれかに倒すことで、その倒された方向およびつまみ部の傾き角に応じた信号を制御回路19に出力する。タッチパッド13bは、ユーザの指等の物体が触れる接触面を有し、その接触面に物体が触れた旨の信号、および、接触面に触れた物体の移動向きおよび移動方向に基づく信号を出力する。タッチパネル13cは、画像表示装置12の表示面に重ねて設けられ、接触を受けた位置等に基づく信号を制御回路19に出力する。メカニカルスイッチ13dは画像表示装置12の周囲等の所定の位置に設けられ、ユーザの押下等に基づく信号を制御回路19に出力する。
操作装置としては、上述したものに限られず、例えば上記のスティック型入力装置13aに代えて、可動操作部に対して、その操作部の操作量(移動量及び移動方向)に応じた反力を付与する反力制御機能を備えた、いわゆるハプティック型入力装置を用いても良い。さらに、操作装置として、ユーザの音声による指示操作を受け付ける音声認識装置を設けても良い。
インターフェース部15は、他の機器とのデータの授受を実現するためのコネクタ群である。制御回路19は、このインターフェース部15の有するコネクタの1つを介して、自車両内の空調制御装置に接続されている。また、インターフェース部15は、携帯型音楽再生装置等の外部機器を接続することができるコネクタを有している。
データ記憶部18は、DVD、CD、MD、HDD、フラッシュメモリ等の不揮発性の記憶媒体およびそれら記憶媒体に対してデータの読み出し(および可能ならば書き込み)を行う装置から成り、制御回路19が実行するプログラム、経路案内用の道路地図データ、楽曲データ、動画データ、メニュー地図データ等を記憶している。道路地図データは、道路を示すリンクおよび交差点を示すノードの位置、種別、ノードとリンクとの接続関係情報等を含む道路データ、および地図上の施設の名称、位置、電話番号、郵便番号等の属性情報を含む施設データを有している。メニュー地図データについては後述する。
制御回路(コンピュータに相当する)19は、ROM17およびデータ記憶部18から読み出した車両用ナビゲーション装置1の動作のためのプログラムを実行し、その実行の際にはRAM16、ROM17、およびデータ記憶部18から情報を読み出し、RAM16およびデータ記憶部18に対して情報の書き込みを行い、位置検出器11、画像表示装置12、操作部13、スピーカ14、およびインターフェース部15と信号の授受を行う。
制御回路19がプログラムを実行することによって行う具体的な処理としては、現在位置特定処理、誘導経路算出処理、経路案内処理、楽曲再生処理、動画再生処理、ラジオ受信出力処理、テレビ受信出力処理、空調制御処理、メニュー処理等がある。
現在位置特定処理は、位置検出器11からの信号に基づいて、周知のマップマッチング等の技術を用いて車両の現在位置や向きを特定する処理である。誘導経路算出処理は、現在位置からユーザによって設定された目的地までの最適な誘導経路を算出する処理である。経路案内処理は、データ記憶部18から地図データを読み出し、算出された誘導経路、設定された目的地、経由地および現在位置等をこの地図データの示す地図上に重ねた画像を、画像表示装置12に出力し、案内交差点の手前に自車両が到達したとき等の必要時に、右折、左折等を指示する案内音声信号をスピーカ14に出力する処理である。これら現在位置特定処理および経路案内処理によって実現する機能は、ナビゲーション制御の機能である。
楽曲再生処理は、データ記憶部18に記録された複数の楽曲データ(例えばMPEG1 Layer3形式のデータ)の一部を読み出し、読み出した楽曲データに基づく音声信号をスピーカ14に出力する処理である。動画再生処理は、データ記憶部18に記録された複数の動画データ(例えばMPEG2形式のデータ)の一部を読み出し、読み出した動画データに基づく映像を画像表示装置12に表示させる処理である。ラジオ受信出力処理は、チューナ10にラジオ放送局の放送信号を受信させ、その受信された放送信号に基づいた音声信号をスピーカ14に出力させる処理である。テレビ受信出力処理は、チューナ10にテレビ放送局の放送信号を受信させ、その受信された放送信号に基づいた映像を画像表示装置12に表示させ、また、当該放送信号に基づいた音声信号をスピーカ14に出力させる処理である。これらの処理によって実現する機能は、オーディオビジュアル制御の機能である。より詳細には、楽曲再生処理およびラジオ受信出力処理がオーディオ制御の機能であり、動画再生処理およびテレビ受信出力処理がビジュアル制御の機能である。
空調制御処理は、インターフェース部15を介して自車両内の空調制御装置の作動内容を制御する処理である。作動内容の制御としては、例えば空調制御装置の作動のオン・オフ、送風温度の調節、送風量の調節、内気モード/外気モードの切り替え等がある。この処理によって実現する機能は、空調制御の機能である。
メニュー処理は、上述したナビゲーション制御、オーディオビジュアル制御、空調制御のための各種ユーザ設定を受け付けるための処理である。制御回路19は、操作部13に対してメニュー処理を開始する旨の操作があったことを検出すると、このメニュー処理のために、図2に示すメニュー処理用プログラム100の実行を開始する。
このメニュー処理プログラム100の実行において、制御回路19は、まずステップ105で、メニュー地図を初期縮尺で画像表示装置12に表示させる。メニュー地図は、仮想的な二次元平面(以下、仮想平面という)上の複数の領域に複数のメニュー項目が1対1で対応付けられている状態を示す図である。これら複数のメニュー項目は、全体として1つの木構造を有する階層メニュー項目郡である。図3に、メニュー地図30の全体図の一例を示す。初期縮尺は、図3のメニュー地図の全体図が、画像表示装置12の表示画面いっぱいに表示されるような縮尺である。データ記憶部18に記録されたメニュー地図データは、このメニュー地図30を表すデータである。
このメニュー地図データは、上記の仮想平面中に、複数の部分領域を互いに重なり合わないように割り当てている。そしてこれら部分領域のそれぞれが1つのメニュー項目に対応している。具体的には、メニュー地図データは、複数のメニュー項目のそれぞれ毎に1つのレコードを有している。各レコードは、(i)階層データ、(ii)領域範囲データ、(iii)表示画像データ、および(iv)機能種別データの組から成る。
(i)階層データは、木構造の階層において、対応するメニュー項目が属する階層を示すデータである。メニュー項目の階層とは、そのメニュー項目が上位から何番目の分類についての分類項目であるかを示すものである。最上位の分類、すなわち最も大まかな分類についての分類項目としては、ナビゲーション制御、オーディオビジュアル制御、空調制御がある。2番目の階層の分類についての分類項目としては、例えば、ナビゲーション制御の配下の分類として、機能設定、案内設定、および目的地設定がある。機能設定は、上述したナビゲーション制御の機能における詳細な作動を決めるパラメータの設定である。案内設定は、上述した経路案内処理の機能における詳細な作動を決めるパラメータの設定である。3番目の階層の分類についての分類項目としては、例えば、目的地設定の配下の設定として、50音による設定、住所による設定、登録地点による設定、電話番号による設定、郵便番号による設定、自宅位置による設定等がある。
(ii)領域範囲データは、対応するメニュー項目に割り当てられた部分領域が仮想平面中で占める範囲を表すデータである。本実施形態においては、仮想平面中の原点31を中心とする同心円状にメニュー項目が配置されている。そして、同じ層には同じ階層のメニュー項目が円環状に配置され、原点31に近い層ほど含まれるメニュー項目の階層が上位となっている。
図3の例においては、原点の周りの円32、33によって囲まれる円環形状の領域が、最上位の階層に対応する第1層である。この第1層においては、原点を中心として120度の広がりを持つ角度範囲内の3つの領域が、それぞれナビゲーション制御、オーディオビジュアル制御、および空調制御のメニュー項目が占める領域である。また、円33のすぐ外側の円環形状の領域が、2番目の階層に対応する第2層である。この第2層においては、原点31を中心とした複数の角度範囲内の複数領域が、それぞれ2番目の階層のメニュー項目によって占められる。また、第2層のすぐ外側の円環形状の領域が、3番目の階層に対応する第3層である。この第3層においては、原点31を中心とした複数の角度範囲内の複数領域が、それぞれ3番目の階層のメニュー項目によって占められる。
このようになっていることで、各メニュー項目の占める領域は、自身が配下となる上位のメニュー項目よりは原点31から離れた位置にあり、また、自身の配下となる下位のメニュー項目よりは原点31に近い位置にあることになる。
また、あるメニュー項目の部分領域の角度範囲は、そのメニュー項目を配下とする上位のメニュー項目の角度範囲に含まれるようになっている。例えば、ナビゲーション機能のメニュー項目の角度範囲は、配下の機能設定、目的地設定、および案内設定のメニュー項目の角度範囲を含んでいる。
以上のような特徴により、このメニュー地図においては、メニュー項目の配置が、原点31を中心とする放射状の木構造となる。
(iii)表示画像データは、対応するメニュー項目の表示に用いる画像のデータである。図3の例においては、例えばナビゲーション制御のメニュー項目を表す画像は、そのメニュー項目の占める領域の境界線、その境界線の内部の色彩、およびその境界線の内部の「NAVI」という文字画像から成る。2番目の階層、3番目の階層等、下位の階層のメニュー項目を表す画像も、当該メニュー項目の占める領域の境界線、その境界線の内部の色彩、およびその境界線の内部の文字または図形から成る。なお、簡単のため、図3においては、3番目の階層以降のメニュー項目に対応する表示画像を簡略化または省略している。なお、各部分領域の色彩は、それぞれ異なっていてもよいし、同一でもよい。また、表示画像データは、後述する通り、データ記憶部18が有するデータの変化、操作部13に対するユーザの操作等に応じて変化する場合がある。
(iv)機能種別データは、対応するメニュー項目に対応付けられた機能を表すデータである。本実施形態においては、木構造における最下階層(末端)のメニュー項目、すなわち配下のメニュー項目を有さないメニュー項目のみに、機能が対応づけられている。この機能種別データの詳細については後述する。
ステップ105の処理により、画像表示装置12は、その表示画面に、この仮想平面中の各メニュー項目の画像を、それらメニュー項目間の配置と相似な配置で、表示する。なお、このステップ105において、制御回路19は、メニュー地図30の中心点31に相当する表示画面上の位置に、十字カーソル等のポインタ30を、メニュー地図30に重ねて表示させる。このポインタ30は、後述するように、操作部13に対するユーザの移動操作(第1の方法で指し示すことの一例に相当する)に応じて表示画面上を移動することができるようになっている。
ステップ105に続いてステップ110では、制御回路19は、このようなメニュー地図データの内容を変更する必要があるか否かを判定し、変更する必要があれば変更する。変更する必要がある場合の詳細については後述する。
続いてステップ120では、操作部13からの信号に基づいて、ポインタ35の移動方向および移動量を算出し、その算出した移動量に基づいてポインタ35の仮想平面上の新たな位置(指示部分の一例に相当する)を決定する。ポインタ35の移動方向は、スティック型入力装置13aのつまみ部の傾き量、タッチパッド13bの接触面上の物体の移動方向、メカニカルスイッチ13d中で操作されたボタンスイッチ種類等に基づいて特定する。ポインタ35の移動量は、スティック型入力装置13aのつまみ部の傾き角、タッチパッド13bの接触面上の物体の移動量、メカニカルスイッチ13dに対する操作回数または操作持続時間等に基づいて特定する。また、ポインタ35の位置を、表示画面上の、タッチパネル13c上のタッチされた位置に相当する位置として特定してもよい。あるいは、ポインタ35の位置は、ユーザによっていずれかのメニュー項目が音声によって指示された場合、その音声指示されたメニュー項目を示す画像の表示範囲に属する位置に特定してもよい。また、ステップ120では、操作部13に対する所定のホームポジション復帰操作があったことに基づいて、ポインタ35の新たな位置を、原点31とする。
続いてステップ130では、ポインタ35の仮想平面中の位置に基づいてメニュー地図の初期縮尺に対する拡大率を決定する。続いてステップ140では、ポインタ35の仮想平面中の位置に基づいてフォーカス対象の領域を1つ決定する。さらにステップ150では、フォーカスされている領域に応じて、背景画像を決定する。
続いてステップ155では、ステップ110〜150の結果に基づいた形態で、メニュー地図30を再描画する。すなわち、制御回路19は、ステップ110の処理によって最新の状態を維持しているメニュー地図30を、ステップ120で決定したポインタ35の位置を中心に、ステップ130で決定した初期縮尺に対する拡大率で、画像表示装置12の表示画面いっぱいに描画させる。そして、ステップ120で決定した位置(すなわち表示画面の中心)にポインタ35を表示させ、ステップ140で決定したフォーカス対象の領域を強調表示させ、さらにステップ150で決定した背景画像をメニュー地図30に透過的に重ねて表示させる。
ただし、ステップ140では、第1階層、第2階層のメニュー項目等、配下のメニュー項目を有するメニュー項目の領域にポインタ35が位置している場合は、フォーカス対象の領域はないものと判定する。また、ステップ150では、ポインタ35の位置するメニュー項目の領域によっては、背景画像はないものと判定する。
また、ポインタ35の位置を、例えば、タッチパネル13cを用いて特定した場合、ユーザが表示画面をタッチした位置が、所望のメニュー項目を示す画像の表示領域からずれて、複数の画像の表示領域に跨る場合がありえる。このような場合、ユーザのタッチ位置から、いずれのメニュー項目を示す画像を選択しようとしていたかを特定することはできないが、少なくともタッチ位置が跨る表示領域の画像によって示されるメニュー項目のいずれかを選択しようとしていたことは推測できる。そこで、タッチ位置、複数の画像の表示領域に跨る場合には、その複数の画像が特に強調して表示されるように、ステップ130において拡大率を決定してもよい。これにより、ユーザが所望の画像を選択するための操作を再度行なうときに、その選択操作を容易にすることができる。なお、タッチパネル13c以外の操作装置を用いた場合であっても、ポインタ35の位置が、複数のメニュー項目を示す画像の表示範囲に跨る場合には、上述と同様の表示制御処理を実施することが好ましい。
図4〜図8、図10〜図15に、画像表示装置12の表示画面中に再描画されたメニュー地図30を例示する。図4の例においては、ポインタ35の位置は、ナビゲーション制御のメニュー項目41の画像上に位置する。そして、この際のメニュー地図30の拡大率(以下、二次拡大率という)は、ナビゲーション制御のメニュー項目41およびその配下の全メニュー項目が見える最大の拡大率である。このような表示制御の結果、表示画面の隅には、ナビゲーション制御のメニュー項目41と同じ階層の他のメニュー項目42、43の一部も表示される。
また、図5の例においては、ポインタ35の位置は、ナビゲーション制御のメニュー項目41の配下の目的地設定のメニュー項目58の画像上に位置する。そして、この際のメニュー地図30の拡大率(以下、三次拡大率という)は、目的地設定のメニュー項目58およびその配下の全メニュー項目が見える最大の拡大率である。このような表示制御の結果、表示画面の隅には、目的地設定のメニュー項目58と同じ階層の他のメニュー項目57、59等の一部も表示される。
また、図6の例においては、ポインタ35の位置は、目的地設定のメニュー項目58の配下となる登録地点選択のメニュー項目61の画像上に位置する。そして、この際のメニュー地図30の拡大率(以下、四次拡大率)は、ナビゲーション装置の登録地点選択のメニュー項目61の内容のほぼ全体が見える最大の拡大率である。このような表示制御の結果、表示画面の隅には、登録地点選択のメニュー項目61と同じ階層の他のメニュー項目62、63等の一部も表示される。
このように、メニュー地図30の拡大率は、ポインタ35が第1階層→第2階層→第3階層と、原点31から離れていくにつれ、二次拡大率→三次拡大率→四次拡大率と、段階的に高くなっていく。
また、メニュー項目61は配下の階層を有していない。したがって、フォーカス対象の領域を有しており、かつ、特定の機能に対応付けられている。制御回路19は、ステップ140でフォーカス対象の領域を決定するために、現在のポインタ35の位置の情報と、メニュー地図データを用いる。具体的には、メニュー地図データから、ポインタ35の仮想平面中の位置を含む領域データを有するレコードを抽出し、当該レコード中の機能種別データを読み出す。
機能種別データは、対象とするメニュー項目に対応付けられた機能を実現するためのプログラムモジュールを指し示すデータを有している。また機能種別データは、対象とするメニュー項目の領域中の1つまたは複数の領域(以下、それぞれ選択領域という)と、上述のプログラムモジュールに対して渡す1つまたは複数の引数との(例えば1対1の)対応関係を示すデータを有している。例えば、登録地点選択のメニュー項目61の画像は、「登録地点」という、当該メニュー項目の機能を表す文字、および、選択可能な登録地点のリストを含む画像である。また、このメニュー項目61の機能種別データは、引数として受けた地点データ(例えば緯度、経度)を目的地として設定するプログラムモジュールを指し示している。また、このメニュー項目61の機能種別データは、上述の登録地点リスト中の各登録地点の文字部分を選択領域とし、これら選択領域の個々に、当該文字部分の示す地点の地点データを関連付けている。
制御回路19は、この選択領域のそれぞれをフォーカス対象の領域の候補とする。そして、これらフォーカス対象の候補のうち、ポインタ35に最も近い領域を、フォーカス対象として決定する。例えば図6においては、ポインタ35は、砧緑地公園を引数として有する選択領域71中にあるので、当該選択領域71がフォーカス対象となっている。
また、図7の例においては、ポインタ35の位置は、目的地設定のメニュー項目58の配下となる住所選択のメニュー項目63の画像上に位置し、画像表示装置12は四次拡大率でこのメニュー項目63を拡大表示させる。また、ポインタ35は、住所選択のメニュー項目が有する複数の選択領域(愛知県、青森県等)のうち、岩手県を引数として有する選択領域72に最も近い位置にあるので、当該選択領域72がフォーカス対象となっている。また、制御回路19は、住所のメニュー項目中の選択領域のいずれかがフォーカスされている場合、ステップ150では、その選択領域の引数に対応する地域の地図を背景画像として決定する。また、ステップ155において、制御回路19は、データ記憶部18中の地図データに基づいてこの地図を作成し、作成した地図をメニュー地図に重ねて透過的に表示させる。
また、図8の例においては、ポインタ35の位置は、オーディオビジュアル制御のメニュー項目53の配下となるビジュアル制御のメニュー項目53(図3参照)の、さらに配下となるテレビチャネル選択のメニュー項目65の画像上に位置し、画像表示装置12は四次拡大率でこのメニュー項目65を拡大表示させる。また、ポインタ35は、テレビチャネル選択のメニュー項目が有する複数の選択領域(Aチャネル、Bチャネル等)のうち、Bチャネルを引数として有する選択領域73に最も近い位置にあるので、当該選択領域73がフォーカス対象となっている。また、制御回路19は、テレビチャネル選択のメニュー項目中の選択領域のいずれかがフォーカスされている場合、ステップ150では、その選択領域の引数に対応するチャネルで放送している映像を背景画像として決定する。また、ステップ155において、制御回路19は、チューナ10から取得した当該チャネルの映像信号に基づいて、当該チャネルの動画像または静止画像を作成し、作成した動画像または静止画像をメニュー地図に透過的に重ねて表示させる。
このように、ポインタ35の位置に基づいてフォーカスされたメニュー項目中の選択領域に意味的に関連する画像をメニュー地図30の背景として表示させることで、ユーザにとって、どのような選択領域が現在フォーカスされているのかをより明確に把握できるようになる。
なお、フォーカスの対象となる選択領域は、最下層のメニュー項目の一部分であるとは限らない。例えば自宅選択のメニュー項目66(図5参照)は、そのメニュー項目の領域全体が1つの選択領域となる。
ステップ155に続いて、ステップ160では、制御回路19は、フォーカスされた選択領域に対する選択確定の操作(第2の方法で指し示すことの一例に相当する)があったか否かを、操作部13からの信号に基づいて判定する。選択確定の操作としては、タッチパッド13bに対するタップ操作(すなわち短時間の接触操作)、タッチパネル13cに対するタップ操作、メカニカルスイッチ13dの所定の確定ボタンの押下等がある。選択確定の操作があったと判定すると、続いてステップ170を実行し、選択確定の操作がないと判定すると、続いてステップ110を再度実行する。
ステップ170では、ステップ160で検出した選択確定操作に応じた処理を実行する。すなわち、選択確定の対象となったメニュー項目の機能を実現するための処理を実行する。ここで、選択確定の対象となったメニュー項目とは、選択確定の操作があった時にフォーカスされていた選択領域を含むメニュー項目をいう。選択確定操作に応じた処理としては、具体的には、機能種別データに基づいて、選択確定の操作があった時にフォーカスされていた選択領域に関連付けられた引数を渡した上で、選択確定の対象となったメニュー項目のプログラムモジュールを実行する。
例えば、登録地点選択のメニュー項目61中の砧緑地公園の選択領域71がフォーカスされている時に選択確定があった場合、制御回路19は、当該メニュー項目についてのプログラムモジュールを、砧緑地公園の引数を与えて実行する。これにより制御回路19は、地図データ中の施設データに基づいて、砧緑地公園の位置を目的地として設定する。
また例えば、自宅選択のメニュー項目66に対して選択確定があった場合、制御回路19は、当該メニュー項目についてのプログラムモジュールを実行することで、自宅を目的地として設定する。
また例えば、電話番号選択のメニュー項目62中の選択領域のいずれかフォーカスされている時に選択確定があった場合、制御回路19は、当該メニュー項目に対応するプログラムモジュールを、当該選択領域に関連付けられた引数を与えて実行する。図9に、この電話番号選択のメニュー項目62に対応するプログラムモジュールである電話番号入力プログラム200のフローチャートを示す。
制御回路19は、この電話番号入力プログラム200の実行において、まずステップ210で、渡された引数が数字であるか否かを判定する。図10に示すように、電話番号選択のメニュー項目62は、11個の選択領域620〜630を有している。そして、10個の選択領域620〜629には、それぞれ引数として0から9までの数字が関連付けられている。また、選択領域630は、引数として決定の旨を示すデータが関連付けられている。したがって、ステップ210の判定は、選択領域620〜629のいずれかが選択されたか否かを判定するものである。この判定が肯定の場合、続いてステップ220を実行する。この判定が否定の場合、すなわち、渡された引数が決定の旨を示すデータである場合、続いてステップ230を実行する。
ステップ220では、引数として渡された数字を、RAM16またはデータ記憶部18によって所定の数字列用変数として記憶された数字列の最後尾に追加する。また、当該数字列用変数が空の場合は、引数として渡された数字を当該数字列用変数の先頭数字として記憶させる。ステップ220の後、電話番号入力プログラム200の1回分の実行が終了する。
ステップ230では、数字列が完成した後の処理として、当該数字列用変数中の数字列に対応する施設の位置を、データ記憶部18中の施設データに基づいて検索する。続いてステップ240では、検索の結果見つかった位置を目的地としてRAM16に目的地用の変数として登録する。続いてステプ250では、数字列用変数の内容を空にし、その後電話番号入力プログラム200の1回分の実行を終了する。
以上のような電話番号入力プログラム200を実行することで、制御回路19は、数字入力のための選択操作をユーザが行う度に(ステップ210参照)、その操作に応じた数字を記憶媒体中の数字列に順番に追加していき(ステップ220参照)、数字列が完成したことを検出すると(ステップ210参照)、その数字列から成る電話番号に対応する地点を目的地として設定し(ステップ230、240参照)、その後記憶媒体中の数字列を消去する(ステップ250参照)。また、数字列がまだ完成していないときに、制御回路19が他のメニュー項目に対応する機能を実行したとしても、記憶媒体中には作成中の数字列が記憶されたままなので、その他のメニュー項目の処理が終わった後に、再度電話番号選択のメニュー項目62の選択領域に対するフォーカスおよび選択確定の操作を行うことで、当該文字列の作成を途中から再開することができる。
なお、メニュー処理プログラム100の終了時、すなわちメニュー地図30の表示を終了するときには、この記憶媒体中の数字列を削除するようになっていてもよい。このようになっていることで、不必要になるほど古くなった設定内容を自動的に破棄することができる。
選択確定の対象となったメニュー項目のプログラムモジュールの実行を終了した後、制御回路19は、続いてステップ180で、データ記憶部18に、ステップ170で実行した機能の使用履歴を更新する。具体的には、データ記憶部18のHDD中の、当該機能に対応する変数領域の使用回数を、1回分増加させる。あるいは、データ記憶部18のHDD中の、当該機能に対応する変数領域に、今回の使用日時を追加するようになっていてもよい。このような処理によって、メニュー地図30のそれぞれのメニュー項目に対応する機能が実行される度に、その機能の使用回数のデータが1回分増加する。ステップ180の後、続いて再度ステップ110を実行する。
なお、ステップ110においてメニュー地図データの内容を変更する必要があるか否かは、上述の各機能の使用回数のデータの変化、および、制御回路19が実現できる機能の変化等に基づいて、判定する。
(i)例えば、制御回路19は、各機能の使用回数のデータに基づいて、それらの機能の使用回数または使用頻度が多くなるほど、その機能に対応するメニュー項目の表示を強調する。例えば、ある機能について、その機能の使用回数が所定回数増加する度に、その機能に対応するメニュー項目の画像をより目立つものにする。画像の強調の方法としては、図11の登録地点選択のメニュー項目61のように、使用回数または使頻度が大きくなるほど、そのメニュー項目61の領域が原点31から張る角度を増大させてもよい。ただしこの際、原点31から見た当該領域の中央部への方向は固定させたままにしてもよい。また、図12の登録地点選択のメニュー項目61のように、使用回数または使頻度が大きくなるほど、そのメニュー項目61の画像をより高い立体表示に変化させてもよい。また、使用回数または使頻度が大きくなるほど、そのメニュー項目の画像の明度、彩度、濃度のいずれか1つまたは2つ以上の組み合わせを高いものに変化させるようにしてもよい。
このように、制御回路19は、複数のメニュー項目の画像のそれぞれを表示させる際、当該画像に対応する機能に関して記憶媒体に記録された使用履歴に基づいて、当該機能が実現された頻度が高いほど、より当該画像を強調した態様で表示させる。このようになっていることで、使用頻度が高い機能に対応する画像ほど目立つようになる。したがって、ユーザがこのようなメニュー地図30の使用を継続すればするほど、使い慣れた機能に対応するメニュー項目を探し出すことが容易になる。
なお、上述した複数の画像に対応する種々の機能に関しては、ユーザの音声による指示操作によって、より簡易に、あるいは素早く実行されえるものもあれば、ユーザの手を用いた指示操作の方が、ユーザにとって使い勝手が良いものもありえる。このため、ユーザが手による指示操作を行なう場合と、音声による指示操作を行なう場合とでは、使用頻度が高い機能に相違が生じることが考えられる。
そのため、ユーザの手を用いた指示操作によって実現された機能の履歴と、音声による指示操作によって実現された機能の履歴とを別々に記録し、ユーザの指示操作がなされるとき、使用される操作装置(音声認識装置であるか、又はその他の操作装置であるか)に対応する履歴に基づいて、実現された回数の多い機能に対応する画像を強調した態様で前記複数の画像を表示させることが好ましい。
音声認識装置がユーザによって使用される場合には、音声の入力を開始するときに図示しないトークスイッチがオンされる。このため、トークスイッチがオンされない限り、ユーザの手を用いた指示操作によって実現された機能の履歴に基づいて、高使用頻度の機能に対応する画像を強調した表示を行なう。そして、トークスイッチがオンされたときに、ユーザの音声による指示操作によって実現された機能の履歴に基づいて、こうしよう頻度の機能に対応する画像を強調した表示に切り換える。このようにすれば、指示操作のためにユーザに使用される操作装置に対応する履歴に基づいて、使用頻度の高い機能に対応する画像を強調した表示を行なうことができる。
また、ユーザの手を用いた指示操作によって実現された機能の履歴と、音声による指示操作によって実現された機能の履歴とを別々に記録し、この別々に記録した履歴に基づいて、ユーザの手を用いた指示操作によって実現された回数の多い機能に対応する画像と、ユーザの音声による指示操作によって実現された回数の多い機能に対応する画像とを、共通のメニュー地図30の表示画面において、異なる態様でそれぞれ強調して表示するようにしても良い。この場合、ユーザが指示操作のためいずれの操作装置を用いる場合であっても、共通のメニュー地図30を使用しつつ、手を用いた指示操作が行なわれたときの高使用頻度の機能に対応する画像と、音声による指示操作が行なわれたときの高使用頻度の機能に対応する画像とを区別しつつ、ともに強調表示することができる。例えば、音声による指示操作時に使用頻度が高い機能に対応する画像に、マイクのマークを追加して区別することができる。
なお、上述した機能の実現履歴は、手指示操作と音声指示操作とで分けるだけでなく、さらに、車両が走行中であるか停車中であるかに応じて、別々に記録するようにしても良い。車両が走行中である場合と、停車中である場合とで、ユーザが良く利用する機能は異なる場合があるためである。
(ii)また例えば、制御回路19は、インターフェース部15に新たな装置が接続されたことを、当該インターフェース部15から当該装置の識別情報を取得したことに基づいて検出すると、その装置の制御等の機能に対応するメニュー項目のレコードをメニュー地図データに追加する。この新たに追加するレコードは、当該装置の識別情報と関連付けて、あらかじめデータ記憶部18中に記憶しておいてもよいし、インターフェース部15を介して当該装置から受け取るようになっていてもよい。
接続される新たな装置としては、例えば携帯用音楽再生装置がある。携帯用音楽再生装置が接続された場合、制御回路19は、図13から図14への変化に示すように、当該携帯用音楽再生装置を制御するためのメニュー項目85を、メニュー地図30の空き地、すなわちメニュー地図30中の他のメニュー項目に占有されていない領域に追加する。このときにメニュー地図データに追加されるレコードの階層データは、オーディオビジュアル制御のメニュー項目の配下であるオーディオ制御のメニュー項目の、さらに配下となる第3階層である。また、このレコードの領域範囲データは、メニュー地図30中の上述の空き地部分である。
また、このレコードの表示画像データは、「外部メモリ」を示す文字列画像と、当該携帯用音楽再生装置が記憶する楽曲リストである。楽曲リストは、インターフェース部15を介して当該携帯用音楽再生装置より取得する。
また、このレコードの機能種別データは、当該携帯用音楽再生装置に楽曲を再生させるための制御信号をインターフェース部15を介して当該携帯用音楽再生装置に出力するためのプログラムモジュールを指定するデータを含んでいる。また、このプログラムモジュールに代えて、当該携帯用音楽再生装置の有する楽曲を制御回路19自ら再生してスピーカ14に出力させるためのプログラムモジュールを含んでいてもよい。さらにこのレコードの機能種別データは、複数の選択領域とこれら楽曲リストとの1対1の対応関係を示すデータを有している。なお、これら選択領域は、それぞれ当該表示画像データ中の対応する楽曲の部分に位置する。なお、メニュー地図30は、初期状態においては、空き地を有するように作成されている。
(iii)また例えば、制御回路19は、データ記憶部18のハードディスクドライブに新たなデータが追加されたことに基づいて、メニュー地図データ中の、当該データを使用する機能に対応するメニュー項目のレコードに変更を加える。メニュー地図データが図14のようなメニュー地図30を示しているときに、制御回路19が、インターフェース部15から取得した新たな楽曲データをデータ記憶部18に追加記録した場合を考える。この場合、制御回路19は、楽曲再生のためのメニュー項目84のレコードを書き換える。すなわち、当該レコードの領域範囲データを、原点31から遠ざかる方向に広げ、さらに、表示画像データに、追加された楽曲のリストを追加し、さらに機能種別データに、複数の選択領域とこれら追加された楽曲リストとの1対1の対応関係を示すデータを追加する。これら追加された選択領域は、それぞれ当該表示画像データ中の対応する追加楽曲の部分に位置する。図15に、このようにメニュー地図データを変更することでメニュー項目84が長くなったメニュー地図30を示す。
なお、このように、メニュー項目の領域が非常に長くなってしまうと、メニュー処理プログラム100のステップ105において表示する初期のメニュー地図表示において、メニュー地図30の全体を表示できなくなる場合がある。この場合は、初期縮尺をメニュー地図30全体が表示画面内に収まるように変更してもよいし、変更せず固定のままにしてもよい。
(iv)また例えば、制御回路19は、ユーザが操作部13を用いて所定の操作を行ったことに基づいて、現在位置を登録地点に加えるようになっている。そして制御回路19はその際、メニュー地図データ中の、登録地点選択のメニュー項目61のレコードに変更を加える。具体的には、制御回路19は、当該レコードの領域範囲データを、原点31から遠ざかる方向に広げ、さらに、表示画像データに、追加された地点の名称を地図データに基づいて追加し、さらに機能種別データに、1つの選択領域とこの追加された地点との対応関係を示すデータを追加する。
(v)また例えば、制御回路19は、データ記憶部18に新たなソフトウェアがインストールされたことに基づいて、当該ソフトウェアの設定項目を調整するためのメニュー項目を、メニュー地図30の空き地に追加する。このときに追加するメニュー項目のレコードは、ソフトウェアのインストール時に当該ソフトウェアと共に取得するようになっていてもよい。
このように、制御回路19は、新たに実現可能となった追加機能を検出し、検出した追加機能に対応する追加メニュー項目の画像を、他のメニュー項目の画像に追加して画像表示装置に表示させ、さらに、確定選択が行われた対象のメニュー項目が当該追加メニュー項目であるときに、当該追加機能を実現するための処理を行う。このようになっていることで、制御回路19は、機能の新たな追加に対応して、その機能を実現するためのユーザ操作を受け付ける追加メニュー項目を新たに表示させることができる。
以上説明したように、第1、第2階層等の上位の階層メニュー項目を画像表示装置12の表示画面内の第1層、第2層内の複数領域(複数の上位領域の一例に相当する)に表示させると共に、複数の最下層のメニュー項目を当該表示画面内の第3層内の複数領域(複数の下位領域の一例に相当する)に表示させ、また、操作部13に対するユーザの操作に基づいて、当該表示画面内のポインタ35の位置(指示部分の一例に相当する)を特定し、また、特定した指示部分に基づいて決まる最下層のメニュー項目に対応する機能を実現するための処理を行う。
そしてこのとき、これら複数の下位領域は、仮想平面の原点31から張る複数の上位角度範囲のそれぞれに含まれる複数の下位角度範囲に1対1の対応で収まる複数の領域であり、これら複数の上位領域は、これら複数の上位角度範囲に1対1の対応で収まる複数の領域であり、さらにこれら複数の上位領域のそれぞれは、これら複数の下位領域のうち当該上位領域に対応する上位角度範囲に収まる複数の配下下位領域よりも当該一点に近い領域であり、さらに、複数の上位画像のそれぞれは、当該上位画像に対応する上位領域の配下下位領域に対応付けられた機能を代表的に表す画像である。
別の表現を用いれば、制御回路19は、画像表示装置の表示画面内において、上位メニュー階層に属する複数の上位メニュー項目を第1の円周上に表示させると共に、当該上位メニュー階層の下位階層である下位メニュー階層に属する複数の下位メニュー項目を、第1の円周と同心でありかつ第1の円周よりも大きい第2の円周上に表示させ、また、操作部13に対するユーザの操作に基づいて、表示画面内で指し示されている指示部分を特定し、特定した指示部分に基づいて決まる1つの下位メニュー項目に対応する機能を実現するための処理を行う。そして、複数の下位メニュー項目のそれぞれは、複数の上位メニュー項目のうち当該下位メニュー項目が属する上位メニュー項目の位置に対応する位置に配置されている。
このような制御回路19の制御により、車両用ナビゲーション装置1は、表示画面中の一点の周りに上位画像を表示させ、さらにそれぞれの上位画像について、当該上位画像が代表的に表す機能に対応する下位画像群を、当該一点から見て当該上位画像と概ね同じ方向に、かつ当該一点から見て当該上位画像よりも遠い位置に表示する。したがって、ユーザは、このように表示された下位画像の機能を適宜呼び出すために表示画面中の一部を指定する操作を行う際に、目的とする機能のための下位画像を、上記の一点からその機能を代表的に表す上位画像の方向へ視線を移しながら探すことで、容易に目的の下位画像を見つけることができる。すなわち、当該上位画像が、当該下位画像の位置への道しるべとして機能する。
そして、ユーザがこの画像表示装置の操作に習熟していくと、画面中心から見てどの方向にどのような種類の機能があるかについての、いわゆる土地勘のような感覚を身につけることができ、より容易に目的の機能に対応する下位画像を見つけることができるようになる。
また、特定したポインタ35の位置に基づく拡大率で、メニュー地図30の一部を拡大表示させるようになっていることで、目的とする機能のためのメニュー項目の探索が容易になる。
またこのとき、拡大率は、ポインタ35の位置と原点31との間の距離が長くなると大きくなるようになっている。最下層のメニュー項目は、対応する上位のメニュー項目よりも当該原点31から遠い位置にあるので、このような作動により、より複雑な構造になりがちな最下層のメニュー項目より大きく拡大される傾向になる。また、最下層のメニュー項目は、上位階層の画像のそれぞれに対応する1つの角度領域内に複数収まっているので、比較的小さく表示される傾向がある。したがって、下位画像がより大きく拡大されることで、ユーザにとっての下位画像の視認性が向上する。
なお、上記の実施形態において、車両用ナビゲーション装置1の制御回路19が画像表示制御装の一例に相当し、操作部13が操作装置の一例に相当する。また、制御回路19が、メニュー処理プログラム100のステップ105および155を実行することで、表示制御手段の一例として機能し、ステップ120を実行することで指示部分特定手段の一例として機能し、ステップ170および180を実行することで機能実現処理手段の一例として機能し、ステップ150を実行することで、背景画像制御手段の一例として機能し、ステップ110を実行することで追加機能検出手段の一例として機能する。
また、ポインタ35の表示画面上の位置が、操作装置に対するユーザの操作に基づいて、当該表示画面内で指し示されている指示部分の一例に相当する。また、フォーカスの対象となっているメニュー項目の画像が、特定した指示部分に基づいて決まる1つの下位画像の一例に沿うものである。
また、最上位階層のメニュー項目の画像が、上位画像の一例に相当し、また、2番目の階層のメニュー項目の画像が、中位画像の一例に相当し、また、最下層のメニュー項目の画像が、下位画像の一例に相当する。そして、第1層の複数の領域が、複数の上位領域の一例に相当し、また、第2層の複数の領域が、複数の中位領域の一例に相当し、また、第3層の複数の領域が、複数の下位領域の一例に相当する。そして、原点31から張る上位階層メニュー項目の領域の角度範囲が、上位角度範囲の一例に相当し、原点31から第2階層のメニュー項目の領域の角度範囲が、中位角度範囲の一例に相当し、また、原点31から張る最下階層のメニュー項目の領域の角度範囲が、下位角度範囲の一例に相当する。
また、別の側面から見れば、最上位階層のメニュー項目および2番目の階層のメニュー項目の画像が、上位画像の一例に相当し、また、最下層のメニュー項目の画像が、下位画像の一例に相当する。そして、第1、2層の複数の領域が、複数の上位領域の一例に相当し、第3層の複数の領域が、複数の下位領域の一例に相当する。そして、原点31から張る上位階層メニュー項目および第2階層のメニュー項目の領域の角度範囲が、上位角度範囲の一例に相当し、原点31から張る最下階層のメニュー項目の領域の角度範囲が、下位角度範囲の一例に相当する。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2実施形態による画像表示制御装置について説明する。ただし、本実施形態による画像表示制御装置の構成は、前述した第1実施形態による画像表示制御装置と同様であるため説明を省略する。
図17(a)は、本実施形態の画像表示装置がメニュー処理のために表示するメニュー画面を示す。このメニュー画面は、上述した第1実施形態とは異なり、最初に、第1階層に属する上位メニュー項目の画像のみを表示する。より具体的に説明すると、サイコロ状の立方体の各面に、第一階層に属する上位メニュー項目の画像が割り当てられることにより、各上位メニュー項目が立体的に表示されている。
図17(a)に示す例では、立方体の3面にのみ、上位メニュー項目が表示されている。しかし、4個以上の上位メニュー項目が有る場合、表示上、この立方体を回転させることにより、裏面側に位置する隠れた上位メニュー項目も表示させることが可能となる。また、立方体の裏面側に隠れた上位メニュー項目を、例えば透過する態様で表示するようにしても良い。
図17(a)に示すような、上記メニュー項目の表示が行なわれているときに、ポインタ35などによって、立方体の各面に表示された何れかのメニュー項目が選択されると、図17(a)から図17(b)を経て図18へと、立方体が展開(分解)して、第1の列101と、その第1の列101の中央から延びる第2の列102とからなる2次元形状に変化することによって、選択された上位メニュー項目配下のメニュー項目が表示されるようになっている。例えば、変化後の2次元形状において、第1の列101には、第2階層に属する中位メニュー項目が表示され、第2の列102には、第3階層に属する下位メニュー項目であって、第1列101の中央に位置する中位メニュー項目の配下の下位メニュー項目が表示される。
上述したように、立方体を第1列101と第2列102とに展開しつつ、第1の列101に中位メニュー項目を表示し、第2の列102に、第1の列101の中央に表示された中位メニュー項目に属する下位メニュー項目を表示すると、中位メニュー項目と下位メニュー項目とに関して、階層関係をユーザにわかりやすく表示することができる。
図18に示すような画面が表示されているときに、さらにポインタ35などによって、第2の列102のいずれかの下位メニュー項目が選択されると、その選択された下位メニュー項目が所定の拡大率で拡大表示される。これにより、選択した下位メニュー項目における選択領域を特定するための指示操作を容易に行なうことが可能となる。また、第1の列101において、中央以外の位置に表示されている中位メニュー項目の画像が選択されると、その中位メニュー項目の表示位置が第1の列101の中央となるように、第1の列101における中位メニュー項目の並び順が変化する。
また、図18に示すように、第1の列101に表示される中位メニュー項目の画像には、使用頻度の高い下位メニュー項目のみを抽出して表示することを指示する選択表示スイッチ(Sスイッチ)103と、全ての下位メニュー項目の表示を指示する全表示スイッチ(Aスイッチ)104とが設けられている。図18は、Sスイッチ103が選択されている場合の、下位メニュー項目の表示例を示している。このとき、ポインタ35などによってAスイッチ104を選択する操作が行なわれると、図19に示すように、全ての下位メニュー項目が表示される画面に切り換えられる。すなわち、第2の列102のマス目が増加して、目的地設定のために利用可能なすべての機能に対応する下位メニュー項目が表示される。
このように、全ての下位メニュー項目の表示と、使用頻度の高い下位メニュー項目のみの表示とが切り換えられると、第1の列101の中央に位置する中位メニュー項目の配下となる全ての下位メニュー項目を確認することができたり、使用頻度の高い下位メニュー項目を探しているときには、それに絞った表示を行なわせることにより、所望の下位メニュー項目を探しやすくなったりする。
なお、Sスイッチ103とAスイッチ104との両方を設けずに、Aスイッチ104のみを設けるようにしても良い。そして、Aスイッチ104表示領域以外の中位メニュー項目の画像表示面をポインタ35などによって指定した場合には、上述したSスイッチを選択した場合と同様の表示処理を行ない、Aスイッチ104が指定された場合には、全ての下位メニュー項目の表示を行なうようにしても良い。
また、図18に示すように、第2の列102に使用頻度の高い下位メニュー項目のみが表示されている場合には、比較的広い表示領域が確保できるので、その第2の列102に隣接した領域に、各下位メニュー項目において所望のデータを指定・入力するための選択領域を表示するようにしても良い。これにより、図18の画面が表示された時点で、ユーザはその画面上において所望のデータを指定・入力するための操作を行うことが可能となる。さらに、図19に示すように、第2の列102に全ての下位メニュー項目が表示されている場合には、第1の列101に最も近い先頭位置に最高使用頻度の下位メニュー項目を表示するとともに、その下位メニュー項目において、所望データを指定・入力するための選択領域を、第2の列102の下方や上方に表示するようにしても良い。この場合、他の下位メニュー項目がポインタ35などによって指定されると、その指定された下位メニュー項目が、第2の列102の先頭位置に移動し、その選択領域が第2の列102の下方や上方に表示される。
以上説明したように、画像表示装置12の表示画面内に、まず上位メニュー項目のみを表示することで、ユーザは、各上位メニュー項目を視認しやすくなり、所望の機能を下位メニュー項目として含む上位メニュー項目を見つけやすくなる。さらに、いずれかの上位メニュー項目が選択されると、上位メニュー項目を各面に表示していた立方体が展開するように形状を変化させ、その変化後の形状に、下位メニュー項目が表示される。このため、ユーザはその表示の変化を楽しみつつ、下位メニュー項目が表示されたことを認識することができる。
なお、上位メニュー項目が表示されるのは立方体に限られず、他の多面体であっても良い。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態による画像表示制御装置について説明する。上記の第2の実施形態による画像表示制御装置では、まず立方体の各面に上位メニュー項目を表示し、いずれかの上位メニュー項目が選択されると、立方体を展開した2次元図形の各面に中位メニュー項目や下位メニュー項目を表示するものであった。
それに対して、本実施形態による画像表示制御装置は、上記メニュー項目の表示に関しては第2の実施形態と共通であって、図20(a)に示すように、立方体の各面にそれぞれ上位メニュー項目が表示される。
しかしながら、いずれかの上位メニュー項目が選択されると、図20(b)に示すように、立方体が展開(分解)し、その内部から、異なる形状の多面体(本実施形態では、サッカーボール)が現われるように表示が変化する。この多面体の各面には、選択された上位メニュー項目配下の、第2階層に属する中位メニュー項目が割り当てられることにより、中位メニュー項目も立体的に表示される。
このように、各階層のメニュー項目を異なる形状の多面体に表示することにより、ユーザは、直感的にメニュー項目の階層の判別ができるようになる。
また、中位メニュー項目のいずれかが選択されると、図20(c)に示すように、選択された中位メニュー項目(図では“目的地設定”)の周囲の面に、その選択された中位メニュー項目配下の下位メニュー項目が表示される。具体的には、図20(c)に示す例では、サッカーボールの白地部分に第2階層の中位メニュー項目(目的地設定、案内設定、機能設定、通信設定等)が割当てられ、黒地の部分に選択された「目的地設定」に関わる使用頻度の高い下位メニュー項目(郵便番号、登録地点、電話番号)が割当てられている。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の範囲は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の各発明特定事項の機能を実現し得る種々の形態を包含するものである。
例えば、前述した第1実施形態において、制御回路19は、図16に示すように、原点31を出発点とし、それらメニュー項目の木構造に沿って伸びる線90を、メニュー地図に重ねて表示させるようになっていてもよい。この場合には、各メニュー項目間の境界線もなくてもよい。また、各メニュー項目が色分けされていてもよいし、色分けされていなくてもよい。また、この図16に示すように、メニュー地図の一部を拡大して表示画面に表示させている場合は、表示画面の隅に、メニュー地図の全体図を縮小表示させた画像91を併せて表示させるようになっていてもよい。
また、メニュー地図の拡大率は、上記の実施形態のように、ポインタ35の位置に応じて自動的に変化するようになっておらずともよい。例えば、上位のメニュー項目にもそれぞれ機能が対応づけられており、その機能は、当該メニュー項目およびその配下のメニュー項目のほぼ全体を表示できる最大の拡大率でメニュー地図を拡大表示させる機能であってもよい。そして、制御回路19は、当該上位メニュー項目のうちポインタ35が最も近いメニュー項目をフォーカス対象とするようになっていてもよい。さらに、上位メニュー項目がフォーカスされているときに、選択確定のユーザ操作があったときに、当該上位メニュー項目に対応する機能を実現するための処理を行うようになっていてもよい。
このようになっていることで、ユーザは、目的とする下位画像を探し出す際に、その下位画像の機能を代表的に表す上位画像に対応する機能を実現させるよう操作装置を操作することで、画像表示装置が当該下位画像およびその周囲を拡大表示する。このようになっていることで、ユーザは、より容易に目的とする機能に対応する下位画像を探し出すことができる。
さらにこのとき、制御回路19は、マウスポインタ35が第1層にあるときは第1階層のメニュー項目をフォーカスの対象とし、第2層にあるときは、第2階層のメニュー項目をフォーカスの対象とし、第3層にあるときは、第3階層のメニュー項目をフォーカスの対象とするようになっていてもよい。
すなわち、制御回路19は、特定したマウスポインタ35の位置が原点31より基準距離以内にある場合、第1階層、第2階層のメニュー項目に対応する機能を実現し、基準距離より離れている場合、第3階層のメニュー項目に対応する機能を実現するようになっていてもよい。
また、データ記憶部18には複数のメニュー地図データが含まれており、制御回路19はそれを使い分けてもよい。例えば、制御回路19は、操作部13に対するユーザの認証情報の入力や、インターフェース部15を介して取得したユーザ認証用の電子キーの情報に基づいて、乗員を特定し、複数のメニュー地図データのうちからその特定した乗員に対応するメニュー地図データを選び出して用いてもよい。また、制御回路19は、操作部13を用いたユーザの選択操作に基づいて、複数のメニュー地図データのうちから1つメニュー地図データを選び出して用いてもよい。また、制御回路19は、現在の天候情報に基づいて、複数のメニュー地図データのうちから1つメニュー地図データを選び出して用いてもよい。なお、天候情報は、無線通信手段を用いて天候情報送信センタから受信してもよいし、自車両に搭載された雨滴センサからの信号に基づいて生成してもよい。
また、画像表示装置12の表示画面に表示される複数の上位画像及び複数の下位画像の内、車両が走行中であるときに、ユーザによる指示操作が禁止される機能に対応する操作禁止画像を予め定めて、制御回路19は、車両が走行中であるときには、操作禁止画像に該当する画像の表示態様を、ユーザによる指示操作に応じて実現可能な機能に対応する操作許可画像とは異ならせるようにしても良い。これにより、ユーザは、車両が走行中であるとき、いずれの機能が操作できない機能であるかを認識することができる。
なお、表示態様を異ならせることには、操作禁止画像に該当する画像の表示を消去することを含む。操作禁止画像に対して、その画像に対応する機能を実現するための操作はできないのであるから、非表示としても良いためである。
また、ユーザの手を用いた指示操作を受け付ける際のメニュー表示画面と、ユーザの音声による指示操作を受け付ける際のメニュー表示画面とで、操作禁止画像が異なっていても良い。ユーザの手を用いた指示操作による場合には、例えば複数回の指示操作が必要となるため操作禁止画像とすべきであっても、音声による指示操作による場合には、ユーザが画面を注視する必要がないなど、操作禁止画像とすべき画像が異なる場合があるためである。
さらに、車両に、前方、側方、後方などを撮像するカメラを搭載し、そのカメラの撮影画像を画像表示装置12に表示するようにしても良い。この場合、それらの画像表示は、車両の安全を確認したり、周囲の状況を確認するためのものであるので、メニュー表示画面の表示よりも優先される。
ただし、カメラによって撮影された車両の周囲の状況を表示する画像が画像表示装置12に表示されている間も、ユーザの音声による指示操作は受付可能な状態にすることが好ましい。、画像表示装置に、機能に対応付けられた複数の画像からなるメニュー画面が表示されていなくとも、ユーザは音声による指示操作を行なうことが可能なためである。そして、カメラの撮影画像の表示が終了し、メニュー表示画面が表示されるときには、その時点までの音声指示操作を反映した画面を表示するようにすると、ユーザの利便性を向上できるため好ましい。
本発明の実施形態に係る車両用ナビゲーション装置1のハードウェア構成図である。 車両用ナビゲーション装置1の制御回路19が実行するメニュー処理プログラム100のフローチャートである。 メニュー地図30の全体図である。 メニュー地図30の第1階層以下が拡大されて画像表示装置12の表示画面に表示されている状態を示す図である。 メニュー地図30の第2階層以下が拡大されて表示画面に表示されている状態を示す図である。 メニュー地図30の第3階層が拡大されて表示画面に表示されている状態を示す図である。 メニュー地図30のフォーカスされた県名に応じた地図から成る背景画像が表示画面に表示されている状態を示す図である。 メニュー地図30のフォーカスされたチャネル名に応じた放送映像から成る背景画像が表示画面に表示されている状態を示す図である。 制御回路19が実行する電話番号入力プログラム200のフローチャートである。 メニュー地図30の電話番号選択のメニュー項目62が拡大されて表示画面に表示されている状態を示す図である。 登録地点選択のメニュー項目61の領域の幅が広がっている状態を示す図である。 登録地点選択のメニュー項目61の領域が立体的に表示されている状態を示す図である。 メニュー地図30の一部を示す図である。 図13のメニュー地図30に対してメニュー項目85追加された状態を示す図である。 図14のメニュー地図30に対してメニュー項目84が伸びた状態を示す図である。 メニュー地図の他の例を示す図である。 (a)は、第2実施形態の画像表示装置がメニュー処理のために最初に表示する、上位メニュー項目のみを含むメニュー画面を示す図であり、(b)はいずれかの上位メニュー項目が選択されたときの表示の変化を説明するための説明図である。 上位メニュー項目を表示する立方体が展開(分解)したときに、その展開後の最終形状を示す図である。 全ての下位メニュー項目が第2の列102に表示された状態を示す図である。 (a)、(b)、(c)は、第3実施形態の画像表示装置によって表示処理される各階層のメニュー画面を示す図である。
符号の説明
1…車両用ナビゲーション装置、10…チューナ、11…位置検出器、
12…画像表示装置、13…操作部、14…スピーカ、15…インターフェース部、
16…RAM、17…ROM、18…データ記憶部、19…制御回路、
30、30´…メニュー地図、31…原点、35…ポインタ、
51〜59…第2階層メニュー項目、61〜68…第3階層メニュー項目、
100…メニュー処理プログラム、200…電話番号入力プログラム、
620〜630…選択領域。

Claims (47)

  1. 複数の画像(以下、それぞれ上位画像という)を画像表示装置の表示画面内の複数の部分領域(以下、それぞれ上位領域という)に表示させると共に、複数の画像(以下、それぞれ下位画像という)を前記表示画面内の複数の部分領域(以下、それぞれ下位領域という)に表示させる表示制御手段と、
    操作装置に対するユーザの操作に基づいて、前記表示画面内で指し示されている部分(以下、指示部分という)を特定する指示部分特定手段と、
    前記複数の下位画像のうち、前記指示部分特定手段が特定した指示部分に基づいて決まる下位画像に対応する機能を実現するための処理を行う機能実現処理手段と、を備え、
    前記複数の下位領域は、前記表示画面中の一点から張る複数の角度範囲(以下、それぞれ上位角度範囲という)のいずれかに含まれる複数の角度範囲(以下、それぞれ下位角度範囲という)に1対1の対応で収まる複数の領域であり、
    前記複数の上位領域は、前記複数の上位角度範囲に1対1の対応で収まる複数の領域であり、さらに前記複数の上位領域のそれぞれは、前記複数の下位領域のうち当該上位領域に対応する上位角度範囲に収まる複数の下位領域(以下、ぞれぞれ配下下位領域という)よりも前記一点に近い領域であり、
    前記複数の上位画像のそれぞれは、当該上位画像に対応する上位領域の配下下位領域に対応付けられた機能を代表的に表す画像であることを特徴とする画像表示制御装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記指示部分特定手段が特定した指示部分の位置に基づく拡大率で、前記複数の上位画像および前記複数の下位画像のうち、前記位置の近傍にある一部を拡大表示させることを特徴とする請求項1に記載の画像表示制御装置。
  3. 前記拡大率は、前記指示部分の位置と前記一点との間の距離が長くなると大きくなることを特徴とする請求項2に記載の画像表示制御装置。
  4. 前記ユーザの操作に基づいて前記表示画面内で指し示される指示部分が、複数の部分領域に跨る場合、前記表示制御手段は、前記指示部分が跨る複数の部分領域を拡大表示させることを特徴とする請求項2に記載の画像表示制御装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記複数の上位画像および前記複数の下位画像を、それら画像の背景の画像(以下、背景画像という)と共に、前記表示画面に表示させ、
    さらに当該画像表示制御装置は、前記表示制御手段による表示における、前記背景画像の内容を、前記指示部分特定手段が特定した指示部分の位置に基づいて制御する背景画像制御手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の画像表示制御装置。
  6. 新たに実現可能となった機能(以下、追加機能という)を検出する追加機能検出手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記追加機能検出手段が検出した前記追加機能に対応する画像(以下、追加画像という)を、前記複数の画像に追加して画像表示装置に表示させ、
    前記機能実現処理手段は、前記指示部分特定手段が特定した前記指示部分に基づく画像が前記追加画像であるときに、前記追加機能を実現するための処理を行うことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の画像表示制御装置。
  7. 前記機能実現処理手段は、実現した機能の履歴を記憶媒体に記録し、
    前記表示制御手段は、前記複数の画像のそれぞれを表示させる際、当該画像に対応する機能に関して前記記憶媒体に記録された前記履歴に基づいて、当該機能が実現された回数が多いほど、より当該画像を強調した態様で表示させることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の画像表示制御装置。
  8. 前記操作装置は、ユーザの手を用いた指示操作を受け付ける第1の操作装置と、ユーザの音声による指示操作を受け付ける第2の操作装置とを含み、
    前記機能実現処理手段は、ユーザの手を用いた指示操作によって実現された機能の履歴と、音声による指示操作によって実現された機能の履歴とを別々に記録し、
    前記表示制御手段は、前記第1の操作装置と第2の操作装置のいずれかによってユーザの指示操作がなされるとき、使用される操作装置に対応する履歴に基づいて、実現された回数の多い機能に対応する画像を強調した態様で前記複数の画像を表示させることを特徴とする請求項7に記載の画像表示制御装置。
  9. 前記操作装置は、ユーザの手を用いた指示操作を受け付ける第1の操作装置と、ユーザの音声による指示操作を受け付ける第2の操作装置とを含み、
    前記機能実現処理手段は、ユーザの手を用いた指示操作によって実現された機能の履歴と、音声による指示操作によって実現された機能の履歴とを別々に記録し、
    前記表示制御手段は、前記別々に記録した履歴に基づいて、ユーザの手を用いた指示操作によって実現された回数の多い機能に対応する画像と、ユーザの音声による指示操作によって実現された回数の多い機能に対応する画像とを、異なる態様でそれぞれ強調して表示することを特徴とする請求項7に記載の画像表示制御装置。
  10. 前記機能実現処理手段は、前記複数の下位画像および前記複数の上位画像のうち、前記指示部分特定手段が特定した指示部分に基づく画像に対応する機能を実現するための処理を行うことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1つに記載の画像表示制御装置。
  11. 前記複数の上位画像のそれぞれに対応する機能とは、当該上位画像に対応する上位領域の配下下位領域を、前記画像表示装置に拡大表示させる機能であることを特徴とする請求項10に記載の画像表示制御装置。
  12. 前記機能実現処理手段は、前記指示部分特定手段が特定した前記指示部分が前記一点より基準距離以内にある場合、前記複数の上位画像のうち最も前記指示部分に近い上位画像に対応する機能を実現し、当該指示部分が前記一点から前記基準距離より離れている場合、前記複数の下位画像のうち最も前記指示部分に近い下位画像に対応する機能を実現することを特徴とする請求項10または11に記載の画像表示制御装置。
  13. 前記複数の下位画像のうち、1つの下位画像(以下、特定下位画像という)は、文字列を構成するために、複数種類の文字を前記文字列に追加する機能に対応し、
    前記機能実現処理手段は、前記特定下位画像に対応する機能を実現することによりある文字列(以下、中途文字列という)を構成し、さらに前記特定下位画像以外の下位画像に対応する機能を実現した後、前記指示部分特定手段が特定した前記指示部分に基づいて前記特定下位画像を特定すると、文字を前記中途文字列に追加することを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1つに記載の画像表示制御装置。
  14. 前記画像表示装置は、車両に搭載されるものであり、当該画像表示装置の表示画面に表示される複数の上位画像及び複数の下位画像の内、車両が走行中であるときに、ユーザによる指示操作が禁止される機能に対応する操作禁止画像が予め定められており、
    前記表示制御手段は、前記操作禁止画像に該当する画像の表示態様を、ユーザによる指示操作に応じて実現可能な機能に対応する操作許可画像とは異ならせることを特徴とする請求項1ないし13のいずれか1つに記載の画像表示制御装置。
  15. 前記表示態様を異ならせることには、前記操作禁止画像に該当する画像の表示を消去することを含むことを特徴とする請求項14に記載の画像表示制御装置。
  16. 前記操作装置として、ユーザの手を用いた指示操作を受け付ける第1の操作装置と、ユーザの音声による指示操作を受け付ける第2の操作装置とを含む場合、前記第1の操作装置が指示操作に用いられるときと、前記第2の操作装置が指示操作に用いられるときとでは、前記操作禁止画像が異なることを特徴とする請求項14または15に記載の画像表示制御装置。
  17. 前記画像表示装置には、車両の周囲の様子を撮像する撮像手段からの画像を表示することが可能であって、
    前記操作装置として、ユーザの音声による指示操作を受け付ける第2の操作装置を備える場合、前記画像表示装置に前記撮像手段からの画像が表示されている間も、第2の操作装置によってユーザの指示操作は受け付けられ、前記指示部分特定手段は、上位画像及び下位画像の中で、ユーザの指示操作に該当する画像を特定し、前記機能実現処理手段は、特定された画像に対応する機能を実現するものであって、
    前記画像表示装置における前記撮像手段からの画像の表示が終了して、前記機能に対応付けられた複数画像の表示が行なわれるとき、前記画像表示装置には、その時点までの指示操作を反映した画面が表示されることを特徴とする請求項10ないし12のいずれか1つに記載の画像表示制御装置。
  18. 複数の画像(以下、それぞれ上位画像という)を画像表示装置の表示画面内の複数の部分領域(以下、それぞれ上位領域という)に表示させ、かつ複数の画像(以下、それぞれ中位画像という)を前記表示画面内の複数の部分領域(以下、それぞれ中位領域という)に表示させ、かつ複数の画像(以下、下位画像という)を前記表示画面内の複数の部分領域(以下、それぞれ下位領域という)に表示させる表示制御手段と、
    操作装置に対するユーザの操作に基づいて、前記表示画面内で指し示されている部分(以下、指示部分という)を特定する指示部分特定手段と、
    前記複数の下位画像のうち、前記指示部分特定手段が特定した指示部分に基づく下位画像に対応する機能を実現するための処理を行う機能実現処理手段と、を備え、
    前記複数の下位領域は、前記表示画面中の一点を中心とする複数の角度範囲(以下、それぞれ上位角度範囲という)のいずれかに含まれる複数の角度範囲(以下、それぞれ中位角度範囲という)のいずれかに含まれる複数の角度範囲(以下、それぞれ下位角度範囲という)に1対1の対応で収まる複数の領域であり、
    前記複数の中位領域は、前記複数の中位角度範囲に1対1の対応で収まる複数の領域であり、さらに前記複数の中位領域のそれぞれは、前記複数の下位領域のうち当該中位領域に対応する中位角度範囲に収まる複数の下位領域(以下、ぞれぞれ配下下位領域という)よりも前記一点に近い領域であり、
    前記複数の上位領域は、前記複数の上位角度範囲に1対1の対応で収まる複数の領域であり、さらに前記複数の上位領域のそれぞれは、前記複数の中位領域のうち当該上位領域に対応する上位角度範囲に収まる複数の中位領域(以下、ぞれぞれ配下中位領域という)よりも前記一点に近い領域であり、
    前記複数の中位画像のそれぞれは、当該中位画像に対応する中位領域の複数の配下下位領域に対応付けられた機能を代表的に表す画像であり、
    前記複数の上位画像のそれぞれは、当該上位画像に対応する上位領域の複数の配下中位領域のさらに複数の配下下位領域に対応付けられた機能を代表的に表す画像であることを特徴とする画像表示制御装置。
  19. 複数のメニュー画像を画像表示装置の表示画面内の複数の部分領域に表示させる表示制御手段と、
    操作装置に対するユーザの操作に基づいて、前記表示画面内の部分(以下、指示部分という)が第1の方法で指し示されていることを特定し、また、前記指示部分が前記第1の方法に続く第2の方法で指し示されていることを特定する指示部分特定手段と、
    前記指示部分特定手段が前記第2の方法で前記指示部分が特定されていることを検出したことに基づいて、前記複数のメニュー画像のうち、前記指示部分の位置に基づいて決まる1つのメニュー画像に対応する機能を実現するための処理を行う機能実現処理手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、前記指示部分特定手段が前記第1の方法で前記指示部分が特定されていることを検出したことに基づいて、前記指示部分の位置に基づく拡大率で、前記複数のメニュー画像のうち、前記位置の近傍にある一部を拡大表示させることを特徴とする画像表示制御装置。
  20. 前記第1の方法で前記指示部分が指し示されており、かつ前記指示部分が複数のメニュー画像に跨る場合、前記表示制御手段は、前記指示部分が跨る複数のメニュー画面を拡大表示させることを特徴とする請求項19に記載の画像表示制御装置。
  21. 複数のメニュー画像を、それらメニュー画像の背景の画像(以下、背景画像という)と共に、画像表示装置の表示画面内の複数の部分領域に表示させる表示制御手段と、
    操作装置に対するユーザの操作に基づいて、前記表示画面内の部分(以下、指示部分という)が第1の方法で指し示されていることを特定し、また、前記指示部分が前記第1の方法に続く第2の方法で指し示されていることを特定する指示部分特定手段と、
    前記指示部分特定手段が前記第2の方法で前記指示部分が特定されていることを検出したことに基づいて、前記複数のメニュー画像のうち、前記指示部分の位置に基づいて決まる1つのメニュー画像に対応する機能を実現するための処理を行う機能実現処理手段と、
    前記指示部分特定手段が前記第1の方法で前記指示部分が特定されていることを検出したことに基づいて、前記表示制御手段による表示における、前記背景画像の内容を、前記1つのメニュー画像の機能に関連した内容に切り替える背景画像制御手段と、を備えた画像表示制御装置。
  22. 複数の画像を画像表示装置の表示画面に表示させる表示制御手段と、
    操作装置に対するユーザの操作に基づいて、前記表示画面内で指し示されている部分(以下、指示部分という)を特定する指示部分特定手段と、
    前記複数の画像のうち、前記指示部分特定手段が特定した指示部分に基づく画像に対応する機能を実現するための処理を行う機能実現処理手段と、
    新たに実現可能となった機能(以下、追加機能という)を検出する追加機能検出手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、前記追加機能検出手段が検出した前記追加機能に対応する画像(以下、追加画像という)を、前記複数の画像に追加して画像表示装置に表示させ、
    前記機能実現処理手段は、前記指示部分特定手段が特定した前記指示部分に基づく画像が前記追加画像であるときに、前記追加機能を実現するための処理を行うことを特徴とする画像表示制御装置。
  23. 複数の画像を画像表示装置の表示画面に表示させる表示制御手段と、
    操作装置に対するユーザの操作に基づいて、前記表示画面内で指し示されている部分(以下、指示部分という)を特定する指示部分特定手段と、
    前記複数の画像のうち、前記指示部分特定手段が特定した指示部分に基づく画像に対応する機能を実現するための処理を行う機能実現処理手段と、を備え、
    前記機能実現処理手段は、実現した機能の履歴を記憶媒体に記録し、
    前記表示制御手段は、前記複数の画像のそれぞれを表示させる際、当該画像に対応する機能に関して前記記憶媒体に記録された前記履歴に基づいて、当該機能が実現された頻度が高いほど、より当該画像を強調した態様で表示させることを特徴とする画像表示制御装置。
  24. 前記操作装置は、ユーザの手を用いた指示操作を受け付ける第1の操作装置と、ユーザの音声による指示操作を受け付ける第2の操作装置とを含み、
    前記機能実現処理手段は、ユーザの手を用いた指示操作によって実現された機能の履歴と、音声による指示操作によって実現された機能の履歴とを別々に記録し、
    前記表示制御手段は、前記第1の操作装置と第2の操作装置のいずれかによってユーザの指示操作がなされるとき、使用される操作装置に対応する履歴に基づいて、実現された頻度が高い機能に対応する画像を強調した態様で前記複数の画像をそれぞれ表示させることを特徴とする請求項23に記載の画像表示制御装置。
  25. 前記操作装置は、ユーザの手を用いた指示操作を受け付ける第1の操作装置と、ユーザの音声による指示操作を受け付ける第2の操作装置とを含み、
    前記機能実現処理手段は、ユーザの手を用いた指示操作によって実現された機能の履歴と、音声による指示操作によって実現された機能の履歴とを別々に記録し、
    前記表示制御手段は、前記別々に記録した履歴に基づいて、ユーザの手を用いた指示操作によって実現された回数の多い機能に対応する画像と、、ユーザの音声による指示操作によって実現された回数の多い機能に対応する画像とを、異なる態様でそれぞれ強調して表示することを特徴とする請求項23に記載の画像表示制御装置。
  26. 二次元座標面中に配置された複数の部分領域にそれぞれ対応する複数の画像を、前記複数の部分領域の配置に相似な配置で、画像表示装置に表示させる表示制御手段と、
    操作装置に対するユーザの操作に基づいて、前記二次元座標面中で指し示されている部分(以下、指示部分という)を特定する指示部分特定手段と、
    前記複数の部分領域のうち、前記指示部分特定手段が特定した指示部分に基づく部分領域(以下、対象領域という)に対応する機能を実現するための処理を行う機能実現処理手段と、を備え、
    前記複数の部分領域のそれぞれは、前記二次元座標面中の一点から張る複数の角度範囲(以下、それぞれ上位角度範囲という)のそれぞれを分割してできる複数の角度範囲(以下、それぞれ下位角度範囲という)のいずれかに収まる領域(以下、下位領域という)であって、
    前記表示制御手段は、前記複数の上位角度範囲のそれぞれについて、当該上位角度範囲に収まる領域であると共に前記複数の下位領域のうち当該上位角度範囲に収まる複数の下位領域(以下、ぞれぞれ配下下位領域という)よりも前記一点に近い領域(以下、上位領域という)に、前記複数の配下下位領域に対応する機能を代表する画像を、前記画像表示装置に表示させることを特徴とする画像表示制御装置。
  27. 前記表示制御手段による表示における、前記複数の下位領域および前記複数の上位領域の配置に対する前記複数の画像の配置の寸法比率を、前記指示部分特定手段が特定した指示部分の位置に基づいて制御する寸法比率制御手段を備えたことを特徴とする請求項26に記載の画像表示制御装置。
  28. 画像表示装置の表示画面内において、上位メニュー階層に属する複数の項目(以下、それぞれ上位メニュー項目という)を第1の円周上に表示させると共に、前記上位メニュー階層の下位階層である下位メニュー階層に属する複数の項目(以下、それぞれ下位メニュー項目という)を、前記第1の円周と同心でありかつ前記第1の円周よりも大きい第2の円周上に表示させる表示制御手段と、
    操作装置に対するユーザの操作に基づいて、前記表示画面内で指し示されている部分(以下、指示部分という)を特定する指示部分特定手段と、
    前記複数の下位メニュー項目のうち、前記指示部分特定手段が特定した指示部分に基づいて決まる1つの下位メニュー項目に対応する機能を実現するための処理を行う機能実現処理手段と、を備え、
    前記複数の下位メニュー項目のそれぞれの、前記第2の円周の中心からの方向が、前記複数の上位メニュー項目のうち当該下位メニュー項目が属する上位メニュー項目の前記中心からの方向に近くなるように、前記複数の上位メニュー項目および前記複数の下位メニュー項目が配置されていることを特徴とする画像表示制御装置。
  29. 画像を画像表示装置の表示画面内に表示させる表示制御手段と、
    操作装置に対するユーザの操作に基づいて、前記表示画面内で指し示されている部分(以下、指示部分という)を特定する指示部分特定手段とを備え、
    前記表示制御手段は、前記指示部分特定手段が特定した前記指示部分の位置に基づく拡大率で、前記画像の前記指示部分およびその周囲を拡大表示させることを特徴とする画像表示制御装置。
  30. 操作装置に対するユーザの操作に基づいて、画像表示装置の表示画面内で指し示されている部分(以下、指示部分という)を特定する指示部分特定手段と、
    前記表示画面内において、上位メニュー階層に属する複数の項目(以下、それぞれ上位メニュー項目という)を、立体的に表示された多面体の各面に表示させるとともに、前記指示部分特定手段によって特定される指示部分が、いずれかの上位メニュー項目に対応するとき、前記多面体の形状を変化させて、その変化後の形状に、選択された上位メニュー項目の下位メニュー階層に属する複数の項目(以下、下位メニュー項目という)を表示させる表示制御手段と、
    前記複数の下位メニュー項目のうち、前記指示部分特定手段が特定した指示部分に基づいて決まる1つの下位メニュー項目に対応する機能を実現するための処理を行う機能実現処理手段とを備えることを特徴とする画像表示制御装置。
  31. 前記表示制御手段は、前記多面体の内面が表示されるように、前記多面体を展開させることによって形状を変化させ、展開された多面体の各面に、下位メニュー項目を表示することを特徴とする請求項30に記載の画像表示制御装置。
  32. 前記多面体は立方体であって、当該立方体は第1の列と、当該第1の列の中央から延びる第2の列とに展開されるものであって、
    前記上位メニュー項目の下位階層には、中位メニュー階層に属する複数の項目(以下、中位メニュー項目という)が設定され、さらに、当該中位メニュー項目の下位階層には、下位メニュー階層に属する複数の下位メニュー項目が設定されており、
    前記第1の列には、中位メニュー項目が表示され、前記第2の列には、前記第1の列の中央に表示された中位メニュー項目に属する下位メニュー項目が表示されることを特徴とする請求項31に記載の画像表示制御装置。
  33. 前記表示制御手段は、前記第1列の中央に位置する中位メニュー項目に属する全ての下位メニュー項目を前記第2列に表示する全表示モードと、前記第1列の中央に位置する中位メニュー項目に属する下位メニュー項目の内、使用頻度の高い下位メニュー項目のみを表示する一部表示モードとを切り換えることを特徴とする請求項32に記載の画像表示制御装置。
  34. 前記表示制御手段は、前記上位メニュー項目が表示された多面体とは異なる形状の別多面体へ表示を切り替えることにより、多面体の形状を変化させ、前記別多面体の各面に下位メニュー項目を表示することを特徴とする請求項30に記載の画像表示制御装置。
  35. 前記表示制御手段は、前記上位メニュー項目が表示された多面体とは異なる形状の別多面体へ表示を切り替える際に、前記多面体を展開させ、その内部から前記別多面体が現れるように表示を変化させることを特徴とする請求項34に記載の画像表示制御装置。
  36. 複数の画像(以下、それぞれ上位画像という)を画像表示装置の表示画面内の複数の部分領域(以下、それぞれ上位領域という)に表示させると共に、複数の画像(以下、それぞれ下位画像という)を前記表示画面内の複数の部分領域(以下、それぞれ下位領域という)に表示させる表示制御手段、
    操作装置に対するユーザの操作に基づいて、前記表示画面内で指し示されている部分(以下、指示部分という)を特定する指示部分特定手段、および
    前記複数の下位画像のうち、前記指示部分特定手段が特定した指示部分に基づいて決まる下位画像に対応する機能を実現するための処理を行う機能実現処理手段、として、コンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記複数の下位領域は、前記表示画面中の一点から張る複数の角度範囲(以下、それぞれ上位角度範囲という)のいずれかに含まれる複数の角度範囲(以下、それぞれ下位角度範囲という)に1対1の対応で収まる複数の領域であり、
    前記複数の上位領域は、前記複数の上位角度範囲に1対1の対応で収まる複数の領域であり、さらに前記複数の上位領域のそれぞれは、前記複数の下位領域のうち当該上位領域に対応する上位角度範囲に収まる複数の下位領域(以下、ぞれぞれ配下下位領域という)よりも前記一点に近い領域であり、
    前記複数の上位画像のそれぞれは、当該上位画像に対応する上位領域の配下下位領域に対応付けられた機能を代表的に表す画像であることを特徴とするプログラム。
  37. 複数の画像(以下、それぞれ上位画像という)を画像表示装置の表示画面内の複数の部分領域(以下、それぞれ上位領域という)に表示させ、かつ複数の画像(以下、それぞれ中位画像という)を前記表示画面内の複数の部分領域(以下、それぞれ中位領域という)に表示させ、かつ複数の画像(以下、下位画像という)を前記表示画面内の複数の部分領域(以下、それぞれ下位領域という)に表示させる表示制御手段、
    操作装置に対するユーザの操作に基づいて、前記表示画面内で指し示されている部分(以下、指示部分という)を特定する指示部分特定手段、および
    前記複数の下位画像のうち、前記指示部分特定手段が特定した指示部分に基づく下位画像に対応する機能を実現するための処理を行う機能実現処理手段として、コンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記複数の下位領域は、前記表示画面中の一点を中心とする複数の角度範囲(以下、それぞれ上位角度範囲という)のそれぞれに含まれる複数の角度範囲(以下、それぞれ中位角度範囲という)のそれぞれに含まれる複数の角度範囲(以下、それぞれ下位角度範囲という)に1対1の対応で収まる複数の領域であり、
    前記複数の中位領域は、前記複数の中位角度範囲に1対1の対応で収まる複数の領域であり、さらに前記複数の中位領域のそれぞれは、前記複数の下位領域のうち当該中位領域に対応する中位角度範囲に収まる複数の下位領域(以下、ぞれぞれ配下下位領域という)よりも前記一点に近い領域であり、
    前記複数の上位領域は、前記複数の上位角度範囲に1対1の対応で収まる複数の領域であり、さらに前記複数の上位領域のそれぞれは、前記複数の中位領域のうち当該上位領域に対応する上位角度範囲に収まる複数の中位領域(以下、ぞれぞれ配下中位領域という)よりも前記一点に近い領域であり、
    前記複数の中位画像のそれぞれは、当該中位画像に対応する中位領域の複数の配下下位領域に対応付けられた機能を代表的に表す画像であり、
    前記複数の上位画像のそれぞれは、当該上位画像に対応する上位領域の複数の配下中位領域のさらに複数の配下下位領域に対応付けられた機能を代表的に表す画像であることを特徴とするプログラム。
  38. 複数のメニュー画像を画像表示装置の表示画面内の複数の部分領域に表示させる表示制御手段、
    操作装置に対するユーザの操作に基づいて、前記表示画面内の部分(以下、指示部分という)が第1の方法で指し示されていることを特定し、また、前記指示部分が前記第1の方法に続く第2の方法で指し示されていることを特定する指示部分特定手段、および、
    前記指示部分特定手段が前記第2の方法で前記指示部分が特定されていることを検出したことに基づいて、前記複数のメニュー画像のうち、前記指示部分の位置に基づいて決まる1つのメニュー画像に対応する機能を実現するための処理を行う機能実現処理手段として、コンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記表示制御手段は、前記指示部分特定手段が前記第1の方法で前記指示部分が特定されていることを検出したことに基づいて、前記指示部分の位置に基づく拡大率で、前記複数のメニュー画像のうち、前記位置の近傍にある一部を拡大表示させることを特徴とするプログラム。
  39. 複数のメニュー画像を、それらメニュー画像の背景の画像(以下、背景画像という)と共に、画像表示装置の表示画面内の複数の部分領域に表示させる表示制御手段、
    操作装置に対するユーザの操作に基づいて、前記表示画面内の部分(以下、指示部分という)が第1の方法で指し示されていることを特定し、また、前記指示部分が前記第1の方法に続く第2の方法で指し示されていることを特定する指示部分特定手段、
    前記指示部分特定手段が前記第2の方法で前記指示部分が特定されていることを検出したことに基づいて、前記複数のメニュー画像のうち、前記指示部分の位置に基づいて決まる1つのメニュー画像に対応する機能を実現するための処理を行う機能実現処理手段、および、
    前記指示部分特定手段が前記第1の方法で前記指示部分が特定されていることを検出したことに基づいて、前記表示制御手段による表示における、前記背景画像の内容を、前記1つのメニュー画像の機能に関連した内容に切り替える背景画像制御手段として、コンピュータを機能させるプログラム。
  40. 複数の画像を画像表示装置の表示画面に表示させる表示制御手段、
    操作装置に対するユーザの操作に基づいて、前記表示画面内で指し示されている部分(以下、指示部分という)を特定する指示部分特定手段、
    前記複数の画像のうち、前記指示部分特定手段が特定した指示部分に基づく画像に対応する機能を実現するための処理を行う機能実現処理手段、および
    新たに実現可能となった機能(以下、追加機能という)を検出する追加機能検出手段、として、コンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記表示制御手段は、前記追加機能検出手段が検出した前記追加機能に対応する画像(以下、追加画像という)を、前記複数の画像に追加して画像表示装置に表示させ、
    前記機能実現処理手段は、前記指示部分特定手段が特定した前記指示部分に基づく画像が前記追加画像であるときに、前記追加機能を実現するための処理を行うことを特徴とするプログラム。
  41. 複数の画像を画像表示装置の表示画面に表示させる表示制御手段、
    操作装置に対するユーザの操作に基づいて、前記表示画面内で指し示されている部分(以下、指示部分という)を特定する指示部分特定手段、および
    前記複数の画像のうち、前記指示部分特定手段が特定した指示部分に基づく画像に対応する機能を実現するための処理を行う機能実現処理手段、として、コンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記機能実現処理手段は、実現した機能の履歴を記憶媒体に記録し、
    前記表示制御手段は、前記複数の画像のそれぞれを表示させる際、当該画像に対応する機能に関して前記記憶媒体に記録された前記履歴に基づいて、当該機能が実現された頻度が高いほど、より当該画像を強調した態様で表示させることを特徴とするプログラム。
  42. 二次元座標面中に配置された複数の部分領域にそれぞれ対応する複数の画像を、前記複数の部分領域の配置に相似な配置で、画像表示装置に表示させる表示制御手段、
    操作装置に対するユーザの操作に基づいて、前記二次元座標面中で指し示されている部分(以下、指示部分という)を特定する指示部分特定手段、および、
    前記複数の部分領域のうち、前記指示部分特定手段が特定した指示部分に基づく部分領域(以下、対象領域という)に対応する機能を実現するための処理を行う機能実現処理手段、として、コンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記複数の部分領域のそれぞれは、前記二次元座標面中の一点から張る複数の角度範囲(以下、それぞれ上位角度範囲という)のそれぞれを分割してできる複数の角度範囲(以下、それぞれ下位角度範囲という)のいずれかに収まる領域(以下、下位領域という)であって、
    前記表示制御手段は、前記複数の上位角度範囲のそれぞれについて、当該上位角度範囲に収まる領域であると共に前記複数の下位領域のうち当該上位角度範囲に収まる複数の下位領域(以下、ぞれぞれ配下下位領域という)よりも前記一点に近い領域(以下、上位領域という)に、前記複数の配下下位領域に対応する機能を代表する画像を、前記画像表示装置に表示させることを特徴とするプログラム。
  43. 画像表示装置の表示画面内において、上位メニュー階層に属する複数の項目(以下、それぞれ上位メニュー項目という)を第1の円周上に表示させると共に、前記上位メニュー階層の下位階層である下位メニュー階層に属する複数の項目(以下、それぞれ下位メニュー項目という)を、前記第1の円周と同心でありかつ前記第1の円周よりも大きい第2の円周上に表示させる表示制御手段、
    操作装置に対するユーザの操作に基づいて、前記表示画面内で指し示されている部分(以下、指示部分という)を特定する指示部分特定手段、および
    前記複数の下位メニュー項目のうち、前記指示部分特定手段が特定した指示部分に基づいて決まる1つの下位メニュー項目に対応する機能を実現するための処理を行う機能実現処理手段、として、コンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記複数の下位項目のそれぞれは、前記複数の上位項目のうち当該下位項目が属する上位項目の位置に対応する位置に配置されていることを特徴とするプログラム。
  44. 操作装置に対するユーザの操作に基づいて、画像表示装置の表示画面内で指し示されている部分(以下、指示部分という)を特定する指示部分特定手段、および、
    前記指示部分特定手段が特定した前記指示部分の位置に基づく拡大率で、前記表示画面内の画像の前記指示部分およびその周囲を拡大表示させる表示制御手段として、コンピュータを機能させるプログラム。
  45. 操作装置に対するユーザの操作に基づいて、画像表示装置の表示画面内で指し示されている部分(以下、指示部分という)を特定する指示部分特定手段、
    前記表示画面内において、上位メニュー階層に属する複数の項目(以下、それぞれ上位メニュー項目という)を、立体的に表示された多面体の各面に表示させるとともに、前記指示部分特定手段によって特定される指示部分が、いずれかの上位メニュー項目に対応するとき、前記多面体の形状を変化させて、選択された上位メニュー項目の下位メニュー階層に属する複数の項目(以下、下位メニュー項目という)を表示させる表示制御手段、および
    前記複数の下位メニュー項目のうち、前記指示部分特定手段が特定した指示部分に基づいて決まる1つの下位メニュー項目に対応する機能を実現するための処理を行う機能実現処理手段として、コンピュータを機能させるプログラム。
  46. 前記表示制御手段は、前記多面体の内面が表示されるように、前記多面体を展開させることによって形状を変化させ、展開された多面体の各面に、下位メニュー項目を表示することを特徴とする請求項45に記載のプログラム。
  47. 前記表示制御手段は、前記上位メニュー項目が表示された多面体とは異なる形状の別多面体へ表示を切り替えることにより、多面体の形状を変化させ、前記別多面体の各面に下位メニュー項目を表示することを特徴とする請求項45に記載のプログラム。
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