JP2007280033A - コンテンツ再生装置、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】表示領域を小さくしなくとも、消費電力を抑えてコンテンツの再生を長時間行うことが可能な電池駆動のコンテンツ再生装置を提供する。
【解決手段】コンテンツを蓄積するコンテンツ蓄積手段18と、コンテンツ蓄積手段18に蓄積されたコンテンツを再生するコンテンツ再生手段11と、コンテンツ再生装置1の駆動に用いる電池19の残量を取得する電池残量取得手段14と、電池残量取得手段14で取得された電池残量が所定残量より小さいとき、コンテンツ再生手段11で再生対象となるコンテンツを、コンテンツ蓄積手段18で蓄積されたコンテンツの中から抽出するコンテンツ抽出手段13とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】コンテンツを蓄積するコンテンツ蓄積手段18と、コンテンツ蓄積手段18に蓄積されたコンテンツを再生するコンテンツ再生手段11と、コンテンツ再生装置1の駆動に用いる電池19の残量を取得する電池残量取得手段14と、電池残量取得手段14で取得された電池残量が所定残量より小さいとき、コンテンツ再生手段11で再生対象となるコンテンツを、コンテンツ蓄積手段18で蓄積されたコンテンツの中から抽出するコンテンツ抽出手段13とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、コンテンツ再生装置、プログラム、及び記録媒体に関する。
従来から、映画,ニュース番組,ドラマ,スポーツ番組,音楽番組などのコンテンツが、テレビ放送やラジオ放送によって配信或いはビデオカセットテープ,DVD(Digital Versatile Disc),CD(Compact Disc)等の記録媒体で配布されている。近年は、配信する放送形態も増え、流通する記録媒体の種類や容量も増えてきており、大容量のコンテンツも視聴者に届くようになってきている。さらに、昨今の情報処理機器及びネットワーク技術の進展により、ネットワークを介した通信によっても視聴者にコンテンツが配信されている。
また、視聴者がコンテンツを視聴するために、様々なコンテンツ再生装置が流通している。そして、視聴者によるコンテンツの視聴方法は、コンテンツの種別やコンテンツ再生装置の種類などによって異なり、例えば、放送を受信して直接出力すること、放送を受信して巻戻し再生可能なよう録画再生すること、記録媒体を装着して記録媒体を読み取って再生すること、ネットワーク経由の配信元サーバから直接出力すること、及び、配信元サーバから一部又は全部ダウンロードして記憶し記憶場所から読み出して再生すること、などにより視聴される。
そして、近年、ユーザの視聴したいコンテンツを記録して持ち運び、そのコンテンツを再生することが可能な携帯型の音楽プレーヤやAV(オーディオビジュアル)プレーヤが流通し、その記憶容量の増大に伴って、多数のコンテンツの格納が可能となってきている。
このような携帯型のコンテンツ再生装置は、乾電池や蓄電池(バッテリ)によって駆動するが、当然、充電式であっても持ち運ぶ際の電池の容量には限りがあり、消費電力を抑えることは重要な課題となっている。また、携帯型に限らず、電池で駆動するコンテンツ再生装置には、同じ課題がある。
特許文献1には、電池の残量が少ないときに、LCD(液晶ディスプレイ)上の情報を表示する領域を小さくすることで、消費電力を抑えるようにする技術が開示されている。
特開2003−23490号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、電池容量が少なくなったときに表示領域が小さくなってユーザにとっては不便である。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みて成されたものであり、表示領域を小さくしなくとも、消費電力を抑えてコンテンツの再生を長時間行うことが可能な電池駆動のコンテンツ再生装置、その装置に組み込むためのプログラム、及び、そのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、を提供することをその目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、コンテンツを再生するコンテンツ再生装置において、コンテンツを蓄積するコンテンツ蓄積手段と、該コンテンツ蓄積手段に蓄積されたコンテンツを再生するコンテンツ再生手段と、当該コンテンツ再生装置の駆動に用いる電池の残量を取得する電池残量取得手段と、該電池残量取得手段で取得された電池残量が所定残量より小さいとき、前記コンテンツ再生手段で再生対象となるコンテンツを、前記コンテンツ蓄積手段で蓄積されたコンテンツの中から抽出するコンテンツ抽出手段とを備えたことを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記コンテンツ抽出手段は、前記電池残量取得手段で取得された電池残量が前記所定残量より小さいとき、前記コンテンツ再生手段で再生対象となるコンテンツとして、当該コンテンツ再生装置の制御クロックが所定の制御クロックより低く再生可能なコンテンツを、前記コンテンツ蓄積手段で蓄積されたコンテンツの中から抽出することを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1の技術手段において、前記コンテンツ抽出手段は、前記電池残量取得手段で取得された電池残量が前記所定残量より小さいとき、前記コンテンツ再生手段で再生対象となるコンテンツとして、所定の再生レートより低いコンテンツを、前記コンテンツ蓄積手段で蓄積されたコンテンツの中から抽出することを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第2の技術手段において、前記コンテンツ抽出手段は、前記所定残量及び前記所定の制御クロックの複数の組みに対して、前記抽出を実行することを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第3の技術手段において、前記コンテンツ抽出手段は、前記所定残量及び前記所定の再生レートの複数の組みに対して、前記抽出を実行することを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第1乃至第5のいずれかの技術手段において、前記所定残量を、ユーザに設定入力させる残量入力設定手段を備えたことを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第1乃至第6のいずれかの技術手段において、前記所定残量を、日時情報と前記電池残量取得手段での電池残量の取得結果とに基づき算出し、該算出した値に設定する残量自動設定手段を備えたことを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第1乃至第7のいずれかの技術手段において、前記電池残量取得手段で取得された電池残量が所定残量より小さいとき、当該コンテンツ再生装置を通常の消費電力を用いる通常モードと通常より少ない電力を用いる省電力モードとを切り替えて制御するモード切替手段を備え、前記コンテンツ抽出手段は、前記モード切替手段で前記省電力モードに切り替えられたとき、前記コンテンツ再生手段で再生対象となるコンテンツを、前記コンテンツ蓄積手段で蓄積されたコンテンツの中から抽出することを特徴としたものである。
第9の技術手段は、コンテンツを再生するコンテンツ再生装置において、コンテンツを蓄積するコンテンツ蓄積手段と、該コンテンツ蓄積手段に蓄積されたコンテンツを再生するコンテンツ再生手段と、当該コンテンツ再生装置を通常の消費電力を用いる通常モードと通常より少ない電力を用いる省電力モードとを切り替えて制御するモード切替手段と、該モード切替手段で前記省電力モードに切り替えられたとき、前記コンテンツ再生手段で再生対象となるコンテンツを、前記コンテンツ蓄積手段で蓄積されたコンテンツの中から抽出するコンテンツ抽出手段とを備えたことを特徴としたものである。
第10の技術手段は、第9の技術手段において、前記コンテンツ抽出手段は、前記モード切替手段で前記省電力モードに切り替えられたとき、前記コンテンツ再生手段で再生対象となるコンテンツとして、当該コンテンツ再生装置の制御クロックが所定の制御クロックより低く再生可能なコンテンツを、前記コンテンツ蓄積手段で蓄積されたコンテンツの中から抽出することを特徴としたものである。
第11の技術手段は、第9の技術手段において、前記コンテンツ抽出手段は、前記モード切替手段で前記省電力モードに切り替えられたとき、前記コンテンツ再生手段で再生対象となるコンテンツとして、所定の再生レートより低いコンテンツを、前記コンテンツ蓄積手段で蓄積されたコンテンツの中から抽出することを特徴としたものである。
第12の技術手段は、第1乃至第11のいずれかの技術手段において、前記コンテンツ抽出手段で抽出された再生対象コンテンツの中から、前記コンテンツ再生手段で実際に再生させるコンテンツをユーザに選択させる再生コンテンツ選択手段を備えたことを特徴としたものである。
第13の技術手段は、第1乃至第12のいずれかの技術手段において、前記コンテンツ蓄積手段に蓄積するためのコンテンツを外部機器から入力する外部入力手段を備え、該外部入力手段は、所定のコンテンツの入力が指定されたとき、該所定のコンテンツのより低い再生レートのものを外部機器に要求する手段を有し、該要求により前記所定のコンテンツだけでなく、より低い再生レートのコンテンツの入力も行うことを特徴としたものである。
第14の技術手段は、第1乃至第12のいずれかの技術手段において、前記コンテンツ蓄積手段に蓄積するためのコンテンツを外部機器から入力する外部入力手段を備え、該外部入力手段は、所定のコンテンツの入力が指定されたとき、該所定のコンテンツのより低い再生レートのものを生成する手段を有し、該生成により前記所定のコンテンツだけでなく、より低い再生レートのコンテンツの入力も行うことを特徴としたものである。
第15の技術手段は、第1乃至第14のいずれかの技術手段におけるコンテンツ再生装置に組み込み、該コンテンツ再生装置の演算処理装置を、前記コンテンツ抽出手段として機能させるためのプログラムである。
第16の技術手段は、第15の技術手段におけるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明によれば、電池駆動のコンテンツ再生装置において、表示領域を小さくしなくとも、消費電力を抑えてコンテンツの再生を長時間行うことが可能となる。
本発明に係るコンテンツ再生装置は、蓄積されたコンテンツを再生し、ユーザに視聴させる電池駆動の視聴端末装置である。一般的に、電池で駆動可能なものは携帯型である場合が多い。本発明に係るコンテンツ再生装置としては、携帯型の音楽プレーヤ,携帯型の動画プレーヤ,DVDプレーヤ,CDプレーヤ,電子ブック再生装置,携帯電話など、様々なコンテンツ再生機器或いはコンテンツ記録再生機器に適用可能である。さらに、本発明に係るコンテンツ再生装置は、テレビ放送受信機能をもった携帯型のテレビジョン受像機であってもコンテンツを蓄積可能であれば適用でき、さらに、コンテンツ記録再生プログラム,ビデオカード(ビデオアダプタともいう),サウンドボード等のモジュールを内蔵し、表示装置(表示モニタ)及びスピーカを備えたパーソナルコンピュータ(以下、PCと略す)などにも適用できる。
また、本発明で取り扱うコンテンツとしては、デジタル放送されたコンテンツ、ネットワーク配信された静止画コンテンツの集まりや動画コンテンツ、デジタル記録されたコンテンツ等のデジタルコンテンツだけでなく、アナログ放送されたコンテンツやアナログ記録されたコンテンツ等のアナログコンテンツであっても、さらにはデジタル又はアナログの音声コンテンツであってもよい。
図1は、本発明の一実施形態に係るコンテンツ再生装置の一構成例を示す図で、図中、1はコンテンツ再生装置、10は外部入力手段、11はコンテンツ再生手段、12は再生コンテンツ選択手段、13はコンテンツ抽出手段、14は電池残量取得手段、15は残量自動設定手段、16は残量入力設定手段、17はモード切替手段、18はコンテンツ蓄積手段、19は電池、20は時計である。
本発明に係るコンテンツ再生装置1は、電池19で駆動する装置であり、コンテンツ蓄積手段18、コンテンツ再生手段11、電池残量取得手段14、及びコンテンツ抽出手段13を備える。以下、コンテンツ再生装置1が携帯型であることを前提として説明するが、設置型であってもよい。
コンテンツ蓄積手段18は、コンテンツを蓄積する手段であり、例えばUSBメモリやDVD,CD等の可搬記録媒体やHD等の固定式記録媒体とその読み出し装置(及び書き込み装置)でなり、コンテンツ再生装置1の本体から取り外し可能であってもよい。なお、本発明に係るコンテンツ再生装置1は、コンテンツ蓄積手段18を記録(書き込み)処理も可能に備えることで、コンテンツ記録再生装置となる。
また、蓄積するコンテンツは、ユーザの操作によって追加することができ、そのためコンテンツ再生装置1には、コンテンツを外部機器から入力する外部入力手段10を備え、外部入力手段10から入力されたコンテンツをコンテンツ蓄積手段18に蓄積可能としておくことが好ましい。外部入力手段10は、PCなどと接続するための接続端子及び入力インターフェース等でなり、放送コンテンツを受信する放送受信手段やネットワーク配信されたコンテンツを受信するコンテンツ受信手段などを備えておいてもよい。
コンテンツ再生手段11は、コンテンツ蓄積手段18に蓄積されたコンテンツを、表示モニタ,テレビ等の表示装置及び/又はスピーカ等の音声出力手段にて再生する。コンテンツ再生手段11としては、コンテンツの再生自体を行うだけではなく、例えば、コンテンツ蓄積手段18に蓄積されたコンテンツの中から視聴したいコンテンツをユーザ選択させるためのグラフィカルユーザインターフェース(GUI)、及びそれを表示装置に表示するための演算処理装置等の制御部を備えておくとよい。
電池残量取得手段14は、コンテンツ再生装置1の駆動に用いる電池19の残量を取得する。電池残量取得手段14は、例えば、電池19の残量を電池電圧を検出する回路を設けるなどして、その検出結果を取得するようにしておけばよい。
本発明の主たる特徴であるコンテンツ抽出手段13は、電池残量取得手段14で取得された電池残量が所定残量(或る閾値)より小さいとき、コンテンツ再生手段11で再生対象となるコンテンツを、コンテンツ蓄積手段18で蓄積されたコンテンツの中から抽出する。このように、コンテンツ抽出手段13は、電池19の残量に応じてコンテンツを抽出し、コンテンツ再生手段11での再生対象とする。また、ここでの抽出の基準は、基本的にそのコンテンツを再生すると他のコンテンツを再生するときよりも省電力となるような所定の基準とすればよく、その例については制御クロックや再生レートを挙げて後述する。
以上、本発明によれば、電池駆動のコンテンツ再生装置において、表示領域を小さくしなくとも、消費電力を抑えてコンテンツの再生を長時間行うことが可能となる。なお、上述したDVDプレーヤやCDプレーヤであっても、そのような消費電力が異なる複数のコンテンツが記録媒体に格納されていれば、本発明を適用可能である。
また、本発明の他の実施形態として、コンテンツ抽出手段13は、コンテンツ再生装置1の制御クロックが低くても再生できるコンテンツを抽出するようにしてもよい。そのため、本実施形態におけるコンテンツ抽出手段13は、電池残量取得手段14で取得された電池残量が所定残量より小さいとき、コンテンツ再生手段11で再生対象となるコンテンツとして、コンテンツ再生装置1の制御クロックが所定の制御クロックより低い場合でも再生可能なコンテンツを、コンテンツ蓄積手段18で蓄積されたコンテンツの中から抽出する。
本実施形態では、このように制御クロックで抽出基準を決めておき、電池残量が少ないとき、コンテンツ再生装置1における演算処理装置(CPU等)の処理能力(制御クロック)を抑えても(すなわちクロック周波数が小さくても)再生処理が可能なコンテンツのみを選択して再生する。この際、演算処理装置の能力を抑えることで、演算処理装置の消費電力を抑えることができる。このように、最小限のクロックでコンテンツを再生することで、電力消費を抑え、電池残量が少ないときでも長時間、コンテンツを再生し続けることができる。
実際、CPUには、クロックを設定できるようなものもあり、クロックを小さくすることで消費電力を抑えられる。この設定は、CPUに再設定の値を書き込んで変更するとよい。例えば、最高1GHzまで設定可能なCPUを、通常1GHzで制御されているものを、コンテンツ再生手段11では抽出されたコンテンツに対しては200MHzに変更して再生を行うなどすればよい。
また、本発明の他の実施形態として、コンテンツ抽出手段13は、低い再生レートでも再生できるコンテンツを抽出するようにしてもよい。そのため、本実施形態におけるコンテンツ抽出手段13は、電池残量取得手段14で取得された電池残量が所定残量より小さいとき、コンテンツ再生手段11で再生対象となるコンテンツとして、所定の再生レートより低いコンテンツを、コンテンツ蓄積手段18で蓄積されたコンテンツの中から抽出する。
本実施形態では、このように再生レートで抽出基準を決めておき、電池残量が少ないとき、コンテンツ再生装置1における演算処理装置(CPU等)の処理能力(制御クロック)を抑えても(すなわちクロック周波数が小さくても)再生処理が可能な低ビットレートのコンテンツのみを抽出(選択)して再生する。このように、最小限のクロックで再生可能な低ビットレートのコンテンツを再生することで、電力消費を抑え、電池残量が少ないときでも長時間、コンテンツを再生し続けることができる。
また、本発明の他の実施形態として、コンテンツ抽出手段13は、再生対象コンテンツの抽出を複数レベルで行ってもよい。そのため、本実施形態におけるコンテンツ抽出手段13は、所定残量と、所定の制御クロック(又は所定の再生レート)との複数の組みに対して、抽出を実行するようにする。
例えば、所定残量20,30,40%と制御クロック104,208,416MHzとの複数組みに対して抽出を行う場合には、所定残量20%のとき用に104MHzで再生処理できるコンテンツ群としてコンテンツa〜dが、所定残量30%のとき用に208MHzで再生処理できるコンテンツ群としてコンテンツh〜mが、所定残量40%のとき用に416MHzで再生処理できるコンテンツ群としてコンテンツp〜zが、それぞれ抽出される。
このような各レベルでの抽出によって、コンテンツの抽出処理自体を一度に処理して各レベルのコンテンツリストを作成しておき、電池残量に応じて、コンテンツリストに含まれるコンテンツ群を再生するようにすることができる。また、各レベルに属するコンテンツの数を予め決めておくか、或いは抽出時に決定しておくことで、一度の電池残量取得だけで、消費電力が大きいレベルから小さいレベルの順番に再生していくようなことも可能である。この順番とは、上述の例では、コンテンツp〜z,コンテンツh〜m,コンテンツa〜dの順番となる。また、後述する再生コンテンツ選択手段12によって、レベルに基づくコンテンツ群の選択をユーザに行わせてもよく、例えばどのレベルを選択するのか、或いはその中のどのコンテンツを選択するのかを、ユーザに決定入力させてもよい。
また、上述した所定残量は、固定値に限らず、ユーザ設定又は自動設定を可能としておくことが好ましい。そのため、コンテンツ再生装置1は、ユーザに所定残量を設定入力させる残量入力設定手段16を備えることが好ましい。残量入力設定手段16は、コンテンツ抽出手段13などで保持されている所定残量を変更させるために、ユーザに残り使用可能時間を指定できるようにするものである。コンテンツ抽出手段13は、例えば、「あと○時間もたせる」などと残量入力設定手段16で指定された時間再生できるよう、再生するコンテンツを選択する。このように、電池残量に基づいて、ユーザ指定時間は少なくとも再生できるようにクロック(=消費電力)を落とし、そのクロックで再生できるような或る一定ビットレート以下のコンテンツのみを選択・再生する。
また、上述した所定残量の自動設定(学習設定)を可能とするため、コンテンツ再生装置1は残量自動設定手段15を備えることが好ましい。残量自動設定手段15は、時計20から取得した日時情報と電池残量取得手段14での電池残量の取得結果とに基づき、所定残量を算出して、その算出した値に設定する。例えば、ユーザが毎日決まった行動(コンテンツ再生装置1の使用)を行うときには、その行動パターンを日時情報と電池残量とに基づき割り出し、電池19が1日もつように所定残量を算出設定する。また、残量自動設定手段15は、1日で例示した「どれだけの期間もたせるか」といった情報を、ユーザに設定入力させる手段を有するようにすることが好ましい。ここでは、例えば1日や1週間、5時間といった期間をユーザ入力させる。なお、所定残量を閾値とするのではなく、夕方以降や5時間といった所定時間を閾値とするようなコンテンツ再生装置1であってもよい。
このような所定残量のユーザ設定又は自動設定によって、時計20から時刻情報を取得することで、帰宅するまでコンテンツ再生装置1を利用できるようにするといったことも可能となる。また、自動設定では、ユーザのコンテンツ再生装置1の利用パターン(1日の平均値を算出するなど)から、その日1日(帰宅するまで)利用できるよう、コンテンツを選択するといったことも可能となる。例えば、1日平均4時間、コンテンツ再生装置1を使用しているものとし、その日は既に1時間使用しており、電池残量が通常使用だと2時間しか持たないといった場合でも、3時間もつようにクロック(=消費電力)を落とし、そのクロックで再生できるような、或る一定ビットレート以下のコンテンツのみを選択・再生するとよい。
また、本発明の他の実施形態として、コンテンツ再生装置1にモード切替手段17を備えるようにしてもよい。モード切替手段17は、電池残量取得手段14で取得された電池残量が所定残量より小さいとき、コンテンツ再生装置1を通常の消費電力を用いる通常モードと通常より少ない電力を用いる省電力モード(省エネモード)とを切り替えて制御する。そして、コンテンツ抽出手段13は、電池残量の閾値処理ではなく、モード切替手段17で省電力モードに切り替えられたとき、コンテンツ再生手段11で再生対象となるコンテンツを、コンテンツ蓄積手段18で蓄積されたコンテンツの中から抽出する。
また、本発明の他の実施形態として、電池残量取得手段14の代わりとして、通常の消費電力を用いる通常モードと通常より少ない電力を用いる省電力モードとを切り替えることが可能なモード切替手段17を備えてもよい。本実施形態におけるモード切替手段17は、上述の実施形態のそれと異なり、電池残量取得手段14での閾値処理の結果を必要としない。なお、このモード切替手段17と電池残量取得手段14とは併設しても構わない。本実施形態におけるモード切替手段17は、例えばモード移行ボタンの押下やモバイルモードへの切替等のユーザ操作などによって省エネモードに移行するようにしておけばよい。また、モード切替手段17は、通常のコンテンツ再生装置によく設けられているモード切替を利用してもよく、例えば省電力モードでは表示画面の輝度を落とすなどといった制御がなされるモード切替を利用してもよい。
本実施形態におけるコンテンツ抽出手段13は、モード切替手段17で省電力モードに切り替えられたとき、コンテンツ再生手段11で再生対象となるコンテンツを、コンテンツ蓄積手段18で蓄積されたコンテンツの中から抽出する。ここでの抽出基準も、電池残量取得手段14での閾値処理の結果を利用するものと同様に、コンテンツ再生装置1の制御クロックが所定の制御クロックより低く再生可能なコンテンツを抽出するか、或いは、所定の再生レートより低いコンテンツを抽出することが好ましい。なお、コンテンツ抽出手段13が、省電力のレベルと所定の制御クロック又は所定の再生レートとの複数の組みに対して抽出を実行するよう構成してもよい。
実際、ユーザ設定や他の要因での省電力モードへの移行は、基本的にバッテリ残量が少ないときか、少ない又は足りなくなると想定できるときに実行されるので、そういった場合にも可能な限り長時間コンテンツを再生し続けることが可能なように、コンテンツ抽出手段13で抽出した省電力のコンテンツを再生する。
また、本発明の他の実施形態として、本発明に係るコンテンツ再生装置1は再生コンテンツ選択手段12を備えることが好ましい。再生コンテンツ選択手段12は、コンテンツ抽出手段13で抽出された再生対象コンテンツの中から、コンテンツ再生手段11で実際に再生させるコンテンツをユーザに選択させる手段であり、上述のGUIなどでなる。但し、ここでの再生対象は抽出されたコンテンツとなるので、コンテンツ抽出手段13で抽出したコンテンツに関する情報を表示する手段を有するようにしておくとよい。
また、本発明では、省電力で再生できるコンテンツがコンテンツ蓄積手段18に蓄積されていないと、上手く機能しない。従って、効果的に機能させるためには、コンテンツ抽出手段13で抽出されるコンテンツが無しとならないように、すなわち電池残量が少なくなったときや省電力モードになったときにも再生可能なコンテンツが無しとならないように、ユーザはコンテンツ蓄積手段18にコンテンツを蓄積しておく必要がある。しかしながら、このような蓄積を外部入力手段10から自動的に実行できるようにするとよい。
そのような方法として、どのような再生レートであっても、再生できないコンテンツを無くすようにしておくことが好ましい。そのため、コンテンツ再生装置1にコンテンツを入力する際に、オリジナルと低ビットレートにトランスコードしたものを入力しておくとよい。これにより、電池残量が少ないときや省電力モード時には、低ビットレートのものを省電力再生することができる。
具体的な構成として、外部入力手段10は、所定のコンテンツの入力が指定されたとき、その所定のコンテンツのより低い再生レートのものを外部機器に要求する手段を設けておけばよい。この要求により所定のコンテンツだけでなく、より低い再生レートのコンテンツの入力も行うことが可能となる。なお、所定のコンテンツとより低い再生レートのものとは、元が同一コンテンツであることが好ましいが、単純に、所定数高い再生レートのコンテンツを入力すると、同じ又は別の所定数だけ、低い再生レートのコンテンツを要求して取得するようにしておいてもよい。
その他の具体的な構成として、外部入力手段10は、所定のコンテンツの入力が指定されたとき、その所定のコンテンツのより低い再生レートのものを生成する手段を設けておくとよい。この生成により所定のコンテンツだけでなく、より低い再生レートの同一コンテンツの入力も行うことが可能となる。
以下、図2乃至図8を参照して、上述した各実施形態の一部を適用したコンテンツ再生処理について、より具体的に説明する。
図2は、図1のコンテンツ再生装置の一例として適用可能なコンテンツ再生装置の主要部の構成例を示す図で、図3は、図2のコンテンツ再生装置の外観とハードウェア構成の一例を示す図、図4は、図2の残量・クロックテーブルの一例を示す図、図5は、図2のクロック・ビットレートテーブルの一例を示す図、図6は、図2のコンテンツリストの一例を示す図、図7は、図6のコンテンツリストのうち省電力で再生可能なコンテンツの表示例を示す図、図8は、図2のコンテンツ再生装置における省電力のコンテンツ再生処理の一例を説明するためのフロー図である。
図2乃至図7において、2はコンテンツ再生装置、21は表示部(ディスプレイ)、23はコンテンツ抽出部、24はバッテリ残量取得部、26はユーザ操作部、28はコンテンツ(コンテンツ蓄積部)、29はバッテリ、30は制御部、31は残量・クロックテーブル(残量・クロックテーブル蓄積部)、32はクロック・ビットレートテーブル(クロック・ビットレートテーブル蓄積部)、33はコンテンツリスト(リスト蓄積部)、34は再生可能なコンテンツのリスト、35はリスト34の中身、36は再生可能なコンテンツの表示例、40はバッテリ残量監視部、41はCPU、42はRAM、43はROM、44はHDD、45はバスである。
図2及び図3には、実際の携帯プレーヤ等のコンテンツ再生装置2の構成例を示している。まず、図2を参照すると、コンテンツ再生装置2は、主たる構成要素として、コンテンツ再生手段11の表示出力先となる表示部21、コンテンツ抽出手段13に対応するコンテンツ抽出部23、電池残量取得手段14に対応するバッテリ残量取得部24、コンテンツ蓄積手段18に対応するコンテンツ蓄積部28、及び、電池19に対応するバッテリ29を備える。
コンテンツ抽出部23は、残量・クロックテーブル31、クロック・ビットレートテーブル32、コンテンツリスト33、及びそれらを制御する制御部30で構成される。ここで制御部30は、その他、バッテリ残量取得部24、表示部21、及びコンテンツ蓄積部28に対する制御も行う。バッテリ残量取得部24は、バッテリ29の残量を電圧を監視するなどして監視するバッテリ残量監視部40を有する。
図3を参照すると、コンテンツ再生装置2は、表示部21の周りを筐体で覆い、筐体の一部にユーザ操作部26が配設されてなる。そして、筐体の内部には、点線で図示したCPU41、RAM42、書き換え可能ROM43、及びHDD44、さらには他の入出力インターフェースなどが、バス45で接続されてなる。
CPU41は、制御部30及びバッテリ残量監視部40に相当する。但し、ROM43に制御プログラム及びバッテリ残量監視プログラムを格納しておき、CPU41からRAM42にそれらプログラムを読み出すことで実行するようにしてもよい。フラッシュメモリ等の書き換え可能ROM43等のメモリ或いはHDD44には、残量・クロックテーブル31及びクロック・ビットレートテーブル32やコンテンツ28及びコンテンツリスト33を格納しておき、作業時にRAM42に読み込んでおくとよい。以下の説明では処理時を考慮して、残量・クロックテーブル31及びクロック・ビットレートテーブル32がRAM42に格納されているものとする。なお、ROM43はその記録内容によっては書き換え可能でなくてもよい。
残量・クロックテーブル31は、図4で例示するようにバッテリ残量と最大クロックとの関係を記述したテーブルである。図4では、例えば、0〜100mAHだけバッテリ残量があった場合、最大クロックは104MHzであること、また501〜1100mAHだけバッテリ残量があった場合、最大クロックは416MHzであることを示している。このように残量・クロックテーブル31では、バッテリ残量が少なくなる毎に、最大クロック周波数を小さく設定している。
クロック・ビットレートテーブル32は、図5で例示するようにクロックと再生レート(ビットレート)の上限値との関係を記述したテーブルである。図5では、例えば、クロックが104MHzに対して上限のビットレートが64kbpsであること、クロックが416MHzに対して上限のビットレートが320kbpsであることを示している。このようにクロック・ビットレートテーブル32では、クロック周波数が少なくなる毎に、ビットレートの上限値を小さく設定している。
コンテンツリスト33は、図6で例示するように、コンテンツ名、ビットレート、クロック、及び消費電力が関連づけて記述されている。図6では、コンテンツ蓄積部28に蓄積されたコンテンツA〜Fに対し、例えばコンテンツBは保存されたビットレートが320kbps、クロックが416MHz(このクロックのとき、ビットレート320kbpsまでのコンテンツしか再生できないことを示す)、及び再生時の消費電力が400Wであることを示している。
図8を参照して、上述のごときハードウェア(プログラムも含む)及びデータ構成において実行される再生対象コンテンツ抽出処理の一例を説明する。まず、バッテリ残量取得部24がバッテリ残量を取得して制御部30へ伝送し(ステップS1)、それが閾値th以下であるか否かを判定してth以下の場合だけ以下の処理を実行する。まず、残量・クロックテーブル31よりそのバッテリ残量(例えば250mAH)に対応する最大クロック(同じく208MHz)を取得する(ステップS2)。さらに、クロック・ビットレートテーブル32より、取得した最大クロックに対応するビットレートの上限値(同じく192kbps)を取得する(ステップS3)。
次に、コンテンツリスト33を読み出して、全てのコンテンツA〜Fの中からビットレートの値が取得したビットレートの上限値(同じく192kbps)以下のコンテンツA,D,Eを抽出し、再生可能なコンテンツのリスト34とする(ステップS4)。なお、再生可能なコンテンツのリスト34の中身35は、再生可能なコンテンツにフラグ「1」が再生不可能なコンテンツにフラグ「0」がそれぞれ付されている。そして、省電力再生を実行する際には、フラグが「1」のものだけを再生すればよい。
図1で示した再生コンテンツ選択手段12においてユーザ選択させる場合や、そうでなくても再生リストをユーザに視認させる場合には、例えば図6の再生可能なコンテンツのリスト34を表示してもよいし、図7の再生可能なコンテンツの表示例36のように、各コンテンツに対して再生が「可」か「不可」かを表示してもよい。なお、表示例36ではビットレート、クロック、及び消費電力も表示しているが、表示しなくてもよい。
このように、本発明では、例えば、コンテンツのビットレートと、そのコンテンツを再生するのに必要なCPU41の処理能力(クロック周波数)と、その処理能力でのCPU41の消費電力とを対応付けたテーブルを用意しておき、電池の残量がある閾値より小さいときは、消費電力がある値以下となるよう、その消費電力で再生可能なコンテンツのみを選択・再生対象とし、CPU41の処理能力を抑えてコンテンツを再生する。なお、ここでは、バッテリ残量に基づく処理についてのみ説明したが、省電力モードに切り替えられたときの処理も同様である。例えば、図4のテーブル31を設けず、単に省電力モードに移行した場合には最大クロックを208MHzに設定するなどの処理を行えばよい。
以上、図1乃至図8を参照しながら、本発明のコンテンツ再生装置について各実施形態を挙げて説明してきたが、本発明は、上述した各実施形態におけるコンテンツ再生装置に組み込み、コンテンツ再生装置の演算処理装置(CPU41等)を、コンテンツ抽出手段、再生コンテンツ選択手段、残量入力設定手段、残量自動設定手段、外部入力手段(外部機器との接続端子及びハードウェアは除く)、及びモード切替手段のうち、1又は複数の手段として機能させるためのプログラムとしての形態も採用できる。このプログラムは、図3を参照して説明したプログラムである。
また、本発明は、そのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体としての形態も採用できる。ここでの記録媒体としては、具体的には、各種のCD,MO(光磁気ディスク),DVD,FD,フラッシュメモリや、その他各種ROM43やRAM42等が想定でき、上述した再生プログラムを、これら記録媒体に記録して流通させることにより、当機能の実現を容易にする。そして、コンテンツ再生装置に、上述のごとくの記録媒体を装着してそのプログラムを読み出すか、若しくはコンテンツ再生装置が備えている記録媒体にそのプログラムを記憶させておき、必要に応じてこれを読み出すことにより、本発明に係わるコンテンツ再生の機能を実行することができる。また、本発明に係るコンテンツ再生装置をモバイルタイプなどノート型の汎用コンピュータで構成する場合には、汎用コンピュータに、上述のごとくの記録媒体を装着して汎用コンピュータによりそのプログラムを読み出すか、若しくは汎用コンピュータが備えているHDD等の記録媒体に再生プログラムを記憶させておき、必要に応じてこれを読み出すことにより、本発明に係わるコンテンツ再生の機能を実行することもできる。
1,2…コンテンツ再生装置、10…外部入力手段、11…コンテンツ再生手段、12…再生コンテンツ選択手段、13…コンテンツ抽出手段、14…電池残量取得手段、15…残量自動設定手段、16…残量入力設定手段、17…モード切替手段、18…コンテンツ蓄積手段、19…電池、20…時計、21…表示部、23…コンテンツ抽出部、24…バッテリ残量取得部、26…ユーザ操作部、28…コンテンツ(コンテンツ蓄積部)、29…バッテリ、30…制御部、31…残量・クロックテーブル(残量・クロックテーブル蓄積部)、32…クロック・ビットレートテーブル(クロック・ビットレートテーブル蓄積部)、33…コンテンツリスト(リスト蓄積部)、34…再生可能なコンテンツのリスト、35…リストの中身、36…再生可能なコンテンツの表示例、40…バッテリ残量監視部、41…CPU、42…RAM、43…ROM、44…HDD、45…バス。
Claims (16)
- コンテンツを再生するコンテンツ再生装置において、コンテンツを蓄積するコンテンツ蓄積手段と、該コンテンツ蓄積手段に蓄積されたコンテンツを再生するコンテンツ再生手段と、当該コンテンツ再生装置の駆動に用いる電池の残量を取得する電池残量取得手段と、該電池残量取得手段で取得された電池残量が所定残量より小さいとき、前記コンテンツ再生手段で再生対象となるコンテンツを、前記コンテンツ蓄積手段で蓄積されたコンテンツの中から抽出するコンテンツ抽出手段とを備えたことを特徴とするコンテンツ再生装置。
- 前記コンテンツ抽出手段は、前記電池残量取得手段で取得された電池残量が前記所定残量より小さいとき、前記コンテンツ再生手段で再生対象となるコンテンツとして、当該コンテンツ再生装置の制御クロックが所定の制御クロックより低く再生可能なコンテンツを、前記コンテンツ蓄積手段で蓄積されたコンテンツの中から抽出することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ再生装置。
- 前記コンテンツ抽出手段は、前記電池残量取得手段で取得された電池残量が前記所定残量より小さいとき、前記コンテンツ再生手段で再生対象となるコンテンツとして、所定の再生レートより低いコンテンツを、前記コンテンツ蓄積手段で蓄積されたコンテンツの中から抽出することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ再生装置。
- 前記コンテンツ抽出手段は、前記所定残量及び前記所定の制御クロックの複数の組みに対して、前記抽出を実行することを特徴とする請求項2に記載のコンテンツ再生装置。
- 前記コンテンツ抽出手段は、前記所定残量及び前記所定の再生レートの複数の組みに対して、前記抽出を実行することを特徴とする請求項3に記載のコンテンツ再生装置。
- 前記所定残量を、ユーザに設定入力させる残量入力設定手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のコンテンツ再生装置。
- 前記所定残量を、日時情報と前記電池残量取得手段での電池残量の取得結果とに基づき算出し、該算出した値に設定する残量自動設定手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のコンテンツ再生装置。
- 前記電池残量取得手段で取得された電池残量が所定残量より小さいとき、当該コンテンツ再生装置を通常の消費電力を用いる通常モードと通常より少ない電力を用いる省電力モードとを切り替えて制御するモード切替手段を備え、前記コンテンツ抽出手段は、前記モード切替手段で前記省電力モードに切り替えられたとき、前記コンテンツ再生手段で再生対象となるコンテンツを、前記コンテンツ蓄積手段で蓄積されたコンテンツの中から抽出することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のコンテンツ再生装置。
- コンテンツを再生するコンテンツ再生装置において、コンテンツを蓄積するコンテンツ蓄積手段と、該コンテンツ蓄積手段に蓄積されたコンテンツを再生するコンテンツ再生手段と、当該コンテンツ再生装置を通常の消費電力を用いる通常モードと通常より少ない電力を用いる省電力モードとを切り替えて制御するモード切替手段と、該モード切替手段で前記省電力モードに切り替えられたとき、前記コンテンツ再生手段で再生対象となるコンテンツを、前記コンテンツ蓄積手段で蓄積されたコンテンツの中から抽出するコンテンツ抽出手段とを備えたことを特徴とするコンテンツ再生装置。
- 前記コンテンツ抽出手段は、前記モード切替手段で前記省電力モードに切り替えられたとき、前記コンテンツ再生手段で再生対象となるコンテンツとして、当該コンテンツ再生装置の制御クロックが所定の制御クロックより低く再生可能なコンテンツを、前記コンテンツ蓄積手段で蓄積されたコンテンツの中から抽出することを特徴とする請求項9に記載のコンテンツ再生装置。
- 前記コンテンツ抽出手段は、前記モード切替手段で前記省電力モードに切り替えられたとき、前記コンテンツ再生手段で再生対象となるコンテンツとして、所定の再生レートより低いコンテンツを、前記コンテンツ蓄積手段で蓄積されたコンテンツの中から抽出することを特徴とする請求項9に記載のコンテンツ再生装置。
- 前記コンテンツ抽出手段で抽出された再生対象コンテンツの中から、前記コンテンツ再生手段で実際に再生させるコンテンツをユーザに選択させる再生コンテンツ選択手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載のコンテンツ再生装置。
- 前記コンテンツ蓄積手段に蓄積するためのコンテンツを外部機器から入力する外部入力手段を備え、該外部入力手段は、所定のコンテンツの入力が指定されたとき、該所定のコンテンツのより低い再生レートのものを外部機器に要求する手段を有し、該要求により前記所定のコンテンツだけでなく、より低い再生レートのコンテンツの入力も行うことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載のコンテンツ再生装置。
- 前記コンテンツ蓄積手段に蓄積するためのコンテンツを外部機器から入力する外部入力手段を備え、該外部入力手段は、所定のコンテンツの入力が指定されたとき、該所定のコンテンツのより低い再生レートのものを生成する手段を有し、該生成により前記所定のコンテンツだけでなく、より低い再生レートのコンテンツの入力も行うことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載のコンテンツ再生装置。
- 請求項1乃至14のいずれか1項に記載のコンテンツ再生装置に組み込み、該コンテンツ再生装置の演算処理装置を、前記コンテンツ抽出手段として機能させるためのプログラム。
- 請求項15に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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