JP2007274487A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】NIC5が、予め定められた週間スケジュールWSに従って、各機能ブロック3、6〜9、6a、7a、7b、8aを起動する。これにより、夜間や休日などの使用頻度が低い時刻に、NIC5を"通電有り状態"に維持しつつ、その他の機器である機能ブロック各々を"通電無し状態"にする。そして、スリープモードの状態でも、制御部6〜9が保持するファームウェアの更新要否を判別するために、NIC5が、情報配信サーバ31にバージョンアップの有無を問い合わせる処理や、外部のホスト装置32からの要求に対して応答する処理などを実行する。
【選択図】図4
Description
前記スリープ条件には、例えば、当該画像処理装置が備える操作入力部に対する操作、及び前記通信手段を通じた外部装置からのデータ受信がない状態が一定時間以上継続したという条件が含まれる。その他、現在時刻が、予め定められた時刻スケジュール(例えば、週間スケジュール)に設定された時刻帯に入っているという条件が、前記スリープ条件に含まれる場合もある。
例えば、特許文献1には、予め定められた週間スケジュールに従って機器の電源をON/OFFするウィークリータイマー機能を備えたデジタル複合機が示されている。これにより、夜間や休日など、画像処理装置が使用される可能性が極めて低い時刻帯に画像処理装置を省電力状態へ自動的に移行させ、その他のときに画像処理装置を通常の稼働状態へ自動的に復帰させることができる。その結果、画像処理装置の省電力化が図れる。
そして、それら制御部のいずれかが(通常は、統括的な制御を行うメイン制御部が)、その他の機器(ローカルの制御部を含む)に対する通電制御を行い、前述した省電力状態への移行制御や、その省電力状態からの復帰制御を行う。
また、画像処理装置の中には、前記制御部が保持する制御情報にバージョンアップがあった場合に、最新バージョンの制御情報を保持する外部のサーバ装置から、NICを通じてその最新バージョンの制御情報を取得し、制御部が保持する制御情報を最新バージョンのものに更新する機能(以下、制御情報ダウンロード機能という)を備えるものがある。
例えば、特許文献2には、サービスセンタの計算機が、複写機に接続された通信コントロール装置を介して、最新バージョンの制御情報(ファームウェア)を複写機に送信することにより、複写機が保持する制御情報を更新するシステムが示されている。
一般に、画像処理装置の制御部は、それが保持する制御情報(ファームウェア(プログラム)や制御パラメータ)の更新中は、正常な制御処理を実行できない。
このため、画像処理装置が、画像処理の実行中や、画像処理の実行を要求される可能性が高い状況下でファームウェアなどの制御情報の更新を行うと、実行中の処理が中止されたり、新たな処理の要求が制御情報更新処理のために待たされたりするなどの不都合が生じる。従って、制御部が保持するファームウェアなどの制御情報の更新は、夜間や休日など、画像処理装置が使用される可能性が低い時刻に実行することが望ましい。
また、画像処理装置が省電力状態であるときに、外部装置からプリント要求などの所定の要求が発生した場合に、少なくとも画像処理装置から何らかの応答を返すことが望ましい。そうでなければ、利用者は画像処理装置が故障であると錯覚することにつながるからである。
一方、画像処理装置が、予め定められた時刻スケジュールに従った通電制御(前述したウィークリータイマー機能など)により、夜間や休日などに省電力状態に移行している状態においても、制御部が保持する前記制御情報の更新要否を判別するために、制御情報のバージョンアップの有無を外部装置に問い合わせる処理や、外部装置からの要求に対して応答する処理など、通信手段(NIC等)による外部装置との通信処理を実行可能にしてしておきたい場面は多い。
従って、本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、画像処理装置が、予め定められた時刻スケジュールに従って省電力状態への自動移行及び省電力状態からの自動復帰を行う機能(前記ウィークリータイマー機能など)を備える場合に、その省電力状態において、画像処理装置の消費電力を極力抑えつつ、外部装置との通信処理を実行可能な状態に維持できる画像処理装置を提供することにある。
(1)画像処理に関する部品若しくは部品の集合である1又は複数の機能ブロックに対し、前記通信手段に対する通電とは独立して通電するか否かを切り替える通電切替手段。
(2)前記機能ブロックの通電制御に関する予め定められた時刻スケジュールを記憶する時刻スケジュール記憶手段。
(3)前記通信手段が兼ね備えるものであり、前記機能ブロックが通電無し状態である場合に、前記時刻スケジュール記憶手段に記憶された前記時刻スケジュールに従って前記制御部通電切替手段を制御することにより、前記機能ブロックを通電有り状態に切り替えるスケジュール起動制御手段。
このような構成を有する画像処理装置は、通信手段が、予め定められた時刻スケジュールに従って省電力状態から稼働状態へ自動復帰する機能を実現する。従って、当該画像処理装置は、夜間や休日などの使用頻度が低い時刻(予め定められた時刻)に、通信手段を通電有りの状態に維持しつつ、その他の機器である前記機能ブロックを通電無しの状態(省電力状態)にすることができる。
これにより、必要最小限の機能ブロックのみを必要なタイミングで起動する(通電有り状態に切り替える)ことができる。
この場合、前記スケジュール起動制御手段が、予め定められた手順に従って、複数の前記機能ブロック各々を起動時間(通電開始時から動作準備完了状態となるまでの時間)が長いものから順に通電有り状態に切り替えるものであれば好適である。
さらにこの場合、前記スケジュール起動制御手段が、予め定められた手順に従って、複数の前記機能ブロック各々をこれらが同時若しくはほぼ同時に動作準備完了状態となるように通電有り状態に切り替えるものであればなお好適である。
これにより、起動時間の短い機能ブロックが、動作準備完了状態となってから、他の機能ブロックが動作準備完了状態となるまでの待ち時間に、無駄に消費する電力を低減すことができる。
また、前記通信手段が、外部装置からの要求に応じて前記時刻スケジュール記憶手段に記憶された前記時刻スケジュールの前記外部装置への送信及びその時刻スケジュールの更新のうちの一方若しくは両方を実行する時刻スケジュール外部アクセス手段を兼ね備えていることが考えられる。
これにより、画像処理装置が省電力状態である場合に、時刻スケジュールの参照や更新のために、わざわざ機能ブロックを起動する必要がなくなり、消費電力の増加を抑えられる。
そこで、前記機能ブロックが、バッテリによる電源バックアップがなされた状態で当該画像処理装置における基準となる時刻を計時する基準時刻計時手段(前記時計ICに相当)を具備する場合、前記通信手段が兼ね備える前記スケジュール起動制御手段が、以下の(1)〜(3)に示す構成要素を備えれば好適である。
(1)一定周期のクロック信号を生成するクロック信号生成手段(前記クロック発振器に相当)。
(2)前記クロック信号の積算結果に基づいて前記機能ブロックの通電制御用の時刻を計時する通電制御用時刻計時手段。
(3)前記基準時刻計時手段を備える前記機能ブロックが通電有り状態であるときに、その基準時刻計時手段の計時時刻を取得して前記通電制御用時刻計時手段の計時時刻を校正する時刻校正手段。
これにより、通信手段に時計ICのような高度な部品を新たに設けることなく、前記スケジュール起動制御手段を実現できる。
しかしながら、通信手段が備える前記クロック信号生成手段(クロック発振器)は、信号周期の精度が高くない場合が多い。このため、そのクロック信号生成手段に基づく計時時刻が校正されない状態が長期間継続すると、前記スケジュール起動制御手段が不正確になり得る。
そこで、前記時刻校正手段が、前記基準時刻計時手段を備える前記機能ブロックが通電無し状態である場合に、前記通電切替手段を制御することによって前記機能ブロックを通電有り状態に切り替えるとともに、その機能ブロックが備える前記基準時刻計時手段の計時時刻を取得し、前記通電制御用時刻計時手段の計時時刻を校正するものであれば好適である。
また、前記スケジュール起動制御手段が、各々個別に通電するか否かの切り替えが可能に構成された複数の機能ブロック各々について、個別に通電状態を切り替えることにより、必要最小限の機能ブロックのみを必要なタイミングで起動する(通電有り状態に切り替える)ことができる。その結果、さらなる省電力化が図れる。
特に、前記スケジュール起動制御手段が、予め定められた手順に従って、複数の前記機能ブロック各々を起動時間(通電開始時から動作準備完了状態となるまでの時間)が長いものから順に起動し、それらがほぼ同時に動作準備完了状態となるようにすれば、起動時間の短い機能ブロックが、先に立ち上がって無駄に消費する電力を低減すことができる。
また、通信手段において、前記クロック信号生成手段が生成するクロック信号の積算結果に基づいて時刻を計時し、その計時時刻の校正を、前記基準時刻計時手段を備える機能ブロックが通電有り状態であるときに行えば、通信手段に時計ICのような高度な部品を新たに設けることなく、前記スケジュール起動制御手段を実現できる。
ここに、図1は本発明の実施形態に係る画像処理装置X及びそれを構成要素とするネットワークシステムの概略構成を表すブロック図、図2は画像処理装置Xが備えるNICの概略構成を表すブロック図、図3は画像処理装置Xが備える制御部の概略構成を表すブロック図、図4は画像処理装置Xにおける電源の接続関係を表す電源系統図、図5は画像処理装置Xにおけるウィークリータイマー制御の手順を表すフローチャート、図6は画像処理装置Xにおけるウィークリータイマ制御の週間スケジュールを模式的に表した図、図7は画像処理装置Xにおける複数の機能ブロックの起動手順の一例を表すタイムチャートである。
ネットワークシステムZは、複数の画像処理装置Xと、その各々とLAN及びインターネット等からなるネットワーク30を通じて通信可能な情報配信サーバ31とを備えている。さらに、ネットワーク30には、画像処理装置Xに対してプリント処理などの所定の処理を要求するホスト装置32も接続されている。
画像処理装置Xは、後述するように、各種画像処理に関する部品若しくは部品の集合である複数の機能ブロックを備え、それら機能ブロックの通電状態を、予め定められた1週間分の時刻スケジュール(週間スケジュール)に従って制御するウィークリータイマ制御を行う機能を備えている。
ここで、前記機能ブロックには、制御に用いるファームウェア(各種制御処理を実行するためのプログラム、制御情報の一例)を保持する記憶部が設けられた複数の制御部6〜9が含まれる。
そして、画像処理装置Xは、後述するように、ファームウェアのバージョンアップがあった場合に、情報配信サーバ31からネットワーク30を通じて最新バージョンのファームウェアを取得するとともに、制御部6〜9が保持するファームウェアを更新する処理を自動的に行う機能も備えている。
なお、以下に示す実施形態は、制御部6〜9が保持するファームウェアを更新対象とする例について示しているが、これを制御パラメータなどの他の制御情報に置き換えた実施形態も考えられる。
画像処理装置Xは、例えばLAN及びインターネット等からなるネットワーク30を介して、情報配信サーバ31(外部装置の一例)やホスト装置32と通信可能に構成され、その通信を行う通信手段の一例として、ネットワークインターフェースカード5(以下、NICという)を備えている。ここで、情報配信サーバ31は、Webサーバ機能を備えたコンピュータである。また、ホスト装置32は、パーソナルコンピュータなどの計算機である。
画像処理装置Xは、図1に示すように、前記NIC5に加え、操作・表示部2、ハードディスクドライブ3(以下、HDDと称する)、画像処理演算部4、スキャナ制御部6、スキャナ部6a、プリント制御部7、プリント部7a、後処理制御部8、シフター8a、パンチャー8b、ステイプラー8c、メイン制御部9、通電切替回路10、メイン電源21、サブ電源22等を備えている。
さらに、スキャナ部6aは、自動原稿搬送装置6b(以下、ADFと称する)を備え、プリント部7aは定着用ヒータ7bを備えている。
また、図1に示す例では、メイン制御部9、画像処理演算部4、NIC5、スキャナ制御部6、プリント制御部7、後処理制御部8及び通電切替回路10は、バス11により相互に接続されている。
操作・表示部2は、情報を入力するための操作入力手段と、情報の表示手段とを備えるものである。その操作入力手段は、例えば、シートキーや液晶表示装置の表面に設けられたタッチパネル等から構成されるものである。また、その表示手段は、例えば、液晶表示装置やLEDランプ等から構成されるものである。この操作・表示部2により、利用者に対するマンマシンインターフェースが構成されている。
画像処理演算部4は、専用の信号処理回路或いはDSP(Digital Signal Processor)等により構成され、画像データについて各種画像処理を行い、画像形成に用いる印刷データ(イメージデータや印刷ジョブ等)の生成や、ホスト装置32へ送信する画像データ(例えば、JPEG形式等の所定の符号化がなされた画像データ等)の生成、画像データに暗号化を施す処理や、暗号化された画像データを復号化する処理、或いは画像データを圧縮符号化する処理や、圧縮符号化された画像データを伸張(復元)する処理等を行うものである。
スキャナ部6aは、不図示のガラス製の原稿台上に載置された原稿や、ADF6bにより搬送される原稿から、その原稿に形成された画像を読み取る装置である。このスキャナ部6aは、ADF6bの他、例えば、原稿の画像面に光を照射する光源及び原稿からの反射光を所定の方向へ反射するミラーが設けられ、原稿に沿って移動するよう構成された移動式光学ユニットと、その移動式光学ユニットを駆動するモータ(駆動手段の一例)と、その移動式光学ユニットから出射される光を所定の経路に沿って導く固定式のミラー及びその光を集光するレンズと、そのレンズを通過した光を光電変換し、その光(即ち、原稿の画像面に反射した光)の光量に応じた電気信号を出力するCCD(Charge Coupled Device)等とを備えている。前記移動式光学ユニットは、原稿台に載置された原稿から画像を読み取る場合には、その原稿に沿って移動しつつ画像面に光を照射する。一方、ADF6bにより搬送される原稿から画像を読み取る場合には、前記移動式光学ユニットは、原稿の搬送経路に対向する所定位置に固定され、搬送中の原稿に光を照射する。また、前記CCDから出力される電気信号は、画像データとして画像処理演算部4へ伝送される。
ADF6bは、原稿供給用のトレイにセットされた原稿を、1枚ずつ所定の搬送経路に沿って搬送し、原稿排出用のトレイに排出する装置である。このADF6bは、例えば、原稿供給用のトレイから原稿の搬送経路へ原稿を1枚ずつ送り出す給紙ローラと、原稿の搬送経路において原稿を搬送する原稿搬送ローラ、及びそれら各ローラを駆動するモータを備えている。
プリント部7aは、不図示の給紙カセットに収容された記録紙を、1枚ずつ順次送り出し、所定の画像形成位置を経て排紙トレイまで搬送するものとともに、その画像形成位置において、スキャナ部6aにより原稿から読み取られた原稿の画像データや、画像処理演算部4により生成された印刷データ等に基づいて、記録紙に画像を形成(出力)するものである。ここで、当該画像処理装置Xは、原稿の画像データに基づく画像形成処理を行うことによって複写機として機能し、ホスト装置32から受信したプリント要求(印刷ジョブ)に基づく画像形成処理を行うことによってプリンタとして機能する。
このプリント部7aは、例えば、像を担持する感光体ドラム、その感光体ドラムに対し帯電を行う帯電装置、与えられた画像データや印刷ジョブに基づく静電潜像を感光体ドラム表面に書き込む露光装置、その静電潜像をトナー像として現像する現像装置、感光体ドラム上のトナー像を記録紙に転写する転写装置、感光体ドラムや記録紙搬送用のローラを駆動するモータ等を備えている。
さらに、プリント部7aは、記録紙に転写されたトナー画像を、加熱して定着させる定着装置を備え、この定着装置は、定着用ヒータ7bが内装された加熱ローラと、トナー画像が転写された記録紙を前記加熱ローラに対して圧接させる加圧ローラと、各ローラを駆動するモータ等も備えている。
シフター8aは、複数の排紙トレイが設けられた可動式トレイを備え、プリント部7aにより、ひとまとまりの画像データや印刷ジョブ(以下、1組のジョブという)について複数部数分の画像形成処理が連続して行われた場合に、それら記録紙を予め定められた規則に従って仕分けするものである。ここで、可動式トレイは、記録紙の排出口に対する排紙トレイ各々の位置を移動可能に構成されている。
例えば、シフター8aは、画像形成後の記録紙が、排紙トレイ各々に対して前記1組のジョブごとに、或いは同じページごとに排出されるよう前記可動式トレイが制御される。また、パンチャー8bは、画像形成後の記録紙にパンチ穴を開ける処理を行うものである。また、ステイプラー8cは、画像形成後の複数枚の記録紙に対してステイプル綴じ処理を施すものである。以下、シフター8a、パンチャー8b及びステイプラー8cを総称して、後処理実行部と称する。
また、画像読み取り、画像形成及び記録紙に対する後処理の各個別の処理を直接的に行うスキャナ部6a、プリント部7a、後処理実行部8a〜8c各々を制御するスキャナ制御部6、プリント制御部7及び後処理制御部8を総称して、ローカル制御部と称する。
メイン電源21及びサブ電源22は、当該画像処理装置Xの各構成要素に対して電力を供給する電源回路である。
通電切替回路10は、NIC5から受ける制御信号に従って、サブ電源22の1つについて、これを商用電源に接続するか否かを切り替えることにより、メイン制御部9及びその他の制御部6〜8を含む各機能ブロックに対して通電を行うか否かを切り替えるスイッチ回路である。この通電切替回路10は、NIC5に対する通電とは独立して各制御部6〜9各々に対して個別に通電するか否かを切り替え可能に構成されている(制御部通電切替手段の一例)。
例えば、メイン制御部9は、プリント制御部7に対し、画像形成先となる記録紙のサイズや、出力画像の縮倍率や濃度補正値、カラー画像形成処理を行うかモノクロ画像形成処理を行うか等の情報を引き渡す一方、プリント制御部7からは、何枚目の記録紙への画像形成まで終了したかの情報や、プリント部7aで発生したエラーの情報等を取得する。さらに、メイン制御部9は、スキャナ制御部6に対し、原稿における画像読み取り範囲の情報等を引き渡す一方、スキャナ制御部7からは、ADF6bを用いて何枚目の原稿まで画像読み取りが終了したかの情報や、スキャナ部6aによって読み取られた画像データ、ADF6bで発生したエラーの情報等を取得する。また、メイン制御部9は、後処理制御部8に対し、シフター8aによる仕分け処理の種類に関する情報や、パンチャー8bやステイプラー8cにより穴開け処理やステイプル綴じ処理を施す記録紙の枚数情報等を引き渡す一方、後処理制御部8からは、シフター8a、パンチャー8b及びステイプラー8cで発生したエラー情報等を取得する。
以上に示したように、メイン制御部9、HDD3、スキャナ制御部6、スキャナ部6a、プリント制御部7、プリント部7a、後処理制御部8、後処理実行部8a〜8cは、各々機能に応じて区分された部品若しくは部品の集合として構成された機能ブロックである。
NIC5は、バスコネクタ61、バス制御部62、MPU63、メモリ制御部64、ROM65、フラッシュメモリ66、ネットワーク制御部67、ネットワークコネクタ68及びI/Oポート69等を備えている。
バスコネクタ61は、バス11に接続されるコネクタであり、バス制御部62は、バス11を通じて他の機器との間で信号伝送を行うものである。
ネットワークコネクタ68は、ネットワーク30に物理的に接続するコネクタであり、ネットワーク制御部67は、例えば標準規格IEEE802.3及びTCP/IP等の所定のネットワークプロトコルに準拠した通信制御を行うものである。
I/Oポート69は、後述する操作検知スイッチ1に接続され、その操作検知スイッチ1とMPU63との間の信号伝送を中継するインターフェースである。
MPU63は、ROM65に予め記憶されたプログラムを実行することにより、バス11とネットワーク30との間の信号伝送を中継する処理や、ネットワーク30を介してホスト装置32から所定の処理が要求された場合に、これに応答する処理等、各種の処理を行う演算手段である。実行するプログラムは、MPU63が内蔵する不図示のRAMに展開されて実行される。このMPU63は、メモリ制御部64を介して、ROM65やフラッシュメモリ66に対するアクセスを行う。
さらに、NIC5のMPU63は、所定のタイミングでメイン制御部9から、それが備えるカレンダー管理部78が計時する現在時刻(年月日、曜日及び時刻を含む、後述する基準時刻に相当)を取得する。さらに、NIC5のMPU63は、メイン制御部9から現在時刻を取得した時点を計時開始時刻として設定する。そして、NIC5のMPU63は、クロック発信器63aのクロック信号の発生回数を積算した結果に基づいて計時開始時刻からの経過時間を計時し、その経過時間と前記計時開始時刻とに基づいて、現在の曜日及び時刻を計時する。その計時時刻は、前記ウィークリータイマー制御(各機能ブロックの通電制御)に用いられる。なお、こうしてNIC5のMPU63により計時される曜日及び現在時刻は、NIC5が"通電無し状態"になればリセットされる。
また、NIC5のROM65には、MPU63によって実行されるプログラム及びMPU63によって参照されるデータのうち、後発的に変更される予定がないプログラムやデータが記憶されている。
一方、NIC5のフラッシュメモリ66には、MPU63が処理を実行する過程で格納及び参照するデータなどが記憶されている。ここで、MPU63がフラッシュメモリ66に格納及び参照するデータには、後述する各制御部6〜9がフラッシュメモリ73に記憶しているファームウェア各々の種類情報及びバージョン情報が含まれる。
制御部6〜9各々は、バスコネクタ71、バス制御部72、MPU73、メモリ制御部74、ROM75、フラッシュメモリ76及びI/Oポート77等を備えている。
ここで、バスコネクタ71、バス制御部72、メモリ制御部74、ROM75及びフラッシュメモリ76の各々は、NIC5が備えるバスコネクタ61、バス制御部62、メモリ制御部64、ROM65及びフラッシュメモリ66と同様の機能を備えたものである。もちろん、ROM75及びフラッシュメモリ76に記憶されるプログラムやデータの内容は、NIC5のROM64及びフラッシュメモリ66に記憶されているものと異なることはいうまでもない。
制御部6〜9のI/Oポート77は、制御部6〜9各々からその制御対象となる機器に対して出力する制御信号を伝送する信号線や、制御部6〜9が各種センサから入力する各種検出信号を伝送する信号線が接続され、それら信号線とMPU73との間を中継するインターフェースである。
例えば、メイン制御部9のI/Oポート77には、操作・表示部2及びHDD3を構成する機器やセンサに通じる信号線が接続される。また、スキャナ制御部6のI/Oポート77には、スキャナ部6aを構成するモータや光源、センサ等の機器に通じる信号線が接続され、プリント制御部7のI/Oポート77には、プリント部7aが備えるモータやセンサ、ヒータ等の機器に通じる信号線が接続される。同様に、後処理制御部8のI/Oポート77には、前記後処理実行部8a〜8cが備える機器やセンサに通じる信号線が接続される。
また、各制御部6〜9のROM75には、MPU73によって実行されるプログラム及びMPU73によって参照されるデータのうち、後発的にバージョンアップされる予定がないプログラムやデータが記憶されている。
一方、各制御部6〜9のフラッシュメモリ76には、MPU73によって実行されるプログラム及びMPU73によって参照されるデータのうち、後発的にバージョンアップされる可能性があるファームウェアなどのプログラム及びデータ、並びに、MPU73が処理を実行する過程で格納及び参照するデータなどが記憶されている。各制御部6〜9は、MPU73によってフラッシュメモリ76に記憶されたファームウェア(プログラム)を実行することにより、各種画像処理に関する機器を制御する。
これら制御部6〜9のフラッシュメモリ76に記憶されているファームウェアの種類情報及びバージョン情報は、制御部6〜9が通電有りの状態であるときに、制御部6〜9からNIC5に伝送され、NIC5のフラッシュメモリ76に記憶される。
なお、図2及び図3には、MPU63、73によってデータの書き込み及び読み出しが可能な不揮発性の記憶手段として、フラッシュメモリ66、76が設けられているが、このフラッシュメモリ66、76の代わりに、EEPROM等の他の不揮発性記憶手段を採用することも考えられる。
情報配信サーバ31は、Webサーバ機能を備えたサーバ計算機であり、液晶ディスプレイ等の表示部と、キーボード及びマウス等により構成された情報入力手段である操作部と、MPU及びその周辺装置(ROM、RAM等)により構成され、各種演算を行う演算部と、ネットワーク30を介して画像処理装置X各々と通信を行う通信手段であるNICと、前記演算部により実行されるプログラムや、演算部により参照される各種データが記憶される記憶手段であるハードディスクドライブ(HDD)等を備えている。
情報配信サーバ31は、その演算部がそのHDDに予め記憶された所定のプログラムを実行することにより、画像処理装置Xからネットワーク30を通じて送信されてくる要求に応じた処理を実行する。
例えば、情報配信サーバ31は、後述するように、画像処理装置Xからバージョンチェック要求を受信した場合に、その画像処理装置Xの制御部6〜9が保持するファームウェア各々について、バージョンアップがあったか否かを判別し、その判別結果を含むバージョンアップ応答情報を要求元の画像処理装置Xに対して送信する。
また、情報配信サーバ31は、画像処理装置Xから最新バージョンのファームウェアの送信要求を受信した場合に、要求に応じたファームウェアを要求元の画像処理装置Xに対して送信する。
次に、図4に示す電源系統図を参照しつつ、画像処理装置Xにおける各機能ブロックに対する電源の接続関係の一例について説明する。
なお、図4では、電源供給ラインを実線で表し、その他の信号伝送ラインを破線で表している。
図4に示す例では、画像処理装置Xは、9個のサブ電源22を備えている。以下、それぞれ第1サブ電源221〜第9サブ電源229と称する。
前記メイン電源21は、NIC5及び通電切替回路10に対して電力を供給する電源である。
このメイン電源21は、当該画像処理装置X全体に対する根元の電力供給源となる商用電源50に対し、手動操作に応じて電源供給ラインを導通させるか遮断するかを手動で切り替える手動切替スイッチ40を介して接続されている。利用者がこの手動切替スイッチ40の切り替え操作をすることにより、NIC5及び通電切替回路10に対して通電されるか否かが切り替えられる。従って、NIC5及び通電切替回路10は、当該画像処理装置Xが商用電源50に接続されている状態では、利用者の操作によって手動切替スイッチ40が導通状態から遮断状態に切り替えられない限り、常に通電された状態となる。また、手動切替スイッチ40が遮断状態に切り替えられると、当該画像処理装置X全体が非通電状態(停止状態)となる。
また、第2サブ電源222、第3サブ電源223及び第4サブ電源224は、それぞれスキャナ制御部6、プリント制御部7及び後処理制御部8の各々に対して電力を供給する電源回路である。
また、第5サブ電源225、第6サブ電源226及び第9サブ電源229は、それぞれHDD3、スキャナ部6a、後処理実行部8a〜8cの各々に対して電力を供給する電源回路である。
また、第7サブ電源227は、プリント部7aのうちの定着用ヒータ7bを除く機器に対して電力を供給する電源回路であり、第8サブ電源228は、定着用ヒータ7bに対して電力を供給する電源回路である。
これにより、手動切替スイッチ40が導通状態にされた上で、さらに自動切替スイッチ41〜49の各々が導通状態となって初めて、サブ電源221〜229各々が通電状態となる。
以下、電源供給ラインを導通させること及び遮断することを、各々ONする及びOFFするという。同様に、電源供給ラインが導通した状態のこと及び遮断した状態のことを、各々ON状態及びOFF状態という。
そして、自動切替スイッチ41〜49は、その各々がON状態となるかOFF状態となるかにより、各機能ブロック6〜10、6a、7a、8a〜8c各々に対して個別に通電するか否かを切り替える通電切替手段として機能する。
これ以降、画像処理装置Xにおいて、NIC5が通電有りの状態(手動切替スイッチ40が導通状態)であり、全ての機能ブロック6〜10、6a、7a、8a〜8cが通電無しである状態(自動切替スイッチ41〜49の全てがOFF状態)をスリープモードという。一方、NIC5及び全ての機能ブロック6〜10、6a、7a、8a〜8cが通電有りである状態を稼働モードという。なお、状況に応じて、画像処理装置Xは、NIC5及び一部の機能ブロックのみが通電有りの状態である待機モード(準稼動モードといってもよい)となる場合もある。例えば、定着ヒータ7bやHDD3などの一部の機能ブロックのみが通電無しの状態となる場合がある。
また、画像処理装置Xは、ユーザによる操作に応じてON/OFF状態が切り替わる操作検知スイッチ1を備えている。この操作検知スイッチ1のON/OFF状態は、NIC5により検知される。具体的には、操作検知スイッチ1がNIC5のI/Oポート69に接続され、NIC5のMPU63が、そのI/Oポート69を通じて、操作検知スイッチ1のON/OFF状態を検知する。
この操作検知スイッチ1は、画像処理装置Xを、稼働モードにするかスリープモードにするかを切り替える通電スイッチとして機能するものである。
即ち、スリープモードであるときに操作検知スイッチ1がON状態に切り替えられると、NIC5のMPU63は、通電切替回路10を制御することにより、全ての自動切替スイッチ41〜49をONにし、画像処理装置Xを稼動モードへ移行させる。
一方、稼働モードであるときに操作検知スイッチ1がOFF状態に切り替えられると、NIC5のMPU63は、何らかのデータ処理を実行中でない限り、通電切替回路10を制御することにより、全ての自動切替スイッチ41〜49をOFFにし、画像処理装置Xをスリープモードへ移行させる。
なお、NIC5のMPU63は、スリープモードへ移行する際に、第1のスリープ条件と第2のスリープ条件とのいずれの条件が成立したのかを表すスリープモード移行理由情報を、NIC5のフラッシュメモリ66に記録する。
第1のスリープ条件は、現在の日時が、予め定められた1週間分の時刻スケジュール(以下、週間スケジュールという)において、全ての機能ブロックが"通電無し状態"となるように設定されている時間帯に属しているという条件である。この週間スケジュールは、NIC5のフラッシュメモリ66に記憶される(時刻スケジュール記憶手段の一例)。以下、予め定められた週間スケジュール(時刻スケジュールの一例)に従って自動切替スイッチ41〜49を制御することにより、機能ブロック各々の通電状態を制御することを、ウィークリータイマ制御という。このウィークリータイマ制御を実行するNIC5のMPU63が、スケジュール制御手段の一例である。
図6は、ウィークリタイマ制御の週間スケジュールWSの内容を模式的に表したものである。図6中の各升目は、曜日(月曜日〜日曜日)及び時刻(00時台〜23時台)によって規定される時間帯である。また、空欄の升目は、"通電無し状態"となるよう設定されている時間帯を表し、"*"印が記されている升目は、"通電有り状態"となるよう設定されている時間帯を表す。
この週間スケジュールWSは、予め区分された複数の機能ブロック群(機能ブロックの集合)ごとに設定される。具体的には、スキャン処理を実行するために必要なスキャン機能ブロック群、プリント処理及び後処理を実行するために必要なプリント機能ブロック群、データファイリング処理を実行するために必要なデータファイリング機能ブロック群の各々について設定される。
ここで、スキャン機能ブロック群には、メイン制御部9、HDD3、スキャナ制御部6、スキャナ部6aが含まれる。
また、プリント機能ブロック群には、メイン制御部9、HDD3、プリント制御部7、プリント部7a、後処理制御部8、後処理実行部8a〜8cが含まれる。
また、データファイリング機能ブロック群には、メイン制御部9、HDD3が含まれる。
これら機能ブロック群ごとの週間スケジュールWSにより、全ての機能ブロックが"通電無し状態"となるよう設定されている時間帯が、スリープモードに設定されている時間帯であり、現在時刻がそのような時間帯に属しているという条件が、第1のスリープ条件である。
NIC5のMPU63は、図6に示す週間スケジュールWSの情報を、予めメイン制御部9から取得してフラッシュメモリ66に予め記憶させておく。
さらに、NIC5のMPU63は、前記機能ブロック群各々について、前述したクロック発振器63aを用いて計時した現在の曜日及び時刻が、フラッシュメモリ66に記憶された週間スケジュールWSにおいて、"通電無し状態"(空欄)と"通電有り状態"("*"印)のいずれに設定されている時間帯であるのかを判別する。そして、NIC5のMPU63は、その判別結果に応じて、通電切替回路10を通じて自動切替スイッチ41〜49を制御することにより、各機能ブロックを"通電有り状態"から"通電無し状態"へ切り替えたり、"通電無し状態"から"通電有り状態"へ切り替えたりする。
なお、メイン制御部9は、操作・表示部2を制御することにより、利用者が週間スケジュールWSの内容を設定可能とする週間スケジュール設定機能を備えている。この週間スケジュール設定機能により設定された週間スケジュールWSは、メイン制御部9からNIC5に伝送され、NIC5のMPU63がフラッシュメモリ66に格納する。
第2のスリープ条件は、前記第1のスリープ条件が成立していない場合に、操作・表示部2を通じた操作入力がなく、かつ、ネットワーク30を通じたホスト装置32からのデータ受信がない状態が、予め定められた時間以上継続するという条件である。
例えば、NIC5が第2のスリープ条件の成否判別を行う場合、NIC5のMPU63は、メイン制御部9及びバス11を介して、操作・表示部2に対する操作入力の有無を検知するとともに、ネットワーク制御部67を介して、ホスト装置32からのデータ受信の有無を検知する。
さらに、NIC5のMPU63は、クロック発振器63aのクロック信号に基づいて時間を計時することにより、操作・表示部2を通じた操作入力がなく、かつ、ネットワーク30を通じたホスト装置32からのデータ受信がない状態が、所定時間以上継続したことを検知する。そして、NIC5のMPU63は、その検知結果に応じて、通電切替回路10を通じて自動切替スイッチ41〜49を制御することにより、各機能ブロックを通電有り状態から通電無し状態へ(稼動モードからスリープモードへ)切り替える。
[ステップS1、S2]
まず、NIC5のMPU63は、メイン制御部9のカレンダー管理部78から前記基準時刻を取得し、これを前記計時開始時刻とすることにより、クロック発信器63aのクロック信号に基づいて、各機能ブロックの通電制御(ウィークリータイマー制御)に用いる現在時刻の計時を開始する(S1)。その計時処理の内容は、前述した通りである。以下、クロック発信器63aのクロック信号に基づく計時時刻を、通電制御用時刻という。これ以後、NIC5のMPU63は、通電制御用時刻を継続的に計時する。
さらに、NIC5のMPU63は、前記計時開始時刻に所定時間(例えば、24時間)を加算した時点の時刻を次回校正時刻として設定(記憶)する(S2)。この次回校正時刻は、前記通電制御用時刻を、前記基準時刻に基づいて校正するタイミングを表すものである。
次に、NIC5のMPU63は、外部のホスト装置32から、プリント処理やデータファイリング処理などの処理要求がネットワーク30を通じて受信されているか否かの判別(S3)と、現在時刻(通電制御用時刻)が、前記校正時刻を経過したか否かの判別(S5)とを行う。
そして、ステップS3において、処理要求を受信したことが確認されると、NIC5のMPU63が、その処理要求をメイン制御部9に伝送し、さらに、メイン制御部9が必要な機能ブロックを制御することにより、処理要求に応じた処理を実行する(S4)。その後、処理がステップS3へ戻される。
また、ステップS5において、現在時刻(通電制御用時刻)が、前記校正時刻を経過している場合には、NIC5のMPU63は、前記通電制御用時刻の校正処理を実行する(S6、時刻校正手段の一例)。この校正処理は、ステップS1の処理と同様に、NIC5のMPU63が、"通電有り状態"であるメイン制御部9のカレンダー管理部78から前記基準時刻(年月日、曜日、時刻を含む)を取得し、これを前記計時開始時刻とすることにより、クロック発信器63aのクロック信号に基づいて、前記通電制御用時刻の計時を再開する処理である。これにより、通電制御用時刻が、前記基準時刻に基づいて校正される。これ以後、NIC5のMPU63は、校正後の通電制御用時刻を継続的に計時する。
さらに、NIC5のMPU63は、ステップS6で新たに設定された前記計時開始時刻に所定時間(例えば、24時間)を加算した時点の時刻を次回校正時刻として再設定(再記憶)する(S7)。その後、処理がステップS3へ戻される。
一方、ステップS3、S5において、処理要求の受信も、校正時刻の経過も認められなかった場合、NIC5のMPU63は、前記機能ブロック群各々について、現在時刻(通電制御用時刻)と前記週間スケジュールWSとを比較し、各機能ブロックを"通電無し状態"に切り替える停止条件が成立しているか否かを判別する(S8)。具体的には、現在時刻が、図6に示した週間スケジュールWSにおける空欄の時間帯に属しているか否かを判別する。
そして、NIC5のMPU63は、いずれの機能ブロックについても、週間スケジュールWSに基づく停止条件が成立していないと判別したときは、処理を後述するステップS22へ移行させ、そうでない場合は、処理を次のステップS9へ移行させる。
ステップS9では、NIC5のMPU63は、通電切替回路10を制御することにより、ステップS8において停止条件が成立した機能ブロックに対する通電を停止する("通電有り状態"から"通電無し状態"へ切り替える)。
次に、NIC5のMPU63は、外部のホスト装置32から、プリント処理やデータファイリング処理などの処理要求がネットワーク30を通じて受信されているか否かを判別する(S10)。
ここで、NIC5のMPU63は、処理要求を受信したと判別した場合は処理を次のステップS11へ移行させ、そうでない場合は処理を後述するステップS14へ移行させる。
ステップS11では、NIC5のMPU63は、ステップS10で受信した処理要求に応じた処理を、その時点で"通電有り状態"である機能ブロックによって実行可能か否かを判別する(S11)。
そして、実行可能と判別した場合は、NIC5のMPU63がその処理要求をメイン制御部9に伝送し、さらに、メイン制御部9が必要な機能ブロックを制御することにより、処理要求に応じた処理を実行する(S12)。その後、処理が前述したステップS8へ戻される。
一方、実行不可能と判別した場合は、NIC5のMPU63は、機能ブロックが停止中であるため要求された処理を実行できない旨を要求元のホスト装置32に応答する(S13)。その後、処理が前述したステップS8へ戻される。
これにより、ホスト装置32の利用者が、画像処理装置Xの故障であると錯覚することを回避できる。
一方、ステップS14では、NIC5のMPU63は、その時点で停止中("通電無し状態"である)の制御部、即ち、ウィークリータイマ制御によって停止中の制御部について、情報配信サーバ31に対して所定のバージョンチェック要求を送信するとともに、それに対する応答情報を情報配信サーバ31から受信する(S14)。このバージョンチェック要求は、情報配信サーバ31に対し、その時点で停止中の制御部が保持するファームウェアのバージョンが、最新バージョンであるか否かの判別を求める要求である。
ここで、NIC5のMPU63は、NIC5のフラッシュメモリ66に予め記憶されている各制御部6〜9ごとのファームウェアの種類情報及びバージョン情報のうち、その時点で停止中の制御部に関するファームウェアの種類情報及びバージョン情報を前記バージョンチェック要求に含める。
ここで、バージョンチェック要求を受信した情報配信サーバ31が実行する処理について説明する。
バージョンチェック要求を受信した情報配信サーバ31は、まず、そのバージョンチェック要求に含まれるファームウェアの種類情報に基づいてチェック対象とするファームウェアの種類を特定する。
さらに、情報配信サーバ31は、その特定した種類の最新のファームウェアのバージョン情報と、バージョンチェック要求に含まれるバージョン情報各々と、自装置のHDDに保持されている最新のファームウェアのバージョン情報各々とを比較することにより、バージョンアップの有無を判別する。
そして、情報配信サーバ31は、その判別結果を含む応答情報を要求元の画像処理装置Xに対して送信(応答)する。
なお、最新のファームウェア及びその種類情報は、予め各ファームウェアごとに情報配信サーバ31のHDDに記憶されている情報である。
次に、情報配信サーバ31から応答(返信)を受けたNIC5のMPU63は、その応答の内容が、バージョンアップ有りを表す内容であるか、バージョンアップ無しを表す内容であるかを判別する(S15)。
そして、NIC5のMPU63は、ウィークリータイマ制御によって停止中の制御部のうち、ファームウェアがバージョンアップされているものが存在する場合、その制御部のファームウェアを更新する処理を実行する(S16)。その後、処理が前述したステップS8へ戻される。
このファームウェアの更新処理では、NIC5のMPU63は、まず、前記通電切替回路10を制御することによってファームウェアのバージョンアップがあった制御部を起動する。
さらに、起動した制御部に対応する最新バージョンのファームウェアを、ネットワーク30を通じて前記情報配信サーバ31から取得(受信)するとともに、起動した制御部のフラッシュメモリ76に既に記憶されているファームウェアを、情報配信サーバ31から受信した最新バージョンのファームウェアに更新する。なお、最新バージョンのファームウェアは、NIC5のMPU63からバス11を通じて制御部のMPU73に伝送され、制御部のMPU73が、その制御部のフラッシュメモリ76に記憶されているファームウェアを更新する。
最後に、NIC5のMPU63は、前記通電切替回路10を制御することにより、ファームウェアの更新が終了した制御部に対する通電を停止する。
一方、NIC5のMPU63は、ファームウェアがバージョンアップされている制御部が存在しない場合、現在時刻(通電制御用時刻)が、前記校正時刻を経過したか否かの判別を行う(S17)。
ここで、現在時刻(通電制御用時刻)が、前記校正時刻を経過している場合には、NIC5のMPU63は、ステップS6の処理と同様に、前記通電制御用時刻の校正処理を実行する(S18、時刻校正手段の一例)。但し、このステップS18では、NIC5のMPU63は、メイン制御部9が停止中("通電無し状態")である場合には、前記通電切替回路10を制御することによってメイン制御部9を起動した上で、メイン制御部9が備えるカレンダー管理部78の計時時刻を取得し、前記通電制御用時刻の校正処理を実行し、校正終了後に、再びメイン制御部9に対する通電を停止させる。
これにより、クロック発振器63aに基づく計時時刻が校正されない状態が長期間継続することを回避し、ウィークリータイマー制御が不正確になることを防ぐ。
さらに、NIC5のMPU63は、ステップS18で新たに設定された前記計時開始時刻に所定時間(例えば、24時間)を加算した時点の時刻を次回校正時刻として再設定(再記憶)する(S19)。その後、処理が前述したステップS8へ戻される。
一方、ステップS17において、校正時刻の経過が認められなかった場合、NIC5のMPU63は、その時点で停止中の機能ブロック各々について、現在時刻(通電制御用時刻)と前記週間スケジュールWSと比較し、現在時刻が、停止中の機能ブロックを起動させる時刻(起動予定時刻)を経過しているか否かを判別する(S20)。即ち、停止中の機能ブロック各々について、"通電有り状態"に切り替える起動条件が成立しているか否かを判別する。具体的には、現在時刻が、図6に示した週間スケジュールWSにおける"*"印の時間帯に属しているか否かを判別する。
ここで、NIC5のMPU63は、停止中の機能ブロックのうち、起動予定時刻を経過した機能ブロックが存在しない場合は、処理を前述したステップS8へ戻す。
一方、NIC5のMPU63は、停止中の機能ブロックのうち、起動予定時刻を経過した機能ブロックが存在する場合は、通電切替回路10を制御することにより、その機能ブロックを起動させる(S21)。
このように、NIC5のMPU63は、1以上の機能ブロックが"通電無し状態"である場合に、フラッシュメモリ66に記憶された週間スケジュールWS(時刻スケジュールの一例)に従って、機能ブロックを"通電有り状態"に切り替える(スケジュール起動制御手段の一例)。
ここで、複数の機能ブロックを起動させる場合、NIC5のMPU63は、予め定められた手順に従って、起動対象となる複数の機能ブロック各々を、それらがほぼ同時に動作準備完了状態(レディ状態)となるように、起動時間の長いものから順に個別に起動させる("通電有り状態"に切り替える)。
図7に示す例は、プリント部7a(定着ヒータ7bを含む)と、メイン制御部9と、スキャナ部6aと、スキャナ制御部6及びプリント制御部7を起動する手順の例である。
ここで、各機能ブロックの起動時間(通電が開始されてから動作準備完了状態となるまでの時間)は、プリント部7a(定着ヒータ7bを含む)がt1、メイン制御部9がt2(<t1)、スキャナ部6aがt3(<t2)、スキャナ制御部6及びプリント制御部7がt4(<t3)であるとする。これら起動時間t1〜t4の概ねの値は、画像処理装置の機種ごとに予め知ることができる。
そして、図7に示す例の場合、NIC5のMPU63は、まず、ステップS21の処理開始時点P1で、起動時間t1が最長のプリント部7a(定着ヒータ7bを含む)に対する通電を開始させ、その時点P1から時間(t1−t2)経過した時点P2で、起動時間t2が2番目に長いメイン制御部9に対する通電を開始させる。以後、同様に、起動時間が長い順に、起動時間の差分(t2−t3)、(t4−t4)だけ起動開始時点P3、P4をずらしながら、起動時間が長い順にスキャナ部6a、スキャナ制御部6a及びプリント制御部7を順次起動させる。その結果、各機能ブロックがほぼ同じ時点P0で、動作準備完了状態となる。このような手順で複数の機能ブロックを起動させることにより、起動時間の短い機能ブロックが、動作準備完了状態となってから、他の機能ブロックが動作準備完了状態となるまでの待ち時間に、無駄に消費する電力を低減すことができる。
このような起動処理を実現する構成としては、例えば、NIC5のフラッシュメモリ66に各機能ブロックの起動時間を記憶させておき、NIC5のMPU63が、それら起動時間相互の差分に応じて、複数の機能ブロックの起動開始時点を制御することが考えられる。
ここで、NIC5のMPU63は、全ての機能ブロックが"通電有り状態"となっている(稼働モードの状態)と判別した場合、処理を前述したステップS3へ戻す。これにより、全ての機能ブロックが"通電有り状態"であるときの処理S3〜S7が繰り返される。
一方、NIC5のMPU63は、1つ以上の機能ブロックが"通電無し状態"となっていると判別した場合、処理を前述したステップS8へ戻す。これにより、1以上の機能ブロックが"通電無し状態"であるときの処理S8〜S21が繰り返される。
その結果、夜間や休日などにスリープモードの状態となっている場合でも、制御部6〜9が保持するファームウェアの更新要否を判別するために、情報配信サーバ31にバージョンアップの有無を問い合わせる処理(S14)や、外部のホスト装置32からの要求に対して応答する処理(S13)などを実行できる。
例えば、NIC5のMPU63は、ステップS11において、ホスト装置32から、曜日及び時刻(時間帯)と、機能ブロック群と、停止状態とするか起動状態とするかの区分情報とを含む週間スケジュール更新要求を受信した場合に、その更新要求の内容に従って、フラッシュメモリ66に記憶された週間スケジュールWSを更新する処理を実行する。
また、NIC5のMPU63は、ステップS11において、ホスト装置32から、所定の週間スケジュール送信要求を受信した場合に、フラッシュメモリ66に記憶されている週間スケジュールWSの内容を表す情報を、要求元のホスト装置32に対して送信する。
これにより、メイン制御部9が停止状態である場合などに、週間スケジュールWSの参照や更新のために、わざわざメイン制御部9を起動する必要がなくなり、消費電力の増加を抑えられる。
1…操作検知スイッチ
2…操作・表示部
3…ハードディスクドライブ
4…画像処理演算部
5…ネットワークインターフェースカード
6…スキャナ制御部
6a…スキャナ部
7…プリント制御部
7a…プリント部
8…後処理制御部
8a…シフター
8b…パンチャー
8c…ステイプラー
9…メイン制御部
10…通電切替回路
11…バス
21…メイン電源
22(221〜229)…サブ電源
30…ネットワーク
31…情報配信サーバ
40…手動切替スイッチ
41〜49…自動切替スイッチ
61、71…バスコネクタ
62、72…バス制御部
63、73…MPU(マイクロプロセッサユニット)
63a…クロック発振器
64、74…メモリ制御部
65、75…ROM
66、76…フラッシュメモリ
67…ネットワーク制御部
68…ネットワークコネクタ
69、77…I/Oポート
78…カレンダー管理部
S1、S2、〜…処理手順の識別記号
Claims (7)
- 外部装置と通信を行う通信手段を備えた画像処理装置であって、
画像処理に関する部品若しくは部品の集合である1又は複数の機能ブロックに対し、前記通信手段に対する通電とは独立して通電するか否かを切り替える通電切替手段と、
前記機能ブロックの通電制御に関する予め定められた時刻スケジュールを記憶する時刻スケジュール記憶手段と、
前記通信手段が兼ね備えるものであり、前記機能ブロックが通電無し状態である場合に、前記時刻スケジュール記憶手段に記憶された前記時刻スケジュールに従って前記制御部通電切替手段を制御することにより、前記機能ブロックを通電有り状態に切り替えるスケジュール起動制御手段と、
を具備してなることを特徴とする画像処理装置。 - 前記機能ブロックが、前記通電切替手段によって各々個別に通電するか否かの切り替えが可能に構成された複数の機能ブロックからなり、
前記スケジュール起動制御手段が、複数の前記機能ブロック各々について個別に通電無し状態から通電有り状態に切り替えてなる請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記スケジュール起動制御手段が、予め定められた手順に従って、複数の前記機能ブロック各々を起動時間が長いものから順に通電有り状態に切り替えてなる請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記スケジュール起動制御手段が、予め定められた手順に従って、複数の前記機能ブロック各々をこれらが略同時に動作準備完了状態となるように通電有り状態に切り替えてなる請求項3に記載の画像処理装置。
- 前記通信手段が、外部装置からの要求に応じて前記時刻スケジュール記憶手段に記憶された前記時刻スケジュールの前記外部装置への送信及び該時刻スケジュールの更新のうちの一方若しくは両方を実行する時刻スケジュール外部アクセス手段を兼ね備えるものである請求項1〜4のいずれかに記載の画像処理装置。
- 前記機能ブロックが、バッテリによる電源バックアップがなされた状態で当該画像処理装置における基準となる時刻を計時する基準時刻計時手段を具備し、
さらに、前記スケジュール起動制御手段が、
一定周期のクロック信号を生成するクロック信号生成手段と、
前記クロック信号の積算結果に基づいて前記機能ブロックの通電制御用の時刻を計時する通電制御用時刻計時手段と、
前記基準時刻計時手段を備える前記機能ブロックが通電有り状態であるときに該基準時刻計時手段の計時時刻を取得して前記通電制御用時刻計時手段の計時時刻を校正する時刻校正手段と、を具備してなる請求項1〜5のいずれかに記載の画像処理装置。 - 前記時刻校正手段が、前記基準時刻計時手段を備える前記機能ブロックが通電無し状態である場合に、前記通電切替手段を制御することによって前記機能ブロックを通電有り状態に切り替えるとともに、該機能ブロックが備える前記基準時刻計時手段の計時時刻を取得して前記通電制御用時刻計時手段の計時時刻を校正してなる請求項6に記載の画像処理装置。
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