JP2007269129A - インホイールモータ車のホイール回転装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】モータ、減速機、その他の駆動系をコンパクト化して、車両内部の有効スペースを拡大する。
【解決手段】モータ2と、モータ2の出力軸に連結された減速機の出力軸に連結されたハブ4と、ハブ4を回転自在に支持する車体側に固定されたスピンドル5と、を備えたインホイールモータ車のホイール回転装置1であって、モータ2のステータ21はホイール13の内周面に沿ってホイール13の径方向内側に配置され、モータ2のロータ22はステータ21の径方向内側に配置され、減速機6はロータ22とハブ4との間にベアリング部を介して配置されていることを特徴とする。
【選択図】図2
【解決手段】モータ2と、モータ2の出力軸に連結された減速機の出力軸に連結されたハブ4と、ハブ4を回転自在に支持する車体側に固定されたスピンドル5と、を備えたインホイールモータ車のホイール回転装置1であって、モータ2のステータ21はホイール13の内周面に沿ってホイール13の径方向内側に配置され、モータ2のロータ22はステータ21の径方向内側に配置され、減速機6はロータ22とハブ4との間にベアリング部を介して配置されていることを特徴とする。
【選択図】図2
Description
本発明は、インホイールモータ車のホイール回転装置に係り、特に、モータ、減速機、その他の駆動系をコンパクト化したインホイールモータ車のホイール回転装置に関する。
一般に、インホイールモータ車のドライブ方式は、ダイレクトドライブモータ方式とギヤドモータ方式に大別される。
ダイレクトドライブモータ方式は、モータの出力軸を直接ホイールの駆動軸(ハブ)に連結する方式であり、減速機を設けないため、部品点数を削減して軽量化を図ることができる。
ギヤドモータ方式は、モータの出力を減速機で減速してホイールの駆動軸に伝達する方式であり、減速機でモータのトルクを増大させることができるため、モータの小型化を図りながら、出力効率を高めて動力性能を向上させることができる(例えば、特許文献1、2)。
特開平8−289501号公報
特開2004−114858号公報
ダイレクトドライブモータ方式は、モータの出力軸を直接ホイールの駆動軸(ハブ)に連結する方式であり、減速機を設けないため、部品点数を削減して軽量化を図ることができる。
ギヤドモータ方式は、モータの出力を減速機で減速してホイールの駆動軸に伝達する方式であり、減速機でモータのトルクを増大させることができるため、モータの小型化を図りながら、出力効率を高めて動力性能を向上させることができる(例えば、特許文献1、2)。
しかしながら、ダイレクトドライブモータ方式では、モータでトルクを稼ぐ必要があるため、トルクアームを大きくする関係からモータが大型化するとともに、モータの出力効率や動力性能の点で問題となる場合があった。
一方、ギヤドモータ方式では、ホイールとモータとの間に減速機を介して構成するため、減速機の収納スペースやギヤオイルを供給する関係で付帯装置が必要になり、装置全体が大型化するという問題があった。
例えば、特許文献1および特許文献2に開示された技術では、インホイールモータにおけるホイール軸方向の幅が広くなり、モータがホイールから張り出すように構成されている。このようにホイールからモータ等が張り出すように構成されていると、操舵輪に使用する場合には操舵に必要な機構がモータ等に干渉して操舵角が制限されるおそれがある。また、ホイールから張り出した部分が車両内部のスペースを圧迫するので、インホイール車最大のメリットである車両内部の有効スペースの拡大が妨げられる。
一方、ギヤドモータ方式では、ホイールとモータとの間に減速機を介して構成するため、減速機の収納スペースやギヤオイルを供給する関係で付帯装置が必要になり、装置全体が大型化するという問題があった。
例えば、特許文献1および特許文献2に開示された技術では、インホイールモータにおけるホイール軸方向の幅が広くなり、モータがホイールから張り出すように構成されている。このようにホイールからモータ等が張り出すように構成されていると、操舵輪に使用する場合には操舵に必要な機構がモータ等に干渉して操舵角が制限されるおそれがある。また、ホイールから張り出した部分が車両内部のスペースを圧迫するので、インホイール車最大のメリットである車両内部の有効スペースの拡大が妨げられる。
本発明は、このような背景に鑑みてなされたものであり、モータ、減速機、その他の駆動系をコンパクト化して、車両内部の有効スペースを拡大できるインホイールモータ車のホイール回転装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、回転力を発生するモータと、このモータの出力軸に連結された減速機と、この減速機の出力軸に連結されたハブと、このハブを回転自在に支持する車体側に固定されたスピンドルと、を備え、前記ハブに結合されたホイールを回転させて駆動力を発生させるインホイールモータ車のホイール回転装置であって、前記モータのステ−タは、前記ホイールの内周面に沿って前記ホイールの径方向内側に配置され、前記モータのロータは、前記ステータの前記径方向内側に配置され、
前記減速機は、前記ロータと前記ハブとの間にベアリング部を介して配置されていることを特徴とする。
前記減速機は、前記ロータと前記ハブとの間にベアリング部を介して配置されていることを特徴とする。
かかる構成によれば、減速機を介してモータの回転力をハブに連結することで、モータを小型化しながら出力効率を高めて、加速性能等の走行性能を向上させることができる。
また、ホイールの内周面に沿ってホイールの径方向内側(ホイールの径方向におけるホイールの中心寄り側)にステータを配置するとともに、ステータの内側にロータを配置して、モータのトルクアームを拡大している。これは、モータの薄型化に貢献する。また、モータのステータおよびロータがホイールの外周寄りに配置される分余裕がでるホイールの中心寄りの空間に減速機を配置することで、モータおよび減速機からなる構造部分の薄型化を実現している。この結果、ホイール内にモータおよび減速機を完全に収納できるようになった。
また、本発明のような薄型大径モータを採用することでモータのトルクアームが拡大すると同時に、減速機をロータとハブの間に近接配置することができ、減速比をそれ程大きくすることなく十分な加速性能が得られるようになった。
このように本発明では、十分な出力性能を得つつ、モータ、減速機、その他の駆動系の小型化及び軽量化を実現している。
なお、ここでいう「ベアリング部」とは、後記する図8や図9に示すようなホイール回転装置の場合、「ギヤインナベアリング164,264」および「ギヤアウタベアリング165,265」に相当する。
また、ホイールの内周面に沿ってホイールの径方向内側(ホイールの径方向におけるホイールの中心寄り側)にステータを配置するとともに、ステータの内側にロータを配置して、モータのトルクアームを拡大している。これは、モータの薄型化に貢献する。また、モータのステータおよびロータがホイールの外周寄りに配置される分余裕がでるホイールの中心寄りの空間に減速機を配置することで、モータおよび減速機からなる構造部分の薄型化を実現している。この結果、ホイール内にモータおよび減速機を完全に収納できるようになった。
また、本発明のような薄型大径モータを採用することでモータのトルクアームが拡大すると同時に、減速機をロータとハブの間に近接配置することができ、減速比をそれ程大きくすることなく十分な加速性能が得られるようになった。
このように本発明では、十分な出力性能を得つつ、モータ、減速機、その他の駆動系の小型化及び軽量化を実現している。
なお、ここでいう「ベアリング部」とは、後記する図8や図9に示すようなホイール回転装置の場合、「ギヤインナベアリング164,264」および「ギヤアウタベアリング165,265」に相当する。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のインホイールモータ車のホイール回転装置であって、前記ステータ、前記ロータ、および前記減速機のそれぞれの軸方向幅のうち最大のものは、前記ホイールの軸方向幅よりも小さいことを特徴とする。
かかる構成によれば、ステータ、ロータ、および減速機のそれぞれの軸方向幅をホイールの軸方向幅よりも小さくしたことで、モータと遊星歯車装置をホイール内に収納し、ホイールからモータや減速機が張り出すことを防止することができる。このため、サスペンションジオメトリーの自由度を高めながら、操舵輪への適用を容易にするとともに、車両内部の有効スペースを拡大することができる。
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載のインホイールモータ車のホイール回転装置であって、前記ステータ、前記ロータ、および前記減速機は、それぞれの軸方向幅が略同一であることを特徴とする。
かかる構成によれば、ステータ、ロータ、および減速機のそれぞれの軸方向幅を略同一にすることで、モータおよび減速機からなる構造部分の薄型化を実現し、完全にホイール内に収納することができる。
かかる構成によれば、ステータ、ロータ、および減速機のそれぞれの軸方向幅を略同一にすることで、モータおよび減速機からなる構造部分の薄型化を実現し、完全にホイール内に収納することができる。
請求項4に係る発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のインホイールモータ車のホイール回転装置であって、前記ステータ、前記ロータ、および前記減速機は、前記ホイールの径方向に一列に配置されていることを特徴とする。
かかる構成によれば、ステータ、ロータ、および減速機をジグザグの配置ではなくホイールの径方向に沿って一列に配置したことで、全体としての収納スペースをコンパクト化してモータおよび減速機からなる構造部分の薄型化を実現し、完全にホイール内に収納することが容易になる。
かかる構成によれば、ステータ、ロータ、および減速機をジグザグの配置ではなくホイールの径方向に沿って一列に配置したことで、全体としての収納スペースをコンパクト化してモータおよび減速機からなる構造部分の薄型化を実現し、完全にホイール内に収納することが容易になる。
請求項5に係る発明は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のインホイールモータ車のホイール回転装置であって、前記ステータ、前記ロータ、および前記減速機は、それぞれの軸方向幅の中心線は、前記ホイールの軸方向幅の中心線と略一致するように配置されていることを特徴とする。
かかる構成によれば、ステータ、ロータ、および減速機の各軸方向幅の中心線を、ホイールの軸方向幅の中心線と略一致するように配置したことで、ホイールおよびタイヤの重心と、ホイール内の構造物、すなわち主としてモータおよび減速機の重心とを略一致させることができるため、駆動軸系の静的・動的バランスを改善することができる。このため、駆動軸系にかかる負担を軽減し、振動を低減することができる。
かかる構成によれば、ステータ、ロータ、および減速機の各軸方向幅の中心線を、ホイールの軸方向幅の中心線と略一致するように配置したことで、ホイールおよびタイヤの重心と、ホイール内の構造物、すなわち主としてモータおよび減速機の重心とを略一致させることができるため、駆動軸系の静的・動的バランスを改善することができる。このため、駆動軸系にかかる負担を軽減し、振動を低減することができる。
請求項6に係る発明は、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のインホイールモータ車のホイール回転装置であって、前記ステータは、前記ホイールの回転中心線とビード落とし線との中線よりも前記ホイールの径方向外側に配置されていることを特徴とする。
かかる構成によれば、ステータをホイールの回転中心線とビード落とし線との中線よりもホイールの径方向外側に配置することで、ホイールの外周側に近づけて配置し、ホイール径の制約の範囲内において、できるだけ大きなトルクアームを確保している。
かかる構成によれば、ステータをホイールの回転中心線とビード落とし線との中線よりもホイールの径方向外側に配置することで、ホイールの外周側に近づけて配置し、ホイール径の制約の範囲内において、できるだけ大きなトルクアームを確保している。
請求項7に係る発明は、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のインホイールモータ車のホイール回転装置であって、前記ロータは、前記ホイールの回転中心線とビード落とし線との中線よりも前記ホイールの径方向外側に配置されていることを特徴とする。
かかる構成によれば、ステータの内側に配置されたロータをもホイールの回転中心線とビード落とし線との中線よりもホイールの径方向外側に配置することで、ホイールの外周側に近づけて配置し、さらに大きなトルクアームを確保している。
かかる構成によれば、ステータの内側に配置されたロータをもホイールの回転中心線とビード落とし線との中線よりもホイールの径方向外側に配置することで、ホイールの外周側に近づけて配置し、さらに大きなトルクアームを確保している。
請求項8に係る発明は、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のインホイールモータ車のホイール回転装置であって、前記減速機は、遊星歯車装置、サイクロイド減速機、または、ボール減速機のいずれかであることを特徴とする。
かかる構成によれば、減速機として、遊星歯車装置、サイクロイド減速機、または、ボール減速機を採用することで、ロータとハブとの間にコンパクトに収納することが容易になる。
かかる構成によれば、減速機として、遊星歯車装置、サイクロイド減速機、または、ボール減速機を採用することで、ロータとハブとの間にコンパクトに収納することが容易になる。
請求項9に係る発明は、請求項8に記載のインホイールモータ車のホイール回転装置であって、前記遊星歯車装置は、前記モータケースに固定された内歯歯車と、前記ロータに固定されて、前記ハブにギヤベアリングを介して回転自在に外嵌された太陽歯車と、この太陽歯車と前記内歯歯車に噛合されて、前記ロータから伝達された前記太陽歯車の回転力を前記ハブに伝達する遊星歯車と、を備えていることを特徴とする。
かかる構成によれば、内歯歯車をモータケースに固定し、太陽歯車をロータに固定するとともに、遊星歯車から回転力をハブに伝達する構成としたことで、遊星歯車装置をモータとハブとの間にコンパクトに収納しながら、ロータの回転力を減速してハブに伝達することができる。
請求項10に係る発明は、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のインホイールモータ車のホイール回転装置であって、前記スピンドルは、ナックルを介して前記車体側に連結され、このナックルに前記モータケースが固定されていることを特徴とする。
かかる構成によれば、車両に応じて様々なサスペンション方式が用いられるが、本発明ではナックルおよびスピンドルを含む駆動軸系を採用したため、モータはそのままでナックルのみを取り替えることで、操舵輪か駆動のみで操舵しない車輪かに係わらず様々なサスペンション方式に適用可能である。また、ナックルが備える連結部の形状や位置を適宜変えることで、様々な車両要求に沿ったキングピン角やスクラブの最適設定が可能である。
かかる構成によれば、車両に応じて様々なサスペンション方式が用いられるが、本発明ではナックルおよびスピンドルを含む駆動軸系を採用したため、モータはそのままでナックルのみを取り替えることで、操舵輪か駆動のみで操舵しない車輪かに係わらず様々なサスペンション方式に適用可能である。また、ナックルが備える連結部の形状や位置を適宜変えることで、様々な車両要求に沿ったキングピン角やスクラブの最適設定が可能である。
本発明に係るインホイールモータ車のホイール回転装置は、モータ、減速機、その他の駆動系をコンパクト化して、車両内部の有効スペースを拡大することができる。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。参照する図面において、図1は本発明の実施形態に係るインホイールモータ車のホイール回転装置の全体構成を示す斜視図であり、図2は図1の要部断面図である。
本発明の実施形態に係るホイール回転装置1は、図1に示すように、回転力を発生するモータ2と、モータ2の出力軸に連結された遊星歯車装置6と、遊星歯車装置6の出力軸に連結されたハブ4と、ハブ4を回転自在に支持するナックル12に固定されたスピンドル5と、を備え、これらをホイール13内に収納している。
具体的には、図2に示すように、モータ2は、ホイール13の内周面13aに沿って、この内周面13aに対面するように配置されている。そして、モータ2の内側には遊星歯車装置6が配置され、遊星歯車装置6とハブ4とが結合されている。ハブ4はナックル12に固定されたスピンドル5にハブインナベアリング4a、ハブアウタベアリング4bを介して回転自在に外嵌されている。
具体的には、図2に示すように、モータ2は、ホイール13の内周面13aに沿って、この内周面13aに対面するように配置されている。そして、モータ2の内側には遊星歯車装置6が配置され、遊星歯車装置6とハブ4とが結合されている。ハブ4はナックル12に固定されたスピンドル5にハブインナベアリング4a、ハブアウタベアリング4bを介して回転自在に外嵌されている。
なお、本実施形態においては、一例として、19インチのホイール13を採用し、偏平タイヤTを装着している。また、本発明に係るホイール回転装置1は、例えば、インホイールモータ車の前後輪の4輪すべてに適用することができるが、ここでは操舵輪を例として説明する。駆動するだけで、操舵しない車輪であっても、モータ2、遊星歯車装置6、ハブ4、スピンドル5等の基本的構成は同様である。
ここで、モータ2は同期モータであり、ステータ21に交流電流が供給されてロータ22が回転する。そして、モータ2の回転力を遊星歯車装置6により減速してハブ4に伝達し、ハブ4に結合されたホイール13を回転させて駆動力を発生する。
なお、本実施形態においては、同期モータを採用しているが、これに限定されるものではなく、誘導モータであってもよく、直流モータであってもよい。
また、ホイール13には、ブレーキ機構BRが内蔵されおり、ホイール13の軸方向において、外側にブレーキ機構BRが配置され、内側にホイール回転装置1が配置されている。ブレーキ機構BRに関しては、ここでは説明を省略する。
なお、本実施形態においては、同期モータを採用しているが、これに限定されるものではなく、誘導モータであってもよく、直流モータであってもよい。
また、ホイール13には、ブレーキ機構BRが内蔵されおり、ホイール13の軸方向において、外側にブレーキ機構BRが配置され、内側にホイール回転装置1が配置されている。ブレーキ機構BRに関しては、ここでは説明を省略する。
続いて、モータ2の具体的な構成について、図3を参照しながら説明する。図3は本発明の実施形態に係るモータの主要な構成を示す分解斜視図である。
モータ2は、図3に示すように、筐体となるアウタケース23と、アウタケース23の内周面に沿って固定されたリング状のステータ21と、ステータ21の内側で回転するように配置されたロータ22と、アウタケース23の径方向内側に嵌め合わされたインナケース24と、を備えている。
アウタケース23は、有底の偏平な円筒形状であり、底部23aの中央に貫通孔23bが形成されている。円筒形状部の外周面23cはホイール13の内周面13aに対面するように隣接して配置され(図2参照)、アウタケース23の内周面側にはステータ21が固定されている。
一方、ロータ22は、鉄製積層鋼板ヨークや永久磁石等によって円筒形状に形成され、太陽歯車62に固定されてステータ21の内周面側に回転自在に配置されている(図2参照)。すなわち、太陽歯車62は、ハブ4に「ベアリング部」であるギヤインナベアリング64、ギヤアウタベアリング65を介して回転自在に外嵌されているため、太陽歯車62がスピンドル軸CLの回りに回転自在に構成されている(図7参照)。この点は、さらに後記する。
モータ2は、図3に示すように、筐体となるアウタケース23と、アウタケース23の内周面に沿って固定されたリング状のステータ21と、ステータ21の内側で回転するように配置されたロータ22と、アウタケース23の径方向内側に嵌め合わされたインナケース24と、を備えている。
アウタケース23は、有底の偏平な円筒形状であり、底部23aの中央に貫通孔23bが形成されている。円筒形状部の外周面23cはホイール13の内周面13aに対面するように隣接して配置され(図2参照)、アウタケース23の内周面側にはステータ21が固定されている。
一方、ロータ22は、鉄製積層鋼板ヨークや永久磁石等によって円筒形状に形成され、太陽歯車62に固定されてステータ21の内周面側に回転自在に配置されている(図2参照)。すなわち、太陽歯車62は、ハブ4に「ベアリング部」であるギヤインナベアリング64、ギヤアウタベアリング65を介して回転自在に外嵌されているため、太陽歯車62がスピンドル軸CLの回りに回転自在に構成されている(図7参照)。この点は、さらに後記する。
かかるモータ2の構成により、モータ2のトルクアーム(ロータ22の回転中心となるスピンドル軸CLからロータ22の外周までの距離)を大きくし、出力トルクを稼ぐことができる。本発明のような軸方向幅を小さくした薄型大径のモータ2の採用により、モータ2等をホイール13の軸方向幅J(図2)内に完全に収納することが可能となった上、ブレーキ機構BRやロアアーム締結部LAの収納スペースをも十分に確保できるようになった(図2参照)。
ここで、「大径」とは、モータ2の直径が大きいのみならず、モータ2を構成するステータ21やロータ22が、スピンドル軸CLから離れてホイール13のリム幅を定義する図2の線L1に近づけて設けられていることを意味する。図2に示すように、本実施例ではステータ21のみならずロータ22も、ビード落とし線L3とスピンドル軸CLとの中線L4よりも外周側に設けられている。この結果、モータ2では非常に大きなトルクアームが実現している。但し、本発明が適用されるホイール13や車両によっては、ステータ21のみが中線L4よりも外周側に設けられるようにしてもよい。また、本実施例では、アウタケース23のエッジ部23dからホイール13の内周面13aまでの距離L2を5〜10mm程度の非常に小さな値とすることで、モータ2の更なる大径化を図っている。
ここで、「大径」とは、モータ2の直径が大きいのみならず、モータ2を構成するステータ21やロータ22が、スピンドル軸CLから離れてホイール13のリム幅を定義する図2の線L1に近づけて設けられていることを意味する。図2に示すように、本実施例ではステータ21のみならずロータ22も、ビード落とし線L3とスピンドル軸CLとの中線L4よりも外周側に設けられている。この結果、モータ2では非常に大きなトルクアームが実現している。但し、本発明が適用されるホイール13や車両によっては、ステータ21のみが中線L4よりも外周側に設けられるようにしてもよい。また、本実施例では、アウタケース23のエッジ部23dからホイール13の内周面13aまでの距離L2を5〜10mm程度の非常に小さな値とすることで、モータ2の更なる大径化を図っている。
続いて、遊星歯車装置6について、図4および図5を参照しながら説明する。図4は本発明の実施形態に係る遊星歯車装置の構成を示す分解斜視図であり、図5は遊星歯車装置の動作を説明するための平面図である。
遊星歯車装置6は、図4に示すように、アウタケース23の底部23a(図3参照)に固定された内歯歯車61と、ロータ22(図3参照)に固定されて一体として回転する太陽歯車62と、太陽歯車62と内歯歯車61に噛合されて、太陽歯車62の回転力をハブ4(図2参照)に伝達する遊星歯車アッシー63と、を備え、ホイールの軸方向幅J(図2参照)内に収納されている。
そして、遊星歯車装置6は、ロータ22の径方向内側であって、アウタケース23の底部23aに形成された貫通孔23b内に遊星歯車アッシー63が位置するように配置されている(図2参照)。
遊星歯車装置6は、図4に示すように、アウタケース23の底部23a(図3参照)に固定された内歯歯車61と、ロータ22(図3参照)に固定されて一体として回転する太陽歯車62と、太陽歯車62と内歯歯車61に噛合されて、太陽歯車62の回転力をハブ4(図2参照)に伝達する遊星歯車アッシー63と、を備え、ホイールの軸方向幅J(図2参照)内に収納されている。
そして、遊星歯車装置6は、ロータ22の径方向内側であって、アウタケース23の底部23aに形成された貫通孔23b内に遊星歯車アッシー63が位置するように配置されている(図2参照)。
内歯歯車61は、ホイール軸方向において車体の外側にフランジ61aを有する円筒形状を備え、内周面に遊星歯車63aと噛合する内歯61bが形成されている。そして、フランジ61aがアウタケース23の底部23aに固定されている(図2参照)。
太陽歯車62は、ホイール軸方向における車体の内側にフランジ62aを有する円筒形状を備え、外周面に遊星歯車63aと噛合する外歯62bが形成されている。そして、フランジ62aがロータ22に固定されているため、太陽歯車62はロータ22と一体としてスピンドル軸CLの回りに回転する(図2参照)。
遊星歯車アッシー63は、太陽歯車62の外歯62bの回りに回転する4個の遊星歯車63aと、遊星歯車63aを回転自在に収納するケース63bと、4個の遊星歯車63aを連結した出力ディスク63cと、を備えている。そして、遊星歯車63aは、ケース63bの内周面63b1および外周面63b2から歯面が突出するようにケース63bに装着されている。このため、遊星歯車63aは、ケース63bの内周面63b1側で太陽歯車62の外歯62bと噛合し、外周面63b2側で内歯歯車61の内歯61bと噛合する(図5参照)。
太陽歯車62は、ホイール軸方向における車体の内側にフランジ62aを有する円筒形状を備え、外周面に遊星歯車63aと噛合する外歯62bが形成されている。そして、フランジ62aがロータ22に固定されているため、太陽歯車62はロータ22と一体としてスピンドル軸CLの回りに回転する(図2参照)。
遊星歯車アッシー63は、太陽歯車62の外歯62bの回りに回転する4個の遊星歯車63aと、遊星歯車63aを回転自在に収納するケース63bと、4個の遊星歯車63aを連結した出力ディスク63cと、を備えている。そして、遊星歯車63aは、ケース63bの内周面63b1および外周面63b2から歯面が突出するようにケース63bに装着されている。このため、遊星歯車63aは、ケース63bの内周面63b1側で太陽歯車62の外歯62bと噛合し、外周面63b2側で内歯歯車61の内歯61bと噛合する(図5参照)。
かかる構成により、4個の遊星歯車63aを連結した出力ディスク63cは、遊星歯車63aの公転運動に伴いスピンドル軸CLの回りに回転し、遊星歯車装置6の出力軸となっている。
詳細には、図5に示すように、内歯歯車61がアウタケース23(図2参照)に固定された状態で、太陽歯車62がロータ22の回転に伴って図面上において右回転すると、遊星歯車63aは左回転で自転しながら、太陽歯車62の外歯62bの回りを右回りに公転する。
そして、遊星歯車63aが太陽歯車62の外歯62bの回りを右回りに公転すると、4個の遊星歯車63aは、出力ディスク63c(図4参照)で一体として回転自在に連結されているため、出力ディスク63cはスピンドル軸CL(図4参照)の回りに回転する。
詳細には、図5に示すように、内歯歯車61がアウタケース23(図2参照)に固定された状態で、太陽歯車62がロータ22の回転に伴って図面上において右回転すると、遊星歯車63aは左回転で自転しながら、太陽歯車62の外歯62bの回りを右回りに公転する。
そして、遊星歯車63aが太陽歯車62の外歯62bの回りを右回りに公転すると、4個の遊星歯車63aは、出力ディスク63c(図4参照)で一体として回転自在に連結されているため、出力ディスク63cはスピンドル軸CL(図4参照)の回りに回転する。
一方、車体側の構成について、図6を参照しながら説明する。図6は本発明の実施形態に係るインホイール車の車軸周りの構成を示す分解斜視図である。
車体側には、ナックル12を介して、スピンドル5が連結されている。スピンドル5にはハブインナベアリング4aおよびハブアウタベアリング4bを介してハブ4が回転自在に外嵌されている。
なお、ハブ4、ハブインナベアリング4a、ハブアウタベアリング4b、スピンドル5、およびナックル12は、いわゆる駆動軸系を構成している。
車体側には、ナックル12を介して、スピンドル5が連結されている。スピンドル5にはハブインナベアリング4aおよびハブアウタベアリング4bを介してハブ4が回転自在に外嵌されている。
なお、ハブ4、ハブインナベアリング4a、ハブアウタベアリング4b、スピンドル5、およびナックル12は、いわゆる駆動軸系を構成している。
ナックル12は、円盤状に形成され、中心部にはスピンドル5を嵌め合いで固定するための段付き穴12aが形成されている。ナックル12には、連結部12bにサスペンション装置SP(図1参照)が連結され、連結部12cに図示しない操舵用部材であるタイロッドが連結される。
本実施形態では、いわゆるマクファーソン・ストラット方式のサスペンションが適用された例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ダブル・ウイッシュボーン方式など他のサスペンション方式にも適用可能である。すなわち、車両に応じて様々なサスペンション方式が用いられるが、本発明では図6に示すようなナックル12およびスピンドル5からなる駆動軸系を採用しているため、モータ2(図2参照)はそのままでナックル12のみを取り替えることで、操舵輪か駆動のみで操舵しない車輪かに係わらず様々なサスペンション方式に適用可能である。また、連結部12bの形状や位置を適宜変えることで、様々な車両要求に沿ったキングピン角やスクラブの最適設定が可能である。
本実施形態では、いわゆるマクファーソン・ストラット方式のサスペンションが適用された例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ダブル・ウイッシュボーン方式など他のサスペンション方式にも適用可能である。すなわち、車両に応じて様々なサスペンション方式が用いられるが、本発明では図6に示すようなナックル12およびスピンドル5からなる駆動軸系を採用しているため、モータ2(図2参照)はそのままでナックル12のみを取り替えることで、操舵輪か駆動のみで操舵しない車輪かに係わらず様々なサスペンション方式に適用可能である。また、連結部12bの形状や位置を適宜変えることで、様々な車両要求に沿ったキングピン角やスクラブの最適設定が可能である。
スピンドル5は、ナックル12の中心部に嵌め合わされ、かつボルト12dによって固定されている(図2参照)。スピンドル5は、ホイール軸方向の車体内側に拡径部5a、外側に縮径部5bが設けられている。そして、スピンドル5の拡径部5aおよび縮径部5bには、それぞれハブインナベアリング4aおよびハブアウタベアリング4bが装着され、ハブ4を回転自在に支持するように構成されている。
ハブ4は、ホイール軸方向における外側にフランジ4cを有する円筒形状を備え、ハブボルト14と図示しないナットでホイールと結合される(図1参照)。
ハブ4は、ホイール軸方向における外側にフランジ4cを有する円筒形状を備え、ハブボルト14と図示しないナットでホイールと結合される(図1参照)。
ここで、ハブ4と遊星歯車装置6との関係について、図7を参照しながら説明する。図7はハブと遊星歯車装置との関係を示す分解斜視図である。
前記したように、ロータ22(図2参照)の回転力は、遊星歯車装置6の出力軸である出力ディスク63cに所定の減速比で伝達される。一方、ハブ4はハブインナベアリング4aおよびハブアウタベアリング4bを介して、スピンドル5(図2参照)に回転自在に支持されている。
したがって、ハブ4と遊星歯車装置6の出力軸である出力ディスク63cとを結合することで、ロータ22の回転力をハブ4を介してホイール13に伝達することができる(図2参照)。
具体的には、図7に示すように、ハブ4のフランジ4cを出力ディスク63cに固定してハブ4と出力ディスク63cとを結合している。
また、ハブ4の外周面には、ギヤインナベアリング64およびギヤアウタベアリング65を介して、太陽歯車62が回転自在に支持されている。このため、太陽歯車62はスピンドル軸CLの回りに回転し、太陽歯車62にはロータ22が固定されているため、ロータ22は太陽歯車62を介してスピンドル軸CLの回りに回転する。
前記したように、ロータ22(図2参照)の回転力は、遊星歯車装置6の出力軸である出力ディスク63cに所定の減速比で伝達される。一方、ハブ4はハブインナベアリング4aおよびハブアウタベアリング4bを介して、スピンドル5(図2参照)に回転自在に支持されている。
したがって、ハブ4と遊星歯車装置6の出力軸である出力ディスク63cとを結合することで、ロータ22の回転力をハブ4を介してホイール13に伝達することができる(図2参照)。
具体的には、図7に示すように、ハブ4のフランジ4cを出力ディスク63cに固定してハブ4と出力ディスク63cとを結合している。
また、ハブ4の外周面には、ギヤインナベアリング64およびギヤアウタベアリング65を介して、太陽歯車62が回転自在に支持されている。このため、太陽歯車62はスピンドル軸CLの回りに回転し、太陽歯車62にはロータ22が固定されているため、ロータ22は太陽歯車62を介してスピンドル軸CLの回りに回転する。
続いて、本発明に係るステータ、ロータ、および減速機の配置について、図8および図9を参照しながら説明する。図8は、いわゆる外輪回転型において、本発明に係るステータ、ロータ、および減速機の配置を概念的に示す断面図である。図9は、いわゆる内輪回転型において、本発明に係るステータ、ロータ、および減速機の配置を概念的に示す断面図である。
ここで、外輪回転型の駆動軸系では、図8に示すように、スピンドル105を車体側に固定し、スピンドル105に対して、ハブインナベアリング104aおよびハブアウタベアリング104bを介してハブ104を回転自在に外嵌して、ハブ104にホイール13を結合しているのに対し、内輪回転型では、図9に示すように、ハブホルダ204を車体側に固定し、ハブホルダ204にアクスルシャフト205を回転自在に内嵌して、アクスルシャフト205にホイール13を結合している点が相違するのみである。
このため、外輪回転型では減速機106からハブ104を介してホイール13に駆動力が伝達されるが(図8の矢印P1参照)、内輪回転型では減速機206からアクスルシャフト205を介してホイール13に駆動力が伝達される(図9の矢印P2参照)。
もっとも、内輪回転型のハブホルダ204およびアクスルシャフト205は、慣習的な称呼であり実質的には、請求項や図2、図8等に示す外輪回転型のスピンドル5,105およびハブ4,104にそれぞれ相当する。
したがって、本発明は、いわゆる外輪回転型においても内輪回転型においても、同様に適用することができる。以下、外輪回転型におけるステータ、ロータ、および減速機の配置を例として説明する。
ここで、外輪回転型の駆動軸系では、図8に示すように、スピンドル105を車体側に固定し、スピンドル105に対して、ハブインナベアリング104aおよびハブアウタベアリング104bを介してハブ104を回転自在に外嵌して、ハブ104にホイール13を結合しているのに対し、内輪回転型では、図9に示すように、ハブホルダ204を車体側に固定し、ハブホルダ204にアクスルシャフト205を回転自在に内嵌して、アクスルシャフト205にホイール13を結合している点が相違するのみである。
このため、外輪回転型では減速機106からハブ104を介してホイール13に駆動力が伝達されるが(図8の矢印P1参照)、内輪回転型では減速機206からアクスルシャフト205を介してホイール13に駆動力が伝達される(図9の矢印P2参照)。
もっとも、内輪回転型のハブホルダ204およびアクスルシャフト205は、慣習的な称呼であり実質的には、請求項や図2、図8等に示す外輪回転型のスピンドル5,105およびハブ4,104にそれぞれ相当する。
したがって、本発明は、いわゆる外輪回転型においても内輪回転型においても、同様に適用することができる。以下、外輪回転型におけるステータ、ロータ、および減速機の配置を例として説明する。
本発明は、図8に示すように、ハブ104からホイール13の外周に向かって、減速機106、ロータ122、ステータ121が一列に配置されている。そして、減速機106、ロータ122、ステータ121は、略同一の軸方向幅(厚み)Dを有している。このため、ホイール13の内部に収納するロータ122、ステータ121および減速機106の薄型化を図っている。また、減速機106、ロータ122、ステータ121の軸方向幅Dは、ホイール13の軸方向幅Jよりも薄いため、ロータ122、ステータ121および減速機106を完全にホイール13内に収納することができる。
そして、本発明では、ホイール13の軸方向幅Jの中心線JCLと減速機106、ロータ122、ステータ121の軸方向幅Dの中心線が略一致するように配置されている。このように、ホイール13およびタイヤの重心と、ホイール13内の構造物、主としてロータ122、ステータ121および減速機106の重心とのずれを少なくすることで、重心バランスの偏りによって駆動軸系に余計な負荷や振動が発生することを防止している。
さらに、本発明では、ステータ121およびロータ122は、ホイール13の回転中心線CLとビード落とし線L3との中線L4よりもホイール13の外周側に配置されている。このように、ステータ121をホイール13の回転中心線CLとビード落とし線L3との中線L4よりもホイール13の径方向外側に配置することで、ホイール13の外周側に近づけて配置し、ホイール径の制約の範囲内において、できるだけ大きなトルクアームを確保している。ただし、本発明が適用されるホイール13や車両によっては、ステータ121のみが中線L4よりも外側に設けられるようにしてもよい。
そして、本発明では、ホイール13の軸方向幅Jの中心線JCLと減速機106、ロータ122、ステータ121の軸方向幅Dの中心線が略一致するように配置されている。このように、ホイール13およびタイヤの重心と、ホイール13内の構造物、主としてロータ122、ステータ121および減速機106の重心とのずれを少なくすることで、重心バランスの偏りによって駆動軸系に余計な負荷や振動が発生することを防止している。
さらに、本発明では、ステータ121およびロータ122は、ホイール13の回転中心線CLとビード落とし線L3との中線L4よりもホイール13の外周側に配置されている。このように、ステータ121をホイール13の回転中心線CLとビード落とし線L3との中線L4よりもホイール13の径方向外側に配置することで、ホイール13の外周側に近づけて配置し、ホイール径の制約の範囲内において、できるだけ大きなトルクアームを確保している。ただし、本発明が適用されるホイール13や車両によっては、ステータ121のみが中線L4よりも外側に設けられるようにしてもよい。
以上のように構成された本発明の実施形態に係るインホイールモータ車のホイール回転装置1の作用について、図2を参照しながら説明する。
本発明の実施形態に係るホイール回転装置1において、ステータ21に交流電流が供給されるとロータ22が回転し、ロータ22の回転力を遊星歯車装置6により減速してハブ4に伝達し、ハブ4に結合されたホイール13を回転させて駆動力を発生する。
すなわち、ロータ22が回転すると、ロータ22に一体として固定された太陽歯車62が回転する。そうすると、内歯歯車61がアウタケース23に固定されているため、4個の遊星歯車63aは自転しながら、太陽歯車62の回りを公転する(図5参照)。そして、4個の遊星歯車63aは出力ディスク63c(図4参照)で一体として連結されているため、4個の遊星歯車63aの公転運動に伴い、出力ディスク63cはスピンドル軸CLの回りに回転する。
一方、車体側には、ナックル12を介して、スピンドル5が連結されている。スピンドル5にはハブインナベアリング4aおよびハブアウタベアリング4bを介してハブ4が回転自在に外嵌されている。そして、ハブ4に出力ディスク63cが連結されているため、ハブ4がスピンドル軸CLの回りに回転され、ホイール13が回転されて駆動力が発生する。
本発明の実施形態に係るホイール回転装置1において、ステータ21に交流電流が供給されるとロータ22が回転し、ロータ22の回転力を遊星歯車装置6により減速してハブ4に伝達し、ハブ4に結合されたホイール13を回転させて駆動力を発生する。
すなわち、ロータ22が回転すると、ロータ22に一体として固定された太陽歯車62が回転する。そうすると、内歯歯車61がアウタケース23に固定されているため、4個の遊星歯車63aは自転しながら、太陽歯車62の回りを公転する(図5参照)。そして、4個の遊星歯車63aは出力ディスク63c(図4参照)で一体として連結されているため、4個の遊星歯車63aの公転運動に伴い、出力ディスク63cはスピンドル軸CLの回りに回転する。
一方、車体側には、ナックル12を介して、スピンドル5が連結されている。スピンドル5にはハブインナベアリング4aおよびハブアウタベアリング4bを介してハブ4が回転自在に外嵌されている。そして、ハブ4に出力ディスク63cが連結されているため、ハブ4がスピンドル軸CLの回りに回転され、ホイール13が回転されて駆動力が発生する。
このように、遊星歯車装置6により、モータ2の回転力を減速してハブ4に連結することで、モータ2を小型化しながら出力効率を高めて、加速性能等の走行性能を向上させることができる。
すなわち、ホイール13の内周面13aに沿ってホイール13の径方向内側にステータ21を配置するとともに、ステータ21の内側にロータ22を配置し、モータ2のトルクアームを拡大することで、モータ2の軸方向幅を小さくしている。
そして、遊星歯車装置6をロータ22とハブ4の間に配置するとともに、ホイール13の軸方向幅J内に収納したことで、モータ2と遊星歯車装置6をホイール13内に収納し、ホイール13からモータ2や遊星歯車装置6が張り出すことを防止している。このため、サスペンションジオメトリーの自由度を高めながら、操舵輪への適用を容易にするとともに、車両内部の有効スペースを拡大することができる。
すなわち、ホイール13の内周面13aに沿ってホイール13の径方向内側にステータ21を配置するとともに、ステータ21の内側にロータ22を配置し、モータ2のトルクアームを拡大することで、モータ2の軸方向幅を小さくしている。
そして、遊星歯車装置6をロータ22とハブ4の間に配置するとともに、ホイール13の軸方向幅J内に収納したことで、モータ2と遊星歯車装置6をホイール13内に収納し、ホイール13からモータ2や遊星歯車装置6が張り出すことを防止している。このため、サスペンションジオメトリーの自由度を高めながら、操舵輪への適用を容易にするとともに、車両内部の有効スペースを拡大することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、適宜変更して実施することが可能である。
例えば、本実施形態においては、減速機が遊星歯車装置6である例を詳細に説明したが、本発明の減速機はこれに限定されるものではなく、周知のサイクロイド減速機やボール減速機を適用してもよい。
また、遊星歯車装置6において、内歯歯車61をアウタケース23に固定し、ロータ22を太陽歯車62に固定して、遊星歯車63aの公転回転から出力を取り出すように構成したが、これに限定されるものではなく、遊星歯車63aを固定し、内歯歯車61から出力を取り出すように構成することもできる。
例えば、本実施形態においては、減速機が遊星歯車装置6である例を詳細に説明したが、本発明の減速機はこれに限定されるものではなく、周知のサイクロイド減速機やボール減速機を適用してもよい。
また、遊星歯車装置6において、内歯歯車61をアウタケース23に固定し、ロータ22を太陽歯車62に固定して、遊星歯車63aの公転回転から出力を取り出すように構成したが、これに限定されるものではなく、遊星歯車63aを固定し、内歯歯車61から出力を取り出すように構成することもできる。
本実施形態においては、モータ2と遊星歯車装置6の全体をホイール13の軸方向幅J内に収納して構成したが、これに限定されるものではなく、一部分、例えばモータケースの一部等がホイール13からはみ出すようなものであっても、本発明の技術的範囲に属することが否定されるものではない。
1 ホイール回転装置
2 モータ
4 ハブ
5 スピンドル
6 遊星歯車装置(減速機)
12 ナックル
13 ホイール
21 ステータ
22 ロータ
23 アウタケース
24 インナケース
61 内歯歯車
62 太陽歯車
63 遊星歯車アッシー
63a 遊星歯車
63c 出力ディスク
64 ギヤインナベアリング(ベアリング部)
65 ギヤアウタベアリング(ベアリング部)
104 ハブ
105 スピンドル
106,206 減速機
121,221 ステータ
122,222 ロータ
CL ホイールの回転中心線(スピンドル軸)
D ステータ、ロータ、減速機の軸方向幅
J ホイールの軸方向幅
JCL ホイールの軸方向幅の中心線
L3 ビード落とし線
L4 中線
2 モータ
4 ハブ
5 スピンドル
6 遊星歯車装置(減速機)
12 ナックル
13 ホイール
21 ステータ
22 ロータ
23 アウタケース
24 インナケース
61 内歯歯車
62 太陽歯車
63 遊星歯車アッシー
63a 遊星歯車
63c 出力ディスク
64 ギヤインナベアリング(ベアリング部)
65 ギヤアウタベアリング(ベアリング部)
104 ハブ
105 スピンドル
106,206 減速機
121,221 ステータ
122,222 ロータ
CL ホイールの回転中心線(スピンドル軸)
D ステータ、ロータ、減速機の軸方向幅
J ホイールの軸方向幅
JCL ホイールの軸方向幅の中心線
L3 ビード落とし線
L4 中線
Claims (10)
- 回転力を発生するモータと、このモータの出力軸に連結された減速機と、この減速機の出力軸に連結されたハブと、このハブを回転自在に支持する車体側に固定されたスピンドルと、を備え、前記ハブに結合されたホイールを回転させて駆動力を発生させるインホイールモータ車のホイール回転装置であって、
前記モータのステ−タは、前記ホイールの内周面に沿って前記ホイールの径方向内側に配置され、
前記モータのロータは、前記ステータの前記径方向内側に配置され、
前記減速機は、前記ロータと前記ハブとの間にベアリング部を介して配置されていることを特徴とするインホイールモータ車のホイール回転装置。 - 前記ステータ、前記ロータ、および前記減速機のそれぞれの軸方向幅のうち最大のものは、前記ホイールの軸方向幅よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載のインホイールモータ車のホイール回転装置。
- 前記ステータ、前記ロータ、および前記減速機は、それぞれの軸方向幅が略同一であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のインホイールモータ車のホイール回転装置。
- 前記ステータ、前記ロータ、および前記減速機は、前記ホイールの径方向に沿って一列に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のインホイールモータ車のホイール回転装置。
- 前記ステータ、前記ロータ、および前記減速機は、それぞれの軸方向幅の中心線は、前記ホイールの軸方向幅の中心線と略一致するように配置されていること特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のインホイールモータ車のホイール回転装置。
- 前記ステータは、前記ホイールの回転中心線とビード落とし線との中線よりも前記ホイールの径方向外側に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のインホイールモータ車のホイール回転装置。
- 前記ロータは、前記ホイールの回転中心線とビード落とし線との中線よりも前記ホイールの径方向外側に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のインホイールモータ車のホイール回転装置。
- 前記減速機は、遊星歯車装置、サイクロイド減速機、または、ボール減速機のいずれかであることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のインホイールモータ車のホイール回転装置。
- 前記遊星歯車装置は、
前記モータケースに固定された内歯歯車と、
前記ロータに固定されて、前記ハブにギヤベアリングを介して回転自在に外嵌された太陽歯車と、
この太陽歯車と前記内歯歯車に噛合されて、前記ロータから伝達された前記太陽歯車の回転力を前記ハブに伝達する遊星歯車と、
を備えていることを特徴とする請求項8に記載のインホイールモータ車のホイール回転装置。 - 前記スピンドルは、ナックルを介して前記車体側に連結されていることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のインホイールモータ車のホイール回転装置。
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