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JP2005199879A - ホイール構造 - Google Patents

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JP2005199879A
JP2005199879A JP2004008616A JP2004008616A JP2005199879A JP 2005199879 A JP2005199879 A JP 2005199879A JP 2004008616 A JP2004008616 A JP 2004008616A JP 2004008616 A JP2004008616 A JP 2004008616A JP 2005199879 A JP2005199879 A JP 2005199879A
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JP
Japan
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wheel
wheel hub
motor
fixed
road
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Pending
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JP2004008616A
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English (en)
Inventor
Shuichi Kotani
修一 小谷
Kazumi Murata
和己 村田
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Nissan Motorsports and Customizing Co Ltd
Original Assignee
Autech Japan Inc
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Publication date
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Abstract

【課題】 低コスト化を図ることができるホイール構造を提供する。
【解決手段】 ホイールハブ13のナックルスピンドル21にフロントサスペンションストラット25を固定し、アーム取付部22をサスペンションロアアーム32で支持する。ナックルスピンドル21とアーム取付部22間に駆動機構42を固定し、駆動機構42のモータ45からの駆動力を、ギヤボックス44内蔵のギヤを介して前輪軸46より出力する。前輪軸46を、ホイールハブ11の円筒部43を挿通してロードホイール12に固定する。ロードホイール12のドラム部54とホイールハブ11の円筒部43間にブレーキシュー72を備えてなるブレーキ機構71を配設する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電気自動車で用いられるホイール構造に関する。
従来、電気自動車のホイール構造としては、図2に示すように、モータを内蔵したホイール101が知られている。
このホイール101は、アウタ側を構成するタイヤ111が設けられたロードホイール112と、インナ側を構成するホイールインモータケース113とからなり、該ホイールインモータケース113は、上部がサスペンションストラット114に支持されるとともに、下部がサスペンションロアアーム115に支持されている。前記ホイールインモータケース113には、スピンドル116が設けられており、該スピンドル116には、ベアリング117を介して前記ロードホイール112が回動自在に支持されている。
該ロードホイール112には、ホイールインモータ121が構成されており、該ホイールインモータ121からの出力は、遊星歯車122を介して前記ロードホイール112に伝達されている。また、該ロードホイール112に設けられた軸部123には、ドラム124が固定されており、前記ホイールインモータケース113には、前記ドラム124に圧接されるブレーキシュー125が設けられている。
これにより、前記ホイール101内には、モータが構成されるとともに、ブレーキ機構が収容されている。
しかしながら、このようなホイール構造にあっては、ホイールインモータケース113とロードホイール112とからなるホイール101が車体への支持構造と、モータの構成部品と、ブレーキ機構の構成部品とを兼ねており、それぞれの特性を同時に満足する設計が必要であった。
また、少ないスペースに複数の機能を盛り込まなければならず、これらは低コスト化の阻害要因となっていた。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、低コスト化を図ることができるホイール構造を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために本発明のホイール構造にあっては、サスペンションストラット及びサスペンションアームで支持されたホイールハブの外側に、タイヤを支持するロードホイールが配設されたホイール構造において、モータを備えた駆動機構を、前記サスペンションストラット及び前記サスペンションアームに支持された支持部側に配置した状態で前記ホイールハブに固定し、当該駆動機構の出力軸を、前記ホイールハブを挿通して前記ロードホイールに固定するとともに、前記ロードホイールの周縁部に設けられたドラム部と前記出力軸との間にブレーキ機構を配設した。
すなわち、ホイールハブは、サスペンションストラット及びサスペンションアームを介して車体に支持される。これにより、車体への支持構造は、当該ホイールハブによって構成される。
また、前記ホイールハブに固定されるモータを備えた駆動機構は、前記サスペンションストラット及び前記サスペンションアームに支持された支持部側、すなわち前記ホイールハブより車両中心側に配置される。これにより、前記駆動機構は、前記ロードホイールと前記ホイールハブとで形成された内部空間の外側に配置される。
そして、前記ホイールハブの外側に配置されたロードホイールの周縁部には、ドラム部が形成されており、このドラム部と前記出力軸との間にブレーキ機構が配設される。
以上説明したように本発明のホイール構造にあっては、車体への支持構造を、ホイールハブによって構成することができる。このため、他の機構との関係を気にすること無く、剛性アップ等の設計変更を行うことできる。
また、モータを備えた駆動機構を、前記ロードホイールとホイールハブとで形成された内部空間の外側に配置することができる。これにより、モータの大型化や給油などのメインテナンスを容易に行うことができる。
そして、前記ホイールハブに形成されたドラム部と前記駆動機構の出力軸との間、すなわちモータやギヤ機構が排除された空間内に、ブレーキ機構を配設することができる。これにより、ブレーキ機構の設計に余裕ができるとともに、ブレーキ機構のメインテナンス性も向上する。
このように、前記ホイールハブと前記駆動機構と前記ブレーキ機構とを別構造としたため、それぞれの要求特性を個々に設定することができるとともに、仕様変更に応じた性能変更を個別に行うことができる。よって、設計自由度が向上する。
また、前記ロードホイールと前記ホイールハブとの内部空間に総ての機能を集約しなければならなかった従来と比較して、低コスト化を図ることができる。
以下、本発明の一実施の形態を図に従って説明する。図1は、本実施の形態にかかるホイール構造を備えた電気自動車の前輪を示す図であり、前輪のホイール1が示されている。
このホイール1は、車両中心0X側に配置されたインナを構成するホイールハブ11と、該ホイールハブ11の外側に配置されたアウタを構成するロードホイール12とからなり、該ロードホイール12周縁部のリム13には、タイヤ14が取り付けられている。
前記ホイールハブ13は、強度の高い鍛鉄で形成されており、このホイールハブ13には、取付状態にて上方へ延出するナックルスピンドル21と、下部に設けられたアーム取付部22とが一体形成されている。前記ナックルスピンドル21には、取付用ボルト穴23,23が二箇所に設けられており、この取付用ボルト穴23,23に挿入されたボルトによって、コイルスプリング24を備えたフロントサスペンションストラット25が固定されている。
前記アーム取付部22は、下方へ延出した後、車両中心0X側へ折曲したL字状に形成されており、その先端部には、ボールジョイント取付部31が設けられている。該ボールジョイント取付部31には、サスペンションロアアーム32先端のボールジョイント33が取り付けられており、該ボールジョイント33は、先端のボールジョイント取付用穴34へ挿入されたボルトによって固定されている。前記サスペンションロアアーム32は、ゴムブッシュ35を介して図外の車体に固定されており、前記ホイールハブ11は、前記フロントサスペンションストラット25及び前記サスペンションロアアーム32を介して車体に支持されている。
前記ホイールハブ11の前記ナックルスピンドル21と前記アーム取付部22との間には、座面41が形成されており、前記フロントサスペンションストラット25及び前記サスペンションロアアーム32に支持された支持部側に設定された前記座面41には、当該電気自動車を駆動する駆動機構42が固定されている。該駆動機構42は、前記ホイールハブ11の円筒部43に先端部が挿入されて固定されたギヤボックス44と、該ギヤボックス44内のギヤを駆動するモータ45とによって構成されている。これにより、該モータ45からの駆動力が前記ギヤボックス44内蔵のギヤを介して出力軸である前輪軸46より出力されるように構成されており、該前輪軸46は、前記ホイールハブ11の前記円筒部43を挿通して前記ロードホイール12側へ延出している。
このロードホイール12は、前記リム13がボルト51とナット52で固定された円板状の基部53と、該基部53の周縁より車両中心0X側へ延出したドラム部54と、前記基部53の中央部より前記車両中心0X側へ延出した軸部55とによって一体形成されている。該軸部55には、前記ギヤボックス44より延出した前記前輪軸46が内嵌しており、当該軸部55は、ナット56によって前記ロードホイール12に固定されている。
この軸部55と前記ホイールハブ11の前記円筒部43との間には、ベアリング61が配設されており、当該ロードホイール12は、前記ホイールハブ11に回転自在に支持されている。これにより、前記駆動機構42のモータ45からの駆動力が、前記ギヤボックス44内蔵のギヤ及び前記前輪軸46を介して前記ロードホイール12に伝達されるように構成されており、前記リム13に設けられたタイヤ14を回動できるように構成されている。
前記ロードホイール12の前記ドラム部54と前記ホイールハブ11の前記円筒部43との間には、間隙が形成されており、この間隙には、ブレーキ機構71を構成するブレーキシュー72が配設されている。該ブレーキシュー72は、前記ホイールハブ11に設けられた図外の油圧シリンダ等からなる駆動機構によって駆動されるように構成されており、作動時には、ブレーキシュー72に設けられたライニングが前記ドラム部54の内周面に圧接されるように構成されている。これにより、前記ドラム部54と前記出力軸46との間には、前記ブレーキシュー72を備えてなる前記ブレーキ機構71が設けられている。
以上の構成にかかる本実施の形態において、インナ側を構成するホイールハブ11は、フロントサスペンションストラット25及びサスペンションロアアーム32を介して車体に支持されている。これにより、車体への支持構造を、当該ホイールハブ11によって構成することができる。このため、他の機構との関係を気にすること無く、剛性アップ等の設計変更を行うことできる。
また、前記ホイールハブ11に固定されるモータ45を備えた駆動機構42は、前記サスペンションストラット25及び前記サスペンションロアアーム32に支持された支持部側、すなわち前記ホイールハブ11より車両中心0X側に配置されている。これにより、前記モータ45を備えた駆動機構42を、前記ロードホイール12と前記ホイールハブ11とで形成された内部空間の外側に配置することができる。これにより、前記モータ45の大型化や給油などのメインテナンスを容易に行うことができる。
そして、前記ホイールハブ11の外側に配置されたロードホイール12の周縁部には、ドラム部54が形成されており、このドラム部54と前記駆動機構42から延出した前輪軸46との間、すなわちモータ45やギヤ機構が排除された空間内にブレーキ機構71を配設することができる。これにより、ブレーキ機構71の設計に余裕ができるとともに、ブレーキ機構71のメインテナンス性も向上する。
このように、前記ホイールハブ11と前記駆動機構42と前記ブレーキ機構71とを別構造としたため、それぞれの要求特性を個々に設定することができるとともに、仕様変更に応じた性能変更を個別に行うことができる。よって、設計自由度が向上する。
また、前記ロードホイール12と前記ホイールハブ11との内部空間に総ての機能を集約しなければならなかった従来と比較して、低コスト化を図ることができる。
本発明の一実施の形態を示す要部の断面図である。 従来のホイール構造を示す要部の断面図である。
符号の説明
1 ホイール
11 ホイールハブ
12 ロードホイール
14 タイヤ
25 フロントサスペンションストラット
32 サスペンションロアアーム
42 駆動機構
44 ギヤボックス
45 モータ
46 前輪軸
54 ドラム部
71 ブレーキ機構

Claims (1)

  1. サスペンションストラット及びサスペンションアームで支持されたホイールハブの外側に、タイヤを支持するロードホイールが配設されたホイール構造において、
    モータを備えた駆動機構を、前記サスペンションストラット及び前記サスペンションアームに支持された支持部側に配置した状態で前記ホイールハブに固定し、当該駆動機構の出力軸を、前記ホイールハブを挿通して前記ロードホイールに固定するとともに、前記ロードホイールの周縁部に設けられたドラム部と前記出力軸との間にブレーキ機構を配設したことを特徴とするホイール構造。
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