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JP2007247407A - ファンブレードの保持構造 - Google Patents

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JP2007247407A JP2006067623A JP2006067623A JP2007247407A JP 2007247407 A JP2007247407 A JP 2007247407A JP 2006067623 A JP2006067623 A JP 2006067623A JP 2006067623 A JP2006067623 A JP 2006067623A JP 2007247407 A JP2007247407 A JP 2007247407A
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Abstract

【課題】ファンブレードの破断時において、軸方向前向きの荷重が作用した場合でも、ファンブレードがディスクから脱落するのを確実に防止することができ、応力の予測精度が高く設計が容易であり、締結用のボルトを従来よりも軽く小さいサイズでかつ少ない本数にでき、部品点数を少なくでき、これにより重量軽減とコスト低減を図ることができるファンブレードの保持構造を提供する。
【解決手段】ディスク10が、周方向に一定の角度を隔てかつ軸方向に延びる複数のダブテール溝12を有し、ファンブレード20が、ダブテール溝に軸方向に嵌まり回転時の遠心力をディスクに伝達可能なダブテール部22を有する。ファンブレード20はさらにダブテール部22より後方に位置しダブテール溝12より周方向外側に張出した突起部24を有する。突起部24は、ダブテール部22がダブテール溝12の半径方向内方に位置するときにダブテール溝12と干渉しない大きさに設定されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ファンブレードの破断時において、軸方向前向きの荷重が作用した場合でも、ファンブレードがディスクから脱落するのを防止するファンブレードの保持構造に関する。
図4は、航空機用のターボファンエンジン110の模式図である。このエンジン110は、中心軸116に対し同心に配置されたコアエンジン114で駆動されるファン組立体112を有している。エンジン110の運転中に、ファン組立体112により外気118が吸い込まれ、これにより航空機を飛行させるスラスト力を発生するようになっている。
上述したエンジン110を有する航空機が離陸又は着陸する時に、例えば比較的大きな鳥120がファン組立体112に吸い込まれることがある。この場合、鳥120はロータディスク124から半径方向外方に延びるファンブレード122に衝撃を与え、その一部が破損して飛散することがある。また、鳥に限らず前方から吸い込まれた異物による損傷や、想定外の過大荷重などに起因してファンブレート122またはその一部が破損して飛散することがある。以下、このような現象をFBO(Fan Blade Off)と呼ぶ。
FBO時において、ファンブレード122の一部が飛散し隣接する別のファンブレード122に衝突し、そのファンブレード122に軸方向前向き(上流向き)の衝撃力を与えることがある。
ファンブレード122に作用するこのような軸方向前向きの衝撃力は、ファンブレード122をロータディスク124から抜く方向に作用するため、ファン組立体112はこのような衝撃力を受けてもファンブレード122をロータディスク124に保持できる構造を備える必要がある。
このような要望を満たすファンブレードリテイナ(Fan blade retainer)として、特許文献1が既に提案されている。
特許文献1において、ファンブレード122をロータディスク124に保持する保持組立体126が開示されている。この保持組立体126は、図5に示すように、ディスク124、第1ブレードリテイナ138及び第2ブレードリテイナ144を備える。
ディスク124は、周方向に間隔を隔てた複数のダブテールポスト128を有し、その間に軸方向に延びるダブテール溝130が設けられている。各ブレード122は、ダブテール溝130に軸方向に嵌まるダブテール132を有し、このダブテール132はダブテールポスト128により半径方向に移動しないように保持される。この構成により、ブレード122の回転により発生する遠心力は、ダブテールポスト128を介してディスク124に伝達される。
ブレード122の軸方向前向き(上流向き)の移動を防止するために、第1ブレードリテイナ138を備える。第1ブレードリテイナ138は、ロータディスク124に固定された固定板140を有し、ダブテール溝130内でブレード122が軸方向に移動しないように保持する。固定板140は、隣接するポスト128に設けられた1対の溝142に半径方向外方に挿入されている。
第2ブレードリテイナ144は、ブレード122の軸方向移動を第1ブレードリテイナ138で防止できないときに、ブレード122が所定距離だけ移動した後、楔が作用して軸方向移動を防止するように設けられている。この構成により、第1ブレードリテイナ138と第2ブレードリテイナ144の両方で、ファンブレード122に作用する軸方向前向きの衝撃エネルギーを分散させ、ブレード122をダブテール溝130内に保持するようになっている。
米国特許第5,282,720号明細書、“Fan blade retainer”
図6は、従来のダブテール構造の模式図である。この図に示すように、 ターボファンエンジンのファンブレードは、タービンにより回転駆動される円板状のディスク(ファンディスク又はスピンナーと呼ぶ)の周囲に取り付ける必要がある。そのため従来、ファンブレードの根元部に前後方向に延びるダブテール部を設け、このダブテール部をディスク周囲に設けたダブテール溝に嵌合させるダブテール構造が一般的に採用されている。
また、上述した軸方向前向きの力で、ファンブレードがダブテール溝から抜けるのを防止するため、従来、ブレード前側にリテイナと呼ばれる部材をディスクとボルト等で締結している。
このリテイナには、複数のブレードに対して機能する円環形状の形態と、ブレードごとに機能する板形状の形態がある。
しかし、円環形状リテイナの場合、荷重の作用部とボルト・ナット等の締結部の間隔が長いため、荷重によりボルトに作用する応力の予測、設計が難しい問題点があった。一方、板形状リテイナの場合、ブレードごとに組付けるため、組立時の作業性が悪い。そのため、円環形状リテイナ、板形状リテイナのいずれの場合も、軽量化が困難であり、かつコストが高い問題点があった。
また、上述した特許文献1の保持組立体の場合、第1ブレードリテイナ138と第2ブレードリテイナ144の両方で、ファンブレード122に作用する軸方向前向きの衝撃エネルギーを分散させて、ブレード122をダブテール溝130内に保持することができるが、構造が複雑であり、加工コストが高い問題点があった。
さらに、この保持組立体では、多数の第1ブレードリテイナ138及び第2ブレードリテイナ144を必要とするため、組立時の作業性が悪いというような問題点があった。
本発明は上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、ファンブレードの破断時において軸方向前向きの荷重が作用した場合でも、ファンブレードがディスクから脱落するのを確実に防止することができ、応力の予測精度が高く設計が容易であり、締結用のボルトを従来よりも軽く小さいサイズでかつ少ない本数にでき、部品点数を少なくでき、これにより重量軽減とコスト低減を図ることができるファンブレードの保持構造を提供することにある。
本発明によれば、タービンにより回転駆動されるディスクの外周部に、複数のファンブレードを取り付けるファンブレードの保持構造であって、
前記ディスクは、周方向に一定の角度を隔てかつ軸方向に延びる複数のダブテール溝を有し、
前記ファンブレードは、前記ダブテール溝に軸方向に嵌まり回転時の遠心力をディスクに伝達可能なダブテール部と、該ダブテール部より後方に位置しダブテール溝より周方向外側に張出した突起部とを有し、
該突起部は、前記ダブテール部がダブテール溝の半径方向内方に位置するときにダブテール溝と干渉しない大きさに設定されている、ことを特徴とするファンブレードの保持構造が提供される。
本発明の好ましい実施形態によれば、さらに、前記ディスクに固定され、ファンブレードの軸方向前向きの移動を防止する補助リテイナを備える。
前記突起部は、削り出し、溶接又は圧着により成形されている。
さらに、前記ダブテール部の下面とダブテール溝の底面との間に挿入され、ダブテール部を半径方向外方に位置決めするファンスペーサを備える、ことが好ましい。
上記本発明の構成によれば、ファンブレードの回転中は、遠心力によりダブテール部がダブテール溝内において半径方向外方に押付けられた状態となる。また、ファンブレードは、ダブテール部より後方に位置しダブテール溝より周方向外側に張出した突起部を有するので、回転中はこの状態において、突起部はブレードとディスクの相対変位を拘束するため抜け止めとして機能する。
従ってファンブレードの破断時において、ファンブレードに軸方向前向きの荷重が作用した場合でも、ダブテール溝より周方向外側に張出した突起部がディスクの後面に当接してディスクに軸方向荷重を伝達することができる。
この軸方向荷重により突起部に生じる応力は主として軸方向のせん断応力であり、ディスクに生じる応力は主として軸方向の圧縮応力であるので、突起部とディスクの内部応力を軸方向荷重に応じて正確に予測できる。
またこの内部応力を十分小さい応力に設定することで、突起部及びディスクの破損を防ぎ、ファンブレードのディスクからの脱落を確実に防止することができる。
また、突起部はダブテール部がダブテール溝の半径方向内方に位置するときにダブテール溝と干渉しない大きさに設定されているので、エンジン停止時に、ブレードを半径方向内方に寄せることで、突起部とディスクの干渉がなくなり、組立、分解を容易に行うことができる。
従って、突起部をダブテール部と一体的に構成でき、部品点数を少なくできる。
また、ファンブレードの軸方向前向きの移動を防止する従来と同様の補助リテイナを併用した場合でも、遠心力が大きい場合は、上述の突起部がディスクの後面に当接してディスクに軸方向荷重を伝達するので、補助リテイナにはFBO時の前方向荷重は作用しない。
従って、この補助リテイナは、遠心力が小さくダブテール部がダブテール溝の半径方向内方に位置するときに生じる相対的に小さい前方向荷重を受ける強度を有すればよく、これを締結する締結具(ボルト・ナット等)に大きな力が作用しないので、締結用のボルトを従来よりも軽く小さいサイズでかつ少ない本数にでき、部品点数を少なくでき、これにより重量軽減とコスト低減を図ることができる。
また、エンジン停止時に、ブレードを半径方向内方に寄せて突起部とディスクの干渉をなくした状態で、ブレードの突起部を前から挿入してダブテール溝を通過させた後、ダブテール部の下面とダブテール溝の底面との間にファンスペーサを挿入することにより、ファンブレードのダブテール部を半径方向外方に位置決めすることができる。
従って、エンジン停止時にブレードを運転位置に固定して、組立を容易にでき、かつ、遠心力が小さいときにも突起部がディスクの後面に当接してディスクに軸方向荷重を伝達するので、補助リテイナおよびこれを締結する締結具(ボルト・ナット等)に軸方向荷重が作用しないので、締結用のボルトを更に軽く小さいサイズでかつ少ない本数にできる。
以下本発明の好ましい実施形態について、図面を参照して説明する。なお、各図において、共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図1は、本発明のファンブレードの保持構造を備えたエンジンのファン部横断面図であり、回転軸の軸心1の上側のみを示している。本発明のファンブレード保持構造は、図示しないタービンにより回転駆動されるディスク10の外周部に、複数のファンブレード20を取り付けるものである。
なおこの図において、1はディスク10及びファンブレード20の回転軸の軸心、2は空気流路、3は空気流路の内周面、4は流入空気の流れ、5はFBO時においてファンブレード20に作用する軸方向前向きの力である。
この図に示すように、本発明のファンブレード保持構造は、ディスク10、ファンブレード20、補助リテイナ30及び締結具40からなる。
ディスク10は、周方向に一定の角度を隔てかつ軸方向に延びる複数のダブテール溝12を有する。ダブテール溝12は、ファンブレード20と同数設けるのが好ましいが、複数(2以上)のファンブレード20を1つのダブテール溝12に取り付ける構造でもよい。
ダブテール溝12は、この例では、回転軸の軸心1に平行であるが、軸心1に対し傾斜していてもよい。また、ファンブレード20を前方から軸方向に挿入して嵌められる限りで、ダブテール溝12は直線でも円弧でもよい。
図2は、本発明のファンブレードを分離状態で示す斜視図である。
図1及び図2において、ファンブレード20は、半径方向内端部にダブテール溝12に嵌まるダブテール部22を有する。このダブテール部22は、ダブテール溝12に軸方向に前方から挿入して嵌めることができ、ファンブレード20に作用する回転時の遠心力をディスク10に伝達可能に構成されている。
ファンブレード20は、さらに、ダブテール部22より後方に位置しダブテール溝12より周方向外側に張出した突起部24を有する。
この突起部24は、ダブテール部22がダブテール溝12の半径方向内方に位置するときにダブテール溝12と干渉しない大きさに設定されている。
また、この突起部24は、削り出しによりダブテール部22と一体に成形しても、ダブテール部22に溶接又は圧着により一体化してもよい。
図1において、補助リテイナ30は、ディスク10の前縁に締結具40で固定され、その後縁がダブテール部22の前面に当接し、ファンブレード20の軸方向前向きの移動を防止するようになっている。この補助リテイナ30は、複数のダブテール部22に対して機能する円環形状の形態であっても、ダブテール部22ごとに機能する板形状の形態であってもよい。
締結具40は、ボルト41とナット42であり、補助リテイナ30に設けられた貫通孔と、ディスク10のフランジ部14に設けられた貫通孔を通して互いに螺合する。
図1において、本発明のファンブレード保持構造は、さらにファンスペーサ44を備える、ファンスペーサ44は、ダブテール部22の下面とダブテール溝12の底面との間に挿入され、ダブテール部22を半径方向外方に位置決めする。
図3は、図1のA−A矢視図であり、(A)はファンブレード20の組付け中、(B)はファンブレード20の組付け完了時を示している。
上述したように、ファンブレード20の突起部24は、ファンブレード20のダブテール部22がダブテール溝12の半径方向内方に位置するときに、図3(A)に示すように、ダブテール溝12と干渉しない大きさに設定されている。
従って、エンジン停止時に、ブレード20を半径方向内方に寄せて突起部24とディスク10の干渉をなくした状態で、ブレード20の突起部24をディスク10の前から挿入してダブテール溝を12通過させることができる。またその後、ダブテール部22の下面とダブテール溝12の底面との間にファンスペーサ44を挿入することにより、図3(B)に示すように、ファンブレード20のダブテール部22を半径方向外方に位置決めすることができる。
なお、本発明において、ファンスペーサ44は必須ではないが、これを用いることにより、エンジン停止時にブレード20を運転位置に固定して、組立を容易にできる。
上述した本発明の構成によれば、ファンブレード20の回転中は、遠心力によりダブテール部22がダブテール溝12内において半径方向外方に押付けられた状態となる。また、ファンブレード20は、ダブテール部22より後方に位置しダブテール溝より周方向外側に張出した突起部24を有するので、回転中はこの状態において、図3(B)に斜線部で示す突起部24はブレード20とディスク10の相対変位を拘束するため抜け止めとして機能する。
従ってファンブレード20の破断時において、ファンブレード20に軸方向前向きの荷重が作用した場合でも、ダブテール溝12より周方向外側に張出した突起部24がディスク10の後面10bに当接してディスク10に軸方向荷重を伝達することができる。
この軸方向荷重により突起部24に生じる応力は主として軸方向のせん断応力であり、ディスク10に生じる応力は主として軸方向の圧縮応力であるので、突起部24とディスク10の内部応力を軸方向荷重に応じて正確に予測できる。
またこの内部応力を十分小さい応力に設定することで、突起部24及びディスク10の破損を防ぎ、ファンブレード20のディスク10からの脱落を確実に防止することができる。
また、突起部24はダブテール部22がダブテール溝12の半径方向内方に位置するときにダブテール溝12と干渉しない大きさに設定されているので、エンジン停止時に、ブレード20を半径方向内方に寄せることで、突起部24とディスク10の干渉がなくなり、組立、分解を容易に行うことができる。
従って、突起部24をダブテール部22と一体的に構成でき、部品点数を少なくできる。
また、ファンブレード20の軸方向前向きの移動を防止する従来と同様の補助リテイナ30を併用した場合でも、遠心力が大きい場合は、上述の突起部24がディスク10の後面10bに当接してディスク10に軸方向荷重を伝達するので、補助リテイナ30にはFBO時の前方向荷重はほとんど作用しない。
従って、この補助リテイナ30は、遠心力が小さくダブテール部22がダブテール溝12の半径方向内方に位置するときに生じる相対的に小さい前方向荷重を受ける強度を有すればよく、これを締結する締結具(ボルト・ナット等)に大きな力が作用しないので、締結用のボルトを従来よりも軽く小さいサイズでかつ少ない本数にでき、部品点数を少なくでき、これにより重量軽減とコスト低減を図ることができる。
また、ダブテール部22の下面とダブテール溝12の底面との間にファンスペーサ44を挿入することにより、ファンブレード20のダブテール部22を半径方向外方に位置決めすることができる。
従って、エンジン停止時にブレードを運転位置に固定して、組立を容易にでき、かつ、遠心力が小さいときにも突起部がディスクの後面に当接してディスクに軸方向荷重を伝達するので、補助リテイナおよびこれを締結する締結具(ボルト・ナット等)に軸方向荷重が作用しないので、締結用のボルトを更に軽く小さいサイズでかつ少ない本数にできる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変更することができることは勿論である。
本発明のファンブレードの保持構造を備えたエンジンのファン部横断面図である。 本発明のファンブレードを分離状態で示す斜視図である。 図1のA−A矢視図である。 航空機用のターボファンエンジンの模式図である。 特許文献1のファンブレードリテイナの構成図である。 従来のダブテール構造の模式図である。
符号の説明
1 回転軸の軸心、2 空気流路、3 空気流路の内周面、
4 流入空気の流れ、5 軸方向前向きの力、
10 ディスク(ファンディスク)、10b 後面、12 ダブテール溝、14 フランジ部、
16 ディスク歯部、16a 背面、
20 ファンブレード、22 ダブテール部、22a 前面、
24 突起部、30 補助リテイナ、
40 締結具、41 ボルト、42 ナット、
44 ファンスペーサ

Claims (4)

  1. タービンにより回転駆動されるディスクの外周部に、複数のファンブレードを取り付けるファンブレードの保持構造であって、
    前記ディスクは、周方向に一定の角度を隔てかつ軸方向に延びる複数のダブテール溝を有し、
    前記ファンブレードは、前記ダブテール溝に軸方向に嵌まり回転時の遠心力をディスクに伝達可能なダブテール部と、該ダブテール部より後方に位置しダブテール溝より周方向外側に張出した突起部とを有し、
    該突起部は、前記ダブテール部がダブテール溝の半径方向内方に位置するときにダブテール溝と干渉しない大きさに設定されている、ことを特徴とするファンブレードの保持構造。
  2. さらに、前記ディスクに固定され、ファンブレードの軸方向前向きの移動を防止する補助リテイナを備える、ことを特徴とする請求項1に記載のファンブレードの保持構造。
  3. 前記突起部は、削り出し、溶接又は圧着により成形されている、ことを特徴とする請求項1に記載のファンブレードの保持構造。
  4. さらに、前記ダブテール部の下面とダブテール溝の底面との間に挿入され、ダブテール部を半径方向外方に位置決めするファンスペーサを備える、ことを特徴とする請求項1に記載のファンブレードの保持構造。
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