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JP2007138380A - 弾性舗装用バインダーおよびそれを用いた弾性舗装材料 - Google Patents

弾性舗装用バインダーおよびそれを用いた弾性舗装材料 Download PDF

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JP2007138380A
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Noritoshi Nukui
紀利 貫井
Takayuki Yako
貴之 八子
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Bridgestone Corp
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Abstract

【課題】高温時における耐わだち性が良好で、破損しにくく、耐久性に優れた舗装を得ることができる弾性舗装用バインダーおよびそれを用いた弾性舗装材料を提供する。
【解決手段】アスファルトと、重量平均分子量50,000〜100,000のエチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)と、ワックスとを含有する弾性舗装用バインダーである。EVAの、JIS K7206に準拠するビカット軟化点は好適には40℃以上120℃以下の範囲内であり、JIS K7210に準拠するメルトマスフローレートは好適には1〜100g/10minの範囲内である。バインダーと、骨材と、ゴムチップおよび/またはゴム粉末とを含有する弾性舗装材料において、バインダーとして、上記弾性舗装用バインダーを用いた。
【選択図】なし

Description

本発明は、弾性舗装用バインダー(以下、単に「バインダー」とも称する)および弾性舗装材料に関し、詳しくは、低コストで、リサイクル性、施工性および経済性に優れ、耐わだち性の良好な舗装を得ることができる弾性舗装用バインダーおよびそれを用いた弾性舗装材料に関する。
近年、従来の密粒舗装に代わって、舗装内部に空隙を設けることによって交通騒音の低減を図った排水性舗装が急激に普及しつつある。この排水性舗装によれば、従来に比して約3dBの低騒音化が可能であるが、この排水性舗装では十分な低騒音化が得られない地域も多いことから、更なる低騒音化技術が求められている。
これに対する技術としては、例えば、防音壁等が提案されているが、これは、施工費用が嵩むこと、景観上の問題で設置できない場所があることなどの問題点を有するため、道路の舗装自体の改良に関して、より低騒音化を実現できる技術が望まれている。
排水性舗装以上の優れた低騒音性を実現することのできる舗装としては、大別して、(1)従来のアスファルトバインダーではなくウレタン樹脂バインダーを用いて、廃棄加硫ゴムを添加した弾性舗装材料(例えば、特許文献1、特許文献2)と、(2)廃棄加硫ゴムを粉状またはチップ状にしてアスファルトバインダー舗装に添加した廃棄加硫ゴム入りアスファルト舗装材料(例えば、特許文献3、特許文献4)とが挙げられる。
このうち、ウレタン樹脂バインダーを用いた弾性舗装においては、ゴムを高充填することができるため、密粒舗装対比で6〜10dBの低騒音化が可能になるが、その反面、(i)ウレタン等のバインダーの養生時間が長いために、施工時の交通規制を長時間(1〜2日)行わなければならなくなり、交通渋滞等を引き起こす可能性があること、(ii)硬化系バインダーであるため、施工した舗装をリサイクルする場合に、アスファルトのように加熱等により再利用を図ることができないこと、(iii)アスファルトに比べて高価であるため、道路のような大面積に施工すると大幅なコストアップが生じてしまうこと、などの難点があった。
これら問題のうち、硬化時間の問題については、硬化助剤等により硬化反応を早める工夫が行われているが、硬化時間が早すぎると、材料を混合して道路に施工する間に硬化反応による増粘が起こり、作業性が著しく低下するとともに、できあがった舗装が平坦性に乏しくなるなど、完成度の低いものになるという二律背反が生じてしまうこととなる。
また、廃棄加硫ゴムを含有させたアスファルト舗装においては、アスファルトバインダーを使用しているために上述のウレタン樹脂バインダーにおける3つの問題点はクリアできるが、その一方、(i)アスファルトと加硫ゴムとの接着性が非常に低いことから、ゴムが飛散する等の問題が生じて、耐久性が低下するため、ゴムの高充填ができないこと、(ii)現在使用されているアスファルトや改質アスファルト、高粘度アスファルトバインダーでは、ウレタン樹脂バインダーに比して剛性が低いため、舗装にしたときに車両の重さに耐えられず、轍掘れ等が発生しやすいこと、等の問題があった。
このため、アスファルト系のゴム入り舗装材料においては、全体に占めるゴムの体積比が精々5%程度であり、ゴムを高充填したアスファルト系舗装材料の検討はほとんどされていないのが現状である。その結果、これらの舗装材料により得られる騒音低減効果についても、排水性舗装と同レベルか若干向上したレベルに過ぎず、十分な低騒音化を実現できるものではなかった。
そこで、本願出願人は先に、上述の(1)ウレタン樹脂バインダーを用いた舗装材料と、(2)アスファルトバインダーを用いた舗装材料との問題点を同時に解消すべく、新たなアスファルト舗装用添加材(特許文献5)およびアスファルト系弾性舗装材料(特許文献6)を提案した。
特許第2869459号公報 特許第2869458号公報 特開平9−165248号公報 特開平6−279684号公報 特開2002−201601号公報 特開2002−201311号公報
しかしながら、アスファルト系弾性舗装は熱依存性が高いことから、温度上昇時に強度が低下してしまうという難点があった。そのため、高温時にわだちが生じて破損しやすいという問題があり、この点は、従来の改良技術では未だ十分には解消されていなかった。
そこで本発明の目的は、上記問題を解消して、高温時における耐わだち性が良好で、破損しにくく、耐久性に優れた舗装を得ることができる弾性舗装用バインダーおよびそれを用いた弾性舗装材料を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、アスファルト系弾性舗装のバインダー作製時に高分子量のエチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)を添加することにより、バインダーの軟化点を上昇させて、結果として破壊強度を向上することができ、施工後の舗装において良好な耐わだち性が実現されることを見出した。
ところが一方で、高分子量のEVAは粘度が高いために混合しにくく、施工性を悪化させてしまうという難点がある。そのため従来は施工性確保の観点から、例えば、重量平均分子量29,000程度の低分子量EVAしか用いられていなかった。これに対し、本発明者らはさらに検討した結果、バインダー中にさらにワックスを添加することで、粘度を下げて施工性の悪化を防止することができることを見出して、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明の弾性舗装用バインダーは、アスファルトと、重量平均分子量50,000〜100,000のエチレン酢酸ビニル共重合体と、ワックスとを含有することを特徴とするものである。
本発明において好適には、前記エチレン酢酸ビニル共重合体の、JIS K7206に準拠するビカット軟化点が40℃以上120℃以下の範囲内であり、JIS K7210に準拠するメルトマスフローレートが1〜100g/10minの範囲内である。また、本発明の弾性舗装用バインダーは、好適には、さらに、シランカップリング剤を含有する。
また、本発明の弾性舗装材料は、バインダーと、骨材と、ゴムチップおよび/またはゴム粉末とを含有する弾性舗装材料において、前記バインダーとして、上記本発明の弾性舗装用バインダーを用いたことを特徴とするものである。
本発明によれば、上記構成としたことにより、高温時における耐わだち性が良好で破損しにくく、従って耐久性に優れた舗装を得ることができ、かつ、施工性を損なうこともない弾性舗装用バインダーおよびそれを用いた弾性舗装材料を実現することが可能となった。
以下、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。
本発明の弾性舗装用バインダーは、アスファルトと、重量平均分子量(Mw)50,000〜100,000のエチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)と、ワックスとを含有する。アスファルトベースのバインダー中に高分子量EVAを添加したことにより、60℃の高温時での舗装面におけるわだち形成および破損の問題を解消して、破壊強度を高め、結果として耐久性を向上することができ、併せてワックスを添加したことにより、施工性の低下を防止することが可能となった。
本発明のバインダーにおいて使用することのできるアスファルトとしては、特に制限されるものではなく、慣用のアスファルト、例えば、ストレートアスファルト、セミブローンアスファルト、ブローンアスファルト、アスファルト乳剤やタール、ピッチ、オイルなどを添加したカットバックアスファルト、再生アスファルトなどが挙げられる。これらはそれぞれ単独で、または2種以上を組み合わせて使用することができる。また、アスファルトは、脱色アスファルトであってもよい。本発明のバインダーにおけるアスファルトの好適配合量は、10〜40重量%の範囲内である。
また、EVAとしては、重量平均分子量50,000〜100,000の高分子量のものであれば、特に制限されるものではなく、市場で入手し得るものを適宜用いることが可能である。好適には、JIS K7206に準拠するビカット軟化点が40℃以上120℃以下、特には50℃以上80℃以下の範囲内であり、JIS K7210に準拠するメルトマスフローレートが1〜100g/10min、特には5〜30g/10minの範囲内であるものを用いる。具体的には例えば、EVA530、EVA541、EVA625、EVA633(いずれも東ソー(株)製)等を好適に使用することができる。
また、EVAにおけるビニル酢酸単位は、ゴムとの接着性を高めるために、好ましくは10重量%以上であり、EVAのJIS K7215に準拠するデュロメータA硬さは、強度の面から70以上であることが好ましい。本発明のバインダーにおけるEVAの好適配合量は、30〜60重量%の範囲内である。
ワックスとしては、特に制限されるものではなく、石油ワックス等の天然ワックスおよび合成ワックスのいずれを用いることもでき、例えば、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、流動パラフィンワックス、パラフィン系合成ワックス、ポリエチレンワックス、炭化水素系ワックス等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。このようなワックスは1種を単独で用いても2種以上を混合して用いてもよい。また、本発明に用いるワックスとしては、軟化点が80℃以上160℃以下、特には90℃以上130℃以下であるものが好ましい。さらに、25℃における針入度は、好適には20以下、より好適には8以下である。本発明のバインダーにおけるワックスの配合量は、好適には10〜60重量%とする。
また、本発明のバインダーには、さらに、シランカップリング剤を含有させることが好ましく、これにより石表面の接着性も得られるため、耐久性をより高めることが可能である。シランカップリング剤としては、市場で入手できるものを適宜使用することが可能であり、特に制限されるものではないが、中でもアミノ系シランカップリング剤が好適であり、例えば、信越シリコーン(株)製のKBM603、KBM903等を好適に使用することができる。シランカップリング剤の配合量としては、例えば、全バインダーに対し、0.5〜5重量%程度とすることができる。
その他、バインダー中には、例えば、強度等を向上させるために、他の熱可塑性エラストマーを添加することができる。かかる他の熱可塑性エラストマーとしては、例えば、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SBS)、スチレン−イソプレン−スチレン共重合体(SIS)、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン共重合体(SEBS)等の1種または2種以上の組み合わせを適宜選択して用いることができる。これら他の熱可塑性エラストマーの配合量は、例えば、全バインダーに対し、10〜50重量%程度とすることができる。
また、バインダー中には、施工性を改良するために、低分子量の石油樹脂を1〜40重量%含有させることができる。
バインダーの粘度としては、施工性の観点から、好ましくは10Pa・s以下であり、バインダーの形態としては、粒径5〜10mmのペレット状でも、あるいは粉末状であってもよい。
また、本発明の弾性舗装材料は、バインダーと、骨材と、ゴムチップおよび/またはゴム粉末とを含有するものであって、バインダーとして、上記本発明の弾性舗装用バインダーを用いたものである。本発明の弾性舗装材料中のバインダーの割合は、10〜35重量%程度とすることができる。
本発明において使用する骨材としては、特に制限はなく、川砂利、川砂等の天然の骨材や砕石、スラグ、コンクリート、ガラス、FRP等のリサイクル骨材を使用することができる。この骨材に使用する石材、砂等は、完成した舗装の強度、耐摩耗性を確保し、表面に露出して防滑作用を得るためのものである。石材は互いに噛み合って荷重を分散させる機能を持つことが好ましく、このため、砕石のような尖った形状で硬い物が適当である。また、粒径0.5〜30mmの粗粒骨材に対して、粒径0.5mm以下の細粒骨材を5体積%以上混合することが好ましい。粗粒骨材は、主として通水性を得るために多孔質構造を形成するものであり、互いに噛み合って隙間を形成するような、砕石のような尖った形状で硬いものが適当である。一方、細粒骨材は、大型の粗粒骨材の表面に付着してタイヤ等に対して防滑作用(サンドペーパーのような研磨効果)をもたらすこととなる。本発明の弾性舗装材料中の骨材の割合は、好ましくは35〜55重量%である。この割合が35重量%未満であると強度が十分ではなく、一方、55重量%を超えると、十分な弾性および低音効果が得られなくなり、いずれも好ましくない。
ゴムチップおよび/またはゴム粉末は、特に材質等は限定されず、天然ゴムやイソプレンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ブチルゴム、エチレン−プロピレンゴム等を利用することができる。かかるゴムは、ゴムタイヤ、ウェザーストリップ、ホース類等の使用済み廃材、成形の際に生成する不要の端材、成形不良品等から得ることができる。本発明の弾性舗装材料中におけるゴムの割合は、好ましくは20〜70重量%である。この割合が20重量%未満であると弾性舗装材料としての効果が十分ではなく、一方、70重量%を超えると、アスファルト舗装に適用するために十分な物性が得られなくなり、いずれも好ましくない。
混合時に用いるオイルとしては、特に限定はされないが、例えば、芳香族環、ナフテン環およびパラフィン鎖の3組成からなる石油系オイルのうち、環分析結果が36%以上の芳香族炭素を有する芳香族系オイルを好適に使用することができる。
本発明の弾性舗装材料を製造するにあたっては、アスファルト、EVAおよびワックスをブレンドしたものと、骨材と、ゴムチップおよび/またはゴム粉末とを150〜200℃程度で混合することにより、現場施工が可能である。好ましくは、EVAとゴムチップおよび/またはゴム粉末とを予め混合し、次いで残りの配合物を混合する。これにより、ゴムを熱から効果的に保護することができる。
以下、本発明を、実施例を用いてより詳細に説明する。
EVA、ワックス、粘着付与樹脂、アミノシラン系カップリング剤およびアスファルトを、それぞれ下記の表1中に示す配合にて混合し、180℃で攪拌することにより、各実施例および比較例の弾性舗装用バインダーを調製した。
(60℃破壊強度の測定)
各実施例および比較例のバインダー25重量%と、ゴムとケイ砂との重量比75/25の混合物75重量%とを混合したものを用いて、金型により寸法4×4×16cmのサンプル(空隙率20%)を作製した。このサンプル10を60℃に加熱して、図1に示すように、10cmの間隔をおいて配置した一対の支持バー11上に設置し、押圧バー12によりサンプル10の中央部分を10mm/minの速度で上方から押圧して、破壊強度を測定した。
(ホイールトラッキング試験(60℃車輪走行試験))
各実施例および比較例のバインダー25重量%と、ゴムとケイ砂との重量比75/25の混合物75重量%とを混合したものを用いて、金型により寸法300×300×50mmのサンプル(空隙率20%)を作製した。このサンプル20を60℃の温水に浸して、図2に示すように、直径200mm、幅50mm、ゴム厚み15mmのソリッドタイヤ21を686N(70kgf)で上方から押し付けながらサンプル20上を走行させた。走行条件はサンプルの中央を42±1回/minとし、試験輪走行距離は230±10mmとした。45分後の変形量と60分後のサンプルの変形量から、動的安定度DS(回/mm)を求めた。45分後までもたないサンプルについては、それまでの変形量から算出した。
これらの結果を、下記表1中に併せて示す。
Figure 2007138380
*1)EV210ET:三井デュポンポリケミカル社製(Mw=29,000 JIS K7206ビカット軟化点=34℃ JIS K7210メルトマスフローレート=400g/10min)
*2)EVA530:東ソー(株)製(Mw=53,000 JIS K7206ビカット軟化点=69℃ JIS K7210(JIS K6924−1)メルトマスフローレート=75g/10min)
*3)EVA541:東ソー(株)製(Mw=80,000 JIS K7206ビカット軟化点=70℃ JIS K7210(JIS K6924−1)メルトマスフローレート=9g/10min)
*4)EVA625:東ソー(株)製(Mw=75,000 JIS K7206ビカット軟化点=59℃ JIS K7210(JIS K6924−1)メルトマスフローレート=14g/10min)
*5)EVA633:東ソー(株)製(Mw=70,000 JIS K7206ビカット軟化点=51℃ JIS K7210(JIS K6924−1)メルトマスフローレート=20g/10min)
*6)ワックス:日本精鑞(株)製,FT100
*7)粘着付与樹脂:ロジン変性フェノール樹脂 荒川化学工業(株)製,タマノル803L
*8)アミノ系シランカップリング剤:信越シリコーン(株)製,KBM603
*9)アスファルト:(25℃針入度60〜80)
上記表1に示すように、アスファルトに対し所定の高分子量EVAおよびワックスを添加した実施例1〜4のバインダーは、低分子量EVAを用いた比較例のバインダーに比べて破壊強度に優れ、耐久性の良好なものであることが確かめられた。また、実施例1〜4のバインダーは、ホイールトラッキング試験においてわだちが生じず、破損しにくいものであることも確認できた。
60℃破壊強度の測定に用いた測定装置の概略説明図である。 ホイールトラッキング試験に用いた装置の概略説明図である。
符号の説明
10 サンプル
11 支持バー
12 押圧バー
20 サンプル
21 ソリッドタイヤ

Claims (5)

  1. アスファルトと、重量平均分子量50,000〜100,000のエチレン酢酸ビニル共重合体と、ワックスとを含有することを特徴とする弾性舗装用バインダー。
  2. 前記エチレン酢酸ビニル共重合体のJIS K7206に準拠するビカット軟化点が40℃以上120℃以下の範囲内である請求項1記載の弾性舗装用バインダー。
  3. 前記エチレン酢酸ビニル共重合体のJIS K7210に準拠するメルトマスフローレートが1〜100g/10minの範囲内である請求項1または2記載の弾性舗装用バインダー。
  4. さらに、シランカップリング剤を含有する請求項1〜3のうちいずれか一項記載の弾性舗装用バインダー。
  5. バインダーと、骨材と、ゴムチップおよび/またはゴム粉末とを含有する弾性舗装材料において、前記バインダーとして、請求項1〜4のうちいずれか一項記載の弾性舗装用バインダーを用いたことを特徴とする弾性舗装材料。
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