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JP2007095767A - 露光装置 - Google Patents

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JP2007095767A
JP2007095767A JP2005279773A JP2005279773A JP2007095767A JP 2007095767 A JP2007095767 A JP 2007095767A JP 2005279773 A JP2005279773 A JP 2005279773A JP 2005279773 A JP2005279773 A JP 2005279773A JP 2007095767 A JP2007095767 A JP 2007095767A
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Noriyuki Hirayanagi
徳行 平柳
Hideya Inoue
英也 井上
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
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Abstract

【課題】 反射型マスクと投影光学系との間に露光領域規定部材が設置されている場合においても反射型マスクの高さ位置を良好に計測することができる露光装置を提供する。
【解決手段】 反射型マスクMを載置するマスクステージ55と、感応基板Wを載置する基板ステージ56とを投影光学系PLに対して相対的に走査方向に同期移動させて、露光光32により感応基板W上に反射型マスクMに形成されたパターンを転写する露光装置において、反射型マスクMと投影光学系PLとの間に配置され、露光領域を規定する開口部を有する露光領域規定部材1と、反射型マスクMに対して検出光3を照射し、反射型マスクMにより反射された検出光を受光することにより反射型マスクMの高さを検出する検出手段とを備え、露光領域規定部材1は、露光光32を透過させず、検出光3を透過させる部材により形成される。
【選択図】 図1

Description

この発明は、半導体素子、液晶表示素子等のマイクロデバイスをリソグラフィ工程で製造するための露光装置に関するものである。
近年、半導体集積回路の微細化に伴い、解像力を更に向上させるために、短い波長(11〜14nm)のEUV(Extreme Ultra Violet)光を使用した投影リソグラフィ技術が開発されている。この波長域では、従来のレンズのような透過屈折型の光学素子を使用できず、ミラー等の反射型の光学素子を使用し、マスクも反射型マスクを用いる。
反射型マスクを用いた露光装置においては、露光領域以外の領域に入射する不要光を除去するために、反射型マスクの近傍に円弧状の開口を有する視野制限スリットが設けられている。露光時には、マスクを載置するマスクステージが移動し、マスク面に形成されたパターンが、逐次照明される。マスクの表面は必ずしも平坦ではなく、また、マスクをマスクステージに取り付けたときに、高さ方向の位置が変動したり、傾いた状態で取り付けられる場合がある。このような場合には、マスクと投影光学系との距離が変動し、ウエハ上に露光したときに像のボケ、倍率や転写位置等の誤差が生じるおそれがある。このような倍率や転写位置の誤差を防止するために、マスクの高さ方向の位置を測定、かつ制御する必要がある。
マスクの高さ方向の位置の測定は、干渉計等を用いて行なわれる(例えば、特許文献1参照)。また、マスクの測定面に斜め方向から光を照射し、マスク面により反射された光が受光面上に入射する位置を計測することによっても行なわれる。即ち、マスクの測定面の高さが変化すると、計測される光の入射位置が変動する。したがって、計測される光の入射位置の変動量を求めることにより、マスクの測定面の高さを測定することができる。
米国特許第6359678号明細書
ところで、上述の視野制限スリットを備えたEUV露光装置においては、露光中に反射型マスクの露光面の高さ方向の位置を上述の光学的方法により計測する場合、視野制限スリットが計測光を遮るため、反射型マスクの高さ方向の位置を計測することができない。
この発明の課題は、反射型マスクと投影光学系との間に露光領域規定部材が設置されている場合においても反射型マスクの高さ位置を良好に計測することができる露光装置を提供することである。
この発明の露光装置は、反射型マスク(M)を載置するマスクステージ(55)と、感応基板(W)を載置する基板ステージ(56)とを投影光学系(PL)に対して相対的に走査方向に同期移動させて、露光光(32)により前記感応基板(W)上に前記反射型マスク(M)に形成されたパターンを転写する露光装置において、前記反射型マスク(M)と前記投影光学系(PL)との間に配置され、露光領域を規定する開口部(S)を有する露光領域規定部材(1)と、前記反射型マスク(M)に対して検出光(3)を照射し、前記反射型マスク(M)により反射された検出光(3)を受光することにより前記反射型マスクの高さを検出する検出手段(4)とを備え、前記露光領域規定部材(1)は、前記露光光(32)を透過させず、前記検出光(3)を透過させる部材により形成されることを特徴とする。
この発明の露光装置によれば、露光領域規定部材が露光光を反射し、検出光を透過させる部材により形成されているため、検出光が露光領域規定部材に遮光されることなく、反射型マスク上に到達することができる。したがって、露光中においても検出手段により反射型マスクの高さ位置を良好に計測することができる。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態にかかる露光装置について説明する。図1は、実施の形態にかかる露光装置の概略構成を示す図である。また、以下の説明においては、図1中に示した直交座標系を設定し、このXYZ直交座標系を参照しつつ各部材の位置関係について説明する。XYZ直交座標系は、X軸及びY軸が感応基板としてのウエハWに対して平行となるよう設定され、Z軸がウエハWに対して直交する方向に設定されている。図中のXYZ座標系は、実際にはXY平面が水平面に平行な面に設定され、Z軸が鉛直方向に設定される。また、この実施の形態では、ウエハWを移動させる方向(走査方向)をX方向に設定している。
EUV光源31から射出したEUV光(露光光)32は、照明光学系33を構成し、コリメータミラーとして作用する凹面反射鏡34を介してほぼ平行光束となり、一対のフライアイミラー35a及び35bからなるオプティカルインテグレータ35に入射する。一対のフライアイミラー35a及び35bとして、例えば米国特許第6452661号公報に開示されたフライアイミラーを用いることができる。
第2フライアイミラー35bの反射面の近傍、すなわちオプティカルインテグレータ35の射出面の近傍には、所定の形状を有する実質的な面光源が形成される。実質的な面光源からの光は、平面反射鏡36により偏向され、露光領域規定部材1の細長い円弧状の視野制限スリットS(図2参照)を通過して、マスク(反射型マスク)M上に細長い円弧状の照明領域を形成する。
図2は、露光領域規定部材1の構成を示す図である。露光領域規定部材1は、マスクMと投影光学系PLとの間に配置され、ウエハW上の露光領域を規定する円弧状の視野制限スリット(開口部)Sを有している。この円弧状の視野制限スリットSをEUV光が通過することにより、マスクMにおける照明領域が円弧状となる。これは、後述する投影光学系PLの反射鏡M1〜M6の配置の関係上近軸光線が使用できないこと、及びできるだけ広い露光領域を確保しつつ、収差を小さくしたいこと等を考慮し、像面湾曲等の光軸からの距離によって決まる収差をほぼ一定とし、これらの収差を補正しやすくするためである。なお、ウエハW上に導かれるEUV光による露光領域が所定形状に規定されていればよいため、EUV光がマスクMにより反射される前にEUV光を視野制限スリットSによって制限するように構成してもよい。また、EUV光がマスクMにより反射された後にEUV光を視野制限スリットSによって制限するように構成してもよい。なお、この実施の形態にかかる露光領域は、上述の利点を踏まえて円弧状に規定されているが、他の形状を有するようにしてもよい。
また、露光領域規定部材1は、EUV光(露光光)32を反射し、または吸収等により透過させず、後述するマスクMの高さ方向の位置を検出するための検出光を透過させる部材、例えば光学ガラスや合成石英等の材料により形成されている。また、露光領域規定部材1は、図2に示すように、複数(この実施の形態においては2つ)の部材1a,1bを組み合わせて構成されている。即ち、図3に示すように、部材1aと部材1bとをそれぞれ加工作製し、図2に示すように、加工された部材1a及び1bを組み合わせて構成されている。
露光領域規定部材1の視野制限スリットSのエッジ部は露光量誤差に影響を与えるため高精度に加工される必要があるが、視野制限スリットSを1つの光学ガラスや合成石英等の部材に高精度に穴加工及び研磨加工して形成するのは時間及びコストがかかり、視野制限スリットSを容易に作製することができない。しかしながら、露光領域規定部材1を部材1a及び1bに分割して作製することにより、視野制限スリットSを容易に作製することができる。
また、露光領域規定部材1を構成する部材1a及び1bの組み合わせ位置を変更することにより、視野制限スリットSの走査方向(X方向)における幅を変更することができる。図4は部材1a及び1bの組み合わせ位置を変更した一例を示す図、図5は図4に示すエッジE1及びE2の位置を示すグラフである。なお、図5に示すグラフの縦軸はX方向(走査方向)におけるエッジE1,E2の位置座標、横軸はY方向(非走査方向)におけるエッジE1,E2の位置座標を示している。図4及び図5に示すように、部材1aを+Y方向に所定量移動させた場合、視野制限スリットSの走査方向における幅W1より幅W2を大きくすることができる。
このように、視野制限スリットSの走査方向における幅を変更することにより、視野制限スリットSを通過する露光光による露光量に傾斜成分を与えることができる。図6は、図4及び図5に示すように視野制限スリットSの走査方向における幅を変更した場合における露光量分布を示すグラフである。なお、図6に示すグラフの縦軸は露光量、横軸はY方向(非走査方向)における位置を示している。図6に示すように、視野制限スリットS内を通過する露光光による露光量に傾斜成分を与えることができるため、露光時における露光量分布(照明ムラ)が発生した場合、視野制限スリットSの走査方向における幅を適切に変更することにより、露光量分布を補正することができる。
露光領域規定部材1の視野制限スリットSを通過したEUV光は、マスクM上に形成されているパターンを照明する。マスクMはマスクステージ55に搭載され、マスクステージ55はX,Y,Zの各軸方向及び各軸まわりの回転方向に移動可能に構成されている。マスクMにより反射されたEUV光は、複数の反射鏡(図1においては例示的に6つの反射鏡M1〜M6)からなる投影光学系PLを介して、ウエハW上にマスクMのパターンの像を形成する。ウエハWはウエハステージ56に搭載され、ウエハステージ56はX,Y,Zの各軸方向及び各軸まわりの回転方向に移動可能に構成されている。
マスクステージ55及びウエハステージ56のXY方向の位置は、図示しない干渉計によって各々測定される。干渉計による測定結果は制御装置51に対して出力され、制御装置51は、マスクステージ55及びウエハステージ56に対して駆動信号57,58を出力する。リニアモータやエアアクチュエータ等の図示しないアクチュエータによりマスクステージ55及びウエハステージ56は移動する。
この実施の形態においては、マスクMの高さ方向(Z方向)の位置を検出するマスク位置検出装置(検出手段)が設けられている。マスクの位置変動及びウエハの位置変動は相対的な問題であるため、従来の透過型マスクを用いた露光装置においては、マスク側とウエハ側の高さを測定し、マスク側またはウエハ側のいずれかの高さ方向の位置を補正していた。しかしながら、この実施の形態にかかる反射型マスクの場合、マスクM側をテレセントリックな光学系にするのは困難である。即ち、マスクM側の高さ方向の位置ずれは倍率変動誤差を生ずる可能性がある。そのため、マスク側及びウエハ側の高さ方向の位置の補正はそれぞれ独立して行なうことが好ましい。
図7は、マスク位置検出装置の構成を説明するための図である。図7に示すように、マスク位置検出装置を構成するハロゲンランプやレーザ光源を備える投光器2から射出した検出光3は、露光領域規定部材1の視野制限スリットS及び視野制限スリットS以外の部分(以下、遮光部という。)の何れか一方を通過して、マスクMに入射する。つまり、視野制限スリットSのエッジ部に検出光3が当たらないように構成されている。なお、検出光3は、露光光としてのEUV光の波長と異なる波長を有している。マスクMにより反射された検出光3は、露光領域規定部材1の視野制限スリットS及び遮光部の何れか一方を通過して、CCD等を備える受光器4により測定される。マスクM面の高さ方向(Z方向)における位置のずれは、受光器4の検出光の入射面における光束の入射位置のずれとして測定でき、この光束の位置に基づいてマスクMの高さを検出することができる。なお、図7においては、視野制限スリットSを通過する検出光の図示を省略し、遮光部を通過する検出光のみを図示している。
また、図7においては、検出光3は1つのみを示しているが、実際には、複数のスリットを有するスリット基板を投光器2と露光領域規定部材1との間に配置し、スリット基板の像がマスクM上に形成されるように送光光学系を配置し、スリット像が受光器4上に結像されるように結像光学系を配置する。したがって、受光器4上における各スリット像の位置からマスクMの複数点の高さ方向の位置を同時に測定することができる。複数点の高さ方向の位置を同時に測定することにより、マスクMの傾きを検出することもでき、例えばマスクMのたわみ等によりY方向に高さ分布が生じている場合においても走査方向(X方向)の各位置を正確に求めることができる。この測定結果は制御装置51に対して出力される。
また、検出光3が露光領域規定部材1に入射する角度と露光領域規定部材1の屈折率によっては検出光3が露光領域規定部材1により反射される可能性がある。この場合には、入射角調整部材1c〜1fを設けて露光領域規定部材1に対する実効的な入射角を調整してもよい。入射角調整部材1c〜1fは、露光領域規定部材1と同じ材料により作製することが好ましいが、他の材料で作製してもよい。
図8は、投光器2と露光領域規定部材1との間に配置された図示しないスリット基板上の複数のスリットを通過した検出光が露光領域規定部材1に到達した状態を示す図である。この実施の形態においては、投光器2と露光領域規定部材1との間に配置されたスリット基板上には17個のスリットが形成されている。図8に示すように、所定の7個のスリットを通過した検出光3a〜3gは、露光領域規定部材1の遮光部を透過して、マスクM上の検出点に到達する。また、所定の3個のスリットを通過した検出光3h〜3jは、露光領域規定部材1の視野制限スリットSを通過して、マスクM上の検出点に到達する。また、所定の7個のスリットを通過した検出光3k〜3qは、露光領域規定部材1の遮光部を透過して、マスクM上の検出点に到達する。
図8に示すように、検出光3a〜3qが露光領域規定部材1の視野制限スリットS及び遮光部の何れか一方を通過するように規定されている。これは、露光領域規定部材1の振動等による検出誤差の発生を防止するためである。図9は露光開始時におけるマスクM、マスクステージ55及び露光領域規定部材1の位置関係を示す図、図10は露光中におけるマスクM、マスクステージ55及び露光領域規定部材1の位置関係を示す図である。図9に示す露光開始時の位置から、図10に示すようにマスクステージ55(マスクM)をX方向に走査移動させることにより、走査露光を行なうと同時にマスクMの高さ方向の位置の計測を行なう。即ち、マスクMの全面における高さ方向の位置の計測を行なうことができる。この計測結果は、制御装置51に対して出力される。制御装置51は、計測結果に基づいて、マスクステージの高さ位置及びX軸まわり、Y軸まわりの回転を補正する。具体的には、制御装置51は、マスクステージ57に対して駆動信号57を出力し、マスクステージ55を移動させることにより、マスクM面の高さ位置等の補正を行なう。
なお、マスクM面のパターンが形成されているパターン領域の位置を計測する場合には、パターンによるマスクMの表面の凹凸のために計測誤差が生じることがある。この実施の形態にかかるEUV光用の露光装置に使用される反射型マスクの場合、多層膜上に吸収体パターン層が形成され、または多層膜を部分的に除去することにより転写すべきパターンが形成されるため、凹凸が生じる。したがって、パターンが形成されていないマスクM上の周辺領域の高さ方向の位置を同時に計測することが望ましい。
なお、ウエハステージ56の近傍には、マスク位置検出装置と同様なウエハWの高さ方向(Z方向)の位置を検出するウエハ位置検出装置が配置されている。図1に示すように、投光器52から射出した検出光は、ウエハWにより反射されて、受光器54に入射する。受光器54に入射した検出光の計測結果は制御装置51に対して出力される。制御装置51は、受光器54による計測結果に基づいてウエハWの高さ方向の位置を検出する。
この実施の形態にかかる露光装置によれば、露光領域規定部材がEUV光を反射し、検出光を透過させる部材により形成されているため、検出光が露光領域規定部材に遮光されることなく、マスク上に到達することができる。したがって、露光中においてもマスク位置検出装置によりマスクの高さ位置を良好に計測することができる。
なお、この実施の形態にかかる露光装置においては、マスク位置検出装置によりマスクMの高さ方向の位置を検出しているが、例えば図11に示すようなハーフミラー(反射領域)10を露光領域規定部材1の下面に備えることによりマスクMの高さ方向の位置及びマスクMと露光領域規定部材1との間隔を検出することができる。図11に示すように、投光器2から射出する検出光3が入射する露光領域規定部材1の下面にハーフミラー10を設置する。なお、露光領域規定部材1の一部をハーフミラーとなるように加工してもよい。投光器2から射出した検出光3は、ハーフミラー10に入射する。ハーフミラー10を通過した検出光3は、露光領域規定部材1を通過して、マスクMにより反射されて、露光領域規定部材1を通過して、受光器4により受光される。一方、ハーフミラー10により反射された検出光3は、受光器5により受光される。受光器4及び受光器5により受光された検出光の計測結果は、制御装置51に対して出力される。制御装置51は、受光器4により受光された検出光と受光器5により受光された検出光との光路差にに基づいて、マスクMと露光領域規定部材1との間隔を検出する。
制御装置51は、マスクMと露光領域規定部材1との間隔を補正する必要があると判断した場合には、マスクステージ55を駆動することによりマスクMをZ方向に移動させて、マスクMと露光領域規定部材1との間隔を補正する。また、露光領域規定部材1に例えばアクチュエータ60等を設け、露光領域規定部材1をZ方向に移動可能とし、露光領域規定部材1をZ方向に移動することによりマスクMと露光領域規定部材1との間隔を補正してもよい。このように、マスクMと露光領域規定部材1との間隔を制御することができるため、マスクMと露光領域規定部材1との間隔の変動により発生する露光量の変動を防止することができる。
また、この実施の形態にかかる露光装置においては、2つの部材により構成されている露光領域規定部材を備えているが、3つ以上の部材により構成されている露光領域規定部材を備えるようにしてもよい。
実施の形態にかかる露光装置の構成を示す図である。 実施の形態にかかる露光領域規定部材の構成を示す図である。 実施の形態にかかる露光領域規定部材を構成する部材の構成を示す図である。 実施の形態にかかる露光領域規定部材を構成する部材の組み合わせ位置を変更した状態を示す図である。 実施の形態にかかる露光領域規定部材を構成する各部材のエッジ部の位置を示すグラフである。 実施の形態にかかる露光領域規定部材の視野制限スリットを通過するEUV光の露光量分布を示すグラフである。 実施の形態にかかるマスク位置検出装置の構成を説明するための図である。 実施の形態にかかる露光領域規定部材に到達する検出光の位置を示す図である。 露光開始時の露光領域規定部材とマスク(マスクステージ)との位置関係を示す図である。 走査露光時の露光領域規定部材とマスク(マスクステージ)との位置関係を示す図である。 他のマスク位置検出装置の構成を示す図である。
符号の説明
1…露光領域規定部材、1c〜1f…入射角調整部材、2,52…投光器、3…検出光、4,54…受光器、31…光源、33…照明光学系、51…制御装置、55…マスクステージ、56…ウエハステージ、60…アクチュエータ、M…マスク、PL…投影光学系、W…ウエハ。

Claims (5)

  1. 反射型マスクを載置するマスクステージと、感応基板を載置する基板ステージとを投影光学系に対して相対的に走査方向に同期移動させて、露光光により前記感応基板上に前記反射型マスクに形成されたパターンを転写する露光装置において、
    前記反射型マスクと前記投影光学系との間に配置され、露光領域を規定する開口部を有する露光領域規定部材と、
    前記反射型マスクに対して検出光を照射し、前記反射型マスクにより反射された検出光を受光することにより前記反射型マスクの高さを検出する検出手段と、
    を備え、
    前記露光領域規定部材は、前記露光光を透過させず、前記検出光を透過させる部材により形成されることを特徴とする露光装置。
  2. 前記検出手段は、前記検出光が前記開口部及び前記開口部以外の部分の何れか一方を通過する位置に配置されることを特徴とする請求項1記載の露光装置。
  3. 前記露光領域規定部材は、複数の部材を組み合わせて構成されており、
    前記複数の部材の組み合わせ位置を変更することにより、前記開口部の走査方向における幅を変更することを特徴とする請求項1または請求項2記載の露光装置。
  4. 前記露光光と前記検出光の波長が異なることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の露光装置。
  5. 前記露光領域規定部材に前記検出光が反射する反射領域を備え、
    前記マスクにより反射された前記検出光と、前記反射領域により反射された前記検出光とに基づいて、前記マスクと前記露光領域規定部材との間隔を計測することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の露光装置。
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