JP2007087553A - 光ディスク装置およびチルト制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】記光ディスク101から反射した第1ビームと第2ビームとを検出する光検出器106と、第1ビームと第2ビームからそれぞれのトラッキング誤差信号を算出するトラッキング誤差信号演算回路107,109と、第2ビームのトラッキング誤差信号の振幅値と光ディスクの特性に基づいた演算係数の乗算値を演算する演算係数調整部110と、第1ビームのトラッキング誤差信号の振幅値と乗算値との差分をチルト信号として演算するチルト信号演算回路111と、チルト信号に基づいて対物レンズのチルト補償を行う駆動部114と、を備え、演算係数調整部110は、演算係数Kをチルト信号の振幅値が所定値以下または最小になるように調整し、第2ビームのトラッキング誤差信号の振幅値と調整後の前記乗算値を演算する。
【選択図】 図1
Description
また、本発明は、上記光ディスク装置のチルト制御方法である。
図1は、実施の形態1にかかる光ディスク装置の光ヘッド部の構成を示す模式図である。本実施の形態にかかる光ディスク装置の光ヘッド部は、半導体レーザ120と、コリメータレンズ122と、回折光学素子105と、偏光ビームスプリッタ103と、対物レンズ102,104と、光検出器106と、トラック誤差信号演算回路107,109と、チルト信号演算回路111と、演算係数調整部110と、信号振幅検出回路113と、メモリ112と、駆動部114とを備えた構成となっている。
ここで、MPPはメインビームのプッシュプル信号振幅値、SPPはサブビームのプッシュプル信号振幅値、Kは演算係数である。
実施の形態1にかかる光ディスク装置では、メインビームのプッシュプル信号振幅値とサブビームのプッシュプル信号振幅値に演算係数Kを乗算した値の差分値が所定値以下または最小となるように演算係数Kを調整してチルト補償を行っていたが、この実施の形態2にかかる光ディスク装置は、メインビームのプッシュプル信号振幅値とサブビームのプッシュプル信号振幅値に演算係数Kを乗算した値が等しくなるように演算係数Kを調整してチルト補償を行うものである。
実施の形態1および2の光ディスク装置では、メモリ112にディスク種別ごとの演算係数Kを予め保持しておき、使用する光ディスクのディスク種別に応じてこの演算係数Kを読み出して、読み出した演算係数Kを調整していたが、この実施の形態3の光ディスク装置では、光ディスクの最内周リードイン領域にその光ディスクに対応した演算係数Kを保持しておき、光ディスクから読み取った演算係数Kを調整するものである。
実施の形態3にかかる光ディスク装置では、光ディスクの最内周リードイン領域にその光ディスクに対応した演算係数Kを保持しておき、光ディスクから読み取った演算係数Kを調整していたが、この実施の形態4にかかる光ディスク装置では、メモリ112にディスク種別ごとの演算係数Kを予め保持しておくとともに、光ディスクのリードイン領域にその光ディスクに対応した演算係数Kを保持しておき、リードイン領域に演算係数Kが記録されていない場合に、メモリ112から光ディスクに対応した演算係数Kを読み出して調整するものである。
102,104 対物レンズ
103 偏光ビームスプリッタ
105 回折光学素子
106 光検出器
107,109 トラック誤差信号演算回路
108a メインビーム用受光部
108b サブビーム用受光部
110,710 演算係数調整部
111 チルト信号演算回路
113 信号振幅検出回路
112 メモリ
114 駆動部
120 半導体レーザ
122 コリメータレンズ
123a,123b 光スポット
713 信号振幅検出・比較回路
Claims (11)
- 光ディスクに対しビームを照射する光源と、
光源から照射された前記ビームを少なくとも第1ビームと第2ビームとに分割する回折光学素子と、
前記回折光学素子で分割された前記第1ビームと前記第2ビームとを前記光ディスクに集光させる対物レンズと、
前記光ディスクから反射した第1ビームと第2ビームとを検出する光検出器と、
前記第1ビームと前記第2ビームからそれぞれのトラッキング誤差信号を算出するトラッキング誤差信号演算手段と、
前記第2ビームのトラッキング誤差信号の振幅値と前記光ディスクの特性に基づいて予め定められた演算係数の乗算値を演算し、前記演算係数を調整する演算係数調整手段と、
前記第1ビームのトラッキング誤差信号の振幅値と前記乗算値との差分をチルト信号として演算するチルト信号演算手段と、
前記チルト信号に基づいて対物レンズのチルト補償を行う駆動手段と、を備え、
前記演算係数調整手段は、前記演算係数を、前記チルト信号の振幅値が所定値以下の値または最小値になるように調整し、前記第2ビームのトラッキング誤差信号の振幅値と調整後の前記乗算値を演算することを特徴とする光ディスク装置。 - 光ディスクに対しビームを照射する光源と、
光源から照射された前記ビームを少なくとも第1ビームと第2ビームとに分割する回折光学素子と、
前記回折光学素子で分割された前記第1ビームと前記第2ビームとを前記光ディスクに集光させる対物レンズと、
前記光ディスから反射した第1ビームと第2ビームとを検出する光検出器と、
前記第1ビームと前記第2ビームからそれぞれのトラッキング誤差信号を算出するトラッキング誤差信号演算手段と、
前記第2ビームのトラッキング誤差信号の振幅値と前記光ディスクの特性に基づいて予め定められた演算係数の乗算値を演算し、前記第1ビームのトラッキング誤差信号の振幅値と前記乗算値が同一となるように前記演算係数を調整する演算係数調整手段と、
前記第1ビームのトラッキング誤差信号の振幅値と前記乗算値との差分をチルト信号として演算するチルト信号演算手段と、
前記チルト信号に基づいて対物レンズのチルト補償を行う駆動手段と、
を備えたことを特徴とする光ディスク装置。 - 前記光ディスクの種別と前記演算係数とを対応付けて記憶する記憶手段をさらに備え、
前記演算係数調整手段は、前記光ディスクの種別を判別し、判別された種別に対応する前記演算係数を前記記憶手段から読み出して前記乗算値を演算し、調整後の前記演算係数を、前記記憶手段に前記光ディスクの種別に対応した前記演算係数として保存することを特徴とする請求項1または2に記載の光ディスク装置。 - 前記記憶手段は、さらに、前記光ディスクの製造元と前記演算係数とを対応付けて記憶し、
前記演算係数調整手段は、前記光ディスクの製造元を判別し、判別された製造元に対応する前記演算係数を前記記憶手段から読み出して前記乗算値を演算し、調整後の前記演算係数を、前記記憶手段に前記光ディスクの前記製造元の種別に対応した前記演算係数として保存することを特徴とする請求項3に記載の光ディスク装置。 - 前記光ディスクに固有の識別情報と前記演算係数とを対応付けて記憶する記憶手段をさらに備え、
前記演算係数調整手段は、前記光ディスクの識別情報を判別し、判別された前記識別情報に対応する前記演算係数を前記記憶手段から読み出して前記乗算値を演算し、調整後の前記演算係数を、前記記憶手段に前記光ディスクの前記識別情報に対応した前記演算係数として保存することを特徴とする請求項1または2に記載の光ディスク装置。 - 前記記憶手段は、さらに、複数の層からなる前記光ディスクの各層と前記演算係数とを対応付けて記憶し、
前記演算係数調整手段は、前記光ディスクの書き込みまたは読み出し対象の層を判別し、判別された層に対応する前記演算係数を前記記憶手段から読み出して、前記チルト信号を演算し、調整後の前記演算係数を、前記記憶手段に前記光ディスクの前記層に対応した前記演算係数として保存することを特徴とする請求項3〜5のいずれか一つに記載の光ディスク装置。 - 前記演算係数調整手段は、前記演算係数が記録された前記光ディスクから前記演算係数を読み出して前記乗算値を演算し、調整後の前記演算係数を、前記光ディスクに記録することを特徴とする請求項1または2に記載の光ディスク装置。
- 前記演算係数調整手段は、前記演算係数が層毎に記録された複数の層を有する前記光ディスクの書き込みまたは読み出し対象の層についての前記演算係数を読み出して前記乗算値を演算し、調整後の前記演算係数を前記書き込みまたは読み出し対象の層についての前記演算係数として前記光ディスクに記録することを特徴とする請求項7に記載の光ディスク装置。
- 前記演算係数を記憶する記憶手段をさらに備え、
前記チルト信号演算手段は、前記光ディスクに前記演算係数が記録されている場合には、前記光ディスクから前記演算係数を読み出し、前記光ディスクに前記演算係数が記録されていない場合には、前記記憶手段から前記演算係数を読み出して前記乗算値を演算し、調整後の前記演算係数を、前記光ディスク及び前記記憶手段に記録することを特徴とする請求項1または2に記載の光ディスク装置。 - 光源から照射されたビームを回折光学素子によって分割された第1ビームと第2ビームとを対物レンズにより前記光ディスクに集光させ、前記光ディスクから反射した第1ビームと第2ビームとを検出する光検出工程と、
前記第1ビームと前記第2ビームからそれぞれのトラッキング誤差信号を算出するトラッキング誤差信号演算手段と、
前記第2ビームのトラッキング誤差信号の振幅値と前記光ディスクの特性に基づいて予め定められた演算係数の乗算値を演算し、前記演算係数を調整する演算係数調整工程と、
前記第1ビームのトラッキング誤差信号の振幅値と前記乗算値との差分をチルト信号として演算するチルト信号演算工程と、
前記チルト信号に基づいて対物レンズのチルト補償を行う駆動工程と、を含み、
前記演算係数調整工程は、前記演算係数を、前記チルト信号の振幅値が所定値以下の値または最小値になるように調整し、前記第2ビームのトラッキング誤差信号の振幅値と調整後の前記乗算値を演算することを特徴とするチルト制御方法。 - 光源から照射されたビームを回折光学素子によって分割された第1ビームと第2ビームとを対物レンズにより前記光ディスクに集光させ、前記光ディスクから反射した第1ビームと第2ビームとを検出する光検出工程と、
前記第1ビームと前記第2ビームからそれぞれのトラッキング誤差信号を算出するトラッキング誤差信号演算工程と、
前記第2ビームのトラッキング誤差信号の振幅値と前記光ディスクの特性に基づいて予め定められた演算係数の乗算値を演算し、前記第1ビームのトラッキング誤差信号の振幅値と前記乗算値が同一となるように前記演算係数を調整する演算係数調整工程と、
前記第1ビームのトラッキング誤差信号の振幅値と前記乗算値との差分をチルト信号として演算するチルト信号演算工程と、
前記チルト信号に基づいて対物レンズのチルト補償を行う駆動工程と、
を含むことを特徴とするチルト制御方法。
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JP2005278329A JP4215765B2 (ja) | 2005-09-26 | 2005-09-26 | 光ディスク装置およびチルト制御方法 |
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