JP2006309467A - 硬貨処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 硬貨投入口3に投入された硬貨は、入金用の硬貨搬送機構10に送り込まれる。硬貨搬送機構10の硬貨は、一時保留部20に搬送されるか、あるいは硬貨払出口6に排出される。一時保留部20の硬貨は、硬貨振分機構30に送り込まれて選別されるか、あるいは現物返却される。硬貨振分機構30では、硬貨が金種別に選別され、金種別の収納庫40の6つの硬貨収納庫40a〜40fにそれぞれ収納され、出金指令あるいは精査の指令にもとづいて、出金用の硬貨搬送機構50に取り出される。出金用の硬貨搬送機構50に取り出された硬貨は、精査が指令されたときには一時保留部20に搬送され、出金指令であれば釣銭として硬貨払出口6に出金される。
【選択図】 図2
Description
(釣銭払出機の外観構成)
図1は、実施の形態に係る釣銭払出機の外観構成を示す斜視図である。
次に、釣銭払出機1のハードウェアの概略構成について説明する。
図2は、釣銭払出機の内部構成を示す平面断面図である。釣銭払出機1は、硬貨投入口3に投入された硬貨を搬送する入金用の硬貨搬送機構10と、正貨として識別された硬貨を一時保留する一時保留部20と、硬貨を選別する硬貨振分機構30と、硬貨を金種別に収容する6つの硬貨収納庫40a〜40fからなる収納庫40と、釣銭を硬貨払出口6に出金する出金用の硬貨搬送機構50とから構成されている。
(入金用の硬貨搬送機構)
次に、入金用の硬貨搬送機構10の構成と動作について、図3および図4によって説明する。
入金用の硬貨搬送機構10は、硬貨投入口3の開口部の下に配置された傾斜ベルト111を備えた搬送ベルト機構11と、ベルト121によって検銭部14に硬貨を搬送する搬送ベルト機構12と、ベルト131によって一時保留部20に硬貨を送り出す搬送ベルト機構13とを備えている。搬送ベルト機構11の傾斜ベルト111は、ローラ112,113に張設され、駆動モータM1によって駆動される。また、搬送ベルト機構12,13の各ベルト121,131は、それぞれローラ122,123、およびローラ132,133に張設されている。
次に、一時保留部の構成と動作について、図5および図6により説明する。
図5は、一時保留部の構成を示す平面図、図6は、一時保留部の正面断面図である。
次に、硬貨振分機構30から各入金口で選別された硬貨を、金種別にそれぞれ6つの硬貨収納庫に収納するようにした収納払出部の構成と動作について、図7により説明する。
ここでは、収納庫40は側板401によって、隣接する収納庫40と区画された収納スペースが形成されている。この収納庫40の右側の仕切板402の上部には、直径の異なる複数の入金口が形成された硬貨振分機構30が配置され、各硬貨収納庫40a〜40fの収納スペースに硬貨を金種別に振分けて投入できる。
次に、出金用の硬貨搬送機構50の構成と動作について、図8、図9および図10によって説明する。
出金用の硬貨搬送機構50は、搬送ベルト機構51と切換ゲート52とソレノイド53とを備えており、収納されている硬貨を搬送ベルト機構51により釣銭払出機1の硬貨払出口6に搬送する。切換ゲート52は、ベルト511と側板50a,50bによって構成された搬送路の終端部分に配置されている。切換ゲート52は、図9に示すように、シャフトが挿通可能な軸孔520と、ソレノイド53の制御軸と係合する溝部521aが形成されたアーム521と、ベルト511からの硬貨CNを受け取る硬貨載置面522と、受け取った硬貨CNを90°横方向に送り出すように形成された曲面523が形成されている。
同図(A)には、硬貨CNを一時保留部20側へ排出する様子を示している。ここで、切換ゲート52は、軸孔520に挿通されたシャフト55によって回動自在に保持されている。いま、ソレノイド53がオンすると、切換ゲート52がシャフト55回りで右回転して、その硬貨載置面522がシュート56に当接する。これにより、ベルト511の上面位置と切換ゲート52の硬貨載置面522とが一致して、硬貨CNが一時保留部20側に排出される。
図11は、返却シュートの構成を示す斜視図である。
返却シュート27は、硬貨投入口3の下に配置されていて、筐体2の前面右側に返却口7が設けられている。一時保留部20では、キャンセルソレノイド26によってキャンセルゲート231が開いて、硬貨CNが送り出されると、この返却シュート27によって返却口7に現物返却される。図11では、筐体2の前面に配置された入金用の硬貨搬送機構10を省略している。
図12は、一時保留部からのシュートの変形例を示す斜視図である。
ここでは、一時保留部20から返却口7に到る返却シュート27に代えて、キャンセルゲート231の直下で硬貨CNを受け取る受領部228と、受領部228の硬貨CNを回転させて搬送する転動搬送路29とが設けられている。キャンセルゲート231がキャンセルソレノイド26によって開放されると、硬貨CNは横向きで送り出されるが、キャンセルゲート231の直下に設けられた受領部228では、硬貨CNを90°回転して縦位置で受け取る。転動搬送路29は、受領部228と硬貨払出口6との間に配置され、硬貨CNが縦位置のままで転動しながら搬送されるように所定の角度に傾斜している。
(硬貨の流れ)
次に、釣銭払出機1の内部における硬貨の流れについて説明する。
2 筐体
3 硬貨投入口
4 ディスプレイ
5 操作パネル
6 硬貨払出口
7 返却口
10 入金用の硬貨搬送機構
11,12,13 搬送ベルト機構
14 検銭部
20 一時保留部
21 搬送ベルト機構
22 硬貨ストッパ機構
23 硬貨返却機構
30 硬貨振分機構
31 搬送ベルト機構
40 収納庫
40a〜40f 硬貨収納庫
41 前段ベルト機構
42 後段ベルト機構
43 出金用ベルト機構
50 出金用の硬貨搬送機構
51 搬送ベルト機構
52 切換ゲート
Claims (9)
- 投入口に投入された硬貨を金種別に収容するとともに払出口に釣銭として払い出すようにした硬貨処理装置において、
前記硬貨の真偽および金種を識別する識別部を有する入金用搬送手段と、
前記入金用搬送手段から正貨として識別された硬貨を受け入れて一時保留する硬貨保留手段と、
前記硬貨保留手段から出金された硬貨を選別するとともに、それらの金種別の枚数を計数する計数部を有する硬貨振分手段と、
前記硬貨振分手段で選別された硬貨を金種別に収容し、所定の出金指令に基づいて払い出す複数の硬貨収納払出部からなる硬貨収容手段と、
前記硬貨収容手段から払い出された硬貨を、前記払出口および前記硬貨保留手段のいずれか一方を選択して出金する出金切換手段と、
前記硬貨収容手段から払い出された硬貨を搬送し、前記出金切換手段の動作に応じて、前記硬貨保留手段又は前記払出口へ出金する硬貨払出手段と、
を備えたことを特徴とする硬貨処理装置。 - 前記硬貨収容手段の硬貨を、前記硬貨保留手段を介して循環させることにより精査するように構成されたことを特徴とする請求項1記載の硬貨処理装置。
- 前記硬貨保留手段に一時保留された硬貨を、前記硬貨収容手段を経由せずに直接返却することを特徴とする請求項1記載の硬貨処理装置。
- 前記硬貨保留手段は、前記硬貨振分手段への第1の出金口とは別の第2の出金口、および前記第1、第2の出金口を選択して前記硬貨を排出する切換ゲートを有しており、
前記硬貨保留手段に一時保留された硬貨を、前記第2の出金口から現物返却するように構成されたことを特徴とする請求項1記載の硬貨処理装置。 - 前記硬貨保留手段には、前記入金用搬送手段から受け入れた硬貨を、前記入金用搬送手段における硬貨搬送方向と並行であって、かつ前記投入口の方向に搬送する搬送路を備えていることを特徴とする請求項1記載の硬貨処理装置。
- 前記入金用搬送手段に設けられた第1の硬貨搬送路と、前記硬貨保留手段に設けられた第2の硬貨搬送路とが互いに並行に設けられ、前記第1の硬貨搬送路を搬送された硬貨が、前記第2の硬貨搬送路で折り返して搬送されるように構成されたことを特徴とする請求項5記載の硬貨処理装置。
- 前記投入口に投入された硬貨が、前記硬貨保留手段から前記第2の出金口を介して前記払出口に現物返却されるように構成したことを特徴とする請求項4記載の硬貨処理装置。
- 投入口に投入された硬貨を金種別に収容するとともに払出口に釣銭として払い出すようにした硬貨処理装置において、
前記硬貨の真偽および金種を識別する識別部を有する入金用搬送手段から、正貨として識別された硬貨を受け入れて一時保留する硬貨保留手段を有し、
一時保留している硬貨を一括して、金種別にそれぞれ設けられた硬貨収納庫へ導くとともに前記払出口又は別に設けた返却口に払い出すことを特徴とする硬貨処理装置。 - 前記硬貨保留手段に一時保留された硬貨を、前記硬貨収容手段を経由せずに直接返却することを特徴とする請求項8記載の硬貨処理装置。
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