JP2006202705A - 誘導加熱調理器及び誘導加熱調理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ハーフブリッジ回路としても動作するフルブリッジインバータ回路を備え、高加熱出力はフルブリッジで動作し、低加熱出力時にはハーフブリッジで動作するとともに、動作切替時に出力電流が略同等になるように制御する手段を備え、加熱出力の変動を低減した。
【選択図】図1
Description
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る誘導加熱調理器50の電気的な構成を示すブロック図である。誘導加熱調理器50は、交流電源1に接続されており、交流電源1から供給される電力は直流電源回路2で直流電力に変換される。
実施の形態2に係る誘導加熱調理器50aは、インバータ回路9のフルブリッジ動作モードにおいてはアーム間位相差制御により、また、インバータ回路9のハーフブリッジ動作モードにおいては通電率制御により加熱出力制御を行うものである。誘導加熱調理器50aは、実施の形態1に係る誘導加熱調理器50の回路構成と同様であるので、回路構成の説明は省略する。
実施の形態3に係る誘導加熱調理器50bは、加熱出力制御をインバータ回路9の周波数制御により行うものである。図11は、誘導加熱調理器50bの電気的な構成を示すブロック図である。図11に基づいて、誘導加熱調理器50bの構成を説明する。なお、実施の形態1と同一または相当部分については同じ符号を付し、説明を省略するものとする。
実施の形態4に係る誘導加熱調理器50cは、加熱開始時にインバータ回路9をハーフブリッジ動作モードで起動して鍋判定処理を開始し、その後フルブリッジ動作モードに切り替えるものである。図16は、誘導加熱調理器50cの電気的な構成を示すブロック図である。なお、誘導加熱調理器50または誘導加熱調理器50bと同一または相当部分については同じ符号を付し、説明を省略するものとする。
Claims (7)
- 交流電源を整流して直流に変換する直流電源回路の出力母線間に、直列に接続された2のスイッチング素子を含む2のアームにより形成されるフルブリッジ式インバータ回路と、
前記フルブリッジ式インバータ回路の出力に接続される加熱コイル及び共振コンデンサを含む負荷回路と、
加熱出力を調整するために前記フルブリッジ式インバータ回路のスイッチング素子へ出力する駆動信号を制御するインバータ制御手段とを有し、
前記インバータ制御手段は、
前記フルブリッジ式インバータ回路を形成する2のアームをそれぞれ高周波で駆動するフルブリッジ動作モードと、
一方のアームを高周波で駆動するとともに他方のアームを固定駆動するハーフブリッジ動作モードとを切り替え可能にし、
前記フルブリッジ動作モードと前記ハーフブリッジ動作モードとの切り替えを加熱動作停止することなしに行う誘導加熱調理器において、
前記フルブリッジ動作モードと前記ハーフブリッジ動作モードとの動作モード切替前後で、前記負荷回路に流れる高周波交流電流が略同等となるように前記駆動信号を設定する駆動信号調整手段を有する
ことを特徴とする誘導加熱調理器。 - 交流電源を整流して直流に変換する直流電源回路の出力母線間に、直列に接続された2のスイッチング素子を含む2のアームにより形成されるフルブリッジ式インバータ回路と、
前記フルブリッジ式インバータ回路の出力に接続される加熱コイル及び共振コンデンサを含む負荷回路と、
加熱出力を調整するために前記フルブリッジ式インバータ回路のスイッチング素子へ出力する駆動信号を制御するインバータ制御手段とを有し、
前記インバータ制御手段は、
前記フルブリッジ式インバータ回路を形成する2のアームをそれぞれ高周波で駆動するフルブリッジ動作モードと、
一方のアームを高周波で駆動するとともに他方のアームを固定駆動するハーフブリッジ動作モードとを切り替え可能にし、
前記フルブリッジ動作モードと前記ハーフブリッジ動作モードとの切り替えを加熱動作停止することなしに行う誘導加熱調理器において、
前記フルブリッジ動作モードと前記ハーフブリッジ動作モードとの動作モード切替時に前記負荷回路に流れる高周波交流電流が増加しないように前記駆動信号を設定する駆動信号調整手段を有する
ことを特徴とする誘導加熱調理器。 - 前記インバータ制御手段は、
前記フルブリッジ動作モードと前記ハーフブリッジ動作モードとの動作モード切替を、商用電源の交流電圧に同期して変動する前記直流電源回路の出力電圧の低下時に行う
ことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の誘導加熱調理器。 - 交流電源を整流して直流に変換する直流電源回路の出力母線間に、直列に接続された2のスイッチング素子を含む2のアームにより形成されるフルブリッジ式インバータ回路と、
前記フルブリッジ式インバータ回路の出力に接続される加熱コイル及び共振コンデンサを含む負荷回路と、
加熱出力を調整するために前記フルブリッジ式インバータ回路のスイッチング素子へ出力する駆動信号を制御するインバータ制御手段とを有し、
前記インバータ制御手段は、
前記フルブリッジ式インバータ回路を形成する2のアームをそれぞれ高周波で駆動するフルブリッジ動作モードと、
一方のアームを高周波で駆動するとともに他方のアームを固定駆動するハーフブリッジ動作モードとを切り替え可能にし、
前記フルブリッジ動作モードと前記ハーフブリッジ動作モードとの切り替えを加熱動作停止することなしに行う誘導加熱調理器において、
前記ハーフブリッジ動作モードで加熱動作を開始する
ことを特徴とする誘導加熱調理器。 - フルブリッジ式インバータ回路を形成する2のアームをそれぞれ高周波で駆動するフルブリッジ動作モードと、
一方のアームを高周波で駆動するとともに他方のアームを固定駆動するハーフブリッジ動作モードとを切り替え可能にし、
前記フルブリッジ動作モードと前記ハーフブリッジ動作モードとの切り替えを加熱動作停止することなしに行う誘導加熱調理方法において、
前記フルブリッジ動作モードと前記ハーフブリッジ動作モードとの動作モード切替前後で、前記負荷回路に流れる高周波交流電流が略同等となるように前記駆動信号を設定する
ことを特徴とする誘導加熱調理方法。 - フルブリッジ式インバータ回路を形成する2のアームをそれぞれ高周波で駆動するフルブリッジ動作モードと、
一方のアームを高周波で駆動するとともに他方のアームを固定駆動するハーフブリッジ動作モードとを切り替え可能にし、
前記フルブリッジ動作モードと前記ハーフブリッジ動作モードとの切り替えを加熱動作停止することなしに行う誘導加熱調理方法において、
前記フルブリッジ動作モードと前記ハーフブリッジ動作モードとの動作モード切替時に前記負荷回路に流れる高周波交流電流が増加しないように前記駆動信号を設定する
ことを特徴とする誘導加熱調理方法。 - フルブリッジ式インバータ回路を形成する2のアームをそれぞれ高周波で駆動するフルブリッジ動作モードと、
一方のアームを高周波で駆動するとともに他方のアームを固定駆動するハーフブリッジ動作モードとを切り替え可能にし、
前記フルブリッジ動作モードと前記ハーフブリッジ動作モードとの切り替えを加熱動作停止することなしに行う誘導加熱調理方法において、
前記ハーフブリッジ動作モードで加熱動作を開始する
ことを特徴とする誘導加熱調理方法。
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