JP2006275986A - 診断プログラム、切替プログラム、試験装置、および診断方法 - Google Patents
診断プログラム、切替プログラム、試験装置、および診断方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006275986A JP2006275986A JP2005100018A JP2005100018A JP2006275986A JP 2006275986 A JP2006275986 A JP 2006275986A JP 2005100018 A JP2005100018 A JP 2005100018A JP 2005100018 A JP2005100018 A JP 2005100018A JP 2006275986 A JP2006275986 A JP 2006275986A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diagnostic
- module
- test
- target
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/28—Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
- G01R31/317—Testing of digital circuits
- G01R31/3181—Functional testing
- G01R31/319—Tester hardware, i.e. output processing circuits
- G01R31/31901—Analysis of tester Performance; Tester characterization
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/28—Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R35/00—Testing or calibrating of apparatus covered by the other groups of this subclass
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F11/00—Error detection; Error correction; Monitoring
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Quality & Reliability (AREA)
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
- Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
Abstract
【課題】試験装置に搭載する試験モジュールによらず適切な診断処理を行う。
【解決手段】試験装置の制御装置により試験モジュールを診断させる診断プログラムであって、診断対象試験モジュールを診断させる対象診断ソフトウェアモジュールと、診断対象試験モジュールに対して診断用信号を出力させるべく非診断対象試験モジュールを制御させる診断用信号入出力ソフトウェアモジュールと、対象診断ソフトウェアモジュールからの呼び出しを受けたことに応じて、非診断対象試験モジュールの種類に応じた診断用信号入出力ソフトウェアモジュールを特定させる種類特定ソフトウェアモジュールと、特定された診断用信号入出力ソフトウェアモジュールを呼び出し、非診断対象試験モジュールから診断対象試験モジュールに対して診断用信号を出力させる呼出先切替ソフトウェアモジュールとを備える診断プログラムを提供する。
【選択図】図3
【解決手段】試験装置の制御装置により試験モジュールを診断させる診断プログラムであって、診断対象試験モジュールを診断させる対象診断ソフトウェアモジュールと、診断対象試験モジュールに対して診断用信号を出力させるべく非診断対象試験モジュールを制御させる診断用信号入出力ソフトウェアモジュールと、対象診断ソフトウェアモジュールからの呼び出しを受けたことに応じて、非診断対象試験モジュールの種類に応じた診断用信号入出力ソフトウェアモジュールを特定させる種類特定ソフトウェアモジュールと、特定された診断用信号入出力ソフトウェアモジュールを呼び出し、非診断対象試験モジュールから診断対象試験モジュールに対して診断用信号を出力させる呼出先切替ソフトウェアモジュールとを備える診断プログラムを提供する。
【選択図】図3
Description
本発明は、診断プログラム、切替プログラム、試験装置、および診断方法に関する。特に本発明は、試験信号を被試験デバイスに供給する複数の試験モジュールと、複数の試験モジュールを制御する制御装置とを備える試験装置において、試験モジュールを診断するための診断プログラム、切替プログラム、試験装置、および診断方法に関する。
メモリ、ロジックLSI、又はSoC(System on Chip)等のDUT(Device Under Test:被試験デバイス)を試験する試験装置は、一例として、DUTの入力端子に対して試験信号を供給し、試験信号に応じて出力端子から出力される出力信号を期待値と比較することによりDUTの良否を判定する。従来の試験装置においては、DUTとの間で信号を入出力する試験モジュールの種類は、当該試験モジュールを試験装置本体に挿入するスロット位置に応じて固定的に定められていた。
試験装置は、異常有無を判定することを目的として診断機能を有する。試験装置は、診断の過程において、各試験モジュールの機能に異常があるかどうかについても診断する。診断対象の試験モジュールの診断においては、当該試験モジュールが出力した診断用信号を他の試験モジュールに入力して期待値と比較し、他の試験モジュールが出力した診断用信号を当該試験モジュールに入力して期待値と比較する等の入出力試験等を行う。
従来、試験装置の障害有無を検出することを目的として、試験装置の制御装置上で診断プログラムを実行し、試験装置の各部を診断する方法が用いられる。ここで、従来の試験装置においては、各スロットに挿入される試験モジュールの種類は予め定められている。このため従来においては、診断対象の試験モジュールを診断する対象診断プログラムは、診断対象の試験モジュールと既知の他の試験モジュールとの間で診断用信号を入出力させていた。すなわち、当該対象診断プログラムは、予め定められた種類の他の試験モジュールを制御する診断用信号入出力プログラムを呼び出すことにより、当該他の試験モジュールと診断対象の試験モジュールの間で診断用信号の入出力を行っていた。
これに対し、近年、試験装置の構成の自由度を高めることを目的として、例えば非特許文献1に示すOPENSTAR(登録商標)等のオープンアーキテクチャが提案されている。
Semiconductor Test Consortium、"STC ANNOUNCES PUBLIC ACCESS TO THE OPENSTAR(tm) SPECS"、[online]、平成16年12月7日、[平成17年3月16日検索]、インターネット<URL:http://www.semitest.org/site/News/STC_Spec_Open_to_Public>
Semiconductor Test Consortium、"STC ANNOUNCES PUBLIC ACCESS TO THE OPENSTAR(tm) SPECS"、[online]、平成16年12月7日、[平成17年3月16日検索]、インターネット<URL:http://www.semitest.org/site/News/STC_Spec_Open_to_Public>
オープンアーキテクチャを採用する試験装置の場合、試験装置の各スロットには、オープンアーキテクチャに基づく各種の試験モジュールを搭載することができる。このような試験装置において、従来と同様にして診断対象の試験モジュールの対象診断プログラムから予め定められた種類の他の試験モジュールを制御する診断用信号入出力プログラムを呼び出すようにプログラムした場合、試験装置が搭載する他の試験モジュールが変更されると適切な診断ができなくなる。したがって、他の試験モジュールを変更する度に、対象診断プログラムを変更する必要が生じていた。
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできる診断プログラム、切替プログラム、試験装置、および診断方法を提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
本発明の第1の形態によると、試験信号を被試験デバイスに供給する複数の試験モジュールと、前記複数の試験モジュールを制御する制御装置とを備える試験装置において、前記制御装置により前記試験モジュールを診断させる診断プログラムであって、診断対象となる診断対象試験モジュールを前記制御装置により診断させる対象診断ソフトウェアモジュールと、診断対象でない非診断対象試験モジュールの種類毎に設けられ、前記診断対象試験モジュールに対して診断用信号を出力させ、または前記診断対象試験モジュールが出力する診断用信号を入力させるべく前記非診断対象試験モジュールを前記制御装置により制御させる診断用信号入出力ソフトウェアモジュールと、前記非診断対象試験モジュールとの間で前記診断用信号を入力または出力することを指示する呼び出しを前記対象診断ソフトウェアモジュールから受けたことに応じて、当該非診断対象試験モジュールの種類に応じた前記診断用信号入出力ソフトウェアモジュールを前記制御装置により特定させる種類特定ソフトウェアモジュールと、前記種類特定ソフトウェアモジュールにより特定された前記診断用信号入出力ソフトウェアモジュールを前記制御装置により呼び出させ、当該非診断対象試験モジュールにより前記診断対象試験モジュールから前記診断用信号を入力させ、または前記診断対象試験モジュールに対して前記診断用信号を出力させる呼出先切替ソフトウェアモジュールとを備える診断プログラムを提供する。
前記種類特定ソフトウェアモジュールは、前記制御装置上に記憶された、前記試験装置が備える前記複数の試験モジュールのそれぞれに応じた前記診断用信号入出力ソフトウェアモジュールを識別するソフトウェアモジュール識別情報を格納する構成ファイルを検索し、前記非診断対象試験モジュールに応じた前記診断用信号入出力ソフトウェアモジュールの識別情報を読み出してもよい。
前記試験装置が備える前記複数の試験モジュールのそれぞれについて、当該試験モジュール内に記憶された当該試験モジュールの種類を識別する種類識別情報を前記制御装置により読み出させる種類識別情報読出ソフトウェアモジュールと、前記試験装置が備える前記複数の試験モジュールのそれぞれについて、前記種類識別情報読出ソフトウェアモジュールが読み出した前記種類識別情報に基づいて、当該試験モジュールに応じた前記診断用信号入出力ソフトウェアモジュールを識別するソフトウェアモジュール識別情報を前記構成ファイルに格納する構成ファイル書込ソフトウェアモジュールとを更に備えてもよい。
一の前記非診断対象試験モジュールが2以上の前記診断用信号入出力ソフトウェアモジュールを前記制御装置上で実行させることにより前記診断用信号を入力または出力する場合において、前記呼出先切替ソフトウェアモジュールは、当該非診断対象試験モジュールとの間で前記診断用信号を入力または出力することを指示する呼び出しに応じて、当該2以上の前記診断用信号入出力ソフトウェアモジュールを前記制御装置により順次呼び出させてもよい。
本発明の第2の形態によると、試験信号を被試験デバイスに供給する複数の試験モジュールと、前記複数の試験モジュールを制御する制御装置とを備える試験装置において、診断対象となる診断対象試験モジュールを前記制御装置により診断させる対象診断ソフトウェアモジュールから呼び出される、診断対象でない非診断対象試験モジュールを前記制御装置により制御させる診断用信号入出力ソフトウェアモジュールを切り替える切替プログラムであって、前記診断用信号入出力ソフトウェアモジュールは、診断対象でない非診断対象試験モジュールの種類毎に設けられ、前記診断対象試験モジュールに対して診断用信号を出力させ、または前記診断対象試験モジュールが出力する診断用信号を入力させるべく前記非診断対象試験モジュールを前記制御装置により制御させるものであり、当該切替プログラムは、前記非診断対象試験モジュールとの間で前記診断用信号を入力または出力することを指示する呼び出しを前記対象診断ソフトウェアモジュールから受けたことに応じて、当該非診断対象試験モジュールの種類に応じた前記診断用信号入出力ソフトウェアモジュールを前記制御装置により特定させる種類特定ソフトウェアモジュールと、前記種類特定ソフトウェアモジュールにより特定された前記診断用信号入出力ソフトウェアモジュールを前記制御装置により呼び出させ、当該非診断対象試験モジュールにより前記診断対象試験モジュールから前記診断用信号を入力させ、または前記診断対象試験モジュールに対して前記診断用信号を出力させる呼出先切替ソフトウェアモジュールとを備える切替プログラムを提供する。
本発明の第3の形態によると、被試験デバイスを試験する試験装置であって、試験信号を被試験デバイスに供給する複数の試験モジュールと、前記複数の試験モジュールを制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、前記試験モジュールを診断する診断プログラムを実行することにより、診断対象となる診断対象試験モジュールを診断する対象診断部と、診断対象でない非診断対象試験モジュールの種類毎に設けられ、前記非診断対象試験モジュールから前記診断対象試験モジュールに対して診断用信号を出力させ、または前記診断対象試験モジュールが出力する診断用信号を前記非診断対象試験モジュールにより入力させる診断用信号入出力部と、前記非診断対象試験モジュールとの間で前記診断用信号を入力または出力することを指示する呼び出しを前記対象診断部から受けたことに応じて、当該非診断対象試験モジュールの種類に応じた前記診断用信号入出力部を特定する種類特定部と、前記種類特定部により特定された前記診断用信号入出力部を呼び出して、当該非診断対象試験モジュールにより前記診断対象試験モジュールから前記診断用信号を入力させ、または前記診断対象試験モジュールに対して前記診断用信号を出力させる呼出先切替部として機能する試験装置を提供する。
本発明の第4の形態によると、試験信号を被試験デバイスに供給する複数の試験モジュールと、前記複数の試験モジュールを制御する制御装置とを備える試験装置において、前記制御装置により前記試験モジュールを診断させる診断方法であって、診断対象となる診断対象試験モジュールを前記制御装置により診断させる対象診断段階と、診断対象でない非診断対象試験モジュールの種類毎に設けられ、前記診断対象試験モジュールに対して診断用信号を出力させ、または前記診断対象試験モジュールが出力する診断用信号を入力させるべく前記非診断対象試験モジュールを前記制御装置により制御させる診断用信号入出力段階と、前記非診断対象試験モジュールとの間で前記診断用信号を入力または出力することを前記対象診断段階から指示されたことに応じて、当該非診断対象試験モジュールの種類に応じた前記診断用信号入出力段階を前記制御装置により特定させる種類特定段階と、前記種類特定段階により特定された前記診断用信号入出力段階の処理を前記制御装置により行わせ、当該非診断対象試験モジュールにより前記診断対象試験モジュールから前記診断用信号を入力させ、または前記診断対象試験モジュールに対して前記診断用信号を出力させる呼出先切替段階とを備える診断方法を提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本発明によれば、試験装置に搭載する試験モジュールによらず適切な診断処理を行うことができる診断プログラムを提供することができる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る試験装置10の構成を示す。試験装置10は、試験信号を生成してDUT100(Device Under Test:被試験デバイス)に供給し、DUT100が試験信号に基づいて動作した結果出力する出力信号が期待値と一致するか否かに基づいてDUT100の良否を判断する。本実施形態に係る試験装置10は、オープンアーキテクチャにより実現され、DUT100に試験信号を供給する試験モジュール170等として、オープンアーキテクチャに基づく各種のモジュールを用いることができる。
試験装置10は、システム制御装置110と、通信ネットワーク120と、サイト制御装置130a〜cと、バススイッチ140と、同期モジュール150a〜bと、同期接続モジュール160a〜bと、試験モジュール170a〜bと、ロードボード180とを備え、DUT100a〜bに接続される。同期モジュール150a〜b、同期接続モジュール160a〜b、および試験モジュール170a〜bは、本発明に係る試験モジュールの一例である。
システム制御装置110は、試験装置10がDUT100a〜bの試験に用いる試験制御プログラム、試験プログラム及び試験データ等と、試験装置10の内部を診断するための診断プログラム等とを外部のネットワーク等を介して受信し、格納する。通信ネットワーク120は、システム制御装置110、サイト制御装置130a〜c、及び試験エミュレート装置190を接続し、これらの間の通信を中継する。
サイト制御装置130a〜cは、本発明に係る制御装置の一例であり、同期モジュール150、同期接続モジュール160、及び試験モジュール170を制御することによりDUT100の試験を制御する。ここで、複数のサイト制御装置130は、それぞれ一のDUT100の試験を制御する。例えば、図1においては、サイト制御装置130aはDUT100aの試験を制御し、サイト制御装置130bはDUT100bの試験を制御する。これに代えて、複数のサイト制御装置130は、それぞれ複数のDUT100の試験を制御してもよい。
より具体的には、サイト制御装置130は、通信ネットワーク120を介してシステム制御装置110から試験制御プログラムを取得し実行する。次に、サイト制御装置130は、試験制御プログラムに基づいて、当該DUT100の試験に用いる試験プログラム及び試験データをシステム制御装置110から取得し、バススイッチ140を介して当該DUT100の試験に用いる同期モジュール150及び1又は複数の試験モジュール170等のモジュールに格納する。次に、サイト制御装置130は、試験プログラム及び試験データに基づく試験の開始をバススイッチ140を介して同期モジュール150に指示する。そして、サイト制御装置130は、試験が終了したことを示す割込み等を例えば同期モジュール150から受信し、試験結果に基づいて次の試験を各モジュールに行わせる。以上において、サイト制御装置130は、同期モジュール150および複数の試験モジュール170のそれぞれについて、試験用ソフトウェアモジュール(以下「ソフトウェアモジュール」を「SWモジュール」と示す)を実行することにより、当該モジュールによる試験動作を制御する。
また、サイト制御装置130a〜cは、診断プログラムを実行し、試験装置10の各部を診断する。診断処理において、複数のサイト制御装置130のそれぞれは、バススイッチ140により当該サイト制御装置130に接続される同期モジュール150、同期接続モジュール160、及び試験モジュール170を診断する。それぞれの試験モジュール170の診断において、サイト制御装置130は、診断対象の試験モジュール170と診断対象でない非診断対象試験モジュール170との間で診断用の信号を授受させる。そして、診断対象試験モジュール170が出力し非診断試験モジュール170により取得された診断用信号と期待値との比較結果に基づいて、診断対象試験モジュール170の出力チャネルの良否を診断する。また、非診断対象試験モジュール170が出力し診断対象試験モジュール170により取得された診断用信号と期待値との比較結果に基づいて、診断対象試験モジュール170の入力チャネルの良否を診断する。
バススイッチ140は、複数のサイト制御装置130のそれぞれを、当該サイト制御装置130が制御する同期モジュール150及び1又は複数の試験モジュール170に接続し、これらの間の通信を中継する。ここで、予め定められた一のサイト制御装置130は、試験装置10の使用者または試験制御プログラム等の指示に基づいて、複数のサイト制御装置130のそれぞれを、当該サイト制御装置130がDUT100の試験に用いる同期モジュール150及び1以上の試験モジュール170に接続させるべくバススイッチ140を設定してよい。例えば、図1においては、サイト制御装置130aは、同期モジュール150a及び複数の試験モジュール170aに接続する様に設定され、これらを用いてDUT100aの試験を行う。また、サイト制御装置130bは、同期モジュール150b及び複数の試験モジュール170bに接続する様に設定され、これらを用いてDUT100bの試験を行う。
ここで、サイト制御装置130bが同期モジュール150b、同期接続モジュール160b、及び1又は複数の試験モジュール170bを用いてDUT100bを試験するための構成及び動作は、サイト制御装置130aが同期モジュール150a、同期接続モジュール160a、及び1又は複数の試験モジュール170aを用いてDUT100aを試験するための構成及び動作と略同様であるので、以下相違点を除きサイト制御装置130aがDUT100aを試験するための構成及び動作を中心に説明する。
同期モジュール150aは、サイト制御装置130aの指示に基づいて、DUT100aの試験に用いる複数の試験モジュール170aが試験信号を生成すべき試験信号生成タイミングを生成する。また、同期モジュール150aは、同期接続モジュール160aを介して1又は複数の試験モジュール170aから試験結果を受信し、試験結果の良否に対応した試験プログラムのシーケンスを1又は複数の試験モジュール170aに実行させる。
同期接続モジュール160aは、同期モジュール150aが生成した試験信号生成タイミングを、当該試験信号生成タイミングに対応して動作させるべき試験モジュール170aに通知し、1又は複数の試験モジュール170aのそれぞれを指定したタイミングで動作させる。また、同期接続モジュール160aは、1又は複数の試験モジュール170aから試験結果を受信し、同期モジュール150aに送信する。
複数の試験モジュール170aは、DUT100aが有する複数の端子の一部ずつにそれぞれ接続され、サイト制御装置130aにより格納された試験プログラム及び試験データに基づいてDUT100aの試験を行う。DUT100aの試験において、試験モジュール170aは、試験プログラムにより定められたシーケンスに基づいて試験データから試験信号を生成し、当該試験モジュール170aに接続されたDUT100aの端子に試験信号を供給する。次に、試験モジュール170aは、DUT100aが試験信号に基づいて動作した結果出力する出力信号を取得し、期待値と比較する。そして、試験モジュール170aは、出力信号と期待値との比較結果を、試験結果として同期接続モジュール160aに送信する。ここで複数の試験モジュール170aは、試験プログラム及び試験データに基づいて、試験信号のサイクル周期を動的に変化させるため、異なるサイクル周期に基づいて試験信号を生成する。
また、試験モジュール170aは、試験プログラムの処理が完了した場合、または試験プログラムの実行中に異常が生じた場合等において、サイト制御装置130aに対して割込みを発生する。この割込みは、バススイッチ140を介して当該試験モジュール170aに対応するサイト制御装置130aに通知され、サイト制御装置130aが有するプロセッサにより割込み処理が行われる。
ロードボード180は、複数のDUT100を載置し、複数の試験モジュール170を対応するDUT100の端子に接続する。ここで、試験装置10の診断をする場合には、通常試験用のロードボード180に代えて、診断用のロードボード180を用いてもよい。この診断用のロードボード180は、診断対象試験モジュール170と非診断対象試験モジュール170との間を直接接続する構成を採ってよい。
以上において、試験装置10は、オープンアーキテクチャにより実現され、オープンアーキテクチャ規格を満たす各種のモジュールを使用することができる。そして、試験装置10は、同期モジュール150、同期接続モジュール160、及び試験モジュール170等のモジュールを、バススイッチ140が有する任意の接続スロットに挿入して使用することができる。この際、試験装置10の使用者等は、例えばサイト制御装置130aを介してバススイッチ140の接続形態を変更し、DUT100の試験に用いる複数のモジュールを、当該DUT100の試験を制御するサイト制御装置130に接続させることができる。これにより、試験装置10の使用者は、複数のDUT100のそれぞれの端子数、端子の配置、端子の種類、又は試験の種類等に応じて適切なモジュールを選択し、試験装置10に実装することができる。
なお、以上に代えて、同期接続モジュール160a及び同期接続モジュール160bは、試験装置10に用いられる全ての試験モジュール170に共通して設けられた一の同期接続部により実現されてもよい。この場合において、試験装置10の使用者等は、バススイッチ140の接続形態の変更と共に同期接続部と試験モジュール170との接続形態を変更することにより、複数のDUT100の特性に応じて適切なモジュールを選択することができる。
図2は、本実施形態に係るサイト制御装置130のハードウェア構成を示す。サイト制御装置130として動作するコンピュータ1900は、ホスト・コントローラ2082により相互に接続されるCPU2000、RAM2020、グラフィック・コントローラ2075、及び表示装置2080を有するCPU周辺部と、入出力コントローラ2084によりホスト・コントローラ2082に接続される通信インターフェイス2030、ハードディスクドライブ2040、及びCD−ROMドライブ2060を有する入出力部と、入出力コントローラ2084に接続されるROM2010、フレキシブルディスク・ドライブ2050、及び入出力チップ2070を有するレガシー入出力部とを備える。
ホスト・コントローラ2082は、RAM2020と、高い転送レートでRAM2020をアクセスするCPU2000及びグラフィック・コントローラ2075とを接続する。CPU2000は、ROM2010及びRAM2020に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。グラフィック・コントローラ2075は、CPU2000等がRAM2020内に設けたフレーム・バッファ上に生成する画像データを取得し、表示装置2080上に表示させる。これに代えて、グラフィック・コントローラ2075は、CPU2000等が生成する画像データを格納するフレーム・バッファを、内部に含んでもよい。
入出力コントローラ2084は、ホスト・コントローラ2082と、比較的高速な入出力装置である通信インターフェイス2030、ハードディスクドライブ2040、CD−ROMドライブ2060を接続する。通信インターフェイス2030は、ネットワークを介して他の装置と通信する。ハードディスクドライブ2040は、コンピュータ1900内のCPU2000が使用するプログラム及びデータを格納する。CD−ROMドライブ2060は、CD−ROM2095からプログラム又はデータを読み取り、RAM2020を介してハードディスクドライブ2040に提供する。
また、入出力コントローラ2084には、ROM2010と、フレキシブルディスク・ドライブ2050、及び入出力チップ2070の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM2010は、コンピュータ1900が起動時に実行するブート・プログラムや、コンピュータ1900のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスク・ドライブ2050は、フレキシブルディスク2090からプログラム又はデータを読み取り、RAM2020を介してハードディスクドライブ2040に提供する。入出力チップ2070は、フレキシブルディスク・ドライブ2050や、例えばパラレル・ポート、シリアル・ポート、キーボード・ポート、マウス・ポート等を介して各種の入出力装置を接続する。
RAM2020を介してハードディスクドライブ2040に提供される診断プログラム等のプログラムは、フレキシブルディスク2090、CD−ROM2095、又はICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。プログラムは、記録媒体から読み出され、RAM2020を介してコンピュータ1900内のハードディスクドライブ2040にインストールされ、CPU2000において実行される。
以上に示したプログラム又はモジュールは、外部の記憶媒体に格納されてもよい。記憶媒体としては、フレキシブルディスク2090、CD−ROM2095の他に、DVDやCD等の光学記録媒体、MO等の光磁気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワークやインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスク又はRAM等の記憶装置を記録媒体として使用し、ネットワークを介してプログラムをコンピュータ1900に提供してもよい。
図3は、本実施形態に係るサイト制御装置130上で動作する診断プログラム20の構成を示す。診断プログラム20は、サイト制御装置130により同期モジュール150、同期接続モジュール160、及び試験モジュール170を診断させるプログラムである。以下、試験モジュール170を診断する場合を例として説明する。
診断プログラム20は、試験装置10が診断用のロードボード180を搭載した状態においてサイト制御装置130により実行されて、診断対象の試験モジュール170と診断対象でない試験モジュール170とを制御し診断用の信号を授受させる。そして、診断用信号を授受した結果に基づいて、診断対象の試験モジュール170の入出力チャネルが正常か否かを診断する。
診断プログラム20は、対象診断SWモジュール300a〜bと、診断用信号入出力SWモジュール310a〜bと、切替SWモジュール320と、診断制御SWモジュール340とを備える。これらのソフトウェアモジュールは、サイト制御装置130のCPU2000等により実行され、サイト制御装置130を、1又は複数の対象診断部、1又は複数の対象診断用信号入出力部、切替部、および診断制御部としてそれぞれ機能させるプログラムである。
1又は複数の対象診断SWモジュール300(300a〜b)のそれぞれは、サイト制御装置130により実行され、診断対象となる試験モジュール170をサイト制御装置130により診断させる。これらの対象診断SWモジュール300は、試験モジュール170の種類毎に試験モジュール170の設計者等により記述され、試験モジュール170内の各部のハードウェアが正常に動作するか否かをサイト制御装置130により診断させる。診断処理において、対象診断SWモジュール300は、切替SWモジュール320を介して非診断対象の試験モジュール170を制御する診断用信号入出力SWモジュール310を呼び出して、診断対象の試験モジュール170と当該非診断対象の試験モジュール170との間で診断用信号を授受させる。そして対象診断SWモジュール300は、診断用信号を授受した結果に基づいて、診断対象の試験モジュール170の入出力チャネルが正常か否かを診断する。
1又は複数の診断用信号入出力SWモジュール310(310a〜b)のそれぞれは、診断対象でない非診断対象試験モジュール170の種類毎に設けられる。各診断用信号入出力SWモジュール310は、サイト制御装置130により実行され、診断対象試験モジュール170に対して診断用信号を出力させ、または診断対象試験モジュール170が出力する診断用信号を入力させるべく非診断対象試験モジュール170をサイト制御装置130により制御させる。
切替SWモジュール320は、サイト制御装置130により実行され、診断対象試験モジュール170と非診断対象試験モジュール170との間で診断用信号を授受することを指示する呼び出しを対象診断SWモジュール300から受けて、非診断対象試験モジュール170を制御する診断用信号入出力SWモジュール310を呼び出す。切替SWモジュール320は、種類識別情報読出SWモジュール322と、構成ファイル書込SWモジュール324と、種類特定SWモジュール326と、呼出先切替SWモジュール328とを有する。これらのプログラム又はSWモジュールは、サイト制御装置130のCPU2000等により実行され、サイト制御装置130を、種類識別情報読出部と、構成ファイル書込部と、種類特定部と、呼出先切替部としてそれぞれ機能させるプログラムである。
種類識別情報読出SWモジュール322は、サイト制御装置130により実行され、試験装置10が備える複数の試験モジュール170のそれぞれから、当該試験モジュール170の種類を識別する種類識別情報をサイト制御装置130により読み出させる。構成ファイル書込SWモジュール324は、それぞれの試験モジュール170について、種類識別情報読出SWモジュール322が読み出した種類識別情報に基づいて、当該試験モジュール170に応じた診断用信号入出力SWモジュール310を識別するSWモジュール識別情報を構成ファイル330に格納する。ここで、構成ファイル330は、例えばハードディスクドライブ2040上のファイルとして設けられ、例えば試験装置10の各スロットに挿入されたそれぞれの試験モジュール170の種類等の構成情報をサイト制御装置130上に記憶する。
種類特定SWモジュール326は、サイト制御装置130により実行され、診断対象試験モジュール170と非診断対象試験モジュール170との間で診断用信号を入力または出力することを指示する呼び出しを対象診断SWモジュール300から受ける。そして、種類特定SWモジュール326は、当該呼び出しを受けたことに応じて、当該非診断対象試験モジュール170の種類に応じた診断用信号入出力SWモジュール310をサイト制御装置130により特定させる。
呼出先切替SWモジュール328は、サイト制御装置130により実行され、種類特定SWモジュール326により特定された診断用信号入出力SWモジュール310をサイト制御装置130により呼び出させる。これにより呼出先切替SWモジュール328は、当該非診断対象試験モジュール170により診断対象試験モジュール170から診断用信号を入力させ、または診断対象試験モジュール170に対して診断用信号を出力させる。
診断制御SWモジュール340は、サイト制御装置130により実行され、複数の試験モジュール170の診断を制御する。
以上に示した診断プログラム20によれば、試験装置10に挿入する他の試験モジュール170を変更することにより試験装置10の構成を変更した場合においても、診断対象の試験モジュール170を診断する対象診断SWモジュール300を変更する必要がなくなる。これにより診断プログラム20は、試験装置10に搭載する試験モジュール170の種類によらず適切な診断処理を行うことができる。
図4は、本実施形態に係る診断プログラム20による構成ファイル330の作成フローを示す。
まず、試験対象となるDUT100に応じて、試験装置10の各スロットに同期モジュール150、同期接続モジュール160、および試験モジュール170が挿入され、試験装置10のハードウェアが構成される(S400)。次に、1又は複数のサイト制御装置130のそれぞれにおいて診断プログラム20が起動され、診断処理が開始される。それぞれのサイト制御装置130上で実行される診断プログラム20は、当該サイト制御装置130に対応付けられた複数の試験モジュール170のそれぞれについて順次S420からS440の処理を行う(S410、S450)。
まず、試験対象となるDUT100に応じて、試験装置10の各スロットに同期モジュール150、同期接続モジュール160、および試験モジュール170が挿入され、試験装置10のハードウェアが構成される(S400)。次に、1又は複数のサイト制御装置130のそれぞれにおいて診断プログラム20が起動され、診断処理が開始される。それぞれのサイト制御装置130上で実行される診断プログラム20は、当該サイト制御装置130に対応付けられた複数の試験モジュール170のそれぞれについて順次S420からS440の処理を行う(S410、S450)。
次に、種類識別情報読出SWモジュール322は、処理対象の試験モジュール170内のレジスタ又はフラッシュメモリ等に記憶された、当該試験モジュール170の種類識別情報をサイト制御装置130により取得させる(S420)。この種類識別情報は、例えば試験モジュール170の製造者および製品番号等を識別する情報であってよい。
次に、構成ファイル書込SWモジュール324は、S420において種類識別情報読出SWモジュール322が読み出した種類識別情報に基づいて、当該試験モジュール170に応じたSWモジュール識別情報を特定し(S430)、当該試験モジュール170に対応付けて構成ファイル330に格納する(S440)。
複数の試験モジュール170のそれぞれについて上記のS420からS440の処理を行うことにより、サイト制御装置130は、試験装置10に挿入された試験モジュール170の構成を示す構成ファイル330を作成することができる。これに代えて、試験装置10の使用者は、構成ファイル330を人手で作成してもよい。
図5は、本実施形態に係る診断プログラム20による試験装置10の診断フローを示す。図4に示した構成ファイル330の生成を終えると、サイト制御装置130上で実行される診断制御SWモジュール340は、複数の試験モジュール170のそれぞれについて対象診断SWモジュール300を順次実行させる(S510)。これにより診断制御SWモジュール340は、複数の試験モジュール170のそれぞれを順次サイト制御装置130により診断させる(S500、S520)。
全ての試験モジュール170の診断を終えると、診断制御SWモジュール340は、それぞれの対象診断SWモジュール300から取得した診断結果を出力する(S530)。試験装置10の使用者は、当該診断結果に基づいて、試験装置10が正常に動作するか否かの情報、および、不良である試験モジュール170を特定する情報等を得ることができる。
図6及び図7は、本実施形態に係る診断プログラム20によるS510の動作フローを示す。診断プログラム20内の対象診断SWモジュール300、診断用信号入出力SWモジュール310、及び切替SWモジュール320は、サイト制御装置130上で実行されることにより、図4のS510において、図6及び図7に示した処理を行う。
まず、診断プログラム20内の対象診断SWモジュール300は、診断対象の試験モジュール170の内部の機能を診断する(S600)。次に、診断プログラム20は、診断対象の試験モジュール170が有する1又は複数の入力端子のそれぞれについて、S620からS660の処理を行う(S610、S670)。
それぞれの入力端子について、対象診断SWモジュール300は、当該入力端子に接続された非診断対象の試験モジュール170から診断用の信号を出力することを指示する呼び出しをサイト制御装置130により行う(S620)。次に、切替SWモジュール320内の種類特定SWモジュール326は、当該呼び出しに応じて、対象診断SWモジュール300により指定された非診断対象の試験モジュール170の種類に応じた診断用信号入出力SWモジュール310をサイト制御装置130により特定する(S630)。すなわち種類特定SWモジュール326は、非診断対象試験モジュール170の種類をサイト制御装置130により特定し、当該種類を用いて構成ファイル330をサイト制御装置130により検索する。そして切替SWモジュール320は、当該種類の非診断対象試験モジュール170に応じた診断用信号入出力SWモジュール310の識別情報を読み出す。
例えば対象診断SWモジュール300は、診断対象の試験モジュール170の当該入力端子に接続された出力端子を有する試験モジュール170のスロット位置等から当該試験モジュール170のモジュール番号を特定する。そして、対象診断SWモジュール300は、当該モジュール番号及び当該試験モジュール170内における出力端子の番号等を含むパラメータを用いて切替SWモジュール320の呼び出しを行ってよい。この場合、種類特定SWモジュール326は、当該モジュール番号に基づいて当該モジュール番号が割り当てられた非診断対象試験モジュール170を特定し、当該非診断対象試験モジュール170の種類に応じた診断用信号入出力SWモジュール310を特定する。これに代えて、対象診断SWモジュール300は、診断対象の試験モジュール170の入力端子を特定する情報を含むパラメータを用いて切替SWモジュール320を呼び出す構成を採ってもよい。この場合、切替SWモジュール320は、当該診断対象試験モジュール170のモジュール番号及び当該試験モジュール170内における当該入出力端子の情報に基づいて、当該入出力端子に接続された出力端子を有する試験モジュール170を特定する。そして、切替SWモジュール320は、当該試験モジュール170の種類に応じた診断用信号入出力SWモジュール310を特定する。
また、種類特定SWモジュール326は、対象診断SWモジュール300からの呼び出しに対し、同一種類又は異なる種類の2以上の試験モジュール170をそれぞれ制御する2以上の診断用信号入出力SWモジュール310を特定してもよい。
また、種類特定SWモジュール326は、一の非診断対象試験モジュール170が2以上の診断用信号入出力SWモジュール310をサイト制御装置130上で実行させることにより診断用信号を出力する場合において、対象診断SWモジュール300からの一の呼び出しに対し、2以上の診断用信号入出力SWモジュール310を特定してもよい。
次に、呼出先切替SWモジュール328は、種類特定SWモジュール326により特定された診断用信号入出力SWモジュール310を呼び出す(S640)。この呼び出しを受けた診断用信号入出力SWモジュール310は、制御対象の非診断対象試験モジュール170を制御し、当該非診断対象試験モジュール170から診断対象試験モジュール170に対して診断用信号を出力させる。この結果、診断対象試験モジュール170は、診断用信号を入力することができる(S650)。
ここで、呼出先切替SWモジュール328は、対象診断SWモジュール300からの一の呼び出しに対し、同一種類又は異なる種類の2以上の試験モジュール170をそれぞれ制御する2以上の診断用信号入出力SWモジュール310を呼び出してもよい。一例として、対象診断SWモジュール300が2以上の試験モジュール170のリセットを指示した場合、又は2以上の非診断対象試験モジュール170から診断対象試験モジュール170に対して同期して診断用信号を供給することを指示した場合において、呼出先切替SWモジュール328は、2以上の診断用信号入出力SWモジュール310を呼び出す。
また、一の非診断対象試験モジュール170が2以上の診断用信号入出力SWモジュール310をサイト制御装置130上で実行させることにより診断用信号を出力する場合において、呼出先切替SWモジュール328は、対象診断SWモジュール300からの呼び出しに応じて、当該2以上の診断用信号入出力SWモジュール310をサイト制御装置130により順次呼び出させる。これにより、呼出先切替SWモジュール328は、2以上の診断用信号入出力SWモジュール310の処理により非診断対象試験モジュール170から診断用信号を出力させる。
次に、対象診断SWモジュール300は、診断対象試験モジュール170が入力した診断用信号を期待値と比較して、診断対象試験モジュール170の入力チャネルの良否を診断する(S660)。
診断プログラム20は、サイト制御装置130上で実行されることにより、診断対象試験モジュール170の各入力端子について、以上に示したS620からS660の処理を行う。これにより、診断プログラム20は、診断対象試験モジュール170の各入力チャネルを診断することができる。
次に、診断プログラム20は、診断対象の試験モジュール170が有する1又は複数の出力端子のそれぞれについて、S710からS750の処理を行う(S700、S760)。ここで、出力端子についてのS710からS750の処理は、入力端子についてのS620からS660の処理にそれぞれ対応するので、以下相違点を除き説明を省略する。
それぞれの出力端子について、対象診断SWモジュール300は、当該出力端子に接続された非診断対象の同期モジュール150、同期接続モジュール160、又は試験モジュール170に対し、診断用の信号を入力することを指示する呼び出しをサイト制御装置130により行う(S710)。次に、切替SWモジュール320内の種類特定SWモジュール326は、当該呼び出しに応じて、対象診断SWモジュール300により指定された非診断対象の試験モジュール170の種類に応じた診断用信号入出力SWモジュール310をサイト制御装置130により特定する(S720)。ここで、種類特定SWモジュール326は、対象診断SWモジュール300からの呼び出しに対し、同一種類又は異なる種類の2以上の試験モジュール170を制御する2以上の診断用信号入出力SWモジュール310を特定してもよい。また、種類特定SWモジュール326は、一の非診断対象試験モジュール170が2以上の診断用信号入出力SWモジュール310をサイト制御装置130上で実行させることにより診断用信号を入力する場合において、対象診断SWモジュール300からの一の呼び出しに対し、2以上の診断用信号入出力SWモジュール310を特定してもよい。
次に、呼出先切替SWモジュール328は、種類特定SWモジュール326により特定された診断用信号入出力SWモジュール310を呼び出す(S730)。この呼び出しを受けた診断用信号入出力SWモジュール310は、制御対象の非診断対象試験モジュール170を制御し、診断対象試験モジュール170から当該診断対象試験モジュール170に対して出力される診断用信号を入力可能な状態とする。この状態において対象診断SWモジュール300は、診断対象試験モジュール170を制御し、診断用信号を出力させる(S740)。
ここで、呼出先切替SWモジュール328は、対象診断SWモジュール300からの一の呼び出しに対し、同一種類又は異なる種類の2以上の試験モジュール170を制御する2以上の診断用信号入出力SWモジュール310を呼び出してもよい。一例として、診断対象の同期接続モジュール160から2以上の試験モジュール170に対して出力される同期信号を当該2以上の試験モジュール170により入力させる場合、呼出先切替SWモジュール328は2以上の診断用信号入出力SWモジュール310を呼び出す。
また、一の非診断対象試験モジュール170が2以上の診断用信号入出力SWモジュール310をサイト制御装置130上で実行させることにより診断用信号を入力する場合において、呼出先切替SWモジュール328は、対象診断SWモジュール300からの呼び出しに応じて、当該2以上の診断用信号入出力SWモジュール310をサイト制御装置130により順次呼び出させる。これにより、呼出先切替SWモジュール328は、2以上の診断用信号入出力SWモジュール310の処理により診断対象試験モジュール170から診断用信号を入力させる。
次に、診断用信号入出力SWモジュール310は、非診断対象試験モジュール170が入力した診断用信号を期待値と比較して、診断対象試験モジュール170の出力チャネルの良否を診断する(S750)。
診断プログラム20は、サイト制御装置130上で実行されることにより、診断対象試験モジュール170の各出力端子について、以上に示したS710からS750の処理を行う。これにより、診断プログラム20は、診断対象試験モジュール170の各出力チャネルを診断することができる。
次に、診断プログラム20は、診断対象試験モジュール170の内部機能の診断結果(S600)、各入力チャネルの診断結果(S610からS670)、および各出力チャネルの診断結果(S700からS760)を試験装置10の使用者に対して出力する。この診断結果を受けて、試験装置10の使用者は、不良である試験モジュール170を交換し、試験装置10を正常な状態に保つことができる。
サイト制御装置130は、例えば試験装置10の電源が投入された場合、または試験装置10の使用者により診断処理を指示された場合に、以上に示した診断処理を行う。そして、当該診断処理の後、試験装置10は、1又は複数のDUT100の試験を行ってよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
例えば、以上に示した対象診断SWモジュール300および診断用信号入出力SWモジュール310は、それぞれの試験モジュール170に対応して設けられ、DUT100の試験時に対応する試験モジュール170を制御する試験用SWモジュールとは別に実装されてよい。これに代えて、対象診断SWモジュール300および診断用信号入出力SWモジュール310は、試験用SWモジュールに組み込まれ、試験用SWモジュールの一部の機能として実現されてもよい。
また、同期モジュール150および同期接続モジュール160も試験信号をDUT100に供給するために用いられるものであるから、診断プログラム20は、試験モジュール170と同様にして診断を行ってよい。すなわち、診断プログラム20は、同期モジュール150および同期接続モジュール160等の他のモジュールについても診断対象の試験モジュールとして試験モジュール170と同様にして診断を行ってよい。また、診断プログラム20は、同期モジュール150および同期接続モジュール160等の他のモジュールを非診断対象の試験モジュールとして、診断対象試験モジュール170との間で診断用信号を授受してもよい。
10 試験装置
20 診断プログラム
100a〜b DUT
110 システム制御装置
120 通信ネットワーク
130a〜c サイト制御装置
140 バススイッチ
150a〜b 同期モジュール
160a〜b 同期接続モジュール
170a〜b 試験モジュール
180 ロードボード
300a〜b 対象診断SWモジュール
310a〜b 診断用信号入出力SWモジュール
320 切替SWモジュール
322 種類識別情報読出SWモジュール
324 構成ファイル書込SWモジュール
326 種類特定SWモジュール
328 呼出先切替SWモジュール
330 構成ファイル
340 診断制御SWモジュール
1900 コンピュータ
2000 CPU
2010 ROM
2020 RAM
2030 通信インターフェイス
2040 ハードディスクドライブ
2050 フレキシブルディスク・ドライブ
2060 CD−ROMドライブ
2070 入出力チップ
2075 グラフィック・コントローラ
2080 表示装置
2082 ホスト・コントローラ
2084 入出力コントローラ
2090 フレキシブルディスク
2095 CD−ROM
20 診断プログラム
100a〜b DUT
110 システム制御装置
120 通信ネットワーク
130a〜c サイト制御装置
140 バススイッチ
150a〜b 同期モジュール
160a〜b 同期接続モジュール
170a〜b 試験モジュール
180 ロードボード
300a〜b 対象診断SWモジュール
310a〜b 診断用信号入出力SWモジュール
320 切替SWモジュール
322 種類識別情報読出SWモジュール
324 構成ファイル書込SWモジュール
326 種類特定SWモジュール
328 呼出先切替SWモジュール
330 構成ファイル
340 診断制御SWモジュール
1900 コンピュータ
2000 CPU
2010 ROM
2020 RAM
2030 通信インターフェイス
2040 ハードディスクドライブ
2050 フレキシブルディスク・ドライブ
2060 CD−ROMドライブ
2070 入出力チップ
2075 グラフィック・コントローラ
2080 表示装置
2082 ホスト・コントローラ
2084 入出力コントローラ
2090 フレキシブルディスク
2095 CD−ROM
Claims (7)
- 試験信号を被試験デバイスに供給する複数の試験モジュールと、前記複数の試験モジュールを制御する制御装置とを備える試験装置において、前記制御装置により前記試験モジュールを診断させる診断プログラムであって、
診断対象となる診断対象試験モジュールを前記制御装置により診断させる対象診断ソフトウェアモジュールと、
診断対象でない非診断対象試験モジュールの種類毎に設けられ、前記診断対象試験モジュールに対して診断用信号を出力させ、または前記診断対象試験モジュールが出力する診断用信号を入力させるべく前記非診断対象試験モジュールを前記制御装置により制御させる診断用信号入出力ソフトウェアモジュールと、
前記非診断対象試験モジュールとの間で前記診断用信号を入力または出力することを指示する呼び出しを前記対象診断ソフトウェアモジュールから受けたことに応じて、当該非診断対象試験モジュールの種類に応じた前記診断用信号入出力ソフトウェアモジュールを前記制御装置により特定させる種類特定ソフトウェアモジュールと、
前記種類特定ソフトウェアモジュールにより特定された前記診断用信号入出力ソフトウェアモジュールを前記制御装置により呼び出させ、当該非診断対象試験モジュールにより前記診断対象試験モジュールから前記診断用信号を入力させ、または前記診断対象試験モジュールに対して前記診断用信号を出力させる呼出先切替ソフトウェアモジュールと
を備える診断プログラム。 - 前記種類特定ソフトウェアモジュールは、前記制御装置上に記憶された、前記試験装置が備える前記複数の試験モジュールのそれぞれに応じた前記診断用信号入出力ソフトウェアモジュールを識別するソフトウェアモジュール識別情報を格納する構成ファイルを検索し、前記非診断対象試験モジュールに応じた前記診断用信号入出力ソフトウェアモジュールの識別情報を読み出す請求項1に記載の診断プログラム。
- 前記試験装置が備える前記複数の試験モジュールのそれぞれについて、当該試験モジュール内に記憶された当該試験モジュールの種類を識別する種類識別情報を前記制御装置により読み出させる種類識別情報読出ソフトウェアモジュールと、
前記試験装置が備える前記複数の試験モジュールのそれぞれについて、前記種類識別情報読出ソフトウェアモジュールが読み出した前記種類識別情報に基づいて、当該試験モジュールに応じた前記診断用信号入出力ソフトウェアモジュールを識別するソフトウェアモジュール識別情報を前記構成ファイルに格納する構成ファイル書込ソフトウェアモジュールと
を更に備える請求項2に記載の診断プログラム。 - 一の前記非診断対象試験モジュールが2以上の前記診断用信号入出力ソフトウェアモジュールを前記制御装置上で実行させることにより前記診断用信号を入力または出力する場合において、前記呼出先切替ソフトウェアモジュールは、当該非診断対象試験モジュールとの間で前記診断用信号を入力または出力することを指示する呼び出しに応じて、当該2以上の前記診断用信号入出力ソフトウェアモジュールを前記制御装置により順次呼び出させる請求項1に記載の診断プログラム。
- 試験信号を被試験デバイスに供給する複数の試験モジュールと、前記複数の試験モジュールを制御する制御装置とを備える試験装置において、診断対象となる診断対象試験モジュールを前記制御装置により診断させる対象診断ソフトウェアモジュールから呼び出される、診断対象でない非診断対象試験モジュールを前記制御装置により制御させる診断用信号入出力ソフトウェアモジュールを切り替える切替プログラムであって、
前記診断用信号入出力ソフトウェアモジュールは、診断対象でない非診断対象試験モジュールの種類毎に設けられ、前記診断対象試験モジュールに対して診断用信号を出力させ、または前記診断対象試験モジュールが出力する診断用信号を入力させるべく前記非診断対象試験モジュールを前記制御装置により制御させるものであり、
当該切替プログラムは、
前記非診断対象試験モジュールとの間で前記診断用信号を入力または出力することを指示する呼び出しを前記対象診断ソフトウェアモジュールから受けたことに応じて、当該非診断対象試験モジュールの種類に応じた前記診断用信号入出力ソフトウェアモジュールを前記制御装置により特定させる種類特定ソフトウェアモジュールと、
前記種類特定ソフトウェアモジュールにより特定された前記診断用信号入出力ソフトウェアモジュールを前記制御装置により呼び出させ、当該非診断対象試験モジュールにより前記診断対象試験モジュールから前記診断用信号を入力させ、または前記診断対象試験モジュールに対して前記診断用信号を出力させる呼出先切替ソフトウェアモジュールと
を備える切替プログラム。 - 被試験デバイスを試験する試験装置であって、
試験信号を被試験デバイスに供給する複数の試験モジュールと、
前記複数の試験モジュールを制御する制御装置と
を備え、
前記制御装置は、前記試験モジュールを診断する診断プログラムを実行することにより、
診断対象となる診断対象試験モジュールを診断する対象診断部と、
診断対象でない非診断対象試験モジュールの種類毎に設けられ、前記非診断対象試験モジュールから前記診断対象試験モジュールに対して診断用信号を出力させ、または前記診断対象試験モジュールが出力する診断用信号を前記非診断対象試験モジュールにより入力させる診断用信号入出力部と、
前記非診断対象試験モジュールとの間で前記診断用信号を入力または出力することを指示する呼び出しを前記対象診断部から受けたことに応じて、当該非診断対象試験モジュールの種類に応じた前記診断用信号入出力部を特定する種類特定部と、
前記種類特定部により特定された前記診断用信号入出力部を呼び出して、当該非診断対象試験モジュールにより前記診断対象試験モジュールから前記診断用信号を入力させ、または前記診断対象試験モジュールに対して前記診断用信号を出力させる呼出先切替部と
して機能する試験装置。 - 試験信号を被試験デバイスに供給する複数の試験モジュールと、前記複数の試験モジュールを制御する制御装置とを備える試験装置において、前記制御装置により前記試験モジュールを診断させる診断方法であって、
診断対象となる診断対象試験モジュールを前記制御装置により診断させる対象診断段階と、
診断対象でない非診断対象試験モジュールの種類毎に設けられ、前記診断対象試験モジュールに対して診断用信号を出力させ、または前記診断対象試験モジュールが出力する診断用信号を入力させるべく前記非診断対象試験モジュールを前記制御装置により制御させる診断用信号入出力段階と、
前記非診断対象試験モジュールとの間で前記診断用信号を入力または出力することを前記対象診断段階から指示されたことに応じて、当該非診断対象試験モジュールの種類に応じた前記診断用信号入出力段階を前記制御装置により特定させる種類特定段階と、
前記種類特定段階により特定された前記診断用信号入出力段階の処理を前記制御装置により行わせ、当該非診断対象試験モジュールにより前記診断対象試験モジュールから前記診断用信号を入力させ、または前記診断対象試験モジュールに対して前記診断用信号を出力させる呼出先切替段階と
を備える診断方法。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005100018A JP2006275986A (ja) | 2005-03-30 | 2005-03-30 | 診断プログラム、切替プログラム、試験装置、および診断方法 |
US11/114,927 US7802140B2 (en) | 2005-03-30 | 2005-04-26 | Diagnostic program, a switching program, a testing apparatus, and a diagnostic method |
CNA2006800091659A CN101147074A (zh) | 2005-03-30 | 2006-03-22 | 诊断程序、切换程序、测试装置以及诊断方法 |
PCT/JP2006/305679 WO2006109463A1 (ja) | 2005-03-30 | 2006-03-22 | 診断プログラム、切替プログラム、試験装置、および診断方法 |
EP06729646A EP1876458B1 (en) | 2005-03-30 | 2006-03-22 | Diagnosis program, switching program, test device, and diagnosis method |
DE602006010685T DE602006010685D1 (de) | 2005-03-30 | 2006-03-22 | Diagnoseprogramm, umschaltprogramm, testeinrichtung und diagnoseverfahren |
KR1020077024613A KR100919942B1 (ko) | 2005-03-30 | 2006-03-22 | 진단 프로그램, 교체 프로그램, 시험 장치, 및 진단 방법 |
TW095110503A TWI403894B (zh) | 2005-03-30 | 2006-03-27 | 診斷用電腦程式產品、切換用電腦程式產品、測試裝置以及診斷方法 |
MYPI20061381A MY141134A (en) | 2005-03-30 | 2006-03-29 | A diagnostic program, a switching program, a testing apparatus, and a diagnostic method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005100018A JP2006275986A (ja) | 2005-03-30 | 2005-03-30 | 診断プログラム、切替プログラム、試験装置、および診断方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006275986A true JP2006275986A (ja) | 2006-10-12 |
Family
ID=37072038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005100018A Pending JP2006275986A (ja) | 2005-03-30 | 2005-03-30 | 診断プログラム、切替プログラム、試験装置、および診断方法 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7802140B2 (ja) |
EP (1) | EP1876458B1 (ja) |
JP (1) | JP2006275986A (ja) |
KR (1) | KR100919942B1 (ja) |
CN (1) | CN101147074A (ja) |
DE (1) | DE602006010685D1 (ja) |
MY (1) | MY141134A (ja) |
TW (1) | TWI403894B (ja) |
WO (1) | WO2006109463A1 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7552028B2 (en) | 2006-12-01 | 2009-06-23 | Advantest Corporation | Recording medium, test apparatus and diagnostic method |
DE112007002970T5 (de) | 2006-12-04 | 2009-10-08 | Advantest Corp. | Prüfvorrichtung und Vorrichtungsschnittstelle |
WO2010001468A1 (ja) * | 2008-07-02 | 2010-01-07 | 株式会社アドバンテスト | 試験装置、プログラム、および、記録媒体 |
JP2010175459A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-08-12 | Advantest Corp | 診断装置、診断方法および試験装置 |
CN104931909A (zh) * | 2015-05-19 | 2015-09-23 | 国家电网公司 | 一种避雷器计数器带电测试工具、系统及方法 |
Families Citing this family (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4571534B2 (ja) * | 2005-05-12 | 2010-10-27 | 株式会社アドバンテスト | 試験装置、診断プログラムおよび診断方法 |
US20090119542A1 (en) * | 2007-11-05 | 2009-05-07 | Advantest Corporation | System, method, and program product for simulating test equipment |
JP4674273B2 (ja) * | 2008-05-30 | 2011-04-20 | 株式会社アドバンテスト | 試験装置および情報処理システム |
KR101215388B1 (ko) | 2008-05-30 | 2012-12-26 | 가부시키가이샤 어드밴티스트 | 시험 장치 및 송신 장치 |
US8666691B2 (en) * | 2008-12-08 | 2014-03-04 | Advantest Corporation | Test apparatus and test method |
US7876118B2 (en) | 2009-02-05 | 2011-01-25 | Advantest Corporation | Test equipment |
US8405415B2 (en) * | 2009-09-10 | 2013-03-26 | Advantest Corporation | Test apparatus synchronous module and synchronous method |
US20110184687A1 (en) * | 2010-01-25 | 2011-07-28 | Advantest Corporation | Test apparatus and test method |
US8547125B2 (en) * | 2010-01-26 | 2013-10-01 | Advantest Corporation | Test apparatus and test module |
US8839057B2 (en) * | 2011-02-03 | 2014-09-16 | Arm Limited | Integrated circuit and method for testing memory on the integrated circuit |
CN105486903B (zh) * | 2015-11-23 | 2018-07-20 | 西门子数控(南京)有限公司 | 扩展板、检测系统与检测方法 |
CN105572564A (zh) * | 2015-12-17 | 2016-05-11 | 中广核核电运营有限公司 | 核电站核级逆变器卡件集成测试系统及方法 |
CN105510858A (zh) * | 2015-12-17 | 2016-04-20 | 中广核核电运营有限公司 | 一种逆变器静态旁路开关电压监测卡工作性能测试系统及方法 |
CN105785161A (zh) * | 2015-12-25 | 2016-07-20 | 中广核核电运营有限公司 | 不间断电源的静态旁路开关电压监测卡件的测试系统、方法 |
CN105759138A (zh) * | 2016-02-03 | 2016-07-13 | 中广核核电运营有限公司 | 核电站用磁饱和逆变器静态开关卡拷机测试系统及方法 |
CN105572513A (zh) * | 2016-02-03 | 2016-05-11 | 中广核核电运营有限公司 | 一种逆变器触发卡测试系统及方法 |
CN105572515A (zh) * | 2016-02-03 | 2016-05-11 | 中广核核电运营有限公司 | 核电站逆变器相位比较卡工作性能测试系统及测试方法 |
CN105572514A (zh) * | 2016-02-03 | 2016-05-11 | 中广核核电运营有限公司 | 不间断电源静态旁路开关接口板板件独立测试系统及方法 |
DE102018101028B3 (de) * | 2018-01-18 | 2019-05-29 | Infineon Technologies Austria Ag | Mikrocontrollersystem mit schaltungsinternem Debugger |
CN112291029B (zh) * | 2020-11-02 | 2024-05-28 | 温州大学 | 一种系统同步方法 |
CN112631174A (zh) * | 2020-12-09 | 2021-04-09 | 中交一航局安装工程有限公司 | 一种基于物联网的现场电气调试方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004072669A1 (en) * | 2003-02-14 | 2004-08-26 | Advantest Corporation | Method and apparatus for testing integrated circuits |
WO2004086071A1 (ja) * | 2003-03-27 | 2004-10-07 | Advantest Corporation | 試験装置 |
WO2004090562A1 (ja) * | 2003-03-31 | 2004-10-21 | Advantest Corporation | 試験エミュレート装置、試験モジュールエミュレート装置、及びこれらのプログラムを記録した記録媒体 |
Family Cites Families (41)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2250450A5 (ja) * | 1973-09-10 | 1975-05-30 | Honeywell Bull Soc Ind | |
DE3116079A1 (de) * | 1981-04-23 | 1982-11-11 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Pruefsystem |
US4706208A (en) * | 1985-09-03 | 1987-11-10 | American Telephone And Telegraph Company, At&T Bell Laboratories | Technique for the operational life test of microprocessors |
JPH0337582A (ja) | 1989-07-03 | 1991-02-18 | Mitsubishi Electric Corp | Icテスタ |
JP3263475B2 (ja) | 1993-03-29 | 2002-03-04 | 株式会社アドバンテスト | 半導体試験装置の自動試験装置及び方法 |
JP3730340B2 (ja) | 1996-11-20 | 2006-01-05 | 株式会社アドバンテスト | 半導体試験装置 |
US5896494A (en) * | 1996-12-31 | 1999-04-20 | Compaq Computer Corporation | Diagnostic module dispatcher |
JP3323115B2 (ja) | 1997-10-20 | 2002-09-09 | 東芝マイクロエレクトロニクス株式会社 | 半導体ic試験装置 |
JPH11304880A (ja) | 1998-04-20 | 1999-11-05 | Advantest Corp | 半導体試験装置 |
US6480978B1 (en) * | 1999-03-01 | 2002-11-12 | Formfactor, Inc. | Parallel testing of integrated circuit devices using cross-DUT and within-DUT comparisons |
JP4251707B2 (ja) * | 1999-04-02 | 2009-04-08 | 株式会社アドバンテスト | 半導体デバイス試験装置及び試験方法 |
US6385739B1 (en) * | 1999-07-19 | 2002-05-07 | Tivo Inc. | Self-test electronic assembly and test system |
US6647526B1 (en) * | 2000-06-30 | 2003-11-11 | Rockwell Automation Technologies, Inc. | Modular/re-configurable test platform |
US7076714B2 (en) * | 2000-07-31 | 2006-07-11 | Agilent Technologies, Inc. | Memory tester uses arbitrary dynamic mappings to serialize vectors into transmitted sub-vectors and de-serialize received sub-vectors into vectors |
US6591385B1 (en) * | 2000-09-11 | 2003-07-08 | Agilent Technologies, Inc. | Method and apparatus for inserting programmable latency between address and data information in a memory tester |
US6763490B1 (en) * | 2000-09-25 | 2004-07-13 | Agilent Technologies, Inc. | Method and apparatus for coordinating program execution in a site controller with pattern execution in a tester |
US6851076B1 (en) * | 2000-09-28 | 2005-02-01 | Agilent Technologies, Inc. | Memory tester has memory sets configurable for use as error catch RAM, Tag RAM's, buffer memories and stimulus log RAM |
US6671844B1 (en) * | 2000-10-02 | 2003-12-30 | Agilent Technologies, Inc. | Memory tester tests multiple DUT's per test site |
US6687861B1 (en) * | 2000-10-31 | 2004-02-03 | Agilent Technologies, Inc. | Memory tester with enhanced post decode |
JP2002174674A (ja) | 2000-12-05 | 2002-06-21 | Advantest Corp | 半導体試験装置及びその予防保守方法 |
JP2002174663A (ja) | 2000-12-06 | 2002-06-21 | Ando Electric Co Ltd | Ic試験装置における自己診断方式 |
US6574764B2 (en) * | 2001-04-25 | 2003-06-03 | Agilent Technologies, Inc. | Algorithmically programmable memory tester with history FIFO's that aid in error analysis and recovery |
US6779140B2 (en) * | 2001-06-29 | 2004-08-17 | Agilent Technologies, Inc. | Algorithmically programmable memory tester with test sites operating in a slave mode |
US20030093718A1 (en) * | 2001-11-15 | 2003-05-15 | Sutton Christopher K. | Electronic test program with selectable specifications |
US7213175B2 (en) * | 2002-01-09 | 2007-05-01 | Microsoft Corporation | Methods and systems for managing an application's relationship to its run-time environment |
US7085980B2 (en) * | 2002-05-02 | 2006-08-01 | International Business Machines Corporation | Method and apparatus for determining the failing operation of a device-under-test |
ATE340386T1 (de) * | 2002-05-11 | 2006-10-15 | Accenture Global Services Gmbh | Verfahren und system zur automatischen prüfung von software |
US7080356B2 (en) * | 2002-09-18 | 2006-07-18 | Sun Microsystems, Inc. | Certification test suite |
JP2004163194A (ja) | 2002-11-12 | 2004-06-10 | Yokogawa Electric Corp | Icテスタ及び試験モジュール |
US7290192B2 (en) * | 2003-03-31 | 2007-10-30 | Advantest Corporation | Test apparatus and test method for testing plurality of devices in parallel |
US7460988B2 (en) * | 2003-03-31 | 2008-12-02 | Advantest Corporation | Test emulator, test module emulator, and record medium storing program therein |
US7437261B2 (en) * | 2003-02-14 | 2008-10-14 | Advantest Corporation | Method and apparatus for testing integrated circuits |
US7171587B2 (en) * | 2003-04-28 | 2007-01-30 | Teradyne, Inc. | Automatic test system with easily modified software |
US7293202B2 (en) * | 2003-06-26 | 2007-11-06 | Microsoft Corporation | Isolating the evaluation of actual test results against expected test results from the test module that generates the actual test results |
US7152186B2 (en) * | 2003-08-04 | 2006-12-19 | Arm Limited | Cross-triggering of processing devices |
JP4707557B2 (ja) * | 2003-08-06 | 2011-06-22 | 株式会社アドバンテスト | 試験装置、補正値管理方法、及びプログラム |
US7213184B2 (en) * | 2003-09-08 | 2007-05-01 | Texas Instruments Incorporated | Testing of modules operating with different characteristics of control signals using scan based techniques |
US7302282B2 (en) * | 2003-12-05 | 2007-11-27 | Agilent Technologies, Inc. | Communications system for implementation of synchronous, multichannel, galvanically isolated instrumentation devices |
US7210087B2 (en) * | 2004-05-22 | 2007-04-24 | Advantest America R&D Center, Inc. | Method and system for simulating a modular test system |
US7543194B2 (en) * | 2004-08-02 | 2009-06-02 | Alcatel-Lucent Usa Inc. | Test harness benchmark file |
US7536596B2 (en) * | 2006-08-25 | 2009-05-19 | Johnson R Brent | Remotely controlled channel emulator for testing of mainframe peripherals |
-
2005
- 2005-03-30 JP JP2005100018A patent/JP2006275986A/ja active Pending
- 2005-04-26 US US11/114,927 patent/US7802140B2/en not_active Expired - Fee Related
-
2006
- 2006-03-22 WO PCT/JP2006/305679 patent/WO2006109463A1/ja active Application Filing
- 2006-03-22 EP EP06729646A patent/EP1876458B1/en not_active Not-in-force
- 2006-03-22 DE DE602006010685T patent/DE602006010685D1/de active Active
- 2006-03-22 KR KR1020077024613A patent/KR100919942B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2006-03-22 CN CNA2006800091659A patent/CN101147074A/zh active Pending
- 2006-03-27 TW TW095110503A patent/TWI403894B/zh not_active IP Right Cessation
- 2006-03-29 MY MYPI20061381A patent/MY141134A/en unknown
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004072669A1 (en) * | 2003-02-14 | 2004-08-26 | Advantest Corporation | Method and apparatus for testing integrated circuits |
WO2004086071A1 (ja) * | 2003-03-27 | 2004-10-07 | Advantest Corporation | 試験装置 |
WO2004090562A1 (ja) * | 2003-03-31 | 2004-10-21 | Advantest Corporation | 試験エミュレート装置、試験モジュールエミュレート装置、及びこれらのプログラムを記録した記録媒体 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7552028B2 (en) | 2006-12-01 | 2009-06-23 | Advantest Corporation | Recording medium, test apparatus and diagnostic method |
DE112007002970T5 (de) | 2006-12-04 | 2009-10-08 | Advantest Corp. | Prüfvorrichtung und Vorrichtungsschnittstelle |
WO2010001468A1 (ja) * | 2008-07-02 | 2010-01-07 | 株式会社アドバンテスト | 試験装置、プログラム、および、記録媒体 |
JP5153774B2 (ja) * | 2008-07-02 | 2013-02-27 | 株式会社アドバンテスト | 試験装置、プログラム、および、記録媒体 |
US8407522B2 (en) | 2008-07-02 | 2013-03-26 | Advantest Corporation | Test apparatus and recording medium |
JP2010175459A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-08-12 | Advantest Corp | 診断装置、診断方法および試験装置 |
CN104931909A (zh) * | 2015-05-19 | 2015-09-23 | 国家电网公司 | 一种避雷器计数器带电测试工具、系统及方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1876458A4 (en) | 2009-01-07 |
WO2006109463A1 (ja) | 2006-10-19 |
US20060224926A1 (en) | 2006-10-05 |
DE602006010685D1 (de) | 2010-01-07 |
KR20070121020A (ko) | 2007-12-26 |
CN101147074A (zh) | 2008-03-19 |
TW200634507A (en) | 2006-10-01 |
KR100919942B1 (ko) | 2009-10-05 |
US7802140B2 (en) | 2010-09-21 |
EP1876458B1 (en) | 2009-11-25 |
MY141134A (en) | 2010-03-15 |
TWI403894B (zh) | 2013-08-01 |
EP1876458A1 (en) | 2008-01-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100919942B1 (ko) | 진단 프로그램, 교체 프로그램, 시험 장치, 및 진단 방법 | |
JP5008676B2 (ja) | プログラム、記録媒体、試験装置および診断方法 | |
KR100858651B1 (ko) | 순차적 반도체 테스트 장치 | |
KR100949281B1 (ko) | 시험 장치, 진단 프로그램 및 진단 방법 | |
JP5153774B2 (ja) | 試験装置、プログラム、および、記録媒体 | |
JP2009193109A (ja) | デバッグ中にツールを使用可能な試験システム及び方法 | |
JP5054106B2 (ja) | 試験装置および回路装置 | |
JP5314541B2 (ja) | 試験装置、試験方法、プログラムおよびインターフェイス回路 | |
CN113450865B (zh) | 存储器测试系统及其测试方法 | |
JP2005276317A (ja) | 試験装置及び試験方法 | |
KR100829402B1 (ko) | 순차적 반도체 테스트 장치 | |
JP2010107230A (ja) | 試験装置、プログラム、記憶媒体、および、試験方法 | |
JP2009229331A (ja) | 半導体試験装置及びその制御プログラム | |
KR102728019B1 (ko) | 테스트 보드 및 이를 이용한 테스트 장치 | |
JPWO2009122700A1 (ja) | 試験装置および試験方法 | |
JP5066189B2 (ja) | 試験装置、試験方法、およびプログラム | |
KR102013643B1 (ko) | 고속 번인 테스트 장치 및 방법 | |
KR20240066656A (ko) | 테스트 보드 및 이를 이용한 테스트 장치 | |
JP2004078739A (ja) | データ処理装置およびそのテスト方法 | |
JP2007192586A (ja) | 診断装置、初期化装置、プログラム、及び記録媒体 | |
JP2000009816A (ja) | 半導体集積回路及び半導体集積回路の試験方法 | |
JP2002149502A (ja) | メモリのテスト方法及び半導体装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080228 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100202 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100222 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100323 |