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JP2006273847A - シンナモイル化合物及びその用途 - Google Patents

シンナモイル化合物及びその用途 Download PDF

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JP2006273847A
JP2006273847A JP2006054781A JP2006054781A JP2006273847A JP 2006273847 A JP2006273847 A JP 2006273847A JP 2006054781 A JP2006054781 A JP 2006054781A JP 2006054781 A JP2006054781 A JP 2006054781A JP 2006273847 A JP2006273847 A JP 2006273847A
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JP2006054781A
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Hiroaki Shiraki
宏明 白木
Seishi Azuma
清史 東
Yoshitaka Tomigahara
祥隆 冨ヶ原
Junya Takahashi
淳也 高橋
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

【課題】組織における細胞外マトリックス遺伝子の発現量を減少させ、細胞外マトリックス蓄積量を低下させることにより、組織の線維化を改善させる新規化合物及び医薬組成物(細胞外マトリックス蓄積抑制剤、線維症治療剤、心不全治療剤、TGF−β作用抑制剤又は養毛剤)の提供。
【解決手段】式(I)
Figure 2006273847

[式中、αは芳香族5員環又は窒素原子を2以上有する芳香族6員環を表し、Xα及びYαは置換基を表し、p及びqは0、1、2、又は3を表し、pとqとの和は3以下である。]で示されるシンナモイル化合物及び該化合物を含有する細胞外マトリックス遺伝子転写抑制組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、シンナモイル化合物及びその用途等に関する。
肝硬変、慢性膵炎、スキルス胃癌、間質性肺疾患、喘息、慢性閉塞性肺疾患、糸球体腎炎、ループス腎炎、尿細管間質性腎炎、IgA腎症、腎硬化症、糖尿病性腎症、遺伝性腎疾患、心筋線維症、心不全、PTCA後の再狭窄、動脈硬化、骨髄線維症、関節リウマチ、炎症後の過形成痕跡、術後の瘢痕や熱傷性瘢痕、アトピー性皮膚炎、肥厚性瘢痕、子宮筋腫、前立腺肥大症、強皮症、アルツハイマー病、硬化性腹膜炎、糖尿病性網膜症、I型糖尿病においては、コラーゲン及びフィブロネクチンに代表されるような細胞外マトリックスの過度の集積により組織が線維化して硬化し、その結果、臓器・組織の機能低下や瘢痕形成等に至る。このような細胞外マトリックスの過度の集積は、細胞外マトリックスの生合成と分解とのバランスの破綻に基づく細胞外マトリックスの産生亢進によって導かれる。実際、線維化した組織においては、コラーゲン遺伝子(特にI型コラーゲン、III型コラーゲン、IV型コラーゲン)や、フィブロネクチン遺伝子、ラミニン遺伝子、プロテオグリカン遺伝子等といった細胞外マトリックス遺伝子の発現量が増加していることが観察されている(例えば、非特許文献1〜6参照)。
また、線維化した組織においては、サイトカインの1種であるTGF−βの量が上昇していることも観察されている(例えば、非特許文献1、2参照)。TGF−βは、細胞外マトリックス遺伝子の発現量を増加させ、細胞外マトリックスタンパクの産生亢進、ひいては、組織の線維化に関与していることが示唆されている(例えば、非特許文献1、7参照)。さらに、組織線維化のモデル動物に対し、抗TGF−β抗体や可溶性TGF−β受容体を投与することにより、組織の線維化が改善され、それに伴い組織機能が改善されることが明らかにされており(例えば、非特許文献8〜10参照)、またTGF−βの細胞内シグナル伝達に対し、抑制的に働く化合物を投与することにより、組織の線維化が改善され、それに伴い組織機能が改善されることも知られている(例えば、非特許文献11〜13参照)。
一方、左室拡張不全等の心不全や糖尿病性腎症や腎硬化症等の腎不全の病因は、高血圧状態の心臓線維化がその1つとされている。
J.Invest.Dermatol.,94,365,(1990) Proc.Natl.Acad.Sci.USA,88,6642,(1991) J.Am.Soc.Nephrol.,15,2637,(2004) Cardiovasc.Pathol.,13,119,(2004) Clin.Nephrol.,44,211,(1995) J.Hepatol.,29,263,(1998) Lab.Invest.,63,171,(1990) Diabetes,45,522−530,(1996) Proc.Natl.Acad.Sci.USA ,96,12719−12724,(1999) Proc.Natl.Acad.Sci.USA ,97,8015−8020,(2000)] Autoimmunity,35,277−282,(2002) J.Hepatol.,37,331−339,(2002) Life Sci.,71,1559−1606,(2002)]
そこで、組織における細胞外マトリックス遺伝子の発現量を減少させ、細胞外マトリックス蓄積量を低下させることにより、組織の線維化を改善させる薬剤(即ち、細胞外マトリックス蓄積抑制剤や、線維症治療剤又は心不全治療剤)の開発・提供が切望されている。
本発明者らは、かかる状況の下、鋭意検討した結果、下記の式(I)〜(VI)(I')、(II')及び(V')で示される化合物が細胞外マトリックス遺伝子の転写を抑制する能力を有することを見出し、本発明に至った。
即ち、本発明は、
1.式(I)
Figure 2006273847

[式中、
I.αは、芳香族5員環又は窒素原子を2以上有する芳香族6員環を表し、(Yαにおいて、Yαは、下記のX群又はY群の基を表し、qは、0、1、2又は3を表して、qが2以上のとき、Yαは同一又は相異なり、qが2以上のとき、隣接している2個の同一又は相異なるYαは、Z群の基をなしてα環と縮環してもよく、(Xαにおいて、Xαは、下記のX群、Y群及びZ群に属さない置換基を表し、pは、0、1、2又は3を表し、pが2以上のとき、Xαは同一又は相異なり、pとqとの和は3以下である。
(1)X群:M−基[Mは、R−基(Rは、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表す。)、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、水酸基、R−B−R−基(Rは、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表し、Bは、オキシ基、チオ基、スルフィニル基又はスルホニル基を表し、Rは、単結合又はC1-C10アルキレン基を表す。)、HOR−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−CO−R−基(Rは、水素原子、又は、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−CO−O−R−基(R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、RO−CO−R−基(R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、HO−CO−CH=CH−基、R’N−R−基(R及びR’は、同一又は相異なり、Rは、前記と同一の意味を表し、R’は、Rと同一の意味を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−CO−NR’−R−基(R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)、RO−CO−N(R)−R−基(R、R 及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−CO−R−基(R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−CO−NR’’−R−基(R、R’及びR’’は、同一又は相異なり、R及びR’は、前記と同一の意味を表し、R’’は、Rと同一の意味を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−C(=NR’’)−NR’’’−R−基(R、R’、R’’及びR’’’は、同一又は相異なり、R、R’及びR’’は、前記と同一の意味を表し、R’’’は、Rと同一の意味を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−SO−NR−R−基(R、R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−SO−R−基(R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)、C2-C10アルケニル基又はC2-C10アルキニル基を表す。]である。
(2)Y群:Mb0−R−基[Mb0は、Mc0−基{Mc0は、Md0−R’−基{Md0は、M−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよい6−10員環のアリール基、又は、M−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよい5−10員環のヘテロアリール基、又は、M−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよい不飽和結合を含んでもよい3−10員環の炭化水素環若しくは複素環をなす基、又は、

Figure 2006273847

(b) −基((b)において、Gは、置換基を有してもよい、飽和又は不飽和の、非芳香族の、5〜14員の炭化水素環又は複素環をなす。)、

Figure 2006273847

(c)−基((c)において、Jは、窒素原子を含んでもよく、芳香族5−7員環をなす。)、

Figure 2006273847

(d)−基{dは、カルボニル基又はチオカルボニル基で置換され、更に、オキシ基、チオ基、−NR-基{Rは、水素原子、又は、C1-C10アルキル基、又は、ハロゲン原子若しくはR−B−基(Rは、C1-C10アルキル基、C3-C10アルケニル基又はC3-C10アルキニル基を表し、Bは、オキシ基、チオ基、スルフィニル基又はスルホニル基を表す。)で置換されたC2-C10アルキル基、又は、C3-C10アルケニル基、又は、C3-C10アルキニル基を表す。}、スルフィニル基若しくはスルホニル基で置換されてもよい5−12員の炭化水素環をなす。}又は

Figure 2006273847

(e)−基{eは、カルボニル基、チオカルボニル基、オキシ基、チオ基、−NR-基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、スルフィニル基若しくはスルホニル基で置換されてもよい5−12員の炭化水素環をなす。}を表し、R’は、Rと同一又は相異なり、Rと同一の意味を表す。}を表す。}、Mc0−B−基(Mc0及びBは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−CO−基(Mc0は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−CO−O−基(Mc0は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0O−CO−基(Mc0は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0N−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−CO−NR−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0O−CO−NR−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0N−CO−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0N−CO−NR’−基(Mc0、R及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0N−C(=NR’)−NR’’−基(Mc0、R、R’及びR’’は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−SO−NR−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はMc0N−SO−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。]である。
(3)Z群:ハロゲン原子、C1-C10アルコキシ基、C3-C10アルケニルオキシ基、C3-C10アルキニルオキシ基、カルボニル基、チオカルボニル基、オキシ基、チオ基、スルフィニル基若しくはスルホニル基を有してもよい、5−12員環の炭化水素環又は複素環であって、芳香族又は非芳香族の、単環又は縮環であって、α環と縮環する基である。
II.βは、
式(I-1)
Figure 2006273847

[式中、
(1)Qαは、置換されてもよい水酸基、又は、置換されてもよいアミノ基を表す。
(2)Wαは、酸素原子又は−NTα−基(Tαは、水素原子、又は、窒素原子上の置換基を表す。)を表す。
(3)Kα及びLαは、同一又は相異なり、水素原子、又は、炭素原子上の置換基を表し、KαとLαとは、置換基を有してもよいC3-C10アルキレン基又は置換基を有してもよいC4-C10アルケニレン基をなすことがある。]
で示される基、
式(I-2)
Figure 2006273847

[式中、Tαは、前記と同一の意味を表し、Lβは水酸基又はメチル基を表す。]
で示される基、
式(I-3)
Figure 2006273847
[式中、Tαは、前記と同一の意味を表し、Lγは、C1-C10アルキル基を表す。]
で示される基、
式(I-4)
Figure 2006273847

[式中、Tαは、前記と同一の意味を表す。]
で示される基、
式(I-5)
Figure 2006273847
[式中、Tαは、前記と同一の意味を表し、Kβは、シアノ基又はUOCO−基(Uは、水素原子又はC1-C10アルキル基を表す。)を表す。]
で示される基、
式(I-6)
Figure 2006273847

[式中、Wαは、前記と同一の意味を表し、KγとLδとは、置換基を有してもよいC3-C10アルキレン基又は置換基を有してもよいC4-C10アルケニレン基をなす。]
で示される基、
式(I-7)
Figure 2006273847

[式中、Qα及びWαは、前記と同一の意味を表し、KδとLεとは、−Vα=Vα’−Vα’’=Vα’’’−基(Vα、Vα’、Vα’’及びVα’’’は、同一又は相異なり、置換されてもよいメチン基、又は、−N=基を表し、Vα、Vα’、Vα’’及びVα’’’のうち少なくとも一つは−N=基を表す。)をなす。]
で示される基、
式(I-8)
Figure 2006273847

[式中、Tαは、前記と同一の意味を表し、Qβは、置換されてもよい水酸基を表す。]
で示される基、又は、
式(I-9)
Figure 2006273847
[式中、U及びWαは、前記と同一の意味を表す。]
で示される基を表す。
尚、複数の置換基の間での同一記号における「前記と同一の意味を表す」とは、当該複数の置換基が互いに独立しながら前記と同一の意味を表すことを示し、当該複数の置換基の間では、選ばれる置換基の選択肢の範囲が同一であるが、その範囲内で選ばれる限り当該選ばれる置換基は同じであっても、異なっていてもよいことを意味するものである。]
で示されるシンナモイル化合物と不活性担体とを含有することを特徴とする細胞外マトリックス遺伝子転写抑制組成物。
2.式(II)
Figure 2006273847

[式中、
I.αは、芳香族5員環又は窒素原子を2以上有する芳香族6員環を表し、(Yαにおいて、Yαは、下記のX群又はY群の基を表し、qは、0、1、2又は3を表して、qが2以上のとき、Yαは同一又は相異なり、qが2以上のとき、隣接している2個の同一又は相異なるYαは、Z群の基をなしてα環と縮環してもよく、(Xαにおいて、Xαは、下記のX群、Y群及びZ群に属さない置換基を表し、pは、0、1、2又は3を表し、pが2以上のとき、Xαは同一又は相異なり、pとqとの和は3以下である。
(1)X群:M−基[Mは、R−基(Rは、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表す。)、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、水酸基、R−B−R−基(Rは、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表し、Bは、オキシ基、チオ基、スルフィニル基又はスルホニル基を表し、Rは、単結合又はC1-C10アルキレン基を表す。)、HOR−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−CO−R−基(Rは、水素原子、又は、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−CO−O−R−基(R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、RO−CO−R−基(R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、HO−CO−CH=CH−基、R’N−R−基(R及びR’は、同一又は相異なり、Rは、前記と同一の意味を表し、R’は、Rと同一の意味を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−CO−NR’−R−基(R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)、RO−CO−N(R)−R−基(R、R 及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−CO−R−基(R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−CO−NR’’−R−基(R、R’及びR’’は、同一又は相異なり、R及びR’は、前記と同一の意味を表し、R’’は、Rと同一の意味を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−C(=NR’’)−NR’’’−R−基(R、R’、R’’及びR’’’は、同一又は相異なり、R、R’及びR’’は、前記と同一の意味を表し、R’’’は、Rと同一の意味を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−SO−NR−R−基(R、R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−SO−R−基(R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)、C2-C10アルケニル基又はC2-C10アルキニル基を表す。]である。
(2)Y群:Mb0−R−基[Mb0は、Mc0−基{Mc0は、Md0−R’−基{Md0は、M−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよい6−10員環のアリール基、又は、M−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよい5−10員環のヘテロアリール基、又は、M−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよい不飽和結合を含んでもよい3−10員環の炭化水素環若しくは複素環をなす基、又は、

Figure 2006273847

(b) −基((b)において、Gは、置換基を有してもよい、飽和又は不飽和の、非芳香族の、5〜14員の炭化水素環又は複素環をなす。)、

Figure 2006273847

(c)−基((c)において、Jは、窒素原子を含んでもよく、芳香族5−7員環をなす。)、

Figure 2006273847

(d)−基{dは、カルボニル基又はチオカルボニル基で置換され、更に、オキシ基、チオ基、−NR-基{Rは、水素原子、又は、C1-C10アルキル基、又は、ハロゲン原子若しくはR−B−基(Rは、C1-C10アルキル基、C3-C10アルケニル基又はC3-C10アルキニル基を表し、Bは、オキシ基、チオ基、スルフィニル基又はスルホニル基を表す。)で置換されたC2-C10アルキル基、又は、C3-C10アルケニル基、又は、C3-C10アルキニル基を表す。}、スルフィニル基若しくはスルホニル基で置換されてもよい5−12員の炭化水素環をなす。}又は

Figure 2006273847

(e)−基{eは、カルボニル基、チオカルボニル基、オキシ基、チオ基、−NR-基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、スルフィニル基若しくはスルホニル基で置換されてもよい5−12員の炭化水素環をなす。}を表し、R’は、Rと同一又は相異なり、Rと同一の意味を表す。}を表す。}、Mc0−B−基(Mc0及びBは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−CO−基(Mc0は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−CO−O−基(Mc0は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0O−CO−基(Mc0は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0N−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−CO−NR−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0O−CO−NR−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0N−CO−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0N−CO−NR’−基(Mc0、R及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0N−C(=NR’)−NR’’−基(Mc0、R、R’及びR’’は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−SO−NR−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はMc0N−SO−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。]である。
(3)Z群:ハロゲン原子、C1-C10アルコキシ基、C3-C10アルケニルオキシ基、C3-C10アルキニルオキシ基、カルボニル基、チオカルボニル基、オキシ基、チオ基、スルフィニル基若しくはスルホニル基を有してもよい、5−12員環の炭化水素環又は複素環であって、芳香族又は非芳香族の、単環又は縮環であって、α環と縮環する基である。
II.βは、
式(II-1)
Figure 2006273847

[式中、
(1)Qαは、置換されてもよい水酸基、又は、置換されてもよいアミノ基を表す。
(2)Wαは、酸素原子又は−NTα−基(Tαは、水素原子、又は、窒素原子上の置換基を表す。)を表す。
(3)Kα及びLαは、同一又は相異なり、水素原子、又は、炭素原子上の置換基を表し、KαとLαとは、置換基を有してもよいC3-C10アルキレン基又は置換基を有してもよいC4-C10アルケニレン基をなすことがある。]
で示される基、
式(II-2)
Figure 2006273847

[式中、Tαは、前記と同一の意味を表し、Lβは水酸基又はメチル基を表す。]
で示される基、
式(II-3)
Figure 2006273847
[式中、Tαは、前記と同一の意味を表し、Lγは、C1-C10アルキル基を表す。]
で示される基、
式(II-4)
Figure 2006273847

[式中、Tαは、前記と同一の意味を表す。]
で示される基、
式(II-5)
Figure 2006273847
[式中、Tαは、前記と同一の意味を表し、Kβは、シアノ基又はUOCO−基(Uは、水素原子又はC1-C10アルキル基を表す。)を表す。]
で示される基、
式(II-6)
Figure 2006273847

[式中、Wαは、前記と同一の意味を表し、KγとLδとは、置換基を有してもよいC3-C10アルキレン基又は置換基を有してもよいC4-C10アルケニレン基をなす。]
で示される基、
式(II-7)
Figure 2006273847

[式中、Qα及びWαは、前記と同一の意味を表し、KδとLεとは、−Vα=Vα’−Vα’’=Vα’’’−基(Vα、Vα’、Vα’’及びVα’’’は、同一又は相異なり、置換されてもよいメチン基、又は、−N=基を表し、Vα、Vα’、Vα’’及びVα’’’のうち少なくとも一つは−N=基を表す。)をなす。]
で示される基、
式(II-8)
Figure 2006273847

[式中、Tαは、前記と同一の意味を表し、Qβは、置換されてもよい水酸基を表す。]
で示される基、又は、
式(II-9)
Figure 2006273847
[式中、U及びWαは、前記と同一の意味を表す。]
で示される基を表す。
但し、αがフラン環又はチオフェン環のとき、p及びqが同時に0になることはない。
尚、複数の置換基の間での同一記号における「前記と同一の意味を表す」とは、当該複数の置換基が互いに独立しながら前記と同一の意味を表すことを示し、当該複数の置換基の間では、選ばれる置換基の選択肢の範囲が同一であるが、その範囲内で選ばれる限り当該選ばれる置換基は同じであっても、異なっていてもよいことを意味するものである。]
で示されるシンナモイル化合物。
3.式(III)
Figure 2006273847

[式中、
I.A0は、芳香族5員環又は窒素原子を2以上有する芳香族6員環を表す。
II.(XA0において、XA0は、下記のA群からN群までのいずれかの群に含まれる基を表し、pは、0、1、2又は3を表し、pが2以上のとき、XA0は、同一又は相異なる。
(1)A群:D−R−基[Dは、(R−(O)−)AN−(O)k’−基{Rは、水素原子、又は、C1-C10アルキル基、又は、ハロゲン原子若しくはR−B−基(Rは、C1-C10アルキル基、C3-C10アルケニル基又はC3-C10アルキニル基を表し、Bは、オキシ基、チオ基、スルフィニル基又はスルホニル基を表す。)で置換されたC2-C10アルキル基、又は、C3-C10アルケニル基、又は、C3-C10アルキニル基を表し、kは、0又は1を表し、Aは、R−(CHR−(B−Bm’−基{Rは、水素原子、又は、ハロゲン原子若しくはR−B−基(R及びBは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよいC1-C10アルキル基、又は、C2-C10アルケニル基、又は、C2-C10アルキニル基を表し、Rは、水素原子、C1-C10アルキル基又はC2-C10ハロアルキル基を表し、mは、0又は1を表し、Bは、単結合、オキシ基、チオ基又は−N((O)’)−基(R’は、Rと同一又は相異なり、Rと同一の意味を表し、nは、0又は1を表す。)を表し、Bは、カルボニル基、チオカルボニル基又はスルホニル基を表し、m’は、0又は1を表し、Bがスルホニル基のとき、mは0となりかつRが水素原子となることはない。}を表し、k’は、0又は1を表す。}を表し、Rは、C1-C10アルキレン基を表す。但し、R’R ’’N−R−基(R’及びR’’は、Rと同一又は相異なり、Rと同一の意味を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)を除く。]、D−R−基[Dは、シアノ基、R’NC(=N−(O)−A)−基(R、R’、n、及びAは、前記と同一の意味を表す。)、AN=C(−OR)−基(A及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はNH−CS−基を表し、Rは前記と同一の意味を表す。]、D−R−基{Dは、ニトロ基又はROSO−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。}又はROSO−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)である。
(2)B群:

Figure 2006273847

(a)−基
((a)において、Eは、置換基を有してもよい、飽和又は不飽和の、芳香族又は非芳香族の、5〜14員の炭化水素環又は複素環をなし、Rは、前記と同一の意味を表す。)である。
(3)C群:ハロゲン原子 、R−B−基(R及びBは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基[Dは、水酸基又はA−O−基(Aは、前記と同一の意味を表す。)を表し、Rは前記と同一の意味を表す。]、D−基[Dは、O=C(R)−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、A−(O)−N=C(R)−基(A、n及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R−B−CO−R−(O)−N=C(R)−基{R、R、n及びRは、前記と同一の意味を表し、Bは、オキシ基、チオ基又は−N((O)’)−基(R’及びmは、前記と同一の意味を表す。)を表す。}、D−R−(O)−N=C(R)−基(D、R、n及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はRN−N=C(R)−基(R、A及びRは、前記と同一の意味を表す。)を表す。]、RN−O−R−基(R、A及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R(A−(O)−)N−基(R、A及びnは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)又はD−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)で置換されたC2-C10アルケニル基
である。
(4)D群:

Figure 2006273847

(b) −R−基((b)において、Gは、置換基を有してもよい、飽和又は不飽和の、非芳香族の、5〜14員の炭化水素環又は複素環をなす。)、

Figure 2006273847

(c)−R−基
((c)において、Jは、窒素原子を含んでもよく、芳香族5−7員環をなし、Rは、前記と同一の意味を表す。)、ハロゲン原子、R−B−R−基(R、B及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)又はD−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)で置換されたC2-C10アルキニル基
である。
(5)E群:A−CO−R−基
である。但し、Aが水酸基のとき、Rがビニレン基ではない。
[Aは、
(i)A−B−基
{Aは、水素原子、又は、C1-C10アルキル基、又は、C2-C10ハロアルキル基、又は、ハロゲン原子で置換されてもよいC2-C10アルケニル基、又は、ハロゲン原子で置換されてもよいC3-C10アルキニル基、又は、Ra0−(R−基(Ra0は、置換されてもよい5−7員環のアリール基又はヘテロアリール基を表し、R及びmは前記と同一の意味を表す。)、又は、(b)−R−基((b)及びRは、前記と同一の意味を表す。)、(c)−R−基((c)及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R−B−R−基(R、B及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)若しくはA−SO−R−基{Aは、(b)−基((b)は、前記と同一の意味を表す。)、(c)−基((c)は、前記と同一の意味を表す。)又はR’N−基(R及びR’は、前記と同一の意味を表す。)を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。}で置換されたC1-C10アルキル基を表し、
は、オキシ基、チオ基又は−N((O))−基(R及びmは、前記と同一の意味を表す。)を表す。但し、Bがチオ基のとき、Aが水素原子ではない。}、
(ii)R−B−CO−R−B’−基(R、B及びRは、前記と同一の意味を表し、B’は、Bと同一又は相異なり、Bと同一の意味を表す。但し、Bがチオ基のとき、Rが水素原子ではない。)又はD−R−B−基(D、R及びBは、前記と同一の意味を表す。)、
(iii)R−SO−NR−基(Rは、前記と同一の意味を表す。但し、水素原子を除く。Rは、前記と同一の意味を表す。)、
(iv)(b)−基((b)は、前記と同一の意味を表す。)、
(v)(c)−基((c)は、前記と同一の意味を表す。)又は
(vi)RN−NR’−基(R、A及びR’は、前記と同一の意味を表す。)を表し、Rは、ハロゲン原子で置換されてもよいC2-C10アルケニレン基、又は、C2-C10アルキニレン基を表す。]
(6)F群:A−B−R−基[Aは、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)若しくはA−SO−基(Aは、前記と同一の意味を表す。)で置換されたC2-C10アルキル基、又は、R−B−基(R及びBは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)若しくはA−CO−基(Aは、前記と同一の意味を表す。)で置換されたC1-C10アルキル基を表し、Bは、B−基(Bは、前記と同一の意味を表す。)又は−NA−基(Aは、前記と同一の意味を表す。)を表し、Rは、単結合又はC1-C10アルキレン基を表す。]
である。
(7)G群:A−B−R−基
[Aは、(a)−R−基((a)及びRは、前記と同一の意味を表す。)、又は、C2-C10アルケニル基、又は、C2-C10アルキニル基、又は、ハロゲン原子、R−B−基(R及びBは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)若しくはA−CO−基(Aは、前記と同一の意味を表す。)で置換されたC2-C10アルケニル基、又は、ハロゲン原子、R−B−基(R及びBは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)若しくはA−CO−基(Aは、前記と同一の意味を表す。)で置換されたC2-C10アルキニル基、又は、(b)−基((b)は、前記と同一の意味を表す。)、(c)−基((c)は、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)若しくはD−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)で置換されたC3-C10アルケニル基、又は、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)若しくはD−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)で置換されたC3-C10アルキニル基を表し、B及びRは、前記と同一の意味を表す。]
である。
(8)H群:
−N(−(O)−A)−R−基(D、n、A及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。但し、シアノ基を除く。)、R(R’(O))N−CR’’=N−R−基(R、R’、n及びRは、前記と同一の意味を表し、R’’は、Rと同一又は相異なり、Rと同一の意味を表す。)、R−(O)−N=CR’−NR−R−基(R、n、R’、R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R−B−NR−CO−NR’−R−基(R、B、R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−CO−NR−R−基(D、R及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はA−COCO−NR−R−基(A、R及びRは、前記と同一の意味を表す。)
である。
(9)I群:
−B−N((O))−R−基[Aは、ハロゲン原子で置換されてもよいC2-C10アルケニル基、C2-C10アルキニル基、C3-C10ハロアルキニル基、R−B−R−基(R、B及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、(b)−R−基((b)及びRは、前記と同一の意味を表す。)、(c)−R−基((c)及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、A−SO−R−基(A及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はA−CO−R−基(A及びRは、前記と同一の意味を表す。)を表し、Bは、カルボニル基又はチオカルボニル基を表し、n、R及びRは、前記と同一の意味を表す。]、A−CS−N((O))−R−基[Aは、水素原子、又は、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表し、n、R及びRは、前記と同一の意味を表す。]、
’−B’−B−N((O))−R−基[A’は、ハロゲン原子で置換されてもよいC3-C10アルケニル基、ハロゲン原子で置換されてもよいC3-C10アルキニル基、R−B−R’−基(R及びBは、前記と同一の意味を表し、R’は、C2-C10アルキレン基を表す。)、D−R’−基(D及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、D−R’−基(D及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、(b)−R’−基((b)及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、(c)−R’−基((c)及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−R’−基(D及びR’は、前記と同一の意味を表す。)又はA−CO−R−基(A及びRは、前記と同一の意味を表す。)を表し、B’は、オキシ基、チオ基又は−N((O)n’’)−基(n’は、nと同一又は相異なり、nと同一の意味を表し、R’は、前記と同一の意味を表す。)を表し、B、n、R及びRは、前記と同一の意味を表す。]、A’−B’−CS−N((O))−R−基[A’は、C1-C10アルキル基又はC2-C10ハロアルキル基を表し、B’は、前記と同一の意味を表し、n、R及びRは、前記と同一の意味を表す。]、A’−S−B’−N((O))−R−基[A’、n、R及びRは、前記と同一の意味を表し、B’は、カルボニル基又はスルホニル基を表す。]又はA’’−SO−N((O))−R−基[A’’は、C2-C10アルケニル基、ハロゲン原子で置換されたC3-C10アルケニル基、ハロゲン原子で置換されてもよいC3-C10アルキニル基、R−B−R’−基(R、B及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、D−R’−基(D及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−R’−基(D及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、(b)−R’−基((b)及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、(c)−R’−基((c)及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、NO−R−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)又はA−CO−R−基(A及びRは、前記と同一の意味を表す。)を表し、n、R及びRは、前記と同一の意味を表す。]
である。
(10)J群:A−CO−基(Aは、前記と同一の意味を表す。)、又は、A−CS−基(Aは、A又はAを表す。)、又は、A’(O)N=C(A)−基(A’は、A’又はA’を表し、m及びAは、前記と同一の意味を表す。)、又は、D−CO−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、又は、A−COCO−基(Aは、前記と同一の意味を表す。)、又は、A−CO−B’−R−基(A及びRは、前記と同一の意味を表し、B’は、オキシ基又はチオ基を表す。但し、B’がオキシ基のとき、Aは、Aではない。)、又は、A−CS−B’−R−基(A、B’及びRは、は、前記と同一の意味を表す。)、又は、A’’−SO−B’−R−基(A’’、B’及びRは、は、前記と同一の意味を表す。)、又は、A−SO−B’−R−基(A、B’及びRは、は、前記と同一の意味を表す。但し、Aは、水素原子となることはない。)、又は、A’−B’−B−B’−R−基(A’、B’、B、B’及びRは、は、前記と同一の意味を表す。)、又は、(b)−基((b)は、前記と同一の意味を表す。)若しくは(c)−基((c)は、前記と同一の意味を表す。)で置換されたC2-C10アルケニル基
である。
(11)K群:A10−N((O))−CO−R−基[A10は、水素原子(但し、nは0ではない。)、A’’−SO−基(A’’は、前記と同一の意味を表す。)、A−SO−基(Aは、前記と同一の意味を表す。但し、Aは、水素原子とはならない。)、A’O−基(A’は、前記と同一の意味を表す。但し、nは1ではない。)、A’−基(A’は、前記と同一の意味を表す。但し、nが0のとき、A’を除く。)、ROCH−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、A−CO−R−基(A及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はA−CO−CH(CHCO−A)−基(Aは、前記と同一の意味を表す。)を表し、n、R及びRは、前記と同一の意味を表す。]
である。
(12)L群:A10’−N((O))−SO−R−基[A10’は、水素原子(但し、nは0ではない。)、A’O−基(A’は、前記と同一の意味を表す。但し、nは1ではない。)、A’−基(A’は、前記と同一の意味を表す。但し、nが0のとき、A’を除く。)、R−CO−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、A−CO−R−基(A及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はA−CO−CH(CHCO−A)−基(Aは、前記と同一の意味を表す。)を表し、n、R及びRは、前記と同一の意味を表す。]、A’’RN−SO−N((O)’)−R−基[A’’は、水素原子又はA’−基(A’は、前記と同一の意味を表す。)を表し、R、n、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。]又は(b)−SO−N((O)’)−R−基[(b)、n、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。]
である。
(13)M群:R(RS)C=N−R−基(R、R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、RB(R’B’)C=N−R−基(R及びRは、前記と同一の意味を表し、R’は、Rと同一又は相異なり、Rと、同一の意味を表し、B及びB’は、同一又は相異なり、オキシ基又はチオ基を表す。)、R’N−(RS)C=N−R−基(R、R’、R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、RN=C(SR)−NR’−R−基(R、R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はR(R’O)N−R−基(R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)
である。
(14)N群:A11−P(=O)(OR’)−R−基[A11は、R−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、RO−R−基(R及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はROCO−CHR−基(R及びRは、前記と同一の意味を表す。)を表し、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。]
である。
III.(YA0において、YA0は、下記のX群及びY群の基を表し、qは、0、1、2又は3を表し、p(pは、前記と同一の意味を表す。)とqとの和は3以下であり、qが2以上のとき、YA0は同一又は相異なり、qが2以上のとき、隣接している2個の同一又は相異なるYA0は、Z群の基をなして、A0環と縮環してもよい。
(1)X群:
−基[Mは、R−基(Rは、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表す。)、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、水酸基、R−B−R−基(Rは、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表し、Bは、オキシ基、チオ基、スルフィニル基又はスルホニル基を表し、Rは、単結合又はC1-C10アルキレン基を表す。)、HOR−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−CO−R−基(Rは、水素原子、又は、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−CO−O−R−基(R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、RO−CO−R−基(R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、HO−CO−CH=CH−基、R’N−R−基(R及びR’は、同一又は相異なり、Rは、前記と同一の意味を表し、R’は、Rと同一の意味を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−CO−NR’−R−基(R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)、RO−CO−N(R)−R−基(R、R 及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−CO−R−基(R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−CO−NR’’−R−基(R、R’及びR’’は、同一又は相異なり、R及びR’は、前記と同一の意味を表し、R’’は、Rと同一の意味を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−C(=NR’’)−NR’’’−R−基(R、R’、R’’及びR’’’は、同一又は相異なり、R、R’及びR’’は、前記と同一の意味を表し、R’’’は、Rと同一の意味を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−SO−NR−R−基(R、R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−SO−R−基(R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)、C2-C10アルケニル基又はC2-C10アルキニル基を表す。]である。
(2)Y群:
b0−R−基[Mb0は、Mc0−基{Mc0は、Md0−R’−基{Md0は、M−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよい6−10員環のアリール基、又は、M−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよい5−10員環のヘテロアリール基、又は、M−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよい不飽和結合を含んでもよい3−10員環の炭化水素環若しくは複素環をなす基、又は、

Figure 2006273847

(b) −基((b)は、前記と同一の意味を表す。)、

Figure 2006273847

(c)−基((c)は、前記と同一の意味を表す。)、

Figure 2006273847

(d)−基{dは、カルボニル基又はチオカルボニル基で置換され、更に、オキシ基、チオ基、−NR-基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、スルフィニル基若しくはスルホニル基で置換されてもよい5−12員の炭化水素環をなす。}又は

Figure 2006273847

(e)−基{eは、カルボニル基、チオカルボニル基、オキシ基、チオ基、−NR-基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、スルフィニル基若しくはスルホニル基で置換されてもよい5−12員の炭化水素環をなす。}を表し、R’は、Rと同一又は相異なり、Rと同一の意味を表す。}を表す。}、Mc0−B−基(Mc0及びBは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−CO−基(Mc0は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−CO−O−基(Mc0は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0O−CO−基(Mc0は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0N−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−CO−NR−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0O−CO−NR−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0N−CO−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0N−CO−NR’−基(Mc0、R及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0N−C(=NR’)−NR’’−基(Mc0、R、R’及びR’’は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−SO−NR−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はMc0N−SO−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。]である。
(3)Z群:ハロゲン原子、C1-C10アルコキシ基、C3-C10アルケニルオキシ基、C3-C10アルキニルオキシ基、カルボニル基、チオカルボニル基、オキシ基、チオ基、スルフィニル基若しくはスルホニル基を有してもよい、5−12員環の炭化水素環又は複素環であって、芳香族又は非芳香族の、単環又は縮環であって、A0環と縮環する基である。
IV.B0は、
式(III-1)
Figure 2006273847

[式中、
(1)QA0は、水酸基、(b)−基((b)は、前記と同一の意味を表す。)、A−B−B−基[A及びBは、前記と同一の意味を表し、Bは、オキシ基又は−N((O))−基(m及びRは、前記と同一の意味を表す。)を表す。但し、Aが水素原子のとき、Bは、スルホニル基ではない。]、A’’−SO−B−基(A’’及びBは、前記と同一の意味を表す。)、A−SO−B−基(A及びBは、前記と同一の意味を表す。但し、Aは水素原子とはならない。)、R’N−SO−B−基(R、R’及びBは、前記と同一の意味を表す。)、(b)−SO−B−基((b)及びBは、前記と同一の意味を表す。)、A’−B−基(A’及びBは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−B−基(D、R及びBは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−B−B−基(Mc0、B及びBは、前記と同一の意味を表す。)又はMc0−B−基(Mc0及びBは、前記と同一の意味を表す。)を表す。
(2)WA0は、酸素原子又は−NTA0−基[TA0は、水素原子、A’−基(A’は、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はMc0−基(Mc0は、前記と同一の意味を表す。)を表す。]を表す。
(3)KA0は、水素原子、ハロゲン原子又はC1-C10アルキル基を表し、LA0は、水素原子、C1-C10アルキル基又はMb0−基(Mb0は、前記と同一の意味を表す。)を表し、KA0とLA0とは、C3-C10アルキレン基、又は、単数又は同一又は相異なる複数のMa−基(Maは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよいC4-C10アルケニレン基をなすことがある。]
で示される基、
式(III-2)
Figure 2006273847
[式中、TA0は、前記と同一の意味を表し、LB0は水酸基又はメチル基を表す。]
で示される基、
式(III-3)
Figure 2006273847
[式中、TA0は、前記と同一の意味を表し、LC0は、C1-C10アルキル基を表す。]
で示される基、
式(III-4)
Figure 2006273847
[式中、TA0は、前記と同一の意味を表す。]
で示される基、
式(III-5)
Figure 2006273847
[式中、TA0は、前記と同一の意味を表し、KB0は、シアノ基又はUOCO−基(Uは、水素原子又はC1-C10アルキル基を表す。)を表す。]
で示される基、
式(III-6)
Figure 2006273847

[式中、WA0は、前記と同一の意味を表し、KC0とLD0とは、C3-C10アルキレン基又は単数又は同一又は相異なる複数のMa−基(Maは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよいC4-C10アルケニレン基をなす。]
で示される基、
式(III-7)
Figure 2006273847

[式中、QA0及びWA0は、前記と同一の意味を表し、KD0とLE0とは、−VA0=VA0’−VA0’’=VA0’’’−基{VA0、VA0’、VA0’’及びVA0’’’は、同一又は相異なり、M−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよいメチン基、又は、−N=基を表し、VA0、VA0’、VA0’’及びVA0’’’のうち少なくとも一つは−N=基を表す。}をなす。]
で示される基、
式(III-8)
Figure 2006273847

[式中、TA0は、前記と同一の意味を表し、QB0は、水酸基、A−B−O−基[A及びBは、前記と同一の意味を表す。]、A’’−SO−O−基(A’’は、前記と同一の意味を表す。)、A−SO−O−基(Aは、前記と同一の意味を表す。但し、Aは水素原子とはならない。)、R’N−SO−O−基(R及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、(b)−SO−O−基((b)は、前記と同一の意味を表す。)、A’−O−基(A’は、前記と同一の意味を表す。)、D−R−O−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−B−O−基(Mc0及びBは、前記と同一の意味を表す。)又はMc0−O−基(Mc0は、前記と同一の意味を表す。)を表す。]
で示される基、又は、
式(III-9)
Figure 2006273847
[式中、U及びWA0は、前記と同一の意味を表す。]
で示される基を表す。
但し、A0がフラン環又はチオフェン環のとき、p及びqが同時に0になることはない。
尚、複数の置換基の間での同一記号における「前記と同一の意味を表す」とは、当該複数の置換基が互いに独立しながら前記と同一の意味を表すことを示し、当該複数の置換基の間では、選ばれる置換基の選択肢の範囲が同一であるが、その範囲内で選ばれる限り当該選ばれる置換基は同じであっても、異なっていてもよいことを意味するものである。]
で示されるシンナモイル化合物。
4.式(IV)
Figure 2006273847
[式中、
I.Aは、芳香族5員環又は窒素原子を2以上有する芳香族6員環を表す。
II.(Xにおいて、Xは、下記のA群からN群までのいずれかの群に含まれる基を表し、pは、0、1、2又は3を表し、pが2以上のとき、Xは、同一又は相異なる。
(1)A群:D−R−基[Dは、(R−(O)−)AN−(O)k’−基{Rは、水素原子、又は、C1-C10アルキル基、又は、ハロゲン原子若しくはR−B−基(Rは、C1-C10アルキル基、C3-C10アルケニル基又はC3-C10アルキニル基を表し、Bは、オキシ基、チオ基、スルフィニル基又はスルホニル基を表す。)で置換されたC2-C10アルキル基、又は、C3-C10アルケニル基、又は、C3-C10アルキニル基を表し、kは、0又は1を表し、Aは、R−(CHR−(B−Bm’−基{Rは、水素原子、又は、ハロゲン原子若しくはR−B−基(R及びBは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよいC1-C10アルキル基、又は、C2-C10アルケニル基、又は、C2-C10アルキニル基を表し、Rは、水素原子、C1-C10アルキル基又はC2-C10ハロアルキル基を表し、mは、0又は1を表し、Bは、単結合、オキシ基、チオ基又は−N((O)’)−基(R’は、Rと同一又は相異なり、Rと同一の意味を表し、nは、0又は1を表す。)を表し、Bは、カルボニル基、チオカルボニル基又はスルホニル基を表し、m’は、0又は1を表し、Bがスルホニル基のとき、mは0となりかつRが水素原子となることはない。}を表し、k’は、0又は1を表す。}を表し、Rは、C1-C10アルキレン基を表す。但し、R’R ’’N−R−基(R’及びR’’は、Rと同一又は相異なり、Rと同一の意味を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)を除く。]、D−R−基[Dは、シアノ基、R’NC(=N−(O)−A)−基(R、R’、n、及びAは、前記と同一の意味を表す。)、AN=C(−OR)−基(A及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はNH−CS−基を表し、Rは前記と同一の意味を表す。]、D−R−基{Dは、ニトロ基又はROSO−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。}又はROSO−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)である。
(2)B群:
Figure 2006273847

(a)−基
[(a)において、E及びE’は、C1-C10アルキル基若しくはC1-C10アルコキシ基で置換されてもよいメチレン基、又は、カルボニル基を表す。但し、E及びE’は、同時にカルボニル基となることはない。Eは、オキシ基、チオ基、スルフィニル基、スルホニル基若しくは−NR’−基(R’は、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよいC2-C10アルキレン基、又は、オキシ基、チオ基、スルフィニル基、スルホニル基若しくは−NR’−基(R’は、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよいC3-C10アルケニレン基を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。]
である。
(3)C群:ハロゲン原子 、R−B−基(R及びBは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基[Dは、水酸基又はA−O−基(Aは、前記と同一の意味を表す。)を表し、Rは前記と同一の意味を表す。]、D−基[Dは、O=C(R)−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、A−(O)−N=C(R)−基(A、n及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R−B−CO−R−(O)−N=C(R)−基{R、R、n及びRは、前記と同一の意味を表し、Bは、オキシ基、チオ基又は−N((O)’)−基(R’及びmは、前記と同一の意味を表す。)を表す。}、D−R−(O)−N=C(R)−基(D、R、n及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はRN−N=C(R)−基(R、A及びRは、前記と同一の意味を表す。)を表す。]、RN−O−R−基(R、A及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R(A−(O)−)N−基(R、A及びnは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)又はD−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)で置換されたC2-C10アルケニル基
である。
(4)D群:
Figure 2006273847
(b) −R−基[(b)において、G、G、G及びGは、隣接原子と単結合で結ばれた、メチル基で置換されてもよいメチレン基、又は、隣接原子と二重結合で結ばれた、メチル基で置換されてもよいメチン基を表し、Gは、単結合、又は、二重結合、又は、メチル基、オキシ基、チオ基、スルフィニル基、スルホニル基若しくは−NR−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよいC1-C10アルキレン基、又は、メチル基、オキシ基、チオ基、スルフィニル基、スルホニル基若しくは−NR−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよいC2-C10アルケニレン基を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。]、
Figure 2006273847
(c)−R−基
((c)において、J、J及びJは、同一又は相異なり、メチル基で置換されてもよいメチン基、又は、窒素原子を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、ハロゲン原子、R−B−R−基(R、B及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)又はD−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)で置換されたC2-C10アルキニル基
である。
(5)E群:A−CO−R−基
である。但し、Aが水酸基のとき、Rがビニレン基ではない。
[Aは、
(i)A−B−基
{Aは、水素原子、又は、C1-C10アルキル基、又は、C2-C10ハロアルキル基、又は、ハロゲン原子で置換されてもよいC2-C10アルケニル基、又は、ハロゲン原子で置換されてもよいC3-C10アルキニル基、又は、R−(R−基(Rは、ハロゲン原子、C1-C10アルキル基、C1-C10アルコキシ基若しくはニトロ基で置換されてもよい、フェニル基、ピリジル基、フリル基若しくはチエニル基を表し、R及びmは前記と同一の意味を表す。)、又は、(b)−R−基((b)及びRは、前記と同一の意味を表す。)、(c)−R−基((c)及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R−B−R−基(R、B及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)若しくはA−SO−R−基{Aは、(b)−基((b)は、前記と同一の意味を表す。)、(c)−基((c)は、前記と同一の意味を表す。)又はR’N−基(R及びR’は、前記と同一の意味を表す。)を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。}で置換されたC1-C10アルキル基を表し、
は、オキシ基、チオ基又は−N((O))−基(R及びmは、前記と同一の意味を表す。)を表す。但し、Bがチオ基のとき、Aが水素原子ではない。}、
(ii)R−B−CO−R−B’−基(R、B及びRは、前記と同一の意味を表し、B’は、Bと同一又は相異なり、Bと同一の意味を表す。但し、Bがチオ基のとき、Rが水素原子ではない。)又はD−R−B−基(D、R及びBは、前記と同一の意味を表す。)、
(iii)R−SO−NR−基(Rは、前記と同一の意味を表す。但し、水素原子を除く。Rは、前記と同一の意味を表す。)、
(iv)(b)−基((b)は、前記と同一の意味を表す。)、
(v)(c)−基((c)は、前記と同一の意味を表す。)又は
(vi)RN−NR’−基(R、A及びR’は、前記と同一の意味を表す。)を表し、Rは、ハロゲン原子で置換されてもよいC2-C10アルケニレン基、又は、C2-C10アルキニレン基を表す。]
(6)F群:A−B−R−基[Aは、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)若しくはA−SO−基(Aは、前記と同一の意味を表す。)で置換されたC2-C10アルキル基、又は、R−B−基(R及びBは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)若しくはA−CO−基(Aは、前記と同一の意味を表す。)で置換されたC1-C10アルキル基を表し、Bは、B−基(Bは、前記と同一の意味を表す。)又は−NA−基(Aは、前記と同一の意味を表す。)を表し、Rは、単結合又はC1-C10アルキレン基を表す。]
である。
(7)G群:A−B−R−基
[Aは、(a)−R−基((a)及びRは、前記と同一の意味を表す。)、又は、C2-C10アルケニル基、又は、C2-C10アルキニル基、又は、ハロゲン原子、R−B−基(R及びBは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)若しくはA−CO−基(Aは、前記と同一の意味を表す。)で置換されたC2-C10アルケニル基、又は、ハロゲン原子、R−B−基(R及びBは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)若しくはA−CO−基(Aは、前記と同一の意味を表す。)で置換されたC2-C10アルキニル基、又は、(b)−基((b)は、前記と同一の意味を表す。)、(c)−基((c)は、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)若しくはD−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)で置換されたC3-C10アルケニル基、又は、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)若しくはD−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)で置換されたC3-C10アルキニル基を表し、B及びRは、前記と同一の意味を表す。]
である。
(8)H群:
−N(−(O)−A)−R−基(D、n、A及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。但し、シアノ基を除く。)、R(R’(O))N−CR’’=N−R−基(R、R’、n及びRは、前記と同一の意味を表し、R’’は、Rと同一又は相異なり、Rと同一の意味を表す。)、R−(O)−N=CR’−NR−R−基(R、n、R’、R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R−B−NR−CO−NR’−R−基(R、B、R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−CO−NR−R−基(D、R及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はA−COCO−NR−R−基(A、R及びRは、前記と同一の意味を表す。)
である。
(9)I群:
−B−N((O))−R−基[Aは、ハロゲン原子で置換されてもよいC2-C10アルケニル基、C2-C10アルキニル基、C3-C10ハロアルキニル基、R−B−R−基(R、B及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、(b)−R−基((b)及びRは、前記と同一の意味を表す。)、(c)−R−基((c)及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、A−SO−R−基(A及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はA−CO−R−基(A及びRは、前記と同一の意味を表す。)を表し、Bは、カルボニル基又はチオカルボニル基を表し、n、R及びRは、前記と同一の意味を表す。]、A−CS−N((O))−R−基[Aは、水素原子、又は、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表し、n、R及びRは、前記と同一の意味を表す。]、
’−B’−B−N((O))−R−基[A’は、ハロゲン原子で置換されてもよいC3-C10アルケニル基、ハロゲン原子で置換されてもよいC3-C10アルキニル基、R−B−R’−基(R及びBは、前記と同一の意味を表し、R’は、C2-C10アルキレン基を表す。)、D−R’−基(D及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、D−R’−基(D及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、(b)−R’−基((b)及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、(c)−R’−基((c)及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−R’−基(D及びR’は、前記と同一の意味を表す。)又はA−CO−R−基(A及びRは、前記と同一の意味を表す。)を表し、B’は、オキシ基、チオ基又は−N((O)n’’)−基(n’は、nと同一又は相異なり、nと同一の意味を表し、R’は、前記と同一の意味を表す。)を表し、B、n、R及びRは、前記と同一の意味を表す。]、A’−B’−CS−N((O))−R−基[A’は、C1-C10アルキル基又はC2-C10ハロアルキル基を表し、B’は、前記と同一の意味を表し、n、R及びRは、前記と同一の意味を表す。]、A’−S−B’−N((O))−R−基[A’、n、R及びRは、前記と同一の意味を表し、B’は、カルボニル基又はスルホニル基を表す。]又はA’’−SO−N((O))−R−基[A’’は、C2-C10アルケニル基、ハロゲン原子で置換されたC3-C10アルケニル基、ハロゲン原子で置換されてもよいC3-C10アルキニル基、R−B−R’−基(R、B及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、D−R’−基(D及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−R’−基(D及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、(b)−R’−基((b)及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、(c)−R’−基((c)及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、NO−R−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)又はA−CO−R−基(A及びRは、前記と同一の意味を表す。)を表し、n、R及びRは、前記と同一の意味を表す。]
である。
(10)J群:A−CO−基(Aは、前記と同一の意味を表す。)、又は、A−CS−基(Aは、A又はAを表す。)、又は、A’(O)N=C(A)−基(A’は、A’又はA’を表し、m及びAは、前記と同一の意味を表す。)、又は、D−CO−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、又は、A−COCO−基(Aは、前記と同一の意味を表す。)、又は、A−CO−B’−R−基(A及びRは、前記と同一の意味を表し、B’は、オキシ基又はチオ基を表す。但し、B’がオキシ基のとき、Aは、Aではない。)、又は、A−CS−B’−R−基(A、B’及びRは、は、前記と同一の意味を表す。)、又は、A’’−SO−B’−R−基(A’’、B’及びRは、は、前記と同一の意味を表す。)、又は、A−SO−B’−R−基(A、B’及びRは、は、前記と同一の意味を表す。但し、Aは、水素原子となることはない。)、又は、A’−B’−B−B’−R−基(A’、B’、B、B’及びRは、は、前記と同一の意味を表す。)、又は、(b)−基((b)は、前記と同一の意味を表す。)若しくは(c)−基((c)は、前記と同一の意味を表す。)で置換されたC2-C10アルケニル基
である。
(11)K群:A10−N((O))−CO−R−基[A10は、水素原子(但し、nは0ではない。)、A’’−SO−基(A’’は、前記と同一の意味を表す。)、A−SO−基(Aは、前記と同一の意味を表す。但し、Aは、水素原子とはならない。)、A’O−基(A’は、前記と同一の意味を表す。但し、nは1ではない。)、A’−基(A’は、前記と同一の意味を表す。但し、nが0のとき、A’を除く。)、ROCH−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、A−CO−R−基(A及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はA−CO−CH(CHCO−A)−基(Aは、前記と同一の意味を表す。)を表し、n、R及びRは、前記と同一の意味を表す。]
である。
(12)L群:A10’−N((O))−SO−R−基[A10’は、水素原子(但し、nは0ではない。)、A’O−基(A’は、前記と同一の意味を表す。但し、nは1ではない。)、A’−基(A’は、前記と同一の意味を表す。但し、nが0のとき、A’を除く。)、R−CO−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、A−CO−R−基(A及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はA−CO−CH(CHCO−A)−基(Aは、前記と同一の意味を表す。)を表し、n、R及びRは、前記と同一の意味を表す。]、A’’RN−SO−N((O)’)−R−基[A’’は、水素原子又はA’−基(A’は、前記と同一の意味を表す。)を表し、R、n、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。]又は(b)−SO−N((O)’)−R−基[(b)、n、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。]
である。
(13)M群:R(RS)C=N−R−基(R、R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、RB(R’B’)C=N−R−基(R及びRは、前記と同一の意味を表し、R’は、Rと同一又は相異なり、Rと、同一の意味を表し、B及びB’は、同一又は相異なり、オキシ基又はチオ基を表す。)、R’N−(RS)C=N−R−基(R、R’、R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、RN=C(SR)−NR’−R−基(R、R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はR(R’O)N−R−基(R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)
である。
(14)N群:A11−P(=O)(OR’)−R−基[A11は、R−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、RO−R−基(R及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はROCO−CHR−基(R及びRは、前記と同一の意味を表す。)を表し、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。]
である。
III.(Yにおいて、Yは、下記のX群又はY群の基を表し、qは、0、1、2又は3を表し、p(pは、前記と同一の意味を表す。)とqとの和は3以下であり、qが2以上のとき、Yは、同一又は相異なり、qが2以上のとき、隣接している2個の同一又は相異なるYは、Z群の基をなして、A環と縮環してもよい。
(1)X群:M−基[Mは、R−基(Rは、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表す。)、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、R−B−R−基(Rは、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表し、Bは、オキシ基、チオ基、スルフィニル基又はスルホニル基を表し、Rは、単結合又はC1-C10アルキレン基を表す。)、HO−R−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−CO−R−基(Rは、水素原子、又は、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−CO−O−R−基(R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、RO−CO−R−基(R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、HO−CO−CH=CH−基、R’N−R−基(R及びR’は、同一又は相異なり、Rは、前記と同一の意味を表し、R’は、Rと同一の意味を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−CO−NR’−R−基(R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)、RO−CO−N(R)−R−基(R、R 及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−CO−R−基(R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−CO−NR’’−R−基(R、R’及びR’’は、同一又は相異なり、R及びR’は、前記と同一の意味を表し、R’’は、Rと同一の意味を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−C(=NR’’)−NR’’’−R−基(R、R’、R’’及びR’’’は、同一又は相異なり、R、R’及びR’’は、前記と同一の意味を表し、R’’’は、Rと同一の意味を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−SO−NR−R−基(R、R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−SO−R−基(R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)、C2-C10アルケニル基又はC2-C10アルキニル基を表す。]である。
(2)Y群:M−R−基[Mは、M−基{Mは、M−R’−基{Mは、M−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよいフェニル基、M−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよいピリジル基、M−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよいナフチル基、(b)−基((b)は、前記と同一の意味を表す。)、(c)−基((c)は、前記と同一の意味を表す。)、
Figure 2006273847

(d)−基(lは、2、3又は4であり、Bは、オキシ基又はチオ基を表す。)又は

Figure 2006273847
(e)−基(l及びBは、前記と同一の意味を表す。)を表し、R’は、Rと同一又は相異なり、Rと同一の意味を表す。}を表す。}、M−B−基(M及びBは、前記と同一の意味を表す。)、M−CO−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)、M−CO−O−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)、MO−CO−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)、MN−基(M及びRは、前記と同一の意味を表す。)、M−CO−NR−基(M及びRは、前記と同一の意味を表す。)、MO−CO−NR−基(M及びRは、前記と同一の意味を表す。)、MN−CO−基(M及びRは、前記と同一の意味を表す。)、MN−CO−NR’−基(M、R及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、MN−C(=NR’)−NR’’−基(M、R、R’及びR’’は、前記と同一の意味を表す。)、M−SO−NR−基(M及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はMN−SO−基(M及びRは、前記と同一の意味を表す。)を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。]である。
(3)Z群:−Y’’=C(Y)−Y’−基(Yは、水素原子、又は、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基、又は、C1-C10アルコキシ基を表し、Y’は、オキシ基、又は、チオ基、又は、C1-C10アルキル基で置換されてもよいイミノ基を表し、Y’’は、−N=基又はメチン基を表す。)、C3-C10アルキレン基又は−Y=Y’−Y’’=Y’’’−基[Y、Y’、Y’’及びY’’’は、同一又は相異なり、Ma−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよいメチン基、又は、−N=基を表す。]である。
IV.Bは、
式(IV-1)
Figure 2006273847
[式中、
(1)Qは、水酸基、(b)−基((b)は、前記と同一の意味を表す。)、A−B−B−基[A及びBは、前記と同一の意味を表し、Bは、オキシ基又は−N((O))−基(m及びRは、前記と同一の意味を表す。)を表す。但し、Aが水素原子のとき、Bは、スルホニル基ではない。]、A’’−SO−B−基(A’’及びBは、前記と同一の意味を表す。)、A−SO−B−基(A及びBは、前記と同一の意味を表す。但し、Aは水素原子とはならない。)、R’N−SO−B−基(R、R’及びBは、前記と同一の意味を表す。)、(b)−SO−B−基((b)及びBは、前記と同一の意味を表す。)、A’−B−基(A’及びBは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−B−基(D、R及びBは、前記と同一の意味を表す。)、M−B−B−基(M、B及びBは、前記と同一の意味を表す。)又はM−B−基(M及びBは、前記と同一の意味を表す。)を表す。
(2)Wは、酸素原子又は−NT−基[Tは、水素原子、A’−基(A’は、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はM−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)を表す。]を表す。Tは、水素原子、A’−基(A’は、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はM−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)を表す。
(3)Kは、水素原子、ハロゲン原子又はC1-C10アルキル基を表し、Lは、水素原子、C1-C10アルキル基又はM−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)を表し、KとLとは、C3-C10アルキレン基又は−C(M’)=C(M’’)−C(M’’’)=C(M’’’’)−基(M’、M’’、M’’’及びM’’’’は、同一又は相異なり、Mと同一又は相異なり、水素原子又はMを表す。)をなすことがある。]
で示される基、
式(IV-2)
Figure 2006273847
[式中、Tは、前記と同一の意味を表し、Lは水酸基又はメチル基を表す。]
で示される基、
式(IV-3)
Figure 2006273847
[式中、Tは、前記と同一の意味を表し、Lは、C1-C10アルキル基を表す。]
で示される基、
式(IV-4)
Figure 2006273847
[式中、Tは、前記と同一の意味を表す。]
で示される基、
式(IV-5)
Figure 2006273847
[式中、Tは、前記と同一の意味を表し、Kは、シアノ基又はUOCO−基(Uは、水素原子又はC1-C10アルキル基を表す。)を表す。]
で示される基、
式(IV-6)
Figure 2006273847

[式中、Wは、前記と同一の意味を表し、KとLとは、C3-C10アルキレン基又は単数又は同一又は相異なる複数のMa−基(Maは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよいC4-C10アルケニレン基をなす。]
で示される基、
式(IV-7)
Figure 2006273847
[式中、Q及びWは、前記と同一の意味を表し、KとLとは、−V=V’−V’’=V’’’−基{V、V’、V’’及びV’’’は、同一又は相異なり、M−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよいメチン基、又は、−N=基を表し、V、V’、V’’及びV’’’のうち少なくとも一つは−N=基を表す。}をなす。]
で示される基、
式(IV-8)
Figure 2006273847

[式中、Tは、前記と同一の意味を表し、Qは、水酸基、A−B−O−基[A及びBは、前記と同一の意味を表す。]、A’’−SO−O−基(A’’は、前記と同一の意味を表す。)、A−SO−O−基(Aは、前記と同一の意味を表す。但し、Aは水素原子とはならない。)、R’N−SO−O−基(R及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、(b)−SO−O−基((b)は、前記と同一の意味を表す。)、A’−O−基(A’は、前記と同一の意味を表す。)、D−R−O−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、M−B−O−基(M及びBは、前記と同一の意味を表す。)又はM−O−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)を表す。]
で示される基、又は、
式(IV-9)
Figure 2006273847
[式中、U及びWは、前記と同一の意味を表す。]
で示される基を表す。
但し、Aがフラン環又はチオフェン環のとき、p及びqが同時に0になることはない。
尚、複数の置換基の間での同一記号における「前記と同一の意味を表す」とは、当該複数の置換基が互いに独立しながら前記と同一の意味を表すことを示し、当該複数の置換基の間では、選ばれる置換基の選択肢の範囲が同一であるが、その範囲内で選ばれる限り当該選ばれる置換基は同じであっても、異なっていてもよいことを意味するものである。]
で示されるシンナモイル化合物。
5.式(V)
Figure 2006273847
[式中、
I.aは、チオフェン環、フラン環、ピロール環、ピラゾール環、1,2,3−トリアゾール環、テトラゾール環、イソオキサゾール環、チアゾール環、ピリダジン環又はピリミジン環を表し、Xは、シアノ基で置換されたC1-C10アルキル基、又は、テトラヒドロピラン−4−イリデン基で置換されたC1-C10アルキル基、又は、ハロゲン原子若しくはシアノ基で置換されたC2-C10アルケニル基、又は、C1-C10アルコキシカルボニル基で置換されたC2-C10アルケニル基、又は、ヒドロキシ基で置換されたC3-C10アルキニル基、又は、a−r−b−r’−基{aは、C1-C10アルキルチオ基で置換されたメチル基、C1-C10アルキルスルフィニル基で置換されたメチル基、C1-C10アルキルスルホニル基で置換されたメチル基、C2-C10アルケニル基、C2-C10アルキニル基、rO−CO−基(rは、C1-C10アルキル基又は水酸基で置換されたC2-C10アルキル基を表す。)、カルボキシ基、rr’N−CO−基(r及びr’は、同一又は相異なり、水素原子又はC1-C10アルキル基を表す。)、a−NH−CO−基(aは、C1-C10アルコキシ基で置換されたC2-C10アルキル基を表す。)、a’−CO−基(a’は、モルホリノ基を表す。)、rr’N−CH−基(r及びr’は、前記と同一の意味を表す。)、r−(O)−CONH−CH−基(rは、C1-C10アルキル基を表し、lは0又は1を表す。)、r−OCH−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、r−CO−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、シアノ基又はスルホメチル基を表し、rは、C1-C10アルキレン基を表し、r’は、単結合又はC1-C10アルキレン基を表し、bは、オキシ基、チオ基、スルフィニル基、スルホニル基又はメチル基で置換されてもよいイミノ基を表す。}、又は、a−y−CO−NH−基(aは、C1-C10アルコキシ基で置換されたC2-C10アルキル基を表し、yは、オキシ基又はイミノ基を表す。)、又は、rO−COCO−NH−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、又は、a−z−NH−基(aは、C2-C10アルケニル基、又は、C1-C10アルコキシ基、C1-C10アルコキシカルボニル基、カルボキシ基若しくはシアノ基で置換されたC1-C10アルキル基を表し、zは、カルボニル基又はスルホニル基を表す。)、又は、a−Nr’CO−基{aは、C1-C10アルコキシ基、又は、C3-C10アルケニルオキシ基、又は、r−SO−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、又は、水酸基若しくはC1-C10アルコキシ基で置換されたC2-C10アルキル基、又は、r’N−基(rは、前記と同一の意味を表し、r’は、rと同一又は相異なり、rと同一の意味を表す。)で置換されたC2-C10アルキル基、又は、rO−CO−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、シアノ基若しくはアミノカルボニル基で置換されたC1-C10アルキル基、又は、rO−CO−(rO−COCH)CH−基(rは、前記と同一の意味を表す。)を表し、r’は、前記と同一の意味を表す。}、又は、a−NHSO−基(aは、C1-C10アルコキシ基で置換されたC2-C10アルキル基を表す。)、又は、rON=CH−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、又は、rNHCSNH−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、又は、rNHC(−Sr’)=N−基(r及びr’は、前記と同一の意味を表す。)、又は、(rO)P(=O)CH−基(rは、前記と同一の意味を表す。)を表し、pは、0、1、2又は3を表し、pが2以上のとき、Xは、同一又は相異なり、
は、ハロゲン原子、又は、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基、又は、C1-C10アルコキシ基で置換されてもよいC1-C10アルキル基、又は、C2-C10アルケニル基、又は、C2-C10アルキニル基、又は、2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル基、又は、[1,3]ジオキソラン−2−イル基、又は、モルホリノ基で置換されたC1-C10アルコキシ基、又は、a’−b’−基(a’は、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表し、b’は、オキシ基、チオ基、スルフィニル基又はスルホニル基を表す。)、又は、ニトロ基、又は、シアノ基、又は、rO−CO−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、又は、r’N−基(r及びr’は、前記と同一の意味を表す。)、又は、rCO−NH−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、又は、r’NCONH−基(r及びr’は、前記と同一の意味を表す。)、又は、rr’NCO−基(r及びr’は、前記と同一の意味を表す。)、又は、水酸基を表し、qは、0、1、2又は3を表し、qが2以上のとき、Yは、同一又は相異なり、qが2以上のとき、隣接しているYは、a環と縮環して4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]チオフェン環をなしてもよい。
II.bは、
式(V-1)
Figure 2006273847
[式中、Qは、r−O−基{rは、水素原子、又は、C1-C10アルキル基、又は、C3-C10アルケニル基、又は、C3-C10アルキニル基、又は、r’N−CH−基(r及びr’は、前記と同一の意味を表す。)、rOCH−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、r−CO−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、C1-C10アルコキシカルボニル基、カルボキシ基、アミノカルボニル基若しくはシアノ基で置換されたC1-C10アルキル基、又は、r−r−基(rは、フェニル基又はピリジル基を表し、rは、前記と同一の意味を表す。)を表す。}、又は、ピペリジノ基、又は、モルホリノ基、又は、r’N−基(r及びr’は、同一又は相異なり、水素原子、又は、C1-C10アルキル基、又は、C3-C10アルケニル基、又は、C3-C10アルキニル基、又は、C1-C10アルコキシ基で置換されたC2-C10アルキル基を表す。但し、同時に水素原子となることはない。)を表し、Wは、酸素原子又は−NT−基[Tは、r−基(rは、rと同一又は相異なり、rと同一の意味を表す。)又はr’−基(r’は、rと同一又は相異なり、rと同一の意味を表す。)を表す。]を表し、Kは、水素原子、ハロゲン原子又はC1-C10アルキル基を表し、Lは、水素原子又はC1-C10アルキル基を表し、KとLとは、C3-C10アルキレン基又は1,3−ブタジエニレン基をなすことがある。]
で示される基、
式(V-2)
Figure 2006273847
[式中、Tは、前記と同一の意味を表し、Lは水酸基又はメチル基を表す。]
で示される基、
式(V-3)
Figure 2006273847
[式中、Tは、前記と同一の意味を表し、Lは、C1-C10アルキル基を表す。]
で示される基、
式(V-4)
Figure 2006273847
[式中、Tは、前記と同一の意味を表す。]
で示される基、
式(V-5)
Figure 2006273847
[式中、Tは、前記と同一の意味を表し、Kは、シアノ基又はUOCO−基(Uは、水素原子又はC1-C10アルキル基を表す。)を表す。]
で示される基、
式(V-6)
Figure 2006273847
[式中、Wは、前記と同一の意味を表し、KとLとは、C3-C10アルキレン基又はC4-C10アルケニレン基をなす。]
で示される基、
式(V-7)
Figure 2006273847
[式中、Q及びWは、前記と同一の意味を表し、KとLとは、−V=V’−V’’=V’’’−基(V、V’、V’’及びV’’’は、同一又は相異なり、メチン基、又は、−N=基を表し、V、V’、V’’及びV’’’のうち少なくとも一つは−N=基を表す。)をなす。]
で示される基、
式(V-8)
Figure 2006273847

[式中、Tは、前記と同一の意味を表し、Qは、r−O−基(rは、前記と同一の意味を表す。)を表す。]
で示される基、又は、
式(V-9)
Figure 2006273847
[式中、U及びWは、前記と同一の意味を表す。]
で示される基を表す。
但し、aがフラン環又はチオフェン環のとき、p及びqが同時に0になることはない。
尚、複数の置換基の間での同一記号における「前記と同一の意味を表す」とは、当該複数の置換基が互いに独立しながら前記と同一の意味を表すことを示し、当該複数の置換基の間では、選ばれる置換基の選択肢の範囲が同一であるが、その範囲内で選ばれる限り当該選ばれる置換基は同じであっても、異なっていてもよいことを意味するものである。]
で示されるシンナモイル化合物。
6.式(VI)
Figure 2006273847

[式中、a1は、チオフェン環、フラン環、ピロール環又はチアゾール環を表し、Xa1は、a’−r−b−r’−基{a’は、rO−CO−基(rは、水素原子又はC1-C10アルキル基を表す。)、r’N−CH−基(r及びr’は、同一又は相異なり、C1-C10アルキル基を表す。)、又は、ヒドロキシメチル基を表し、rは、C1-C10アルキレン基を表し、r’は、単結合又はC1-C10アルキレン基を表し、bは、オキシ基、チオ基、スルフィニル基、スルホニル基又は1個のメチル基で置換されたイミノ基を表す。}、又は、a−O−CO−NH−基(aは、C1-C10アルコキシ基で置換されたC2-C10アルキル基を表す。)、又は、a’−CO−NH−基(a’は、C1-C10アルコキシ基で置換されたC1-C10アルキル基を表す。)、又は、a’−NrCO−基
(a’は、水酸基若しくはC1-C10アルコキシ基で置換されたC2-C10アルキル基、又は、
アミノカルボニル基で置換されたC1-C10アルキル基を表し、rは、前記と同一の意味を表す。)を表し、b1は、
式(VI-1)
Figure 2006273847

(式中、rb1は、水素原子又はC1-C10アルキル基を表し、Ka1は、水素原子を表し、La1は、C1-C10アルキル基を表し、Ka1とLa1とは、1,3−ブタジエニレン基をなすことがある。)
で示される基、
式(VI-7)
Figure 2006273847

(式中、rb1は、前記と同一の意味を表す。)
で示される基、又は、
式(VI-8)
Figure 2006273847

(式中、rb1は、前記と同一の意味を表す。)
で示される基を表す。
尚、複数の置換基の間での同一記号における「前記と同一の意味を表す」とは、当該複数の置換基が互いに独立しながら前記と同一の意味を表すことを示し、当該複数の置換基の間では、選ばれる置換基の選択肢の範囲が同一であるが、その範囲内で選ばれる限り当該選ばれる置換基は同じであっても、異なっていてもよいことを意味するものである。]
で示されるシンナモイル化合物。
7.式(VII)
Figure 2006273847

[式中、a1は、チオフェン環、フラン環、ピロール環又はチアゾール環を表し、Xa1は、a’−r−b−r’−基{a’は、rO−CO−基(rは、C1-C10アルキル基を表す。)、r’N−CH−基(r及びr’は、同一又は相異なり、r’は、rと同一の意味を表す。)、又は、ヒドロキシメチル基を表し、rは、C1-C10アルキレン基を表し、r’は、単結合又はC1-C10アルキレン基を表し、bは、オキシ基、チオ基、スルフィニル基、スルホニル基又は1個のメチル基で置換されたイミノ基を表す。}、又は、a−O−CO−NH−基(aは、C1-C10アルコキシ基で置換されたC2-C10アルキル基を表す。)、又は、a’−CO−NH−基(a’は、C1-C10アルコキシ基で置換されたC1-C10アルキル基を表す。)、又は、a’−NrCO−基
(a’は、水酸基若しくはC1-C10アルコキシ基で置換されたC2-C10アルキル基、又は、
アミノカルボニル基で置換されたC1-C10アルキル基を表し、rは、水素原子又はC1-C10アルキル基を表す。)を表す。但し、a1がチオフェン環のとき、同時に、a’がジメチルアミノメチル基又はヒドロキシメチル基であって、同時に、rがメチレン基であって、同時に、r’が単結合であって、同時に、bは、オキシ基、チオ基又は1個のメチル基で置換されたイミノ基であることはなく、また、a1がチオフェン環のとき、a’がメトキシカルボニル基であって、同時に、rがメチレン基であって、同時に、r’が単結合であって、同時に、bは、チオ基であることはない。]
で示されるアルデヒド誘導体。
8.式(VIII)
Figure 2006273847

[式中、a1は、チオフェン環、フラン環、ピロール環又はチアゾール環を表し、Xa1は、a’−r−b−r’−基{a’は、rO−CO−基(rは、C1-C10アルキル基を表す。)、r’N−CH−基(r及びr’は、同一又は相異なり、r’は、rと同一の意味を表す。)、又は、ヒドロキシメチル基を表し、rは、C1-C10アルキレン基を表し、r’は、単結合又はC1-C10アルキレン基を表し、bは、オキシ基、チオ基、スルフィニル基、スルホニル基又は1個のメチル基で置換されたイミノ基を表す。}、又は、a−O−CO−NH−基(aは、C1-C10アルコキシ基で置換されたC2-C10アルキル基を表す。)、又は、a’−CO−NH−基(a’は、C1-C10アルコキシ基で置換されたC1-C10アルキル基を表す。)、又は、a’−NrCO−基
(a’は、水酸基若しくはC1-C10アルコキシ基で置換されたC2-C10アルキル基、又は、
アミノカルボニル基で置換されたC1-C10アルキル基を表し、rは、水素原子又はC1-C10アルキル基を表す。)を表す。但し、a1がチオフェン環のとき、同時に、a’がジメチルアミノメチル基又はヒドロキシメチル基であって、同時に、rがメチレン基であって、同時に、r’が単結合であって、同時に、bは、オキシ基、チオ基又は1個のメチル基で置換されたイミノ基であることはなく、また、a1がチオフェン環のとき、a’がメトキシカルボニル基であって、同時に、rがメチレン基であって、同時に、r’が単結合であって、同時に、bは、チオ基であることはない。]
で示されるアルデヒド誘導体と、式(VIII’)
Figure 2006273847

[式中、b1は、
式(VIII-1)
Figure 2006273847

(式中、rb1は、水素原子又はC1-C10アルキル基を表し、Ka1は、水素原子を表し、La1は、C1-C10アルキル基を表し、Ka1とLa1とは、1,3−ブタジエニレン基をなすことがある。)
で示される基、
式(VIII-7)
Figure 2006273847

(式中、rb1は、前記と同一の意味を表す。)
で示される基、又は、
式(VIII-8)
Figure 2006273847

(式中、rb1は、前記と同一の意味を表す。)
で示される基を表す。]
で示される化合物とを反応させることを特徴とする、式(VIII’’)

Figure 2006273847

[式中、a1、Xa1及びb1は、前記と同一の意味を表す。]
で示されるシンナモイル化合物の製造法。
9.式(I')
Figure 2006273847

[式中、
I.αは、芳香族5員環又は窒素原子を2以上有する芳香族6員環を表し、(Yαにおいて、Yαは、下記のX群又はY群の基を表し、qは、0、1、2又は3を表して、qが2以上のとき、Yαは同一又は相異なり、qが2以上のとき、隣接している2個の同一又は相異なるYαは、Z群の基をなしてα環と縮環してもよく、(Xαにおいて、Xαは、下記のX群、Y群及びZ群に属さない置換基を表し、pは、0、1、2又は3を表し、pが2以上のとき、Xαは同一又は相異なり、pとqとの和は3以下である。
(1)X群:M−基[Mは、R−基(Rは、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表す。)、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、水酸基、R−B−R−基(Rは、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表し、Bは、オキシ基、チオ基、スルフィニル基又はスルホニル基を表し、Rは、単結合又はC1-C10アルキレン基を表す。)、HOR−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−CO−R−基(Rは、水素原子、又は、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−CO−O−R−基(R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、RO−CO−R−基(R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、HO−CO−CH=CH−基、R’N−R−基(R及びR’は、同一又は相異なり、Rは、前記と同一の意味を表し、R’は、Rと同一の意味を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−CO−NR’−R−基(R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)、RO−CO−N(R)−R−基(R、R 及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−CO−R−基(R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−CO−NR’’−R−基(R、R’及びR’’は、同一又は相異なり、R及びR’は、前記と同一の意味を表し、R’’は、Rと同一の意味を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−C(=NR’’)−NR’’’−R−基(R、R’、R’’及びR’’’は、同一又は相異なり、R、R’及びR’’は、前記と同一の意味を表し、R’’’は、Rと同一の意味を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−SO−NR−R−基(R、R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−SO−R−基(R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)、C2-C10アルケニル基又はC2-C10アルキニル基を表す。]である。
(2)Y群:Mb0−R−基[Mb0は、Mc0−基{Mc0は、Md0−R’−基{Md0は、M−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよい6−10員環のアリール基、又は、M−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよい5−10員環のヘテロアリール基、又は、M−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよい不飽和結合を含んでもよい3−10員環の炭化水素環若しくは複素環をなす基、又は、

Figure 2006273847

(b) −基((b)において、Gは、置換基を有してもよい、飽和又は不飽和の、非芳香族の、5〜14員の炭化水素環又は複素環をなす。)、

Figure 2006273847

(c)−基((c)において、Jは、窒素原子を含んでもよく、芳香族5−7員環をなす。)、

Figure 2006273847

(d)−基{dは、カルボニル基又はチオカルボニル基で置換され、更に、オキシ基、チオ基、−NR-基{Rは、水素原子、又は、C1-C10アルキル基、又は、ハロゲン原子若しくはR−B−基(Rは、C1-C10アルキル基、C3-C10アルケニル基又はC3-C10アルキニル基を表し、Bは、オキシ基、チオ基、スルフィニル基又はスルホニル基を表す。)で置換されたC2-C10アルキル基、又は、C3-C10アルケニル基、又は、C3-C10アルキニル基を表す。}、スルフィニル基若しくはスルホニル基で置換されてもよい5−12員の炭化水素環をなす。}又は

Figure 2006273847

(e)−基{eは、カルボニル基、チオカルボニル基、オキシ基、チオ基、−NR-基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、スルフィニル基若しくはスルホニル基で置換されてもよい5−12員の炭化水素環をなす。}を表し、R’は、Rと同一又は相異なり、Rと同一の意味を表す。}を表す。}、Mc0−B−基(Mc0及びBは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−CO−基(Mc0は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−CO−O−基(Mc0は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0O−CO−基(Mc0は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0N−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−CO−NR−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0O−CO−NR−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0N−CO−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0N−CO−NR’−基(Mc0、R及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0N−C(=NR’)−NR’’−基(Mc0、R、R’及びR’’は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−SO−NR−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はMc0N−SO−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。]である。
(3)Z群:ハロゲン原子、C1-C10アルコキシ基、C3-C10アルケニルオキシ基、C3-C10アルキニルオキシ基、カルボニル基、チオカルボニル基、オキシ基、チオ基、スルフィニル基若しくはスルホニル基を有してもよい、5−12員環の炭化水素環又は複素環であって、芳香族又は非芳香族の、単環又は縮環であって、α環と縮環する基である。
II.β'は、
式(I'-1)
Figure 2006273847

[式中、
(1)Qαは、置換されてもよい水酸基、又は、置換されてもよいアミノ基を表す。
(2)Wαは、酸素原子又は−NTα−基(Tαは、水素原子、又は、窒素原子上の置換基を表す。)を表す。
(3)Kα及びLαは、同一又は相異なり、水素原子、又は、炭素原子上の置換基を表し、KαとLαとは、置換基を有してもよいC3-C10アルキレン基又は置換基を有してもよいC4-C10アルケニレン基をなすことがある。]
で示される基、
式(I'-2)
Figure 2006273847

[式中、Tαは、前記と同一の意味を表し、Lβは水酸基又はメチル基を表す。]
で示される基、
式(I'-3)
Figure 2006273847
[式中、Tαは、前記と同一の意味を表し、Lγは、C1-C10アルキル基を表す。]
で示される基、
式(I'-4)
Figure 2006273847

[式中、Tαは、前記と同一の意味を表す。]
で示される基、
式(I'-5)
Figure 2006273847
[式中、Tαは、前記と同一の意味を表し、Kβは、シアノ基又はUOCO−基(Uは、水素原子又はC1-C10アルキル基を表す。)を表す。]
で示される基、
式(I'-6)
Figure 2006273847

[式中、Wαは、前記と同一の意味を表し、KγとLδとは、置換基を有してもよいC3-C10アルキレン基又は置換基を有してもよいC4-C10アルケニレン基をなす。]
で示される基、
式(I'-7)
Figure 2006273847

[式中、Qα及びWαは、前記と同一の意味を表し、KδとLεとは、−Vα=Vα’−Vα’’=Vα’’’−基(Vα、Vα’、Vα’’及びVα’’’は、同一又は相異なり、置換されてもよいメチン基、又は、−N=基を表し、Vα、Vα’、Vα’’及びVα’’’のうち少なくとも一つは−N=基を表す。)をなす。]
で示される基、
式(I'-8)
Figure 2006273847

[式中、Tαは、前記と同一の意味を表し、Qβは、置換されてもよい水酸基を表す。]
で示される基、又は、
式(I'-9)
Figure 2006273847
[式中、Wαは、前記と同一の意味を表す。]
で示される基を表す。
尚、複数の置換基の間での同一記号における「前記と同一の意味を表す」とは、当該複数の置換基が互いに独立しながら前記と同一の意味を表すことを示し、当該複数の置換基の間では、選ばれる置換基の選択肢の範囲が同一であるが、その範囲内で選ばれる限り当該選ばれる置換基は同じであっても、異なっていてもよいことを意味するものである。]
で示されるシンナモイル化合物と不活性担体とを含有することを特徴とする細胞外マトリックス遺伝子転写抑制組成物。
10.式(II')
Figure 2006273847

[式中、
I.αは、芳香族5員環又は窒素原子を2以上有する芳香族6員環を表し、(Yαにおいて、Yαは、下記のX群又はY群の基を表し、qは、0、1、2又は3を表して、qが2以上のとき、Yαは同一又は相異なり、qが2以上のとき、隣接している2個の同一又は相異なるYαは、Z群の基をなしてα環と縮環してもよく、(Xαにおいて、Xαは、下記のX群、Y群及びZ群に属さない置換基を表し、pは、0、1、2又は3を表し、pが2以上のとき、Xαは同一又は相異なり、pとqとの和は3以下である。
(1)X群:M−基[Mは、R−基(Rは、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表す。)、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、水酸基、R−B−R−基(Rは、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表し、Bは、オキシ基、チオ基、スルフィニル基又はスルホニル基を表し、Rは、単結合又はC1-C10アルキレン基を表す。)、HOR−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−CO−R−基(Rは、水素原子、又は、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−CO−O−R−基(R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、RO−CO−R−基(R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、HO−CO−CH=CH−基、R’N−R−基(R及びR’は、同一又は相異なり、Rは、前記と同一の意味を表し、R’は、Rと同一の意味を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−CO−NR’−R−基(R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)、RO−CO−N(R)−R−基(R、R 及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−CO−R−基(R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−CO−NR’’−R−基(R、R’及びR’’は、同一又は相異なり、R及びR’は、前記と同一の意味を表し、R’’は、Rと同一の意味を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−C(=NR’’)−NR’’’−R−基(R、R’、R’’及びR’’’は、同一又は相異なり、R、R’及びR’’は、前記と同一の意味を表し、R’’’は、Rと同一の意味を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−SO−NR−R−基(R、R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−SO−R−基(R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)、C2-C10アルケニル基又はC2-C10アルキニル基を表す。]である。
(2)Y群:Mb0−R−基[Mb0は、Mc0−基{Mc0は、Md0−R’−基{Md0は、M−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよい6−10員環のアリール基、又は、M−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよい5−10員環のヘテロアリール基、又は、M−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよい不飽和結合を含んでもよい3−10員環の炭化水素環若しくは複素環をなす基、又は、

Figure 2006273847

(b) −基((b)において、Gは、置換基を有してもよい、飽和又は不飽和の、非芳香族の、5〜14員の炭化水素環又は複素環をなす。)、

Figure 2006273847

(c)−基((c)において、Jは、窒素原子を含んでもよく、芳香族5−7員環をなす。)、

Figure 2006273847

(d)−基{dは、カルボニル基又はチオカルボニル基で置換され、更に、オキシ基、チオ基、−NR-基{Rは、水素原子、又は、C1-C10アルキル基、又は、ハロゲン原子若しくはR−B−基(Rは、C1-C10アルキル基、C3-C10アルケニル基又はC3-C10アルキニル基を表し、Bは、オキシ基、チオ基、スルフィニル基又はスルホニル基を表す。)で置換されたC2-C10アルキル基、又は、C3-C10アルケニル基、又は、C3-C10アルキニル基を表す。}、スルフィニル基若しくはスルホニル基で置換されてもよい5−12員の炭化水素環をなす。}又は

Figure 2006273847

(e)−基{eは、カルボニル基、チオカルボニル基、オキシ基、チオ基、−NR-基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、スルフィニル基若しくはスルホニル基で置換されてもよい5−12員の炭化水素環をなす。}を表し、R’は、Rと同一又は相異なり、Rと同一の意味を表す。}を表す。}、Mc0−B−基(Mc0及びBは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−CO−基(Mc0は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−CO−O−基(Mc0は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0O−CO−基(Mc0は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0N−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−CO−NR−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0O−CO−NR−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0N−CO−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0N−CO−NR’−基(Mc0、R及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0N−C(=NR’)−NR’’−基(Mc0、R、R’及びR’’は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−SO−NR−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はMc0N−SO−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。]である。
(3)Z群:ハロゲン原子、C1-C10アルコキシ基、C3-C10アルケニルオキシ基、C3-C10アルキニルオキシ基、カルボニル基、チオカルボニル基、オキシ基、チオ基、スルフィニル基若しくはスルホニル基を有してもよい、5−12員環の炭化水素環又は複素環であって、芳香族又は非芳香族の、単環又は縮環であって、α環と縮環する基である。
II.β'は、
式(II'-1)
Figure 2006273847

[式中、
(1)Qαは、置換されてもよい水酸基、又は、置換されてもよいアミノ基を表す。
(2)Wαは、酸素原子又は−NTα−基(Tαは、水素原子、又は、窒素原子上の置換基を表す。)を表す。
(3)Kα及びLαは、同一又は相異なり、水素原子、又は、炭素原子上の置換基を表し、KαとLαとは、置換基を有してもよいC3-C10アルキレン基又は置換基を有してもよいC4-C10アルケニレン基をなすことがある。]
で示される基、
式(II'-2)
Figure 2006273847

[式中、Tαは、前記と同一の意味を表し、Lβは水酸基又はメチル基を表す。]
で示される基、
式(II'-3)
Figure 2006273847
[式中、Tαは、前記と同一の意味を表し、Lγは、C1-C10アルキル基を表す。]
で示される基、
式(II-4)
Figure 2006273847

[式中、Tαは、前記と同一の意味を表す。]
で示される基、
式(II'-5)
Figure 2006273847
[式中、Tαは、前記と同一の意味を表し、Kβは、シアノ基又はUOCO−基(Uは、水素原子又はC1-C10アルキル基を表す。)を表す。]
で示される基、
式(II'-6)
Figure 2006273847

[式中、Wαは、前記と同一の意味を表し、KγとLδとは、置換基を有してもよいC3-C10アルキレン基又は置換基を有してもよいC4-C10アルケニレン基をなす。]
で示される基、
式(II'-7)
Figure 2006273847

[式中、Qα及びWαは、前記と同一の意味を表し、KδとLεとは、−Vα=Vα’−Vα’’=Vα’’’−基(Vα、Vα’、Vα’’及びVα’’’は、同一又は相異なり、置換されてもよいメチン基、又は、−N=基を表し、Vα、Vα’、Vα’’及びVα’’’のうち少なくとも一つは−N=基を表す。)をなす。]
で示される基、
式(II'-8)
Figure 2006273847

[式中、Tαは、前記と同一の意味を表し、Qβは、置換されてもよい水酸基を表す。]
で示される基、又は、
式(II'-9)
Figure 2006273847
[式中、Wαは、前記と同一の意味を表す。]
で示される基を表す。
但し、αがフラン環又はチオフェン環のとき、p及びqが同時に0になることはない。
尚、複数の置換基の間での同一記号における「前記と同一の意味を表す」とは、当該複数の置換基が互いに独立しながら前記と同一の意味を表すことを示し、当該複数の置換基の間では、選ばれる置換基の選択肢の範囲が同一であるが、その範囲内で選ばれる限り当該選ばれる置換基は同じであっても、異なっていてもよいことを意味するものである。]
で示されるシンナモイル化合物。
11.式(V')
Figure 2006273847

[式中、
I.aは、チオフェン環、フラン環、ピロール環又はテトラゾール環を表し、Xは、シアノ基で置換されたC1-C10アルキル基、又は、テトラヒドロピラン−4−イリデン基で置換されたC1-C10アルキル基、又は、ハロゲン原子若しくはシアノ基で置換されたC2-C10アルケニル基、又は、C1-C10アルコキシカルボニル基で置換されたC2-C10アルケニル基、又は、ヒドロキシ基で置換されたC3-C10アルキニル基、又は、a−r−b−r’−基{aは、C1-C10アルキルチオ基で置換されたメチル基、C1-C10アルキルスルフィニル基で置換されたメチル基、C1-C10アルキルスルホニル基で置換されたメチル基、C2-C10アルケニル基、C2-C10アルキニル基、rO−CO−基(rは、C1-C10アルキル基又は水酸基で置換されたC2-C10アルキル基を表す。)、カルボキシ基、rr’N−CO−基(r及びr’は、同一又は相異なり、水素原子又はC1-C10アルキル基を表す。)、a−NH−CO−基(aは、C1-C10アルコキシ基で置換されたC2-C10アルキル基を表す。)、a’−CO−基(a’は、モルホリノ基を表す。)、rr’N−CH−基(r及びr’は、前記と同一の意味を表す。)、r−(O)−CONH−CH−基(rは、C1-C10アルキル基を表し、lは0又は1を表す。)、r−OCH−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、r−CO−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、シアノ基又はスルホメチル基を表し、rは、C1-C10アルキレン基を表し、r’は、単結合又はC1-C10アルキレン基を表し、bは、オキシ基、チオ基、スルフィニル基、スルホニル基又はイミノ基を表す。}、又は、a−y−CO−NH−基(aは、C1-C10アルコキシ基で置換されたC2-C10アルキル基を表し、yは、オキシ基又はイミノ基を表す。)、又は、rO−COCO−NH−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、又は、a−z−NH−基(aは、C2-C10アルケニル基、又は、C1-C10アルコキシ基、C1-C10アルコキシカルボニル基、カルボキシ基若しくはシアノ基で置換されたC1-C10アルキル基を表し、zは、カルボニル基又はスルホニル基を表す。)、又は、a−Nr’CO−基{aは、C1-C10アルコキシ基、又は、C3-C10アルケニルオキシ基、又は、r−SO−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、又は、水酸基若しくはC1-C10アルコキシ基で置換されたC2-C10アルキル基、又は、r’N−基(rは、前記と同一の意味を表し、r’は、rと同一又は相異なり、rと同一の意味を表す。)で置換されたC2-C10アルキル基、又は、rO−CO−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、シアノ基若しくはアミノカルボニル基で置換されたC1-C10アルキル基、又は、rO−CO−(rO−COCH)CH−基(rは、前記と同一の意味を表す。)を表し、r’は、前記と同一の意味を表す。}、又は、a−NHSO−基(aは、C1-C10アルコキシ基で置換されたC2-C10アルキル基を表す。)、又は、rON=CH−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、又は、rNHCSNH−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、又は、rNHC(−Sr’)=N−基(r及びr’は、前記と同一の意味を表す。)、又は、(rO)P(=O)CH−基(rは、前記と同一の意味を表す。)を表し、pは、0、1、2又は3を表し、pが2以上のとき、Xは、同一又は相異なり、
は、ハロゲン原子、又は、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基、又は、C1-C10アルコキシ基で置換されてもよいC1-C10アルキル基、又は、C2-C10アルケニル基、又は、C2-C10アルキニル基、又は、2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル基、又は、[1,3]ジオキソラン−2−イル基、又は、モルホリノ基で置換されたC1-C10アルコキシ基、又は、a’−b’−基(a’は、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表し、b’は、オキシ基、チオ基、スルフィニル基又はスルホニル基を表す。)、又は、ニトロ基、又は、シアノ基、又は、rO−CO−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、又は、r’N−基(r及びr’は、前記と同一の意味を表す。)、又は、rCO−NH−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、又は、r’NCONH−基(r及びr’は、前記と同一の意味を表す。)、又は、rr’NCO−基(r及びr’は、前記と同一の意味を表す。)、又は、水酸基を表し、qは、0、1、2又は3を表し、qが2以上のとき、Yは、同一又は相異なり、qが2以上のとき、隣接しているYは、a環と縮環して2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン環をなしてもよい。
II.b'は、
式(V'-1)
Figure 2006273847

[式中、Qは、r−O−基{rは、水素原子、又は、C1-C10アルキル基、又は、C3-C10アルケニル基、又は、C3-C10アルキニル基、又は、r’N−CH−基(r及びr’は、前記と同一の意味を表す。)、rOCH−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、r−CO−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、C1-C10アルコキシカルボニル基、カルボキシ基、アミノカルボニル基若しくはシアノ基で置換されたC1-C10アルキル基、又は、r−r−基(rは、フェニル基又はピリジル基を表し、rは、前記と同一の意味を表す。)を表す。}、又は、ピペリジノ基、又は、モルホリノ基、又は、r’N−基(r及びr’は、同一又は相異なり、水素原子、又は、C1-C10アルキル基、又は、C3-C10アルケニル基、又は、C3-C10アルキニル基、又は、C1-C10アルコキシ基で置換されたC2-C10アルキル基を表す。但し、同時に水素原子となることはない。)を表し、Wは、酸素原子又は−NT−基[Tは、r−基(rは、rと同一又は相異なり、rと同一の意味を表す。)又はr’−基(r’は、rと同一又は相異なり、rと同一の意味を表す。)を表す。]を表し、Kは、水素原子、ハロゲン原子又はC1-C10アルキル基を表し、Lは、水素原子又はC1-C10アルキル基を表し、KとLとは、C3-C10アルキレン基又は1,3−ブタジエニレン基をなすことがある。]
で示される基、
式(V'-2)
Figure 2006273847

[式中、Tは、前記と同一の意味を表し、Lは水酸基又はメチル基を表す。]
で示される基、
式(V'-3)
Figure 2006273847

[式中、Tは、前記と同一の意味を表し、Lは、C1-C10アルキル基を表す。]
で示される基、
式(V'-4)
Figure 2006273847

[式中、Tは、前記と同一の意味を表す。]
で示される基、
式(V'-5)
Figure 2006273847
[式中、Tは、前記と同一の意味を表し、Kは、シアノ基又はUOCO−基(Uは、水素原子又はC1-C10アルキル基を表す。)を表す。]
で示される基、
式(V'-6)
Figure 2006273847

[式中、Wは、前記と同一の意味を表し、KとLとは、C3-C10アルキレン基又はC4-C10アルケニレン基をなす。]
で示される基、
式(V'-7)
Figure 2006273847

[式中、Q及びWは、前記と同一の意味を表し、KとLとは、−V=V’−V’’=V’’’−基(V、V’、V’’及びV’’’は、同一又は相異なり、メチン基、又は、−N=基を表し、V、V’、V’’及びV’’’のうち少なくとも一つは−N=基を表す。)をなす。]
で示される基、
式(V'-8)
Figure 2006273847

[式中、Tは、前記と同一の意味を表し、Qは、r−O−基(rは、前記と同一の意味を表す。)を表す。]
で示される基、又は、
式(V-9')
Figure 2006273847
[式中、Wは、前記と同一の意味を表す。]
で示される基を表す。
但し、aがフラン環又はチオフェン環のとき、p及びqが同時に0になることはない。
尚、複数の置換基の間での同一記号における「前記と同一の意味を表す」とは、当該複数の置換基が互いに独立しながら前記と同一の意味を表すことを示し、当該複数の置換基の間では、選ばれる置換基の選択肢の範囲が同一であるが、その範囲内で選ばれる限り当該選ばれる置換基は同じであっても、異なっていてもよいことを意味するものである。]
で示されるシンナモイル化合物。
12.前項2〜6、10及び11記載の化合物と不活性担体とを含有することを特徴とする細胞外マトリックス遺伝子転写抑制組成物。
13.前項5及び11記載の化合物と不活性担体とを含有することを特徴とする細胞外マトリックス遺伝子転写抑制組成物。
14.細胞外マトリックス遺伝子の転写を抑制するための有効成分としての、前項1及び9記載の組成物に有効成分として含有されるシンナモイル化合物の使用。
15.細胞外マトリックス遺伝子の転写を抑制するための有効成分としての、前項2〜6、10及び11記載の化合物の使用。
16.細胞外マトリックス遺伝子の転写を抑制するための有効成分としての、前項5及び11記載の化合物の使用。
17.細胞外マトリックス遺伝子の発現量を減少させて細胞外マトリックス蓄積量の低下を導くことにより組織の線維化を改善するための有効成分としての、前項1及び9記載の組成物に有効成分として含有されるシンナモイル化合物の使用。
18.細胞外マトリックス遺伝子の発現量を減少させて細胞外マトリックス蓄積量の低下を導くことにより組織の線維化を改善するための有効成分としての、前項2〜6、10及び11記載の化合物の使用。
19.有効量の、前項1及び9記載の組成物に有効成分として含有されるシンナモイル化合物を、組織の線維化を改善させる処置を必要とする哺乳動物患者に投与することを特徴とする組織線維化改善方法。
20.有効量の前項2〜6、10及び11記載の化合物を、組織の線維化を改善させる処置を必要とする哺乳動物患者に投与することを特徴とする組織線維化改善方法。
21.前項1及び9記載の組成物に有効成分として含有されるシンナモイル化合物、又は、前項2〜6、10及び11記載の化合物と、不活性担体とを含有することを特徴とする慢性腎不全治療剤。
22.慢性腎不全を治療するための有効成分としての、前項1及び9記載の組成物に有効成分として含有されるシンナモイル化合物、又は、前項2〜6、10及び11記載の化合物の使用。
23.有効量の、前項1及び9記載の組成物に有効成分として含有されるシンナモイル化合物、又は、前項2〜6、10及び11記載の化合物を、慢性腎不全治療処置を必要とする哺乳動物患者に投与することを特徴とする慢性腎不全治療方法。
24.前項1及び9記載の組成物に有効成分として含有されるシンナモイル化合物、又は、前項2〜6、10及び11記載の化合物と、不活性担体とを含有することを特徴とする心不全治療剤。
25.心不全を治療するための有効成分としての、前項1及び9記載の組成物に有効成分として含有されるシンナモイル化合物、又は、前項2〜6、10及び11記載の化合物の使用。
26.有効量の、前項1及び9記載の組成物に有効成分として含有されるシンナモイル化合物、又は、前項2〜6、10及び11記載の化合物を、心不全治療処置を必要とする哺乳動物患者に投与することを特徴とする心不全治療方法。
27.前項1及び9記載の組成物に有効成分として含有されるシンナモイル化合物と不活性担体とを含有することを特徴とするTGF−β作用抑制組成物。
28.前項2〜6、10及び11記載の化合物と不活性担体とを含有することを特徴とするTGF−β作用抑制組成物。
29.TGF−βの作用を抑制するための有効成分としての、前項1及び9記載の組成物に有効成分として含有されるシンナモイル化合物の使用。
30.TGF−βの作用を抑制するための有効成分としての、前項2〜6、10及び11記載の化合物の使用。
31.前項1及び9記載の組成物に有効成分として含有されるシンナモイル化合物、又は、前項2〜6、10及び11記載の化合物と、不活性担体とを含有することを特徴とする養毛組成物。
32.TGF−βによる毛髪退行期への移行促進を阻害して毛髪成長期の延長を導くことにより養毛効果を得るための有効成分としての、前項1及び9記載の組成物に有効成分として含有されるシンナモイル化合物、又は、前項2〜6、10及び11記載の化合物の使用。
33.有効量の、前項1及び9記載の組成物に有効成分として含有されるシンナモイル化合物、又は、前項2〜6、10及び11記載の化合物を、養毛処置を必要とする哺乳動物患者に投与することを特徴とする養毛方法;
等を提供するものである。
本発明により、組織における細胞外マトリックス遺伝子の発現量を減少させ、細胞外マトリックス蓄積量を低下させることにより、組織の線維化を改善させる組成物(即ち、細胞外マトリックス蓄積抑制剤や、線維症治療剤又は心不全治療剤)等の開発・提供が可能となる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明において、アルキル基、ハロアルキル基、アルコキシ基、アルコキシカルボニル基、アルキルチオ基、アルキルスルフィニル基、アルキルスルホニル基及びアルキレン基における飽和炭化水素基は、分枝していてもよく、またその炭素原子の一部又は全部で環を形成してもよく、アルケニル基、アルケニルオキシ基、アルキニル基、アルキニルオキシ基、アルケニレン基及びアルキニレン基における不飽和炭化水素基は、分枝をもっていてもよく、またその炭素原子の一部又は全部で環を形成してもよく、その不飽和結合数は単数又は複数である。
本発明において、アルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、イソプロピル基、シクロヘキシル基、シクロプロピルメチル基等があげられ、ハロアルキル基としては、例えば、2,2,2−トリフルオロエチル基等があげられ、アルコキシ基としては、例えば、メトキシ基、エトキシ基、シクロペンチルオキシ基、2−シクロヘキシルエトキシ等があげられ、アルキルチオ基としては、例えば、メチルチオ基等があげられ、アルキルスルフィニル基としては、例えば、メチルスルフィニル基等があげられ、アルキルスルホニル基としては、例えば、メチルスルホニル基等があげられ、アルキレン基としては、例えば、メチレン基、エチルエチレン基、1,4−シクロヘキシレン基等があげられ、、アルケニル基としては、例えば、ビニル基、2−プロペニル基、3−メチル−2−ブテニル基、1,3−ブタジエニル基、3−シクロヘキセニル基等があげられ、アルキニル基としては、例えば、エチニル基、2−プロピニル基、2−ペンテン−4−イニル基等があげられ、アルケニレン基としては、例えば、ビニレン基、プロペニレン、1,3−ブタジエニレン基等があげられ、アルキニレン基としては、例えば、エチニレン基、プロピニレン基等があげられる。
本発明において、ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子及びヨウ素原子があげられる。
本発明において、ピリジル基は、2−ピリジル基、3−ピリジル基及び4−ピリジル基を含み、フリル基は、2−フリル基及び3−フリル基を含み、チエニル基は、2−チエニル基及び3−チエニル基を含み、ナフチル基は、1−ナフチル基及び2−ナフチル基を含む。
式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(I’)及び(II’)で示されるシンナモイル化合物(以下、各々、化合物(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(I’)及び(II’)と記すこともある)において、α環、A0環、A環及びa環が窒素原子を2以上有する芳香族6員環の場合は、そのN−オキシドも含む。
化合物(I)〜(V)、(I’)及び(II’)のα環、A0環、A環及びa環において、芳香族5員環としては、例えば、チオフェン環、フラン環、ピロール環、イミダゾール環、ピラゾール環、1,2,3−トリアゾール環、1,2,4−トリアゾール環、テトラゾール環、オキサゾール環、イソオキサゾール環、チアゾール環、イソチアゾール環、フラザン環、1,2,5−チアジアゾール環等があげられ、窒素原子を2以上有する芳香族6員環としては、例えば、ピリダジン環、ピリミジン環、ピラジン環、1,3,5−トリアジン環、1,2,4−トリアジン環等があげられる。
式(I)〜(VI)、(I’)、(II’)及び(V’)で示されるシンナモイル化合物(以下、化合物(I)〜(VI)、(I’)、(II’)及び(V’)と記すこともある)は、それらの薬理学上許容されうる塩も、同時に表す。薬理学上許容されうる塩とは、化合物(I)〜(VI)、(I’)、(II’)及び(V’)(以下、本発明化合物と記すこともある)の、無機酸との塩、有機酸との塩、無機塩基との塩又は有機塩基との塩を表す。無機酸との塩とは、例えば、塩酸塩、臭化水素酸塩等があげられ、有機酸との塩とは、例えば、酢酸塩、安息香酸塩等があげられ、無機塩基との塩とは、例えば、カリウム塩、ナトリウム塩等があげられ、有機塩基との塩とは、例えば、ピリジン塩、モルホリン塩等があげられる。
化合物(III)におけるXA0、YA0、QA0、KA0、LA0及びTA0は、互いに独立に、D、D、D,D,D、R、R’、R’’、R、R’、R’’、R、R’、R、R、R’、R、R、A、A、A、A、A、A、A、A’、A’’、A、A’、A、A’、A’’、A10、A10’、A11、B、B’、B、B、B’、B、B’、B、B’、B、B’、B、B、(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、M、M’、M’’、M’’’、M’’’’、Mb0、Mc0、Md0、Ra0、R、R、R、R’、Re、Re’、Re’’、Re’’’、B、B、B、Y、Y’、Y、Y’、Y’’、Y及びY’で表される基、及び、k、k’、l、m、m’、n及びn’で表される整数によって表される。
化合物(IV)におけるX、Y、Q、K、L及びTは、互いに独立に、D、D、D,D,D、R、R’、R’’、R、R’、R’’、R、R’、R、R、R’、R、R、A、A、A、A、A、A、A、A’、A’’、A、A’、A、A’、A’’、A10、A10’、A11、B、B’、B、B、B’、B、B’、B、B’、B、B’、B、B、(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、M、M’、M’’、M’’’、M’’’’、M、M、M、R、R、R、R、R’、Re、Re’、Re’’、Re’’’、B、B、B、Y、Y’、Y、Y’、Y’’、Y及びY’で表される基、及び、k、k’、l、m、m’、n及びn’で表される整数によって表される。
化合物(V)及び(V’)におけるX、Y、q及びtは、互いに独立に、a、a’、a、a’、a、a、a、a、b、b’、r、r’、r、r’、r、r’、r、r、r’、r、r’、r、r、y及びzで表される基、及び、lで表される整数によって表される。
化合物(I)、(II)、(I’)及び(II’)のYαのとりうる置換基Y群において、「6−10員環のアリール基」とは、単環又は縮合環の芳香族炭化水素環をなす基を表し、例えば、フェニル基、1−ナフチル基、2−ナフチル基、6−インダニル基等があげられ、「5−10員環のヘテロアリール基」とは、単環又は縮合環の芳香族複素環をなす基を表し、例えば、2−フリル基、3−フリル基、2−チエニル基、3−チエニル基2−ピリジル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、2−キノリル基等があげられ、「不飽和結合を含んでもよい3−10員環の炭化水素環若しくは複素環をなす基」とは、単環又は縮合環を含み、2−シクロヘキセニル基、2−モルホリニル基、4−ピペリジル基等があげられ、これらは単数又は同一又は相異なる複数の前記のM−基で置換されてもよい。
化合物(I)及び(II)のYαのとりうる置換基Z群において、「A環と縮環する基」は、ハロゲン原子、C1-C10アルコキシ基、C3-C10アルケニルオキシ基、C3-C10アルキニルオキシ基、カルボニル基、チオカルボニル基、オキシ基、チオ基、スルフィニル基若しくはスルホニル基から選ばれる、単数又は同一又は相異なる複数の原子又は基を有してもよい。
化合物(III)のXA0のとりうる置換基E群のRa0において、「置換されてもよい5−7員環のアリール基又はヘテロアリール基」とは、単環又は縮合環の芳香族炭化水素環をなす基又は単環又は縮合環の芳香族複素環をなす基を表し、例えば、フェニル基、1−ナフチル基、2−ナフチル基、6−インダニル基、2−フリル基、3−フリル基、2−チエニル基、3−チエニル基、2−ピリジル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、2−キノリル基等があげられ、これらは単数又は同一又は相異なる複数の前記のM−基で置換されてもよい。
化合物(I)、(II)、(III)、(I’)及び(II’)の、Yα及びYA0のとりうる置換基Y群の(d)において、「カルボニル基又はチオカルボニル基で置換され、更に、オキシ基、チオ基、−NR-基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、スルフィニル基若しくはスルホニル基で置換されてもよい5−12員の炭化水素環をなす」は、炭素原子の一つ又は複数が、カルボニル基又はチオカルボニル基で置き換えられ、更に、炭素原子の一つ又は複数が、オキシ基、チオ基、−NR-基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、スルフィニル基若しくはスルホニル基から選ばれた、単数又は同一又は相異なる複数の基で置き換えられてもよい5−12員の炭化水素環をなすことを表す。
化合物(I)、(II)、(III)、(I’)及び(II’)の、Yα及びYA0のとりうる置換基Y群の(e)において、「カルボニル基、チオカルボニル基、オキシ基、チオ基、−NR-基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、スルフィニル基若しくはスルホニル基で置換されてもよい5−12員の炭化水素環をなす。」とは、炭素原子の一つ又は複数が、カルボニル基、チオカルボニル基、オキシ基、チオ基、−NR-基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、スルフィニル基若しくはスルホニル基から選ばれた、単数又は同一又は相異なる複数の基で置き換えられてもよい5−12員の炭化水素環をなすことを表す。
化合物(IV)の、Xのとりうる置換基B群の(a)において、「オキシ基、チオ基、スルフィニル基、スルホニル基若しくは−NR’−基(R’は、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよいC2-C10アルキレン基」とは、炭素原子の一つ又は複数が、オキシ基、チオ基、スルフィニル基、スルホニル基若しくは−NR’−基(R’は、前記と同一の意味を表す。)から選ばれた、単数又は同一又は相異なる複数の基で置き換えられてもよいC2-C10アルキレン基を表し、また「オキシ基、チオ基、スルフィニル基、スルホニル基若しくは−NR’−基(R’は、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよいC3-C10アルケニレン基」とは、炭素原子の一つ又は複数が、オキシ基、チオ基、スルフィニル基、スルホニル基若しくは−NR’−基(R’は、前記と同一の意味を表す。)から選ばれた、単数又は同一又は相異なる複数の基で置き換えられてもよいC3-C10アルケニレン基を表す。
化合物(IV)の、Xのとりうる置換基D群の(b)において、「メチル基、オキシ基、チオ基、スルフィニル基、スルホニル基若しくは−NR−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよいC1-C10アルキレン基」とは、炭素原子の一つ又は複数がメチル基で置換されてもよい、又は、炭素原子の一つ又は複数が、オキシ基、チオ基、スルフィニル基、スルホニル基若しくは−NR−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)から選ばれた、単数又は同一又は相異なる複数の基で置き換えられてもよいC2-C10アルキレン基を表し、「メチル基、オキシ基、チオ基、スルフィニル基、スルホニル基若しくは−NR−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよいC2-C10アルケニレン基」とは、炭素原子の一つ又は複数がメチル基で置換されてもよい、又は、炭素原子の一つ又は複数が、オキシ基、チオ基、スルフィニル基、スルホニル基若しくは−NR−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)から選ばれた、単数又は同一又は相異なる複数の基で置き換えられてもよいC2-C10アルケニレン基を表す。
化合物(I)、(II)、(I’)及び(II’)のYαのとりうるX群、Y群及びZ群に属する基を、各々,下記の表23、表24及び表25〜26に例示する。
化合物(III)のXA0のとりうるA群、B群、C群、D群、E群、F群、G群、H群、I群、J群、K群、L群、M群及びN群に属する基を、、各々,下記の表1、表2、表3、表4、表5〜7、表8〜11、表12〜15、表16、表17、表18、表19、表20、表21及び表22に例示し、YA0のとりうるX群、Y群及びZ群に属する基を、各々,下記の表23、表24及び表25〜26に例示し、QA0及びTA0を、各々,下記の表27〜表28及び表29に例示する。
化合物(IV)のXのとりうるA群、B群、C群、D群、E群、F群、G群、H群、I群、J群、K群、L群、M群及びN群に属する基を、、各々,下記の表1、表2、表3、表4、表5〜7、表8〜11、表12〜15、表16、表17、表18、表19、表20、表21及び表22に例示し、YのとりうるX群、Y群及びZ群に属する基を、各々,下記の表23、表24及び表25〜26に例示し、Q及びTを、各々,下記の表27〜表28及び表29に例示する。
前記の、A群〜N群及びA群〜N群に属する基を、以下の表1〜表22に例示するが、幾何異性が可能な基の場合はその全ての幾何異性体を意味し、互変異性が可能な基の場合はその全ての互変異性体を意味する。
群及びA群に属する基を、表1に例示する。
Figure 2006273847

群及びB群に属する基を、表2に例示する。
Figure 2006273847

群及びC群に属する基を、表3に例示する。
Figure 2006273847

群及びD群に属する基を、表4に例示する。
Figure 2006273847

群及びE群に属する基を、表5〜表7に例示する。
Figure 2006273847
Figure 2006273847
Figure 2006273847

群及びF群に属する基を、表8〜表11に例示する。
Figure 2006273847
Figure 2006273847
Figure 2006273847
Figure 2006273847

群及びG群に属する基を、表12〜表15に例示する。
Figure 2006273847
Figure 2006273847
Figure 2006273847
Figure 2006273847

群及びH群に属する基を、表16に例示する。
Figure 2006273847

群及びI群に属する基を、表17に例示する。
Figure 2006273847

群及びJ群に属する基を、表18に例示する。
Figure 2006273847

群及びK群に属する基を、表19に例示する。
Figure 2006273847

群及びL群に属する基を、表20に例示する。
Figure 2006273847

群及びM群に属する基を、表21に例示する。
Figure 2006273847

群及びN群に属する基を、表22に例示する。
Figure 2006273847
前記の、X群〜Z群及びX群〜Z群に属する基を、以下の表23〜表25に例示するが、幾何異性が可能な基の場合はその全ての幾何異性体を意味し、互変異性が可能な基の場合はその全ての互変異性体を意味する。
群及びX群に属する基を、表23に例示する。
Figure 2006273847

群及びY群に属する基を、表24に例示する。
Figure 2006273847

群又はZ群と縮環したα環、A0環又はA環を、表25〜表26に例示する。
Figure 2006273847
Figure 2006273847
A0及びQを、表27〜表28に例示する。
Figure 2006273847
Figure 2006273847

A0及びTを、表29に例示する。
Figure 2006273847
化合物(II)として、例えば、βが式(II-1)、式(II-7)又は式(II-8)で示される基の場合があげられ、具体的には、式(II'')
Figure 2006273847

[式中、α''は、芳香族5員環を表し、Xαは、前記と同一の意味を表し、xは、メチン基、酸素原子、硫黄原子、−N=基又は1個のメチル基で置換されてもよいイミノ基を表し、β''は、
式(II''-1)
Figure 2006273847

(式中、Tα、Kα及びLαは、前記と同一の意味を表す。)
で示される基、
式(II''-7)
Figure 2006273847

(式中、Tαは、前記と同一の意味を表す。)
で示される基、又は、
式(II''-8)
Figure 2006273847

(式中、Lγは、前記と同一の意味を表す。)
で示される基を表す。]
で示されるシンナモイル化合物があげられる。シンナモイル化合物(II'')において、xがメチン基の場合、xは置換基を有さない。
更に具体的には、シンナモイル化合物(II'')において、α''がチオフェン環の場合があげられる。
より具体的には、シンナモイル化合物(II'')において、α''がチオフェン環であり、β''が基(II''-1)であって、Tαがメチル基であって、Kαが、水素原子であって、Lαが、メチル基である場合があげられる。
また具体的には、シンナモイル化合物(II'')において、α''がチオフェン環であり、β''が基(II''-7)であって、Tαがメチル基である場合があげられる。
一層具体的には、シンナモイル化合物(II'')において、α''がチオフェン環であり、β''が基(II''-8)であって、Lγがメチル基である場合があげられる。
化合物(III)として、例えば、B0が式(III-1)、式(III-7)又は式(III-8)で示される基の場合があげられ、具体的には、式(III’)
Figure 2006273847

[式中、A0'は、芳香族5員環を表し、XAO及びxは、前記と同一の意味を表し、B0'は、式(III'-1)
Figure 2006273847

(式中、TAO、KAO及びLAOは、前記と同一の意味を表す。)
で示される基、
式(III'-7)
Figure 2006273847

(式中、TAOは、前記と同一の意味を表す。)
で示される基、又は、
式(III'-8)
Figure 2006273847

(式中、LC0は、前記と同一の意味を表す。)
で示される基を表す。]
で示されるシンナモイル化合物があげられる。シンナモイル化合物(III’)において、xがメチン基の場合、xは置換基を有さない。
更に具体的には、シンナモイル化合物(III’)において、A0'がチオフェン環の場合があげられる。
より具体的には、シンナモイル化合物(III')において、A0'がチオフェン環であり、B0'が基(III'-1)であって、TAOがメチル基であって、KAOが、水素原子であって、LAOが、メチル基である場合があげられる。
また具体的には、シンナモイル化合物(III')において、A0'がチオフェン環であり、B0'が基(III'-7)であって、TAOがメチル基である場合があげられる。
一層具体的には、シンナモイル化合物(III')において、α''がチオフェン環であり、β''が基(III'-8)であって、LCOがメチル基である場合があげられる。
化合物(IV)として、例えば、Bが式(IV-1)、式(IV-7)又は式(IV-8)で示される基の場合があげられ、具体的には、式(IV’)
Figure 2006273847

[式中、A’は、芳香族5員環を表し、X及びxは、前記と同一の意味を表し、B’は、式(IV'-1)
Figure 2006273847

(式中、T、K及びLは、前記と同一の意味を表す。)
で示される基、
式(IV'-7)
Figure 2006273847

(式中、Tは、前記と同一の意味を表す。)
で示される基、又は、
式(IV'-8)
Figure 2006273847

(式中、Lは、前記と同一の意味を表す。)
で示される基を表す。]
で示されるシンナモイル化合物があげられる。シンナモイル化合物(IV’)において、xがメチン基の場合、xは置換基を有さない。
更に具体的には、シンナモイル化合物(IV’)において、A’がチオフェン環である場合があげられる。
より具体的には、シンナモイル化合物(IV')において、A’がチオフェン環であり、B’が基(IV'-1)であって、Tがメチル基であって、Kが、水素原子であって、Lが、メチル基である場合があげられる。
また具体的には、シンナモイル化合物(IV')において、A’がチオフェン環であり、B'が基(IV'-7)であって、Tがメチル基である場合があげられる。
一層具体的には、シンナモイル化合物(IV')において、A’がチオフェン環であり、B'が基(III'-8)であって、Lがメチル基である場合があげられる。
化合物(V)として、例えば、bが式(V-1)、式(V-7)又は式(V-8)で示される基の場合があげられ、具体的には、式(V'')
Figure 2006273847

[式中、a''は、チオフェン環、フラン環、ピロール環又はチアゾール環を表し、X及びxは、前記と同一の意味を表し、b''は、式(V''-1)
Figure 2006273847

(式中、T、K及びLは、前記と同一の意味を表す。)
で示される基、
式(V''-7)
Figure 2006273847

(式中、Tは、前記と同一の意味を表す。)
で示される基、又は、
式(V''-8)
Figure 2006273847

(式中、Lは、前記と同一の意味を表す。)
で示される基を表す。]
で示されるシンナモイル化合物があげられる。
更に具体的には、シンナモイル化合物(V'')において、a''がチオフェン環である場合があげられる。
より具体的には、シンナモイル化合物(V'')において、a''がチオフェン環であり、b''が基(V''-1)であって、Tがメチル基であって、Kが、水素原子であって、Lが、メチル基である場合があげられる。
また具体的には、シンナモイル化合物(V'')において、a''がチオフェン環であり、b''が基(V''-7)であって、Tがメチル基である場合があげられる。
一層具体的には、シンナモイル化合物(V'')において、a''がチオフェン環であり、b''が基(V''-8)であって、Lがメチル基である場合があげられる。
化合物(VI)として、例えば、a1がチオフェン環であり、b1が基(VI-1)であって、rb1がメチル基であって、Ka1が水素原子であって、La1がメチル基である場合、a1がチオフェン環であり、b1が基(VI-7)であって、rb1がメチル基である場合、又は、a1がチオフェン環であり、b1が基(VI-8)であって、rb1がメチル基である場合があげられる。
WO97/35565号公報、JP09227547号公報、WO00/20371号公報、JP2002371078号公報、WO01/79187号公報及びWO92/18483号公報にある種の概念的な骨格を有する化合物が開示されているが、当該文献には組織内における細胞外マトリックス遺伝子の転写抑制の効果、ひいては細胞外マトリックス蓄積量抑制の効果についての記載は無い。
化合物(I)又は(II)は、例えば、式(α)(式中、α、Xα、Yα、p及びqは前記と同一の意味を表す。)で示される化合物と、式(β)(式中、βは前記と同一の意味を表す。)で示される化合物とを反応させる(Russian J.General Chem.(2001),71,1257 、Indian J.Chem.(1974),12,956 及びJP50046666号公報参照)ことにより製造することができる。
Figure 2006273847

化合物(III)は、例えば、式(AO)(式中、A、XA0、YA0、p及びqは前記と同一の意味を表す。)で示される化合物と、式(BO)(式中、B0は前記と同一の意味を表す。)で示される化合物とを、上記と同様に反応させることにより製造することができる。
Figure 2006273847

化合物(IV)は、例えば、式(A)(式中、A、X、Y、p及びqは前記と同一の意味を表す。)で示される化合物と、式(B)(式中、Bは前記と同一の意味を表す。)で示される化合物とを、上記と同様に反応させることにより製造することができる。
Figure 2006273847

化合物(V)は、例えば、式(a)(式中、a、X、Y、p及びqは前記と同一の意味を表す。)で示される化合物と、式(b)(式中、bは前記と同一の意味を表す。)で示される化合物とを、上記と同様に反応させることにより製造することができる。
Figure 2006273847

化合物(VI)は、例えば、式(a1)(式中、a1及びXa1は前記と同一の意味を表す。)で示される化合物と、式(b1)(式中、b1は前記と同一の意味を表す。)で示される化合物とを、上記と同様に反応させることにより製造することができる。
Figure 2006273847
式(a1)で示される化合物の一部は公知物質であるが、前記の式(VII)で示されるアルデヒド誘導体(以下、本発明アルデヒド誘導体と記すこともある。)は、これまで報告された例はなく新規物質である。
本発明アルデヒド誘導体のうち、式(VII-1)
Figure 2006273847

[式中、Wは、酸素原子、硫黄原子又は−NMe−基を表し、rは、水酸基、C1-C10アルコキシ基又はrr’N−基(r及びr’は、前記と同一の意味を表す。)を表し、Wは、−CO−基又は−CH−基を表し、rは、水素原子又はC1-C10アルキル基を表す。但し、Wが−CH−基のとき、r及びr’は水素原子となることはない。]
で示される化合物は、例えば、式(VII-2)
Figure 2006273847

[式中、Wは、前記と同一の意味を表す。]
で示される化合物を、式(VII-3)
Figure 2006273847

[式中、r、W及びrは、前記と同一の意味を表す。]
で示される化合物と反応させることで製造することができる。当該反応において、反応温度の範囲は、通常,室温〜溶媒還流温度であり、反応時間の範囲は、通常,瞬時〜約24時間である。当該反応は、通常、脱水剤の存在下で行うが、用いられる脱水剤としては、カルボニルジイミダゾール等があげられる。当該反応に供せられる試剤の量は、化合物(VII-2)1モルに対して、化合物(VII-3)は通常1〜2モル、脱水剤は通常1〜7モルである。上記反応において、溶媒は必ずしも必要ではないが、通常は溶媒の存在下に行われる。当該反応に使用しうる溶媒としては、ヘキサン、石油エーテル等の脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類、クロロホルム、ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、酢酸エチル、炭酸ジエチル等のエステル類、アセトニトリル、イソブチルニトリル等のニトリル類、ホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド等のアミド類、ジメチルスルホキシド等の硫黄化合物類等又はそれらの混合物があげられる。反応終了後の反応液は、有機溶媒抽出、水洗後、有機層を減圧濃縮する等の通常の後処理を行い、必要に応じ、クロマトグラフィー、再結晶等の操作によって精製することにより、本発明ベンズアルデヒド誘導体を得ることができる。化合物(VII-2)は、例えば、Tetrahedron(1985)41,3803等の文献に記載されており公知である。化合物(VII-3)としては、例えば、2−メトキシエチルアミン、2−アミノエタノール、N−(2−メトキシエチル)メチルアミン、2−(メチルアミノ)エタノール、グリシン、グリシンメチルエステル、グリシンアミド及びN,N−ジメチルエチレンジアミン等が挙げられる。
具体的には、化合物(VII-2)と、化合物(VII-3)として、2−メトキシエチルアミン、2−アミノエタノール、N−(2−メトキシエチル)メチルアミン又はグリシンアミドを反応させることで、(VII-1)を製造することがあげられる。
また、本発明アルデヒド誘導体のうち、式(VII'-1)
Figure 2006273847

[式中、Wは、酸素原子又は硫黄原子を表し、Wは前記と同一の意味を表し、rは、水酸基又はC1-C10アルコキシ基を表す。]
で示される化合物は、例えば、式(VII'-2)
Figure 2006273847

[式中、rはハロゲン原子を表す。]
で示される化合物を、式(VII'-3)
Figure 2006273847

[式中、r、W及びWは、前記と同一の意味を表す。]
で示される化合物と反応させることで製造することができる。当該反応において、反応温度の範囲は、通常,室温〜溶媒還流温度であり、反応時間の範囲は、通常,瞬時〜約24時間である。当該反応は、通常、塩基の存在下で行うが、用いられる塩基としては、水素化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸カリウム、ノルマルブチルリチウム等があげられる。当該反応に供せられる試剤の量は、化合物(VII'-2)1モルに対して、化合物(VII'-3)は通常1〜2モル、塩基は通常1〜7モルである。上記反応において、溶媒は必ずしも必要ではないが、通常は溶媒の存在下に行われる。当該反応に使用しうる溶媒としては、ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、酢酸エチル、炭酸ジエチル等のエステル類、アセトニトリル、イソブチルニトリル等のニトリル類、ホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド等のアミド類、ジメチルスルホキシド等の硫黄化合物類等又はそれらの混合物があげられる。反応終了後、前記と同様にして、本発明ベンズアルデヒド誘導体を得ることができる。化合物(VII'-2)は、例えば、WO00/32598号公報等の文献に記載されており公知である。化合物(VII'-3)としては、例えば、エチレングリコール、2−メトキシエタノール、グリコール酸メチル、チオグリコール酸メチル等が挙げられる。
具体的には、化合物(VII'-2)と、化合物(VII'-3)として、エチレングリコール又はチオグリコール酸メチルを反応させることで、(VII'-1)を製造することがあげられる。
また、本発明アルデヒド誘導体のうち、式(VII''-1)
Figure 2006273847

[式中、rは、C1-C10アルコキシ基で置換されたC1-C10アルキル基又はC1-C10アルコキシ基で置換されたC2-C10アルコキシ基を表す。]
で示される化合物は、例えば、式(VII''-2)
Figure 2006273847

[式中、rは前記と同一の意味を表す。]
で示される化合物を、式(VII'-3)
Figure 2006273847

[式中、rは、前記と同一の意味を表す。]
で示される化合物と反応させることで製造することができる。当該反応において、反応温度の範囲は、通常,室温〜溶媒還流温度であり、反応時間の範囲は、通常,瞬時〜約24時間である。当該反応は、通常、塩基及び銅触媒の存在下で行うが、用いられる塩基としては、水素化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸カリウム等があげられ、銅触媒としては、銅(粉末)、臭化銅(I)、よう化銅(I)があげられる。N,N’−ジメチルエチレンジアミンなどの脂肪族アミンを加えることで、収率よく製造することができる。当該反応に供せられる試剤の量は、化合物(VII''-2)1モルに対して、化合物(VII''-3)は通常1〜2モル、塩基は通常1〜7モルであり、銅触媒は通常0.1〜2モルである。上記反応において、溶媒は必ずしも必要ではないが、通常は溶媒の存在下に行われる。当該反応に使用しうる溶媒としては、ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、酢酸エチル、炭酸ジエチル等のエステル類、アセトニトリル、イソブチルニトリル等のニトリル類、ホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド等のアミド類、ジメチルスルホキシド等の硫黄化合物類等又はそれらの混合物があげられる。反応終了後、前記と同様にして、本発明ベンズアルデヒド誘導体を得ることができる。化合物(VII''-3)は、例えば、US3449406号公報等の文献に記載されており公知である。化合物(VII'-3)としては、例えば、メトキシアセトアミド、カルバミン酸2−メトキシエチル等が挙げられる。
また、本発明アルデヒド誘導体のうち、式(VII'''-1)
Figure 2006273847

[式中、Wは、メチン基又は−N=基を表し、rは、前記と同一の意味を表す。]
で示される化合物は、例えば、式(VII'''-2)
Figure 2006273847

[式中、Wは前記と同一の意味を表す。]
で示される化合物を、式(VII''-3)
Figure 2006273847

[式中、rは、前記と同一の意味を表す。]
で示される化合物と反応させることで製造することができる。当該反応において、反応温度の範囲は、通常,室温〜溶媒還流温度であり、反応時間の範囲は、通常,瞬時〜約24時間である。当該反応は、通常、塩基の存在下で行うが、用いられる塩基としては、水酸化カリウム、炭酸カリウム等の無機塩基、ピリジン、トリエチルアミン、N,N−ジエチルアニリン等の有機塩基があげられる。当該反応に供せられる試剤の量は、化合物(VII'''-2)1モルに対して、化合物(VII'''-3)は通常1〜2モル、塩基は通常1〜7モルである。上記反応において、溶媒は必ずしも必要ではないが、通常は溶媒の存在下に行われる。当該反応に使用しうる溶媒としては、ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、酢酸エチル、炭酸ジエチル等のエステル類、アセトニトリル、イソブチルニトリル等のニトリル類、ホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド等のアミド類、ジメチルスルホキシド等の硫黄化合物類等又はそれらの混合物があげられる。反応終了後、前記と同様にして、本発明ベンズアルデヒド誘導体を得ることができる。化合物(VII'''-2)は、例えば、Bioorg.Med.Chem.Lett.14(1),235(2004)等の文献に記載されており公知である。化合物(VII'''-3)としては、例えば、メトキシアセチルクロリド、クロロぎ酸2−メトキシエチル等が挙げられる。
本発明アルデヒド誘導体と、前記の化合物(VIII')とを反応させることにより、前記の化合物(VIII'')を製造することができる。
表30〜表31に、化合物番号(a)〜(p)で表される新規な本発明アルデヒド誘導体(VII-1)を例示する。
Figure 2006273847
Figure 2006273847
表32に、化合物番号(q)〜(r)で表される新規な本発明アルデヒド誘導体(VII'-1)を例示する。
Figure 2006273847
表33〜表34に、化合物番号(s)〜(v)で表される新規な本発明アルデヒド誘導体(VII''-1)を例示する。
Figure 2006273847
Figure 2006273847
表35に、化合物番号(w)で表される新規な本発明アルデヒド誘導体(VII'''-1)を例示する。
Figure 2006273847
化合物(V)のうち、化合物番号(1a-1)〜(72a-1)で表される化合物(Va-1)、化合物番号(1a-2)〜(16a-2)で表される化合物(Va-2)及び化合物番号(1a-3)〜(11a-3)で表される化合物(Va-3)を、表36〜表43に例示する。
(表36〜表43)
本発明化合物(Va-1)、(Va-2)及び(Va-3)
Figure 2006273847

Figure 2006273847
Figure 2006273847
Figure 2006273847


Figure 2006273847
Figure 2006273847

Figure 2006273847
Figure 2006273847
Figure 2006273847
Figure 2006273847
Figure 2006273847
化合物(V)のうち、化合物番号(1a’)〜(30a’)で表される化合物(Va’)を、表44〜45に例示する。
(表44〜45)
化合物(Va’)

Figure 2006273847

Figure 2006273847
Figure 2006273847
化合物(V)のうち、化合物番号(1b)〜(13b)で表される化合物(Vb)を、表46に例示する。
(表46)
化合物(Vb)

Figure 2006273847

Figure 2006273847
化合物(V)のうち、化合物番号(1c)〜(11c)で表される化合物(Vc)を、表47に例示する。
(表47)
化合物(Vc)

Figure 2006273847

Figure 2006273847

化合物(V)のうち、化合物番号(1d)〜(3d)で表される化合物(Vd)を、表48に例示する。
(表48)
化合物(Vd)

Figure 2006273847
Figure 2006273847
化合物(V)のうち、化合物番号(1e)〜(70e)で表される化合物(Ve)を、表49〜表51に例示する。
(表49〜表51)
本発明化合物(Ve)

Figure 2006273847
Figure 2006273847
Figure 2006273847
Figure 2006273847
化合物(V)のうち、化合物番号(1f)〜(70f)で表される化合物(Vf)を、表52〜54に例示する。
(表52〜54)
本発明化合物(Vf)

Figure 2006273847
Figure 2006273847
Figure 2006273847
Figure 2006273847
化合物(V)のうち、化合物番号(1g)〜(70g)で表される化合物(Vg)を、表55〜57に例示する。
(表55〜57)
本発明化合物(Vg)

Figure 2006273847

Figure 2006273847
Figure 2006273847
Figure 2006273847
化合物(V)のうち、化合物番号(1h)〜(16h)で表される化合物(Vh)を、表58〜表59に例示する。
(表58〜表59)
化合物(Vh)

Figure 2006273847

Figure 2006273847























Figure 2006273847
化合物(V)のうち、化合物番号(1i)〜(4i)で表される化合物(Vi)を、表60に例示する。
(表60)
化合物(Vi)

Figure 2006273847
Figure 2006273847
化合物(I)〜(VI)、(I’)、(II’)及び(V’)は、I型コラーゲン遺伝子、フィブロネクチン遺伝子等の細胞外マトリックス遺伝子の転写を抑制する能力を有する。当該能力は、I型コラーゲン遺伝子、フィブロネクチン遺伝子等の細胞外マトリックス遺伝子の発現量を減少させて、コラーゲン、フィブロネクチン等の細胞外マトリックスの蓄積量の低下を導くことにより組織の線維化を改善するために重要である。よって、化合物(I)〜(VI)、(I’)、(II’)及び(V’)は、I型コラーゲン遺伝子、フィブロネクチン遺伝子等の細胞外マトリックス遺伝子の発現量を減少させてコラーゲン、フィブロネクチン等の細胞外マトリックスの蓄積量の低下を導くことにより組織の線維化を改善するための組成物(医薬品、化粧品、食品添加物等)の有効成分として利用することができる。
本発明転写抑制組成物や本発明線維化改善組成物の適用可能な疾患としては、例えば、コラーゲン、フィブロネクチン等の細胞外マトリックスの過度の集積により組織が線維化することにより硬化し、その結果、臓器等の組織の機能低下や瘢痕形成等を来たす疾患(即ち、線維症等)をあげることができる。具体的には例えば、肝硬変、慢性膵炎、スキルス胃癌、間質性肺疾患、喘息、慢性閉塞性肺疾患、糸球体腎炎、ループス腎炎、尿細管間質性腎炎、IgA腎症、腎硬化症、糖尿病性腎症、遺伝性腎疾患、心筋線維症、心不全、PTCA後の再狭窄、動脈硬化、骨髄線維症、関節リウマチ、炎症後の過形成痕跡、術後の瘢痕や熱傷性瘢痕、アトピー性皮膚炎、肥厚性瘢痕、子宮筋腫、前立腺肥大症、強皮症、アルツハイマー病、硬化性腹膜炎、糖尿病性網膜症、I型糖尿病等をあげることができる。因みに、肝硬変においては、1つの例として、C型又はB型肝炎ウイルスが慢性的な炎症を誘発し、TGF−βの量が上昇することにより、肝線維化(特に、I型・III型コラーゲンの蓄積)を引き起こして当該疾患となることがすでに知られている(例えば、Clin.Liver Dis.,7,195−210(2003)参照)。間質性肺疾患においては、1つの例として、ダニ・ウイルス・結核菌等による肺炎を誘発してTGF-βの量が上昇し、肺線維化を引き起こして当該疾患となると考えられている。糖尿病性腎症やIgA腎症等の慢性腎不全においては、前者では高血糖によって腎糸球体でTGF−βの量が上昇し、後者ではIgAが腎糸球体に蓄積することにより、腎炎を誘発してTGF−βの量が上昇し、腎線維化(特に、I型・IV型コラーゲンの蓄積)を引き起こして当該疾患となることがすでに示唆されている(例えば、Am.J.Physiol.Renal Phsiol.,278,F830−F838(2000)、Kidney Int.,64,149−159(2003)参照)。尚、糖尿病性腎症のモデル動物であるdb/dbマウスとは、摂食を抑制するレプチン受容体に変異をもつため、過食により高血糖となり自然発症的に糖尿病を併発するものである。db/dbマウスは、正常マウスに比較して血中グルコース濃度が約4倍高く、腎糸球体線維化とTGF−β量との増加が認められている(例えば、Am.J.Pathol.,158,1653−1663(2001)参照)。またIgA腎症のモデル動物である抗Thy−1ラットとは、抗Thy−1抗体を正常ラットに投与することにより、人工的に腎線維化を引き起こさせたものである。当該モデル動物に対して抗TGF−β受容体抗体を投与することにより、腎線維化が抑制されることが示されている(例えば、Kidney Int.,60,1745−1755(2001)参照)。強皮症においては、その原因は不明だが、そのモデル動物であるTskマウスに対し、TGF−β阻害剤を投与することにより皮膚線維化の改善が認められている(例えば、J.Invest.Dermatol.,118,461−470(2001)参照)。以上のことから、TGF−βの作用を抑制する化合物は、TGF−βによるコラーゲン合成促進を阻害して組織の線維化を抑制し、線維症治療効果を得るための組成物(医薬品、化粧品、食品添加物等)の有効成分として利用することができるのである。一方、左室拡張不全等の心不全の病因は、高血圧状態の心臓線維化がその1つとされている。以上のことから、TGF−βによるフィブロネクチン合成促進を阻害して組織の線維化を抑制し、心不全治療効果を得るための組成物(医薬品等)の有効成分として利用することができるのである。
かかる本発明転写抑制組成物や本発明線維化改善組成物は、化合物(I)〜(VI)、(I’)、(II’)及び(V’)と不活性担体とを含有する。これらの組成物中に含有される化合物(I)〜(VI)、(I’)、(II’)及び(V’)は、通常、0.01重量%〜99.99重量%であり、不活性担体は、通常、99.99重量%〜0.01重量%である。該不活性担体は、薬学的に許容される担体や賦形剤であり、本発明転写抑制組成物や本発明線維化改善組成物はさらに、医薬品添加剤、化粧品添加剤、食品添加剤等を含有してもよい。
また、化合物(I)〜(VI)、(I’)、(II’)及び(V’)は、後述する実施例3,4にも示されるように、TGF−βが有するI型コラーゲン遺伝子の転写促進能力を阻害する。即ち、化合物(I)〜(VI)、(I’)、(II’)及び(V’)はTGF−βの作用を抑制する能力を有するTGF−βアンタゴニストである。よって、化合物(I)〜(VI)、(I’)、(II’)及び(V’)は、TGF−β作用抑制組成物の有効成分として利用することもできる。TGF−βは、毛髪の成長サイクルにおける成長期(以下、毛髪成長期と記すこともある。)から退行期(以下、毛髪退行期と記すこともある。)への移行を促進する能力を有することが知られている[J.Invest.Dermatol.,111,948−954(1998)、FASEB J.,16,1967−1969(2002)]。さらに、抗TGF−β抗体や、TGF−β阻害剤であるFetuin等は、TGF−βによる毛の伸長抑制作用に対して拮抗的に働き、毛の伸長促進作用を示すことが報告されている[J.Invest.Dermatol.,118,993−997(2002)、公開特許公報 特開2000−342296]。よって、本発明化合物(及びこれを有効成分として含有するTGF−β作用抑制組成物)は、TGF−βによる毛髪退行期への移行促進を阻害して毛髪成長期の延長を導くことにより養毛効果を得るために利用してもよい。
かかる本発明TGF−β抑制組成物や本発明養毛組成物は、化合物(I)〜(VI)、(I’)、(II’)及び(V’)と不活性担体とを含有する。これらの組成物中に含有される化合物(I)〜(VI)、(I’)、(II’)及び(V’)は、通常、0.01重量%〜99.99重量%であり、不活性担体は、通常、99.99重量%〜0.01重量%である。当該不活性担体は、薬学的に許容される担体や賦形剤であり、本発明TGF−β抑制組成物や本発明養毛組成物はさらに、医薬品添加剤、化粧品添加剤、食品添加剤等を含有してもよい。
上記組成物に用いられる薬学的に許容される担体、賦形剤、医薬品添加剤、食品添加剤、化粧品添加剤等は、当該組成物の具体的用途に応じて適宜選択することができる。また、当該組成物の形態も、具体的用途に応じて、例えば、種々の固体、液体等の形態とすることができる。
例えば、化合物(I)〜(VI)、(I’)、(II’)及び(V’)を医薬品の有効成分として用いる場合には、具体的な形態として、例えば、散剤、細粒剤、顆粒剤、錠剤、シロップ剤、カプセル剤、懸濁化剤、エマルジョン剤、エキス剤及び丸剤等の経口剤、注射剤、外用液剤や軟膏剤等の経皮吸収剤、坐剤及び局所剤等の非経口剤等をあげることができる。
経口剤は、例えば、ゼラチン、アルギン酸ナトリウム、澱粉、コーンスターチ、白糖、乳糖、ぶどう糖、マンニット、カルボキシメチルセルロース、デキストリン、ポリビニルピロリドン、結晶セルロース、大豆レシチン、ショ糖、脂肪酸エステル、タルク、ステアリン酸マグネシウム、ポリエチレングリコール、ケイ酸マグネシウム、無水ケイ酸等の担体や賦形剤、結合剤、崩壊剤、界面活性剤、滑沢剤、流動性促進剤、希釈剤、保存剤、着色剤、香料、安定化剤、保湿剤、防腐剤、酸化防止剤等の医薬品添加剤を用いて、通常の方法に従って製造することができる。
投与量は、投与される哺乳動物の年令、性別、体重、疾患の程度、本発明の組成物の種類、投与形態等によって異なるが、通常は経口の場合にはヒト成人で1日あたり有効成分量として約1mg〜約2g、好ましくは有効成分量として約5mg〜約1gを投与すればよい。また、前記の1日の投与量を1回又は数回に分けて投与することができる。
非経口剤のうち、注射剤は、生理食塩水、滅菌水リンゲル液等の水溶性溶剤、植物油、脂肪酸エステル等の非水溶性溶剤、ブドウ糖、塩化ナトリウム等の等張化剤、溶解補助剤、安定化剤、防腐剤、懸濁化剤、乳化剤等の医薬品添加剤を用いて、通常の方法に従って製造することができる。外用液剤、ゲル状軟膏等の経皮吸収剤、直腸内投与のための坐剤等も通常の方法に従って製造することができる。このような非経口剤を投与するには、注射(皮下、静脈内等)、経皮投与、直腸投与すればよい。局所剤は、例えば、化合物(I)〜(VI)、(I’)、(II’)及び(V’)をエチレンビニル酢酸ポリマー等の徐放性ポリマーのペレットに取り込ませて製造することができる。このペレットを治療すべき組織中に外科的に移植すればよい。
投与量は、投与される哺乳動物の年令、性別、体重、疾患の程度、本発明の組成物の種類、投与形態等によって異なるが、通常は注射の場合にはヒト成人で有効成分量として約0.1mg〜約500mgを投与すればよい。また、前記の1日の投与量を1回又は数回に分けて投与することができる。
化合物(I)〜(VI)、(I’)、(II’)及び(V’)を化粧品に添加して用いる場合には、当該化合物が添加された化粧品の具体的な形態としては、例えば、液状、乳状、クリーム、ローション、軟膏、ゲル、エアゾール、ムース等をあげることができる。ローションは、例えば、懸濁剤、乳化剤、保存剤等の化粧品添加剤を用いて、通常の方法に従って製造することができる。
投与量は、投与される哺乳動物の年令、性別、体重、疾患の程度、本発明の組成物の種類、投与形態等によって異なるが、通常ヒト成人で有効成分量として約0.01mg〜約50mgを投与すればよい。また、前記の1日の投与量を1回又は数回に分けて投与することができる。
化合物(I)〜(VI)、(I’)、(II’)及び(V’)を食品添加物として用いる場合には、当該添加物が添加された食品の具体的な形態としては、例えば、粉末、錠剤、飲料、摂取可能なゲル若しくはシロップとの混合液状物、例えば、調味料、和菓子、洋菓子、氷菓、飲料、スプレッド、ペースト、漬物、ビン缶詰、畜肉加工品、魚肉・水産加工品、乳・卵加工品、野菜加工品、果実加工品、穀類加工品等の一般的な飲食物や嗜好物等をあげることができる。また、家畜、家禽、蜜蜂、蚕、魚等の飼育動物のための飼料や餌料への添加も可能である。
投与量は、投与される哺乳動物の年令、性別、体重、疾患の程度、本発明の組成物の種類、投与形態等によって異なるが、通常ヒト成人で有効成分量として約0.1mg〜約500mgを投与すればよい。また、前記の1日の投与量を1回又は数回に分けて投与することができる。
以下に実施例を挙げ、本発明を更に具体的に説明する。
実施例1 実施例1−1から1−15に、本発明アルデヒド誘導体の合成を記す。
実施例1−1 本発明アルデヒド誘導体[化合物番号(a)]の合成
5-ホルミルチオフェン-2-カルボン酸1.56gのテトラヒドロフラン40ml溶液に、カルボニルジイミダゾール2.11gを添加し、室温で2時間30分攪拌した。ここに、2-メトキシエチルアミン1mlを添付し、室温で1時間30分攪拌した後、減圧濃縮した。得られた残渣を酢酸エチル70mlに溶解して2規定塩酸、飽和重曹水の順に洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供することにより、5-ホルミルチオフェン-2-カルボン酸 2-メトキシエチルアミド[化合物番号(a)]の白色固体0.88gを得た。
1H−NMR(270MHz,DMSO-d6)δ(ppm):3.27(s,3H),3.38〜3.50(m,4H),7.89(d,1H,J=4.1Hz),8.01(d,1H,J=4.1Hz),8.91(broad,1H),9.95(s,1H)
実施例1−2 本発明アルデヒド誘導体[化合物番号(b)]の合成
5-ホルミルフラン-2-カルボン酸2.80gのテトラヒドロフラン30ml及びジメチルホルムアミド30ml溶液に、カルボニルジイミダゾール4.22gを添加し、室温で1時間攪拌し、2-メトキシエチルアミン6mlを添加して、室温で一夜攪拌した。還流下で5時間加熱した後、2規定塩酸を加えて酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥して減圧濃縮し、5-ホルミルフラン-2-カルボン酸 2-メトキシエチルアミド[化合物番号(b)]の白色固体3.01gを得た。
1H−NMR(270MHz,DMSO-d6)δ(ppm):3.26(s,3H),3.37〜3.48(m,4H),7.32(d,1H,J=3.6Hz),7.60(d,1H,J=3.6Hz),8.77(broad,1H),9.70(s,1H)
実施例1−3 本発明アルデヒド誘導体[化合物番号(c)]の合成
5-ホルミルチオフェン-2-カルボン酸の代わりに、5-ホルミル-1-メチル-1H-ピロール-2-カルボン酸2.30gを用いた以外は実施例1−1と同様にして、5-ホルミル-1-メチル-1H-ピロール-2-カルボン酸 2-メトキシエチルアミド[化合物番号(c)]の黄色結晶1.10gを得た。
1H−NMR(270MHz,DMSO-d6)δ(ppm):3.28(s,3H),3.31〜3.54(m,4H),4.14(s,3H),6.82(d,1H,J=4.1Hz),7.02(d,1H,J=4.1Hz),8.55(broad t,1H,J=4.9Hz),9.68(s,1H)
実施例1−4 本発明アルデヒド誘導体[化合物番号(d)]の合成
5-ホルミルチオフェン-2-カルボン酸の代わりに、4-ホルミル-1-メチル-1H-ピロール-2-カルボン酸2.00gを用いた以外は実施例1−1と同様にして、4-ホルミル-1-メチル-1H-ピロール-2-カルボン酸 2-メトキシエチルアミド[化合物番号(d)]の白色結晶0.52gを得た。
1H−NMR(270MHz,CDCl3)δ(ppm):3.37(s,3H),3.49〜3.65(m,4H),4.00(s,3H),6.38(broad,1H),7.01(d,1H,J=1.6Hz),7.33(d,1H,J=1.6Hz),9.75(s,1H)
実施例1−5 本発明アルデヒド誘導体[化合物番号(e)]の合成
5-ホルミルチオフェン-2-カルボン酸1.56g及びN-ヒドロキシこはく酸イミド1.15gのジメチルホルムアミド15ml溶液に、N,N’-ジシクロヘキシルカルボジイミド2.06gのジメチルホルムアミド5ml溶液を添加し、室温で30分攪拌した。不溶物を濾別してジメチルホルムアミド10mlで洗浄し、濾液に2-ヒドロキシエチルアミン1.2mlを添加し、室温で1時間30分攪拌した。不溶物を濾別して濾液を減圧濃縮し、残渣をメタノール50mlに溶解して10%塩酸30mlを添加し、室温で一夜攪拌した。反応液を減圧濃縮し、得られた残渣を酢酸エチル400mlに溶解して水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧濃縮して、5-ホルミルチオフェン-2-カルボン酸 2-ヒドロキシエチルアミド[化合物番号(e)]の黄色固体0.58gを得た。
1H−NMR(270MHz,DMSO-d6)δ(ppm):3.29〜3.37(m,2H),3.48〜3.55(m,2H),4.78(t,1H,J=5.7Hz),7.89(d,1H,J=3.9Hz),8.01(d,1H,J=3.9Hz),8.83(t,1H,J=5.4Hz),9.95(s,1H)
実施例1−6 本発明アルデヒド誘導体[化合物番号(k)]の合成
5-ホルミルチオフェン-2-カルボン酸0.80gのテトラヒドロフラン10ml溶液に、カルボニルジイミダゾール1.25gを添加し、室温で30分攪拌した。この反応液を、グリシンアミド0.85g、トリエチルアミン1ml及びテトラヒドロフラン10mlの混合物に添加し、室温で一夜攪拌した。10%塩酸を加えて酢酸エチルで抽出し、有機層を重曹水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥して減圧濃縮し、得られた固体をヘキサンで洗浄して、5-ホルミルチオフェン-2-カルボン酸 カルバモイルメチルアミド[化合物番号(k)]の黄色固体0.21gを得た。
1H−NMR(270MHz,DMSO-d6)δ(ppm):3.82(d,2H,J=6.2Hz),7.09(broad s,1H),7.46(broad s,1H),7.92(d,1H,J=4.1Hz),8.03(d,1H,J=4.1Hz),9.06(t,1H,J=5.9Hz),9.97(s,1H)
実施例1−7 本発明アルデヒド誘導体[化合物番号(o)]の合成
5-ホルミルチオフェン-2-カルボン酸400mgのジメチルホルムアミド溶液に、塩酸1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド540mg及びトリエチルアミン410μlを添加し、氷冷下30分攪拌した。この反応液に、N-(2-メトキシエチル)メチルアミン300μlを添加し、室温で攪拌した。10%塩酸を加えて酢酸エチルで抽出し、有機層を重曹水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥して減圧濃縮し、得られた残渣を酢酸エチルで洗浄して、5-ホルミルチオフェン-2-カルボン酸 N-(2-メトキシエチル)メチルアミド[化合物番号(o)]221mgを得た。
1H−NMR(300MHz,CDCl3)δ(ppm):3.22(broad s,3H),3.42(s,3H),3.55〜3.75(4H),7.45(d,1H,J=3.6Hz),7.69(d,1H,J=3.9Hz),9.95(s,1H)
実施例1−8 本発明アルデヒド誘導体[化合物番号(p)]の合成
5-ホルミルフラン-2-カルボン酸1.20gのテトラヒドロフラン15ml及びジメチルホルムアミド5ml溶液に、カルボニルジイミダゾール1.67gを添加して室温で攪拌した後、N-(2-メトキシエチル)メチルアミン1.11mlを添加して、室温で2時間30分攪拌した。溶媒を留去した後、10%塩酸を加えて酢酸エチルで抽出し、有機層を重曹水と飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥して減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供することにより、5-ホルミルフラン-2-カルボン酸 N-(2-メトキシエチル)メチルアミド[化合物番号(p)]の黄色油状物を得た。
1H−NMR(270MHz,CDCl3)δ(ppm):3.10(broad s,3H),3.36(s,3H),3.60〜3.80(4H),7.15〜7.25(1H),7.25〜7.30(1H),9.73(s,1H)
実施例1−9 本発明アルデヒド誘導体[化合物番号(q)]の合成
5-ブロモメチルチオフェン-2-カルバルデヒド0.95g及び水酸化ナトリウム0.31gのエチレングリコール2.01g溶液を、55℃で2時間攪拌した。反応液を氷水に添加し、酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥して減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供することにより、5-[(2-ヒドロキシエトキシ)メチル]チオフェン-2-カルバルデヒド[化合物番号(q)]0.15gを得た。
1H−NMR(270MHz,CDCl3)δ(ppm):3.66(t,1H,J=4.9Hz),3.79(t,1H,J=4.3Hz),4.78(s,2H), 7.10(d,1H,J=3.5Hz),7.67(d,1H,J=4.1Hz),9.89(s,1H)
実施例1−10 本発明アルデヒド誘導体[化合物番号(r)]の合成
5-ブロモメチルチオフェン-2-カルバルデヒド3.52g、チオグリコール酸メチル2.74g及び炭酸カリウム2.84gのジメチルスルホキシド22ml溶液を、室温で2時間攪拌した。反応液を氷水に添加し、酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥して減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供することにより、[(5-ホルミルチオフェン-2-イル)メチルチオ]酢酸メチル[化合物番号(r)]3.16gを得た。
1H−NMR(270MHz,DMSO-d6)δ(ppm):3.36(s,3H),3.62(s,2H),4.15(s,2H),7.21(d,1H,J=3.8Hz),7.89(d,1H,J=4.1Hz),9.86(s,1H)
実施例1−11 本発明アルデヒド誘導体[化合物番号(s)]の合成
4-ブロモチオフェン-2-カルバルデヒド8.21g、メトキシアセトアミド4.60g、N,N’−ジメチルエチレンジアミン380mg、炭酸カリウム25.57g、よう化銅(I)829mg及びジオキサン55mlの混合物を、還流下に5時間45分加熱した。反応液をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供することにより、N-(2-ホルミルチオフェン-4-イル)-2-メトキシアセトアミド[化合物番号(s)]の淡黄色粉体2.52gを得た。
1H−NMR(270MHz,CDCl3)δ(ppm):3.52(s,3H),4.05(s,2H),7.87(d,1H,J=1.6Hz),7.93(d,1H,J=1.6Hz),8.57(broad s,1H),9.78(s,1H)
実施例1−12 本発明アルデヒド誘導体[化合物番号(t)]の合成
4-ブロモチオフェン-2-カルバルデヒドの代わりに、2-ブロモチオフェン-5-カルバルデヒド2.92gを用いた以外は実施例1−11と同様にして、N-(5-ホルミルチオフェン-2-イル)-2-メトキシアセトアミド[化合物番号(t)]0.11gを得た。
1H−NMR(270MHz,DMSO-d6)δ(ppm):3.37(s,3H),4.15(s,2H),7.01(d,1H,J=4.3Hz),7.81(d,1H,J=4.3Hz),9.78(s,1H),11.72(broad,1H)
実施例1−13 本発明アルデヒド誘導体[化合物番号(u)]の合成
メトキシアセトアミドの代わりに、カルバミン酸2-メトキシエチル2.02gを用いた以外は実施例1−11と同様にして、N-(2-ホルミルチオフェン-4-イル)カルバミン酸2-メトキシエチル[化合物番号(u)]0.12gを得た。
1H−NMR(300MHz,DMSO-d6)δ(ppm):3.28(s,3H),3.57(t,2H,J=4.5Hz),4.22(t,2H,J=4.5Hz),7.72(s,1H),7.85(s,1H),9.88(s,1H),10.31(broad,1H)
実施例1−14 本発明アルデヒド誘導体[化合物番号(v)]の合成
4-ブロモチオフェン-2-カルバルデヒドの代わりに、2-ブロモチオフェン-5-カルバルデヒド3.76gを用い、メトキシアセトアミドの代わりに、カルバミン酸2-メトキシエチル2.81gを用いた以外は実施例1−11と同様にして、、N-(5-ホルミルチオフェン-2-イル)カルバミン酸2-メトキシエチル[化合物番号(v)]0.15gを得た。
1H−NMR(300MHz,DMSO-d6)δ(ppm):3.28(s,3H),3.57〜3.60(2H),4.27〜4.30(2H),6.69(d,1H,J=4.2Hz),7.78(d,1H,J=3.9Hz),9.72(s,1H),11.55(broad,1H)
実施例1−15 本発明アルデヒド誘導体[化合物番号(w)]の合成
2-アミノ-5-ホルミルチアゾール2.50g及びトリエチルアミン2.44gのテトラヒドロフラン30ml溶液に、メトキシアセチルクロリド2.22gのテトラヒドロフラン8ml溶液を氷冷下に滴下し、室温で2時間30分攪拌した。不溶物を濾別し、濾液を氷水に添加して酢酸エチルで抽出し、有機層を10%塩酸と飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥して減圧濃縮し、N-(5-ホルミルチアゾール-2-イル)-2-メトキシアセトアミド[化合物番号(w)]の淡黄色粉体2.83gを得た。
1H−NMR(270MHz,DMSO-d6)δ(ppm):3.36(s,3H),4.22(s,2H),8.42(s,1H),9.97(s,1H)
実施例2 実施例2−1〜2−27に、本発明化合物の合成を記す。
実施例2−1 本発明化合物[化合物番号(27a-1)]の合成
メタノール2ml及びピペリジン0.02gの混合物に、3-アセチル-4-ヒドロキシ-1,6-ジメチル-2(1H)-ピリジノン0.14g及び5-[(2-ヒドロキシエトキシ)メチル]チオフェン-2-カルバルデヒド0.15gを溶解し、還流下に2時間30分加熱した。室温に冷却後、反応液を濃縮してシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、得られた結晶をヘキサンと酢酸エチルで再結晶し、4-ヒドロキシ-3-[3-[5-[(2-ヒドロキシエトキシ)メチル]チオフェン-2-イル]-1-オキソ-2-プロペニル]-1,6-ジメチル-2(1H)-ピリジノン[化合物番号(27a-1)]の黄褐色結晶0.13gを得た。
1H−NMR(270MHz,DMSO-d6)δ(ppm):2.40(s,3H),3.40(s,3H),3.49〜3.55(m, 4H),4.70(s,2H),6.04(s,1H),7.10(d,1H,J=4.1Hz),7.46(d,1H,J=3.8Hz),7.96(d,1H,J=15.1Hz),8.28(d,1H,J=15.4Hz),13.78(broad,1H)
実施例2−2 本発明化合物[化合物番号(34a-1)]の合成
5-[(2-ヒドロキシエトキシ)メチル]チオフェン-2-カルバルデヒドの代わりに、[(5-ホルミルチオフェン-2-イル)メチルチオ]酢酸メチル2.56gを用いた以外は実施例2−1と同様にして、[[5-[3-(4-ヒドロキシ-1,6-ジメチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-3-イル)-3-オキソ-1-プロペニル]チオフェン-2-イル]メチルチオ]酢酸メチル[化合物番号(34a-1)]の黄褐色結晶1.22gを得た。
1H−NMR(270MHz,DMSO-d6)δ(ppm):2.40(s,3H),3.29(s,2H),3.40(s,3H),3.63(s,3H),4.10(s,2H),6.04(s,1H),7.05(d,1H,J=3.8Hz),7.43(d,1H,J=3.2Hz),7.94(d,1H,J=15.4Hz),8.26(d,1H,J=15.7Hz),16.23(broad s,1H)
実施例2−3 本発明化合物[化合物番号(35a-1)]の合成
[[5-[3-(4-ヒドロキシ-1,6-ジメチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-3-イル)-3-オキソ-1-プロペニル]チオフェン-2-イル]メチルチオ]酢酸メチル0.51gの塩化メチレン10ml溶液に、氷冷下にm−クロロ過安息香酸0.24gを添加し、氷冷下に攪拌した。反応液を減圧濃縮し、酢酸エチルを加え、有機層を炭酸水素ナトリウム水と飽和食塩水で洗浄した後減圧濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、[[5-[3-(4-ヒドロキシ-1,6-ジメチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-3-イル)-3-オキソ-1-プロペニル]チオフェン-2-イル]メチルスルフィニル]酢酸メチル[化合物番号(35a-1)]の黄色結晶0.20gを得た。
1H−NMR(270MHz,DMSO-d6)δ(ppm):2.40(s,3H),3.40(s,3H),3.70(s,3H),3.73(d,1H,J=12.4Hz),4.02(d,1H,J=14.3Hz),4.43(d,1H,J=13.8Hz),4.59(d,1H,J=13.8Hz),6.04(s,1H),7.14(d,1H,J=3.5Hz),7.53(d,1H,J=3.8Hz),7.95(d,1H,J=15.7Hz),8.31(d,1H,J=15.7Hz),16.18(s,1H)
実施例2−4 本発明化合物[化合物番号(36a-1)]の合成
[[5-[3-(4-ヒドロキシ-1,6-ジメチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-3-イル)-3-オキソ-1-プロペニル]チオフェン-2-イル]メチルチオ]酢酸メチル0.49gの塩化メチレン10ml溶液に、氷冷下にm−クロロ過安息香酸0.60gを添加し、氷冷下に3時間攪拌した。反応液を実施例2−3と同様にして処理し、 [[5-[3-(4-ヒドロキシ-1,6-ジメチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-3-イル)-3-オキソ-1-プロペニル]チオフェン-2-イル]メチルスルホニル]酢酸メチル[化合物番号(36a-1)]の黄色結晶0.28gを得た。
1H−NMR(270MHz,DMSO-d6)δ(ppm):2.41(s,3H),3.40(s,3H),3.74(s,3H),4.44(s,2H),5.00(s,2H),6.05(s,1H),7.22(d,1H,J=3.8Hz),7.53(d,1H,J=3.5Hz),7.96(d,1H,J=15.7Hz),8.33(d,1H,J=15.7Hz),16.11(s,1H)
実施例2−5 本発明化合物[化合物番号(37a-1)]の合成
[[5-[3-(4-ヒドロキシ-1,6-ジメチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-3-イル)-3-オキソ-1-プロペニル]チオフェン-2-イル]メチルスルフィニル]酢酸メチル0.17gのメタノール5ml溶液に、1規定水酸化ナトリウム水溶液5mlを添加した。室温で攪拌し、溶媒を減圧留去して10%塩酸で酸性とし、析出した結晶を濾取して乾燥することにより、[[5-[3-(4-ヒドロキシ-1,6-ジメチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-3-イル)-3-オキソ-1-プロペニル]チオフェン-2-イル]メチルスルフィニル]酢酸[化合物番号(37a-1)]の褐色結晶0.09gを得た。
1H−NMR(270MHz,DMSO-d6)δ(ppm):2.40(s,3H),3.40(s,3H),3.88〜4.04(2H),4.36〜4.58(2H),6.04(s,1H),7.13(d,1H,J=3.5Hz),7.53(d,1H,J=3.8Hz),7.96(d,1H,J=15.7Hz),8.32(d,1H,J=15.4Hz),16.19(1H)
実施例2−6 本発明化合物[化合物番号(38a-1)]の合成
[[5-[3-(4-ヒドロキシ-1,6-ジメチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-3-イル)-3-オキソ-1-プロペニル]チオフェン-2-イル]メチルスルフィニル]酢酸メチルの代わりに、[[5-[3-(4-ヒドロキシ-1,6-ジメチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-3-イル)-3-オキソ-1-プロペニル]チオフェン-2-イル]メチルスルホニル]酢酸メチル0.22gを用いた以外は実施例2−5と同様にして、[[5-[3-(4-ヒドロキシ-1,6-ジメチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-3-イル)-3-オキソ-1-プロペニル]チオフェン-2-イル]メチルスルホニル]酢酸[化合物番号(38a-1)]の黄褐色結晶0.18gを得た。
1H−NMR(270MHz,DMSO-d6)δ(ppm):2.40(s,3H),3.40(s,3H),4.28(s,2H),4.97(s,2H),6.05(s,1H),7.22(d,1H,J=3.5Hz),7.53(d,1H,J=4.1Hz),7.96(d,1H,J=15.7Hz),8.33(d,1H,J=15.7Hz)
実施例2−7 本発明化合物[化合物番号(40a-1)]の合成
5-[(2-ヒドロキシエトキシ)メチル]チオフェン-2-カルバルデヒドの代わりに、N-(5-ホルミルチオフェン-2-イル)カルバミン酸2-メトキシエチル0.15gを用い、メタノールの代わりに、エタノール3mlを用いた以外は実施例2−1と同様にして、[5-[3-(4-ヒドロキシ-1,6-ジメチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-3-イル)-3-オキソ-1-プロペニル]チオフェン-2-イル] カルバミン酸2-メトキシエチル[化合物番号(40a-1)]の赤色結晶0.16gを得た。
1H−NMR(300MHz,DMSO-d6)δ(ppm):2.39(s,3H),3.29(s,3H),3.40(s,3H),3.58〜3.60(2H),4.27〜4.30(2H),6.05(s,1H),6.59(d,1H,J=3.9Hz),7.37(d,1H,J=4.2Hz),7.95(d,1H,J=15.3Hz),8.18(d,1H,J=15.6Hz),11.51(broad,1H),16.59(s,1H)
実施例2−8 本発明化合物[化合物番号(46a-1)]の合成
5-[(2-ヒドロキシエトキシ)メチル]チオフェン-2-カルバルデヒドの代わりに、N-(5-ホルミルチオフェン-2-イル)-2-メトキシアセトアミド0.11gを用い、メタノールの代わりに、エタノール2mlを用いた以外は実施例2−1と同様にして、4-ヒドロキシ-3-[3-[5-(メトキシアセチルアミノ)チオフェン-2-イル]-1-オキソ-2-プロペニル]-1,6-ジメチル-2(1H)-ピリジノン[化合物番号(46a-1)]の赤褐色結晶0.11gを得た。
1H−NMR(270MHz,DMSO-d6)δ(ppm):2.40(s,3H),3.40(s,6H),4.14(s,2H),6.01(s,1H),6.90(d,1H,J=3.8Hz),7.40(d,1H,J=4.1Hz),7.97(d,1H,J=15.1Hz),8.21(d,1H,J=15.7Hz)
実施例2−9 本発明化合物[化合物番号(54a-1)]の合成
エタノール6ml及びピペリジン84μlの混合物に、3-アセチル-4-ヒドロキシ-1,6-ジメチル-2(1H)-ピリジノン440mg及び5-ホルミルチオフェン-2-カルボン酸 2-ヒドロキシエチルアミド569mgを溶解し、還流下に5時間加熱した。室温に冷却後、析出した結晶を濾取してエタノール及びヘキサンで洗浄し、5-[3-(4-ヒドロキシ-1,6-ジメチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-3-イル)-3-オキソ-1-プロペニル]チオフェン-2-カルボン酸 2-ヒドロキシエチルアミド[化合物番号(54a-1)]の黄色結晶678mgを得た。
1H−NMR(270MHz,DMSO-d6)δ(ppm):2.40(s,3H),3.24(s,3H),3.20〜3.40(m, 2H),3.45〜3.55(m, 2H),4.77(t,1H,J=5.4Hz),6.05(s,1H),7.55(d,1H,J=4.1Hz),7.76(d,1H,J=4.1Hz),7.91(d,1H,J=15.4Hz),8.37(d,1H,J=15.4Hz),8.65(t,1H,J=5.4Hz),15.95(broad,1H)
実施例2−10 本発明化合物[化合物番号(56a-1)]の合成
5-ホルミルチオフェン-2-カルボン酸 2-ヒドロキシエチルアミドの代わりに、5-ホルミルチオフェン-2-カルボン酸 2-メトキシエチルアミド0.30gを用いた以外は実施例2−9と同様にして、5-[3-(4-ヒドロキシ-1,6-ジメチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-3-イル)-3-オキソ-1-プロペニル]チオフェン-2-カルボン酸 2-メトキシエチルアミド[化合物番号(56a-1)]の黄色結晶0.27gを得た。
1H−NMR(270MHz,DMSO-d6)δ(ppm):2.41(s,3H),3.27(s,3H),3.30(s,3H),3.40〜3.53(m, 4H),6.06(s,1H),7.56(d,1H,J=4.1Hz),7.78(d,1H,J=4.1Hz),7.93(d,1H,J=16.9Hz),8.38(d,1H,J=16.9Hz),8.74(t,1H,J=5.0Hz),14.00(broad s,1H)
実施例2−11 本発明化合物[化合物番号(58a-1)]の合成
5-[(2-ヒドロキシエトキシ)メチル]チオフェン-2-カルバルデヒドの代わりに、5-ホルミルチオフェン-2-カルボン酸 N-(2-メトキシエチル)メチルアミド150mgを用い、メタノールの代わりに、エタノールを用いた以外は実施例2−1と同様にして、[5-[3-(4-ヒドロキシ-1,6-ジメチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-3-イル)-3-オキソ-1-プロペニル]チオフェン-2-イル] カルボン酸 N-(2-メトキシエチル)メチルアミド[化合物番号(58a-1)]の黄色結晶113mgを得た。
1H−NMR(270MHz,DMSO-d6)δ(ppm):2.40(s,3H),3.14(3H),3.27(s,3H),3.40(s,3H),3.55(t,2H,J=4.9Hz),3.65(t,2H,J=4.9Hz),6.05(s,1H),7.51(d,1H,J=4.1Hz),7.54(d,1H,J=3.8Hz),7.94(d,1H,J=15.4Hz),8.35(d,1H,J=15.4Hz),14.00(broad s,1H)
実施例2−12 本発明化合物[化合物番号(63a-1)]の合成
5-ホルミルチオフェン-2-カルボン酸 2-ヒドロキシエチルアミドの代わりに、5-ホルミルチオフェン-2-カルボン酸 カルバモイルメチルアミド100mgを用いた以外は実施例2−9と同様にして、5-[3-(4-ヒドロキシ-1,6-ジメチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-3-イル)-3-オキソ-1-プロペニル]チオフェン-2-カルボン酸 カルバモイルメチルアミド[化合物番号(63a-1)]の黄色結晶77.6mgを得た。
1H−NMR(270MHz,DMSO-d6)δ(ppm):2.41(s,3H),3.40(s,3H),3.41(d,1H,J=5.9Hz),6.05(s,1H),7.07(broad,1H),7.43(broad,1H),7.57(d,1H,J=4.0Hz),7.79(d,1H,J=3.9Hz),7.93(d,1H,J=15.7Hz),8.39(d,1H,J=15.4Hz),8.88(t,1H,J=5.9Hz),15.97(broad,1H)
実施例2−13 本発明化合物[化合物番号(71a-1)]の合成
[[5-[3-(4-ヒドロキシ-1,6-ジメチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-3-イル)-3-オキソ-1-プロペニル]チオフェン-2-イル]メチルスルフィニル]酢酸メチルの代わりに、[[5-[3-(4-ヒドロキシ-1,6-ジメチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-3-イル)-3-オキソ-1-プロペニル]チオフェン-2-イル]メチルチオ]酢酸メチル0.10gを用いた以外は実施例2−5と同様にして、[[5-[3-(4-ヒドロキシ-1,6-ジメチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-3-イル)-3-オキソ-1-プロペニル]チオフェン-2-イル]メチルチオ]酢酸[化合物番号(71a-1)]の黄褐色結晶0.09gを得た。
1H−NMR(270MHz,DMSO-d6)δ(ppm):2.40(s,3H),3.25(s,2H),3.40(s,3H),4.10(s,2H),6.04(s,1H),7.05(d,1H,J=3.8Hz),7.43(d,1H,J=3.5Hz),7.95(d,1H,J=15.7Hz),8.26(d,1H,J=15.7Hz),16.24(s,1H)
実施例2−14 本発明化合物[化合物番号(72a-1)]の合成
5-[(2-ヒドロキシエトキシ)メチル]チオフェン-2-カルバルデヒドの代わりに、5-[N-(2-ジメチルアミノエチル)メチルアミノ]チオフェン-2-カルバルデヒド0.32gを用い、メタノールの代わりに、エタノールを用いた以外は実施例2−1と同様にして、4-ヒドロキシ-3-[3-[5-[N-(2-ジメチルアミノエチル)メチルアミノ]チオフェン-2-イル]-1-オキソ-2-プロペニル]-1,6-ジメチル-2(1H)-ピリジノン[化合物番号(72a-1)]の赤褐色結晶80mgを得た。
1H−NMR(270MHz,DMSO-d6)δ(ppm):2.19(s,6H),2.36(s,3H),2.45〜2.55(2H),3.09(s,3H),3.36(s,3H),3.51(t,2H,J=8.1Hz),5.92(s,1H),6.09(d,1H,J=5.4Hz),7.40(d,1H,J=5.4Hz),7.84(d,1H,J=16.2Hz),7.96(d,1H,J=16.2Hz)
実施例2−15 本発明化合物[化合物番号(10a-2)]の合成
5-ホルミルチオフェン-2-カルボン酸 2-ヒドロキシエチルアミドの代わりに、5-ホルミルフラン-2-カルボン酸 2-メトキシエチルアミド0.59gを用いた以外は実施例2−9と同様にして、5-[3-(4-ヒドロキシ-1,6-ジメチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-3-イル)-3-オキソ-1-プロペニル]フラン-2-カルボン酸 2-メトキシエチルアミド[化合物番号(10a-2)]の黄色結晶0.82gを得た。
1H−NMR(270MHz,DMSO-d6)δ(ppm): 2.41(s,3H),3.28(s,3H),3.41〜3.47(m, 7H),6.05(s,1H),7.10(d,1H,J=3.6Hz),7.26(d,1H,J=3.6Hz),7.61(d,1H,J=15.7Hz),8.35(d,1H,J=15.7Hz),8.60(broad,1H),15.95(broad s,1H)
実施例2−16 本発明化合物[化合物番号(12a-2)]の合成
5-[(2-ヒドロキシエトキシ)メチル]チオフェン-2-カルバルデヒドの代わりに、5-ホルミルフラン-2-カルボン酸 N-(2-メトキシエチル)メチルアミド150mgを用い、メタノールの代わりに、エタノールを用いた以外は実施例2−1と同様にして、[5-[3-(4-ヒドロキシ-1,6-ジメチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-3-イル)-3-オキソ-1-プロペニル]フラン-2-イル] カルボン酸 N-(2-メトキシエチル)メチルアミド[化合物番号(12a-2)]の黄色結晶57mgを得た。
1H−NMR(270MHz,DMSO-d6)δ(ppm):2.40(s,3H),3.02(broad s,3H),3.28(s,3H),3.40(s,3H),3.50〜3.75(4H),6.05(s,1H),7.09〜7.15(2H),7.63(d,1H,J=15.7Hz),8.39(d,1H,J=15.9Hz),16.04(s,1H)
実施例2−17 本発明化合物[化合物番号(1a-3)]の合成
5-ホルミルチオフェン-2-カルボン酸 2-ヒドロキシエチルアミドの代わりに、5-ホルミル-1-メチル-1H-ピロール-2-カルボン酸 2-メトキシエチルアミド1.17gを用いた以外は実施例2−9と同様にして、5-[3-(4-ヒドロキシ-1,6-ジメチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-3-イル)-3-オキソ-1-プロペニル]-1-メチル-1H-ピロール-2-カルボン酸 2-メトキシエチルアミド[化合物番号(1a-3)]の黄色結晶0.72gを得た。
1H−NMR(270MHz,DMSO-d6)δ(ppm): 2.39(s,3H),3.27(s,3H),3.41(s,3H),3.43〜3.46(m, 4H),3.99(s,3H),6.02(s,1H),6.76(d,1H,J=4.3Hz),6.86(d,1H,J=4.3Hz),7.82(d,1H,J=15.5Hz),8.20(t,1H,J=4.8Hz),8.37(d,1H,J=15.5Hz)
実施例2−18 本発明化合物[化合物番号(2a-3)]の合成
5-ホルミルチオフェン-2-カルボン酸 2-ヒドロキシエチルアミドの代わりに、4-ホルミル-1-メチル-1H-ピロール-2-カルボン酸 2-メトキシエチルアミド361mgを用いた以外は実施例2−9と同様にして、4-[3-(4-ヒドロキシ-1,6-ジメチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-3-イル)-3-オキソ-1-プロペニル]-1-メチル-1H-ピロール-2-カルボン酸 2-メトキシエチルアミド[化合物番号(2a-3)]の黄色結晶506mgを得た。
1H−NMR(270MHz,DMSO-d6)δ(ppm): 2.39(s,3H),3.23(s,3H),3.33(s,3H),3.89(s,3H),3.30〜3.50(m, 4H),5.99(s,1H),7.25(d,1H,J=1.9Hz),7.46(d,1H,J=1.9Hz),7.76(d,1H,J=15.4Hz),8.24(d,1H,J=15.7Hz),8.37(t,1H,J=5.4Hz),16.71(broad s,1H)
実施例2−19 本発明化合物[化合物番号(9a-3)]の合成
5-[(2-ヒドロキシエトキシ)メチル]チオフェン-2-カルバルデヒドの代わりに、N-(5-ホルミルチアゾール-2-イル)-2-メトキシアセトアミド0.15gを用い、メタノールの代わりに、エタノールを用いた以外は実施例2−1と同様にして、4-ヒドロキシ-3-[3-[2-(メトキシアセチルアミノ)チアゾール-5-イル]-1-オキソ-2-プロペニル]-1,6-ジメチル-2(1H)-ピリジノン[化合物番号(9a-3)]の黄色結晶0.13gを得た。
1H−NMR(270MHz,DMSO-d6)δ(ppm):2.40(s,3H),3.37(s,3H),3.41(s,3H),4.21(s,2H),6.04(s,1H),7.98(s,1H),8.02(d,1H,J=18.9Hz),8.22(d,1H,J=16.2Hz),12.49(broad s,1H),16.25(s,1H)
実施例2−20 本発明化合物[化合物番号(10a-3)]の合成
5-[(2-ヒドロキシエトキシ)メチル]チオフェン-2-カルバルデヒドの代わりに、N-(2-ホルミルチオフェン-4-イル)-2-メトキシアセトアミド0.15gを用い、メタノールの代わりに、エタノール2mlを用いた以外は実施例2−1と同様にして、4-ヒドロキシ-3-[3-[4-(メトキシアセチルアミノ)チオフェン-2-イル]-1-オキソ-2-プロペニル]-1,6-ジメチル-2(1H)-ピリジノン[化合物番号(10a-3)]の黄褐色結晶0.20gを得た。
1H−NMR(300MHz,DMSO-d6)δ(ppm):2.40(s,3H),3.38(s,3H),3.40(s,3H),4.01(s,2H),6.04(s,1H),7.69(s,1H),7.79(s,1H),7.92(d,1H,J=15.6Hz),8.34(d,1H,J=15.6Hz),10.34(s,1H)
実施例2−21 本発明化合物[化合物番号(11a-3)]の合成
5-[(2-ヒドロキシエトキシ)メチル]チオフェン-2-カルバルデヒドの代わりに、N-(2-ホルミルチオフェン-4-イル)カルバミン酸2-メトキシエチル0.12gを用い、メタノールの代わりに、エタノール2mlを用いた以外は実施例2−1と同様にして、[4-[3-(4-ヒドロキシ-1,6-ジメチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-3-イル)-3-オキソ-1-プロペニル]チオフェン-2-イル] カルバミン酸2-メトキシエチル[化合物番号(11a-3)]の黄褐色結晶0.09gを得た。
1H−NMR(270MHz,DMSO-d6)δ(ppm):2.40(s,3H),3.28(s,3H),3.39(s,3H),3.56(t,2H,J=5.4Hz),4.21(t,2H,J=5.4Hz),6.04(s,1H),7.39(s,1H),7.44(s,1H),7.90(d,1H,J=13.5Hz),8.31(d,1H,J=16.2Hz),10.16(broad,1H),16.18(s,1H)
実施例2−22 本発明化合物[化合物番号(10h)]の合成
5-ホルミルチオフェン-2-カルボン酸 2-メトキシエチルアミド0.10gのエタノール3ml溶液に、3-アセチル-4-ヒドロキシ-1-メチル-1H-[1,8]ナフチリジン-2-オン0.10g及びピペリジン0.015mlを加え、還流下に4時間加熱した。室温に冷却後、析出した結晶を濾取して酢酸エチル及びヘキサンで洗浄し、4-ヒドロキシ-1-メチル-3-[3-[5-[(2-メトキシエチル)アミノカルボニル]チオフェン-2-イル]アクリロイル]-1H-[1,8]ナフチリジン-2-オン[化合物番号(10h)]の黄褐色結晶0.13gを得た。
1H−NMR(270MHz,DMSO-d6)δ(ppm):3.28(s,3H),3.41〜3.48(m,4H),3.65(s,3H),7.35〜7.42(1H),7.63〜7.65(1H),7.79〜7.81(1H),8.08(d,1H,J=15.9Hz),8.41〜8.51(1H),8.47(dd,1H,J=1.9,5.9Hz),8.77〜8.78(2H),17.75(broad,1H)
実施例2−23 本発明化合物[化合物番号(14h)]の合成
5-ホルミルチオフェン-2-カルボン酸 2-メトキシエチルアミド500mgのエタノール8ml溶液に、3-アセチル-4-ヒドロキシ-2-メチル-2H-1,2-ベンゾチアジン-1,1-ジオキシド593mg及びピペリジン60mgを加え、還流下に8時間加熱した。室温に冷却後、析出した結晶を濾取してメタノールで洗浄し、4-ヒドロキシ-3-[3-[5-[(2-メトキシエチル)アミノカルボニル]チオフェン-2-イル]アクリロイル]-2-メチル-2H-1,2-ベンゾチアジン-1,1-ジオキシド[化合物番号(14h)]の橙色結晶777mgを得た。
1H−NMR(270MHz,DMSO-d6)δ(ppm):2.95(s,3H),3.28(s,3H),3.41〜3.46(m,4H),7.18(d,1H,J=13.5Hz),7.74〜7.79(broad,1H),7.83(d,1H,J=2.7Hz),7.93〜8.06(m,4H),8.14〜8.17(m,1H),8.74〜8.79(m,1H)
実施例2−24 本発明化合物[化合物番号(1i)]の合成
5-ホルミルチオフェン-2-カルボン酸 2-メトキシエチルアミドの代わりに、5-ホルミルチオフェン-2-カルボン酸 2-ヒドロキシエチルアミド111mgを用いた以外は実施例2−22と同様にして、4-ヒドロキシ-1-メチル-3-[3-[5-[(2-ヒドロキシエチル)アミノカルボニル]チオフェン-2-イル]アクリロイル]-1H-[1,8]ナフチリジン-2-オン[化合物番号(1i)]の黄色結晶151mgを得た。
1H−NMR(270MHz,DMSO-d6)δ(ppm):3.32(q,2H,J=5.4Hz),3.45〜3.55(2H),3.62(s,3H),4.85(broad,1H),7.35(dd,1H,J=5.4,8.1Hz),7.60(d,1H,J=2.7Hz),7.77(d,1H,J=2.7Hz),8.04(d,1H,J=16.2Hz),8.39(d,1H,J=16.2Hz),8.45〜8.50(m,1H),8.68(t,1H,J=5.4Hz),8.77〜8.82(m,1H)
実施例2−25 本発明化合物[化合物番号(2i)]の合成
5-ホルミルチオフェン-2-カルボン酸 2-メトキシエチルアミドの代わりに、N-(2-ホルミルチオフェン-4-イル)-2-メトキシアセトアミド100mgを用いた以外は実施例2−22と同様にして、4-ヒドロキシ-1-メチル-3-[3-[4-(メトキシアセチルアミノ)チオフェン-2-イル]アクリロイル]-1H-[1,8]ナフチリジン-2-オン[化合物番号(2i)]の黄褐色結晶131mgを得た。
1H−NMR(270MHz,DMSO-d6)δ(ppm):3.39(s,3H),3.64(s,3H),4.02(s,2H),7.36(dd,1H,J=5.4,8.1Hz),7.77(s,1H),7.86(s,1H),8.07(d,1H,J=13.5Hz),8.38(d,1H,J=13.5Hz),8.45〜8.55(m,1H),8.75〜8.85(m,1H),10.37(broad,1H)
実施例2−26 本発明化合物[化合物番号(3i)]の合成
5-ホルミルチオフェン-2-カルボン酸 2-メトキシエチルアミドの代わりに、5-ホルミルチオフェン-2-カルボン酸 2-ヒドロキシエチルアミド329mgを用いた以外は実施例2−23と同様にして、4-ヒドロキシ-3-[3-[5-[(2-ヒドロキシエチル)アミノカルボニル]チオフェン-2-イル]アクリロイル]-2-メチル-2H-1,2-ベンゾチアジン-1,1-ジオキシド[化合物番号(3i)]の橙色結晶330mgを得た。
1H−NMR(270MHz,DMSO-d6)δ(ppm):2.99(s,3H),3.60〜3.70(m,2H),3.80〜3.90(2H),6.53(broad,1H),7.19(d,1H,J=16.2Hz),7.35(d,1H,J=2.7Hz),7.50(d,1H,J=2.7Hz),7.89(d,1H,J=16.2Hz),7.75〜7.85(m,2H),7.90〜7.95(m,1H),8.15〜8.20(m,1H)
実施例2−27 本発明化合物[化合物番号(4i)]の合成
5-ホルミルチオフェン-2-カルボン酸 2-メトキシエチルアミドの代わりに、N-(2-ホルミルチオフェン-4-イル)-2-メトキシアセトアミド300mgを用いた以外は実施例2−23と同様にして、4-ヒドロキシ-3-[3-[4-(メトキシアセチルアミノ)チオフェン-2-イル]アクリロイル]-2-メチル-2H-1,2-ベンゾチアジン-1,1-ジオキシド[化合物番号(4i)]の橙色結晶560mgを得た。
1H−NMR(270MHz,DMSO-d6)δ(ppm):2.93(s,3H),3.38(s,3H),4.02(s,2H),7.01(d,1H,J=16.2Hz),7.83(s,1H),7.90(s,1H),7.92〜8.00(m,3H),8.02(d,1H,J=16.2Hz),8.10〜8.18(m,1H)
実施例3(I型コラーゲン遺伝子の転写調節領域と結合されたレポーター遺伝子を有するプラスミドの調製)
正常ヒト胎児皮膚線維芽細胞(Clontech社、カタログ番号CC−2509)1x10細胞を37℃、5% CO2雰囲気下で一晩培養した。培養された細胞をリン酸ナトリウム緩衝液(以下、PBSと記す。)で2回洗浄した後、PBS 3mlを加えセルスクレイパー(Nalgen、カタログ番号179693)を用いて細胞を器壁から剥がした。剥がされた細胞を遠心分離(1,500rpm、4℃、15分間)により集め、これをPBS 20mlに懸濁して再度遠心分離した。得られた沈殿に、DNA Extraction Kit(Stratagene社、カタログ番号200600)のSolution2を11ml、pronaseを4.8μlそれぞれ加えて60℃にて1時間振とうした後、得られた混合液を氷中に10分間放置した。次に、当該混合液に上記キットのSolution 3を4ml加えて混合した後、これを氷中に5分間放置した。遠心分離(3,000rpm、4℃、15分間)し、上清を回収した。回収された上清に、当該上清1ml当たり2μlのRNaseを加え、37℃で15分間放置した。この混合液に、2倍容量のエタノールを加えて混合し、出現した白い糸状の物質(ゲノムDNA)を回収した。回収されたゲノムDNAを70%エタノールで洗浄した後、風乾した。風乾されたゲノムDNAを10mM Tris−HCl,1mM EDTA(pH 8.0)(以下、TEと記す。)500μlに溶解した。
得られたゲノムDNA溶解液(ゲノムDNA 1μg相当量)と、配列番号1(配列番号1:コラーゲンプロモーターDNAを増幅するために設計されたオリゴヌクレオチドプライマー:ccaagctagc gaaattatct tttctttcat ag 32)で示される塩基配列からなるオリゴヌクレオチド及び配列番号2(配列番号2:コラーゲンプロモーターDNAを増幅するために設計されたオリゴヌクレオチドプライマー:ccaaaagctt gcagtcgtgg ccagtacc 28)で示される塩基配列からなるオリゴヌクレオチド(10pmol/μl)各1μl、蒸留水 29μl、TaKaRa LA Taq(宝酒造社、カタログ番号RR002A)に添付されたbuffer 5μl、Mg2+溶液 5μl、dNTP mixture 5μl及びTaKaRa LA Taq(宝酒造社、カタログ番号RR002A)0.5μlを混合した。得られた混合液を94℃、5分間保温した後、94℃、1分間次いで60℃、1分間さらに72℃、1分間の保温を1サイクルとしてこれを30サイクル行った。当該混合液を2%アガロースゲル電気泳動に供することにより、約0.5kbのDNAを回収した。回収されたDNAをフェノール・クロロホルム処理した後、エタノール沈殿することによりDNAを回収した。回収されたDNAを超純水に溶解し、この溶解液にNheI 2.5μl及びHindIII 2.5μlを加え、37℃で3時間保温した。次いで、当該溶解液を2%アガロースゲル電気泳動に供することにより、約3.5kbのDNAを回収した。回収されたDNAをエタノール沈殿することにより再びDNA(以下、コラーゲンプロモーターDNAと記す。)を回収した。
一方、ホタルルシフェラーゼをコードする塩基配列を有するベクターpGL3(Promega社、カタログ番号E1751)をNheI及びHindIIIで消化した後、上記と同様にアガロースゲル電気泳動に供することにより、約5kbのDNAを回収した。回収されたDNAをエタノール沈殿することにより再びDNAを回収した。回収されたDNAに蒸留水44μl、Alkaline Phosphatase(宝酒造、カタログ番号2120A)に添付されたBuffer5μl及びAlkaline Phosphatase(宝酒造社、カタログ番号2120A)1μlを加えて、この混合液を65℃で30分間保温した。次に、当該混合液を2回フェノール・クロロホルム処理した後、エタノール沈澱することによりDNA(以下、LucベクターDNAと記す。)を回収した。次いで、上記コラーゲンプロモーターDNA 約20ngとLucベクターDNA 約20ngとを混合した後、DNA Ligation kit Ver2酵素溶液を同量添加して16℃で一昼夜保温した。当該混合液に大腸菌5Hdα(TOYOBO社、カタログ番号DNA−903)を加えて氷中に30分間放置し、次いで42℃、45秒間保温した後、得られた大腸菌を50μg/ml アンピシリンナトリウム(ナカライ社、カタログ番号027−39)を含むLBプレートに播種し、37℃、一昼夜放置した。出現したシングルコロニーを50μg/ml アンピシリンを含むLB培地2mlで37℃、12時間培養した。得られた培養液からAUTOMATIC DNA ISOLATION SYSTEM PI−50(KURABO社)を用いてプラスミドDNAを調製した。調製されたプラスミドDNAの塩基配列をDNAシークエンサーで分析した。その結果、当該プラスミド(以下、COL−Lucと記す。)は、ヒト由来のI型コラーゲンα2鎖遺伝子の転写調節領域の−3500〜+57(転写開始点を+1とする。)の塩基配列の下流に、レポーター遺伝子としてホタルルシフェラーゼのアミノ酸配列をコードする塩基配列が接続されてなる塩基配列を保有していることが確認された。
実施例4(レポーター遺伝子の発現量を指標とした被験化合物が有するI型コラーゲン遺伝子の転写調節能力の測定)
正常ヒト胎児皮膚線維芽細胞 1x106細胞を100mmディッシュに播種し、非働化牛胎児血清(以下、FBSと記す。Gibco社、カタログ番号21140−079)を10(v/v)%含むDulbecco’s−MEM(日水製薬社、カタログ番号05919)培地(以下、当該培地をD−MEM(+)と記す。)中で37℃、5%CO2雰囲気下において一晩培養した。次いで培地を、FBSを含まないDulbecco’s−MEM培地(以下、当該培地をD−MEM(−)と記す。)に置換した。
D−MEM(−) 300μlに、COL−Luc 5μg及びpCMV−β−gal(Invitrogen社、カタログ番号10586−014)5μgを加え、得られた混合液を室温で5分間放置した(溶液1)。また、D−MEM(−) 300μlにLipofectine(Gibco社、カタログ番号18292−011)20μlを加え、得られた混合液を室温で45分間放置した(溶液2)。次に、溶液1と溶液2とを混合し、これを室温で10分間放置した後、当該混合液にD−MEM(−)5.4mlを加えて混合した。当該混合液を前記正常ヒト胎児皮膚線維芽細胞に添加した後、当該細胞を37℃、5%CO2雰囲気下で培養した。6時間後、ディッシュから培養上清を除き、細胞をPBSで2回洗浄した後、ディッシュに0.25%トリプシンを含むPBS 1mlを添加してディッシュから細胞を剥がした。剥がされた細胞にD−MEM(+)を加えてよく混合した後、当該混合物を12ウエルプレートに1mlずつ分注し、これを37℃、5%CO2雰囲気下で終夜培養した。翌日、各ウエルをD−MEM(−)で2回洗浄した後、0.1% FBSを含むDulbecco’s−MEM培地(以下、当該培地をD−MEM(0.1%)と記す。)1mlに置換した。
このようにして培養された細胞に、化合物番号(34a-1)、(54a-1)、(56a-1)、(71a-1)、(10a-3)、(1i)及び(3i)で示される本発明化合物が1mMになるよう10%ジメチルスルホキシド(以下、DMSOと記す。)で溶解し、その溶液を10μl添加した(本発明化合物最終濃度10μM、DMSO最終濃度0.1%)。また、化合物番号(14h)で示される本発明化合物が0.3mMになるよう10%ジメチルスルホキシド(以下、DMSOと記す。)で溶解し、その溶液を10μl添加した(本発明化合物最終濃度3μM、DMSO最終濃度0.1%)。尚、対照では10%DMSOを10μl添加した。
1時間後、TGF−β(Pepro Tech社)の0.5μg/ml水溶液又は蒸留水を10μl添加し、37℃、5%CO2雰囲気下でさらに40時間培養した。培養された細胞をPBSで2回洗浄した後、これに細胞溶解剤(東洋インキ社、カタログ番号PD10)200μlを加え細胞を剥がした。剥がされた細胞を細胞懸濁液として回収した後、これを遠心分離(15,000rpm、4℃、5分間)することにより、上清を回収した。回収された上清各50μlを96ウエルプレートに移した後、MICROLUMAT LB96P(EG&G BERTHOLD社製)を用いて、Lucアッセイ溶液(20mM Tricine(pH7.8)、2.67mM MgSO、0.1mM EDTA、33.3mM DTT、270μM Coenzyme A、530μMATP、470μM Luciferin)50μlを当該プレートに自動分注した後、各ウエル内の発光量を測定した(Delay:1.6秒、Meas.Interval:20秒)。
一方、回収された上清又は細胞溶解剤50μlを、予め96ウエルプレートに分注されたβ−gal基質溶液(5.8mM o−nitrophenyl−beta−D−galactopyranoside、1mM MgCl、45mM 2−メルカプトエタノール)50μlに加えて37℃、2時間インキュベートした後、マイクロプレートリーダーを用いて各ウエル内の420nmの吸光度を測定した。得られた値を基にし、次式に従って転写活性を算出した。
転写活性=[発光量(上清添加区)−発光量(細胞溶解剤添加区)]/[420nm吸光度(上清添加区)−420nm吸光度(細胞溶解剤添加区)]
次に、算出された転写活性を基にし、次式に従って、TGF−βが有するI型コラーゲン遺伝子の転写促進能力に対する被験化合物の阻害効果を阻害度として算出した。
阻害度=[転写活性(DMSO及びTGF−β添加試験区)−転写活性(化合物及びTGF−β添加試験区)]/[転写活性(DMSO及びTGF−β添加試験区)−転写活性(DMSO及びTGF−β無添加試験区)]×100
化合物番号(34a-1)、(54a-1)、(56a-1)、(71a-1)、(10a-3)、(1i)及び(3i)で示される本発明化合物が本発明化合物最終濃度10μMにおいて、化合物番号(14h)で示される本発明化合物が本発明化合物最終濃度3μMにおいて、阻害度は、70以上であった。本発明化合物が、TGF−βが有するI型コラーゲン遺伝子の転写促進能力を阻害し、I型コラーゲン遺伝子の転写を抑制する能力を有することが確認された。
実施例5(フィブロネクチンの発現量を指標とした被験化合物が有するTGF−β抑制能力の測定)
正常ヒト皮膚線維芽細胞(Clonetics社、カタログ番号CC−2509)5x10個/ウエルを、96ウエルプレート(BECTON DICKINSON社、カタログ番号35−3075)に播き、37℃、5% CO2下のインキュベーターで一晩培養した。翌日、0.1%牛胎児血清を含むD−MEM培地(日水製薬(株)社、コード番号05919)0.1mlに交換した。その1時間後、化合物番号(2a-3)で示される本発明化合物を最終濃度10μMになるように添加し、また、化合物番号(63a-1)で示される本発明化合物を最終濃度3μMになるように添加し、1時間培養した後に、最終濃度5ng/mlのTGF−β(Peprotech社、カタログ番号100−21R)を添加し、さらに26時間培養した。リン酸緩衝液で2回洗浄した後に、SV96 Total RNA Isolation System(Promega社、カタログ番号Z3505)を用いて全RNAを分離した。分離された全RNA 5μlに、20μM オリゴdT 1μl及びRNaseフリー蒸留水 4μlを加えて65℃、5分間インキュベートし、直ぐに氷冷した。当該溶液10μlに、5×バッファー 4μl、MgCl 2.4μl、10mM dNTP 1μl、RNasin 1μl、ImpromII 1μl、RNaseフリー蒸留水0.6μl(以上、全てPromega社)を加えて25℃ 5分間、42℃ 1時間、70℃ 15分間の条件で逆転写反応した。
逆転写反応溶液5μlに、配列番号3(配列番号3:フィブロネクチン遺伝子のDNAを検出するために、PCR用プライマーとして設計されたオリゴヌクレオチド:tcgccatcag tagaaggtag ca 22)、配列番号4(配列番号4:フィブロネクチン遺伝子のDNAを検出するために、PCR用プライマーとして設計されたオリゴヌクレオチド:tatactgaac accaggttgc aagtc 25)で示される各20pmol/μlのプライマー1μl及び配列番号5(配列番号5:フィブロネクチン遺伝子のDNAを検出するために、プローブとして設計されたオリゴヌクレオチド:ctcaaccttc ctgaaactgc aaactccgtc 30)で示されるフィブロネクチン遺伝子のDNA検出用プローブ1.25μl、又はHuman GAPDHプラーマー・プローブ(Applied Biosystems社、カタログ番号4310884E)1.25μlを加え、TaqMan Universal PCR Master Mix(Applied Biosystems社、カタログ番号4304437) 12.5μl及び滅菌水を加えて50μlに調整し、Optical 96−Well Reaction Plate(Applied Biosystems社、カタログ番号N801−0560)のウエル中で混合した。スタンダードは、TGF−βのみを添加した細胞から全RNAを調製し、その250、125、62.5、31.25、15.625、7.8125ngをそれぞれ逆転写反応したcDNA溶液を用いた。その後、Gene Amp 7900(Applied Biosystems社)を用いて50℃ 5分間 1サイクル、95℃ 15秒間及び60℃ 1分間の40サイクルの条件でPCRした。定量は各スタンダード直線を作成した後、フィブロネクチン量及びGAPDH量をそれぞれ算出し、次式に従って転写量を算出した。
フィブロネクチン転写量=フィブロネクチン量/GAPDH量
阻害度=[転写量(DMSO及びTGF−β添加試験区)−転写量(化合物及びTGF−β添加試験区)]/[転写量(DMSO及びTGF−β添加試験区)−転写量(DMSO及びTGF−β無添加試験区)]x100
化合物番号(2a-3)及び(63a-1)で示される本発明化合物の阻害度は、70%以上であった。
本発明化合物が、TGF−βによって促進される皮膚線維芽細胞のフィブロネクチン遺伝子の転写量を抑制することが確認された。
本発明により、組織における細胞外マトリックス遺伝子の発現量を減少させ、細胞外マトリックス蓄積量を低下させることにより、組織の線維化を改善させる組成物(即ち、細胞外マトリックス蓄積抑制剤や、線維症治療剤又は心不全治療剤)等の開発・提供が可能となる。

Claims (33)

  1. 式(I)
    Figure 2006273847
    [式中、
    I.αは、芳香族5員環又は窒素原子を2以上有する芳香族6員環を表し、(Yαにおいて、Yαは、下記のX群又はY群の基を表し、qは、0、1、2又は3を表して、qが2以上のとき、Yαは同一又は相異なり、qが2以上のとき、隣接している2個の同一又は相異なるYαは、Z群の基をなしてα環と縮環してもよく、(Xαにおいて、Xαは、下記のX群、Y群及びZ群に属さない置換基を表し、pは、0、1、2又は3を表し、pが2以上のとき、Xαは同一又は相異なり、pとqとの和は3以下である。
    (1)X群:M−基[Mは、R−基(Rは、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表す。)、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、水酸基、R−B−R−基(Rは、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表し、Bは、オキシ基、チオ基、スルフィニル基又はスルホニル基を表し、Rは、単結合又はC1-C10アルキレン基を表す。)、HOR−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−CO−R−基(Rは、水素原子、又は、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−CO−O−R−基(R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、RO−CO−R−基(R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、HO−CO−CH=CH−基、R’N−R−基(R及びR’は、同一又は相異なり、Rは、前記と同一の意味を表し、R’は、Rと同一の意味を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−CO−NR’−R−基(R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)、RO−CO−N(R)−R−基(R、R 及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−CO−R−基(R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−CO−NR’’−R−基(R、R’及びR’’は、同一又は相異なり、R及びR’は、前記と同一の意味を表し、R’’は、Rと同一の意味を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−C(=NR’’)−NR’’’−R−基(R、R’、R’’及びR’’’は、同一又は相異なり、R、R’及びR’’は、前記と同一の意味を表し、R’’’は、Rと同一の意味を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−SO−NR−R−基(R、R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−SO−R−基(R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)、C2-C10アルケニル基又はC2-C10アルキニル基を表す。]である。
    (2)Y群:Mb0−R−基[Mb0は、Mc0−基{Mc0は、Md0−R’−基{Md0は、M−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよい6−10員環のアリール基、又は、M−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよい5−10員環のヘテロアリール基、又は、M−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよい不飽和結合を含んでもよい3−10員環の炭化水素環若しくは複素環をなす基、又は、

    Figure 2006273847

    (b) −基((b)において、Gは、置換基を有してもよい、飽和又は不飽和の、非芳香族の、5〜14員の炭化水素環又は複素環をなす。)、

    Figure 2006273847

    (c)−基((c)において、Jは、窒素原子を含んでもよく、芳香族5−7員環をなす。)、

    Figure 2006273847

    (d)−基{dは、カルボニル基又はチオカルボニル基で置換され、更に、オキシ基、チオ基、−NR-基{Rは、水素原子、又は、C1-C10アルキル基、又は、ハロゲン原子若しくはR−B−基(Rは、C1-C10アルキル基、C3-C10アルケニル基又はC3-C10アルキニル基を表し、Bは、オキシ基、チオ基、スルフィニル基又はスルホニル基を表す。)で置換されたC2-C10アルキル基、又は、C3-C10アルケニル基、又は、C3-C10アルキニル基を表す。}、スルフィニル基若しくはスルホニル基で置換されてもよい5−12員の炭化水素環をなす。}又は

    Figure 2006273847

    (e)−基{eは、カルボニル基、チオカルボニル基、オキシ基、チオ基、−NR-基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、スルフィニル基若しくはスルホニル基で置換されてもよい5−12員の炭化水素環をなす。}を表し、R’は、Rと同一又は相異なり、Rと同一の意味を表す。}を表す。}、Mc0−B−基(Mc0及びBは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−CO−基(Mc0は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−CO−O−基(Mc0は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0O−CO−基(Mc0は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0N−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−CO−NR−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0O−CO−NR−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0N−CO−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0N−CO−NR’−基(Mc0、R及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0N−C(=NR’)−NR’’−基(Mc0、R、R’及びR’’は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−SO−NR−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はMc0N−SO−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。]である。
    (3)Z群:ハロゲン原子、C1-C10アルコキシ基、C3-C10アルケニルオキシ基、C3-C10アルキニルオキシ基、カルボニル基、チオカルボニル基、オキシ基、チオ基、スルフィニル基若しくはスルホニル基を有してもよい、5−12員環の炭化水素環又は複素環であって、芳香族又は非芳香族の、単環又は縮環であって、α環と縮環する基である。
    II.βは、
    式(I-1)
    Figure 2006273847
    [式中、
    (1)Qαは、置換されてもよい水酸基、又は、置換されてもよいアミノ基を表す。
    (2)Wαは、酸素原子又は−NTα−基(Tαは、水素原子、又は、窒素原子上の置換基を表す。)を表す。
    (3)Kα及びLαは、同一又は相異なり、水素原子、又は、炭素原子上の置換基を表し、KαとLαとは、置換基を有してもよいC3-C10アルキレン基又は置換基を有してもよいC4-C10アルケニレン基をなすことがある。]
    で示される基、
    式(I-2)
    Figure 2006273847
    [式中、Tαは、前記と同一の意味を表し、Lβは水酸基又はメチル基を表す。]
    で示される基、
    式(I-3)
    Figure 2006273847
    [式中、Tαは、前記と同一の意味を表し、Lγは、C1-C10アルキル基を表す。]
    で示される基、
    式(I-4)
    Figure 2006273847
    [式中、Tαは、前記と同一の意味を表す。]
    で示される基、
    式(I-5)
    Figure 2006273847
    [式中、Tαは、前記と同一の意味を表し、Kβは、シアノ基又はUOCO−基(Uは、水素原子又はC1-C10アルキル基を表す。)を表す。]
    で示される基、
    式(I-6)
    Figure 2006273847
    [式中、Wαは、前記と同一の意味を表し、KγとLδとは、置換基を有してもよいC3-C10アルキレン基又は置換基を有してもよいC4-C10アルケニレン基をなす。]
    で示される基、
    式(I-7)
    Figure 2006273847
    [式中、Qα及びWαは、前記と同一の意味を表し、KδとLεとは、−Vα=Vα’−Vα’’=Vα’’’−基(Vα、Vα’、Vα’’及びVα’’’は、同一又は相異なり、置換されてもよいメチン基、又は、−N=基を表し、Vα、Vα’、Vα’’及びVα’’’のうち少なくとも一つは−N=基を表す。)をなす。]
    で示される基、
    式(I-8)
    Figure 2006273847
    [式中、Tαは、前記と同一の意味を表し、Qβは、置換されてもよい水酸基を表す。]
    で示される基、又は、
    式(I-9)
    Figure 2006273847
    [式中、U及びWαは、前記と同一の意味を表す。]
    で示される基を表す。
    尚、複数の置換基の間での同一記号における「前記と同一の意味を表す」とは、当該複数の置換基が互いに独立しながら前記と同一の意味を表すことを示し、当該複数の置換基の間では、選ばれる置換基の選択肢の範囲が同一であるが、その範囲内で選ばれる限り当該選ばれる置換基は同じであっても、異なっていてもよいことを意味するものである。]
    で示されるシンナモイル化合物と不活性担体とを含有することを特徴とする細胞外マトリックス遺伝子転写抑制組成物。
  2. 式(II)
    Figure 2006273847
    [式中、
    I.αは、芳香族5員環又は窒素原子を2以上有する芳香族6員環を表し、(Yαにおいて、Yαは、下記のX群又はY群の基を表し、qは、0、1、2又は3を表して、qが2以上のとき、Yαは同一又は相異なり、qが2以上のとき、隣接している2個の同一又は相異なるYαは、Z群の基をなしてα環と縮環してもよく、(Xαにおいて、Xαは、下記のX群、Y群及びZ群に属さない置換基を表し、pは、0、1、2又は3を表し、pが2以上のとき、Xαは同一又は相異なり、pとqとの和は3以下である。
    (1)X群:M−基[Mは、R−基(Rは、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表す。)、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、水酸基、R−B−R−基(Rは、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表し、Bは、オキシ基、チオ基、スルフィニル基又はスルホニル基を表し、Rは、単結合又はC1-C10アルキレン基を表す。)、HOR−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−CO−R−基(Rは、水素原子、又は、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−CO−O−R−基(R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、RO−CO−R−基(R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、HO−CO−CH=CH−基、R’N−R−基(R及びR’は、同一又は相異なり、Rは、前記と同一の意味を表し、R’は、Rと同一の意味を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−CO−NR’−R−基(R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)、RO−CO−N(R)−R−基(R、R 及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−CO−R−基(R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−CO−NR’’−R−基(R、R’及びR’’は、同一又は相異なり、R及びR’は、前記と同一の意味を表し、R’’は、Rと同一の意味を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−C(=NR’’)−NR’’’−R−基(R、R’、R’’及びR’’’は、同一又は相異なり、R、R’及びR’’は、前記と同一の意味を表し、R’’’は、Rと同一の意味を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−SO−NR−R−基(R、R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−SO−R−基(R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)、C2-C10アルケニル基又はC2-C10アルキニル基を表す。]である。
    (2)Y群:Mb0−R−基[Mb0は、Mc0−基{Mc0は、Md0−R’−基{Md0は、M−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよい6−10員環のアリール基、又は、M−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよい5−10員環のヘテロアリール基、又は、M−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよい不飽和結合を含んでもよい3−10員環の炭化水素環若しくは複素環をなす基、又は、

    Figure 2006273847

    (b) −基((b)において、Gは、置換基を有してもよい、飽和又は不飽和の、非芳香族の、5〜14員の炭化水素環又は複素環をなす。)、

    Figure 2006273847

    (c)−基((c)において、Jは、窒素原子を含んでもよく、芳香族5−7員環をなす。)、

    Figure 2006273847

    (d)−基{dは、カルボニル基又はチオカルボニル基で置換され、更に、オキシ基、チオ基、−NR-基{Rは、水素原子、又は、C1-C10アルキル基、又は、ハロゲン原子若しくはR−B−基(Rは、C1-C10アルキル基、C3-C10アルケニル基又はC3-C10アルキニル基を表し、Bは、オキシ基、チオ基、スルフィニル基又はスルホニル基を表す。)で置換されたC2-C10アルキル基、又は、C3-C10アルケニル基、又は、C3-C10アルキニル基を表す。}、スルフィニル基若しくはスルホニル基で置換されてもよい5−12員の炭化水素環をなす。}又は

    Figure 2006273847

    (e)−基{eは、カルボニル基、チオカルボニル基、オキシ基、チオ基、−NR-基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、スルフィニル基若しくはスルホニル基で置換されてもよい5−12員の炭化水素環をなす。}を表し、R’は、Rと同一又は相異なり、Rと同一の意味を表す。}を表す。}、Mc0−B−基(Mc0及びBは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−CO−基(Mc0は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−CO−O−基(Mc0は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0O−CO−基(Mc0は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0N−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−CO−NR−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0O−CO−NR−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0N−CO−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0N−CO−NR’−基(Mc0、R及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0N−C(=NR’)−NR’’−基(Mc0、R、R’及びR’’は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−SO−NR−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はMc0N−SO−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。]である。
    (3)Z群:ハロゲン原子、C1-C10アルコキシ基、C3-C10アルケニルオキシ基、C3-C10アルキニルオキシ基、カルボニル基、チオカルボニル基、オキシ基、チオ基、スルフィニル基若しくはスルホニル基を有してもよい、5−12員環の炭化水素環又は複素環であって、芳香族又は非芳香族の、単環又は縮環であって、α環と縮環する基である。
    II.βは、
    式(II-1)
    Figure 2006273847
    [式中、
    (1)Qαは、置換されてもよい水酸基、又は、置換されてもよいアミノ基を表す。
    (2)Wαは、酸素原子又は−NTα−基(Tαは、水素原子、又は、窒素原子上の置換基を表す。)を表す。
    (3)Kα及びLαは、同一又は相異なり、水素原子、又は、炭素原子上の置換基を表し、KαとLαとは、置換基を有してもよいC3-C10アルキレン基又は置換基を有してもよいC4-C10アルケニレン基をなすことがある。]
    で示される基、
    式(II-2)
    Figure 2006273847
    [式中、Tαは、前記と同一の意味を表し、Lβは水酸基又はメチル基を表す。]
    で示される基、
    式(II-3)
    Figure 2006273847
    [式中、Tαは、前記と同一の意味を表し、Lγは、C1-C10アルキル基を表す。]
    で示される基、
    式(II-4)
    Figure 2006273847
    [式中、Tαは、前記と同一の意味を表す。]
    で示される基、
    式(II-5)
    Figure 2006273847
    [式中、Tαは、前記と同一の意味を表し、Kβは、シアノ基又はUOCO−基(Uは、水素原子又はC1-C10アルキル基を表す。)を表す。]
    で示される基、
    式(II-6)
    Figure 2006273847
    [式中、Wαは、前記と同一の意味を表し、KγとLδとは、置換基を有してもよいC3-C10アルキレン基又は置換基を有してもよいC4-C10アルケニレン基をなす。]
    で示される基、
    式(II-7)
    Figure 2006273847
    [式中、Qα及びWαは、前記と同一の意味を表し、KδとLεとは、−Vα=Vα’−Vα’’=Vα’’’−基(Vα、Vα’、Vα’’及びVα’’’は、同一又は相異なり、置換されてもよいメチン基、又は、−N=基を表し、Vα、Vα’、Vα’’及びVα’’’のうち少なくとも一つは−N=基を表す。)をなす。]
    で示される基、
    式(II-8)
    Figure 2006273847
    [式中、Tαは、前記と同一の意味を表し、Qβは、置換されてもよい水酸基を表す。]
    で示される基、又は、
    Figure 2006273847
    式(II-9)
    [式中、U及びWαは、前記と同一の意味を表す。]
    で示される基を表す。
    但し、αがフラン環又はチオフェン環のとき、p及びqが同時に0になることはない。
    尚、複数の置換基の間での同一記号における「前記と同一の意味を表す」とは、当該複数の置換基が互いに独立しながら前記と同一の意味を表すことを示し、当該複数の置換基の間では、選ばれる置換基の選択肢の範囲が同一であるが、その範囲内で選ばれる限り当該選ばれる置換基は同じであっても、異なっていてもよいことを意味するものである。]
    で示されるシンナモイル化合物。
  3. 式(III)
    Figure 2006273847
    [式中、
    I.A0は、芳香族5員環又は窒素原子を2以上有する芳香族6員環を表す。
    II.(XA0において、XA0は、下記のA群からN群までのいずれかの群に含まれる基を表し、pは、0、1、2又は3を表し、pが2以上のとき、XA0は、同一又は相異なる。
    (1)A群:D−R−基[Dは、(R−(O)−)AN−(O)k’−基{Rは、水素原子、又は、C1-C10アルキル基、又は、ハロゲン原子若しくはR−B−基(Rは、C1-C10アルキル基、C3-C10アルケニル基又はC3-C10アルキニル基を表し、Bは、オキシ基、チオ基、スルフィニル基又はスルホニル基を表す。)で置換されたC2-C10アルキル基、又は、C3-C10アルケニル基、又は、C3-C10アルキニル基を表し、kは、0又は1を表し、Aは、R−(CHR−(B−Bm’−基{Rは、水素原子、又は、ハロゲン原子若しくはR−B−基(R及びBは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよいC1-C10アルキル基、又は、C2-C10アルケニル基、又は、C2-C10アルキニル基を表し、Rは、水素原子、C1-C10アルキル基又はC2-C10ハロアルキル基を表し、mは、0又は1を表し、Bは、単結合、オキシ基、チオ基又は−N((O)’)−基(R’は、Rと同一又は相異なり、Rと同一の意味を表し、nは、0又は1を表す。)を表し、Bは、カルボニル基、チオカルボニル基又はスルホニル基を表し、m’は、0又は1を表し、Bがスルホニル基のとき、mは0となりかつRが水素原子となることはない。}を表し、k’は、0又は1を表す。}を表し、Rは、C1-C10アルキレン基を表す。但し、R’R ’’N−R−基(R’及びR’’は、Rと同一又は相異なり、Rと同一の意味を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)を除く。]、D−R−基[Dは、シアノ基、R’NC(=N−(O)−A)−基(R、R’、n、及びAは、前記と同一の意味を表す。)、AN=C(−OR)−基(A及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はNH−CS−基を表し、Rは前記と同一の意味を表す。]、D−R−基{Dは、ニトロ基又はROSO−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。}又はROSO−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)である。
    (2)B群:

    Figure 2006273847

    (a)−基
    ((a)において、Eは、置換基を有してもよい、飽和又は不飽和の、芳香族又は非芳香族の、5〜14員の炭化水素環又は複素環をなし、Rは、前記と同一の意味を表す。)である。
    (3)C群:ハロゲン原子 、R−B−基(R及びBは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基[Dは、水酸基又はA−O−基(Aは、前記と同一の意味を表す。)を表し、Rは前記と同一の意味を表す。]、D−基[Dは、O=C(R)−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、A−(O)−N=C(R)−基(A、n及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R−B−CO−R−(O)−N=C(R)−基{R、R、n及びRは、前記と同一の意味を表し、Bは、オキシ基、チオ基又は−N((O)’)−基(R’及びmは、前記と同一の意味を表す。)を表す。}、D−R−(O)−N=C(R)−基(D、R、n及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はRN−N=C(R)−基(R、A及びRは、前記と同一の意味を表す。)を表す。]、RN−O−R−基(R、A及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R(A−(O)−)N−基(R、A及びnは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)又はD−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)で置換されたC2-C10アルケニル基
    である。
    (4)D群:

    Figure 2006273847

    (b) −R−基((b)において、Gは、置換基を有してもよい、飽和又は不飽和の、非芳香族の、5〜14員の炭化水素環又は複素環をなす。)、

    Figure 2006273847

    (c)−R−基
    ((c)において、Jは、窒素原子を含んでもよく、芳香族5−7員環をなし、Rは、前記と同一の意味を表す。)、ハロゲン原子、R−B−R−基(R、B及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)又はD−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)で置換されたC2-C10アルキニル基
    である。
    (5)E群:A−CO−R−基
    である。但し、Aが水酸基のとき、Rがビニレン基ではない。
    [Aは、
    (i)A−B−基
    {Aは、水素原子、又は、C1-C10アルキル基、又は、C2-C10ハロアルキル基、又は、ハロゲン原子で置換されてもよいC2-C10アルケニル基、又は、ハロゲン原子で置換されてもよいC3-C10アルキニル基、又は、Ra0−(R−基(Ra0は、置換されてもよい5−7員環のアリール基又はヘテロアリール基を表し、R及びmは前記と同一の意味を表す。)、又は、(b)−R−基((b)及びRは、前記と同一の意味を表す。)、(c)−R−基((c)及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R−B−R−基(R、B及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)若しくはA−SO−R−基{Aは、(b)−基((b)は、前記と同一の意味を表す。)、(c)−基((c)は、前記と同一の意味を表す。)又はR’N−基(R及びR’は、前記と同一の意味を表す。)を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。}で置換されたC1-C10アルキル基を表し、
    は、オキシ基、チオ基又は−N((O))−基(R及びmは、前記と同一の意味を表す。)を表す。但し、Bがチオ基のとき、Aが水素原子ではない。}、
    (ii)R−B−CO−R−B’−基(R、B及びRは、前記と同一の意味を表し、B’は、Bと同一又は相異なり、Bと同一の意味を表す。但し、Bがチオ基のとき、Rが水素原子ではない。)又はD−R−B−基(D、R及びBは、前記と同一の意味を表す。)、
    (iii)R−SO−NR−基(Rは、前記と同一の意味を表す。但し、水素原子を除く。Rは、前記と同一の意味を表す。)、
    (iv)(b)−基((b)は、前記と同一の意味を表す。)、
    (v)(c)−基((c)は、前記と同一の意味を表す。)又は
    (vi)RN−NR’−基(R、A及びR’は、前記と同一の意味を表す。)を表し、Rは、ハロゲン原子で置換されてもよいC2-C10アルケニレン基、又は、C2-C10アルキニレン基を表す。]
    (6)F群:A−B−R−基[Aは、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)若しくはA−SO−基(Aは、前記と同一の意味を表す。)で置換されたC2-C10アルキル基、又は、R−B−基(R及びBは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)若しくはA−CO−基(Aは、前記と同一の意味を表す。)で置換されたC1-C10アルキル基を表し、Bは、B−基(Bは、前記と同一の意味を表す。)又は−NA−基(Aは、前記と同一の意味を表す。)を表し、Rは、単結合又はC1-C10アルキレン基を表す。]
    である。
    (7)G群:A−B−R−基
    [Aは、(a)−R−基((a)及びRは、前記と同一の意味を表す。)、又は、C2-C10アルケニル基、又は、C2-C10アルキニル基、又は、ハロゲン原子、R−B−基(R及びBは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)若しくはA−CO−基(Aは、前記と同一の意味を表す。)で置換されたC2-C10アルケニル基、又は、ハロゲン原子、R−B−基(R及びBは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)若しくはA−CO−基(Aは、前記と同一の意味を表す。)で置換されたC2-C10アルキニル基、又は、(b)−基((b)は、前記と同一の意味を表す。)、(c)−基((c)は、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)若しくはD−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)で置換されたC3-C10アルケニル基、又は、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)若しくはD−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)で置換されたC3-C10アルキニル基を表し、B及びRは、前記と同一の意味を表す。]
    である。
    (8)H群:
    −N(−(O)−A)−R−基(D、n、A及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。但し、シアノ基を除く。)、R(R’(O))N−CR’’=N−R−基(R、R’、n及びRは、前記と同一の意味を表し、R’’は、Rと同一又は相異なり、Rと同一の意味を表す。)、R−(O)−N=CR’−NR−R−基(R、n、R’、R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R−B−NR−CO−NR’−R−基(R、B、R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−CO−NR−R−基(D、R及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はA−COCO−NR−R−基(A、R及びRは、前記と同一の意味を表す。)
    である。
    (9)I群:
    −B−N((O))−R−基[Aは、ハロゲン原子で置換されてもよいC2-C10アルケニル基、C2-C10アルキニル基、C3-C10ハロアルキニル基、R−B−R−基(R、B及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、(b)−R−基((b)及びRは、前記と同一の意味を表す。)、(c)−R−基((c)及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、A−SO−R−基(A及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はA−CO−R−基(A及びRは、前記と同一の意味を表す。)を表し、Bは、カルボニル基又はチオカルボニル基を表し、n、R及びRは、前記と同一の意味を表す。]、A−CS−N((O))−R−基[Aは、水素原子、又は、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表し、n、R及びRは、前記と同一の意味を表す。]、
    ’−B’−B−N((O))−R−基[A’は、ハロゲン原子で置換されてもよいC3-C10アルケニル基、ハロゲン原子で置換されてもよいC3-C10アルキニル基、R−B−R’−基(R及びBは、前記と同一の意味を表し、R’は、C2-C10アルキレン基を表す。)、D−R’−基(D及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、D−R’−基(D及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、(b)−R’−基((b)及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、(c)−R’−基((c)及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−R’−基(D及びR’は、前記と同一の意味を表す。)又はA−CO−R−基(A及びRは、前記と同一の意味を表す。)を表し、B’は、オキシ基、チオ基又は−N((O)n’’)−基(n’は、nと同一又は相異なり、nと同一の意味を表し、R’は、前記と同一の意味を表す。)を表し、B、n、R及びRは、前記と同一の意味を表す。]、A’−B’−CS−N((O))−R−基[A’は、C1-C10アルキル基又はC2-C10ハロアルキル基を表し、B’は、前記と同一の意味を表し、n、R及びRは、前記と同一の意味を表す。]、A’−S−B’−N((O))−R−基[A’、n、R及びRは、前記と同一の意味を表し、B’は、カルボニル基又はスルホニル基を表す。]又はA’’−SO−N((O))−R−基[A’’は、C2-C10アルケニル基、ハロゲン原子で置換されたC3-C10アルケニル基、ハロゲン原子で置換されてもよいC3-C10アルキニル基、R−B−R’−基(R、B及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、D−R’−基(D及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−R’−基(D及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、(b)−R’−基((b)及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、(c)−R’−基((c)及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、NO−R−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)又はA−CO−R−基(A及びRは、前記と同一の意味を表す。)を表し、n、R及びRは、前記と同一の意味を表す。]
    である。
    (10)J群:A−CO−基(Aは、前記と同一の意味を表す。)、又は、A−CS−基(Aは、A又はAを表す。)、又は、A’(O)N=C(A)−基(A’は、A’又はA’を表し、m及びAは、前記と同一の意味を表す。)、又は、D−CO−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、又は、A−COCO−基(Aは、前記と同一の意味を表す。)、又は、A−CO−B’−R−基(A及びRは、前記と同一の意味を表し、B’は、オキシ基又はチオ基を表す。但し、B’がオキシ基のとき、Aは、Aではない。)、又は、A−CS−B’−R−基(A、B’及びRは、は、前記と同一の意味を表す。)、又は、A’’−SO−B’−R−基(A’’、B’及びRは、は、前記と同一の意味を表す。)、又は、A−SO−B’−R−基(A、B’及びRは、は、前記と同一の意味を表す。但し、Aは、水素原子となることはない。)、又は、A’−B’−B−B’−R−基(A’、B’、B、B’及びRは、は、前記と同一の意味を表す。)、又は、(b)−基((b)は、前記と同一の意味を表す。)若しくは(c)−基((c)は、前記と同一の意味を表す。)で置換されたC2-C10アルケニル基
    である。
    (11)K群:A10−N((O))−CO−R−基[A10は、水素原子(但し、nは0ではない。)、A’’−SO−基(A’’は、前記と同一の意味を表す。)、A−SO−基(Aは、前記と同一の意味を表す。但し、Aは、水素原子とはならない。)、A’O−基(A’は、前記と同一の意味を表す。但し、nは1ではない。)、A’−基(A’は、前記と同一の意味を表す。但し、nが0のとき、A’を除く。)、ROCH−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、A−CO−R−基(A及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はA−CO−CH(CHCO−A)−基(Aは、前記と同一の意味を表す。)を表し、n、R及びRは、前記と同一の意味を表す。]
    である。
    (12)L群:A10’−N((O))−SO−R−基[A10’は、水素原子(但し、nは0ではない。)、A’O−基(A’は、前記と同一の意味を表す。但し、nは1ではない。)、A’−基(A’は、前記と同一の意味を表す。但し、nが0のとき、A’を除く。)、R−CO−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、A−CO−R−基(A及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はA−CO−CH(CHCO−A)−基(Aは、前記と同一の意味を表す。)を表し、n、R及びRは、前記と同一の意味を表す。]、A’’RN−SO−N((O)’)−R−基[A’’は、水素原子又はA’−基(A’は、前記と同一の意味を表す。)を表し、R、n、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。]又は(b)−SO−N((O)’)−R−基[(b)、n、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。]
    である。
    (13)M群:R(RS)C=N−R−基(R、R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、RB(R’B’)C=N−R−基(R及びRは、前記と同一の意味を表し、R’は、Rと同一又は相異なり、Rと、同一の意味を表し、B及びB’は、同一又は相異なり、オキシ基又はチオ基を表す。)、R’N−(RS)C=N−R−基(R、R’、R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、RN=C(SR)−NR’−R−基(R、R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はR(R’O)N−R−基(R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)
    である。
    (14)N群:A11−P(=O)(OR’)−R−基[A11は、R−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、RO−R−基(R及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はROCO−CHR−基(R及びRは、前記と同一の意味を表す。)を表し、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。]
    である。
    III.(YA0において、YA0は、下記のX群及びY群の基を表し、qは、0、1、2又は3を表し、p(pは、前記と同一の意味を表す。)とqとの和は3以下であり、qが2以上のとき、YA0は同一又は相異なり、qが2以上のとき、隣接している2個の同一又は相異なるYA0は、Z群の基をなして、A0環と縮環してもよい。
    (1)X群:
    −基[Mは、R−基(Rは、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表す。)、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、水酸基、R−B−R−基(Rは、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表し、Bは、オキシ基、チオ基、スルフィニル基又はスルホニル基を表し、Rは、単結合又はC1-C10アルキレン基を表す。)、HOR−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−CO−R−基(Rは、水素原子、又は、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−CO−O−R−基(R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、RO−CO−R−基(R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、HO−CO−CH=CH−基、R’N−R−基(R及びR’は、同一又は相異なり、Rは、前記と同一の意味を表し、R’は、Rと同一の意味を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−CO−NR’−R−基(R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)、RO−CO−N(R)−R−基(R、R 及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−CO−R−基(R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−CO−NR’’−R−基(R、R’及びR’’は、同一又は相異なり、R及びR’は、前記と同一の意味を表し、R’’は、Rと同一の意味を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−C(=NR’’)−NR’’’−R−基(R、R’、R’’及びR’’’は、同一又は相異なり、R、R’及びR’’は、前記と同一の意味を表し、R’’’は、Rと同一の意味を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−SO−NR−R−基(R、R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−SO−R−基(R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)、C2-C10アルケニル基又はC2-C10アルキニル基を表す。]である。
    (2)Y群:
    b0−R−基[Mb0は、Mc0−基{Mc0は、Md0−R’−基{Md0は、M−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよい6−10員環のアリール基、又は、M−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよい5−10員環のヘテロアリール基、又は、M−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよい不飽和結合を含んでもよい3−10員環の炭化水素環若しくは複素環をなす基、又は、

    Figure 2006273847

    (b) −基((b)は、前記と同一の意味を表す。)、

    Figure 2006273847

    (c)−基((c)は、前記と同一の意味を表す。)、

    Figure 2006273847

    (d)−基{dは、カルボニル基又はチオカルボニル基で置換され、更に、オキシ基、チオ基、−NR-基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、スルフィニル基若しくはスルホニル基で置換されてもよい5−12員の炭化水素環をなす。}又は

    Figure 2006273847

    (e)−基{eは、カルボニル基、チオカルボニル基、オキシ基、チオ基、−NR-基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、スルフィニル基若しくはスルホニル基で置換されてもよい5−12員の炭化水素環をなす。}を表し、R’は、Rと同一又は相異なり、Rと同一の意味を表す。}を表す。}、Mc0−B−基(Mc0及びBは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−CO−基(Mc0は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−CO−O−基(Mc0は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0O−CO−基(Mc0は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0N−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−CO−NR−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0O−CO−NR−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0N−CO−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0N−CO−NR’−基(Mc0、R及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0N−C(=NR’)−NR’’−基(Mc0、R、R’及びR’’は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−SO−NR−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はMc0N−SO−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。]である。
    (3)Z群:ハロゲン原子、C1-C10アルコキシ基、C3-C10アルケニルオキシ基、C3-C10アルキニルオキシ基、カルボニル基、チオカルボニル基、オキシ基、チオ基、スルフィニル基若しくはスルホニル基を有してもよい、5−12員環の炭化水素環又は複素環であって、芳香族又は非芳香族の、単環又は縮環であって、A0環と縮環する基である。
    IV.B0は、
    式(III-1)
    Figure 2006273847
    [式中、
    (1)QA0は、水酸基、(b)−基((b)は、前記と同一の意味を表す。)、A−B−B−基[A及びBは、前記と同一の意味を表し、Bは、オキシ基又は−N((O))−基(m及びRは、前記と同一の意味を表す。)を表す。但し、Aが水素原子のとき、Bは、スルホニル基ではない。]、A’’−SO−B−基(A’’及びBは、前記と同一の意味を表す。)、A−SO−B−基(A及びBは、前記と同一の意味を表す。但し、Aは水素原子とはならない。)、R’N−SO−B−基(R、R’及びBは、前記と同一の意味を表す。)、(b)−SO−B−基((b)及びBは、前記と同一の意味を表す。)、A’−B−基(A’及びBは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−B−基(D、R及びBは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−B−B−基(Mc0、B及びBは、前記と同一の意味を表す。)又はMc0−B−基(Mc0及びBは、前記と同一の意味を表す。)を表す。
    (2)WA0は、酸素原子又は−NTA0−基[TA0は、水素原子、A’−基(A’は、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はMc0−基(Mc0は、前記と同一の意味を表す。)を表す。]を表す。
    (3)KA0は、水素原子、ハロゲン原子又はC1-C10アルキル基を表し、LA0は、水素原子、C1-C10アルキル基又はMb0−基(Mb0は、前記と同一の意味を表す。)を表し、KA0とLA0とは、C3-C10アルキレン基、又は、単数又は同一又は相異なる複数のMa−基(Maは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよいC4-C10アルケニレン基をなすことがある。]
    で示される基、
    式(III-2)
    Figure 2006273847
    [式中、TA0は、前記と同一の意味を表し、LB0は水酸基又はメチル基を表す。]
    で示される基、
    式(III-3)
    Figure 2006273847
    [式中、TA0は、前記と同一の意味を表し、LC0は、C1-C10アルキル基を表す。]
    で示される基、
    式(III-4)
    Figure 2006273847
    [式中、TA0は、前記と同一の意味を表す。]
    で示される基、
    式(III-5)
    Figure 2006273847
    [式中、TA0は、前記と同一の意味を表し、KB0は、シアノ基又はUOCO−基(Uは、水素原子又はC1-C10アルキル基を表す。)を表す。]
    で示される基、
    式(III-6)
    Figure 2006273847
    [式中、WA0は、前記と同一の意味を表し、KC0とLD0とは、C3-C10アルキレン基又は単数又は同一又は相異なる複数のMa−基(Maは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよいC4-C10アルケニレン基をなす。]
    で示される基、
    式(III-7)
    Figure 2006273847
    [式中、QA0及びWA0は、前記と同一の意味を表し、KD0とLE0とは、−VA0=VA0’−VA0’’=VA0’’’−基{VA0、VA0’、VA0’’及びVA0’’’は、同一又は相異なり、M−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよいメチン基、又は、−N=基を表し、VA0、VA0’、VA0’’及びVA0’’’のうち少なくとも一つは−N=基を表す。}をなす。]
    で示される基、
    式(III-8)
    Figure 2006273847
    [式中、TA0は、前記と同一の意味を表し、QB0は、水酸基、A−B−O−基[A及びBは、前記と同一の意味を表す。]、A’’−SO−O−基(A’’は、前記と同一の意味を表す。)、A−SO−O−基(Aは、前記と同一の意味を表す。但し、Aは水素原子とはならない。)、R’N−SO−O−基(R及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、(b)−SO−O−基((b)は、前記と同一の意味を表す。)、A’−O−基(A’は、前記と同一の意味を表す。)、D−R−O−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−B−O−基(Mc0及びBは、前記と同一の意味を表す。)又はMc0−O−基(Mc0は、前記と同一の意味を表す。)を表す。]
    で示される基、又は、
    式(III-9)
    Figure 2006273847
    [式中、U及びWA0は、前記と同一の意味を表す。]
    で示される基を表す。
    但し、A0がフラン環又はチオフェン環のとき、p及びqが同時に0になることはない。
    尚、複数の置換基の間での同一記号における「前記と同一の意味を表す」とは、当該複数の置換基が互いに独立しながら前記と同一の意味を表すことを示し、当該複数の置換基の間では、選ばれる置換基の選択肢の範囲が同一であるが、その範囲内で選ばれる限り当該選ばれる置換基は同じであっても、異なっていてもよいことを意味するものである。]
    で示されるシンナモイル化合物。
  4. 式(IV)
    Figure 2006273847
    [式中、
    I.Aは、芳香族5員環又は窒素原子を2以上有する芳香族6員環を表す。
    II.(Xにおいて、Xは、下記のA群からN群までのいずれかの群に含まれる基を表し、pは、0、1、2又は3を表し、pが2以上のとき、Xは、同一又は相異なる。
    (1)A群:D−R−基[Dは、(R−(O)−)AN−(O)k’−基{Rは、水素原子、又は、C1-C10アルキル基、又は、ハロゲン原子若しくはR−B−基(Rは、C1-C10アルキル基、C3-C10アルケニル基又はC3-C10アルキニル基を表し、Bは、オキシ基、チオ基、スルフィニル基又はスルホニル基を表す。)で置換されたC2-C10アルキル基、又は、C3-C10アルケニル基、又は、C3-C10アルキニル基を表し、kは、0又は1を表し、Aは、R−(CHR−(B−Bm’−基{Rは、水素原子、又は、ハロゲン原子若しくはR−B−基(R及びBは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよいC1-C10アルキル基、又は、C2-C10アルケニル基、又は、C2-C10アルキニル基を表し、Rは、水素原子、C1-C10アルキル基又はC2-C10ハロアルキル基を表し、mは、0又は1を表し、Bは、単結合、オキシ基、チオ基又は−N((O)’)−基(R’は、Rと同一又は相異なり、Rと同一の意味を表し、nは、0又は1を表す。)を表し、Bは、カルボニル基、チオカルボニル基又はスルホニル基を表し、m’は、0又は1を表し、Bがスルホニル基のとき、mは0となりかつRが水素原子となることはない。}を表し、k’は、0又は1を表す。}を表し、Rは、C1-C10アルキレン基を表す。但し、R’R ’’N−R−基(R’及びR’’は、Rと同一又は相異なり、Rと同一の意味を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)を除く。]、D−R−基[Dは、シアノ基、R’NC(=N−(O)−A)−基(R、R’、n、及びAは、前記と同一の意味を表す。)、AN=C(−OR)−基(A及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はNH−CS−基を表し、Rは前記と同一の意味を表す。]、D−R−基{Dは、ニトロ基又はROSO−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。}又はROSO−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)である。
    (2)B群:
    Figure 2006273847

    (a)−基
    [(a)において、E及びE’は、C1-C10アルキル基若しくはC1-C10アルコキシ基で置換されてもよいメチレン基、又は、カルボニル基を表す。但し、E及びE’は、同時にカルボニル基となることはない。Eは、オキシ基、チオ基、スルフィニル基、スルホニル基若しくは−NR’−基(R’は、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよいC2-C10アルキレン基、又は、オキシ基、チオ基、スルフィニル基、スルホニル基若しくは−NR’−基(R’は、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよいC3-C10アルケニレン基を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。]
    である。
    (3)C群:ハロゲン原子 、R−B−基(R及びBは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基[Dは、水酸基又はA−O−基(Aは、前記と同一の意味を表す。)を表し、Rは前記と同一の意味を表す。]、D−基[Dは、O=C(R)−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、A−(O)−N=C(R)−基(A、n及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R−B−CO−R−(O)−N=C(R)−基{R、R、n及びRは、前記と同一の意味を表し、Bは、オキシ基、チオ基又は−N((O)’)−基(R’及びmは、前記と同一の意味を表す。)を表す。}、D−R−(O)−N=C(R)−基(D、R、n及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はRN−N=C(R)−基(R、A及びRは、前記と同一の意味を表す。)を表す。]、RN−O−R−基(R、A及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R(A−(O)−)N−基(R、A及びnは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)又はD−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)で置換されたC2-C10アルケニル基
    である。
    (4)D群:
    Figure 2006273847
    (b) −R−基[(b)において、G、G、G及びGは、隣接原子と単結合で結ばれた、メチル基で置換されてもよいメチレン基、又は、隣接原子と二重結合で結ばれた、メチル基で置換されてもよいメチン基を表し、Gは、単結合、又は、二重結合、又は、メチル基、オキシ基、チオ基、スルフィニル基、スルホニル基若しくは−NR−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよいC1-C10アルキレン基、又は、メチル基、オキシ基、チオ基、スルフィニル基、スルホニル基若しくは−NR−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよいC2-C10アルケニレン基を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。]、
    Figure 2006273847
    (c)−R−基
    ((c)において、J、J及びJは、同一又は相異なり、メチル基で置換されてもよいメチン基、又は、窒素原子を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、ハロゲン原子、R−B−R−基(R、B及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)又はD−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)で置換されたC2-C10アルキニル基
    である。
    (5)E群:A−CO−R−基
    である。但し、Aが水酸基のとき、Rがビニレン基ではない。
    [Aは、
    (i)A−B−基
    {Aは、水素原子、又は、C1-C10アルキル基、又は、C2-C10ハロアルキル基、又は、ハロゲン原子で置換されてもよいC2-C10アルケニル基、又は、ハロゲン原子で置換されてもよいC3-C10アルキニル基、又は、R−(R−基(Rは、ハロゲン原子、C1-C10アルキル基、C1-C10アルコキシ基若しくはニトロ基で置換されてもよい、フェニル基、ピリジル基、フリル基若しくはチエニル基を表し、R及びmは前記と同一の意味を表す。)、又は、(b)−R−基((b)及びRは、前記と同一の意味を表す。)、(c)−R−基((c)及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R−B−R−基(R、B及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)若しくはA−SO−R−基{Aは、(b)−基((b)は、前記と同一の意味を表す。)、(c)−基((c)は、前記と同一の意味を表す。)又はR’N−基(R及びR’は、前記と同一の意味を表す。)を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。}で置換されたC1-C10アルキル基を表し、
    は、オキシ基、チオ基又は−N((O))−基(R及びmは、前記と同一の意味を表す。)を表す。但し、Bがチオ基のとき、Aが水素原子ではない。}、
    (ii)R−B−CO−R−B’−基(R、B及びRは、前記と同一の意味を表し、B’は、Bと同一又は相異なり、Bと同一の意味を表す。但し、Bがチオ基のとき、Rが水素原子ではない。)又はD−R−B−基(D、R及びBは、前記と同一の意味を表す。)、
    (iii)R−SO−NR−基(Rは、前記と同一の意味を表す。但し、水素原子を除く。Rは、前記と同一の意味を表す。)、
    (iv)(b)−基((b)は、前記と同一の意味を表す。)、
    (v)(c)−基((c)は、前記と同一の意味を表す。)又は
    (vi)RN−NR’−基(R、A及びR’は、前記と同一の意味を表す。)を表し、Rは、ハロゲン原子で置換されてもよいC2-C10アルケニレン基、又は、C2-C10アルキニレン基を表す。]
    (6)F群:A−B−R−基[Aは、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)若しくはA−SO−基(Aは、前記と同一の意味を表す。)で置換されたC2-C10アルキル基、又は、R−B−基(R及びBは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)若しくはA−CO−基(Aは、前記と同一の意味を表す。)で置換されたC1-C10アルキル基を表し、Bは、B−基(Bは、前記と同一の意味を表す。)又は−NA−基(Aは、前記と同一の意味を表す。)を表し、Rは、単結合又はC1-C10アルキレン基を表す。]
    である。
    (7)G群:A−B−R−基
    [Aは、(a)−R−基((a)及びRは、前記と同一の意味を表す。)、又は、C2-C10アルケニル基、又は、C2-C10アルキニル基、又は、ハロゲン原子、R−B−基(R及びBは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)若しくはA−CO−基(Aは、前記と同一の意味を表す。)で置換されたC2-C10アルケニル基、又は、ハロゲン原子、R−B−基(R及びBは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)若しくはA−CO−基(Aは、前記と同一の意味を表す。)で置換されたC2-C10アルキニル基、又は、(b)−基((b)は、前記と同一の意味を表す。)、(c)−基((c)は、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)若しくはD−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)で置換されたC3-C10アルケニル基、又は、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)若しくはD−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)で置換されたC3-C10アルキニル基を表し、B及びRは、前記と同一の意味を表す。]
    である。
    (8)H群:
    −N(−(O)−A)−R−基(D、n、A及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−基(Dは、前記と同一の意味を表す。但し、シアノ基を除く。)、R(R’(O))N−CR’’=N−R−基(R、R’、n及びRは、前記と同一の意味を表し、R’’は、Rと同一又は相異なり、Rと同一の意味を表す。)、R−(O)−N=CR’−NR−R−基(R、n、R’、R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R−B−NR−CO−NR’−R−基(R、B、R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−CO−NR−R−基(D、R及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はA−COCO−NR−R−基(A、R及びRは、前記と同一の意味を表す。)
    である。
    (9)I群:
    −B−N((O))−R−基[Aは、ハロゲン原子で置換されてもよいC2-C10アルケニル基、C2-C10アルキニル基、C3-C10ハロアルキニル基、R−B−R−基(R、B及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、(b)−R−基((b)及びRは、前記と同一の意味を表す。)、(c)−R−基((c)及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、A−SO−R−基(A及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はA−CO−R−基(A及びRは、前記と同一の意味を表す。)を表し、Bは、カルボニル基又はチオカルボニル基を表し、n、R及びRは、前記と同一の意味を表す。]、A−CS−N((O))−R−基[Aは、水素原子、又は、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表し、n、R及びRは、前記と同一の意味を表す。]、
    ’−B’−B−N((O))−R−基[A’は、ハロゲン原子で置換されてもよいC3-C10アルケニル基、ハロゲン原子で置換されてもよいC3-C10アルキニル基、R−B−R’−基(R及びBは、前記と同一の意味を表し、R’は、C2-C10アルキレン基を表す。)、D−R’−基(D及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、D−R’−基(D及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、(b)−R’−基((b)及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、(c)−R’−基((c)及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−R’−基(D及びR’は、前記と同一の意味を表す。)又はA−CO−R−基(A及びRは、前記と同一の意味を表す。)を表し、B’は、オキシ基、チオ基又は−N((O)n’’)−基(n’は、nと同一又は相異なり、nと同一の意味を表し、R’は、前記と同一の意味を表す。)を表し、B、n、R及びRは、前記と同一の意味を表す。]、A’−B’−CS−N((O))−R−基[A’は、C1-C10アルキル基又はC2-C10ハロアルキル基を表し、B’は、前記と同一の意味を表し、n、R及びRは、前記と同一の意味を表す。]、A’−S−B’−N((O))−R−基[A’、n、R及びRは、前記と同一の意味を表し、B’は、カルボニル基又はスルホニル基を表す。]又はA’’−SO−N((O))−R−基[A’’は、C2-C10アルケニル基、ハロゲン原子で置換されたC3-C10アルケニル基、ハロゲン原子で置換されてもよいC3-C10アルキニル基、R−B−R’−基(R、B及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、D−R’−基(D及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、D−R’−基(D及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、(b)−R’−基((b)及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、(c)−R’−基((c)及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、NO−R−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)又はA−CO−R−基(A及びRは、前記と同一の意味を表す。)を表し、n、R及びRは、前記と同一の意味を表す。]
    である。
    (10)J群:A−CO−基(Aは、前記と同一の意味を表す。)、又は、A−CS−基(Aは、A又はAを表す。)、又は、A’(O)N=C(A)−基(A’は、A’又はA’を表し、m及びAは、前記と同一の意味を表す。)、又は、D−CO−基(Dは、前記と同一の意味を表す。)、又は、A−COCO−基(Aは、前記と同一の意味を表す。)、又は、A−CO−B’−R−基(A及びRは、前記と同一の意味を表し、B’は、オキシ基又はチオ基を表す。但し、B’がオキシ基のとき、Aは、Aではない。)、又は、A−CS−B’−R−基(A、B’及びRは、は、前記と同一の意味を表す。)、又は、A’’−SO−B’−R−基(A’’、B’及びRは、は、前記と同一の意味を表す。)、又は、A−SO−B’−R−基(A、B’及びRは、は、前記と同一の意味を表す。但し、Aは、水素原子となることはない。)、又は、A’−B’−B−B’−R−基(A’、B’、B、B’及びRは、は、前記と同一の意味を表す。)、又は、(b)−基((b)は、前記と同一の意味を表す。)若しくは(c)−基((c)は、前記と同一の意味を表す。)で置換されたC2-C10アルケニル基
    である。
    (11)K群:A10−N((O))−CO−R−基[A10は、水素原子(但し、nは0ではない。)、A’’−SO−基(A’’は、前記と同一の意味を表す。)、A−SO−基(Aは、前記と同一の意味を表す。但し、Aは、水素原子とはならない。)、A’O−基(A’は、前記と同一の意味を表す。但し、nは1ではない。)、A’−基(A’は、前記と同一の意味を表す。但し、nが0のとき、A’を除く。)、ROCH−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、A−CO−R−基(A及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はA−CO−CH(CHCO−A)−基(Aは、前記と同一の意味を表す。)を表し、n、R及びRは、前記と同一の意味を表す。]
    である。
    (12)L群:A10’−N((O))−SO−R−基[A10’は、水素原子(但し、nは0ではない。)、A’O−基(A’は、前記と同一の意味を表す。但し、nは1ではない。)、A’−基(A’は、前記と同一の意味を表す。但し、nが0のとき、A’を除く。)、R−CO−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、A−CO−R−基(A及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はA−CO−CH(CHCO−A)−基(Aは、前記と同一の意味を表す。)を表し、n、R及びRは、前記と同一の意味を表す。]、A’’RN−SO−N((O)’)−R−基[A’’は、水素原子又はA’−基(A’は、前記と同一の意味を表す。)を表し、R、n、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。]又は(b)−SO−N((O)’)−R−基[(b)、n、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。]
    である。
    (13)M群:R(RS)C=N−R−基(R、R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、RB(R’B’)C=N−R−基(R及びRは、前記と同一の意味を表し、R’は、Rと同一又は相異なり、Rと、同一の意味を表し、B及びB’は、同一又は相異なり、オキシ基又はチオ基を表す。)、R’N−(RS)C=N−R−基(R、R’、R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、RN=C(SR)−NR’−R−基(R、R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はR(R’O)N−R−基(R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)
    である。
    (14)N群:A11−P(=O)(OR’)−R−基[A11は、R−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、RO−R−基(R及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はROCO−CHR−基(R及びRは、前記と同一の意味を表す。)を表し、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。]
    である。
    III.(Yにおいて、Yは、下記のX群又はY群の基を表し、qは、0、1、2又は3を表し、p(pは、前記と同一の意味を表す。)とqとの和は3以下であり、qが2以上のとき、Yは、同一又は相異なり、qが2以上のとき、隣接している2個の同一又は相異なるYは、Z群の基をなして、A環と縮環してもよい。
    (1)X群:M−基[Mは、R−基(Rは、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表す。)、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、R−B−R−基(Rは、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表し、Bは、オキシ基、チオ基、スルフィニル基又はスルホニル基を表し、Rは、単結合又はC1-C10アルキレン基を表す。)、HO−R−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−CO−R−基(Rは、水素原子、又は、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−CO−O−R−基(R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、RO−CO−R−基(R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、HO−CO−CH=CH−基、R’N−R−基(R及びR’は、同一又は相異なり、Rは、前記と同一の意味を表し、R’は、Rと同一の意味を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−CO−NR’−R−基(R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)、RO−CO−N(R)−R−基(R、R 及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−CO−R−基(R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−CO−NR’’−R−基(R、R’及びR’’は、同一又は相異なり、R及びR’は、前記と同一の意味を表し、R’’は、Rと同一の意味を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−C(=NR’’)−NR’’’−R−基(R、R’、R’’及びR’’’は、同一又は相異なり、R、R’及びR’’は、前記と同一の意味を表し、R’’’は、Rと同一の意味を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−SO−NR−R−基(R、R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−SO−R−基(R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)、C2-C10アルケニル基又はC2-C10アルキニル基を表す。]である。
    (2)Y群:M−R−基[Mは、M−基{Mは、M−R’−基{Mは、M−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよいフェニル基、M−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよいピリジル基、M−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよいナフチル基、(b)−基((b)は、前記と同一の意味を表す。)、(c)−基((c)は、前記と同一の意味を表す。)、
    Figure 2006273847

    (d)−基(lは、2、3又は4であり、Bは、オキシ基又はチオ基を表す。)又は

    Figure 2006273847
    (e)−基(l及びBは、前記と同一の意味を表す。)を表し、R’は、Rと同一又は相異なり、Rと同一の意味を表す。}を表す。}、M−B−基(M及びBは、前記と同一の意味を表す。)、M−CO−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)、M−CO−O−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)、MO−CO−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)、MN−基(M及びRは、前記と同一の意味を表す。)、M−CO−NR−基(M及びRは、前記と同一の意味を表す。)、MO−CO−NR−基(M及びRは、前記と同一の意味を表す。)、MN−CO−基(M及びRは、前記と同一の意味を表す。)、MN−CO−NR’−基(M、R及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、MN−C(=NR’)−NR’’−基(M、R、R’及びR’’は、前記と同一の意味を表す。)、M−SO−NR−基(M及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はMN−SO−基(M及びRは、前記と同一の意味を表す。)を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。]である。
    (3)Z群:−Y’’=C(Y)−Y’−基(Yは、水素原子、又は、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基、又は、C1-C10アルコキシ基を表し、Y’は、オキシ基、又は、チオ基、又は、C1-C10アルキル基で置換されてもよいイミノ基を表し、Y’’は、−N=基又はメチン基を表す。)、C3-C10アルキレン基又は−Y=Y’−Y’’=Y’’’−基[Y、Y’、Y’’及びY’’’は、同一又は相異なり、Ma−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよいメチン基、又は、−N=基を表す。]である。
    IV.Bは、
    式(IV-1)
    Figure 2006273847
    [式中、
    (1)Qは、水酸基、(b)−基((b)は、前記と同一の意味を表す。)、A−B−B−基[A及びBは、前記と同一の意味を表し、Bは、オキシ基又は−N((O))−基(m及びRは、前記と同一の意味を表す。)を表す。但し、Aが水素原子のとき、Bは、スルホニル基ではない。]、A’’−SO−B−基(A’’及びBは、前記と同一の意味を表す。)、A−SO−B−基(A及びBは、前記と同一の意味を表す。但し、Aは水素原子とはならない。)、R’N−SO−B−基(R、R’及びBは、前記と同一の意味を表す。)、(b)−SO−B−基((b)及びBは、前記と同一の意味を表す。)、A’−B−基(A’及びBは、前記と同一の意味を表す。)、D−R−B−基(D、R及びBは、前記と同一の意味を表す。)、M−B−B−基(M、B及びBは、前記と同一の意味を表す。)又はM−B−基(M及びBは、前記と同一の意味を表す。)を表す。
    (2)Wは、酸素原子又は−NT−基[Tは、水素原子、A’−基(A’は、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はM−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)を表す。]を表す。Tは、水素原子、A’−基(A’は、前記と同一の意味を表す。)、D−R−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はM−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)を表す。
    (3)Kは、水素原子、ハロゲン原子又はC1-C10アルキル基を表し、Lは、水素原子、C1-C10アルキル基又はM−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)を表し、KとLとは、C3-C10アルキレン基又は−C(M’)=C(M’’)−C(M’’’)=C(M’’’’)−基(M’、M’’、M’’’及びM’’’’は、同一又は相異なり、Mと同一又は相異なり、水素原子又はMを表す。)をなすことがある。]
    で示される基、
    式(IV-2)
    Figure 2006273847
    [式中、Tは、前記と同一の意味を表し、Lは水酸基又はメチル基を表す。]
    で示される基、
    式(IV-3)
    Figure 2006273847
    [式中、Tは、前記と同一の意味を表し、Lは、C1-C10アルキル基を表す。]
    で示される基、
    式(IV-4)
    Figure 2006273847
    [式中、Tは、前記と同一の意味を表す。]
    で示される基、
    式(IV-5)
    Figure 2006273847
    [式中、Tは、前記と同一の意味を表し、Kは、シアノ基又はUOCO−基(Uは、水素原子又はC1-C10アルキル基を表す。)を表す。]
    で示される基、
    式(IV-6)
    Figure 2006273847
    [式中、Wは、前記と同一の意味を表し、KとLとは、C3-C10アルキレン基又は単数又は同一又は相異なる複数のMa−基(Maは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよいC4-C10アルケニレン基をなす。]
    で示される基、
    式(IV-7)
    Figure 2006273847
    [式中、Q及びWは、前記と同一の意味を表し、KとLとは、−V=V’−V’’=V’’’−基{V、V’、V’’及びV’’’は、同一又は相異なり、M−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよいメチン基、又は、−N=基を表し、V、V’、V’’及びV’’’のうち少なくとも一つは−N=基を表す。}をなす。]
    で示される基、
    式(IV-8)
    Figure 2006273847
    [式中、Tは、前記と同一の意味を表し、Qは、水酸基、A−B−O−基[A及びBは、前記と同一の意味を表す。]、A’’−SO−O−基(A’’は、前記と同一の意味を表す。)、A−SO−O−基(Aは、前記と同一の意味を表す。但し、Aは水素原子とはならない。)、R’N−SO−O−基(R及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、(b)−SO−O−基((b)は、前記と同一の意味を表す。)、A’−O−基(A’は、前記と同一の意味を表す。)、D−R−O−基(D及びRは、前記と同一の意味を表す。)、M−B−O−基(M及びBは、前記と同一の意味を表す。)又はM−O−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)を表す。]
    で示される基、又は、
    式(IV-9)
    Figure 2006273847
    [式中、U及びWは、前記と同一の意味を表す。]
    で示される基を表す。
    但し、Aがフラン環又はチオフェン環のとき、p及びqが同時に0になることはない。
    尚、複数の置換基の間での同一記号における「前記と同一の意味を表す」とは、当該複数の置換基が互いに独立しながら前記と同一の意味を表すことを示し、当該複数の置換基の間では、選ばれる置換基の選択肢の範囲が同一であるが、その範囲内で選ばれる限り当該選ばれる置換基は同じであっても、異なっていてもよいことを意味するものである。]
    で示されるシンナモイル化合物。
  5. 式(V)
    Figure 2006273847
    [式中、
    I.aは、チオフェン環、フラン環、ピロール環、ピラゾール環、1,2,3−トリアゾール環、テトラゾール環、イソオキサゾール環、チアゾール環、ピリダジン環又はピリミジン環を表し、Xは、シアノ基で置換されたC1-C10アルキル基、又は、テトラヒドロピラン−4−イリデン基で置換されたC1-C10アルキル基、又は、ハロゲン原子若しくはシアノ基で置換されたC2-C10アルケニル基、又は、C1-C10アルコキシカルボニル基で置換されたC2-C10アルケニル基、又は、ヒドロキシ基で置換されたC3-C10アルキニル基、又は、a−r−b−r’−基{aは、C1-C10アルキルチオ基で置換されたメチル基、C1-C10アルキルスルフィニル基で置換されたメチル基、C1-C10アルキルスルホニル基で置換されたメチル基、C2-C10アルケニル基、C2-C10アルキニル基、rO−CO−基(rは、C1-C10アルキル基又は水酸基で置換されたC2-C10アルキル基を表す。)、カルボキシ基、rr’N−CO−基(r及びr’は、同一又は相異なり、水素原子又はC1-C10アルキル基を表す。)、a−NH−CO−基(aは、C1-C10アルコキシ基で置換されたC2-C10アルキル基を表す。)、a’−CO−基(a’は、モルホリノ基を表す。)、rr’N−CH−基(r及びr’は、前記と同一の意味を表す。)、r−(O)−CONH−CH−基(rは、C1-C10アルキル基を表し、lは0又は1を表す。)、r−OCH−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、r−CO−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、シアノ基又はスルホメチル基を表し、rは、C1-C10アルキレン基を表し、r’は、単結合又はC1-C10アルキレン基を表し、bは、オキシ基、チオ基、スルフィニル基、スルホニル基又はメチル基で置換されてもよいイミノ基を表す。}、又は、a−y−CO−NH−基(aは、C1-C10アルコキシ基で置換されたC2-C10アルキル基を表し、yは、オキシ基又はイミノ基を表す。)、又は、rO−COCO−NH−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、又は、a−z−NH−基(aは、C2-C10アルケニル基、又は、C1-C10アルコキシ基、C1-C10アルコキシカルボニル基、カルボキシ基若しくはシアノ基で置換されたC1-C10アルキル基を表し、zは、カルボニル基又はスルホニル基を表す。)、又は、a−Nr’CO−基{aは、C1-C10アルコキシ基、又は、C3-C10アルケニルオキシ基、又は、r−SO−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、又は、水酸基若しくはC1-C10アルコキシ基で置換されたC2-C10アルキル基、又は、r’N−基(rは、前記と同一の意味を表し、r’は、rと同一又は相異なり、rと同一の意味を表す。)で置換されたC2-C10アルキル基、又は、rO−CO−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、シアノ基若しくはアミノカルボニル基で置換されたC1-C10アルキル基、又は、rO−CO−(rO−COCH)CH−基(rは、前記と同一の意味を表す。)を表し、r’は、前記と同一の意味を表す。}、又は、a−NHSO−基(aは、C1-C10アルコキシ基で置換されたC2-C10アルキル基を表す。)、又は、rON=CH−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、又は、rNHCSNH−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、又は、rNHC(−Sr’)=N−基(r及びr’は、前記と同一の意味を表す。)、又は、(rO)P(=O)CH−基(rは、前記と同一の意味を表す。)を表し、pは、0、1、2又は3を表し、pが2以上のとき、Xは、同一又は相異なり、
    は、ハロゲン原子、又は、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基、又は、C1-C10アルコキシ基で置換されてもよいC1-C10アルキル基、又は、C2-C10アルケニル基、又は、C2-C10アルキニル基、又は、2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル基、又は、[1,3]ジオキソラン−2−イル基、又は、モルホリノ基で置換されたC1-C10アルコキシ基、又は、a’−b’−基(a’は、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表し、b’は、オキシ基、チオ基、スルフィニル基又はスルホニル基を表す。)、又は、ニトロ基、又は、シアノ基、又は、rO−CO−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、又は、r’N−基(r及びr’は、前記と同一の意味を表す。)、又は、rCO−NH−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、又は、r’NCONH−基(r及びr’は、前記と同一の意味を表す。)、又は、rr’NCO−基(r及びr’は、前記と同一の意味を表す。)、又は、水酸基を表し、qは、0、1、2又は3を表し、qが2以上のとき、Yは、同一又は相異なり、qが2以上のとき、隣接しているYは、a環と縮環して4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]チオフェン環をなしてもよい。
    II.bは、
    式(V-1)
    Figure 2006273847
    [式中、Qは、r−O−基{rは、水素原子、又は、C1-C10アルキル基、又は、C3-C10アルケニル基、又は、C3-C10アルキニル基、又は、r’N−CH−基(r及びr’は、前記と同一の意味を表す。)、rOCH−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、r−CO−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、C1-C10アルコキシカルボニル基、カルボキシ基、アミノカルボニル基若しくはシアノ基で置換されたC1-C10アルキル基、又は、r−r−基(rは、フェニル基又はピリジル基を表し、rは、前記と同一の意味を表す。)を表す。}、又は、ピペリジノ基、又は、モルホリノ基、又は、r’N−基(r及びr’は、同一又は相異なり、水素原子、又は、C1-C10アルキル基、又は、C3-C10アルケニル基、又は、C3-C10アルキニル基、又は、C1-C10アルコキシ基で置換されたC2-C10アルキル基を表す。但し、同時に水素原子となることはない。)を表し、Wは、酸素原子又は−NT−基[Tは、r−基(rは、rと同一又は相異なり、rと同一の意味を表す。)又はr’−基(r’は、rと同一又は相異なり、rと同一の意味を表す。)を表す。]を表し、Kは、水素原子、ハロゲン原子又はC1-C10アルキル基を表し、Lは、水素原子又はC1-C10アルキル基を表し、KとLとは、C3-C10アルキレン基又は1,3−ブタジエニレン基をなすことがある。]
    で示される基、
    式(V-2)
    Figure 2006273847
    [式中、Tは、前記と同一の意味を表し、Lは水酸基又はメチル基を表す。]
    で示される基、
    式(V-3)
    Figure 2006273847
    [式中、Tは、前記と同一の意味を表し、Lは、C1-C10アルキル基を表す。]
    で示される基、
    式(V-4)
    Figure 2006273847
    [式中、Tは、前記と同一の意味を表す。]
    で示される基、
    式(V-5)
    Figure 2006273847
    [式中、Tは、前記と同一の意味を表し、Kは、シアノ基又はUOCO−基(Uは、水素原子又はC1-C10アルキル基を表す。)を表す。]
    で示される基、
    式(V-6)
    Figure 2006273847
    [式中、Wは、前記と同一の意味を表し、KとLとは、C3-C10アルキレン基又はC4-C10アルケニレン基をなす。]
    で示される基、
    式(V-7)
    Figure 2006273847
    [式中、Q及びWは、前記と同一の意味を表し、KとLとは、−V=V’−V’’=V’’’−基(V、V’、V’’及びV’’’は、同一又は相異なり、メチン基、又は、−N=基を表し、V、V’、V’’及びV’’’のうち少なくとも一つは−N=基を表す。)をなす。]
    で示される基、
    式(V-8)
    Figure 2006273847
    [式中、Tは、前記と同一の意味を表し、Qは、r−O−基(rは、前記と同一の意味を表す。)を表す。]
    で示される基、又は、
    式(V-9)
    Figure 2006273847
    [式中、U及びWは、前記と同一の意味を表す。]
    で示される基を表す。
    但し、aがフラン環又はチオフェン環のとき、p及びqが同時に0になることはない。
    尚、複数の置換基の間での同一記号における「前記と同一の意味を表す」とは、当該複数の置換基が互いに独立しながら前記と同一の意味を表すことを示し、当該複数の置換基の間では、選ばれる置換基の選択肢の範囲が同一であるが、その範囲内で選ばれる限り当該選ばれる置換基は同じであっても、異なっていてもよいことを意味するものである。]
    で示されるシンナモイル化合物。
  6. 式(VI)
    Figure 2006273847
    [式中、a1は、チオフェン環、フラン環、ピロール環又はチアゾール環を表し、Xa1は、a’−r−b−r’−基{a’は、rO−CO−基(rは、水素原子又はC1-C10アルキル基を表す。)、r’N−CH−基(r及びr’は、同一又は相異なり、C1-C10アルキル基を表す。)、又は、ヒドロキシメチル基を表し、rは、C1-C10アルキレン基を表し、r’は、単結合又はC1-C10アルキレン基を表し、bは、オキシ基、チオ基、スルフィニル基、スルホニル基又は1個のメチル基で置換されたイミノ基を表す。}、又は、a−O−CO−NH−基(aは、C1-C10アルコキシ基で置換されたC2-C10アルキル基を表す。)、又は、a’−CO−NH−基(a’は、C1-C10アルコキシ基で置換されたC1-C10アルキル基を表す。)、又は、a’−NrCO−基
    (a’は、水酸基若しくはC1-C10アルコキシ基で置換されたC2-C10アルキル基、又は、
    アミノカルボニル基で置換されたC1-C10アルキル基を表し、rは、前記と同一の意味を表す。)を表し、b1は、
    式(VI-1)
    Figure 2006273847
    (式中、rb1は、水素原子又はC1-C10アルキル基を表し、Ka1は、水素原子を表し、La1は、C1-C10アルキル基を表し、Ka1とLa1とは、1,3−ブタジエニレン基をなすことがある。)
    で示される基、
    式(VI-7)
    Figure 2006273847
    (式中、rb1は、前記と同一の意味を表す。)
    で示される基、又は、
    式(VI-8)
    Figure 2006273847
    (式中、rb1は、前記と同一の意味を表す。)
    で示される基を表す。
    尚、複数の置換基の間での同一記号における「前記と同一の意味を表す」とは、当該複数の置換基が互いに独立しながら前記と同一の意味を表すことを示し、当該複数の置換基の間では、選ばれる置換基の選択肢の範囲が同一であるが、その範囲内で選ばれる限り当該選ばれる置換基は同じであっても、異なっていてもよいことを意味するものである。]
    で示されるシンナモイル化合物。
  7. 式(VII)
    Figure 2006273847
    [式中、a1は、チオフェン環、フラン環、ピロール環又はチアゾール環を表し、Xa1は、a’−r−b−r’−基{a’は、rO−CO−基(rは、C1-C10アルキル基を表す。)、r’N−CH−基(r及びr’は、同一又は相異なり、r’は、rと同一の意味を表す。)、又は、ヒドロキシメチル基を表し、rは、C1-C10アルキレン基を表し、r’は、単結合又はC1-C10アルキレン基を表し、bは、オキシ基、チオ基、スルフィニル基、スルホニル基又は1個のメチル基で置換されたイミノ基を表す。}、又は、a−O−CO−NH−基(aは、C1-C10アルコキシ基で置換されたC2-C10アルキル基を表す。)、又は、a’−CO−NH−基(a’は、C1-C10アルコキシ基で置換されたC1-C10アルキル基を表す。)、又は、a’−NrCO−基
    (a’は、水酸基若しくはC1-C10アルコキシ基で置換されたC2-C10アルキル基、又は、
    アミノカルボニル基で置換されたC1-C10アルキル基を表し、rは、水素原子又はC1-C10アルキル基を表す。)を表す。但し、a1がチオフェン環のとき、同時に、a’がジメチルアミノメチル基又はヒドロキシメチル基であって、同時に、rがメチレン基であって、同時に、r’が単結合であって、同時に、bは、オキシ基、チオ基又は1個のメチル基で置換されたイミノ基であることはなく、また、a1がチオフェン環のとき、a’がメトキシカルボニル基であって、同時に、rがメチレン基であって、同時に、r’が単結合であって、同時に、bは、チオ基であることはない。]
    で示されるアルデヒド誘導体。
  8. 式(VIII)
    Figure 2006273847
    [式中、a1は、チオフェン環、フラン環、ピロール環又はチアゾール環を表し、Xa1は、a’−r−b−r’−基{a’は、rO−CO−基(rは、C1-C10アルキル基を表す。)、r’N−CH−基(r及びr’は、同一又は相異なり、r’は、rと同一の意味を表す。)、又は、ヒドロキシメチル基を表し、rは、C1-C10アルキレン基を表し、r’は、単結合又はC1-C10アルキレン基を表し、bは、オキシ基、チオ基、スルフィニル基、スルホニル基又は1個のメチル基で置換されたイミノ基を表す。}、又は、a−O−CO−NH−基(aは、C1-C10アルコキシ基で置換されたC2-C10アルキル基を表す。)、又は、a’−CO−NH−基(a’は、C1-C10アルコキシ基で置換されたC1-C10アルキル基を表す。)、又は、a’−NrCO−基
    (a’は、水酸基若しくはC1-C10アルコキシ基で置換されたC2-C10アルキル基、又は、
    アミノカルボニル基で置換されたC1-C10アルキル基を表し、rは、水素原子又はC1-C10アルキル基を表す。)を表す。但し、a1がチオフェン環のとき、同時に、a’がジメチルアミノメチル基又はヒドロキシメチル基であって、同時に、rがメチレン基であって、同時に、r’が単結合であって、同時に、bは、オキシ基、チオ基又は1個のメチル基で置換されたイミノ基であることはなく、また、a1がチオフェン環のとき、a’がメトキシカルボニル基であって、同時に、rがメチレン基であって、同時に、r’が単結合であって、同時に、bは、チオ基であることはない。]
    で示されるアルデヒド誘導体と、式(VIII’)
    Figure 2006273847
    [式中、b1は、
    式(VIII-1)
    Figure 2006273847
    (式中、rb1は、水素原子又はC1-C10アルキル基を表し、Ka1は、水素原子を表し、La1は、C1-C10アルキル基を表し、Ka1とLa1とは、1,3−ブタジエニレン基をなすことがある。)
    で示される基、
    式(VIII-7)
    Figure 2006273847
    (式中、rb1は、前記と同一の意味を表す。)
    で示される基、又は、
    式(VIII-8)
    Figure 2006273847
    (式中、rb1は、前記と同一の意味を表す。)
    で示される基を表す。]
    で示される化合物とを反応させることを特徴とする、式(VIII’’)

    Figure 2006273847
    [式中、a1、Xa1及びb1は、前記と同一の意味を表す。]
    で示されるシンナモイル化合物の製造法。
  9. 式(I')
    Figure 2006273847
    [式中、
    I.αは、芳香族5員環又は窒素原子を2以上有する芳香族6員環を表し、(Yαにおいて、Yαは、下記のX群又はY群の基を表し、qは、0、1、2又は3を表して、qが2以上のとき、Yαは同一又は相異なり、qが2以上のとき、隣接している2個の同一又は相異なるYαは、Z群の基をなしてα環と縮環してもよく、(Xαにおいて、Xαは、下記のX群、Y群及びZ群に属さない置換基を表し、pは、0、1、2又は3を表し、pが2以上のとき、Xαは同一又は相異なり、pとqとの和は3以下である。
    (1)X群:M−基[Mは、R−基(Rは、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表す。)、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、水酸基、R−B−R−基(Rは、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表し、Bは、オキシ基、チオ基、スルフィニル基又はスルホニル基を表し、Rは、単結合又はC1-C10アルキレン基を表す。)、HOR−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−CO−R−基(Rは、水素原子、又は、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−CO−O−R−基(R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、RO−CO−R−基(R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、HO−CO−CH=CH−基、R’N−R−基(R及びR’は、同一又は相異なり、Rは、前記と同一の意味を表し、R’は、Rと同一の意味を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−CO−NR’−R−基(R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)、RO−CO−N(R)−R−基(R、R 及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−CO−R−基(R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−CO−NR’’−R−基(R、R’及びR’’は、同一又は相異なり、R及びR’は、前記と同一の意味を表し、R’’は、Rと同一の意味を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−C(=NR’’)−NR’’’−R−基(R、R’、R’’及びR’’’は、同一又は相異なり、R、R’及びR’’は、前記と同一の意味を表し、R’’’は、Rと同一の意味を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−SO−NR−R−基(R、R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−SO−R−基(R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)、C2-C10アルケニル基又はC2-C10アルキニル基を表す。]である。
    (2)Y群:Mb0−R−基[Mb0は、Mc0−基{Mc0は、Md0−R’−基{Md0は、M−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよい6−10員環のアリール基、又は、M−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよい5−10員環のヘテロアリール基、又は、M−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよい不飽和結合を含んでもよい3−10員環の炭化水素環若しくは複素環をなす基、又は、

    Figure 2006273847

    (b) −基((b)において、Gは、置換基を有してもよい、飽和又は不飽和の、非芳香族の、5〜14員の炭化水素環又は複素環をなす。)、

    Figure 2006273847

    (c)−基((c)において、Jは、窒素原子を含んでもよく、芳香族5−7員環をなす。)、

    Figure 2006273847

    (d)−基{dは、カルボニル基又はチオカルボニル基で置換され、更に、オキシ基、チオ基、−NR-基{Rは、水素原子、又は、C1-C10アルキル基、又は、ハロゲン原子若しくはR−B−基(Rは、C1-C10アルキル基、C3-C10アルケニル基又はC3-C10アルキニル基を表し、Bは、オキシ基、チオ基、スルフィニル基又はスルホニル基を表す。)で置換されたC2-C10アルキル基、又は、C3-C10アルケニル基、又は、C3-C10アルキニル基を表す。}、スルフィニル基若しくはスルホニル基で置換されてもよい5−12員の炭化水素環をなす。}又は

    Figure 2006273847

    (e)−基{eは、カルボニル基、チオカルボニル基、オキシ基、チオ基、−NR-基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、スルフィニル基若しくはスルホニル基で置換されてもよい5−12員の炭化水素環をなす。}を表し、R’は、Rと同一又は相異なり、Rと同一の意味を表す。}を表す。}、Mc0−B−基(Mc0及びBは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−CO−基(Mc0は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−CO−O−基(Mc0は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0O−CO−基(Mc0は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0N−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−CO−NR−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0O−CO−NR−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0N−CO−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0N−CO−NR’−基(Mc0、R及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0N−C(=NR’)−NR’’−基(Mc0、R、R’及びR’’は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−SO−NR−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はMc0N−SO−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。]である。
    (3)Z群:ハロゲン原子、C1-C10アルコキシ基、C3-C10アルケニルオキシ基、C3-C10アルキニルオキシ基、カルボニル基、チオカルボニル基、オキシ基、チオ基、スルフィニル基若しくはスルホニル基を有してもよい、5−12員環の炭化水素環又は複素環であって、芳香族又は非芳香族の、単環又は縮環であって、α環と縮環する基である。
    II.β'は、
    式(I'-1)
    Figure 2006273847
    [式中、
    (1)Qαは、置換されてもよい水酸基、又は、置換されてもよいアミノ基を表す。
    (2)Wαは、酸素原子又は−NTα−基(Tαは、水素原子、又は、窒素原子上の置換基を表す。)を表す。
    (3)Kα及びLαは、同一又は相異なり、水素原子、又は、炭素原子上の置換基を表し、KαとLαとは、置換基を有してもよいC3-C10アルキレン基又は置換基を有してもよいC4-C10アルケニレン基をなすことがある。]
    で示される基、
    式(I'-2)
    Figure 2006273847
    [式中、Tαは、前記と同一の意味を表し、Lβは水酸基又はメチル基を表す。]
    で示される基、
    式(I'-3)
    Figure 2006273847
    [式中、Tαは、前記と同一の意味を表し、Lγは、C1-C10アルキル基を表す。]
    で示される基、
    式(I'-4)
    Figure 2006273847
    [式中、Tαは、前記と同一の意味を表す。]
    で示される基、
    式(I'-5)
    Figure 2006273847
    [式中、Tαは、前記と同一の意味を表し、Kβは、シアノ基又はUOCO−基(Uは、水素原子又はC1-C10アルキル基を表す。)を表す。]
    で示される基、
    式(I'-6)
    Figure 2006273847
    [式中、Wαは、前記と同一の意味を表し、KγとLδとは、置換基を有してもよいC3-C10アルキレン基又は置換基を有してもよいC4-C10アルケニレン基をなす。]
    で示される基、
    式(I'-7)
    Figure 2006273847
    [式中、Qα及びWαは、前記と同一の意味を表し、KδとLεとは、−Vα=Vα’−Vα’’=Vα’’’−基(Vα、Vα’、Vα’’及びVα’’’は、同一又は相異なり、置換されてもよいメチン基、又は、−N=基を表し、Vα、Vα’、Vα’’及びVα’’’のうち少なくとも一つは−N=基を表す。)をなす。]
    で示される基、
    式(I'-8)
    Figure 2006273847
    [式中、Tαは、前記と同一の意味を表し、Qβは、置換されてもよい水酸基を表す。]
    で示される基、又は、
    式(I'-9)
    Figure 2006273847
    [式中、Wαは、前記と同一の意味を表す。]
    で示される基を表す。
    尚、複数の置換基の間での同一記号における「前記と同一の意味を表す」とは、当該複数の置換基が互いに独立しながら前記と同一の意味を表すことを示し、当該複数の置換基の間では、選ばれる置換基の選択肢の範囲が同一であるが、その範囲内で選ばれる限り当該選ばれる置換基は同じであっても、異なっていてもよいことを意味するものである。]
    で示されるシンナモイル化合物と不活性担体とを含有することを特徴とする細胞外マトリックス遺伝子転写抑制組成物。
  10. 式(II')
    Figure 2006273847
    [式中、
    I.αは、芳香族5員環又は窒素原子を2以上有する芳香族6員環を表し、(Yαにおいて、Yαは、下記のX群又はY群の基を表し、qは、0、1、2又は3を表して、qが2以上のとき、Yαは同一又は相異なり、qが2以上のとき、隣接している2個の同一又は相異なるYαは、Z群の基をなしてα環と縮環してもよく、(Xαにおいて、Xαは、下記のX群、Y群及びZ群に属さない置換基を表し、pは、0、1、2又は3を表し、pが2以上のとき、Xαは同一又は相異なり、pとqとの和は3以下である。
    (1)X群:M−基[Mは、R−基(Rは、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表す。)、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、水酸基、R−B−R−基(Rは、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表し、Bは、オキシ基、チオ基、スルフィニル基又はスルホニル基を表し、Rは、単結合又はC1-C10アルキレン基を表す。)、HOR−基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−CO−R−基(Rは、水素原子、又は、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−CO−O−R−基(R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、RO−CO−R−基(R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、HO−CO−CH=CH−基、R’N−R−基(R及びR’は、同一又は相異なり、Rは、前記と同一の意味を表し、R’は、Rと同一の意味を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−CO−NR’−R−基(R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)、RO−CO−N(R)−R−基(R、R 及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−CO−R−基(R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−CO−NR’’−R−基(R、R’及びR’’は、同一又は相異なり、R及びR’は、前記と同一の意味を表し、R’’は、Rと同一の意味を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−C(=NR’’)−NR’’’−R−基(R、R’、R’’及びR’’’は、同一又は相異なり、R、R’及びR’’は、前記と同一の意味を表し、R’’’は、Rと同一の意味を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。)、R−SO−NR−R−基(R、R及びRは、前記と同一の意味を表す。)、R’N−SO−R−基(R、R’及びRは、前記と同一の意味を表す。)、C2-C10アルケニル基又はC2-C10アルキニル基を表す。]である。
    (2)Y群:Mb0−R−基[Mb0は、Mc0−基{Mc0は、Md0−R’−基{Md0は、M−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよい6−10員環のアリール基、又は、M−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよい5−10員環のヘテロアリール基、又は、M−基(Mは、前記と同一の意味を表す。)で置換されてもよい不飽和結合を含んでもよい3−10員環の炭化水素環若しくは複素環をなす基、又は、

    Figure 2006273847

    (b) −基((b)において、Gは、置換基を有してもよい、飽和又は不飽和の、非芳香族の、5〜14員の炭化水素環又は複素環をなす。)、

    Figure 2006273847

    (c)−基((c)において、Jは、窒素原子を含んでもよく、芳香族5−7員環をなす。)、

    Figure 2006273847

    (d)−基{dは、カルボニル基又はチオカルボニル基で置換され、更に、オキシ基、チオ基、−NR-基{Rは、水素原子、又は、C1-C10アルキル基、又は、ハロゲン原子若しくはR−B−基(Rは、C1-C10アルキル基、C3-C10アルケニル基又はC3-C10アルキニル基を表し、Bは、オキシ基、チオ基、スルフィニル基又はスルホニル基を表す。)で置換されたC2-C10アルキル基、又は、C3-C10アルケニル基、又は、C3-C10アルキニル基を表す。}、スルフィニル基若しくはスルホニル基で置換されてもよい5−12員の炭化水素環をなす。}又は

    Figure 2006273847

    (e)−基{eは、カルボニル基、チオカルボニル基、オキシ基、チオ基、−NR-基(Rは、前記と同一の意味を表す。)、スルフィニル基若しくはスルホニル基で置換されてもよい5−12員の炭化水素環をなす。}を表し、R’は、Rと同一又は相異なり、Rと同一の意味を表す。}を表す。}、Mc0−B−基(Mc0及びBは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−CO−基(Mc0は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−CO−O−基(Mc0は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0O−CO−基(Mc0は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0N−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−CO−NR−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0O−CO−NR−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0N−CO−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)、Mc0N−CO−NR’−基(Mc0、R及びR’は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0N−C(=NR’)−NR’’−基(Mc0、R、R’及びR’’は、前記と同一の意味を表す。)、Mc0−SO−NR−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)又はMc0N−SO−基(Mc0及びRは、前記と同一の意味を表す。)を表し、Rは、前記と同一の意味を表す。]である。
    (3)Z群:ハロゲン原子、C1-C10アルコキシ基、C3-C10アルケニルオキシ基、C3-C10アルキニルオキシ基、カルボニル基、チオカルボニル基、オキシ基、チオ基、スルフィニル基若しくはスルホニル基を有してもよい、5−12員環の炭化水素環又は複素環であって、芳香族又は非芳香族の、単環又は縮環であって、α環と縮環する基である。
    II.β'は、
    式(II'-1)
    Figure 2006273847
    [式中、
    (1)Qαは、置換されてもよい水酸基、又は、置換されてもよいアミノ基を表す。
    (2)Wαは、酸素原子又は−NTα−基(Tαは、水素原子、又は、窒素原子上の置換基を表す。)を表す。
    (3)Kα及びLαは、同一又は相異なり、水素原子、又は、炭素原子上の置換基を表し、KαとLαとは、置換基を有してもよいC3-C10アルキレン基又は置換基を有してもよいC4-C10アルケニレン基をなすことがある。]
    で示される基、
    式(II'-2)
    Figure 2006273847
    [式中、Tαは、前記と同一の意味を表し、Lβは水酸基又はメチル基を表す。]
    で示される基、
    式(II'-3)
    Figure 2006273847
    [式中、Tαは、前記と同一の意味を表し、Lγは、C1-C10アルキル基を表す。]
    で示される基、
    式(II-4)
    Figure 2006273847
    [式中、Tαは、前記と同一の意味を表す。]
    で示される基、
    式(II'-5)
    Figure 2006273847
    [式中、Tαは、前記と同一の意味を表し、Kβは、シアノ基又はUOCO−基(Uは、水素原子又はC1-C10アルキル基を表す。)を表す。]
    で示される基、
    式(II'-6)
    Figure 2006273847
    [式中、Wαは、前記と同一の意味を表し、KγとLδとは、置換基を有してもよいC3-C10アルキレン基又は置換基を有してもよいC4-C10アルケニレン基をなす。]
    で示される基、
    式(II'-7)
    Figure 2006273847
    [式中、Qα及びWαは、前記と同一の意味を表し、KδとLεとは、−Vα=Vα’−Vα’’=Vα’’’−基(Vα、Vα’、Vα’’及びVα’’’は、同一又は相異なり、置換されてもよいメチン基、又は、−N=基を表し、Vα、Vα’、Vα’’及びVα’’’のうち少なくとも一つは−N=基を表す。)をなす。]
    で示される基、
    式(II'-8)
    Figure 2006273847
    [式中、Tαは、前記と同一の意味を表し、Qβは、置換されてもよい水酸基を表す。]
    で示される基、又は、
    式(II'-9)
    Figure 2006273847
    [式中、Wαは、前記と同一の意味を表す。]
    で示される基を表す。
    但し、αがフラン環又はチオフェン環のとき、p及びqが同時に0になることはない。
    尚、複数の置換基の間での同一記号における「前記と同一の意味を表す」とは、当該複数の置換基が互いに独立しながら前記と同一の意味を表すことを示し、当該複数の置換基の間では、選ばれる置換基の選択肢の範囲が同一であるが、その範囲内で選ばれる限り当該選ばれる置換基は同じであっても、異なっていてもよいことを意味するものである。]
    で示されるシンナモイル化合物。
  11. 式(V')
    Figure 2006273847
    [式中、
    I.aは、チオフェン環、フラン環、ピロール環又はテトラゾール環を表し、Xは、シアノ基で置換されたC1-C10アルキル基、又は、テトラヒドロピラン−4−イリデン基で置換されたC1-C10アルキル基、又は、ハロゲン原子若しくはシアノ基で置換されたC2-C10アルケニル基、又は、C1-C10アルコキシカルボニル基で置換されたC2-C10アルケニル基、又は、ヒドロキシ基で置換されたC3-C10アルキニル基、又は、a−r−b−r’−基{aは、C1-C10アルキルチオ基で置換されたメチル基、C1-C10アルキルスルフィニル基で置換されたメチル基、C1-C10アルキルスルホニル基で置換されたメチル基、C2-C10アルケニル基、C2-C10アルキニル基、rO−CO−基(rは、C1-C10アルキル基又は水酸基で置換されたC2-C10アルキル基を表す。)、カルボキシ基、rr’N−CO−基(r及びr’は、同一又は相異なり、水素原子又はC1-C10アルキル基を表す。)、a−NH−CO−基(aは、C1-C10アルコキシ基で置換されたC2-C10アルキル基を表す。)、a’−CO−基(a’は、モルホリノ基を表す。)、rr’N−CH−基(r及びr’は、前記と同一の意味を表す。)、r−(O)−CONH−CH−基(rは、C1-C10アルキル基を表し、lは0又は1を表す。)、r−OCH−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、r−CO−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、シアノ基又はスルホメチル基を表し、rは、C1-C10アルキレン基を表し、r’は、単結合又はC1-C10アルキレン基を表し、bは、オキシ基、チオ基、スルフィニル基、スルホニル基又はイミノ基を表す。}、又は、a−y−CO−NH−基(aは、C1-C10アルコキシ基で置換されたC2-C10アルキル基を表し、yは、オキシ基又はイミノ基を表す。)、又は、rO−COCO−NH−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、又は、a−z−NH−基(aは、C2-C10アルケニル基、又は、C1-C10アルコキシ基、C1-C10アルコキシカルボニル基、カルボキシ基若しくはシアノ基で置換されたC1-C10アルキル基を表し、zは、カルボニル基又はスルホニル基を表す。)、又は、a−Nr’CO−基{aは、C1-C10アルコキシ基、又は、C3-C10アルケニルオキシ基、又は、r−SO−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、又は、水酸基若しくはC1-C10アルコキシ基で置換されたC2-C10アルキル基、又は、r’N−基(rは、前記と同一の意味を表し、r’は、rと同一又は相異なり、rと同一の意味を表す。)で置換されたC2-C10アルキル基、又は、rO−CO−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、シアノ基若しくはアミノカルボニル基で置換されたC1-C10アルキル基、又は、rO−CO−(rO−COCH)CH−基(rは、前記と同一の意味を表す。)を表し、r’は、前記と同一の意味を表す。}、又は、a−NHSO−基(aは、C1-C10アルコキシ基で置換されたC2-C10アルキル基を表す。)、又は、rON=CH−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、又は、rNHCSNH−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、又は、rNHC(−Sr’)=N−基(r及びr’は、前記と同一の意味を表す。)、又は、(rO)P(=O)CH−基(rは、前記と同一の意味を表す。)を表し、pは、0、1、2又は3を表し、pが2以上のとき、Xは、同一又は相異なり、
    は、ハロゲン原子、又は、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基、又は、C1-C10アルコキシ基で置換されてもよいC1-C10アルキル基、又は、C2-C10アルケニル基、又は、C2-C10アルキニル基、又は、2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル基、又は、[1,3]ジオキソラン−2−イル基、又は、モルホリノ基で置換されたC1-C10アルコキシ基、又は、a’−b’−基(a’は、ハロゲン原子で置換されてもよいC1-C10アルキル基を表し、b’は、オキシ基、チオ基、スルフィニル基又はスルホニル基を表す。)、又は、ニトロ基、又は、シアノ基、又は、rO−CO−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、又は、r’N−基(r及びr’は、前記と同一の意味を表す。)、又は、rCO−NH−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、又は、r’NCONH−基(r及びr’は、前記と同一の意味を表す。)、又は、rr’NCO−基(r及びr’は、前記と同一の意味を表す。)、又は、水酸基を表し、qは、0、1、2又は3を表し、qが2以上のとき、Yは、同一又は相異なり、qが2以上のとき、隣接しているYは、a環と縮環して2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン環をなしてもよい。
    II.b'は、
    式(V'-1)
    Figure 2006273847
    [式中、Qは、r−O−基{rは、水素原子、又は、C1-C10アルキル基、又は、C3-C10アルケニル基、又は、C3-C10アルキニル基、又は、r’N−CH−基(r及びr’は、前記と同一の意味を表す。)、rOCH−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、r−CO−基(rは、前記と同一の意味を表す。)、C1-C10アルコキシカルボニル基、カルボキシ基、アミノカルボニル基若しくはシアノ基で置換されたC1-C10アルキル基、又は、r−r−基(rは、フェニル基又はピリジル基を表し、rは、前記と同一の意味を表す。)を表す。}、又は、ピペリジノ基、又は、モルホリノ基、又は、r’N−基(r及びr’は、同一又は相異なり、水素原子、又は、C1-C10アルキル基、又は、C3-C10アルケニル基、又は、C3-C10アルキニル基、又は、C1-C10アルコキシ基で置換されたC2-C10アルキル基を表す。但し、同時に水素原子となることはない。)を表し、Wは、酸素原子又は−NT−基[Tは、r−基(rは、rと同一又は相異なり、rと同一の意味を表す。)又はr’−基(r’は、rと同一又は相異なり、rと同一の意味を表す。)を表す。]を表し、Kは、水素原子、ハロゲン原子又はC1-C10アルキル基を表し、Lは、水素原子又はC1-C10アルキル基を表し、KとLとは、C3-C10アルキレン基又は1,3−ブタジエニレン基をなすことがある。]
    で示される基、
    式(V'-2)
    Figure 2006273847
    [式中、Tは、前記と同一の意味を表し、Lは水酸基又はメチル基を表す。]
    で示される基、
    式(V'-3)
    Figure 2006273847
    [式中、Tは、前記と同一の意味を表し、Lは、C1-C10アルキル基を表す。]
    で示される基、
    式(V'-4)
    Figure 2006273847
    [式中、Tは、前記と同一の意味を表す。]
    で示される基、
    式(V'-5)
    Figure 2006273847
    [式中、Tは、前記と同一の意味を表し、Kは、シアノ基又はUOCO−基(Uは、水素原子又はC1-C10アルキル基を表す。)を表す。]
    で示される基、
    式(V'-6)
    Figure 2006273847
    [式中、Wは、前記と同一の意味を表し、KとLとは、C3-C10アルキレン基又はC4-C10アルケニレン基をなす。]
    で示される基、
    式(V'-7)
    Figure 2006273847
    [式中、Q及びWは、前記と同一の意味を表し、KとLとは、−V=V’−V’’=V’’’−基(V、V’、V’’及びV’’’は、同一又は相異なり、メチン基、又は、−N=基を表し、V、V’、V’’及びV’’’のうち少なくとも一つは−N=基を表す。)をなす。]
    で示される基、
    式(V'-8)
    Figure 2006273847
    [式中、Tは、前記と同一の意味を表し、Qは、r−O−基(rは、前記と同一の意味を表す。)を表す。]
    で示される基、又は、
    式(V-9')
    Figure 2006273847
    [式中、Wは、前記と同一の意味を表す。]
    で示される基を表す。
    但し、aがフラン環又はチオフェン環のとき、p及びqが同時に0になることはない。
    尚、複数の置換基の間での同一記号における「前記と同一の意味を表す」とは、当該複数の置換基が互いに独立しながら前記と同一の意味を表すことを示し、当該複数の置換基の間では、選ばれる置換基の選択肢の範囲が同一であるが、その範囲内で選ばれる限り当該選ばれる置換基は同じであっても、異なっていてもよいことを意味するものである。]
    で示されるシンナモイル化合物。
  12. 請求項2〜6、10及び11記載の化合物と不活性担体とを含有することを特徴とする細胞外マトリックス遺伝子転写抑制組成物。
  13. 請求項5及び11記載の化合物と不活性担体とを含有することを特徴とする細胞外マトリックス遺伝子転写抑制組成物。
  14. 細胞外マトリックス遺伝子の転写を抑制するための有効成分としての、請求項1及び9記載の組成物に有効成分として含有されるシンナモイル化合物の使用。
  15. 細胞外マトリックス遺伝子の転写を抑制するための有効成分としての、請求項2〜6、10及び11記載の化合物の使用。
  16. 細胞外マトリックス遺伝子の転写を抑制するための有効成分としての、請求項5及び11記載の化合物の使用。
  17. 細胞外マトリックス遺伝子の発現量を減少させて細胞外マトリックス蓄積量の低下を導くことにより組織の線維化を改善するための有効成分としての、請求項1及び9記載の組成物に有効成分として含有されるシンナモイル化合物の使用。
  18. 細胞外マトリックス遺伝子の発現量を減少させて細胞外マトリックス蓄積量の低下を導くことにより組織の線維化を改善するための有効成分としての、請求項2〜6、10及び11記載の化合物の使用。
  19. 有効量の、請求項1及び9記載の組成物に有効成分として含有されるシンナモイル化合物を、組織の線維化を改善させる処置を必要とする哺乳動物患者に投与することを特徴とする組織線維化改善方法。
  20. 有効量の請求項2〜6、10及び11記載の化合物を、組織の線維化を改善させる処置を必要とする哺乳動物患者に投与することを特徴とする組織線維化改善方法。
  21. 請求項1及び9記載の組成物に有効成分として含有されるシンナモイル化合物、又は、請求項2〜6、10及び11記載の化合物と、不活性担体とを含有することを特徴とする慢性腎不全治療剤。
  22. 慢性腎不全を治療するための有効成分としての、請求項1及び9記載の組成物に有効成分として含有されるシンナモイル化合物、又は、請求項2〜6、10及び11記載の化合物の使用。
  23. 有効量の、請求項1及び9記載の組成物に有効成分として含有されるシンナモイル化合物、又は、請求項2〜6、10及び11記載の化合物を、慢性腎不全治療処置を必要とする哺乳動物患者に投与することを特徴とする慢性腎不全治療方法。
  24. 請求項1及び9記載の組成物に有効成分として含有されるシンナモイル化合物、又は、請求項2〜6、10及び11記載の化合物と、不活性担体とを含有することを特徴とする心不全治療剤。
  25. 心不全を治療するための有効成分としての、請求項1及び9記載の組成物に有効成分として含有されるシンナモイル化合物、又は、請求項2〜6、10及び11記載の化合物の使用。
  26. 有効量の、請求項1及び9記載の組成物に有効成分として含有されるシンナモイル化合物、又は、請求項2〜6、10及び11記載の化合物を、心不全治療処置を必要とする哺乳動物患者に投与することを特徴とする心不全治療方法。
  27. 請求項1及び9記載の組成物に有効成分として含有されるシンナモイル化合物と不活性担体とを含有することを特徴とするTGF−β作用抑制組成物。
  28. 請求項2〜6、10及び11記載の化合物と不活性担体とを含有することを特徴とするTGF−β作用抑制組成物。
  29. TGF−βの作用を抑制するための有効成分としての、請求項1及び9記載の組成物に有効成分として含有されるシンナモイル化合物の使用。
  30. TGF−βの作用を抑制するための有効成分としての、請求項2〜6、10及び11記載の化合物の使用。
  31. 請求項1及び9記載の組成物に有効成分として含有されるシンナモイル化合物、又は、請求項2〜6、10及び11記載の化合物と、不活性担体とを含有することを特徴とする養毛組成物。
  32. TGF−βによる毛髪退行期への移行促進を阻害して毛髪成長期の延長を導くことにより養毛効果を得るための有効成分としての、請求項1及び9記載の組成物に有効成分として含有されるシンナモイル化合物、又は、請求項2〜6、10及び11記載の化合物の使用。
  33. 有効量の、請求項1及び9記載の組成物に有効成分として含有されるシンナモイル化合物、又は、請求項2〜6、10及び11記載の化合物を、養毛処置を必要とする哺乳動物患者に投与することを特徴とする養毛方法。
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