JP2006273321A - ポリマー製燃料タンク用部品及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】部品構造が単純で製造コストが抑えられた、ポリマー製燃料タンクに取付け可能な燃料タンクを提供する。
【解決手段】燃料タンク用部品100は、ポリマー製燃料タンクに対し溶着可能なコネクタ104が、機械的な噛合い構造に替えて化学結合により、ハウジング102に対し確実に結合されている。これらコネクタ104及びハウジング102は、何れも、好ましくは互いに化学結合可能な変性材料によって構成されている。必要に応じ、コネクタ104とハウジング102との結合部110には、両者の結合面積を増大するために段差が形成されている。コネクタ104とハウジング102とは化学結合されて機械的な噛合いが無いことから、両者の結合構造は単純化され、部品を成形するために必要とされる複雑な加工と、そのためのコストとが減少する。
【選択図】図1
【解決手段】燃料タンク用部品100は、ポリマー製燃料タンクに対し溶着可能なコネクタ104が、機械的な噛合い構造に替えて化学結合により、ハウジング102に対し確実に結合されている。これらコネクタ104及びハウジング102は、何れも、好ましくは互いに化学結合可能な変性材料によって構成されている。必要に応じ、コネクタ104とハウジング102との結合部110には、両者の結合面積を増大するために段差が形成されている。コネクタ104とハウジング102とは化学結合されて機械的な噛合いが無いことから、両者の結合構造は単純化され、部品を成形するために必要とされる複雑な加工と、そのためのコストとが減少する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ポリマー製燃料タンクに取付け可能な燃料タンク用部品に関し、特に、互いに結合された、異なる材料からなる二つの部分を備え、一方の部分が燃料タンクに溶着可能であり、もう一方の部分が炭化水素の透過を防ぐように構成された、燃料タンク用部品に関するものである。
近年、溶着可能なポリマー材料、例えばポリエチレンが用いられ、ブローモールディング等の、製造効率に優れた手法により製造された燃料タンクが増加している。
このポリマー製燃料タンクは、今日では広く普及するに至っているが、従来は、ポリマー製燃料タンクへの装着に適した部品構造について、十分な技術開示がなされていなかった。又、ポリマー製燃料タンクの効率的な製造用途に適する材料は、一般に材質が柔らか過ぎ、長期にわたる使用により変形を生ずるといった問題を抱えていたことから、高品質の燃料タンク用部品の製造には適していなかった。
更に、従来、ポリマー製燃料タンクに対する部品の取付けに適するとされる方法は、ホットプレート溶着等周知の溶着方法である。しかしながら、その溶着工程においては高温が用いられることから、燃料タンクと同等若しくは全く同じ材料で作られている部品がダメージを受けてしまうという問題があった。一方、ナイロン等の、より硬質で溶融温度の高い材料は、かかる点では燃料タンク用部品への使用に適していると言えるが、ポリマー製燃料タンクへの溶着が仮に不可能ではないとしても、例えば、ポリエチレン及びナイロンを互いに溶着することは、互いの溶融温度が異なり、互いの特性も異なることから、事実上の使用は困難である。
更に、燃料タンクに取付けられる部品は、何れも、環境基準に適合し得るだけの耐炭化水素遮蔽性を備える必要がある。しかしながら、溶着可能な材料は、一般に良好な耐炭化水素遮蔽性を備えていない。
本発明は、このような多種多様の要求に答えるために、ナイロン等、炭化水素の遮蔽に適した材料により作られ、溶着可能なコネクタを備える燃料タンク用部品の提供を含む、一つの解決方法を提案するものである。すなわち、この溶着可能なコネクタが燃料タンクに溶着されることにより、部品の全体が燃料タンクに固定されるものである。溶着可能なコネクタを部品に設けるための一つの手法としては、溶着可能なコネクタを、部品のハウジング上部にオーバーモールディングする(その逆の場合も含まれる)ことが挙げられる。このコネクタは、燃料タンクへの溶着が容易となるように、予めハウジングから分離された状態で作られ、ハウジングとは異なる溶融温度と溶着特性を備えている。
本発明は、このような多種多様の要求に答えるために、ナイロン等、炭化水素の遮蔽に適した材料により作られ、溶着可能なコネクタを備える燃料タンク用部品の提供を含む、一つの解決方法を提案するものである。すなわち、この溶着可能なコネクタが燃料タンクに溶着されることにより、部品の全体が燃料タンクに固定されるものである。溶着可能なコネクタを部品に設けるための一つの手法としては、溶着可能なコネクタを、部品のハウジング上部にオーバーモールディングする(その逆の場合も含まれる)ことが挙げられる。このコネクタは、燃料タンクへの溶着が容易となるように、予めハウジングから分離された状態で作られ、ハウジングとは異なる溶融温度と溶着特性を備えている。
ここで、コネクタ及びハウジングは、燃料蒸気の透過を防止し、コネクタとハウジングとの間に燃料芯材料(fuel wicking)を保持することができるように、互いに確実に結合され、しかも、コネクタはハウジングから、機械的に分離する構造となっている必要がある。一方で、溶着可能な材料からなるコネクタを、溶着不可能な材料からなるハウジングに対し取付け又は溶着を試みる必要があるといった、根本的な問題が存在している。通常、各材料にはポリエチレン、ナイロン等が用いられるが、これらの材料同士は極めて付着し難く、結果として、両者間の結合は極めて脆弱となってしまう。
確実な結合部を形成するために、オーバーモールディング又はインサートモールディングによる、コネクタと部品のハウジングとの機械的噛合い結合構造が、一般に知られている。この噛合い結合構造は、コネクタがハウジングに囲まれた部分(又はその逆の関係も含まれる)を、少なくとも一箇所備えるものであるが、いずれのケースにおいても、噛合い結合は構造の複雑化を招き、複雑な加工が求められることによる部品の製造コストの増大を来たすものである。
従って、ハウジングとコネクタとの密閉性及び接続特性が向上し、従来の、ハウジングとコネクタとの噛合い結合構造よりも、単純で製造コストが抑えられた部品構造が望まれていたところである。
本発明は、機械的な噛合い構造に替えて化学結合により、ハウジングに対し確実に結合され、かつ、ポリマー製燃料タンクに対し溶着可能なコネクタを備える、燃料タンク用部品を提供するものである。これらコネクタ及びハウジングは、何れも、好ましくは互いに化学結合可能な変性材料によって構成されている。かかる材料は、部品に蓄積された電荷を放電させる導電特性を備えるように、選択され若しくは変性されたものである。なお、一つの実施の形態では、コネクタとハウジングとの結合部は、両者の結合面積を増大するために段差が形成されている。
又、本発明に係る化学結合された燃料タンク用部品の製造工程は、同一の成形工程においてツーショットモールディング工程が可能となることにより、単純化される。一方、部品は、インサートモールディング工程によっても製造可能である。いずれの場合においても、コネクタとハウジングとは化学結合されて機械的な噛合いが無く、両者の結合構造は単純化され、部品を成形するために必要とされる複雑な加工と、そのためのコストとが減少する。
以下、本発明を実施するための最良の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示された、本発明の第1の実施の形態に係る燃料タンク用部品100は、ベントバルブ、インレットバルブ、チェックバルブ、又は、ハウジング102及び(ポリマー製燃料タンクに対し)溶着可能なコネクタ104を構成部品として備え、ポリマー製燃料タンク105(図2から図5を参照)の外面に取付けられるように設計されたものである。ハウジング102は、燃料タンク内へと延びる筒状下部106と、燃料タンク外部へと延びる上部108とを備えている。燃料タンク用部品100自体は、他の形状、例えば、燃料タンクの内部から、外気若しくは燃料蒸気処理手段へと燃料蒸気を排出するものとして構成される場合もある。一例として、燃料タンク用部品100は中空をなし、主要部品であるハウジング102の下部と上部とを連通させるための、適当な穴及び燃料蒸気通路を有し、ハウジング102の上部の排出口が仕切られている。燃料タンク用部品100は、例えば、ロールオーバーバルブ、ヘッドバルブ、満タン量制御バルブ、又はその他の、公知の燃料タンクから燃料蒸気を排出し、燃料タンクからの燃料流量を制御し、又は両方の機能を備える部品構造とすることも可能である。ハウジング102は、適切なポリマー材料によって形成され、ホットプレート溶着等の溶着技法に伴う高温に耐えうるだけの、十分な耐熱性を備え、化学結合に適した化学的性質も具備するものである。
図1に示された、本発明の第1の実施の形態に係る燃料タンク用部品100は、ベントバルブ、インレットバルブ、チェックバルブ、又は、ハウジング102及び(ポリマー製燃料タンクに対し)溶着可能なコネクタ104を構成部品として備え、ポリマー製燃料タンク105(図2から図5を参照)の外面に取付けられるように設計されたものである。ハウジング102は、燃料タンク内へと延びる筒状下部106と、燃料タンク外部へと延びる上部108とを備えている。燃料タンク用部品100自体は、他の形状、例えば、燃料タンクの内部から、外気若しくは燃料蒸気処理手段へと燃料蒸気を排出するものとして構成される場合もある。一例として、燃料タンク用部品100は中空をなし、主要部品であるハウジング102の下部と上部とを連通させるための、適当な穴及び燃料蒸気通路を有し、ハウジング102の上部の排出口が仕切られている。燃料タンク用部品100は、例えば、ロールオーバーバルブ、ヘッドバルブ、満タン量制御バルブ、又はその他の、公知の燃料タンクから燃料蒸気を排出し、燃料タンクからの燃料流量を制御し、又は両方の機能を備える部品構造とすることも可能である。ハウジング102は、適切なポリマー材料によって形成され、ホットプレート溶着等の溶着技法に伴う高温に耐えうるだけの、十分な耐熱性を備え、化学結合に適した化学的性質も具備するものである。
溶着可能なコネクタ104はハウジング102に結合され、燃料タンク用部品100は、燃料タンクの開口部に配置された状態で、少なくともコネクタ104の部分が、燃料タンク105に溶着される。溶着可能なコネクタ104は、ハウジング102上部の排出口構造部を取り囲み、若しくは、排出口から延びて蒸気キャニスタ(図示省略)へと接続されるノズル管路と同様に、それ自体排出口構造部の外側延長部として機能する。
又、燃料タンク用部品100を燃料タンクに挿入するために、コネクタ104は、燃料タンクの開口を取り囲むようにして燃料タンクに着座し、ホットプレート溶着等周知の技術により、燃料タンク105の壁に溶着される。コネクタ104は、燃料タンクに一度溶着されると、ハウジング102とハウジングに固定された各構成部品は、燃料タンクに確実に固定され、燃料及び燃料蒸気の漏れを防止する。特に、溶着可能なコネクタ104は、その溶着工程において、燃料タンク105の壁と効果的に一体化する。ハウジング102とコネクタ104との間を結合する化学結合部は、ハウジング102をコネクタ104に確実に固定することから、当然に、ハウジングは燃料タンクに確実に固定される。コネクタ104は、燃料タンクに溶着された後には燃料タンクの壁の一部として機能するので、コネクタ104と燃料タンクとの溶着部の合せ目における、燃料蒸気又は液体燃料の漏れは生じない。
コネクタ104とハウジング102との間の結合部110における化学結合を確実にするために、ハウジング102に用いられる材料は、アミノ基が多いポリアミド等の、化学結合等級ポリマー材料(a chemical bond grade polymer)であることが好ましい。又、このハウジング材料は、導電性を有し、かつ、炭化水素について低透過性を有することが好ましい。コネクタ104に用いられる材料は、ハウジング材料に対する結合が確実になされるように、配合(formulate)されている。
ところで、ポリエチレン及びナイロンは、一般に、相互に溶接した場合の接着品質が良好ではないことが、従来から知られている。この問題を改善するための一つの実施形態として、ハウジング102の材料に、非溶着バリヤを備えない材料(non-weldable barrier material)を用いる。かかる材料の例としては、ポリアミド樹脂、ホモポリマー又はコポリマーといった、末端カルボキシル基濃度よりも高い末端アミノ基濃度を備えた材料、すなわち化学結合等級(chemical bond grade)ナイロン6、ナイロン66、ナイロン11、ナイロン12又はこれらと同等の材料が挙げられる。これらの従来技術から理解されるように、溶着時における燃料タンクの溶融温度よりも低温で、かつ、燃料タンク用部品100を固定するための温度環境に耐え得る特性を有するものである限り、他の材料についても使用することが可能である。更に、コネクタ104の材料としては、ハウジング材料と化学結合可能な、ポリマーであれば、適宜使用可能である。一つの実施形態としては、コネクタ104は、変性不飽和カルボンサン無水物であるポリオレフィン樹脂が挙げられる。
一つの実施の形態として、ポリオレフィン樹脂からなるコネクタ104と組み合わされるハウジングの材料には、高密度ポリエチレン(HDPE)が混入された不飽和カルボン酸無水物、無水マレイン酸、又はその他の粘着性プラスチック等の、変性高密度ポリエチレンが使用される。コネクタ104の構成材料である、上記のような変性HDPEは、ハウジング102の材料と化学的に相性が良く、両方の材料を結合する化学結合部を構成するものである。更に、必要に応じ、ポリアミド及びポリオレフィン樹脂の一方又は両方に、(例えば、電荷を放電させるために)導電性を向上させ、又は、炭化水素の耐透過性を向上させための添加物を混入させることとしても良い。なお、本説明において用語「導電性」は、導電性及び放電性の何れの意味にも用いられる。使用可能な添加物には、炭素及びステンレススチールが含まれるが、他の添加物も同様に使用される。そして、二つの材料の接着性を向上させる変性材料は、ハウジングの防護材料に用いられる場合であっても、結合材料に用いられる場合であっても、その配合の如何に関わらず、好ましくは、良好な耐透過性を維持した状態で、分子レベルの、フィルム状の化学結合部を構成するものである。
結合部110における化学結合が確実になされるために、図1の例に係るコネクタ104は、環状をなし、ハウジング102の上部108に対し、単純なリング状に当接するものである。この実施の形態では、コネクタ104とハウジング102との当接面は平坦であり、コネクタ104の上端面111が結合部110となっている。従って、コネクタ104及びハウジング102は、純粋に化学結合によって互いに保持され、機械的噛合い結合構造を有しない。
図2から図5には、本発明の別の実施の形態に係る部品構造が示されている。図1に示される例と同様に、図2から図5に示されたコネクタ104及びハウジング102も、純粋に化学結合によって互いに保持され、機械的噛合い結合構造を有さないことから、コスト的に有利であり、製造手順も単純である。
図2には、本発明の第2の実施の形態に係る、化学結合が可能な、コネクタ104とハウジング102との単純形状の結合部110が、断面で示されている。この実施の形態では、コネクタ104は、第1の実施の形態に係るコネクタ104と同様に環状をなしている。しかしながら、本実施の形態では、図2に示されるように、その結合部110はコネクタの上端面111ではなく、リング状のコネクタ104の内側面112となっている。コネクタ104とハウジング102とは、平坦な結合部110において化学結合されることにより、機械的噛合い結合構造を用いることなく両者は確実に保持される。
また、コネクタ104とハウジング102との化学結合長さを増大させるために、コネクタ104及びハウジング102の一方又は双方の形状を、単純な方法で改良することで、結合部110の表面積を増大させることができる。図3、図4及び図5に示された例は、何れも、表面積を増大させるために、結合部110に段差が設けられている。図3の実施の形態は、ハウジング102に、コネクタの内側面112へと当接するように下方へと延びる小脚部(脚部)120が設けられている点を除き、図1の実施の形態と同様の構成を有している。本実施の形態においても、コネクタ104とハウジング102との間に機械的噛合い結合構造を設けることなく、小脚部120のみによって結合部の表面積の増大を図っていることから、コネクタ104及びハウジング102は、単純な構造が保たれている。又、コネクタ104及びハウジング102の成形に、前述のごとく配合されたプラスチック材料を用いることで、結合部110における化学結合のみによって、燃料タンク用部品100を構成する両部品は、確実に結合されることとなる。
図4には、結合部110に単純な形状の段差が形成された、本発明の別の実施の形態に係るコネクタ104及びハウジング102が示されている。この段差形状は、結合部110の表面積を更に増加させるものであり、それによって、結合部110の化学結合長さが増大する。ここで、この結合部110の段差形状も、コネクタ104とハウジング102との機械的噛合い結合構造を企図したものではなく、図4から明らかなように、化学結合されていない状態では、コネクタ104とハウジング102とは互いに完全に分離するものである。
図5には、更に別の実施の形態に係る結合部110が示されている。この実施の形態においても、結合部に段差が設けられており、しかも、コネクタ104の内側面112から延び、ハウジングに接触して結合部の一部を構成する突出部122によって、結合部110の表面積は更に増大されている。突出部122は、コネクタ104とハウジング102とを噛合い結合することなく化学結合領域を増加させるための、追加の結合面を形成するものである。そして、コネクタ104及びハウジング102の材料特性により、結合部110における化学結合強度が増し、結合部110には段差が設けられてはいるが、依然として極単純な形状が維持され、燃料タンク用部品100の各構成部品は、機械的噛合い結合構造を設けることなく確実に結合される。
ここで、本発明の各実施の形態に係る部品形状を観察すると、何れも、コネクタ104がハウジング102によって包み込まれる部分は存在せず、その逆の関係も同様である。むしろ、結合部110の形状の単純性は維持され、結合部110に求められる化学結合のための表面積を確保するという、結合部110の根本的なデザイン思想が貫かれている。この、本実施の形態に係る、機械的噛合い結合構造を欠いた部品形状は、コネクタ104をハウジング102にオーバーモールディングし、又は、ハウジング102をコネクタ104にオーバーモールディングする必要性を排除するものであり、構造や工程等の複雑さを解消し、燃料タンク用部品100の製造時の加工コストを削減するものである。
図6には、本発明の第1の実施の形態に係る製造方法150が、フローチャートで示されている。製造方法150は、ツーショットモールディング工程、インサートモールディング工程、又は、その他の、結合部110を化学結合させるに適した製造工程が実施される。この、図6に示された製造方法150は、ポリマー製燃料タンクに対し溶着可能な材料を成形型(a molding tool)へと射出してコネクタ104を成形するために、成形型を第1の位置に配置する工程と(ステップ152)、成形型を第2の位置へと移動させる(例えば回転させる)工程と(ステップ154)、ハウジングを成形するために、ポリマー製燃料タンクに対し溶着不可能な材料を同一の成形型へと射出する工程(ステップ156)とを含む、ツーショットモールディング工程151となっている。なお、図6には、コネクタ104を最初に成形し、その次にハウジング102を成形する場合が示されているが、最初にハウジング102を成形することも当然に可能である。
コネクタ104及びハウジング102が、成形型によって一度に成形されると、燃料タンク用部品100は、周知の方法によって冷却され、固化される(ステップ158)。一つの実施の形態では、第1のポリマー材料が完全に凝固する前に、第2のポリマー材料を成形型に射出することで、二つの材料の接着及び化学結合を促進する。このツーショットモールディング工程は、ハウジング102及びコネクタ104を、各々、二種類の異なる材料で成形することが可能となり、製造工数を同時に減らし、なおかつ、燃料タンク用部品100の成形時の内部応力を減少させることができる。
一方、図7に示された製造方法は、まず、一方の部品(すなわち、ハウジング102又はコネクタ104)を、第1の成形型によって成形し(ステップ160)、その成形品を第1の成形型から離型して、第2の成形型にセットする(ステップ162)。続いて、第2の成形型において、もう一方の部品を成形し(ステップ164)、二つの材料を冷却して凝固させる(ステップ166)前に、インサートモールディング工程において結合部110を成形する。
成形工程の如何に関わらず、コネクタ104をハウジング102に結合する結合部110は、上述の粘着特性を有する材料によって、純粋に化学結合のみによって結合される。換言すれば、コネクタ104及びハウジング102を機械的噛合い結合させるための、オーバーモールディング工程が、本質的に不要となる。必要な化学結合状態を得るための条件は、成形中の温度及び圧力の関数で現され、結合をより強固にするために調整される。例えば、使用されるポリマーに適した温度は、その材料の特性によって決まるものである(例えば、ポリマーに添加物を加える場合には、良好な化学結合状態を引き出すために、臨界温度まで上昇させる必要がある。例えば、変性ナイロンの臨界温度は、285℃から305℃の範囲となる。)。一つの実施の形態として、二番目に射出されるポリマーの臨界温度は、化学結合を促進させるために必要な温度である。
又、射出中、結合部110における材料のせん断方向の動きもまた、化学結合強度を制御するものである。射出ゲートから成形型へと射出されるポリマーの圧力は、せん断力を発生させ、結合部110近傍のゲートは、結合力を増加するために好適なせん断力を結合部110に付与する。なお、成形型は、公知の手法によって、結合部110に閉じ込められた空気を排出するものである。
このように、本発明の実施の形態によれば、コネクタ104とハウジング102とを機械的に噛合い結合させるための複雑な形状を、コネクタ104及びハウジング102に与える必要性を排除し、両者の加工を簡素化し、製造コストを削減するものである。更に、機械的な結合ではなく化学結合させることにより、単にコネクタ104を噛合わせるための特殊な、溶着可能な材料の必要性を排除するものである。
本発明の実施の形態に係る構造及び製造方法によれば、以上の部品構造を作り出すことにより、ポリマー製燃料タンクに対し溶着可能なリング(コネクタ)と、ポリマー製燃料タンクに対し溶着不可能なハウジングとの間に、何らかの噛合い構造又は機械的結合手段を不要とし、ツーショットモールディング工程によって、部品の製造を容易とするものである。又、リングとハウジングとを化学結合させることで、リングとハウジングとは簡単な構造となり、リングとハウジングとのオーバーモールディングが不要となり、部品の製造工程も簡単になる。しかも、ポリマー製燃料タンクに対し溶着可能なコネクタは、単純な形状に製造され、なおかつ、成形工程中にハウジングに対し簡単に結合され、製造コストが削減されるものである。更には、コネクタから噛合い構造部が排除されることで、使用する材料も削減されることとなる。
以上のごとく、本発明の典型例を実施の形態に基づき説明したが、本発明が以上の説明に限定されるものではなく、本発明の特許請求の範囲を越えない限りにおいて種々の変更が可能であることは、当業者にも理解されるであろう。
100:燃料タンク用部品、102:ハウジング、104:コネクタ、105:ポリマー製燃料タンク、106:筒状下部、108:ハウジングの上部、110:結合部、111:コネクタの上端面、112:コネクタの内側面、120:小脚部、122:突出部
Claims (18)
- ポリマー製燃料タンク(105)に取付けるための燃料タンク用部品(100)であって、
炭化水素の耐透過性を有する第1のポリマーにより作られた、前記ポリマー製燃料タンクに対し溶着不可能なハウジング(102)と、
第2のポリマーにより作られた、前記ポリマー製燃料タンクに対し溶着可能なコネクタ(104)とを備え、
前記コネクタは前記ハウジングに対し機械的噛合い結合構造に頼ることなく、結合部(110)において化学結合されていることを特徴とする燃料タンク用部品。 - 前記第1のポリマーは、前記第2のポリマーと結合可能となるように配合されていることを特徴とする請求項1記載の燃料タンク用部品。
- 前記第1のポリマーは、末端カルボキシル基濃度よりも高い末端アミノ基濃度を備えた、ポリアミドレジンであることを特徴とする請求項2記載の燃料タンク用部品。
- 前記第1のポリマーは、ポリアミドからなることを特徴とする請求項2記載の燃料タンク用部品。
- 前記第2のポリマーは、粘着性プラスチックからなることを特徴とする請求項1記載の燃料タンク用部品。
- 前記第2のポリマーは、ポリエチレン変性不飽和カルボン酸無水物からなることを特徴とする請求項5記載の燃料タンク用部品。
- 前記第1のポリマー又は前記第2のポリマーの少なくとも一方は、導電性を有することを特徴とする請求項1記載の燃料タンク用部品。
- 前記コネクタは環状をなし、上端面(111)及び内側面(112)を備え、前記上端面が前記結合部となっていることを特徴とする請求項1記載の燃料タンク用部品。
- 前記ハウジングは、更に脚部(120)を備え、該脚部は少なくともコネクタの内側面に結合することで、前記コネクタの上端面と、少なくとも前記内側面とが、前記結合部となることを特徴とする請求項8記載の燃料タンク用部品。
- 前記コネクタは環状をなし、かつ、前記結合部に段差形状を有することを特徴とする請求項1記載の燃料タンク用部品。
- 前記コネクタは、コネクタの内側面から延び、ハウジングに接触して結合部の一部を構成する突出部(122)を備えることを特徴とする請求項10記載の燃料タンク用部品。
- ポリマー製燃料タンク(105)に取付けるための燃料タンク用部品(100)であって、
炭化水素の耐透過性を有する、末端カルボキシル基濃度よりも高い末端アミノ基濃度を備えたポリアミドレジンである第1のポリマーにより作られた、前記ポリマー製燃料タンクに対し溶着不可能なハウジング(102)と、
前記第1のポリマーと結合可能となるように配合されている第2のポリマーにより作られた、前記ポリマー製燃料タンクに対し溶着可能なコネクタ(104)とを備え、
前記コネクタは前記ハウジングに対し機械的噛合い結合構造に頼ることなく、結合部(110)において化学結合され、
前記第1のポリマー又は前記第2のポリマーの少なくとも一方は、導電性を有することを特徴とする燃料タンク用部品。 - 前記第1のポリマーは、ポリアミドからなることを特徴とする請求項12記載の燃料タンク用部品。
- 前記第2のポリマーは、ポリエチレン変性不飽和カルボンサン無水物からなることを特徴とする請求項12記載の燃料タンク用部品。
- 燃料タンク用部品(100)の製造方法であって、
第1のポリマー又は第2のポリマーの一方を成形型に射出して、コネクタ又はハウジングのうち一方を、各々成形する第1の射出工程(152、156)と、
前記第1のポリマー又は前記第2のポリマーの他方を成形型に射出して、コネクタ又はハウジングのうちの他方を、各々成形する第2の射出工程(152、156)と、
前記第1のポリマー及び前記第2のポリマーとを、機械的噛合い結合に頼ることなく、結合部において化学結合する工程(158)とを含むことを特徴とする製造方法。 - 前記第1の射出工程において、成形型を第1の位置に配置する工程と、成形型を第2の位置へと移動させる工程(154)とを、前記第2の射出工程の以前に含むことを特徴とする請求項15記載の製造方法。
- 前記第1の射出工程において、前記第1の成形型により成形された前記コネクタ又はハウジングの一方を、前記第1の成形型から離型し、前記第2成形型にセットする工程(162)を、前記第2の射出工程の以前に含むことを特徴とする請求項15記載の製造方法。
- 前記金型は少なくとも一つのゲートを備え、該ゲートにより前記第1のポリマーと前記第2のポリマーの少なくとも一方を射出し、該ゲートを、形成される結合部の近傍に配置し、前記第1の射出工程又は前記第2の射出工程の少なくとも一方において、前記結合部にせん断力を付与することを特徴とする請求項15記載の製造方法。
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