JP2006264696A - 発泡飲料注出装置 - Google Patents
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Abstract
【構成】第1の開閉弁11、第2の開閉弁12、第3の開閉弁13と、これらの開閉弁を制御する制御部90を設けている。第1の開閉弁11はエアシリンダ3aに接続され、弁の開閉により供給する炭酸ガスでビール樽2からビール注出可能にし、また、洗浄水や炭酸ガスをビール配管4へと直通させる。第2の開閉弁12はガス導入口3bに接続され炭酸ガスを供給し、第3の開閉弁13の流入口は水道43に、流出口はガス導入口3bに接続され、洗浄水を供給する。洗浄水、ガス共用管28には水検出センサ33が配設され、洗浄水、ガス共用管28内を水が通流すると水を検出して、その検出信号を制御部90に出力する。
【選択図】 図1
Description
このディスペンスヘッドからディスペンスバルブに通じる飲料配管には常に発泡飲料が満たされているが、長時間使用すると、例えばビールを注出するビール注出装置では、ビールの酵母菌によって飲料配管内が汚れ、菌が繁殖するおそれがあり、また発泡飲料の味も低下する。このため、一日の販売(注出)が終了すると、ディスペンスヘッドから飲料配管を取り外して洗浄水を注入し、ディスペンスバルブに至る飲料配管内を洗浄することが行われている。または、ディスペンスヘッドを飲料容器から取り外して洗浄水を満たした洗浄水容器に付け替えて洗浄を実施した後、再度飲料容器に付け替えていた(例えば、特許文献1参照)。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、ビール等の発泡飲料が通流する飲料配管を自動で洗浄することができる洗浄手段を備えた発泡飲料注出装置を提供することを目的とする。
前記ディスペンスヘッドは、炭酸ガスボンベから供給される炭酸ガスを駆動源として、ガス導入口と飲料流出口の前記飲料容器の飲料吐出口に対する通路を連通する、また、前記ガス導入口と飲料流出口を直接連通するときはガス導入口と飲料流出口の前記飲料容器の飲料吐出口に対する通路を遮断する、開閉機構を設け、
前記炭酸ガスボンベと開閉機構との通路には第1の開閉弁を、前記炭酸ガスボンベとガス導入口との通路には第2の開閉弁を、また水源と前記ガス導入口との通路には第3の開閉弁を設けた発泡飲料注出装置であって、
前記飲料容器に貯蔵する発泡飲料を注出するときは、前記第1の開閉弁に通電して炭酸ガスボンベと開閉機構との間を連通させて炭酸ガスを供給して前記ガス導入口と飲料流出口の飲料吐出口に対する接続通路を連通し、前記第2の開閉弁に通電して炭酸ガスボンベから供給される炭酸ガスの圧力で飲料容器から吐出した発泡飲料をディスペンスバルブに供給し、
前記飲料配管を洗浄するときは、前記第1の開閉弁に対する通電を停止して炭酸ガスボンベと開閉機構との間を遮断させて前記ガス導入口と飲料流出口の飲料吐出口に対する接続通路を遮断し、前記第3の開閉弁に通電して洗浄水を前記ガス導入口から飲料流出口に直接通流させて飲料配管を洗浄するように制御する制御手段を設けたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る発泡飲料注出装置によれば、第2の開閉弁および第3の開閉弁のそれぞれの下流側通路を接続し、飲料容器と連通させた通路に、水を検出したときは制御手段に信号を出力する水検出手段を配設したので、発泡飲料注出可能状態時に、開閉弁の故障等により通路に水が入ったら異常ランプを点灯させて異常を知らせることが可能となるので、水が混入した発泡飲料を注出することを防ぐことができる。
図1は、本発明をビールディスペンサ(発泡飲料注出装置)1に適用した場合の概略構成を示し、飲料容器としてのビール樽2の飲料吐出口2aにはディスペンスヘッド3が接続されている。ビール樽2への炭酸ガスの供給および供給された炭酸ガスの圧力で押し出されたビール(発泡飲料)の注出はディスペンスヘッド3を介して飲料吐出口2aから行われるが、このディスペンスヘッド3はワンタッチで飲料吐出口2aに着脱が可能であり、これらの構造はいずれも既に知られているものである。ディスペンスヘッド3の飲料流出口3cにはビール配管4が接続され、コネクタ5を介して冷却水槽6に貯留する冷却水Wに浸漬している冷却コイル7に連通し、ビールは冷却コイル7を通流するときに冷やされ、ディスペンスバルブ8の操作レバー8aを操作すると注出口8bから注出される(ディスペンスヘッド3からディスペンスバルブ8に至る配管を飲料配管と称する)。冷却水槽6に貯留している冷却水Wは冷凍サイクル(図示せず)に接続された蒸発器の周囲に着氷したアイスバンクの溶解熱で略0℃に保たれている。また、ディスペンスバルブ8の下方には注出時に溢れたビール液等を集めるためのドリップトレイ9を備えている。
2 ビール樽
2a 飲料吐出口
3 ディスペンスヘッド
3a エアシリンダ
3b ガス導入口
3c 飲料流出口
4 ビール配管
6 冷却水槽
7 冷却コイル
8 ディスペンスバルブ
11 第1の開閉弁
12 第2の開閉弁
13 第3の開閉弁
22 ガス配管
24 ガス配管
27 マニホールド
28 洗浄水、ガス共用管
30 洗浄水、ガス共用管
33 水検出センサ
40 炭酸ガスボンベ
90 制御部
91 注出・洗浄スイッチ
92 注出・洗浄ランプ
93 異常ランプ
94 データ入力装置
95 メモリ
96 タイマー
Claims (2)
- 発泡飲料を貯蔵する飲料容器の飲料吐出口に接続するディスペンスヘッドと、該ディスペンスヘッドの飲料流出口に飲料配管を介して接続したディスペンスバルブと、を備えた発泡飲料注出装置の、
前記ディスペンスヘッドは、炭酸ガスボンベから供給される炭酸ガスを駆動源として、ガス導入口と飲料流出口の前記飲料容器の飲料吐出口に対する通路を連通する、また、前記ガス導入口と飲料流出口を直接連通するときはガス導入口と飲料流出口の前記飲料容器の飲料吐出口に対する通路を遮断する、開閉機構を設け、
前記炭酸ガスボンベと開閉機構との通路には第1の開閉弁を、前記炭酸ガスボンベとガス導入口との通路には第2の開閉弁を、また水源と前記ガス導入口との通路には第3の開閉弁を設けた発泡飲料注出装置であって、
前記飲料容器に貯蔵する発泡飲料を注出するときは、前記第1の開閉弁に通電して炭酸ガスボンベと開閉機構との間を連通させて炭酸ガスを供給して前記ガス導入口と飲料流出口の飲料吐出口に対する接続通路を連通し、前記第2の開閉弁に通電して炭酸ガスボンベから供給される炭酸ガスの圧力で飲料容器から吐出した発泡飲料をディスペンスバルブに供給し、
前記飲料配管を洗浄するときは、前記第1の開閉弁に対する通電を停止して炭酸ガスボンベと開閉機構との間を遮断させて前記ガス導入口と飲料流出口の飲料吐出口に対する接続通路を遮断し、前記第3の開閉弁に通電して洗浄水を前記ガス導入口から飲料流出口に直接通流させて飲料配管を洗浄するように制御する制御手段を設けたことを特徴とする発泡飲料注出装置。 - 前記第2の開閉弁および第3の開閉弁のそれぞれの下流側通路を接続し、前記飲料容器と連通させた通路に、水を検出したときは前記制御手段に信号を出力する水検出手段を配設したことを特徴とする請求項1に記載の発泡飲料注出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005080876A JP2006264696A (ja) | 2005-03-22 | 2005-03-22 | 発泡飲料注出装置 |
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JP2005080876A JP2006264696A (ja) | 2005-03-22 | 2005-03-22 | 発泡飲料注出装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2006264696A true JP2006264696A (ja) | 2006-10-05 |
Family
ID=37201082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005080876A Withdrawn JP2006264696A (ja) | 2005-03-22 | 2005-03-22 | 発泡飲料注出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006264696A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011084276A (ja) * | 2009-10-13 | 2011-04-28 | Asahi Breweries Ltd | 液体品質管理システム |
CN113260591A (zh) * | 2018-12-28 | 2021-08-13 | 三得利控股株式会社 | 饮料供给系统的清洗装置 |
-
2005
- 2005-03-22 JP JP2005080876A patent/JP2006264696A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113260591A (zh) * | 2018-12-28 | 2021-08-13 | 三得利控股株式会社 | 饮料供给系统的清洗装置 |
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